神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ2 at EROPARO
神曲奏界ポリフォニカシリーズでエロパロ2 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
08/02/10 16:36:07 kBPxJ5Sv
GJ!
新たなフォロンの可能性を垣間見た

151:名無しさん@ピンキー
08/02/10 18:13:32 +MqhNxTF

まだまだ世界は広がりそうだ

152:名無しさん@ピンキー
08/02/10 19:19:36 9VE+Ye90
GJ

153:名無しさん@ピンキー
08/02/10 20:29:04 kaii24UI
>>130-138
乙!青は意外に好きだw

>>142-148
コーティテラ萌えす
これはイイ!

154:名無しさん@ピンキー
08/02/10 21:39:26 kBPxJ5Sv
流れをぶった切って悪いが、みんなに聞きたいんだ。


フォロンの夜のオカズは

①もちろんコーティ
②コーティカルテをオカズにするなんてとんでもない!


どっち?

155:名無しさん@ピンキー
08/02/10 21:44:12 +MqhNxTF
③ ・・・ユフィンリー所長にしとこ

156:名無しさん@ピンキー
08/02/10 21:54:07 89ghdLYx
毎晩コーティがフォロンに気付かれないように抜いてるから不要

157:名無しさん@ピンキー
08/02/10 22:27:49 +MqhNxTF
「・・・また夢精してるorz」
「フ、フォロンどうした~?」

158:名無しさん@ピンキー
08/02/10 23:27:22 u3qb/DJu
>157
ん?フォロンが気づかないうちにしてるんだと、夢精してることにも気が付かないんじゃない?w

159:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:16:23 JnYp+mXw
だがある日、とうとうフォロンが気付いてしまった。
迸る快感とともに目覚めたフォロンが見たのは…
・馬乗り
・口
・足

160:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:42:31 MdGfdwOH
馬乗りに一票

161:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:08:18 s+ucTnuT
>>157
フォロンが気付く前にコーティが気付いてるかと

>>159
全部(ォィ

162:名無しさん@ピンキー
08/02/11 03:29:17 dy7B+HPG
フォロンはコーティでオナってるようなそうでないような・・・

163:名無しさん@ピンキー
08/02/11 20:52:23 1jUsB1LI
そんな甲斐性があったらとっくに一線を超えている

164:名無しさん@ピンキー
08/02/12 22:18:24 6kBZl1+O
いや、以外とコーティに気付かれないよう巧みにコーティで自慰してるとか。

165:名無しさん@ピンキー
08/02/12 23:10:35 5fbDYY1N
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

166:名無しさん@ピンキー
08/02/12 23:12:24 mmYnXSQl
個室トイレ以外でそんな隙は無いだろ

167:For Dear
08/02/14 23:44:20 QdI7B7fl
投下します。

○非エロです(Hシーンまでいきません)
○バレンタインネタ

168:For Dear
08/02/14 23:45:32 QdI7B7fl
近年フォロン達の暮らす将都トルバスにおいても、ある行事が流行の兆しを見せていた。

それは、バレンタインデー。

恐らくは何処からか情報を得たお菓子会社の陰謀に端を発するのであろうが、恋する乙女や野獣のような男共には、そんなこと何の意味もない。
『今日こそあの人に……』『俺は何個貰えるだろうか』『ふん、どうせ俺は貰えねぇよ』etc……。街中が妙に浮足だっている。
まさに年に一度の大イベントに発展しつつあるわけなのだ。

そしてそれを耳聡いツゲ神曲楽士事務所の女性陣が知らないはずはなかった。
コーティカルテの読む雑誌がバレンタインデーの特集が組まれているものだったり、
ペルセルテやプリネシカの鞄の中には、出番を待つチョコレートが眠っていたり。
ユフィンリーも机に隠していたりと例外ではない。
むしろ呑気なのは、

「んっ……ん~~~~~~~」
「「「「…………」」」」
ふとフォロンが背伸びをすると、皆の視線が彼に集まった。
「ど、どうしたの?」

気づいていないフォロンだけという――最早お約束の展開なのだ。

「いや、別に」
と、レンバルトは、にやりと笑い自分の仕事に戻る。
彼もまたこの状況を楽しんでいた。
何が面白いのかって、女性陣の心理戦である。
今、彼女達は“誰が最初にフォロンにチョコレートをあげるのか”を競っている。
本来は“フォロンの心に残るようなバレンタインを”なのだが、それにはやはり“最初”であることが有利なのは明白。
そこで四人で最初を争っているのである。
『さっさとあげればいいじゃん』と言われるかもしれないが、そうもいかない理由がある。
まず、ペルセルテとプリネシカ。
彼女らはフォロンの最も近くにいて、手渡しやすい位置にいる。
しかし互いが互いをよく見えるので、鞄に手を伸ばすとすぐにバレてしまう。
だから先程から牽制しあって硬直状態である。
次にユフィンリー。
彼女の場合は定位置で既に他の三人に劣っている。
手渡すには少々遠く、持って行こうとすれば紅蓮の双眼に睨まれる。
何よりコーティカルテの手元でパチパチ音がするのだ。
これでは手を出し難い。
最後に、コーティカルテ。
誰かがチョコレートをあげようものなら精霊雷をぶっ放し兼ねない彼女は、フォロンの背後から殺気で辺りを牽制している。
見ようによっては彼女が一番有利なのだが如何せん、チョコレートを持っていなかった。


169:For Dear
08/02/14 23:47:07 QdI7B7fl
そういった訳で朝から緊張感の張りつめる職場は、席を離れるのも憚るような雰囲気につつまれ、仕事がいつもより五割増しに捗るという副産物すら産んでいた。
しかも午前中三時間、昼食後更に五時間ずっとこの硬直状態なのだから驚きを通り越して呆れるというもの。

更に長針が半周して、久しぶりの変化が訪れた。
「ふぅ……」
パタリ、と読んでいた雑誌をコーティカルテは閉じる。
すっくと立ち上がって己が主に話しかけた。
「フォロン」
「ん? どうしたのコーティ」
他の三人に緊張が走る。
「……少々用事があるので出かけてくる。遅くなるかもしれんから、仕事が終わったら先に帰っていてくれ」
「うん、わかった」
ホッとフォロンの死角でユギリ姉妹が安堵のため息をついたのは言うまでもない。
ライバル、いや敵が一人減るのだ。しかも大本命が。
また彼女が居なければ“フォロンにチョコレートを渡せない”という最悪の事態は避けられそうなのである。
二人のため息も当然だ。
無論、コーティカルテも考えなしに出かけるわけではない。
出かける理由は、彼女にとって今までの状態を維持するのが不利だからだ。
前述の通り、彼女には肝心のチョコがない。
つまり彼女は、作るにしても買うにしても、まずチョコを手にいれなければ勝負にならないのだ。
「行ってらっしゃい。コーティカルテさん」
「あぁ、行ってくる」
見送りの言葉をかけるプリネシカも返すコーティカルテもどこか毒を含んでいるような感じを受ける。
そしてコーティカルテは最後に不敵な笑みを浮かべ、将都の喧騒に消えていった。
(あと三人)
より一層の緊張が走る。

(うぅぅ……)
ところで、ペルセルテには別の件で緊張していた。
(と、トイレ……)
午前中の緊張感故か、昼食の時に水分を取りすぎたのが祟った。
完全に彼女の失策である。
(早く、しないと)
ぎゅっと太股の上で手を握りしめる。
とはいえ、彼女の妹たるプリネシカは微塵も隙を見せない。
むしろ、コーティカルテが居なくなった分、ユフィンリーの警戒すらやってのけている。
(……しかたないな)
ペルセルテはゆっくりと立ち上がる。
鞄は置いたまま。
(できるだけ早く戻ってこよう)
彼女はお手洗いに発ったのだ。


170:For Dear
08/02/14 23:48:31 QdI7B7fl
 ここからはあっと言う間であった。
「フォロン先輩、これなんですけど」
「え?」
地の利を活かしたプリネシカの先制である。
「今日はバレンタインっていって、女の子が男の人にチョコレートをあげる日なんです」
「へぇ、そうなんだ」
初耳であるフォロンは素直に感嘆の声をあげる。
ユフィンリーが頭を抱えているのには気づくわけもない。
「だから、はい」
「僕に? ありがとう」
朴念仁らしい反応をしつつプリネシカのチョコレートの入った包みを受け取る。
「レンバルト先輩も」
「お、サンキュ」

「あ、私も持ってきてるのよ」
半刻遅れてユフィンリーが机の中から箱を取り出す。
「所長命令よ、味わって食べるよーに」
「はい」
「うぃっす」
半分冗談を絡ませ、フォロンとレンバルトにそれぞれチョコレートを渡した。

さらに遅れて。
「あ~~~~~!!」
お手洗いから戻ってきたペルセルテ。
時既に遅し、である。
「そ、そんなぁ~」
がっくりとペルセルテはうなだれる。
「あの……フォロン先輩」
「えっと、君も?」
「はい……あの……これです」
(な、なんでこんなに暗いんだろ?)
一抹の疑問を感じながらもフォロンは彼女からチョコレートを受け取る。

その日、事務所でのペルセルテは終始暗かったとか。

続く。

171:For Dear
08/02/14 23:50:35 QdI7B7fl
投下終了です。

エチシーンまで間に合わなかった……orz
あとお手洗い云々で気を悪くした方、申し訳ない。

172:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:10:53 T5ARaKML
良いんでない
Hシーン無くてもニヤニヤ出来れば良いしw

173:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:13:58 jqKKDFhN
>>171
GJ!
ぜひとも続きをw

174:名無しさん@ピンキー
08/02/15 07:30:20 HiIo1TTe
>>171
良いねぇ
続きが気になるよ。

175:名無しさん@ピンキー
08/02/15 22:29:54 k+X2l/3r
バレタインネタGJ!!

176:名無しさん@ピンキー
08/02/15 23:35:05 iMXxG9Yc
当然コーティが戻ってきてからの話もあるんだろうな。

177:名無しさん@ピンキー
08/02/16 01:59:26 UzCGB5zl
GJ!続きがスッゲー気になった!w
リアル世界のバレンタインのことなんて気にならなくなるくらいに良かったヨ!w

178:名無しさん@ピンキー
08/02/16 16:28:06 1g4A0UXr
学園編来る?

179:名無しさん@ピンキー
08/02/16 18:00:51 b+vMyNlX
>>171
>トイレ云々
ペルセルテの膀胱が満タンだから、その股間の染みが見ものです。

180:名無しさん@ピンキー
08/02/18 17:27:58 lh54EgTs
たしかに我慢してたペルセに萌えたw

181:名無しさん@ピンキー
08/02/18 21:21:02 QcQn14XG
そういえば、まあぶるでコーティカルテって神曲無しで大人の姿になってたよな。って事は、フォロンに神曲を長時間、続けて奏でてもらって力を溜めて大人の姿でってありかな?

182:名無しさん@ピンキー
08/02/18 21:59:24 JHnhEVu7
個人的にはあり。エロパロとしてもそれぐらいないとね。
ただ、大量に貯めておけるかは……

183:名無しさん@ピンキー
08/02/18 22:18:56 QcQn14XG
1~3時間ぐらいならOKかな?

184:名無しさん@ピンキー
08/02/18 22:37:04 7lL+iaYk
常時大人のほうがありがたいんだがなあ。

185:名無しさん@ピンキー
08/02/18 22:43:19 QcQn14XG
確かに

186:名無しさん@ピンキー
08/02/18 23:18:38 B/vwj1K2
小サイズの方が日常以外の"あっち"も萌えてしまう僕は異常ですか?

187:名無しさん@ピンキー
08/02/19 03:02:33 ulVktcu+
あー、力を溜め込んでおいて初めてを…、で一回目。
んでそのまま2回目に突入するも途中でバッテリー切れwを起こして、んでも
そのまま…

「ば、ばか、やめないか!そんな大きなの今の私には無理だ!」

的な展開はどうでしょう?これを見てる親切なSS職人さん?w

188:名無しさん@ピンキー
08/02/19 09:59:36 niup0rb2
大人はケバイからダメ

189:名無しさん@ピンキー
08/02/19 12:58:38 RXlxB5F2
ちっこいほうロリだからダメ

190:名無しさん@ピンキー
08/02/19 19:33:30 HgrrMbLP
>>180
明日は『尿もれの日』だから、それにちなんだバカネタです。
『ガーターベルトはショーツの上』と云う神奈月仕様だから、ツゲ事務所の娘の膀胱は鍛練済みです。

191:名無しさん@ピンキー
08/02/19 22:59:03 W/5/449C
>>190
>ツゲ事務所の娘の膀胱は鍛練済みです。
卑猥な響きに萌えたw

192:For Dear
08/02/20 00:13:41 vv+nndGR
続きを投下します。


>>190-191
自重しろww

193:For Dear
08/02/20 00:15:05 vv+nndGR
------------------------------
ユフィンリー編
------------------------------

「さてと……どうしようかな」
仕事を終え、一人戸締まりをするフォロンは呟いた。
「チョコレートか……」
ユフィンリー、プリネシカ、ペルセルテにもらったチョコレートのことである。
当初持ち帰って食べようかと思っていたのだが、何か彼には嫌な予感がした。
(持ち帰るとチョコレートが跡形もなくなってしまう気がする……)
いつになくフォロンは冴えていたと言えよう。
恐らく家でチョコを食べているところを契約精霊に見られようもんなら、チョコは精霊の腹の中か、もしくは滅却されていたに違いないからだ。
「う~ん」
暫く三つのチョコと睨みあう。

「これにしよう」
決めるのに凡そ三十分かかった。
相変わらず優柔不断な男である。
(最初はやっぱり所長のかな)
手に取ったのはユフィンリーのである。
箱にリボンを巻いた、デザインもシンプルなものだ。
ペルセルテやプリネシカと比べると大人っぽさを感じる。
フォロンはそっと箱を開ける。
「へぇ」
2×4の仕切りの間にそれぞれ形の違った一口サイズのチョコが入っている。
香りもとても上品で、売られていても僕には買えそうにはないなぁ、とフォロンは少し苦笑した。
「ん?」
ふと蓋の部分に紙がついているのが見える。
「なんだろ?」
剥がしてみると、どうやらユフィンリーの手書きらしい。

