【瀬戸の花嫁】木村太彦総合4【ズシオ・アーティ】at EROPARO
【瀬戸の花嫁】木村太彦総合4【ズシオ・アーティ】 - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
08/05/20 01:25:28 zwPBI18N
ルナ様のことかーっ!!

451:名無しさん@ピンキー
08/05/20 12:42:34 gNKKsPOO
ルナ様は話が進むにつれて胸がちっちゃくなった不思議な子

452:名無しさん@ピンキー
08/05/20 20:51:44 7c8vyt47
だが、そこがいい。

453:名無しさん@ピンキー
08/05/21 17:22:38 BwwsYeB7
なんで巡の胸はアニメで小っちゃくなってしまったん?

454:名無しさん@ピンキー
08/05/21 17:58:44 SbEJtaif
アニメスタッフはそういう趣味なのだ!

455:名無しさん@ピンキー
08/05/21 20:40:26 96Pn9nyq
その分委員長に補充されました。

456:名無しさん@ピンキー
08/05/21 21:59:52 FS9Axbtx
友情か…泣けるぜ

457:名無しさん@ピンキー
08/05/22 23:33:05 v8hD1HpX
>>553
本当っぽいから困るw

458:名無しさん@ピンキー
08/05/23 04:18:25 nuHLiMKd
もみじまんじゅう旋風が吹き荒れてると思って来たのに…
角二スレとここの住人は被っていないのかな?

459:名無しさん@ピンキー
08/05/23 18:03:36 enUILOLb
エロくはしにくいしね。
ガチなSSには向かんと思うよ。

460:名無しさん@ピンキー
08/05/23 23:53:51 yaDWv1uv
シリアスなSSでもみじ饅頭出たら笑ってしまいそうだw

461:名無しさん@ピンキー
08/05/25 19:24:13 jfeDYah8
明乃のえろえろーんな話が読みたいです…

462:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?1
08/05/25 23:16:46 z0QfWXfq
それは強風吹き荒れる一日の出来事だった。

休日で誰もいない筈の中学校の音楽室に乱れた息遣いが響ていた。
「ハァハァ……ハァハァ…」
机の縁を握りしめて立つ少女の凛々しい顔は恥辱と苦渋に歪み、その目はビデオカメラのレンズに映る自分達の姿を睨みつけていた。
絹のようにきめ細かな肌はしっとりと汗ばんで、長く美しい漆黒の髪がまとわりついている。
「あっあ…ハァハァ…ううっ……くぅ…」
痛みに喘ぐ少女は、豊かな乳房を少年に後ろから鷲掴みにされ激しく揉みしだかれていた。
「ハァハァ…やめろ…ハァハァ…ハァハァハァ」
不意に乳房が強く握りつぶされ少女の顔が苦痛に歪み声が漏れでる。
「ぐぅぁ…痛っ……痛いっ…んあっ……」
机の縁を掴んでいた少女の腕が徐々に身体を支え切れなくなりガクガクと震えた。
「あぁああー、嫌ぁああー」
白い肌の下で筋肉が強張り、 ムチのようにしなやかな肢体に汗が流れ落ちていた。
少女の悲鳴を聞いた少年の身体が痙攣するように震えたと思うと、少女の尻に密着した下腹部を強く突き上げるように押し付けていった。
「や、やめろー」
尻の谷間に押し付けられる少年の膨張したモノから逃れようとするように爪先立ち細くしまった腰をくねらし叫ぶ。
「あっあっ……あっ…ああ…あ…嫌っ…」

「さすが満潮永澄、野獣のようにエロい本性ね……」
長い海草のような髪で片目を隠した少女がビデオカメラのファインダーから顔を離して呟いた。
「あっあああっ…むぅうう……痛っ…やぁあああ」
満潮永澄と呼ばれた少年の指が少女の可憐な乳首を強く摘まみ捏ねまわしている。
「痛い、痛い…サーたん、頼む満潮を止めてくれー」
少女は痛みに悶え、ビデオを覗いていた少女の名を呼ぶ。
「もう無理よ、不知火さん」
「�hあああっー」
不知火明乃と呼ばれた少女は身体を支え切れなくなり、机へと突っ伏してしまい、中学生にしては余りにも豊かすぎる乳房が机に押し付けられ激しく潰れて変形する。
「ぐぁあああ……んあ……み、満潮ぉー」
息を付く間もなく永澄の手が明乃の腰を掴み引っぱりあげるように持ち上げようとした。
「えっ!ああっ……ん…」
熱を帯び汗だらけの永澄の手は明乃の肌に粘着するように張り付く。
「いやぁ…な、何をっ!」
気色悪い感触に顔をしかめた明乃は思わず首を後ろへと捻って見た。
「あっああっ!」
自分の白い尻が高く上がり、大事な場所を余すところなく永澄の目に晒していることに明乃の全身が恥辱でカッと熱く燃える。
「サーたん! や、やめさせてくれ、ハァハァ……待ってくれ……ダメだ…満潮ォ見るなぁあああっ!」
冷徹な表情をした少女は黙って明乃の視線を受け止めた。

463:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?2
08/05/25 23:19:54 z0QfWXfq
永澄は、明乃の腰を逃さないようにしっかり掴み、ぷっくらとした彼女の秘所へ巨大なモノを寸分の狂いもなく当てがった。
「んっ…まって…ハァハァ…くれ…後ろから…は…嫌だ…頼む…あっ…お願いだ…ダメェ…いやぁああああ、やめてぇええ!」
異物を体内に挿入される恐怖に明乃は武人たる誇りも忘れて悲鳴のように叫んだ。
この武人たる私がこんな恥辱を受けるなんて……
その時、サーたんと呼ばれた少女の呟きが明乃の耳に届いた。
「この戦いは、あなたが決断したことよ…」
「くっぅ!」
(そうだった……)

この計画を決行すると決めた時に武人である事を止め、私は地獄に堕ち汚れる事を選び覚悟をした筈だ!
明乃は股間の異物感を意識しながら自分に言い聞かせた。
それに今の永澄に何を言っても無駄なのだ。
明乃は覚悟を決め目を閉じ、中に侵入しようと蠢く永澄のモノに耐える。
「んぅっく……」
永澄のモノに力が徐々に込められていく。
「あ……ん…�hぅ…ぐっぅう…」
柔らかく密やかな扉が内側に巻き込まれ引きつり、猛り狂うモノがめり込んでいった。
「ぅあっああああっ…硬……い…」
永澄のモノに無理矢理、広げられていく明乃の秘所からは粘液が滴り落ちて、波打つ白い太ももの内側を汚していくのだ。
「あっあっあっ…嫌だ……ハァハァハァ……痛っ……」
初めて永澄の猛り狂うモノを見た時、嫌悪感で身を震わせた。
自慰もろくに知らない汚れ無き身体を、表情のない永澄の手でまさぐられた時には、吐き気のようなものすら感じた。
乳房を蹂躙され痛みに悲鳴をあげ続けた筈なのに……
「ハァハァ……ハァ…ん…ん…ハァハァ…」
……しかし気が付くと明乃は、永澄の猛り狂うモノを受け入れ易くするかのように背を反らしていくのだった。
「あっ痛っ…痛……くうっぅうう」
固くなっていた乳首が机に強く押し付けられ苦痛をもたらし、永澄のモノが無理矢理ねじ込むように侵入しいく。
躰の中の異物感と強い痛みが襲い明乃は、思わず悲鳴をあげる。
「あっ……ぐぅうううぁ…はぅ、やっぱり嫌だ、初めてなのに……こんな獣のように後ろから…�hぁああああ……た助けてぇええ、兄様ぁ!」
永澄の腰は休みなく容赦なく脈動する巨大なモノを突き立てていく。
明乃は低く唸りながら破弧の痛みに歯を食いしばり、机の縁を指が白くなる程握りしめた。
「�hぬうううっう……がぁはっ…ハッハッ……ううっぁあー…」
机に強く顔を押し付け耐え忍ぶ明乃の秘所は、粘液を溢れさせ永澄のモノを根元まで喰わえこんでいく。
激しい痛みの中で明乃の脳裏にある光景が蘇った。


464:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?3
08/05/25 23:22:10 z0QfWXfq
それは、そうホワイトデーの午後だった。
掃除当番だった明乃は、ゴミを捨てる為に行った焼却炉の前で抱き合う二人の姿を見てしまったのだ。
永澄の手が燦の顔に触れ上へと向けて爪先立つ瀬戸燦の手がバランスを取るように永澄の肩へと乗っていた。
思わず身を潜めて接近して明乃は二人の姿を見つめる。
あの燦が、こんなに接近している私の気配に気付かないとは……
ここまで関係が進んでいるなんて………!
深く長い抱擁が終わった後、満潮が燦に何か訊ねていた。
耳まで顔を赤くした燦は、満潮の手を握りしめたまま赤く潤んだ目で永澄を見つめていた……
燦の顔が恥ずかしそうに俯く……

「これは良くない傾向ですね、上層部へ報告するです」
呆然としていた明乃が突然の声に驚いた時には、二人の姿は既に無くユピテルが目の前に立っていた。
そして4月になってすぐ、今度の満月までに結果を出せない場合は、満潮永澄の抹殺と瀬戸燦を天帝へと召し出すようにという内容の勅命が届いたのだった。

