ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ2at EROPARO
ガンダム00(ダブルオー)エロ小説総合スレ2 - 暇つぶし2ch663:名無しさん@ピンキー
08/02/28 21:16:33 d/lftyJW
>>756
やめろw

664:名無しさん@ピンキー
08/02/28 21:22:40 ZepFAq0r
自分もヤンデレマリナ、あんまり連発するのはちょっとあれだ。
ネタとしては別に嫌いではないんだが、
こう、キャラが違うのを何回も見るのはやはり抵抗が。

>>743-744
コーラと大佐には密かに期待してる。

665:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:50:45 2fHUGTj/
介入できないシリーズが発祥か?>ヤンデレ
職人さんはGJなんだが、キャラが変わりすぎてるとな・・・ww

666:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:55:30 0BXEaObk
消極的には、本編で出番が全然ないってのも後押ししてるかと

667:名無しさん@ピンキー
08/02/29 00:32:43 zNb+GFwC
絹江×沙慈の近親相姦まだー

668:名無しさん@ピンキー
08/02/29 02:10:56 GelQ3g6P
>>759

一書き手として言わせてもらうと
多分それが発祥。少なくとも俺はそれを参考にしている。

マリナさまは動かしにくい(というか動かない)し刹那はガンダムだしで
原作どおりだと話としてまるで成り立たないのが本音。
その点ネーナは優秀な子。コーラも優秀な子。ハムは優秀だけど環境に恵まれてない子。

669:名無しさん@ピンキー
08/02/29 02:45:20 KHiQm3JA
キャラ壊してまで、無理やり書く必要あるか、普通に疑問
優秀と思う子だけ書いてりゃいいのに

670:名無しさん@ピンキー
08/02/29 03:18:57 Y/AXDqMi
ギャグとエロはキャラ壊しを許してくれる魔法の調味料だとか何とか

671:名無しさん@ピンキー
08/02/29 15:21:56 raMs7dnB
ここはエロ「パロ」板なんだぜ
みんなもう少し力抜けよ

672:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:28:37 tMyFfY43
文句たれる前にひとつでも多く投下しろって話だわな

673:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:51:06 RlPl8rXN
まぁ刹那「~が壊した」シリーズだって刹那のキャラが常に明るい元気な子で
別キャラになってるのが殆どで見てられない時が多々あったけどね。
実際もう見てないからわからないけど

674:名無しさん@ピンキー
08/02/29 18:03:54 6jEJz5Rq
 空気無視して投下します。
これで一応の完結ですが、長さと構成の都合から前編後編に分けて投下します。
九時頃に後編を投下します。
改行の不備に関しては、携帯からの書き込みですので見逃して下さい。
注意書き
・エロは後編です。
・姫様が黒いです。
・でも相手はシーリンです。


675:Whose is this Gundam? 1/4
08/02/29 18:05:12 6jEJz5Rq
 初夜の翌朝、歩くたびに響く鈍痛でマリナは王女から奴隷に成り下がったと感じた。私たちは対等であるにもかかわらず、私だけが決定的な刻印を受けて、損なわれた。
過程や心持ちはどうあれ、唯物的にはあの結合は刹那がマリナ・イスマイールという女を征服のリストに書き加えただけのことであって、私が刹那・F・セイエイを手に入れたというわけではない。
女性に参政権が無いアザディスタン王国で生まれ育ったマリナだからこそ、こうした男女の肉体的相違を痛感した。何も失っていない刹那はいつでもマリナを棄てることが出来てマリナにはそれを止める手立てがないのだ。
マリナは考えた。彼に棄てられる。一方的に棄てられる。マリナはただ汚され、踏みにじられて、失ったまま、何も得られずに、消えない傷を刻み付けられて打ちひしがれる。刹那を手に入れないかぎり、きっとそうなる。
体を捧げるだけでは駄目だ。与えただけでは、安心できない。刹那をマリナだけのものにしなければいけない。マリナだけを見てマリナのみに執着しマリナ一人を愛する男に仕立て上げなくてはいけない。
もとよりいつか周囲の押し付けがましい祝福の中愛してもいない男の腕に抱かれ望まぬ子を孕まねばならぬ身の上だ。建前はどうあれ、マリナ・イスマイールは彼女自身の肉体も含めて何かを所有することは許されていない。
刹那・F・セイエイを独占するという考えはマリナに捨て去ったはずの所有欲を甦らせた。私がこの世界で手に入れられるのは、私の思うままになるものは、王女としてではなく一人の女として私を愛してくれる刹那だけだ。
どうかして彼の全てを私のものにできないだろうか。その言葉が頭を過ると、甘い痛みのなかにかすかな疼きが走った。
柔らかい針でそっと引掻かれるようなそれはなんだかくすぐったくて、じくじくして、身じろぎせずにはいられない、むず痒い心地がした。マリナははっとして我に返った。
私はなんていけないことを考えていたのだろう。彼を疑い、あまつさえ独占しようだなんて、私の愛はそんな自分本位な想いじゃない。

676:Whose is this Gundam? 2/4
08/02/29 18:06:19 6jEJz5Rq
打算的な想念を打ち消すためにマリナは馴れ初めの頃に抱いていた刹那に対する純な愛情を思い起こして彼の誠実と自分の貞淑を再確認した。
想像力を逞しゅうさせたマリナは空想の中で絶えず刹那・F・セイエイの美点を捜し求めた。しかし同時にマリナ・イスマイールの欠点も浮き彫りになった。
自分は根暗で、押しに弱いし、おまけに貧乏。なによりも年齢だ。八つも年上だ。彼が成人するころにはもうおばさんだ。お肌は水を弾かなくなるし、体形も崩れてくる。ストレスの溜まる立場にいるから、小皺も普通より一層早く目立つだろう。
刹那だって若い娘のほうがいいに決まってる。
 二度目の交合も痛みの内に過ぎて行ったが、マリナはかえって気が楽になった。刹那が約束を守って会いに来てくれたからであった。刹那がつたない接吻と繊細な動作で労わってマリナをふらふらにしたことも安心に一役買っていた。
刹那の不器用な優しさを実感したマリナはあんなにも疑り深くなっていた自分を浅ましく感じた。そして望みが叶えられると思うや否やあらためて彼を想い始めた。
三度四度と逢瀬を重ねるうちに、性愛の味を覚えたマリナは無邪気に戯れる場面と暴力的に求め合う場面をない交ぜた空想を繰り返すようになった。
 マリナは身を任せることによりますます刹那に執着した。
これまでしていた夢想の大半がただ一つの主題―あの甘美な瞬間の途方も無い充足感―に集中し、張り詰めていた気が緩むと自然とそれに関すること以外何も考えられなくなってしまい、シーリンとの談笑の最中で危ない場面も少なくなかった。
マリナにも男に夢中で前後不覚に陥っている自覚はあった。女であることを諦めねばいけない立場で夜な夜な逢引をすることに罪悪感もあった。職務中に破廉恥な空想に耽り失態を犯す羞恥心はもちろんあった。
が、幸福の絶頂におけるある種の盲目状態にあったマリナは日に日にそういった後ろめたさを克服してのけた。
そもそも、もうこんな国のことなんてどうでもいいのではないだろうか。どうして私が不平を叫ぶことしかしないどこの馬の骨だかわからないやつらのために未来の繁栄の肥やしにならなければならないのだろうか。
もう私は充分国に尽くした。だからこれから私は幸せによってあがなわれなくちゃいけない。これまで散々苦しい思いをしてきた私には刹那という応報が必要なんだ。

677:Whose is this Gundam? 3/4
08/02/29 18:07:59 6jEJz5Rq
こうして自らの欲望を一旦正当化してしまうと、マリナは驚くほど冷静に―行為を決意した殺人者がするように―身の回りの状況を分析し、欲望満足の方法を思案し始めた。
 それまで情緒不安定だったマリナの立ち振る舞いは落ち着いたものに戻った。
姫さま御乱心と戦々恐々していた家臣たちは以前と同じ弱弱しい庇護欲をくすぐるマリナの様子に胸を撫で下ろし、マスード・ラフマディ氏などは感激のあまり断食パーティを催してそれに巻き込まれた保守派議員はたまったものではなかった。
シーリンの機嫌も上々であった。あんなに駄目な子だったマリナが俄然やる気を見せて貪欲に知識を吸収し始めたのだから、打てば響く受け答えもあり、ほくほく顔で会心した教え子に帝王学を叩き込んだ。
彼女はマリナが夜の方面のおべんきょうにも熱心に取り組んでいることを知らない。
 愛されるか死ぬかどちらかしかないとマリナは考えた。こちらが愛するだけでは意味が無く、刹那からマリナに執着するように仕組まねばならない。
かつて否定したその想念は、不幸な過去を持つ刹那を現在の過酷な境遇から救ってあげたいという同情心を免罪符として、今やマリナの中で確固たる信念に変質していた。
どうすれば彼の心を掌握できるか。マリナはシーリンに学んだ二つの事柄を反芻した。
人間は力を持って捕らえるより、謙抑な愛を持って虜にするほうが易い。そして、負い目は人間を無抵抗にする。この二つを同時に彼に持たせられたらあるいは篭絡できるかもしれない。
刹那をマリナの愛情と体に溺れさせることは、悔しいが出来そうになかった。彼の意思は強靭だ。信仰を持つ人間は揺らぎにくいし、彼は元来正義感が強いものだから淫蕩に耽って他をうっちゃっておくことなど彼自身が許せないだろう。
よほどの、正気を失うような快楽でもなければ刹那を虜にする事は不可能だ。
マリナはおへその下に手を当てた。負い目は何とかなりそうだけれど、まだまだ時間がかかりそうだ。もっと即効性のある、効果的なものはないかしらん、とマリナは思索を中断して、向かい側に座ってお茶を飲んでいる女性をぼんやり眺めた。

678:Whose is this Gundam? 4/4
08/02/29 18:09:35 6jEJz5Rq
 シーリンはいつもと同じくつんと澄ました居住まいでカップを傾けている。シニックな態度ばかり目立つ彼女だけれど発言を許されない場でアレハンドロ・コーナー大使に進言するといった愚直な一面もある。
マリナの身の安全を一番に考えてくれる彼女には感謝してもしきれないし、彼女がいなければマリナはどうしようもない駄目姫さまのままであったろう。
彼女にあのシーツの血痕が見つかってしまったとき、マリナは月のものだと答えて歩き方がぎこちないのも月経痛のためだと付け加えた。
マリナからしてもお粗末な嘘だと思ったがシーリンはそれで納得してみせた。それに加えて数日おきにシーツが湿っていてもシーリンは何も尋ねようとはしない。
おそらく彼女は何か勘付いている。いや、つとめて勘付くまいとしている。あるときなどマリナが意味深に目配せしてみると、シーリンは決まり悪げに目を逸らした。シーリン流の強がりだろうか。
刹那に抱かれて以来、マリナにはときどきシーリンの仕草が初々しく思えることがあった。佇まい、歩き方、呼吸のリズム、鼻筋、肌の色艶、シーリンのそれら全てがまるで十代の少女のように見え、瑞々しい輝きに満ちた彼女の姿が忌々しさの種になることもあった。
マリナは唇の端を吊り上げた。さとくも見てとったシーリンが苦い微笑みを浮かべて極めてうやうやしい調子で、「どうなされましたか、姫さま」と尋ねた。
マリナは花を手折る瞬間の不思議な心地よさと、初めての朝を迎えたときの刹那の狼狽振りを思い浮かべて、いよいよ笑みを歪めた。
「なんでも。そう、なんでもないのよ。シーリン」
 マリナはややもすると高笑いを上げそうになった。一石二鳥どころではない。

679:名無しさん@ピンキー
08/02/29 18:10:08 6jEJz5Rq
ひとまず以上です。

680:名無しさん@ピンキー
08/02/29 18:35:55 MdzRFqxJ
やっぱマリナ様はこうでなければ!!!!!!!!

681:名無しさん@ピンキー
08/02/29 19:15:47 2HFX3Mwk
GJ!
いいよいいよ~

682:名無しさん@ピンキー
08/02/29 21:04:07 6jEJz5Rq
 後編投下します。

683:Whose is this Gundam? 1/6
08/02/29 21:08:35 6jEJz5Rq
 開け放たれた窓から這入り込む夜の涼気が穢れの染み付いた肌を撫でてシーリン・バフティヤールは身震いした。
つい先ほどまで自らこの粘っこい液体を手のひらで伸ばし顔中に摺り付け乳房に揉み込んでうっとりしていたというのに、
こうして少年を組み伏せていざ局部を触れ合わせる段になってみたら自分はこれから取り返しの付かないことをやろうとしているという思考が脳裏をよぎり、
その途端に夢から醒めた心地で狂騒も陶酔も綺麗さっぱり消え去ってしまい、理性が戻るにつれて行為への恐怖とおぞましさが浮かび上がってくる。
愛もないどころか今夜始めて会った少年を受け入れようとしていた自分に口吸いを命じられる直前と同じ羞恥心を覚え、目の前の一見ぼんやりと腑抜けた面持ちでも血走り眼をぎらつかせている少年に対する嫌悪感も甦ってきた。
しかしいくら正気に戻り踏みとどまったとはいえ事態は既に後戻りの出来ないところまで進んでおり、天蓋の向こうでは頬杖を付きながら椅子に腰掛けた彼女の主が残酷な微笑みを湛えている。
「犯すのよ、シーリン。あなたが、刹那を犯すのよ」
 そう優しい口調で言い聞かせるマリナにシーリンは逆らえない。
王女の命令だからではなくて単純に抵抗しても無駄な状況に追い込まれているからで、
逃げ出そうとするけはいを見せるや否や尻の下で寝そべっている刹那・F・セイエイという名の少年がマリナの命令に応じてその逞しい腕でシーリンを取り押さえるだろう。
狂ったままでいたほうが良かった、とシーリンは思った。行き着く結果は同じにせよ、恍惚のうちに過ぎ去っていくのなら悪夢を見たのと一緒だし、何より苦痛も少ないかもしれない。
今では背筋が冷え冷えして、じゅくじゅくと潤っていたのも渇き始めている。肉の張型が蠢いた。同時に身動ぎした刹那がシーリンを薄ぼんやりと見つめた。
「刹那はもう待ちくたびれちゃったわ。早く入れてあげなさいな、シーリン・バフティヤール」
 厭だ、とは言えない。シーリンは覚悟を決めてそっと指を這わせる。触れたのが自分の指では無い気がする。
人差し指と中指とで固く閉じられたそれをゆっくりと開く。僅かな隙間に入る外気が冷たい。大きく息を吸って、吐く。手探りで熱の塊に指を添える。
「あ、……」