『7時頃に私の部屋に来て
 ユフィンリー』

「って……もう時間だ!」
戸締まりや最初のチョコを決めるのに時間を使い過ぎたらしい。
いつもなら彼がとっくに家でのんびりしてる時間だ。
慌ててハーメルンに乗って彼女の家へと向かうフォロンであった。

* * * * * * * * * * * * * * *


194:For Dear
08/02/20 00:17:04 vv+nndGR
「あら? 来ないのかと思ってたんだけど」
遅刻してきた彼をユフィンリーは暖かく迎え入れた。
当たり前だが仕事の時よりラフな格好である。
胸元が開いているし、化粧も薄めだ。
ちょっと女性の内側を覗きみるようで、フォロンは内心ドキリとした。
しかしどうやら彼が来ることをあまり期待していなかったらしい。
よくわからないフォロンは尋ねる。
「え? でも“私の部屋に来て”って書いてありましたけど」
「あ、いいのいいの。紅茶でいいわね」
彼女はフォロンをリビングに通すと、紅茶の準備に取り掛かる。
(他の娘たちにも呼ばれてると思ったのに……)
ユフィンリーは紅茶ができるまでそんなことを考える。
(双子ちゃん、チョコレートをあげただけなのかしら)
間もなく、紅茶が出来上がった。
(ま、いっか)
「はい」

「あ、ありがとうございます」
一方のフォロンは上司の呼び出しに少々戸惑っていた。
(なんかミスでもしたかな)
あれこれと最近の仕事を思い返す。
(あれは大丈夫だったし、あれもミスはしたけどカバーできる範囲だったから……)
心当たりが有りすぎるのもどうかと思うが、もう少し勘を働かせてほしい。
見当違いも甚だしい。

フォロンが二口目の紅茶を口に含んだ時、ユフィンリーはいよいよ話を切り出した。
「それで、チョコレート食べてくれた?」
「開けた時に手紙に気付いたので、まだ」
「食べないの?」
「それじゃ」
フォロンは鞄の中からチョコレートを取り出し、一つ口に含む。
上品な外見通り、チョコレートは口の中でゆっくり溶けていく。
甘すぎず、苦すぎず、フォロンにとっては丁度いい甘さ加減であった。
「おいしいです」
「そう? 良かった」
少しの間、沈黙が流れる。
フォロンは話題を見つけようと頭をひねった。

「何処のですか?」

「え……?」
一瞬にして、空気が変わった。
音があったならば、

ちゅどーん。

であったろう。
(し、しまった――。)


195:For Dear
08/02/20 00:18:50 vv+nndGR
フォロンは自分がミスを犯したことに気づいた。
だが、どこだかわからない。
いや、彼は自身の言った『何処のですか』というさりげない一言が引き金を引いたことぐらいはわかる。
その台詞の何がいけないのかがわからないのだ。
「フォロン」
「は、はい」
何がいけなかったのか、それは――

「これね、手作りなの」

『何処のですか』詳しく言えば『何処で買ったチョコレートですか』。
そこには“ユフィンリーの手作り”という可能性が入ってなかった。
それは、フォロンと同様に忙しい身である彼女がまさか従業員のために自ら作るはずがない、という彼の予想から来たものだ。
確かに彼の予想は半分正しい。
いくら面倒見のいい彼女といえど、忙しい合間を縫って手作りチョコを“ただの”従業員にはあげないだろう。
事実、悲しいかな、レンバルトのは買ったやつだったりする。
「えっと……」
つまり、ユフィンリーにとってフォロンが部下とかそういうのではなく、もっと大事な“なにか”なわけである。
ここまであからさまなのだから、フォロンにも気づいてほしいものなのだが。

「え、じゃあ、このリボンとかも自分で?」
ちゅどーん。

何とかムードを変えようと振った話題でまたも地雷を踏んだ。
制服のデザイン決めた時のことを考えればわかりそうなものだが。
「……じ、冗談です」
もはや、同情の余地もない。
ユフィンリーの目が怖い。
彼女は無言のまま立ち上がり、フォロンの目の前に来る。
「所長?」
そしてフォロンの胸ぐらを掴むとそのままベッドまで連れてって押し倒した。
「……この鈍感」
言ってそのまま口付ける。


196:For Dear
08/02/20 00:20:30 vv+nndGR
「んんんんんっ」
唇を触れ合わせるだけではない、大人のキス。
ユフィンリーが誘うようにフォロンの上唇をなぞる。
フォロンが驚いて口を開けたその隙をつかれ舌が入ってきた。
「んん」
頬の内側をユフィンリーの舌が舐める。
他人の舌が入ってくる。その感触、味覚にフォロンは戸惑うばかり。
そして彼女の舌は彼の歯茎をなぞった後、彼の舌と絡み合う。
(何がどうなってるんだ)
初めての経験、それも相手が先輩であり上司のユフィンリーである。
フォロンは頭がぐちゃくちゃであった。
たどたどしく、彼女の舌の動きにされるがままになっている。

「ぷは」
一時、彼女が口を放した。

「あの所長――んむっ」
再び、彼女の唇がフォロンの唇と合わさる。
ユフィンリーの香りが彼の鼻孔をくすぐる。
ちょっと落ち着いたフォロンが初めに思ったこと、それは、彼女の唾液は紅茶の味がした。ということ。
匂いが味が脳内を甘く染めていく。
また、フォロンの体のいたるところに、ユフィンリーの女性らしい柔らかい身体の感触がする。
もちろん、互いの服ごしではある。
だが、それでもフォロンには十分刺激だったし、それだけ彼女の身体つきが女性らしい、ということでもある。
特に彼の胸元に感じる柔らかい感触は、思わず服の中身を幻視してしまうほどだった。
彼は無意識の内に彼女の背に手を回していた。

「ん……ん…………んっ」
彼女はゆっくり、名残惜しむように唇を放す。
彼らの間に橋が架っていた。

「その気になってくれた?」
回された手に気づいて彼女は言う。
「えぇ、まぁ」
嘘はつけまい、というよりバレているだろう、とフォロンは思い正直に言った。

「でもなんで所長が?」
「こういう時くらい名前で呼んで?」
「ユフィンリー……先輩」
「……ま、いいわ」
彼の上から降りたユフィンリーは服のボタンを一つずつ外す。
「気に入ったから……じゃ、ダメ?」
冗談めかしてそう言った彼女は、服を脱いだ。
露になった胸が微かに揺れる。
思わずフォロンはごくりと唾を飲みこんでしまった。
(――って、女性だけ脱がしちゃまずいな)
慌てて自分の服を脱ぎ始める。
数分後、二人とも一糸も纏わぬ姿になった。


197:For Dear
08/02/20 00:21:53 vv+nndGR
フォロンは改めてユフィンリーの姿を見る。
(綺麗だな)
有体だがフォロンはそう思う。
確かに彼女は綺麗だった。
大きいというほどではないが形の良いふくよかな胸。
スラリとしてくびれたウエスト。
柔らかそうな太股、etc……。
実に均整のとれたプロポーションである。
「いや、そんなに見られると、恥ずかしいんだけど」
「え、あ、すいません」
ずいぶんまじまじと見ていたらしい、彼は慌てて謝る。
「謝ることはないわよ」
くすりと微かに笑ったユフィンリーは、フォロンの首に腕を回し、三度目の口付けをした。

「ん……んむ」
三度目でお互い馴れたのだろう。
二人はねっとりと互いの舌を絡めあう。
そしてそのままベッドに倒れ込んだ。
フォロンは彼女の舌を受けとめながら、そっと彼女の背に触れた。
腰の辺りから襟足まで撫でる。
「んっ」
彼女が小さく反応した。
滅多にない彼女の反応に、フォロンはさらに指先で、触れるか触れないかギリギリのところを擽る。
「ん、んん、ん、ん」
口づけをしたまま、ユフィンリーは体をくねらせる。
彼女の身体がフォロンの上でもぞもぞと動く。
その度に彼女の胸がフォロンの胸元で形を変え、フォロンに極上の感触を与える。
それがまた彼の煩悩に拍車をかけた。
だが、それで黙っている彼女ではない。
彼女は口付けを終えるとフォロンの耳元で囁く。
「まったく、仕返し……なんだから」
まず、フォロンは耳元を舌でなぞられる。
耳元で奏でられる唾液が絡められた淫靡な音に、フォロンの分身が固くなる。
そのままユフィンリーの舌が首筋まで下りてくる。
「ひぅ」
フォロンは思わず反応してしまう。
そのまま更に下って、胸元までやってくる。
「意外とたくましいわね」
彼女はそう感想を漏らすと、両手の手の平全体を使って彼の胸板を撫でる。
少し冷たい彼女の指がのる度、フォロンはピクリと反応してしまう。
「男もこうされると気持ちいいんだって?」
ユフィンリーはさらに舌でフォロンの胸の先端を転がす。
フォロンに何とも言えない刺激が襲ってきた。
「く、うぅ」
そして更に腹部を通り、いよいよフォロンのソレに辿りつく。
すでにそれはいきり勃っていた。
ユフィンリーはソレにも同様に舌を這わせる。
「んっ」
先端まで舌で辿るようになぞる。
カリの部分にも舌を這わせた。
「うっ、く」


198:For Dear
08/02/20 00:23:17 vv+nndGR
ついにフォロンの分身を口に含んだ。
彼女の口の暖かさがフォロンの敏感なソレに伝わる。
「せ、せんぱい」
ユフィンリーは上目づかいに彼を見上げ、ゆっくりストロークを開始した。
「うわっ」
フォロンのソレに舌が、口全体が絡み付く。
初体験のフォロンには強すぎる刺激だった。
「先輩っ……で、でますっ」
「んむ!?」
ビクッビクッとフォロンのソレが跳ねる。
ユフィンリーの口内にフォロンの種子が放たれた。
「はぁ…はぁ…」
もの凄い快感にフォロンは息を荒らげる。
「ん……く」
ユフィンリーがコクリと喉を鳴らした。
どうやら彼の白濁を飲み込んだらしい。
「へぇ、これがフォロンの」
「先輩?」
「まだ、いけるわよね?」
彼女は妖艶な笑みを浮かべると、フォロンのソレを見た。
確かに、まだ彼の分身は硬さを失っていない。

彼女はまたフォロンに跨ると、手で彼のを支えながら自分の秘処へと導いた。
「んっ……くぅぅ」
互いを焦らすかのようにゆっくりと彼女の膣に入っていく。
「はぁ、はぁっ」
最後まで入った。
彼女の膣はソレが入った途端、締め付ける。
まるで待ちかねていたようだ。
「いく、わよ」
フォロンに確認しているのだろうか、そう呟いた彼女は、しかし彼の返事を待たずに腰を持ち上げる。
(吸いとられるようだ)
とフォロンは感じた。
くわえ込む時は優しく、一旦入ると搾りとるような締め付けをする。
「あっ、あっ、あ、あ、」
フォロンのが彼女を突くごとにユフィンリーはあえぎ声をあげた。

フォロンは彼女の手助けをするように、胸へと手を伸ばす。
「フォロン……フォロン」
彼女の動きに合わせて胸を揉み込む。


199:For Dear
08/02/20 00:25:02 vv+nndGR
二度目だというのに、彼の限界も近かった。
卑猥な音が部屋に響く。
限界は意外とあっさりと来た。
「せ、せんぱい、もう」
「フォロン、いっしょにぃ」
彼女の動きも速くなる。
「くっ――!」
フォロンのソレが彼女の中で痙攣したかのように震える。
そして彼女の奥に自らの欲望を叩き付けた。

「んぁ、んんんんんっ!!」
ほぼ同時。ユフィンリーも絶頂を迎えた。
彼の上で身体を震わせる。
それでも変な声を出さないように声を押し殺しているのが彼女らしい。
足にも無意識に力が入っていた。
彼女はフォロンの上に倒れるようにそのまま寝転んだ。


「ありがと、フォロン」
「どうしたんです? 急に」
「別に」

その後彼らは繋がりを解き、身体を寄り添って寝ていた。

「でも明日、大変そうね」
「?」
「コーティカルテ」
「あ……」

夜も、もう遅い。

一波乱、いや、もの凄い騒動になりそうだとフォロンは頭を抱えるしかなかった。

「もちろん、費用は給料から天引きしとくから」
ユフィンリーの言葉もどこか遠くに聞こえる。


~完~

200:For Dear
08/02/20 00:26:07 vv+nndGR
ではまた。

201:名無しさん@ピンキー
08/02/20 05:34:51 q/LDGc9I
>>200
良いね、おっきしたよ(・∀・)b

202:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:47:34 UXht3Cd2
上げ

203:名無しさん@ピンキー
08/02/23 09:50:05 gzhegZHU
GJ!
このスレ始まって以来のユフィ先輩のエロキタ━━(゜∀゜)━━!!!!

ユフィ先輩かわいいのぅユフィ先輩

204:名無しさん@ピンキー
08/02/24 14:32:15 XOy5ijaT
>>193
>ユフィンリー編
つー事は金編、銀編、金銀編、紅編なんてのも期待していいんかしら?

205:名無しさん@ピンキー
08/02/25 03:30:39 QGli5ziN
>204
金銀編てなものがあるのなら、紅(小)編と紅(大)編ってのも期待したい今日この頃w

206:名無しさん@ピンキー
08/02/25 22:14:29 mjr82BQJ
辛抱堪らずチビコーティと犯っちゃう話か

207:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:38:53 DboE3kEc
ペルセの話を書き始めたら、すでに300行近くなってしまいました…
投稿ってしたことないんだけど、どれくらいで分割するんだ?スレみると50行くらいなのかな?

208:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:18:41 5S4ZX37M
1レスの容量は4096bytes(全角で2000字弱かな)
一行あたり120字くらい入り、最大60行まで改行可能。
ただし他の規制にひっかかることも(一行目が改行で、改行が多かったり)


その範囲内なら、自分が見やすいと感じるようにすればいいと思うよ。

209:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:21:23 DboE3kEc
わかりました。きょうかあすあたりに投下すると思います。。。

210:名無しさん@ピンキー
08/02/29 11:13:59 ik9Iv1aU
わっふるわっふる

211:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:55:08 h9BnD7OP
じゃ、投下はじめます。初です。なんかまずいようなことあったらご指導下さい。

※ ここでは、ツゲ神曲楽士派遣事務所には、「仮眠室」と「お風呂」がある、
  ということになってます。そういう設定でないとややこしいので(苦笑)

フォロン×ペルセルテ。ベタベタです。濃厚すぎるかもしれません。

212:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:55:31 h9BnD7OP
そのはじまりはデジャビュだった。

なんだか以前にもこんな事が……との思いが脳裏をよぎったフォロンは、制服ご
しに手のひらに伝わる胸のふくらみを意識すると同時に、硬直してしまった。

トルバス神曲学院の学生時代、初めて「双子ちゃん」こと、ユギリ・ペルセルテ
&プリネシカ姉妹に出会った時のこと。学生食堂でアルバイトをしていたフォロ
ンは、学内見学中のペルセルテに、出来たての料理をおもいっきりぶっかけてし
まい、その時も同じように彼女の胸を拭こうと思わず手を伸ばしていたのだった。

その時は、「こらフォロン、拭いちゃダメ!」というユフィンリー先輩の声がか
かり、危ういところで踏みとどまったのだが……今回はそんな救いは無かった。

その夜、予定よりも相当に長い時間かかった仕事のあと、「ツゲ神曲楽士派遣事
務所」に帰り着いたフォロンは、心配して1人事務所に残り、コーヒーを淹れて
くれたペルセルテによろけてぶつかり、学生時代と同じように……おもいっきり
コーヒーをぶっかけてしまったのだ。

(いけない、ヤケド……)

よく考えれば、拭くよりも急いで水場にでも連れて行ったほうが良かったのだろ
うが、動転したフォロンにそこまで気が回るはずもなく、ハンカチで胸まわりを
拭き続ける。

心なしか緊張して頬を染め、かといって抵抗もせず、されるままになっているペ
ルセルテ。その態度を見て、ようやくフォロンは自分が何をしているのか把握し
た。

「うわあっ、ご、ごめん、ペルセ!」

慌てて手を引っ込めようとしたフォロンだったが、ペルセルテは予想外の素早さ
で、フォロンの腕をからめ取って、自分の胸に抱き締めてしまう。その表情には、
ある決意が浮かんでいた。

いつもいつも、コーティカルテに「離れろ~~! フォロンは私のものだ!!」と
いわれ続け、その度に「駄目ですよ~~ 先輩はみんなのものです!!」と言い返
しているペルセルテ。

でも今日は……いつも自分が言っている「みんなの先輩」から、少し進展できる
気がした。ほんの少し、勇気を出せば。

(………よぉし!!)

213:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:55:58 h9BnD7OP
昔から、バストの大きさには少々自信を持っているペルセルテである。確かに、
明るくていつも前向きな性格のためか、基本的なパーツが同じであるはずのプリ
ネシカよりも、1割増量!といった存在感がある。その、豊満といってもいいバ
ストを、フォロンの腕にしっかりと押し付けながら、ちょっと甘えた声で話しか
ける。

「先輩……今日、私ちょっと怖かったんですよ?プリネは所長とサイキ先輩と一
緒にイシダ衣装に行っちゃうし、コーティカルテさんはマナガさんと、なんか牛
みたいな精霊さんに精霊酒飲みに連れてかれちゃうし……先輩がもうすぐ帰って
くると思うから、私ひとりで待ってたんですよ?少しくらい優しくしてくれても、
バチはあたらないと思います!」

……言いながらペルセルテは、ぐいぐいと胸を、体ごとフォロンにあずけ、ソフ
ァに倒れこんでしまう。「ちょ、ちょっと、ペルセ?んん?」

精一杯の勇気をふりしぼって、ペルセルテはフォロンの唇に、自分のそれを重ね
ていった。

最初はおそるおそる、次第に大胆な動きに変わるペルセルテの舌。フォロンもペ
ルセルテも、しだいにその感覚に夢中になり、腕は相手の体をしっかりと抱きし
め、脚はお互いの脚にすり合わせるようにからみつけ、舌は相手の口内を探りあ
い、(こくん……)と喉を鳴らした。

熱にうかされた目でフォロンを見つめながら、目の前数センチの距離でペルセル
テが言う。「先輩……あの時のこと、覚えてますか?」ペルセルテは言った。
「プリネが半分精霊だってことが解って、どうしていいか解らなくなって、先輩
の部屋に一晩泊めてもらった時のことです。」

「うん。覚えてるよ。」とフォロン。急に大胆になったペルセルテにとまどいな
がらも、「正直、緊張してて朝までよく眠れなくてさ。無意識のうちにペルセに
何かしちゃってないかとか、起きた時すごい心配だったよ」と、ちょっとおどけ
て答えたつもり。

「あの時しなかった……できなかったこと……今なら、わたし…先輩に、なら…
…」火のように燃える顔を隠すように、フォロンの胸にしがみつくペルセルテ。

「ペルセ……」「先輩……」今度は2人、見つめあいながら、ごく自然に唇を重
ねていった。

(い、いいの…かな……)深いキスを繰り返しながら、おそるおそる、フォロン
はペルセルテの胸に手を伸ばしてみる。

「大人のコーティカルテさんには負けちゃいますけど……」と、恥ずかしそうに
ペルセルテはつぶやく。「でも、普段のコーティカルテさんには勝ってると思い
ますよ?」

ペルセルテは、遠慮がちなフォロンの両手をとって制服の両胸に押し当て、その
上から自分の両手を重ねて、ぎゅっ……とふたつの乳房に押しつけていった。
「どう、ですか?」手のひらいっぱいに感じる乳房のヴォリュームに、フォロンは
だんだんと迷いが消えて行くのを感じていた。

214:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:56:21 h9BnD7OP
意を決して、ペルセルテの制服を脱がせていく。ペルセルテはされるままになり、
制服のホットパンツはお尻を浮かせ、半ば自分から脱ぐように協力しさえした。
下着だけになったペルセルテは、無意識に両腕を胸の下で組み合わせる。が、そ
うするとただでさえブラの下で女らしさを主張するバストを、よけいに「寄せて
上げる」ことになってしまう。「フォロン先輩……わたしだけ、なんて……先輩
も…」「あ、あぁ…そうだね…」フォロンも自分の制服を脱ぎ、同じ格好になっ
てペルセルテの隣に腰をおろす。

「あの……先輩」「な…なに?」「その……見ても…いいですか、先輩…の」
「!?」

チラチラと横目でフォロンの「下半身」をうかがっていたペルセルテが、フォロ
ンの返事を聞いているのかいないのか、おずおずと手を伸ばし、そっ…とトラン
クスを横にずらす。と、持ち主の意思とは関係なく、すでに最大限に膨張したも
のが、ペルセルテの眼前に現れる。

「わぁ……これが、先輩の…なんですね…」覚悟を決めると、むしろ女の子のほ
うが大胆なのかもしれない、とフォロンは思った。「大きい……ちゃんと、入る
かな…」その言葉で、ペルセルテがすでに「そのこと」まで決意している、とい
うことをフォロンはいまさらながら驚き、同時にたまらなくいとおしくなった。

「先輩…」「ペルセ…」隣どうし、腰をおろした姿勢から、2人の上体は、徐々
にお互いの下半身に向かって自然に倒されていく。ペルセルテは、トランクスか
ら完全に顔をだしたフォロンのものを、いとしげにさすったり、さきっぽをちょ
ん、とつついてみたり。鈴口からしみだして指についた粘液を、不思議そうにな
めてみたり。「あぁ…ペルセ……汚いよ、シャワーもあびてないのに……」

「わたしだって同じですよ、先輩。でも先輩だから…へいきです。もう先輩も、
覚悟きめてくださいね?」いうが早いか、ペルセルテはあお向けのフォロンを組
み敷くようにのしかかる。(ゆさり……)フォロンの胸からわき腹のあたりに、
のしかかってきたペルセルテの、ブラに包まれた重量感あふれる大きな胸の感触
がある。しばらくの間吐息を感じていたフォロンのペニスは、まもなくあたたか
く、湿った口のなかに、ゆっくりと包みこまれていった。

「そ、そんな…ペルセ……んん??」フォロンの戸惑う声は、顔面にそっとまた
がってきたペルセルテの太ももの間に埋没してしまった。「覚悟きめてください、
って言ったじゃないですかぁ…」どんどんと大胆になり、ペニスに舌をはわせた
り、クルミのような亀頭をしゃぶったりしはじめた。その手のHow-To本の知識だ
けだが、ペルセルテはフォロンを少しでも気持ちよくしようと、一生懸命だった。

(ペルセ…本気だ)女の子にここまでされて、気持ちに応えないのは失礼だ。フ
ォロンも、下半身のむず痒さに必死で耐えながら、目の前にある「ペルセルテ自
身」に手を伸ばした。「あん!!せ、せんぱぁい……」大好きな人に、自分自身
をいじられる……それは、物理的な快感とともに、従属する、好きなように、さ
れるままになる、という、精神的な快感が大きかった。泉のように愛液が湧き出
し、パンティは貼り付いて完全に透けてしまう。「いやぁ……」自分のそこがど
んな状態になっているか、その感覚で察したペルセルテは、ぐっと腰を落とし、
フォロンの顔面を、自分のアソコで目隠しした。


215:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:57:12 h9BnD7OP
「ひゃぅっっ!!」その行為が、フォロンの興奮と自分の快感を倍加させること
にペルセルテが気付いたときには遅かった。女の子の、甘ずっぱい愛液をたっぷ
り含んだパンティを、その中身ごと顔面にぐいぐいとこすりつけられたフォロン
は、右腕は下に回してブラに包まれた大きな胸の弾力を堪能し、左腕はしっかり
とペルセルテのお尻を抱きかかえて、下着ごしにペルセルテのアソコを、顔じゅ
うで味わい、舐めまわし、放ち続ける女の子の味と匂いを吸収した。

(あぁ…せんぱい……きもち、いい……)自慢の大きな乳房をもみしだかれ、硬
くした舌先でパンティの上からアソコのなかまで舐めまわされて、恥ずかしさと
同時に快感が倍増してきたペルセルテは、「先輩、お返しです」と、口のなかで
あばれまわるフォロンのものを、舌で優しくなだめていった。唇と手も総動員し
て、フォロンのペニスをじゅぱっ、じゅぱっ、とピストンし、徐々に終末に導い
ていく。

「ペ、ペルセ……もう、危ないから、顔離してっ!」今にも射精しそうな高ぶり
をかろうじて押さえ込み、フォロンは叫ぶ。しかしペルセルテは、いやいやをす
るように顔を揺らすばかりで離そうとしない。「ペルセ、もう、でちゃうから
っ!!」

「いいんです、先輩、どうぞこのままっ!わたしのお口のなかに、だして欲しい
んです!」一瞬だけ口を離してそれだけ叫ぶと、余裕のなくなってきたペルセル
テは再度フォロンのものを、あたたかな口のなかで唾液にまぶし、唇でちゅうぅ
っ!!と吸引した。

「う、うあぁぁっっ!!」もう耐え切れず、ペルセルテの頭を両手で押さえ込み
ながら、フォロンは射精を始めてしまった。ペニスはペルセルテの奥に突き込ま
れ、鈴口を開きながら、どくんっ!どくんっ!どくんっ!と、白濁の粘液をたっ
ぷりと口のなかに噴射していく。「ペルセ…ペルセぇっ!」あとからあとから注
ぎこまれる粘液を、ペルセルテはこぼさないように必死で口内に納めていく。

少しずつ、噴射の勢いを失っていくペニスを口内で感じ取り、ペルセルテは口内
にたまった粘液を、唾液で薄めながらなんとか飲み込んでいった。最後の一口を
「こくん……」と飲みくだすと同時に、愛する男性の精液をおなかに受け入れた
充足感が全身に広がり、アソコから愛の蜜を流し、フォロンの顔に内ももとアソ
コを無意識にうねうねとこすりつけながら意識を飛ばしてしまった……

……しばらくして気がついた2人は、お互いを見つめ、そっと抱きしめあった。
ペルセルテは赤くなって、「先輩……体じゅうべとべとです。お風呂……いっし
ょに入りませんか?」とフォロンの耳元でささやいた。

216:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:57:32 h9BnD7OP
「参ったな……」フォロンはお風呂場で一人つぶやいた。年下の女の子にいかさ
れてしまった、という情けなさもあるが、すでに一度放出したはずのペニスがい
まだに全く力を失わず、ギンギンに「勃った」ままなのだ。

無理もない。フォロンとて健康な成人男子。人一倍オクテとはいえ、それなりに
性欲もある。夜ごと何かをオカズにしながら、ひとり欲望を発散することだって、
むしろ当たり前の年齢であろう。普通なら。

ただ、今のフォロンの生活環境では、そうもいかない事情があった。無論、コー
ティカルテの存在である。

ごくたまにコーティカルテはフォロンに、「しようと思えば、できるのだから
な?」とか、「お前の子供を産む方法を探すから、それまで待て」とか、フォロ
ンとの間に、神曲を介してのつながり以上のものを求める言動をとることがある。

とはいっても、精霊としての実際の年齢はともかく、コーティカルテの「見た
目」の年齢は、どうひいき目にみてもローティーン。「じゃ、じゃぁお願いしま
す」みたいな性行動をフォロンがとれるわけもなく、かといって彼女に内緒でこ
っそり自家発電に励むなどということも不可能に近い。

必然的に「日々、たまりっぱなし」の状態が持続してしまう。ただ一度の「放
出」ですべておさまってスッキリしてしまうような、ハンパなたまり方ではない
のだ。だから……

「失礼しまぁす!」あわてて横を向いてその「勃った」ものと、自分の視線を入
り口からそらすフォロンとは対照的に、ペルセルテは申し訳程度に腰にタオルを
巻いただけの格好で、堂々とお風呂場に入ってきた。

「先輩?どうしたんですか?」いたずらっぽくフォロンに微笑みかけるペルセル
テ。まだ本当の意味で一線を越えたわけではないのだが、限りなくそれに近い行
為を行ったことで、フォロンに裸身をさらすことにはもう完全に無防備になって
いる。

「先輩のそれ……まだ、大きいままですね……」目ざとくフォロンの「それ」を
見つけた、ペルセルテは、「わたしの体で……そう、なってくれたんですよね…
…?」と聞いた。
「うん…そう、だね。女の子の体、ちゃんと見たことなんて今までになかったし
……」視線をペルセルテのほうにチラリと向けながら、上ずった声でフォロンは
答える。