数日後、音楽室から外を眺めていた明乃は、サーたんの準備が出来たという声に振り向いた。
そこには所在なく立つ全裸の永澄がいた。
明乃は、彼の股間に揺れる赤青黒いモノに気が付き目を逸らす。
「やっぱり止める?」
サーたんの言葉に首を振る。
「いや……もう決断したことだ」
強張った表情をした明乃は、ゆっくりと服を脱ぎサラシを解く。
強く押さえ付けられた豊かな乳房が開放されゆったりと揺れ、剣の修練で鍛えられたしなやかで美しい肢体が現れる
見事な体型にサーたんの軽い嫉妬の溜息が漏れた。
下着に手をかけて降ろしていくと、それと共に永澄の息が上がっていくのが感じられる。
その無表情な永澄の姿に明乃は心の中で思わず彼に謝罪をする。
すまん満潮……
こんなふうではなかったら良かったんだが……
「サーたん、は、初めてなんだ、ど、どうすれば良いんだ?」
「永澄君に任せればいいわ」
「そ、そうか…」
(こんな形で処女を失うなんて…なぁ……ふふ)
明乃は自虐的に笑い、初めて出来た友を裏切る自分には相応しい失い方かもしれないと思ったのだった。
それに興味がないと言えば嘘になる。
永澄の猛り狂うモノを汚らわしいと思いながらも心のどこかで期待している自分を封じ込めるように、豊かな乳房が揺れるのを片手で押さえた。
永澄に背を向けて身体を屈め、床に落ちたさらしを取った途端に、まるでスイッチが入ったからくり人形のように永澄が後ろから襲い掛かり胸を鷲掴みにしてきたのだった。


465:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?4
08/05/25 23:25:32 z0QfWXfq
永澄に貫かれた明乃は歯を食いしばる。
燦、お前を裏切りたくてやっているのではないんだ!
お前達、二人の為なんだ!
心の中で叫ぶと明乃は永澄のモノを深く根元まで喰わえこんでいく。

ドクン!
明乃の鼓動が一際強く打つ。
あっ…
ドクン…
ん…ぁ…ぁ…身体が熱い…股間が燃える…中がぁ…
ハァハァ……ハァ…
な…んだ?
やぁ… ハァハァ…私の中で満潮が…一
あ……ん……?
……気持いい!
なぁああ…いい…
ハァハァァアー…いい…あっあっ…こんなに…気持がいいなんでて

永澄の腰が、ゆっくり動きはじめる。

「あぅー…いい…ぞ…満潮!」
凄い!
さすが満潮永澄、まったくもって悩ましい!
ハッ…
ダ、ダメだ!
私は、お役目の為にも、どんな屈辱も痛みも……いや快楽にも耐えてみせなければならない……
しかしそんな決意と裏腹に明乃の腰は永澄の腰の動きに合わせるようにリズミカルに動き始め、息が乱れてくるのだった。
「あっ…ハァハァ…もっと…ハァ……ん………あっ…動いて…」
時を待たずして明乃の口から艶やかな喘ぎ声が漏れだすのと同時に音楽室のドアが開いた。
入室してきたのは巻、蕗、緒呆突丸子の三人の少女だった。
「サーたん音楽室とは考えましたね」
「ふふ、ここなら防音設備が整っていて外には音は漏れないわよ」
「今日は、あのやっかいな守衛も休みですし」
「で、どうじゃ?」
「ハァハァハァ…ん…ん…ハァハァ…ハァ…」
「………………………」
入って来た少女達は絡み合う二人を見て、その生々しさに思わず押し黙った。
巻がサーたんの方をチラと見ると、彼女は肩をくすめて呟く。
「ミイラ取りがなんとかね……」
「ん……ダ…メ……ん…ん…… ハァハァ…」
先程まで苦痛と苦悩の固まりのような表情していた明乃が今や、その悩ましい肢体を淫媚に震わせて甘美な声をあげていた。
そして、ようやく入ってきた少女達に気が付き羞恥に顔を赤く染める。
「み……見る……なぁ…ハァ…ん…あっ……」
「し、し不知火さん、ど、どう?」
「……どう…って…あっ……やぁ…お、奥ぅう…当たる…ぁっひぃ…んっ…あっあっ…」
明乃は少女達の視線を浴ているのにも係わらず犬のように舌を出し、永澄の突き上げるような腰の動きに合わせて尻を振る…
「き、気持よさそうね…」
「………………」
「それより次ぎは誰?」
相変わらず冷静な声でサーたんが訊ねた。


466:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?5
08/05/25 23:28:11 z0QfWXfq
周りを見回した丸子が頭の被いを外す。
「燦ちゃんごめんなさい、でもこれは燦ちゃんへの愛の為なのです」
そう言ってロザリオを外した丸子は、勢いよく修道服を脱いでいく。
「マル様、私が先に」
青ざめた表情の蕗が丸子を気づかうように囁く。
「いえ、蕗は、まだ待っていてくださいね」
「ハイ、でもマル様は身体が、ご弱いですから……」
「蕗、心配しないで大丈夫ですよ、私は燦ちゃんの為でしたら、どんな事でも耐えられます」
丸子はそう言って蕗の頭を撫でてから、やたらと溜息を付く蕗の視線に気が付く。
「蕗、あなただって、これからまだまだ成長しますよ」
明乃のブルブルと振動する豊かな胸と腰を見つめていた蕗が顔を赤らめて俯いた。
丸子は、サーたんが自分を冷ややかな目で見ているのに気が付く。
「なにかしら?」
「チビで病弱なマル子ちゃん、止めるなら今のうちよ?」
「あなたこそ逃げるのなら今のうちです」
丸子は、最後の一枚を脱ぎ捨てサーたんを振り返る。
「どうかしら、以前の私とは違いますでしょ……」
「ふん!」
殆ど日に当たったことのない丸子の細い肢体は、うっすらと血管が透き通るほど白く美しい肌をしていた。
「まぁ、見ていてください、私の燦ちゃんへの愛と覚悟を証明してみますから」
細身の身体には豊かすぎる見事な乳房を揺らし絡み合う明乃と永澄へと静かに歩み寄る。
「不知火さん、そろそろ私の番ですよ」
「あっ…んっ…ハァハァちょっと…ん…待って…ん…くれ」
丸子は可愛く首を傾げる。
「……不知火さん、お役目の為には仕方がないと嫌そうに言っていたのに……」
「そ…そんな事…は…あっ…やぁ…ん」
「しかも初めてでいらっしゃるのに……」
永澄の手が引き締まった腰を擦り揉むと耐え切れないように、さらに高く喘ぎ声を漏らす。
「あっ……いい……ハァハァハァハァ……そこ…ん…あっ…」
(修練剣士といえど、ただの女だったのですね)
丸子は、悩ましくたゆんたゆんと揺れる明乃の巨大な乳房に軽く触れ耳元で囁く。
「や……止めろ…んっ……」
「修練剣士殿は、帝の勅命よりも本当はこの方にご執心なのでしょう?」
丸子の指がコリッとした乳首を撫でる。
「こんなに固くして、だらしない胸ですね」
「…止めろっ…う…ハッハッ…ん……あっ…違う……満潮、お前に……言ったん……じゃな…いのっ……やめないでぇ!」
明乃は、分身を抜こうとした永澄に哀願するように叫んでいた。
丸子がイライラしたように話しかける。
「は、早く代わってくださいまし、こんなことはさっさと済ませてしまいしょう」
「ダ…メっ…も、もう少し……まって……くれぇ…」
「………ふぅ~ 判りましたわ…」
丸子は呆れたように溜息をつく。
「あっ……あっ……満潮……もっとぉ……気持よくしてくれ……くぅ…あああっ」
永澄は、明乃の艶かしい言葉に応えるように濡れたモノ抜くと机に突っ伏した明乃の肩と腰に手をやり一気に抱き上げ冷たい床に横たえる。
「ハッァー…ん………ん…」

467:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?6
08/05/25 23:30:24 z0QfWXfq
冷たい床の感触に明乃は一瞬、我に返った。
わ、私は一体、何をして…るのだ?
明乃は満潮に後ろから奥深く貫かれた瞬間、頭の中が真白になり何がなんだか判らなくなっていたのだ。
気が付いた時には全身を襲う説明しようのない快楽に身をまかせ乳房を揺らし腰を振っていたのだった。
「ハァハァハァ……あっ……ハァハァ」
床の上に横たわった明乃に永澄が覆い被さると、身体にかかる永澄の重みに顔が悦びに歪んでいく。
そして明乃は、思ったのだ、こんな状況じゃなかったらと…
快楽を求め身体が焼けるようにジンジンと疼き永澄の汗の匂いが五感を狂わす…
明乃の腕が伸び、意外な程逞しい永澄の肩に触れ、挿入されやすいように尻を浮かせ長く美しい両脚を自ら大きく開いて、淫らに濡れているアソコを堂々と晒す。
明乃の口が動く。
「は…早く、ハァハァ、私に入れてくれ…ハァハァ…お前の太いのぉお……」
明乃の足が永澄の腰に絡み付ついていく。
永澄の反り返った強大なモノは、たっぷりと量感を感じさせて侵入してくる。
永澄の首に腕を絡また明乃は、今度はじっくりと挿入される快感を味わった。
「ハァハァ…んっ…ハァハァ……んん…あ…凄い!」
膣が永澄の分身を飲み込んでいき明乃は悦びの声をあげ秘所全体で挿入感を味わう為に腰を振り、ゆっくりと奥まで犯されていく感覚に打ち震え快楽に浸っていった。
「ん…ぁっ…ひぁ……入って……くるぅ…ハァハァ……ん…ハァハァ」