684:Whose is this Gundam? 2/6
08/02/29 21:10:22 6jEJz5Rq
 どくどくと脈打つそれは始めて触ったようでも手に馴染んだようでもあり、少年のあどけない顔立ちとはあまりにも不釣合いで言い知れない不快感を覚える。シーリンはぎゅっと瞼を閉じてから互いを接触させた。
熱い。指で感じるより遥かに熱い。冷え切った頭まで熱せられるほど熱い。今の私は随分はしたない恰好をしているんでしょうね、とシーリンは場違いなことを考えてしまう。
馴染ませるために縦に往復させる。水音はなく、粘膜を引っ張られる感触がするばかり。中途半端な姿勢の足が引きつり始める。ほんの少しだけ体重をかけてみる。
「んっ、……」
 ぐっと、強張りが突っ支い棒になりそうな気がしたけれど、徐々にこのまま沈んで行きそうな感じもする。すんなり終るかもしれないという予感に勇気付いて、少しずつ、少しずつ、かかる力を増やして行き、
「いたっ、ぁ、……」
 突如激痛が走った。包帯で入念に保護されていた傷口に直接触るのと同種のずきりと来る鮮明な痛みに襲われる。シーリンはすぐさま触れたものを離したくなるが、マリナがそれを許さない。
「続けなさい」
「はぁ、……は、はい」
 冷や汗を流しながらシーリンは呼吸を整えて、痛みの波が治まるのを見計らい、重しをかけ直す。息を吐くとともに足の力を抜き、吸うときにはまた体重を支えて激痛から逃れる。
非常にゆっくりとした繰り返しだったけれども、シーリンは押し入られるにつれ自らの身体が次第次第に広げられて行くのが解った。
「くぅ、……あぁ、―」
 もうこれより広がらないというところまで奥まったとき、シーリンは刹那の腹部に両手を付いた。
もういっぱいいっぱいだ。これ以上は裂けてしまう。壊れてしまう。シーリンは縋るようにマリナに見た。マリナは二人の結合部に目を添えると、にっこり笑って首を横に降った。
「まだほんの先っぽじゃない。―そうよね? 刹那」
「いつっ、……」
 埋没したそれが返事をするように蠢いて、シーリンは傷を穿られる痛みに悶えた。刹那は相変わらず惚けた表情をしている。
「まぁ、小刹那くんは正直ですこと」

685:Whose is this Gundam? 3/6
08/02/29 21:12:21 6jEJz5Rq
 痛い。シーリンは涙を流した。弱まるどころか増して行く苦痛と今の自分の境遇がやるせなかった。全ての不遇の元凶であるマリナが刹那と呼ぶ少年が恨めしかった。
何よりもそんな彼の体に顔を寄せて耐え忍ぶ自分が情けなく、シーリンはずれた眼鏡をそのままに刹那へ抱きついてすすり泣いた。
痛い。憎い。悔しい。身体がぎしぎし軋む。ごりごりこそげ落とされる。ぶちぶち引き裂かれる。
この串刺し刑は永遠に続くようにも思え、思考がおぼつかないシーリンはいつの間にか傍に寄ったマリナがくすくすと含み笑いを漏らしていることがわからなかった。
背後から、「手伝ってあげる」とささやかれると同時に何かが背中に触れた次の瞬間僅かにこびり付いていた意識が雲散霧消した。
 声にならない声とはこういうもののことをいうのかしらん、とマリナはびくびくと小刻みに痙攣を続けるシーリンの姿を観察しながら心中で呟いた。つかんで無理やり押し込んだ掌には未だに抵抗を圧殺した感触が残っている。
青ざめた顔は口をぱくぱくとさせて茫然自失に陥り、鳥肌と冷や汗とをぷつぷつと浮かべた白磁の肌は凄まじい激痛の余暇に波打っている。
その光景がマリナには愉快でたまらない。あのお堅いシーリンが男に貫かれてこんなお間抜けな顔をしているなんて信じられない。
目を細めてとっても心地よさそうな刹那の表情もマリナは嬉しくて仕方ない。愛する彼が気持ちよくなってくれる喜びが嫉妬に勝ってこのまま素直に二人の結合を祝いたい気分になる。
「あら? 貴女生娘だったの? なら女になったお祝いを言わせてもらうわ。―おめでとう、シーリン」
 白々しい言葉を吐くとお腹の辺りがぽかぽかとあったまり、じわと粟立つのを感じてマリナは艶っぽい瞳を刹那に向けた。見れば刹那は居心地悪そうにむずむずと腰を微かに動かしている。マリナは身体の位置をずらして刹那の耳元に口を寄せた。
「動きたいの? 刹那。早く気をやってしまいたい?」
 刹那は無言で顔を背けた。いつまでお人形ごっこを続けるつもりかわからないけれど、強がっていられるのも今のうちだろう。
その場の感情に任せた行動の多い彼は思いのほかあっけなく理性を飛ばすことをマリナは知っている。マリナ自身も彼と出合った際に見せたように彼に負けず劣らず向こう見ずが得意なのだから、こうしたときどうするかは拙い自己分析によって熟知していた。

686:Whose is this Gundam? 4/6
08/02/29 21:13:56 6jEJz5Rq
マリナは刹那の頬に小さく口づけると、刹那と向かい合ってのたうっているシーリンの背中に回り、痛々しく広げられたそこの真下にぶら下がる袋を優しく指で包み込んだ。
「気持ちよくなってもいいのよ? ほら、こう。刹那の好きなぐにゅぐにゅをしてあげるから、存分に気持ちよくなさい」
 刹那が呻いて、ぎっちりとくわえ込まれた部分がむず痒そうに縦に揺れて膨らんだ。マリナはもてあそびながらシーリンの肩に顎を乗せた。
「シーリン、シーリン・バフティヤール」
「ひ、……め、……さま?……」
 主の言葉にシーリンが振り向く。不様に涎を垂らした彼女の横顔から先に浴びせた刹那の匂いが鼻を付いた。いつ嗅いでもいい香りで危うく達しそうになるが、刹那の息が荒くなったのが耳について我慢する。
「貧乏なアザディスタン王国の資源は限られています」
「は、……い?……」
「限られた資源は有効活用しなければなりません、って、教えてくれたのはシーリンよね?」
「なに、……を……?」
「だいじに、たいせつに、ほんの少しでも無駄にしては、いけないのよ?」
 マリナがそう言うと、力無くだらりと垂れていた刹那の腕がシーリンの腰を鷲掴み、
「刹那、出してもいいわよ」
「ぇ?……なに、……これ?……ひろがっ、……でてる? えっえ、な、なに? やっやだ。やめっ、いやっ、……はぁひっ、……あぁっ、あぁ、ひぃ、やっ、……いや、いやっいやぁあ!―」
シーリンは目を見開いて金切り声を上げながら自分の胎内の隅々まで注がれる生暖かいそれをなす術も無く受け入れて行く。
抜こうとしても刹那とマリナががっちりと押さえて、暴れても激痛が走るうえに真新しい傷口にそれを塗り込められるので、ただただ悲痛に泣き咽ぶしかなかった。

687:Whose is this Gundam? 5/6
08/02/29 21:18:05 6jEJz5Rq
 ああ、なんて痛ましい姿なのでしょう、とマリナは我知らず歎息を漏らした。
シーリンはもう乙女であった頃の彼女ではない。顔の肌は艶を失い、胡桃色の毛髪はくすみ、こじ開けられた蕾はだらしなく花弁を広げている。
彼女のすばらしく美しい両足は片や寝台の外へ投げ出され、片や男に担ぎ上げられ、刹那が初めてマリナに与えた辱めのときと同様の形で、寝台がぎいぎい軋むのに合わせて上下している。
足の先が引きつり、激しい動作で捲れ上がったシーツが肌の上を滑り、腿は汗と血に欲望の残滓とが点々としたたって、紅と白の淫猥な調和を生み出している。
沢山中に吐き出されたためであろうか、それとも更に血を流したためであろうか。肌を擦る音しか聞こえなかったのが、今ではじゅぷじゅぷと、くちゅくちゅと、ねっとりと粘つく潤いに満ちた音色が部屋中に響いている。
衝動を剥き出した刹那は労わりなど天から頭になく、マリナの心付けを貪るのに夢中で、辱めている女の懇願など一行に解さない。
「ぃた、……もう、やめて、……ひぐっ、……いきできな、……ぉ、おねがい、……いたいのは、もういや、……かはっ、……いたいのいやっ、……ぁうっ、
……ぬいてぇっ!……おねがっ、やめっ、……ひめさまっ、……たす、たすけてくださいまし!……ぇぐっ、……やめてくださいましぃっ!……」
「刹那、シーリンの具合はいかが?」
 刹那は、「ああ」とだけ答えて腰の動きをより激しくさせた。断じて照れ隠しなどではなく単純に受け答えするだけの思考力を失ってしまっているからであった。
少年兵時代に奇跡と神秘と教権に支配された刹那・F・セイエイは絶対的服従に伴う宗教本能ともいえるある種の陶酔の内にいた。
むせ返る女の香りと血の臭い、それとマリナに口移しで飲まされた薬物によって彼はその頃に抱いていた全能感を呼び覚まし、
ソレスタルビーイングの理念も、彼の使命も、トリニティへの憤慨も、全て綺麗さっぱり忘れ去って、目の前の女を貪ることだけを一心不乱に考え続けた。
そうしてあれほど嫌がってもがいていた獲物も幾度と無く陵辱されるうちに白痴のように放心して、時折、注がれるのに合わせてか細い声を上げるだけで、為されるがまま蹂躙される恍惚に浸りきっていたのであった。

688:Whose is this Gundam? 6/6
08/02/29 21:18:58 6jEJz5Rq
 空が瑠璃色に輝くころ、初々しい女体を堪能し尽くし、征服感と虚脱感に充実した荒い息を付いて寝そべる刹那に、マリナがそっと声をかけた。
「気持ちよかった?」
「ああ」
「でも、私のほうがずっといいでしょう?」
「ああ」
「私を愛してる?」
「ああ」
「マリナのほかに水と空気さえあれば生きていけるわよね?」
「ああ」
「刹那・F・イスマイール、いい響きだと思わない?」
「ああ」
「刹那、私を残して死なないで」
「ああ。……」
「貴方は私のガンダムよ」
「がん、……だむ?……」
「ええ。刹那はガンダム」
「おれは、……ガンダム?……」
「そう。私だけの、ガンダム」
「俺がガンダムだ」
 無邪気にほころびる顔を黄色い朝日が照らした。


689:名無しさん@ピンキー
08/02/29 21:23:31 6jEJz5Rq
以上です。
だらだらと続きましたが、これでようやく完結です。
機会がありましたら次回はもう少しほのぼのとした純愛ものを投下するかもしれません。

690:名無しさん@ピンキー
08/02/29 23:17:36 sPZcnvlW
(^ω^;)

691:名無しさん@ピンキー
08/03/01 00:08:13 pBqdzJFk
>>783
マリナ様いいよ((;´Д`)ハァハァ
やんでてもいい。萌える

692:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:37:12 DlgzfPES
ウッ…!

ふぅ…やっぱキャラ改変はするべきじゃないだろ常識的に考えて…

693:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:46:27 wq2wQT/F
グラハムは、いつかの教授とカタギリのスメラギについての会話の時の「あの事件の戦術予報士か…」が伏線で、スメラギと絡んでくれないかと思ってる。
つーかそれくらいしか女キャラと接点ねぇw

694:名無しさん@ピンキー
08/03/01 09:02:14 n5lWdZik
「刹那・F・イスマイール、いい響きだと思わない?」

mou teokureda......

695:名無しさん@ピンキー
08/03/01 09:57:16 Dz8NGOHo
>>787

今度三カ国が同盟組んだから、人革連のソーマ・ピーリスと絡むってのはどうよ?

「このようなうら若き乙女が、MS乗りとはっ!
おとめ座の私は運命的な出会いを感じずには入られない」

696:名無しさん@ピンキー
08/03/01 10:52:39 xHSitIW4
グラハムがガンダムとフラッグ以外に欲情する姿が想像出来ない俺はもう末期。



そうだ、フラッグの精が少女化してグラハムに恩返しに来ればいいんじゃね?

697:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:21:35 0COWzUKT
>>789
そしてピーリス少尉に
「セルゲイ中佐より背の低いヒトに関心はありません」と振られるわけだw

698:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:22:05 d8RzzUvJ
>>790
黒い美脚のおねえさんなんだな!

699:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:53:48 cx2WBFCp
今一度誰か刹フェルを…

700:名無しさん@ピンキー
08/03/01 16:26:35 zyWDS98X
>>789
むしろ大佐コーラハムで三角関係で!

701:名無しさん@ピンキー
08/03/01 17:02:12 MCYXZk7s
>>794
ハム厨図々しい。
女に飢えてるみたいで見苦しいからやめろよ。

702:名無しさん@ピンキー
08/03/01 17:04:30 VFgkJ29H
グラハムいいと思うけど
「抱きしめたいなあガンダム!」で正気に戻される俺

703:名無しさん@ピンキー
08/03/01 19:32:19 VFiDxHzL
今回ハムでなかった苗w

704:名無しさん@ピンキー
08/03/01 19:40:38 DlgzfPES
URLリンク(www.vipper.org)
あーAEUに入ってこの二人を冷やかしたいなー

705:名無しさん@ピンキー
08/03/01 19:46:32 WngMDsPV
>>796
まさに眠り姫だ

706:名無しさん@ピンキー
08/03/01 21:34:57 X4+kq5hf
このアニメを見てると欝になるのは自分だけだろうか?

707:名無しさん@ピンキー
08/03/01 21:49:16 wdgCNB84
刹那の妄想力に脱帽した

708:名無しさん@ピンキー
08/03/01 22:06:10 rZpC2WhX
今晩、刹那は生まれて初めてのオナニーをするんだろうな

709:名無しさん@ピンキー
08/03/01 22:34:46 qLCMQfMe
刹那・・・そんなにマリナの事を・・・
ちなみに俺もマリナが大好きだ

710:名無しさん@ピンキー
08/03/02 00:18:29 0MMBhSaq
>>803
奇遇だな、俺もだ
今日の刹那には礼を言わなければなるまい

711:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:12:08 R3oMaHtK
刹那はアトリエ系のキャラで主人公やっても違和感ないな
癒し、痴女、セレブ、ミーハー
考えるだけでも既に4人

712:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:37:11 +8gK+cDQ
マリナ スメラギ 留美 クリスか?

713:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:49:34 R3oMaHtK
そうかスメラギも居たな
思ったら痴女じゃなくビッチだったか

714:名無しさん@ピンキー
08/03/02 02:06:44 mlFrWNPa
マリナフラグかと思ったが、エクシア再起動前に「違う!」って否定しているし…
どうなるんだろうな?

715:名無しさん@ピンキー
08/03/02 02:24:13 2SGTq9hL
>>802
刹那はマリナを餌にオナニーを覚えたか

716:名無しさん@ピンキー
08/03/02 02:29:16 M5ghO0IZ
このスレじゃマリナの方がヤンデレだが、本編だと刹那の方が行動がヤバいのは気のせいか?
しかし、本来なら母親が出てくるべきシーンでマリナを妄想してしまう辺りが思春期後半っぽいよなあ。

717:名無しさん@ピンキー
08/03/02 02:46:15 +8gK+cDQ
情緒が未熟だから恋愛感情になってないのかもね

確かに機体を見せびらかしたり夜忍び込んで語り合ったり夢に見て本名で呼ばせたりどっちかと言えば刹那のがヤンでるな
デレてるかどうかは知らんが

718:名無しさん@ピンキー
08/03/02 04:21:28 bw56Uy9G
>>810
母親は回想できないんじゃね?
だって殺ry

しかし妄想マリナの色気は異常

719:名無しさん@ピンキー
08/03/02 05:08:49 siV7a6xw
刹那は俺と同じく姉萌えの素養があると見た

720:名無しさん@ピンキー
08/03/02 11:18:28 yNJh69in
そういう年頃なんだYO

721:名無しさん@ピンキー
08/03/02 11:34:33 Gyyzsdzw
刹那が病んでるネタってまだないよな
激しく読みたいが俺の文才じゃむりぽ(^q^)

722:名無しさん@ピンキー
08/03/02 13:15:18 raF64pxU
ここのSSのまとめとかまだ出来てないの?

723:名無しさん@ピンキー
08/03/02 14:52:44 +8gK+cDQ
URLリンク(moepic2.dip.jp)
URLリンク(moepic3.dip.jp)

724:名無しさん@ピンキー
08/03/02 15:01:43 CIV8YVol
羅と尾にじゃん

725:名無しさん@ピンキー
08/03/02 19:19:42 csmis8II
刹那が性欲を自覚するとマリナの貞操は大ピンチ

726:名無しさん@ピンキー
08/03/02 21:55:03 f0eBHhzS
本編のコーラと大佐順調に進んでるな

727:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:34:01 WvOnX/Zt
大佐、名前で呼んだもんな。パトリックって。
キッスだって、「戦果をあげたらもう一度してやる」ということかもしれないし
ていうか今回の結果は、キスをあげてもいいくらいだと思う。

728:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:43:06 9JHOY2pF
>>817の一枚目でものすごい癒された件

729:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:59:32 o1hSgN7f
>>821
第一話でAEUの軍服着たオッサンもパトリックて呼んでたぞ

730:名無しさん@ピンキー
08/03/02 23:31:52 UUVCdaoP
>>817
少尉かわいいよ少尉

731:青い人
08/03/03 01:09:09 cR3a8Q+D
流れが落ち着いたところで投下。

例によって誤字・脱字がある可能性があります。
ご了承ください。

注意
スメラギ・ロックオン・ハレルヤ(?)ご乱心
フェルト好き注意。
ダメになっていくアニキ。
姉さんは死にません。
沙慈はやっぱり不幸。

732:If 21話
08/03/03 01:13:04 cR3a8Q+D
「今回のミッションはこうだ。おやっさんの協力のもと完成したこのマイクロファイバーカメラでターゲットを狙い撃ち、
そこから得たデータをすばやく転送・受信―盗撮映像の完成ってわけだ」
『OK。そんで、俺は見張りってわけだな』
「さすがわかってるじゃねえか」
『成果は山分けだ。もっとも、データに山分けもくそもねえがな』
 フェルトが待っている一方、ロックオンは狙い撃つ(ロックオン用語で盗撮の意)ことに熱心であった。ダクトに身を潜め、
あらゆる場所に細い糸のようなカメラを仕込み、統合していく。あとは獲物が来るのを待つだけであった。
「へへへ。獲物を待ってる間のこの緊張感、たまらないぜ」
 携帯端末に統合したコードを接続し、各所からの映像にほくそえむ。ここは普段使っていない物置で、人はこない。
「ずいぶん楽しそうね」
 振り向く暇などなかった。ロックオンはほとんど反射的に横に飛びのく。端末が粉々に砕けた。
「発砲許可なんて誰が出したんだ?」
 資材の影に隠れ、出入り口を睨む。
「私が今出したのよ」
 たなびく煙の先にいたのはスメラギだった。小銃を握り締め、ロックオンに向けている。
「安心して。麻酔弾だから。ああ、でも間違って致死量入ってるかもね」
「へっ、キツいのは化粧と性格だけにしてほしいね」
 憎まれ口をたたいてはいるが、状況は不利だった。機器は送信システムとモニターがやられている。
まずそれを回収したいが、出てきた瞬間に安らかな眠りが待っているのだ。 さて、どうしたものか。
「逃げろロックオン!」
 何かが倒れる音とともに、その声はロックオンの耳に届いた。見張りに出張っていたハレルヤだ。
「遅すぎんだよ!」 
 言いつつ、端末を引き寄せる。繊維状のカメラは引っ張るだけで回収が可能なのだ。
「そう言うなよ。デュナメスの用意はしといた。いつでも出られるぜ」
 もがくスメラギを馬乗りになってハレルヤは押さえていた。
「なるほど。それでお前は?」
「野暮なこと聞くなよ」
「……そうか。生きろよ」
「たりめえだ」
 それは暗黙の別れであった。もうシリアスなんだかギャグなんだか判別に困るが、彼らは真剣であった。
 ロックオンは走る。とりあえずここから逃げよう。なあに、ガンダムさえあれば飯も寝床も困ることはない。
落ち着いたら腹いせにスメラギの写真を流そう。うん、そうしよう。ざまあみろ行かず後家の年増め。もう表に出られなくしてやるぜ。
「ロックオン!」
 自室に入ると、フェルトが飛びついた。受け止めて頭をなでなで。
「どうしたフェルト。何かあったのか」
 そうだ、こいつがいた。ロックオンはようやくフェルトにまで頭が回るようになった。
こいつを手放すのは惜しい。かといって連れまわすのははたして彼女にいいものだろうか。
何の罪もない少女(ロックオンの辞書には『少女』は6歳から15歳未満と定義されている)
を巻き込むのはいくらロックオンでも後ろ髪を引かれる思いであった。
「あのねロックオン、大事な話があるの」
「急ぐ話なのか?」
 持てるだけの荷物を纏めながら聞いた。あ、前にハレルヤに貸した日本製のエロゲ返してもらってねえや。初回限定版だったのになあ。
「うん……」
「そうか。よし、言ってみろ」
 バッグを肩にかけ、フェルトの目線に合わせてしゃがむ。
「妊娠したみたいなの」

733:連載になると締め切りと未完に怯えるのですね
08/03/03 01:19:24 cR3a8Q+D
「こんなことしてただで済むと思ってるの?」
「ハッ、知るかよ」
 銃口が力の板ばさみでふらつく。男と女という差がありながら、むしろ押されているのはハレルヤの方だった。
「そう。ならもう話すこともないわ」
 麻酔銃が鈍い音を立てて砕けた。それに気を取られたハレルヤは、自分が宙を舞ったことに気づくのに数秒かかる。
「躾って大切よね。末期(ロックオン)には効果はないだろうけど、あなたくらいなら骨の十本くらいでなんとかなりそう」
 資材と衝突したハレルヤは呻きながら立ち上がる。何だコイツ。あんな生活しててどうしてこんなに強いんだ?
「私がどうして『戦術予報士』って呼ばれているか知ってる?」
 右からの拳を手で受け止める。メリメリッと音がして、同時に激痛が走った。骨にヒビが入ったか。
「自分が予想したとおりの状況にするからよ」
 上段回し蹴り。腕の二本のガードですら吹っ飛ばされる。腕へのダメージと打ち付けた背中のダメージが二重になって自身を襲う。
「もっとも、最近は自分の身が安全だからほどほどにしてるけどね。やっぱりたまにはピンチにならないとつまらないわ」
 ハレルヤは感じた。絶対的な強者による支配と搾取を。圧倒的力になす術もなく、蹂躙される恐怖を。
しかしハレルヤは逃げない。義兄弟(ロックオン)には借り(文字通り借りたエロゲ)がある。
自分はできるかぎり時間を稼ぐのだ。そう、今も大急ぎで脱出せんとする彼のために。


「最初はただの生理不順だと思ってたの。こんな生活だから、遅れたりなかったりすることもよくあったから。
でもやっぱり気になって、地球に下りたときに調べてもらったら……」
「ビンゴだったってワケだ」
 フェルトの頷きに、ロックオンは顔に手を当てた。心当たりはある。しかもかなり。
まだ子供だとか、そんな風に考えていたのだ。しかしさすが俺。まさに百発百中。
《フェルト、カイニン! カイニン!》
 ハロがフェルトのまわりで跳ね回る。フェルトは赤くなって俯いた。ロックオンも俯いた。
《ロックオン、ニンチシロ! ニンチシロ!》
「わあってるよ」
 結局、彼女の分まで荷物をまとめ、不思議がるクリスティナに『ちょっと刹那を探してくる』と言い残し、
デュナメスを発進させた。ハレルヤの安否が気にはなったが、まあミス・スメラギも殺しはしないだろうと結論付け、
貸したエロゲを部屋まで行って回収したのであった。
――――――

734:前レスまでが回想です
08/03/03 01:24:26 cR3a8Q+D
「まあ、俺も色々あって、あっちを離反したワケよ」
 トリニティの拠点に収容したデュナメスを見上げ、ロックオンは言った。
覗きや最後の最後まで刹那を利用していたことは、もちろん伏せている。
「そうか」
 よくは分からないが、何か都合の悪いことでも起こったのだろうと、刹那は予測した。
先ほどから興味深そうにスローネを見上げているフェルトについては、
ネーナいわく、『あれは何かを決意した女の顔よ、きっと大事に違いないわ』だそうだ。
刹那に言わせれば普段と同じ無表情なのだが、彼女にはそうは映らないらしい。
それは普段から刹那を見ているからなのだが、本人はやはり気づけなかった。
「ところでさっきのフラッグはなんだ? スペックも黒いカスタム機の数倍はありそうだし、
軽く考えても20Gはかかってるぞあれ」
「悪魔だ」
「?」
「そういうことにしてくれ」
 真剣な刹那の顔を見て、ロックオンはわかったよと肩をすくめた。
「ロックオン・ストラトス」
 顔を上げると、ヨハン・トリニティがデュナメスから降りてくるところだった。
「デュナメスを少し調べてみたんだが、やはりスローネとの互換性は期待できない」
「だろうな」
 ただでさえ個性的な機体ばかりなのだ。そうそう流用はできないだろう。
刹那はすっかり置物とかしたエクシアを見た。心なしか寂しそうだ。
「まあ、それは追々考えるとして……俺たちの待遇はどうなる」
「刹那・F・セイエイの前例もあるが……どうしたものか」
 元々刹那はネーナが拾って、そのまま居ついただけの話。こんな形ではなかったのだ。
「これやるからそこをなんとか頼む」
 ロックオンがヨハンにだけ見えるように何かを渡す。刹那にはそれが何か分かった。
自分も昔同じようことをされたのだ。いらないと言っても押し付けられたそれは、
捨てるわけにもいかず、とりあえずベッドの下に放置しておいたのだが、あれからどうなっただろうか。
 ―フェルトを除く女性クルーの隠し撮り写真。
「……分かってるじゃないか兄弟」
 どうやらヨハンには効果があったらしい。すばやく半ズボンの中に写真をねじ込むと、ロックオンとがっちり握手までした。
「空いている部屋を好きに使ってくれ。二人には後で俺から伝えておく」
 なぜか機体を整備している弟と妹を避けるように、ヨハンは前かがみになって自分の部屋に戻っていった。 
「そんじゃ、早速部屋決めるかね」
 それに続き、ロックオンもフェルトを連れて格納庫を出た。
残された刹那は、整備する機体もなく、手持ち無沙汰である。
 パーツさえあれば、と刹那は思った。自分はロックオンと違っていつでも補給に戻れるのだが、
ネーナに対する裏切りのような気がして、どうも気が進まない。
そういえばあっちはガンダムが二機になってしまったが、大丈夫だろうか。
 

735:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:27:28 cR3a8Q+D
「なぜなんだハレルヤ……僕は何も悪くないのに」
 また独房に入ったアレルヤは独り言をもらした。
覗きと脱走幇助で骨折15ヶ所は、はたして重いのかどうかは分からないが、
アレルヤは明らかにとばっちりである。包帯がミイラのように全身を包み、顔はアン●ンマンのようだ。
慰め程度の痛み止めはとっくに切れ、鈍痛が常時身体に訴えてくる。
『ドンマイ。まあ運が悪かったな』
 元凶のハレルヤは痛みを味わうことなく、精神の片隅でのんきに言った。
『それよりアレルヤ、《初音ミク2307》買ってくれよ』
「そんなお金ないよ」
 ただでさえハレルヤがそういうグッズにつぎ込むので、給料は飛ぶように消えている。
しかも戦艦に置くわけにはいかないので、専用の倉庫を借りているから、維持費もかかるのだ。
アレルヤ自身が使うのは、給料の一割程度であった。
『チッ、使えねえな。商売道具の写真も全部没収されちまったし、どうすっかな』
「もう、転職しようかな」
 人間関係から仕事の内容まで、もうなにもかもがイヤになってしまった。
命がけでやっているのに、自由な金はフリーターといい勝負だ。
保険はきかないし、休みも勤務時間も不定期。もしかしたらフリーターよりひどいかもしれない。
「今なら軍も人手募集してるだろうし……人革連に戻ろうかな」
 このあいだの決意はどこへやら。古巣へ思いをはせていると、扉が開いた。
「治療されているところを見ると、生きてはいるようだな」
 ティエリアはミイラ状態のアレルヤを見下ろして言った。
「一応ね」
「そうでないと困る。マイスターはもう半分しかいないんだからな」
 刹那の失踪、ロックオンの脱走。それに伴う機体の損失。
貴重な太陽炉があっという間に二つもなくなってしまった。
「退職はダメなのかい?」
「死ねば可能だ」
 なるほど、とアレルヤは苦笑する。
「ロックオンと刹那は?」
「見つかっていない。あきらめた方がいいだろう」
 しかし、と付け足したティエリア。
「ガンダムを隠蔽しつつ、CBの目から逃れるとなると、限定されてくる」
「もしかしたら、まだこっちの領域なのかもしれない」
 木を隠すなら森の中。灯台下暗し。
「所在がどこであろうと彼らがマイスターに相応しくないのはたしかだ」
「そんなこと言ってられる状況かい?」
「…………」
 沈黙のティエリアに、アレルヤは小さく笑った。


