【貴方なしでは】依存スレッド2【生きられない】at EROPARO
【貴方なしでは】依存スレッド2【生きられない】 - 暇つぶし2ch750:名無しさん@ピンキー
08/05/09 17:04:12 dirNlMB2
リウマチとかな

751:名無しさん@ピンキー
08/05/09 22:26:41 ghGdlc6t
胆のうの悪性腫瘍です。

752:名無しさん@ピンキー
08/05/10 01:14:44 Q8ZWFUOA
病み違い自重

753:名無しさん@ピンキー
08/05/10 14:05:23 Oeg07Kq6
今更だが前スレ>>61-63みたいな感じの関係が好みだ

754:名無しさん@ピンキー
08/05/11 20:58:35 ha1iGGZz
>>753
kwsk

755:名無しさん@ピンキー
08/05/11 22:15:50 ir3W+uDs
>>753
てっきり>>61-63のこのスレに対する依存が好みなのかと思った

756:名無しさん@ピンキー
08/05/12 01:50:40 deaaPdy2
ところで新参のオレに教えて欲しいんだが、ここってゲーパロ氏以外に作家いないのか?

757:名無しさん@ピンキー
08/05/12 04:37:09 gQsrsgJw
前スレではそれなりにほかの職人もいたけど
話の書き難さとゲーパロ氏の投下の品質の良さから他に書く人がいなくなった。
多少の文才があるなら一度文を書いてみると書き難さがよく分かると思う

758:名無しさん@ピンキー
08/05/13 00:00:19 050aJOIJ
>>757
ゲーパロ氏のくだりだけ余計。
氏が書かない方がこのスレのためになるとでも?
他の職人が、氏を敬遠して投下をやめたとでも?
氏にも、他の職人諸氏にも失礼な物言いだ。

759:名無しさん@ピンキー
08/05/13 00:12:51 Bm7S8icX
>>757
そうなのか・・・㌧クス

そういえば、ここって保管庫ないんだよな?
前スレの作品とか見れるとこってあるのだろうか?
ゲーパロ氏のは氏のHPで読めたんだが

>>758
まあそこまでは言ってないんじゃないか?
ゲーパロ氏以外の作品を知らないオレには今一わからんけど

760:名無しさん@ピンキー
08/05/13 00:30:53 x9/D5Fkn
まー、ゲーパロ氏云々は推測に過ぎんわな。
依存女が中心となって動くストーリーというのが、書きにくいというのはそのとおりだと思うけど。


761:名無しさん@ピンキー
08/05/13 01:10:32 tkff2BaY
スレ住人がゲーパロさんに依存してる?

762:名無しさん@ピンキー
08/05/13 03:51:18 YG7e3Bxg
>>759
このスレのどっかに前スレのログが落ちてたと思うから探してみると良い

763:名無しさん@ピンキー
08/05/13 05:28:04 53pyB0bQ
>>761
しまくりです

764:名無しさん@ピンキー
08/05/13 05:28:57 Bm7S8icX
>>762
サンクス!>>87にあったぜ

しかしこうして見ると、このスレ初期は大変だったのな
感想レスが一つだけの作品とかあって泣いた

765:名無しさん@ピンキー
08/05/13 05:39:16 U8DpRYWB
>>760
俺は間違いなく依存してる

766:名無しさん@ピンキー
08/05/13 08:07:52 aEC8imqO
ゲーパロ氏うんぬんより単にこのスレがマイナーで人気が無いだけだろ
過疎スレに職人がそんな集まるわけ無いじゃん
ちょっとSS書いても見る人があまりいなさそうなところじゃ書く気もうせるだろ

767:名無しさん@ピンキー
08/05/13 09:44:41 TNgKYJU1
それでも私は待っている


wktk

768:名無しさん@ピンキー
08/05/13 11:42:06 sitDePb5
そうか……やっぱり書き手は見てくれる人が多い方が良いんだよな

だが、それでも俺は待つ
脱ぎはしないが半年でも一年でも二年でも待ち続ける

769:名無しさん@ピンキー
08/05/13 16:47:51 YG7e3Bxg
俺は脱いで待つけどな

770:名無しさん@ピンキー
08/05/13 21:09:09 jFsizuH2
俺はそんな変態チックなマネはしない。ちゃんとネクタイと靴下は履く

771:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:06:41 E1B1hSw+
男はレイバンのみ!

772:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:06:51 XpthnGak
こんな空気の中であえてエロパロ初挑戦で書いてみようと思う。

ただ、ネタがないから誰か電波寄越せ。

773:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:30:49 1QT7R4v5
世間ズレしてるお嬢様は主人公が引っ張ってくれないと何も出来ません。みたいな。
世俗に馴染みたいor没落して世間に馴染むことを余儀なくされてる。みたいな。
大体そんな感じの電波をみゅんみゅん送ってみるぜ。

774:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:37:37 BeFtmJ2I
なんという俺が受信中の電波

775:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:59:10 4+uY/AKM
>>774
実は俺も受信してるんだ。>>773の電波出力はでかいみたいだな。

OK。俺もフルパワーで送信してみるぜ!
「男の入れるコーヒーが無いと生きていけない女」
「デスノートならぬ依存ノートを手に入れたが、依存女を増やしすぎて困る男」
「定期的にキス分を補給しなければならない女と萌え分を補給しなければならない男」
「女性のある部分の匂いに依存しているが隠している(しかしもろばれ)な男」
「カレー中毒者の兄妹とカレーを作らされ続ける幼馴染」
「ダメ男を世話することに依存してしまった女の葛藤」
「母乳依存男の修羅場日記」

776:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:09:19 E1B1hSw+
「デスノートならぬ依存ノートを手に入れたが、依存女を増やしすぎて困る男」 めちゃうけた!ただのアホ!


777:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:15:47 XpthnGak
>>773-775

いい電波をありがとう。
これを元に頑張ってみるわ

778:名無しさん@ピンキー
08/05/14 19:52:44 SQbARpyr
文学少女シリーズの、幼い頃の心葉と美羽は共依存かねぇ?

779:名無しさん@ピンキー
08/05/14 23:39:24 ifucNMCC
そういやここって既存キャラもおkだったか

780:名無しさん@ピンキー
08/05/15 00:35:04 gKalEBMq
おkだろ
むしろ既存キャラをどうやって依存関係に持っていくのかが面白い

781:名無しさん@ピンキー
08/05/15 05:45:05 siUo2+LJ
作品の内容にもよるが既存は難しそうだな
読んでみたいけど

782:名無しさん@ピンキー
08/05/16 09:29:15 0dxOrgwy
>>781
たとえば、腹ぺこ系ヒロインが主人公などの料理を大好きだ、って作品。
料理に依存から『食わせるからヤらせろ』とか。

783:名無しさん@ピンキー
08/05/16 09:48:01 a6WlIzVZ
「乃木坂春香の秘密」なんて、ちょいといじればいけそうな感じだが。

784:名無しさん@ピンキー
08/05/16 23:28:54 dzKIVXij
MELTYBLODDの七夜と白レンは依存関係。存在的な意味で

785:名無しさん@ピンキー
08/05/17 22:55:42 b+RBPsB3
相棒に共依存患者の話があったなぁ

786:名無しさん@ピンキー
08/05/18 00:51:12 TAR6xlUR
ところでこの依存スレとヤンデレ、キモ姉妹スレの投稿基準の違いって何だろうな。
正直差がよく分からないんだが。
このスレはSSの投稿少ないしもっと有効活用しても良いと思う。
で、SS作者側からどのスレに投下すべきか考えると、
姉妹が基本ならキモ姉妹、その他はヤンデレかこの依存スレの二択だが、
その場合ヤンデレという単語の方がイメージ湧きやすいからあっちの方が投下しやすい。
だから差別化のために、大まかでいいから指針が欲しい。


787:名無しさん@ピンキー
08/05/18 01:16:46 B8QeEd7X
ぶっちゃけると指針はSS作者のフィーリング次第


と言うと話が進まないので個人的な線引きでよければ
ヤンデレ「私のものにならないなら、あなたを殺して私も死ぬ」
依存「捨てないで、あなたがいないと私は生きていけないの」
キモ姉妹「どこにも行かせないよ、あなたと私は血が繋がってるんだから」
という感じかなぁ?

788:名無しさん@ピンキー
08/05/18 01:43:47 NSt/GlDY
ヤンデレとの違いとしてぱっと思いつくのは

 依存女は依存対象に対して、不利益を被る行動(特に身体的暴力)は起こさない
 依存対象は依存女からのアプローチに対して、最終的には許容する方向に物語が収束する
  (つまり拒絶による破局や人死などのバッドエンドは基本的には存在しない)
 依存女は依存対象からのことばのみを重要視し、全幅の信頼を置く
  (第三者からの干渉による、修羅場や三角関係は発生しづらい) 

感覚的には、相手を欲する時、究極的には、
ヤンデレは「相手を支配することすら辞さない」
依存女は「相手に支配されることすら辞さない」みたいな。


789:名無しさん@ピンキー
08/05/18 02:56:28 HCMFCC6C
血が繋がってなければハハハこやつめで済む事も、姉妹がやるととたんにヤン化するからな。
おそろいに異常にこだわるとか。

790:名無しさん@ピンキー
08/05/18 08:35:07 KI6Jm620
オレ的に
依存は「主人公だけは」攻撃しない(他の女を少しとか、自虐自傷はまだおk)
ヤンデレは「主人公も」(下手すると積極的に)攻撃する(他の女とか殺しまくりんぐ)

依存は相手を愛する(相手のそのままの姿)
ヤンデレは脳内の相手=相手の理想像を愛する(本当はそんなこと思ってないくせに、とかそれは本当のアナタじゃない、
とか言って現実をなかなか受け入れない)

基本、依存は相手の意思を優先するor対等に扱う
ヤンデレは自分の意思や理想を優先する(だから相手を切ったり殴ったり監禁して調教したりする)

かな

791:名無しさん@ピンキー
08/05/18 13:30:25 y/UxfNq4
俺はヤンデレはデレデレしてて何かの事情で愛ゆえに壊れちゃって超思考しちゃうイメージ
「あの人を殺せばあの人は私のものになる」とかそういう感じの

依存は依存対象から拒絶される、依存できないことを極端に嫌う、まだ理解できる行動


俺としては依存→ヤンデレが好きなんだがねえ
駄目男に頼られることに依存してた女が、男が自立しようとして自分が必要ないのかと思って病んじゃうみたいなのが

792:名無しさん@ピンキー
08/05/18 13:49:40 C3XCukXF
それなんてアニメ版楓様?

