[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!六回戦at EROPARO[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!六回戦 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト650:610 08/07/15 01:28:54 P1U4Qngy * 保健室の扉を開けると、ミランダがいた。 「あらユリちゃん、どうかした?」 「いえ、あの、マロン先生のお見舞いに……」 「あらあら、わざわざ来てくれたの?感心ね。マロン先生なら、そこのベッドで寝てるわよ」 そう言ってミランダは、ベッドを囲んでいるカーテンを指差した。 「あっ、ありがとうございますっ」 ユリがベッドに近づこうとしたとき、 「ねえユリちゃん、ちょうど良かったわ。私ちょっと出かけちゃうから、マロン先生のこと見ててくれる?」 言ったそばから、もう外出の支度を始めているようだ。倒れた同僚の世話を生徒に任せるとは、何といい 加減な保健教諭だろうか。 「じゃあ、あとはよろしくね~。うふふっ」 「え、ちょ、先生あの……行っちゃった。どうしようかな……」 とりあえずカーテンをめくり、マロンの寝ているベッドに近づいた。 「先生、お見舞いに来ましたよ~……」 小声でそう言いつつ、近くにあった椅子を引いてきて座った。顔を近づけると、あの微かな甘い香りが 鼻をくすぐった。先ほどのことを思い出し、一人で赤くなってしまう。 「あーもう、ホント何考えてたんだろ」 さっきはレオンに邪魔されたが、今は自分の他には誰もいない。そう思うと、再び感情が高ぶってくる。 「ちょっと、だけ……」 眠っている彼女の頬をつんつんと突っついてみる。それはぷにぷにとした、まさしく少女の肌。シーツの 上に置かれていた、マロンのステッキを手にとってみた。手汗で僅かに湿っている。相当無理をしていた ようだ。 「ふぁ……ん?」 どうやら起こしてしまったらしい。慌てて手を離すユリ。 「あっ、先生、やっと覚めたんですね」 「ん~……あ、そっか。私、あの後……わざわざ来てくれたの?エライぞ、感心なのだ」 「あと、これ、買ってきましたっ」 「お~!それは伝説のモンブランじゃないか!なるほど、いいセンスだっ!」 まだ中身を見ていないのに、マロンは大喜びだ。 「心の友よ!私はこの恩は一生忘れないぞっ!じゃあ、いただきまーす」 「先生、ちょっと待って」 「んー?」 「あたしが食べさせてあげますからっ」 「い、いいよそんなの。ほら、私はもう大丈夫だからさ」 「倒れた人には食べさせてあげるのが常識ってもんです」 そんな常識があったかはともかく、ユリはモンブランをフォークで小さく切り、マロンの口に運んだ。 「えー……わ、わかったよぉ。じゃ、お言葉に甘えて……はむっ」 「おいしい……ですか?」 「うむ。やっぱりここのモンブランは格別だっぜ!」 その後、ユリはマロンにモンブランを食べさせながら、いろいろなことを聞いた。天青賢者になってから 急に仕事が増えて忙しくなったこと。そのせいで最近眠れない日が続いたこと。 「先生、机に分厚い本置いてましたよね。先生でも勉強することってあるんですか?」 「まぁね。まだまだ知らないことだって多いし、魔法も完璧ってワケじゃないから」 「でも、そんなにすごいんだったら、魔法大学校とかの教授になれば……」 「それはね、ここが好きだからだよ」 「えっ……?どういうことですか?」 「えへへー、ヒ・ミ・ツ☆」 「あっ、先生ずるーい」 「だって、ここで語りモードとか突入したら、私らしくないじゃん。そんな脚本はチープってもんですぜ」 そう言うとマロンは、モンブランの最後の一切れを飲み込んだ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch