【裏切りと】悪の女とH 第5期目【愛の狭間で】at EROPARO
【裏切りと】悪の女とH 第5期目【愛の狭間で】 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
08/01/01 13:57:03 ld1JvkG8
あけグッジョブ

251:名無しさん@ピンキー
08/01/02 02:21:28 7OnxvoG3
普通に続きが気になるGJ

252:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:04:00 SFbMVy5K
次回にwktkGJ

253:名無しさん@ピンキー
08/01/03 16:00:16 CBNToHlc
割り込む形で恐縮ですが、スレが盛り上がればと思いファイナルファイトの話をばひとつ。乱筆乱文失礼。

254:FFのSS①
08/01/03 16:21:14 CBNToHlc
ここ超犯罪都市メトロシティで、何と市長ハガーの娘ジェシカが犯罪集団「マッドギア」に誘拐されるという事件が発生。
恋人コーディは、ハガーと忍者ガイと共にマッドギア壊滅へ動き出す事となる。
他の2人とは別行動を取り、ジェシカをさらった張本人・ダムドを探すコーディは、遂にそのアジトを発見する。
それは煉瓦造りのあばら屋が建ち並ぶスラム街の中にある、1件の寂れたバー。早速突入しようとするコーディ、しかしドアの両脇には2人の女が立っていた。

「うっ」
その女達を見てコーディは一瞬目を逸らした。2人の出で立ちがあまりに過激だったからである。
2人共警帽を被り、上半身は豊満な下乳のはみ出る程短い白のタンクトップ1枚。
下半身はと言えば、手錠をぶら下げた、下着並みに切れ込むデニムのホットパンツから、太股はかなりの肉感だがふくらはぎはキュッと締まった生脚が飛び出している。

「ンフ、お兄さん何か用?」
左側の、鮮やかなピンク色の髪を腰まで伸ばした、狐色の肌をした女がコーディを見て声を掛ける。こちらもピンクに塗られた肉厚の唇が艶かしく光る。

255:FFのSS②
08/01/03 16:47:36 CBNToHlc
「ここにいる、ダムドに話がある。通してもらおうか」
「フッ、誰それ?…そんな事よりも、アナタイイ体してる…アタシ達と遊びましょうよ」

右側の、白い肌をした女が答えた。左側の女と髪型は同じだが、色はオレンジに染められている。

「ここがアジトだという事は突き止めている。美しい女性と色々な事をして遊びたいのはやまやまだが、ちょっと急いでるんでね」

コーディは2人の間から強引に店内に入ろうとした。その腕に両側から2人が絡み付く。2人の胸は腕に当たってひしゃげ、今にも大事な突起が見えそうだ。

「ンもう!…せっかく女の方から誘ってるのに甲斐性無しね。そんなんじゃ彼女も出来ないわよ…」

コーディの左耳に少し甘酸っぱい息が吹きかかる。ピンク女が顔を間近に寄せて囁いているのだ。唇がかすかに耳に触れる。
しかしコーディは毅然とした態度で、目だけ女の方に向けて答える。

「残念ながら最愛の彼女がさらわれていてね、お前等に。怒りにうち震える今の俺にはお前の安い色仕掛けは通用しないぜ…はっ!」

コーディは勢いよく両腕を振り払う。一歩飛び退く女達。
「勿体無いわね…じゃあやっぱりケガしてもらうしかない…か!後悔するわよ!」

ピンク女は声を張り上げ、再び一歩踏み込み右手を大きく振りかぶった。胸が揺れる。

256:FFのSS③
08/01/03 17:21:03 CBNToHlc
コーディは一瞬のうちに右も確認した。オレンジ女も同じ動作をしている。平手打ちか。

「ふんっ!」

2人の掛け声が同時に響く。2本の腕がコーディに襲いかかる…!
両手で思い切り蚊を潰した時のような音が2つ重なった…。

コーディの頭上で。

「んあぅ!」
女達の平手は、咄嗟にしゃがんだコーディを捉えること無く、互いの顔面にクリーンヒットしていた。
左頬を打たれて、口から唾液を吹き出しながら互いにそっぽを向く2人を下から仰ぐコーディ。
風圧でタンクトップが翻り、一瞬揺れる突起がサブリミナルする。コーディはピンク女のものを視界にとらえた。

「…え!?」
ピンク女は一瞬何が起きたか分からず右、左、右と確認し、次に下を向く。

「…んな、き、貴様!」
ピンク女の唇からは一筋の唾液が垂れている。
「エロい唇から美味そうな蜜が垂れてるぜ。しかしあれだけ振りかぶれば避けるのも簡単だ。それにしても響いたな、普段余程仲悪いのか?」

「…お…おのれ…あぅ!」頬を紅くした女がセリフを言い終わる前にコーディは足払いを繰り出す。
「あん!」
ピンク女はM字開脚の形で尻餅をつく。

257:FFのSS④
08/01/03 18:10:47 CBNToHlc
コーディは足払いをしつつしゃがんだままオレンジ女の方に向き直り、ピンク女と同じように下を覗き込むその顔めがけて勢いよく立ち上がる。

「んんっ!」
頭突きをまともに顔面に喰らい、のけぞるオレンジ女。両手で鼻を押さえ天を仰ぐ。
またしてもタンクトップが翻り、今度はオレンジ女の乳首が完全に露になった。やや黒ずんでいる。
コーディは完全にがら空きになっているへそを見据え構えようとした。

しかしコーディは一瞬考えた。オレンジ女は鼻血が出ているのか暫くあの体勢から立て直せそうにない。それなら…。

コーディはすぐ踵を返し、まだ尻餅をついたまま痛がっているピンク女の右腕を取り、近くの街灯まで引っ張りこんだ。
「んな、何…!?」
驚く女をよそに、彼女の腰に下がった手錠を引き剥がし、彼女の両腕を街灯に後ろ手になるよう回し、両手首に手錠をはめた。
「…え!ちょっとやめてよ!もう!」
盛んに両腕をバタつかせながら女は手錠を外そうとするが外れる訳もなく、手錠と柱がぶつかる金属音だけが響き渡る。

「これでよし、と…」
コーディは少しずつ持ち直しつつあるオレンジ女のもとへ駆け寄り、構え直した。

258:253
08/01/03 19:39:42 CBNToHlc
ひとまずここまで書きました。別スレに書いたものを一部変えたSSです。

259:名無しさん@ピンキー
08/01/03 23:59:23 fhKBXkaG
…ポイズンって男だったよな?

260:名無しさん@ピンキー
08/01/04 00:07:35 7BfwUbtQ
>>259
設定も情報も錯綜しているので好きなように解釈するべし
俺は女だと思っている

261:名無しさん@ピンキー
08/01/04 00:38:04 1L0FtjtV
GJ
続きマッテマス

262:名無しさん@ピンキー
08/01/04 02:56:22 RIB75/0+
グッドジョブです

263:名無しさん@ピンキー
08/01/04 21:18:41 ZhVes3Jo
>>259
当時は「女を殴るゲームはアメリカで訴えられる!」という危機感から、
シーメイル設定があったと思うけど、
国内向けのアンダーカバーコップスではそういうのは無かったよね。
こっちは雑魚を倒すと血反吐まで吐いてたしw
カプコンのアイレムの差なのかな?

264:名無しさん@ピンキー
08/01/04 21:19:29 ZhVes3Jo
×カプコンのアイレム
○カプコンとアイレム

265:名無しさん@ピンキー
08/01/05 05:11:02 o3CsK6ps
グッジョブ
もしや、あなたはゲーキャラ板の女ザコスレに
投下してくれた方?

266:名無しさん@ピンキー
08/01/05 07:26:59 Y5FlUyLq
>>260
確かに当時は雑誌によってキャラの説明が異なってたな




男という設定にするならボイスは女のにしてはいかんだろカプコン

267:名無しさん@ピンキー
08/01/05 07:59:54 oby2ytPC
続編って事になっている格闘の「ファイナルファイト リベンジ」では、
ポイズンは完全に女って事になってるな
ついでに、コーディに密かな恋愛感情を持っているって設定だった

まあ、俺はフタナリって事にした方が萌えてしまうんだが

268:253
08/01/05 10:37:56 u34mDJiK
>>261>>262
ありがとうございます。

>>265
いかにもあそこに投稿した者です。ただ今回はここまで微妙にスレ違いなので、今後修正します。

269:名無しさん@ピンキー
08/01/05 12:39:47 KBO6Njj/
いや、ふたなりは違うだろw

270:名無しさん@ピンキー
08/01/05 16:46:17 o3CsK6ps
>>267
SVCでも女扱いだったなぁ
まあ、プレイヤーとして使えるマキや春麗やキャミィが、普通の女性であるように
プレイヤーサイドとして使えるならニューハーフ設定いらないもんな

271:名無しさん@ピンキー
08/01/06 02:08:15 Q+KUHrbn
やっぱ女性に暴行くわえるのはよくないってコトで
ニューハーフって言われてたのかなぁ?

272:名無しさん@ピンキー
08/01/06 02:28:54 vtTtCarS
>271
全くその通り
>263も書いているとおり
当時のアメリカ世論にあわせて、そういう設定に急遽変更した。
ファイナルファイトと関係ないが、
当時はポケモンですら、動物虐待に繋がるという話がアメリカで持ち上がって
「ポケモンボールの中は居心地が良い」とか、そんな設定が急遽付け加えられたりとか
色々、日本国内では考えられんような難癖が付けられていた時代だったからね

ま、今のアメリカなら
「ニューハーフなら暴行しても良いというのも差別だろ!」
って絶対言われるだろうけどね

結論として
「ポイズンは女で、悪女萌えヒャッホイ」
ってことだ。そうに違いない。異論は認めない。

273:名無しさん@ピンキー
08/01/06 06:43:39 jvAssUTy
そういえば、こういうチンピラ集団のビッチ風な女構成員のSSって、あまり見ないな。
同じ女ザコでも特撮とかの女戦闘員とも、また違うんだよな

274:名無しさん@ピンキー
08/01/06 11:00:55 tJ43c2yc
そういえばてぃるちぇいさー3巻発売してるんじゃない?

275:名無しさん@ピンキー
08/01/06 16:44:52 7jSYz2ov
発売してるよ
見た目も性格も悪の女幹部と呼ぶにふさわしい
シヴァの絡みがメインなのが良い

個人的には主人公×ミュウが一番好きだけど

276:名無しさん@ピンキー
08/01/08 00:35:30 9NITMiby
このスレ的に、ラットマンは有り?

277:名無しさん@ピンキー
08/01/08 03:21:36 DSCRmcqI
ラットマン?

278:名無しさん@ピンキー
08/01/11 03:34:18 Tsl9X09V
サド(マゾも兼ねてると尚よし)
女幹部

ボンテージ
淫乱・好色・貪欲
残忍
精力吸収
高慢

理想像(・ω・)

279:名無しさん@ピンキー
08/01/11 16:58:12 Hb/+58my
>>278
巨乳(又は爆乳)とハイヒールを忘れてるぞ

280:名無しさん@ピンキー
08/01/11 18:49:43 T6VQ04mZ
個人的に褐色も

281:名無しさん@ピンキー
08/01/11 19:25:47 TbsXzkwG
アルトネリコのミュールが好きです

282:名無しさん@ピンキー
08/01/12 05:08:10 KM1jEg65
ショタ食いの女幹部モノとかないか?

283:名無しさん@ピンキー
08/01/12 05:42:51 xyL2UHxy
>>278
サド(マゾも兼ねてると尚よし)(「-15CP」
女幹部「20CP(地位レベル4)」
鞭「20CP(武器の達人/鞭)」
ボンテージ・ハイヒール「-5cp(トレードマーク)」
淫乱・好色・貪欲「-15cp」
残忍「-10cp」
精力吸収
高慢「-5cp」
美人・巨乳「15cp」

わかる人だけわかれば良いや…

284:名無しさん@ピンキー
08/01/12 05:59:55 NZUIHx/g
ガープス乙w

285:名無しさん@ピンキー
08/01/12 08:45:03 xyL2UHxy
うわ…ツッコミはや…

286:名無しさん@ピンキー
08/01/12 09:32:53 xFUbXjP7
CPとか書いてあるのでやったことない俺でもTRPG関係だなということがわかった・・・

287:名無しさん@ピンキー
08/01/12 13:07:53 IzbXFCrO
>>283
使えない部下「5CP(仲間・いつも)」とか
ヒーロー「-20CP(敵・頻繁)」もいそうだな


で、話が進むと
部下「-20CP(仲間・最愛)」とか
ヒーロー「-50CP(敵・最愛)」とかに
変わったりするんだろ?w

288:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:52:39 6Hoou48w
新しいドロンジョ様はポロリが無いらしいね。

289:名無しさん@ピンキー
08/01/13 05:48:51 CcWU/R7t
時間帯が時間帯だしねぇ

290:名無しさん@ピンキー
08/01/13 09:38:19 y95K8K3H
実写は深キョンみたいだしねぇ

291:名無しさん@ピンキー
08/01/13 09:45:28 SOJCX68n
アニメの後半何度かヤッターマン1号とドロンジョ様がラブロマンスを演じ
2号が冷ややかな目で見てたりボヤッキーが怒り出したりするのが好きだった

292:名無しさん@ピンキー
08/01/13 10:40:28 L81SE4kj
ああ、覚えがある。キラキラした演出があったな。

293:名無しさん@ピンキー
08/01/13 13:16:04 Pe++HMzy
ヤッターマン1号とドロンジョさまがくっつけばいいと思ってた。
変身前ガンちゃんはアイちゃんで。

294:名無しさん@ピンキー
08/01/13 14:00:28 CcWU/R7t
見た目はゼンダマンのムージョが1番好きだ

295:名無しさん@ピンキー
08/01/14 07:27:35 wRAr1Z9v
シチュ的に相手は誰がいい?