793:名無しさん@ピンキー
08/05/18 14:05:22 HCMFCC6C
女:ずっと面倒を見続けてでも男と一緒にいたい
男:自立して女にふさわしい男になりたい

こういう擦れ違いなら、依存分を損なうことなくハッピーエンドに持っていけると思うんだ

794:名無しさん@ピンキー
08/05/18 14:56:11 8bxNYzAZ
>>793
そうやってかっこよくなった男を他の女がほっとくわけないだろう
他の女の匂いを感知してヤンデレルート突入に決まってる

795:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:24:09 eqNgQylb
ちょっと季節はずれの番外編(の前編)です。


796:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:24:37 eqNgQylb
<私が私でいられる時>番外編

「じゃあ、明日、またねー」
「あ、うん、おやすみー」
「おやすみー!」
アルバイトの皆が、三々五々、散っていく。
三が日を過ぎると、夜通しのシフトはなくなるから、
午後九時で全員があがり、女子更衣室は満員になる。
「……」
私は、今日ばかりはなるべく隅っこのほうで着替えるようにした。
なるべくきょろきょろしないようにしたけど、どうしてもあたりを窺ってしまう。
心臓が、どきどきしている。
感覚が鋭くなる。
それは、今のこの部屋の中では、セクシャルなものの洪水を浴びているようだ。
女の子たちの甘酸っぱい体臭、衣擦れの音、そして目から飛び込んでくる半裸。
脱いだばかりの「制服」は、伝統的な女性美を感じさせるもの。
それらが一度に私に押し寄せ、私の牝の感覚を刺激する。
(コノ女ノ子タチヨリ、私ハ魅力的ダロウカ。―アノ人ニトッテ)
ぞくり。
背筋を這う恐怖心。
今すぐ、それを確かめ、証明したくなる感覚。
でも、それは瞬時になくなる。
湧き上がる静かな自信がそれを消してくれるから。
あの人を試す必要なんて、ない。
築き上げた信頼─絆は、そんなことをしなくても「大丈夫」なことを、
私は全身で「わかって」いた。
ぞくり。
さっき感じたばかりの「ぞくり」とは違う、さらに強い「ぞくり」。
それは、まわりの女の子ではない、自分自身に感じているセクシャルな感覚。
私は、脱いだばかりの衣装―巫女服をぎゅっと抱きしめた。

797:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:25:03 eqNgQylb
暮れからお正月にかけて、私はこの神社でアルバイトをしていた。
私の通う女子高は、地域一番のお嬢様学校だけあって、
規則が厳しく、原則的にアルバイトは認められていない。
だけど、冬休みの短い期間、それも地域の行事に貢献するという名目がある
この神社での巫女バイトは数少ない例外だった。
時給もかなりいいことと、いくつかの特典もあるので倍率はけっこう高い。
私がそれに通ったのは、とてもラッキーだった。

「─あれ、綾タン、まだ着替え終わってないの?」
不意に声をかけられ、私はびくっとして振り向いた。
優希(ゆうき)が怪訝そうな表情でこっちを見ていた。
この神社の宮司さんの娘だという同い年の娘は、
知り合ってからほんの十日ほどの間柄だ。
だけど人懐っこい彼女は、初日から声をかけてくれて、
アルバイトで知り合った人の中では一番親しい。
「あ、うん」
わたしは、慌てて返事をした。
手に持った巫女服を机の上に置き、慌てて私服を手に取る。
もう着替え終わっている優希は、んー、と背伸びをしながら、
「彩タンは、夕飯、どうする?」
と聞いてきた。
アルバイトには、夕方の休憩のときにお餅とお茶が出る。
神社の名物でもある海苔餅は、ふたつも食べればとりあえずお腹一杯になり、
九時くらいまでは十分にもつ。
小食の娘はそれで夕飯を終わらせてしまうくらいだ。
しかし、活発で食いしん坊な優希は、バイトが終わった後で、家でご飯を食べず、
ファーストフードで何か食べることにしていて、それには私も何回か付き合った。
今日も優希は誘ってくれたのだけど─。
「ごめん、今日はちょっと用事があるんだ」
私は、なるべくさりげなく返事をした……つもりだった。

798:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:25:24 eqNgQylb
「んー。あ、デート?」
「!?」
いきなり当てられた。
「あー、図星?」
優希はくつくつと笑って手を振った。
「新治君、かっこいいもんねっ!」
これも─当てられた。
私は慌てて辺りを見回した。
更衣室に残っている人間は少なく、その中でも高校生は私と優希だけだった。
ちょっとだけ、ほっとする。
一昨日、新治君をファーストフードに誘った娘がいた。
男女混合のアルバイトは、彼氏彼女探しの王道ということはわかっていたけど、
現実にそういうことがあると、やっぱり複雑な気持ちになる。
もちろん、新治君はきっぱり断ってくれて、帰りは私といっしょだった。
「新治君が彼女持ち、つーのは、薄々わかってたけど、やっぱ彩タンが彼女だったんだー」
優希はおどけたしぐさで軽く手を振った。
「ご、ごめん。別に隠してるつもりはなかったけど……」
「いや、けっこーバレバレだったよ?
あたしとザクザクバーガー付き合ってくれるのは、
新治君が遅番のとき限定だったし……」
あっけらんと優希は言い、私は顔から火を噴いた。
「んじゃー、まー、私は帰るわー。彼氏とごゆっくりー」
神社の娘は、にやにやしながら出て行った。
後に残されたのは、私と、―近所の小母さんたち。
ゆっくりお茶を飲みながら、部屋の隅のTVを見始めている。
「……」
どきどきしながら机の上の巫女服に手を伸ばし、
規則どおりにロッカーに戻―さないで、自分のバックの中にしまった。
「お、お先に失礼します」
裏返った声で挨拶をすると、私は更衣室を駆け出た。

799:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:25:44 eqNgQylb
きゅっ、きゅっ。
昨日降ったばかりの新雪を踏み締める音。
寒さは、感じない。
むしろ、これから「すること」を思うだけで、顔が火照ってくるくらいだ。
目的の場所に着く。
そこに、私の愛しい人が待っていた。
「ごめんなさい、待った? 寒かったでしょ?」
「ううん。全然……。だ、大丈夫だった?」
神社の敷地の一番奥、小山のてっぺんにある小さなお宮、というよりはお堂、
の前に立っていた新治君は、私の顔を見て、ほっとしたように返事をした。
携帯のメールで連絡はしてあったけど、逢引の時は、顔を見るまで落ち着かない。
それは、恋人なら当たり前のことだ。
まして、これからちょっと背徳的な行為に耽るつもりの二人ならば。
「うん、持って来れたよ、―ほらっ!」
私は、巫女服をバッグから取り出した。
持ち帰り禁止の巫女服を持ってきたのは─新治君がこの服を着てエッチをしたいと言ったから。
「わあ、本物だ」
「うふふ、さっきまで見てたじゃない」
「そういや、そうだね。僕も持ってこれたよ」
新治君は頭をかきながら、こちらも装束を取り出した。
二人でアルバイトできるところ─神社を選んだのは、
一緒にいられる時間を少しでも増やすため。
でも、お金を貰うお仕事はやっぱり甘くなくて、
シフトをいっしょにすることさえ、結構難しかった。
でも、新治君と同じ場所で同じ仕事をすることは、とっても楽しくて、
アルバイトが終わった後の電話はとても弾んだ。
そんな会話の中で、エッチな男の子がふともらした一言。
それは、同じくらいエッチな女の子にとって、どきどきするような内容だった。
─アルバイトで使っている服を着て、エッチしたい。
神に仕える神職と巫女の装束でするセックスを想像して、新治君と私はぞくぞくした。

800:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:26:07 eqNgQylb
「うわあ……」
思わず見とれてしまう。
装束に着替え終わった新治君は、きりっとして、とてもかっこよかった。
この十日間、毎日見ているけど、やっぱりそう思う。
冷気に火照った頬が、さらにぽっと赤くなるのを私は自覚した。
「うわあ……」
その新治君が、巫女服に着替えた私を見て、どぎまぎしている。
それは、世界中のどんな賞賛よりも価値のあるものだった。
「エ、エッチ、し、しちゃおうか……」
「う、うん」
お互い顔を見合すのも恥ずかしい。
でも、見詰め合わずにはいられない。
それくらいに、私にとって新治君は魅力的な異性だった。
そして、新治君にとっての私も。
お互いを見詰め合う。
どんなものよりも強い力で、二人の心が決まる。
「……エッチ、しよっ!」
「……うん!」
さっきと同じことばを、さっきとはまるで違う覚悟で言い交わす。
神職の男の子と、巫女の女の子が、セックスをする。
それも、お堂の前、神様の前で。
禁忌だ。
しちゃいけないこと。
でも、そんな禁忌でも縛ることができないくらい、二人は昂ぶっていた。
(新治君とエッチする)
(綾ちゃんとエッチする)
それは、神様の前でも押さえたり、禁じたりすることができないくらい、強い強い欲求だった。
だから、新治君と私は唇を重ねた。
神社の本殿を見下ろす、奥のお堂の前で。


801:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:26:56 eqNgQylb
「ん……ふう……」
「んむ……んくっ……」
貪るような口付け。
甘くて、熱くて、蕩けるような。
「ふはあっ……」
限界までお互いの舌と唇を絡めあってから嫌々離れる。
─自分が呼吸をしなければならない生き物であるのがうらめしい。
新治君とキスをしている時は、いつも思う。
白い息の中で銀の糸を引いてつながる唾液は、ちょっぴり嬉しい見ものだけど。
「うふふ、新治君、お口でしてあげるね」
「い、いいの?」
「うん、……巫女さんのお口で、してあげる」
キスが終わると、猛烈なくらいの衝動が私を襲ってきた。
言葉に出すと、もう止められない。
私、こんなにエッチな娘だったかな。
神様の前で、男の子のおちんちんをしゃぶろうなんて考える─。
雪の上でひざまずいて新治君を上目遣いで見上げたとき、
そんな後ろめたさは、吹っ飛んだ。
袴姿の新治君は、ものすごく─かっこいい。
それが、私の手で、袴を脱がされて、おち×ちんをむき出しにされる。
そう思ったとき、ちょっとだけ感じていた背徳感が消し飛んでしまう。
私、たぶん、駄目な子なんだ。いけない娘なんだ。
でも、それでかまわない。
世界中のどんな神様よりも、私を救ってくれたのは、
期待に満ちた目で私をみつめている、この男の子。
だから、世界中の神様に見捨てられても恐くない。
いま、ここにいる男(ひと)を喜ばせることが出来るのなら。
─だから、私は、どんな敬虔な巫女よりもうやうやしく、
新治君の牡の器官に唇を這わせた。


ここまで


802:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/18 23:29:04 eqNgQylb
お正月のアルバイト中、二人はこんないけない事をしていたようですw

本編のほうはとりあえずあと1-2回で終わる予定ですが、
ちょっと時間がかかるかもしれません。

803:名無しさん@ピンキー
08/05/18 23:35:45 jRso6oxV
一番乗りGJ!

