オムツ的妄想 3枚目at EROPARO
オムツ的妄想 3枚目 - 暇つぶし2ch100:61 ◆Wt7Wl3.p6I
08/07/15 00:15:30 AHGX1jaL
1、主人公が幼稚園に通ってしまう(どっかで見たやつ、おむつつき)
2、催眠術等で精神は元のままだけど、動きは赤ちゃん化
3、前回のシチュを別の主人公で
その他もろもろリクがあったら可能な限り応対します

101:61 ◆Wt7Wl3.p6I
08/07/15 00:19:22 AHGX1jaL
PS、
おむつをする時の服装について気になったから聞いてみる
1、普通の服
2、年不相応な服(園児服、小学校を卒業しているのにランドセル等)
3、ロンパースなどの赤ちゃんの服(+よだれかけ、哺乳便など)

ちなみに作者は2とおしゃぶりの組み合わせがツボ

102:名無しさん@ピンキー
08/07/15 07:09:36 Y5YFNYcE
>>100
羞恥プレイ好きなので3
>>101
同じ理由で1
かな

折角夏なんだし水遊びパンツで水泳の授業とか見てみたい

103:名無しさん@ピンキー
08/07/15 17:03:42 I8G95qPp
>>101
4、一見普通だけどオムツがチラチラ見えてしまうミニスカ
(見えてしまうのを気にする描写があれば尚よし)
5、ブルマー

書いててものすごく偏っていると思うorz

104:名無しさん@ピンキー
08/07/15 20:06:08 DWM0HIio
>>100
1+2
>>101
2から3
といったところ。

>その他もろもろリク
裸保育にでも取り組んでいただければ

105:名無しさん@ピンキー
08/07/16 07:07:55 uz3uSkSB
>>その他もろもろリクがあったら可能な限り応対します
同じシチュでやるなら期間を延ばして欲しいかな
ある程度慣れた状況である日突然元通りでおもらし癖が治らなくとか

106:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:31:13 xOgw7MYm
61さんが、久しくお見えにならないので、場つなぎに話を一つ書いてみました。
SSは書いたことないので、読みにくいかも知れないですが、時間つぶしにでもどうぞ。

107:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:31:47 xOgw7MYm
 目的の場所は、もう見える距離にまで来ていた。あの門を抜けれ
ば、この苦しみからの解放が待っている。それなのに、あと少しの
その距離が、ひどく遠くに感じられた。
 押さえる手の下で、お腹が小さく音を上げた。同性人気の高そう
な、すっきりとした顔立ちが、苦悶に歪められる。塀に肩をかけて
立ち止まった少女は、制服のポケットからハンカチを取り出し、額
ににじんだ汗をぬぐった。大きく、短く、呼吸を重ね、苦しみの時
が過ぎるのを待つ。
(もう・・・少し・・・)
 苦痛の波が収まるのを待って、少女は止めていた足を動かした。
強い日差しの影響もあってか、額にはまた汗が浮かび始めている。
加減しながら進める足の遅さが、自分でももどかしいのだろう。奥
歯をかみ締める横顔に、焦りが見えている。
(つ、着いた・・・)
 永劫にも感じられる時間の後、少女は目的の門を抜けていた。程
近い玄関に向かい、震える指でチャイムを鳴らすと、そのまま両手
でお腹を抱え、その場にうずくまる。
「はぁーい」
 気の抜けた声と共に、玄関が開かれる。同じ制服を着ていなけれ
ば、小学生としか思われないような少女がそこにいた。幼い顔つき
といい、低い身長といい、未発達の体型といい、年齢を騙っている
としか思われない。
「あぁ、琴奈。遅かったねぇ」
「さ、皐月。早く、トイレ・・・」
「とりあえず入りなよ」
 友人の苦悶を冷酷に見下ろす少女には、相手の事情を汲み取る意
思は感じられなかった。這うようにして移動する姿に笑みを浮かべ、
手を貸そうともしない。

108:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:32:17 xOgw7MYm
「は、早く、トイレに。洩れちゃう、洩れちゃうから!」
「別にいいんじゃない? ちゃんと言われたとおりにしてるでし
ょ?」
「し、してるけど、でもっ!」
「んー、とりあえずさあ、判りやすい格好になってくれない?」
 相手の焦りを意に介さない様子で、にやにや笑いを続けている。
言葉の意味が判らないほど、短い付き合いではない。琴奈は唇をか
み締めながらスカートの留め金に指を伸ばし、少し長めのそれを落
とした。
「うん、ちゃんとしてるねぇ。かわいいよ、琴奈」
 スカートの下からは、少女の年齢には不相応な下着が顔を見せて
いた。全体にふっくらとした、股間部分がやけに厚ぼったいそれは、
成人用に作られた紙おむつだろう。上半身だけになったセーラー服
とあいまって、やたらと卑猥に映る。
「ちゃんと、ちゃんとしてるからっ! だから、トイレにっ!」
「あわてない、あわてない。とりあえず、ついて来て」
「くぅぅ!」
 かなり切羽詰った状況なのだろう。琴奈はスカートを拾いもせず
に立ち上がった。両手でお腹を押さえ、前かがみの中腰で足を進め
る。
「ど、どこ行くの?」
 トイレは玄関のすぐ脇にある。しかし皐月は、逆に向かって歩い
ていた。琴奈の問いかけを黙殺し、ドアの前で足を止める。

109:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:32:50 xOgw7MYm
「ほら、入って」
「そこ、リビング・・・」
「そだよ」
「どうして・・・トイレは・・・」
「いいから、入るの」
 ドアを開いた皐月は、有無を言わさず琴奈をひきずり込んだ。お
腹に力を入れられない状況では、逆らいようもない。少女はよろめ
きながらリビングに入り、言葉を失った。
「お待ちしていましたよ、琴奈さん」
 上品な笑顔を浮かべた、同年代の少女がそこにいた。人も育ちも
よさそうな、おっとりとした声。しかし、眼鏡の向こうの瞳には、
人を見下した光がある。その脇には、どこかのんきな印象を受ける
少女が控え、悲壮な雰囲気を纏った、下着姿の少女の姿もあった。
他にも何人かの、すべて同年代と思える少女たちがそろって琴奈に
目を向けている。
「だ、誰?」
「あたしのお友達だよ」
 おむつを手で隠しながら後ずさった体を、皐月が押さえた。少女
たちの輪の中に押し出し、微笑を浮かべる眼鏡の少女に向き直る。
「おまたせ、彩音さん」
「ふふっ、これで揃いましたね」
 見知らぬ少女は穏やかに笑いながら、かわいらしく小首をかしげ
た。他の少女たちは、それぞれの表情で琴奈と、その股間の紙おむ
つを見比べている。身の置き所がないというのはこのことだろう。
琴奈はその場にへたり込み、便意と戦いながらも股間を手で隠して
いる。

110:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:33:14 xOgw7MYm
「聞いていたとおり、かわいいですね。おむつがとってもお似合い
です」
「い・・・やぁ、見ないで・・・」
「ふふ、恥ずかしがらなくていいですよ。一人だけじゃないですか
ら」
「・・・?」
 不思議な言葉に顔を上げた琴奈に微笑み、彩音は傍らの少女の頭
をなでた。少女はうれしそうに目を細め、彩音に頭を預ける。
「今日は琴奈さんに合わせて用意をさせました。千里、琴奈さんに
お見せして」
「はぁい」
 ぴょこんと立ち上がった少女が、琴奈に向き直った。はにかみな
がらスカートに手を掛け、前を持ち上げる。
「あ・・・」
「えへへぇ、かわいいでしょ。クマさんだよ」
 予想はできたが、それでも目にすると驚きが勝った。千里と呼ば
れた少女の股間は、パステルブルーのオムツカバーに包まれ、その
真ん中でファンシーな小熊が微笑んでいる。恥ずかしいとは思って
いるらしいが、千里はどこか誇らしげに、それを見せ付けていた。
「布おむつなの?」
「ええ、そうです。布がいいと言うものですから」
「だってぇ、やわらかいしあったかいんだもん」
「紙だって、最近は柔らかいよ」
「そうだけど・・・、お漏らししたときの感じが違うんだもん」
「あー、はいはい、そうですか」
 拗ねた様子で唇を尖らす姿に、皐月が呆れ顔で首を振った。くす
くすと押さえた笑いをこぼしていた彩音が、促されて咳払いをする。
「葵さん、莉央さん、お願いします」
「はい」
「はーい」
 求めに応えて、二つの返事が返された。たおやかに正座している
少女が頭を下げ、元気さが前面にでた、あどけない少女が右手を大
きく上げている。



111:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:33:41 xOgw7MYm
「涼」
「はいな」
 葵がしとやかに呼びかけると、傍らで胡坐をかいていた少女が勢
いよく立ち上がった。顔立ちも服装も中性的で、黙っていたなら美
少年で通ってしまいそうな感じがある。
「よっと」
 履いていたショートパンツを勢い良く脱ぎ落とした涼は、両手を
腰に当て、胸を張った。堂々と立つには不似合いな、パンツタイプ
の紙おむつが股間を覆っている。幼児が履いているならトレーニン
グパンツと呼ばれるだろうが、この年代で履いている場合、なんと
呼ぶべきなのか迷ってしまう。
「トレパンでいいのかなぁ?」
「どうなのかな?」
 手のひらでトレーニングパンツを撫で、首をかしげる。千里とい
い、涼といい、割り切ってプレイを楽しんでいるのが伝わってきた。
それはそれでいいのだが、どこか面白みに欠けると感じるのは、贅
沢というものだろうか。
「皐月さんには、この子たちの方が好みじゃないかな」
 顔に想いが出ていたのだろう。立ち上がってなお小柄な莉央が、
二人の少女を皐月の前に押し出した。共に長いスカートを履き、頬
を染めて俯いている。身長も揃って高く、年上だといわれても何の
違和感も感じない容姿をしている。眼鏡をかけた優等生っぽい少女
と、存在感と表情に乏しい暗めの少女。豊満な肢体と、よく表現し
てスレンダーなボディ対比するのが気の毒になるような組み合わせ
の二人だが、仲は悪くないらしい。互いに隣に立つ少女をよりどこ
ろにしているような、そんな雰囲気がある。
「こっちの委員長さんが恭子ちゃんで、大人しいのが海晴ちゃんだ
よ」
 紹介を受け、二人は揃って軽く頭を下げた。だが、他の少女たち
のように、自分から行動を起こそうとはしない。困り顔を見せた莉
央は、本人たちによる自己紹介を諦めたらしく、前に進み出て二人
のスカートをつまんだ。



112:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:34:01 xOgw7MYm
「海晴ちゃんは、琴奈さんとおんなじです。恭子ちゃんは、おむつ
とは違うんですけど、似たようなものなんで連れてきました」
 莉央にスカートを捲り上げられた二人は、それぞれの表情で恥じ
らいを示している。うんうんとうなずく皐月の目は、海晴の股間の
紙おむつと、恭子が履いているキャラクターパンツとを交互に見や
った。
「うーん、いいねえ。お子さまパンツがたまらないねえ」
「いいでしょー? 恭子ちゃんって、すごく大人っぽいから、この
ギャップがたまらないんですよねー」
「いやあ、判ってるねえ」
 腕を組んで何度もうなずく。嘲るような視線を向けられた恭子は、
逃げ出したいのに逃げ出せず、もじもじと体を揺すった。つられて
股間に位置するアニメキャラが動き、無理に履いている小さなパン
ツが食い込みを増す。
「さあて、それじゃ順番に話を・・・ん?」
 一通りの紹介を終え、話を進めようとした皐月のスカートが、強
く引っ張られた。目を落とすと、床にうずくまった琴奈が涙を浮か
べて見上げてきている。
「琴奈、どしたの?」
「ば、ばかぁ・・・。あんたが、あんたがのんびりしてるから・・・」
 見るうちに涙が零れ、頬を伝った。そのまま床に突っ伏し、大声
で泣き始める。
「うわああっ! ばかっ! ばかばかっ! 皐月のばかあっ!!」
 ぶっ! ぶぶっ! びぶぶぶぅ! ぶずっ! ぶぷぅ!
 泣き声に負けまいとするように、突き出されたお尻からも異音が
響いている。同時に広がり始めた臭いもあって、何が起きているの
かは明らかだった。恥ずかしさと悔しさに泣きじゃくる琴奈の姿を、
一部を除いた少女たちは面白そうに眺めている。千里や涼の顔には、
どこか羨むような景色さえあった。


113:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:36:35 xOgw7MYm
「あーあ、もらしちゃったんだね、琴奈」
「あんたが・・・、あんたが悪いんじゃない!」
 顔を伏せたままで、それでも反論してくる。勝ち目のない反抗の
声を心地よく聞きながら、皐月は膨らんだおむつに手を乗せた。
「ふーん、私のせいなんだぁ」
「ひいっ!」
 小さな手が、容赦なくおむつを抑えた。生暖かい感触がお尻に広
がり、琴奈が思わず悲鳴を上げる。
「我慢できなかったのは琴奈なのに、私がわるいんだぁ」
「や、やめて! やめてえっ!」
「やめないよぉ。わるい子にはおしおきが必要だからねぇ」
「ご、ごめんなさい! ごめんなさいいっ!」
「んふ、判ったみたいだねえ」
 謝罪の悲鳴に、皐月がようやく手を止めた。手のひらを顔に寄せ、
臭いを確かめる。琴奈は床に突っ伏したまま、短い嗚咽を繰り返し
ている。
「それじゃ、予定通りに進めようか」
「よろしいのですか? 琴奈さんのおむつを取り替えなくて」
「ああ、いいの、いいの」
 彩音の気遣いに、皐月はひらひらと手を振った。助けを求める琴
奈の視線を跳ね返しながら、意地悪く答える。
「琴奈は悪い子だから、しばらくこのままにしておくよ」
「そうですか。では、私からお話しますね」
「よろしくぅ。ほら、琴奈もちゃんと座って聞いて」
「ひあっ!」
 うずくまる少女の体を起こし、お尻を床に着けさせる。零れた悲
鳴を聞き流した皐月は、話を止めようとした彩音に続きを促した。
「私たちは、公園に遊びに行ってきました」
 スカートを脱ぎ捨てた千里と、下着姿のままの少女を前に押し出
し、彩音が語り始める。クッションに座りなおした皐月は、目尻に
涙を溜めた琴奈の体を抱き寄せた。身をこわばらせた琴奈の耳に、
彩音の声が緩やかに流れ、いつしかそれは、直接頭に響き始めてい
た。


とりあえず、ここまでです。
続けても問題ないようでしたら、個々の話に続けていきます。

114:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:55:13 Jel+rMk9
GJ!!
わっふる わっふる

115:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:44:13 AiYsQCng
>>113

> 続けても問題ないようでしたら、個々の話に続けていきます。

むしろ、続けない方が問題だろう。

116:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:18:42 xOgw7MYm
では、続きです。
ちょっと手抜きで、区切りまでの行数を増やします。読みにくかったらごめんなさい。