「どうぞ。先輩……見て、下さい…」タオルを落とし、ペルセルテは、フォロン
の前に立って、その体をすべてさらした。「わたし、先輩のものになりたいんで
す。唇も、胸も乳首も、お尻も……」ちょっとためらってから「……アソコも。
わたしの体、すみずみまで見て、触って、キスして……ぜんぶ、先輩のものにし
てください……」


217:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:57:52 h9BnD7OP
「ペルセ…」フォロンは立ち上がり、ペルセルテを抱きよせる。やわらかく、ぷ
っくりした唇に、そっと自分のを重ねる。ペルセルテはフォロンの首に腕を回し、
入ってくるフォロンの舌に自分の舌をからめていく。

ひとしきり唾液の交換をしたあと、フォロンはペルセルテを立たせたまま、その
大きな胸を両手でもみ始めた。「あぁ……あは…」ため息をもらしながら、され
るままになっているペルセルテ。やがて、ピンクの乳首が立ち上がり、その周囲
で盛り上がった乳輪とともに、しっかりと自己主張をはじめた。それをフォロン
はすぐさま唇でとらえ、唾液を塗りつけながらねぶるように舐めまわしていった。

ペルセルテはフォロンの頭を両手で抱きかかえ、赤ん坊に授乳でもするように、
フォロンに乳房を与える。フォロンは無心に乳首をしゃぶり、両方の乳首を、か
わるがわる口のなかで尖らせていった。

「ペルセ……うしろを向いてくれる?」フォロンは言った。「はい……」素直に
従うペルセルテ。フォロンは背後からペルセルテの大きな両胸を思う存分もみし
だき、指先でくりくりと屹立した乳首をもてあそぶ。首筋にキスをされたペルセ
ルテは荒い息をつきながら、「先輩……もうわたし、立っていられません……」
と、上体をくたり、と背後のフォロンにあずけてしまった。「ベッドに……つれ
てってくださぁい、フォロン先輩……」

「ペルセ、手をついて」フォロンは、仮眠室のベッドに手をついて四つんばいに
なるように、ペルセルテに言った。「……自分で、開いて見せてごらん?」ペル
セルテの、何にでも従う従順さに誘われるように、フォロンは普段の自分からは
考えられないほど、強引な「命令」をする。またそういう上下関係が、今は不思
議と自然なように感じられた。

「先輩……」フォロンの言葉に自動的に従うように、ペルセルテは右手だけを股
間に回し、指先をアソコにあてがってV字に開く。「せんぱい……みて……」

「よく見えるよ…ペルセ。とっても、きれいだ……」フォロンはそこから立ちの
ぼる甘ずっぱい匂いに誘われ、その源泉にギュッと顔を埋め込んでしまった。舌
をさし入れると、それがまるでフォロン自身であるかのように膣壁が狭まり、舌
をしめつけてきた。

「あぅぅ…」ペルセルテが呻く。「せんぱい…もう………お願いです、わたしを
…せんぱいのものに、してください……」

フォロンは立ち上がり、「ペルセ…いいんだね?」と、最後の確認をする。小さ
くうなずくペルセルテ。後ろむきで、お尻だけをフォロンにさし出し、両脚を大
きく開く。

「いくよ…」位置をあわせ、フォロン自身がゆっくりとペルセルテのなかに飲み
こまれていく。「う、くぅっ……」「だ、大丈夫?ペルセ?」「大丈夫です……
先輩、わたしのなかに……奥まで、きて、ください…」

さっき、舌先で感じたのとは比較にならない強いしめつけが、フォロンのペニス
を迎える。暴発しそうになりながらも、充分に濡れた愛液に助けられ、フォロン
はゆっくり、ゆっくりペニスを送り込んでいく。と、その途中で行き止まりにな
ってしまった。

(入った…の、かな?)経験もなく、状況が判らないフォロンがひとりごとのよ
うにつぶやくと、ペルセルテは「先輩……たぶん、わたしの〔処女膜〕です。き
てください、先輩に、あげたい……」痛みをこらえたかわいい声でおねだりをさ
れ、フォロンはあらためてペルセルテのくびれた腰をしっかりとつかみ直し、ぐ
うっっ!!と突きこんだ。

218:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:58:59 h9BnD7OP
「はぁぁぁぁん!!!」今度こそ、フォロンの分身は処女膜を貫通し、ペルセル
テのなか、いちばん奥まで到達した。いったん奥まで入ると、破瓜の痛みはすで
にそれほどでもなく、ペルセルテは愛する男性に最奥まで貫かれた喜びに全身を
ふるわせた。

「ペルセ……大丈夫??」フォロンはすぐにでも動きたいのを自制し、自分にす
べてを捧げてくれた女の子を気づかう。
「大丈夫です…すごく痛いときがあったんですけど、もう今はそれほどでもあり
ません。……うれしい。わたし、先輩にあげられたんですね……」

2人はつながったまま、呼吸を整える。やがてペルセルテが、「動いて、いいで
すよ……」とささやいた。「え……ペルセ、無理しなくても……今日はもうやめ
てもいいんだよ?」とフォロン。ペルセルテは(くすっ)と笑い、「無理してる
のは先輩のほうじゃないんですか?判るんですよ?わたしのなかで、先輩ずうっ
と、大きいままじゃないですかぁ…」と、ペルセルテはお尻に力をこめて、フォ
ロンのものを膣壁でぎゅっ…と抱きしめる。「ふふっ……」

(うぉぉっ…)思わず暴発しそうになったものを必死で抑える。「やったな?ペ
ルセ、じゃぁ遠慮しないぞ?」フォロンはあらためてペルセルテにおおいかぶさ
り、背後からやわらかな2つの乳房の感触を楽しみつつ、自分自身でペルセルテ
のいちばん奥を突きこみはじめた。

「あぁん!あぁん!」 ずん! ずん! 充分な愛蜜に助けられ、きついながらも
動きはスムースだった。「あぁっ…先輩の、わたしのいちばん奥に…奥に、あた
ってる……」ペルセルテは、最初こそフォロンの動きをお尻のクッションでやわ
らかく受け止めるだけであったが、しだいに慣れてくると、フォロンの突いてく
るタイミングに合わせて、お尻をフォロンに向かって「ぐいっ!ぐいっ!」と押
しつけるように動きはじめた。

2人の動きはリズミカルにシンクロしはじめ、フォロンはペニスの快感と、つい
さっきまで処女だったペルセルテの魅力的なお尻の動きに翻弄され、いよいよあ
と戻りできない限界点に近づいてきた。

「ペルセっ! んっ! 抜くよっ! このままだと、なかでっ、出ちゃうからっ!」
「いやあっ!!抜いちゃだめえっ!! フォロン先輩いぃっ!」
逃がさないっ、とばかりに、ペルセルテのお尻がフォロンの腰を追いかける。
「だ、だって!もしもってこともあるしっ…」「だいじょうぶですっ! きょう
はだいじょうぶな日ですし、はじめて、んあっ、なんですから、先輩のをわたしの
なかで感じたい、んですっっ!」

フォロンは迷った。が、結局は涙を流して訴えるペルセルテの「おねだり」を聞
いてあげることにした。覚悟を決めたフォロンは、よりいっそうペルセルテのな
かに突きこみ、射精準備のエネルギー充填をはじめる。ペルセルテのなかでは、
無意識に最奥の子宮口がほころびはじめ、突きこまれてくるペニスの先端に狙い
を定め、精子を受けとる準備をする

「もうっ! もうすぐ! 出るよおっ! ペルセ! ペルセっっ!!」
「きてっ! きてっ!! せんぱい!! フォロン、せんぱあい!!」

フォロンの頭の中で火花が散り、2つの乳房を握りしめて、ペルセルテのからだ
を引き寄せる。ペニスはペルセルテの最奥、これ以上入らない、というところま
で入りこみ、鈴口が奥の子宮口にぴったりと密着する。そこで、最大限に充填さ
れたフォロンの精液は、怒涛のごとくペルセルテのなかに噴射されていった。

膣の奥にたっぷりと射精された精液は、出されると同時に膣と子宮が反応し、女
の本能を発揮する。一番奥の小部屋に向けて、精液を一滴残さず飲みこむ。

219:名無しさん@ピンキー
08/02/29 17:00:57 h9BnD7OP
ベッドに折り重なるように倒れこんで、数十秒もそうしていただろうか、フォロ
ンは我に返ると、まだ力を失わない自分自身に苦笑しながら、「ペルセ? ペル
セ?」とペルセルテに声をかける。

フォロンのものをおさめたまま、精液をおなか一杯に吸収して幸せそうに失神し
ているペルセルテの背中を、優しくなでる。

しばらくして気がついたペルセルテは、「せんぱぁい……きもち、よかった……」
と、うっとりして答えた。
「お願いです。今日は、朝までいっしょにいてください、ね?」

万一のはちあわせを避けるため、早めに目覚ましをセットして、ふたりは仮眠室
で抱き合って眠った。眠りに落ちる直前、フォロンは(もう、コーティカルテさ
んと張り合うのはやめよう……)というペルセルテの小さな声を聞いた。


「………先輩」「………先輩」「んん…??」「……フォロン先輩、朝ですよ」

まぶしそうに目をあけたフォロンは、離れていくペルセルテの顔を見た。唇の感
触、これは…… 「まだ皆さんが出勤するまでには間があります、身支度、整え
てくださいね?」とペルセルテ。お風呂場やソファ周辺もきれいに片付き、きの
うの名残はどこにもない。

と、そこへ血相を変えてコーティカルテが走りこんできた。「フォロン、おいフ
ォロン!!昨夜はどこにいたんだ!私も久しぶりに酔いつぶれてしまったが、フ
ォロン、おまえも昨夜は部屋に帰っていないのだろう!?どこにいたんだ!!」

「……フォロン先輩は、お仕事が遅くなったからここで仮眠を取ったんですよ」
「それだけだというのか!?」「えぇ、そうです。それだけ、ですよ?」言葉と
は裏腹に、暗に「昨夜はそれだけじゃなかったんですよぉ~~??」とでも言い
たげな表情をするペルセルテ。その態度に…「… はっ?」と何かを感じたコー
ティカルテは、「だいたいなぜ貴様がここにいるのだ、金髪娘。フォロンは私の
ものだといつもいつもいつもいつも言っているだろう!」

いつもならここで、「そんなことありません、先輩はみんなのモノですっ!!」
とすぐに言い返してくるのがペルセルテなのだが、なぜか今日はその反論が全く
ない。「……なんだ、張り合いのない……」とコーティカルテが拍子抜けしたよ
うにつぶやくと同時に、ペルセルテの爆弾発言が炸裂した。

「コーティカルテさんのその独占欲は、もう気にしないことにしました。昨夜は
反対にわたしが、フォロン先輩のものになりましたから!!」

(ああああああああ………)頭をかかえたフォロンがそっとコーティカルテのほ
うをうかがうと、そこには案の定「怒髪天を突く」を全身で体現したようなコー
ティカルテ。気のせいか精霊雷までチリチリとまとわりついている。

「それはどういう意味だ!!! おい!フォロン!!!」
「いや、ちょっとその、コーヒーがこぼれて……そんでユフィ先輩、いや所長は
いなかったし……」「わけのわからない言い訳をするなぁーーーーーっっ!!」

………かくして、ツゲ事務所の関係者はむこう1週間、あらためて「クリムゾン・
アニヒレイタ」の名の由来を思い知らされることになったのだった。

            -了-

220:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:31:38 KFkTyoRO
>>211
GJ!

221:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:58:02 tKSFwxlz
投下乙です。
コーヒーで火傷してないかの方が気になってしまったw

222:名無しさん@ピンキー
08/03/01 03:23:24 GqW7uvhv
公式では、浴室は判らないけど、仮眠室は在った筈
ただ、シャワー室くらいは在るだろうな…
銭湯は一般的ではないようだしね

223:名無しさん@ピンキー
08/03/04 09:43:01 Qxc+y7Uf
このスレ初のペルセのエロSSだ…こんな良作をありがとう!
ペルセ好きにはたまりませんでした

224:211
08/03/04 17:00:08 TF19Q2R0
どもです。私もペルセ好きだからなんとか書けた気がします。
たぶん、他のキャラだとここまで思い入れが深くないんで書ける自信ありませんw

225:黒。
08/03/06 02:40:01 rQt7LeOC
「………ひぁああっ……っ!!」
頬を紅潮させたまま、意識を失う漆黒の髪の少女。
瞼を閉じた、その顔はあどけなく、満足げなものであることにほっとする。
「…指だけでおまえさんが達しちまうと、こっちの処理がどうにもなぁ…」
そのまま、安らかに寝息をたてはじめるマティアに、優しく毛布をかけてやり、
背中を向ける大きな精霊。
「…めんどーな精霊になっちまったもんだな。良き隣人なままでよかったのになぁ…」

226:名無しさん@ピンキー
08/03/06 02:41:02 gkK3H59u
【中国】スター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
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02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
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227:名無しさん@ピンキー
08/03/06 23:22:28 uZqKHcds
>>225
あっさりしすぎww
そこまでの経緯やら本番やらをkwsk

228:黒。
08/03/07 03:17:21 3EO6miPY
『私とマナガは良き隣人?』
大きな精霊は、小さな{上司であり、精霊契約を成した神曲楽士であり、
相棒であり、同居人であり、自分の全てである}少女の問いに一瞬首を傾げた。
「…そうだと思うが?」
問いの真意が、あまり理解できなかった。
聡明な彼女のことだから、きっと、続く言葉があるに違いない。
「ふぅん」
少しつまらそうに、少女は自分のベッドに突っ伏した。
「私にとっては、マナガは隣人以上なんだけどなぁ」
「そりゃ、わたしだってそうだよ。良き隣人ってぇのは、古くからの常套句って奴だろうよ」
形式的な言葉。
それだけに収まらないから、常に事件は勃発し、二人は解決してゆく。
「人間は精霊に恋をするし、精霊も恋をするよね」
「まぁ、そういうパターンもあるな」
身近な金色の巨体の精霊も、そうであるし。他でも、それ故の犯罪もある。
いくつも、見てきた。
「…おまえさん、まさか、レオンに何か吹き込まれたか?」
大きな精霊に眉間に皺が寄る。
金色の精霊は、何度も少女にちょっかいを出すし、こともあろうに大きな精霊の目の前で
、契約を交わそうとしている。
信頼はおけるが、信用はならんと大きな精霊は思っている。
そして、常々少女に注意をしている。
「ま、まさか、マティア、おまえさん、レオンを………っ!」
大きな精霊が憤るが、姿はくまさんパジャマという間抜けなものだ。
「だいじょーぶだよ、マナガ。それはないよ」
突っ伏してた顔を起こして、少女はにんまり笑う。
「なら、いいんだが、不用意に近づくな。決して二人きりとかなっちゃいかんぞ」
まるで、若い娘を心配する父親のようだ。

