オムツ的妄想 3枚目at EROPARO
オムツ的妄想 3枚目 - 暇つぶし2ch200:107
08/09/18 22:06:46 7PLeaa5W
お約束どおり、続きです。



「晶が、面白い芸を見せてくれるっていうから、見てたの。せっかくだから、
絵里名も見ていくといいよ」
「いやだ・・・。なぎさ・・・許して」
「駄目駄目。ほら、割らなくていいから、もう一度産んでよ」
「晶さん、嫌がってるよ。やめようよ、こんなの」
 妹のやさしい言葉に、なぎさは一考の間もなく首を振った。口元を笑いの形
に歪め、晶の股間を指で指し示す。
「おむつを外してごらん」
「え・・・?」
「かわいそうなんでしょ? おむつをさせられてるのが」
「それも、そうだけど・・・」
 おむつだけのことではない。そう言い返したかったが、普段とは違う姉の雰
囲気に、言葉が出てこなかった。逆らいがたい迫力に押され、絵里名はおずお
ずと手を伸ばし、晶のおむつに触れた。
「・・・」
 はるかに年下の少女におむつを開かれる。それを思うと、わずかに蟹股に開
かれた膝が細かく震えた。絵里名は気遣わしげに晶を見上げたが、背中を姉に
突かれると、躊躇いがちにおむつを開いた。おしっこの匂いこそしなかったが、
そこからは絵里名の知らない匂いが漂っていた。
「どうなってる?」
「・・・なんか、濡れてる。おしっこ?」
 おむつの内側の染みに、絵里名が首をかしげた。おしっこでは無いようだと
気づいていても、他の理由を思いつかないらしい。妹の初々しい反応ににやけ
ながら、なぎさが晶の股間に手を伸ばす。
「おしっこじゃないよ。これはね、気持ちいいとここから出てくるものなの」
「気持ちいいと?」
「そう。つまり、晶が喜んでる証拠だね。見られてるのが気持ちよくって、こ
んな風にしちゃってるの」
 姉の説明が信じられないのだろう。絵里名は否定の言葉を求めて晶の顔を見
た。だが、晶は詫びるように目を落とすと、辛そうに顔を背けた。
「違うって言わないでしょ。晶はこうやって、恥ずかしい格好をさせられるの
が大好きなんだから」
「そう・・・なの?」
「んっ・・・ふぅっ・・・ん!」
 おそるおそるの問いかけに返されたのは、答えではなく、力み返る呻き声だ
った。頬を突つかれ、我に帰った絵里名が、指し示された場所を見ると、蟹股
になって腰を落とした晶の股間から、卵が生み出されようとしていくところだ
った。
「うそ・・・。卵・・・産んでる・・・」
「あははははっ、すごいでしょ、絵里名。晶ね、卵を産むんだよ」
 なぎさの笑い声に包まれながら、晶は柔らかな掌の上に卵を産み落とした。
なぎさがそれを絵里名の目の前に晒し、トレイの上に置く。膝を震わせながら
蟹股で立ち続ける晶の股間に手を戻すと、晶はさらに二つの卵を産み落とした。
「お姉ちゃん、かわいそうだよ。こんなことさせちゃ、かわいそうだよ」
「絵里名は優しいね。だけど、晶は嫌がってなんかいないんだよ。絵里名が見
てくれたのを喜んでるぐらいだよね?」
「あ・・・うん」
 逆らいようの無い問いかけに、晶は力無く頷いた。その答えに優しく頷いた
なぎさは、絵里名の頭を軽く撫でると、晶の腰に取り付いた。

201:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:07:18 7PLeaa5W
「せっかくだから、もっと見てもらおうか」
「なに・・・を?」
「今日はまだだったからね。ちゃんとしてあげる」
「あ・・・」
 絵里名が見ている目の前で、なぎさの指に犯される。それを知らされた時に
抱いたのは、嫌悪ではなく期待だった。晶は言われもしないのに仰向けになり、
足を大きく開いた。大人の女性の、しかも昂ぶった状態のそこを見るのは初め
てなのだろう。絵里名は驚きながらも、目を離せずにじっと見ている。
「絵里名、よく見ておきなさいね。女の体がどういうものか」
 背後の妹を振りかえったなぎさは、晶の傍らに膝を突くと、立てられている
足に絡むように体を寄せた。開かれている場所を隠さないよう気遣いながら、
その柔らかな場所に指を這わせる。
「はあっ、ああっ、いっ、いいっ、なぎさ・・・」
「んふ、いい声・・・」
 細い指がしなやかに動き、晶のそこを広げつつ、潜り込んだ。固く尖った肉
芽を親指で突きながら、しのび込ませた指を動かし、声と蜜とを搾り取る。耳
に届くその心地よい声に、自然と気持ちが燃えたのだろう。なぎさは体を前に
進め、仰向けに寝転ぶ晶の唇に吸いついた。
「は・・む・・・んぅ・・・ちゅ・・む・・・」
「ん・・・ふぅ・・・う・・」
 ちゅぐちゅぐと粘質の強い水音を零しながら、二人は互いの舌を絡ませ、吸
い合っている。映画などで目にするものとは違う、愛欲に満ちたその口付けの
淫らさに、絵里名は押さえきれない衝撃を表情に刻んで見つめていた。
(お姉ちゃんのあそこ・・・濡れてる)
 貪り合うような口付けの激しさに、絵里名は耐えきれずに目を逸らした。そ
の先にあったのは、膝を突いてうつ伏せになっているなぎさの、形のいいお尻
だった。足を軽く開いており、下着を着けていないために、その場所が丸見え
になっている。なぎさの秘所は、晶ほどではないにせよ、気持ちの昂ぶりを滲
ませ、濡れ光っていた。
(うわぁ・・・糸引いてる・・・)
 にじみ出た愛液が、なぎさの股間から垂れ、床へと落ちた。細く、長く糸を
引くその雫を目で追った絵里名は、再びなぎさの股間に目を戻し、そして責め
られつづけている、晶のそこへと視線を動かした。
(なんか・・・変・・・・・)
 なぎさの指が動くたび、晶のそこは形を変えながら、それを受け入れている。
女の体の淫らさを、ここまで生々しく見せつけられては、性に興味を抱く前の
少女とはいえ、平静ではいられない。絵里名は自分の呼吸が熱を帯びている事
にも気づかないまま、今までに感じたことのない違和感を生じさせている、脚
の付け根にそっと手を伸ばした。スカートの裾から手を忍ばせ、下着の上から
そこを触る。
「ひゃぅ!」
 指の先がその場所に触れた瞬間、体が勝手に跳ね上がった。咄嗟に手を引い
た絵里名だったが、おずおずと覗い、なぎさがこぼれ出た声に気づいていない
のを確認すると、今度はもっと慎重に、少し場所をずらして下着に触れた。
(私も・・・濡れてる。喜んでるの・・・私?)
 晶が責められている姿に、喜んでいるなどとは考えたくなかった。だが、な
ぎさの言葉を信じるならば、ここが濡れているのは自分がそれを喜んでいるか
らだということになる。そんなことはないと、首を振ってみるが、指は勝手に
下着をなぞり、下着を濡らす雫を更に生み出させている。

202:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:07:50 7PLeaa5W
「なに・・・? なんなの・・・これ?」
 全身に走る初めての心地よさに、股間で動かす指が止まらない。自分が声を
出している事にも、それを聞いたなぎさが振りかえった事にも気づかないまま、
絵里名は初めての行為に夢中になっていた。
「気持ちいいでしょ?」
「おっ、お姉ちゃん!?」
 突然耳元で囁かれ、絵里名が飛び上がった。慌ててスカートから手を抜くが、
今更そうしてみたところで、ごまかせるわけも無い。なぎさは笑いながら妹を
見つめ、後ろで果てていた晶を手で呼び寄せた。
「でもね、してもらう方が何倍も気持ち良いんだよ。晶、絵里名にしてあげて」
「・・・・・いいのか?」
 さすがに、このいたいけな少女にそんな真似をするのは問題があると思った
のだろう。晶は訝しげに眉を寄せている。問われた側の女性は、そんな声も耳
に届いていないらしく、床に妹を押し倒し、両手で押さえ込んでいるスカート
を無理やり捲り上げていた。
「あらら、ぐっしょぐしょ。おしっこ漏らしたみたいになってる」
 コットンの子供用下着に広がる染みは、そこだけには留まらず、スカートま
でも汚していた。たとえ相手が実の姉だとはいえ、そんな姿を見られるのは恥
ずかしいのだろう。絵里名は両手で顔を隠しているが、隠れきれない耳が真っ
赤に染まっているのが見て取れた。
「ふふん、絵里名のパンツを脱がせるの、何年振りだろうねえ」
 絵里名がもっと小さかった頃には、年の離れた姉として、なにくれとなく世
話を焼いていた時期があった。一緒にお風呂に入って洗ってあげたり、おねし
ょをした絵里名を慰めながら、下着を換えてあげたこともある。そんな昔を思
い出したのだろう。なぎさが懐かしそうに目を細め、久しぶりに目にする、か
わいらしいスリットを指先でつついた。
「さ、晶」
「ん、判った」
 命令されてというよりも、許しを得るのを待っていたかのように、晶は絵里
名の横にしゃがみこんだ。毛の生えていない、愛らしさを感じさせる割れ目を
うっとりと見つめ、顔を寄せる。ほのかにおしっこの臭いが漂うその場所に舌
を伸ばし、スリットに沿って動かした晶は、幾度かそれを繰り返した後、まだ
まだ未発達の、小さな突起を探り当てると、そこを舌先で突ついた。同時に、
二本の指を使って柔らかな門を押し広げ、女の雫を生み出す場所へと息を吹き
かける。なぎさには通じなかった舌技だが、初めてされる少女には、十分過ぎ
る愛撫となったらしい。
「はあうっ! なっ、なに、これえっ!?」
「すごい、どんどん溢れてくる」
「ふふっ、濡れやすいんだね」
 晶が押しつけてくる得体の知れない感覚と、それに応えるかのように体の奥
からあふれ出る熱さに、絵里名が混乱に満ちた声を上げた。しかし、晶はその
声に反応を見せず、ひたすらにあふれ出てくる少女の雫を舐め取っている。本
人に聞かせるつもりなのだろう。音を上げてそれを啜ると、更に求めて舌を絵
里名の中に潜り込ませた。
「ひあっ・・・あっ・・・お、お腹の・・・中・・・・」
「あっ!」
 晶の舌が絵里名の奥深くに潜り、その内壁を舐め上げた。お腹の中を舐めま
わされる感触に、鳥肌を立てた絵里名が、あまりのことに失禁する。至近で放
たれたおしっこを、避けることもできないまま、晶はそれを顔面で受け止めた。



203:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:08:21 7PLeaa5W
「や、やああっ! おしっこ・・・止まんないよぉ」
「ん・・・あ・・・あ・・」
 悲痛な叫びを上げる少女の足の間で、暖かいシャワーを浴びていた晶は、い
つしか大きく口をあけ、絵里名のおしっこを受け始めていた。恥ずかしさに顔
を手で覆っている絵里名は気づいていないが、晶は美味しそうに、微笑すら浮
かべてそれを飲み下している。やがて、放たれるおしっこが勢いを失い、お尻
へと垂れ下がると、晶はそれを追いかけるかのように舌を伸ばし、おしっこで
汚れた割れ目に舌を戻した。
「あ、晶さん、だめっ! 汚いよおっ!」
「いいの、いいの。晶は、おしっこ飲むの好きだから」
「ひ! ひああっ!!」
 なぎさの放言を聞きとがめる間もなく、絵里名の体を再びしびれるような感
覚が襲った。さっき体を中から舐めた舌先は、おしっこを出したばかりの小さ
な穴を突き止めて執拗に舐め、それに飽きると、再び小さな突起をつつき始め
た。絵里名は晶の舌が動くたびに体を痙攣させ、女の艶やかさを感じさせる声
を零した。
「でも、ほんとにすごい濡れ方。絵里名、自分で触ってごらん」
「や、やああっ、なんで、こんな!?」
 なぎさは絵里名の手を取り、半ば無理やりに股間へと誘った。小さな手が股
間に触れると、そこに溢れた暖かな雫が、掌をべったりと汚す。絵里名はその
感触に悲鳴を上げ、あわてて手を引っ込めた。
「なんで、私、どうしちゃったの?」
「ふふっ、さっき教えてあげたでしょ? 女の子は、気持ちがいいとこうなる
の。まあ、ちょっと度が過ぎる気もするけどね」
「い、嫌ぁ・・・、こんなんじゃ、外歩けない。おもらししてるって思われち
ゃうよぉ」
「あはははっ! そうだね、スカートまでべっとりになっちゃうもんね」
「う・・・うぅ・・・おむつはかないと・・・学校行けない・・・・」
「おむつ・・・おむつねぇ・・・」
 絵里名の心配が杞憂でしかない事は判っていたし、仮に学校でそんな気分に
なることがあるのだとしたら、ナプキンでも使わせればいいと考えていた。だ
が、おむつというアイテムに目覚めてしまったなぎさにとって、これはもう止
まる事などできない状況だった。
「うん、わかった。私がちゃんと用意してあげるから」
 姉が何を用意するつもりなのか知りながらも、絵里名には抗議の声を上げる
余裕は無かった。

204:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:08:53 7PLeaa5W
 その日の夜、浮かない顔で夕食を口にした後、すぐに部屋に引きこもってい
た絵里名は、ノックの音となぎさの声とに顔を上げた。勉強机に向かいながら
も、昼間の事が忘れられないでいる絵里名は、今日だけで何度換えたかも判ら
ない下着の中に手を挿し入れ、またもやそれをぐっしょりと濡らしていた。再
度のノックに気だるそうに立ち上がり、汚れた手を背中に隠しながら、ドアを
細く開く。
「絵里名、私の部屋においで」
「すぐに?」
「そう。ほら、おいで」
「あっ!」
 逃げる間もなく手を捉まれ、引き出された絵里名は、なぎさに引かれるまま、
隣の部屋へと入った。ドアを閉めたなぎさは、絵里名の前に膝を付くとスカー
トを捲り上げ、ぐっしょりと濡れた下着を目にして苦笑を浮かべた。
「一人でしてたの?」
「・・・だって、晶さんが頭から離れなくて・・・」
「お昼から、ずっとしてたんでしょ?」
「・・・うん」
「ほんと、これじゃ下着がいくらあっても足りないな。用意して正解だったわ
ね」
 言いながら持ち出したのは、四角いビニールの包みだった。商品名とイラス
トから、中に何が入っているのかはすぐに判った。だが、それは絵里名を喜ば
せるものではなく、青ざめ、自失させる力を持つものだった。
「低学年用らしいんだけど、絵里名は小柄だから大丈夫だと思うよ」
「買って・・・きたの?」
「ああ、私じゃないから。私、こんなの買うの似合わないから、冬乃に買いに
行かせたの」
「冬乃お姉ちゃんが? どうして?」
「あの子、私の言う事ならなんでも聞くからね。それより絵里名、パンツを脱
いで」
 なんとか話を逸らそうとする努力も、なぎさには通用しなかった。絵里名は
上目で訴えながらも腰を屈め、重たく濡れたコットンパンツを下ろす。部屋の
中とはいえ、ノーパンで立っているのは心細いようで、パンツを足から抜いた
絵里名は、両手でスカートを押さえながら、落ち着かない様子で立っている。
「スカートも脱いで、そこに寝転びなさい」
「ほんとに・・・するの?」
「仕方ないでしょ、絵里名がすぐパンツを汚しちゃうんだから」
「だけど・・・おむつなんて・・・」
「スリムタイプだっていうから、目立たないと思うよ。学校でスカートに染み
をつくるのと、どっちがいい?」
「うぅ・・・」
 あまりと言えばあまりに酷いその二択に、絵里名は目を落として下唇を噛ん
だ。どちらと言われれば、こちらを選ばざるを得なかったのだろう。しぶしぶ
とスカートを脱ぎ、両手で股間を隠しながら床に尻を付く。
「ほら、それじゃおむつできないでしょ。ちゃんと寝転んで、足を開くの」
「は、恥ずかしいよぉ・・・」
「しょうがないなあ、絵里名は。いいわ、ちょっと待ってなさい」
 命令に従う事が出来ないでいる絵里名に苛立ちながらも、その初々しさを楽
しんでもいるのだろう。なぎさの声はそれほど鋭くない。絵里名は僅かの時を
与えられた安堵から緊張を緩め、膝を合わせて座り込んだ。


205:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:09:24 7PLeaa5W
「ほら、入りなさい」
「うん」
 部屋を出て行ったなぎさは、程なく戻ってきた。一人ではないらしく、背後
に向かって言葉を投げながら扉を潜っている。短く応えた声に、その正体を掴
んだ絵里名は、慌てて脱いでいたスカートを引き寄せ、裸のままの下半身を隠
した。
「冬乃おねえちゃん・・・」
 部屋に現れたのは、どこか思いつめたような表情の冬乃だった。部屋でくつ
ろいでいたのか、愛用している大き目のパジャマを身につけている。
「冬乃、絵里名に見てもらいなさい」
「・・・はい」
 長姉からの命令に頷き、冬乃は絵里名の目の前で、パジャマのズボンに手を
かけた。ゆったりとしたパジャマを一気にずり降ろし、屈めていた体を起こす。
ご丁寧にパジャマの上着の裾を両手で持ち上げた冬乃は、その下に身に付けて
いた、年に不似合いな下着を絵里名に見せつけた。
「冬乃おねえちゃん・・・?」
 絵里名にとって、信じられない光景がそこにあった。面倒見がよく、いつも
自分を可愛がってくれる優しい姉が、おむつを穿いてそこに立っている。あま
りに非現実的な光景に、それを受け入れることなどできず、絵里名は呆然と、
冬乃の姿を見つめていた。
「ふふっ、これなら、絵里名も恥ずかしくないでしょ?」
「お姉ちゃん?」
「絵里名よりずっとお姉さんの冬乃がおむつをしてるんだからね。絵里名がす
るのなんか、あたりまえでしょ?」
「その為に?」
 信じられないなぎさの言葉に、絵里名が後悔を表情に載せた。自分が嫌がっ
たばかりに、冬乃までもがこんな恥ずかしい目に合わされていると思ったのだ
ろう。それは勝手な思い込みでしかなかったが、そう信じ込んでくれた方が都
合が良い。なぎさは意味ありげに笑い、嘲りの目を冬乃へと向けた。
「私、おむつするよ。だから、冬乃お姉ちゃんにそんなのさせないで」
「そう。それなら、まずはおむつをあてようね」
 絵里名の言葉の後半を聞き流し、なぎさは紙おむつを手に取った。広げて胸
の前に持ち、絵里名に見せつける。怯えた瞳に涙を浮かべる妹に、わざとゆっ
くり近づいたなぎさは、震えている小さな肩を押し倒し、しっかりと閉ざされ
ている膝を割り開いた。無垢な少女の清らかなスリットを目の前にし、なぎさ
が目尻を下げながらもおむつを床に敷く。
「やっ! やああっ!!」
 不意になぎさが絵里名の膝の下に腕を挿し込んだかと思うと、そのまま足を
高く持ち上げた。突然の事に驚いた絵里名は、すぐに自分のさせられている格
好に気づき、高く悲鳴を放つ。無慈悲な姉はそれを笑って聞き流し、敷いてい
たおむつをお尻の下に滑り込ませた。
「はぅ・・・」
 下ろされたお尻は、柔らかな紙の上に載っていた。そのやわらかさは、すぐ
に股を通って前を包み、左右をも覆った。おむつを当てられてしまったのだと
悟った絵里名が、恐る恐る目を落とすと、そこには、臍まであるおむつに下半
身を包んだ、あまりに情けない自分の姿があった。

206:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:09:56 7PLeaa5W
「あははは、かわいいよ、絵里名」
「うぅ・・・」
 どう考えても、誉められているとは思えない言葉に、絵里名が涙ぐむ。そん
な妹を慰めるように頭を撫でたなぎさは、脱ぎ落とされていたスカートを摘み
上げて差し出した。
「明日の朝、ご飯の後で換えてあげるからね」
「で、でも、明日登校日・・・」
「あら、そうなの。それじゃ、おむつでの初登校になるね」
「・・・・・・」
 当たり前のように言う姉に、絵里名は言葉を返す事ができなかった。悄然と
俯き、渡されたスカートに足を通す。パンツを穿いている時と違い、厚ぼった
いおむつが足の間にあるために、どうしても足が開いてしまう。絵里名は不慣
れな感覚に戸惑いを見せながら、スカートを穿いた自分の姿を振り返っては確
認した。
「うん、これなら大丈夫。絵里名がおむつをしてるなんて、誰にもばれないよ」
「ほんとに?」
「本当だよ。ほら、冬乃だって、お尻はそんなに目立ってないでしょ?」
「あっ! なぎさお姉ちゃん、私、おむつしたんだから、冬乃お姉ちゃんを許
してあげてよ」
 殊更に冬乃のおむつを見せつけたなぎさの行動に、さっきの約束を思い出し
たのだろう。絵里名が真剣な目でなぎさを見上げ、約束の履行を求めている。
しかしなぎさは薄笑いのまま、おむつに包まれた冬乃のお尻を撫でまわした。
「許すも許さないも、これは冬乃が好きでしてる事だし・・・ねえ」
「・・・はい」
 同意を求められた冬乃が、しおらしく頷いた。口調も不自然に遜っており、
今の二人が姉妹というだけの力関係にないことが感じられる。
「なんでおむつをするって言い出したんだっけ?」
「おむつをすれば・・・お姉ちゃんが換えてくれるって言うから・・・」
「そりゃ、まあ、ねえ。姉として、おしっこを漏らしちゃうような妹の面倒は
見てあげなきゃいけないからねぇ」
「だから、おむつをしました。お姉ちゃんにおむつを換えて欲しくて、自分か
らお願いしました」
 信じがたい冬乃の告白に、絵里名は姉たちを見やっている。その表情にある
のは嫌悪ではなく、驚きでもなく、戸惑いだった。妹の前で恥ずかしい告白を
強いられている冬乃の姿に、体の奥が今までにない疼きを感じている。それが
何なのか判らないまま、絵里名の手はスカート越しに、おむつに包まれた股間
を押さえていた。
「でも、いいのかな? あそこを見られちゃうよ? おしっこを漏らした、恥
ずかしい匂いのあそこを見られるんだよ?」
「見て・・・ください。私の・・・冬乃の、おしっこ臭いあそこ・・・」
「だったら、今すぐおしっこしなさい。私と絵里名が見ている前で、そのオム
ツにおしっこしなさい」
「は、はい・・・、おしっこ・・・します」
 なぎさの命令に、冬乃はパジャマの裾を掴み、ぎゅっと拳を握った。口元が
引き締まり、眉間に皺が寄る。まさか、と思いながら見つめる絵里名の目の前
で、立ったまま力を込めた冬乃は、不意に眉根の力を抜き、媚びた目でなぎさ
を見上げた。

207:名無しさん@ピンキー
08/09/18 22:14:02 7PLeaa5W
「出て・・・ます。おしっこ・・・・おむつに」
「そう、おもらししてるのね?」
「はい・・・おもらし、してます。は・・・あぁ」
 話している内に出し終えてしまったらしい。冬乃は小さく体を震わせ、開放
感が篭った息を吐いた。
「うん、本当にしたみたいね」
 冬乃の前にしゃがみ込み、おむつに顔を寄せたなぎさが、軽く鼻を鳴らして
頷いた。おもむろに振り返り、立ちすくんでいる末妹を手招く。
「ほら、見てごらん、絵里名。おもらししたのに、少しも漏れてないでしょ?」
「う、うん」
「絵里名のおむつも、同じぐらいしっかり吸い込むから、心配はいらないから
ね」
「・・・・・」
 姉の言葉に、絵里名は無言でゆっくり頷いた。その肩を抱いて立ちあがった
なぎさは、床に落ちていたパジャマを拾い上げ、期待の篭った目を向けてきて
いる冬乃に付きつけた。
「これを穿いて、部屋に帰りなさい」
「え・・・でも、おむつ・・・」
「なに?」
「おもらししたら・・・換えてくれるって・・・」
「すぐにとは言ってないでしょ? ちゃんと、明日の朝には換えてあげるから、
それまでそれを付けてなさい」
 絵里名に対している時とは全く違う厳しさで、なぎさは冬乃を突き放した。
しばらくの間、未練がましくパジャマを握ってなぎさを覗っていた冬乃は、や
がて寂しそうにズボンを穿くと、とぼとぼと部屋を出て行った。
「さ、絵里名も部屋に帰りなさい。一応言っておくけど、勝手におむつをはず
しちゃだめだからね」
「・・・うん」
 口調こそ優しいが、言葉の中に反抗を許さない厳しさがある。絵里名はおど
おどと頷き、送り出されるようにして部屋を出て行った。



 今回はここまでです。
 次からは絵里名メインとなります。二回分くらいかな。
 冬乃はその後にちょっときつく虐めます。

208:名無しさん@ピンキー
08/09/19 11:07:42 ruCYRM9O
GJ!
続きも楽しみにしてます

209:名無しさん@ピンキー
08/09/19 22:12:39 yIvWLqkY
ええい、まだか!

210:107
08/09/20 15:16:29 d6NpXiNY
 楽しんで頂いている方がいるということで、嬉しく思いながら続きを。


 自分の部屋に戻った絵里名は、ベッドに腰掛けるとスカートをまくりあげ、
自分の股間を包んでいるものを見下ろした。普段、あまり目にする機会などな
いそれは、臍の上までを覆い、股の部分が厚く膨らんでいる。漏らしたおしっ
こを吸い込むために作られたそれを、自分が使っているという事実を認めたく
ないのだろう。絵里名は慌ててスカートを戻し、ベッドの上で横になった。
「ふぅ・・・」
 年に不似合いなほど重たいため息が、自然と口から漏れた。つい昨日まで、
何も知らずにいたというのに、今日一日だけで、あまりにもたくさんの、信じ
られない事を知ってしまった。密かに憬れていた晶の隠された素顔、二人の姉
の秘められた関係、そして何より、女の体の仕組みと、それが得ることを許さ
れた気持ちよさを知ってしまった。
(お姉ちゃんたち・・・ずっとあんなことしてたのかな・・・)
 なぎさと晶の、女同士での淫らな関係。なぎさと冬乃との、姉妹での歪んだ
関係。今日目にした様々な出来事が頭に浮かび、絵里名の体を火照らせる。
(私も、ああなるのかな? 冬乃お姉ちゃんみたいになるのかな?)
 なぎさに嬲られ、罵られながら、それでも媚を売っていた冬乃の姿が忘れら
れない。妹の目の前で、あれほど恥ずかしい姿を強要されながら、それに諾々
と従った冬乃を思い出すと、絵里名の体が自然と震えた。
(やだ・・・あんなの、嫌だ)
 今まで敬愛し、懐いていたが、冬乃の本当の姿は、あまりに浅ましいものだ
った。なまじ気持ちを寄せていただけに、感じる嫌悪は強かった。自分はあん
な風にはならないと、心で強く繰り返す。
(でも・・・)
 なぎさがそうしようと考えているのなら、逆らえないような気がする。現に
今も、股間を包むおむつを嫌がっているのに、手が自然とそこに伸ばされてい
る。
「はぁ・・・ぁん・・」
 お腹とおむつの間に、無理やり手を押し込んだ絵里名は、体温で温もるオム
ツの中で、指を動かした。おむつに手首を押さえられ、思ったように動かすこ
とが出来ないため、ひどくもどかしい思いを強いられる。伸ばした指でスリッ
トをなぞり、湧き出る雫を絡める。さっきまでは、外側をなぞるだけで満足し
ていたが、手が動かせない今、代わりの刺激を求めた絵里名の指は、ゆっくり
曲がり、体の中で一番柔らかい肉の間に沈んだ。ほんの先っちょだけを埋めた
ところで指を止め、迷いを浮かべて天井を見上げる。
(だめっ!)
 自分の中へと指を進ませるのには、表現しようの無い不安があった。絵里名
は沈めていた指を引き、慌てておむつから手を引いた。その指が、充血して尖
った肉芽を軽く引っ掛け、絵里名の背中に強烈な電気を流した。
「!!」
 体がびくびくと痙攣し、背中が仰け反った。大きく見開いた目には何も映ら
ず、パクパクと口を動かして声にならない悲鳴を放っている。自分が失禁して
いる事に、恐らく気づいていなかっただろう。体の中で一番感じる場所を、意
図せず無造作に刺激してしまった少女は、体を突き抜けた痛いほどの快楽の残
滓に、しばし呆然と浸っていた。
(あ・・・おむつに・・・・・)
 やがて落ち着きを取り戻した絵里名は、おむつの中が暖かく湿っているのに
気づき、顔を赤く染めた。嫌がっていたはずなのに、結局冬乃と同じようにお
漏らしをしてしまった自分に、言いようの無い嫌悪感が湧きあがる。
(・・・もう、寝よう)
 まだ夜は早いが、一日の疲れが体を包んでいる。汚してしまったおむつを替
えて欲しいとも思ったが、それを言い出すのが恥ずかしく、思い切ることが出
来なかった。部屋の明かりを消し、布団の中に潜り込んだ絵里名は、布団の中
に感じる自分のおしっこの臭いに顔を顰めながらも、ほどなく眠りへと落ちて
いった。

211:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:17:06 d6NpXiNY
 翌朝、普段よりも早く目を覚ました絵里名は、昨夜よりも強くなっているお
しっこの臭いに気づき、困惑を浮かべた。布団を抜け出し、自分のパジャマの
匂いを嗅ぐと、一晩のうちに染み付いたおしっこ臭さが、そこからも感じられ
た。
(お母さんにばれちゃう・・・)
 このまま階下に降り、キッチンのテーブルに着けば、母に気づかれてしまう
だろう。困惑を深めた絵里名は、足音を忍ばせて部屋を出、なぎさの部屋の前
に立った。
「お姉ちゃん、起きてる?」
 控えめにノックし、小声で呼びかける。だが、返事は無く、不安げにドアを
見つめた絵里名は、再び手を上げ、姉を呼んだ。
「お姉ちゃん、なぎさお姉ちゃん」
「おはよう、絵里名」
 ドアが細く開かれ、なぎさが顔を覗かせた。どうやら、既に起きていたらし
く、寝起きに見せる不機嫌さがない。安堵を浮かべた絵里名は姉を見上げ、恥
ずかしそうに事情を訴えた。
「ふふ、ほんとだ。少しおしっこ臭いね」
「どうしよう・・・、どうしたらいいの?」
「大丈夫。さ、中に入って」
 泣き出しそうな妹に優しく微笑み、なぎさは絵里名を部屋に導いた。中に入
った絵里名は、床に横たわる女性の姿に足を止め、背後の姉を振り返る。パジ
ャマの上だけを着込み、足を広げて寝転んでいるのは、他の誰でもなく、絵里
名のもう一人の姉だった。丸出しになっている下半身の下には、黄色く汚れた
紙おむつが広げられ、部屋の中に臭いを撒き散らしている。まさか、こんな格
好をしているところに絵里名が入ってくるとは思っていなかったのだろう。冬
乃の顔に驚愕と困惑が浮かび、目が落ち着きなく泳いでいる。
「ちょうど途中で呼ばれたから」
 問いかける妹に笑いながら答え、なぎさは床に横たわる、冬乃の足元にしゃ
がみこんだ。途中で放って置かれていながら、足を閉ざさず待っていた冬乃に
皮肉な視線を投げつけ、お尻の下の紙おむつに手をかける。
「絵里名、そこのおむつ取って」
「こ、これ?」
「うん、そう。あ、せっかくだから、絵里名がやってみる?」
「え、私が?」
「そうね、そうしよう。その方が、冬乃も立場が判るでしょ」
 まだ幼い妹におむつを換えられる。それほどに弱い立場なのだと思い知らせ
るつもりなのだろう。なぎさは汚れたおむつを持って脇に避け、逡巡している
絵里名を手招いた。
「冬乃、ちゃんとお願いしなさいね」
「え、絵里名・・・お姉ちゃんに・・・おむつをあてて」
「・・・・・」
「お願い、絵里名」
「判った、あててあげる」
 妹に惨めなお願いをさせられていながら、冬乃はそれを悦んでいる。大きく
広げられた脚の付け根に、それを示す雫が垂れていた。痛ましげに冬乃を見て
いた絵里名の眼に、蔑みと嫌悪とが僅かに混ざり、声の温度が下がる。それま
での躊躇いが嘘だったかのようにテキパキとおむつを広げた絵里名は、昨日自
分がされたように、それを冬乃に見せつけ、お尻の前に広げて敷いた。
「お尻を上げて」
「ん・・・」
 絵里名の言葉に従い、冬乃がお尻を浮かした。腰を突き出し、性器を見せつ
けるような格好になっているが、それすら愉しんでいるらしい。冬乃は息を乱
して妹を覗い、じっと許しを待っている。

212:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:18:57 d6NpXiNY
「いいよ、降ろして」
「はあ・・・」
 不自然な体勢から解放され、冬乃がほっと息をついた。絵里名はその間にオ
ムツの股を通し、左右を持ち上げてテープで止める。実の姉におむつをあて終
えた絵里名は、軽く唇を噛んで冬乃を睨みつけた。それを、自分への命令だと
思ったのだろうか。冬乃が体を起こし、その場で正座して頭を上げた。
「おむつをあててくれて、ありがとうございます」
「お礼なんかいいよ! 早く出てってよ!」
 目の前の女が、自分の姉を冒涜しているような錯覚を覚えた絵里名は、思わ
ず怒鳴りつけていた。驚きを浮かべた冬乃だったが、すぐにその命令に従い、
部屋を飛び出して行く。小走りに逃げ去るおむつのお尻を見送った絵里名は、
そのみっともなさに涙を滲ませ、自分が見たことを否定するうに首を振った。
「苛ついてるねぇ、おむつが気持ち悪いせいかな?」
「それは・・・関係ないよ」
「そお? ま、何にしても、絵里名もおむつを換えないとね」
 『も』の部分に力を込め、なぎさが絵里名用のおむつを取り出した。姉が言
おうとしている意味を掴み、絵里名が顔を赤くする。さっき冬乃が横たわって
いた場所に尻を付き、同じように背中を床に預けた。足だけは自分から開く事
が出来ず、立てたままの膝を閉じ合わせ、不安に細かく震えている。
「いくらおむつをあてたからって、オネショしちゃだめだよ」
「ごめんなさい」
 あんな時間におむつをあてて、勝手に外すなと命令すれば、こうなるのは判
りきっていただろう。しかし絵里名はそれを口にせず、素直に詫びを口にした。
今はとにかく、この臭いおむつを外してもらわなければならない。
「まったく、絵里名も冬乃と一緒だね。おしっこも我慢できないなんて」
「そんなことないよ! 私はおしっこ我慢できるよ!」
「あら、そお?」
 両手でパジャマの下を下ろしながら、さも意外そうに問い返す。冬乃と一緒
にはされたくない絵里名は、吃と姉を見上げ、大きく頷いて見せる。
「だったら、帰ってくるまでおしっこ我慢しなさい。帰ってきて、おむつが汚
れてなかったら、その言葉を信じてあげる」
「わ、判った」
 登校日であり、それほど長い時間学校にいないとはいえ、それは条件的にか
なり苦しいものだろう。それを知りながらも絵里名は頷き、決意を表情に載せた。
「じゃあ、おしっこしてきなさい。おむつはそれからにしてあげる」
 おむつを開き、そこに出された量が予想よりも少ない事に気づいたなぎさが、
小さなお尻を手で軽く叩いた。その言葉に、絵里名は急いで立ちあがり、股間
を手で押さえながら部屋を出て行った。二階のトイレに飛び込み、用を済まし
て戻ってくる。
「服を全部脱ぎなさい」
 部屋に戻った絵里名を待っていたのは、細長いスプレー缶を手にしたなぎさ
だった。言われるままに全裸になり、手で股間を隠しながら立った妹に、なぎ
さはスプレーを拭きつけて回る。
「臭いはこれで大丈夫」
 微香性の制汗スプレーで臭いを押さえたなぎさは、新しいシャツを用意して
絵里名に手渡した。少女がそれに袖を通し、全裸の上にシャツだけの格好にな
ると、裾から覗くスリットを目を細めて見ながら、手振りで床に座るよう命じる。
「あれー? 絵里名も見られて感じるタイプなのかな?」
「ち、ちがうよ。私、そんな」
「そおぉ? なんか、濡れてるみたいだけど」
「お、おしっこだよ。慌ててたから、ちゃんと拭いてなくて」
 そっちのほうが恥ずかしいような気もするが、そんなことを言っては居れな
いのだろう。なぎさは妹の必死の弁解に笑いを押さえながら、手早くおむつを
股間に通し、テープを止めた。
「それじゃ、帰ってきたら呼んでね」
 どうやら、もう一寝入りするつもりらしい。なぎさはのそのそとベッドに入
り込んでしまう。
「行ってきます」
 いつもの元気がない声で挨拶をした絵里名は、床に残されたパジャマを拾い
上げ、自分の部屋へと戻って行った。

213:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:20:11 d6NpXiNY

 
「すいませーん」
「ん?」
 昼近く、アイスを咥えながら雑誌に目を落としていたなぎさは、玄関から聞
こえる声に顔を上げた。面倒そうに立ちあがり、アイスを手にしたまま玄関に
向かう。
「あ、こんにちは」
「あら、美琴ちゃんじゃない。どうしたの?」
 玄関に立っていたのは、なぎさにとっても面識のある、絵里名の友達だった。
まだ二次性徴を迎えていないせいか、中性っぽい印象を受ける少女で、髪を短
く切っているのとあいまって、最初は男の子と間違えてしまった記憶がある。
 そんな外見から、がさつなイメージを持ってしまうが、中身はいまどきの子
供にしてはちゃんとしており、友人の姉に対して、ちゃんと丁寧語を使ってく
る。その礼儀正しさが、なぎさにとっては心地よかった。
 その美琴が、整った顔に心配そうな表情を浮かべて立っている。どうしたと
聞くまでもありはしない。不安を浮かべた少女の傍らには、苦しそうに息を乱
した絵里名が、支えられて立っている。苦しんでいる友人を一人で帰すことが
出来ず、送ってきてくれたのだろう。
「絵里名、具合悪いの?」
「途中から、なんか調子が悪そうだったんです」
 絵里名の不調の原因は判っている。ここで美琴を帰し、トイレに行かせてや
れば、それで解決するだろう。だが、それでは面白くない。なぎさは絵里名を
心配そうに庇う美琴の姿に、何かを企んだらしい表情を覗かせた。
「とりあえず、部屋に運びましょう。美琴ちゃん、手伝って」
 なぎさは美琴の反対側に廻り、絵里名の腕を支えた。泣きそうな顔での無言
の訴えを無視して階段を上がり、絵里名の部屋のドアを開くと、ベッドの上に
小さな体を横たえる。苦しげに息を乱し、額に汗を滲ませている絵里名を、美
琴は何も出来ない自分に苛立ちながら、オロオロと見つめた。
「美琴ちゃん。悪いけど、台所で水を汲んできてくれない?」
「は、はい、判りました」
 なぎさの言葉に、美琴は飛ぶように部屋を出て行った。他人の家と言う事も
あり、走りはしなかったが、階段を降りる足音はかなり早い。
「ちゃんと我慢したみたいね」
「お姉ちゃん・・・お願い、おトイレに連れてって」
 今、自分で起き上がろうとすれば、それだけで漏れてしまうだろう。絵里名
は自分の限界を悟り、助けを求めたが、なぎさはそれを聞き流し、却ってお腹
の上に手を乗せてきた。
「絵里名は我慢できる子だって認めてあげる。だから、もう我慢しなくていい
よ」
「そんな・・・嫌だよ、そんなの」
「早くした方が良いと思うけどなぁ。ほら、美琴ちゃん戻ってきちゃった」
「あぁ・・・」
 階段を上がる足音に、絵里名が顔色をいっそう青くする。ドアノブが鳴り、
扉が開きかけた瞬間、絵里名の意識がそちらに向いたのを見たなぎさは、お腹
の上に乗せていた手に力を込めた。

214:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:23:11 d6NpXiNY
「ひっ・・・あぁ・・」
 姉の仕打ちに詰問の目を向ける間もなく、美琴の姿が部屋に現れた。絵里名
は必死に声を押さえ、自分が今、おしっこを漏らしているのだと悟られないよ
う、努めて平静を装う。
「絵里名、ほら、お水」
「あ、ありがとう」
「飲ませてあげる。ほら、体を起こして」
「あ、あぅう」
 おしっこをしている最中に体を動かされ、絵里名が思わず声を上げた。それ
を苦しんでいるせいだと思い込んだらしい美琴は、気遣わしげに眉を曇らせ、
背中に腕を回してゆっくりと体を起こさせる。
「大丈夫? 飲める?」
 コップを口元に運び、様子を見ながら傾ける。そのかいがいしい姿に、なぎ
さが声を殺して笑い、不意に美琴に問い掛けた。
「美琴ちゃんってさぁ・・・」
「はい?」
「絵里名が好きなの?」
「え!?」
 突然付きつけられた、しかも核心を突いた問いに、美琴が硬直する。コップ
の水が激しく波打ち、あふれ出た水が絵里名の胸を濡らした。美琴は慌ててコ
ップを戻し、タオルを探して辺りを見渡す。
「あはははは! 慌てちゃって、かわいいんだぁ」
「へ、変な冗談は止めてください!」
「そうだよ。美琴ちゃん、女の子なんだよ」
 美琴の抗議を、絵里名が後押しした。二組の視線を付きつけられながらも、
なぎさは平然とすましている。
「あら、そんなの関係ないでしょ」
 言いながら、美琴の背後に回り、片腕でその体を抱き寄せる。
「女の子同士だって、好きになる事はあるよ。私と晶なんか、そうだし」
「え、そうなんですか・・・?」
「そうだよ。キスなんか当たり前にしてるし、もっとエッチなことだってして
るんだから」
 それがどんな行為なのかを示唆するように、細い指が少女の胸に触れた。ま
だ膨らみを持たない胸の、形だけ付いているような乳首を探し、指先で転がす。
迷いに満ちた瞳がなぎさを振り返り、ついで絵里名を覗った。喉から唾を飲み
下す音が聞こえ、この小柄な少女の気持ちを伝えてくる。
「正直に言ってごらん。そうしたら、絵里名の秘密を教えてあげるから」
「秘密?」
「そう。美琴ちゃんにも言えないでいる、絵里名のとっての恥ずかしい秘密」
「お姉ちゃんっ!」
 それが何を指しているのか、心当たりのある絵里名は、これ以上言わないで
欲しいと、哀訴の叫びを上げた。その響きに、より一層好奇心を刺激されたの
だろう。美琴の眼が真っ直ぐ絵里名を見つめ、口がゆっくりと開かれた。
「好き・・・」
「美琴ちゃん・・・」
「絵里名のこと、好きだよ。ずっと、ずっと前から好きだった」
「そう、やっぱりねぇ」
 美琴の態度に、それとなく感じてはいた。予想通りの返事になぎさは悠然と
微笑み、警戒して体を固くした絵里名のスカートに手を伸ばした。