736:話が進むごとにキャラがおかしくなっていくのは気のせいじゃないです
08/03/03 01:31:24 cR3a8Q+D
 ジャーナリストの絹江・クロスロードは、取材でラグナ・ハーヴェイの元を訪ねていたが、
取り合ってもらえず途方に暮れていた。体当たり取材ではやはり無理があるのだろうか。
しかし正攻法でアポ取りをするのは不可能に近かった。
 そこへ、一台の乗用車がラグナの別荘から出てきた。
これ幸いと、乗用車の前に飛び出る。運転席のそばまで回ると、ウィンドウがおりた。
「何か御用かな?」
 ―うほっ、いいオトコ。
 運転手を見た瞬間、絹江の中に奇妙な稲妻が走った。
「わたし、JNNの特派員なんですが、二、三お聞きしたいことがあるんです。よろしいでしょうか」
 胸のざわめきを抑え、落ち着いてそう並べ立てる。だてに記者はやっていないのだ。
「JNNの記者さんねぇ……構いませんが、私はすこし急いでまして。車中でよろしければ」
 ―フラグキタコレ!
「い、いえ。それは……」
 焦っちゃダメよ絹江。ここは日本流でまず遠慮しつつ、徐々に……。
絹江は自らに言い聞かせた。親の残したコネと名声で入社し、出会いもなくただ忙しい毎日。
弟には彼女が出来たというのに、自分のまわりには萎びた野郎ばかり。
このままでは定年まで仕事一色の寂しい女になってしまう。それだけはなんとしても回避しなければ。
「やめておきますか?」
 ここで間を持たせ、
「ではお言葉に甘えて」
 ―イ~~~ヤッホ――ッ!
 その場で飛び上がろうとする気持ちを封じ、さりげなく助手席に絹江は回った。
「絹江・クロスロードさんですか。いいですね、あなたのような美人の記者さんがいて」
「そんな……」
 もっと言って! もっと言って! リピート! リピート!
 あくまで本音は隠しておしとやかさを前面に出す日本流である。
「それで、私に聞きたいこととは?」
「あなたの家族構成を」
 男―アリー・アル・サーシェスは怪訝な顔をしたが、すぐに戻した。
「妻と息子……最近娘が生まれましたね。あと愛犬が一匹」
 ガッデム! 妻子持ちか! 絹江はカバンをぎゅっと握った。
しかしここで諦める絹江・クロスロードではない。
ジャーナリストで培ったしつこさは、そう簡単に獲物を逃がすことを許さないのだ。
「ご職業は」
「私は流通業社に勤めていましてね。ここには物資の流通確認のための報告に来たんです。
しかし部長の野郎こんな雑用やらせやがって覚えてろよちくしょう」
 絹江の脳内メモリーに、続々とサーシェスのデータが入ってくる。
後半はよく聞こえなかったが、彼はきちんと定職に就いているようだ。将来性マル、と。
「さしさわりなければ、住所と電話番号を教えていただけないでしょうか」
「あの……。何の取材なんですか?」
 いいかげんおかしいと気づいたのか、サーシェスは絹江に質問した。
「もちろんあなたの」
 聞き返す間もなく、サーシェスは唇をふさがれた。
手を離れたハンドルはオートに切り替わり、静かに走行を続けている。
 サーシェスが押し返した。
「やめてください。私には愛する妻と子供が……」
「でも好きなんです。好きになっちゃったんです」
 目線を斜めにずらし、上目づかいで相手(ターゲット)を見る絹江。何しにここまで来たのか彼女はもう覚えていない。
「とにかく話し合いましょう。あなたの好意は嬉しくないわけではありません。お互いが納得する形で決着をつけましょう」
「ええ。わかりました」
 譲歩。これが絹江の求めたものだった。最初から陥落など目指すのは三流だ。
まずは足場を崩し、徐々に侵食していく―恋愛も取材も、駆け引きの根本は同じなのだ。
 彼女は影でほくそ笑む。この面倒事のせいで、
妻に折檻される自分を想像して青くなっているサーシェスがそれを見咎めるのは、不可能に近かった。


737:沙慈のためにわざわざ辞書登録するはめになりました
08/03/03 01:33:29 cR3a8Q+D
「姉さん、また仕事かな」
 帰宅した絹江の弟―沙慈・クロスロードは疲れた身体をソファに沈めた。
恋人のためとはいえ、スペインと日本を往復するのはこたえる。
 沙慈はテーブルに書き置きがあるのに気づいた。家をあけていた姉が書いたものだろうか。
「何かな」

 沙慈へ。
 わたしは恋に生きることに決めました。というわけで、何かとお金がいるので、持っていきます。
学費とか家賃とか、色々問題はあるでしょうが、まあ若いんだから何とかなるわよね。じゃあね。
 美人なあなたのお姉さんより。

 嫌な予感がして、沙慈は携帯端末で兄弟兼用の口座を調べた。
その口座は両親が残した遺産や、バイトの給料、学費など、あらゆることに使っている。
「そんな」
 端末が手から落ちて、コロコロ転がった。
 ――残高は、ゼロだった。
 ふと、家具がいくつかなくなっているのに気づいた。タンスもベッドも冷蔵庫もない。
 明かりが消えた。停電かと思ったが違う。窓の外ではどこもそういう現象は起きていない。
 ……電気を止められたのだ。
 インターホンが鳴り響いた。
「クロスロードさん? 集金にきたんですが」
「うわああああああああああああああああ!!」
 沙慈はその場でうずくまった。
さらに絹江は沙慈を保証人にしていくつかの金融会社から借金をしていたのだが、
沙慈がそれに気づくのはたっぷり利子がついて取り立てがやってきたときであった。
 夜明けは遠い。

738:あとがき
08/03/03 01:38:02 cR3a8Q+D
 以上です。
 キャラが異常です。展開が行き当たりばったりなので異常になるのです。
プロット作ろうかな、いっそ。
 最近作品投下が増加していますね。いい傾向です。
おかげでプレッシャーを感じることなく投下できます。
職人の皆様には謝意と乙をここで言わせてもらいます。
 それでは皆さんおやすみなさい。

739:名無しさん@ピンキー
08/03/03 02:52:57 7HnM8dH5
匙が別方面で不幸になっていくwwwww
GJ!

740:名無しさん@ピンキー
08/03/03 04:47:01 Pz1LPWMB
クリスの動向が気になるな

あと前かがみなヨハン兄ワロタ

741:名無しさん@ピンキー
08/03/03 06:19:56 b1ddw0ZP
そして沙慈がハーレビー家の執事になる『沙慈のごとく』が新たに始まるわけか。

742:名無しさん@ピンキー
08/03/03 06:24:03 Pz1LPWMB
ルイス「私の執事をやらないか?」

743:名無しさん@ピンキー
08/03/03 08:21:58 xDIQTaoc
思いっきりスに濁点がつきそうです。

744:名無しさん@ピンキー
08/03/03 12:11:06 s2yhOAKs
アリーがテラひろしwww
絹江もこれくらいなら返り討ちにできたのにな

745:名無しさん@ピンキー
08/03/03 12:13:03 mBKYPcAH
GJ!
アニキは本当にダメ男だ(ほめ言葉)
サジはカワイソスw

746:名無しさん@ピンキー
08/03/03 13:13:22 xhrYjoya
カオスすぎて吹いたwwwwwww
GJ!

747:名無しさん@ピンキー
08/03/03 13:54:14 hA0XKYwj
ちょww
キャラの性格がぶっ飛び過ぎてカオスし過ぎだろwww
GJ! 続きに期待。

748:名無しさん@ピンキー
08/03/03 15:02:07 h5miMJSE
ヨハンwwwwwこれはひどいwwwww

749:名無しさん@ピンキー
08/03/03 19:29:29 pslb8Zoq
やべえwwおもしろすぎる。。でもこーゆーダブルオーもいい!!!!

750:名無しさん@ピンキー
08/03/03 20:56:04 scF4OHi8
おもしろかったよ(*´∀`)

751:名無しさん@ピンキー
08/03/03 22:32:07 PfsB1Xms
なんでだろう…
失明兄貴とフェルトの介抱ネタとか考えてたのに、某ニコニコに上がってたそげキングMADを見たらそんなもの霧散してしまったww

752:名無しさん@ピンキー
08/03/03 22:33:14 AeGJOcep
明るいガンダム

753:名無しさん@ピンキー
08/03/04 01:57:32 J9vQFz34
>>845
>失明兄貴とフェルトの介抱ネタ
すさまじく読みたいんですが・・・w

754:名無しさん@ピンキー
08/03/04 02:02:45 A3rrRsix
シグルイの依良子といくみたいな?

755:名無しさん@ピンキー
08/03/05 03:47:59 8JpMcuWs
なんというおバカエロ
続きを密かに期待させていただきます

756:名無しさん@ピンキー
08/03/05 09:52:14 QDOuWmTt
>>848
無明狙い撃ちを開眼するのか。

757:名無しさん@ピンキー
08/03/05 16:10:45 Dz4icXxu
上げ

758:名無しさん@ピンキー
08/03/05 18:14:22 nFNWiMSh
>>850
それを体得するにはまずフェルトの乳首を千切った挙句、乳房に焼き鏝を当てねばならぬ

759:名無しさん@ピンキー
08/03/05 19:07:27 xsqxSboz
エロは全くないが思いついたので
元ネタわかるやつとは仲良くできそうだ


野球中
ロックオン「おい刹那、お前にピッチャー任せたが大丈夫だよな?」
刹那「安心しろロックオン…この日のために開発した俺の必殺魔球
“スーパーバイオレンスマグナムボール1号~そしてマリナ(俺の嫁)は今~”があるからな!」
アレルヤ「ひ、必殺…」
ティエリア「魔球…!」

ア・テ((あやしいーー!特にマリナ(俺の嫁)!))

中略(刹那は何故か自分から拒否)

テ「刹那のはあやしいし…仕方ない、俺が投げるしかないか」
ア「そうだねちょっと不安だし…ティエリア野球大丈夫なの?」
テ「ああ…それなりにな!」

ティエリアの球はまぎれもなくそれなりで…
悪くはないが決して良くもない…
何とも面白味のない球であった

760:名無しさん@ピンキー
08/03/05 19:35:30 apr015Hf
としこ宇宙へwwwwwwww

761:名無しさん@ピンキー
08/03/05 19:48:12 xsqxSboz
コーラサワー(敵チームピッチャー)「フフ…次は4番か…真打ち登場だな」
ロックオン「ようし!4番目の人!頼んだぞ!」
ネーナ「はーい、いきまーす!」

コ「なにぃ!?」
(お、女じゃねーか!どういう事だ!?どういうことだ…!?
ま、まさか作戦か!?
実は恐るべき実力を秘めた若侍のごてく…)
ネ「さあ、いつでも来なさいよ!」
コ(くそうわからん…落ち着け!落ち着けオレ!
落ち着いてこの打順の意味を見出すことこそがガンダムとガンキャノンの違いを
ガンタンクを利用して求めることのどうのこうの… !?)

CBチームベンチ
「よし行け!エクシアの山!頑張れ!」
「あーくそ!やばいやばい!」
「うわ、しまったー!」
「やったー!アレルヤの負けー!!」
ミハイル「よっしゃー5番バッターはアレルヤに決定!」
ア「まいったなぁ…まだ心の準備が」
スメラギ「がんばるのよアレルヤ!」

コ(…紙ずもう…紙ずもうかぁ?なぁんだ、フフ…フフフフ…
バカにしてるんだな…?)

その後のコーラサワーの球はそれはもう壮絶なものだった…
彼を良く知る人間すら「あれはコーラサワーじゃねぇッス、カルピスサワーッス!」といささか錯乱ぎみだったという…

762:名無しさん@ピンキー
08/03/05 19:58:43 xsqxSboz
これで終りです
携帯なので投下の時間空きまくりでもうしわけありませんでした

カルピスサワーってあったよね? 無いかな?

763:名無しさん@ピンキー
08/03/05 21:41:12 3YNrimML
>>856
おいーwwwwどこの究極超人Rだよwwww

764:名無しさん@ピンキー
08/03/06 00:44:05 TnCnSSYL
フ「もう大丈夫なのか!?」
録「ありがとうフェルチョッパーくん。安心したまえ、私は無事だ。
  なぜなら私は、狙撃の王様 そ げ キ ン グ だから!
刹「すんげぇー!!おれヒーロー[ガンダム]はじめてみたー!!」


ア「(出血止まってないよ…ロックオン)」


やっぱり介抱ネタはもう無理だった
俺はガンダムになれない…

765:名無しさん@ピンキー
08/03/06 18:41:56 qhAUY/lm
としこ宇宙へなつかしすぐるwww

766:名無しさん@ピンキー
08/03/06 20:28:44 s9XC8HKf
>>856
ハロ「はよせな」

767:名無しさん@ピンキー
08/03/07 03:44:13 32JZjfL4
このスレは外伝もありだよね?

768:名無しさん@ピンキー
08/03/07 13:19:02 O00wmDva
IDに00が出た記念真紀子

769:名無しさん@ピンキー
08/03/07 13:22:43 NcpFop1n
>>861
知らない人がほとんどじゃね?
あれを買う人がそんなに此処にいるとは思えんが
それに外伝を補完するには電撃ホビー辺りも読まないと駄目じゃなかったか?