目的を忘れたように行為に勤しむ明乃を見て丸子は溜息をついた。
不知火さんは目的を覚えているのでしょうか? 
私は、絶対にあんなふうになったりしないわ、燦ちゃんへの愛の為ですから……
燦ちゃんの為に、この身を犠牲にする。
はぁ………なんて崇高な愛なんでしょう。
丸子は祈るようなポーズで目を閉じたのだった。
やがて何回目かの絶頂を迎え悩ましい声をあげた明乃は未練たっぷりな表情をして永澄のモノを抜いていくのだった。

「燦ちゃん…不知火さんにあんなに注ぎ込んでいながら、まだこんなに膨張して、これがあなたの愛した浅ましい男の姿ですわ」
ビデオに話しかけた丸子は床に胡座をかいて坐っている永澄のモノを見て目を逸らした。
なんて醜悪なんでしょうか、燦ちゃんの為でなければ、あんなモノを迎え入れるなんてことはしたくないわね。
この行為が親友である燦の為だと信じて疑わない丸子は細く優美な腰をくねらせるように永澄に身をまかせる。
「永澄君よろしくお願いします」
永澄の胡座の上に白桃のような豊かな尻を乗せた丸子のしなやかな指が永澄の汗ばんだ胸に触れる。
……意外と逞しいのですね。
機械仕掛けのように永澄の腕が丸子の身体を抱き締めた。


468:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?7
08/05/25 23:31:59 z0QfWXfq
「あっ乱暴な…むぅあっ」
丸子の唇が永澄の胸に当たる。
永澄君の汗……苦…い?
顔をしかめた丸子の目の端に、陶酔してだらしなくペタリと床に坐っている不知火の姿が入る。
「………………」
そ、そんなに良いのかしら……
「あっ」
丸子は自分の股間をまさぐる永澄の指を感じて目を閉じるのだった。

幼少の頃、病弱で殆ど臥せっていた丸子は退屈を紛らわせるために早くから自慰を覚えていた。
見舞いに来た燦がいる前で、気がつかれないように自慰するのは中々スリリングで気持が良かったのだ。
そんな快楽を知りつくしている躰は、永澄の手が触れとたんに勝手に反応しだして丸子を慌ててさせる……
ん……あっ……
こ、これは、燦ちゃんへの愛の為、燦ちゃんの為……
丸子は心の中で繰り返し唱え、永澄の指の感触が生み出す快感に耐えようした。
「……ん……ダ……メ…」
だが息が乱れ始めた丸子の両腕は無意識に永澄を抱きしめる。
「ひぁ…ハァハァ…ちょっと……あっハァハァ…ぃやぁ」
永澄の手が恥丘を揉みほぐし中指が柔かな膨らみに挟まれた裂け目に沿って何度もゆっくりと往復していく。
「…ハァハァ………ハァハァハァ……くぅ…」
どうして、こんなに気持がいいの、すごい、これが男というものなの…
思わず喘ぎ声が漏れそうになった時、永澄の指の動きが止り丸子の股間から離れる。
「あっ…はぁ~ はふぅ~はぁふぅ~」
丸子はホッとして、なんとか息を整えようとしたが自分の大事な所が、疼きジュクジュクと濡れていくのを押さえることができなかった。
淫らでだらしない明乃の姿を思い出した丸子は、自分はそうはなるまいと快楽を必死に拒もうとする。
本気になってはダメ、冷静にならなければならない。
しかし丸子の淫らな腰は、止った永澄の指に対して抗議をするようにクネらせると唇がねだるよう言葉を紡いだ。
「ハァハァ…ハァ…どうして……いやぁ~…やめないで!」
モジモジと動く丸子の腰に反応するかのように永澄の中指が、再び秘所に触れてゆっくりと侵入していく。
「あ…………ハァハァハァハァ…」
永澄の指が充血し濡れたヒダを揉むように楕円運動をし始めた。
「んっ……くっ……ハァハァ…やぁ…」
丸子の顔が永澄の鎖骨に押し付けられ、大事な所が指の動きと共に蠢き幽かにニチ…ッュァと音を立てて粘液が溢れ出していく。
「あっ……ひはぁーぁ……ハァハァ…んっ……ハァハァ」
ついに丸子は、永澄の指が生み出す快楽に耐え切れずに喘ぎ声を大きく漏らし背中を弓なり反らせ腰を艶かしく捻る。
ダメよ……人間ごときの指で感じるなんて…
「あっ…んあっ…ハッハッ…ぁひぃ…ぁんっー…中にっ!」
自分の指で弄るのとは、違った新鮮な感触と快楽に、丸子の身体が悶え悦び、反応を押さえられなくなっていく。
変、なんでこんなに感じるの…
「ハァハァ…ダメ…んっん……あっ…ダメェ…気…持…良く…て…」


469:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?8
08/05/25 23:34:30 z0QfWXfq
じかに触れる永澄の熱い肌、吐息、体温……男の汗の匂い。
全てが、心地よく増幅して丸子の脳髄に否応なくしみ込んでいく。
自慢のマシュマロのように柔らかな乳房は興奮で弾力を増して乳首はこれでもかというほど起ちあがり、丸子は快楽に痺れゆく頭で思った。
この際、楽しんでもいいですよね?
肌を合わす事も愛ですもの……
丸子は、いつしか永澄の胸に唇を這わ、小さく舌を出して永澄の乳首を舐めまわしていた。
あら? 
永澄君の汗…甘いですわ……さっきは苦かったのに?
軽く驚いた丸子が顔をあげると、荒い息をしている永澄の口が目に入る。
「ハァハァ……ハァハァ」
あの口で自分の乳首も愛撫されたらと思うと子宮の奥が熱くたぎりはじめる。
「ん……ハァハァ……ハァハァ」
股間をゆっくり弄る永澄の指がもどかしい程だ。
もっと強く気持のいいところを弄ってと永澄の耳に囁き、股間から湧き出る快感に我を忘れていく丸子は呻き喘いだ。
「ん……永澄君…ひぁ…ハァ……もう……」
焦れてきた丸子は両手を伸ばして永澄の頭を掴むと自らの胸に誘導していく。
「永澄君…ハァハァ…丸子の…乳首を…味わってくださ…ハァ…いませ」
丸子は背を後ろへ反らせ胸を突き出して永澄の唇に乳首を当てる。
「ハァハァ…永澄さま~」
丸子が甘えるように永澄の名を呼び、乳首は永澄の唇に押し付けられてひしゃげていく。
丸子が永澄の耳元で囁く。
「口で…吸って……ください」
その言葉に永澄の唇が開くと薄いサクランボのような色をした乳首が弾かれるように永澄の唇に吸い込まれた。
「ハッーあぅんん」
永澄の口の中に入った乳首が強く吸われ丹念に舌で転がされていく。
「あっ……ん……」
固く弾力のある舌先を、乳首の先端に当てられ強く押し込まれていくと、乳首は柔らかい乳房にめり込んでいき、限界を超えて弾けて永澄の歯に当たる。
「あっ痛っ…あああっ…………ハァハァハァハァ」
丸子は痛みと快感の混じった感覚に思わず仰け反った。
「永澄……君、んんっ…私…の乳首の……お味…は…如何ですか」
永澄の口が大きく開き、乳房にかぶりつき唇が乳輪を這う。
「あっ…いい…やぁ…ハッ…あぅ…もっと…あ…んんっ」
想像していたより数倍もいい!
丸子は、醜悪だと思っていた永澄のモノを握りしめる。
はぁはぁはぁはぁ…
これを入れたら自分はどんなになるだろうか?
永澄の歯が弾力のある乳首に触れ軽く噛んでくる。
「…ひぃ…ぁっぁひぃい…もっと噛んでぇえ………いいのぉおおお…」
丸子は、もう軽く逝く程度では我慢が出来なくなってしまっていた。
コレが欲しい、入れて欲しい!
そして丸子は目的を忘れ、溢れ出る快楽に身を任せていった。


470:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?9
08/05/25 23:36:25 z0QfWXfq
蕗は、驚きの眼で主人の痴態を眺めていた。
丸子は、この計画に最初は義務的で、どちらかといえば燦のために仕方なくというような顔をしていた。
しかし、あの病弱な主人が今、目の前で永澄のそそり立つモノを股間の入り口に当てて、ムチムチとした太ももを震わせあられもなく腰を蠢かしている。
「ああっ…ハァ…入り口に…固いのがっ……当たって…ハァハァ…」
青白かった肌は、ほんのり赤く染まり汗でしっとりとして、口からは悦びの声が漏れる。
「永澄君……あ………深く…丸子を突き刺して…んっ…やぁ…」
丸子の細い腕が永澄の首に絡まり、白く透き通るような美しい乳房を永澄の胸に押し付け付ける。