・ヒーロー
・同僚
・部下
・総統・首領・司令など上官
・名もない脇役
・怪物
・ヒーローの仲間たち
・博士や博士の子供など非戦闘員

296:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:01:17 WF0jZdLM
携帯から失礼。

ここの掲示板書き込むの初めてだから、不都合・粗相があったらスマソ。

戦隊モノで、敵側のプロローグ的なのをちょっと投下します。

あと、先に謝っておきます。
◇あまりエロくない
◇説明長い
◇キャラの描写ない
◇始まってすらいない。

女幹部&ショタ執事で脳内補正して下さい。

――

「あ、あ、イイ!あぁ!」
「ひっ……ぐぅっ」
空中戦艦「アウスフムラ」。
北欧神話に出てくる、巨大な雌牛の名を冠した厳つい戦艦に似つかわしくない、艶やかな喘ぎ声が牢獄からこだまする。
「うぁああ……もうっ…無理っ…」
「イイわよ、イッても……アタシも……イク…っ!あぁっあぁぁぁあ…っ!」
どうやら絶頂を迎えたらしい。
それを始終眺めながら、僕は目の前の甘美な行為にため息をついた。
ただし、悪い意味で。

世界規模で展開されている大企業、「ユグドラシル・コンツェルン」。
あらゆる分野に手を染め、軽く先進国よりも資産を所有する「スゴい企業」。
そこに所属しながら、僕にはその程度しか認識はない。

297:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:03:26 WF0jZdLM
なぜなら、僕には―僕らには、それが何だろうと関係ないからだ。
僕らはいわゆる「裏の顔」。
「ユグドラシル・コンツェルン」の「黒い噂」「見え隠れする影」―などと呼ばれる、「暗部」。
通称「ニブルヘイム」。
そしてその武力制圧・敵地侵略・武力抗争の鎮圧を担当しているのが、僕の主。
数々の異名を持つ、エルセリオン様。
ニブルヘイムの、五人しかいない大幹部の一人。
僕の、自慢の、主である。

その主に最近、趣味ができた。
それ自体は喜ばしい。
趣味は心にゆとりを持たせる。仕事にしか興味を示さなかった主にとって、それ自体は大変喜ばしい。
しかし、問題はその趣味だ。

「敵勢力の人員を拉致し、陵辱すること」

何とも困った趣味である。
戦闘の毎に、飛び交う弾丸の合間を縫って敵の人員を拉致しなければならないし、性病予防の為にメディカルチェックも欠かせない。
おまけに、メディカルチェックの振るいにおとされて誰一人確保できなかったら、主による半ば八つ当たり的な性的折檻が待ち受けている(その被害者は主に僕だ)。
更に、行為の後の事後処理も大変だ。
もし、主がこんな行為を繰り返し行っていることが他の幹部達に知れたら、主の地位は危なくなる。そのため、拉致し陵辱された哀れな彼らの記憶を、薬物なり電波なりで抹消しなければならない。
まったく……。


298:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:13:43 WF0jZdLM
何故か反映されてない……



下げかたもわからないし……


皆さんスイマセンでした。

299:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:22:07 WF0jZdLM

僕は、息を整え、燕尾服を整え、けだるさを完璧に隠して淡々と述べた。
「エリス様。お時間です」
「あぁ……ぅん……今ぁ……イくよぉ……」
未だに身体をヒクつかせながら、甘い声でどっちの意味かわからない返答をする主。
だが返答は返答だ。僕は構わず続ける。
「では、昼食をご用意致します。自室とブリッジ、どちらになされますか?」
エリス様は、食堂で食事をとらない。気分で場所が変わるので、食事を運ぶ僕としてはアンケートをとらなければならないわけだ。
「えぇと……あぁ…ひくっ!」
まだ余韻に浸ってるのか。
「えぇと……自室ぅ…でぇ…」
「かしこまりました」
一礼すると僕は部屋を出た。

300:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:22:49 WF0jZdLM

「美味しい~(はぁと」
「恐縮です」
エリス様の食事・スケジュール・健康その他諸々の管理は僕が行っている。
5年も仕えていれば流石に好みの味付けも把握している。
どうやら、嫌いなゴボウも美味しく頂けたようだ。我ながら上出来だ。
次は大根にも挑戦してみよう。
「ご馳走。では、報告を」
「はっ」
食事も終わり、エリス様は凛とした声で言う。
面倒くさがりな主のために、出来る限り要約して、かつ的確に手に持った資料と報告書を読み上げる。
「極東方面以外は、どこの戦線も異常はありません」
「極東?……中国かしらね……あそこは終始物騒な国だからね……具体的にはどこなの?」
僕は資料をめくる。
「ええと……じゃ…ぽん…?…ああ、日本ですね」
一瞬、空気が止まった。


301:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:23:43 WF0jZdLM
「……日本?」
「はい」
すてぽてちーん。
「日本?日本って、あの日本か?」
「はい。スシ、サムライ、ゲイシャ、スキヤキ、テンプラ、マンガの、あの日本です」
エリス様は難しい顔をして首を傾げる。
「何故日本」
その問いも無理はない。
日本は経済力、芸術性以外に特筆すべき点はない。
ましてや、経済担当でもない我々に「異常」という点など思い浮かばない。
「ええと……お待ち下さい。……」
僕は文面に目を走らせる。
「ふむ。どうやら、最近『エクスレンジャー』なる戦闘集団が台頭しているようです」
「『えくすれんじゃあ』?……ふむ。で規模は」
「五人編成の小隊だそうです。少数といっても、かなりの精鋭らしく、我が軍が劣勢になりつつあるそうです」
「ほぅ……」
エリス様はニヤニヤと笑い始めた。

302:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:24:50 WF0jZdLM
「もっと具体的な情報は?得意とする戦術や、所持している兵器などは?」
その声が喜々としているのがわかる。
僕は報告を続ける。
「柔軟なチームワークによる各個撃破を得意とし、強力な個人兵器、巨大な機動兵器を各々に所有していますね。更に、勝利を決定付けるために、個人・機動に関わらず兵器を合体させて出力を統合・収束して放つ「詰め」を必ず行っています」
「必ずトドメを刺すわけか。……なるほど。確かに、脅威だ。確かに驚異だ。それは「大変な勢力」だ。少数なりの戦い方を、戦術を心得ている。なるほどなるほどなるほど。我が軍が苦戦するのもわかる。フフフ……では、アルト」
エリス様が僕の名を呼ぶ。
その眼は邪悪に笑っている。
僕はその眼に捉えられ、名前を呼ばれ、歓喜に酔いしれるのを必死に堪えて、エリス様の言葉を待つ。

303:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:27:07 WF0jZdLM
「その勢力……「エクスレンジャー」は、「私を満足させられるか」?」
その邪悪で妖艶で狂気に満ち溢れた問いに、僕は答えた。
あらゆる性交よりあらゆる娯楽よりも、その邪悪さは僕にとって、絶頂を迎えるに足る程に甘美だった。
僕は……ゾクゾクしながら、ワクワクしながら、胸の高鳴りを、充実感を抑えながら、しかし隠さずに言った。

「存分に足る相手、で御座います」

「そうか」
フフフ…と笑い、エリス様は不敵に、傲岸に、不遜に、満面の笑みを浮かべた。
この人はいつもそうだ。
強い相手と戦いたくて仕方のない人だ。
まるで修羅のような、僕の主。
僕の人。
「日本に進路を取れ……私の戦争の始まりだ」
「では……?」
「フフフ……私自ら相手をしてやろう。私自ら引導を渡してやろう。フフフ……ハハハハハ!!」


プロローグ、完。

304:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:28:34 WF0jZdLM
何だか、途中エラーがあったみたいでスイマセン。
字数が多かったようです。
スレ汚しスイマセンでした。
m(_ _)m


あと、誰か下げかた教えて下さい。

305:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:32:30 aMKO/ZWW
メール欄にsageと入力

306:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:36:11 WF0jZdLM
こうですか?



ありがとう御座います
m(_ _)m

307:名無しさん@ピンキー
08/01/14 21:06:18 aWqAEnZU
がんばれ。ショタはいいな、ショタは。

おまえらリメイクヤッターマン見た?

308:名無しさん@ピンキー
08/01/14 21:24:36 WF0jZdLM
>>307
見た。


ドロンジョのコスが若干昔よりエロくなってる

309:名無しさん@ピンキー
08/01/14 21:51:21 aWqAEnZU
お腹出て、太ももに一本ラインが追加されてたなw
あとおっぱい揺れたけどうまいこと隠しちゃって残念だ

310:名無しさん@ピンキー
08/01/15 00:01:53 sNaDYQQD
ヤッターマン見たよ。
ポロリはなかったけど正直想像以上にエロかった。
やっぱドロンジョ様はいいなぁ(*´Д`)

311:名無しさん@ピンキー
08/01/15 02:10:32 hRskyHlW
声優さんが一緒だったことに驚いた
ドロンジョ様も他2人も中の人は
70代なのに頑張ってるんだねぇ

312:名無しさん@ピンキー
08/01/15 06:06:36 ZDa5mCTK
GJ、続き楽しみにしてます

ドロンジョさま、やっぱり多少今風なスタイルになってるなw

313:名無しさん@ピンキー
08/01/16 15:00:07 krBMl7vU
でも、なんでタイムボカンじゃなくヤッターマンなんだろう
ヤッターマンってタイムボカンシリーズの中でも優遇されてるよな

314:名無しさん@ピンキー
08/01/16 16:20:15 kRaj8HhH
つーかヤッターマンは若手声優にとってやりづらい職場だろうな。
70代の先輩が三人もいたら。

315:名無しさん@ピンキー
08/01/17 17:03:05 0uf6MeNF
プロなら関係ないと思う

316:名無しさん@ピンキー
08/01/18 02:53:43 RgDwxA3G
>>314
ドクロベー様も入れて4人だよ

317:名無しさん@ピンキー
08/01/18 03:44:40 cUPpaAtV
>>313
タイムボカンは、ポリゴンショックが起きかねないシーンがあるからボツ

318:名無しさん@ピンキー
08/01/20 02:36:07 Qk0kNUo2
絵板それなりに盛り上がってますね

319:名無しさん@ピンキー
08/01/21 02:11:08 brj0p7Cg
次の戦隊の悪の女幹部が及川奈緒な件について

320:名無しさん@ピンキー
08/01/21 03:36:45 liDv9pvP
ドラゴノーツのガーネットのエロSSが観たいわけだが更に

321:名無しさん@ピンキー
08/01/21 14:50:42 aYce8Fuv
「てぃえる・ちぇいさー」3巻目読んだ
ミャウとシヴァサイコー

322:名無しさん@ピンキー
08/01/21 23:54:15 EgaVagBw
ヤッターマン見た。
髪をアップにしたドロンジョ様にハアハアできた。

323:名無しさん@ピンキー
08/01/24 04:12:38 kzhb6y3b
なんか悪女が出るエロゲーでオヌヌメなのないか?

324:名無しさん@ピンキー
08/01/24 19:57:30 qY9S3Sls
七巴の剣
姫武者

325:名無しさん@ピンキー
08/01/27 05:31:29 xnwFT6ct
超光戦隊ジャスティスブレイドと超光戦隊ジャスティスブレイド2
主人公が悪の首領になるゲームなんだが、側近のお姉さんがエロい

326:名無しさん@ピンキー
08/01/27 09:58:22 vLdb0lgZ
>>325
公式を見に行ったが…
幹部のおねーさんだけで充分じゃねーか!という感じだった。
ヒロインいらんだろw

それにしてもヒロイン調教派は恵まれてるなあ…

327:名無しさん@ピンキー
08/01/27 12:59:21 ZJWRc/X5
悪堕ち好きの俺に言わせると、あの作品でヒロインが洗脳され悪の女幹部になったところがたまらない
スレ違いでスマソ

328:初代スレ558
08/01/27 18:57:22 UFQiPsaB
久しぶりに投下します。女幹部ものです。
いつものエロを抑えて、かなり乙女チックですので、そういうのが苦手な方はスルーしてください。
かなり長くなりましたので2、3回にわけます。今回の投下分ではHがないです。

329:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:01:40 UFQiPsaB
「ルアラ、今日こそ引導を渡してやる」
メタリックシルバーのコンバットスーツを装着したフレイダーが、
青白く光るレーザーブレイドでわたしの肉体を切り裂かこうと近づいてくる。
すでに満身創痍。黒革のボンデージスーツから露出した肌は擦り傷は数知れず。
武器である鞭を避けられたとき、私の命運は決まった。
ああ、ベリア様、ベルガ様、志半ばにして倒れることをお許しください。
愛しの将軍を胸に思い描き、その時を眼をグッとつぶって待つ。

しかし、いっこうにその瞬間がおとずれない。
片目をあけるとそこに褐色の肌、みかけは十代の半ばくらいの少年がフレイダーとわたしの間に立っていた。
「そこまでです」
フレイダーのレーザーブレイドはその剣先を真っ暗闇の異次元空間に吸い込まれている。
黒いボディスーツに身を包んだ少年、わたしの副官であるジミィルであった。
ジミィルはどんな影にでも潜りこめる能力を持つ。影を異次元空間として使用する能力らしいが詳しい理屈はわからない。
「フレイダー、退いてはもらえませんか。我々の作戦は失敗しました。今回はそれでいいでしょう」
「フン、まあいいだろう。いくら悪とはいえ、お漏らししそうなほど震える女を殺す趣味はない、ルアラ命拾いしたな」
「な、なにを誰が……震えているっていうのっ」
憤慨するわたし、フレイダーがマスクの奥でニヤリと笑みをこぼしたような気がしてホントにムカっときた。

「次はないぞ、覚悟しておけ」
「ま、待ちなさい」
そういうとフレイダーはこちらに背を向け、ゆっくりと振り向くことなく歩き去った。

330:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:05:50 UFQiPsaB
「また、負けたぁ」
フレイダーがいなくなると、緊張の糸が解けたのかその場にわたしはへたり込んでしまう。
「そうですね、けれど取り返しのつかないことにならず幸いでした」
「それはわたしが弱いと責めているのかしら、それともわたしのピンチを助けた自分を褒めてっていってるの?」
「いえいえ、ただルアラ様がご無事で本当に良かったと安堵しているだけですよ」
ジミィルの物言いはいつも癇に障る。
実をいうと、わたしはこの褐色肌で可愛らしい顔つきの少年に何度も助けられているのだが、
どうも素直にありがとうといえないのは、こいつの慇懃無礼な態度がムカツくからに違いないと思っている。