229:黒。
08/03/07 03:20:06 3EO6miPY
「あいつは、何をするかわかったもんじゃないからな。」
「マナガは、何もしないの?」
大きな精霊は、口に含んだレモネードを吹き出した。
「マナガ、きたない」
むせながら、タオルでこぼしたレモネードを拭く、大きな精霊に少女は冷静に言う。
「…いきなり、なんだ」
「深紅の女神は、人間と子をもうける方法を探してるんだって」
「(…コーティカルテか。考えそうなこった…)あのな、マティア…」
少女が、くまさん柄のパジャマの裾を引っ張る。
「子どもは無理でも、愛し合うことは可能だよね」
大きな精霊に向けられる、少女の笑顔は自分にしか見せない貴重なものだということを
自覚している。
「そんな、おまえさん…。いくらなんでも、無理だろう…。」
体躯が違いすぎる。
「もし、わたしがおまえさんを……」
「大丈夫だよ、マナガは私を壊さないよ。だって、私のこと大事だもん。ね?」
二の句を告げられてしまった。

230:黒。
08/03/07 03:22:38 3EO6miPY
「………、」
少女のベッドに跪き、尊いもののように唇にくちづける。
「…目を閉じるのが、マナーなんじゃないのか?」
「マナガが、すっごい緊張してるのが面白いんだもん、あ、」
少女にくちづけたまま、やさしく押し倒す。
本当に壊れ物を扱うかのように。
「ほんとに、ファーストキスはレモン味なんだね」
先刻、レモネードを飲んでいたからだろう。
無邪気に笑う少女にひどく罪悪感をおぼえる。
「なぁ、やめ…」
「やめないよ」
少女は、凛とした瞳で言う。
「マナガ、嫌なの?」
くちづける。嫌じゃないという答え。
小さな口腔を文字通り、貪る。
並びの良い歯列をなぞり、舌を絡ませる。舌を挿し入れるだけで苦しそうに
息をする少女に角度を変え、息継ぎを促した。
「えへへ、マナガとキスしちゃった…」
唇から伝う、少女の透明を大きな精霊はいとおしげに舐めあげる。
「マナガ、不器用だから自分で脱ぐね」
「いや、頑張るよ…」
悪戦苦闘しながら、少女のパジャマの小さなボタンをはずしてゆく、少女はその
不器用な太い指を優しい瞳で見つめる。
何度かしか、見たことのない生まれたままの少女の姿、漆黒の長い髪に隠された
大きな傷痕に大きな精霊は慈しみをこめて、丁寧にくちづけてゆく。
「嬉しいけど、なんだかくすぐったいね」
大きな精霊は、はじめて気づいた。
―あぁ、恥ずかしさに饒舌になってるのか―
そう、思うと気恥ずかしさと愛しさで胸がいっぱいになった。

231:黒。
08/03/07 03:23:19 3EO6miPY
少女の胸の小さなふくらみに手をかけると、びくんと半身が跳ね上がった。
「ひゃっ…」
桃色を吸い上げると、身を捩じらせる。
「ぁ、ね、もっとおっきくなるかな?ティグレアさんみたいに」
顔を赤らめながら冗談を言った。
「充分さね」
胸の頂を舌で転がしながら、大きな精霊は下腹部に指をやる。
問題は、これから。
「…いれるんだよね?」
「………多分」
「多分じゃないよ!いれ……っ!!」
少女が起き上がって、抗議しようとしたがそれは、未遂に終わった。
少女の幼い花弁に、精霊が舌を這わす。
中芯に向かって舐めあげる。あえて、中芯を避けるかのように。
「やぁっ、あーっ…、まながぁ…」
焦らされるような感覚が本能でわかる。
もっと、気持ちよくなれる。気持ちよくなりたいのに…。
精霊の髪に指を絡ませ、普段表情のない彼女が悦楽を求めて淫らに悶える。
それだけで、興奮する。
少女から、精霊への愛撫は皆無に等しかったが、その少女の痴態だけで充分だった。
何より、まだ情事に対する知識の少ない少女だ。
まだ、これからである。
精霊は自分に言い聞かせた。
縋るような瞳で、自分の名を呼ぶ少女。
「…まながぁ」
「…あぁ」

232:黒。
08/03/07 03:24:18 3EO6miPY
中芯の花芽を節のある太い指で抓みあげると、少女は簡単に達した。
「………ひぁああっ……っ!!」
頬を紅潮させたまま、意識を失う漆黒の髪の少女。
瞼を閉じた、その顔はあどけなく、満足げなものであることにほっとする。
「…指だけでおまえさんが達しちまうと、こっちの処理がどうにもなぁ…」
そのまま、安らかに寝息をたてはじめるマティアに、優しく毛布をかけてやり、
背中を向ける大きな精霊。
「…めんどーな精霊になっちまったもんだな。良き隣人なままでよかったのになぁ…」

「マナガ、昨日はごめんね?」
毛布を被ったまま、おずおずと少女は精霊に語りかける。
「満足したか?」
大きな精霊は変わらない。
その笑みに少女は胸を撫で下ろす。

しかし、後日ベッドに置かれたメニス帝国の[シジュウハッテ]とタイトルの
書かれた本に大きな精霊はぎょっとすることになる。
彼女は勉強家なのだ。



233:黒。
08/03/07 03:26:18 3EO6miPY
いちおう、おわりです。お目汚し失礼しました。
本番は、また今度で

234:名無しさん@ピンキー
08/03/07 12:29:59 UgJ1hXMk
>>233
GJです!黒は読んだことないけどよみたくなったぞw

235:名無しさん@ピンキー
08/03/07 19:10:35 FOO2OQTF
>>233
>「シジュウハッテ」
マティアが、お股を鍛えてるところを想像しました。

236:名無しさん@ピンキー
08/03/09 00:21:18 SoUf7Osp
GJ

237:For Dear
08/03/09 23:32:14 3kVXxVF0
>>170の続きです。
いわゆる銀編

238:For Dear
08/03/09 23:33:39 3kVXxVF0
------------------------------
プリネシカ編
------------------------------

「さてと……どうしようかな」
仕事を終え、一人戸締まりをするフォロンは呟いた。
「チョコレートか……」
プリネシカ、ユフィンリー、ペルセルテにもらったチョコレートのことである。
当初持ち帰って食べようかと思っていたのだが、何か彼には嫌な予感がした。
(持ち帰るとチョコレートが跡形もなくなってしまう気がする……)
いつになくフォロンは冴えていたと言えよう。
恐らく家でチョコを食べているところを契約精霊に見られようもんなら、チョコは精霊の腹の中か、もしくは滅却されていたに違いないからだ。
「う~ん」
暫く三つのチョコと睨みあう。

「……これにしよう」
結局、決めるのに三十分かかった。
選んだのは、プリネシカのチョコである。
可愛らしい小袋に小さめのリボンをつけた、女の子らしいものだ。
早速フォロンは開けてみる。
「……ん?」
中には、ホワイトチョコを混ぜたのだろう、焦茶の中に白い模様の入ったチョコが六つと、手紙が入っていた。
(何だろう?)
恐る恐る見てみる。

『八時にケセラテ自然公園に来て下さい。待ってます。』

時計を見ると七時前、チョコを食べた後でも間に合うだろう。
そう考え、フォロンはチョコを一つ口に含む。
チョコはカカオの苦さとホワイトチョコ―だと彼は思ったのだが―の甘さでフォロンの味わったことのない不思議な味がする。
だが嫌いな味ではなかった。むしろ、
「へぇ、美味しい」
あまりチョコレートを口にする機会の少ないフォロンには新鮮な味だ。
残りのチョコをゆっくり味わった後、フォロンはケセラテ自然公園へと向かう。

* * * * * * * * * * * * * * *


239:For Dear
08/03/09 23:35:48 3kVXxVF0
流石にハーメルンで公園に行くわけにもいかないので、駐輪場に停めて公園に入る。
ここに来るのも久しぶりだな、と彼は思った。
冬ということもあり、辺りには白が目立つ。
(前来たのは秋だったかな)
そんなことを考えつつ言われた場所に向かう。時間にも余裕があったのでのんびりと散歩のように。
幾分も経たないうちに彼女を見つけた。

「あ、フォロン先輩こっちです」
どうやらプリネシカが彼を見つける方が早かったようだ。
手を振りながら小走りで駆け寄ってくる。

「すいません、わざわざこんな所まで」
「そんな、謝るほどのことじゃないよ」

言ってふと気づく。
(そういえば、プリネシカと二人きりというのも珍しいな)
いつも一歩下がった所で姉の暴挙―というと失礼かもしれないが―を止める役割になることが多いのでこうやって二人だけで話すことも滅多にないことだった。
当然、いつもコーティカルテとペルセルテが奪い合う“フォロンの隣”に彼女が来ることも然り。

「それじゃあ、少し付き合って下さい」
「何かな?」
「デート……みたいなものです」
プリネシカは普段より小さな声でそう告げた。
「えっ」
「だめですか?」
「いや、そんなことはないよ」
突然の誘いにフォロンは驚いたが、別段断る理由もない。

「それじゃ行きましょうか、フォロン先輩」
「そうだね」

まずは、フォロンのバイクのところまで向かう。二人は端から見れば本当に恋人同士のように公園を並んで歩いていた。
事務所での仕事、学校について、話すネタが多いわけでもなかったが二人の笑みが途切れることはない。
寒さのためか、二人はいつもより体をくっつけて歩いていた。

「あのさ、プリネシカ」
「なんですか?」
「腕に抱きつくのはちょっと……」
「?」
「いや、恥ずかしいんだけど」
「いいんです。デートなんですから」

むしろ、いつも控え目な彼女が色々な所で積極的だった。それにはフォロンも動揺を隠せない。
(こんな性格だったっけ?)
フォロンはプリネシカの表情を伺う。そんな彼の気を知ってか知らずか彼女は楽しそうだ。
(ま、いっか)
誰が損する訳でもない、と彼は自分で決着をつける。
女の子の嬉しそうな表情を見て、悪い気もしない。
(ただ……)
服越しに感じるプリネシカの女性的な柔らかさに関しては如何ともし難い、そう思うフォロンであった。



240:For Dear
08/03/09 23:37:34 3kVXxVF0
 フォロンのバイク、ハーメルンのもとに着いた。
乗る時はフォロンが運転でプリネシカが後ろなのは言うまでもないことなのだが、彼は妙な違和感を感じる。
(いつもコーティしか乗せたことがないからかな)
ヘルメットを彼女に渡し、着けたのを確認してからフォロンはハーメルンを発進させた。

「で? 何処に行こうか?」
「えっと、行きたい場所があるので」
「そうなの?」
「はい、道順は言いますから」
「了解」

(彼女が場所の名称を言わなかったということは僕が知らないところなのかな)
そんなことを思いつつ、フォロンは彼女の提案に従う。彼も、自分のおすすめの場所があるわけでもなかったので、助かったようなものだ。
ちなみに、コーティカルテと比べたプリネシカとの二人乗りの感想は一言で言うと“大きかった”。
身長的な意味でも、女性らしさという意味でも。特に胸とか。


「そこの交差点を右に」
「わかった」
「あ、そこです」
「うん」
さて、フォロンにとっては魅惑の二人乗りを終え、二人は目的地に着いた。
「ここは、もしかしなくても、あれだよね……?」
目の前の建物を指差し顔を引き攣らせたフォロンが聞く。
「は、はい」
「はぁ……」
少々顔を赤らめ返事をしたプリネシカ。最早疑いの余地もない。
着いた場所は、アレをする場所であった。
アレというのは『いやん、あはん』のことであって、『いやん、あはん』といえば『そ、そんなこと言わせないで下さいっ』となる。
『言うことも憚る場所』となればそれを言わせたくなるのが人情であって、……まぁ要するに――
――そこはラヴホテルであった。

(なんで?)
何がなんでも急過ぎはしないか。しかも相手は後輩だし。
そう思いつつもチェックインを済ませ、指定された部屋に入る。
簡素な部屋だった。豪華ではないが、必要なものは全てある。
こういう所に来るのは初めてだったが、こういうものなのだろうか、とフォロンは思う。
一方、プリネシカも初めてだったらしく、
「わぁ、中ってこうなってるんですね」
と少々何時もより興奮気味であった。


241:For Dear
08/03/09 23:38:55 3kVXxVF0
(とりあえず、真意だけは聞いておかないと)
持ち前の理性をなんとか掘り起こし、フォロンはプリネシカに声をかける。

「あの、プリネシカ」
「はい?」
「いや、……なんで?」
「好きだから、じゃダメですか?」
聞き方がどうしようもないが、どうやら彼女に通じたらしい。
暫くの黙考の後、彼女は応えた。告白は突然。フォロンは言葉を失ってしまう。

「先にシャワー浴びて来ますね」
「……うん」
彼女がシャワーを浴びている間、フォロンは自分の気持ちに問いかけた。
だが彼は、正直なところよくわからなかった。
今まで先輩後輩として、職場の同僚として彼女に接して来たが、付き合うとかそういったことになるとは思いもしなかった。
好きか嫌いかで言えば考えるまでもなく“好き”なのだが。それだけでこういったことに及んでいいものか。
そういった経験が少ない彼には判断しかねたのだ。
「ふう……」
「フォロン先輩、次どうぞ?」
「あ……。わかった」
その後シャワーを浴びている間も考えていたが、結局結論などでなかった。

シャワーを浴びて、バスローブを着たフォロンはベッドに腰をかけたプリネシカを改めて見た。
(綺麗だな)
ありきたりな感想だが、素直にそう思った。
彼女も彼同様バスローブを着ている。シャワーを浴びた後ということでほんのり濡れた髪が眩しい。はだけた胸元もなんとも扇情的だ。
フォロンの理性を削りとるには十分である。
彼女に声をかけられるまで暫く我を忘れたかのように立っていた。
「あの、先輩?」
「ん、なにかな」
「すいませんでした、突然こんなところに連れて来たりして。迷惑ですよね」
「いや、そんなことはないよ。ちょっと驚いたけどね」
フォロンが苦笑いしながら言うと、プリネシカもはにかむように笑う。
「やっぱり先輩は優しいです。あなたの奏でる神曲にも表れています」
「え?」
「初めて先輩の歌声を聞いた時から、好きでした。今まで言えませんでしたけど」
ゆっくり、一言一言確かめるように彼女は言葉を続ける。
「偶然今日が恋人達の為の日だって雑誌で見たとき、この機会にって」
「そう、なんだ」
「だから、突然でも気の迷いでもないんです。それだけでもわかって欲しくて」
「大丈夫だよ。君がそんなことしないってことぐらい、わかってるつもりだから」


242:For Dear
08/03/09 23:41:30 3kVXxVF0
これだけの覚悟があったのか、とフォロンは納得する。
「でも、初めてなんでしょ? 大丈夫?」
最後の確認として聞いてみる。

「は、はいっ。大丈夫です。予習は万全ですからっ」
「そ、そう」
(予習っていったい……?)