そして蕗は、ご主人様が獣のように尻を揺らして永澄の猛り狂うモノを貪っていくのが居たたまれないくなり目を逸らしてしまった。

「ァ…ひぃ…太いのぉ…ぐぅ…痛…ハッハァ…�hぅぐぅ……ハァハァ…」
痛みに顔を多少歪ませながらも、根元まで深く永澄を飲み込んだ丸子は満足げに永澄の胸に顔を埋めている。
「……お腹の中…が永澄君…で…一杯……です」
自慰では経験した事のない、膣の中を押し広げ一杯に占領する充満感と快感にうっとりと呟く。
「永澄君、この感覚、私……癖になってしまいそう……」
丸子には破弧の痛みよりずっと快感の方が大きかったのだ。
丸子は、しばし自分の中で脈動する永澄を味わうように目を閉じる。
「ああ永澄君の大きいのが動く度に、私の中がキュっと強く締めていますの」
でも、もっと欲しいのぉ…
「ハァハァ……永澄君……ハァ…わた……しを…もっと…」
細い腰を淫媚に動かし始めた丸子が貪欲に快楽を欲して喘ぐと永澄の手が下腹部へと滑り込み、ぐちゃぐちゃに濡れている接合部に触れる。
そして丸子の敏感な小さな突起に触れた。
「あっあっハァ…ハァハァ…奥にぃ……やぁ…いいです…私のぉ……ぶはぁっー」
膣の中を出入りする快感とクリトリスを弄られ余りの快感に糸のように細い髪を振り乱し吐血しながらも酔いしれていった。
「ハッハッハァ……ひぃ……あっ…ハッハッハッ……ぐぶっあー」

ふと丸子の目が蕗と合う。
「…ん…ハァハァ…蕗…も…ハァハァ…来なさい」
「ま、マル様」
蕗の目に怯えが走る。
この計画で、燦様に満潮永澄という男がいかに下劣で浅ましく欲望だけの人間かを見せつける筈だった…
そして他の女と絡み合う様を、これでもかという程、燦様に見せつけて別れさせる予定だった。
しかし蕗は、行為を楽しんでいるような艶かしい主人の姿に違和感を覚える。


471:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?10
08/05/25 23:39:15 z0QfWXfq
「…ハァハァ…ふ…き…ハッハァ」
再び主人の呼ぶ声が聞こえる。
蕗の目が助けを求めるように姉である巻へと注がれる。
「うっ……」
沈黙し青ざめていた巻は目を逸らして俯く。
「姉さん……」
蕗は、諦めたようにノロノロと服を脱ぎ、その幼い肢体を晒し二人の側に立つ。
背を弓なりに仰け反らせ痙攣するように震わせる丸子の目が開き蕗を見つめる。
「……さ…ぁ……ハッハッ…ハッ…あなたも……愛を注いでもらいなさい……」
大事な所を全て晒す恥ずかしさと、表情のない永澄から感じるおぞましさにどうしたらいいいか判らない蕗は主人の顔を伺う。
「ぅ…あ、丸様…私……」
丸子は今まで味わった事がない絶頂を迎え陶酔して乳房を激しく上下させていた。
「ハァハァハァ蕗……ハァハァ怖がらなくも…ハァハァ…いいですわよ」
蕗の健康的な太ももに丸子の腕が絡み付き白い指は固く締まった青い果実のような秘所に触れる。
「ひぃ……あっマル様…」
「……まぁ…震える程怯えているのに、もう湿ってき……ている」
「す、すみません、マル様の……気持良さそうな、お顔を見ていたら」
「ふふ、おいでなさい」
蕗は丸子の手のに導かれるままに二人の間に入り永澄の股間を覗き見る。
たった今、丸子の中に大量の精子を注ぎ込み逝かせまくった筈のモノがもう復活して次ぎの獲物を待ち受けている。
蕗の口から掠れた悲鳴があがる。
「恐い、嫌っ…」
「…ハァハァ…さぁ…永澄君の方へ……向いて……」
丸子の言葉に否応なく立ったまま永澄の方へ向いた蕗の小さなお尻に丸子は頬を寄せて呟く。
「柔……らか…い、蕗のお尻…ハァハァ…赤ちゃんみたい…」
「ま……マル様!……ああっ嫌っ…永澄様!」
別人のようになってしまった丸子に気を取られていた蕗は、股間に異様な感触を感じて悶えた。
永澄が唇を這わせ舌でスジを丹念に舐めはじめる。
「ああっ…そこは…いや…汚いです、嫌ですぅ…」
嫌悪感に腰をくねらせて逃れようとした蕗の腰を丸子が押さえる。
「ま、ま、マル……様っ…あっ…恐い!」
「大丈夫……あなたも…はーぁ…虜になりますよ……さぁ永澄君、十分にほぐして召し上がってください」
正気を失っているような主人の言葉に蕗は心の中で絶望の悲鳴をあげた。

「ハァハァ……嫌…ハァハァハァ…嫌…ハァハァ」
永澄の舌で、まだ恥毛も生えてもいない大事な所を丹念に舐め回された蕗の呼吸が乱れがちになっていく。
「ハァハァ…あっ…ハァハァハァハァ…んんっハァハァ……」
そしてふっくらした秘所全体を永澄の口で覆われて、唇と舌で揉まれほぐすように愛撫され続けると目を閉じた蕗の口から可愛い喘ぎ声が漏れ出るのだった。
「んっ……永澄……様……ダメです……ダメで……すぅう…」
悶え逃れようととすると主人の手が後ろから絡み付き背中に柔らかく豊かな乳房が押し付けられる。
「ハァハァ……蕗たっら…こんなに固くして…ん…」
丸子のたおやかな指が蕗のささやかに膨らんだ乳房を、優しくこね回した。


472:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?11
08/05/25 23:40:28 z0QfWXfq
あっ…ハァハァ……マル様……いやぁ…ハァハァ…」
「可愛いですよ蕗……んああっ…ああっ…永澄君っ」
永澄の腕が蕗を真中に挟んだまま、丸子の尻に伸び下から丸子の突起したクリトリスを弄ぶ。
丸子の喘ぎ声を合図に蕗の中に永澄の舌が侵入していき、蕗の身体がプルプルと仰け反っていった。
「あっあっああっ…いや…ん…入っくるぅう……あっあっ……ヌルヌルした…舌が……ハッハッ…あっ…」
「ハァハァハァ……永澄君……もっと丸子のも…ハァハァ…敏感……なところを…ん……」
艶やかな二人の喘ぎ声が重なって猥雑なハーモニーを奏でていく。
充血したヒダが舌に舐め回される快感に蕗は、嫌悪感を感じながらも無意識に永澄の頭を抱き股間に押し付けていた。
蕗とて自慰くらいは知っていたが、これは全然違っていた。
「ん……あっああっ……くぅ…ハァハァハァ…」
永澄の唇が、いまだ皮を被っている小さな突起をはむ。
「あっ……いいです、永澄様…私は、蕗は、そこが…んんっ…好きです…」
丸子は、股間から先ほど大量に注ぎ込まれた精液を垂れながし、蕗は幼い肢体をふるわせて悶えるのだった。


「巻、そろ……そろあなたの番よ、準備はいい?」
「あっ…………ああ……」
サーたんが抑揚の無い声で青ざめた巻に声をかける。
巻は、言葉もなく呆然と目の前で行なわれている狂宴を眺めていた。
逃げたい。
今の巻にとって、それが本音だった。
しかし皆、燦への覚悟を謳って永澄に抱かれていく。
今ここで、この自分が逃げ出すわけにもいかないのだ。

「嫌ぁああー入りませんー」
その時、妹である蕗の悲鳴が音楽室に響き渡る。
丸子に背中を支えられた蕗が、永澄に腰を掴まれて今にも挿入されようとしている。

「うっぅ…わ、わしは…最後でいい」
「……そうね、仕上げは、生まれた時から、燦ちゃんに仕えてきたあなたが良いかもね」
目を逸らして俯く巻と違って、サーたんは顔を紅潮させて頷くと絡み合う三人へと目を向けていた。

蕗の幼く小柄な身体が苦痛にもがき床に仰向けになった永澄に腰を降ろしていく。
「ハァハァ…マル様……痛いです…ああっ……ぐぅふぅ…ああ」
主人の丸子が永澄のモノに手をあてがい導いている。
先端が、こじるように無理矢理、狭い膣の中へと入り込もうとしていた。
秘密の入り口は引きつりひしゃげて尻の筋肉がブルブルと震えて、蕗は激痛が走る度に悲鳴をあげる。
「痛い、痛い、嫌っああああ…恐いです……」
こんなのが入る筈がない、蕗は再び恐怖に襲われる。
「�hがぁあああ……グゥ�hう�h……あっあっあっああああっマル様ぁ」
ようやく永澄の先端が侵入し、苦痛に歪む蕗の大きな目から涙がこぼれた。


473:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?12
08/05/25 23:42:43 z0QfWXfq
「どう蕗?」
「ハァハァ……ハァハァ…痛………ハァ…ハッハッハッ、マル…様」
蕗は荒い息を整え、なんとか微笑もうとする。
それは、主人に対する忠誠か意地か…
ようやっと先端が入った結合部を、蕗は見下ろす。
こんなに痛み苦しんでいるのに、そこは生々しく濡れ永澄のモノを飲み込もうとしていく。
「�hぅうぅうう……ハッハッハッ…」
それでも蕗は、主人の為に痛みを堪えて腰をゆっくりと沈めていく。
「ん…はぁ~……ハァハァ…ぁひぃ……んあっ」
そして蕗は、いつしか自分が甘い吐息を漏らしているのを知る。
「熱いです…マル様…蕗の大事な所が…あっ…あっ…」
粘液が溢れ息が乱れ、激しい痛みが遠い世界の出来事のように感じられ身体の何処かで熱いものが生じてきて徐々に広がっていく。
「蕗…堪えて…もうすぐ最後まで……入ります」
永澄の手が痛みを和らげさせようとでもするように、固く膨らむ蕗の乳房に伸びて薄い色をした乳輪を撫で乳首にそっと触れる。
「ダ…メです、痛っ…大きすぎますっ…もう…熱い…一杯……です…蕗の中が…一杯で……入りません……ハァハァハァ……永澄様…の…あっ…大きくて…凄い……で…す…ハァハァ」
先程までの怯えの表情は既になく身体まで赤く染めた蕗は、次第に快楽に溺れるように喘ぎはじめた。