今回はここまでです。
次も絵里名と美琴の話になります。
明日か、明後日を目指して。

215:名無しさん@ピンキー
08/09/21 18:59:00 L0oDW2Wn
20か・・・

216:名無しさん@ピンキー
08/09/21 20:26:06 BjwcaafF
ふう・・・

217:名無しさん@ピンキー
08/09/22 07:00:18 64+tq6wF
「絵里名は我慢できる子だって認めてあげる。だから、もう我慢しなくていい
よ」

218:名無しさん@ピンキー
08/09/23 02:01:44 rrb/0Jog
wktk

219:107
08/09/23 13:36:41 7izCx/Vx
予定より遅れましたが続きを



「約束どおり、絵里名の秘密を教えてあげる」
「やめてっ! やめてよ、お姉ちゃん!」
「だーめ。ほら、美琴ちゃんに見てもらいなさい」
 両手で押さえつけているスカートを、なぎさはそのまま捲り上げた。丸見え
になるのは避けられたものの、なぎさが目的を果たすのにはそれで十分だった。
絵里名の脚の付け根を包む、普通のパンツとは違った下着。美琴はそれを唖然
と見つめ、それをあてている少女の顔に目線を動かした。
「おむつ・・・だよね?」
「そう、おむつ。絵里名はね、この格好で学校に行ってたんだよ」
 秘密を残さず暴露され、絵里名が涙を浮かべる。それにうろたえたのは美琴
一人で、なぎさは全く動じた様子もなく、さらに妹を追い詰めて行く。
「どうしておむつをしてるんだっけ?」
「う・・・あぅ・・・ぁ・・・」
 残酷な問いに、絵里名が言葉に詰まった。おむつ本来の目的のためだとは口
が裂けても言えない。だが、本当の理由を口にするのもまた、恥ずかしい。ど
ちらにしても、答えようのない問いかけに、絵里名は意味のない声を途切れ途
切れに放ち、動揺を隠せずにいる美琴に涙目で訴えかけた。
「美琴ちゃんは、オナニーって知ってる?」
「え・・・あ、はい」
 絵里名を解放する言葉を口に乗せかけた美琴に、なぎさが先手を打って質問
を投げた。普段であれば、顔を赤くして口篭もったであろう問いに、美琴は反
射的に頷いていた。答えてからそれに気づき、しまったという表情を浮かべて
俯く。
「したことあるよね?」
「・・・はい」
 逃げを許さない口調の強さに、美琴は小さく呟いた。美琴の背後に回ったな
ぎさは、片手でその体を抱きしめ、片手を少女の股間に伸ばしている。キュロ
ットスカートの上から股を撫でられ、美琴は手から逃げるように腰を引いた。
「絵里名の事を考えながらしてるのかな?」
「・・・・・」
 さすがに返事を口には出来ず、美琴は一度、微かに首を縦に動かした。その
答えに満足を浮かべたなぎさは、少女の肩越しに絵里名を一瞥し、美琴の耳元
で問いかける。
「触ってると、あそこはどうなるのかな?」
「・・・なにか、ぬるぬるして・・・」
「そう、エッチなお汁が出てくるよね。今みたいに」
 逃げる腰を追いかけた手は、キュロットの裾から入り込み、細い腿を撫でま
わしていた。その指が更に上へと向かい、薄い布をずらして柔らかなスリット
へと触れる。美琴はビクリと体を竦ませ、押さえた呼吸をわずか乱した。
「絵里名はね、エッチなお汁がすごく多いの。パンツなんかすぐぐしょぐしょ
になっちゃって、スカートまで染みちゃうんだから」
「は・・はぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
 言いながらも、なぎさの指は止まらない。すべすべした割れ目を愉しむよう
に表面を撫で、弱く刺激を送り込んでいく。
「エッチな事を考えただけでも、そうなっちゃうみたいでね。おむつしないと、
学校でスカートに染みを作っちゃうの」
「は・・・・あ?」
 不意になぎさが手を引き、美琴の雫に濡れた指先の臭いを嗅いだ。少女は切
なげになぎさを振り返り、その姿を見て言葉を飲み込んだ。少女の蜜を纏った
指をこれ見よがしに舐めながら、なぎさは絵里名を眼で示し、美琴に笑いかけ
た。

220:名無しさん@ピンキー
08/09/23 13:37:20 7izCx/Vx
「私の言葉が本当かどうか、確かめなくていいの?」
「え・・・でも、それは・・・」
「我慢しなくていいよ。絵里名のあそこ、見たいんでしょ?」
「う・・・」
 内心に湧き起こっている欲望を指摘され、美琴が声を詰まらせた。熱い息を
吐きながら絵里名を見つめ、ゆっくりベッドに近づいていく。
「だ、だめ! 美琴ちゃん、だめだよ!」
 美琴が一歩近づくごとに、絵里名がベッドの上で後退っていく。しかし、小
さなベッドでは逃げるのにも限界がある。すぐに壁が背中にぶつかり、それ以
上の後退を遮った。
「絵里名・・・」
「だめ! お願い! 今は駄目なのっ!!」
 体ごと迫ってきた美琴の頭を押さえつけながら、絵里名は必死で首を振った。
その抵抗の激しさに、却って気持ちが燃え上がってしまったらしい。美琴は乱
暴な手つきでスカートをまくり、絵里名が隠し続けてきたおむつをさらけ出さ
せた。
「今じゃなかったらいいの?」
「それは・・・駄目だけど」
 美琴の右手がおむつにかかり、テープを剥がそうとした時、ふいになぎさが
のん気な声で割り込んだ。絵里名の言葉に興味を抱いたらしく、意地の悪い笑
みを浮かべている。
「どうして今は駄目なのかなぁ?」
「だって・・・・さっき・・・・私・・・」
「ああ、おしっこ漏らしたんだっけ」
 自分では口に出来なかった言葉を真っ直ぐに言い放たれ、絵里名が両手で顔
を覆った。恥ずかしさに泣き出してしまったらしい。手の向こうから、嗚咽の
声が聞こえてくる。
「そんなおむつをあてたままじゃ可哀想だしね。美琴ちゃん、外してあげて」
「でも・・・」
 泣き出してしまった絵里名の姿に、美琴はそれ以上を躊躇っている。相手が
同性であったとしても、女の涙は効果があるのだなあと、妙な事に感心しなが
ら、なぎさは事も無げに言い放つ。
「じゃあ、美琴ちゃん、裸になりなよ」
「え、どうして?」
「自分だけ見られるんじゃ、恥ずかしくて当たり前。美琴ちゃんも裸になるな
ら、絵里名だって少しは恥ずかしくなくなるでしょ」
「そう・・・かなぁ?」
「一緒にお風呂に入る時は、別に恥ずかしくないでしょ? それと一緒」
 単なる詭弁のような気もするが、なぎさの言葉からは、なにか逆らい難い力
を感じる。美琴はしぶしぶと服に手を掛け、パンツと靴下だけを残して裸にな
った。
「パンツも脱がなきゃ」
「でも・・・」
「絵里名のあそこを見るんでしょ? 美琴ちゃんも絵里名に見せなきゃ」
「・・・はい」
 二人のやりとりを聞いていた絵里名が、顔を覆っていた手を動かし、美琴の
様子を覗った。体を屈め、パンツを下ろした美琴は、恥ずかしそうに手で股を
押さえ、僅かにへっぴり腰になって立った。服を着ているなぎさの前で、自分
だけ裸になっているのが余程恥ずかしいらしく、美琴は頬を深紅に染めながら、
おどおどしている。

221:名無しさん@ピンキー
08/09/23 13:37:53 7izCx/Vx
「ほら、手を退けて。絵里名に見てもらわなきゃ」
 その実、その命令は自分のためだった。なぎさは言われて手を退けた美琴の、
全体にまっすぐな印象の体をうれしそうに眺めている。これから丸く、柔らか
くなるその体も、今はまだ固さが感じられる。無駄のない、シンプルな裸に、
成熟した女とは違う美しさを見たなぎさは、気づかれないように息を吐き、陶
然と見つめていた。
「あの・・・」
 視線に気づいた美琴が、控え目にそれを咎めた。なぎさは未練を見せながら
しぶしぶと頷き、ベッドの上を視線で示す。
「絵里名・・・」
「・・・・・」
 顔を覆っていた両手は、鼻と口を覆い隠す位置まで下がっている。自らが先
に裸体を晒し、恥ずかしさを滲ませながら迫ってくる少女の姿に、絵里名は自
分だけ逃げる事が出来ず、小さく頷いた。不安げな目でじっと美琴を見つめ、
おむつに伸ばされた手の動きを追っている。
「・・・・・」
 おむつを止めていたテープを全て外した美琴が、ただお腹の上に乗っている
だけになった前あてに手をかけた。緊張から唾を飲み下し、全ての感覚をその
場所に集中させる。なぎさと、絵里名本人までもが見つめる中、美琴の手はゆ
っくりとそれを引き、ベッドの上に広げた。
「あ・・・・・」
「やぁぁ・・・」
 おしっこを吸い、黄色く染まったおむつが開くと、それまで閉じ込められて
いた臭いが急激に広がった。美琴は間近に見る絵里名の割れ目と、おむつを染
めるおしっこの色とに声を失い、ただひたすらに見入っている。絵里名は自分
が出したおしっこの色に恥じらい、深紅に染まった。
「ほんとに、おしっこ・・・」
「ふふっ、我慢してたからすごい色。臭いも強いね」
「いやあっ! そんなの言わないで!」
「でも、ほんとの事だし。ねえ、美琴ちゃん、絵里名のおしっこ、臭いでしょ?」
「そ、そんなこと、ないよ」
 姉に虐められて、また泣き出しそうな絵里名の様子に、美琴は慌てて首を振
った。その言葉に、絵里名が潤んだ目を美琴に向け、じっと見つめる。
「臭くなんかない。絵里名の匂いだもん、私は好きだよ」
「そう、それならねえ・・・」
 美琴の言葉に、なぎさが顔を輝かせた。何を企んだのか、にんまりと笑って
ベッドの傍らに立つ。
「お口で絵里名のここをきれいにしてあげてね」
「お姉ちゃんっ!」
「絵里名の臭いが好きなら、味だって好きでしょ?」
「・・・・・」
 妹の抗議を聞き流し、なぎさはショートカットの少女を挑発した。ここで否
定すれば、絵里名に嘘をついたことになる。そんな思い込みに追い詰められた
美琴は、だまって顔を絵里名の股間に寄せ、大きく息を吸い込んだ。
「だめっ! 美琴ちゃん、だめえっ! 汚い! 汚いよっ!」
「絵里名のここ・・・きれい」
 美琴は右手の指先で、絵里名の性器を少しだけ押し広げた。ぴったりと閉じ
ていた場所が柔らかく形を変え、その奥に隠していたピンクの秘肉を覗かせる。
普段目にする事のないその淫靡な色合いに、美琴の口からため息が零れ、暖か
な風に股間をなでられた絵里名が体を竦ませた。

222:名無しさん@ピンキー
08/09/23 13:38:35 7izCx/Vx
「ごめんね、絵里名」
「ひあっ!」
 仲のいい友達を、自分の欲望の為に汚そうとしている。そんな気持ちが謝罪
の言葉となり、捧げられた。だが、それは同時に、美琴が自分を押しとどめて
いたしがらみを投げ捨た、決別の言葉でもあった。唇の間から舌が覗き、美琴
の顔が絵里名の股間に沈んで行く。おしっこの匂いに包まれながら、それを喜
ぶ様に息を吸い込んだ美琴は、目の前に白い肌を見ながら、ついに舌先を小さ
な突起に触れさせた。
「や・・・あぁ・・・、汚い・・・おしっこ・・・汚いのにぃ・・・」
 一度絵里名を得た美琴の舌は、躊躇いを捨てた大胆さを見せた。初めて口に
するおしっこの、少ししょっぱく生臭い味を掬いながら、なだらかな盛り上が
りを舐めまわし、スリットに沿って動く。やがて、それに満ち足りなくなった
美琴の舌は、柔らかな肉を捲り上げ、奥へと向かって行った。
「ひっ・・・うっ・・」
 絵里名の声が熱を帯び、なにかを堪えているかのような切なさを見せた。美
琴の口は、おしっことは違った味と舌触りを感じて一瞬動きを止たが、次の瞬
間、音を上げてそれをすすり始めた。じゅるじゅると下品な音を響かせながら、
美琴は絵里名を味わい、やがて満足そうに顔を上げた。
「ほんとに、すごく濡れるんだ」
「やあ・・・言わないで・・・」
「恥ずかしがらないでいいよ。私だって、すごく濡れてるんだから」
 美琴はベッドの上で体の向きを変え、自らの性器を絵里名の顔に寄せた。視
線を感じ、鼓動を早めながら、美琴はそっと自分自身に指を寄せ、そこを大き
く開いて見せる。絵里名が驚きに目を見開き、美琴のそこを凝視した。見られ
ているだけで、少女の穴の奥からは、粘りを持った雫が生まれ、やがて指を伝
って垂れ落ちた。
「ん・・・」
 美琴の愛液を頬で受けた絵里名が、僅かに顔を顰めた。それに気づいた美琴
は、あわてて秘所から手を離し、絵里名の上から退こうとする。
「あ・・・絵里名?」
「だめ、私にもさせてくれなきゃ、ずるいよ」
 離れようとした美琴の腰を、絵里名は両手で抱きかかえた。驚きを浮かべる
友人に、今まで見せた事のない艶麗な笑みを向け、絵里名は自ら顔を上げ、美
琴の割れ目に舌を伸ばす。
(うあぁ! 絵里名が・・・絵里名が私に・・・私のアソコ舐めて・・・)
 初めての拙い舌業も、それが絵里名のものだと思えば、磨きぬかれた技巧に
も勝る。美琴は今までに感じた事のない熱さを自分の奥に感じ、絵里名の太も
もにしっかりと抱きついた。自分にされて、美琴がこんなにかわいくなってい
る。その思いに、絵里名は気持ちにゆとりを抱き、意地悪く囁いた。
「美琴ちゃんだって、こんなになるんだ。おむつ・・・しなきゃね?」
「私は・・・いい・・・よ、そんなの・・・」
「あら、そんなこと言わないで、一度してみたら?」
 二人のしたいようにその場を任せ、傍観に回っていたなぎさが、不意に横か
ら口を挟んだ。絵里名にされて、上の空になっていた美琴が、急に現実に立ち
かえってなぎさを振り返る。
「一パックで買ったから、余ってるのよね。二人でおむつして、一緒におもら
ししてみない?」
「おもらし・・・絵里名と、一緒に?」
「私も・・・美琴ちゃんのおもらし見たいな」
 自分が漏らした後を見られたとの思いが、絵里名の口からその言葉を生み出
した。いつのまにか、なぎさは手に二つの紙おむつを持って傍らに立ち、美琴
の返事を待っている。


223:名無しさん@ピンキー
08/09/23 13:41:02 7izCx/Vx
「絵里名と二人だけの秘密、持ちたくないの?」
「し・・ます。おむつ・・・絵里名と一緒に」
 なぎさの巧みな誘いに、美琴は思わず踏み出していた。直後に見せたなぎさ
の笑みに、後悔が胸をよぎったが、今更後戻りはできない。
「絵里名、美琴ちゃんにあててあげなさい」
「うん・・・」
 気づけば、美琴よりも優位に立っている絵里名がいた。昨日なぎさにされた
ように、広げたおむつを胸の前に持ち、美琴に見せつけた絵里名は、膝を立た
せて足を広げさせ、その間に滑り込む。特等席から裸の美琴を見上げる格好に
なった絵里名は、その姿の無防備さに興奮を押さえられないまま、手にしたオ
ムツを下に敷いた。
「おむつするんだよ、美琴ちゃん。私達、赤ちゃんみたいに」
 それをする歳ではないのだと、わざわざ美琴に意識させながら、絵里名はオ
ムツをお尻の下へと押し込んだ。何も教えていないのに、相手を責めるコツを
知っている妹を見出し、なぎさは意外そうにその背中を見やった。だが、すぐ
に良からぬ事を思いついたらしく、邪な影を浮べる。これなら、もっと面白い
事もできそうだと、その表情が語っていた。
「できた。美琴ちゃん、かわいい」
 なぎさが想像を逞しくしているうちに、絵里名は美琴におむつをあて終えて
いた。ふっくらとした紙製品に下半身を包まれた美琴の姿に、絵里名は笑顔で
抱きつき、おむつに頬擦りする。
「絵里名も・・・おむつ・・・」
「あ・・うん。美琴ちゃん、してくれる?」
 ほのかにはにかみながら、絵里名が小首を傾げる。悪女に篭絡される、世慣
れぬ少年そのものの焦りを見せながら、美琴は何度も頷き、なぎさが差し出し
たおむつを手に、転がった絵里名の足元に膝をついた。
(やっぱりこの子、私に似てる)
 美琴に対する絵里名の態度に、なぎさはその思いを強くしていた。常に相手
よりも優位に立ち、翻弄することを喜ぶ自分と同じ傾向が、絵里名からは感じ
られる。今、自分から足を開いている絵里名からは、美琴に見せつけていると
いう優越感が伝わってくる。
「ありがとう、美琴ちゃん」
 たどたどしくおむつをあてた美琴に、絵里名は穏やかに微笑みかけた。二人
は自然と腕を絡め、ベッドの上で抱き合うと、どちらからともなく唇を重ねた。
「美琴ちゃん、出そう?」
「ん、うん、絵里名は?」
「できるよ」
 唇を離した二人は、じっと見詰め合いながら、互いに確認しあった。絵里名
の手が伸び、美琴のおむつの股間にあてがわれる。それに気づいた美琴も、同
じように絵里名の股間を掌で覆った。
「美琴ちゃん・・・」
「ん・・・出る・・・よ」
 美琴が僅かに眉を顰め、自信のない笑顔を浮かべた。絵里名は応えるように
軽く頷き、唇に力を込める。二人の掌に、互いが約束を果たしている温もりが
伝わった。絵里名も、美琴も、自分達がいま、禁断の行為を共有しているのだ
という喜びと高揚とを浮かべている。
(面白くなりそうねぇ)
 見詰め合う二人の少女の姿に、なぎさは楽しそうに髪を梳きあげた。