「あんた、また私の影に入っていたわね。プライバシーの侵害よ、いつもやめてっていってるでしょ」
「いや、その今回はそれでお救いすることができたわけですし……」わたしはジミィルをジッと睨む。
「……ええと、すみません、次からはやりませんのでお許しください」
仕方なさそうに謝るジミィル。彼のこの態度はよけいにわたしを苛立たせる。
「そう、ならいいのよ。わかっていると思うけど、わたしに触れていいのはベリア様とベルガ様だけなんだからね」
そう、大好きなお二人を思い描くと、心がポカポカとしてくる。
「はい、よくわかっていますよ。ボクはルアラ様の副官ですから出過ぎた真似は決していたしません」
「よろしい。一応言っておくけど、わたしに変な感情を抱かないでね。わたしの身も心もすべて将軍様たちのものなんだから」
「それを聞くのは今回で8回目ですけど……ああ、ええ、わかっています。
 そうですね、心の奥底でお慕い申し上げるだけにとどめておきます」
そういって白い歯をキラリとさせながら笑うジミィル。何がお慕いだ。何とも思ってないくせに……コイツはまったく。
ああ、キライなとこがもう一つあった。わたしに子どもをあやすように接するところだ。
どうせお荷物、無能な上司としか思っていないのだろう。
「もう、基地に帰るわよ……ってあれ? ああ、もうっ、腰が抜けて立てないじゃない。ジミィル、わたしをおぶりなさい」
「あれあれ、わたしに触れていいのはベリア様とベルガ様だけじゃなかったんですか」
ニヤニヤと笑うジミィル。ホントに頭にくる。こいつ、いつか締め上げてやらなきゃ。
「だから、そんなわたしに触れる機会を与えてあげようっていうのよ。感謝しなさい」
「はい、はい」
ジミィルはそういいながらも、わたしの眼の前で屈むと軽々とわたしをおぶってみせる。
「変な気起こしたら承知しないからね」
「はいはい、って。ああ、すごい。柔らかくて大きな胸が背中にあたって気持ちいいです」
「変態っ、死ね」
ジミィルの頭をパシっとはたく、ああ、最悪。
いつも作戦の邪魔をするフレイダーに、わたしをバカにするジミィル。
早くベリア様とベルガ様にお会いして慰めてもらいたい。


そう、ここまではわたしにとってはいつもの日常だった。
この時のわたしは、この後に待ち受ける運命を想像さえもしていなかった……

331:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:10:35 UFQiPsaB
『秘密結社のつくりかた』 第○話 女幹部ルアラのつくりかた 



女王アウルによって結成された秘密結社ゲルドは、世界征服を目的とした組織だ。
わたしはその組織の幹部として一年前から頑張っている。
わたしは下級戦闘員から出世してきたわけでも、いきなり幹部にスカウトされたというわけでもない。
この世界を認識したときから、わたしは既にこの組織の幹部だったのだ……

そう、わたしには一年以上前の記憶がない。この話をジミィルや他の部下達にすると気の毒そうな顔をするが全然気にはならない。
なぜなら、わたしのことをとてもとても大切にしてくれる素敵な男の人が二人もいるからだ。
右将軍ベリアと左将軍ベルガ、彼ら二人は私にとって父であり兄であり、また少しうぬぼれるなら恋人でもあった。
ベリアは細身で長身の男性でとても中性的な顔をした人で、ベルガは同じく長身だけど、筋肉質で男らしい顔立ちをしている。
二人とも何をやらせても優れているけれど、ベリアは作戦立案といった知的な作業を、ベルガは実際の戦闘を肉体作業を得意としていた。
性格もベリアは繊細で、ベルガは豪快だった。二人はわたしにとても優しかった。
わたしが作戦を何度失敗しても許してくれるし、何か不安なことがあったら傍にいてくれる。
いつも優しく微笑んでくれるし、包むように抱いてくれる。わたしは彼らに愛されている、そう思っていた。

ちなみにアウル女王陛下はみたことがないし、声も聞いたことがない。
いつもカーテンに覆われた奥の玉座に坐っていて、彼女の命令はすべて二人の将軍たちを通してしかわたしたちにこない。
わたしにとっては雲の上の天上人である。ただ、会ってみたいとかそんな感情はまったくといっていいほどなかった。
口が裂けても言わないけれど、わたしは女王などどうでもよくベリアとベルガの両将軍がいればそれでよかったのだ。

あと、憎らしいっていえば自由と正義の味方とかいって、わたしの作戦をいつも邪魔するフレイダー。
いつもわたしの部下である戦闘員や合成怪人をレーザーブレイドで切り裂いていくのだ。
わたしも今日のように何度、命を落としそうになったかわからない。
あいつが死ねば、世界征服に一歩近づくのに……いつも心の底から悔しくて、何度涙をこぼしたかわからないくらいだ。


ベリアが作戦を立てて、ベルガかわたしが実行に移し、フレイダーに阻止される、
わたしが作戦失敗した時には、ベリアとベルガが優しく慰めてくれる……それがわたしの日常だった。
そう、わたしは世界征服を叫びつつも、そんな予定調和な毎日がずっと続くと思っていた。

332:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:12:20 UFQiPsaB


そんな日常がガラガラと崩れ去ったのはいつものように(いつもじゃホントはダメなのだけれど)、
フレイダーによって作戦が失敗に終わり、トボトボと女王陛下と将軍たちのいる玉座の間に帰ってきたときのことだった。

いつも絹のカーテンから影しかみえない女王アウルと二人の将軍しかいないはずのその広間に、
もう一人、姿形はとても見知った、けれど一度も会ったことのない女性がいた。
輝かんばかりに綺麗なストレートの黒髪、青くクリクリとした瞳が印象的な整った顔立ち、
彼女の着たラフなシャツを押し上げる豊かな胸、それを際立たせる抜群のプロポーション……
ちょっと、自慢も入っているかもしれないけれど、どこからどうみてもそれは「わたし」だった。

333:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:18:07 UFQiPsaB
いつもは冷静なはずのベリアとベルガが「わたし」を取り囲んで話しかけていた。
「今まで、どこ行ってたんだ。君がつくった組織だろう。責任を持ってくれ」
「死んだはずはないと思ってたが……長い付き合いだろ。消えるんなら一言くらい何か言ってからにしてくれよ」
問い詰めているようだが、二人の顔をみると嬉しさが隠し切れないという感じだ。
「あたしもちょっと一人になりたい時くらいあるっての。しっかし、驚いたわ、まだこんな遊び続けてたんだから」
声はわたしと同じ。けれど、喋り方とかは彼女の格好と同じくラフでわたしとは全然違う。
わたしなら、絶対にこんな風には喋れないだろう。
「相変わらず、飽きっぽいな。君が帰ってくると思って、現状を維持し続けたんだぞ」
「まぁ、しかし嬉しいよ。これでまた三人だ。ハハハッ」
ベリアは小言をいっているが、強く責めるつもりもないし、呆れている感じもどこか演技っぽい。
ベルガはもう、豪快に笑っていて喜びを隠そうともしていない。
「だって、世界征服ってすごくいい響きじゃない?10年前にTVでこの言葉聞いたときこれだと思ったわ。
 ま、準備の三年、実行にうつして二年で飽きがきちゃったんだけどね……まあ、そんなことはどうでもいいのよ。
 すっごく、面白いことみつけたの。これなら、そうねぇ20年くらいは楽しめるかも」

あの「わたし」が何を言っているのかわからない。
けれど、彼女がいっていることは私にとって、とても怖いことのような気がした。

「相変わらずだな、そんなこといって……5年持てばいいほうじゃないか」
ベルガはやれやれといった口調でそういうが、口元はニヤついたままだ。
「それで、この組織はどうするんだ。末端まで含めて数千人、ちょっとした規模だぞ」
ベリアは冷静に「わたし」にそう告げるが彼女の答えは素っ気無いものだった。
「え、どうでもいいじゃない。このまま三人でドロンしちゃうとか、適当なのに任せるとか、
 解散するとか、あ、ベリアが残るっていうならいいわよ。ベルガと二人で楽しむから」
「そ、それはないぞ。もう君のいない毎日はこりごりだ。どれだけ私が……」
ベリアは次の言葉を出す前に恥ずかしいのか顔を赤らめてしまう。
「なぁに、ねぇねぇっ、その次の言葉が聞きたいなぁっ」
ニヤニヤとしながら、「わたし」は猫なで声でベリアにグイっと迫る。
薄々と、どういうことなのかを感じとりながら、あの「わたし」にわたしはなりたいなと思った。

「寂しかった、君のいない毎日は本当に。君がいないと世界はこんなに色褪せるのかと思ったくらいだ」

赤面しつつ一気にまくしたてるようにベリアはそう言った。こんなベリアをわたしは知らない。
いつもの落ち着いた彼からは想像できない。本当に、彼女がうらやましい。

「えへへっ、正直でよろしい。いつまでたってもベリアは可愛いんだから。
 ところで……さっき『現状を維持』っていってたけれど、そうじゃないみたいねぇ。
 寂しいからって、ああいうのはあたし、どうかと思うなぁ……」
そういった「わたし」の目線がわたしに向いた。
「「えっ」」
同時に声をあげて、まさか、しまった、といった表情でこちらに振り向くベリアとベルガ。


……泣きたい気持ちを、問い詰めたい気持ちを殺して、極めて事務的にわたしは言う。
「報告が遅くなって申し訳ありません。お取り込み中のようでしたので。
 残念なことに、またもやフレイダーによって作戦は失敗に終りました」
「……そ、そうか」
ベリアはその言葉を発したあと、何も言わない。気まずい沈黙……
今、将軍たちの気持ちが、少しでもわたしに……同情とかでもいいからむいてくれているだろうか。
もし、二人の気持ちが、「わたし」にわたしをみられたことを後悔しているだけなら、胸が張り裂けてしまうかもしれないと思った。

334:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:21:11 UFQiPsaB
長い長い静寂、それを破ったのは「わたし」だった。
「ねぇねぇ、ベリアにベルガったら、お互いの自己紹介のお手伝いくらいしてくれてもいいんじゃないの」
「えっ……」
「あっ、そ、そうだな」
口ごもる二人。わたしだけの二人だったはずが、心の中でどんどんと崩れていくのがわかった。

「もう、情けないんだからぁ、責任とらない男は嫌われるぞ。
 えっと、あたしはアウル、ここでは女王アウルだったかな、この組織のボスをやってます」
どこまでも軽い口調でいう「わたし」、アウル女王の名を名乗ったことには少し驚いたが、予想の範囲内ではあった。
「わたしは、わたしは……秘密結社ゲルドの戦闘実行部隊の長をやらせていただいているルアラです。
 お、お会いできて光栄です。アウル女王陛下」
「ふーん、すごいわね。うん、すごいすごい。この状況でここまで平静を保っていられるなんて感動だわ」
この人はわたしとは姿形は同じでも全然違うのだなと思う。
さっきからの会話を聞いていても、どうやら外見の年齢と実際の年齢は違うみたいだし、
目覚めてからようやく一年になろうとする自分とは比べるべくもない経験の差から生まれるものなのだろうか。

「それでさ、あたしとあなたってすっごく似てるよね。これってあなたは疑問に思わないのかな?」
「アウルッ」
ベリアは彼女が喋るのを必死で止めようとする。
薄々とは理解しつつあるが、やはり全てを知っている彼の口から聞きたいのはわたしも同じだった。
「いえ、ベリア様。わたしもとても疑問に思っています。
 なぜ、わたしが女王陛下と似ている……いいえ、うりふたつなのか。
 知っていらっしゃるなら、ぜひお教えいただきたいです」
「ルアラ……いいのか。多分、とても辛い思いをするかもしれないよ」
「はい、それでも構いません」
その言葉に何かを諦めたかのように小さく首を振るベリア。
けれど、やっと覚悟を決めたみたいで、組織のことを、そしてわたしが何者かについて話しはじめた。

335:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:27:37 UFQiPsaB
それはとても長い、実際に数千年にわたる話であったが、多分、要約するとこうだ。
アウルとベリア、ベルガは現代と比べるべくもないほどに科学技術が発展した超古代の王国の出身で、
ベリアは当時から科学者であり、ひょんな偶然が重なり不老不死の技術を開発したそうだ。
永遠に生きられる、超古代においてもそれは見果てぬ夢だったらしく、ベリアはとても喜んだらしい。
その栄誉ある施術を、まずベリアは幼馴染であったベルガとアウルととも自分にも施した。
そんな矢先、どこかのバカが国を一発で吹き飛ばすような爆弾を破裂させ、一瞬にしてすべてが消し飛んだという。
三人も消し炭になったはずだが、ベリアの開発した不老不死の技術は冗談みたいな再生力を持っていたらしく、
数時間もたつと元通りの肉体にもどったという。

永遠に若いままの身体で三人は一緒……最初は喜んだが、百年もすると生きること自体に飽きてしまうものらしい。
とくに生来の飽き性であったアウルはひどく、ただただ楽しいことを探し求め、世界を、永き時を、渡り歩く旅がはじまったのだという。


今回の秘密結社も、その一つらしい。
ベリアが説明している時に、アウルは笑いながら秘密結社の後ろに「ごっこ」をつけたのには、さすがに腹が立った。
わたしを含め、世界征服に命を賭す自分たちが彼女にとってどういう存在なのか、とてもよくわかった。
と……話がそれた。彼女がいう「秘密結社ごっこ」を三人が楽しんでいた時に事件が起こる、アウルが失踪したのだ。
ベリアは言葉をにごしたが、数千年一緒にいてもベリアとベルガは彼女を愛しているらしい。
数日や数ヶ月もどってこないことは今までもあったそうだが、一年以上ともなると初めてのことだったようで。


半狂乱になったベリアは彼女から採取していた細胞からクローンを造ることにしたそうだ……そう、それがわたしである。
急成長させた後、組織で生きるために必要な知識を植えつけてわたしを覚醒させたのだそうだ。

それからはわたしにも記憶があるから説明できる。
わたし―ルアラははこの一年間、とても二人に可愛がられ、何も知らずに二人の愛に溺れた。
今日、この時、ルアラがアウルの代わりだと気付くまでは…………

336:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:31:05 UFQiPsaB
「……というわけだ。なんというか、その、すまない」
「うん、最低。今、謝ったことも含めてあんたは最低。あ、ベルガも同罪だから。ひとりだけいい子ぶらないようにね」
アウルは本気で怒っている。わたしの存在を決定的に脅かす人で、彼女があらわれなければどんなによかったかと思うけれど、
彼女がこんな風に怒ってくれるのは嬉しかった。

「で、どうするの。責任とってあんたたちがこの子の面倒みる?あたしはいいわよ、一人でも楽しむから、好きにやってちょうだい」
「いや、それは……」
「そ、そうだ、ルアラも連れて行くってのはどうだ。これまでは三人だったが四人ともなればもっと楽しくなるさ」
ベルガの提案が私を今日、一番に傷つけた。
どう考えればホンモノと、ホンモノの彼女にしか興味がない男二人と一緒にニセモノの私がいられるというのか。
悲しくて、悔しくて、今まで我慢しつづけた涙がボトボトとこぼれていく。
「え、なんで。ああくそっ、もう……」
ベルガは自分の思いつきがなぜわたしを泣かせたのかわからず、自分の髪をグシャグシャと掻く。
こんな仕種をみるのもはじめてだ。ホント、情けないヤツ。
ベリアやベルガのみせかけの優しさにわたしは騙されていたのかもしれない。

