神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ2 at EROPARO
神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ2 - 暇つぶし2ch217:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:57:52 h9BnD7OP
「ペルセ…」フォロンは立ち上がり、ペルセルテを抱きよせる。やわらかく、ぷ
っくりした唇に、そっと自分のを重ねる。ペルセルテはフォロンの首に腕を回し、
入ってくるフォロンの舌に自分の舌をからめていく。

ひとしきり唾液の交換をしたあと、フォロンはペルセルテを立たせたまま、その
大きな胸を両手でもみ始めた。「あぁ……あは…」ため息をもらしながら、され
るままになっているペルセルテ。やがて、ピンクの乳首が立ち上がり、その周囲
で盛り上がった乳輪とともに、しっかりと自己主張をはじめた。それをフォロン
はすぐさま唇でとらえ、唾液を塗りつけながらねぶるように舐めまわしていった。

ペルセルテはフォロンの頭を両手で抱きかかえ、赤ん坊に授乳でもするように、
フォロンに乳房を与える。フォロンは無心に乳首をしゃぶり、両方の乳首を、か
わるがわる口のなかで尖らせていった。

「ペルセ……うしろを向いてくれる?」フォロンは言った。「はい……」素直に
従うペルセルテ。フォロンは背後からペルセルテの大きな両胸を思う存分もみし
だき、指先でくりくりと屹立した乳首をもてあそぶ。首筋にキスをされたペルセ
ルテは荒い息をつきながら、「先輩……もうわたし、立っていられません……」
と、上体をくたり、と背後のフォロンにあずけてしまった。「ベッドに……つれ
てってくださぁい、フォロン先輩……」

「ペルセ、手をついて」フォロンは、仮眠室のベッドに手をついて四つんばいに
なるように、ペルセルテに言った。「……自分で、開いて見せてごらん?」ペル
セルテの、何にでも従う従順さに誘われるように、フォロンは普段の自分からは
考えられないほど、強引な「命令」をする。またそういう上下関係が、今は不思
議と自然なように感じられた。

「先輩……」フォロンの言葉に自動的に従うように、ペルセルテは右手だけを股
間に回し、指先をアソコにあてがってV字に開く。「せんぱい……みて……」

「よく見えるよ…ペルセ。とっても、きれいだ……」フォロンはそこから立ちの
ぼる甘ずっぱい匂いに誘われ、その源泉にギュッと顔を埋め込んでしまった。舌
をさし入れると、それがまるでフォロン自身であるかのように膣壁が狭まり、舌
をしめつけてきた。

「あぅぅ…」ペルセルテが呻く。「せんぱい…もう………お願いです、わたしを
…せんぱいのものに、してください……」

フォロンは立ち上がり、「ペルセ…いいんだね?」と、最後の確認をする。小さ
くうなずくペルセルテ。後ろむきで、お尻だけをフォロンにさし出し、両脚を大
きく開く。

「いくよ…」位置をあわせ、フォロン自身がゆっくりとペルセルテのなかに飲み
こまれていく。「う、くぅっ……」「だ、大丈夫?ペルセ?」「大丈夫です……
先輩、わたしのなかに……奥まで、きて、ください…」

さっき、舌先で感じたのとは比較にならない強いしめつけが、フォロンのペニス
を迎える。暴発しそうになりながらも、充分に濡れた愛液に助けられ、フォロン
はゆっくり、ゆっくりペニスを送り込んでいく。と、その途中で行き止まりにな
ってしまった。

(入った…の、かな?)経験もなく、状況が判らないフォロンがひとりごとのよ
うにつぶやくと、ペルセルテは「先輩……たぶん、わたしの〔処女膜〕です。き
てください、先輩に、あげたい……」痛みをこらえたかわいい声でおねだりをさ
れ、フォロンはあらためてペルセルテのくびれた腰をしっかりとつかみ直し、ぐ
うっっ!!と突きこんだ。

218:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:58:59 h9BnD7OP
「はぁぁぁぁん!!!」今度こそ、フォロンの分身は処女膜を貫通し、ペルセル
テのなか、いちばん奥まで到達した。いったん奥まで入ると、破瓜の痛みはすで
にそれほどでもなく、ペルセルテは愛する男性に最奥まで貫かれた喜びに全身を
ふるわせた。

「ペルセ……大丈夫??」フォロンはすぐにでも動きたいのを自制し、自分にす
べてを捧げてくれた女の子を気づかう。
「大丈夫です…すごく痛いときがあったんですけど、もう今はそれほどでもあり
ません。……うれしい。わたし、先輩にあげられたんですね……」

2人はつながったまま、呼吸を整える。やがてペルセルテが、「動いて、いいで
すよ……」とささやいた。「え……ペルセ、無理しなくても……今日はもうやめ
てもいいんだよ?」とフォロン。ペルセルテは(くすっ)と笑い、「無理してる
のは先輩のほうじゃないんですか?判るんですよ?わたしのなかで、先輩ずうっ
と、大きいままじゃないですかぁ…」と、ペルセルテはお尻に力をこめて、フォ
ロンのものを膣壁でぎゅっ…と抱きしめる。「ふふっ……」

(うぉぉっ…)思わず暴発しそうになったものを必死で抑える。「やったな?ペ
ルセ、じゃぁ遠慮しないぞ?」フォロンはあらためてペルセルテにおおいかぶさ
り、背後からやわらかな2つの乳房の感触を楽しみつつ、自分自身でペルセルテ
のいちばん奥を突きこみはじめた。

「あぁん!あぁん!」 ずん! ずん! 充分な愛蜜に助けられ、きついながらも
動きはスムースだった。「あぁっ…先輩の、わたしのいちばん奥に…奥に、あた
ってる……」ペルセルテは、最初こそフォロンの動きをお尻のクッションでやわ
らかく受け止めるだけであったが、しだいに慣れてくると、フォロンの突いてく
るタイミングに合わせて、お尻をフォロンに向かって「ぐいっ!ぐいっ!」と押
しつけるように動きはじめた。

2人の動きはリズミカルにシンクロしはじめ、フォロンはペニスの快感と、つい
さっきまで処女だったペルセルテの魅力的なお尻の動きに翻弄され、いよいよあ
と戻りできない限界点に近づいてきた。

「ペルセっ! んっ! 抜くよっ! このままだと、なかでっ、出ちゃうからっ!」
「いやあっ!!抜いちゃだめえっ!! フォロン先輩いぃっ!」
逃がさないっ、とばかりに、ペルセルテのお尻がフォロンの腰を追いかける。
「だ、だって!もしもってこともあるしっ…」「だいじょうぶですっ! きょう
はだいじょうぶな日ですし、はじめて、んあっ、なんですから、先輩のをわたしの
なかで感じたい、んですっっ!」

フォロンは迷った。が、結局は涙を流して訴えるペルセルテの「おねだり」を聞
いてあげることにした。覚悟を決めたフォロンは、よりいっそうペルセルテのな
かに突きこみ、射精準備のエネルギー充填をはじめる。ペルセルテのなかでは、
無意識に最奥の子宮口がほころびはじめ、突きこまれてくるペニスの先端に狙い
を定め、精子を受けとる準備をする

「もうっ! もうすぐ! 出るよおっ! ペルセ! ペルセっっ!!」
「きてっ! きてっ!! せんぱい!! フォロン、せんぱあい!!」

フォロンの頭の中で火花が散り、2つの乳房を握りしめて、ペルセルテのからだ
を引き寄せる。ペニスはペルセルテの最奥、これ以上入らない、というところま
で入りこみ、鈴口が奥の子宮口にぴったりと密着する。そこで、最大限に充填さ
れたフォロンの精液は、怒涛のごとくペルセルテのなかに噴射されていった。

膣の奥にたっぷりと射精された精液は、出されると同時に膣と子宮が反応し、女
の本能を発揮する。一番奥の小部屋に向けて、精液を一滴残さず飲みこむ。

219:名無しさん@ピンキー
08/02/29 17:00:57 h9BnD7OP
ベッドに折り重なるように倒れこんで、数十秒もそうしていただろうか、フォロ
ンは我に返ると、まだ力を失わない自分自身に苦笑しながら、「ペルセ? ペル
セ?」とペルセルテに声をかける。

フォロンのものをおさめたまま、精液をおなか一杯に吸収して幸せそうに失神し
ているペルセルテの背中を、優しくなでる。

しばらくして気がついたペルセルテは、「せんぱぁい……きもち、よかった……」
と、うっとりして答えた。
「お願いです。今日は、朝までいっしょにいてください、ね?」

万一のはちあわせを避けるため、早めに目覚ましをセットして、ふたりは仮眠室
で抱き合って眠った。眠りに落ちる直前、フォロンは(もう、コーティカルテさ
んと張り合うのはやめよう……)というペルセルテの小さな声を聞いた。


「………先輩」「………先輩」「んん…??」「……フォロン先輩、朝ですよ」

まぶしそうに目をあけたフォロンは、離れていくペルセルテの顔を見た。唇の感
触、これは…… 「まだ皆さんが出勤するまでには間があります、身支度、整え
てくださいね?」とペルセルテ。お風呂場やソファ周辺もきれいに片付き、きの
うの名残はどこにもない。

と、そこへ血相を変えてコーティカルテが走りこんできた。「フォロン、おいフ
ォロン!!昨夜はどこにいたんだ!私も久しぶりに酔いつぶれてしまったが、フ
ォロン、おまえも昨夜は部屋に帰っていないのだろう!?どこにいたんだ!!」

「……フォロン先輩は、お仕事が遅くなったからここで仮眠を取ったんですよ」
「それだけだというのか!?」「えぇ、そうです。それだけ、ですよ?」言葉と
は裏腹に、暗に「昨夜はそれだけじゃなかったんですよぉ~~??」とでも言い
たげな表情をするペルセルテ。その態度に…「… はっ?」と何かを感じたコー
ティカルテは、「だいたいなぜ貴様がここにいるのだ、金髪娘。フォロンは私の
ものだといつもいつもいつもいつも言っているだろう!」

いつもならここで、「そんなことありません、先輩はみんなのモノですっ!!」
とすぐに言い返してくるのがペルセルテなのだが、なぜか今日はその反論が全く
ない。「……なんだ、張り合いのない……」とコーティカルテが拍子抜けしたよ
うにつぶやくと同時に、ペルセルテの爆弾発言が炸裂した。

「コーティカルテさんのその独占欲は、もう気にしないことにしました。昨夜は
反対にわたしが、フォロン先輩のものになりましたから!!」

(ああああああああ………)頭をかかえたフォロンがそっとコーティカルテのほ
うをうかがうと、そこには案の定「怒髪天を突く」を全身で体現したようなコー
ティカルテ。気のせいか精霊雷までチリチリとまとわりついている。

「それはどういう意味だ!!! おい!フォロン!!!」
「いや、ちょっとその、コーヒーがこぼれて……そんでユフィ先輩、いや所長は
いなかったし……」「わけのわからない言い訳をするなぁーーーーーっっ!!」

………かくして、ツゲ事務所の関係者はむこう1週間、あらためて「クリムゾン・
アニヒレイタ」の名の由来を思い知らされることになったのだった。

            -了-

220:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:31:38 KFkTyoRO
>>211
GJ!

221:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:58:02 tKSFwxlz
投下乙です。
コーヒーで火傷してないかの方が気になってしまったw

222:名無しさん@ピンキー
08/03/01 03:23:24 GqW7uvhv
公式では、浴室は判らないけど、仮眠室は在った筈
ただ、シャワー室くらいは在るだろうな…
銭湯は一般的ではないようだしね

223:名無しさん@ピンキー
08/03/04 09:43:01 Qxc+y7Uf
このスレ初のペルセのエロSSだ…こんな良作をありがとう!
ペルセ好きにはたまりませんでした

224:211
08/03/04 17:00:08 TF19Q2R0
どもです。私もペルセ好きだからなんとか書けた気がします。
たぶん、他のキャラだとここまで思い入れが深くないんで書ける自信ありませんw

225:黒。
08/03/06 02:40:01 rQt7LeOC
「………ひぁああっ……っ!!」
頬を紅潮させたまま、意識を失う漆黒の髪の少女。
瞼を閉じた、その顔はあどけなく、満足げなものであることにほっとする。
「…指だけでおまえさんが達しちまうと、こっちの処理がどうにもなぁ…」
そのまま、安らかに寝息をたてはじめるマティアに、優しく毛布をかけてやり、
背中を向ける大きな精霊。
「…めんどーな精霊になっちまったもんだな。良き隣人なままでよかったのになぁ…」

226:名無しさん@ピンキー
08/03/06 02:41:02 gkK3H59u
【中国】スター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
URLリンク(idol1.jpger.info)
URLリンク(idol1.jpger.info)
URLリンク(idol1.jpger.info)

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
URLリンク(idol1.jpger.info)

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
URLリンク(idol1.jpger.info)

227:名無しさん@ピンキー
08/03/06 23:22:28 uZqKHcds
>>225
あっさりしすぎww
そこまでの経緯やら本番やらをkwsk

228:黒。
08/03/07 03:17:21 3EO6miPY
『私とマナガは良き隣人?』
大きな精霊は、小さな{上司であり、精霊契約を成した神曲楽士であり、
相棒であり、同居人であり、自分の全てである}少女の問いに一瞬首を傾げた。
「…そうだと思うが?」
問いの真意が、あまり理解できなかった。
聡明な彼女のことだから、きっと、続く言葉があるに違いない。
「ふぅん」
少しつまらそうに、少女は自分のベッドに突っ伏した。
「私にとっては、マナガは隣人以上なんだけどなぁ」
「そりゃ、わたしだってそうだよ。良き隣人ってぇのは、古くからの常套句って奴だろうよ」
形式的な言葉。
それだけに収まらないから、常に事件は勃発し、二人は解決してゆく。
「人間は精霊に恋をするし、精霊も恋をするよね」
「まぁ、そういうパターンもあるな」
身近な金色の巨体の精霊も、そうであるし。他でも、それ故の犯罪もある。
いくつも、見てきた。
「…おまえさん、まさか、レオンに何か吹き込まれたか?」
大きな精霊に眉間に皺が寄る。
金色の精霊は、何度も少女にちょっかいを出すし、こともあろうに大きな精霊の目の前で
、契約を交わそうとしている。
信頼はおけるが、信用はならんと大きな精霊は思っている。
そして、常々少女に注意をしている。
「ま、まさか、マティア、おまえさん、レオンを………っ!」
大きな精霊が憤るが、姿はくまさんパジャマという間抜けなものだ。
「だいじょーぶだよ、マナガ。それはないよ」
突っ伏してた顔を起こして、少女はにんまり笑う。
「なら、いいんだが、不用意に近づくな。決して二人きりとかなっちゃいかんぞ」
まるで、若い娘を心配する父親のようだ。