 今日はここまでです。
 次は、冬乃を虐める話。
 明後日か、無理なら土曜日ぐらいに。

224:名無しさん@ピンキー
08/09/23 21:35:10 nhwfrqpY
GJ!
冬乃いじめも超期待

225:名無しさん@ピンキー
08/09/25 19:57:56 nmPi7CmN
指をこれ見よがしに舐めながら、なぎさは絵里名を眼で示し、美琴に笑いかけ
た。

226:名無しさん@ピンキー
08/09/30 02:01:05 bA2k47S3
wktkしつつ保守

227:名無しさん@ピンキー
08/09/30 11:08:54 NMsGF9MI
暴な手つきでスカートをまくり、絵里名が隠し続けてきたおむつをさらけ出さ
せた。

228:名無しさん@ピンキー
08/09/30 22:33:15 sYAfy2wA
気長に待ってます

229:名無しさん@ピンキー
08/10/03 02:53:57 rzudAR2F
保守

230:名無しさん@ピンキー
08/10/03 05:59:43 ldjsWCaZ
ネカマの高木かおりは巣に帰れ。

231:名無しさん@ピンキー
08/10/03 15:21:54 DmsMxUSM
>>230
調子こいてんじゃねぇぞkS

232:名無しさん@ピンキー
08/10/05 22:14:16 fzQxctge
期待ほしゅ

233:名無しさん@ピンキー
08/10/09 23:56:34 nI7DZ2gy
ほしゅ

234:名無しさん@ピンキー
08/10/15 02:47:34 oF0LJU8f
保守

235:名無しさん@ピンキー
08/10/17 18:52:14 S8xa55VX
ほしゅ

236:名無しさん@ピンキー
08/10/22 17:57:42 Ih/aPqD9
ネカマ高木の自演スレ

237:107
08/10/26 13:22:39 QKkLh0Ex
アクセス規制に巻き込まれていました。
これが通ったら、続きを書き込みます。

238:107
08/10/26 13:24:20 QKkLh0Ex
あ、通りましたね。
では、続きです。

 翌日、珍しく9時前に起き出したなぎさは、少し買い物してくると言って家
を出た。
「お昼までには帰るから。晶が来たら、部屋で待ってるように言っておいて」
 いつものごとく、あいまいな約束しかしていないのだろう。携帯で連絡をつ
ければいいようなものだが、晶を待たせる事になんの罪悪感も抱いていないら
しく、そんな僅かな手間すらかけようとしない。
 身勝手な姉を見送った絵里名が居間に戻ると、そこに起き出してきたばかり
らしい冬乃がふらりと現れた。絵里名と目を合わせ、一瞬気まずそうな表情を
浮かべた冬乃は、しかし何気なさを装い、キッチンへと向かう。父も母も既に
仕事に出ているらしく、姿は見えない。冬乃は自分の食事が用意された席につ
き、トースターにパンを放り込んだ。
「あれ?」
 珍しく、なぎさの席の食事が既に片付けられている。冬乃は居間に顔を向け、
テレビを眺めている妹に問い掛けた。
「なぎさお姉ちゃんは?」
「買い物に行くって」
 どうやら、絵里名のほうも、昨日の事には触れたくないらしい。返された声
の雰囲気からそれを悟った冬乃は、安堵を浮かべて牛乳を口に運ぶ。
「晶さんが来たら、部屋で待ってるように言って欲しいって言ってたよ。お昼
には戻るからって」
「晶・・・さん? また来るんだ」
「あ、私、部屋で宿題してるから」
 来訪を歓迎しない雰囲気が、言葉から伝わってくる。なんとなくだが、その
理由を掴んだ絵里名は、関わりを避ける様に立ちあがり、階段を上がって行っ
た。
(お姉ちゃんはいない・・・)
 なぎさが居ないとなると、晶と二人で顔を合わせる事になる。なぎさの寵愛
を一方的に奪われた相手と会うのは、なんとも悔しく腹立たしい。
(あいつさえいなかったら・・・)
 晶が現れるまでの間、なぎさは毎日のように相手をしてくれた。それなのに、
今では、都合に合わせて勝手に使われるだけの関係になっている。同じ家に住
んでいるというのに、なぎさとの距離はあまりに遠い。なぎさが喜んでくれる
と思えばこそ、恥をしのんでおむつまであてたというのに、今朝はそれを換え
てくれもせず、どこかへ出かけてしまっていると言う。
(みんな、あいつのせいだ)
 自分を見捨てた相手ではなく、寵愛を奪った相手を憎んでしまう辺り、冬乃
もやはり女なのだろう。思い出すほどに高まる怒りが、少女の中で炎となって
渦巻いた。
(やってやる!)
 こんな機会は滅多にない。冬乃は決意を胸に立ちあがり、自室に向かって駆
けあがった。

239:名無しさん@ピンキー
08/10/26 13:24:52 QKkLh0Ex
 企図を胸に冬乃が待ち構える中、晶はいつものように、ふらりと姿を見せた。
咥えタバコのままチャイムを鳴らし、煙をくゆらせながら応対を待つ。
「いらっしゃい、晶さん」
「ん・・・」
 玄関を開け、姿を見せたのは、なぎさでも絵里名でもなく、冬乃だった。
この少女が持つ敵意を感じ取っている晶は、隔意を隠しながら頷き、開かれ
た玄関を潜った。来客を先導して階段を上がった冬乃は、晶をなぎさの部屋に
案内すると、自身も一緒に部屋に入り込む。主不在の部屋を見渡した晶は、当
たり前のようにそこに立っている冬乃に、短く問い掛けた。
「なぎさは?」
「ちょっと、買い物があるそうです」
「そうか」
「お昼には帰るから、待っていて欲しいって言ってました」
「ん、それじゃ、そうする」
「お茶用意しますね」
「あ、うん、ありがとう」
 いつも、恨めしそうな目を向けては背中を見せる冬乃が、妙に親切なのが気
になりはしたが、それを断るような無粋さは持ち合わせていない。晶は素直に
礼を述べ、冬乃が用意したアイスティーを飲みながら、部屋に転がっていた雑
誌のページをめくり始めた。なぎさに言われているのか、冬乃も部屋に残った
まま、違う雑誌を拾い上げている。
「ん?」
 互いに無言のまま雑誌をめくっているうちに、晶が小さく声を上げ、片手を
お腹にあてがった。冷たい紅茶が悪かったのか、軽く痛みはじめた腹を庇い、
トイレに行こうと立ちあがる。
「どこに行くんです?」
「ん、ちょっとトイレ」
「・・・行かせませんよ」
 冬乃が立ちあがり、両手を広げてドアの前に立ちはだかった。相手の意図を
掴み損ねた晶は一瞬困惑を浮かべ、なだめるような口調で語りかける。
「悪いけど、どいてくれないか?」
「嫌よ。トイレになんか行かせてやらない」
「冗談はそれぐらいでいいだろう?」
「冗談なんかじゃないよ」
 冬乃はポケットから携帯電話を取り出し、カメラを準備した。真っ直ぐ前に
突きだし、青白い顔で汗を滲ませている晶を捕らえ、不吉に笑いながら一度シ
ャッターを切る。
「そのまま、そこで漏らすといいよ。しっかり撮ってあげるから」
「どういうつもり?」
「さすがに、そんな写真を人にみられたくはないでしょ? ネットに流された
くなかったら、お姉ちゃんに会わないようにして」
「冬乃ちゃん?」
「気安く呼ばないでっ!」
 突然の怒鳴り声に、晶が半歩退いた。鋭い敵意を向けられ、怪訝そうに冬乃
を睨み返す。
「あんたのせいで、私がどれだけ寂しい思いをしたと思ってるの? それなの
に、あんたはいっつも平気な顔して・・・」
 奥歯をギリギリと噛み締める音が低く流れた。嫉妬に狂った少女の目が、腹
痛を堪えてお腹を押さえる女性を刺している。


240:名無しさん@ピンキー
08/10/26 13:25:24 QKkLh0Ex
「おねえちゃん、どうしたの。大きな声出して?」
 不意に、背後の扉の向こうから、幼い声が聞こえてきた。冬乃は思わず舌打
ちし、晶を牽制しながら後ろに下がり、ドアノブに取りついた。しかし、それ
よりも一瞬早く、絵里名が扉を押し開き、中を覗き込んだ。
「っ!!」
「どいてっ!」
 開かれたドアに、晶が素早く飛び込んだ。横目でそれを見た冬乃は、躊躇い
を見せずに絵里名を突き飛ばし、ドアを閉ざす。僅かの差で逃げ損ねた晶は、
もみ合いを避けて後ろに下がり、冬乃と距離を置いて様子を覗った。
「お姉ちゃん! 開けて! 開けてよっ!!」
 外からドアを叩く音が響くが、冬乃はそれを無視して鍵を閉め、晶に向き直
った。追い詰められて開き直ったのだろう。凄惨な笑みが浮かんでいる。
「これで、お姉ちゃんに内緒って訳にはいかなくなっちゃったね」
 なぎさにばれてしまえば、晶を去らせることができたとしても、姉の寵愛を
取り戻す事はできないだろう。だが、ここで止めたところで、結局は同じ事に
なる。それならば、せめてこの女に恨みをぶつけてやりたい。冬乃のそんな心
の動きを、ほぼ正確に読み取った晶は、異様な迫力を持って迫ってくる冬乃に
気おされ、じりじりと退がっていく。
「あんたのせいで、私がどれだけ堕ちたか、見てもらうよ」
 間近に迫った冬乃が、不意に自分のスカートに手をかけた。薄笑いのままホ
ックを外し、足元に落とす。その下から現れたものを見た晶が、思わず冬乃の
顔を見上げ、再びそこに目を戻した。冬乃はむしろそれを誇るかのように、オ
ムツに包まれた腰を前に突き出した。
「お姉ちゃんに言われて、こんな格好までしたんだよ。お漏らしすれば、お姉
ちゃんがおむつを換えてくれるっていうから、おしっこも漏らした。なのに、
お姉ちゃんは私の事なんか忘れて買い物に行っちゃった。あんたの事は気にし
てたのに、私の事は全く忘れてるんだよ! お姉ちゃんの言う事ならなんだっ
てしてるのに、それでも私の事を見てくれない! みんな、みんなあんたのせ
いだ! あんたさえ居なかったら、お姉ちゃんは私を見てくれるのに!!」
「一概にそうは言えないけどね」
「!!」
 背後からの突然の声に、冬乃が驚愕を浮かべて振り返った。そこには、余裕
を浮かべて笑う姉と、軽蔑の視線を向けてくる妹の姿があった。冬乃はよろめ
きながら退がり、信じられないものを見る目つきで、そこに立っているなぎさ
を見つめた。
「お姉ちゃん・・・・なんで?」
「絵里名が教えてくれたの」
「で、でも、こんなに早く・・・」
「ああ、別に遠くに行ってたわけじゃないから」
 平然と応え、なぎさは手に持っているビニール袋を放り出した。近所にある
コンビニのマークが入った袋には、雑誌とスナックが入っている。どうやら、
そこで立ち読みをしていただけらしい。
「だって・・・お昼までって・・・」
「そう言っておけば、あなたが安心するでしょ?」
 どうやら、こうなることを予測して、わざと隙を作ったらしい。姉の言葉に
それと気づいたが、まんまと乗せられてしまった今、それを責めても仕方ない。
「晶、おトイレに行っておいでよ」
「あ、ああ・・・」
 愕然と立ち尽くす冬乃の姿が、あまりに哀れだったのだろう。晶は自身の苦
しみも忘れて気遣わしげに覗っていたが、なぎさの言葉を受け、そそくさと部
屋を出て行った。

241:名無しさん@ピンキー
08/10/26 13:25:55 QKkLh0Ex
「ずいぶん、勝手な真似をしてくれたわねえ」
「も、申し訳ありません!」
一見穏やかななぎさの言葉に、冬乃は即座にその場に座り、頭を下げた。オ
ムツのお尻を突き出し、土下座をしている妹を冷たく見下ろしながら、なぎさ
は背後の絵里名の頭に手を置いた。隠れるようにして冬乃を覗いていた絵里名
は、押されるままに前に立ち、無様な姿を晒している姉を、侮蔑の視線で貫い
た。
「絵里名、この子を見てどう思う?」
「・・・みっともない」
「そうね。でも、こんな無様な姿が、すごく似合うでしょ?」
 言いながら、なぎさは冬乃の前に足を突き出した。何も言われもしないのに、
冬乃はその足を押し頂き、舌で丹念に指を舐め取り始める。
「この子は、こういうのが好きなの。みっともない姿を晒して、奴隷みたいに
扱われるのが嬉しいの。ほら、絵里名もやってみなさい」
「う、うん・・・」
 あいまいに頷き、絵里名がなぎさを真似て足を突き出した。冬乃は迷いもな
く妹の足を掌に乗せると、丁寧に靴下を脱がせ、小さな足にそっと舌を乗せる。
そんな姉の姿を見つめる絵里名の目から、最初の戸惑いが消え、冷えた感情が
現れた。なぎさはほくそえんで小さく頷き、二人の妹に次の命令を与える。
「冬乃、そこで四つんばいになりなさい」
「は・・・はい」
「絵里名、背中に乗って。あ、そうじゃない。後向きに乗るの」
「こう?」
「そう。さて・・・それじゃ・・・」
 部屋の真ん中で四つん這いになった冬乃の背中に、絵里名がちょこんと跨っ
ている。絵里名は目の前にある、おむつに包まれたお尻を手で触りながら、な
ぎさの次の言葉を待って目を輝かせている。
「冬乃、そのままうんちしなさい」
「そ・・・んな・・・」
「晶にさせようとしたんだからね。同じ事をさせてあげる」
「くすくす・・・」
 長姉の命令に、跨ったままの絵里名が声を押さえて笑った。小さくても、や
はり女の子は女の子なのだろう。他人を嘲る陰湿な笑い方を身につけている。
「ほら、早くしなさい」
「・・・はい」
 どれほど恥ずかしく、屈辱的な命令でも、それがなぎさの口から出されたも
のであれば、逆らう事が出来ない。そこまでして歓心を買おうとする自分が悲
しくもあったが、それ以上に、こんな形であっても、姉が自分をかまってくれ
るのが嬉しかった。冬乃は言われたとおり、お腹に力を込め、不自然な格好の
まま、命令を果たそうとする。
 ぷっ! ぷううぅう!
「やぁあ・・・臭ぁい」
「ほんと、すごい臭い」
 力んだ結果として、尻から出たのは、実ではなくガスだった。その軽妙な音
と臭いの酷さに、姉と妹とが笑いを押さえながら鼻を摘む。冬乃は真っ赤にな
って顔を伏せ、引き続き力を込めている。
 ぶぅ・・・ぶっ・・ぶす・・・ぶ・・・ぶず・・・
「出てきてる・・・おむつが膨らんでる」
「ふふっ、ほんとにするなんて、恥知らずにも程があるわね」
「ほんと。信じられない」
 命令を果たした末に待っていたのは、優しい労いではなく、無慈悲な冷笑だ
った。絵里名までもがそれに乗って笑い、冬乃を傷つける。それでも、少女は
涙を堪え、お腹に残っているものを全ておむつの中へと吐き出した。絵里名の
見ている先で、冬乃のお尻を包むおむつは大きく膨らみ、部屋中に妖しい臭い
を充満させた。