「ああ、こんなことになるのわかってただろうにね……。
 数千年生きてきたけど、こいつらをここまでバカだと思ったのは初めてだよ……」
そういうと、今までみたことないような真顔になって、わたしに話しかけてきた。
「ねぇ、ルアラ。泣きやめなんていわない。そのままでいいから聞いて。あんたはどうしたい?
 その腰にある鞭でこいつらをぶちたいっていうならいくらでも、やっていいよ。
 別に殺したいんなら何度殺してくれても構わない。まあ死なないけど、痛みはあるから十分拷問になるさ」
もう一人の「わたし」は最初はどうかと思ったけど、イイ人みたいだ。
自分と同じ姿形をしたわたしだからこそ、こんなにも強く同情してくれているのかもしれないけれど。

わたしの答えはもう決まっていた。だって、もうわたしが生きる意味なんてなくなったのだから。
「……殺してください。わたしの役目は終ったんでしょう。
 そうですよね。ベリア様、ベルガ様。女王陛下が……アウル様がみつかったんですから。
 代わりのわたしが生きていてもお邪魔でしょうし、こんな辛い思いをして生きていくのも嫌ですし……」
「ルアラ……」
私の名を呼んで絶句するアウル。
ベリアとベルガはいたたまれないような表情のまま、どうしていいかわからずオロオロとしている。
ああ、ホントに幻滅だ。こんなダメ男に惚れこんでいた自分が嫌になる。
この二人のためにならどんなことも厭わずにやった。何も罪のない人々を殺すことにも何のとまどいも生まれなかった。
そう、私の存在の全てがこの二人だったのだ。それなのに……

337:名無しさん@ピンキー
08/01/27 19:38:30 UFQiPsaB
「そうかい……ルアラ、あたしはそれでも生きなきゃなんていわないよ。
 生きるってことに、死ねないってことに飽き飽きしてるからね。
 どうやら、クローンのあんたは不老不死じゃないようだし、あんたは死ねるみたいだ。
 好きな、いや好きだった男に殺されるってのもイイ死に方かもね」
そういって、アウルはベリアの腰に吊り下げられた細身の剣を抜いた。そして、ベリアに押し付けるように持たせる。
「ベリアがルアラを殺しな。あんたが彼女をつくったんだ。ケジメはあんたがつけるのが筋ってもんだろ」
「そ、そんな。そこまでは……」
躊躇するベリアの顔面を、アウルは握り締めた拳で思いっきりぶん殴った。

鼻骨が折れたのか鼻血をボタボタと出すベリア。色男が形無しだ。
「ゴ、ゴフッ」
鼻はすぐに再生したが、鼻血を垂らしたベリアは何とも情けない。
「ねぇ、ベリア、世界征服とかいって遊びで無辜の人間を何十万人と死に追いやったあたしが言うセリフじゃないけどね。
 人の命で遊ぶ時は覚悟しなよ、あたしは殺した人間たちの家族に恨まれるのは当然だと思っているし、
 捕まって何十年と気が狂うほど犯され、殺しつくされる覚悟もできている。遊びであろうといつだって真剣じゃなきゃね」
理屈がどこかオカシイように思うけれど、やっぱりこの女性はカッコいいと思う。
わたしは彼女と同じ顔だけど、こんなに真剣なキリっとした表情はできない。


ベリアはやっと覚悟を決めたのか剣を握ると私にゆっくりと近づいていくる。
「おいおい、どうなってんだよ。何か方法はないのか、もっと、みんなが楽しくなるような、その、なんだ……」
どうしていいのかわからずにベルガはその巨体を右往左往させている。
「ルアラ。君は私を恨んでくれてかまわない、
 何をいってもいいわけになるかもしれないが、君のことを娘のように愛しく思っていたのは本当だ。信じて欲しい」
誠実な顔をしていうベリア。しかし、わたしにはどうも白々しく感じてしまう。
一年にも満たない恋だったけれど、もう冷め切ってしまっているみたいだ。


「はやく殺してくださいベリア様、わたしもこの一年あなたとベルガ様のお優しさに包まれて、とても素晴らしいときを過ごせました。さぁ、お早く。
 これ以上、あなたたちに幻滅する前に、サクっとあの世に送ってください」
「すまない」
ベリアがわたしを斬り殺そうと、剣を振り上げた。
ああ、なんだろうなぁ、わたしの人生って。脳裏にこの一年の思い出が駆け巡る。
出てくる人たちは決まっていた。ベリアとベルガ、憎い憎いフレイダー、そして……



                                                                           つづく

338:初代スレ558
08/01/27 19:43:18 UFQiPsaB
というわけで、今回は以上です。近日中にHありのつづきを投下します。


>>まとめ人さま
『デーモンブレス戦記―仮面の女幹部ジェロシアの正体―』(後編)を、
よろしければ「まとめblog」に収録の方、お願いできますでしょうか。


339:名無しさん@ピンキー
08/01/27 23:03:35 FqrDSRcU
大作の予感。

340:榊さん家と地方選挙 2-223
08/01/28 00:00:35 voZusaRN
>338 続きwktk! にしてもやっぱ大作長編書ける人、凄いわw

そして忘れたころに小ネタ投下w



その夜、風呂から上がった俺(コードネーム:ブルー)は珍しい光景を目の当たりにした。

だって、明かりの消えたリビングに速報を伝えるTV、そして…
「it… it can't be…」
何故か凄い勢いで凹んでる黒百合…。…動揺のあまりセリフが英語になってるし。

「What's happened?」
…とりあえず俺も英語で聞いてみた。

「…君か。…アレだよ。」
少し冷静になって日本語に戻った彼女が指さす先、TVの画面に注目すると最近注目を集めていた地方選挙の速報。
確か弁護士と科学者の事実上の一騎打ちだったとは聞いていたが…。
「あぁ…。弁護士が勝ったんだ。」

その一言に意外といきり立つ彼女。…表面上はクールだが。
「ああそうだ。科学者のあの候補は負けた。…しかし科学者全体が負けたわけではない。」
…あー。何か知らんが燃え上がっちゃってるわ。…で、今度は何を企むのやら。
「知れたことさ。…洗脳電波の発生装置でも作り上げれば、次の選挙には負けないさ。」
「洗脳するのかよ!? ってか悪の組織チックに世界征服するんじゃなくて地方選挙限定かよ!?」

……全く確証はないが、嫁をこのまま放っておいたら色んなエライ事になる。ってかそんな物騒なもの作るな!
とりあえず演説するのか理論を語ろうとするのか定かではないが、開きかけた彼女の口を自分の口で塞いどく。
で、背中と膝裏に腕を通して、自室のベッドまで強制連行。
そして、割と久しぶりに『身体全体を使った話し合い』をすることとなった。
…もっとも翌朝、返り討ちにあった俺は黄色い太陽のもと、ふら付きながら職場へ行く羽目になったのだが。
ただ、それ以降の選挙速報を見る限り独裁国家のような投票率および得票率がTV画面に映されることもなく、
さらにはカンパニーの洗脳装置を利用した破壊活動など行われなかったことから、今回の作戦目的は無事に達成できたようだ。

341:名無しさん@ピンキー
08/01/28 00:24:03 g0ykLchE
「そういえば君も法曹関係者だったな。」とならず良かった。
家庭内の平和維持活動は性交を、いや成功を収めたわけだ。

ブルーGJ !!

子作りに励む時点で弁護士の味方をしているような気もするが。

342:名無しさん@ピンキー
08/01/28 00:40:28 S+D53vjS
>>340
ゔ~ん、ブルーの大活躍にGJ
しかし結果が出てから直ぐにここまで書ける氏の創作力に脱毛でありんす

>>338
これは続きにwktkせざるを得ない
アウル様カッコヨス

343:名無しさん@ピンキー
08/01/29 00:12:16 suufLPc8
>>338
続き激しくwktk
つかアウル様の漢らしさに感動。悪女とか関係なしに惚れそうだw

>>340
まさか某地方選挙ネタで来るとはwww
ブルーがんがれ。
そろそろ「栄養費」とか特別手当が出ても良いんじゃないかと思ってしまうw

344:名無しさん@ピンキー
08/01/30 16:56:28 ntRHxiaa
黒百合のイメージがケイ・ナガセ大尉になりますた。

345:名無しさん@ピンキー
08/01/30 23:23:56 Ba5NyVFN
ドラクエⅢの小説では、キングヒドラの正体は美人の女幹部だった覚え

346:名無しさん@ピンキー
08/01/31 03:24:25 RwFgFcsu
GJ!
ブルーの話はエロは無いけど短い読みやすくて好きだな~

五スレ目・・・と言っても長い文章の作者がいたしな 俺は長すぎると読む気なくなるから読んでない
まとめスレで時間かけて読むほど価値あるか?
読んだ事ある奴いたら意見希望 作者は読んだ事ある奴は長いと感じただろうから言わないでおく

347:名無しさん@ピンキー
08/01/31 14:50:13 uft22LfY
>>345
チコのことかー!

348:名無しさん@ピンキー
08/01/31 19:09:41 vqptauIJ
>>346
えー・・・何様?

349:名無しさん@ピンキー
08/02/01 00:49:23 TW+gfXtF
>>340
GJ!
身体全体を使った話し合いに吹いたw ブルーは何かあるごとにそう言った話し合いをすれば良いのか・・・
ウラヤマシイw

>>346
気になるなら読めばいいじゃない

350:346
08/02/01 01:02:59 7B28PImN
>>348-349
長い上に大して面白くないと時間の無駄じゃないか
もう少し短ければ話は別だか・・・俺だけじゃないと思うがなあこんな感じに思う奴・・・

351:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:48:10 Nq4oz6NW
>>350
文章からゆとり臭がする

それはさておき面白いかどうかは結局個人の趣味次第なんだから
初めの方を読んで雰囲気や設定から自分で判断するのが一番だと思う

352:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:48:46 Fwoqvk73
>長い上に大して面白くないと時間の無駄じゃないか
これは思うことはよくあるが
自分で読まない以上は中身に文句を言う資格はない。

それを>>346のような形で他人に依存しつつ文句だけはいっておくというのは
姑息で不様

353:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:52:10 +/ZIYpv4
お前さんエロパロ板に向いてないよ。
読み始めて文章や展開が肌に合うかどうか考えて、
最後まで読むかどうかも自分で決めれ。
あと、否定的なレスはスレにとって無益なので控えたほうが良いかと。

ついでに言うと、このスレに投下されてる程度のSSは
他のスレに比べてそれほど長いとは言えん。

354:名無しさん@ピンキー
08/02/01 01:53:31 +/ZIYpv4
マジレスカコワルイ上にリロード忘れorz
>353は>>350宛ね。


355:名無しさん@ピンキー
08/02/01 11:56:53 qJINJPgQ
SSを読みに来ているのに長いのは嫌とな

356:名無しさん@ピンキー
08/02/01 18:21:27 zy+2q1MR
訃報(ドラゴノーツのネタバレ)






ガーネット少佐のご冥福を祈ります。
…せっかくの爆乳で軍服で褐色で露出度の高い悪の女将校だったのに。

357:名無しさん@ピンキー
08/02/01 19:31:42 pxQb2niT
スパイ子を殺した時点で「ああ、これは遠からず死ぬな」とは思ったが
やはり寂しいな…

…俺の地域では17話は来週放映だが、
少佐退場と聞いて既に生気が抜けてしまった

358:名無しさん@ピンキー
08/02/02 00:24:37 b2W6RDxm
ライアーソフトのマスクド上海はこのスレ的に期待…かどうかはわからんが
悪女さんはいろいろ出てきそうだし悪女さんとのエロシーンも複数ありそうな気配。
まあ悪女さんエンドは難しそうだし微妙なところだが。

359:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:32:18 70k/XnMr
>>358
窮奇がエロくてサディスティックでかなり好みだ。こういうエロ姐さん系に俺は弱い。

360:名無しさん@ピンキー
08/02/03 01:53:45 vjN6FvpT
誰かガーネットさんでエロやってくれよー

361:名無しさん@ピンキー
08/02/04 01:39:14 5BDmaTms
ガーネットさん死んじゃったのか・・・
撮りたむてまとめて見る派だから、かなり見る気が失せちゃったorz

362:名無しさん@ピンキー
08/02/04 02:46:12 ODHH2/Bs
>>346
長いから分かるとかありえないな、お前が書いた本人だろ?自分のSS目立たせる為に被害者ぶるの止めろ。

それよりさっさと新作投下しろクズ

363:名無しさん@ピンキー
08/02/04 03:21:02 NMUI0sbY
>>362
お前は名探偵か?それともエスパーか?さすがだな、レスを書いたのは誰か全部分かるなんて。
それと最近はツンデレブームまだ続いてんのか?変わった催促文句だな。

364:名無しさん@ピンキー
08/02/04 06:44:28 84B3Bblr
まあ、無残な死に方でなく幸せそうな感じだったのは
せめてもの救い

365:名無しさん@ピンキー
08/02/04 14:12:23 naVBhy2U
まぁマイナージャンルだし、そろそろこのスレも潮時か

366:名無しさん@ピンキー
08/02/05 14:02:59 5DtBnS4g
早いところは春休みだな~

367:名無しさん@ピンキー
08/02/05 23:03:26 50eJBKN0
身体能力で上回る悪女がヒロインに敗れるスレ
スレリンク(eroparo板)

こういう悪女系スレって定期的に立つけど、なぜこのスレか屠るスレにいかないんだろうな。

つい最近も

【悪の組織】裏切り者の末路【女幹部陵辱】
スレリンク(eroparo板)
高飛車な悪女が屈辱的な姿になるエロパロ
スレリンク(eroparo板)

みたいなの立ってはすぐ削除されてるし(チェックしてる俺も俺だが)。
「H」も「屠る」もどっちとも一日のレス数が多いわけじゃないし、投下しほうだいだと思うんだが。

368:名無しさん@ピンキー
08/02/05 23:13:22 iAnZ/J/W
>>367
どのスレも存在を知らなかったww

369:名無しさん@ピンキー
08/02/05 23:17:59 KvXWNVYO
需要があるのかないのか解らんジャンルだな。
その連立っぷりをみると。

370:名無しさん@ピンキー
08/02/06 00:21:09 QfWQ2xXb
個々で秘密基地を結成してるんだよ

371:名無しさん@ピンキー
08/02/06 02:58:45 hsrRze39
転載したからまとまるだろ

372:名無しさん@ピンキー
08/02/07 01:15:04 giPpuBmo
リンに会いたい

373:名無しさん@ピンキー
08/02/09 14:30:58 p9VlURTV
昨年のこの時期は大にぎわいだったのになぁ
榊さんちと法律事務所の乱を思い出した今日この頃