229:黒。
08/03/07 03:20:06 3EO6miPY
「あいつは、何をするかわかったもんじゃないからな。」
「マナガは、何もしないの?」
大きな精霊は、口に含んだレモネードを吹き出した。
「マナガ、きたない」
むせながら、タオルでこぼしたレモネードを拭く、大きな精霊に少女は冷静に言う。
「…いきなり、なんだ」
「深紅の女神は、人間と子をもうける方法を探してるんだって」
「(…コーティカルテか。考えそうなこった…)あのな、マティア…」
少女が、くまさん柄のパジャマの裾を引っ張る。
「子どもは無理でも、愛し合うことは可能だよね」
大きな精霊に向けられる、少女の笑顔は自分にしか見せない貴重なものだということを
自覚している。
「そんな、おまえさん…。いくらなんでも、無理だろう…。」
体躯が違いすぎる。
「もし、わたしがおまえさんを……」
「大丈夫だよ、マナガは私を壊さないよ。だって、私のこと大事だもん。ね?」
二の句を告げられてしまった。

230:黒。
08/03/07 03:22:38 3EO6miPY
「………、」
少女のベッドに跪き、尊いもののように唇にくちづける。
「…目を閉じるのが、マナーなんじゃないのか?」
「マナガが、すっごい緊張してるのが面白いんだもん、あ、」
少女にくちづけたまま、やさしく押し倒す。
本当に壊れ物を扱うかのように。
「ほんとに、ファーストキスはレモン味なんだね」
先刻、レモネードを飲んでいたからだろう。
無邪気に笑う少女にひどく罪悪感をおぼえる。
「なぁ、やめ…」
「やめないよ」
少女は、凛とした瞳で言う。
「マナガ、嫌なの?」
くちづける。嫌じゃないという答え。
小さな口腔を文字通り、貪る。
並びの良い歯列をなぞり、舌を絡ませる。舌を挿し入れるだけで苦しそうに
息をする少女に角度を変え、息継ぎを促した。
「えへへ、マナガとキスしちゃった…」
唇から伝う、少女の透明を大きな精霊はいとおしげに舐めあげる。
「マナガ、不器用だから自分で脱ぐね」
「いや、頑張るよ…」
悪戦苦闘しながら、少女のパジャマの小さなボタンをはずしてゆく、少女はその
不器用な太い指を優しい瞳で見つめる。
何度かしか、見たことのない生まれたままの少女の姿、漆黒の長い髪に隠された
大きな傷痕に大きな精霊は慈しみをこめて、丁寧にくちづけてゆく。
「嬉しいけど、なんだかくすぐったいね」
大きな精霊は、はじめて気づいた。
―あぁ、恥ずかしさに饒舌になってるのか―
そう、思うと気恥ずかしさと愛しさで胸がいっぱいになった。

231:黒。
08/03/07 03:23:19 3EO6miPY
少女の胸の小さなふくらみに手をかけると、びくんと半身が跳ね上がった。
「ひゃっ…」
桃色を吸い上げると、身を捩じらせる。
「ぁ、ね、もっとおっきくなるかな?ティグレアさんみたいに」
顔を赤らめながら冗談を言った。
「充分さね」
胸の頂を舌で転がしながら、大きな精霊は下腹部に指をやる。
問題は、これから。
「…いれるんだよね?」
「………多分」
「多分じゃないよ!いれ……っ!!」
少女が起き上がって、抗議しようとしたがそれは、未遂に終わった。
少女の幼い花弁に、精霊が舌を這わす。
中芯に向かって舐めあげる。あえて、中芯を避けるかのように。
「やぁっ、あーっ…、まながぁ…」
焦らされるような感覚が本能でわかる。
もっと、気持ちよくなれる。気持ちよくなりたいのに…。
精霊の髪に指を絡ませ、普段表情のない彼女が悦楽を求めて淫らに悶える。
それだけで、興奮する。
少女から、精霊への愛撫は皆無に等しかったが、その少女の痴態だけで充分だった。
何より、まだ情事に対する知識の少ない少女だ。
まだ、これからである。
精霊は自分に言い聞かせた。
縋るような瞳で、自分の名を呼ぶ少女。
「…まながぁ」
「…あぁ」

232:黒。
08/03/07 03:24:18 3EO6miPY
中芯の花芽を節のある太い指で抓みあげると、少女は簡単に達した。
「………ひぁああっ……っ!!」
頬を紅潮させたまま、意識を失う漆黒の髪の少女。
瞼を閉じた、その顔はあどけなく、満足げなものであることにほっとする。
「…指だけでおまえさんが達しちまうと、こっちの処理がどうにもなぁ…」
そのまま、安らかに寝息をたてはじめるマティアに、優しく毛布をかけてやり、
背中を向ける大きな精霊。
「…めんどーな精霊になっちまったもんだな。良き隣人なままでよかったのになぁ…」

「マナガ、昨日はごめんね?」
毛布を被ったまま、おずおずと少女は精霊に語りかける。
「満足したか?」
大きな精霊は変わらない。
その笑みに少女は胸を撫で下ろす。

しかし、後日ベッドに置かれたメニス帝国の[シジュウハッテ]とタイトルの
書かれた本に大きな精霊はぎょっとすることになる。
彼女は勉強家なのだ。



233:黒。
08/03/07 03:26:18 3EO6miPY
いちおう、おわりです。お目汚し失礼しました。
本番は、また今度で

234:名無しさん@ピンキー
08/03/07 12:29:59 UgJ1hXMk
>>233
GJです!黒は読んだことないけどよみたくなったぞw

235:名無しさん@ピンキー
08/03/07 19:10:35 FOO2OQTF
>>233
>「シジュウハッテ」
マティアが、お股を鍛えてるところを想像しました。

236:名無しさん@ピンキー
08/03/09 00:21:18 SoUf7Osp
GJ

237:For Dear
08/03/09 23:32:14 3kVXxVF0
>>170の続きです。
いわゆる銀編

238:For Dear
08/03/09 23:33:39 3kVXxVF0
------------------------------
プリネシカ編
------------------------------

「さてと……どうしようかな」
仕事を終え、一人戸締まりをするフォロンは呟いた。
「チョコレートか……」
プリネシカ、ユフィンリー、ペルセルテにもらったチョコレートのことである。
当初持ち帰って食べようかと思っていたのだが、何か彼には嫌な予感がした。
(持ち帰るとチョコレートが跡形もなくなってしまう気がする……)
いつになくフォロンは冴えていたと言えよう。
恐らく家でチョコを食べているところを契約精霊に見られようもんなら、チョコは精霊の腹の中か、もしくは滅却されていたに違いないからだ。
「う~ん」
暫く三つのチョコと睨みあう。

「……これにしよう」
結局、決めるのに三十分かかった。
選んだのは、プリネシカのチョコである。
可愛らしい小袋に小さめのリボンをつけた、女の子らしいものだ。
早速フォロンは開けてみる。
「……ん?」
中には、ホワイトチョコを混ぜたのだろう、焦茶の中に白い模様の入ったチョコが六つと、手紙が入っていた。
(何だろう?)
恐る恐る見てみる。

『八時にケセラテ自然公園に来て下さい。待ってます。』

時計を見ると七時前、チョコを食べた後でも間に合うだろう。
そう考え、フォロンはチョコを一つ口に含む。
チョコはカカオの苦さとホワイトチョコ―だと彼は思ったのだが―の甘さでフォロンの味わったことのない不思議な味がする。
だが嫌いな味ではなかった。むしろ、
「へぇ、美味しい」
あまりチョコレートを口にする機会の少ないフォロンには新鮮な味だ。
残りのチョコをゆっくり味わった後、フォロンはケセラテ自然公園へと向かう。

* * * * * * * * * * * * * * *


239:For Dear
08/03/09 23:35:48 3kVXxVF0
流石にハーメルンで公園に行くわけにもいかないので、駐輪場に停めて公園に入る。
ここに来るのも久しぶりだな、と彼は思った。
冬ということもあり、辺りには白が目立つ。
(前来たのは秋だったかな)
そんなことを考えつつ言われた場所に向かう。時間にも余裕があったのでのんびりと散歩のように。
幾分も経たないうちに彼女を見つけた。

「あ、フォロン先輩こっちです」
どうやらプリネシカが彼を見つける方が早かったようだ。
手を振りながら小走りで駆け寄ってくる。

「すいません、わざわざこんな所まで」
「そんな、謝るほどのことじゃないよ」

言ってふと気づく。
(そういえば、プリネシカと二人きりというのも珍しいな)
いつも一歩下がった所で姉の暴挙―というと失礼かもしれないが―を止める役割になることが多いのでこうやって二人だけで話すことも滅多にないことだった。
当然、いつもコーティカルテとペルセルテが奪い合う“フォロンの隣”に彼女が来ることも然り。

「それじゃあ、少し付き合って下さい」
「何かな?」
「デート……みたいなものです」
プリネシカは普段より小さな声でそう告げた。
「えっ」
「だめですか?」
「いや、そんなことはないよ」
突然の誘いにフォロンは驚いたが、別段断る理由もない。

「それじゃ行きましょうか、フォロン先輩」
「そうだね」

まずは、フォロンのバイクのところまで向かう。二人は端から見れば本当に恋人同士のように公園を並んで歩いていた。
事務所での仕事、学校について、話すネタが多いわけでもなかったが二人の笑みが途切れることはない。
寒さのためか、二人はいつもより体をくっつけて歩いていた。

「あのさ、プリネシカ」
「なんですか?」
「腕に抱きつくのはちょっと……」
「?」
「いや、恥ずかしいんだけど」
「いいんです。デートなんですから」

むしろ、いつも控え目な彼女が色々な所で積極的だった。それにはフォロンも動揺を隠せない。
(こんな性格だったっけ?)
フォロンはプリネシカの表情を伺う。そんな彼の気を知ってか知らずか彼女は楽しそうだ。
(ま、いっか)
誰が損する訳でもない、と彼は自分で決着をつける。
女の子の嬉しそうな表情を見て、悪い気もしない。
(ただ……)
服越しに感じるプリネシカの女性的な柔らかさに関しては如何ともし難い、そう思うフォロンであった。



240:For Dear
08/03/09 23:37:34 3kVXxVF0
 フォロンのバイク、ハーメルンのもとに着いた。
乗る時はフォロンが運転でプリネシカが後ろなのは言うまでもないことなのだが、彼は妙な違和感を感じる。
(いつもコーティしか乗せたことがないからかな)
ヘルメットを彼女に渡し、着けたのを確認してからフォロンはハーメルンを発進させた。

「で? 何処に行こうか?」
「えっと、行きたい場所があるので」
「そうなの?」
「はい、道順は言いますから」
「了解」

(彼女が場所の名称を言わなかったということは僕が知らないところなのかな)
そんなことを思いつつ、フォロンは彼女の提案に従う。彼も、自分のおすすめの場所があるわけでもなかったので、助かったようなものだ。
ちなみに、コーティカルテと比べたプリネシカとの二人乗りの感想は一言で言うと“大きかった”。
身長的な意味でも、女性らしさという意味でも。特に胸とか。


「そこの交差点を右に」
「わかった」
「あ、そこです」
「うん」
さて、フォロンにとっては魅惑の二人乗りを終え、二人は目的地に着いた。
「ここは、もしかしなくても、あれだよね……?」
目の前の建物を指差し顔を引き攣らせたフォロンが聞く。
「は、はい」
「はぁ……」
少々顔を赤らめ返事をしたプリネシカ。最早疑いの余地もない。
着いた場所は、アレをする場所であった。
アレというのは『いやん、あはん』のことであって、『いやん、あはん』といえば『そ、そんなこと言わせないで下さいっ』となる。
『言うことも憚る場所』となればそれを言わせたくなるのが人情であって、……まぁ要するに――
――そこはラヴホテルであった。

(なんで?)
何がなんでも急過ぎはしないか。しかも相手は後輩だし。
そう思いつつもチェックインを済ませ、指定された部屋に入る。
簡素な部屋だった。豪華ではないが、必要なものは全てある。
こういう所に来るのは初めてだったが、こういうものなのだろうか、とフォロンは思う。
一方、プリネシカも初めてだったらしく、
「わぁ、中ってこうなってるんですね」
と少々何時もより興奮気味であった。


241:For Dear
08/03/09 23:38:55 3kVXxVF0
(とりあえず、真意だけは聞いておかないと)
持ち前の理性をなんとか掘り起こし、フォロンはプリネシカに声をかける。

「あの、プリネシカ」
「はい?」
「いや、……なんで?」
「好きだから、じゃダメですか?」
聞き方がどうしようもないが、どうやら彼女に通じたらしい。
暫くの黙考の後、彼女は応えた。告白は突然。フォロンは言葉を失ってしまう。

「先にシャワー浴びて来ますね」
「……うん」
彼女がシャワーを浴びている間、フォロンは自分の気持ちに問いかけた。
だが彼は、正直なところよくわからなかった。
今まで先輩後輩として、職場の同僚として彼女に接して来たが、付き合うとかそういったことになるとは思いもしなかった。
好きか嫌いかで言えば考えるまでもなく“好き”なのだが。それだけでこういったことに及んでいいものか。
そういった経験が少ない彼には判断しかねたのだ。
「ふう……」
「フォロン先輩、次どうぞ?」
「あ……。わかった」
その後シャワーを浴びている間も考えていたが、結局結論などでなかった。

シャワーを浴びて、バスローブを着たフォロンはベッドに腰をかけたプリネシカを改めて見た。
(綺麗だな)
ありきたりな感想だが、素直にそう思った。
彼女も彼同様バスローブを着ている。シャワーを浴びた後ということでほんのり濡れた髪が眩しい。はだけた胸元もなんとも扇情的だ。
フォロンの理性を削りとるには十分である。
彼女に声をかけられるまで暫く我を忘れたかのように立っていた。
「あの、先輩?」
「ん、なにかな」
「すいませんでした、突然こんなところに連れて来たりして。迷惑ですよね」
「いや、そんなことはないよ。ちょっと驚いたけどね」
フォロンが苦笑いしながら言うと、プリネシカもはにかむように笑う。
「やっぱり先輩は優しいです。あなたの奏でる神曲にも表れています」
「え?」
「初めて先輩の歌声を聞いた時から、好きでした。今まで言えませんでしたけど」
ゆっくり、一言一言確かめるように彼女は言葉を続ける。
「偶然今日が恋人達の為の日だって雑誌で見たとき、この機会にって」
「そう、なんだ」
「だから、突然でも気の迷いでもないんです。それだけでもわかって欲しくて」
「大丈夫だよ。君がそんなことしないってことぐらい、わかってるつもりだから」


242:For Dear
08/03/09 23:41:30 3kVXxVF0
これだけの覚悟があったのか、とフォロンは納得する。
「でも、初めてなんでしょ? 大丈夫?」
最後の確認として聞いてみる。

「は、はいっ。大丈夫です。予習は万全ですからっ」
「そ、そう」
(予習っていったい……?)