さすがはゲーパロ氏、エロいですね!

804:名無しさん@ピンキー
08/05/18 23:51:32 8YqsPhRq
GJでした
すっごいラブラブですな二人
本編はあと1,2回ですか…どういった展開になるのか楽しみにしています

805:名無しさん@ピンキー
08/05/19 01:21:14 kGThEGlD
なんかもう波乱とかの付け入る隙が無いな、この二人w
いや、背中かゆくなるぐらい甘々でオッケーだけどね。
GJでした。


806:名無しさん@ピンキー
08/05/19 01:44:30 sGm8C6rQ
GGGGGJ!!!!
ああ、毎日来てる甲斐があった

807:名無しさん@ピンキー
08/05/19 02:08:03 RkNOcCOu


808:名無しさん@ピンキー
08/05/19 10:24:54 FSPUNkir
ゲーパロ氏がドムドムを知ってるのに驚いたw

809:名無しさん@ピンキー
08/05/19 13:03:52 0dIyY+qb
ゲーパロ氏GJ! 可愛いよ綾子可愛いよ
ずっと氏の保管庫で読み返してたから嬉しさもひとしおだ
期待して待ってます!


810:名無しさん@ピンキー
08/05/19 13:49:42 2ieytBy2
巫女プレイとはわかってらっしゃる

811:名無しさん@ピンキー
08/05/19 17:39:01 xpjqDW8E
おお、やっときた!!俺的には巫女はNGだがそれでもGJ!

812:名無しさん@ピンキー
08/05/19 19:03:42 2ieytBy2
今更だけど「彩」ってのは多分誤字だよね

813:名無しさん@ピンキー
08/05/19 23:41:04 VLTTprkG
だだ甘だな。だがそれがいいw
投下超GJ

814:名無しさん@ピンキー
08/05/20 00:36:26 Ov/xSyYR
ただただ、懐かしいよ。この最強バカップルが…
GJ!

815:名無しさん@ピンキー
08/05/20 03:07:04 pJTtoBd4
北―!(AA略
ゲーパロ様お久しぶりGJ!

816:名無しさん@ピンキー
08/05/23 23:52:59 ODP9fnqZ
保守

817:名無しさん@ピンキー
08/05/25 17:59:06 X0BcXzkY
ほす

818:名無しさん@ピンキー
08/05/28 03:20:53 LLk3g472
保守

819:名無しさん@ピンキー
08/05/28 22:13:40 nzzzQ9hk
ゲーパロ氏超GJ!
相変わらずのだだ甘ハードコアバカップルぶり、たっぷり堪能させて頂きました
まだまだ本編を待ち続けますよ
とりあえず全裸にネクタイ靴下の正装で正座開始だ


820:名無しさん@ピンキー
08/05/31 01:24:37 zjzrfP0Z
ほっしゅほっしゅ

821:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:30:15 J6LFqpjz
<私が私でいられる時>番外編・中

はぁっ、はあっ。
呼吸が、甘く、熱くなっていく。
ぴちゃ、ぴちゃ。
私の舌と唇とが、ものすごく敏感になっている。
ちゅくっ、ちゅるっ。
新治君のおち×ちんも。
「うあっ、あ、綾ちゃん……」
うめいて仰け反った愛しい男(ひと)に、私は目が眩むくらいに興奮と幸福感を覚えた。
舌の先で、おちんちんを愛撫する。
新治君の一番エッチな部分の輪郭を確かめるように。
「ひゃっ……!」
張り出した先端の縁(ふち)をなぞる。
おち×ちんの裏側の、溝が深くなっているところを舐めると、
新治君は身もだえして悦んだ。
「ふふ、これ、いいでしょ? 新治君、ここ弱いもんね」
最近知った、嬉しい発見。
エッチがうまくなるのに、何人もの人と経験をつむ必要なんて、全然ない。
大好きな人の反応を見ているだけで、
大好きな人が気持ちよくなるようにしていくだけで、
どんどん上手になって、幸せにエッチできるようになるんだ。
もう一つ。
「んっ……」
今度は膨れ上がったおち×ちんの先に唇を当てて、ちゅっ、と吸う。
「うわっ!!」
鈴口って、いうらしい。
新治君は、これがとても気持ちいいんだって。
私も、これ、好き。

822:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:33:23 J6LFqpjz


1レス投下しちゃったけど、注意書き

今回は、アナルものです。スカはありません。
苦手な人は回避してください。



823:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:33:50 J6LFqpjz
こうやって吸うと、新治君の中に溜まっている先走りのおつゆがちょっとだけ出てくる。
口の中に広がる、新治君の味。
新治君のエッチなおつゆの匂い。
「あはっ!」
頭がくらくらするくらい、興奮する。興奮してる。
神社で。
お社の前で。
神様の目の前で。
私、絶対に、巫女さん失格だ。
それが─ぞくぞくするほど、嬉しい。
だって、巫女さんは神様のもの。
神様に仕える女の人。
だけど、私は─新治君のものであることのほうを優先する。
神様の女であるより、新治君の女であるほうが絶対優先。
だって、私は、石岡綾子。
石岡綾子は、新治君の女。
それは、絶対的なイコールで結ばれている。
「新治君の女」で、「石岡綾子」じゃない女の子は存在しない。
「石岡綾子」で、「新治君の女」じゃない女の子は存在しない。
だから、巫女さんをしている私は、神様の女じゃない。
新治君の、女。
だから、こうして、巫女さんの衣装を着ていても、神社の中にいても、
新治君を悦ばせるのが、一番の優先事項。
だって、私にとって、新治君は神様よりも、何よりも、
ずっとずっと、比べ物にならないくらい大事なんだもん。
ほら、私のお口の中で、その大事な新治君がとっても気持ちよくなってる。
「あ、あっ、綾ちゃん、僕、もうっ……」
「ん……んんっ!」
新治君の身体が、跳ねるように、びくびくってしている。
私は、音を立てて新治君のおち×ちんを吸いたてた。

824:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:34:11 J6LFqpjz
「あっ! 綾ちゃっ……い、イくっ、イっちゃうっ!」
一回、仰け反った新治君が、今度は身体を折りたたむように上体を倒す。
うん。
私、知ってる。
立ったままの新治君にしてあげるとき、
すっごく気持ちいいと、新治君は、いつもこうなっちゃう。
そういうときは、もう新治君が射精するときだから─。
私はひざまずいたまま、前ににじり寄った。
お尻の後ろに手を回して、ぎゅっと抱き寄せる。
新治君、腰、引いちゃダメ。
射精するときは、もっと私にくっついて。
唇をきゅっとすぼめる。
口の奥まで飲み込んだおち×ちんが抜け出せないように。
新治君は、私から離れられなくなった。
「うあ、あっ……」
新治君は、もう一度仰け反るしかない。
腰を突き出すようにして、新治君の身体が、私に近づく。
私はさらに新治君に密着した。
身体全体が痙攣するように震え、新治君が射精し始める。
私の口の中に。
びゅくん、びゅくん。
いつもより、射精する量が多いのを、私は舌の上で感じ取った。
新治君、気持ちいいんだ。
私にお口で愛されてるのが。
そのことに頭の真ん中まで白くなるような興奮を覚えた私は、
びくびく脈打ちながらお口の中で跳ね回る新治君の先っぽを、
精液と唾液にまみれた舌全体で舐め回した。
「ひゃいっ!」
女の子のような可愛い悲鳴をあげた新治君が射精を続け、
私は、その最後の一滴まで飲み干した。

825:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:34:31 J6LFqpjz
「はぁっ、はぁっ……」
「はぁっ、はぁっ……」
白い息が、雪に照らされて僅かに明るい夜気に溶けて行く。
でも、全然寒くない。
それどころか、身体が、すごく熱い。
頭の中まで。
私は、唇の端にこぼれた新治君の精子を舐めとった。
「あはっ、美味し……」
青臭い粘液を飲み込むことが苦手にならなくなって、ずいぶん経つ。
それが本当に美味しく感じるようになったのは、
どこかの神経が、そう「教育」されたからだろう。
新治君が強制したんじゃない。
私が、そう、自分を作り変えているのだ。
新治君をもっと悦ばせられる女の子になりたい。
だから、舌が─身体が慣れた。
新治君に。
不意に私は、自分が、昨日よりももっと
新治君と相性のいい女の子になっていることを自覚した。
嬉しい。
幸せ。
気持ちいい。
その感覚は、ぞくぞくするほどに私を昂ぶらせ、さらに「それ」を求めさせた。
もっと、もっと。
新治君を気持ちよくさせられる女の子になりたい。
新治君を悦ばせられる女の子になりたい。
新治君と相性のいい女の子になりたい。
もっと、もっと。
だから、私は、さらに新治君が求めてきた行為を受け入れるべく、
心と身体をさらに開いた。

826:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:34:52 J6LFqpjz
「あ、綾ちゃん、本当にいいの……?」
「うん、大丈夫。ちゃんと準備してきたから」
この間、ベッドの中でおしゃべりしていた時に、ピンときた。
新治君は、「これ」に興味がある。
そして、私も。
普通のエッチに比べて、いろいろ用意しておかなきゃならないことが多いけど、
今までしたことのない経験を新治君といっしょに積み重ねられるのは、
私にとってどんなことよりも幸せなことだ。
ましてや、「自分だけの女の子」に愛されることが何より嬉しい男の子に、
「はじめて」を捧げられる行為なら、なおさら。
神社でエッチしたい、と聞かされたとき、
まっさきに思いついたのが、それだった。
逢引の時間を、アルバイトが終わってからすぐではなく、
夜中にしたのも、神社の中の人気が絶えるのを待つためだけじゃない。
このための準備をする時間がほしかったから。
お浣腸を遣って、お腹の中をすっかり綺麗にして、
念入りにお風呂に入って、ローションを用意して……。
準備は、完璧に出来た。