374:名無しさん@ピンキー
08/02/10 01:54:00 /stbZEH6
寂れてきたこのスレ

375:名無しさん@ピンキー
08/02/10 01:59:00 9n2mAaaf
悪の女系全般が寂れてるな

376:名無しさん@ピンキー
08/02/10 05:08:44 OteXO1hr
寂れてないぞ、一時期凄すぎただけだ。まあ、職人は何人か居なくなっただろうな
あの時はラッシュだったからな、職人が我先にと毎日のように投下してたし・・・

377:名無しさん@ピンキー
08/02/10 05:54:48 sQnONQde
このスレ的には、悪女とやればいいのか?
純愛でも駆け落ちでも、悪女を手篭めても、S悪女に調教されても

378:名無しさん@ピンキー
08/02/10 19:19:49 AcAD8wUg
>>377

悪の女と犯るならなんでもいいんじゃないか。
ただ、非エロもそれなりにあるし、屠るスレの需要以外をこのスレで全部引き受けているようにも思える。


379:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:38:03 neD961jh
ガンダム00のネーナがいい悪女

380:名無しさん@ピンキー
08/02/11 16:14:02 UnoNEdsA
ローゼンメイデンの水銀燈は最高だ

381:名無しさん@ピンキー
08/02/12 22:25:35 1MOBf8X4
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

382:名無しさん@ピンキー
08/02/13 18:18:00 WH+inoHx
↑単なる業者

383:名無しさん@ピンキー
08/02/13 20:57:42 /4e3zXKO
あちこちに書き込んでるね、そいつ

384:名無しさん@ピンキー
08/02/13 21:14:04 oimyZJMX
なんという悪女

385:名無しさん@ピンキー
08/02/15 22:49:07 WCebKXFB
特撮系やらファンタジー系などひととおりのシチュの悪の女SSが投下されたが、
時代劇系ってまだ読んだことない気がするな。悪い姫とか悪いくの一とかっての。

386:名無しさん@ピンキー
08/02/16 03:03:41 1pICfK9b
悪いお局

悪い女女衒

387:名無しさん@ピンキー
08/02/16 06:53:14 sdMTF5Jd
さいとうたかをの雲盗り暫平に悪い姫様がでてくるな

388:名無しさん@ピンキー
08/02/16 11:12:08 pJWsMuhZ
悪い姫様って言うと…
「パンが食べられないならケーキを食べたらいいじゃない」って言って
ブチキレた民衆に革命起されて公開輪姦されるとか…?

389:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:41:49 k/U4Dq/z
URLリンク(news23.org)

390:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:56:18 zxy5iMqk
>>388
個人的な好みとしては
アントワネットよりポリニャック夫人みたいなタイプがいい
ベルばらの話ですが

391:名無しさん@ピンキー
08/02/17 20:12:20 yze3MJLS
>>388
爆れつハンターのバルバラ様だな

392:名無しさん@ピンキー
08/02/19 23:57:44 wN9BR/Zw
チャンピオンで連載されてる手代木版星矢(LC)で、
パンタソスっていう太股を露出させた冥衣を来た敵が出てきたので期待してる。

393:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:48:30 Z4AxtIyo
パンタソス?

夢の神々の一人か
ヒュプノスタナトス編でもやってるのかな
モーフィアス(モルフェウス)とかもいるんかな

394:名無しさん@ピンキー
08/02/20 19:03:11 HR6N7WBQ
転載だがこれか。
確かにエロい…
URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)
URLリンク(ranobe.com)

395:名無しさん@ピンキー
08/02/20 19:16:51 ZFeY8WV0
車田の絵とかけはなれてて噴いたw

396:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:51:59 iQQ/IIZt
801同人誌みたいだろ?

オフィシャルなんだぜ、これ

397:名無しさん@ピンキー
08/02/21 04:13:21 AMrC2lMT
車田には期待できんから
需要があればそういうのでもいいのかもしれん

しかし392の期待の悪女ってのはどうなんだろう
スレ違いになりそうなので別にいいけど

398:名無しさん@ピンキー
08/02/21 07:29:48 O20yYXGS
車田には期待できないだと?
お前にはシャイナさんの魅力がわか(r

と、車田ファンの俺が涙目になりながら言ってみる

399:名無しさん@ピンキー
08/02/21 08:44:55 AMrC2lMT
今の車田には期待できんから

と訂正しとこうか

星矢の女キャラの中ではへびつかい座が好きだったな

400:名無しさん@ピンキー
08/02/21 10:07:24 nSVA2MKR
蟹座の俺涙目

401:名無しさん@ピンキー
08/02/21 13:27:56 +zRBBHQt
蟹座の奴こそ>>394の漫画読むと幸せになれるのに

そういや車田版星矢はアテナが別な意味で悪女だったなー
毎回突っ走って迷惑かけるし。「馬になりなさい!」が忘れられん。

402:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:59:59 lPVPVmBI
シャイナさんをバカにすると許さんぜ!
そして401に同意。アテナはシャイナさん以上に悪女w

403:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:12:13 rWwO9RCy
たしかに最近の星矢はLCもGも蟹復権を目指してるように見えるな。特にLCの蟹師弟はカッコよすぎ。

そしてパンドラ様を忘れるとはおまえら何事だ。

404:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:42:45 lPVPVmBI
女は殴れないと言った星矢が躊躇なく殴り殺したシャイナさんの妹分か…。

405:XXXR
08/02/24 12:02:28 6oA4p6fG
ゴーオンジャー放送開始記念・・・と銘打って、久しぶりのガンレンジャー投下。
スレの活性化に役立つと良いが。

406:XXXR
08/02/24 12:09:39 6oA4p6fG
お台場にあるゲームセンター、スウィートドリーム。
レトロなピンボールから最新の格闘ゲームまで網羅した、豊富な品揃えが売りだ。
交番が近く、まめに警官が巡回に来るため治安も良く、賑やかながらもどこか落ち着いた雰囲気を醸し出している。そんな入りやすさもまた、人気の秘訣か。
しかし、そんな事は彼女には関係ないらしい。

407:XXXR
08/02/24 12:10:44 6oA4p6fG
「こういった所は、あまり好きではないな……」
所在なさげに視線を動かす燕を見ていると、何だか大介も悪いことをしたような気がしてくる。
燕は明らかにここにはそぐわないタイプの人間であったし、それは大介もわかっていた。ここに誘ったのは、やはり失敗だっただろうか?
いや、あれはきっと気に入ってくれるはずだ。大介は気を取り直して、燕を案内する。

408:XXXR
08/02/24 12:11:43 6oA4p6fG
ちょうど中央にある小さなドーム。「360°ロボッツ」と、大きく書かれている。
「これがお前の言っていた、面白いゲームというやつか?」
「ええ、これです」
360°ロボッツは、その名の通り、全方向から襲ってくるロボット達を次々と倒していくゲームだ。ドームの中は足下も含めて全てモニターになっており、その難易度はあらゆるシューティングゲームの中でも間違いなくダントツであろう。


409:XXXR
08/02/24 12:13:12 6oA4p6fG
「いつかの助言のお礼だったか? あれはお詫びのつもりだったのだが」
「いや、あれのおかげでホント助かったんですよ。これくらいのことはさせてください」
そう言いながら大介は足下のハッチを開け、中から一つのコントローラーを取り出す。
「これ、使ってみてくれません? 最近追加されたんです」
それは日本刀の形をしていた。
「ふむ、なるほどな。そう言うことならば・・・」
燕はそれを受け取ると、ドームの中央に立つ。大介は外に出ると、燕の目を盗んで、こっそりとコイン投入口にブレスをかざした。


410:XXXR
08/02/24 12:14:52 6oA4p6fG
ウー! ウー! ウー!
とたんにサイレンの音が鳴り響き、画面には「WARNING!」の文字が現れる。
「何だこれは」
「隠しモードですよ。かなり難しいです」
文字が消えると一面にわらわらとロボットが現れる。大介が「頑張って下さいね」と言ってハッチを閉めたと同時に、それらは一斉に襲いかかってきた。

一方、ハッチを閉めて燕を待つ大介に、仲間達が声をかけてきた。
「あれ、大介君じゃない」
「オー、大介さん。来たんだったらアイサツくらいしてくださいヨ」
真っ先に話しかけてきたのは、羽柴佐里奈女史。次にビリー。後ろにいた信長と千里も、軽い挨拶をしてきた。そして最後に、華美が話しかけてくる。
「今日は朝から大学で特訓じゃなかった?」
「ああ、さっき終わったとこ。今は佐々木さんにここを案内してる」
そう言って大介は背後の360°ロボッツを指差す。そちらに近づいた羽柴女史は、ふと気付いた事実に驚愕した。

411:XXXR
08/02/24 12:15:47 6oA4p6fG
「ちょっと! シュミレーションモード起動しちゃってるじゃない!」
「「「「ええええええええええええええ!!!!」」」」
「あ、すみません。やっぱマズかったですか?」
ゲームセンター、スウィートドリーム。その裏の顔は、正義の味方ガンレンジャーの秘密拠点である。スタッフルームには秘密の入り口があり、そこからかつて徳川幕府が造った巨大地下空間を改造した秘密基地にアクセス出来る。
当然置かれているゲームも普通の物ではない。ほとんどのゲームは、コイン投入口にブレスをかざすと戦闘訓練用のシュミレーションモードが起動する様になっている。
中でも360°ロボッツは実践を忠実に再現しており、通常モードでもガンレンジャーの適正がある人間を捜す役割を担っている。大介と華美も、これで前人未踏のハイスコアを叩き出した事が、スカウトのきっかけだった。
「今始めてからどれくらい!?」
「まだ2、3分ですけど」
「早く止めなさい! もうブッ倒れてもおかしくないわ!」
「いや、大丈夫ですよ。佐々木さんだし」
真顔で言った大介の台詞に、全員が固まる。
「そんなに凄いのか? 佐々木さんって」
「本人の前じゃないから言いますけど……バケモノです」
「バケモノ?」
「はい。これは剣道サークルの皆さんから聞いた話ですが……」
そして大介が語った燕の身の上は、とても現代日本の話とは思えなかった。

412:XXXR
08/02/24 12:19:40 6oA4p6fG
燕は剣術道場の一人っ子として生まれ、幼い頃から剣道を学んだ。
そして小学生になる頃には、すでにどの門下生よりも強かったらしい。中学生になる頃には、師範である実の父すらも歯が立たなくなってしまった。
これだけでも凄いが、恐ろしいのはここからだ。自身の家の流派だけでは飽き足らなくなった燕は、次々と剣術道場に入門し、どこの道場でも一週間足らずで師範を打ち倒すまでに成長してしまった。
ついには新手の道場破りと勘違いされ、どこの道場にも入門を拒否される様になる。

そうやって中学生活を過ごし、高校生になった燕は、今度は様々な格闘技のジムに、異種格闘技戦を申し込む。
が、それも1年ほどで飽きてしまい、次は竹刀片手に町の不良に片っ端から喧嘩を吹っ掛け始める。
3年になると早々に特待生として進学先を確保し、暴力団の事務所に毎日のように殴り込みをかけた。その時に警察からもらった感謝状の数は、両手でも数え切れない。
「これが、佐々木さんの19年です」
「「「「「……」」」」」
言葉を発する者はいなかった。皆様々な「佐々木さん」を思い描いたが、それらは皆一様に、ヒトとは思えぬ姿をしていた。


413:XXXR
08/02/24 12:21:14 6oA4p6fG
「……確かに、バケモノね」
「……いるんだ。そういう人って、ホントに」
「……Monster」
そんな中、刑事である信長と千里は、思い当たる事があったのだろうか。他とは違う反応を見せる。
「あ、佐々木燕か。思い出した」
「知ってるの?」
「どんな人? っていうか、人?」
「いや、一度顔見たことあるけど全然普通の……」
そう言いかけた時、360°ロボッツのハッチが開く音に、華美達はびくっと音を立てて振り返る。
「いや、なかなか歯ごたえのあるゲームだな。気に入った」

414:XXXR
08/02/24 12:23:17 6oA4p6fG
そして、彼らは固まった。
先ほどから驚いてばかりの彼らだったが、今はこの上もなく驚愕の色に染まった顔をしていた。
何にそんなに驚いているのだろう。こんなにも早く出てきた事だろうか? それとも、ハイスコアランキングの一位に、新たに「TUBAME」と記されていたからだろうか?
「ん、何だ、大介の知り合いか?」
いや、きっと現れた「佐々木さん」が、ビリーが想像した巨漢でもなく、羽柴女史が想像した狂人でもなく、華美が創造した手足が16本ある慎重50メートルの生物でもなく、
「初めまして。佐々木燕だ。よろしく」
身長180センチほどの、長い黒髪を翻す、理知的な風貌の、すらりとした四肢の、上気した頬も艶やかな、

すこぶるつきの、美女だったからだ。

415:XXXR
08/02/24 12:25:58 6oA4p6fG
とりあえずここまで。できれば次はもっと早く投下したい。

相手を傷つけるもの全てを破壊し尽くそうとする過保護な女と、あえて痛めつけて鍛え上げようとするスパルタンな女。
さて、あなたのお好みはどちら?

416:名無しさん@ピンキー
08/02/24 16:54:50 B88b3Sih
迷うなあ

417:名無しさん@ピンキー
08/02/24 18:08:46 V9Jbhmhj
俺は後者で。

418:名無しさん@ピンキー
08/02/26 16:48:36 DJgiLMix
俺は前者

419:名無しさん@ピンキー
08/02/27 16:57:46 qbH5IOzX
どっちもいける

420:名無しさん@ピンキー
08/02/27 17:34:25 NNfM3PRi
>>415
本音は前者だけどあえて訓練では後者

でも実戦では本音爆発ってパターンがツボ

421:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:58:35 7lQCSMGt
プロットと設定を書き込んでそれを誰かにSSに
してもらうっていいですか?

422:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:00:28 J9ZijOaE
書き手に了承があった上で
リクエストやクレクレでうざくならない範囲ならいいかもしれんね

423:名無しさん@ピンキー
08/02/29 01:36:50 SJ9mJuPf
エサを撒くのは勝手だ。
だがそれに喰いつくかどうかも勝手だしゴミ撒き散らかすんじゃねーと考える人間もいることも知っておくことだな。
要はお前さんの撒くエサがどれだけ美味そうかということだ。

424:名無しさん@ピンキー
08/03/03 02:31:37 I7FmSnox
URLリンク(www.r-banana.com)

ナースレンジャーのウーマンドクター裕子ってどうよ?
ラジオにゲスト出演してるけど

425:XXXR
08/03/06 01:49:11 zksoTyoM
ガンレンジャーの続きもまだなのだが、先週のドラゴノーツ見て悪女妄想が止まらなくなったので、ちょっと書いてみた。
タイトルは、「ドラゴノーツI・F」

426:XXXR
08/03/06 01:50:24 zksoTyoM
トアがいなくなった。
突然現れた、雰囲気の変わったギオ。タナトスの後継者を名乗るアイツが、トアを連れて行ってしまった。
ギオの話が本当なら、トアの命はもう長く無いらしい。それが本当かどうかを彼女に確認する暇はなかったけれど、心当たりならあった。
三人で暮らしていた頃、トアがいることに気付かずに、うっかり脱衣所に入ってしまった事があった。その時はすぐにそこを出て、後で彼女には土下座して謝ったが、実はその時、彼女の背中に赤い模様が光っているのを見てしまった。
何故だかそれはとても良くないものの様な気がして、その時はトアに聞くことが出来なかった。そのまま半ば忘れかけていたのだが、ひょっとしてトアの寿命と何か関係があるかもと思い、今回勇気を出してハウリングスターたちに聞いてみた。
どうやら俺の勘は正しかったらしい。

427:XXXR
08/03/06 01:51:15 zksoTyoM
スティグマ。
それはそう呼ぶものなのだそうだ。ドラゴンの死期が近いことを示す印らしい。
今更ながら、あの時何も聞かなかった事が悔やまれる。そうすれば、俺にだって何か出来たかもしれないのに。
トアを、守れたかもしれないのに。

「お前にトアは救えない」

あの時ギオが言った言葉だ。
全くその通りだ。俺はずっと、誰一人として守れた事は無い。父さんも、母さんも、アイも、カズキも、トアも。
ライナさん辺りにこんな話を振ったら、多分シャトルが大気圏に突っ込んで燃え尽きそうになった時の事や、ドラゴンスレイヤーでオストルムを倒した時の話を持ち出して、励まそうとするだろう。
けれどあの時、俺はギオに乗っていた。やると決めたのは俺だけれど、成功したのはギオが頑張ってくれたからだ。それくらい、俺にだってわかっている。


428:XXXR
08/03/06 01:52:37 zksoTyoM
けれどもう、ギオはいない。
トアもいない。
今の俺に、一体何ができる?
俺は決して頭は良い方じゃない。運動もそうだ。そりゃあ、一年前よりは少しはマシになっただろうけれど、ずっと鍛錬を積んできたドラゴノーツ隊の人たちには敵わない。せいぜい、ジークリンデに腕相撲で勝てる程度だろう。
「……ジン! ジンってば! 返事しなさいよ、小さい男!」
噂をすれば。丁度ジークリンデが声をかけてきた。カミシナ・ジンが気がつくと、どうやら丁度目的地に着いたところの様だ。
「ああ、ごめん。ちょっとぼうっとしてた」
「しっかりしてよね。いっくら最愛の彼女と離ればなれになったからって。腑抜けのお守りはご免だわ」
相変わらず口が悪いが、多分彼女なりに心配してくれているのだろう。ジンは謝罪を繰り返しながら、ドアを開けて車を降りる。

ゴン!

「……やっぱり腑抜け。肝っ玉まで小さい男」


429:XXXR
08/03/06 01:53:30 zksoTyoM
「全く、何でこんな所に、わざわざこんな物に乗って来なくちゃ行けない訳?」
ジークリンデが車を降りながら文句を言う。車とは言っても、それは普段彼女が乗り慣れたリムジンではなく、大きなトレーラーだった。地面まで距離があるので、アマデウスに手伝ってもらっている。
一方、それをすっかり忘れていつも車から降りるときの感覚で動いてしまったジンは、見事に地面に激突した。
ジークリンデの白い目から発せられる視線と、先ほどからずっと黙っているアマデウスの、どうしたものかと言いたげな生暖かい視線が痛い。どちらかと言うと、アマデウスからの視線の方が。
「……行こう」
とにかくそっちは見ないようにして、ジンは歩き出す。アマデウスにここで待機するように指示した後で、ジークリンデもそれを追った。
「で、何処へ行くのかとか、誰に会うのかとか、まだ全っ然聞いて無いんだけど?」
「ちょっと待ってくれ。確かこの辺りなんだけど……」
トレーラーを止めた大通りから路地へ入り、丁度ビルの日陰になっている場所に出る。そこには中ぐらいの大きさの、少々古めのマンションがあった。
「何なのここ」
「あの山小屋に住む前に、一月くらいここで暮らして事があるんだ」
ジンはそのころの事をかいつまんで話しながら、中へと入って行く。


430:XXXR
08/03/06 01:55:04 zksoTyoM
最近のマンションには普通、入り口に何かしらの認証装置があるものだが、ここにはそう言った物は無い。建物の中も、何処か薄汚れていたり、所々電球が切れていたりする。環境、セキュリティ、立地条件のどの方面から見ても、お世辞にも良い物件では無いだろう。
ただし、ジンの様なお尋ね者には住み易そうだが。
彼にしてみれば、この様な場所ばかり転々とする日々を送っていたので、珍しくも何とも無いのだが、ジークリンデはそうでもないようで、先ほどから興味深そうにきょろきょろと見回している。
そうしているうちに、一つのドアの前に着いた。
これもまた古ぼけたドアだ。恐らくここの住人に会いに来たのだろうが、どうにもこの向こう側に人が住んでいるという雰囲気が感じられない。
もっと違うもの、そう、空き家を見た時に何となく感じる、あの感覚に似たものならばあるのだが。
「ホントにここに人なんか住んでるの? 表札が無いけど」
「それは前から無かったけど、まだいるかな……」
ジンは不安げに何事か呟きながら。ジンは手を挙げ、ノックの体勢をとる。叩こうとして、しかし、その手は止まった。


431:XXXR
08/03/06 01:56:11 zksoTyoM
さっき車の中で悩んでいた事が、また頭をかすめる。
そう、俺は結局、自分じゃ何も出来ない。
必死に考えて、そして思いついたこのやり方だって、今までと変わらない、他人におんぶにだっこの方法だ。
ギオを捨てたら、今度はトア。カズキは俺の事をそう言ったけれど、正しくその通りだろう。そしてトアが駄目になったから、今度はこの向こうにいる存在に頼ろうとしている。
けれど。
きっと、俺に出来る事なんて、これくらいしか無いから。
だから、これを全力でやる。最後まで、誰かの背中で、全力で戦う。
わがままだと、自分の事しか考えていない男だと、みんなが思うだろう。
でも、今だけそれは忘れよう。
今はこうやって、悩んでいる時間すら惜しいから。
そして腹をくくったジンは、ドアをノックした。


432:XXXR
08/03/06 01:57:00 zksoTyoM
しばらくの沈黙の後、何の前触れもなく、ゆっくりとドアが開いていく。
「お前か。一体何の用だ?」
あれ? と、ジークリンデは疑問を感じた。何だろう、この声は何処かで聞き覚えがある。
しかし、それを深く追求する間も無く。
「頼む! 力を貸してくれ!」
ジンは出てきた相手に向かい、いきなり深々と頭を下げる。彼の後ろにいたジークリンデは、その時やっと相手の顔を見ることが出来た。
黒いズボンと、大胆に胸元を開いた紫色のワイシャツ。どちらも身体にぴったりと張り付いている。
それらに包まれているのは、褐色の肌。そして、母性への渇望から生まれた豊かな胸部と臀部。
髪は薄い紫。きつい目つきと肉厚の唇が、何とも言えない色気を醸し出す。

そう。そこにいるのは間違いなく、一年前火星で死んだはずの、ガーネット・マクレーンだった。

433:XXXR
08/03/06 02:04:19 zksoTyoM
とりあえず「もしギオがトアを無理矢理さらっていたら・・・」って感じ。
突貫作業だから、見辛かったりしたらすまない。続きを書くかどうかは・・・本編の今後次第かな。
ちなみにタイトルのI・Fは、「イフ」の他に「インビジブル・フューチャー」の略といういみがある中二病設定。

いや、ほんと本編もこんな感じになれば良いのに。マジで。

434:名無しさん@ピンキー
08/03/06 02:14:23 /DkokhuO
GJ!

435:名無しさん@ピンキー
08/03/06 03:45:14 VIbYx116
GJ

そういえば今年の戦隊は女幹部がそのものずばり性の偶像たるAV出身者なわけなんだがこのスレ的にどうなのよ

436:名無しさん@ピンキー
08/03/06 03:53:46 5wrchtd2
あんま好きじゃないなぁ
腐っても子供向けの番組だし

437:名無しさん@ピンキー
08/03/06 12:58:11 bUDwqZGb
カーレンジャーでもそういうキャスティングしてなかったっけ?
特オタってわけじゃないから詳しくないけど。

438:名無しさん@ピンキー
08/03/06 15:13:11 xiHPD5TA
ギンガマンにも居たな。
害水大臣ケガレシアは次の日曜に活躍するらしいので期待している。

439:名無しさん@ピンキー
08/03/07 21:21:13 ATEWU4pR
マスクド上海買った人いる?
何名か敵女いるけど……

440:名無しさん@ピンキー
08/03/08 09:53:03 27rCFJK3
敵女目当てで買うなら地雷

441:XXXR
08/03/09 12:01:22 akXDDjvq
本日もスレの活性化を祈って、ガンレンジャーの続きを投下。
・・・といっても今回は前振り。本物で言うAパートといった所。続きはマッハ全開で執筆中だから、もうちょっと待ってくれ。

442:XXXR
08/03/09 12:02:32 akXDDjvq
「やーい! やーい! 泣き虫ワタルー!」
「返してほしけりゃここまでおいでー!」
「……ん?」
学校からの帰り道。種子島大介が遭遇したのは、数人の少年少女にはやし立てられながら、涙を流して追いかける子供の姿だった。
「おいこら! 何やってんだお前ら!」
大介が怒鳴りつけると、子供達は散り散りになって走り去ってしまった。
「あ、おい! 待て! 待てってば! ……あ~、えーっと……」
大介は少々気まずそうに後ろを振り返る。そこには、一人残された少年が俯いていた。


443:XXXR
08/03/09 12:04:47 akXDDjvq
「えっと、ワタル君だっけ? ごめんな。余計なことしちゃったみたいで」
近くの公園のベンチに座り、二つ買った缶ジュースの一方をワタル少年に渡す。ワタルが口を付けるのを見ると、大介も一口飲み、ふうっと息をついてから、おもむろに口を開けた。
「突っ込んだこと、聞いちゃうけどさ。いっつも、あんな感じ?」
コクリ、と、ワタルは頷く。と、何かに気付いた様で、ズボンのポケットから小銭入れを取り出した。
「ああ、いいよいいよ。オレのおごり。その代わり、そっちの事情とか、教えてくれないかな?」
ワタルは首を傾げる。何故そんな事を聞くのか? と尋ねたいようだ。
「いやさ、お兄さんその道では君の先輩みたいなもんだから。何か力になりたいなっと思って」
だめ? と今度は茶目っ気を込めて大介が首を傾げる。
その仕草は壊滅的に似合っていなかったが、何とかワタルは警戒を解いてくれたらしく、ぽつり、ぽつりと語り始めた。


444:XXXR
08/03/09 12:05:54 akXDDjvq
元々ワタルは気も弱く、勉強も運動も少々苦手な少年であり、クラスでの立場はそんなに良いものでは無かったらしい。特に体躯が小さい事は、以前からよくからかわれていたようだ。
しかしそれが明確なイジメになったのは、今年新しい学年に上がってすぐ、クラスでディベートを行った時のことだった。
「……ごめん、ディベートって何?」
「一つテーマを決めて、二つの意見に別れて話し合うんです。その時は国語の授業で、エッセイの一文をどう解釈するかっていうのがテーマだったんですけど……」
話し合いは長引き、それにつれて生徒達のボルテージも上昇していった。
ワタルもまたいつになく熱くなってしまい、女子の一人と激しい論争になった。結局その時は、先生がワタルの意見を支持した事で一応の決着をみたのだが。
「その女の子と、女の子の友達が、君をいじめるようになった訳だ。で、君が強く出られないでいると、いじめっ子がだんだん増えていって……今じゃあの通り、と」
「何でわかるんですか?」
「まあ、そこまで聞けば大体ね。イジメのきっかけって、結局どれも似たり寄ったりだし」
イジメというのは、大抵の場合いじめられる側の何かが、いじめる側を不快にさせた、というのがきっかけである。
「何か」は何だって良い。何かしらの事件があって犯人と疑われてしまったり、クラスのリーダー格と対立したことで結果的に大勢の人間を敵に回してしまったり。
もしくは、普段の態度が気に食わないという理不尽な理由でヤキを入れられたりするのだ。
「君の場合は2番目のパターン。オレの場合は3番目だったね。オレってあの頃は、あんまり人と話さないネクラ小僧だったし」
そうして大介は、今度は自分の話をする。


445:XXXR
08/03/09 12:08:21 akXDDjvq
本を読んでばかりで、話すときはほとんどが年長者相手だったこと。おかげで大人受けは良かったが、同級生には疎まれる様になり、やはり女子のグループを発端としてイジメが始まった事。
少し悩んだが、何をされたのかも具体的に話した。
「まあ今考えると、同い年の奴らを馬鹿にしてる様に見えてたんじゃないかな。お前らなんかと話してられっか、みたいな」
「それで、大介さんは、今も?」
「いや、今は大丈夫。高校じゃあ楽しくやってるよ。同級生にも、友達たくさん出来たし」
まあ色々あったけどね……と、小声で付け足す。
結局自分はイジメの泥沼から自力で脱出する事は出来ず、追いつめられた挙げ句にとんでもない行動に走り、学園中をひっくり返す大事件を起こしてしまった。
それによって発端となったイジメも注目を浴び、中心になっていた少女が急に宗旨替えした事もあって、イジメグループはあっけなく解散になった。
これが、事の顛末だ。
「けどさ、あの時は結局最後まで、自分じゃ何もできなかった」
大介はジュースを飲み干し、立ち上がって缶をゴミ箱に捨てる。そのままワタルに向き直り、中腰になって視線を合わせた。
「ワタル君はさ、どうしたい?」
「えっ?」
「今の状態はいや? いじめられるのは、いや? もしそうなら、これから言う事、よく聞いてほしいんだ」
大介は、半年前、自分が初めて変身した時のことを思い出していた。
あの時、自分は何を考えていただろう?
そうだ。目の前で苦しんでいる人たちを見て、かつての自分を重ね合わせていた。
助けたいと、そう思ったから。何もできないままでいるのは、もういやだったから。だから自分は、ヒーローになる事を選んだのだ。
大介は息を吸い、力を込めて言った。