そんなこと思っていたら彼女が顔を近付けてくる。
「んっ」
しなだれかかるようにプリネシカがフォロンの首に腕を回し、キスを交わす。
「ん、む」
そのまま舌を絡めあいつつフォロンをゆっくり押し倒す。
「んっ、先輩上手いですね。キス」
にっこり笑うプリネシカは先ほどとはうって変わり、淫靡ですらある。
「私、こんなにドキドキしてます」
言ってフォロンの手を取り、自らの胸に当てた。
既にバスローブもはだけその意味を成していないので、彼の手は直接彼女の肌に触れている。
ふよふよとした柔らかい感触がフォロンの脳裏に刻み込まれる。
無意識のうちに彼は彼女の胸を揉んでいた。
「ふぁっ、先輩……上手」
本人にそんなつもりはないが、どうやら彼女の弱いところを的確に責めているようだ。
彼は暫くその感触を堪能することに集中する。
「や、そんな、私だけが気持ちよくなっちゃ……」
そう言ってプリネシカはフォロンのモノを取り出し、手を這わせる。
「うっ、プリネ……」
思わずフォロンはうめき声のようなものをあげた。
「すごい……。こんなに大きいなんて」
プリネシカは感嘆の声を漏らす。その声や仕草が妙に淫らに聞こえるのはフォロンの気のせいではないだろう。
彼女はむしろ楽しそうに指先でフォロンのモノに触れる。
「ふふっ」


243:For Dear
08/03/09 23:42:50 3kVXxVF0
強すぎず、弱すぎず、彼女はいとおしむように彼のモノを扱きはじめる。
「くっ」
案外彼女の予習というのももバカにできない。
初めてだというのに彼女の指使いから伝わってくるのは快感だけであった。
「次は」
彼女はゆっくりとフォロンのモノへと上半身を近付けていく。
途中彼女の胸がフォロンの指から離れていくのを名残惜しそうに見つめながら。
「舐めると気持ちいいんですよね」
「え、いいよ別にそこまでしなくても……」
「私がしたいんです。やらせて下さい」
もちろん、最後はフォロンが折れた。というかフォロンが事務所の女性陣に勝てたことなどあろうか。
フォロンのモノが清楚なイメージだった彼女の口の中に入っていく。
そのギャップに否が応にも彼のモノは硬さを増す。
「ふふっ、今ピクッてしましはね?」
上目使いに此方を見つめてくる。
フォロンは彼女から目が離せなくなっていた。

ちゅぷ、ちゅぷ
男の歪な物体が少女の口の中に出たり、入ったりを繰り返す。
口内の温かさ、モノへの刺激は言わずもがな、そういった背徳感もフォロンの情欲を掻きたてる。
「フォロン先輩の、おいしいれふ」
フォロンのをくわえながらプリネシカはそういって微笑む。
少し照れが混じった赤みのかかった表情で言われては、彼も息を飲まざるを得ないだろう。
「プリネシカ、そ、そろそろ」
「あ、だめですよ」
そう言ってフォロンのモノの根本を軽く締め付ける。
「出すなら――」
そして彼女は四つん這いになると自らの秘処を見せ付けるように腰を高く上げた。
「――ここにしてください」
フォロンはごくりと唾を飲みこんだ。
正直なところ、彼は彼女の膣へ挿れたい。
だが、それには危険が伴うことになる。
「いいの?」
「大丈夫です。今日は安全な日ですし、半分精霊なので子供が出来るかどうかもわかりません」
彼女ははっきりと自分の意思を告げる。
「出来ても、……頑張って育てますからっ」
彼女は今日一番真っ赤な顔をしている。恐らく自分も同様だろう。
爆弾発言にも程がある。
だが、それによってフォロンも覚悟を決めた。
プリネシカがここまで決意してる。ここで自分がしなきゃ男じゃないだろう。
そう考えたのだ。
「わかった。じゃいくよ」
「はい」
フォロンが彼女の秘処に自分のモノをあてがう。それを彼女が手で自らの膣に導いた。


244:For Dear
08/03/09 23:44:52 3kVXxVF0
「はぁぁっ、せんぱいのがっ、入ってきますぅぅ」
彼女の膣に先端が埋まった。
それだけでも凄い締め付けである。
フォロンは彼女の腰を更に引き寄せる。
「はぁぁぁぁぁっ」
恐らくは相当な痛みなのであろう、呼吸と声が混じったような声をあげる。
だが、フォロンのモノは彼女の脈動にも似た締め付けに快楽を得ていた。
(もっと……もっと……)
動きたい。でも彼女のことを考えれば暫く待っているべきである。
そんなジレンマが彼を苦しめる。
彼女を見ると、既に腕に力が入らないようで、ベッドにへたりこんでいる。
「おくまでぇ、きてますっ」
その体勢故にフォロンのモノを更に奥までくわえ込んでいるのだろう。
彼女は浅い息を繰り返す。
「プリネ……大丈夫?」
フォロンは持ち前の理性でどうにか踏み留まり、彼女に声をかける。
「だ、だいじょうぶです、動いてもっ、いいですよ」
顔を僅かにフォロンの方へ向け、そう答える彼女。
そんなわけがないことはフォロンにもわかる。
明らかに無理をしている表情だ。このままでも辛いのかもしれない。
やめてあげるべきだよ、そう思う自分もいた。
「でも」
「おねがいします、動いて、ください」
しかし、欲求に勝てなかった。
彼女の一言がフォロンの最後の理性を砕いた。
「ごめんっ」
「ふぁっ!?」
彼が抽送を開始する。
手加減などできなかった。それまで彼女の膣が気持ちよかったともいえる。
(いや、そんなの言い訳だな)
清楚可憐な少女の最奥を自分色に染めたい。そんなドス黒い欲望が渦巻いている。
彼女の声をもっと聞きたい。
彼女の身体をもっと感じたい。
フォロンは無心で腰を動かした。

せめて痛みを和らげようと、彼女の耳の裏を舐めてみたり、彼女の柔かな胸をやんわりと揉んでみたりするが、如何せん経験が浅く効果があるのかわからない。
「んっ、ん、ん、んぁ」
彼女の声に僅かながら変化が出てきた。
「おくまでっ、いっぱいぃ」
少しずつではあるが、感じはじめているのかもしれない。
うっすら汗を浮かべ、彼女は時折声を漏らす。
フォロンは肩から首筋辺りの汗を舐めとってあげる。
「ひゃっ!?」
胸を揉む手も止めるわけはない。
彼女の胸はそれほど大きいというわけではないが、その分感度がいいようで、揉むたびに甘い声を出してくれる。
そしてその先端をクリクリと指先で転がせば、声は一層大きくなり締め付けも強くなる。


245:For Dear
08/03/09 23:46:22 3kVXxVF0
「せんぱいっそんなに揉んじゃぁぁ」
そんな彼女の反応が嬉しくて、彼女の言葉を無視して、胸をいじりつづけた。

「くっ、んん」
だがそろそろ限界のようだ。
もっと彼女を味わっていたかったが、せりあがってくる射精の感覚だけはどうしようもない。
「プリネシカ、もうっ」
「きてくださいっ、なかにぃっ!」

跳ねるように彼のモノが白濁を吐き出す。
自慰などとは比べものにならない。
「はぁ、はぁ」
「せん、ぱいの……」
光忽な表情を浮かべるプリネシカ。
全て彼女の中に吐き出した。
フォロンは自らのモノを彼女から抜き、ゆっくりと彼女の上に倒れこんだ。


抱き合うように二人はベッドに寝る。
「痛かったけど……最後はちょっと気持ちよかったです」
「そっか」
「フォロン先輩とだからだと思いますよ」
にっこりと微笑むプリネシカ。
フォロンもつられるように笑う。
「これで恋人同士、ですよね」
「順序が違う気もするけど。そうだね」
「覚悟してくださいね」
「ん?」
「これからは自慰なんて出来ない程に絞りとってあげますから」
「恐っ」
「まず、おはようと同時にバックで一発ですよね。さすがに学校では会えませんけど仕事前に口で抜いてあげます。
 帰ってからは晩御飯作りながら裸エプロンで一ラウンド。晩御飯はもちろん“私”ですよ?
 それから……」
「ぷ、プリネシカ?」
「もちろん、冗談ですよ」
「……ホントに?」
「半分くらいは」

フォロンは苦笑いを一つ浮かべる。

~完~


246:For Dear
08/03/09 23:49:33 3kVXxVF0
以上です。
因みに残りは金編、紅編となります。

247:名無しさん@ピンキー
08/03/10 01:25:31 gmKycUu9
乙続き待ってます

248:名無しさん@ピンキー
08/03/10 01:31:32 WZvFoto+
…連続ではなく並行世界なの?
てっきりユフィの後だと思ってたんで繋がらなくて戸惑っちまった

249:名無しさん@ピンキー
08/03/10 13:35:24 CYyq1dW7
プリネエロいなぁw
GJでした!金編にも期待してますぜ

250:名無しさん@ピンキー
08/03/10 14:37:14 rI2uFACK
プリネが無駄にエロいのは確かw

251:名無しさん@ピンキー
08/03/11 01:28:16 XzYXaN0o
>「初めて先輩の歌声を聞いた時から、好きでした。今まで言えませんでしたけど」
ってのが好きです。原作でも「ペルセが好きなものはプリネも好き」てな描写があるわりに
プリネの好意の対象って未だに言及されてないしね(苦笑)

252:名無しさん@ピンキー
08/03/13 14:01:57 2VwFbg2I
ペルセは俺の嫁保守

253:名無しさん@ピンキー
08/03/13 20:24:27 fv+4n3Vk
>>251
精霊との融合体であるが故に自分のフォロンへの好意が純粋なものなのか、
それとも優れた神曲を得ようとする精霊としての浅ましい業なのかと葛藤がしていると考えるんだ

254:名無しさん@ピンキー
08/03/14 06:15:41 3CdsB7XG
プリネシカの心情は、人間としての思考と精霊としての思考が混じってるから微妙なんだよな…
精霊(ドーリスラエ)としての思考で、前契約楽士(パルテシオ)以外の神曲を受けたくないんだ
…恐らく、男女間の思考に近い感覚でね
ところが、フォロンの神曲はパルテシオの事が無ければ諸手を挙げて契約したくなる様なヤツだった
人間の感覚で言うと一目惚れに近い訳だ
若い未亡人が一目惚れ状態と言うか…何処のエロゲやねん!?って状態な訳だ
前夫に操を立ててるのに、若い男に濡れちゃうなんて…みたいなw

人間視点からだと、パルテシオは実父で…実父って事は、代わり様の無い唯一人の男性なんだな…
パルテシオってのは、ドーリスラエ・プリネの両者にとって最愛の人で…
ドーリスラエにとっては、精霊契約の相手で一人の男として愛してた
プリネにとっては、実父なんだよね
コレが混ざると、「代わりの居ない唯一無二の男性」となるんだが、「父親」兼「恋人」兼「神曲楽士」なんだよね
今のプリネにとって、其々の役割を別の人に割り振るって事が出来なくなってる
「恋人」だと認識すると、連動して「父親」と「神曲楽士」がセットになってしまう
…正史だと簡単にエロには進まないだろうな~>プリネ
禁断症状が出て、強引に調律(…と言うか調教かな?>エロパロスレとしてはw)してしまう方が自然かもね

255:名無しさん@ピンキー
08/03/16 03:14:12 MnJVgtuR
そもそもドーリスラエと融合しているせいで、父親への感情も複雑極まりない物だしなぁ

256:名無しさん@ピンキー
08/03/16 04:25:28 Wa/fDdJz
ん?とするとパパさんが生きてるとかってIFものをすると近親相k(ry

257:名無しさん@ピンキー
08/03/16 04:49:53 GzyvBTO3
プラトニックなら在り得るけど、近親相姦ネタは起きないだろう
精霊は色欲が少ないし、ドーリスラエもパルテシオの結婚認めてる訳だし…
精霊は色欲少ないから逆に子供を残す事に重点を置く傾向がある
娘として認識と契約精霊としての認識が重複するのはプラトニックな恋愛感情までだろう
そうすると、物凄いファザコンでパルテシオに近付く女性を牽制し捲くる位じゃね?

258:名無しさん@ピンキー
08/03/17 17:16:33 pT0vRwWJ
黒新刊読んだ。


ひまわり娘と黒娘の百合百合を誰か頼む。

259:名無しさん@ピンキー
08/03/21 21:06:37 E7SyWvFb
ふと思った。

最近の精霊雷でなんでもできる状況を見ると、蝕手を創ってそれで責める精霊もありだよね。

260:211
08/03/21 22:42:23 jvw+Ospw
>>219 の続きを投下します。コーティカルテ編。
フォロンもコーティも、書き出すと勝手に行動していくので困ります(?)

261:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:34:12 X2h/CSfN
>>260
規制かな?

>>259

「あ、あのコーティ、それは?」
「これか? いやなに、余興だ」
「ちょ、無理、やめ――!」


「スノウ、今夜も我らが夜の営みを……」
「んな気持ち悪い営みなどあるかっ!!」


「待てルーファ、話せばわかる。というかそういった不意打ちは精霊としてマズイんじゃないのか? や、おま、うぐぉ(ry」


「仕方ない、此方のほうが小さくて初めてにはやりやすいだろ」
「私の初めてが……」

ここまで書いてエロそうな男の精霊が少ないことに気づいたw
ヤーディか?牛?

262:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:43:30 5waxnctl
赤キネノベの中華系マフィアと謎の武士がおりますよww

263:211
08/03/22 00:18:16 sqqQ7S+r
~~~ >>219のつづき ~~~

「……フォロン」「ん? ん……ちょっとまってコーティ」「……………」

あいかわらず要領のよくないフォロンは、終わった仕事の報告書を書くのにも人
一倍時間がかかる。これがレンバルトだと、ユフィ所長に口頭で報告しながら、
手で報告書の記載も同時に終えてしまうなんて離れ業をやってのけるのだが、不
器用なフォロンには到底真似できない。

「………よしっ………と。終わったよ、何だっけ、コーティ?」
「………いや、いいんだ。」「???」

(最近、こういうことが多いな……)フォロンは思った。

正確には1ヶ月ほど前、ペルセルテの「体当たり誘惑」によって、なし崩しに男女
の関係ができてしまって以来だ。

一時は手の付けられないほど荒れに荒れていたコーティカルテだったが、10日ほ
どして状況は変わった。フォロンに対してギト目を使うこともなくなり、契約精
霊としての仕事もするようになった。ただ、時々フォロンに対して何か聞きたそ
うな、そんなそぶりを見せることが多くなったのだ。

………いつになく、少し寂しそうな………そんな雰囲気を感じ取ったフォロンは
2人ぶんのコーヒーを淹れながらさらに聞いてみた。

「コーティ?ひょっとして、何か悩みでもある?」「……!?」「僕なんかじゃ
何の役にも立てないかもしれないけどさ。なにかできることがあるならしてあげ
たいって思うし。こんな感じの神曲が聞いてみたいとか、そういうのでもあるの
かな?」

「……いや。そういうのでは無いのだが……」「ん。じゃぁ、なに?」

「…………………………フォロン。おまえ、子供が欲しいのか?」

ずってーーーーーん!!! あやうく、3度目のぶっかけを行うところだった。

「な、な、な???」「………何をいまさら驚いている。この間の金髪とのアレ
はいわゆる〔子作り〕だろうが」「い、いや、あれは結果的にそうなっちゃうか
もしれないっていうもので、僕がそうしたいとかってゆーのはまた別に関係なく
てそもそも不可抗力から始まった事故みたいなものであぁぁぁぁぁもう!」

「……言ってることがよくわからんが……まぁとにかく、それではフォロンは今
すぐに子供が欲しいというわけではないのだな?」

「そりゃそうだよ……まだ父親になる覚悟もないし、ペルセだってまだそんなつ
もりはないだろうし。そもそも、生涯の相手がペルセかどうかってことすら、正
直に言って僕にはまだよく判らない」

「……そうか」ふっ、と微笑むコーティカルテ。久しぶりに見る微笑みだった。

「……なら、まだ条件は五分ということだ」にいっ、と、ちょっと微笑みが妖し
さを帯びる。「まだ子供をつくらなくてもいい、ということなら、今の私でも充
分におまえの相手はできるのだぞ。前にも言ったことがあるのを覚えているか?
しようと思えばできるのだから、と」

264:211
08/03/22 00:19:08 sqqQ7S+r
「ちょ、ちょっと?」ゆっくりとフォロンのほうに歩み寄るコーティカルテの顔
や手足が微妙に赤みを帯びて見えるのは〔赤〕の精霊雷がにじみ出るためか、あ
るいは他の理由なのか。

「歌ってくれ」 「………?」 「私たちが初めて出会った時の、あの歌、だ」

「ど……どうして」妖しく光るコーティカルテの目を正視できず、ちょっとしど
ろもどろになりながらフォロンが言う。「………おまえは私の契約楽士だろう。
契約精霊が歌を聴きたいというのだ。そこになにか理由が要るのか?」

「う…うん。判った」深呼吸。(落ち着け……)「やって、みるよ」

ソファに軽く腰掛けて、コーティカルテは目を閉じる。顔は少しだけ上向いて、
口元にはほんのわずかな微笑み。10数年前になるのか、フォロンが暮らしてい
た孤児院の屋上で、初めてその歌を聴いたときの事を思い出すように。

フォロンが歌う。目を瞑って。

コーティカルテは、まるで全身でその歌声を捉え浴びようとしているかのように。

一瞬にして、時が戻り。

薄暗い事務所の中で、2人の心は確かに、あの孤児院の屋根に飛んでいた。

(…………………………)

数分後。フォロンは歌い終わると、閉じていた目をあける。一瞬、本当に時が戻
ったのかと錯覚した。なぜなら……目の前に立っていたのは、いつもの小柄な
(そして生意気で尊大な)コーティカルテではなく、初めて会ったときの、そし
て再会してからはごくたまに、しかもたいていは生死をかける戦いのさ中でしか
会うことのない、緋色の衣を纏った妖艶な女性であったから。

「………コーティ?」彼女は明らかにコーティカルテであることはフォロンには
無論判っている。判ってはいるが、日常ほとんど顔をあわせることのない姿に、
若干の畏怖を覚えていることもまた事実だった。

「………どうした、フォロン。なにを呆けている?」くすりと微笑ってコーティ
カルテが言う。「う、いや、あんまり見慣れていない姿見るとどうしても、ちょ
っと構えちゃうっていうか、その……綺麗で見とれるっていうか……」最後のほ
うは小声でごにょごにょ。

「……聞こえないぞ。はっきり言ったらどうだ」笑いをかみ殺して、明らかに聞
こえている態度のコーティカルテ。

「……まぁいい。 ………良かったぞ。久しぶりだな。こういう、落ち着いたと
ころでおまえの歌を聴くのは」少し上気したようなコーティカルテ。

「フォロン。もう一度、目を閉じろ」「……どうして?」「……今度は、私がお
まえに与える番だ」「与えるって……何を」「…………いいから。さっさと目を
瞑れ」


265:211
08/03/22 00:30:54 sqqQ7S+r
(途中でアップできなくなっています。なんでだろう……スマナイ)

266:211
08/03/22 00:34:13 sqqQ7S+r
よく判らないまま目を瞑り、立ち尽くすフォロン。コーティカルテはその前に立
ち、そっ……と、フォロンを抱きしめる。「!コーティ??」「おとなしくして
いろ、フォロン」「い、いや、だって……どういう」「おとなしくしろというの
が判らんか」なおも口を開こうとするフォロンを黙らせるように、少しだけ上の
目線から、緋色の高貴な精霊は、フォロンの唇を奪う。柔らかな感触と、胸板に
感じる圧倒的なヴォリュームの前に、フォロンの抵抗力はやがて失せていった。

少しだけ唇を離してコーティカルテは言う。「どうだ?このあいだの金髪と比べ
て?」問われて思わず真っ赤になるフォロン。「そ、そんなこといきなり聞かれ
たって………」「判らないというのか?時間はたっぷりある。存分に判らせてや
ろうではないか……」離れようと身じろぐフォロンをその両腕でしっかりと抱き
しめ、再び唇を重ねていく。

(あ…舌が)最初、ちろちろとフォロンの唇の周囲を探っていたコーティカルテ
の舌は、やがて容積を増し、なおも戸惑って開こうとしないフォロンの上下の前
歯を強引に押し割るように、口内に侵入してきた。わがもの顔でフォロンの口内
を占領すると、その周囲を縦横無尽に舐めまわし、フォロンの舌を探りあてる。
ぐい…ぐい…と長い舌を伸ばし、舌どうしを大胆にからみつけてフォロンを味わう。

コーティカルテに翻弄されたフォロンは、ソファにあおむけに倒れこんでしまう。
コーティカルテはフォロンの体にのしかかり、両手でとらえたフォロンの顔を見
おろして、小さく、だがはっきりと告げた。

「おまえを、私だけのものにしたい」

フォロンはその言葉を、これまでに2度、聞いた。1度目は、幼いころ、孤児院
の屋上で。2度目は、トルバス神曲学院の追試テストで。

2度とも、その言葉の意味は、精霊契約。正確に言えば、フォロンが神曲を与え
るかわりに、コーティカルテはフォロンに仕える、という契約だ。コーティカル
テとフォロンが、その〔仕える〕という言葉通りの関係であるかどうかはまぁ別
として。

しかし、コーティカルテの3度目のその言葉の意味は、今までとは違っていた。

「おまえの〔体〕を、私だけのものにしたい……のだ」 「!?」

「……おかしいと思うか?」「う、いや……」「……フマヌビック形態の精霊の
中には、人間と性的な関係を持つものもいる。機能的な問題は何もないのだぞ。
ただ……現状、子供をつくる方法は見出されていない、という以外は」

あえて淡々と、内心の高揚を押し隠すようにコーティカルテは言う。

「……逆に言えば、まだ子供を持つつもりがない男にとっては、つごうの良い存
在とも言える。フォロン。おまえもさっき言ったではないか。まだ父親になるつ
もりはないと」

「いや、たしかにそうは言ったけれど、しかしそれとこれとは……」
「……煮え切らないやつだな。ここまできたら覚悟を決めろ。恥をかかせるな」

(……なんだか僕っていつもこんなふうに……)とフォロンは思いつつも、しだ
いに自分にのしかかる魅力的な肉体に心を奪われていった。

「……脱がせるぞ」「いや、それくらい自分で…」「脱がせて……みたいのだ」

267:211
08/03/22 00:35:10 sqqQ7S+r
一つ一つ、フォロンの衣服をはぎ取っていくコーティカルテ。主導権を握るのは
あくまで自分なのだ、という意思表示のように。あきらめてフォロンはコーティ
カルテが自分を好きなように扱うのに身を任せていた。

最後に残ったトランクスを見て、コーティカルテはくすり、と微笑う。「……立
派なものだ」「こ、こんな状況になったら当たり前じゃないか……」トランクス
の前を開き、中のものを取り出すコーティカルテ。天を突くように屹立するもの
は、フォロンの鼓動にあわせてびくん、びくん、と脈動していた。

「あ……む」コーティカルテがフォロンのものを含みはじめる。充分に唾液でフ
ォロンの先を濡らしながら、突き出したような形の唇で、亀頭のまわりをくるり、
くるり、と、歯が触れないように優しくなでる。それだけでフォロンのものはさ
らに充血し、亀頭がひとまわりふくらむ。そのまわりをなだめるように、コーテ
ィカルテの長い舌が取り巻き、ちろちろと、わずかに残った包皮のなかから、亀
頭を完全に露出させてしまう。そして硬く尖らせた舌先で、周囲の粘りと汚れを
完全に舐めとる。

「……刺激が強いか?……これで完全に剥けたわけだ。ふふふ、あの金髪もここ
まで丁寧な掃除はしてくれてはいまい?」
「……やっぱりコーティ、張り合ってるんだ?」「!? うるさい!」

気に触ったか、コーティカルテは丸く広がった唇で亀頭から根元まで、いっきに
しごくように、フォロンのペニス全体を飲み込んでいく。右手では根元の袋をや
わやわともみしごき、舌も細やかに躍動してくすぐるように攻撃する。

じゅぼっ、じゅぼっ、と激しく往復するコーティカルテ。フォロンはペニス全体
で、コーティカルテの、あたたかく濡れた唇、舌、そして亀頭ではのどの粘膜ま
で味わい、あっという間に限界点に到達してしまった。

「コ、コーティ、もうっ!!」コーティカルテは口を放すどころか、めいっぱい
までフォロンのものをくわえ込み、喉奥の粘膜でフォロンのものをやさしく締め
付ける。

びゅぅっ! びゅぅっ! びゅぅっ! 腰をびくんびくんと跳ね上げながら、フ
ォロンはコーティカルテの喉にめいっぱい突きこんで射精する。少しむせながら
も、そのどろりとした粘液をたっぷりと飲み込むコーティカルテ。

「……美味くはないな。知識としてはあるからやってみたのだが」「え?コーテ
ィ、するの初めてなの?」「そうだ。おまえの前の契約主も女だったしな。年齢
だけは充分重ねているからいろんな知識は自分でもあきれるほど豊富だが、実践
はないに等しい。いわゆる〔耳年増〕というやつだな」

「そ…そうなんだ……でも、気持ち良かった。気が遠くなりそうだったよ」「そ
うか。……でも、まだ終わりではないのだろう?」言われてフォロンは、自分の
ものがまだ屹立したままであることにやっと気づいた。

「……してみたいやり方、というのは何かないのか?フォロン。この間の金髪と
はどういうやり方をしたのだ?」「そ、そんなこと言えないよ!」「……言うの
だ。金髪がまだやってないことをしてやる」にやりと妖しく微笑ってコーティカ
ルテが言う。結局フォロンは、先日のペルセルテとの「コト」を、こと細かに白
状させられることになった。

268:211
08/03/22 00:36:14 sqqQ7S+r
「……ふん。大体判った。あの金髪、侮れんな」「………コーティ………」だん
だんとあからさまな対抗意識を燃やしてくるコーティカルテにあきれながら、
(やっぱり、可愛いな……大人だけど)と思うフォロン。

「よし決めた」「……?」「胸で、してやろう」「……え??」「人間でも、大
きな胸の女に、男はこういうことをさせたがる、と聞いている。わたしのこの胸
を使って、フォロンを気持ちよくしてやろうというのだ」(……それって、もし
かしてパイズリ……)

コーティカルテが軽く瞑想すると、彼女の衣服は一瞬にして赤い精霊雷となって
虚空に消えた。もともと、精霊の肉体というのは一種のエネルギーで形成されて
いる。衣服のように見えるのも、コーティカルテ自身がエネルギーを収束させて
そのように見せているに過ぎず、消そうと思えば一瞬で消し去れるのだ。

あとに残ったのは、純粋な、美貌の肉体のみ。背中の3対の羽根を除けば、その
からだは成人女性と全く変わりがない。見た目だけでなく、肉体上のあらゆるパ
ーツや内臓にいたるまで、擬似的ではあるが寸分変わらないものがそこに構築さ
れている。もちろん、バストやお尻、そして〔女〕としての器官も例外ではない。

(!!!コーティ……)綺麗だ、というのは言葉にならず、フォロンは目を見開
いて美しい緋色の精霊を見つめることしかできない。コーティカルテはその裸身
をフォロンに見せつけるように立つ。

「さて、するぞ?」フォロンの視線を気持ちよく浴びながら、コーティカルテは
フォロンの身体を…上半身のほうをまたぐ。そして、フォロンとは反対向きに覆
いかぶさり、屹立したままのものを、再度魅惑的な唇でとらえる。

ぺろ……ちゅっ……ちゅぅ……   口のなかにフォロンのものをおさめ、唾液
を塗りつけつつ、唇で3度、4度としごく。
ちゅぅっ……ぽん……   開放されたそれは、さらに隆々と容積を増し、威容