そんなこと思っていたら彼女が顔を近付けてくる。
「んっ」
しなだれかかるようにプリネシカがフォロンの首に腕を回し、キスを交わす。
「ん、む」
そのまま舌を絡めあいつつフォロンをゆっくり押し倒す。
「んっ、先輩上手いですね。キス」
にっこり笑うプリネシカは先ほどとはうって変わり、淫靡ですらある。
「私、こんなにドキドキしてます」
言ってフォロンの手を取り、自らの胸に当てた。
既にバスローブもはだけその意味を成していないので、彼の手は直接彼女の肌に触れている。
ふよふよとした柔らかい感触がフォロンの脳裏に刻み込まれる。
無意識のうちに彼は彼女の胸を揉んでいた。
「ふぁっ、先輩……上手」
本人にそんなつもりはないが、どうやら彼女の弱いところを的確に責めているようだ。
彼は暫くその感触を堪能することに集中する。
「や、そんな、私だけが気持ちよくなっちゃ……」
そう言ってプリネシカはフォロンのモノを取り出し、手を這わせる。
「うっ、プリネ……」
思わずフォロンはうめき声のようなものをあげた。
「すごい……。こんなに大きいなんて」
プリネシカは感嘆の声を漏らす。その声や仕草が妙に淫らに聞こえるのはフォロンの気のせいではないだろう。
彼女はむしろ楽しそうに指先でフォロンのモノに触れる。
「ふふっ」


243:For Dear
08/03/09 23:42:50 3kVXxVF0
強すぎず、弱すぎず、彼女はいとおしむように彼のモノを扱きはじめる。
「くっ」
案外彼女の予習というのももバカにできない。
初めてだというのに彼女の指使いから伝わってくるのは快感だけであった。
「次は」
彼女はゆっくりとフォロンのモノへと上半身を近付けていく。
途中彼女の胸がフォロンの指から離れていくのを名残惜しそうに見つめながら。
「舐めると気持ちいいんですよね」
「え、いいよ別にそこまでしなくても……」
「私がしたいんです。やらせて下さい」
もちろん、最後はフォロンが折れた。というかフォロンが事務所の女性陣に勝てたことなどあろうか。
フォロンのモノが清楚なイメージだった彼女の口の中に入っていく。
そのギャップに否が応にも彼のモノは硬さを増す。
「ふふっ、今ピクッてしましはね?」
上目使いに此方を見つめてくる。
フォロンは彼女から目が離せなくなっていた。

ちゅぷ、ちゅぷ
男の歪な物体が少女の口の中に出たり、入ったりを繰り返す。
口内の温かさ、モノへの刺激は言わずもがな、そういった背徳感もフォロンの情欲を掻きたてる。
「フォロン先輩の、おいしいれふ」
フォロンのをくわえながらプリネシカはそういって微笑む。
少し照れが混じった赤みのかかった表情で言われては、彼も息を飲まざるを得ないだろう。
「プリネシカ、そ、そろそろ」
「あ、だめですよ」
そう言ってフォロンのモノの根本を軽く締め付ける。
「出すなら――」
そして彼女は四つん這いになると自らの秘処を見せ付けるように腰を高く上げた。
「――ここにしてください」
フォロンはごくりと唾を飲みこんだ。
正直なところ、彼は彼女の膣へ挿れたい。
だが、それには危険が伴うことになる。
「いいの?」
「大丈夫です。今日は安全な日ですし、半分精霊なので子供が出来るかどうかもわかりません」
彼女ははっきりと自分の意思を告げる。
「出来ても、……頑張って育てますからっ」
彼女は今日一番真っ赤な顔をしている。恐らく自分も同様だろう。
爆弾発言にも程がある。
だが、それによってフォロンも覚悟を決めた。
プリネシカがここまで決意してる。ここで自分がしなきゃ男じゃないだろう。
そう考えたのだ。
「わかった。じゃいくよ」
「はい」
フォロンが彼女の秘処に自分のモノをあてがう。それを彼女が手で自らの膣に導いた。


244:For Dear
08/03/09 23:44:52 3kVXxVF0
「はぁぁっ、せんぱいのがっ、入ってきますぅぅ」
彼女の膣に先端が埋まった。
それだけでも凄い締め付けである。
フォロンは彼女の腰を更に引き寄せる。
「はぁぁぁぁぁっ」
恐らくは相当な痛みなのであろう、呼吸と声が混じったような声をあげる。
だが、フォロンのモノは彼女の脈動にも似た締め付けに快楽を得ていた。
(もっと……もっと……)
動きたい。でも彼女のことを考えれば暫く待っているべきである。
そんなジレンマが彼を苦しめる。
彼女を見ると、既に腕に力が入らないようで、ベッドにへたりこんでいる。
「おくまでぇ、きてますっ」
その体勢故にフォロンのモノを更に奥までくわえ込んでいるのだろう。
彼女は浅い息を繰り返す。
「プリネ……大丈夫?」
フォロンは持ち前の理性でどうにか踏み留まり、彼女に声をかける。
「だ、だいじょうぶです、動いてもっ、いいですよ」
顔を僅かにフォロンの方へ向け、そう答える彼女。
そんなわけがないことはフォロンにもわかる。
明らかに無理をしている表情だ。このままでも辛いのかもしれない。
やめてあげるべきだよ、そう思う自分もいた。
「でも」
「おねがいします、動いて、ください」
しかし、欲求に勝てなかった。
彼女の一言がフォロンの最後の理性を砕いた。
「ごめんっ」
「ふぁっ!?」
彼が抽送を開始する。
手加減などできなかった。それまで彼女の膣が気持ちよかったともいえる。
(いや、そんなの言い訳だな)
清楚可憐な少女の最奥を自分色に染めたい。そんなドス黒い欲望が渦巻いている。
彼女の声をもっと聞きたい。
彼女の身体をもっと感じたい。
フォロンは無心で腰を動かした。

せめて痛みを和らげようと、彼女の耳の裏を舐めてみたり、彼女の柔かな胸をやんわりと揉んでみたりするが、如何せん経験が浅く効果があるのかわからない。
「んっ、ん、ん、んぁ」
彼女の声に僅かながら変化が出てきた。
「おくまでっ、いっぱいぃ」
少しずつではあるが、感じはじめているのかもしれない。
うっすら汗を浮かべ、彼女は時折声を漏らす。
フォロンは肩から首筋辺りの汗を舐めとってあげる。
「ひゃっ!?」
胸を揉む手も止めるわけはない。
彼女の胸はそれほど大きいというわけではないが、その分感度がいいようで、揉むたびに甘い声を出してくれる。
そしてその先端をクリクリと指先で転がせば、声は一層大きくなり締め付けも強くなる。


245:For Dear
08/03/09 23:46:22 3kVXxVF0
「せんぱいっそんなに揉んじゃぁぁ」
そんな彼女の反応が嬉しくて、彼女の言葉を無視して、胸をいじりつづけた。

「くっ、んん」
だがそろそろ限界のようだ。
もっと彼女を味わっていたかったが、せりあがってくる射精の感覚だけはどうしようもない。
「プリネシカ、もうっ」
「きてくださいっ、なかにぃっ!」

跳ねるように彼のモノが白濁を吐き出す。
自慰などとは比べものにならない。
「はぁ、はぁ」
「せん、ぱいの……」
光忽な表情を浮かべるプリネシカ。
全て彼女の中に吐き出した。
フォロンは自らのモノを彼女から抜き、ゆっくりと彼女の上に倒れこんだ。


抱き合うように二人はベッドに寝る。
「痛かったけど……最後はちょっと気持ちよかったです」
「そっか」
「フォロン先輩とだからだと思いますよ」
にっこりと微笑むプリネシカ。
フォロンもつられるように笑う。
「これで恋人同士、ですよね」
「順序が違う気もするけど。そうだね」
「覚悟してくださいね」
「ん?」
「これからは自慰なんて出来ない程に絞りとってあげますから」
「恐っ」
「まず、おはようと同時にバックで一発ですよね。さすがに学校では会えませんけど仕事前に口で抜いてあげます。
 帰ってからは晩御飯作りながら裸エプロンで一ラウンド。晩御飯はもちろん“私”ですよ?
 それから……」
「ぷ、プリネシカ?」
「もちろん、冗談ですよ」
「……ホントに?」
「半分くらいは」

フォロンは苦笑いを一つ浮かべる。

~完~


246:For Dear
08/03/09 23:49:33 3kVXxVF0
以上です。
因みに残りは金編、紅編となります。

247:名無しさん@ピンキー
08/03/10 01:25:31 gmKycUu9
乙続き待ってます

248:名無しさん@ピンキー
08/03/10 01:31:32 WZvFoto+
…連続ではなく並行世界なの?
てっきりユフィの後だと思ってたんで繋がらなくて戸惑っちまった

249:名無しさん@ピンキー
08/03/10 13:35:24 CYyq1dW7
プリネエロいなぁw
GJでした!金編にも期待してますぜ

250:名無しさん@ピンキー
08/03/10 14:37:14 rI2uFACK
プリネが無駄にエロいのは確かw

251:名無しさん@ピンキー
08/03/11 01:28:16 XzYXaN0o
>「初めて先輩の歌声を聞いた時から、好きでした。今まで言えませんでしたけど」
ってのが好きです。原作でも「ペルセが好きなものはプリネも好き」てな描写があるわりに
プリネの好意の対象って未だに言及されてないしね(苦笑)

252:名無しさん@ピンキー
08/03/13 14:01:57 2VwFbg2I
ペルセは俺の嫁保守

253:名無しさん@ピンキー
08/03/13 20:24:27 fv+4n3Vk
>>251
精霊との融合体であるが故に自分のフォロンへの好意が純粋なものなのか、
それとも優れた神曲を得ようとする精霊としての浅ましい業なのかと葛藤がしていると考えるんだ

254:名無しさん@ピンキー
08/03/14 06:15:41 3CdsB7XG
プリネシカの心情は、人間としての思考と精霊としての思考が混じってるから微妙なんだよな…
精霊(ドーリスラエ)としての思考で、前契約楽士(パルテシオ)以外の神曲を受けたくないんだ
…恐らく、男女間の思考に近い感覚でね
ところが、フォロンの神曲はパルテシオの事が無ければ諸手を挙げて契約したくなる様なヤツだった
人間の感覚で言うと一目惚れに近い訳だ
若い未亡人が一目惚れ状態と言うか…何処のエロゲやねん!?って状態な訳だ
前夫に操を立ててるのに、若い男に濡れちゃうなんて…みたいなw

人間視点からだと、パルテシオは実父で…実父って事は、代わり様の無い唯一人の男性なんだな…
パルテシオってのは、ドーリスラエ・プリネの両者にとって最愛の人で…
ドーリスラエにとっては、精霊契約の相手で一人の男として愛してた
プリネにとっては、実父なんだよね
コレが混ざると、「代わりの居ない唯一無二の男性」となるんだが、「父親」兼「恋人」兼「神曲楽士」なんだよね
今のプリネにとって、其々の役割を別の人に割り振るって事が出来なくなってる
「恋人」だと認識すると、連動して「父親」と「神曲楽士」がセットになってしまう
…正史だと簡単にエロには進まないだろうな~>プリネ
禁断症状が出て、強引に調律(…と言うか調教かな?>エロパロスレとしてはw)してしまう方が自然かもね

255:名無しさん@ピンキー
08/03/16 03:14:12 MnJVgtuR
そもそもドーリスラエと融合しているせいで、父親への感情も複雑極まりない物だしなぁ

256:名無しさん@ピンキー
08/03/16 04:25:28 Wa/fDdJz
ん?とするとパパさんが生きてるとかってIFものをすると近親相k(ry

257:名無しさん@ピンキー
08/03/16 04:49:53 GzyvBTO3
プラトニックなら在り得るけど、近親相姦ネタは起きないだろう
精霊は色欲が少ないし、ドーリスラエもパルテシオの結婚認めてる訳だし…
精霊は色欲少ないから逆に子供を残す事に重点を置く傾向がある
娘として認識と契約精霊としての認識が重複するのはプラトニックな恋愛感情までだろう
そうすると、物凄いファザコンでパルテシオに近付く女性を牽制し捲くる位じゃね?

258:名無しさん@ピンキー
08/03/17 17:16:33 pT0vRwWJ
黒新刊読んだ。


ひまわり娘と黒娘の百合百合を誰か頼む。

259:名無しさん@ピンキー
08/03/21 21:06:37 E7SyWvFb
ふと思った。

最近の精霊雷でなんでもできる状況を見ると、蝕手を創ってそれで責める精霊もありだよね。

260:211
08/03/21 22:42:23 jvw+Ospw
>>219 の続きを投下します。コーティカルテ編。
フォロンもコーティも、書き出すと勝手に行動していくので困ります(?)

261:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:34:12 X2h/CSfN
>>260
規制かな?