「蕗……」
自分と似た細い身体が、汗を滴ら艶かしく悶え始め、自分と同じ顔が快楽と苦痛に喘ぐ。
まるで自分自身が永澄に抱かれているような錯覚を覚え見ていられなくなった巻の脳裏に先日の事が蘇っていく。

「既成事実を作る?」
サーたんの言葉に丸子が頷く。
「そうです、もうこうなったら永澄君と愛しあって子供を身ごもるのです」
「……そうね、そこまでいけば、さすがの燦ちゃんも永澄君を見捨てるかもね…」
「う~むぅ…………ちょっと待てぇー! なんで貴様らがここにいる!」
明乃が立ち上がり叫ぶ、そうここは彼女のアパートだった。
「大体、なんで天帝の勅命の内容を知っているっ!」
「燦ちゃんの情報ならあなたより知っていてよ」
天井に張り付いたままのサーたんが答えた。
「そうじゃぁ…わしは燦様のことじゃったら誰より知っている」
蕗と牽制し合ながら、ちゃぶ台の上で巻が呟く。
「あら、姉さん、私が哀れに思って教えて差し上げたのに?」
「なんじゃとー」
「止めんかー、喧嘩してる余裕なんかないんだぞ」
「そう不知火さんの言う通りです、とにかく時間がありません、ここは協力しませんか」
「う、うむ……」
明乃は腕を組み考え込んだ。
「いっそうの事……」
「永澄君を殺すのはダメよ、燦ちゃんがどうなるか…」
サーたんが釘をさす。
「べ、別に殺すとは言ってない!」
明乃は苦虫をかみ殺したような表情をして呟く。
そもそも命令では、永澄を極秘で殺さなければならなかったのだ、今さらこんなに知られて殺すことなんて出来るわけない。


474:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?13
08/05/25 23:45:21 z0QfWXfq
「満月までに結果を出さなければ、永澄君を殺して燦ちゃんを召し出せって事は、別れさせる事が出来れば燦ちゃんを召し出さなくてもいいという事よ」
「ここで永澄君を殺したとしたら別れさせる事が出来なかったということになりますね」
「むう?……そ、そいう事になるのか……?」
「そうすると燦ちゃんを召し出す事になるかもしれないという事ですよね」
丸子が深刻に呟く。
「そ、そんなのダメじゃー」
巻が立ち上がり叫ぶのだった。

「不知火さん、永澄君を殺せる?」
「うっ…………お役目とあれ……ば……いや、その時になってみなければ……」
明乃が誤魔化すように俯く。
「今の不知火さんには無理だと思うわよ」
「………し、しかし、既成事実を作るのも、ちょっと違うのではないか?」
「あら、不知火さんもそのつもりで永澄君に告白したのでは、ないですか?」
「あ、あれは!」
サーたんがスッと畳みの上に降りてくる。
「あっさり振られたけどね」
「な、なんだとー」
顔を紅潮させた明乃が立ち上がる。
「まぁまぁ、判りますわ、私も燦ちゃんの為だったら、この躰を差し出す覚悟がありますわ、潜んで陰謀を巡らす誰かと違って」
丸子は、豊かに盛り上がる胸の上にあるロザリオに手を当ててサーたんを横目で冷たく見る。
「………なんですって」
「あなたにその躰を永澄君に差し出す覚悟はある?」
サーたんの髪がウネウネとざわめく
「二人共、止めろ!、そうだ、私は満潮永澄と生涯連れ添う覚悟で告白したのだ、生半可な覚悟ではない貴様達の出る幕はない!」
顔を赤く染めドスと坐り直す明乃。
「ふん…お前なんかフナムシに相手にされてもいないじゃろ」
何故か不満そうに巻が明乃を睨んだ。
「姉様こそ、秒殺で振られたくせに?」
「……なんじゃとぉ」
「止めいっ、とにかくこれは私のお役目だっ」
「不知火さん、お役目だと言いながら、あなた本当は永澄君に……」
「な、な、な、なにを言っている、そ、そんな事あるわけない!」
「だったら問題ないじゃろ、わし達に任せて役人は引っ込んでいたらどうだ?」
「なんだとぉ!」
「止めてください、もう日数がないのです」
丸子が双方の間に入り祈るように言った。
「うっ…うむぅ、しかし妊娠するまでなんて待っていられないぞ、大体誰が、満潮と……」
「ふっ…不知火さん覚悟をしてるのじゃないの?」
「うっ」
「もし永澄君が燦ちゃんの前で、次々私達と抱き合ったら?」
「さすがに『永澄さんを信じるだけじゃー!』なんて言ってられなくなるじゃろな」
「そうですね、私達を次々抱く永澄君を見れば、いくら燦ちゃんだって、彼がどんなに下衆な男か知るでしょう」

「しかし満潮も侮れんぞ…」
「そうね、人間にしてはまぁあぁね」
「悪くは…ありませかもね……」
「フナムシにしてはな」
「………………」
「………」
「と、とにかく時間がないですから、計画を練りましょうか」
「う、うむ」
「肝心なのは、燦の方から満潮永澄を捨てさせることだな」
明乃が部屋にいる面々を見回した。
「そうだわ、いい薬を持ってるわ、叔父が戦争中に手に入れたの……」


475:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?14
08/05/25 23:47:56 z0QfWXfq
そして燦を召し出せという命令に強い焦燥感を感じていた少女達は、次第に混乱し勅命よりも、いかにして永澄に抱かれるか、誰が一番、燦のことを想って躰をはれるかという話しになっていたのだった。

サーたんは、いつになく困惑していた。
自分は冷静でいなければならない。
自分は、お膳立てをするだけで実際の行為は他の少女達に任すつもりだったのだ。
明乃に丸子、そして蕗……もう十分だろう……
しかし薬で言いなりになった永澄に暗示をかけ、ついでに性技の情報を仕込んだのは自分だ。
成りゆきで永澄に自分の身体に触れさせたりしたあげく永澄のモノに舌で触れる事までしてしまった。
人間ごときに………
サータンの顔が苦虫を噛み潰したように歪む。
あの時、様子を見守っていた丸子や明乃に対して、つい意地になってしまったのだ。
特に丸子の、『私や燦ちゃんと違って仁侠でもないあなたに躰を張るなんて出来るわけない』と言いたげな目に、かなりの怒りを感じてしまっていた。
あのなんともいえない複雑な味を思い出し顔を歪ませたサーたんは絡み合う三人を見つめ呟く。
「満潮永澄か……」
不思議な男だとサーたんは思った。
実際のところ、騒動の中心は燦では無く、いつもこの男だ。
サーたんの指が無意識に上着のボタンを外しはじめる。

「ん…ん…ハァハァ…」
蕗の腰が自ら動きだし、永澄の両手がその小さな尻を揉みしだいている。
丸子は拙い蕗の動きを支えるように背中を支え、永澄の皺のよった袋を手で愛おしそうに愛撫している。
脇では、あの不知火が、まだ惚けたように坐っていた。
サーたんは、ゴクリと唾を飲み込む。
そ、そんなに永澄のアレは良いのだろうか……
イヤイヤ、この異常で猥雑な雰囲気に当てられてはいけない。
常に冷静でいないと戦いには勝てない。
それにしても皆、初めてなのに、あんなに気持よさそうに、よがり悶えてオーガズムを味わっている……
ハァハァハァ……それほど良いのだろうか?
下着姿になったサーたんの息が乱れ始めていた。
妄想が広がっていく。
今朝から何故かジンジンしていた股間の疼きが治まらない。
この自分の指より何倍もいいのだろうか?
サーたんは股間を弄る指を粘液で濡らして熱い吐息を吐く。

永澄に幼い躰をもみくちゃにされた蕗の口から、女としての悦びの声が漏れた時、サーたんは永澄の前に立った。
気配を感じた蕗が喘ぎ呟く
「あっあっ…もう……少し…ん…永澄様を…………」
幼い肢体が快楽を貪ろうと艶かしく上下して、小刻みに震える淫らで小さな胸の上を汗が流れ落ちていく。
その蕗の様子に丸子は淫媚に微笑みサーたんを見上げる。
顔を逸らしたサータンの秘所からは粘液があふれていた。



476:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?15
08/05/25 23:51:12 z0QfWXfq
「あっ…ハァハァ……あっ……ああ、マル様っ…ななにかが」
蕗の幼い細い躰が弓なりに反る。
「いや……ダ……メッ……ひぃあっああああっ……くぅんっんん…」
絶頂を迎えぐったりした蕗を胸に抱き丸子は、横たわる永澄をもの欲し気に眺めサーたんに場所を譲った。
「ハァハァ……見せて貰うわよ、貴女の覚悟を…」
「…………」
サーたんの裸体は、その長い海草のような髪に覆われて見えなかった。