「―新治君、私のお尻の「はじめて」、奪って……」
ぎゅっと抱きしめあいながら、私は新治君の耳元でささやいた。
巫女さんは、神様にお仕えする女の人。
だから処女じゃなきゃいけない。
だけど、私の処女は、神様なんかじゃなくて、新治君のもの。
お尻の処女だって、そう。
世界中の神様の前でも、私は堂々とそう主張する。主張できる。
だから、神社でのエッチすることになったとき、
私は、この時に、新治君とお尻でしようと決めていた。
巫女さんの処女は、神様より大事な人のためにあるんだ。

827:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:35:13 J6LFqpjz
「ぬ、脱がすよ……」
「うん」
境内の木に手を回して、腰を後ろにつき出す。
ほんとは、巫女さんは、こんないやらしいポーズをしちゃいけない。
お尻を無防備に、男の人に差し出しちゃいけない。
でも、新治君にあげるのなら、いいの。
こうして、後ろから、袴を下ろされても。
ショーツも下ろされても。
お尻をむき出しにされても。
両手で、お尻の肉を左右に割られても。
その間にある、女の子が見られて一番恥ずかしい部分、
おま×こよりも隠しておかなきゃならない部分をじっくりと見られても。
そして─。
「あ、綾ちゃん……」
「……んっ!!」
新治君が、私のお尻の谷間に顔をうずめた。
ちゅっ。
温かく、湿ったものが触れる感覚。
背中に電流が走り、私は木を抱く手に力をこめた。
「だ、だめぇ……」
思わず声が出る。
何度も何度も念入りに洗った。
いまのそこが、ボディーソープの匂いしかしないのもわかっている。
でも、恥ずかしい。
お尻の穴に、キスされている。
新治君に。
「……ひっ」
新治君の舌が、私のお尻の穴―アナルを舐め上げた。
私は、さっき射精したときの新治君よりも激しく仰け反って悶えた。


828:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/05/31 23:35:34 J6LFqpjz
「くっ……うぅ……ん。だ、だめ、新治君。
そんなところ、ぺろぺろしちゃあ……」
「んっ……こ、これが綾ちゃんの……」
「ひいいっ……」
新治君の舌は、執拗だった。
クンニリングスも上手で、私は一回のエッチで何度も何度もイかされるけど、
アナルへのはじめての刺激は、まったく別物だった。
「だめぇ。新治君、そこは汚いよぉ……」
排泄器官を愛撫されることには、その禁忌がつきまとう。
でも、新治君は、
「ん。そんなことないよ。綾ちゃんのお尻だもん……」
と意も介せずにその部分を舐め回し続けた。
くりっ……。
舌先が、すぼまりの真ん中を突っつく。
「ひあっ!」
身体の反応が止まらない。
腰ががくがくと震える。
そのくせ、私の女の身体は、蕩けていく。
「次」の行為を欲しがって。
新治君の唇と舌に媚びるように、粘膜が柔らかくほぐれて行く。
私のお尻の肉をつかむ新治君の両手に力が入った。
「……!!」
新治君が尖らせた舌先を、優しく奥まで突き刺したとき、
私は、槍で貫かれた魔女のように身もだえして達した。
淫らな巫女は、神様より偉い人に罰を受けて串刺しにされた。
でも、―なんて甘美な罰なんだろう。
そして、これほどの快感さえも、まだ終わりではないのだ。
神様より、この男(ひと)を選んだ女に下される罰―ううん、ご褒美は。
私は、崩れそうな膝を必死で支えて、もう一度お尻を叩く掲げた。
先ほどより、硬く大きくなったおち×ちんをしごきながら、
私の後ろに立った新治君を、私はかすんだ目でみつめて迎え入れた。


                           ここまで


829:名無しさん@ピンキー
08/05/31 23:52:55 pttpdfxw
キター!
好きなアナル物がこの作品で見れるなんて…
超GJ!前屈みで続きお待ちしてます!

830:名無しさん@ピンキー
08/06/01 12:49:41 IUIjXLJc
乙乙

831:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:23:38 n6bcOv9L
>巫女さんの処女は、神様より大事な人のためにあるんだ。
なんかキュンときたw
いいフレーズだ

832:名無しさん@ピンキー
08/06/02 01:53:14 fynIuq6A


833:名無しさん@ピンキー
08/06/05 01:25:07 CWch7lc5
保守

834:名無しさん@ピンキー
08/06/07 10:01:29 wyZohCG3
もはや君なしじゃ生きられない保守

835:名無しさん@ピンキー
08/06/08 11:25:26 cyU0Hk0z
>>834
TMR乙

836:名無しさん@ピンキー
08/06/12 02:22:18 fiSAvtZQ
保守

837:名無しさん@ピンキー
08/06/14 04:29:41 fT8VqWPw
一人の神が孤独に頑張ってるスレだな・・・んじゃおれも保守ついでに小ネタでも
あ、因みにヒロインの設定は一部を某神エロゲーからとってるから



俺の姉はまさに絵に描いたような完璧人間だった。
俺とはあまりに似つかないその整った顔立ちに、均整の取れた豊満な体つき。
学内でのテストで1位は当然、全国模試でも総合順位を一桁以下に落としたことは未だない。
スポーツをやれば大抵のことはあっさりこなして見せ、絵筆を取ればその道の人が驚くような作品を仕上げてしまう。
かといってそれらの才能に奢ることなく努力を重ね、同時に周囲の人々への気遣いも忘れない。
生徒会長として働き、教師、上級生、下級生の面々から多大な信頼を寄せられ、人望も厚い。


天は二物を与えず、とは言うけれど、この姉に関してだけはその言葉は当てはまらないと俺は思う。


ただし――それはあくまで彼女が“朝倉音姫”として振舞っている場合は、である。
我流点睛を欠くというか珠に傷というか・・・とにもかくにも、この姉には一つだけ困った悪癖があったのだ。
彼女が“姉”として振舞うときに限り、完璧超人である朝倉音姫は姿を消し、代わりに――


「弟く~~~ん!!!」
「うをあっ!? お、音姉・・・いきなりなんだよ。ってか廊下で抱きつくな、引っ付くな、絡みつくな」
「くすくす・・・もう、可愛いんだから。あ、こら、ボタンまた外してる! もう、じっとしててね・・・はい、できたよ。
それじゃお弁当もってきたから、また一緒に食べようよ。今日は生徒会室が開いてるから、そこで二人っきりで、ね。
ふふふっ・・・今日のも健康を考えつつ弟くんの好物を詰めた自信作なんだから、楽しみにしててね」
「あ、ああ・・・ありがとう。ってか毎日弁当じゃなくても、たまには購買とかで大丈夫だぞ?」
「駄目ですっ! 弟くんの食事を他の人なんかに任せられませんっ! 何か食べたいものがあったら、お姉ちゃんが作ってあげるから」


こんな風にただの甘やかし・・・いや、ただのダダ甘姉へと変貌するのだった。
具体的にはとにかく俺の世話を焼きたがる。それも明らかに過保護と呼べるほどに。
そして俺の傍を決して離れようとはしない。音姉のすぐ引っ付く癖はそれをよく表していると思う。
更には肉体的な距離だけでなく、精神的な距離も酷く嫌がる。だから俺は二人きりの時には決して他の人間(特に女)とは話せないし、見ることさえもできない。


そういえば、俺がバイトを考えていると話したときは酷かったな。


「駄目です」
「え、いや、なんで? 別に変なバイトをするわけじゃ・・・」
「だってそもそもお金なんて、私がパソコンで少し株をするだけでお小遣いには十分なほどできるんですもの。わざわざ弟くんが働く必要はないわ」
「いや・・・だけど俺だっていつまでも音姉に甘えられるわけにもいかないし、一人でできることは一人でしないと・・・」
「どうして私に甘えられないの? 私は弟くんのお姉ちゃんなんだから、たくさん甘えてくれればいいのよ? それに、私が弟くんのお世話をしたいんだから問題ないでしょう?」
「いや・・・でも一生そういうわけにもいかないだろ」
「あははっ・・・一生そうだよ。ずっと。弟くんは私と一緒にいて、私も弟くんと一緒にいるんだよ?」


その場は黙って頷いておいたが、俺にはわかっていた。
これは明らかに異常だと。音姉は世話をするという名目で俺に依存しているだけなんだと。
このままではいけないと思った俺は、丁度今年受験ということもあり、本島の全寮制の高校を受けることを両親に提案した。


そして両親の了承を得た俺は、今、音姉の部屋の前にいる。
音姉にこのことを話すために。最初は取り乱しても、音姉ならきっとわかってくれると信じて。


その結果がどういうことになるか、この後すぐに俺は思い知ることになるのだが、それはまた別の機会に話そう。



838:名無しさん@ピンキー
08/06/14 08:13:25 Fbs5ydBC
おかしいな。小ネタと言うより投下の1レス目にしか見えないんだ。
だから続きを期待せざるを得ないんだぜ。音姉が一体どんな反応をするのか気になって。

839:名無しさん@ピンキー
08/06/14 09:27:08 AYtPhsFQ
おかしいな、これが小ネタだというのか?
ならば今すぐこれをシリーズ化してください、お願いします

840:名無しさん@ピンキー
08/06/14 11:00:09 KHDz9EPZ
だがヤンデレは勘弁してほしい

841:名無しさん@ピンキー
08/06/14 13:57:15 HvAUkAUg
>>840
個人的にはヤンデレの派生が依存なんだと思う
病む方向が相手への依存に限定されるのが「依存」だと理解している


842:名無しさん@ピンキー
08/06/14 17:51:16 VjHVjv5U
>>840
別に作者が勝手に決めればいいんじゃないか?
どうせヤンデレスレと住人がほぼ被ってるんだから、問題ないだろ。