242:名無しさん@ピンキー
08/10/26 13:26:27 QKkLh0Ex
「うんち・・・しました」
「全部出たの?」
「はい・・・全部・・・出ました」
「少しは加減してよ。誰も全部出せなんて言ってないんだから」
「・・・・・ご・・ごめんなさい」
 理不尽な詰問にも、謝る以外にない。冬乃はその場で深く頭を下げ、謝辞を
口にした。なぎさは冷笑を浮かべて妹の後頭を見下ろし、ベッドに腰掛ける。
「臭いから、出てってくれる?」
「え・・・でも・・・」
「迷惑なの。これから晶とするのに、部屋を臭くされたくないの」
「先に・・・おむつを」
「換えろっていうの? 嫌よ、余計臭くなるじゃない」
「え、絵里名・・・?」
「私だって嫌だよ」
 姉と妹に拒否され、冬乃が寄る辺のない悲しみに俯いた。その背中から降り
立った絵里名は、大仰に鼻を押さえながら、その源となっている姉を追いたて
る。
「ほら、早く出て行ってよ」
「・・・はい」
 寂しく答え、冬乃は四つんばいのまま、のそのそと扉に向かった。絵里名が
先に立って扉を開き、重たそうな尻を揺らす姉を追い出す。全身で絶望を表現
している悲しい背中に、なぎさが餞別の言葉を投げた。
「おむつ換えて欲しいなら、晶に許してもらいなさい。あの子にお願いして、
はずしてもらいなさい」
 その言葉に、世にも情けない顔を振り向かせた冬乃は、小さく一度頷いた。
なぎさは手を振って冬乃を追い出すと、扉を閉めた絵里名の元に小走りで寄り、
細くドアを開いて廊下の様子を覗き始める。なぎさと絵里名が見ている先では、
トイレの前にうずくまった冬乃が、ドアが開かれるのをじっと待っている。
 ごじゃー! ざざざざ!
 トイレの水が流され、少し遅れて鍵が外される音がした。冬乃は慌てて身を
正し、廊下の上に正座する。程なく開いたドアからは、ほっとした表情の晶が
現れ、目の前の状況に驚いて足を止めた。
「ふ、冬乃ちゃん!?」
「ごめんなさい! 許してください!」
 言葉も待たず、冬乃は廊下に額を擦りつけた。廊下に満ちた臭いと、突き出
されたお尻の盛り上がりに、冬乃の置かれた状況を察した晶は、その酷さに表
情を曇らせ、その場に膝を突いて冬乃の顔を上げさせた。
「謝らなくていいよ、冬乃ちゃん」
「許してくださいますか? あんなことをした私を?」
「別に、怒ってないから」
「ありがとうございます!」
 寛大な言葉を貰った冬乃は、その場で再度額を擦りつけた。どうしていいの
か判らず、うろたえる晶の前で、少女はゆっくり顔を上げ、媚びた笑顔を引き
つらせながら、その場で仰向けに転がる。
「おむつ・・・外して下さい」
「ここで?」
 確かにどこでしても恥ずかしいのに変わりはないが、廊下の真ん中でするの
はどうかという気もする。だが、冬乃にはそんな事を言っている余裕はないら
しく、自ら足を大きく広げ、両手を握って構えたまま、じっと晶を見上げてく
る。


243:名無しさん@ピンキー
08/10/26 13:28:54 QKkLh0Ex
「・・・判った」
 仕方なく頷いた晶は、恐る恐る手を伸ばし、少女の股間を覆っているものを
開いた。ギャザー一杯につまった汚物が目の前に広がり、目がくらむほどの悪
臭が襲いかかってくる。冬乃は自分の膝を自分で抱え、恥ずかしい場所を大き
く広げて見せつけた。おむつに漏らした汚物によって、茶色く汚れているお尻
を、拭いてくれと言わんばかりに軽く振っている。
「あ、ああ・・・動かないで。ちゃんと拭いてあげるから」
 慌ててトイレに戻り、紙を巻き取った晶は、べっとりと汚れたお尻を紙で拭
った。一度拭いただけでは茶色く線が残り、繰り返し何度も拭かないときれい
にならない。お尻はまだいいが、それよりも前の、女の子の一番デリケートな
場所に付着したものについては、あまり強く触れるのも悪いような気がして、
上手く拭くことが出来なかった。それでも、根気よくそれを繰り返すうちに、
なんとか見た目だけはきれいになり、晶は纏めた紙をトイレに放り込んで水を
流した。
「晶、ご苦労様」
「なぎさ! 酷すぎるだろ、これは!」
「あら、冬乃が悪いんだから、仕方ないでしょ」
「でも、こんな・・・」
「私が間に合わなかったら、晶が同じ目に合わされてたよ。自分がやろうとし
たことをされただけだから、酷いってことはないよねえ?」
 言葉の後半は、足元にひれ伏している冬乃に向けての言葉だった。少女は姉
の言葉を肯定するようになんども頷き、足の甲に額を擦りつけている。
「ついでだから、これをあてておいてあげて」
 まだ釈然としない様子の晶に、換えの紙おむつを渡し、なぎさは先に部屋に
戻って行った。晶はそれを広げて視線を落とし、自らおむつをあてがわれるよ
うに用意をしている冬乃を見つけてため息を吐いた。
「絵里名、ちょっとおいで」
「なに?」
 部屋に戻ったなぎさは、残っていた妹を呼びつけ、いきなりスカートを捲り
上げた。昨日から使わせている紙おむつをそこに見出し、有無を言わせずそれ
を取り外す。
「いいの?」
「絵里名はおむつ卒業だから。その代わりにね・・・」
 なぎさは腰を屈め、絵里名の耳元に何事かを囁きかけた。


 とりあえず、ここまでです。
 続きは、規制が無ければ水曜日までに。

244:名無しさん@ピンキー
08/10/26 19:09:07 ZKpj+7kV
219 名前:20 ◆JSxcaNkD96 [sage] 投稿日:2008/10/26(日) 17:34:19 ID:TLlXj6i/
 隔離スレがスレストの対象になりましたので、隔離スレを建てた時
に申し上げた通り、もう類似スレは立てません。それと、あのSSをこ
こに書き続けることも控えさせていただきます

 お気づきの方も多いようですので今さら申し上げることもないかもし
れませんが、私は自分サイトを持っています。で、だったら、どうして
自分のサイトにSSをうpしないで2chで書き続けたんだよ?とお思い
の方もいらっしゃるかと思いますので、そのへんの理由を簡単に説明
しておきたいと思います
 自分語りウゼと思われるでしょうけど、ま、撤退の挨拶ということで

 自分のサイトで長めのSSを連載していて、途中で最初の設定との
齟齬が生じた場合、これまでにうpしてきた文章の一部を後から訂正
するということを今まで何度かしてきたことがあります。これ、本当は
禁じ手なわけですよね。連載の途中で前に遡って文章を修正するな
んて。ただ、禁じ手だとわかっていても、自分のサイトだと、そのへん
のことが自由にできてしまうわけです、現実問題として。それに対して、
2chのスレだと、いったん書き込んだ文章は二度と訂正できないまま
残っていくわけです。それで、一度うpした文章を訂正しないで長いS
Sを仕上げる癖を付けるために(いろいろなスレを覗いていたところ、
たまたま好みに合いそうな幼児女装小説スレというものが目についた
ものだから)、ま、言ってみれば練習場みたいなノりで2chの当スレを
使わせていただくことにした次第です
 それと、或る程度のボリュームにまとまるまで待たずに細切れ状態
のままうpし続けたのは、読んでくれた人が「ここはこうした方が……」
という感想を上げてくれて、それに応じることができるようならそれに
応じた展開に持って行くようにできる機会を多くしたいなと考えたため
です。最初のSSの初期段階はそれも幾らかはできたかなと思うので
すが、二番目のSSの場合、ちよっと意地を張ってしまって聞く耳持た
ずといった感じで書き続けたものだから、細切れうpの意義もまるで見
えなくなってしまったのは残念です

 尻切れトンボ状態で終えるのは無責任ですし、とりあえず、SSは自
分のサイトででも書き続けようかと思っています―と、こんなことを
ここに書くと「おいおい、サイトの宣伝かよ。ったく、最後まてウザった
いヤツだな」と言われそうですけど、そのへんは、最後のことなんだし
お目こぼしいただければ幸いです

 では、あとは、名無しに戻ってROMったり雑談に加わったりさせてい
ただきます
 他の職人さんが別の作品を投下しづらい雰囲気になってしまったか
もしれません。その責任の一端は明らかに私にあります。そのことを
お詫び申し上げつつ、このスレがますます盛り上がることを願ってやみ
ません

245:名無しさん@ピンキー
08/10/26 22:34:35 3KxUrfaH
>>243
乙!

ただ「なぎさ」って人物が出てくるとCLANNADの渚をつい思い浮かべちまう・・・。
(それはそれで萌えるんだけど)

最萌で蔵の渚がベスト8に残っている影響で過敏になっているんだろうか・・・。

246:名無しさん@ピンキー
08/10/26 23:26:53 jWPZhhls
>>245
自分は初代プリキュアを思い浮かべてしまう。

247:名無しさん@ピンキー
08/10/28 18:19:53 qGEV6x/4
乙!
家族・友達構成がよつばと!の姉妹に似てるとかは考え過ぎかw

248:107
08/10/28 22:42:02 umrVD94F
>>247
 考えすぎですよ。 と言いたいところですが、イメージ的にはそのままです。
 そのままの名前にしないのは、あくまでもイメージモデルだからということで。
 実のところ、パロディにすると、キャラ同士の関係とか、縛りがきつくて書き
にくいからなんですが・・・。
 姑息な理由ですいません。
 それはそうと、今日は最後まで。


 翌日、美琴を呼び出した絵里名は、二人っきりになるやいなや、美琴の小柄
な体を抱きしめ、唇を重ねた。なぎさが教えてくれたように、舌を口の中にし
のび込ませ、相手の舌に絡ませる。突然のディープキスに驚いた美琴は、ただ
混乱し、されるがままになっている。美琴を十分に堪能した絵里名は、ゆっく
りと唇を離し、へたり込んだ美琴を見ながら、椅子の上に尻を乗せた。
「ね、美琴ちゃん」
 軽く足を開いた絵里名は、誘うようにスカートを少しずり上げた。膝の間か
ら、少女の股間の下着が覗き、見ている者の興奮を煽る。そこにあるのが、オ
ムツではなく普通のパンツなのが気になりはしたが、それよりもまず、気持ち
の昂ぶりが先立った。美琴は引き寄せられるように前に進み、絵里名の膝を両
手で掴んで、顔を前にせり出させる。
「おしっこ臭いでしょ?」
「う・・・うん」
「美琴ちゃんが好きだっていうから、おしっこの後拭かずにパンツを穿くよう
にしたの。ちょっと痒いけど、美琴ちゃんのために我慢したんだよ」
「それで、こんなに・・・」
「ね、脱がして」
「・・・うん」
 絵里名からの求めに、美琴は両手を太ももの上から下着の中に挿し込んだ。
柔らかいパンツを握って下にずらし、毛の生えていないスリットを目前に迎え
る。膝を通し、踵を抜いたパンツを手に持った美琴は、それをどうすればいい
のかわからず、答えを求めて絵里名を見上げた。
「臭いを嗅いで。私のおしっこパンツの臭いを嗅いで、エッチをして」
「そんなの・・・」
 絵里名の言葉の内容に、美琴が微かに首を振った。許しを求める弱々しい瞳
に、体の奥を震わせながら、絵里名が同じ命令を繰り返す。
「して。美琴ちゃんがいつもどうやってるのか、見たいの」
「・・・・・」
 期待に満ちた瞳を真っ直ぐに向けられて、美琴は拒みつづける事ができなく
なった。これ以上なく早く脈打つ心臓の音が、他の全てを圧倒して耳を覆う。
じっと見ているであろう絵里名の存在を意識しないように、目線を床に落とし
たまま、美琴は手に持ったパンツを鼻先に押し当て、大きく息を吸い込んだ。
「ん・・・ふ・・・あふ・・うぅ・・・」
 絵里名の臭いを胸一杯に吸い込んだ美琴は、とりつかれたように臭いを嗅ぎ、
熱く湿った息を吐いた。空いている手でスカートをたくし上げ、なぎさに言わ
れたとおり、下に穿いていたおむつの上から手をしのばせる。座ったままでは
手を奥に入れ辛かったのか、体を後に倒した美琴は、腰を突き出すような格好
でもがいている。窮屈な状況に苦しみながらも、何とか手を目的の場所まで伸
ばし、もはや収まりがつかない状況になっている自分自身に指を忍ばせる。
「ふぐう!」
 いつもと違う感覚が、鋭く体を突き抜けた。美琴は思わず絵里名のパンツに
噛みつき、くぐもった悲鳴を上げてしまう。そんな姿に我慢できなくなってき
たのだろう。欲情しながら友達の姿を見ていた絵里名が、スカートを捲り上げ
ながら美琴を呼んだ。
「ねえ、パンツより、こっちのほうがいいよね?」
「う、うん」
「それじゃ、近くに来て。私のここの臭いを嗅いで」
 絵里名の誘いを受けて、美琴が膝で床を進んだ。パンツを持った手を降ろし、
おむつの中に挿し入れた手を動かしながら、絵里名が座る椅子の目の前まで移
動し、さっきと同じように顔を突き出す。守るものを着けていない股間に、美琴の
暖かな鼻息を受け、絵里名の中から熱い雫がこぼれ出して椅子を汚した。

249:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:42:52 umrVD94F
「舐めて。舐めてきれいにして。おしっこの臭いを無くして」
「ん、むはぁ・・・」
 許しを得ると同時に、美琴は絵里名の股間にむしゃぶりついていた。おしっ
この味と臭いが口中に広がる。頭が眩む感覚に酔いながら、美琴はひたすら舌
を動かし、絵里名の性器に残るおしっこの臭いを舐め取っていった。いつしか、
舌に乗るのはおしっことは違う雫の味だけとなり、絵里名の両手が頭を押さえ
つけていた。
「あっ・・きもち・・・い・・・」
「んっ・・んむ・・ん・・」
 時折ちゅるちゅると愛液を吸い取りながら、美琴は舌を動かしている。絵里
名は美琴をしっかりと押さえ込みながら、体の奥の昂ぶりに戸惑っている。
「はあっ! あああっ!」
「うわっ!」
 絵里名の口から歓喜の声が放たれ、頭を押さえる手に力が篭った。同時に、
小さな突起の下の穴からうす黄色い液体が噴出し、間近にあった美琴の顔に襲
いかかる。思いがけない攻撃に、美琴はとっさに顔を引き、絵里名の手から逃
れ去った。
「あは・・・また・・・漏らしちゃった」
 絶頂の余韻を引きずった絵里名が、おしっこを垂れ流している自分の割れ目
を見下ろして、陶然とつぶやいた。一人現実に立ちかえった美琴は、慌ててク
ローゼットを開き、タオルを掴んで床に投げる。そのタオルも、絵里名が放つ
おしっこに、あっと言う間に濡れそぼってしまった。
「はあ・・・」
 おしっこを終えた絵里名が、充足感に満ちた様子で、ぐったりと椅子にもた
れかかった。その足元では、もう一枚のタオルを取り出した美琴が、せっせと
床を拭いている。やがて一通りの始末をつけた美琴は、嬉しそうに自分を見下
ろしている絵里名に気づき、軽く唇を尖らせた。
「ひどいよ、顔にかけるなんて」
「ごめんね。気持ち良かったから、力が抜けちゃって」
「いいけど、今度は気をつけてよ」
「うん、先にトイレを済ましとくね」
 穏やかな様子でにっこりと笑われてしまうと、それ以上責めることができな
くなってしまう。美琴はひとまず矛を収め、最初に気になった疑問を口にした。
「そういえば、なんで絵里名はおむつしてないの?」
 絵里名がしているから、絵里名と同じになれるから、おむつを我慢している。
それなのに、肝心の絵里名がしていないのでは、話が違ってきてしまう。美琴
のそんな気持ちがわかっているのだろう。立ちあがり、換えのパンツを手にし
た絵里名は、それを美琴の目の前で穿きながら、答えを返す。
「お姉ちゃんがね、おむつは卒業だって認めてくれたの」
「えー、なんで?」
「お姉ちゃんの言う通り、ずっとおしっこを我慢したんだよ」
「私も我慢するよ。私もおむつは卒業する」
「決めるのは、お姉ちゃんだよ」
「じゃあ、なぎささんにお願いするよ」
「そうだね。それじゃ、行こうか」
 美琴の熱意に押された形で、絵里名は自分の部屋を出た。美琴を連れだって
姉の部屋に向かい、ドアを軽くノックする。帰ってきた許しの言葉にドアを開
いた絵里名は、先に立って部屋に入り、そこに見なれた女性の姿を見出して冷
笑を浮かべた。

250:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:44:00 umrVD94F
「あれえ、お姉ちゃん、なにしてるの?」
 そこには、裸になっておまるに跨る冬乃の姿があった。小さな取っ手をしっ
かり握り、唯一の衣服である涎掛けを揺らしてしゃがんでいる。傍らに落ちて
いる、少し湿った紙おむつは、さっきまで身につけていたものなのだろう。恐
らくはそれを外させられたであろう晶は、ベッドの上に座り込んで、無表情に
タバコをくゆらせている。
「ふ、冬乃・・・さん?」
 遅れて部屋に入ってきた美琴が、信じ難い光景を前にして固まった。予期せ
ぬ珍客の乱入に、冬乃が驚いて腰を上げ、おまるの上から離れてしまう。
「あらあら、駄目ねえ、冬乃は」
「お姉ちゃん、なにしてたの?」
「ん? おむつが無くなってきたから、冬乃にトイレの練習をさせてみたんだ
けどね。この分だと、追加でおむつを買わないとだめね」
「・・・カメラを置くからじゃないのか?」
 少し不機嫌そうな声で指摘され、なぎさは大仰に肩を竦めた。おまるの前に
置かれていたビデオカメラに近づき、その電源を落として片付ける。
「まあ、何にしても、冬乃はしばらくおむつ生活ね。後でもう一袋買ってきな
さい」
「・・・はい」
「それじゃ、おむつをあてて部屋に帰りなさい」
「で、でも、今日はしてくれるって・・・」
「いい子にできたらって言ったでしょ? できなかったんだから、当然お預け
なの」
「でも・・・でも・・・・・」
「ああ、うるさいなあ。ほら、これを咥えて大人しく帰りなさい」
 まだ口答えする冬乃の口に、なぎさはおしゃぶりを挿し込んだ。涙を浮かべ
てなぎさを見返しながらも、冬乃はそれを入れられると、音を立てて吸い始め
る。一変して優しい笑顔になったなぎさは、冬乃の頭を撫でながら、床に転が
して行く。何も言われていないが、晶がベッドから立ちあがり、床の上からオ
ムツを拾い上げた。
「冬乃さんも・・・おむつなんだ・・・」
「冬乃お姉ちゃんはおむつが離せないの。うんちだっておむつにするんだから」
「嘘・・・だよね?」
「本当だよ。ねえ、お姉ちゃん」
 嘲りに満ちた妹の言葉に、床に寝転がっている冬乃が悲しげに頷いた。女と
しての成熟を迎えつつある冬乃が、赤ん坊のようにおむつを待っている姿を美
琴は昂ぶった様子で見つめ、見られているという認識に、冬乃が体を小さくす
る。
「お姉ちゃん、美琴ちゃんが信じられないみたいだから、見せてあげて」
「・・・」
 妹の冷酷な命令に、涙目で小さく首を振る。おむつを手にした晶が、絵里名
の言葉に戸惑いを浮かべて振り返った。非道な命令を取り消させようとするが、
口を開くよりも早く、なぎさがうれしそうに割り込んできた。
「してもいいけど、おむつの残りが少ないから、明日までそれを使うんだよ」
「ひひゃぁ・・・」
 おしゃぶりを咥えたままのため、声が形にならない。だが、何を言いたい
のかは十分に伝わった。もっとも、激しくかぶりを振る姿を見れば、言葉など
必要なかっただろう。
「へえ、嫌なんだ。お姉ちゃんの言うことは聞くのに、私の言うことは聞けな
いんだね?」
 どちらかといえば、汚したおむつをあてたままにされるほうがいやなのだろ
うが、絵里名は自分に都合よく姉の言葉を受け止めた。

251:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:44:34 umrVD94F
「仕方ないから、他の命令にしてあげる。それなら、聞けるよね?」
「んっ、んっ!」
 思いがけない許しの言葉に、冬乃は大きく頷いた。絵里名の顔に陰惨な笑み
が浮かび、それに気づいた晶が体を固くする。
「チャンスをあげたんだからね。これを聞けなかったら、どうなるか判ってる
よね?」
 楽しげに言いながら、絵里名はなぎさに近づいた。耳打ちをうけたなぎさが
破顔し、楽しげに末妹の頭を撫でる。
「あはははっ、やるわね、絵里名」
「えへへぇ」
 褒められて喜んでいる姿からは、年相応のあどけなさが感じられる。だが、
なぎさが示した引き出しを開いて振り返った顔には、冷たい瞳が戻っていた。
「はい、お姉ちゃん」
 引き出しから取り出した小さな箱を、次姉の眼前に突き出す。それを目にし
た冬乃の顔が青ざめ、目が大きく見開かれた。傍で見ている晶と美琴までも、
少女が見せた残酷さに、言葉を見出せずにいる。
「何かいいたそうだね?」
 口元を動かしている姿に、絵里名が姉の口からおしゃぶりをとりあげた。笑
いながら顔を覗き込み、手にした箱をゆする。
「う、うんちは、許してくれるって・・・」
「そうだよ」
「じゃあ、なんで浣腸・・・」
「別に不思議じゃないでしょ? 浣腸してとは言うけど、うんちをしろとは言
わないよ」
「あはははっ、冬乃が我慢するのは自由ってことだよね」
 詭弁と言うのも憚られるような論法に、冬乃の目に涙が浮かんだ。それでも、
小さな箱を受け取って中身を取り出す。あまりに惨めなその姿を、美琴と晶が
痛ましげに見やった。
「う・・・、うぅ・・・」
 左腕で両足を抱えあげた冬乃は、右手に握ったいちじく浣腸を、自らのお尻
に押し当てた。細い先端が肛門を突き、わずかの後に奥へと入り込んでくる。
異物が穴の中へと侵入してくる感触に、冬乃が鳥肌を浮かべた。縋る瞳が妹を
見るが、得られたのは、部屋の中の女性たちが、揃って自分を見つめていると
いう現実だけだった。
「ほら、早くしてよ」
 見られながらのセルフ浣腸の屈辱に、恥辱に塗れている冬乃ですら手が止ま
っていた。どれほど恥ずかしいかを理解しながらも、絵里名は容赦しようとは
しない。この状況にあって股間を濡らす、そんな浅ましい女に手加減はいらな
いと、心の奥から後押しの声が聞こえている。
「んうっ!」
 躊躇いを続けていた冬乃の手が、ついに浣腸を握りつぶした。込められてい
た薬液が体の中に送り込まれ、すぐにその役割を果たし始める。さっきまでと
違う理由で鳥肌を浮かべた冬乃は、奥歯をかみ締めながら浣腸を抜き取り、妹
の言葉を待った。

252:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:45:49 umrVD94F
「よくできたね、お姉ちゃん。ご褒美に、何かお願いを聞いてあげる」
「お、おトイレに・・・」
「え、なに? なにか、変な言葉が聞こえたけど?」
 躊躇いながらの哀訴は、不機嫌な声に遮られた。トイレなど、ここ数日の間
使わせていない。この状況でそれを願った愚かさに、絵里名は本気で腹を立て
ていた。妹の不機嫌が伝わったのだろう。冬乃は効き始めた浣腸の力に体をよ
じらせながら、晶が手にする紙製品を見つめた。
「おむつを、早くおむつを下さい!」
「ふふん、やっぱり、お姉ちゃんはおむつなしではいられないんだね?」
「そ、そうです。お願いです。私に、おむつをあててください! も、漏れち
ゃう! うんち! うんち漏れちゃう!」
「いいんだよ、無理にうんちしなくて。おむつにするの嫌なんでしょ?」
「い、嫌じゃありません! お願いです! 許してください! おむつにうん
ちさせて下さいっ!」
「もう、美琴ちゃんの前で、あまり恥ずかしいこと言わないでよね」
「でもっ、漏れちゃうんです! おむつ! 早くおむつを!」
「・・・晶、してあげて」
 妹の痴態を堪能したなぎさが、困惑を示していた晶に命じた。本当にこれが
冬乃のためなのかと迷いながらも、晶は手早くおむつを敷き、今にも噴出しそ
うな肛門をおむつで覆った。
 ぶっ! ぶじゅ! ぶぶっ!
「んううっ!」
 テープで止める暇すら無く、おむつの下から濁った音が響いた。我慢に我慢
を重ねていたのだろう。ようやく訪れた解放の瞬間に、冬乃は全身で浸ってい
る。自分を苦しめていたものを、全て出し切ってしまいたいのだろう。拳を握
り、口元を引き締めている。
「どうするんだ?」
 まだ固定もしていないおむつの中に出されてしまい、晶が困り顔でなぎさを
見上げた。量はそれほどでもないらしく、脇から零れて来てはいないが、これ
をこのままあててしまうのは、あまりに酷い気がする。とはいえ、勝手に外し
てしまうには、晶の立場が弱すぎる。
「さっき言ったでしょ。替えが少ないから、そのままだって」
「でも、かわいそうだ・・・」
 自分に憐憫を寄せてくれる女性に向けて、冬乃が必死に眼で訴えている。だ
が、それに応えて助けるための術を、晶は持っていない。どうすればいいだろ
うと、重たくなったおむつを押さえながら、答えのない問いを繰り返す。
「あ、あの・・・」
 躊躇いがちの声が、晶の耳へと投げかけられた。振り返ると、冬乃に憐れみ
を向ける一人の少女が、迷いを浮かべて立っていた。
「なに?」
「あ、あの・・・。あたしのおむつで良かったら・・・」
 言いながら、スカートを捲り上げておむつを見せる。
「おしっこ・・・とかで、汚れてますけど・・・。うんちはしてないから・・」
 自分のうんちに汚れたおむつと、他人のおしっこに汚れたおむつと。
 これを選べと言われるのは、あまりに酷な状況だろう。とはいえ、うんちに
汚れているよりはマシだろうと、恥ずかしさを押し切って提案してきた少女の
行為を、踏みにじる気にはなれなかった。晶はゆっくりと冬乃に向き直り、ど
ちらを選ぶのかと問いかけた。



253:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:46:49 umrVD94F
「・・・美琴ちゃんのおむつを、下さい」
 迷った末に返された答えはそれだった。気持ち悪さよりも、決断の理由は臭
いにあっただろう。家に閉じこもっているとはいえ、食事時には家族と顔を合
わせ無ければならない。おしっこならばまだごまかしが効くが、うんちを漏ら
しているとあってはそれもできない。
「じゃあ、美琴ちゃん・・・」
「その前に」
 外してくれと求める晶を制して、なぎさが口を挟んだ。不安を浮かべる美琴
を見つめ、優しげに微笑む。
「美琴ちゃんはどうするのかな? 冬乃のおむつをあてて帰るの?」
「わ、私は、おむつを卒業したいから・・・」
「あら、それを決めるのは美琴ちゃんなの?」
「いえ・・・。でも、あの、絵里名がおむつを卒業したって聞いて・・・」
「それで?」
「私も・・・卒業したいなって・・・」
「そう。それじゃあ・・・」
 薄く笑ったなぎさの目が、使われる事なく置かれている簡易便器を捉えた。
美琴に向き直り、床の上のそれを指差す。
「ここでおしっこしてごらん」
「ここで?」
「そう。おまるでちゃんとできるなら、おむつはもう必要ないからね」
「うぅ・・・」
 なぎさの言葉に、美琴が苦悩を浮かべた。しかし、助けを求める冬乃の瞳に
迫られ、穿いているスカートを捲り上げた。
「ああ、スカートは脱いじゃって」
「・・・はい」
 半ば予想していた命令に、美琴は素直に従った。スカートを脱ぎ落とし、T
シャツの下におむつだけという格好になった美琴は、落ち着いた様子で座って
いる晶の視線を意識しながら、紙おむつを止めているテープに指を伸ばす。
「ふふ・・・」
 立ったままおむつを外そうとしている姿は、何とも新鮮味があっていい。そ
んな事を考えながら見ているなぎさの笑い声に、美琴は顔を更に赤くし、体を
屈めながらおむつを外した。漏らしたおしっこと、さっきのオナニーで汚れて
いる内側を隠すように丸め、晶に差し出す。少女の温もりを持つおむつを貰っ
た晶は、それを一旦床に置き、冬乃のうんちを受け止めたおむつを開いた。ビ
ニール袋にそれを入れ、口を縛って端に寄せる。
「まだあてちゃダメよ。美琴ちゃんができてからだから」
 ただ単に、二つのイベントを同時進行させたくないだけだろうが、なぎさは
もっともらしく言い放ち、晶の手を押しとどめた。せめてもと思ったのだろう。
晶はウェットティッシュを抜き取り、お尻を拭き始める。
 その間にも、Tシャツ一枚になった美琴は、シャツの裾から割れ目を覗かせ
ながらおまるに跨っていた。落ち着かない様子で回りを覗い、ゆっくりと腰を
落としていく。
「見ないでよ、絵里名」
「だめー。美琴ちゃん、私がするの見てたでしょ?」
「あれは・・・近すぎて見えなかったよ」
「それじゃ、私も近くで見るね」
「やだあ!」
 しゃがんでいる股間に顔を寄せられ、美琴は両手でそこを隠した。その手を
なぎさがそっと掴み、おまるの取っ手に導いていく。
「う・・・う・・・」
 しっかりと取っ手を掴み、おまるに跨る格好になった美琴は、恥ずかしさに
涙を滲ませ、短くしゃくりあげた。それでも、おまるから立とうとはせず、取
っ手を握る手に力を込める。

254:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:47:22 umrVD94F
 じゃっ・・・じゅば・・・
「あ、出てきた」
「うん、いい勢いねえ。ちょっとお尻に垂れてるのも、いい感じだし」
「そうなの?」
「なんか、だらしない感じで恥ずかしいでしょ? 個室でするなら気にならな
いけど、見られるとなると・・・ねえ」
 そんなことで同意を求められても困ってしまう。美琴はおまるの上で耳まで
赤くして固まり、自分の意思で止められないおしっこを恨みながら恥辱に耐え
ている。とても、なぎさの言葉に反応している余裕などない。
「ちょっと、勢いが無くなったね」
「お尻に伝う分が多くなってるわねえ」
 ようやく終わりにさしかかったおしっこは、前に飛ぶ勢いを無くし、ちょろ
ちょろと零れるようにおちている。割れ目を伝い、お尻に流れる量も増え、丸
いお尻の両丘から、雫が交互に垂れては落ちた。そんな状況を間近で実況され、
美琴は消えてしまいたいほどの恥ずかしさに震え、体を丸めている。
「終わったみたい。美琴ちゃん、私が拭いてあげるね」
「絵里名、ちょっと待って」
 美琴が断るより早く、なぎさが妹を制止した。おまるに跨ったまま不思議そ
うに見上げる美琴と、振り返って同じ表情を浮かべている妹に、なぎさはにっ
こりと笑いかける。
「美琴ちゃんも、拭かずにパンツを穿きなさい」
「この・・・まま?」
「そう。そのままにして、明日また来なさい。絵里名とどっちが臭いか、比べ
てあげるから」
「・・・はい」
「絵里名、今穿いてるパンツを美琴ちゃんに穿かせてあげて」
「うん、判った」
 さっき履き替えたばかりで、まだ汚れていないパンツを、絵里名は美琴に見
せつけながら脱ぎ落とした。おまるの上で立ちあがり、太ももにおしっこを垂
らしている美琴を前に進ませ、その足元で、ぬくもりの残っているパンツを広
げる。
「ほら、足を上げて」
「う、うん・・・」
 美琴は片手を絵里名の肩に乗せ、右足を持ち上げた。広げたパンツの片方の
穴をその足に通した絵里名は、次いで逆の足をあげさせると、同じように通す。
そして両足をパンツに通させると、それをゆっくりと持ち上げ、丸出しになっ
ている割れ目を覆い隠した。さっそく付いていたおしっこがパンツに染み、布
の色を変えていく。
「さて、後は冬乃のおむつね」
 美琴がちゃんとしたのを確認して、晶は既に用意を整えていた。おしっこに
黄色く染まった紙おむつが、冬乃のお尻の前に広げられている。足を抱えた姿
の冬乃は、なぎさの許しの言葉をじっと待っていた。
「美琴ちゃん。あなたがあててあげなさい」
「え、私ですか?」
「そうよ。美琴ちゃんのおむつをあてるんだから、当然でしょ」
「うぅ・・・」
 どう当然なのか判らないが、ここで逆らってはいけない。そんな空気を読ん
だ美琴は、自分が汚したおむつの前にしゃがみ、目の前にあるお尻を見つめた。


255:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:48:02 umrVD94F
「ごめんなさい・・・、汚いおむつで・・・」
 思わず謝りながら、おむつを奥へと進めていく。その上に、冬乃のお尻がゆ
っくりと乗せられた。自分がおしっこを漏らしたおむつが、オナニーをして汚
したおむつが、冬乃のあそこを包んでいく。
 手を動かしながらも、それを思うと、気持ちの昂ぶりが押さえられなかった。
「ありがとう。美琴ちゃん・・・」
「いえ・・・。ほんと、ごめんなさい。こんなことになると思わなかったから」
 おしっこはともかく、それ以外の汚れが気になった。周りもそれを察してい
るのだろう。絵里名となぎさはにやにやとおむつをみつめ、晶と冬乃は気まず
い様子で眼を逸らしている。
「それじゃ、冬乃。このまま新しいおむつを買ってきなさい」
「・・・はい」
 姉の命令に、冬乃はおむつ姿で立ち上がった。とぼとぼと歩き、自分の部屋
へと帰っていく。
「あんたたちも、もう用は済んだでしょ?」
「うん。いいよね、美琴ちゃん?」
 おむつを許してもらえたのだから、確かに用事は済んでいる。美琴はなぎさ
に頭を下げ、脱ぎ落としていたスカートを拾い上げた。
「それじゃ、そろそろ二人だけにしてくれる?」
「そっか、お邪魔だよね」
「そういうこと。絵里名も判ってきたね」
 妹の額を指で突つき、なぎさが微笑んだ。その後では、何もわざわざ言わな
くてもと、頬を僅かに朱に染めた晶が、憮然とした表情を浮かべている。
「美琴ちゃん、行こ」
 スカートを穿き終えた美琴の手を取り、絵里名は部屋を出て行った。ようや
く二人っきりになれたなぎさは、いつの間にかベッドに座っていた晶の傍らに
座り、おもむろに唇を重ねる。タバコの味のするキスを存分に楽しみ、それだ
けで柔らかさを増した晶の、形のいい胸に服の上から触れる。
「先に言っておきたいんだけどさ」
「ん、なぁに?」
「もう少し、冬乃ちゃんに優しくしてあげなよ」
「んー、そんな気になれないんだよねえ・・・」
 思いがけない言葉に、なぎさが困ったように首を傾げた。その顔を覗き込み
ながら、晶が真顔で問い詰める。
「ほんとは、冬乃ちゃんもかわいいんだろ?」
「んー、なんていうかねぇ・・・」
 人差し指で鼻の頭を軽く叩きながら、なぎさが方向をずらした答えを返す。
「晶は恥ずかしがってる時がすごく素敵だし、絵里名は美琴ちゃんに意地悪し
てるときの顔が一番だし、美琴ちゃんは困ってる時がいいんだよね。で、冬乃
は、拗ねたり落ち込んだりしてるときがすごくかわいいの。だから、ああやっ
て虐めちゃうんだよね」
「・・・そうか」
 悪びれずに言うなぎさの姿に、晶は無駄を悟ってため息をついた。結局、な
ぎさに惹かれ、その言葉に逆らえなくなった時点で、もう負けているのだろう。
恐らくは今も、壁の向こうで自分を慰めながら、姉を奪った相手を呪っている
であろう少女は、つまるところ貧乏籤をひかされたに過ぎない。なぎさがそん
な姿に魅力を見出した以上、他の女がいようがいまいが、冬乃が毎日満たされ
るなど有り得ないだろう。


256:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:51:14 umrVD94F
「そんなことより、この前のやつ、できるようになった?」
「ん・・、ああ・・・」
 目を輝かせて問いかけてくるなぎさの声に、晶はスカートを脱ぎ落とし、足
を広げた。なぎさが求めるままに恥ずかしい姿を晒し、人に言えない特技を身
につけていく自分もまた、冬乃と変わる事のない立場に居る。自分自身が、巧
みに網を操るなぎさの手から逃れられないものを、どうして冬乃の立場を変え
られるだろうか。剥き身のバナナを股間に迎え入れながら、晶は自分の無力に
内心でため息をついた。
(でも・・・)
 獲物をいたぶるネコのように、なぎさは相手を弄ぶ。予想でしかないが、恐
らくは、飽きられた時点であっさり捨てられてしまうだろう。それを考えた時、
最後に残るのは、触れる機会が一番限られている冬乃なのではないだろうか。
そうならば、今のままの状況こそが、冬乃にとっては一番良いのかもしれない。
「んっ!」
 頭の中を巡っていた様々な事柄を打ち消し、晶は股間に力を込めた。ゆっく
り力を抜き、再び急に締め付ける。
「あははっ、すごい、すごい」
 中腰になって立った晶の股間から、途中でぶつ切りにされたバナナが順番に
落っこちた。それを目にしたなぎさが手を打って笑い、摘み上げた一つを自分
の口に運んでいる。
(いいよ、これで・・・)
 今、考えなければならないのは、自分がなぎさに捨てられないようにする事
だろう。冬乃の事を気遣っている余裕などありはしない。
「んっ!」
 迷いを振りきった晶は、残りのバナナを更に切り、膣から押し出しベッドに
落とした。それだけが、今の自分に出来る事なのだと、自分に言い聞かせなが
ら。



 といったところで終わりです。
 お目汚しでした。

 また、しばらくは大人しくしますので、次に書いてもお付き合いください。
 では、これで。

257:名無しさん@ピンキー
08/10/28 22:55:23 yqy5DpxX
どこで書いてもネカマの高木かおりは一目瞭然だ

258:名無しさん@ピンキー
08/10/29 23:56:13 skYkkQQL
どこにでも粘着くんが湧いてるな。
相手にされなくて逆恨みしてるっぽいな。

259:名無しさん@ピンキー
08/10/31 21:54:46 EG8vwmBZ
>>256
きてるー!!
GJ !!
楽しませてもらいました。

260:名無しさん@ピンキー
08/10/31 22:00:19 kNOJnkuT
ネカマ高木かおりの自演劇場開演

261:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:09:07 sKr7tAu7
粘着小僧の自虐劇場開演

262:名無しさん@ピンキー
08/11/01 06:13:49 ofdpJVBb
ネカマ高木かおり おはよう 

263:名無しさん@ピンキー
08/11/01 12:11:54 JWDxfl+q
>>256
乙でした!
まさか当たっているとわw
よつばと好きなんで大歓迎ですw
次回も期待してます!

264:名無しさん@ピンキー
08/11/01 12:18:21 5SxSNDKw
ネカマ高木かおりの自演劇場開演

265:名無しさん@ピンキー
08/11/01 13:32:44 wxNyORnA
とりあえず高木かおりさんへ。
あなたのいままでの貢献は認めます。
ただ、別スレで自分がまいた種をこちらまで持ってくるのはやめていただけないでしょうか?
自分のサイトがそろそろ一年近く更新されていないのですから、そちらで頑張っていただけないでしょうか?

非常にスレの空気が悪くなって困ります。
他の職人のことも考えていただきたいものです。

266:名無しさん@ピンキー
08/11/01 14:29:19 BSmGsdJh
気にしてんのは粘着だけだろ?
名無しの掲示板でいつまで引っぱってんだよ。もっと大人になろうぜ。


267:名無しさん@ピンキー
08/11/01 16:00:28 hfLbqLQJ
粘着荒らしがひとりで騒いでるだけじゃん
気に要らないなら荒らしの書き込み禁止措置でも依頼するといいよ

268:名無しさん@ピンキー
08/11/01 19:42:25 KkQJjXOx
っていうか高木かおりという証拠を出せ

269:名無しさん@ピンキー
08/11/01 20:51:27 1RyZLWl0
徹底スルーでヨロ

270:107
08/11/01 20:54:16 FN+NXmxa
下手に書き込むと荒れる元になるかなあと思いまして発言を控えていたのですが、
どうも同じようなのでちょっとだけ。

私としましては、「高木かおり」を名乗ったことはありませんし、女性を騙ったことも
ありませんよ。
男であることを隠す必要もありませんし。

それなりに時間を掛けて書いた話が、勝手に他人の作と言われてしまうのは、
正直言いまして少し悲しいです。
そのあたり、酌んでいただければ嬉しいのですが。


271:名無しさん@ピンキー
08/11/01 21:08:52 +xe81Oem
>>270
いや、別にあんたは何も悪くない。

272:名無しさん@ピンキー
08/11/01 21:23:35 pHrRPItK
早く粘着がこの世から消えますように・・・。

273:名無しさん@ピンキー
08/11/01 21:54:18 hfLbqLQJ
あの作家はンコネタは完全拒否じゃん
どうみても別人なのは殆どのヤツはわかってるよ

274:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:44:14 mBzKZEWW
どう見ても同一人物ですよ

275:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:44:51 mBzKZEWW
落とした。それだけが、今の自分に出来る事なのだと、自分に言い聞かせなが
ら。

276:名無しさん@ピンキー
08/11/02 06:29:06 aOFf1grw
琴は昂ぶった様子で見つめ、見られているという認識に、冬乃が体を小さくす
る。

277:名無しさん@ピンキー
08/11/02 11:48:30 oYuMAPHw
かまってちゃん乙

278:265
08/11/02 16:01:33 bK3SikEN
すまん。
SSを読まずにスレの流れからカキコしてしまった。
自分自身が一番スレの空気を悪くして本当にすいません。

279:名無しさん@ピンキー
08/11/02 18:11:58 voVsS0ez
彩音の声が緩やかに流れ、いつしかそれは、直接頭に響き始めてい
た。

280:名無しさん@ピンキー
08/11/03 06:39:36 TqIwWDXX
く首を振って抵抗するが、麻奈は容赦なく髪をつかみ、頭を押さえ
た。

281:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:32:54 oqbmUx5/
ん?昨日は、かまってちゃん休みか?

282:名無しさん@ピンキー
08/11/05 07:20:20 +rFw+q1H
口付けた。そむけた視線の先に動かし、晶に自分が生み出したものを見せ付け
る。

283:名無しさん@ピンキー
08/11/06 14:12:38 ZvjJCQVp
「ほんと、これじゃ下着がいくらあっても足りないな。用意して正解だったわ
ね」
 言いながら持ち出したのは、四角いビニールの包みだった。商品名とイラス
トから、中に何が入っているのかはすぐに判った。だが、それは絵里名を喜ば
せるものではなく、青ざめ、自失させる力を持つものだった。

284:名無しさん@ピンキー
08/11/06 14:15:11 ZvjJCQVp
「ふふ、恥ずかしがらなくていいですよ。一人だけじゃないですか
ら」

285:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:01:23 H7MgpBVL
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【おむつ】幼児女装小説 5冊目【園児服】
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