770:名無しさん@ピンキー
08/03/07 14:59:06 maKCgJJg
>>301
ロクフェル マダー?

771:名無しさん@ピンキー
08/03/07 17:33:46 DfrfqVoj
>>864
地のディノディロスがどうかしたのか?

772:名無しさん@ピンキー
08/03/07 19:22:27 4ai9QHdp
ゼオライマーかww

773:涼宮 ハルヒ
08/03/07 21:35:34 62TvtrHS
まみちゃんアフガニスタンで元気にしてるなかなぁ・・・・・?

774:名無しさん@ピンキー
08/03/08 06:30:45 hbFFFtLV
>>256LOVELESSの江夜だね

瑶二はアレルヤだし、草灯はヨハン

新刊限定版でトリニティのコスプレ描いててワロタw高河さんww

775:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:04:51 7SkEWRF3
エクシアがF91になった件

776:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:06:56 WL3QrY60
ロックオンがザビーネになった件

777:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:39:13 hnaU83p+
今回はデュナメスパワーうpフラグにネーナ仲間フラグの2つだったな

778:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:43:17 WL3QrY60
2体の兄を失って傷心のネーナ×刹那ってのを思いついて書き始めたのはいいけど早くも挫折したorz

本編もこのスレもは刹マリ一色だけど、刹那×フェルトってまだ需要ある?

779:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:48:24 Hz6Jqw66
>>872
なんでもどんとこいだ
是非書いてくれ。楽しみにしてるよ

780:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:52:40 2DmkhCBX
>>872
傷心なのにネーナが攻めかよw

781:名無しさん@ピンキー
08/03/08 21:11:21 u4Cxexwg
>>874
傷心だから体で暖めて欲しいんだろう

782:名無しさん@ピンキー
08/03/08 21:16:14 asIdiNK2
今日の放送見て嫉妬したフェルトがロックオンを襲う話が見たくなった

783:名無しさん@ピンキー
08/03/08 21:18:13 08TkJam/
>>874
刹那が受けなのはもはやヴェーダの決定事項。

784:名無しさん@ピンキー
08/03/08 21:31:45 ZFzk6+jL
刹那に拾われ東京の刹那のマンションに連れてこられたネーナ。
サジと知り合い、お互い最近肉親を亡くした事を知り傷を舐めあうように関係を持つ二人。
しかしひょんなことでネーナがルイスの左手を奪った張本人であると知ったサジは…。

というドロドロな展開を思いついたがどう考えてもバッドエンドにしかならんのでやめようw

785:名無しさん@ピンキー
08/03/08 22:03:46 vPKpI9IF
書いたらGJのかわりにNB(Nice Boat)って書いてやるよ

786:名無しさん@ピンキー
08/03/08 22:07:51 L07Aqbq/
>>878
それ見たい(笑)

787:名無しさん@ピンキー
08/03/08 23:35:00 c8X0/S98
ミハエル「この精子は…」
ヨハン「ガンダム…!ガンダムエクシア!刹那・F・セイエイ」

刹那「エクシア、目標を捕捉!2機のガンダムスローネを俺の女に手を出した変態と断定し武力介入を開始する。エクシア、目標を駆逐する!」


ミハエル「テメーッ!何しやがる!」
ネーナ「刹那…>^_^<」
刹那「お前達は、その機体が…その体がガンダムであるものかぁ~!」





788:名無しさん@ピンキー
08/03/08 23:36:09 c8X0/S98
ヨハン「ミハエル、撤退だ!」
ミハエル「チッ!」


ネーナ「エクシア…助けてくれてありがとう>^_^<」
刹那「違う!俺は、ミッションを遂行しただけだ。ただ…」
ネーナ「ただ…?」
刹那「ただ…俺は、お前とヤリたかっただけだ!」
ネーナ「えっ?!」
刹那「いただくぜ、その身体…」
ネーナ「嫌~~~~!(>_<)」


スメラギ「刹那ったら>^_^<」

789:名無しさん@ピンキー
08/03/09 00:35:03 85f0NtSe
>>878
読みてえ

790:名無しさん@ピンキー
08/03/09 00:42:26 7H6YmHpz
だけどミハエルは生きてそうなんだよなー
爆死したヨハンと違って生死不明だし

791:名無しさん@ピンキー
08/03/09 00:49:49 PZnl10bw
>>884
普通のアニメなら銃で撃たれた奴の方が生きてる率が高いけど、
ガンダムの場合、爆発した方が生還率高い罠。

まあ、監督的にはどっちも死んでそうだ。

792:名無しさん@ピンキー
08/03/09 05:11:49 70in/NbO
ヒロシに無理矢理コックピットから引きずり出され、レイプされるネーナ

を思い付いた。暇で暇でどうしようもなくなったら書いてみる。

793:名無しさん@ピンキー
08/03/09 05:14:21 wztsbc8M
【中国】少林サッカー主演女優などスター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
URLリンク(4.idol-photo.org)
URLリンク(4.idol-photo.org)
URLリンク(4.idol-photo.org)

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
URLリンク(4.idol-photo.org)

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
URLリンク(idol.idol-photo.org)

794:名無しさん@ピンキー
08/03/09 05:30:41 bKAGpxnb
>>886
おk、待ってる

795:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 15:16:12 9sX+ETuE
スメラギ×ティエリア
今更ネタですが


「ん…っく…」
今自分は、何をしているんだ…。
目を開くと、目隠しがされて薄くシルエットが見えるだけ。
「もう勃起したのね」
どこか嘲るような口調で、女性の声が響く。
まだ半勃ちといった所だが、ペニスリングのせいで痛みが襲っている。
ベッドの上に、開脚させられた状態で寝かされたティエリアの性器をいじりながら、戦術予報士のスメラギは笑みを浮かべていた。
しかし、その笑みには普段マイスター達に向ける優しさや、親しみの籠もったものとは違う。
その笑みに浮かぶのは、弱者をいたぶっているというサディスティックな愉悦。
まだ若く、しなやかな細い手足を
まだ未熟で、ほんのりと赤味を帯びた性器を自分が好きにする。
背徳めいた快感に、スメラギの膣が疼いた。
目隠しにギャグをくわえさせられ、普段のあの冷徹な顔が崩れる様が見れないのは、少し残念だが元からの素材が良い分か、薄く汗ばんだティエリアの姿は十分に官能的だった。


796:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 15:34:02 9sX+ETuE
「ティエリア、貴方の失態は我々に大きな損害を与えたわ」
スメラギの唇から漏れた言葉に、ティエリアの体がビクリと震えた。
本人も分かっているだろう、彼がヴェーダに固執し過ぎた故に、ヴァーチェを捕獲されかけロックオンにも被害が及んだことは。
ギャグを噛まされた唇から、微かに出た音は嗚咽のようにも聞こえる。
桜色に色付いていた肌は、小さく震え目隠しの布には、水滴が滲んでいく。

もちろん、先程のことが全てなどではない。
スメラギ自身、このプトレマイオス艦内での禁欲的な生活に嫌気がさしていたことも、現在の状況の一因である。
しかし、そんなことに頭が回るほど今の二人は冷静では無かった。

「んっ!?んぅうっ!」
突然、性器を何かで包まれた感触がした。
温かく、ヌルヌルし、何かでなぞられている。
それが、口に含まれている状態だと気付くのに、そう時間は必要なかった。
吸い上げられ、裏筋を舌でなぞられ、更には玉まで擽るように指先で弄ばれている。
性経験など殆ど知識としてしかなかった、ティエリアにとっては信じられない快感が駆け上ってくる。

797:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 15:56:43 9sX+ETuE
脳内がスパークしたように真っ白になった。
しかし、ペニスリングにせき止められたせいで射精はできず、疼くような熱はまだ下腹部に残り苦しさに変わった。

イきたい、この熱を思い切り放ちたい。

苦しさと疼きの酷さに、また涙が浮かぶ。
「駄目よ、ティエリア…これは罰なんだから」
クスクスと嘲りの声が頭上からした。
目の前で、極上の獲物がイくにイけない苦痛で身悶えている…
全身が総毛立つような感覚に、ティエリアの性器を苛める手を離して自分の股間へと導いた。
薄いレースで構成された紫のTバックを指で撫でると、じっとりとした熱と湿り気を感じる。
暫くの禁欲と、目の前の常軌を逸した光景に性的な興奮が助長されたのだろう。
ゆっくり片手を伸ばしてベッドサイドに、設置された棚を開くと小振りなローターと医療用のテープを取り出した。
「ふふ、もっと気持ち良くしてあげるわ」
スメラギの赤い舌が卑猥に唇を走った。
細く白い、指でカウパー液と唾液でぬめるペニスを掴むと、ローターをあてがいテープでキツく締めながら固定していった。

798:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 16:15:58 9sX+ETuE
ティエリアがギャグの下から何かを呻いていたが、スメラギはローターのスイッチを入れた。
低く響く音を立てながら動きだしたローターは、縛り付けられているペニス越しにティエリアにも異常な快楽を与える。
「んぅーっ!?う゛ぅっぐっ…」
強制的に開いたままにされているティエリアの唇から、だらしなく唾液が筋になって零れ落ちていった。
そんなはしたない姿を晒しているのを横目に、静かにスメラギはパンツのホックを外し、下着ごと下ろした。
柔らかな女性らしい丸みを帯びた尻、そこからスラリと伸びた足、前に回ると薄く淡い茶の茂みから赤く熟れた蜜壷が窺える。


ギシリとベッドが軋んでいく。
目隠しをされ、よく分からないが顔の上や胸に長い髪がかかってきた。
「んっ…ぅ?」
一体スメラギは、何をしようとしているのか、そんな不安さがティエリアの表情によぎっていく。
しかし、その謎はすぐに解明された。

「んぅうっ!?」
「ぁあっはっ…ふふ、はいった…ぁ」
既にぬめりを帯びていた、スメラギの蜜壷にティエリアのペニスが挿入されていた。

799:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 16:44:54 9sX+ETuE
ヌルヌルとした感触と、内部のヒダがそれぞれ別種の生き物のようにペニスを包み込む快感
凡そ今まで無かった感触に、再びティエリアの脳内が真っ白になった。
「んっ…また空イきしたの?」
豊満な胸を自分で揉み、腰を揺らしながらスメラギが問いかけた。
結合部からはティエリアのカウパーとスメラギの愛液が混じり合い、二人の腿を濡らしていく。
「うぅっ!んっ…う゛う」
スメラギが上下に腰を揺らすのに合わせ、おずおずとティエリアの腰が揺れ出す。
「ぁあっは…ティエリアたら…」
ローターが内部を擦りながら振動し、スメラギの絶頂を促進する。
ヌチュヌチュという厭らしい音と、二人の荒い喘ぎ混じりの呼気が部屋に響いた。


「ひぃぁあんっあぁあっ!」
しばらくして、スメラギの背が大きくのけぞり、大量の潮が噴射された。
もう三度も射精できぬままの絶頂をしたからか、ぐったりとし身動きできぬままのティエリアから腰を持ち上げ、引き抜くとまだ振動がやまぬローターを止めた。
「あ……」
終わったという安心感と、快感が急に無くなった名残惜しさに小さく声が漏れた。
「さぁて…ティエリアもこのままじゃ辛いわよね?」

800:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 16:55:04 9sX+ETuE
ティエリアの上から降りると、まだペニスリングでせき止められ一度もイけぬまま起立しているペニスの先端に、唇を押し当てた。
そして、カリの部分まで口に含み吸い上げながら、やっとペニスリングを取ると今まで耐えていた精液が、勢いよく咥内に吐き出された。
「んっ…ん…ぷはっ」
口に含んだ精液を普段持ち歩いているアルコールで割り、飲み下すと笑みを浮かべ、ギャグと拘束を解きだす。
「ミス・スメラギ…悪趣味ですね」
息を荒くしながらはしたない姿で、小さく呟くティエリアにまた笑みが込み上げる。

「次は罰じゃなく、ご褒美でされるようにね」
服装を整えると、最後にいつもの優しい笑顔を浮かべ、部屋から出て行った。

信じたくないことに、今まで感じなかった快感を散々与えられたせいで、ティエリアの疼きはまだ冷めなかった。


後日、自室で拘束自慰をしていたティエリアが他のクルーから見つかり、白い眼で見られるはめになったらしい。


終わり

801:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/09 16:56:29 9sX+ETuE
長々書き込み&お目汚し失礼しました。

また、何れ書き込ませてくださいorz

802:名無しさん@ピンキー
08/03/09 19:29:44 0WiT7sC5
>>895
momomomもえた!
さんくす

803:名無しさん@ピンキー
08/03/09 22:02:06 rdqTtyHp
>>895
GJ!!神だよ

804:名無しさん@ピンキー
08/03/10 01:26:35 mvlEm6zA
今回の放送の後からネーナが刹那に肉奴隷として志願する展開が頭から離れない
誰か頼む

805:名無しさん@ピンキー
08/03/10 08:55:36 97h9oUaU
>>895
これはgj!

806:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 11:58:11 GT9arjM7
>>898に触発されてみました。
温いですが刹那×ネーナ

サーシェス撃退の後に、保護したネーナはあの傍若無人な性格が嘘のように、呆然としているだけであった。
無理もない、慕っていた兄が二人も目の前で殺され、更には産まれてきた意味すら見失ったのだ。

「ネーナ・トリニティ」
不意に自分にかけられた声に、ネーナが視線を向けると刹那がいた。
心配…してくれたのだろうか?自分のことを
また、ネーナの瞳に涙が込み上げてくる。
いつもならば、次兄が狼狽えながらも優しい声をかけてくれる、
長兄だって冷たく見えていつも自分に優しかった。
その二人は、もういないんだ─
「ふっ…うぅっ…」
声を噛み殺そうと唇をかみしめるが、合間から漏れた嗚咽に尚更惨めな思いが込み上げてきた。

私たちは、世界を変えるために生まれた。
私たちの使命とは、世界の変革を促す事。
長兄が言っていた言葉を反芻しながらも、自分の感情を押し殺すことも出来なかった。
「ネーナ・トリニティ。お前は、プトレマイオスに移送する」
静かに淡々と告げる口調や、少し浅黒い肌…失ったはずの兄を思い出し、また辛かった。

807:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 12:36:52 GT9arjM7
気付いたら、刹那の胸に飛び込んでいた。
キスこそしたが、兄たち以外の異性…それも同年代だと言える相手に抱き付いたのは、初めてで気恥ずかしさが込み上げてきた。
「ご、ごめんね!刹那」
「…構わない」
想像していなかった優しい声と、自分の背中を抱き締めてくれる暖かい腕。
ネーナは、刹那の胸の中でまた泣いた。


「その…お礼してなかったよね?」
零した涙を拭きながら、上目遣いに刹那を見上げ、問いかけた。
「礼?俺はただ…」
ガンダムマイスターとして当然のことをしたと、呟く前にネーナに唇を塞がれた。
前回のような唇を重ねるだけのものではなく、小さな舌が酷く恐る恐るとだが刹那の舌を絡めようと動く。
「んっ…ふぁ…」
「……ん…」
惚けたような甘い鼻にかかる声を出し、背中に腕を回す仕草に酷く情欲がそそられ、刹那も舌を絡めだした。
CBに入り、毎日のようにエクシアと共に出動する日々は、それなりに満足感もあったが健全な十代男子として
どうしようもない欲求もあるものだ。

808:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 12:54:00 GT9arjM7
既に刹那の下半身では、久しぶりの性的な触れ合いにペニスがズボンを押し上げていた。
「刹那ってば…私に出来るのって、これくらいだもんね」
やや自嘲気味に唇を持ち上げ、微笑むネーナ。
興奮で少しばかり充血した眼差しを送る刹那。
森の中という異常なそのシチュエーションにも、倒錯的な興奮を覚えたのか幼さを残した二人は、互いに唇を重ねながら体を愛撫していく。
木の幹に背を預けさせ、ネーナを立たせるとタンクトップをまくりあげていく。
ぴったりとした作りのタンクトップをまくり上げると、形のいい乳房が零れ落ちる。
まだ幼さを残したそばかすの表情に反して、その乳房は十分に成長し果実のような瑞々しさを保っていた。
その先端には、濃い桜色に染まった乳首。
唇とはさみ、舌で押すと少しばかりの反発があった。
「ふぁっ…刹那ぁ…」
甘い声を漏らしながら指をくわえ、声を我慢しようとした少女の手を少年が止めた。
「堪えなくていい。全部俺に任せろ」
ゆっくりと胸元から顔を上げ告げると、冷静な表情のまま乳房を手で掴んだ。

809:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 13:16:47 GT9arjM7
そっと包むように撫でていた手が、少しずつ確かに揉む形に変わっていく。
時折指の間で、小さな乳首をつままれ体が反応する。
むずがゆいような、それでいて確かに
這い上がってくる快感。

気持ちいい…
恍惚とした表情と微笑むと、そっと刹那の髪に手を伸ばす。
柔らかな羽毛めいた手触りがくすぐったくて、また笑みがこぼれた。
「ぁんっ…刹那…好きだよぉ…」
小さな甘い喘ぎ混じりに呟くと、自らスパッツに手をかけた。
スパッツを脱ぐと、水着のような肌に吸い尽く桜色のショーツが現れた。
ショーツの股間部分は、既に漏れだしていた愛液により、濃く色付いている。
すっと刹那がしゃがみ、跪く形になりながら唇を股間にあてる。
きつい女の匂いがしたが、躊躇うこともなく刹那の唇は大陰唇と重なる。
赤子が乳を吸うように、ほんのすこしきつく感じるくらいの吸引と、たどたどしくクリトリスを撫でる舌の動き。
「ふぁっ…ぁあんっ…せつなぁ…」
膝が震え崩れながら、ネーナの腕が刹那の背中に回される。

体勢を変えて、ネーナを座らせて大きく足を開かせた。
ゆっくりと下着を剥ぎ取ると、愛液と唾液により糸が引いた。

810:名無しさん@ピンキー
08/03/10 13:54:17 tduTQkNk
終わり?

しかし内容が書いてるのと被って俺涙目www

811:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 14:14:40 GT9arjM7
赤く充血した蜜壷は、いやらしく垂れた愛液によって
すっかり濡れ、どこかグロテスクに輝いていた。
先ほど下着ごしに行ったクンニで
すっかりクリトリスは勃起し、ヒクヒクと脈打っている。

「刹那ぁ…奥が…奥がねキュンキュンしてるの」
甘えるようないやらしい声を出しながら
誘うように円を描いて少女の腰が揺れる。
むっちりとした内股に手を当てながら、ゆっくり少年の腰が近付く。
ファスナーを開くと既に、はちきれんばかりに勃起したペニスが顔を出した。
顔に似合わず、かなり太く長いソレを見ながら、一瞬ネーナの表情が強張る。
「怖いか?」
「うん…ちょっとね。
でも、大丈夫…」
一度、目を伏せて大きく息をついた後、ネーナは自分から刹那の背中に足を絡めた。
少し戸惑いながら、ゆっくりとペニスを差し込んでいくとズチュという卑猥な水音がする。
先走りと愛液で滑りは、いいもののまだ若い膣の内壁は、キツい締め付けがあり気持ちいい。
まるでペニス全体を絞られるような感覚に、息をあげながら腰を揺らす。


812:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 14:36:23 GT9arjM7
一旦止まってから、息を整え一気に腰を進める。
内部の締め付けが強まるなか、突き進む。
「ひぁあっん!っつう!」
苦痛に愛らしい大きな瞳が涙であふれ、
刹那の背中に回されていた腕が
ひっかくように、指をたてる。
「っ…ネーナ、少し力を抜け」
どろりと愛液にまじり、処女膜が破れた血がネーナの太股を伝う。
痛みと初めての感覚に、一層強まる締め付けを感じ刹那が静かに告げた。
ゲリラ時代からの修練もあり、体力や持久力はあるはずだが
ネーナの、初物の中と言うのは今まで体を重ねた売春婦や、年上の女とも違い味わいが深かった。

「はぁっあんっ…刹那…刹那ぁ…変なのがっ」
腰を揺らし、中を締め付けるネーナから出た声は
限界が近いと知らせる声そのものだった。
「構わない…イけ」
静かに吐き出された声に、ビクビクと中を痙攣させながらネーナは達した。
その一拍遅れで、ネーナの中に刹那の熱が放たれた。

「あ…熱いぃ…」
ゆっくりと中からペニスを引き抜くと、ドロリと熱いままの精子が流れる。

813:ろパ ◆WdbK40Opts
08/03/10 14:42:31 GT9arjM7
ネーナは、新しい産まれた意味を見つけた。
何故変革するだけなのに、三兄妹全員が見目よくされたのか。
きっと、私たちの価値は新たに生み出せる命のために


刹那に抱きかかえられ、プトレマイオスへと帰還したのちも
ネーナは、度々刹那の部屋に行き疲れた彼の体を慰めた。




終わり


私信

>>904
し、失礼しましたorz
すみませんorz

814:名無しさん@ピンキー
08/03/10 14:56:18 CNN27OL7
刹那はマリナ、ネーナ、スメラギさん(性欲)、クリス(ロリショタマンセー)
にモテモテだな。

815:名無しさん@ピンキー
08/03/10 17:26:31 FkdIX0x+
うわー!刹ネナGJ!!!
ありがとう!!!

816:名無しさん@ピンキー
08/03/10 22:26:28 mvlEm6zA
GJ!
ネナ刹も読みたいなー

817:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:16:21 KJcnlP94
こうゆう優しいのって新鮮でいいな。GJ!

818:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:37:31 qDm4T56f
>>908
どいつもこいつもいつ死んでもおかしくないあたりがこの作品の悲しいところだけどな…

819:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:09:53 GoU/LQlk
>>907
GJ!!
刹那が訳知り顔のおやじみたいな雰囲気なのが
ちと違和感残るが、ネーナが可愛いので無問題だw

820:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:31:58 xAMlYyMN
GJ!!!
暖かくて良い話だ~


てか、時系列的にトランザム発動後だよね?
てことは、近くには腕立てマッチョも居たんだよね?・・・・・・腕立てマッチョ涙目www

821:名無しさん@ピンキー
08/03/11 02:02:12 KYr9+nqD
>>914
腕立てマッチョって誰?……と本気で数秒間悩んだ俺はどうすればいいのだろう。

822:名無しさん@ピンキー
08/03/11 02:59:52 xAMlYyMN
>>915

ゴメン、正直名前が分からなかっただけ。

ラッセ?ラッセイ?どっちだったけ・・・

823:名無しさん@ピンキー
08/03/11 03:32:53 rQB+GNA3
腕立てマッチョふいたw
ラッセ、で合ってるよ

824:青い人
08/03/11 06:26:19 yWxb4aib
 早起きして作ったのは弁当でも朝食でもなく、官能小説でした。

 というわけで、投下。

825:If22話
08/03/11 06:30:37 yWxb4aib
「色々がんばったけど無理でした」
 沙慈は再びスペインの病院にいた。
「ご慈悲を! どうかご慈悲を!」
 日本流(土下座)で目の前の少女に頼み込む彼の後ろには、いかつい顔をした黒服の男たちがいる。
「なああんちゃん、もうあきらめようや」
「せやで。おとなしく臓器売ろうや」
「心臓の一つや二つ、なくても大差ないで」
「あんたはようがんばったよ。だけどトゴ(十日に五割)がいっぱしの学生さんに払えるわけないやろ」
 涙を流す沙慈を慰める男たち。彼らは沙慈の血の滲むような努力を見ているので、ぞんざいな扱いはしなかった。
「いいよ。お金ならいっぱいあるから」
 涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げた彼には、そこにいる恋人がガンダム(刹那用語で神、天使の意)に見えた。
「ありがとう! ありがとう!」
 沙慈どころか、ジャパニーズ・マフィアの方々も、「ええ恋人もったなあ」とか「ほんま泣かせるで」と袖に目を押し当てた。
泣きたいのは追い出すに追い出せない医者と看護婦である。
「あとで沙慈の口座に振り込んどくね」
「あ……り―ぐしゅ―がとう……ぐしゅ」
 嗚咽で言葉がでない沙慈を後に、黒服は退室していく。長い付き合いであった。
沙慈が逃げないように同居し、保護者よろしく授業見学にまできた。
あのときの自分に対して怯えている教師の目を、彼は一生忘れないだろう。
以来、沙慈に話しかけるどころか近づいてくる人間は一人もいない。
肩がぶつかっただけで涙を流して許しを請う同級生を見たとき、
ああ、自分はもうあっち側の人間なんだな、と沙慈は冷めた心で感じていたのだった。
「ほら、もう泣かないの。そんなに怖かったの?」
 だけどもうそんなこととはおさらばだ。警察にマークされたり、家が抗争の場になることはもうないのだ!
「うぅ……。あんな生活もういやだよ」
 ルイス・ハレヴィはベッドに突っ伏す沙慈の頭を撫でた。それに気づいた沙慈はルイスに目を向ける。
「そういえば左手は?」
「そうそう。それで沙慈に言うことがあるんだよ」
 一枚のチケットが目の前に突き出された。
「日本の病院に移ることになったの。そっちの方が治る可能性があるんだって」
 こうして、ルイスは再び日本に訪れることとなった。
彼女の希望で学校は通信制に切り替え、しばらくは病院と新居を往復することになる。
恩もある沙慈は、サポートを引き受けると申し出た。
今度はきちんとしたギブ・アンド・テイクが成立しているので筋は通っていると、沙慈は彼女を説得したのだ。
 するとルイスは、
「わたしの執事をやらないか?」
 その茶目っ気たっぷりの問いに、沙慈は口付けで返事する。
あっけにとられ、すぐに赤くなった彼女は、とても可憐であった。
普段アグレッシブな分、不意打ちには弱いのかもしれない。
 そんな生活になじんできたある日、沙慈はルイスの担当医に呼ばれた。

826:投下が遅くなったのはエロが入ったからです。
08/03/11 06:34:08 yWxb4aib
「彼女には身寄りがないので、一番身近な君に話そう」
「あの、治りそうなんですか?」
 白髪の初老は首を振った。
「逆だよ。あの『ガンダム』のビーム兵器の影響が、身体中に及んでいる。
進行がまるで阻止できない。このままでは細胞崩壊が手首から腕へ、やがて肩へ……。その先は分かるね?」
「そんな」
「覚悟はしておいた方がいい。患部ごと切断という方法もあるが、
いつ再発するか分からんよ。まったく未知の部分だからね」
「このことをルイスには」
「言っとらんよ。話すかどうかは君に委ねる。ただ、何も知らずに死んでいくのは不憫だと思うがね」
 病室を出た沙慈はそれから何をしたのか覚えていない。
気づいたらルイスの家の前にいた。自宅よりこっちに帰巣本能が働いたことに、
沙慈は変な安心感を感じながら、中へ入る。
「あ、沙慈おかえり」
 ルイスがキッチンで食器を片づけていた。片手でのその動作は、とても危なっかしい。
「手伝うよ」
 代わろうと言わなかったのは、彼女が悲しむからだ。だから全部やろうとはせず、あくまで補助に徹する。
「うん、ありがと」
 終始鬱屈した表情だった彼女が、自然に笑顔を見せるようになったのはいつからだろうか。
今は笑っていることの方が多いだろう。しかしさきほど医者から聞かされたことを彼女にしゃべれば、
それは簡単に霧散してしまうのは火を見るよりも明らかだった。
 ―『何も知らずに死んでいくのは不憫だと思うがね』
 さっきの言葉が重く沙慈にのしかかる。告げても告げなくても、彼女にとっては残酷なのだ。
 それなら―。
「ルイス」
「ん?」
「大事な話があるんだ」
 彼は、告げることを選んだ。
「……そっか」
 沙慈が話を終えても、ルイスは淡白だ。泣き喚いたり、悪罵を吐いたりはしなかった。
「ごめん。こればっかりはどうすることもできない」
 治療に大金が必要、ということなら彼はどんな危険なことでもするだろう。
しかしそういう問題ではないのだ。突然現れた未知の物質に対し、医学が追いつけないのである。
たとえ彼が医学を専攻したとしても、それは変わらない。
「でも僕にできることなら何でも言って。叶えてみせるから」
 じゃあ、とルイスは前置きして、
「思い出、欲しいな」
 儚げな微笑であった。