>>259

「あ、あのコーティ、それは?」
「これか? いやなに、余興だ」
「ちょ、無理、やめ――!」


「スノウ、今夜も我らが夜の営みを……」
「んな気持ち悪い営みなどあるかっ!!」


「待てルーファ、話せばわかる。というかそういった不意打ちは精霊としてマズイんじゃないのか? や、おま、うぐぉ(ry」


「仕方ない、此方のほうが小さくて初めてにはやりやすいだろ」
「私の初めてが……」

ここまで書いてエロそうな男の精霊が少ないことに気づいたw
ヤーディか?牛?

262:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:43:30 5waxnctl
赤キネノベの中華系マフィアと謎の武士がおりますよww

263:211
08/03/22 00:18:16 sqqQ7S+r
~~~ >>219のつづき ~~~

「……フォロン」「ん? ん……ちょっとまってコーティ」「……………」

あいかわらず要領のよくないフォロンは、終わった仕事の報告書を書くのにも人
一倍時間がかかる。これがレンバルトだと、ユフィ所長に口頭で報告しながら、
手で報告書の記載も同時に終えてしまうなんて離れ業をやってのけるのだが、不
器用なフォロンには到底真似できない。

「………よしっ………と。終わったよ、何だっけ、コーティ?」
「………いや、いいんだ。」「???」

(最近、こういうことが多いな……)フォロンは思った。

正確には1ヶ月ほど前、ペルセルテの「体当たり誘惑」によって、なし崩しに男女
の関係ができてしまって以来だ。

一時は手の付けられないほど荒れに荒れていたコーティカルテだったが、10日ほ
どして状況は変わった。フォロンに対してギト目を使うこともなくなり、契約精
霊としての仕事もするようになった。ただ、時々フォロンに対して何か聞きたそ
うな、そんなそぶりを見せることが多くなったのだ。

………いつになく、少し寂しそうな………そんな雰囲気を感じ取ったフォロンは
2人ぶんのコーヒーを淹れながらさらに聞いてみた。

「コーティ?ひょっとして、何か悩みでもある?」「……!?」「僕なんかじゃ
何の役にも立てないかもしれないけどさ。なにかできることがあるならしてあげ
たいって思うし。こんな感じの神曲が聞いてみたいとか、そういうのでもあるの
かな?」

「……いや。そういうのでは無いのだが……」「ん。じゃぁ、なに?」

「…………………………フォロン。おまえ、子供が欲しいのか?」

ずってーーーーーん!!! あやうく、3度目のぶっかけを行うところだった。

「な、な、な???」「………何をいまさら驚いている。この間の金髪とのアレ
はいわゆる〔子作り〕だろうが」「い、いや、あれは結果的にそうなっちゃうか
もしれないっていうもので、僕がそうしたいとかってゆーのはまた別に関係なく
てそもそも不可抗力から始まった事故みたいなものであぁぁぁぁぁもう!」

「……言ってることがよくわからんが……まぁとにかく、それではフォロンは今
すぐに子供が欲しいというわけではないのだな?」

「そりゃそうだよ……まだ父親になる覚悟もないし、ペルセだってまだそんなつ
もりはないだろうし。そもそも、生涯の相手がペルセかどうかってことすら、正
直に言って僕にはまだよく判らない」

「……そうか」ふっ、と微笑むコーティカルテ。久しぶりに見る微笑みだった。

「……なら、まだ条件は五分ということだ」にいっ、と、ちょっと微笑みが妖し
さを帯びる。「まだ子供をつくらなくてもいい、ということなら、今の私でも充
分におまえの相手はできるのだぞ。前にも言ったことがあるのを覚えているか?
しようと思えばできるのだから、と」

264:211
08/03/22 00:19:08 sqqQ7S+r
「ちょ、ちょっと?」ゆっくりとフォロンのほうに歩み寄るコーティカルテの顔
や手足が微妙に赤みを帯びて見えるのは〔赤〕の精霊雷がにじみ出るためか、あ
るいは他の理由なのか。

「歌ってくれ」 「………?」 「私たちが初めて出会った時の、あの歌、だ」

「ど……どうして」妖しく光るコーティカルテの目を正視できず、ちょっとしど
ろもどろになりながらフォロンが言う。「………おまえは私の契約楽士だろう。
契約精霊が歌を聴きたいというのだ。そこになにか理由が要るのか?」

「う…うん。判った」深呼吸。(落ち着け……)「やって、みるよ」

ソファに軽く腰掛けて、コーティカルテは目を閉じる。顔は少しだけ上向いて、
口元にはほんのわずかな微笑み。10数年前になるのか、フォロンが暮らしてい
た孤児院の屋上で、初めてその歌を聴いたときの事を思い出すように。

フォロンが歌う。目を瞑って。

コーティカルテは、まるで全身でその歌声を捉え浴びようとしているかのように。

一瞬にして、時が戻り。

薄暗い事務所の中で、2人の心は確かに、あの孤児院の屋根に飛んでいた。

(…………………………)

数分後。フォロンは歌い終わると、閉じていた目をあける。一瞬、本当に時が戻
ったのかと錯覚した。なぜなら……目の前に立っていたのは、いつもの小柄な
(そして生意気で尊大な)コーティカルテではなく、初めて会ったときの、そし
て再会してからはごくたまに、しかもたいていは生死をかける戦いのさ中でしか
会うことのない、緋色の衣を纏った妖艶な女性であったから。

「………コーティ?」彼女は明らかにコーティカルテであることはフォロンには
無論判っている。判ってはいるが、日常ほとんど顔をあわせることのない姿に、
若干の畏怖を覚えていることもまた事実だった。

「………どうした、フォロン。なにを呆けている?」くすりと微笑ってコーティ
カルテが言う。「う、いや、あんまり見慣れていない姿見るとどうしても、ちょ
っと構えちゃうっていうか、その……綺麗で見とれるっていうか……」最後のほ
うは小声でごにょごにょ。

「……聞こえないぞ。はっきり言ったらどうだ」笑いをかみ殺して、明らかに聞
こえている態度のコーティカルテ。

「……まぁいい。 ………良かったぞ。久しぶりだな。こういう、落ち着いたと
ころでおまえの歌を聴くのは」少し上気したようなコーティカルテ。

「フォロン。もう一度、目を閉じろ」「……どうして?」「……今度は、私がお
まえに与える番だ」「与えるって……何を」「…………いいから。さっさと目を
瞑れ」


265:211
08/03/22 00:30:54 sqqQ7S+r
(途中でアップできなくなっています。なんでだろう……スマナイ)

266:211
08/03/22 00:34:13 sqqQ7S+r
よく判らないまま目を瞑り、立ち尽くすフォロン。コーティカルテはその前に立
ち、そっ……と、フォロンを抱きしめる。「!コーティ??」「おとなしくして
いろ、フォロン」「い、いや、だって……どういう」「おとなしくしろというの
が判らんか」なおも口を開こうとするフォロンを黙らせるように、少しだけ上の
目線から、緋色の高貴な精霊は、フォロンの唇を奪う。柔らかな感触と、胸板に
感じる圧倒的なヴォリュームの前に、フォロンの抵抗力はやがて失せていった。

少しだけ唇を離してコーティカルテは言う。「どうだ?このあいだの金髪と比べ
て?」問われて思わず真っ赤になるフォロン。「そ、そんなこといきなり聞かれ
たって………」「判らないというのか?時間はたっぷりある。存分に判らせてや
ろうではないか……」離れようと身じろぐフォロンをその両腕でしっかりと抱き
しめ、再び唇を重ねていく。

(あ…舌が)最初、ちろちろとフォロンの唇の周囲を探っていたコーティカルテ
の舌は、やがて容積を増し、なおも戸惑って開こうとしないフォロンの上下の前
歯を強引に押し割るように、口内に侵入してきた。わがもの顔でフォロンの口内
を占領すると、その周囲を縦横無尽に舐めまわし、フォロンの舌を探りあてる。
ぐい…ぐい…と長い舌を伸ばし、舌どうしを大胆にからみつけてフォロンを味わう。

コーティカルテに翻弄されたフォロンは、ソファにあおむけに倒れこんでしまう。
コーティカルテはフォロンの体にのしかかり、両手でとらえたフォロンの顔を見
おろして、小さく、だがはっきりと告げた。

「おまえを、私だけのものにしたい」

フォロンはその言葉を、これまでに2度、聞いた。1度目は、幼いころ、孤児院
の屋上で。2度目は、トルバス神曲学院の追試テストで。

2度とも、その言葉の意味は、精霊契約。正確に言えば、フォロンが神曲を与え
るかわりに、コーティカルテはフォロンに仕える、という契約だ。コーティカル
テとフォロンが、その〔仕える〕という言葉通りの関係であるかどうかはまぁ別
として。

しかし、コーティカルテの3度目のその言葉の意味は、今までとは違っていた。

「おまえの〔体〕を、私だけのものにしたい……のだ」 「!?」

「……おかしいと思うか?」「う、いや……」「……フマヌビック形態の精霊の
中には、人間と性的な関係を持つものもいる。機能的な問題は何もないのだぞ。
ただ……現状、子供をつくる方法は見出されていない、という以外は」

あえて淡々と、内心の高揚を押し隠すようにコーティカルテは言う。

「……逆に言えば、まだ子供を持つつもりがない男にとっては、つごうの良い存
在とも言える。フォロン。おまえもさっき言ったではないか。まだ父親になるつ
もりはないと」

「いや、たしかにそうは言ったけれど、しかしそれとこれとは……」
「……煮え切らないやつだな。ここまできたら覚悟を決めろ。恥をかかせるな」

(……なんだか僕っていつもこんなふうに……)とフォロンは思いつつも、しだ
いに自分にのしかかる魅力的な肉体に心を奪われていった。

「……脱がせるぞ」「いや、それくらい自分で…」「脱がせて……みたいのだ」

267:211
08/03/22 00:35:10 sqqQ7S+r
一つ一つ、フォロンの衣服をはぎ取っていくコーティカルテ。主導権を握るのは
あくまで自分なのだ、という意思表示のように。あきらめてフォロンはコーティ
カルテが自分を好きなように扱うのに身を任せていた。

最後に残ったトランクスを見て、コーティカルテはくすり、と微笑う。「……立
派なものだ」「こ、こんな状況になったら当たり前じゃないか……」トランクス
の前を開き、中のものを取り出すコーティカルテ。天を突くように屹立するもの
は、フォロンの鼓動にあわせてびくん、びくん、と脈動していた。

「あ……む」コーティカルテがフォロンのものを含みはじめる。充分に唾液でフ
ォロンの先を濡らしながら、突き出したような形の唇で、亀頭のまわりをくるり、
くるり、と、歯が触れないように優しくなでる。それだけでフォロンのものはさ
らに充血し、亀頭がひとまわりふくらむ。そのまわりをなだめるように、コーテ
ィカルテの長い舌が取り巻き、ちろちろと、わずかに残った包皮のなかから、亀
頭を完全に露出させてしまう。そして硬く尖らせた舌先で、周囲の粘りと汚れを
完全に舐めとる。

「……刺激が強いか?……これで完全に剥けたわけだ。ふふふ、あの金髪もここ
まで丁寧な掃除はしてくれてはいまい?」
「……やっぱりコーティ、張り合ってるんだ?」「!? うるさい!」

気に触ったか、コーティカルテは丸く広がった唇で亀頭から根元まで、いっきに
しごくように、フォロンのペニス全体を飲み込んでいく。右手では根元の袋をや
わやわともみしごき、舌も細やかに躍動してくすぐるように攻撃する。

じゅぼっ、じゅぼっ、と激しく往復するコーティカルテ。フォロンはペニス全体
で、コーティカルテの、あたたかく濡れた唇、舌、そして亀頭ではのどの粘膜ま
で味わい、あっという間に限界点に到達してしまった。

「コ、コーティ、もうっ!!」コーティカルテは口を放すどころか、めいっぱい
までフォロンのものをくわえ込み、喉奥の粘膜でフォロンのものをやさしく締め
付ける。

びゅぅっ! びゅぅっ! びゅぅっ! 腰をびくんびくんと跳ね上げながら、フ
ォロンはコーティカルテの喉にめいっぱい突きこんで射精する。少しむせながら
も、そのどろりとした粘液をたっぷりと飲み込むコーティカルテ。

「……美味くはないな。知識としてはあるからやってみたのだが」「え?コーテ
ィ、するの初めてなの?」「そうだ。おまえの前の契約主も女だったしな。年齢
だけは充分重ねているからいろんな知識は自分でもあきれるほど豊富だが、実践
はないに等しい。いわゆる〔耳年増〕というやつだな」

「そ…そうなんだ……でも、気持ち良かった。気が遠くなりそうだったよ」「そ
うか。……でも、まだ終わりではないのだろう?」言われてフォロンは、自分の
ものがまだ屹立したままであることにやっと気づいた。

「……してみたいやり方、というのは何かないのか?フォロン。この間の金髪と
はどういうやり方をしたのだ?」「そ、そんなこと言えないよ!」「……言うの
だ。金髪がまだやってないことをしてやる」にやりと妖しく微笑ってコーティカ
ルテが言う。結局フォロンは、先日のペルセルテとの「コト」を、こと細かに白
状させられることになった。

268:211
08/03/22 00:36:14 sqqQ7S+r
「……ふん。大体判った。あの金髪、侮れんな」「………コーティ………」だん
だんとあからさまな対抗意識を燃やしてくるコーティカルテにあきれながら、
(やっぱり、可愛いな……大人だけど)と思うフォロン。

「よし決めた」「……?」「胸で、してやろう」「……え??」「人間でも、大
きな胸の女に、男はこういうことをさせたがる、と聞いている。わたしのこの胸
を使って、フォロンを気持ちよくしてやろうというのだ」(……それって、もし
かしてパイズリ……)

コーティカルテが軽く瞑想すると、彼女の衣服は一瞬にして赤い精霊雷となって
虚空に消えた。もともと、精霊の肉体というのは一種のエネルギーで形成されて
いる。衣服のように見えるのも、コーティカルテ自身がエネルギーを収束させて