をコーティカルテの鼻先に突きつける格好になった。コーティカルテはその亀頭
に、真上から(とろり……)とたっぷりの唾液を補給し、ゆっくり乳房を近づけ
ていく。

(あぁ……)ペニスの先が、あたたかな乳房にくるみこまれる。コーティカルテ
が、舌先でちろちろと亀頭をつつきながら、両手で捧げ持つようにした2つの乳
房のなかに、フォロンのペニスをつつんだのだ。

フォロンのものはすでに、普通に勃起した状態よりもさらに2割増しの様相なの
だが、コーティカルテはその大きさをものともせずに、自分の大きな乳房のなか
にペニスを完全に覆い隠してしまう。乳房の根元ではなく盛り上がった中央のあ
たりを使い、もっともフォロンのものを強く圧迫し、つつみこめる位置を知って
いるかのようだ。

(気持ちいい……)フォロンは、まるでコーティカルテの乳房から体内に入れて
いるかのような、圧倒的な快感を感じていた。女性経験など、先日のペルセルテ
しか知らないフォロンだが、その時に匹敵するような感触である。また、目の前
で妖しくゆれるコーティカルテの秘所。ゆら、ゆら、とゆれるそのうす赤い恥毛
の奥からは甘酸っぱいような匂いがふりまかれ、フォロンの快感中枢をいっそう
高めていく。

269:211
08/03/22 00:37:27 sqqQ7S+r
コーティカルテは、左右から両手で乳房を圧迫し、間接的にフォロンのものをぐ
っ…ぐっ…と強く圧迫する。それと同時に下から上に、また上から下にと、まる
で乳房のなかに膣道があるかのように、しゅっ、しゅっ、とリズミカルにフォロ
ンのものをしごきあげていく。自らも充分に高まっているのか、丸く盛り上がっ
た乳輪とその中央に立ち上がった大粒の乳首も有効に使い、時々両乳首で亀頭の
敏感な部分をはさみ込むように刺激する。

フォロンはもうソファの上で腰が浮いてしまい、コーティカルテのなすがままだ
った。「あぁっ、コーティ……気持ち、いいよ……」自分の思うとおりにフォロ
ンをあやつっている、という快感にコーティカルテ自身も支配されつつあり、自
分自身の秘所が序々にうるみ、自然に開きはじめているのを自覚していた。

(あぁ…)自らの疼きを癒すかのように、コーティカルテはフォロンの上に腰を
おろしてしまう。フォロンのものを乳房のなかでしごきあげながら、太ももの間
にフォロンの顔をがっちりと拘束する。目の前に、香り高い女性自身を突きつけ
られたフォロンは、両腕でコーティカルテの腰を抱きかかえながら、ささやかな
反撃を試みる。

舌でコーティカルテの〔女〕を開くように舐め上げ、その内部にまで舌を差し入
れるようにする。しかし、その反応を待っていたかのように、コーティカルテは
フォロンの顔面に、完全に自分の秘所を密着させ、自分で勝手に快感を味わうよ
うに、ごし…ごし…とこすりつけてきた。

「あぁっ!コーティ、僕もう、もうっ!!」「いきそうなのだな?フォロン。好
きなところに出していいのだぞ。どこに出したい?」「うぅっ……口、コーティ、
また口のなかで……飲んでほしい…」「いいだろう、さぁ、たっぷりと出せ……」

コーティカルテの腰を無意識に強く抱きしめ、フォロンは最後の律動を開始した。
コーティカルテはその動きに合わせるかのように、乳房の動きにラストスパート
をかける。最後に数度しごいたあと、とうとうフォロンの鈴口が開いて、大量の
精子を打ち出しはじめる。同時にコーティカルテは、乳房に埋もれるペニスから、
亀頭だけを乳房の上に開放し、「あむ……」と唇をかぶせる。フォロンの脈動と
ともに、コーティカルテは口のなかのペニスをちゅーーっ!ちゅーーっ!と強く
吸引した。
いわゆる「バキュームフェラ」というやつである。

「う、うわわっ!?」すごい勢いで放出させられたフォロンの精子は、ふたたび
コーティカルテの口内にすべて吸い取られ、飲み込まれた。脈動が終わり、派手
に放出する精液がなくなっても、コーティカルテは亀頭周囲をくるくると舐め回
し、完全にきれいにしてから、フォロンを開放してくれた。ただ、きれいになっ
たのはフォロン側の下半身だけで、コーティカルテの秘所はもうすごいことにな
っていたが。

「……よかったか?フォロン。」「うん。一瞬、目の前が真っ暗になったみたい
だったよ……」「……あの金髪も胸は大きなほうだが、きっとここまでのことは
できないと思うぞ?」どこまでも対抗意識の強いコーティカルテであった。

270:211
08/03/22 00:38:22 sqqQ7S+r
「さて………と。さすがにわたしのほうも、ちょっと我慢の限界かもしれぬ」コ
ーティカルテは体を入れ替えて、フォロンに軽く口付けて言う。「……挿れる、
ぞ」

今度はフォロンの下半身側にまたがり、コーティカルテは自分の〔女〕の器官を
両手で開く。屹立したままのフォロンのものを、その全開状態のなかに収めつつ、
ゆっくりと腰を落としていく。

コーティカルテの〔女〕を押し割り、侵入していくのを、フォロンは自分の鋭敏
な先端で感じていた。侵入途中で感じた、(ぷち……)と、何かを押し破るよう
なその感触は、このあいだペルセルテとの時に感じたのとよく似ていた。

「コーティ……? ひょっとしてこれも、初めて……?」「うむ。耳年増、だと
言ったではないか」先ほど、フォロンの顔面で充分に自らをこすりつけ、慰めて
いたためか、それほどの苦痛もない表情で、ちょっと恥ずかしそうにコーティカ
ルテは言う。「精霊としてずいぶん長く存在してきたが、こうやって人間と肉体
的に交わってみるのは…初めてだ。妙に……落ち着くものだな」

くちゅっ…くちゅっ…と、徐々に腰を落としこみ、とうとう最奥までフォロンの
ものをくわえ込んで、「はぁぁっ……」と息を吐くコーティカルテ。そのままし
ばらくじっと動かず、なかに収めたフォロンのものをじっくりと味わう。大きく
怒張したフォロンの先端は、内部に擬似的に形成された〔子宮〕の入り口にぴっ
たりと密着していた。

動こうとしないコーティカルテにだんだんフォロンも我慢できなくなり、「コ、
コーティ?動いても、いい……かな?」「駄目だ」にべもないコーティカルテ。
「わたしが動いてやる。おまえはそのまま、じっとしていろ」「そ…そんな……」

しばらくの間、コーティカルテは自分の子宮口のくぼみでフォロンの亀頭の丸み
を磨くようにギシ…ギシ…と腰を押し付けながら回していた。やがて自らも充分
に高まったか、少しずつ、腰の上げ下げを始めた。

「うぅぅっ?」腰を下げる時はペルセルテに勝るとも劣らないような圧倒的な締
め付け。上げる時は減圧されてふっと亀頭のまわりが開放される。その長いスト
ロークの間じゅう、膣粘膜の深いヒダヒダで肉茎の側面や亀頭のカリをごしごし
としごかれる。

(す、すごい……)フォロンは思わず両手をコーティカルテの胸に伸ばす。コー
ティカルテの動きにつれてぶるん、ぶるん、とはねまわる乳房を両手で思うさま
もみしだき、親指と人差し指で乳首をくり、くり、とつまむ。つかみきれないほ
どの大きな乳房と乳首の弾力は、たまらない快感をフォロンに伝えてくる。

「フォロン……」腰の動きはそのままに、身体を前に倒すコーティカルテ。情熱
的なキスを一度交わし、できるだけ身体を伸ばして、フォロンの口元に自分の乳
房を捧げ持つように持っていく。「含んで、くれ、フォロン」

言われるままにフォロンは、コーティカルテの乳首を口のなかに含む。やわらか
なグミキャンディのような大粒の乳首は、素晴らしい弾力でフォロンの舌と格闘
する。「あぁ……フォロン、フォロン……」フォロンの頭に腕を回し、大きな乳
房をぐいぐいこすりつける。フォロンは顔面にコーティカルテのやわらかな乳房
と体温を感じながら、口のなかに収めた乳首のくぼみを舌でこりこりとほじる。
かたく盛り上がった乳輪を3本指でしこしここすりたてながら、ピンピンに立ち
上がった乳首に唾液を塗りつけては、ぺろぺろ、ちゅぅちゅぅ、としゃぶる。

271:211
08/03/22 00:41:44 sqqQ7S+r
全身でコーティカルテの肉体を味わわされ、もうフォロンは受身でいることに耐
えられなくなった。「ご、ごめん!コーティ!!僕もう、我慢できないっ!」コ
ーティカルテの背中に腕を回して起き上がり、体勢を入れ替える。自分の下にコ
ーティカルテをがっしりと組み敷いて、終末を迎える必死のピストンを開始する。

「フォ、フォロン!くぅ……わたしが、してやると、言ってるだろうが……」コ
ーティカルテの言葉も、もうフォロンには届かないようだった。「仕方のないや
つだ。わたしが満足するまで、許さんぞ?」とひとりごとのように言い、フォロ
ンの律動にあわせてやる

どすん、どすん、と膣奥を突きこむフォロン。コーティカルテの乳房を握って上
体を支えながら、腰のストロークはより激しさを増す。「もう、もう! 出る、
出ちゃうよ、コーティ、コーティっ!!」「フォロン、フォロン!!ふくらんで
いる…わたしのなかに、出したいのか?」亀頭冠のふくらみを感じて、コーティ
カルテが言う。「いいぞ。わたしの子宮のなかに、たっぷりと出してくれ。最後
に、とっておきをしてやろう」コーティカルテはそう言うと、膣奥をフッとゆる
め、子宮のなかに、フォロンの亀頭をすっぽりと迎えいれた。

「う、うわわぁぁぁっ?? こ、これって??」つるりとした、本当の最深部に
まで突きこんでしまい、フォロンは狼狽して叫ぶ。「どうだ?わたしの〔子宮〕
だ。想像してみるがいい。もし、精霊が子どもをつくれるとしたら。ここでおま
えが射精をすれば、あっという間に受精、着床することは間違いないぞ?」コー
ティカルテも悩ましげに腰をゆすり、子宮口のくびれで亀頭の根元をかるくしめ
つけ、フォロンに最後のとどめをさす。

「コーティ、コーティ!!」「あぁフォロン!わたしを、わたしを、妊娠させる
つもりで、子宮のなかに、おまえの精子を!」コーティカルテは、長い両足をフ
ォロンの腰に巻きつけ、叫ぶ。

どぶぅっ!どぶぅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ! からだを反らせ、コーティカ
ルテの子宮内で、亀頭を思うさまこすりつけて、フォロンは大量の射精を行う。
「あぁぁっ!!フォロン!おまえの、子種が、入ってくる!!」同時にコーティ
カルテは、子宮のなかや、膣粘膜からも大量の愛蜜をフォロンのものに噴きかけ、
両手両足でフォロンのからだを力いっぱい抱きしめて、びくん、びくん、と腰を
打ちつける。

寸分の隙もなくからだを密着させ、(はぁ…はぁ…はぁ…)と絶頂の余韻を感じ
るふたり。フォロンはコーティカルテの大きな胸に抱かれて、夢うつつのうちに
乳首をふくみ、もう片方は手でもみしごいていた………

眠り込んだフォロンのそばでコーティカルテは体を起こし、ひとりごとのように
つぶやいた。「おまえが子どもが欲しくなるのが先か、子どもを産む方法を見つ
けるのが先か……いや、その前に金髪娘に勝たねばならんか………勝負ごとが多
くて困るな……」

見慣れた少女の姿に戻った可憐な口元は、しかしいたずらっぽく笑っていた。


            -了-


272:名無しさん@ピンキー
08/03/22 01:05:32 wKP0R0XQ


273:名無しさん@ピンキー
08/03/22 14:17:32 aLr+FKvC
コーティカルテキター!!

274:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:23:59 aLr+FKvC
revevsalクリムゾン2前半 思っていた以上に長くなったので前半・後半に分けて投下します。





前夜、初めてフォロンがコーティカルテを抱いた日の朝。隣でまだ安らかに寝息を立てている彼女とは、対象的に彼は、頭を抱えていた。

「ど……どうしよ」

前夜の出来事、確かに誘ってきたのはコーティからだった……。しかし、自分は興奮しあろう事か彼女を押し倒してしまった……。

「ど、どうしよう……」

彼が目覚めてからそれだけがフォロンの頭の中を占めていた。


「ん?…んん……ふぉ…ろん??」


そんな時、彼女が身じろぎし眠い目を擦りながら身体を起こす。はっきりと目覚めたわけでは無いのかフォロンが自分の隣に居る事に不思議そうな顔をしている。


やがて目線を自らの身体の下腹部にやり自分が一身纏わぬ姿である事に気づき。フォロンと自分の身体を交互に見て昨夜の出来事を思い出したのか………

「っ~~~~!?」

一気に顔をその深紅の髪と同じように真っ赤に染め。

「フォ!?フォロン!!わ、わ、わ、私は、く、く、空腹だ!」

恥ずかしさを誤魔化す為かフォロンに朝食の催促をすると衣服を物質化する余裕も無いのかシーツを身体に巻き付け裸体を隠すと烈風のような勢いで部屋を後にする。



275:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:26:32 aLr+FKvC
察しの良い人ならば気づく事が出来ただろう彼女は、初めて抱かれた事に対して照れているだけだということに……

しかし、彼がそんな事に気づけるはずもなく……


「コーティ…やっぱり嫌だったんだよね」

っとまったく検討外れの事を考えていた……

暗い気分のままとりあえず自分のベッドから起き出すと朝食を用意する。その場でコーティに謝ろうと………


作り終えた卵焼きサンドを机の上に並べるとコーティカルテを呼ぶ為に彼女の部屋の前に立ちドアを軽くノックする。

「こ…コーティ、ご飯出来たよ?」


「!フォ、!フォロン!?わ、わ、解った。い、い、今、行く」


慌てた様子のコーティカルテの声が部屋から返ってくる。


「わ…解った。ま…待ってるね……」


コーティカルテが我を忘れ彼女を押し倒した自分に嫌悪感を抱いていると思い、重い足取りで部屋に戻る。


フォロンが部屋の前から立ち去った時フォロンの予想とは、違いコーティカルテは、胸の高鳴りを押さえようと必死だった。



276:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:28:19 aLr+FKvC
「はぁ…はぁ…フォロン」

思い出すだけで身体が熱くなるの押さえきれない。


「………フォロン」

自分に触れたフォロンの指先の感触。それに反応して熱くなっていった自分の身体。思い出すだけで自分自身がたかまっていくのが押さえきれない。

「っ!…ぬ…濡れて…る…?」