827:今回は沙慈編をスペシャルでお届け
08/03/11 06:37:11 yWxb4aib
 お嫁さんになりたい、と彼女は言った。
沙慈はルイスと連れ立って役所に行き、お互いがサインした婚姻届けを二人で出した。
それを止める者は幸か不幸か二人にはいない。昔と違って、今は十六で成人と認められているのだ。
「なんか味気ない」
「しかたないよ。式を挙げようにもこんな状況だしね。それに……あんまりいい思い出ないし」
 口を尖らせていたルイスがしゅんとなった。沙慈が暗に何を伝えようとしたのか察したようだ。
彼女が親類と左手をなくした発端がこんなところで作用してくるとは、何と皮肉なことか。
「そのかわりその……今日からは一緒に暮らそうか。ふ、夫婦なんだしね!?」
「声がうらがえってるよ。事故んないでよね」
 帰りの車内で、新妻はくすくす笑った。 
 結婚したからといって別段変わりはなく、
いつもどおりルイスの身のまわりの世話をして沙慈の一日は過ぎていった。
結局つけられることのなくなった指輪は戸棚の奥深くで眠っているし、
知り合いを集めてパーティを開こうにも左手の事情で忍んだ。
(それでもいい)
 彼女が少しでも喜んでくれればそれでいい。
それが自分にとっての幸福だと思うし、なにより僕たちはもう夫婦なのだ。
相手のことを考えて行動するのは当然である。
(しかしもう結婚かぁ)
 もっとあとのことだとぼんやり想像していたのだが、まさか高校生で籍を入れるとはいやはや……。
「沙慈、病院行ってくるね」
「あ、送るよ」
「いーから。挨拶回りでもしてきてよ」
 いつもは『送って!』ってせがむのにと思ったが、片手を見てすぐに考え直した。
やはり人前に出るにはまだ抵抗があるのだろう。
 しかし……。
 ルイスがいなくなった後で沙慈は首を傾げる。
この家は人目に付かない、静かという条件で建てたので周囲に民家はない。
したがって挨拶するような人はいないのだ。だけどやらないと彼女がへそを曲げそうだ。
でも親しい間柄だとルイスが引け目を感じるだけだし……。
(そういうことに無関心そうな知り合いといえば)
 ふと、ある隣人が思い浮かび、沙慈は車のキーを取った。


828:だんだん所帯じみてきたマイスター
08/03/11 06:40:00 yWxb4aib
刹那・F・セイエイは以前はほとんど家を空けていたが、最近は逆によく家にいる。
話すことはあまりないのだが、沙慈はよく顔を合わせていた。
刹那曰く、『することがなくなって暇になった』といっているのだが、何のことやら。
 インターホンを鳴らすと、すぐに彼は出てきた。
「何だ」
 心なしかやつれているように見える。
「えっと……その、結婚したから知らせに」
 いざ他人に言うとなるとここまで恥ずかしいものとは。沙慈は照れて頭をかいた。
「結婚か。いいものなのか?」
 遠い目をしている刹那が聞くと、沙慈はばつが悪そうに、
「うん、なんていうか、よくわかんないんだ。あんまり実感なくて。でもすっごく嬉しいんだ。うまく言えないけどそんな感じ」
「そうか」
 俺も考えておくべきかもしれない、という呟きは沙慈の耳に入らなかった。
「ところでアレはどれくらいの頻度でするものなんだ?」
「アレ?」
 何だろう。挨拶のことかな?
「う~ん。恋人―もう妻なんだけどね―とは毎日してるよ」
「それは分かる。一日何回している」
「朝、昼――」
「昼もしているのか!」
「え。それが普通でしょ?」
「よく続くものだな」
「逆に毎日続けないとすっきりしないよ。もう習慣になっちゃってるから」
「そうか。世界は広いな……」
「?」
 そこで刹那は誰かに呼ばれ、その話は終わった。若い女の声だ。それも怒っている。
やれ「パンツがない」だ「スイーツ作れ」だと、要求の声が聞こえた。
何か釈然としないものがあったが、関わるとめんどうなことになりそうなので放っておく。
近所付き合いは適度に距離を置くほうがいい。
「恋人?」
「分からない。敵だったはずなんだが、いつの間にかな」
 戻っていく刹那の後姿を見ながら、彼がやつれているのも、あんまり外出しなくなったのも、
その女性の影響ではないだろうかと沙慈は推測した。
彼も自分と同じ受身だとは前々から察してはいたが、相手までタイプが似てくるとは……。
(長い付き合いになりそうだよ)
 根拠なく、そう思った。

829:朝日がきれいだな・・・
08/03/11 06:45:16 yWxb4aib
 沙慈が帰宅した頃にはすでに日は暮れ、夜だった。
玄関にルイスの靴があったので、彼女が先に帰ってきたことが分かる。
 簡単な検査だったのかな。ただいま、と言ってからリビングに入る。
もしかしたらドナーの相談かもしれない、と考えて、暗い気持ちになった。
出来ることなら遺体はそのまま綺麗に残しておきたいのだ。
あまり他人触れられたくないという独占欲が、胃の辺りで渦巻く。
 テーブルの上に包装された錠剤が三個ほど置いてあった。
精神安定剤や鎮痛剤にしては少ないような……。
「おかえりー……ってあぁ!」
 これなに、と聞こうとしたら、ルイスにすばやく取り上げられた。
「な、何でもないよ。うん、ほら、栄養剤よ、栄養剤!」
「そ、そう」
「あたしちょっとトイレ行ってくるね!」
 その機敏さはまさしく脱兎。残された沙慈はとりあえず夕食の準備に掛かった。
 便秘薬……?
 そう邪推した沙慈は食物繊維の多い食材は何だったかなと、冷蔵庫を漁った。
 いつもより豪勢な夕食の後、風呂から上がった沙慈は寝室の前で悩んでいた。
夫婦になったからには一緒に暮らすのは当然で、さらにベッドも……。
いやしかし、昨日の今日でそれは……。
だけど初夜というのはそれ以上のことをやるらしいし……
ああ、でもそれでルイスに嫌われたら天国のお義母さんに何と言ったらいいか……!
「何してんの?」
「え。あ……」
 振り返って、絶句。ルイスがいた。すごいルイスがいた。
 風呂上がりのせいか白い肌は赤く色づき、
その身体をピンクのネグリジェだけが優しく包んでいる。
よく見れば、二つの膨らみの突起が浮き出ていた。
 付けていない!
「似合ってないかな?」
 頬を赤く染めて、上目遣いで夫に問う彼女を、誰が否定できようか。
「ううん。すっごく綺麗だよ!」
「じゃあ、ベッドにいこっか……」
 ああ、結局主導権を握るのは彼女なんだな。
沙慈は差し出された右手を取って、ベッドに腰掛けた。
そんな沙慈の肩に、ルイスはしなだれかかる。
「沙慈、イヤじゃない? こんな身体のあたしで。
もしかしたら沙慈の身体もダメになっちゃうかもしれないよ」
 沙慈は首を振り、患部である左手をそっと握った。ルイスが強張るのを感じる。
「むしろ嬉しいよ。好きな人と同じ病で死ねるんだから」
 ぼろぼろと、ルイスの瞳から涙が落ちていく。沙慈は微笑んでそれを拭った。
「もし死んでも、あっちでまた結婚しよう」
 愛しい彼女の顎に手をそえて、静かに唇を重ねる。
結婚した後でプロポーズするなんて、変な感じだな。
「すぐに追いつくから。だからお義母さんたちと一緒に待ってて」
「うん」
 落涙の後の笑顔。つくづく彼女は美しい。

830:家族の視線がそろそろ痛くなってまいりました\(^o^)/
08/03/11 06:48:28 yWxb4aib
「脱がすよ」
 ルイスが頷いたのを合図に、ネグリジェを脱がしていく。
するすると滑り落ちて、現れたのは見事な芸術品であった。
 豊かな胸も、くびれた腰も、スラリとした脚線も、その間にある金色の茂みも、
すべて自分のものかと思うと、狂ってしまいそうだ。
「あんまり見ないでよ。少し太ったんだから」
 外出という外出をしていないのだからそれは当たり前なのだが、やはり気になるらしい。
「僕はやわらかくて好きだよ」
 腰から尻まで、すっと撫でる。ルイスは身じろぎした。
「くすぐったいよ」
「じゃあこれは?」
 豊満な胸の頂点を、親指で転がす。ピンク色のそれは、徐々に硬さを帯びてきた。
「あっ……えっち」
「誘ったのはルイスだよ」
 自分のものだと主張するように、沙慈は胸をもみしだく。
先っぽはもう完全に屹立しており、快感に震えていた。
「ああっ! ふあぁ! やぁ……!」
 頂点が指で挟まれるたび、ルイスの口から甘い声が出る。
経験のない沙慈にとって、それは自信づけられるものとなっていた。
 くしゃりと茂みを撫でる。どきっとして身構える彼女に沙慈は言った。
「濡れてるね」
「いやあ。言うなばかぁ……」
「だけどもっと濡らさないとね」
 ヤクザの方々から聞いた話だと、初めての女性は緊張であまり液が分泌されず、
そのおかげで痛みを味わうという。
出来る限り濡らさなければならない――沙慈はそれを念頭においていたのだ。
 一度ルイスにキスしてから、顔をそろそろと下ろしていく。
ぼうっとしていたルイスが何かに気づいた。
「沙慈それダメ―ひゃああぁああん!!」
 茂みに覆われた裂け目に口付け、蜜をすする。
ルイスはその刺激に悶えた。舌を内部に忍ばせ、襞の一枚一枚をじっくり舐めていく。
「ああ! そこ舐めちゃだめええええ!!」
 そう言いつつも彼女の太ももは沙慈の頭を押さえて離さない。
両頬の柔らかい感触を楽しみつつ、口全体でルイスの女を彼は味わった。
 あらかた舐め尽した沙慈は、秘部の上部にある突起に目をやった。
鮮やかな肉の色をしたそれは、女の性感帯であることは、すでに彼の頭に入っている。
 強く、吸い付く。
「いや、だめ――ひやあああああ!!」
 太ももにぎゅっと抱きしめられたかと思うと、ルイスの身体が震えた。
目の前の口がきゅっとすぼみ、とろりと濃厚な蜜がこぼれ出てくる。
それを吸い取り、沙慈は顔を上げた。
「イっちゃった?」
 肩で息するルイスを見ればそんなこと聞くまでもなかったが、あえて聞いてみた。
「こんなの初めて……何か頭が真っ白になった」
「そっか」
 潤んだ目が沙慈を捉えた。欲情した女の目。

831:いつもどおり誤字・脱字はご了承ください
08/03/11 06:52:20 yWxb4aib
「沙慈、もうガマンできない。沙慈の、ちょうだい」
 それは沙慈も同感であった。
目の前であんな絶頂を見せられて、彼の半身はよだれを垂らしている。
はやくルイスと一つになりたい。目の前の美女をめちゃくちゃにしたい―!
「子供に影響は出るのかな」
 避妊具を使うかどうか迷っている沙慈に、ルイスは首を横に振った。
「今日聞いてきた。大丈夫だって」
「よかった」
 だから病院に行ったのかと今更ながら納得し、沙慈は服をすべて脱ぎ捨てた。
一時期借金返済のため過酷な肉体労働をしていただけあり、引き締まった肉体だ。
「痛かったら言って。止めるから」
「じゃあ言わない」
 お互い笑って、局部を近づけていく。
「沙慈のおっきいね」
「ルイス見てたらこうなったんだよ」
 嬉しい、といってルイスは沙慈を受け入れていく。
沙慈は少し奥で先端に違和感を感じたが、一気に押し進めていった。
途端、ルイスの顔が歪み、呻いた。沙慈は止めず、ルイスの手を握り締める。
握り返したルイスは、辛さを滲ませて笑った。
「沙慈と、繋がったんだね」
「うん。すっごく嬉しい」
「あたしも」
 ルイスが腕を沙慈の首に回し、唇を吸う。そんな彼女を抱きしめ、沙慈は舌をねじ込む。
口内を好き勝手に這い回ってから、ルイスの舌に飛びつく。
くちゅくちゅ舌が絡み合い、唾液が顎へ垂れていった。
 酸素が足りなくなったところで、唇は離れた。
「もう、動いていいよ」
「うん」
 すぐに動かなかったのはルイスを気遣ったのもあるが、自分のためでもあった。
彼女の内部はあまりに心地よくて、暴発しかけたのである。早漏とは思われたくないし、
彼女を喜ばせたかった想いが根底に存在していた。
 まずはゆっくり抜いていく。これだけで襞は沙慈を締め付け、多大な快楽を与えてくれる。
中から出てきた肉棒には、うっすら血がついていた。罪悪感を感じながら、また蜜壷に埋めていく。
「あっ」
 ぴくっとルイスが反応した。どうやら快感が作用してきたらしい。また引いてまた戻す。
「ひゅ、ああ……ああっ!」
 何度か繰り返すうちに両手がヒマになったので、二つの大きなふくらみをそれぞれの手で握った。
「あっ! あっあっああ……」
 前から気になっていたこの見事な胸が今は自分の掌中だと思うと、感無量である。
「うああ……はうっ!」
 存分に揉んで、乳首を軽く抓る。ルイスの中がきつく締めてきた。
柔らかくて大きなこの膨らみを味わっていると、段々ある欲望が芽生えてくる。
それを抑える必要などなかった。
「ひぐっ……ああぁあぁ!!」
 きれいなピンクの乳輪とその中心に吸い付く。懐かしさと、感動と、卑猥さが一気に巻き起こる。
 ちゅうちゅう。ちゅうぅぅっぅう!
「ひぁっぁあああっ!」
 ぐっと締め付けが強くなる。さすがにもう限界だった。
「ルイス、もう出そう……」
 動きが活発になり、ぐちゅぐちゅ結合部から水音が聞こえる。それに加えてルイスの喘ぎが大きくなった。
「いいよ! 中に出して! 沙慈のいっぱいちょうだいっ!」
 お互いが一つになろうとするかのように、固く抱きしめあう。
下半身だけが別の生き物のように、勝手に前後に揺れた。
「ひゃあああああああぁぁああ!!」
「くっ……」
 腕と脚で沙慈を固定し、ビクビクとルイスは痙攣した。沙慈はその快楽に身を投げ出し、精を解き放つ。
 ドクン、ドクドク……!
 溜まりに溜まったものはなかなか尽きず、ルイスの中を白く染めていく。
ルイスはその濁流を恍惚とした表情で享受していた。
「あは、いっぱい出てる……あったかい……」