「やっぱりこいつ殺しておけばよかった…」
そう呟くとサータンは永澄の上に股を開いて跨がり上半身を屈めた。
そして嫌そうに指で、そそり立つ永澄のモノに触れると彼の下腹部へと押し倒す。
サーたんは目を閉じると、竿の上に滑らかに腰を降ろしていく。
「ハァ…ハァ……まったくキショイわね…」
なんで私がこんなことをと思いながらも背を反らせるようにして、倒した永澄の竿に股間を当てる、そして自分のぷっくらした秘裂に沿って巨大な竿が触れるように調整して体重をかけていく。
プニっとした大陰唇が開きがちに潰れ粘液が溢れだし永澄の下腹部を濡らしていく。
「ん……あっ」
初めて自分の指以外のモノが大事な所へと触れる感触に顔をしかめるが腰を少しずつ前後に動かして裂け目を竿に擦り付けるようにしていく。
その様子を見守る爛々とし欲望に満ちた他の少女達の視線に、冷静にならなければと思うサーたんだったが……
股間の柔らかな部分が固い竿に擦られてめくられ引きつられていくと息が乱れていくのを止められなかった。
「……あっ……くぅ………あっ」
不味い…
思っていたよりいい。
時折、股間がニチャクチュと幽かに嫌らしい音を立てて、口からは熱い吐息が漏れ出る。
永澄の手がサワサワと蠢く髪をかき分けて、小粒だがツンと上向きの丸い乳房に触れてくる。
「くぅっ…ああっ……んん……ああっ」
すぐにも乳首が固くなり、サーたんは自分の身体の感度の、余りの良さに戸惑う。
いつのまにか近付いていた明乃の囁く声が聞こえる。
「手…伝おおうか?」
「余計……な……お世話よ……」
サーたんは胸を愛撫している永澄の手に自分の手を重ね、永澄のモノを迎え入れるために早くも腰を浮かせた。

わしは……わしは、燦様の為に…
巻が手の中の小さな筒を握りしめる。
その中には魚人秘伝の媚薬と人間を奴隷化する禁断の薬を塗った吹き矢が入っていたのだ。
そして実は、もう一つ不可解な感情にも揺れ動いていた。
あのフナムシが目の前で可憐な少女達と次々と交わっている。
なんで、それが、こんなに不快なのだろう。
例え秘薬のせいだとしても、あれは、わしの獲物じゃっ


477:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?16
08/05/25 23:53:16 z0QfWXfq
その時、耳障りな悲鳴が音楽室に響いた。
「な、何事じゃー」
巻は手許からサーたんへと視線を向けた。

永澄の猛々しいモノを根元まで喰わえこんでいたサータンは、身体中に突如と沸き上がった強烈な快楽に抗おうと必死になっていた。
「な、なによこれ~」
なかなか入らない永澄の巨大なモノを強い痛みに堪え、ようやっと根元まで挿入れる事に成功していた。
そして一息ついてから腰を恐る恐ると動かし始めると激痛を感じた次の瞬間、その痛みが全て快楽へと転換されてしまったのだ。
長い髪がワサワサと揺れサーたんの下になっている永澄を包み来んでいこうとする。
「あっ……くぅううう……んハァハァハァハァ……コレ…いいわっ……」
これは、異常だわ……
初めてなのに、いくらなんでも感じすぎるぅう…
快楽に溺れそうになる中、サーたんはある事を思い付いた。
もし永澄に打ち込まれた秘薬が彼の唾液や汗、体液に混じって分泌されていたら……
「ああっ……もっと…ハァハァハァ…んひぃ…こんなのってダメッ」
効果がさだかでない奴隷化の薬と違って、あの拷問用の媚薬は強烈な筈だ。
皮膚からも吸収されるという、あの媚薬を……もし膣の中で…
「…くぅ…あっ…ハァハァハァは……ダメぇ……」
そもそもあの媚薬は人魚用だった筈……
「あっくぅ……良すぎ……て…あっ……」
今朝から身体を熱かったのは永澄に暗示を掛けた時に既に、あの薬が自分の中に…
「あ……ぁひぃい……ハァハァ……大きい…んぁ…ハァハァ…あっああ」
もう、アソコが気持よくて、なにも考えられない!
髪がバッと広がり普段の姿からは想像できないほど、華奢ながらも美しく整った肢体が露になる。
サーたんは艶かしくくびれた腰を激しく上下させ丸い乳房がブルンブルンと揺れた。
あっ……いい……気持…いいすぎる………身体が蕩ける。
皆こんな蜜のような、媚薬のような極上な快楽であんなふうになってしまったのか。
ダメ……私……も、堕ちる。
「ん……ハァハァ……ハァ……ん…」
ウネウネ動く髪が永澄の上半身を抱き起こしてサーたんは永澄の胸に顔を押し付けて囁く。
「……ん……永澄君……私を…………抱きしめなさい!」
永澄の手がサーたんの背に周り強く抱き締める。
「ハッ…ハッハッ……永澄君……んっ…アンタ…いいわ…」
永澄は、無表情でサーたんの首筋に唇を当る。
「あっ…ん……そう……教えた……通りにしてぇえ」
永澄の唇が肌を這いずり回り手がサーたんの背骨を辿るように撫で回し膣の中で永澄が脈動する。
「ハァハァ……ハァ…ん……」
膨れ上がる快楽に捕われた彼女は碧の長い髪を振り乱し悦びの声をあげる。


478:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?17
08/05/25 23:55:08 z0QfWXfq
「あっ…永澄君…あっ…ぁひぃ……ハァハァハァ……」
永澄の舌がサータン乳房を舐め回し可愛いく震える乳首を口に含み彼女の髪がさらに身体同士を密着させるため二人を繭のように包んでいく。
「ハァハァハァ…あぁあっあぁっ…永澄君………」
永澄が舌の上でサーたんの乳首を転がす。
「くぅうう……」
髪で作った繭の中で、サーたんは感度の良い身体を震わせて腰を複雑にくねらす。
その度に永澄のモノが、奥へと深くと筋肉を押し広げながら侵入し、膣壁の粘液をかき出すように引いていき脈動し往復する。
「あっ……あっ……奥にっ……いい……ああっくぅうううう」
永澄の腰が一際、大きく振動しサータンの背が仰け反り、最初の目的を忘れていった。

「一人占めは……ダメですよ」
溢れでる快楽を味わっていると永澄とサーたんをグルグルと覆っていた髪をかき分け、丸子がその白い乳房を永澄の頭にあてがい唇を這わ始める。
「そうだ…満潮の一人占めは良く…ない…んっんん」
明乃が唇を寄せて舌で永澄の横顔を舐めまわし、蕗は永澄の腕を股に挟み込み擦り付けている。
「ハァハァ…永澄様…」
永澄の右中指が蕗の身体を深く犯すと痙攣するように震え、左手が明乃の大きな乳房を揉みしだくと修練剣士は腰を揺らめかして、艶やかな声をあげる。
丸子は、サータンの胸を貪る永澄の顔を無理やり剥がして不満そうに呟く。
「ハァハァ…サータンずるいですわ……下でも…ハァハァ…永澄様を味わっているくせに胸までなんて……」
「あっ………アンタ…だって、さっき十分……あっダメっ…」
永澄はサーたんの腕を振り解き、上半身を床に倒して魚のような目で丸子を見つめた。
「ハァハ…永澄様、私にも愛を……またわけてくれるのですね」
丸子は嬌声をあげて、永澄の顔に跨がり舌が中に侵入して来る快感にのたうち乱れるのだった。
「サーたん…」
快楽に捕われてしまった丸子が口を大きくあけ舌を出しながらサーたんの肩を抱く。
「丸子ちゃん」
同じようにサーたんも舌を出して接近してきた丸子の舌に絡みつけると涎をたらし唇を合わせてお互いの乳首を合わせるように抱き合う。
お互いになんでと思いながら……
……人魚達の淫らな躰と欲望は止らない。


479:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?18
08/05/25 23:56:30 z0QfWXfq
そして、どのくらいの時間が過ぎたのだろうか巻は呆然と立ち尽くしていた。
目の前には果てたのか4人の少女達が、淫らに横たわる。
粘液と精液の漏れ出る秘所も隠さずに恍惚と陶酔の表情を浮かべていた。
ふと、胡座をかいている永澄と目が合う。
永澄は無表情のまま立ち上がった。
「ヒィッ」
まだ、その一物は巨大なままだ。
永澄がフラフラと夢遊病者のように歩いてくると巻はドアへと後ずさる。
覚悟を決めてきた筈だったが、悲鳴のような声をあげた。
「く、来るな、こ、このフナムシッ」

「ハァハァ……やはり……ハァハァ…姉さまには……無理です…ね」
「逃げて……いいわよ…」
「燦……への……想いはそんなもんな……のか」
永澄に背を向けドアの内鍵を外した時、巻の耳には嘲笑ともとれる声が聞こえて来るような気がした。
「ななんじゃと! もう一度言って見ろっ」
振り返った巻の目の前にヌラリとした永澄の巨大なモノがユラリと揺れる。
「�hっ!」
こ、こんなもん、
「わ、わしのテクニックにかかればいイチコロじゃぁあ」
巻が永澄の分身を両手で掴み大きく口をあけ頬張ろうとした時、永澄の身体がグラとぶれて崩れ落ちる。
「え?」
巻は驚いて、床の上に伸びている永澄の傍らに膝を付いた。
「おいっ…フナムシどうした?」
巻が永澄の顔をペタペタ叩いていると、サーたんが同じように膝を付き永澄の瞼を開けて見る。
「薬…が……切れた…ようね……」
サータンは、まだ息を乱れさせながら他の少女達を見回し、萎んだ永澄の股間を未練そうに見つめるのだった。
「さぁ……急いで…撤収しま……しょう」
サータンの言葉に、少女達はサーたんの言葉に操られるようにノロノロと立ち上がりタオルで身体を拭き服を身に付けはじめた。
「巻ちゃん、永澄君に解毒剤を打っておいて」
「お、おう……」
巻は心の中で助かったと思ったのだった。
「私達にも……」
「えっ なんでじゃ?」
「後で…ハァ…説明するわ……はっふ~」
サーたんは呟き溜息をついた。