気がつくと自らの秘部に触れていた……。


「っ!んん!ん!フォ、ロン!」

昨夜の出来事を思い出しながら自分の秘部を愛撫し自慰をする。
普段の行為でもフォロンをオカズとしていたが昨夜の行為を思い出す事により自分がより発情していくのが解る

「ん、ん、んっ!んん!」

フォロンのシーツを身体に纏い。その匂いをかぎながら秘部を愛撫する。最初は、入り口を指先でなぞるだけだったが興奮していくにつれエスカレートしていく。


「あ、あ、あ、あぁ、あん、ん!!」

コーティカルテが指先を奥に差し込み声を漏らす。指先が溢れた愛液でべちゃべちゃに濡れる。さらに身体に纏っていたフォロンのベッドシーツに大きな染みが出来ていく。

「ん!ん!あ、あ、ああん、んん、ん!?」

膝がガクガクと震えその場にペタンっと座りこむ。




277:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:29:42 aLr+FKvC
「ふぉ、ふぉろん…をお…思うと…や…止め…ら…れ…ない!」
紅の髪を振り乱し水音がぐちゃぐちゃと響き渡る。秘部だけで我慢出来ないのか自らの小さな膨らみにも手を伸ばし慰める。

「あっ!あっ!あっ、あぁ、んん!ん、んん!」

自らの胸を揉み秘部にも指を入れて愛撫する。身体は、髪と同じかそれ以上に深紅に染まる。

「ひゃ!んあっ、っん、んん、あっ、あっ、あっ、ああ!!」


コーティカルテが指先が自らの秘部の小さな粒に触れて一際大きな声を漏らす。

「ああ!あっ!あっ!あっ!あん!んん、ん!ふぉ、ろん!」

コーティカルテの秘部をぐちゃぐちゃと掻き回す指が彼女の敏感な部分に触れ……


「んあぁっ、あっ、あっ!ふぁ、はっ!ふぉ、ろん!!あっ、あっ、ああああぁぁぁぁ!!」

ビクビクと身体を震わせ絶頂へと登りつめた。


コーティカルテが部屋で自慰を行っていたころ……。

「………コーティ」


コーティカルテが来ないのを自分に対して怒っていると思っているフォロンが暗い表情で呟いた。

「はぁ…はぁ…はぁ……」

コーティカルテがまだガクガクと震える膝を支えて立ち上がる。



278:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:33:17 aLr+FKvC
先ほどまで秘部を愛撫していた指を見ると自らの愛液がベッタリとつきヌラヌラと淫乱な光を放っていた。

「はぁ、はぁ、こ…こんなに…ぬ…濡れて」
ゆっくりとその指をシーツに近づけると愛液を拭き取る。熱ぽい視線でシーツに自分の愛液が作った染みを眺める。


「………ふぉろん」


フォロンが普段その身体を休めているものを汚す事によりまるでフォロンを汚したような感覚にとらわれる。そのまま愛液が作った染みを指でなぶり、にちゃにちゃとした音にますます興奮を高めていく。


「はぁ…はぁ…はぁ…ふぉろん」

しばらくの間、我を忘れシーツに愛液で作った染みをなぶる。その様子は、凛とした物とは違った快楽に溺れた者の表情だった。そのまま秘部をシーツで拭おうとしたその時………。


「……コーティ…朝ご飯…いらない?」

昨夜の事で自分に対してコーティカルテが嫌悪していると勘違いしたフォロンが躊躇いがちに話かける。


「ふぉ!ふぉろん!?」

完全に自慰にふけっていたコーティカルテがパニックを起こす。
な!な!な!ど、どうする!?ま、まずは、シ、シーツを!。と部屋を右往左往する。




279:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:35:26 aLr+FKvC
「フォロン!す、す、すぐに行く!ま、ま、待っていろ!」


先ほどまでフォロンをオカズにして自慰をしていた事を悟られまいと証拠を隠そうとする。
しかし、パニックを起こした頭では、冷静に行動できるはずもなく部屋を右往左往しているだけで何一つ隠せていなかった……


「そ…その…コ…コーティ」


「……?、どうした、フォロン?」


フォロンの暗い様子に気付いたのかコーティカルテが不思議そうに聞く。


「その…ごめん!!」

「………??」

フォロンは、いったい何を謝っている??
フォロンの謝罪の意味が解らないコーティカルテが首を傾げる。


「フォロン?……いったい何を謝っている?」


玉子焼きサンドでも焦がしたか?と検討違いの事を考えていた。


「き…昨日は、コーティに…あ…あんなことを……」


「あんなこと?」


「き…君に…僕は、む…無理矢理…」


「…………は?」


全く予想していなかった事態にコーティカルテが言葉を失う。


コーティカルテの様子に気付く余裕も無いのかフォロンは、一方的に謝罪を続ける。


「ごめんコーティ!!僕に出来る事なら何でもするから!……許して……欲しい」



280:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:40:00 aLr+FKvC
一秒が永遠にも思える中フォロンが頭を下げたままの姿勢で固まっていると。

「はぁ~~~」

っと部屋から盛大なため息が聴こえて来る。

「え……こ、コーティ?」



「フォロンお前は、私を侮辱したいのか?」

「え……コーティ?」

「フォロン…お前は、私が好きでもない男に身を委ねると、そう言いたいのか?」


冷静さを取り戻したコーティカルテが衣服を再構築するとドア開けフォロンを真っ直ぐに見て言い放つ。


「でも、ぼ…僕は、コーティを…お…押し倒して……」


「………フォロンお前は、本当に……馬鹿だな」

コーティカルテが心底呆れた様子でフォロンを見る。


「え、え、え、こ、コーティ?」


「手を出せフォロン」

「あ、うん。」


言われたとうり手を前す。コーティカルテがそっとフォロンの手に触れると……一気に捻った。


「痛い!痛い!ってばコーティ!!」


腕を力任せに捻られたフォロンが悲痛な声を上げる。


「どうした?押し返してみろ?」


クスクスと笑いながらそのままの状態で手を止めるコーティカルテ。


「っく!、うう、痛い!痛い!」




281:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:42:04 aLr+FKvC
腕を力任せに捻られたフォロンが悲痛な声を上げる。


「どうした?押し返してみろ?」


クスクスと笑いながらそのままの状態で手を止めるコーティカルテ。


「っく!、うう、痛い!痛い!」


必死に押しか返そうと力を込めるが元々人間の中でも非力な部類の彼が本気になったぐらいで上位精霊である彼女の力にかなうはずも無く。

更に手を捻られる……


「いだ!いた!痛い!!コーティ!」


「どうだフォロン?これでも、まだ私に力でかなうと思うか?」


「わ、わ、解った!!から、はは、放してコーティ!!」


「解ればいい」


尊大な態度でうなずくと捻っていたフォロンの腕を解放する。


「い…痛かった」


無理に曲げられた関節に不具合が無いかどうか確かめるように何度も腕を曲げて確かめる。骨に異常は、無いようだか無理に捻られた事によりズキズキと鈍い痛みがある。


「解ったかフォロン?せ、精霊である……わ、私をだな。お…お前がお、お、押し倒せるかけが…な…無いだろう……」

頬を朱に染め上目使いでフォロンを見る。
それは、誰が見ても恋する乙女の姿だった。しかし、彼に伝わるはずもなく……




282:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:46:54 aLr+FKvC
「コーティそれじゃ……どうして?」


フォロンは、完全に解らないという表情を浮かべていた。


「鈍さも……ここまで来ると一つの才能だな」


コーティカルテが頬を引きつらせて苛立つ。

「え?こ、コーティ?」



「い、いいか!フォロン。一度…一度しか…い…い、言わないから…よ、よく聞け!」


「う、うん」


フォロンを真っ直ぐに見つめ視線を剃らす事無く。大切に言葉をつむいでいく。



「私は……フォロン…お…お前を…あ…愛して…いる…」

「だ…だから、わ……私は、お前に身体を委ねた。お前にだ…抱かれてう…嬉しかったから」

「フォロンお前は、どうだ?」
頬を朱に染めフォロンを見つめる。それは、毅然とした者の表情では、無く告白の答えに脅える一人の少女だった。


答えを求めるように真っ直ぐにフォロンを見つめる。


その瞳を見てフォロンは、思う。ずっとコーティと一緒にいたい。ダンティストとしてでも無く友人でも無く。恋人として最愛の人として傍にいたいと……


283:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:50:21 aLr+FKvC
「…ぼ…僕も…コーティ……が…好きだ」

それは、コーティカルテがずっとずっと待ち望んでいた言葉。
コーティカルテは、愛しそうに彼の名を呼ぶ

「……フォロン」

「コーティ」


そして、二人は、そっと身体を寄せ合うと。そっと唇を重ねあった………。




284:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:54:25 aLr+FKvC
以上revevsalクリムゾン2前半でした。
後半も近々アップします。駄文失礼しました。

285:名無しさん@ピンキー
08/03/22 21:16:45 54ZXr2A3
おおw久々に来てみれば職人が・・・
職人様乙です

ワッフルワッフル

286:名無しさん@ピンキー
08/03/23 20:06:17 9gih2XbE
一日に二本も投下が……!
お二方ともGJです

287:名無しさん@ピンキー
08/03/23 22:31:52 TgK3sVLZ
エロい男精霊と言えば、レオンガーラがいる。

レオンならハーレムはデフォで可能だろう。
もっとも、お相手がほぼ商売女の子になってしまうだろうけど。
あるいは第1巻で救助した神曲楽師の女の子たちか。
温泉話で猫精霊の邪魔がなければ、温泉で混浴プレイの話が書けただろうに。

288:名無しさん@ピンキー
08/03/24 02:04:15 2zRdiIQ3
お、たまに見に来てみると二つも神降臨!?w
しかも個人的順位一位のコーティ話…GJっす!

>287「温泉で混浴プレイ」
そのネタだけならマーブル2での「赤」編なら結構簡単に書けそうな気もしますが…?w

289:名無しさん@ピンキー
08/03/24 19:27:07 ris6qJdG
でもそれだと、複数男×複数女の乱交プレイにならん?

男一人に女の子多数のハーレムプレイとはまた違うシチュエーションだと思う。

290:名無しさん@ピンキー
08/03/25 09:59:30 BwyImnsI
レンバルト×ヤーディオ

291:名無しさん@ピンキー
08/03/25 13:49:03 BixAz+NK
その2人は、無いだろうw

292:名無しさん@ピンキー
08/03/26 06:31:31 aLAvDOVQ
>291
そうだよ!、ヤーディオには「付いてない」んだから出来ないじゃん!w

293:名無しさん@ピンキー
08/03/26 09:50:41 XUr3VwJd
そっちなのかw

294:名無しさん@ピンキー
08/03/26 20:37:03 wVp28U/C
>>292
ヤーディオ×レンバルトではなくレンバルト×ヤーディオだから問題無いだろ。
ヤーディオは掘られる側だからな

295:名無しさん@ピンキー
08/03/26 21:52:56 9fYeKsHy
上に行く

296:名無しさん@ピンキー
08/03/27 22:20:17 LFZAySnX
>294
それはどう違うんだぜ?

297:名無しさん@ピンキー
08/03/28 09:44:13 ivVP6D+g
攻め×受け

298:名無しさん@ピンキー
08/03/29 16:16:50 A3rLXiI5
レンバルトは、受けか?

299:名無しさん@ピンキー
08/03/29 23:52:45 Yxa1GEms
ヤーディオに「付いてない」のは排泄する必要がないってことじゃないのか?
だとしたら後ろの穴もあるかどうか…

300:名無しさん@ピンキー
08/03/31 10:42:08 wMuPU/1f
じゃあ口でだな

301:名無しさん@ピンキー
08/03/31 17:34:03 cGK+4kyR
>>299
ヤーディオは格闘の時の弱点になるのを避けるためにチンコをオミットしたんだから
三年殺し対策のために当然アナルも塞いでいるよ

302:名無しさん@ピンキー
08/03/31 17:40:28 wMuPU/1f
チンコの形をしたものがあるだけで別に弱点にはならないぞw

303:名無しさん@ピンキー
08/03/31 18:04:28 KJ+Cw4BJ
すまん!ヤーディオについてないという設定はどこにソースがあるんだっけか?
読んでないのはDVD初回限定版の書き下ろしだけのはずなんだが、それか?
(あるいはみのがしているかもしれん。。。。。)


304:名無しさん@ピンキー
08/03/31 19:02:36 cGK+4kyR
>>303
PC版3&4完結編初回版の特典冊子のヤーディオの項目
作者のコメントではっきりと格闘技の弱点になるので性器は省いているという裏設定だと書いてある

305:名無しさん@ピンキー
08/03/31 22:12:07 KJ+Cw4BJ
確認した!いやこれ見逃してたわ。。。。。。サンクス。読み込まないといかんなぁ。

306:名無しさん@ピンキー
08/04/01 17:11:03 KOgjf2Fz
省いてるって事は、付けられるって事かな?

307:名無しさん@ピンキー
08/04/02 02:45:38 DeEhsbLe
「実体化させられる」だろうね
精霊は純粋エネルギー体らしいし…

308:名無しさん@ピンキー
08/04/02 05:21:53 dkN+V6NI
レンバルトの中でせの“純粋エネルギー“が弾けでもしたら……ゴクリ

309:名無しさん@ピンキー
08/04/05 09:50:27 eSZBweVU
角ニとかにはポリフォニカスレ無いのな
ひまつぶしに某ゲームの画像弄ってプリネっぽくしたの貼ってもいいだろうか?