そのように見せているに過ぎず、消そうと思えば一瞬で消し去れるのだ。

あとに残ったのは、純粋な、美貌の肉体のみ。背中の3対の羽根を除けば、その
からだは成人女性と全く変わりがない。見た目だけでなく、肉体上のあらゆるパ
ーツや内臓にいたるまで、擬似的ではあるが寸分変わらないものがそこに構築さ
れている。もちろん、バストやお尻、そして〔女〕としての器官も例外ではない。

(!!!コーティ……)綺麗だ、というのは言葉にならず、フォロンは目を見開
いて美しい緋色の精霊を見つめることしかできない。コーティカルテはその裸身
をフォロンに見せつけるように立つ。

「さて、するぞ?」フォロンの視線を気持ちよく浴びながら、コーティカルテは
フォロンの身体を…上半身のほうをまたぐ。そして、フォロンとは反対向きに覆
いかぶさり、屹立したままのものを、再度魅惑的な唇でとらえる。

ぺろ……ちゅっ……ちゅぅ……   口のなかにフォロンのものをおさめ、唾液
を塗りつけつつ、唇で3度、4度としごく。
ちゅぅっ……ぽん……   開放されたそれは、さらに隆々と容積を増し、威容
をコーティカルテの鼻先に突きつける格好になった。コーティカルテはその亀頭
に、真上から(とろり……)とたっぷりの唾液を補給し、ゆっくり乳房を近づけ
ていく。

(あぁ……)ペニスの先が、あたたかな乳房にくるみこまれる。コーティカルテ
が、舌先でちろちろと亀頭をつつきながら、両手で捧げ持つようにした2つの乳
房のなかに、フォロンのペニスをつつんだのだ。

フォロンのものはすでに、普通に勃起した状態よりもさらに2割増しの様相なの
だが、コーティカルテはその大きさをものともせずに、自分の大きな乳房のなか
にペニスを完全に覆い隠してしまう。乳房の根元ではなく盛り上がった中央のあ
たりを使い、もっともフォロンのものを強く圧迫し、つつみこめる位置を知って
いるかのようだ。

(気持ちいい……)フォロンは、まるでコーティカルテの乳房から体内に入れて
いるかのような、圧倒的な快感を感じていた。女性経験など、先日のペルセルテ
しか知らないフォロンだが、その時に匹敵するような感触である。また、目の前
で妖しくゆれるコーティカルテの秘所。ゆら、ゆら、とゆれるそのうす赤い恥毛
の奥からは甘酸っぱいような匂いがふりまかれ、フォロンの快感中枢をいっそう
高めていく。

269:211
08/03/22 00:37:27 sqqQ7S+r
コーティカルテは、左右から両手で乳房を圧迫し、間接的にフォロンのものをぐ
っ…ぐっ…と強く圧迫する。それと同時に下から上に、また上から下にと、まる
で乳房のなかに膣道があるかのように、しゅっ、しゅっ、とリズミカルにフォロ
ンのものをしごきあげていく。自らも充分に高まっているのか、丸く盛り上がっ
た乳輪とその中央に立ち上がった大粒の乳首も有効に使い、時々両乳首で亀頭の
敏感な部分をはさみ込むように刺激する。

フォロンはもうソファの上で腰が浮いてしまい、コーティカルテのなすがままだ
った。「あぁっ、コーティ……気持ち、いいよ……」自分の思うとおりにフォロ
ンをあやつっている、という快感にコーティカルテ自身も支配されつつあり、自
分自身の秘所が序々にうるみ、自然に開きはじめているのを自覚していた。

(あぁ…)自らの疼きを癒すかのように、コーティカルテはフォロンの上に腰を
おろしてしまう。フォロンのものを乳房のなかでしごきあげながら、太ももの間
にフォロンの顔をがっちりと拘束する。目の前に、香り高い女性自身を突きつけ
られたフォロンは、両腕でコーティカルテの腰を抱きかかえながら、ささやかな
反撃を試みる。

舌でコーティカルテの〔女〕を開くように舐め上げ、その内部にまで舌を差し入
れるようにする。しかし、その反応を待っていたかのように、コーティカルテは
フォロンの顔面に、完全に自分の秘所を密着させ、自分で勝手に快感を味わうよ
うに、ごし…ごし…とこすりつけてきた。

「あぁっ!コーティ、僕もう、もうっ!!」「いきそうなのだな?フォロン。好
きなところに出していいのだぞ。どこに出したい?」「うぅっ……口、コーティ、
また口のなかで……飲んでほしい…」「いいだろう、さぁ、たっぷりと出せ……」

コーティカルテの腰を無意識に強く抱きしめ、フォロンは最後の律動を開始した。
コーティカルテはその動きに合わせるかのように、乳房の動きにラストスパート
をかける。最後に数度しごいたあと、とうとうフォロンの鈴口が開いて、大量の
精子を打ち出しはじめる。同時にコーティカルテは、乳房に埋もれるペニスから、
亀頭だけを乳房の上に開放し、「あむ……」と唇をかぶせる。フォロンの脈動と
ともに、コーティカルテは口のなかのペニスをちゅーーっ!ちゅーーっ!と強く
吸引した。
いわゆる「バキュームフェラ」というやつである。

「う、うわわっ!?」すごい勢いで放出させられたフォロンの精子は、ふたたび
コーティカルテの口内にすべて吸い取られ、飲み込まれた。脈動が終わり、派手
に放出する精液がなくなっても、コーティカルテは亀頭周囲をくるくると舐め回
し、完全にきれいにしてから、フォロンを開放してくれた。ただ、きれいになっ
たのはフォロン側の下半身だけで、コーティカルテの秘所はもうすごいことにな
っていたが。

「……よかったか?フォロン。」「うん。一瞬、目の前が真っ暗になったみたい
だったよ……」「……あの金髪も胸は大きなほうだが、きっとここまでのことは
できないと思うぞ?」どこまでも対抗意識の強いコーティカルテであった。

270:211
08/03/22 00:38:22 sqqQ7S+r
「さて………と。さすがにわたしのほうも、ちょっと我慢の限界かもしれぬ」コ
ーティカルテは体を入れ替えて、フォロンに軽く口付けて言う。「……挿れる、
ぞ」

今度はフォロンの下半身側にまたがり、コーティカルテは自分の〔女〕の器官を
両手で開く。屹立したままのフォロンのものを、その全開状態のなかに収めつつ、
ゆっくりと腰を落としていく。

コーティカルテの〔女〕を押し割り、侵入していくのを、フォロンは自分の鋭敏
な先端で感じていた。侵入途中で感じた、(ぷち……)と、何かを押し破るよう
なその感触は、このあいだペルセルテとの時に感じたのとよく似ていた。

「コーティ……? ひょっとしてこれも、初めて……?」「うむ。耳年増、だと
言ったではないか」先ほど、フォロンの顔面で充分に自らをこすりつけ、慰めて
いたためか、それほどの苦痛もない表情で、ちょっと恥ずかしそうにコーティカ
ルテは言う。「精霊としてずいぶん長く存在してきたが、こうやって人間と肉体
的に交わってみるのは…初めてだ。妙に……落ち着くものだな」

くちゅっ…くちゅっ…と、徐々に腰を落としこみ、とうとう最奥までフォロンの
ものをくわえ込んで、「はぁぁっ……」と息を吐くコーティカルテ。そのままし
ばらくじっと動かず、なかに収めたフォロンのものをじっくりと味わう。大きく
怒張したフォロンの先端は、内部に擬似的に形成された〔子宮〕の入り口にぴっ
たりと密着していた。

動こうとしないコーティカルテにだんだんフォロンも我慢できなくなり、「コ、
コーティ?動いても、いい……かな?」「駄目だ」にべもないコーティカルテ。
「わたしが動いてやる。おまえはそのまま、じっとしていろ」「そ…そんな……」

しばらくの間、コーティカルテは自分の子宮口のくぼみでフォロンの亀頭の丸み
を磨くようにギシ…ギシ…と腰を押し付けながら回していた。やがて自らも充分
に高まったか、少しずつ、腰の上げ下げを始めた。

「うぅぅっ?」腰を下げる時はペルセルテに勝るとも劣らないような圧倒的な締
め付け。上げる時は減圧されてふっと亀頭のまわりが開放される。その長いスト
ロークの間じゅう、膣粘膜の深いヒダヒダで肉茎の側面や亀頭のカリをごしごし
としごかれる。

(す、すごい……)フォロンは思わず両手をコーティカルテの胸に伸ばす。コー
ティカルテの動きにつれてぶるん、ぶるん、とはねまわる乳房を両手で思うさま
もみしだき、親指と人差し指で乳首をくり、くり、とつまむ。つかみきれないほ
どの大きな乳房と乳首の弾力は、たまらない快感をフォロンに伝えてくる。

「フォロン……」腰の動きはそのままに、身体を前に倒すコーティカルテ。情熱
的なキスを一度交わし、できるだけ身体を伸ばして、フォロンの口元に自分の乳
房を捧げ持つように持っていく。「含んで、くれ、フォロン」

言われるままにフォロンは、コーティカルテの乳首を口のなかに含む。やわらか
なグミキャンディのような大粒の乳首は、素晴らしい弾力でフォロンの舌と格闘
する。「あぁ……フォロン、フォロン……」フォロンの頭に腕を回し、大きな乳
房をぐいぐいこすりつける。フォロンは顔面にコーティカルテのやわらかな乳房
と体温を感じながら、口のなかに収めた乳首のくぼみを舌でこりこりとほじる。
かたく盛り上がった乳輪を3本指でしこしここすりたてながら、ピンピンに立ち
上がった乳首に唾液を塗りつけては、ぺろぺろ、ちゅぅちゅぅ、としゃぶる。

271:211
08/03/22 00:41:44 sqqQ7S+r
全身でコーティカルテの肉体を味わわされ、もうフォロンは受身でいることに耐
えられなくなった。「ご、ごめん!コーティ!!僕もう、我慢できないっ!」コ
ーティカルテの背中に腕を回して起き上がり、体勢を入れ替える。自分の下にコ
ーティカルテをがっしりと組み敷いて、終末を迎える必死のピストンを開始する。

「フォ、フォロン!くぅ……わたしが、してやると、言ってるだろうが……」コ
ーティカルテの言葉も、もうフォロンには届かないようだった。「仕方のないや
つだ。わたしが満足するまで、許さんぞ?」とひとりごとのように言い、フォロ
ンの律動にあわせてやる

どすん、どすん、と膣奥を突きこむフォロン。コーティカルテの乳房を握って上
体を支えながら、腰のストロークはより激しさを増す。「もう、もう! 出る、
出ちゃうよ、コーティ、コーティっ!!」「フォロン、フォロン!!ふくらんで
いる…わたしのなかに、出したいのか?」亀頭冠のふくらみを感じて、コーティ
カルテが言う。「いいぞ。わたしの子宮のなかに、たっぷりと出してくれ。最後
に、とっておきをしてやろう」コーティカルテはそう言うと、膣奥をフッとゆる
め、子宮のなかに、フォロンの亀頭をすっぽりと迎えいれた。

「う、うわわぁぁぁっ?? こ、これって??」つるりとした、本当の最深部に
まで突きこんでしまい、フォロンは狼狽して叫ぶ。「どうだ?わたしの〔子宮〕
だ。想像してみるがいい。もし、精霊が子どもをつくれるとしたら。ここでおま
えが射精をすれば、あっという間に受精、着床することは間違いないぞ?」コー
ティカルテも悩ましげに腰をゆすり、子宮口のくびれで亀頭の根元をかるくしめ
つけ、フォロンに最後のとどめをさす。

「コーティ、コーティ!!」「あぁフォロン!わたしを、わたしを、妊娠させる
つもりで、子宮のなかに、おまえの精子を!」コーティカルテは、長い両足をフ
ォロンの腰に巻きつけ、叫ぶ。

どぶぅっ!どぶぅっ!びゅっ!びゅっ!びゅっ! からだを反らせ、コーティカ
ルテの子宮内で、亀頭を思うさまこすりつけて、フォロンは大量の射精を行う。
「あぁぁっ!!フォロン!おまえの、子種が、入ってくる!!」同時にコーティ
カルテは、子宮のなかや、膣粘膜からも大量の愛蜜をフォロンのものに噴きかけ、
両手両足でフォロンのからだを力いっぱい抱きしめて、びくん、びくん、と腰を
打ちつける。

寸分の隙もなくからだを密着させ、(はぁ…はぁ…はぁ…)と絶頂の余韻を感じ
るふたり。フォロンはコーティカルテの大きな胸に抱かれて、夢うつつのうちに
乳首をふくみ、もう片方は手でもみしごいていた………

眠り込んだフォロンのそばでコーティカルテは体を起こし、ひとりごとのように
つぶやいた。「おまえが子どもが欲しくなるのが先か、子どもを産む方法を見つ
けるのが先か……いや、その前に金髪娘に勝たねばならんか………勝負ごとが多
くて困るな……」

見慣れた少女の姿に戻った可憐な口元は、しかしいたずらっぽく笑っていた。


            -了-


272:名無しさん@ピンキー
08/03/22 01:05:32 wKP0R0XQ


273:名無しさん@ピンキー
08/03/22 14:17:32 aLr+FKvC
コーティカルテキター!!

274:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:23:59 aLr+FKvC
revevsalクリムゾン2前半 思っていた以上に長くなったので前半・後半に分けて投下します。





前夜、初めてフォロンがコーティカルテを抱いた日の朝。隣でまだ安らかに寝息を立てている彼女とは、対象的に彼は、頭を抱えていた。

「ど……どうしよ」

前夜の出来事、確かに誘ってきたのはコーティからだった……。しかし、自分は興奮しあろう事か彼女を押し倒してしまった……。

「ど、どうしよう……」

彼が目覚めてからそれだけがフォロンの頭の中を占めていた。


「ん?…んん……ふぉ…ろん??」


そんな時、彼女が身じろぎし眠い目を擦りながら身体を起こす。はっきりと目覚めたわけでは無いのかフォロンが自分の隣に居る事に不思議そうな顔をしている。


やがて目線を自らの身体の下腹部にやり自分が一身纏わぬ姿である事に気づき。フォロンと自分の身体を交互に見て昨夜の出来事を思い出したのか………

「っ~~~~!?」

一気に顔をその深紅の髪と同じように真っ赤に染め。

「フォ!?フォロン!!わ、わ、わ、私は、く、く、空腹だ!」

恥ずかしさを誤魔化す為かフォロンに朝食の催促をすると衣服を物質化する余裕も無いのかシーツを身体に巻き付け裸体を隠すと烈風のような勢いで部屋を後にする。




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