07/12/17 03:53:18 1ObfQCSd
これは金になる絵だ、と思った永澄が、いったん手を休めてケータイで何枚か写真を撮っていると、その休憩で少し巻は息を吹き返したらしい。
「ううっ……お、おんどれ……絶対殺したるからなぁ……」
前後の穴をプラスチックの棒で犯され、股間をすっかり濡らしてよがっていた後でそんなことを言っても、あまり怖くは無い。
しかし永澄はケータイを横に置き、再び二本の棒を手にした。
「まだそんな口をきく余裕が残っているのか……ならば!」
その時、巻は幻視した。
永澄の身体から、蒸気が噴き出すようにオーラが立ち昇っている!
「闘技! 神砂嵐!!」
膣棒を関節ごと右回転! アナル棒をひじの関節ごと左回転!
けっこう感じていたMAKIも視界が一瞬真っ白に見えるほどの回転圧力にはイった!
そのふたつの性感帯の間に生じる絶頂状態の圧倒的快楽空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!
「うああああああああああああっ!! いやっ、イクッ、イクッ、イッちゃう……! いやああああああああーっ!!」
ひとたまりもなく激しい絶頂を迎えた巻は、そのまま気絶してしまう。
相手が意識を失ったことを確認した永澄は、床に落ちていたメモ帳を拾った。
ページを一枚やぶき、近くにあったペンでサイン。
その紙を、ぐったりとなった巻の身体に投げつけた。
「ツケの、領収書だぜ」
第3部 完!