文章しかダメなのかね

310:名無しさん@ピンキー
08/04/05 10:29:38 Ga2OosCb
>>309
ここも過疎ってるし景気づけにいいんじゃね

311:名無しさん@ピンキー
08/04/05 12:28:54 QN+/6FaV
某ゲームねぇ…
前に「うちの妹のばあい」がこのスレで扱われとったが
そのあたりでっか?

312:名無しさん@ピンキー
08/04/05 12:56:54 eSZBweVU
んじゃとりあえず貼ってみる
ダメなら消すわ つURLリンク(homepage2.nifty.com)

>>311
いや、もっとまんまなやつ

313:名無しさん@ピンキー
08/04/05 13:57:50 RXUTJPXl
>>312
なるほどw同じ神無月さんのアレかw

つーかほしいけどそのゲームどこにも売ってないよな

314:名無しさん@ピンキー
08/04/05 15:17:23 ArJ7V+y9
魔王か?
実は最近買ったけどどこで買ったのか忘れちまったw

315:名無しさん@ピンキー
08/04/05 22:00:18 NQQp7uS9
Amazonになら確か売ってる。

316:名無しさん@ピンキー
08/04/07 02:21:52 Y6sXX+y1
保守

317:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:40:33 o7ruTbZj
あげ

318:名無しさん@ピンキー
08/04/13 02:56:12 xjJUCot8
保守と言う名の神曲

319:名無しさん@ピンキー
08/04/17 23:03:41 x/8QM385
コーティカルテがフォロンに調教されるってありかな?

320:名無しさん@ピンキー
08/04/18 02:14:44 cJm8swz1
アリアリ

逆もアリアリ

321:名無しさん@ピンキー
08/04/18 03:12:41 S/3hZlU6
ま~フォロンに合わせて調律してたつもりが、フォロンの方もコーティカルテ用に調律してしまってたからな…
アリでしょう

322:名無しさん@ピンキー
08/04/18 13:00:16 AFc8x96v
我らにもっとフォロンを! ってのには笑ったよな
単体ボウライにそこまで知性あったのかと

323:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:12:14 BVlrridi
>>322
 ∽
(>д<)<後ろからなんてだめぇ!

324:名無しさん@ピンキー
08/04/18 23:44:08 YPPCx5am
確かに

325:名無しさん@ピンキー
08/04/19 03:08:06 EnLMTQ43
>>319
コーティだけが(性的な意味で)感じる神曲を演奏して公開侮辱・・・

なんて言う妄想を・・・

326:名無しさん@ピンキー
08/04/19 19:38:51 4MMssion
それを聞いて赤面するプリネ

327:名無しさん@ピンキー
08/04/20 03:29:07 HojfHVoq
黒フォロンの調教・・・いや、何でもない

328:名無しさん@ピンキー
08/04/22 10:50:21 0AAa/YMb
こんな感じ?

「こ、こら、フォ、フォロン!?な、何を!」


「ん~~恥ずかしがってるコーティって可愛いね♪」


「ひゃ!そ、そんなと、とこをな、舐めるな!?」


「ふふ、可愛い♪」

329:名無しさん@ピンキー
08/04/22 17:49:55 MWBxS1pw
>>328
わっほーわっほー

330:名無しさん@ピンキー
08/04/22 18:41:38 WWQR9qyv
コーティ(大)のおっぱいちゅーちゅーしたい

331:名無しさん@ピンキー
08/04/23 00:14:22 /vEREziw
プリネ×コーティ

と言う神曲が

332:名無しさん@ピンキー
08/04/23 01:09:10 kYvA0vNV
>>328
いいぞwもっとやれw

>>331
3Pしか思い付かない・・・

333:名無しさん@ピンキー
08/04/23 22:33:43 TaVI00sO
>>325-326 こうですか?わかりません。

(まあ、なんてえっちな神曲なのかしら)

プリネがペルセと通りかかったアパートの前で耳にしたのは、フォロンの奏でる神曲であった。
フォロンの部屋に立ち寄ろうとするペルセを慌てて止める。

「プリ…ネ?」
ペルセが怪訝な顔をする。プリネの顔が真っ赤になっていた。

(フォロン先輩が、防音もしないでこんなえっちな神曲を弾くなんて…)

その神曲はコーティだけに効くように調律されていて、
プリネや他の精霊に直接影響を与えるものではなかった。
しかし時には柔らかな丘陵を大きく、時には鋭敏な先端を小刻みにと変化する曲調は、
フォロンが公衆の面前でコーティの全身を愛撫しているに等しかった。

(ペルセにはわからないんだから…早くここを離れないと…)

だがフォロンのコーティに対する攻めを目の当たりにして、
プリネの身体には次なる変化が起こり始めていた。

334:名無しさん@ピンキー
08/04/24 23:49:56 UPvwdNy7
これはGJとしか言いようがない

335:名無しさん@ピンキー
08/04/26 00:43:48 BWk3BQg5
GJ

336:名無しさん@ピンキー
08/04/26 01:45:45 oSJKcN6H
黒プリネがペルセの目の前でフォロンを調律とか楽しそうだなあ…
「クスクス、私も人生で一度ぐらいは自分で好きなモノを姉さんから奪い取りたかったんですよ?
私だってフォロンさん好きだったんですから、姉さんは全く気付いてなかったみたいですけど」

337:名無しさん@ピンキー
08/04/26 04:44:24 b6FvTP4R
>336
大変GJな妄想で是非とも読んでみたいですが、フォロンが対象だと「調律」じゃなくて
「調教」じゃないかな?w

338:名無しさん@ピンキー
08/04/27 23:00:24 Sr5JaTEs
プリネはエロい

339:名無しさん@ピンキー
08/04/30 13:17:55 CZGmlVQt
コーティカルテもエロい

340:名無しさん@ピンキー
08/04/30 16:52:12 z3g/Ox/x
ツゲ所長もエロい

341:名無しさん@ピンキー
08/04/30 21:44:18 sUg46LRL
「嘆きの異邦人」の女2人も極めてエロい。
あの組織入りたい。

342:名無しさん@ピンキー
08/05/03 02:05:15 xofCPuMN
保守

343:名無しさん@ピンキー
08/05/07 21:50:56 Z5mpXZJ3
>>341
裸にスーツの上着は卑怯だ

344:211
08/05/08 11:50:38 62Xrhjv8
呂布奉先かよw

345:名無しさん@ピンキー
08/05/09 03:00:29 JRk0VLMH
おいらはどこの松来未祐だよ!って思ったw

346:名無しさん@ピンキー
08/05/10 18:17:49 whRFehbK
>>345
あの人そんなカッコしてたのかw

347:名無しさん@ピンキー
08/05/16 21:57:56 BAsLc22O
保守

348:名無しさん@ピンキー
08/05/18 10:17:18 IzvtPIov
保守

349:名無しさん@ピンキー
08/05/22 10:04:33 9AYmroVJ
PSPで赤の2本を1つに纏めた物が発売されるらいな
ジャケット絵らしきものを見たんだが相変わらずチビコーティの黒ストッキングはエロいな!



ミニスカゴスロリメイドとかビキニとか大人コーティよりもエロいんじゃないか?

350:名無しさん@ピンキー
08/05/23 03:12:53 ALtg82jz
たしかに黒ストッキングのチビコーティはそそられるなw

351:名無しさん@ピンキー
08/05/23 05:02:23 /HfXlOWJ
あれにアシコキして貰って白く汚れるストッキング……み、見たい!!

352:名無しさん@ピンキー
08/05/23 11:39:53 wlFCCy0q
コーティはもう顔を真っ赤にして
「こ、こんな事をされて、き…気持ち良いのか?…ふ、ふんっ!おまえは本当に変態だなっ」
とか心配しながらも熱心に足コキしてくれそうだな!

353:名無しさん@ピンキー
08/05/23 17:10:55 /HfXlOWJ
それは、萌える

354:名無しさん@ピンキー
08/05/29 13:38:48 vz8Do45e
ほしゅ

355:名無しさん@ピンキー
08/06/02 01:19:51 Puz2Eb7M
干す

356:For Dear
08/06/02 18:25:56 VpO/gvaw
金編です。どっちかというとまぁぶるなどの二頭身キャラ。

357:For Dear
08/06/02 18:27:44 VpO/gvaw
----------------------------
ペルセルテ編
----------------------------

ペルセルテは今、一糸纏わぬ姿であった。
下着も着けていない。
形のよい、ふっくらと膨らんだ彼女の胸も露に、下半身も隠すものが何もない。
心なしか胸の先端の桜色の突起も自己主張しているようだ。
身体全体に赤みがさしているようにも見える。
それも当然。彼女は今、全身を撫でられているみたいな感覚に包まれていた。
彼女の内にある願いがわかっているらしく、その刺激は彼女の望む場所にくる。
「……ん」
時に高く、時に低く、まるでメロディを奏でるかのような水音が部屋に響いている。
ペルセルテは体が浮き上がるみたいな不思議な高揚感を感じていた。
「んっ」
彼女は再度小さく声を漏らす。
優しく髪を撫でるように落ちる液体が、彼女の耳をなぞって彼女の首筋を伝う。
そのまま彼女豊かな膨らみを包み込むように覆った。
また、それは彼女の背筋を伝って滑るように女性らしい臀部をなぞる。
彼女の乙女の場所も例外ではない。
「気持ち、いい……」
シャワーのノズルから吐き出される液体を全身に浴びながらペルセルテは呟いた。
ため息と同時につむがれた言葉はどこか少女らしからぬ艶やかささえ垣間見える。
若干見上げるような感じで上を向いている彼女の表情は虚ろ。心なしか顔も赤い。
最早心此処に在らずといった感じだ。
ただその感触と胸の鼓動に浸っているらしい。
「も、もう一回だけ……」
彼女は恥じるように、消え入りそうな声でそう告げた。
返事はもちろんない。
だが、彼女は返事を待たずにシャンプーの容器に手を這わせた。
ピクッとシャンプーの容器が跳ね、白く濁った液体を吐き出す。
その粘性のある液体が彼女の髪にかかった。
「こんなに……しなくてもいいような気もするけど」
そして、髪に塗り込むようにねっとりと白濁が髪に塗り付けられていく。
「変な臭い……しない?」
塗り付ける手が動く度に、彼女の濡れた胸がぷるんと揺れ、それに呼応して感度の良い臀部の果実もぷるぷると震えた。


358:For Dear
08/06/02 18:29:39 VpO/gvaw
胸についている水滴が見た目のみずみずしさ、張りを更に増している。
髪についた白濁の一部が顔に落ちてくるが、少女に気にする様子はない。
むしろうっとりとした表情ですらある。
ある程度髪に馴染ませた後、彼女は黒光りするシャワーの根元、球体の蛇口を捻る。
「ん、と……」
硬く天を向くシャワーのノズルがビクッと跳ね液体を吐き出した。
彼女はそれをそれを握り、液体を全身に浴び、身を清めていく。


その後、彼女は一連の動作を三回繰り返すことになる。

* * * * * * * * * * * * * * *

夕刻、この部屋の主でもあるユギリ・ペルセルテはベッドの上で大きなため息をついた。
「はぁ……」
理由は簡単、バレンタインのチョコのことである。
フォロンに渡そうとしたのだが、妹のプリネシカや所長のユフィンリーに先を越されてしまったのである。
(フォロンせんぱいぃ)
手足をばたつかせ、恨みったらしく想い人の名前を心の中で罵ってみる。
残念ながら気持ちは晴れそうにない。
当然だ。
遅れをとったのは自分の責任以外の何物でもない。
過ぎてしまったことでもある。悔やんでも仕方がなかった。
実は、彼女がため息をつく理由はもう一つあった。
(フォロン先輩が来たらどうしよ~~~~!)
ペルセルテはわけもわからなく、頭を抱えて左右に顔を振る。
ペルセルテは自分のチョコに自分の部屋に来てくれるよう手紙を書き添えていた。
だが、その後のことは何にも考えていない。
実に彼女らしい、といえばそこまでだが、全く準備がなってないのだ。
いや、一つだけできているとすれば、彼女の身体であろう。
実に四回も身体を洗っている。
それも洗いたかったわけではなく、フォロンとの“その後”を夢想、もとい妄想してたらシャンプーしたか忘れてしまった、とかいう間抜けな理由で、である。
『やったかわからないからもう一回だけシャンプーしておこう』とか言いつつ四回もやってるんだからどうしようもない。


359:For Dear
08/06/02 18:31:27 VpO/gvaw
そして準備は着る服も含んでいる。
今、現在彼女はバスタオルを巻いただけの格好でクローゼットの中の服と睨めっこしてるのだ。
(ん~、この服も好きなんだけど)
ペルセルテは一つ服を取り出した。最近のお気に入りの服である。
若い女の子がよく着るような、肩や胸元などの露出が多いデザインの服だ。
彼女はその服を持ち上げ睨めっこして――
(でも、これでフォロン先輩にエロイ娘だと思われたら嫌だしなぁ)
――そして仕舞う。
(これにしようかな)
そして別の服を取り出し――
(でもちょっと地味かも)
――仕舞う。
以下略。
実に幸せな悩み事である。
誰かがいれば『風邪をひくから早く服を着なよ』と助言したろう。
しかし、今日は生憎一人であった。
妹のプリネシカも何処かへ出かけている。恐らくはフォロンのことを待っているのだろうが。

 ……計画的で良妻になりそうな妹に勝てる気がしない。
そのことが彼女を悩ませていた。
妹に勝っているところといえば、胸か。
(どうしよ?)
ことコーティカルテに関しては『精霊だから』とはね除けることができたが、今回はそうもいかない。