843:名無しさん@ピンキー
08/06/15 14:04:19 03pZ6eW6
此処でその名を見れるとは。
確かにあの姉は黒化や依存やヤンデレ化の素質を
十分持ってると思う。
しかも作者の設定で更にパワーアップしてるね。

844:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:50:10 AwvDsOU6
>>837
GJ!!
完璧超人の依存は大好きです。


番外編、後編行きます。
お尻でエッチな内容なので、苦手な人は
「ゲーパロ専用」で弾いてください。





845:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:50:37 AwvDsOU6
<私が私でいられる時>番外編・後

「綾ちゃん……」
私の後ろに、影が立つ。
月明かりを背にしているから、顔が見えない。
残念だけど、そのシルエットだけでもいとおしい。
夜の空気に溶け込むようでいても、
私には、そのかっこいい輪郭が、はっきり分かる。
耳に聞こえる息遣いと、僅かな牡の匂いも。
目も、耳も、鼻も、私の身体はその虜だった。
「新治君……」
やっとそれだけを言うことができた。
息を吸って吐くことさえ、忘れそうなくらいの興奮。
きゅっ。
プラスチックが立てる小さな音。
新治君が、ローションの蓋を開けたんだ。
この間二人で行った、ちょっと離れた街のアダルトショップ。
恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら買った透明なローション。
二人のエッチを、さらに楽しく気持ちいいものにする小道具。
新治君は、それをちょっと手のひらに受け、おち×ちんに塗り始めた。
右手で、ゆるやかにしごくようにして、塗りたくる。
「ん……」
わずかな喘ぎ声。
かわいい、新治君の喘ぎ声。
それを聞いた瞬間に、私の中のスイッチが入る。
さっきより、もう一段階強く。
「……ダメよ。新治君、自分でしちゃ……」
「え……?」
「私がいるのに、自分でおち×ちんしごいちゃ……ダメでしょ?」

846:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:51:13 AwvDsOU6
そう。
新治君は、自分でおち×ちんを弄る必要なんか、ない。
そんなことは、私に任せてくれればいいの。
新治君は、一生オナニーしなくたっていいんだよ。
貴方専用の女が、いつでもいっしょにいるんだから。
「あ……う、うん……」
「こっちに来て……。私にさわらせて……」
「う、うん」
愛しい男(ひと)が、一歩、こっちに近づく。
後ろに伸ばした指先が、新治君の一番敏感な先っぽに触れる。
闇をまさぐる私の手が、愛しい牡の存在を確かめる。
太い茎の表面をすべるようにして、新治君のそれを握る。
「うわっ……」
「ああっ……」
快楽の吐息は、握られた男の子よりも、握った女の子のほうが熱く、甘い。
冬の夜気の中、堅く猛ったそれは、それだけで牝の自尊心を満たす。
(この男(ひと)が、私に欲情してくれている)
言葉よりも雄弁な、証。
手のひらの中ではち切れんばかりの器官が愛しかった。
だから、私は、後ろ手のまま、ゆっくりと丁寧にそれを愛撫した。
「ううっ……」
新治君が小さくうめく。
「うふふ、新治君、気持ちいい?」
「う、うん、すごく……」
「さっき、出したばかりなのに。あんなにいっぱい私に飲ませたばかりなのに……。
新治君のおち×ちん、こんなにかちかち。さっきよりずっとすごいよぉ……」
「そ、それは……し、したいから……」
「うふふ、何を……?」
私は、期待に満ちた目で、新治君がその台詞を言うのを待った。
新治君は、深呼吸をして、それから言った。

847:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:51:34 AwvDsOU6
「―あ、綾ちゃんの、お尻で……したい、です」
ぞくぞくぞくっ。
立っていられなくなりそうなくらいに、背筋に甘い電流が走った。
新治君が、したがっている。
私のお尻で。
「いいよぉ……。新治君、私のお尻で、シて……」
かすれた声で返事をする。
「あ、綾ちゃん……」
後ろから新治君の荒い息が近づく。
ぴちゃ。
「ひゃんっ!!」
予想外の感触。
新治君が、ローションのついた手で触ったのだ。
「綾ちゃんも、ここに塗っておかなきゃ、ね」
「ひ、あ、あ……」
抵抗する間もなく─もっても、抵抗する気なんて最初からないけど─、
新治君の指先が、私のお尻のすぼまりをなぞった。
私の「後ろの真ん中」を、ぬるぬるとした粘液が這う。
冷たいけど、熱い感触。
淫らな液体をたっぷりと塗りつけた指先は、
私のお尻の穴の上でぴたりと止まった。
ゆっくりと、つつくように、押すようにして「そこ」を確かめる。
女性器よりも恥ずかしい、穴を。
「し、新治く……」
「こ、ここ、ほぐさなきゃね……」
その時、私は、恥ずかしさに真っ赤になり、未知の体験への不安に頬を強張らせ、
─そして、口元ははっきりと笑っていた。
情欲に昂ぶった新治君は、とても積極的。
世界中のどんな男の子よりも、エッチだ。
そして、新治君がこうして積極的になれる牝(あいて)は、私一人だけ。

848:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:51:56 AwvDsOU6
「ひあっ……」
私の男(こいびと)の指が、淫らに動く。
私の体の、一番排他的で保守的な孔が、蹂躙されていく。
新治君の指は、粘膜の襞(ひだ)を丁寧に愛撫し、
その皺のひとつひとつまで、ローションを塗りつける。
時々、軽く押し込むようにつつかれると、
私は、自分でもわかるくらいに淫らな声をあげて悦んだ。
つぷ。
新治君が、何度目かの試みの末、ついに私の内に指先を入れた。
それは人差し指だろうか、中指だろうか、
私の肌が識(し)っている感触を信じるなら、多分右手の中指だ─の先を、
第一関節の半分くらいをお尻の中に差し込んだ。
「ふあっ!!」
侵略者は、抗うように身を反らせた私に斟酌しない強さを持っていた。
なぜなら、蹂躙される側が、蹂躙されることを望んでいると知っているから。
「ひっ……」
私は、声をあげながら、必死で逃げようとする自分の身体を自分で押さえつけた。
立ち木に抱きついたままの片手に力をこめ、逆にお尻を後ろに突き出す。
蹂躙者に、自分を貪っている背後の存在にそれを捧げ尽くすため─。
「入り口」を貪り尽くした新治君の指が、
「もっと奥」を同じように揉みほぐし、とろかせるたびに、
私はすすりなくような声をあげて歓喜に悶えた。
新治君は、私の内側を揉みほぐし、淫らな粘液を塗りたくる。
そして、指が届く範囲すべてが、新治君の指とローションに犯され尽くされたとき、
私は、すべての準備を整え終えていた。
「はぁっ……はぁっ……」
「だ、大丈夫、綾ちゃん……」
力が抜け、ぐったり、と立ち木に体重を預けた私を見て、新治君は慌てて声をかけた。
私は、うっすらと目をあけ、霞んでいる向こうに立つ愛しい人に微笑んだ。
右手でつかんだままのその人の性器をまた愛撫しながら、優しく、そして淫らに。

849:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:52:43 AwvDsOU6
「……だめ……」
「え……」
「もう、だめ……。新治君、早く……来て……」
言いながら、右手の中の熱いものをしごく。
おち×ちんが信じられないくらいに硬く猛り立ったのを確認すると、
私は、それに自分のお尻を押し付けた。
「ああ、綾ちゃん……」
「来て、新治君。……私のここも、貴方のものにして……」
お尻の割れ目に塗られたローションで何度か滑る。
それさえも、全身が性器になったような私には甘い拷問だった。
新治君の固い先っぽが、すっかり従順になった孔にあてがわれる。
「い、いくよ……!!」
「うん、来てっ! 来てっ!!」
じゅぶっ!
愛撫とローションでとろとろになったそこは、そんな湿った音を立てた─ように思えた。
私の耳は、それを聞いてはいない。
それどころではなかったから。
私の身体に、最後に残された処女地を奪われる衝撃─と快感。
痛みはなかった。
あるのは、はじめての感覚に戸惑う身体と、
それがものすごい幸福感であることを識(し)っている魂の間の「ずれ」。
だけど、身体は常に魂の奴隷にすぎない。
新治君がゆっくりと身体を動かし始めると、
身体は、「それ」が信じられないくらいの快感と幸せということを理解しはじめた。
「ひっ、ああああっ……!」
私は、甘い悲鳴が細く漏れるのを遠くに聞いた。
犯されている。
お尻の穴を。
新治君に。
自分の最後の器官まで捧げている自分に、私は声をあげて歓喜した。

850:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:53:04 AwvDsOU6
「あ、綾ちゃん、だ、大丈夫っ!?」
「うん、だ、大丈夫、続けて、続けてぇ……」
「う、うん!」
「犯して、犯して! 私のお尻の穴、全部犯してっ!!」
今日から、そこも貴方のもの。
それが、嬉しくてたまらない。
私は、粘膜のしびれる感覚すら痛みではなく快感だということを、
必死で背後の私の牡(おとこ)に伝えようと、自分から腰を振った。

身体の真ん中で、抜き差しされる鉄のように硬い棒。
内臓を串刺しにされる感覚。
引き戻されるときに、粘膜だけでなく身体全体がめくれ上がるような感じ。
自分の全てを……特に一番汚い奥底までをさらけ出しているような意識。
それらは、―全部、快感だった。
新治君が相手なら。

だから、私は、興奮しきった新治君が後ろから覆いかぶさるようにして重なり、
両手を乱れた巫女服の胸元に差し込んで揉み始めたときに、
もっとお尻を突き出し、もっと激しくお尻を振って、
私の中にある新治君の動きに合わせ、その絶頂を引き出した。
「ううっ、あ、綾ちゃん、もう……」
「そのまま出して! 私のお腹の中に出してっ!!」
すべてを捧げる快感─その最後は、それ以外に考えられなかった。
「あ、綾ちゃんっ!!」
「新治君っ!!」
びゅくん、びゅくんっ。
私の奥に突き入れられた男根から、勢いよく粘液が噴出される。
しびれきって感覚すらないはずの私の粘膜は、それを確かに感じ取った。
吐き出された精液が、私のはらわたを白く染めあげていく感覚。
内臓の奥底まで恋人に与えたことに、私は信じられないくらいの絶頂感を味わった。

851:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:53:31 AwvDsOU6
「はぁっ……、はあっ……」
「はぁっ……、はあっ……」
二人の荒い息が、白い。
お互いが、お互いの息の届く距離の中にいることを目で確認できるのが嬉しい。
「うふふ……」
「あはは……」
思わず、笑みが漏れる。
汗と、牡牝の淫らな液体で体中を濡らしたまま。
このままずっと見詰め合っていたいけど、もう時間だ。
雪の中で、いつまでも立っていられない。
今日はもう帰らなきゃいけない─明日また愛し合うため。
それがわかっているから、二人のため息は切なくても満ち足りている。
だから─もう一つ、今を愉しみたい。
新治君と二人で。
私は、名残惜しげな瞳の恋人にもう一度微笑みかけた。
「ね、新治君─私のバッグ、開けて」
「う、うん……」
新治君がバッグを開けている間、私は立ち木から離れ、
お社の前まで歩いていった。
膝下にからんだ脱ぎかけの緋袴が歩きにくいけど、巫女服を着直しはしない。
これから、二人のいつもの儀式をするから。
「綾ちゃん、これ……」
「うふふ、記念写真、撮って……」
バッグの中から取り出したデジカメを手にして振り向いた新治君に、
私は飛びっきりの笑顔を向けた。
お社の前で、さっきのように腰を突き出し、
さらに両手でお尻の肉を左右に割って、お尻の孔を押し開いて。
「ほら、私のお尻から、新治君の精液がこぼれてきちゃった。
もう、ここ、新治君のものだよ。私のお尻、新治君のもの。
だから、その記念に、新治君の精液まみれの私のお尻、写真に撮って……!!」

852:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:53:59 AwvDsOU6
神様の前で、身体の全部が神様のものでないことを宣言した巫女は、
それを神様に見せつけ、証明することさえ、求めた。
私の全てを所有している男の子は、喜んでそれを実行した。
何枚も、撮られる写真。
フラッシュの光の中で、私は犯されたアナルを
何度もデジカメと新治君の頭の中に記録され、
手も触れていないのに、何度もイきかけた。
そして、お尻にくっつきそうなくらいに近くで
新治君に最後の一枚を撮られたときに、私は、身を反らせて達した。

その瞬間─何度もフラッシュを焚かれて緩み始めていたお社の屋根の雪は、
神様の怒りのように、私たちの頭上に落っこちてきた。


「……で、二人して、私に予備の衣装を借りに来たわけだ」
森山B・B(バーガー・バーガー)で、三つ目の「ぬ~べ~バーガー」を食べながら、
優希(ゆうき)がジト目で私を睨んだ。
「……そ、ソウイウコトデス……」
私は、視線をあっちに向けたりこっちに向けたりしながら答えた。
「あー、もー、バカ。二人してバカ。バカな上に罰当たり」
憤然として卵焼き入りのハンバーガーにかぶりついた優希の言葉は、
神社の娘としては当然のものだろう。
小さなお社の屋根から落っこちてきた溶けかけの雪は、
二人が怪我をしたり埋もれるほど大量ではなかったけど、
二人の服をびしょびしょに濡らすには十分すぎるものだった。
そして、内容を詳しく語らなくても、勘の鋭い神社の娘には、
「装束と巫女服で夜中に山の上で会っていた男女」が何をしていたのかはお見通しだった。
アルバイト前に相談しに行った私たちを、今の三倍くらい強力なジト目で眺めた優希は、
新しい装束と巫女服を貸してくれる代わりに、新治君には二時間のサービス残業。
私には、二時間のバイト代相当分、ハンバーガーを奢ることを命じたのだった。

853:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:54:40 AwvDsOU6
「しっかし、まあ、よくやるわ、綾タンも……」
四つ目のぬ~べ~バーガーをぱくつきながら、
(まさか、<アルバイト料二時間分>を一回で食べるとは思わなかった)
優希は何度目かのため息をついた。
「うう、すみません……」
しおしおとなって私は小声で言った。
「あー、一応、私、口が堅いつもりだから、その辺は安心して。
でも、まあ、綾タンたちがそういう仲だろうというのはバレバレだけどね」
私としては、別にやましいものは何もないから、
新治君と恋人同士というのを皆に知られても何も困らない。
二人でセックスを─アナルセックスをしていた事は
何の証拠もないし、二人がエッチをしていた、と噂になるくらいは覚悟出来ている。
それでも、恥ずかしいことには変わりがなかったし、
優希の気遣いも(口止め料込みの奢りもあったとしても)嬉しかった。
それに、優希も、新治君と私が「何を」していたかは、薄々わかっているみたいだけど、
それが「どれだけ」のものかはわからないだろう。
二人の濃密過ぎる営みは、誰にも想像がつかない。
といっても、今の状況の恥ずかしさは減らないけど。
「……まあ、あれだ。これからはあまり罰当たりなことはしないように、ね」
「すみませんです……」
優希は五つ目のぬ~べ~バーガーを飲み込んで私を見た。
「で、お社様にはちゃんと謝ってきた?」
「うん、さっき、休憩時間に、ふたりで……」
「よろしい。ま、うちの神様はそういうこと、寛容だから、大丈夫でしょ」
「大丈夫って……?」
「祟りとか、そのへん」
「ええー?!」
「うちの神様、けっこうご利益あるのよ。怒ると怖い、ともいう。
屋根の雪が落っこちてきたのも、偶然じゃないわよ?」
「そ、そ、そうなの?!」

854:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/06/15 18:55:20 AwvDsOU6
焦った私が、ちょっと裏返った声で訪ねると、神社の娘はにやりと笑った。
「―大丈夫、うちの女神さまは<縁結び>と<安産>の神様だから」
「え……」
「ほら、あげる」
優希は胸ポケットから赤いお守りを取り出してテーブルの上に置いた。
「あ……」
「<縁結び>は、もういらなそうだから、こっちをあげる。
今は避妊とかしっかりしとかなきゃダメだけど、
<作ってもいい>時になったら、二人してお参りに来なさい
一発でおめでたさせてくれるから」
優希は、くすくす笑いながら<安産祈願>の四文字が入ったお守りを私に握らせた。
真っ赤になった頬っぺたが、もっと赤くなるのを私は自覚した。
唾を飲み込む音も。
(赤ちゃんを作る─新治君と?)
どきん。
どきん、どきん。
その想像に、私はくらくらとした。
(あー、あー、綾タン、しっかりしてー)
(こっちに戻ってこーい!!)
袖を引っ張る優希に、ぼうっとしながら微笑み返し、私はようやく席を立った。
どうしよう。
どきどきが止まらない。
未来を、意識してしまったから。

お会計を済ませて、優希と別れてバスに乗ってからも「それ」は止まらなかった。
(帰ったら、新治君に電話しよう)
二時間余分に働いて疲れているだろう恋人を慰めるのは、私の、私だけのつとめだ。
そして、楽しくなるような未来の話をちょっとだけして、
二人は、電話越しの自慰行為に溺れるだろう。
昨日、奇跡的に故障せずに済んでいたデジカメの、淫らな写真を眺めながら。
女神さまに二人でお参りに行くの日がいつになるだろうか、
私は、わくわくしながらバスに揺られていった。

                          Fin

855:名無しさん@ピンキー
08/06/15 21:26:26 z1ni0Je/
GJ !

安産の女神様の前で後ろを使っていたから怒られたのでは?

856:名無しさん@ピンキー
08/06/15 22:27:35 jF8gE1vV
バリバリ最強No.1GJ!!

857:名無しさん@ピンキー
08/06/15 23:01:26 HwC3yXrp
写真撮るところがやばい、なんかすげぇ興奮したww
GJ!

858:名無しさん@ピンキー
08/06/16 03:07:34 ZjF215fT
アナル(;´Д`)ハァハァ
アナル自己露出プレイ'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

学生のうちは避妊を考えて全部アナルでおながいします

859:名無しさん@ピンキー
08/06/16 20:56:48 Jef0hLTe
なんなんだこいつら……幸せラブラブ甘々すぎるだろ……
遅ればせながらGJ

860:名無しさん@ピンキー
08/06/17 00:35:22 aWK8CAeh
ラブ甘ハードコア万歳!
そしてゲーパロ氏今回もGJでありますっ!


861:名無しさん@ピンキー
08/06/18 02:21:07 J33am2XO

次回の番外編は孕ませか?

862:名無しさん@ピンキー
08/06/22 02:30:14 dU5GXFWb
保守

863:名無しさん@ピンキー
08/06/24 21:54:04 If4vmEpA
保守させていただきたく。

864:名無しさん@ピンキー
08/06/27 02:20:45 MHvH3qSr
保守


865:名無しさん@ピンキー
08/06/29 07:12:26 UhkNx0QH


866:名無しさん@ピンキー
08/06/29 18:16:47 ZcJKGTld


867:名無しさん@ピンキー
08/06/29 20:32:01 WZUjFwYV
恐怖による依存
幼い頃から父親に虐待されていた幼馴染を度々庇っていたら
主人公が庇う=父親の脅威から逃れられると心の奥に刻み込まれ、
父親が死んだ後も「主人公から離れると虐待の恐怖が蘇る」と主人公べったりになる。
主人公がいないと、体に力が入らなくなりがくがく震え冷や汗が出てパニックに陥る。
主人公を見つければ走りよってきて飛びつき、匂いを嗅いだりキスをせがんだりする。
そばにいると主人公と離れたくない一心で尽くしまくり媚びまくり。




ただし外見は高見盛

868:名無しさん@ピンキー
08/06/29 22:22:32 r9SveWhz
ここではそんなオチはいらんw

869:名無しさん@ピンキー
08/06/29 23:08:37 dZeUCls7
むしろドルジで

870:名無しさん@ピンキー
08/06/30 00:08:02 4li05JVn
>>867
エロ画像を期待してリンク先にとんだら、精神的ブラクラだった時のことを思い出した。

871:名無しさん@ピンキー
08/06/30 04:10:02 VWbgdol4
>>867
俺の脳は高見盛の文字を見た瞬間
高見盛子(17):ロリで巨乳なぽっちゃり系美少女(モデル・某未来人)
のイメージを脳内投影出来るようにしてあるからそのテの罠は通用しないさ、多分。

サドで黒くていじめっ子な女王様タイプの娘が
いじめられっ子を虐めつつも離れられないとか他人に渡したがらないってのは素敵なケースだと思います

872:名無しさん@ピンキー
08/06/30 21:25:57 ZEv3XhNl
>>871
いじめられっ子が告白されても何もできずにこっそり泣いてるような娘だとなお良い

873:名無しさん@ピンキー
08/07/01 22:00:00 KJzmpVqJ
なんか一種のテロだな

874:名無しさん@ピンキー
08/07/03 18:16:18 8roZ371j
いいえ、エロです

875:名無しさん@ピンキー
08/07/05 01:09:57 OfA5OPrp
保守

876:名無しさん@ピンキー
08/07/05 22:08:12 jWpUG1iz
このスレの依存振りは異常

877:名無しさん@ピンキー
08/07/07 01:52:37 m8VtEQgw
保守

878:名無しさん@ピンキー
08/07/08 15:47:06 8fFdw/Qe
利用するために依存させようとしたら自分が依存しちゃってた

879:名無しさん@ピンキー
08/07/09 22:36:38 somTpSvr
保守

880:名無しさん@ピンキー
08/07/11 23:37:32 muAbx1nV
保守

881:名無しさん@ピンキー
08/07/13 02:15:05 BrVRpwKA
保守

882:名無しさん@ピンキー
08/07/15 04:52:24 ZYGzHjfO
某スレでブラコン姉を書いた人って、ここの小ネタの人じゃないよね?