それから一週間程経ったある日、明乃のアパートで再びあの日の面々が集まっていた。
何故か真中には、ロープでグルグル縛られたユピテルがいた。

「なんですって!」
「もう一度言ってください!」
「なんじゃとぉー!」
「そ、そんな~!」
「本当だ!」
沈痛な表情で明乃は言った。

480:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?19
08/05/25 23:58:29 z0QfWXfq
驚愕と困惑と呆然と全てが混在したような表情で、少女達は押し黙る。
「天帝の勅命が、この方の仕込んだエイエイプリルフールのネタだったんなんて……」
ちゃぶ台に乗っていた蕗がヨロヨロと崩れ落ちる。
「ふ、蕗っ……」
「…姉さん」

「さぁ、話せユピテル」
明乃がユピテルの猿ぐつわを外した。
「み、皆さん何を怒っているでありますか?」
「質が悪すぎだろうっ!」
「天帝を名を騙るなんて、絞首刑ものじゃないの」
「私は天帝とは署名していないであります」
「……」
明乃が手に持っていた命令書を広げると他の少女達も覗き込み少女達は黙り込む。
「それに、このような重要な勅命は直接に伝えるのではないですか?」
「…………」
「き、貴様は上層部へ報告すると言っていたではないか!」
明乃が畳みに力なく座り込む。
「あれは冗談です、お姉様、いくら私でも目のゴミを取っていたぐらいでは報告しないですよ」
「え…目のゴミを取っていたですって」
「不知火さん、あなたの話では………」
「いや…そのように見えただけで、ちゃんと確認したわけでは……」
青ざめた丸子の問いに呆然とした表情で明乃は答えた。
「私達のしたことってなんだったの?」
サーたんは呟きながら丸子と顔を見合わせる。
明乃の部屋には重い沈黙が立ちこめユピテルが不思議そうな顔をして立ち尽くす少女達を見回して言った。
「どうやら、私の嘘は成功だったですね」
「……………」
『おんどりゃー死にさらせー』
「ど、どうしてでありますかぁ~」
巻の怒鳴り声を合図にユピテルは袋叩きにあったのだった。

ユピテルを窓からほうり出した後 サーたんが一枚のDVDをちゃぶ台の上に置いた。
「これ…とりあえず必要なくなったわね」
「…………………」
「そんなもん壊したらどうじゃ…」
巻が顔を逸らしてボソと呟く。
「どう見てもフナムシの意思を奪って、お前達が次々犯しているようにしか見えんじゃろ」

『�h…』

4人の少女達がそれぞれ明後日の方向を向いた。

明乃はDVDに映った自分を思い出す。
あの後、永澄の身体を拭いて服を着せると彼の自宅玄関前に放置してから、明乃のアパートで皆で見たのだった。
確かに、自分の表情も身体も悦んで快楽に耐えているようにしか見えなかった。
嫌がる仕草に表情、声、全てが逆効果になっていた。
はぁ…ん
あ、不味い……
股間が疼いてく……る。
明乃は皆に悟られないように俯いた。

「それよりお前ら身体の方はいいのか?」
巻の声に、ハッとなる4人の少女達。
真っ赤になった少女達に、巻が怪訝そうな表情をした。
「まさか、フナムシのことを……」
『そ、そんなことはない!』
巻以外の少女の声がハモったのだった。


481:淫らでエッチな人魚達はお好きですか?19
08/05/26 00:00:46 z0QfWXfq
数日後の燦達がアルバイトしている喫茶店でのことだった。
永澄が坐っていると明乃がケーキを持って来た。
「あ~ 満潮、身体の調子はどうだ?」
「えっ?…今は大丈夫だけど、俺、ケーキ頼んでないよ」
「い、いつも来てくれるから、サ、サービスだ」
「あ、ありがとう」
永澄は、明乃に潤んだ目で見つめられ戸惑う。
「原因不明で3日間寝込んだそうね~」
「え…サ、サーたん」
サーたんがシーフードスパゲッティを持って来た。
「うん……あ、俺スパゲッティ頼んでないけど」
「ちょっと味を変えてみたのよ試食してみて…うふ」
「え……ああ、うん…どどうも……ああ、やめて~」
サーたんの長い髪が永澄の頬を撫でる。
明乃とサーたんが視線で牽制しあっているとドアが開き丸子が入って来た。
「あら、皆さんを揃って……」
丸子が牽制しあっている二人の間を通過して楚々と永澄の隣に坐ると蕗は永澄の肩に乗った。
「1日程、記憶が無いと聞きましたが大丈夫ですか?」
「えっ……あ…はい」
足を組みスリットから太ももを大胆に露出させた丸子が豊満な胸を当てるように身を寄せて柔らかく熱を帯びた手が永澄の手に重ねる。
「あっ…あの…丸子……ちゃん?」
顔を赤らめた蕗が永澄の顔に身を寄せ耳に囁く。
「永澄様、明日の午後空いている時間あります?」
「うわ……え? ええぇ!」

『ちょっと待ちなさい!』
見事にハモた声に永澄が顔をあげると、顳かみをヒクヒクさせたサーたんが丸子の腕を掴み、同じく明乃が蕗を摘まみ上げる。
「丸子ちゃん、ちょっと話しがあるの」
「そうだ、蕗も裏に来てもらおうか」

何事かとテーブルに来た燦と留奈と顔を見合わせた永澄は裏へと向う少女達を不思議そうな顔をして見送ったのだった。

喫茶店の裏で揉めている少女達を覗き見をしていた巻は溜息をついた。
「やれやれ……」
さすがにあの日の事は燦には絶対に言えるわけがない。
あの時、永澄の薬が切れて良かったのか悪かったのか……
少女達と絡みあう永澄の姿が、巻の脳裏に浮かぶ。
それとも…
いや、できる事なら正常な永澄と……
うっ…わしは何を考えてるんじゃー
巻は心の中で叫び首をプルプルと横に振った。

そして、いつのまにか永澄とアレをするのに誰が相応しいかという言い争いになっている少女達を眺めた。

店内に戻ると永澄が燦と留奈を相手に笑っている。
その表情に巻の鼓動が大きく打つ。
顔を赤らめた巻は心の中で、あの日の事を永澄に謝ったのだった。

                   完

482:名無しさん@ピンキー
08/05/26 00:02:41 z0QfWXfq
すみません。上は20でした。

483:名無しさん@ピンキー
08/05/26 00:49:50 dMU+Ldci
超GJ!悩ましすぎる

484:名無しさん@ピンキー
08/05/26 00:56:24 d1Em5B/9
なんというGJ
素晴らしすぎる

485:名無しさん@ピンキー
08/05/26 00:59:38 TELXX+w+
大好きです

486:名無しさん@ピンキー
08/05/26 01:50:40 ZvSny01K
政さんのエロもきぼん

487:名無しさん@ピンキー
08/05/26 02:02:36 j4heeDCz
永×政ですか政×永ですか?

なにはともあれ>>580GJ!

488:名無しさん@ピンキー
08/05/26 22:56:02 M5zEambD
GJ!蕗かわいいよ蕗

489:名無しさん@ピンキー
08/05/27 21:51:11 958nHv/E
>>580GJ!
>>560で自分が言って後に投下があったなんて、なんて偶然なんだ…

490:名無しさん@ピンキー
08/05/29 10:39:40 bLUgwm3M
この世の中に『偶然』なんてないわ。
あるのは『必然』よ。

491:名無しさん@ピンキー
08/05/29 17:50:44 oAYuqGUl
永澄が政さんに心奪われたのも必然というわけですね

492:名無しさん@ピンキー
08/05/30 20:32:13 WmVDbSJ7
そこは「永澄が燦に助けられたのは必然」じゃないのかw

493:名無しさん@ピンキー
08/05/30 23:59:43 vOqp2pxM
丸子の悦びの歌のSS読みたいなぁ

494:名無しさん@ピンキー
08/05/31 01:24:44 CAizU7LQ
瀬戸の花嫁を江川達也が漫画化したらエロさが倍増しそうだな

495:名無しさん@ピンキー
08/05/31 14:32:47 LboK5DME
>>593
燦ちゃんが痴女になっちゃううう

496:名無しさん@ピンキー
08/05/31 19:44:56 a2lEEZU2
エロくはなるがネタが面白くなくなりそうだ…

497:名無しさん@ピンキー
08/06/01 01:46:42 cHUGbGPd
話ぶった切るが、俺的に明乃はマゾってイメージがついてるんだけど、
そのイメージがどこでついたのかわからん…
アニメ見返してもそんな表現あるわけないし、漫画も…

もしやそう思ってるのは自分だけだろうか?

498:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:39:02 RdXEjADv
>>596
マジメで自分から苦労背負ってるからかなぁ?
もしくは強くて漢らしい男がタイプだからとかw

499:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:40:04 RdXEjADv
すまないsage忘れた…

500:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:56:51 M+BvoEwf
留奈「いいから、や、やりなさいよ!」
永澄「ほんとに大丈夫?ルナちゃん」
留奈「さ、燦にできて私様にできないことなんかあるはずないでしょ!?」
永澄「それじゃ…いくよ」


小柄で華奢な留奈の身体は、永澄が抱え上げたところでたいした重さではない。
しっかりと抱っこした状態のまま、プールサイドから手すりを伝って水のなかへ入っていく。
一段、二段と降りていくと、まず、形のいい足の爪先が水の膜に包まれた。
留奈「んっ……!」
それだけでくすぐったいのか、留奈は永澄の首に絡みついた腕に力を入れてしがみつく。
もう一段。
足首までがゆっくりと水に沈んでいく。
留奈「ッ、ふぅっ、ん!」
鼻にかかったような吐息が耳元に吹きかけられて、永澄は思わず腰が砕けそうになった。
(落ち着け満潮永澄。これは水に慣れる訓練なんだ……けしていやらしい目的ではないんだ……)



その光景を傍から見ていた燦が何故かむかむかするという感じの話を
いつか描きたいね。

501:名無しさん@ピンキー
08/06/01 22:22:39 RdXEjADv
>>599
>いつか書きたい
そう思った瞬間が書き時。今書くんだ、いや書いて下さい!

502:名無しさん@ピンキー
08/06/01 23:44:26 lJ4DTVcG
>>599
エロになってもならなくても面白そうだな

503:名無しさん@ピンキー
08/06/03 11:15:10 eM3Fiw1i
>>596
原作のバレンタインデーの話で
「私を泥の中に突き落としてくれ」みたいなこと言ってたからじゃないか?
マゾとは少し違うかもしれないが

504:名無しさん@ピンキー
08/06/03 23:13:30 WFIvsP/F
エラ呼吸達に襲われるのとか凌辱系が似合いそうだ

読みたいかは別としてw

505:名無しさん@ピンキー
08/06/03 23:52:20 xKvvHTWT
俺はすごく読みたいギョ!

506:名無しさん@ピンキー
08/06/04 11:44:05 GL3llzQM
俺はちんちくりんが読みたいギョ~

507:名無しさん@ピンキー
08/06/04 20:10:27 RqDgJxH+
>>605
どうやら君とは気が合いそうだね。私もちんちくりんが好きなのだよ。

508:名無しさん@ピンキー
08/06/05 01:15:38 GEcIzUd3
おちんちんも大好物です

509:名無しさん@ピンキー
08/06/05 02:58:24 kvcJyGhu
お沈沈…つまり、東京湾に沈と瀬戸内海に沈ですね。わかります。

510:名無しさん@ピンキー
08/06/05 12:23:03 1566q/s4
>>606
ジェネラル番長さん、こんなところでなにやってるんですか

511:名無しさん@ピンキー
08/06/06 21:15:58 k8l2qG9t
燦ちゃんも留菜ちゃんも巡も明乃も、みんな中学生なんだよなぁ…

512:名無しさん@ピンキー
08/06/06 23:50:44 1vhPKaJt
年齢なんて気にしないで~♪

513:名無しさん@ピンキー
08/06/08 18:02:56 AY9TEMK7
続編まだかなぁ・・・

514:名無しさん@ピンキー
08/06/08 21:31:23 PLHEnU8g
OVAまだなの?

515:名無しさん@ピンキー
08/06/09 23:37:42 h3XjhliQ
>>613
まだ。その前にFDがでる。

516:名無しさん@ピンキー
08/06/10 08:38:57 WstRBKeK
魚河岸で競りにかけられる人魚たち……というシチュで一つお願いします。

517:名無しさん@ピンキー
08/06/10 21:49:00 yeKgfFU4
瀬戸組の裏の顔か・・・

518:名無しさん@ピンキー
08/06/11 04:12:15 aq1yeiyg
ワンピース自重

519:名無しさん@ピンキー
08/06/11 14:24:48 +WOG9h1H
レベルEかとオモタ

520:名無しさん@ピンキー
08/06/11 20:31:24 oTEoaHRP
レベルE懐かしいw
そういや原作は休載続きなんだっけ?富樫みたいにならないといいけど…

521:名無しさん@ピンキー
08/06/12 19:04:10 Hzb401u1
なんか本スレ行けないんだけど

522:名無しさん@ピンキー
08/06/12 19:51:41 JV9+++MO
>>620
鯖落ち 詳しくは↓

2ch サーバーダウン(鯖落ち)情報 part203
スレリンク(operate板)

523:名無しさん@ピンキー
08/06/12 20:10:47 Hzb401u1
>>621
スマン てか明日の14時ってw

524:名無しさん@ピンキー
08/06/15 01:55:28 mWoTgian
王道の燦とエロ澄さんのラブラブ話が読みたいね

525:名無しさん@ピンキー
08/06/15 03:14:48 qQ5YRLoX
政さんとエロ澄さんもある意味王道だな

526:名無しさん@ピンキー
08/06/15 05:18:35 D5SJYMrW
BLはらめぇぇぇ!!

527:名無しさん@ピンキー
08/06/15 21:04:01 CcfPXgGn
間をとって燦と政で

528:名無しさん@ピンキー
08/06/15 23:28:17 qQ5YRLoX
きーみーはー誰と~キ~スを~す~る~♪

529:名無しさん@ピンキー
08/06/16 00:18:36 4+ESj735
>>627
やめてトライアングラーやめて

530:名無しさん@ピンキー
08/06/16 23:34:58 VDNX8EpA
もし永澄が溺れなかったら、燦ちゃんは若頭の政さんと結婚してたんかな…

531:名無しさん@ピンキー
08/06/17 00:44:02 510xJyuL
(俺の嫁だから問題無しとか言えないよなぁ)

二人が出会うのは運命だから!
溺れてなくてもきっと出会ってたさ!

532:名無しさん@ピンキー
08/06/17 20:13:26 vIJxXAZN
>>630の嫁は政さんなのか

533:名無しさん@ピンキー
08/06/20 00:54:49 JrQUIPGF
保守

534:名無しさん@ピンキー
08/06/20 09:28:16 9kTplxa6
アニメスレで「瀬戸にエロは必要ない」ってたまに見かけるから、このスレって人少ないのかなぁ

535:名無しさん@ピンキー
08/06/20 18:49:38 Cdfn+GZv
そんなこともないんじゃない?
たまにSS投下されてるし、されたら人来るし

536:名無しさん@ピンキー
08/06/20 23:30:16 l0N4vLd8
>>633
あれは脈絡のないエロ改変に腹立ててるだけじゃないか?
巡なんか永澄が着替えに突入する話でノーブラにされちゃったしw

537:名無しさん@ピンキー
08/06/21 00:35:43 lDLZfSK7
DVDの改編はなんだかなぁ…だけど、このスレは見てる俺

538:名無しさん@ピンキー
08/06/21 23:33:50 mI4VhWPh
豪ちゃんと蓮さんの馴れ初め話とか知りたいよね

539:名無しさん@ピンキー
08/06/22 03:24:48 CJK5eUPZ
蓮さんのほうから迫ってそうだ

540:名無しさん@ピンキー
08/06/22 11:05:05 Xjkusmte
大切にしすぎて全く手を出してこない豪ちゃんに蓮さんが人魚の媚薬を持ち出すとか?w

でも若かりし豪ちゃんは燦ちゃんが生まれる前はどんな性格だったんだろう

541:名無しさん@ピンキー
08/06/22 23:40:24 uVLWec/M
典型的な嫁バカ

542:名無しさん@ピンキー
08/06/23 02:07:49 5fl3TzHQ
わしの連に手を出す奴は~

と想像して何故か吹いた

543:名無しさん@ピンキー
08/06/23 14:46:49 YXVgkR4s
手出したの自分じゃないかw

544:名無しさん@ピンキー
08/06/23 23:05:16 QhuZ3olm
確かにw

545:名無しさん@ピンキー
08/06/25 21:19:33 2fxJLGkf
大事な話があると巡に生徒指導室に呼び出された永澄。
部屋に入ると鍵をかけられ、窓のシャッターも降りている。
そして真ん中にある机には、さながらドラマの取調室のようなスタンドまで用意してある。
「あの~巡?」
「呼び出したのは他では無いわ」
もしかして燦の正体がバレたのかと思い、永澄はドキドキだった。
「永澄君、目を閉じて」
「え?」
「いいから」
「分かったよ」
「いいものあげるから手を出して」
「こう?」
永澄は言われた通り両手を差し出した。
するとがちゃりという�燦は幸せだった。
永澄の隣で寝ていられることが幸せだった。
永澄を挟んで反対側には留菜がいるが、それでもこうして永澄に腕枕をして貰い、とても幸せだった。

(永澄さん…)
寝ているであろう永澄の腹の上に手を置くと、何かに指が触れた。
(なんじゃろ?もしかして、永澄さんの手、じゃろか?)
考える間もなく、それは燦の手を掴んできた。思わずぎゅっと握ると強く握り返される。
永澄の顔を見ると、にこりと微笑んできた。
「嬉しい…、私は永澄さんを信じとるきん」
「ありがとう、燦ちゃん」


反対側で寝たフリをしていた留菜が、薄目を開けて永澄を覗き見る。

(なによ、下僕のヤツ…、燦の方を向いてニコニコしてるくせに、私様に腕枕して、手までこんなに強く握っちゃって…)
そんなことを考えていると、また手を強く握られる。
手が触れたので冗談半分で握ったら、強く握り返されるとは思っていなかった。

(これじゃあ…歯止め、きかなくなっちゃうじゃない…)

大の字になって両脇にいる燦と留菜に腕枕をしながら、自分の腹の上でお互いの手を握り合う燦と留菜を、仲いいなぁ…と感心する永澄であった。

おわり。


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