半分精霊とはいえ、人間だし、妹である。
それもよくできた妹だ。
チョコも先に渡されてしまったし……。
「障害が多すぎるわ」
がっくりと項垂れる。
今さらながらにフォロンとのラブラブエンドへの道のりは遠いと再認識するペルセルテだった。

* * * * * * * * * * * * * *



360:For Dear
08/06/02 18:33:58 VpO/gvaw
ピンポーン

突然チャイムが鳴った。
「あ、は~い」
少しの期待を胸に、玄関へ向かう。
もちろんフォロンが来てくれたのだと願って。
恐る恐る扉の覗き窓を覗く。
(フ、フォロン先輩だ――!)
嫌が応にも高鳴る心音。
慌てて扉を開ける。
「フォロン先輩っ、来てくれたんですね」
「う、うん。手紙に書いて……あった……から……」
フォロン先輩がホントに来てくれた。その喜びで胸がいっぱいになる。
(今日は先輩と二人っきり~)
鼻歌まで出そうな勢い。
「あ、あの……ペルセ?」
やっぱり夜に二人っきりといったらアレよね。
「ペルセってば」
どうしよ。私の初めて今日あげちゃうかも。
「ペルセ!」
「もうっ、なんですかぁ? せんぱいっ」
「服、服!」
「え、服がどう……」

ふと自分を見る。
どうもこうもなかった。バスタオル一枚で玄関に出る女性がどこにいるだろう。
「あ、あ、あの……」
言い訳しなきゃ。
「実は、その……お風呂――」
パサリ
「……」
「……」
絶句するフォロン先輩。状況を理解できない私。
バスタオル一枚で玄関に出ましたね。
慌てて、バスタオルを落としてしまいました。
つまり。


「み、見られ……お嫁……せんぱ……だめ……ふぇ」
「ペルセルテっ、ペルセっ!」

あまりの衝撃に私は床に倒れ込み――先輩の呼ぶ声を聞きながら――気を失った。


 次に目覚めたのはベッドの上だった。
「んん」
(どうしたんだっけ……)
未だはっきりしない頭でそんなことを考える。
確か今日はバレンタインだったよね、とそこから思い返していたら寝室の扉が開いた。
「あ、気づいたんだね」
フォロン先輩だ。
彼を見た瞬間、一気に記憶が戻ってきた。
(そうだ、私、先輩を部屋に呼んで……)
同時に自分の姿を見る。


361:For Dear
08/06/02 18:36:13 VpO/gvaw
布団をはね除けた私は寝間着を着ている。
もちろん自分で着た覚えはないから、フォロン先輩が着せてくれたのだろう。
再度顔が熱くなる。
「あ、あのフォロン先輩、見ました……よね?」
まぁ、見てないわけがないのだけど。
むしろ見ないで女性を着替えさせるとか、凄い特技かもしれないしね。
先輩はまずキョトンとした後、思いだしたのか、
「あ」
と言って顔を赤くさせた。
たぶん自分も同じくらい赤いのだろう。
「いや、その、ごめんね」
「やっぱり」
現実そんなに甘くないか。
それでも慌てて先輩はフォローしようとしてくれる。
「あ、でもね。そんなはっきりと見たわけじゃないんだ。君が突然倒れるもんだから、慌ててタオルをかけてさ。
 寝室に運んだ後、寝間着を……」
ここで新しく入った情報によりますと、クローゼットも覗かれてしまったようです。
そりゃ、そうだよね。服を着せないといけないもん。
下着が見られても……見られても……ブラジャーだって……ぐすん。
「だ、大丈夫だよ。ホントに」
どんどん表情が暗くなっていく私を気遣っての言葉だろう。
先輩はホントに優しい。
やっぱりショックだけど。
「お嫁に……行けないです」
せっかくフォロン先輩が来てるのにテンションが上がらない。
――なんか今日は厄日かも。
「そんなことないよ。見たのも一瞬だったしさ、別に普通だったし」
――普通って……、ある意味ショックです。
一生懸命気をつかってくれてるのはわかるのに、言葉が胸にグサリと刺さってくる。
なんていうか、意中の人に『嫌いじゃないよ』とか言われた時の気持ち。
フォロン先輩に悪気がないのはわかってるのに、恨めしく思ってしまう。

私は、貴方にとって何ですか。
私をどう思ってますか。
私の身体って魅力がないですか。

声には出さないけど、そんな疑問が頭を過る。
好きだという気持ちを伝えてない私が一番悪いんだけどね。

「えっと、それで、用事って何だったのかな?」
唐突な先輩の質問でやっと思い出した。
そうだ。先輩を部屋に呼んだんだ。自分の気持ちを伝えるために。
「熱とか……風邪ひいてるなら、また後ででいいんだけど」
「……あっあの!」
「なんだい?」
ちょっと自分でも息が荒い気がする。仕方ないよね、凄い緊張してるもん。
今がチャンス。
「わ、私……」
でも何て言うか考えてなかった。

362:For Dear
08/06/02 18:37:41 VpO/gvaw
上手い言葉なんて考えられないし。
「す、す、す……」
「す?」
ダメだ。心臓がバクバクいってる。
もう無理。

「わ、私、すっごい熱があるんです!!」

「え、熱?」

ちっが~~~~~~~~~~う!!

そうじゃないです。言いたかったことは別にあるんです。
でも怖くて言い出せなくて……。
「それじゃあ、後日また来るよ」
「え、や……」
持ってきた鞄を持ち帰路につこうとする先輩。
か、帰っちゃダメ。
「あっ、でも、熱は計っとこうかな」
先輩はふと立ち止まり、ベッドの側に戻ってくる。
そしてそっと私の後ろ頭に手を回すと、引き寄せて額同士をコツリと当てた。
「え、あっ――」
先輩にとっては、単に熱を計るだけの行為だったのかもしれないけど、私の胸は高鳴る。
その行為は先輩が私の体温を感じることができるのと同様に、私が先輩の体温を感じることができるものだったから。
額に伝わる暖かさに、心まで暖まるようだ。
(お兄さんみたい……)
いもしない兄を感じてしまう。
まるで歳いかぬ少女にされてしまったように、私はフォロン先輩を見上げた。
「ん~、ホントだ。ちょっと熱いね」
「え、うそ」
どうやら先輩の急接近に緊張して、本当に体温が上がってしまったらしい。
確かに、少し頭もぼうっとするような。
でもこんな先輩と一緒にいられるチャンスを逃したくはない。


363:For Dear
08/06/02 18:39:49 VpO/gvaw
「うそって……。ペルセが言ったんじゃなかったっけ?」
苦笑いしながらフォロン先輩はそう言った。
「そ、そうなんですけど。そうじゃなくて……」
「?」
言わなきゃ。私の気持ち。

「私、フォロン先輩のことが好きなんですっ。先輩にお熱なんです」

「……え?」
言っちゃった。
フォロン先輩は驚いた顔でこっちを見ている。
当然だろう、こんなに急に、ベッドの上から告白されるなんて誰が思うだろうか。
しかもこんな言葉で。
でも先輩なら、わかってくれると思う。
わかってほしいと願うのは、我が侭だろうか。
「ん、えっと……参ったなぁ」
数刻後に、頬を掻きながら先輩はそう言った。
「まさかこのタイミングに告白されるなんてね」
「じゃあ」
失敗しちゃったのだろうか。
「ペルセ、目を瞑ってくれないかい」
「はぁ……」
言われた通りにする。
目の前でゴソゴソと動く音と気配だけはわかった。
何をするんだろう。
――チュッ
「あ」
今、額に……。
「これが返事じゃ、ダメかな?」
照れた顔でそうフォロン先輩が聞いてきた。
私の胸に歓喜が広がる。
(それって、オッケーってことよね)
それが私を更に大胆にさせる。
「だ、だめですっ。ここに下さい」
唇を指差し上目遣いに先輩を見つめる。
「うぐ、それは……」
「せんぱい」
「……わかった」
「んっ」
目を瞑って待つと腰をぐいっと引き寄せられた。
唇に柔らかく温かい感触がくる。
軽く二、三度触れた後、舌先で先輩の唇をなぞる。
確か、こうするんだよね?
あんまりこういった経験がないので、内心ドキドキしながら気持ちを伝える。
薄目を開けるとフォロン先輩の顔が目の前にある。
(私、ホントにフォロン先輩とキスしてるんだ)
数回ほどなぞると先輩も舌で応えてくれた。
私たちの舌先が交じりあう。
緊張と自身の経験の無さで、先輩のキスが巧いのか下手なのかはわからない。
けど先輩の性格が伝わってくる丁寧さはわかった。
何より好きな人との口づけは、想像してた以上に気持ちよくて、このまま眠りに落ちてしまいそうだった。
私は口づけを交わしたまま、ベッドにゆっくりと押し倒される。
背中に感じる先輩の腕に男らしさを覚えた。
見た目は細く中性的な感じさえうけるが、抱かれてうける印象は違うみたい。
そして、だんだん慣れてきた私たちは舌の絡みも激しくなっていった。
「ん……ちゅ……んむ」


364:For Dear
08/06/02 18:41:34 VpO/gvaw
「ん……ちゅ……んむ」
身体の奥が熱い。
何かに掻き立てられるようにフォロン先輩にしがみつき、唇を奪う。
「ん……んっ!?」
先輩の指が私の胸に触れた。
ちょっとビックリして身体が跳ねてしまう。
それに反応したのか先輩もビクッとしている。
先輩のことだ。『痛かったのかな』とか心配したに違いない。
私は先輩を安心させようと、さらなる行為へと誘うため、自らの手を先輩の手に重ねた。
口を交えているから言葉じゃなくて、体で伝える。

――気持ちよく、してください。

重ねた手で自分の胸を揉む。
それでも先輩の手の感触がするだけで、いつもと気持ちよさが全然違う。
私は先輩にオンナノコの身体について、自分を使って教えていく。
――女の子の胸ってこんな感触がするんですよ。
――こうやって触るとキモチイイんです。

普段だったら絶対できない大胆なことをしてると、自分でも思う。
でも不思議と止めようと思わなかった。
自分の性癖を暴露してるようで恥ずかしいのに。
次第に先輩の指にも力が入ってきた。
先輩の意思で私の胸に触れている。
「んは……」
鼻から抜けるような甘い声がでてきた。
自分もこんな声が出るんだ。
先輩の指は私の胸全体を柔らかく包み込み、時折先端をかする。
「んっ――!」
その度に私の身体は敏感に反応してしまう。
(先輩だから、だよね)
決して私がエッチなわけではない。と自分に言い訳をしつつ、先輩の愛撫に身を委せた。
先輩はさらにその手を下腹部の方へと移動させた。
いよいよ私のオンナノコの部分に触れてしまう。
緊張で私は無意識に力を入れていた。

くちゅ。

は、はいってきたぁぁぁぁあああ。
私は心の中で大声をあげてしまう。
私の秘処は濡れていた。
先輩の指の感触でわかった。
私だってこれが快楽の証であることぐらいの知識は持ってるつもりだ。
目をそらそうとして、先輩と目があった。
「濡れてるね」
「い、言わないで、ください」
「ごめんごめん」
先輩は冗談混じりに謝るが、私は顔が火照ったように熱い。
恨めしいので先輩を睨み付けた。「あ、いや、ごめんね。そんな涙目で睨まれると思わなくてさ」
「泣いてなんかッ、ないです……」
先輩はひどいです。女の子の気持ちには鈍感なのに、こんなに……私を好きにさせて。
「謝るよ、その分頑張るからさ」
そう言うと先輩は、服を脱いだ。
「え、あ、わぁ」

365:For Dear
08/06/02 18:43:44 VpO/gvaw
先輩の体は一言で言うと綺麗だった。
中性的と言われるらしいが、私から見ればやっぱり男性らしい体つきである。
そしてやっぱり視線はある場所へいってしまう。
「いや、そんなまじまじと見られても」
「さっきの仕返しです」
なんていうか想像よりもおっきい。
こんなの私の彼処に入るのかな。
「えと、じゃあ」
「あ、はい」
先輩の声で我に返った私は、先輩のモノを導く。
「ここ?」
「そ、そうです」
先輩の感触を秘処に感じる。
(あ、あつい)
思ったよりあったかい。
「いくよ」
「は、はいッ」
いよいよだ。
どうしよう。正直にいうと、怖い。
油断してると震えで歯がカチカチいってしまうほどだ。
手足もガチガチに力を入れている。
「ペルセ、力を抜いて」
先輩に声をかけられるが、どうやっても力が抜けない。
(む、無理。こんなの入らないよ)
「えっとこういうときは……」
先輩はそう言うと私の胸にくちづけた。
「ひゃっ」
ぐぐっ
私の力が抜けたのと同時に先輩は自らのモノを入れてきた。
「はっ、はっ、はっ」
苦しい、息がしにくい。
先輩のモノが私の秘処を押しひろげているのがわかる。
「もうすこし」
(えっ、まだなの?)
もう限界だと思ってたのに、まだ先輩のが全部入りきっていないようだ。
先輩は再度私の胸にくちづける。
そして先端を口に含むと舌先でチロチロと弾いた。
「んっ、んぁっ」

ずんっ
「ッ~~~~~~~~!!!!」
声にすらならない。
“初めて”を失った痛みと、先輩のモノを受け入れている圧迫感が尋常ではない。
「かっはっ」
「大丈夫?」
先輩が心配そうな顔で覗いてくる。
大丈夫です。そう言おうと思ったが、声が出てこない。
実際のところ大丈夫ではなかった。
浅く速い息継ぎを繰り返す。というより空気が胸まで入ってこない気がする。
私は助けを求める意味で先輩へと手を伸ばした。
「落ちついて、ゆっくり」
先輩は私の手をとると温かく握りしめ、声をかけてくれる。
もちろん、腰を動かすようなことはしない。
私を気遣ってくれているのだ。


366:For Dear
08/06/02 18:47:03 VpO/gvaw
「はぁ、はぁ、は、は」
段々と私は呼吸を落ち着かせていく。
何より先輩の気遣いが嬉しくて、頑張ろうと思ったから。
「……ぱい」
「え?」
「だ、大丈夫です。動いていいですよ」
「で、でも」
「動きたいですよね?」
先輩にそう聞くと、一瞬戸惑うような表情になる。
どうやら図星らしい。
「いいですよ?」
「ごめん、できるだけいたくないようにするから」
先輩はそう言って自分の腰をゆっくり引いた。
先輩のその……“返し”の部分が内側をなぞっていく。
「んっ」
そしてまた押し入ってくる。
辛くないと言えば嘘になる。
痛みは残っているし、苦しい。
それでも先輩が私だけを見てくれて、私を感じてくれている。
今はそれだけで十分だった。
「ぺ、ペルセ」
「せんぱい」
先輩の動きが段々速くなってきた。
コツコツと身体の奥まで突かれている感覚さえ覚える。
身体がこれ以上ないくらい熱かった。
もう何もまともに考えられない。
「せんぱいぃ」
腕を精一杯彼の方に伸ばし、ねだる。
「だきしめて」
先輩は私を軽く起こすと背中に手を回した。
私たちは抱きしめ合う形になる。
私はというと、先輩の肩にそっと頭を預けた。



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