883:名無しさん@ピンキー
08/07/15 20:41:51 2mLoccaZ
言われて小ネタの存在に気付いた。
そして、今更ながら連載してくんないかなぁ

884:867
08/07/17 21:22:36 4+lRxBZN
搾乳依存

学校からの帰りに、散歩をしようと路地裏に行ったら迷ってしまった主人公。
迷った末に行き着いた先は奇妙な駄菓子屋だった。こんな店あったかと思いつつ駄菓子を眺める。
そんな時、店の奥から腰が90度曲がったおばあちゃん登場。「女性を牛へと変える飴玉がつまった瓶」
とやらを買わされた。いつの間にか家にいる主人公。徘徊老人か?と思いつつ寝て次の日学校へ。
すると教室に入った途端委員長(ツンデレ美少女)から小言が。五月蝿いと思ったので口に昨日の飴玉をインサート。
急に静かになって顔を赤くしつつ席を戻る委員長。授業中もちらちらと見てくる。
貧乳なのに(だからか?)なにやら胸が気になる様子。実は家が隣だった委員長、帰宅した後主人公の家に突入。
なにやら胸が巨乳になっている模様。どうやら発情しているようで主人公を押し倒し口にはだけた胸を押し付ける委員長。
なんと乳首から母乳が出てるではないか。吸って見たら委員長逝き狂い。どうやら搾乳に超絶快感が伴う模様。
それからは毎朝昼晩吸われないと気が狂ってしまう(いや、吸っても別の意味で狂うのだが)ようだ。
眼覚ましに、昼飯にのどをつまらせた時に、風呂上りの一杯にと飲んでいくうちにいつの間にか主人公も飲母乳に
依存してしまったようだ。主人公は思う。これをあの高飛車美人英語教師や大和撫子後輩、
活発陸上同級生とかあこがれ隣のお姉さんとかにこれを使えばどうなるだろうと。
しかし後に、主人公はこの飴玉瓶についていた注意書きを読まなかったことを激しく後悔する事になる。



[注意:ただし一ヵ月後には外見が朝青龍(牛風味)にジョブチェンジ]

885:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:31:42 v25jtWL9
熱烈な相撲ファンに強奪されてしまったのだな

886:名無しさん@ピンキー
08/07/18 04:28:15 XW79z70n
相撲オチ自重してくれwww

887:名無しさん@ピンキー
08/07/18 05:49:24 cjQMNG89
>>884
お前、絶対いもうとスレのあいつだろwww


888:名無しさん@ピンキー
08/07/19 16:01:22 j3H4u83A
>>884
謝れ!全裸で正座して右手を高速ピストンしていた俺に謝れ!

889:名無しさん@ピンキー
08/07/20 14:42:55 zrbslcbd
もう相撲オチは勘弁して欲しい…

890:名無しさん@ピンキー
08/07/20 15:34:00 jl+yWQz4
正直、分量が10倍だったものを無理やり圧縮した感があって真剣に読んで無かったから
それほどダメージは受けなかったな
もっと、それこそ総量20レスぐらいの短編で書いたほうが……

べっ、べつに最近依存スレに神が降臨してないから悪食でもいいかなんて思ってないんだからね!?
判ったらさっさと相撲オチを外して書いてきなさいよ!馬鹿!

891:名無しさん@ピンキー
08/07/20 19:21:09 tEhGR05D
最後に笑えるから実は結構好きだ
たまにならいいなあと思ってる

相撲オチ

892:名無しさん@ピンキー
08/07/20 20:19:09 GQ/yBA6Z
「いっそ小田急で逃げましょうか?」






相模落ち

893:名無しさん@ピンキー
08/07/20 22:01:04 rQ8sh+yT
2時間経過…
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´-ω-) (-ω-`) ∧∧
( ´-ω) U) ( つと ノ(ω-` )  zzz...
| U (  ´-) (-`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

894:名無しさん@ピンキー
08/07/22 00:40:05 VqkNF+px



895:名無しさん@ピンキー
08/07/22 03:12:42 tqbPW9vF


896:名無しさん@ピンキー
08/07/22 22:04:34 B1FYAHN8


897:名無しさん@ピンキー
08/07/23 02:21:59 bZQbLEce


898:名無しさん@ピンキー
08/07/23 12:45:42 KaIYwKWZ


899:名無しさん@ピンキー
08/07/23 14:03:38 5akyKxFe


900:名無しさん@ピンキー
08/07/23 15:32:28 fe3dTAq5


901:名無しさん@ピンキー
08/07/23 23:38:09 0ZRDuXd3


902:名無しさん@ピンキー
08/07/24 01:29:24 DudFXeVQ


903:名無しさん@ピンキー
08/07/24 08:46:32 dwO2uPgl


904:名無しさん@ピンキー
08/07/24 19:29:47 0zRTgJrl


905:名無しさん@ピンキー
08/07/24 20:57:49 wDQsNqf8


906:名無しさん@ピンキー
08/07/24 23:31:14 PsdUduWT
ついにSS分が切れて壊れ始めたか。

907:名無しさん@ピンキー
08/07/25 18:47:16 vl/lkk3x
依存が過ぎてヤンデレに進化したのかもしれん

908:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:44:14 NyngC/Ie
暑いしなどこかで壊れてくる物なのだろう。
にしても依存女の夏の過ごし方ってどんなもんになるんだ?

909:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:16:34 fkOL8mqr
上司の家で酒飲んでるとき聞いた話。

むかしクーラーがあまり普及してなかったころ
若かった上司はバイトで金貯めてクーラー買って
涼めるようになった……までは良かったんだが
部屋は友人たちの溜まり場になってしまったそうな。
ひどいときは涼む目的で泊まるやつまでいたらしく、
雑魚寝してたらしい。

んで秋になって涼しくなり始めると
友人のほとんどが来なくなったんだが
女友達の一人がいつまでたってもやってくる。
冬になっても春になってもやってくるんで
すごい困ったって上司は笑いながら話してくれた。

少し酔った俺が、その女どうしたんですかって聞くと
上司は笑ったまま答えた。
「さっき自己紹介してたろ、俺の嫁だって」

910:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:26:21 knP53iIw
なんか、いい話だな。

911:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:37:15 8ARJUaYx
コピペ?

>>894-904でなんとか一ネタ出来ないものか・・・?

912:名無しさん@ピンキー
08/07/28 10:51:14 yaPMTEtA
>>911
星のカービィがドリフターズのずんどこ節にはまりすぎて
一昔前のコントや漫才に依存しちゃうとか?

913:名無しさん@ピンキー
08/07/28 13:45:25 JDAaO8On
>>911
たださえ書くのが難しい依存を、さらにハードル上げてどうする

914:挑戦者(向こう見ず)
08/07/28 16:10:33 XDVT8/0g
ほ:他には何もいりません。
し:死んでも貴方を離しません。
の:逃しはしません。もちろんです。
カ:カミソリとかを持って、時々追いかけます。
ー:一緒に死んでみませんか。
ビ:びっくりしましたか。冗談です。でも次に他の女と会話したら。
ィ:異常じゃないです。愛なのです。
ス:好きです。すきです。だいすきです。言い忘れていましたが。
゛:濁点……? ゛アcあkr、亜lhぁcあAf
ン:ん……。
ド:どうしていきなりキスをするのですか。うれしいです。
コ:殺すのはやっぱり、やめときます。生きていた方がちょっと幸せかもしれません。
  ……でも、やっぱり二人で一緒に死ぬというのも、ロマンチックな気が……、ん。

***

なんて、ネタを無理矢理ひねり出してみる、壊れ気味の夏。

915:名無しさん@ピンキー
08/07/28 20:22:34 d0hsfGIS
心意気は買うが、ヤンデレ分強すぎだろw

916:名無しさん@ピンキー
08/07/28 23:20:16 uT/B1TgA
カミソリを持って追いかけるっつーかむしろカミソリを見つめながらじっと待ってる方じゃね?

917:名無しさん@ピンキー
08/07/28 23:29:24 6l25Jtmq
何かシュールで可愛いな。

918:名無しさん@ピンキー
08/07/29 02:38:13 FZstRaVx
ちょっとほのぼの向けだが「離れるくらいなら一緒に死ぬ」ぐらい依存してるのがいいよな!

919:名無しさん@ピンキー
08/07/29 11:09:02 GfaSw9Cg
いやそこまで破滅思考じゃないほうが好み!