「泣いたって、だめだ。
 やめてって言ったって、聞いちゃくれない。
 でも、だからって、そこであきらめちゃだめなんだ。
 泣くよりも、言葉にするよりも強く、自分の気持ちを、みんなに見せつけるんだ。
 怖くても、勇気を出して、動き出すんだ。戦うんだ。
 ……そうじゃないと、なんにも変わらないんだよ」


446:XXXR
08/03/09 12:09:26 akXDDjvq
一方、時間は遡り、大介に怒鳴られていじめっ子達が逃げ出したすぐ後の事。
一人の少女が町を走っていた。年は小学生ほどと思われるが、それを一瞬疑ってしまうほどに背が高く、大人びた顔つきをしている。目つきの悪さが大きくマイナスだが、それでも文句なしの美少女だった。
少女は角を曲がった所で、人にぶつかる。しかしそれで止まる事は無く、黙って去ろうとする。
「こら!」
しかしその時、少女の服の襟が後ろから掴まれる。見ると、掴んでいるのはぶつかった女性だった。実際には相手は学生服を着ていたが、少女が大人と認識するには充分だった。
「ごめんの一言くらい、あってもいいんじゃない?」
そのまま女性は、自販機の近くにあるベンチへと少女を引っ張って行く。
それほど力を込めている様には見えないが、抵抗してもその手が解ける事は無く、仕方なく少女はその女性に従った。


447:XXXR
08/03/09 12:10:25 akXDDjvq
華美と名乗った女性は、自販機から飲み物を二つ取り出して一つをこちらへ投げてきた。
「えっと、メグミちゃんでいい?」
「あ……うん」
とりあえず折角だからと渡された飲み物を見ると、それはちいさなペットボトルに入った、この自販機で一番安いミネラルウォーターだった。
華美は自分の飲み物を開け、美味しそうに飲んでいく。そちらはジュースだ。
「さてと……」
さっさと飲み干してゴミ箱に投げ込むと、華美はおもむろに口を開く。
「さっきさ、何であんなに急いでたのかな?」
メグミは答えない。しかし華美には、もう大体察しは付いていた。
大介の怒鳴り声は彼女にも聞こえていたし、先ほど曲がり角の向こうを見たら、彼は何やら俯いた少年に話しかけていた。
大介が思わず怒鳴ってしまいそうな状況など、華美にしてみれば簡単に想像できる。
「まあ、別にいいけどさ」
そう、これは自分で気付かなければいけない事だ。
だから、自分があまりどうこう言ってはいけない。
「けど、一つだけ言っておく」
それでも、一つだけ。

「そのうち、わかる時が来る。だからその時、自分が今までやってきた事とか、これからしなきゃいけない事とかについて、よく考えなさい」

それだけ言うと、華美はそのまま踵を返してその場を去った。


448:XXXR
08/03/09 12:11:15 akXDDjvq
「う~む」
「何? 唸っちゃって」
駅前の大きな書店。大介と華美は、大介のいつもの特訓の後にそこで待ち合わせて、本日発売のマンガを買っていた。
「いや、ついさっきね、ガラにも無くお説教なんかしちゃってさ」
「へえ、そうなの」
「うん。それでさ、何だかのめり込んじゃって、色々言い過ぎたんじゃないかなって」
大介はため息をつきながら、レジへ行く途中にあるCDコーナーへと足を向ける。さっと見回すと、新曲コーナーにあったものを一枚手に取った。
「ふうん。私は逆かな」
「何、そっちもなの?」
「うん、私の方はさ、もっと色々言っておくべきだったんじゃないかなって」
「そっか……。お互い、まだまだ人に偉そうな事言えるほどじゃないみたいだねぇ。……あ、これお願いします」
「そうね。多分私には、そんなの一生無理だと思うけど。……あ、これも一緒で」
そして会計を済ませると、この日はそのまま別れたのだった。


449:XXXR
08/03/09 12:12:32 akXDDjvq
翌日。授業を受けていた二人は校内放送で職員室へ呼び出される。もっとも
「理由はわからんが早退させろと偉い人が言ってきた」
と言ういつものやつだったので、早々に帰り仕度を済ませ、ブレスで基地の羽柴女史に連絡を取る。
「もしもし、羽柴さん?」
「ああ、もう準備できてる?」
「はい。それで、今回は何処に?」
「私立大成小学校に出現。無差別破壊によって、校舎の一部が損壊して、子供達が閉じこめられてるわ」
「……何ですって!」
大介が急に大声を上げる。
私立大成小学校。それは、昨日出会ったワタル少年の、胸の名札に書かれていた学校名だった。


450:XXXR
08/03/09 12:18:55 akXDDjvq
普通に戦隊っぽい話を目指して、失敗した。やっぱりあれは悪が輝く黄金律だと思うんで、目標なんだが。
って言うかいじめっ子の心理がわからん。いじめられる方ならわかるんだが。何故かって? ・・・聞くな。あとテキトーにパクってきたワタルとメグミっていう名前の出所についても聞くな。

あとケガレシアについてだが、俺は別に良いと思う。っていうか歓迎。
個人的には最近の及川奈央のたたき上げっぷりは尊敬すらしてる。このままゴールデンにも出られる女優になるか、特撮悪女の常連とかになってくれると嬉しい。

451:名無しさん@ピンキー
08/03/10 04:03:59 ROAY9zx5
GJ!
良い感じに読みごたえがあって俺は好きだ。

>>423
文体からみると初期スレから居ると思うけど・・・。もし違うならこれだけ
最近みんな向こうのスレに削除依頼でたスレのSSが転載されたからかわからないけど、発言が過激になってない?
人がまとまって住人が増えるのはいいけど、スレにはそれぞれ今まで作り上げた雰囲気があるからあまり壊れてほしくないなぁ・・・。
質問系のスレに対応するのはいいけど新しい住人とかは、わからないからスレする訳だし「うざい」とか余計なことだと思う。

長文スマン。

452:名無しさん@ピンキー
08/03/10 06:32:22 P0wN8rRY
ここしか見てないから向こうとか削除依頼とか分からんが
良い雰囲気は良い職人をたくさん呼び寄せるもんだ。
でも教えてちゃんとか初心者は半年ROMでいいと思うよ。

453:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:56:50 IW9FO7B+
昔はそれでうまくいってたけど、
このごろは全体的に様子がちょっと変わってきたような気がする。

454:名無しさん@ピンキー
08/03/11 10:23:01 l4sLQHr2
なんで、このスレじゃないんだ、GJっっっ!!!

素直クールでエロパロPART8
スレリンク(eroparo板:190番)-192



455:名無しさん@ピンキー
08/03/14 11:04:33 rE6Roon+
グッドジョブ

456:名無しさん@ピンキー
08/03/17 01:14:07 +PPPBYjg
保守

457:名無しさん@ピンキー
08/03/20 04:34:12 F4MO2vnM
こっちのスレも、屠るスレもまとめが止まってるのう

458:名無しさん@ピンキー
08/03/22 00:48:18 v6KnzZmi
今、悪の組織は地下活動暗躍中か…

459:名無しさん@ピンキー
08/03/22 01:37:18 gRKDJCrx
悪の組織だって年度末は忙しいとしたものさ

基本的に負け続けで投資の回収が難しい経営体質。
少子化に加え市場は冷え込み関連グッズの売り上げは伸び悩み、
出資も滞って決算期の幹部会は責任の押し付け合い。

だが首領の世界制服ペーパープランと帳尻を合わせるために
鶴の一声で来年度の計画がさらに上積みされていく悪循環。

悪業界だってラクじゃないのよ・・・

460:名無しさん@ピンキー
08/03/23 22:31:28 /u3rafgs
ペッパーランチが何だって?

461:名無しさん@ピンキー
08/03/24 22:53:44 5NZnxKIY
>>459
悪の組織の下っ端を
各学校会社にもぐりこませるための準備も忙しそうだしな。
新入学入社のこの時期は最大のチャンスだ。

462:XXXR
08/03/25 04:54:46 kZTaXrVO
「なあ、燕」
「何だ、大介」
「何で昔の人って、十二月を師走って呼んだんだろう?」
「国語の時間に習わなかったか? 普段はゆったりと構え、他の模範となるべき師ですら、走り回るほどに忙しい。だから師走だ」
「それってさ、昔はツケの請求とかを年末にやってたから、金稼ぎに走り回ってたんでしょ。今は断然三月の方が忙しいって。うん、絶対そうだ。カレンダーとかは三月の所に師走って書くべきだよ」
「お前がこの時期忙しいのは、進級するのに単位が足りなくて、点数稼ぎに走り回っているからだろう。むしろ師は追いかけ回されて良い迷惑だと思うが?」
「うっ、うるさいっ! 出撃ばっかりで出席日数が足りないんだ、しょうがないじゃないか」
「そうやって言い訳か。まあ、この話題自体、作者の言い訳のためだがな……」
「まあ、作者も四月から新天地で再出発だからね。色々忙しいんでしょ。今月誕生日だったのに、従姉妹しか祝ってくれなかったみたいだし」
「一人祝ってくれれば十分だろうに……まあそんな訳で、今回はドラゴノーツI・Fの投稿だ」
「千里の道も一歩から。うちの作者の拙作が、その一歩の礎くらいにはなれる事を祈って」

463:XXXR
08/03/25 04:56:06 kZTaXrVO
一年前 火星

ジンはギオに会おうと、コントロールギアに乗って火星へと再突入を試みた。
激しい炎を避けるため、機体を浅いクレパスの中に着陸させたジンは、そこに倒れている人影を目にする。
それは、ぼろぼろの軍服を身に纏ったガーネットだった。
ジンは慎重にそちらへと近づき、恐る恐る声をかける。
「……大丈夫か?」
「はっ」
鼻で笑われた。満身創痍の状態で尚、彼女のジンに対する態度は高圧的だった。
「これが大丈夫に見えるかい? それに、お前に言われる筋合いはないよ、坊や」
そうは言われても、ジンとしてはこの状況で他にかける言葉も思いつかない。かと言ってさようならという訳にもいかず、どうにも困り果てた彼は、視線を逸らす。
するとそこに、折れた剣がある。彼女が使用していた日本刀だ。
吸い寄せられる様に、ジンはそちらへと近づく。ガーネットは辛そうに首を動かし、それでもまだ鼻で笑った。
「どうした? それでアタシを斬ってみるかい? ご覧の通り、今だったら坊やでも殺せるかもしれないよ?」
彼女は笑う。ジンを嘲笑う。その口から血を吐きながら、それでも、まだ。
「アタシが憎いだろう、坊や。あの二人を殺したのはアタシだ。そのアタシをどうしたい?チャンスじゃないか。さあ、殺せ。殺すんだよ」
ジンの脳裏には、この刀に斬り捨てられたアキラの姿が浮かんでいた。そう、確かに彼女はアキラを殺し、マキナの死の遠因を作った。しかし。
「……何してる?」
ジンは、それ以上動けない。視線は、ガーネットを捉えたまま。その手は、中途半端に上げられたまま。
何故か、そこから動けなかった。
「殺せって言ってるんだよ! 早く!! 早く殺せ!!!」
彼女は嘲笑う。それは心からの余裕の笑いだった。たとえ彼女がすでに死にかけであろうと、この場でイニシアティブを取っているのは彼女だった。何より彼女は、死を恐れてなどいない。もしもこの場でジンが迷い無く刀を振るったとしても、彼女は笑うのだろう。
いや、その時こそとびきりの笑みを浮かべるに違いない。
けれど、そんな彼女が。
何かをやせ我慢しているような、何かに対して強がっている様な、そんな気がして。
だからこそ、ジンは動けないのだ。


464:XXXR
08/03/25 04:57:22 kZTaXrVO
そうやって動けずにいる内に、彼も段々と冷静になってきた。
ガーネットを見る視線も、彼女の様子を観察するようなものになっていく。
じろじろと、割合不躾な感じに彼女を見る。現在の彼女の格好はいつにもまして扇情的だったが、何故だか下心のようなものは湧いて来なかった。
そして、ふと彼女と目が合う。
その瞬間、ジンには急に、彼女という人間、彼女というドラゴン、否、彼女という女性の、ほんの一端が理解できた様な気がした。
ああ、そうか。
彼女は死ぬのが怖くないのでは無くて、死にたいのだ。
生きるのが怖いのだ。
愛した男がいない世界で、どうやって生きていけば良いのかわからなくて、それが怖いのだ。
そう感じたら、心の中に少なからず燻っていた暗い何かがすっと消えていった。
刀を地面から引き抜き、側に落ちていた鞘に収める。
それを持って彼女に近づくと、隣に腰を下ろし、彼女との間に刀を置く。
そして、ようやく口を開いた。
「えっと……なんか、ごめん」
「何故謝る?」
「アーシムに……お前を愛している奴なんていない、みたいな事、言っちゃったから……」
「……」
またもやその場を沈黙が支配する。
上を見れば、まだ炎は激しく燃えている。と言うより、待っていて収まるのだろうか?
どうやってギオに接触しようかと、そんな事をつらつらとジンが考え始めた時、ガーネットが口を開いた。
「……気にするな」
意外な返事だった。


465:XXXR
08/03/25 04:58:37 kZTaXrVO
「多分、お前達の言った事は……正しい」
「でも、あんた……好きだった……んだろ? その、アーシムの……事……」
ジンもたどたどしく言葉を返す。
「ああ……好きだった……愛していた……」
ガーネットもジンから視線を逸らし、上を見上げる。これで、お互い相手に視線を向けずに話している形になった。こっちの方が良いような気がしたのだ。
「けれど……それはどうやらあの人には伝わっていなかったらしい……あの人にとって、私は道具か何かだったんだろうさ……」
ガーネットの目つきは、段々と何処か遠くを眺めるものに変わっていく。
「私は、どうすれば良かったのだろうな……」
「言えば良かったんじゃ……ないか?」
唐突に、ジンの中に言葉が生まれ、彼はそれを衝動に駆られるまま口にした。
ガーネットは、一瞬だけ、ちらりと視線をジンに向ける。
「あんた、好きだって、愛してるって口に出した事、あったのか? 多分、足りなかったのはそれじゃないかな。……そりゃあ、言ってもアーシムには届かなかったかもしれないけど……それでも言うべきだったと、俺は思う」
その言葉を聞いた時、ガーネットの中で、何かが揺れた。
それが何なのか彼女にはわからなかったし、すぐに忘れてしまった。
けれど、それは彼女の運命を変えたのだ。
「……お前が言うと説得力があるな」
「何でそう思うんだ?」
「お前いつもそればっかりじゃないか。トアー好きだー、トアー愛してるーって。……前から聞きたかったが、お前らあんな事大声で言ってて恥ずかしくないのか?」
「……うるさい……」
ジンが少し顔を赤らめ、そっぽを向く。それを視界の隅に捉えていたガーネットは、少しだけ笑った。
「あ、そうだ、それと……」
ジンがまたも口を開く。話題を逸らしたいという目的もあったが、これはどうしても彼女に伝える必要があった。
ガーネットもその辺りを感じ取ったのかは知らないが、また視線をちらりとこちらへ向ける。