 ピンクのロンパースを纏った千里の手を引きながら、公園の遊歩
道を歩く彩音は、目的のベンチに人影を見出して足を速めた。膨れ
たお尻を振りつつ、急いで付いていく千里の姿を、すれ違う人々が
笑みで見送る。
「早かったのですね、秋乃さん」
「お待たせするわけにいきませんし・・・」
「ふふ・・・、自分の立場をよくお判りですね」
 読んでいた本をしまい、顔を上げたのは、押しに弱そうな雰囲気
を持った少女だった。優しげに微笑む彩音を見上げる瞳が、既に不
安に揺れている。ロンパース姿の千里にすらも、怯えた反応を示し
ている。
「何をするかは判っていますね?」
「・・・散歩・・・です」
「判っているなら、準備をしてください」
 言葉は丁寧で、物腰もやわらかい。それでいながら、不思議なほ
どに威圧感がある。秋乃と呼ばれた少女はおびえた様子で頷き、着
ていた服に手をかけた。わずかとはいえ通行人も見える中で、全て
を脱ぎ落としていく。ためらいながらも、最後の下着を脱ぎ落とし
た秋乃は、それらを足元で畳むと、恭しく彩音に差し出した。当然
のようにそれを受け取り、背後のベンチに置いた彩音の前で、秋乃
は両手で体を覆っている。通り過ぎる人々は、蔑みの視線や失笑を
投げかけながら、それでも何をするでもなく通り過ぎていった。
「準備できましたね。それで、今日のテーマということで、こんな
ものを用意してきました」
「・・・・・」
 鞄から取り出されたものを目にし、秋乃が俯いた。逃れられない
と判っているのだろう。どこか諦観を感じさせる、弱いため息がこ
ぼれている。
「犬用のものだと、足が通りませんからね。仕方がないので、これ
にしたんですよ」
 目の前に突き出されたパンツタイプの紙おむつを、秋乃は無言で
受け取った。命令の言葉を待つこともなく、自らの手でそれを履く。
上目で彩音の表情を伺った少女は、そこに満足の笑みを見出すと、
二人の少女の前で膝を突き、両手を地面に落とした。
「千里ちゃん、お願いね」
「はぁい」
 うれしそうに頷いた少女が、ポケットから首輪とリードを取り出
した。四つんばいのままでじっと待っている秋乃の傍らにしゃがみ、
慣れた手つきでそれを巻きつける。
「では、散歩を楽しんできてください」
「はーい、いってくるねえ」
「ああ、そうそう・・・」
 ベンチに腰を落とした彩音が、思い出したように手を打った。首
だけ振り向かせている一匹に向けて微笑みかける。
「散歩のルールはいつも通りですからね」
「・・・わん」
 か細く了承の鳴声を返し、秋乃は手足を動かし始めた。引かれる
ようにして付いていく千里の、大きなお尻を見送った彩音は、傍ら
の衣服を鞄にしまいこむと、文庫本を取り出して目を落とした。


117:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:19:27 xOgw7MYm
 昼中の公園には、場所にもよるが、それなりに人が散らばってい
る。そんな中に、全裸に近い格好の少女が、四つんばいで入り込ん
でいけば、人目を引かずにはいられない。あまつさえ、その首輪か
ら伸びるリードを持つ少女が、お尻を膨らませたロンパース姿をし
ているとなれば尚更だろう。
 豊満な胸を揺らしながら進む秋乃と、うれしそうにリードを握る
千里の周りには、数十人規模の人垣が出来上がり、悪意に満ちた囁
きを交わし始めていた。
「うわあ、たくさんの人が見てるよぉ」
「・・・・・」
 千里は状況を楽しんでいたが、秋乃のほうはそれどころではない
らしい。手は激しく震え、時折崩れそうになっている。顔を上げる
ことなどできず、長い髪を垂らして視線から逃げようとしている。
「たいへんだね、秋乃ちゃん。がんばってね」
「・・・無理。こ、こんなの・・・」
「だ、駄目だよ。早くしてくれないと、帰れないじゃない」
「・・・・・」
 散歩を終わらせるために、何をしなければいけないのかは、判っ
ている。今までに何度も繰り返してきてもいた。ただ、今日は、い
つもと違っている。あまりに多い観客と、馴染むことのできない下
着とが、するべきことをさせてくれない。
「遠くに行くほど、帰りが辛いんだよ。だから、ね?」
「・・・」
 その言葉に、秋乃の足が止まった。震える背中と、大きくうなだ
れた頭とが、少女の決意を伝えている。体を支える両手の間に、ぽ
つりぽつりと雫が落ちた。
「・・・ん、・・・んぅう」
 低い唸りが風に乗った。背中の震えが種類を変え、紙おむつの奥
からは粘りのある濁音が漏れ聞こえる。少しずつ、おむつのお尻が
膨れるにつれ、千里に届く臭いが強まっていった。回りを囲む野次
馬たちの囁きが増し、揶揄の声のいくつかは、はっきりとした形で
少女たちにも届けられた。
「終わったの?」
「・・・・・」
 恐る恐る振り返った瞳が、涙に揺れている。小さな頷きがそれを
こぼれさせ、頬を走らせた。千里はそれを拭いてあげることもせず、
手に持ったリードを強めに引く。
「それじゃ、帰るよ」
「くぅん!」
 めずらしく強い声で訴えた秋乃が、四肢を突っ張った。切なげに
見上げ、瞳で自分のお尻を指し示す。
「いいでしょ、そのままで。ほら、行くよ」
「んー!」
強く眉をしかめ、激しく首を振る。むずかった顔を見せていた千
里も、ついに根負けしたらしい。ため息と共にしゃがみこみ、鞄か
ら大きなビニール袋を取り出した。
「外すだけだよ。拭くのは後だからね」
「わ、わん」
 いらついた声に押し切られ、秋乃は仕方なしに頷いた。小さな手
がおむつをつかみ、中身を落とさないよう慎重にずりおろしていく。
お尻全体に広がっていた気持ち悪さから開放され、秋乃がほっと息
を吐いた。出したものの臭いに直撃された千里のほうは、逆に息を
つめて作業を進めている。

118:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:20:19 xOgw7MYm
「もう、臭いんだからぁ」
 ぶつぶつとつぶやきながら、脱がせたおむつを袋に入れる。厳重
に口を閉じて別の袋に入れ、その口もしっかりと縛る。
「これでいいでしょ? ほら、帰るよ」
 できれば拭いて欲しかったに違いないが、焦った声に押し切られ
るように、千里が手足を進めた。茶色く汚れたお尻から、小さな塊
が太ももへと伝い、時折地面にまで落ちる。あれなら、おむつをし
てたほうがよかっただろうという声が、背後から投げつけられた。
ちゃんと始末してやれよという声も聞こえてくる。
「ほらっ、早く、早くっ!」
 それらの声を無視して、千里はリードを引っ張った。おむつをあ
てた状態では精一杯の内股で、半ば小走りになっている。ついには、
空いている手で股間を押さえるに至り、急ぐ理由が誰の目にも明ら
かになった。観客たちに笑いが広がり、少女の背中を激しく叩く。
「あっ、やあぁ・・・」
 笑い声の中を必死に進んでいた少女の足が、小さな石に躓いた。
転ぶのだけは何とか逃れたものの、大きな被害は避けられなかった。
股を抑えたままの少女は、呆然と前を見たままで固まっている。程
なくして体が小さく震え、行為の終わりを周りに告げた。
「あうぅ・・・、ごほうびがぁ・・・」
 股間に手をあてたままの格好で、その場にへたり込む。どうやら、
彩音と何か約束していたらしい。失望に満ちたため息が、深く長く
尾を引いた。
「ひゃんっ!!」
地面にぺたりと落とされていた、もこもことしたお尻に、何かが
不意に触れた。驚いて腰を浮かせた千里の目に、肌色の塊が映る。
「ちょっとぉ、なにしてるのぉ?」
 足に絡みつき、お尻や股間に顔を寄せようとしてくる頭を、両手
で押し戻す。秋乃はそれにもめげずに、何とか臭いを嗅ごうと動い
た。ロンパース姿の少女と、汚れたお尻の全裸の少女との絡み合い
に、見物人たちから歓声が上がった。千里は困った様子で秋乃を追
い払おうとするが、さっきまで俯いていた秋乃が、今は何も気にし
た様子を見せずに、ひたすら千里のおむつを狙っている。



119:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:21:30 xOgw7MYm
「もうっ! やだあっ!」
 何とか先に進もうとするが、そのたびに秋乃が邪魔をする。足を
つかみ、お尻に鼻を押し付けようとする頭を押さえれば、すばやく
前に廻って顔を突き出してくる。千里は強引に足を出そうとしたが、
その足を掴まれてしまい、前のめりにたおれ込んだ。すばやく近寄
る秋乃から、身を反転して逃れたものの、仰向けで開いた足の間に、
黒髪を揺らした少女が割り込もうとしてくる。あまりのしつこさに
半泣きになりながら、千里は両手で、せりあがってくる頭を押し返
した。
「まあ、楽しそうですね」
「あ、彩音さん?」
 不意に投げかけられた声に、驚きながらもすがりつく。千里は秋
乃の頭を押し戻しながら、最初のベンチで待っているはずだった少
女に助けを求めた。
「なんとかしてよおっ! 秋乃ちゃんがしつこいのっ!」
「うふふっ、仕方ないですね」
 穏やかな笑みに安堵を浮かべた千里だったが、期待は直後に裏切
られた。
「お漏らしした千里ちゃんが悪いんですよ。秋乃さんはその臭いが
大好きですから」
「ええっ!?」
「そんなに一生懸命なんですから、ちゃんと嗅がせてあげてくださ
いね」
「あっ、やだっ! やだあっ!」
 抵抗していた両手が、彩音につかまれた。阻むものを除かれた秋
乃は、淡い笑みを浮かべて千里の股間に顔を寄せた。うっとりと目
を細めながら、おしっこをもらしたばかりの、おむつの臭いを吸い
込んでいる。
「ああんっ! 嗅いじゃだめえっ!」
 漏らしたおしっこの臭いを嗅がれるのは、誰にとっても嬉しい体
験ではないだろうが、千里もまた、その点では同じ感性を有してい
るらしかった。
「助けてっ! 彩音さん、助けてえっ!」
「仕方ありませんねえ」
 残念そうに微笑み、彩音は秋乃を呼び寄せた。傍らに控えさせる
と、千里がゆっくりと体を起こし、息を整える。
「千里ちゃん、こちらにおいでなさい」
「へ・・・?」
 呼ばれて顔を上げると、彩音が傍らのベンチを示していた。穏や
かな威圧に逆らえず、その前に立つと、さっそく秋乃が体を寄せよ
うと動く。彩音はそれを片手で押さえ込み、千里に座るよう促した。
「おむつを替えましょうね」
「え・・・?」
 落ち着いた声で宣告され、千里は周りを見渡した。適度に離れて
いるものの、何をしているのかは十分判る距離に、多くの見物人が
いる。おむつをして歩くのも、漏らすのも慣れてきたが、人前でそ
れを替えられるのは、今までに経験が無い。ためらい、拒もうとし
た千里の声に先立ち、彩音が言葉を重ねた。
「おむつが汚れたままだと、この子はずっと絡みますよ」
 その言葉を裏付けるように、秋乃が体を乗り出した。ベンチの上
で身を引いた千里は、困惑に包まれながら、上目で彩音を伺ってい
る。絶えることの無い優しい微笑は、その視線を受け止めはするも
のの、何も返そうとしない。
「・・・しないとだめ?」
「すっと秋乃さんと遊びたいなら止めませんよ」
「うぅ・・・」
 押し切られた格好で、千里はベンチに体を横たえた。横目で野次
馬たちを伺い、両手で顔を覆う。その間からこぼれ出る、荒く乱れ
た息に、彩音が頬を綻ばせた。


120:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:22:15 xOgw7MYm
「さあ、きれいにしましょうね」
 揃えられていた膝を開き、ロンパースの股ホックを外す。柔らか
な生地の下から、ファンシーなクマの笑顔が覗き、漂っていたおし
っこの匂いが強まった。傍らから首を伸ばした秋乃が、目を細めて
鼻を鳴らす。
 しなやかな指が、オムツカバーにそっと触れる。千里の体がびく
りと竦み、強張った。彩音は躊躇うことなくホックを外し、オムツ
カバーを開いた。T字に組まれた布が露になり、股を中心にした黄
色い染みをさらけ出す。それまでとは比べられないほどのアンモニ
ア臭が立ち上り、秋乃が興奮に酔った。
彩音の指はぬれた布をつまみ、股からお腹に持ち上げた。隠され
ていた布はぐっしょりと濡れている。横から伸びる布も左右に開き、
最後に持ち上げられていた布を手前に引くと、そこには飾り毛を持
たない、くっきりとしたスリットが眠っていた。息を呑んでいた見
物人たちから歓声が上がり、股間の涼しさに心細さを感じる少女を
打ち据える。
 布オムツの、まだ汚れていない部分をつかって、少女の下腹部を
拭った彩音は、そのまま片足ずつを持ち上げては、お尻を拭いた。
最後には足を広げさせ、少女にとってもっとも密やかな、柔らかな
秘裂をもなで上げる。せつなげにこぼれ出た声に、わずかに口の端
を上げるが、それ以上執拗に責めようとはしない。
「はい、ごほうびですよ」
 一番内側に敷かれていた、おしっこが滴るほどの布を摘み上げた
彩音は、それを秋乃の鼻先にぶら下げた。陶然とその布に鼻を寄せ
た秋乃は、胸いっぱいにその臭いを吸い込むと、黄色く染まった布
に舌を伸ばして舐めあげる。三度それを繰り返し、おしっこ臭い息
を吐き出すと、大きく口を開いて布をくわえ込んだ。
「おいしいですか?」
「ふうっ! むううっ!」
 布を地面につけないように伸び上がりながら、昂ぶった鼻息で答
える。片手をずらしてその様を覗いた千里が、情けなさに顔を歪め
た。
双方に等しく穏やかな微笑をなげかけた彩音は、用意していた新
しい布を手早く組むと、千里の膝に手をかけた。意外な力強さで足
を上げると、千里のお尻の下におむつを滑り込ませる。手馴れた様
子で、しかしわざとゆっくりと、布を股間に通し、晒されていた場
所を覆っていく。
 オムツカバーが閉じられ、ロンパースが止められると、千里は再
び元の姿に戻っていた。お腹を叩かれて体を起こし、周囲の視線に
晒されて俯く。その視線の先には、与えられた布を咥えた秋乃が、
満ち足りた姿で座っていた。
「そろそろ時間ですね。さあ、行きますよ」
 鞄を手に立ち上がった彩音に、ロンパース姿の千里、全裸の秋乃
が従った。

121:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:25:21 xOgw7MYm
少女たちの後姿が公園を出ていくと、不意に琴奈の耳が感覚を取
り戻した。荒く乱れたいくつかの呼吸が流れ込んでくる。
「いやあ、彩音さん。いつもながらディープだねえ」
「うふふ、その為に集まっているのですから、楽しまないと」
「そうだよねえ」
 皐月の言葉に、彩音が上品に笑った。皐月が同意を示して笑いを
重ね、葵と莉央の声がそれに加わる。
「でも、もうちょっとソフトなのも聞きたいなあ」
「それなら、私が」
 贅沢な注文に、葵が控えめに手を上げた。傍らの涼を前に出しな
がら、語り始める。
「じつは、私たちも公園にいったんです」
 そう切り出されると同時に、再び琴奈の視聴覚がぼんやりと霞ん
だ。


 今回は、ここまでです。
 次は、少しライトな感じになります。
 止めろという声が無いようなら、明日にでも最終チェックをして書き込みたいと思います。

122:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:13:36 Jel+rMk9
GJ!!
推敲を急ぐ必要はないけど、続きは読みたい。

123:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:23:44 FAUnE/+Q
お約束どおり続きを。
今回は軽めのお話です。


 顎から滴った汗が、焼けた石畳に落ち、すぐに姿を消した。化粧
をしていないこともあり、遠慮なく手の甲で汗を拭った涼は、耳に
届いた子供たちの喧騒に目を向け、日傘の下で眉をしかめている葵
を振り返った。
「ね、ちょっと涼んでいこうよ」
「・・・しかたないなあ」
 無邪気な瞳にみつめられ、葵はしぶしぶ頷いた。飛び出すように
走り出した涼は、パンツ姿の幼児たちが屯している大きな噴水に、
いきおいよく飛び込んだ。飛び散った水しぶきに嬌声が上がり、子
供たちがいっせいに乱入者に目を向ける。保護者らしき母親たちも、
傍らを通る見知らぬ男女も、場に不似合いな乱入者を咎めはせず、
優しい目で見つめた。
「なにすんだよー!」
 しぶきを被った少年の一人が、文句を言いながらも楽しげに、水
をかけてきた。涼は正面から受けて立ち、すぐに子供たちの輪に入
り込んでしまう。噴水の傍らに立つ葵が呆れ顔で息をつき、諦めの
強い声を投げた。
「涼ちゃん。服が濡れちゃうから脱いでくれない?」
「はいよー」
 いまさら手遅れな感じもするが、濡れるに任せておくよりはまし
だろう。涼は求めに応じて噴水の縁に立ち、何のためらいも見せず
に上着に手をかけた。肌に張り付いていたTシャツを脱ぎ、ニプレ
スを貼り付けた胸を露にする。下に履いていたハーフパンツのチャ
ックも勢いよく下ろし、一気にずり下げた。
「あー、お姉ちゃん、おむつしてるぅ」
「あははははっ、おむつぱんつだぁ」
 下着姿になった涼を、同じ格好の子供たちが取り囲んだ。年上の
少女が裸になり、自分たちよりも幼い下着を用いているのが、面白
くて仕方ないのだろう。口々に囃し立て、指差して笑う。
「おねーちゃん、おもらしするの?」
「たまーに、ね」
「だめだよー。もうおっきいんだから」
「仕方ないだろ。トイレが近いんだから」
 完全に同じレベルで言い合っている。どうやら、おむつを使って
いることを恥じ入る気持ちはないらしく、堂々と胸を張り、腰を突
き出して怖じない。
「それより、続き、続きっ!」
 再び噴水に飛び込んだ涼は、手近にいた少女に向けて水を飛ばし
た。甲高い嬌声が上がり、再び激しい水の掛け合いが始まる。葵は
噴水から距離をとり、にこやかにその様子を眺めている。
「んっ!」
 子供たちと手を繋ぎ、吹き上がる水と戯れていた涼が、不意に眉
をしかめて動きを止めた。わずかに中腰になり、無意識にか内股に
なっている。子供たちが見つめる中、涼は片手をオムツの上から股
間にあてがい、やがて大きく体を震わせた。
「ふわぁ・・・」
「あははははっ、オモラシしたでしょー!」
 口を付いて出た安堵の吐息に、周りの子供たちが笑い声を上げる。
さすがにばつが悪いのか、涼は恥ずかしそうに頭を掻いている。


124:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:25:02 FAUnE/+Q
「涼ちゃん」
 笑いの渦の真ん中に立つ少女を、葵の声が呼び寄せた。水に濡れ
た体を光らせ、涼が小走りに噴水を飛び出す。
「なに?」
「水あそびは終わりよ」
「ええー!?」
 不満の声に、不慣れなしかめ顔で答えながら、葵はタオルを取り
出した。濡れそぼった涼の胸にそれを乗せ、体を拭き始める。
「こんなに体が冷えてるじゃないの」
「大丈夫だよ。動けばすぐ熱くなるって」
「ダメよ。おもらしまでしたじゃない」
「むぅ・・・」
 それを言われたのでは返す言葉が無い。涼はしょんぼりと立ち尽
くし、葵に拭かれるままにされていた。
「おむつも脱がないといけないね」
「うん」
 言われて素直に、涼は足を軽く開いた。差し出されたタオルを受
け取り、濡れている髪を拭き始める。葵は腰に手を伸ばし、水を吸
って膨らんだ、紙製のぱんつの縁に手をかけた。正面から涼の腰に
目をやりながら、それをゆっくりと下ろしていく。紙おむつの奥か
らは、くっきりと刻まれた割れ目が顔を出し、ほのかなおしっこの
臭いが鼻をくすぐった。口を寄せたくなる衝動を抑えながら、足首
にまでぱんつを下ろす。
「涼ちゃん、足を上げてね」
「ん」
 タオルを肩にかけ、涼が片手を葵の肩にかけた。裸足の足を上げ、
おむつから足を抜く。すぐに逆の足も抜き、多くの視線のさなかで
真っ裸になる。
「葵、かわりのおむつは?」
 白昼に割れ目を晒しているのはさすがに恥ずかしいらしい。涼は
両手で股間を押さえ、そこだけを隠して立っている。逆に卑猥に感
じられるような気もするが、本人にしてみれば隠さずにいられない
のだろう。
「ごめんね、涼ちゃん。忘れてきちゃったみたい」
「ええー!?」
「近くに薬局があるから、そこで買いましょ」
「このまま行くの?」
「仕方ないでしょ。全部ずぶぬれなんだから」
「・・・」
 不満が顔いっぱいに溢れていたが、濡らした本人とあっては強く
も出られない。涼は両手で股間を押さえた情けない格好のままで葵
に従い、てくてくと歩き始めた。背後からの子供たちの声に、一度
振り向いて片手だけを振り、すぐに小走りで葵を追いかける。
「ちょっと待っててね」
 公園を出てすぐの場所にある薬局の前で、涼は一人買い物が終わ
るのを待たされた。道行く人たちが、意味ありげな目で裸の少女を
眺め、含み笑いを残して去っていく。居心地の悪い時間を強いられ
た涼は、葵が店から出てくるとすぐに駆け寄り、下げもたれていた
袋の中から、自分用の下着を取り出した。
 袋を開き、おむつを取り出し、足を通す。その間は当然、どこも
隠すことができない。それでも涼は、一瞬の恥ずかしさを選んだら
しい。すばやくおむつに足を通し、もこもことした下着を身に着け
て胸を張る。下手をしたら、裸でいるよりも恥ずかしい格好のよう
な気もするが、涼にとっては、この方がいいらしい。
「はあー、これで安心だぁ」
「うふふ、それじゃ、行きましょうか」
 穏やかに微笑み、葵が手を伸ばした。涼は嬉しそうにその手を取
ると、おむつひとつの姿のまま、並んで歩き始めた。

125:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:28:28 FAUnE/+Q
「ふぅん、結構恥ずかしいシチュなのに、すごく普通な感じだね」
「そうなの。涼ちゃん、慣れちゃってるから」
「だって、見られるだけだって判ってるからさ」 
 見られるだけでも、十分恥ずかしそうなものだが、涼にとっては
それほど気にならないらしい。いささかの物足りなさを感じている
葵とは対照的な、屈託の無い笑みがまぶしい。
「でも、やっぱりちょっと物足りないかなぁ・・・」
「それじゃー、わたしたちのはどうかなー?」
 待ちかねていたのだろう。莉央が勢いよく手を上げた。
「みんなでデパートに行ってきたんだけどね・・・」
 楽しそうな莉央の声と共に、琴奈の視界が白くぼやけた。 



 今回はここまでです。
 軽く、短くといった感じになりました。
 次は、またちょっとディープな感じに。
 明日か、明後日には書き込みたいと思います。

126:名無しさん@ピンキー
08/07/29 00:07:26 Gou7tLpM
ディープwktk

127:名無しさん@ピンキー
08/07/29 08:19:40 kWNmb0SU
スカトロ大歓迎

128:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:43:26 wtT9/Ee7
 スカ需要が強いのかな?
 今回、スカは終わりのほうに少しだけなのですが、それでご容赦を
 では、続きです。

  セールの時期ではないといえ、デパートにはそれなりの集客力が
ある。三人の少女は時折人を避けながら、奥に向かって足を進めて
いた。
「まずは下着売り場だねー。恭子のパンツを買わないと」
「・・・うん」
 普段よりも短いスカートの着用を強いられていることもあり、気
になって仕方ないらしい。恭子はしきりに前後の裾を押さえている。
海晴も条件は同じだが、こちらは隠すことよりも、視線を集めない
よう努力する方向を選んだらしい。さりげない様子で二人について
いく。
「ちゃんと自分で言えるかな?」
「・・・はい」
「そう。それじゃー、行ってらっしゃーい」
 笑顔で見送り、背中に手を振る。ためらいがちに背後を振り返っ
た恭子だったが、見送る笑顔に背中を押され、子供用下着の棚を整
える店員に近づいていく。
「あ、あの・・・。すいません」
「はい、いらっしゃいませ」
 仕事の手を休め、にこやかに一礼する。接客のプロらしい隙の無
いしぐさだったが、わずかに眉根が寄せられた。気づかれない程度
に鼻を鳴らし、軽く首をかしげる。その姿に、恭子が体を小さくし
た。
「あの・・・ぱんつが欲しいんですけど・・・」
「下着ですね? それでしたら、あちらに・・・」
 女性下着のコーナーを示した店員に首を振り、恭子はスカートに
手をかけた。
「こ、これと、おなじぱんつが欲しいんです」
「は、はぁ・・・」
 突然下着を見せ付けられ、店員が思わず身を引いた。持ち上げら
れたスカートの下では、少女向けアニメのキャラクターがポーズを
決めている。背中合わせの二人の足元、ちょうど股間に当たる部分
が黄色く染まり、さっきから感じるにおいの理由を説明していた。
「失礼ですが、おもらしをされてますか?」
「・・・・・・」
 目を伏せたままでこくりと頷く。店員の口の端に嘲りが刻まれ、
傍らの棚から同じキャラクターの下着を取り上げた。
「どうぞこちらに。試着室でお取替えください」
「い、いえ。包んでください」
「ですが、お漏らしぱんつのままでは困るのでは?」
「・・・また、漏らしちゃうと思うから。今日は、このままでいい
んです」
「それでしたら、おむつを使われてはいかがですか? あちらに薬
局が・・・」
「い、いやですっ!」
 店員の言葉をさえぎり、恭子が激しく首を振った。驚きを浮かべ
て立ち尽くす店員の前で、髪を振り乱している。




129:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:44:09 wtT9/Ee7
「私は赤ちゃんじゃないっ! 赤ちゃんじゃないのっ!」
「そーいうことは、お漏らししなくなってから言うんだよー」
 背後からの声に、恭子が固まった。海晴を従えた莉央に、店員が
恭しく一礼する。
「海晴ちゃんみたいに、ちゃんとおむつをしてくれると楽なんだけ
どなー」
 言いながら、海晴の腰を軽く押す。一歩前に出された少女は、頬
を朱に染めながら、莉央の手を取った。
「・・・おしっこ」
「ん? でちゃうの?」
 わざとらしい問いかけに、小さく頷く。細かく膝を震えさせ、じ
っと握り締めた手だけを見つめている。
「おトイレまでがまんできる?」
「・・・だめ。でちゃう・・・」
 少女の手が、スカートの上から股間を押さえた。固く目を瞑り、
ふるふると震える。その様を見つめる店員は、もはや侮蔑の色を隠
そうとはしなかった。冷たい笑みを浮かべ、うつむく少女を見つめ
ている。
「えっとー、おむつを替えられる場所ってありますかー?」
「北の女子トイレをお使いください。ベッドを用意してあります」
「わかりましたー。ありがとーございます」
 元気に頭を下げ、莉央は海晴の手を引いた。海晴は股を押さえた
ままで、小走りの莉央に引っ張られていく。あわてて恭子が後を追
い、三人はおしっこの臭いだけを残して姿を消した。
「へえ、大きなベッドだねー」
「うふふ、当デパートには、大きな赤ちゃんがよくみえるものです
から」
 莉央の慨嘆に、落ち着いた声が応じた。振り返ると、さっきの店
員が、営業スマイルを貼り付けて立っている。
「あれー、店員さん。どーしたんですかー?」
「こちらのトイレは、店員も使わせて貰っていますので」
 軽く頭を下げ、奥の個室に入ってしまう。莉央は何も無かったか
のように海晴を振り返り、大きな体をベッドに押し上げた。膝を立
てさせ、足を開かせる。
「じゃ、お取替えしよっかー」
「・・・」
 よく見なければわからないほどの頷きに、莉央はスカートを捲り
上げた。愛想の無い紙おむつが露になり、海晴が諦めたように目を
閉じる。四箇所のテープが順に剥がされ、股間を覆っていた前あて
がゆっくりと開かれた。漏らしたばかりのおしっこが、おむつの内
側を黄色く染め、生臭い臭いを立ち上らせている。莉央は目を細め
て頷き、左右の羽を開いた。
「だいぶ膨らんでるー」
 全体にスレンダーな体つきにあって、臍を中心にしたお腹がぽっ
こりと膨らんでいる。莉央の小さな手のひらがそれを撫で、軽く押
さえた。海晴が顔を歪めるのを確かめ、手を下へと動かしていく。


130:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:44:56 wtT9/Ee7
「ずっと入れっぱなしだったもんね」
 短い指先が、海晴の肛門をふさぐ黒いプラグをつついた。にこに
こと笑いながら取っ手をつまみ、いじわるく揺らす。
「そろそろ苦しいでしょ。抜いてあげるからね」
「あ・・・」
 言葉と同時に、お尻を塞いでいた栓が取り除かれた。小さな菊座
は、決壊を恐れるようにあわてて窄まる。臭いを放つ黒いプラグを、
恭子に手渡した莉央は、鞄を開いて新しい紙おむつを取り出した。
それを海晴の足の間に置き、さらにごそごそと鞄を探る。
「ごめーん。お尻拭き忘れちゃったー」
 無邪気な言葉に、海晴が青ざめる。それに構わず、莉央は鞄を取
り上げ、海晴の頭を撫でた。
「ちょっと買ってくるから、このまま待っててね」
「それは・・・」
「恭子ちゃん、海晴ちゃんを見ててねー」
 反論する隙すら与えず、莉央は小走りにトイレを出て行った。ベ
ッドの上で、股間をさらした格好のまま置き去りにされた海晴は、
開いた足を閉じることも忘れ、細かく震えている。
「あら、寒いのかな? お尻丸出しだしね」
 折り悪く、トイレを済ませた店員が海晴を覗き込んだ。広げられ
たままのおむつとむき出しの下半身とを見つめられ、海晴が顔を背
ける。その額に滲んだ汗をハンカチで拭い、店員は楽しそうに問い
かけた。
「暑いの? ちゃんとエアコン効いてるけど」
「う・・・んち・・・」
「え?」
「出る・・・もう・・・」
 汗と震えの理由は、すぐに理解できた。必死の努力を続けていた
海晴の肛門が、幾度かの抵抗の後に力尽きる。溜め込まれていたも
のが、小さな穴を内側から強引に押し広げ、黒褐色の塊が顔を覗か
せた。張り詰めた肛門は更に口を開き、ついには太巻きほどの代物
を押し出されてきた。




131:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:45:21 wtT9/Ee7
「うわっ、ふっとーい!」
 思わず素に戻って叫んでしまう。そんな店員が見つめる下で、海
晴は仰向けのまま力を込め、溜まりに溜まったうんちを押し出して
いた。力を入れるたび、太い塊は少しだけ長さを増し、息を吐く間
は動きを止める。染み出るように漏らしたおしっこが割れ目を伝い、
うんちを濡らしておむつに落ちた。
「あらー、がまんできなかったねー」
 急いで戻ってきた莉央が、尻尾のようにうんちを生やした海晴の
姿に苦笑を浮かべた。買ってきたばかりのお尻拭きを開き、湿った
紙で伸び出ているうんちをつまむ。
「手伝ってあげるから、がんばって出すんだよー」
「ん! んむぅ!」
 うんちの暖かさが、紙越しに伝わってくる。その太さと固さとを
楽しみながら、莉央はうんちをゆっくりと引っ張った。そのかいあ
ってか、さっきまでよりは滑らかに長さを増したうんちが、いった
んの切れ目を迎えておむつの上に落ちた。力尽きた肛門が、ゆっく
りと口を閉じていき、少しだけ開いたままの状態で止まったかと思
うと、直後にきゅっと窄まる。
「いっぱい出たねえ。恭子、流してきて」
 太い一本ぐそを載せたおむつを手渡された恭子が、それを両手で
支えて個室に向かった。莉央は新しい紙おむつを開き、自分で腰を
上げた海晴の下に滑り込ませる。
「保護者の方も戻られたようなので、私はこれで」
「あ、ご心配かけましたー」
 お尻拭きに本来の役割を与えている莉央に、店員が穏やかに頭を
下げた。会釈を返して作業を続け、再び紙おむつで海晴の股間を覆
う。
「それじゃー、皐月さんの家にいこっかー」
 自分でベッドから降り立った海晴と、用事を済ませて戻ってきた
恭子は、その言葉にそれぞれ頷いた。

132:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:47:52 wtT9/Ee7
「しっかし、莉央ちゃんの責めは、いつもえげつないねえ」
「えー、そうですかー?」
「わざわざおむつを開いて、その上にうんちでしょ。マニアックす
ぎるよぉ」
「普通に漏らすだけじゃ、つまらないですからー」
 おむつに漏らすのに普通という表現が当てはまるとは思えないが、
誰もそこには触れなかった。彩音と葵がうんうんと頷き、皐月が琴
奈の頭を撫でる。
「わかったでしょ、琴奈。うんちをもらすぐらい、誰も気にしない
んだよ」
「・・・おかしいわよ、あんたたち」
「うん、そうだよ。だから琴奈にこんな格好させてるし、おむつを
替えるのが楽しみで仕方ないんだよ」
「ちょっと! こんなとこでっ!」
 スカートに忍び入り、おむつに触れようとした皐月の手を、琴奈
が乱暴に振り払った。寄り添っていた少女から離れ、壁際に移動す
る。
「しかたないなあ、琴奈は」
 言葉とは裏腹に嬉しそうに笑った皐月の左右に、同じ顔をした彩
音と莉央が並んだ。揃ってにじり寄ってくる。
「ひ・・・。こ、来ないでよっ!」
 壁に張り付くようにしている琴奈の足首を、彩音が乱暴に掴んだ。
反対の足首を莉央が掴み、皐月が左腕を取る。それでも暴れる琴奈
の体を、三人がかりで持ち上げると、部屋の真ん中にまで移動し、
丁寧に下ろす。


 中途半端ですが、今回はここまでです。
 次で最後になる予定ですので、よろしければお付き合いください。
 明日か明後日の予定でいます。

133:名無しさん@ピンキー
08/07/30 00:04:42 qBS3Oysj
GJ!
同年代からの羞恥プレイ壷だw
この作品終わってもまた書いてくれると嬉しい。

134:名無しさん@ピンキー
08/07/30 01:33:33 KvPqL1ks
GJ!
太巻きで抜けた

135:名無しさん@ピンキー
08/07/30 17:48:30 kkDCD4dn
GJ!

個人的な趣味としては、おしっこは良いけど、うんちは無いほうが好き。
その子たちは見られるのに慣れてしまってるけど、慣れるまでの恥ずかしがる様子とか
おむつを着け始めたばかりの話とか読んでみたいな。

136:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:34:21 9ONvVMaI
 スカ無しもいいんですが、どうしても、そっちに向かって行ってしまいます。
 うんちが好きというわけでなく、恥ずかしがる状況が好きなんですが、
 突き詰めていくと、そこに行き着いてしまいます。 それはともかく、今日は最後まで。

「や、やだ、やだ、やだあっ!」
 仰向けに転がされた琴奈の肩を、それまでにこやかに見守ってい
た葵が押さえ込んだ。莉央と彩音は、それぞれ左右の足を受け持ち、
少女の足を、大きく蟹股に開かせて押さえている。
「さーて、ご開帳だよ」
 どこかオヤジ臭い皐月の台詞に、押さえている少女たちが笑い声
を立てた。抵抗のすべを失った琴奈は、首を左右に振りながら、拒
絶の言葉を繰り返す。皐月はそれにとりあわず、おむつの前あてに
手をかけた。
 びっ! べりっ!
 乱暴に引っ張られ、押さえのテープが弾けとんだ。こもっていた
臭いが放たれ、茶色く染まったおむつと、お尻が現れる。えくえく
としゃくりあげる声を耳に受けながら、皐月はお尻拭きに手を伸ば
した。
「いーっぱい出したねえ。だいじなとこまで付いちゃってる」
 漏らしたままで動いたせいで、うんちはおむつの中いっぱいに広
がっていた。お尻全体を茶色く染めただけでなく、性器も、割れ目
を越えて前庭部にも汚れが見える。皐月は鼻歌まじりに、それらを
丁寧にふき取っていった。
「ちょっと足を持ち上げてくれるかなー?」
「はい、こうですか?」
「もっと」
「では、いっそこのように」
 皐月の求めに応じて、彩音と莉央が膝を持ち上げた。更にと求め
られ、膝を頭の横に押し付ける。目前に自分の性器を見ることにな
った琴奈は、涙に濡れた顔をあわてて背ける。
「ちゃんと拭いたのに、ちょっと臭うねえ」
「やっ、ばかっ! 嗅がないでよっ!」
「だーめ。琴奈の臭いは全部あたしのものなんだよ」
 これみよがしに鼻を寄せ、しきりに臭いを嗅ぐ。固く目を閉じ、
恥辱に耐える横顔を愛しげに伺い、小さく窄まっている穴にそっと
舌を伸ばす。
「ひうっ! ばかっ! 汚いでしょっ!」
「んふぅ、おいしいよぉ。ちょっと苦くて」
「ばか! ばかあっ!」
「素直じゃないなあ。お尻、大好きなくせに」
「ひあっ! んはぁ!」
 無造作にあてがわれた人差し指が、わずかの抵抗を受けながら飲
み込まれた。もてあそぶように出し入れさせ、同時にめくれあがっ
た肛門を舌先で刺激する。もはや抵抗の言葉を紡がなくなった琴奈
は、変わって艶やかな喘ぎをこぼし始めていた。股間からあふれ出
た蜜が滴り、少女の頬を濡らしている。
「葵ぃ・・・」
 不意に、切なげな声が割り込んだ。呼ばれて振り返ると、瞳を潤
ませ、頬を上気させた涼が息を乱れさせている。紙おむつの上から
股間を押さえ、もぞもぞと動かす。
「どうしたの?」
「こんなの見せられちゃたまらないよ。ねえ、オナニーしていい?」
「だめよ。みんなの前で、恥ずかしいでしょ」
「だって、我慢できないよ」
「もう、仕方ないわねぇ。じゃあ、みなさんにお願いして、許して
もらいなさい」
 困惑を浮かべながらも、状況を楽しむことは忘れない。葵の言葉
に、涼が一瞬情けない顔を浮かべたが、欲求が理性に勝ったらしい。
すぐに彩音の前に立ち、媚びた笑みを浮かべる。


137:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:34:50 9ONvVMaI
「あの、オナニーしたいんだけど、いいですか?」
「うふ、いいですよ。いっぱい気持ちよくなってください」
 優しい言葉に、嬉しそうに頷く。ほかの少女たちからも許しを得
た涼は、最後の許可と同時におむつに手を差し込み、自分をまさぐ
り始めた。中腰になり、足を蟹股にひらき、じっと琴奈を見つめな
がら指を動かす。
「んっ、んはっ、んああっ」
「んふ、激しいねえ」
 琴奈を責める皐月が、いやらしい笑みで一人エッチの姿を見上げ
る。犯すような視線に貫かれ、涼が息を更に乱す。
「んはああっ!」
 激しくのけぞり、呆然と天井を見上げる。おむつに差し込んだ両
手が強張り、涎が頬を伝っていく。
「あ・・・ああ・・・」
「あらあら、またお漏らししてる」
 片手だけをおむつから抜いた涼が、濡れた手のひらをじっとみつ
めた。葵があきれたように首を振り、ため息をつく。
「いくと必ずお漏らしするんです。それでおむつをさせてるんです
けど・・・」
「いいじゃないですか、かわいいですよ」
「そうそう。それに、琴奈だって同じだしね」
「あら、そうなんですか?」
「そうだよ。ほら」
「いひいっ!」
 皐月の舌が菊座を貫き、内側から舐めあげた。歯を食いしばり、
首をそらせた琴奈が震える。同時に、股間からは黄金色の飛沫が飛
び散り、少女の頬を濡らしていった。
「んふふぅ、かわいいなあ」
「はっ、はあっ、あはあっ」
 声も出せない少女に張り付き、おしっこに濡れた頬を舐める。情
愛に溢れるその姿に、周りの少女たちが頬を緩めた。
「あら?」
 背後からの喘ぎに振り返ると、千里と秋乃が体を絡め、唇を重ね
ていた。その傍らでは、その様子をおかずにしながら、涼が再び一
人エッチをはじめている。
「恭子ちゃん、海晴ちゃん、ふたりもしていいよ」
「でも・・・」
 許しの声に、海晴が乏しい表情の中で喜色を浮かべた。すぐにも
外そうとおむつに手を伸ばしている。その傍らで、秋乃は戸惑いを
浮かべて海晴を伺った。
「どうしたの?」
「わたし・・・、臭いから・・・」
 どうやら、おしっこまみれの自分を恥じているらしい。おむつを
しているとはいえ、ちゃんと拭いて貰っている海晴と比べると、漏
らしっぱなしの下着をはき続けている恭子の臭いは凄まじい。自分
ですら顔を顰めたくなる臭いを放っているというのに、そんな場所
を他人に近づけることなどできはしない。
 足を押さえる必要を失った莉央は、恭子の前にしゃがみこみ、ス
カートに顔を寄せた。わざとらしく鼻を押さえ、大きく体を引く。
「そうだねー、すごい臭いだもんねー」
 にこやかに笑いながらも、突き刺すような言葉は緩めない。悲し
げに俯く恭子と、それを気遣う海晴を交互にみやった莉央は、おむ
つの少女を手招くと、自分がいた場所にしゃがませた。


138:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:36:07 9ONvVMaI
「恭子が気にしてるから、拭いてあげてよ」
「あ、はい・・・」
 あわててハンカチを取り出そうとする手を、莉央が押しとどめる。
「だめだめ。ハンカチなんか使ったらもったいないでしょー」
「でも、他には・・・」
「これを使うの」
 恭子のスカートを外し、黄色く染まったぱんつを指し示す。困惑
する海晴を促して下着を下ろさせた莉央は、その内側が違った染み
に濡れているのを見てほくそ笑んだ。
「海晴ちゃん、このおつゆで拭いてあげて。恭子ちゃんは、自分で
触って、いーっぱい出すんだよー」
「・・・はい」
 汚れたぱんつを握った友人を目の前に、自分をまさぐることにな
った少女は、その過酷な命令に逆らうことなく股間に手を伸ばした。
それでも感じてしまう自分に嫌悪を抱きながら、指を動かす。海晴
は、握り締めた下着の、汚れていない場所を探し、指の間から滴る
しずくを吸い取らせた。しっとりと湿らせ、目の前に広がる下腹部
を拭っていく。
「もう・・・いいよ」
「でも、たぶんまだ・・・」
「だいじょうぶ。ほら・・・」
 ぱんつを置き、立ち上がった海晴が、恭子の手を自分のおむつに
あてがった。はにかんだ笑みを浮かべて唇を噛む。
「あ・・・」
「ごめん・・・。わたしも、臭くなっちゃった」
「おあいこ・・・だね?」
「うん」
 海晴の意図を理解したのだろう。恭子が嬉しそうに笑い、唇を寄
せた。躊躇うことなくそれを受けた海晴と舌を絡め、互いの股間に
手を這わせる。
「うふふ、エッチな赤ちゃんばかりですね」
「こまったものですねー」
「ほんとに、もう」
 まったく困った様子を見せずに、三人が顔を見合わせる。琴奈と
絡んでいた皐月が体を起こし、背後に広がる乱れた光景を見渡した。
「いやあー、壮観だねえ」
 自分のことは横に置き、他人事のように論評する。その目が、脱
ぎ落とされた千里のおむつカバーを捉え、ついで伸びている琴奈を
見つめた。


139:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:36:44 9ONvVMaI
「ちょっと、提案があるんだけど、いいかな?」
「あら、なんでしょう」
 面白いことを考え付いた皐月の声に、三人が振り返る。快楽だけ
を求める少女たちを見渡した皐月が、にんまりと笑う。
「せっかくこれだけ集まったんだからさ、この子たちに、おそろい
のおむつをさせてみない?」
「あら、いいですね」
「面白そー」
「私も賛成です」
 すぐに賛同の声を得た皐月は、それぞれの意見を調整すると、彩
音を伴って部屋を出て行った。乱れた少女たちが一通りの満足を得
た頃に部屋に現れ、裸の少女たちの前に大きな鞄を置く。
「一度にしようとすると、四人までだね。秋乃と恭子はまた今度に
しようか」
「そうですね。では・・・」
 琴奈をはじめとする、少女たちが見守る前で、四つのおむつカバ
ーが床に敷かれた。その上に、組まれた布が置かれていく。
「琴奈、おいでよ」
「千里ちゃん、準備ができましたよ」
「海晴ちゃん、いいよー」
「涼ちゃん、こっちよ」
 四人がそれぞれのパートナーを呼び寄せる。琴奈は躊躇いながら、
千里は嬉しそうに、海晴は戸惑いながら、涼は不思議そうに、それ
ぞれ自分用のおむつの前に立つ。
「今日の記念に、みんなにおそろいのおむつを用意したんだよ」
「わあ、お揃いだぁ」
 嬉しそうな声を上げたのは千里のみだった。すぐにおむつを跨ぎ、
その上にお尻を落とす。あとの三人は、それぞれの表情で、広げら
れた布おむつを見下ろした。
「ほら、琴奈。早く上に乗ってよ」
「で、でも・・・」
「いいから、ほらっ!」
 強く手を引かれ、琴奈がしぶしぶお尻を落とす。おむつに乗った
無防備なお尻と、足の間から覗く割れ目がかわいらしく、皐月が相
好を崩した。琴奈は恨めしげにその顔を睨み、不機嫌にそっぽを向
く。
「海晴ちゃん」
「・・・うん」
 布のおむつは初めてなのだろう。緊張した面持ちでお尻を落とし
た海晴は、その柔らかさに驚き、自分を包む布を見つめた。手のひ
らを這わせ、感触を確かめる。
「柔らかいでしょ」
「・・・うん」
「これに包まれるんだよ。柔らかくて、あったかくて、お漏らしす
るとじっとり湿って」
 少しずつ楽しみになってきたらしい。乏しい表情の中に、柔らか
さが覗いている。
「さ、涼ちゃんも」
「うー、あたし、こんなのするほど赤ちゃんじゃないのにー」
「赤ちゃんなの。おしっこを我慢できないような子は、みんな赤ち
ゃん」
「そうだけどさー」
 トレーニングパンツを履いていることで、どこか優越感を持って
いたのかもしれない。ずらりと並んだ布おむつと、その上にお尻を
乗せる三人を見渡し、しぶしぶしゃがみこむ。

140:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:37:13 9ONvVMaI
「それじゃ、寝転がってねえ」
 皐月の合図で、全員が背中を床に預けた。困ったような様子でそ
っぽを見ている琴奈、嬉しそうにわらっている千里、ほんのわずか
な恥じらいを覗かせる海晴、不満そうに低くうなっている涼。それ
ぞれの少女の、それぞれの反応を楽しみながら、四人がそれぞれお
むつをあてていく。
「あはははっ、かわいいねえ」
「本当ですね」
「いいですねー、こういうの」
「うふ、みんなかわいいですね」
 千里が使っていたおむつカバーに合わせたのだろう。それぞれに
パステルカラーの、ファンシーなキャラクターがプリントされたお
むつをあてている。体を起こした四人が並び、互いを伺う姿に、少
女たちはため息を抑えられなかった。
「じゃあ、次に集まるときは、これでということで」
「ええ、そうですね」
「はーい」
「判りました」
 勝手に決める少女たちに、不満の視線が注がれているが、誰もそ
んなことを気にするつもりは無いらしい。楽しげに次の構想を語り
合い、笑っている。
「それじゃ、わたしたちはそろそろ落ちますねー」
「じゃ、またねー」
 皐月が手を振る目の前で、莉央と海晴、恭子が消えた。それぞれ
が脱ぎ落としていた衣服も一緒に消える。
「では、私たちも」
「また、来週に」
 彩音と葵が揃って手を振り、従えていた少女たちと共に姿を消し
た。後にのこされた皐月が琴奈を振り返り、華奢な体を引き寄せる。
「じゃ、あたしたちも終わりにしよっか」
「ん・・・」
 いささかの名残惜しさを見せながらも、琴奈は素直に頷いた。楽
しそうに笑った皐月が唇を重ね、互いに抱きしめあう。その腕の感
触がしだいに遠くなり、目の前の少女の顔が薄れていく・・・。


141:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:37:43 9ONvVMaI
「ちょっと、やりすぎでしょ、あれはっ!」
 ゴーグルを外し、横たわっていたベッドから飛び起きた琴奈は、
傍らに転がる少女のゴーグルを乱暴に外した。やれやれといった感
じで体を起こした皐月は、怒り顔の琴奈に首を傾げてみせる。
「なにが?」
「なにって、全部よ、全部。他の人たちがいるなんて聞いてなかっ
たわよ」
「いいじゃん、現実で会うわけじゃなし」
「いくら仮想世界だって言っても、限度ってもんがあるでしょ」
「んー、でもさぁ?」
 意味ありげな笑みに、琴奈がたじろぐ。ずいっと顔を寄せた皐月
が、じっと琴奈の瞳を覗いた。
「強制ログオフのやり方は知ってたよね。どうして使わなかったの
かなー?」
「え・・・と、その・・・」
「彩音さんみたいに、ロックはかけてないよ。言ってあったよね?」
「それは・・・。びっくりして、気が廻らなくて・・・」
 しどろもどろの言い訳に、皐月が笑いを押さえて問いかける。
「じゃあ、来週は止めておく?」
「・・・行くわよ」
「あれー? 嫌じゃなかったのー?」
「しょうがないでしょ。約束しちゃったんだから!」
 頬を染めながら怒鳴る琴奈に、皐月がにんまりと頷いた。
「なによ?」
「んー、大好きだよ。琴奈」
「もう、いつもそうやって・・・」
 まんざらではない様子で微笑んだ琴奈に、皐月が優しく口付けた。



142:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:51:04 9ONvVMaI
 いささか無理の多い状況設定を、姑息に落として終わりです。
つたない話におつきあいありがとうございました。

>>133
 同年代同士で、立場に上下を付けての羞恥プレイというのが、
私のお気に入りシチュです。話が合いそうですね。

>>134
 太巻き、気に入っていただけましたか。ちょうど、書いてる日の
昼に食べたんですよ。もちろん、ふつうのやつですが。

>>135
 恥ずかしがってるところとか、いやなのに無理やりおむつとか、
大好きなシチュです。むかしはそういった小説も書きました。
 今回はSSということで、ダイレクトにプレイ描写へ雪崩れ込んだ
ので、そういった微妙な状況は書けませんでした。
 やろうとすると、エロくも、おむつでもない場面描写が続いてしまう
のですよ。SSというスタイルに慣れていないからなあ。

 また時間ができたら、そのあたりにも挑戦してみたいとおもいます。
そのときには、また、よろしくお願いします。

143:名無しさん@ピンキー
08/07/30 22:24:37 gg72lJX/
お疲れさまでした。GJ!

海晴が我慢できなかった罰として、
太巻き付きのまま密封してしまえば
もっとえげつなかったのにw>莉央

144:名無しさん@ピンキー
08/08/02 20:01:04 RqEe1xw2
>>143
ドSww えげつな過ぎるw

>>107氏お疲れ様。昔書いてた小説ってどこかのサイトにあるのかな?よければ教えて頂きたい…
次回も期待してます

145:107
08/08/03 14:15:56 jxxrqkgU
>>143
 そういう手もありましたね。まだ甘かったようです。

>>144
 昔の小説は、ほんとに昔のことで、
 既に閉鎖されたサイトに寄稿していました。
 そのサイトの閉鎖後は、特にどこに載せて
 もらっているということはありませんので、ご了承ください。
 
 次の話も書きたいとは思っていますが、
 ご期待に添えますかどうか・・・。

146:名無しさん@ピンキー
08/08/04 17:59:57 b6ARGseJ
>>145
自分の思うようにやってくれ、それで十分だ

147:107
08/08/07 23:36:38 ICL5vz+n
では、お言葉に甘えまして、思うような話を一つ。


 研修期間を終えた新人が、それぞれの部署に配属されてから3ヶ
月。どこか危なかしかった若者達も、それなりに落ち着きを見せ始
めている。
 入社五年目にして初めて、新人の世話をあてがわれた香津美は、
既に手を離れていながらも、慕い懐いてくる新入社員の千夏と共に、
社食に席を取っていた。いまどきの新入社員にしては素直で、家庭
的な雰囲気を持つ千夏は、手作りのお菓子を机に広げ、美味しそう
に頬張っている。
「香津美ちゃん」
「あ、佐奈」
 人気の少ない定時後の食堂に、一人の女性が姿を見せた。小柄で
可愛らしい顔立ちをしているが、平気で間に入ってくる辺り、見か
けによらず押しは強いらしい。千夏が不愉快そうに眉を寄せるのに
気づきながらも、そ知らぬ顔を決め込んでいる。
「明日、久しぶりに遊びに行こうよ」
「明日は、ごめん、時間とれないよ」
「もう、最近付き合い悪いんだから。朝だけでもだめ?」
「それならいいよ。シュノアでお茶しよっか」
 それぞれの部屋から近い喫茶店の名前に、佐奈が頷いた。棘のあ
る視線を千夏に投げつけ、小走りに食堂を出て行く。小さな背中が
扉の向こうに消えると、香津美は申し訳なさそうに千夏を伺った。
「ご、ごめんね。佐奈、強引だから」
「いいですよ。高校の時からのお友達なんですから」
 二人の関係は、千夏も承知していた。高校、短大と同じ学校に通
い、会社までも同期で入社している。香津美が事務、佐奈が営業と
職場は別れているが、今でも親しく、休みにはよく一緒に出かけて
いたらしい。それが最近疎遠になっているのは、他の誰でもなく、
千夏がそれを邪魔しているためだった。
「佐奈先輩とお茶するのはいいですけど、約束は守ってくださいよ」
「うん、判ってる」
 いたずらっぽく笑う千夏に、香津美はどこか物憂げに頷いた。
「それじゃ、行きましょうか」
 空になった袋を片付けた千夏が、回りを見渡しながら立ち上がっ
た。残業前の腹ごしらえをしている社員の中に、知った顔が無いの
を確かめ、香津美の腕を取って席を立たせる。
「どこに?」
「そうですね、資料室あたりがいいんじゃないですか?」
「・・・・・・」
 にこやかに答える千夏の声に、香津美は口元を引き結んで頷いた。
先に立って歩く小柄な背中を、どこか頼りない足取りで追いかけて
いく。


148:107
08/08/07 23:37:11 ICL5vz+n
「おじゃましまーす。誰もいない・・・・・・ですね」
 夕方の資料室など、不倫のカップルでもない限り利用しない。埃
っぽい空気が淀む部屋の中を、それでも一応確かめた千夏は、入り
口で中を伺っている香津美を手招いた。香津美は近くに誰もいない
のを確かめ、ドアを閉ざして奥へと向かう。
「ふふっ、我慢しなくていいですよ、先輩」
「・・・・・・千夏ちゃん」
 二人っきりになった途端、香津美は傍らの棚に左手を添え、苦し
そうに身体を屈めた。眉を顰め、泣き出しそうな弱々しさで、後輩
を伺う。千夏は両手を後ろで組み、楽しそうに先輩の姿を見下ろし
ている。
「誰もいません。遠慮なんか、しなくていいんです」
「う・・・・・・、私、わたし・・・・・・」
 低く呻いた香津美の右手が、スカートの上から股間を押さえた。
ぎゅっと両目を瞑り、荒くなる息を口から吐き出している。身体は
細かく震え、両足が小刻みに床を鳴らした。
「もうだめ・・・・・・。これ、以上は・・・・・・」
「何が駄目なんですか?」
「う・・・・・・で・・・ちゃう。漏れ・・・・・・るぅ」
「ふふ・・・・・・、いいんですよ。その為の『おむつ』なんですから」
 『おむつ』という単語に、香津美がびくりと身を竦めた。全てを
知っている後輩を、涙の滲んだ目で見上げ、すぐに目線を落とす。
「トイレに・・・・・・いかなきゃ・・・・・・」
「行かなくていいですよ。ここで、しちゃえばいいんです」
「あぅ! でも、でもっ!」
 腰を引き、もじもじと腿をすり合わせる姿が、ひどくいじましい。
千夏はうっとりと香津美を見つめていたが、やがてその前にしゃが
み込み、股間を押さえている手に頬を押し当てた。両手を香津美の
お尻に回し、しっかりと抱きつく。
「大丈夫。気持ちいいですから、お漏らししちゃいましょう」
「ひうっ! やっ、やああっ!」
 抱きついている腕に力を込める。千夏の頭が、張り詰めている香
津美のお腹を押した。頭上から力のない悲鳴が降り、膝の震えが伝
わってくる。柔らかな手の向こうから、小さな水音が聞こえたよう
にも感じられた。

149:107
08/08/07 23:37:40 ICL5vz+n
「おむつを汚してるんですね、浅井先輩」
「う・・・・・・うぅ」
「泣いちゃ駄目ですよ。いけないことをしてるわけじゃないんです。
もっと、楽しまないと」
「で、でも、こんなの・・・・・・」
「悪いことじゃないです。恥ずかしくもありません。ただ、気持ち
のままにしてみただけ。そうですよね?」
「う、うん・・・・・・」
「気持ちよかったでしょう? ルールに縛られないで、好きな場所
でおしっこして」
「・・・・・・」
 認めるのには、まだ抵抗があるのだろう。香津美は無言で頷いた。
千夏は股間を押さえたままの手をそっと除け、鼻先をスカートに押
し付ける。
「うん、浅井先輩の匂い・・・・・・。おしっこの、とってもいい匂いが
する」
「千夏ちゃん、だめ、嗅いじゃ」
 香津美の手が、慌てて千夏の頭を押しのけた。真っ赤に染まりな
がら後じさり、両手で股間を押さえる。そんな姿ににこやかに頷い
た千夏は、ゆっくりと香津美の傍に近づき、胸を押し付けながら、
右腕を取った。
「先輩、私も・・・・・・」
「千夏ちゃん・・・・・・」
「ん・・・・・・ぅふ。判りますか、私、おしっこ漏らしてますよ」
「う、うん」
 気づけば、掌が千夏の股間を包んでいた。あてがわれた千夏の手
の温もりと、かすかに感じるささやかな振動。成人として、あって
はならないはずのことをしているのに、千夏はどこか誇らしげに、
真っ直ぐな瞳を向けてきていた。
「んぅ!」
 最後に小さく身体を震わせた千夏が、はにかみながら小さく笑っ
た。香津美から離れて携帯を取り出し、時間を確認する。