832:名無しさん@ピンキー
08/03/11 06:54:55 yWxb4aib
 しばらくどちらも離れようとせず、余韻に浸っていた。
倦怠感に似た幸福感を、じっとかみ締める。
 先に離れたのは沙慈だった。自身を引き抜くと、どろどろと残留が流れていく。
量が量なので、破瓜の血はまるで目立っていない。少し赤みがあるかないかである。
「ルイス、大丈夫?」
「どうにかなりそー。でも幸せ」
 ルイスの手が、自身の下腹部を緩く撫でる。
満面の笑みを浮かべている彼女に、沙慈は疑問を投げかける。
「一回でできるかな」
「できるわよ。排卵誘発剤飲んだもん」
 あの錠剤はそれか。沙慈が思い出していると、一枚のメモリーが目の前に突き出された。
「先生から。した後に渡してくれって頼まれたの」
 何だろうかと携帯端末にそれを差し込むと、音声が自動で再生される。
『あー、ゴホン。君がこれを聞いているということは、その……もう合体したということなのだろう。
君が保身で彼女を拒絶しなかったのは何よりだ。
それとも君のことだから彼女にむりやり―ゴホン、よそう。
ともかく彼女に渡した薬は効果ばつぐんでな。きちんと責任を取るように。
 そろそろ真相を話そう。彼女が死ぬというのは真っ赤な嘘だ。
影響があるのは左手の患部だけで、あとは健康そのものであることは間違いない。
ではなぜあんなことを言ったかというと―』
 左手の再生は不可。しかし患部除去後の移植は可能というのが医師の結論だった。
だが血縁者はことごとく死去し、ドナーの確保も困難な現状である。
そこで考えた結果、すぐに思いついたのが血を分けた子供だった。
胎児なら再生スピードもはやく、適合率も非常に高い。
幸いルイスは若く、妊娠・出産には何の問題もなかった。
『まあそこで君に白羽の矢が立ったわけだ。
彼女によれば、君はいざとなったら頼れる男らしいのでな。そういう状況を作らせてもらったよ。
ちなみに発案者は彼女だから怒るのなら彼女本人にしてくれ。
これ以上若者の乳繰り合いには関わりたくないのでな』
 そこで音声は途切れた。沙慈の手はプルプル震えている。
 ルイスに目を向けると、
「これからもよろしくね、パパ」
 てへっとしれっと言われた。小悪魔じみた笑みである。
「はめられた!」
「やあねぇ。ハメたのは沙慈でしょ?」
 ルイスは口を尖らせるが、すぐに『にへら』と顔を崩してまだ膨らんでいない腹を撫でる。 
 誰がうまいことを言えと言った!
 沙慈は喜んでいいやら悲しんでいいやら分からず、その場で頭を抱えた。
 沙慈・クロスロード、十八にして妻子を持つ。

833:これで最後です
08/03/11 06:57:28 yWxb4aib
天国のパパとママへ 
 元気にしてますか? わたしは一時期もうダメかなと思ったりもしましたが今はもう大丈夫です。
お腹の子も元気です。最近はちょっと動いたりするようになって、おおはしゃぎです。早く産まれてこないかな。
 沙慈は大学くらいは出ておいた方がいいと言ってくれましたが、
結局高校を卒業したら遺産の転がし方を学ぶことにしたので、行きません。
それより育児の方が興味があります。
 沙慈は軌道エレベーターの職員になるそうです。宇宙でも地球でも働けるからということです。
別に働く必要はないのに、と言ったら、『自分で稼いだお金で二人を養いたい』とのこと。
そこらへんは未だに頑固です。一緒にいられる時間が減るじゃんか、バカ。
 近況はだいたいそんな感じです。不出来な娘ですが、これからも見守ってやってください。
 ルイス

 まあこんなんでいいよね。あたしは届けられないメールを保存して、ケータイをしまった。
死んでも見守ってくれているという話はよく聞くし、こうすればパパとママは見てくれるよね。
 今日は定期健診で産婦人科に来ている。こうして見ると皆年上だ。あたしより年下はいないもんかねえ。
 と、そこで赤毛の女の子があたしの隣に座ってきた。
順番待ちしてるってことはこの子も妊婦だよね。もしかしたらあたしより若いかも。
「ねえ、あなたいくつ?」
「十四歳」
「え」
 ちょ、それ場合によっては犯罪……。
「へ、へえ。そうなんだ。あたし十七でね、相手も同い年なんだ~。そっちは?」
「二十四って聞いてる」
 あわわわわわ…………! でもそれくらいならきちんとした職に就いてるよね。むしろ安心かな……。
「こっちはまだ相手が学生だから大変だよ。いいなぁ働いてる人は。休みとか取れるんでしょ?」 
「……無職」
「は?」
「働いていないから、いっつも休み」
 それは冗談で言ってるのか?
「でも最近は空き家とか倒壊した建物から色々取ってきてくれてるから大丈夫」
 どう見ても火事場泥棒です。本当にありがとうございました。
 

 彼女が看護婦さんに呼ばれていなくなってから、そっとため息。
世の中には色んなカップルがいるのね。あたしは沙慈と一緒になれてよかったよ、ホント。
 胎内に小さな振動を感じた。
(あんたもそう思う?)
 お腹を撫でた左手の薬指で、あのときの指輪が今もキラキラ輝いている。

834:あとがき
08/03/11 07:05:44 yWxb4aib
 ネタがない→ならスレから取ってこよう。
 というわけでいくつかスレに載っていたものを使わせていただきました。
 小規模ながらリクには応えていきたいというのもあります。

 トリニティではネーナが死ぬんじゃないかと思っていましたが、
まさかネーナ以外が亡くなるとは……。
 ちなみに本作では彼らに死なれると展開的に困るので死にません。多分。
 
 最後に。
 うちのマリナさまが乗ればどんなMSもトランザムシステム搭載。

 それでは皆さん今更ながらおはようございます。

835:名無しさん@ピンキー
08/03/11 07:09:27 FWsO5gbe
朝っぱらから神かよ

836:名無しさん@ピンキー
08/03/11 07:55:36 1qFYXY5X
ネーナを慰める刹那→ネーナ懐妊→姫様激怒→刹那襲う
→姫様刹那に手込めにされる→姫様ご懐妊→姫様刹那に会いに行く
→刹那フェルトと真っ最中

こんなグダグダなハーレムが浮かんできた。たまには刹那上位も

837:名無しさん@ピンキー
08/03/11 09:00:42 Fhtsi/pX
ヤクザと仲良くなってるwwww
なにはともあれGJ!

838:名無しさん@ピンキー
08/03/11 09:28:08 Y9L+20VY
フェルトww
ニール兄さんも何やってんだかw

839:名無しさん@ピンキー
08/03/11 13:15:23 Qsjbe7nV
>>919
心臓の一つや二つ無いと困るよ?

840:名無しさん@ピンキー
08/03/11 13:44:52 Yude/5bE
>>930
刹那最悪じゃねーかwwww

841:名無しさん@ピンキー
08/03/11 15:19:26 xAMlYyMN
GJ!!!
読んでて楽しかった。

刹那がネーナに尻にひかれてるww
兄貴が犯罪に手を染めてるww
沙慈がはめられたww(ハメたのは沙慈にはマジ笑ったw)

ホントに面白かった。


あと個人的に、刹那ネーナ側の生活を読みたいですww

842:名無しさん@ピンキー
08/03/11 22:11:22 gtdNFgLx
保存庫ってないの?

843:名無しさん@ピンキー
08/03/11 22:14:12 TG0niDL+
>>936
スレをttpで抽出汁

844:名無しさん@ピンキー
08/03/12 00:11:03 eUxrMy82
>>928
この匙ルイスが一番良かった。愛がある繋がりは素敵ですね。拍手!。
朝から投下してくれてありがとう。

845:名無しさん@ピンキー
08/03/12 02:04:08 qxClw+Hn
>>928
GJ!サジルイ萌えた
ニールさん駄目すぎる・・・wフェルトも素で受け答えしてて天然気味なのがワロタ

846:名無しさん@ピンキー
08/03/12 02:31:36 Y8A37q4b
>>928
GJ!
幸せな二人に萌え転がった
あとルイスの「わたしの執事をやらないか?」に吹いた
その台詞はお前の腕と家族吹っ飛ばした人の決め台詞だって!


847: ◆09RYgkTu0E
08/03/12 04:49:03 FELq/UXJ
>>900
>>919
GJ!
>>900とは月とすっぽんかもしれんが>>898をよんで思いついたのを投下する

「生きているか?」
刹那がエクシアから降り、破壊されたドライのコックピットをのぞきこんで最初に言ったのはその言葉だった。
ネーナはただ上を向いて呆然としているだけだった。
「すまない、お前たちが最初に助けてくれた時のようにはいかなかった。」
ネーナは刹那がそこにいたのに初めて気付き、はじかれたように刹那を見た。
ネーナは刹那に抱きつくと声を上げて泣き出した。
「刹那、刹那ぁ……にぃにぃが、にぃにぃたちがぁ……」
「今は俺たちのところへ来い。」
彼女は居場所を失ってしまい、悲しんでいる。新たな居場所を与えたからといってその悲しみはなくならないがその中で心が安らぐようになれば、そう刹那は判断した。

「そう、スローネが……GNドライブも破損?……あなたたちの母艦にはGNドライブが積まれていたわね。」
今、ネーナはスメラギの前にいる。ドライをエクシアにつかませた上で、GNアームズとエクシアをドッキングして戻ってきたのだ。
ドライは熱をもろに受けるのでネーナはドライには乗らず……刹那ができる限り俺に触れるなと言っていたことだけは報告しておきます。
「スローネは一機のみ。あなたたちはもう組織的な作戦が取れないから……その母艦のコンテナをトレミーに連結させて母艦からGNドライブを外せば何とかなるわね……。」
そして、ドライはGNドライブをトリニティの母艦から流用となり、コックピット用予備パーツをデュナメスの修理に使うことも決定した。

「刹那……ありがとう。」
「礼は必要ない。以前Oガンダムにしてもらったことと同じだ。ガンダムマイスターとしての当然の任務だ。」
いま、ネーナは刹那の部屋にいる
「……ねえ、刹那、私を抱いてくれない?」
「な……!?」
「別に刹那が私を好きじゃなくてもいいの。私は刹那を好きだから。」
結果、刹那はネーナを抱いた。なぜなのかは刹那自身でも分からない。
かわいそうに思ったのか、それとも好きだからなのか、ストレスの発散としてか……。
行為の時、まったく痛がったりしがみついたりしなかったことについて慣れているのか、と刹那は考えた。しかし行為が終わり、ネーナが部屋から去った後、シーツに残った精液がピンク色をしていたことに気がついた。


848: ◆09RYgkTu0E
08/03/12 04:49:39 FELq/UXJ
痛かったのに何も言わなかったのだ。

刹那はネーナに妙ないとおしさがわいてきた。
しかしながら刹那は会話どころかネーナと会うこともなかった。
そして数日たち、GN-Xがプトレマイオスに攻撃を仕掛けてきた。
ドライはGNドライブとコックピットはついたもののまだ戦えないとのことで4機のみが出撃した。
国連軍のすべての機体が出てきたのだ。その中に一体だけ黒い機体があった。
「今日こそは君を仕留めて見せるぞ、ガンダム!」
グラハム・エーカーの駆るフラッグであった。
一機だけ離れたところにいたエクシアに向かってきた。
両腕にビームサーベルを握らせ、攻撃を始めた。
最初は太刀筋が読める。しかし徐々に複雑になり、そしてエクシアは右腕をけられ、その瞬間は左腕のみでどうにかしのいだ。しかし、その後もグラハムの一方的な攻勢となる。
他の3機はプトレマイオスから敵を離してはいるものの援護に出られそうにない。
そして、コックピットにビームサーベルが向かってきた瞬間、
「何ぃっ!?」
戦えないはずのドライが飛んできた。AMBACが使えない状態では戦闘はおろか、宇宙空間に出ることも無謀だ。
サーベルがドライのコックピットのすぐわきに当たった。そしてフラッグにぶつかりフラッグがバランスを崩した。
その瞬間をエクシアは見逃さなかった。コックピットに向けてビームサーベルを振り、
フラッグは両腕を失った
グラハムの驚異的な操縦だからこそ両腕ですんだのである。しかし、戦闘の続行は不可能である。
他の機体も撤退を始めた。

「ネーナ、」
プトレマイオスに戻ってきた刹那はそういうとネーナの頬を平手で打った。
「刹那、お前ネーナに助けられたんだろ?礼ぐらい言えよ」
「いや、彼には言いたいことがあるのだろう」
ロックオンとティエリアは口々にそう言った。
そのまま刹那は強引にネーナの腕を引いて自分の部屋に入った。
「感謝はしている。だがあの行動は危険だった。」
「刹那のためなら……私は間違ったことをしてたんだし……。」
「俺もしていた。いいか、」
刹那は区切ってから言った
「俺はお前に死んでほしくない。二人の願いもお前が生きることだったはずだ。それに……」
また区切った。

849: ◆09RYgkTu0E
08/03/12 04:50:43 FELq/UXJ
「好きだ、お前が。」
「え?」
そしてネーナを抱きしめ、接吻をしようとすると
「私に触らないで。」
ネーナはそう言って拒んだ。
「フフ……この前のお返し。ほんとはいいよ。」
ネーナがだんだん元気になっていることに刹那は安堵した。
そしてキスをした。
「いいのか?」
口を離すとこう言った。続けていいかという意味である。
「うん……いいよ。」
パイロットスーツを脱ぎ、刹那は同じくパイロットスーツを脱いだネーナの上にまたがった。
そしてネーナの胸の頂点に両手で刺激を与えた。
「今日は無理に抑える必要はない。」
「んんっ……」
そして両腕で胸をもむようにしていく
右腕を秘所に持っていくと、すでに少しぬれていた。
かまわずに突起を軽くつまむ。
「う……んん……ああっ」
そして顔をそこに近づけると舌をそこに入れた。
「ひゃんっ」
「そろそろ良いか?」
「うん……お願い……。」
刹那はそこに自身をあてがうと、一気に貫いた。そのとき、ネーナは刹那の背中に腕を回して抱きつくようになる。
小さなピストン運動を次第に大きくしていくとそれに比例してネーナの声も大きくなり、そしてネーナの腕の力も強くなっていく。
そしてネーナが絶頂に達し、そして少したってから刹那も果てた。

刹那は横で寝息を立てているネーナに言った。
「ネーナ……何があっても生き延びてくれ。それは俺からの願いでもある。」

あとがき
言うまでもなく>>941はこっちがすっぽんという意味です


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