466:XXXR
08/03/25 04:59:55 kZTaXrVO
ジンは、ギオにコントロールギアを切り離された時の事を思い返していた。直後に発生した激しい衝撃波に揺さぶられたものの、彼はしっかりと見ていた。
コクピットから放り出されたアーシムを、必死に庇おうとするガーネットの姿を。
「……きっと……最後には届いたんじゃないかな……あんたの、愛」
「……ふんっ。坊やに慰められてもね……」
ガーネットは少々無理矢理気味にツンとした表情を浮かべ、よっと声を上げて起き上がる。
「おい、大丈夫なのか?」
「アタシらの耐久力を、アガシオンみたいなまがい物と同列に扱うんじゃないよ。さてと、どうしたもんかね。とりあえず、服を変えるか……」
そう呟くと、彼女の体が光り……

服が、消えた。

ジンは数秒固まり、何とか目の前の景色を把握すると、顔を真っ赤に染め、奇声を上げて背を向ける。
「な、な、何てカッコしてるんだよ!」
「ん? ああ、悪いねぇ。……そう言えば坊や、お前、男だったねぇ。いや、あまりにも女々しいもんだから、忘れてたよ。あははっ」
ガーネットはジンの反応を見て、大声で笑う。
その顔にはほんの一時、まるでいたずらが成功した子供の様な、先ほどまでは無かった活力を滲ませていた。
しかし、背を向けていたジンは、それを見る事は無かった。


467:XXXR
08/03/25 05:01:09 kZTaXrVO
結局その後、平静を取り戻したギオは自力でジンと合流し、別の場所で待機していたトアと合流した彼らは、ライナやジークリンデに連絡を取ること無く、地球へと帰還した。
その後の彼らの動向を、ISDAは把握していない。
いや、彼らに似た面々の目撃情報はあったのだ。
しかし、彼らは四人連れだった。
何でも、紫のワイシャツに黒のズボン、ハイヒールのブーツを履いた、とんでもなくグラマーな女性がいるらしい。
その女性に関しては心当たりも無く、また目撃情報自体も酷く曖昧だったため(目撃者は皆男性で、鼻の下を伸ばして件の女性の事ばかり語っていた)、ISDAは他人の空似と判断し、その四人組を探す事は無かった。
そしてその後一年間、カミシナ・ジン達は隠遁生活を送る事になる。

468:XXXR
08/03/25 05:27:00 kZTaXrVO
「今回はここまでです」
「次回は、私たちが活躍する、ガンレンジャーの投稿を予定している。
……それにしても、ガーネットの口調が安定していないな」
「軍人口調とアバズレ口調が混じり合った喋り方も、ガーネットの魅力の一
つって、作者は思ってるからね。再現しようと、色々試行錯誤したらしいよ

「その結果失敗しているがな」
「そんな事より、何でオレたち今回こんなメタ的な発言ばっかりな訳?」
「今の私たちは作者の分身だ。だから作者の考えている事がわかるし、作者
の作品が読める。それが証拠に、ガンレンジャーの今後の展開を知っている
お前は、私に敬語を使わない……」
「……」
「……」
「……何で赤くなるんだよ」
「う、うるさい。お前もだ、馬鹿者。と言うか、これは秘密にする必要があ
るのか? 多分みんなこの展開には気付いているぞ」
「だめ。バレバレな秘密をいつまでも引っ張るのは、戦隊のお約束だから」
「それも作者の言葉か? さて、それでは最後に」

>>451氏
「ありがたいお言葉だ。作者に変わって礼を言う」
「もちろんいつもGJと言ってくれる皆さんもありがとうございます。これか
らもそう言ってもらえる作品を目指して、作者共々頑張って参ります」

>>454氏
「これは作者宛なのか? あの男の自意識過剰ではないのか?」
「まあ何にせよ、しばらく見ない間にそんな展開になってたって知って、
作者はびっくりしたみたい」
「しかも行った頃にはもう、あちらの悪女熱は冷め気味だったからな。悔し
かったようだ」
「まあ、これも褒めてもらってるのかな? ありがとうございます」

「さて、オレたちの仕事は、これでおしまいだ」
「……な、なあ、大介……」
「何だ?」
「今の記憶が消えないうちにだな……その……キ……キ……」
「おっと! 時間切れだ。じゃあな燕、また本編で」
「あ、お、おい、大介ー! ……くっ今は我慢か……」


469:名無しさん@ピンキー
08/03/25 18:36:51 Q5jqSHdF
グッドジョブ

470:名無しさん@ピンキー
08/03/26 17:57:58 28wLURa1
グッドジョブです

471:名無しさん@ピンキー
08/03/29 01:50:05 Dc4y4z+k
ローゼンメイデンの水銀燈はどうよ?

472:名無しさん@ピンキー
08/03/31 01:31:38 55uqBdgC
>>471
好きだけど、別にここで語らなくても…って気が
マイナー志向で行きたいとかではないんだけど

473:名無しさん@ピンキー
08/03/31 04:40:09 oo/52mfz
あくまでフツーはスポット当たらないような悪役がメインだからな

474:名無しさん@ピンキー
08/03/31 23:55:44 WKgjY97P
あと数分で4月 4月といえば新入学&入社
悪の組織のトンネル会社(?)にも、将来有望な
ピッチピチのフレッシュギャル(死語)なんてのが入社したりするのだろうか?

475:名無しさん@ピンキー
08/04/01 01:53:05 /oO5EopP
エロエロな女戦闘員が幹部に昇進とかもいいな

476:名無しさん@ピンキー
08/04/01 02:23:57 F7ekaovP
>>473
どこにメジャーなのがいけないとかあるんだろう?

477:名無しさん@ピンキー
08/04/01 18:32:44 47y6zYdc
作品専用スレがあるならそっちでってことじゃない? 屠るスレだったらシチュが万人受けしないので
無用の軋轢を避けるために投下するという理由になるだろうけど。

478:名無しさん@ピンキー
08/04/02 22:34:50 PizH/5q8


479:名無しさん@ピンキー
08/04/03 15:51:54 5Kwvomgi
すまないが、詳細を希望
URLリンク(monster-girl.homelinux.net)

480:名無しさん@ピンキー
08/04/03 16:21:10 /OEZkEvL
画像右上の発売予定日見るべし
その二行下も見るべし

481:名無しさん@ピンキー
08/04/03 22:55:24 pGlphanf
>>479
まさかこのスレでその画像を見るとは思わなかったww

482:名無しさん@ピンキー
08/04/03 23:18:14 k2hmlOvn
すげー欲しいって思ってしまった。2DDで128枚はねぇよw
それでも、フロッピー時代のエロゲ後期は10枚越えるフロッピーを入れ換え入れ換えやってたんだよなぁ・・・
あの頃は今より確実に悪の女、敵の女が出てくるエロゲがあってよかった。
ワンダーパラレルウォーズのⅠ、Ⅱとかはこのスレ的に結構オススメ。

483:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:39:07 IVy9xqW+
123 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:2008/03/28(金) 12:40:46 ID:3D4VXFM+
URLリンク(maniax.dlsite.com)
ちょっと気になる

484:名無しさん@ピンキー
08/04/04 23:41:56 47rQ/84Q
>>424
戦隊ヒロイン陵辱ゲームだからクリア不可の完全脇役
キャラは良かったけどボスとのHが1度あるだけなんでドクター目当てだとガッカリ

485:名無しさん@ピンキー
08/04/06 09:36:07 Cl2N5bV+
すまん、俺も479詳細を知りたい。
表示の内容でググって見たがさっぱり情報が入らないんですよ。


486:名無しさん@ピンキー
08/04/06 13:06:45 G2/m3Jp5
>>485
半二次の「モンスター娘」スレに投下された、エイプリルフールネタ。
画像の人外ねえさんが出てくる同人エロゲ(開発中)を作っている職人が投下したと思われ。
(制作中のエロゲ自体はたぶん悪女と無関係)

487:名無しさん@ピンキー
08/04/06 18:23:20 Cl2N5bV+
>>486
Thancks!!!
絵柄かなり好みなんで、もし発売されたら購入しよう。
悪女と関係有ったら簡単なレビューをここに報告しとくぜ。

488:486
08/04/06 18:50:14 W8RD/3c2
>>487
ただ、スレの性質上かなり人外度が高いので、異形性器に耐性がない場合は要注意。
いちおう他の画像(No_1783.jpgとかNo_1882.gifとか)も見ておいたほうが無難だよ。
(この他の画像は>479のアドレスを.net/まで削ってアップローダのトップへ
→「ファイル検索」→「蟲娘」で検索。)

スレ違いスマソ


489:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:18:01 CG+sBxb9


490:名無しさん@ピンキー
08/04/07 13:29:42 9i3FIgHZ


491:名無しさん@ピンキー
08/04/07 22:44:28 9zdGMGSM



492:名無しさん@ピンキー
08/04/08 09:29:57 D0r3cmrk


493:名無しさん@ピンキー
08/04/08 10:21:35 R6A+FNfA


494:名無しさん@ピンキー
08/04/08 10:54:55 jqN4jXwr


495:名無しさん@ピンキー
08/04/08 10:57:48 teiAXzzU


496:名無しさん@ピンキー
08/04/08 12:07:12 qnVxRJP2


497:名無しさん@ピンキー
08/04/09 00:46:22 C+gwnDE7


498:名無しさん@ピンキー
08/04/09 01:28:03 OSUIvye9


499:名無しさん@ピンキー
08/04/09 10:48:21 2skLxj4R


500:名無しさん@ピンキー
08/04/09 12:00:07 wKbBi0gS


501:名無しさん@ピンキー
08/04/09 16:13:24 +rQQuy25
ツンデレな悪の女が見たい

502:名無しさん@ピンキー
08/04/09 18:10:25 zqdHKXs0
「べ、べつにあんたのために露出度が高いわけじゃないんだからねっ!」
こうですか?わかりません!

503:名無しさん@ピンキー
08/04/09 18:13:41 c3FV0ltM
正義サイドがピンチになると
「か、勘違いしないでよね。あんたを倒していいのはこの私だけなんだから!」
とか言って助けてくれるんだろうけど、なかなか萌える台詞が思いつかないのう。


504:名無しさん@ピンキー
08/04/09 23:40:38 IEPtXqaM
ツッコミ役の副官に弄られる女幹部とか

505:名無しさん@ピンキー
08/04/10 02:02:22 vyo4C52j
っかしいなあ……今書いてるの、何で普通に戦隊ものやってるんだろう
そして何故俺は、全50話のプロットまで作っているのだろう

最初は、ただの女幹部とレッドのエロだったはずなのだが……

506:名無しさん@ピンキー
08/04/10 02:53:42 ZS3gNlH1
>>505
なんという俺の黒歴史w

507:名無しさん@ピンキー
08/04/10 03:30:24 BoXze5b2
むしろブルーあたりと幼馴染で、
バリバリの悪幹部をこなしているが心の奥では今もまだブルーに憧憬の念が残っていたり
その日の小競り合いが済んで戦隊が引き上げた時にブルーだけ一人その場に残ってて
女幹部と「あの頃のおまえは」「しょせん昔のことね」などとクールに言葉を交わしたり
毎回レッドにおいしいとこをもっていかれるブルーを内心やきもきして見てたり
なのでブルー以外が手柄を上げられないように戦闘員の人数配分などをいじったり、
じつは上司の気持ちをうすうす気付いてるお調子者の副官が、わざと女幹部の女心とは逆の指令を出して
「違うでしょ!」と怒る女幹部に「この方がまともな布陣のはずですよ」と正論でツッコんできて、
いい返せず結局ブルーに手柄を立てさせられなくてやきもきしたり、それでもなんとか頑張って小変更をこころみたり
ある時には大ケガしたブルーのために秘薬を持って下宿を訪ねるも、戦隊の女が看病に来てて中に入れず
こっそり薬だけ置いて帰るとか
じつはその前の回(重傷のブルー不在)、女幹部が戦闘員を使って鉱山を襲ったのが
その秘薬のための原料を手に入れるためだったとか
それで組織としての計画と違う行動としたせいで上層部に呼び出され立場が苦しくなるとか。
でもって一時ヒラの戦闘員にまで降格し、ブルーに「悪の組織なんてそんなものなんだぞ」と笑われるが
ブルーのためにした行動のせいでこうなったとは言いたくても言えないとか。
でもヒラ降格の女幹部が格闘に慣れてなくて戦隊女と女どうしバトルでコテンパンにやられてるところを
ブルーがさりげなくストップをかけてくれて、夜寝る前とかにそのことを思い出してブルーの優しさに酔ったりとか
けっこう話が進んでもブルーは女幹部との関係を仲間に隠したままなので、なんとなく秘密恋愛っぽくて戦いの日々が楽しかったりとか
でもとうとうバレてしまって、ブルーが裏切り者の疑惑をかけられ、身の潔白を証明するために
次にあったときにみんなの前で関係を明かにした上で、幹部女とは敵でしかないと言いきってしまい
秘密の関係が終わりを告げたことに失恋に似た感情をおぼえたり、
でも「昔のあいつはこんなヤツじゃなかった、とてもかわいい、いい子だったと今でも思っている」とは言われたので
その言葉をひそかに大事に胸にきざんでいたり、更正してブルーと付き合えたら、と心ゆらぐものの、
ついつい「貴様との過去の想い出など恥でしかない」などと心にもないことを言ってしまったり、
ブルーがそれを魔に受けて、「もうあの頃のあいつはどこにもいないんだな」と睨まれ、帰って一人になったあとで号泣したり。

って最近の戦隊物ってブルーは女なんだっけ?


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