150:107
08/08/07 23:38:24 ICL5vz+n
「そろそろ、行きましょうか」
「……うん」
 そろそろ、定時退社の女子社員たちはいなくなっているだろう。
揃って、人目に晒せない下着を身につけている二人は、仲良く並ん
で資料室を抜け出した。重たくなったおむつを股間に、いく人もの
社員達とすれ違い、女子更衣室へと入り込む。
「よかった、みんな帰ったみたいですね」
「・・・・・・ほぅ」
 千夏の声に、香津美が安堵のため息をついた。だが、ここで安心
してばかりもいられない。誰かが来ないうちに、私服に着替えなけ
ればいけない。
「千夏ちゃん、早く着替えよう」
「焦らなくっても大丈夫ですよ」
「でも、誰か来ちゃったら」
「大丈夫です。ドアを開けても、すぐには見つかりませんから」
 千夏たちのロッカーは、ドアから死角になる場所にある。誰かが
急に入ってきたとしても、十分ごまかす余裕はある。
「で、でも、千夏ちゃん、私に見つかったよ」
「あれは、わざとですから」
「え?」
 思いがけない告白に、香津美が千夏を見返した。僅かに頬を上気
させた千夏は、スカートを脱ぎ落とし、紙おむつを見せつけながら
告白する。
「先輩に見つけて欲しくて、わざとゆっくり着替えてたんです。先
輩に、私のおむつを替えて欲しかったから・・・・・・」
「そう・・・・・・だったの」
 声の中に怒りが潜んでいる。だが、千夏はそれを気にした様子も
なく、ロッカーの中を探っている。
「誰にも話せないまま、一人でしてるのが寂しかったんです。それ
で、先輩なら、判ってくれると思って・・・・・・。駄目でも、先輩なら、
誰かにしゃべったりはしないでしょう。自分も穿くようになったの
は、予想外でしたけど」
「あれは、千夏ちゃんが無理やり・・・・・」
「でも、興味は持っていたでしょう?」
「それは・・・・・・」
 否定はできなかった。おむつをあてた千夏が、気持ち良さそうに
漏らしている姿に好奇心を動かされたのは、紛れも無い事実だった
のだから。迷いを浮かべて、紙おむつを見つめていたのも、こっそ
りと広げてみたのも、他の誰でもなく、自分自身なのだから。

151:107
08/08/07 23:38:47 ICL5vz+n
「でも・・・・・・だけど・・・・・・」
「はい、先輩」
 まだ何か言おうとしている香津美の前に、千夏が何かを差し出し
た。勢いに押されて受け取ったものの正体に、香津美は顔を真っ赤
にして立ち尽くす。
「ち、千夏ちゃん、これ?」
「可愛いでしょう?」
 千夏は自分の手の中に持ったものを広げて見せた。女性受けのい
いネコのキャラクターが、大きくプリントされたおむつカバー。黄
色いパステル地のそれを見せつけながら、上機嫌で頷いている。
「先輩のと色違いなんです。お揃いですよ、お揃い」
「これを・・・・・・使うの?」
「そうですよ。制服はタイトだから駄目ですけど、私服なら大丈夫
ですからね」
「それで、スカートを・・・・・・」
 裾長のフレアースカートを穿いてくるように伝えてきた意味が判
った。そういえば、朝見た千夏も、裾の長いスカートを穿いていた。
「ね、ね、早くあててみてください」
「う、うん」
 そういう千夏は既に、自分でおむつカバーをあてていた。随分手
馴れているらしく、立ったまま器用にホックを止めていく。
「えっと・・・・・・、こう?」
 がに股に足を開き、股の間を通した香津美は、体の前と後ろでお
むつカバーを持ったまま、困惑している。どうやって止めればいい
のか判らないのだろう。そんな姿に和みながら、千夏が横から手を
伸ばす。
「押さえておきますね」
「あ、ありがとう」
 お礼を言うのも妙なものだが、千夏の助けを借りた香津美は、自
分の手で、股間をオレンジのおむつカバーに包み込んだ。もこもこ
としたおむつカバーを見下ろし、改めて赤面する。そんな香津美を
見つめる千夏が、ほうっとため息をついた。

152:107
08/08/07 23:40:00 ICL5vz+n
「先輩、かわいい・・・・・・」
「やだ、そんな・・・・・・」
 かわいいなどという形容が、気恥ずかしくなるぐらいの年にはな
っている。香津美はあわててスカートを拾い上げ、おむつを隠した。
「もう、せっかくかわいいのに」
「恥ずかしいよ・・・・・・」
 あまりに鮮やかなオレンジと、大きくプリントされたファンシー
な絵柄とが、二十台を折り返そうとしている自分には、あまりに不
似合いに感じられた。千夏の視線から逃げるようにしながらスカー
トを穿いた香津美は、落ち着かない様子でスカートを調える。
「布のおむつをするときには絶対必要ですからね。しっかり慣れて
ください」
「布のおむつ?」
「そうです。紙おむつと違って、ふかふかですごく気持ちいいんで
すよ。お漏らしした後の、じっとりと張り付く感じも、だんだん癖
になります」
「私も、するの?」
「そうですよ。ちゃんと準備してあるんですから」
「そう・・・・・・」
 嬉々として語る千夏とは対照的な、迷いに満ちた声だった。香津
美の心を代弁するように、更衣室の古びた蛍光灯が、部屋の明かり
を揺らめかせた。


とりあえずここまでです。
次は日曜日ぐらいにお邪魔します。

153:107
08/08/10 19:39:16 Er+JyugQ
人がいないのをいいことに、好き勝手。
連投が過ぎるとのお叱りもあるかと思いますが、そこはご容赦を。


「思うんだけど、あんまりあの子に関わりすぎない方がいいよ」
 朝の喫茶店で顔を合わせた途端、佐奈は声をひそめて香津美に囁
いた。小首を傾げて考え込んだ香津美は、数瞬の間を置いて問い返
す。
「あの子って、牧野さんのこと?」
「他にいないでしょ」
 千夏の苗字を持ち出した香津美に、佐奈は不機嫌に頷いた。相手
の苛立ちの意味を理解できない香津美は、しきりにコーヒーをかき
混ぜている。
「高校の時の事、覚えてるでしょ? あの子、同じ雰囲気があるよ」
「考え過ぎだよ、そんなの」
 女子高に通っていた頃、背が高く中性的な雰囲気を持った香津美
は、その穏やかな性格もあって、女子達からの人気が高かった。単
なる憧憬で止まってくれればいいものの、中には本気で恋愛感情を
寄せてくる少女などもいて、随分と対応に苦慮した記憶がある。佐
奈の見るところ、千夏にはあの少女達と同じものが感じられた。
「確かに学校の後輩だけど・・・。学校と違って、身近に男の人も
たくさんいるんだし。千夏ちゃんだって、好きな人ができたら、そ
っちに夢中になると思うよ」
「だと、いいんだけどね」
「大丈夫だよ、きっと」
 どこまでも懐疑的な佐奈に向け、明るく笑いかける。香津美が楽
天的なのは、今に始まった事ではない。佐奈は諦めたように息を吐
き、コーヒーを口に含んだ。
「時間、無いんでしょ?」
「あ、うん、ごめん」
普段であれば、もっとのんびりと時間を潰すところだが、今日は
この後に約束がある。しきりに時計を気にしている香津美の様子に、
それと察した佐奈が席を立った。こういう時にそれと言い出せない
押しの弱さを知っているが故に、つい気をきかせてしまう。これも
損な性格だと自分を笑いながら、それぞれの分の代金を支払って店
を出る。
「じゃ、またね」
軽く手を上げて立ち去る友人を見送った香津美は、その背中が角
に消えると、不意に表情を翳らせた。深いため息を吐きながら、佐
奈と逆の方向に足を向ける。
(ありがとう、佐奈。でも、もう遅いの)
自分を誰よりも知ってくれている友人に、感謝を捧げながらも、
その忠告には従えない。いや、従うには、遅すぎる。香津美は長い
スカートの裾を揺らしながら、伏目がちに駅へと足を向けた。


154:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:39:41 Er+JyugQ
 電車で二駅移動するだけで、町の風景は全く違ってしまう。半年
前まで、一度も降りた事の無かったこの駅を、この三ヶ月で何度利
用しただろうか。そんな事を考えながら上げた目に、大きなマンシ
ョンが飛び込んだ。OLの給料では、とても手が届かない高級分譲
マンション。一生縁が無いはずのその建物に、香津美は足を踏み入
れた。
「お待ちしてました、浅井先輩」
「おはよう、千夏ちゃん」
 預かっている鍵でエントランスを抜け、ドアのチャイムを鳴らす
と、明るい笑顔の千夏が出迎えてくれた。贅沢な大きさを持った玄
関を抜け、自分の部屋とは比べられない大きさの居間に入る。従姉
妹の持ち物だと聞いているが、その従姉妹の姿は一度も目にした事
がない。香津美と同年代で、活動的な人だという話を、千夏から聞
かされているだけだ。
 居間のソファーに座ろうとした香津美を、千夏はさらに奥へと導
いた。大きなベッドが置かれた、広い寝室。柔らかな香りに包まれ
たその部屋も、香津美にとっては既に馴染みがある。
「ちゃんとしてきました?」
「……うん」
「それじゃ、脱いでください」
 厚いカーテンを閉め、照明を灯した千夏は、当たり前のように香
津美に命令した。穏やかに笑いながら、じっと職場の先輩を見つめ
ている。香津美はその前で、頬を赤らめながら立ちあがり、ブラウ
スに手をかけた。
 前がはだけられ、形だけブラをつけているような、薄い胸が現れ
た。本人も気にしているのだろう。服を脱ぎながらも、しきりに腕
で隠そうとする。
「隠さなくっていいですよ。浅井先輩のかわいいおっぱい、私、大
好きですから」
 てらいも無く言われ、却って顔に血が上った。全身が熱くなり、
鼓動が早まる。何も考えられないまま、気づけば上半身は裸になっ
ていた。片腕で胸を押さえながら、腰もとのベルトに手が伸ばされ
る。



155:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:40:01 Er+JyugQ
「うん、ちゃんとしてますね」
 ベルトが外され、チャックが下ろされると、長いスカートは足元
に落ちた。その下から現れた下着の姿に、千夏が満足そうに頷く。
香津美は恥ずかしそうに、片手をそこに下ろして隠している。
「うふふっ、かわいいなぁ。浅井先輩って、ほんとにおむつが似合
いますね」
 細い腰と貧弱なお尻とを包み隠しているのは、成人用の紙おむつ
だった。そんなものをあてた姿を誉められても、嬉しいはずが無い。
香津美は半泣きの表情で腰を引き、ぎゅっと下唇を噛んでいる。
「そんな目で見ないで下さい。私もちゃんと脱ぎますから」
 責めているような、拗ねているような瞳の前で、千夏が困ったよ
うに笑う。宣言通り、部屋着にしている大き目のシャツを脱ぎ、緩
めのキュロットを脱ぎ落とす。部屋ではブラを着けないらしく、香
津美に比べれば豊かな、とはいっても、せいぜいCカップの形の良
い胸が現れた。腰から下は、香津美が着けているような紙おむつで
はなく、クリーム地に水色の水玉が描かれた、大人用のおむつカバ
ーに覆われている。
「ほら、私も同じ格好になりました。これなら、恥ずかしくないで
すよね?」
「……」
 穏やかな表情で近づく千夏に、香津美は黙って首を振った。立っ
たままの香津美に胸を押し付け、細身の体をしっかりと抱きしめた
千夏は、おむつをおむつに押しつけながら、香津美の耳元に囁く。
「どうして恥ずかしいんですか?」
「だって、私……」
 言葉に詰まり、俯いてしまう。そんな香津美の、赤く染まった耳
たぶを啄ばんだ千夏は、背中に回していた手を下ろし、おむつに包
まれたお尻を撫でまわす。
「お漏らし……してるんですね?」
「……」
 容赦の無い告発に、香津美の体がびくりと竦んだ。数瞬遅れて、
恥じらいに満ちた顔が小さく頷く。年上女性のそんな姿に、堪らな
い愛らしさを感じた千夏は、優しい笑顔で、香津美をベッドに導い
た。大きなベッドに横たわり、柔らかな枕に頭を預ける。千夏はそ
んな香津美の足元に座り、おむつに膨らんだ股間をねっとりと眺め
まわしている。


156:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:40:26 Er+JyugQ
「いつお漏らししたんですか?」
「喫茶店で……、佐奈と話してる時に……」
「見られながらおしっこしたんですね。気持ちよかったでしょう?」
 千夏の手が、おむつの股の膨らみを撫でた。優しい声での誘導に、
香津美は恥じらいながらも頷き、救いを求めるように千夏を見上げ
る。
「足を開いてください」
「ん、うん」
 両手で口を覆った香津美が、消えそうな声で応じた。真っ直ぐ伸
ばされた足が、ほんの形だけ開かれ、そこで止まる。目元を朱に染
めて伺っている香津美に向け、ため息を吐いた千夏は、両手で膝頭
を割り開き、足の間に体を割り込ませた。
「あっ、だ、だめ……」
 太ももに腕を巻きつかせ、顔を股間のおむつに寄せた千夏の姿に、
香津美が弱々しい悲鳴を零した。そんなものを気に留めず、千夏は
鼻を、おしっこを吸い込んでいる紙おむつに押し当てた。香津美が
思わず両手で目を覆い、体を震わせた。
「いい匂い。いっぱいおしっこ漏らしたんですね」
「いや、お願い、臭い嗅がないで」
「どうして嫌がるんですか。こんなにいい匂いなのに」
「お、おしっこだよ。臭い……よ」
「そんなことないですよ。浅井先輩のおしっこ、おむつの中の蒸れ
たおしっこ、すごくいい匂いです」
 恐らく、ただ裸を見られるよりもよほど恥ずかしいだろう。それ
と知りながらも、千夏は香津美のおむつの匂いを嗅ぎつづけた。会
社の資料室で、拒まれた分を取り戻すかのように、何度も何度も、
聞こえるほどに大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出す。誰にも知ら
れるはずの無い臭いを、目の前の女性に弄ばれている。香津美の目
尻に涙が滲み、一筋零れた。
「もう、泣かなくてもいいじゃないですか」
「だって、だって……」
 普段の穏やかに落ちついた雰囲気からは想像できないような、取
り乱した姿だった。泣いている事を指摘されて、押さえが効かなく
なったのだろう。香津美は不器用に涙を拭いながら、短くしゃくり
あげている。


157:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:40:50 Er+JyugQ
「泣かなくていいの」
 語りかける千夏の口調が変わった。おむつから離れ、香津美を見
下ろす瞳が、優しく微笑んでいる。
「誰も怒ったりしない。誰も笑ったりしない。お漏らししても、誰
も香津美ちゃんを嫌いになったりしないし、臭いなんて思わないよ」
「でも……でも……」
 本当の子供のような香津美の声に、千夏が内心で胸をときめかせ
た。それを隠して優しく頷き、体の向きを入れ替える。
「香津美ちゃんだけじゃないの。あたしもお漏らししちゃってる。
だから、ね、恥ずかしくないの」
「ほんとに?」
「ほんとよ。ほら、嗅いでみて」
 おむつに包まれた股間を、ゆっくり香津美の顔に下ろす。柔らか
な布が、顔を覆った感触が、股間に伝わってきた。香津美がゆっく
りと息を吸い、臭いを確かめる気配がしている。
「おしっこの匂い……」
「そうだよ。だって、お漏らししたんだもの」
 意識して穏やかに言いながら、千夏は改めて香津美のおむつに鼻
を寄せた。間近にふっくらとした盛りあがりを見ながら、慈しむよ
うに匂いを嗅ぐ。
「でも、香津美ちゃんのおむつ、おしっこだけじゃないよね。エッ
チな女の子の匂いがしてる」
「そんな……こと……」
「おむつをあてて、興奮したんだね。ふふっ、もう、立派な変態さ
んだね」
「違う……私、そんな……」
「うそついても駄目だよ。こうしたら、すぐに判っちゃうんだから」
 千夏の指が、紙おむつを留めているテープを剥がした。べりべり
という耳障りな音に、香津美が体を強張らせる。四箇所のテープが
剥がされたおむつの前あてがゆっくりと開かれ、香津美の全てが明
らかにされた。篭っていたおしっこの匂いが立ち上り、千夏の頬を
くすぐる。濃密なアンモニア臭を心地よさげに楽しんでいる千夏の
目に、控え目に口を開いた香津美そのものが映った。男性経験を感
じさせない綺麗な女性器は、おしっことは違う雫を滲ませ、堅く尖
った小さな突起が、包み込む皮の間から頭を覗かせている。

158:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:41:27 Er+JyugQ
「先輩のここ、すごくエッチになってる」
「そんなこと・・・・・・ひあっ!」
「ふふっ、こんなに敏感になってるじゃないですか」
 千夏の指が、僅かに覗いた突起の先を転がした。自分でもあまり
触れたことの無い場所を刺激され、香津美がベッドの上で仰け反る。
千夏は意地悪く笑いながら、クリトリスを押さえている中指で円を
描いた。
「気持ちよくしてあげます・・・・・・これで」
「だ、だめっ!」
 千夏の手が枕の下に伸び、淫靡なピンク色をした、擬似男根を取
り出した。そんなものが、どうしてそこにあるのかを問い詰める余
裕も無く、開かれたおむつの上で、股間を両手で覆い隠す。
「わ、私、まだ・・・・・・なの。だから、お願い」
「そういえば先輩、処女・・・・・・でしたね」
「う、うん・・・・・・だから、だから、それだけは・・・・・・」
 二十台も半ばに差し掛かっていながら、未だに男を知らない。哂
われると判っていたが、それでも、口にせずにはいられなかった。
清純そうな外見とは裏腹に、十五の時に乙女を卒業した千夏は、し
かし香津美をあざ笑うではなく、いつもと同じ和やかさでディルド
を突き出した。
「二十五歳にもなって処女なんて、男の人に引かれちゃいますよ。
いい機会ですから、私が先輩を女にしてあげます」
「いやっ! それだけは、お願いだからっ!」
「ふうっ、仕方ないですね」
 頑なに抵抗され、千夏が肩を竦めた。この年になってまだ、初体
験に幻想を抱いている様子にはげんなりとするが、この年まで守っ
てきたからこそなのだろうと考え直す。純潔など、昨今では小学生
があっさり捨て去る程度のものでしかないが、二十五歳の乙女にと
っては、何よりも大切なものなのだろう。
「それなら、こっちで気持ちよくしてあげます。いいですね?」
「お、お尻?」
 千夏の指先が、小さく窄まっている菊座をつついた。ふるふると
首を振っているが、決意に満ちた千夏の前に、首の動きが止まる。
ディルドの先端が小さな突起を突くにいたって、香津美は青ざめな
がらも首を縦に動かした。

159:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:45:58 Er+JyugQ
「それじゃ、中を綺麗にしましょうか」
「ち、千夏ちゃん! それは!」
「見ての通り、お浣腸です」
 いちぢく浣腸の箱の中から、小さな容器を摘み上げる。先端を摘
んで揺り動かすと、合わせるように、香津美が首を左右に振った。
「なんで、そんな……」
「なんでって……。先輩だって、嫌じゃないですか? お腹の中で
うんちを触られるの」
「それは……嫌だけど」
「だから、先に綺麗にしておくんですよ」
 当然のように言い放ち、千夏は浣腸のキャップを外した。にっこ
りと微笑みながら、香津美の膝下に腕を通し、足を上げさせる。
「ここで?!」
「そうですよ」
「そんな……。せめて、おトイレで……」
「駄目ですよ。ここで、お漏らしするんです」
「嫌、それだけは許して!」
「駄目ですってば。ほら、もう諦めてくださいね」
「ひうっ!」
 香津美の両目が固く閉ざされた。拳は固く握られ、小刻みに震え
ている。いたずらっぽい笑顔を浮かべた千夏が、香津美の表情を伺
いながら、お尻に突きたてた浣腸の胴をゆっくりと握りつぶした。
冷たい薬液が流れ込む感覚に、香津美が噛み締めきれない奥歯を鳴
らしている。
「それじゃ、できるだけ我慢して下さいね」
 浣腸を棄てた千夏は、香津美の両膝の裏に手を当て、足を高く上
げさせた。秘所もお尻も丸見えの格好を強いられ、香津美が朱に染
まった顔を両手で覆う。
「う・・・・・・うぅ・・・・・・」
 浣腸に不慣れなのだろう。すぐに香津美の口から声が零れた。お
腹も細く鳴り始め、窄まっていた菊座がひくついている。
「トイレに・・・・・・行かせて」
「大丈夫ですよ。ちゃんとおむつを敷いてありますから」
「恥ずかしいの。お願い、トイレにぃいっ!」
 強くさし込んだのだろう。語尾が跳ね、体が強張った。顔を覆っ
ていた手が、思わずお腹を押さえ、苦悶に歪む顔が露になる。


 今日はここまでで。
 また時間ができたらお邪魔します。

160:名無しさん@ピンキー
08/08/10 20:06:23 1CQLM3yn
オシッコの匂い表現GJ!

161:名無しさん@ピンキー
08/08/16 22:10:10 1n5pkhVr
GJ!
続きwktk

162:107
08/08/17 15:52:26 VbDMb4jc
お盆休みが終わって、やっと自分のパソコンが使えます。
今回は、ちょっとおむつ分が少ないかもしれませんが、
話の流れでこうなってしまったので、ご容赦を。

「うふふ、もう、間に合わないみたいですね」
「ひ、くぅう・・・・・・、いや、いやぁ・・・・・・」
「もうそろそろかな。お尻の穴がひくひくしてる」
 千夏の眼下で、香津美が限界を迎えようとしていた。肛門は内側
からの圧力に盛り上がり、必死の努力で窄めても、またすぐに膨ら
んでくる。その繰り返しが次第に間隔を狭め、それに伴って、香津
美が零す絶望の呻きも増す。千夏は楽しげに、今にも決壊しそうな
菊座を見つめ、その主の顔を伺った。
「あぅっ! あ、ああ・・・・・・」
 僅かに開いた隙間から、流し込まれていた薬液が噴出した。すぐ
に力を込めようとするが、一度切っ掛けを得てしまった身体は、も
う言うことを聞かなかった。だらしなく液を垂らした菊座は、閉じ
きることができないまま、再び大きく盛り上がり、茶褐色の塊を覗
かせた。
「先輩、便秘ですか?」
「・・・・・・んぅっ」
 硬く太い便の姿に、千夏があどけなく首を傾げる。香津美は必死
に堪えようとするが、押さえ切れない便意に負け、溜め込んでいた
ものを生み出していた。濁った薬液が染みた紙おむつの上に、茶色
い塊が横たわる。恥ずかしさに、身体が勝手に震えた。香津美はシ
ーツを握り締めながら、部屋に漂う自分の臭いに耐えている。
 ぶっ、ぶじゅっ・・・・・・
 硬い塊が途切れた直後、濁った音が部屋に響いた。大きなおなら
に続いて、柔らかさを持った便が押し出され、まっすぐに横たわっ
ている一本ぐそを覆っていく。
「ひっ、ひぃっく、わ、私・・・・・・こんな・・・・・・」
「泣かなくてもいいですよ。うんちなんて、誰だってするんですか
ら」
 うんちの臭いすら愛しげに嗅ぐ。千夏は汚れた場所に指を寄せ、
軟便にぬめる肛門を指先でつついた。
「入れますよ?」
「いやっ! やっぱりだめえっ!」
 この期に及んでの抵抗に、千夏が不満げに唇を歪めた。拒絶の意
思を示している菊座をつつきながら、泣き顔の香津美を見上げる。

163:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:53:25 VbDMb4jc
「嫌なんですか?」
「う、うん……」
「せっかくお腹をきれいにしたのに、しないんですか?」
「……ごめん。でも、私……」
 思い切れない香津美の様子に、千夏がこれ見よがしのため息を吐
いた。おびえた様子で体を竦める先輩を、不機嫌に見下ろす。
「じゃあ、いいです。そのかわり、このおむつをしばらくしてると
いいです」
「え……、これは……でも……」
「お尻でするなら、新しいおむつをあげますよ」
「………これでいい」
 最悪の二択に悩んだ果てに、香津美が選んだのは、汚辱に塗れる
道だった。そこまで嫌なのかと半ば呆れながらも、これはこれで面
白いとも思える。千夏は心の中を覗かれないよう気を配りながら、
重たくなったおむつに手を伸ばした。
「あてますね」
「ひううっ!」
 温もりを失った軟便が、お尻の肉にぺっとりと張り付いた。初め
ての不快感に、香津美が体を震わせる。逃げようとしながら、それ
を堪える香津美の姿に、千夏の中の嗜虐性が強くゆすぶられた。
「気持ち悪そう……。私なら嫌ですね、こんなのは」
「ひ……ひぃ」
 香津美とて、嫌なのは変わらない。全身を粟立たせ、お尻を包む
気持ち悪さに堪える姿がそれを語っている。だが、嫌悪感を示して
いる全身にあって、種類の違う心情を語る変化を、千夏は見逃さな
かった。
「ふふっ、どうして乳首が勃ってるんですか?」
「う……そ……」
 言われて初めて気づいたらしい。香津美は、自分の体の反応を指
摘され、言葉を失った。
「うんちをもらしたおむつをされて、それでも感じちゃうなんて。
先輩、すごい変態さんだったんですね」
「ち、違う。私、そんなのじゃ……」
 意地の悪い言葉に、必死で抗う。千夏は意味ありげに笑い、香津
美の股間に指を這わせた。包んだばかりのおむつを開き、茶色く染
まる股間を見つめる。汚物に塗れた最中にあって、微かに開いた花
弁からは、おしっこではない雫が垂れ落ちていた。

164:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:53:56 VbDMb4jc
「でも、濡れていますよ」
「嫌なのに……、気持ち悪いのに……」
 目を閉ざし、小さく首を振る。ずっと年上のはずなのに、そんな
姿はどこか愛らしくすら感じられた。
「どうしてだか判りませんか?」
 戸惑う香津美の耳元で、千夏が妖しく囁いた。尖った乳首を、意
識させるようにしっかりつまみ、軽く耳に息を吹きかける。
「先輩が、こうされるのを望んでいたからですよ」
「私が?」
「そうです」
 千夏の手のひらが、うんちに汚れたお尻を撫でた。背筋を走り登
る悪寒に、香津美が鳥肌を強める。さりげなく掌を移動させた千夏
は、油断している肛門に指先を当て、すばやくもぐりこませた。び
くりと跳ねる姿を笑い、お腹の中を掻きまわす。香津美が苦しげに
口をぱくつかせている姿を堪能し、指を抜くと、一緒に零れ出た空
気がだらしない音を上げ、赤面した香津美が慌ててお尻を締めた。
「誰かに支配されるのを望んでいたでしょう。強引にでも、全てを
奪ってもらいたいって、思っていたでしょう?」
「そんな……こと……」
 ないとは言いきれなかった。何でもそつなくこなす優等生を続け
ながら、横目で積極的な友達たちを羨む毎日の中で、その気持ちは
次第に大きく育っている。
 軽い気持ちでベッドを共にする事などできず、自分から男に声を
かけることもできず、ただ繰り返される毎日。誰かに声をかけても
らいたい。そう思いながらも、いざそうなったら尻込みしてしまう
自分。それを押し切って、全てを奪ってもらいたい。それは口にで
きない、それゆえに切実な願望として、胸の奥にある。
「先輩は、甘えられる人が欲しいんです。おむつに興味を持ったの
だって、そのせいですよ」
 誰かに全てを任してしまいたい。
 そう思った事は確かにある。そうしてしまえたなら、どれほど楽
になるだろうかと、幾度考えたかしれない。

165:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:54:29 VbDMb4jc
「先輩、いつも誰かに気を使って、しっかりした大人を続けて、本
当はすごく疲れているでしょう? でも、私の前ではそんなことし
なくていいんです。おむつにおしっこを漏らしたって、うんちを漏
らして気持ちよくなったって、ぜんぜん構わないんです。わがまま
に、やりたい事をして、気持ちよくなればいいんですよ」
「ほんとに……?」
「そうですよ。私の前では赤ちゃんに戻って、甘えればいいんです」
「……だけど、そんなのは……」
 普通じゃない。千夏と別れて一人になった時、自分がした行為へ
の背徳感に押しつぶされそうになる。それは、黙って耐えるには辛
すぎる苦悩だった。
「そんな風に考えなくっていいんです。みんな、先輩の知らないと
ころではそういうことをしているんだって、そう思えばいいんです
よ」
「みんながしてる訳は……」
「無いと思いますか?」
 千夏の問いに、香津美は寂しそうに頷いた。千夏は軽く肩を竦め、
おむつに包まれた股間を突き出した。
「私が影でこんなことをしてるって、思ってましたか?」
「……」
 ふるふると首を振る。そんな香津美の頬に手をあて、千夏は穏や
かに微笑みかけた。
「誰にだって秘密はあるんです。みんな、影では人に言えないよう
な事をしてるんです」
「そんなの……信じられない」
「そうですね……。じゃあ、来週まで待ってください。先輩が信じ
られるような証拠を用意しておきます」
 何を企んでいるのか、千夏は妙な自信を覗かせた。
「そのかわり、納得したら、これを受け入れてくださいよ」
 放り出していたバイブを拾い上げ、突きつける。うなりながらく
ねる卑猥な色の擬似男根から、香津美は力無く視線を逸らした。


166:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:55:01 VbDMb4jc
 裏での顔を微塵も覗かせない千夏を眺める一週間は、瞬く間に過
ぎ去った。気づけば、紙おむつを股間に挟んだ姿で、千夏が暮らす
マンションのエレベーターに乗っている。
 千夏は何を用意しているのだろう。
 考えたところで答えなど得られない問いが、頭を巡っている。
「おはようございます、先輩」
 知らない人が見たならば、無垢に感じるであろうあどけなさで、
千夏は香津美を招じ入れた。ぱたぱたと小走りし、リビングに先導
する。
「ちゃーんと、用意しておきましたよ」
「それは?」
 嬉しそうに示したのは、銀色の小さな円盤だった。両手で挟むよ
うにして見せつけたそれを、既に電源が入っていたデッキにセット
する。DVDが再生されるのを待つ間に、千夏は香津美の腕を取り、
大きなソファーに並んで座った。
『はーい、こんにちわぁ!』
 テンションの高い声がリビングに響いた。大きな画面の中では、
見知らぬ女性が快活な笑みを湛えて手を振っている。二十代の半ば
といったところだろうか。明るい茶色の髪と、細い眼鏡とが、活発
な印象を押しつけてくる。
「麻奈さん。私のお姉ちゃんです。正確には従姉妹ですけどね」
「え?」
 話に聞いていた、マンションの持ち主だろう。これだけの資産を
持っているにしては、あまりに若い。
『ちーちゃんのお願いだからねえ、張りきっちゃうよぉ』
「あははっ、元気だなあ、もう」
 腕まくりして力瘤を作って見せる女性の姿に、千夏が笑い声を上
げた。唖然としている香津美の腕をさりげなく取り、しっかりと抱
きしめる。
『変わった趣味の人を見たいってことだったから、こんな子を呼ん
でみました。智ちゃん、こっち来て!』
『と、撮るんですか?』
 画面の外から、怯えた声が聞こえてきた。少しハスキーで、中性
的な声。画面外に身を乗り出した女性が引っ張り込んだのは、そん
な声からイメージする、そのままの少女だった。黒髪を短く纏めて
おり、少しきつめの大きな眼が印象に残る。かわいさには乏しいが、
それを補ってあまりあるほどの凛々しさがあり、異性よりも同性に
もてるだろうと感じられた。

167:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:55:33 VbDMb4jc
『ほら、自己紹介して』
『あ、あの、狩野 智です』
 困惑しながらも、カメラに向けて頭を下げる。そんな少女が纏っ
ている服を、香津美がじっと見つめた。
「この子……」
「あ、気づきました?」
 香津美の呟きを、千夏は聞き逃さなかった。腕をしっかりと抱き
しめながら、香津美の表情を伺う。
「私達の後輩です。現生徒会副会長の狩野さん。校内人気ナンバー
1ですよ」
 それは恐らく、本人にとって迷惑な称号だろう。女子校の中でい
くら人気が出たところで、嬉しいよりも鬱陶しいにちがいない。自
身の経験を振り返った香津美が、画面の少女に憐憫の目を向けた。
『さて、この智ちゃんだけど、人には内緒で変わったことをしてま
す。なにをしてるんだったっけ?』
『……』
 不意に話を振られ、少女が赤面して目を逸らした。唇をへの字に
曲げて黙り込んでいる姿には、独特の愛らしさがある。千夏が嬉し
そうに画面に身を乗り出した。
『あれ、どうしちゃったのかな?』
『ちゃんと答えなさいね』
 それまで聞こえなかった第三者の声が、画面の外から飛び込んだ。
柔らかな声の主は、ゆっくり画面に入り込み、優雅に頭を下げる。
『安納 香枝です。よろしく』
「こっちは、会長さんです」
 緩いウェーブヘアを揺らす少女には、年齢に不相応な落ちつきが
感じられた。おっとりとした雰囲気の奥に何を隠しているのか、画
面を通してすら、妙に気圧される雰囲気がある。
『智がいつもしている事を言うだけです。簡単ですよね』
『でも、カメラが……』
『言わないと駄目ですよ』
 あくまでも穏やかでありながら、逆らいがたい雰囲気がある。黒
髪の少女は唇を噛み、俯いていたが、やがて微かに唇を動かした。
カメラのマイクは拾わなかったが、何か小声で呟いたらしい。


168:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:56:05 VbDMb4jc
『聞こえませんよ。もっと、大きな声で』
『……かで、……こ……』
『ちゃんと顔を上げて、もう一度』
『は、裸で、おしっこ……』
『ふうん、裸になっておしっこするんだね』
 さも初めて耳にしたように感心しているが、麻奈がそれを知って
いたのは疑い無い。秘密の行為の告白を強要され、耳まで赤く染ま
っている少女に向け、さらに重ねて問いかける。
『どこで、どんな風にするのかな?』
『生徒会室……。香枝の前で、立ったまま……』
『へえ、お部屋でおしっこしてるんだ。変態さんだねえ』
 執拗に追い詰める麻奈の声に、少女が嗚咽を零している。それで
も、容赦するつもりはないらしい。麻奈はカメラを振り返って微笑
み、智へと向き直る。
『せっかくだから、見せてもらおうか』
『!!』
 予想はしていただろう。それでも、いざ言われると、体が竦んで
いた。少女は許しを求めて麻奈を、ついで香枝を伺い、絶望に顔を
染めて俯く。
『う……うぅ……』
 鳴き声を必死に押さえ込みながら、少女は制服を脱ぎ落としてい
く。小ぶりの胸を押さえていた下着を落とし、しっかりと引き締ま
った細身の体を自ら抱くようにして隠す。動きを止め、再び傍らの
少女へと目を向けた智は、怯えたように体を引くと、片手だけを下
ろして、最後の一枚に手をかけた。
『あらー、かわいい』
 下着の下から現れたのは、年齢に不相応な、飾り毛を持たない割
れ目だった。手で隠されるまでの間に、目ざとくそれを見つけた麻
奈が、嬌声を上げる。智の目の前にしゃがみ込み、隠そうとする手
を押し退ける。
『つるっつるだぁ。かわいいなあ』
『先輩も、そうではありませんでした?』
『ちーちゃんもだよ。とってもかわいいの』
「麻奈さん、すじ好きだから」
 けらけらと明るく笑う。香津美はとてもそんな気になれず、伏目
がちに画面を覗いた。


169:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:56:36 VbDMb4jc
『それじゃ、して見せて』
『は……い』
 諦めたのだろうか。智は震える声で答え、体を隠していた腕を下
ろした。両手の指先を股間に添わせ、ぐっと腰を前に突き出す。そ
の足元に、香枝が洗面器を置いた。
『うわぁ、すごい格好』
 洗面器との距離を測った智が、さらに腰を突き出し、両手で己の
股間を広げた。全てを見せつけるかのように立つ姿に、麻奈が感嘆
の声を上げる。智は硬く目を閉じ、奥歯をかみ締めながら、体を震
わせている。
『……ん!』
 振り絞るような声と共に、股間から一筋の水流が迸り出た。綺麗
な弧を描いたおしっこは、狙いをたがわず洗面器へと落ち、はした
ない音を上げている。
『へえ、上手だねえ』
『いつもしている事ですから』
 どこか誇らしげに答える。二人の女性と徒カメラに見られながら、
立小便を続ける智の股間からは、まだ勢い良く放尿が続けられてい
る。しゅおしゅおとか細く音を上げ、飛沫を飛び散らせながら、さ
らけ出された股間から吹き出るおしっこに、いつしか香津美も見入
っていた。しゃがんでしていてすらも、お尻に垂れてしまう自分の
おしっこは、もしかしたらおかしいのかもしれないと、変な不安を
胸に抱く。
『んんっ!』
 綺麗なアーチを描いていた水流が勢いを失いかけたとき、智が眉
根を寄せて鼻から声を抜いた。それまで以上に勢いを持ったおしっ
こが、ほぼ一直線に洗面器を襲い、それを最後におしっこが止まる。
『へえ、すごいなあ』
 切れの良いおしっこのしかたに感心しきりの麻奈の前で、智はま
だ、股間を広げたままで立っている。もう目的は果たしたはずなの
にと小首を傾げた麻奈の前で、智はぎりりと奥歯を噛み締め、開い
た足を僅かに曲げた。がにまたのみっともない姿になった智は、己
自身を広げたままでゆっくり腰を引き、くいっと前に突き出した。
性器に残っていたおしっこの雫が飛び、床に小さな染みを作る。


170:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:57:14 VbDMb4jc
『あははははっ、そうやってするんだ!』
 続けて2回腰を振った智の姿に、麻奈はお腹を押さえて笑い転げ
た。やれやれと首を振りながら智の傍らに進み出た香枝が、ポケッ
トからティッシュを抜き取る。
『ちゃんと拭きなさいって言っているでしょう?』
 恐らくは、その行為を命じた本人に言われ、智は屈辱に震えてい
る。後にしゃがんだ香枝は、カメラを遮らないようにするためか、
股間から手を通して、智が広げている場所にティッシュを下ろした。
ゆっくり、丁寧に、おしっこを拭って行く。
『はい、綺麗になりましたよ』
『……』
『下着も用意してあげました。ほら、足をあげて』
 背後から手を伸ばした香枝が、智の目の前で広げたのは、パンツ
タイプの紙おむつだった。引っ張ってギャザーを伸ばす香枝の前で、
智はしぶしぶと足を上げている。
『あれ、パンツは?』
『うふふ、私と一緒にいないときは、これを履かせているんです』
 おむつを腰に引き上げ、ぽんぽんと前を叩く。智は恥ずかしそうに
俯き、両手でおむつを隠している。
『おしっこは、私の前でしかさせないんです。一人の間は我慢なんで
すけど、いつも漏らしてしまうので、こうしています』
『あははっ、智ちゃん、お漏らしさんなんだぁ』
 放課後から翌朝までとなれば、漏らすなと言う方が無理だろう。
 しかし、そんな当たり前のことを言ったところで、誰もまともに
受け止めはしない。智は悔しそうに歯をかみ締めるが、口に出して
は何も言わなかった。
『毎朝すごいんですよ。近づくだけでおしっこ臭くて、おむつを下ろ
すと、むわっと臭いが広がって・・・』
『へえー、そうなんだ』
『自分でも臭いのが判るみたいで、人を避けながら恥ずかしそうに
くるのがかわいいんです』
 毎朝決まった時間に香枝の家を訪れ、そこでおむつを外してもらう。
他人の家の玄関で、スカートを持ち上げて股間を拭かれるその時は、
開放の時であるとともに、己の惨めさを最も強く意識させられる時間
でもある。


171:名無しさん@ピンキー
08/08/17 15:58:24 VbDMb4jc
『面白そうだね。今度、見に行こうかな』
『うふふ、いつでもどうぞ。では、今日はこれで』
 優雅にお辞儀をし、香枝は智を引き連れて画面から消えた。一人に
なった麻奈がカメラを振り返り、にこやかに手を振る。
『さって、それじゃ今度は、最近手に入れたペットを紹介するねえ』
 一度画面から消えた麻奈が、手にリード握って現れた。笑顔のまま
手を動かし、画面の外に控えていた人物を引っ張り込む。
「さ、佐奈?」
 画面の中に引きずり込まれたのは、首輪を填められた佐奈だった。
裸の上半身によだれかけ一つを付け、手を後ろで縛られた姿で画面
に入ってくる。不自然に荒い息を吐き、追い詰められた目をカメラ
に向ける。カメラが下へと向かうと、不自然に膨らんだお腹が映り、
その下を包む、ふっくらと盛り上がった下着が映された。
 香津美が与えられたのと、色違いのおむつカバー。恐らくは布の
おむつをあてられているのだろう。ふっくらと膨らんだおむつを、
カメラは執拗に撮影した。
「佐奈、どういうこと?」
「ふふっ」
 困惑する香津美の耳元で、千夏が含みのある笑い零した。驚きを
浮かべて振り返った香津美に顔を寄せる。
「見てのとおりです。佐奈先輩、麻奈さんに飼われるようになった
んですよ」
「そんな、嘘でしょ?」
「嘘じゃありません。ほら、首輪をしてるじゃないですか」
「あんなの、無理矢理じゃない」
「違います。佐奈先輩、自分から首輪をしたんですよ」
「嘘、そんなはずないっ!」
「本当です。麻奈さんに可愛がって欲しくて、ペットになるって約
束したんです」
友人を信じて止まない香津美に、千夏は真実を重ね上げて見せた。
それでも首を振り続ける香津美に呆れながらも、つとめて穏やかに
言葉を続ける。
「佐奈先輩、レズなんですよ。麻奈さんに誘われて、可愛がっても
らって、すぐ言う事を聞くようになったそうです」
「佐奈が……レズ?」
「そうです。まあ、それだけじゃないですけどね」
 含みのある言葉も、耳に届いていないようだった。香津美ははじ
めて知る真実に驚愕を浮かべ、胸を弄ばれて呻く、佐奈の姿を唖然
と見やっている。


 今日はここまでです。次で最後まで行きますので、よろしくお付き合いください。

172:名無しさん@ピンキー
08/08/17 16:36:12 8429ESZw
鬼畜おむつプレイktkrGJ!

173:107
08/08/20 22:40:36 ZwM0M9VV
 さて、それでは今日は最後まで。
 よろしくおつきあいください。


『お腹がぱんぱん。妊婦さんみたいだよ』
『く、苦しい……』
 不自然に膨らんだお腹を撫でられ、佐奈が苦しさを訴えた。麻奈
は張り詰めたお腹を嬉しそうに撫でまわしながら、カメラに眼を向
ける。
『いっぱい空気を入れたもんね。破裂しちゃいそうだよ』
『ふぐっ! お、押さないでっ!』
『苦しそうだねぇ』
『も、もう……許して……』
『そうだねえ……』
 顎に指先をあてた麻奈が唇を尖らせた。しばし考え込んだ後、意
地の悪い笑顔をカメラに向け、佐奈へと眼を落とす。
『カメラに挨拶しなさい。あなたの大事なお友達に見せてあげるか
ら』
『か、香津美……ちゃん?』
『そう、浅井さん』
『駄目っ! 香津美ちゃんには見せないでっ!』
『あら、だめよぉ。ほら、ちゃんとカメラの方を見て』
 伏せようとする顔を、無理矢理カメラに向けさせる。佐奈は激し
く首を振って抵抗するが、麻奈は容赦なく髪をつかみ、頭を押さえ
た。
『笑って挨拶しなさいね。ちゃんとできないと、もう一本入れちゃ
うよ』
『ひっ!』
 これ以上の注入は、耐えられそうにない。佐奈は歯鳴りの音を耳
に聞きながら、引きつった笑顔を浮かべた。瞳に絶望をよぎらせ、
涙を零しながらも、明るい声を作る。
『か、香津美ちゃん! 佐奈、今から、おならをします。恥ずかし
いけど、ちゃんと見てください』
 震える声が、佐奈の心のうちを現していた。今にも崩れ落ちそう
な体を何とか支える女性の傍らで、麻奈が明るく笑っている。



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