920:名無しさん@ピンキー
08/07/29 11:12:54 81nLBIKV
>>918
一緒に死ぬでは相手を殺すというヤンデレ分が入るからな。
むしろ、何もかも捨ててまで付いて行こうとする姿勢こそが依存ではないだろうか。

921:名無しさん@ピンキー
08/07/29 21:43:16 Hx5yKIQ5
つまりこうだな

「あなたが死んだら私も死にます!
………だから、あ、あの…まだ死なないでくださいね?
― 一生、あなただけについて行きますから……」

これなら「離れるくらいなら一緒に死ぬ」でもヤンデレ分は薄いぜ

922:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:36:26 Px3vi/EY
相変わらずこの議論だとレスが進むなw

>>921
2行目のトーンダウンがほのぼの感を醸し出してていい感じ

923:名無しさん@ピンキー
08/07/29 23:13:39 MtHNM2AI
>あなたが死んだら私も死にます
→あなたはぜったい死なせない

ヤンデレが騎士にクラスチェンジ

924:名無しさん@ピンキー
08/07/30 00:00:08 ZsHakMHf
>>923
ある意味では最強の護衛だな
問題は話を聞かない&護衛対象に被害が及ぶ可能性があることか

……個人的にはどっちかっていうと守る方より守られる方に言って欲しいセリフだが

925:名無しさん@ピンキー
08/07/30 23:46:57 Tnt94dBR
圧縮回避保守

926:名無しさん@ピンキー
08/07/31 02:30:53 foVhBHlI
「あなたを殺して私は逃げるわ」
と言い放ったヒロインが個人的にツボでしたよ
依存・執着心バリバリなのになんか斜め上を行く感じが……

927:名無しさん@ピンキー
08/07/31 09:51:13 oev2xRzK
依存してるのに殺してしまっていいの?w

928:名無しさん@ピンキー
08/07/31 10:01:38 QEd33YEg
あなたが氏んでも代わりはいるから

929:名無しさん@ピンキー
08/07/31 11:12:01 k3gSZP6y
それ、もう依存してないw

930:名無しさん@ピンキー
08/07/31 11:28:46 +hIIYu/m
いや、あくまであなたの代わりはあなただから

931:名無しさん@ピンキー
08/07/31 11:59:27 pGUwFKnb
>>926
ひょっとして西尾作品中唯一アニメ化が決定したアレか?
アレはいい依存系ヒロインだ。自分が「一度依存してしまったら二度と離れられないタイプ」と
自覚してるのが特にいい


932:名無しさん@ピンキー
08/08/02 01:21:35 JXSnm8n9
保守

933:第二の向こうみず
08/08/02 14:30:36 ggK/3sp2
ほ:星に二人がなってしまうまで
し:四六時中一緒にいてくださいね?
の:残されたとしても、離れてしまったとしても
か:かいがいしく
ー:一途に貴方を想い続けます。
び:びっくりするかもしれませんが
い:いいのです、こんな私には今が一番の幸せですから。
ず:ずっと……だから、絶対ずっとなんですよ。一生世界が終わるまでなんです。
ん:ん~と、他には……他には……
ど:どうしたら
こ:こうやって貴方のお側に置いていただけますか?


なんか、つられクマしてみたクマー。
二番煎じですが、まぁ、気にしないでください

934:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/08/03 10:28:26 c9RqRLug
<貴方を失えないのなら……>

「……手伝おうか?」
「結構です」
間髪入れない拒絶。
僕は、出しかけた手を引っ込めて、委員長がクラス全員分のプリントをホチキスで留めていくのを眺めた。
何十部もあるプリントは、どう考えても一人でやるよりは二人でやったほうが早い。
何より、一生懸命に仕事をしている女の子の横で、ぶらぶらしているのはちょっと辛いものがある。
「いいんちょ、やっぱり手伝う……」
「結構です!!―まだ準備が整っていませんから」
委員長は、きっと僕を睨んで、そう言った。
(準備が整ってないから手伝うんじゃないか)
そう反論しようとしたけど、僕は委員長の迫力に飲まれて何もいえなかった。
実際、委員長が何か言うと、逆らえる人間はいない。
父親がこの学校の校長だということを別に考えても、だ。
文武両道、才色兼備の女の子は、一人を除いて誰にでも優しく親切で、
僕と同じ一年生ながら、学園のトップアイドル。
どう贔屓目に見ても平均、平凡以下の僕とは雲泥の差だ。
だからまあ、色々とつらい。
委員長が嫌っている、その「一人」が僕だということが。
「あー! ナオ、サボってるー!」
部屋に入ってきた翠(みどり)が大声で叫ぶ。
そりゃそうだよな。
夏休み登校日に頑張っている委員長の横で、暇をもてあましている手伝い要員一号。
誰がどう見ても「女の子だけに仕事を押し付けて遊んでいる奴」だ。
でも、その委員長に手伝いを拒否されたんだぜ─って言っても無駄か。
結局僕は、翠に怒られながら三人でプリント作りをすることになった。
今度は、委員長も何も言わずに手伝わせてくれる。
なんだって言うんだ、いったい。


935:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/08/03 10:28:46 c9RqRLug
「ほんっと、ナオって、サボり魔なんだからー!」
「なんだよ、宿題見せてもらったのは一度きりだろ。
つーか、通算だと、おまえがサボっているほうが多いはずだ」
「いやいやいやいや、そーゆーことでなくて。
あんたの生き方とか、人生そのものが、てゆーハ・ナ・シ」
「なんだよ、それ」
翠は手を動かしながら、口もよく動かすほうだ。
子供の頃から変わらない。
幼稚園からの腐れ縁がずっと続くとは思わなかったけど、
この高校に入ってクラスが同じになってから、なんとなく、
二人の間の距離感が微妙なものになりかけているような気もしなくはない。
軽口をたたきながら、すっかり女らしくなった制服姿の翠を見ていると─。
「―佐々(さっさ)君」
「は、はいいっ!」
委員長が僕を呼んだ。
「……準備ができたようなので、これを保健室に持っていってもらえますか?
保険の先生に確認印をもらってきてください」
腕時計に視線を落としながら、委員長が、今まで作っていたのとは、
また別のプリントを僕に渡した。
「あ、私、行こうか?」
働き者の翠が腰を浮かしかける。
「いえ、翠さんは、こっちをお願いします」
委員長は、夏の大会に出ている運動部の応援用に作っているプリントに手を置いた。
「あー、結構あるねー、よし、了解ッス!」
明るく笑う翠。
あー、なんとなく委員長の意図が分かった。
ウザイからしばらく席外しとけってことか。

936:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/08/03 10:29:07 c9RqRLug
「きーらわれたもんだなー」
自分でも妙だと思う節をつけて歌いながら、廊下を歩く。
四月にはじめてあった日から、委員長には避けられていた。
近づくと逃げるように離れる。
それが、僕だけに対する態度だと悟ったときは、結構衝撃を受けた。
「僕って、そんなにキモいか?」
廊下の途中にある大鏡に姿を映して思わずつぶやく。
答えを返してくれる人間はいない。
「ばっからし……」
虚しくつぶやいて、早足になる。
保健室について、ドアをノック。
返事はない。
「入りますよー?」
ドアを開ける。誰もいない。
「先生―?」
印鑑を貰うはずの相手は外出中のようだった。
「待ってるか……」
あの二人のいる教室に戻るのも面倒だと思って僕は保健室のベッドに腰をかけた。
「ふー」
思わず伸びをして、そのままパタンと後ろに倒れこむ。
ちょっと硬いけど、スプリングの利いたベッド。
教室と違って弱いけどエアコンがかかっている保健室は居心地がいい。
なにより、委員長がいないのが─。
「―お待たせしました」
目の前─というより、今は真上─にその委員長の顔が現れ、僕はパニくった。

937:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/08/03 10:30:58 c9RqRLug
「いいい、委員長?」
サボってたわけじゃないです、と言おうとして、
まずその前に起き上がらなくちゃ、と考えた僕は、
委員長がそのまま、ベッドの上の僕の上に身を預けてきたことでさらに混乱した。
「え、え、ええ?!」
「お待たせしました。……四ヶ月も」
委員長は、至近距離から今まで見たこともない瞳で僕を見詰めていた。
「佐々君の好意や親切を受け入れるのに、こんなに時間がかかりました。
私、貴方を少しでも受け入れてしまったら、絶対に後戻りできなくなる。
貴方を絶対に失えない人間になってしまう―そう自分でわかっていたから」
潤んだ目は、いつもの涼やかさの中に熱塊を包み持っていた。
狂気のような「それ」を、自分で冷静に自覚している女の子、
そして、「それ」をどうすればいいのか、考え尽くした女の子、
そんな女の子なら、―たぶん、こんな目をする。
射すくめられたように金縛りにあう僕の唇に、委員長の唇が重なる。
ためらいもないキス。
委員長は舌さえ差し入れてきた。
甘い唾液が僕の口の中で踊る。
「―だから、ずっと準備してきたんです。
貴方のことを全部調べて。貴方のことを全部考えて。
貴方を受け入れてしまってから、貴方を失わないような準備をすすめてきたんです」
銀色の糸を引いて委員長が唇を離したとき、入り口のほうで小さな悲鳴が上がった。
「な、ナオ……?」
驚いて立ち尽くしているのは、翠と、たぶん翠が探してきた保険医。
偶然を装った必然で、二人が付き合い始めた事を目撃する、
恋人未満の幼馴染と、彼女が影響を及ぼしやすいが客観的には中立な大人の証言者。
甘いキスの中で、僕は、わかってしまった。
これは、彼女の言う準備のひとつにすぎない。
もう逃げ場はない。
これから、詰め将棋のように、僕は絡め取られる。
何十手も続く、どんなことをしても逃れられない罠の連続で。
彼女は、彼女が自分で言ったように、
どんなことがあっても僕を失うことが出来ないくらい、僕のことが好きな女の子だ。
だから、僕が同じくらいに彼女から離れられないように、周到な「準備」を進めてきた。
彼女の狂気に等しい深さの罠を。
唐突に始まった「終わり」に、震える僕に、
委員長は妖しく微笑んだ。
そして、二人の観客の目の前で、もう一度僕に唇を重ねてきた。

fin

>>931
>自分が「一度依存してしまったら二度と離れられないタイプ」と自覚してる
自覚したら次は開き直りですよね?

938:名無しさん@ピンキー
08/08/03 11:15:28 BySP8XcR
GJ、久しぶりの投下にテンションがマッハ
し、しかし、これで終わり? これで終わりDEATHかー?!

939:名無しさん@ピンキー
08/08/03 13:31:36 ZvDzYG9U
GOOOOOOOOOOOD JOB!

で、これから主人公を失った寂しさが強すぎてトラウマになり
強依存になってしまった幼馴染の逆襲が始まるんですね。わかります。

940:名無しさん@ピンキー
08/08/03 21:40:37 nxosBbqx
ありがとう!
委員長に依存して生きてきます!!

941:名無しさん@ピンキー
08/08/03 22:55:33 qwYrS6kF
あー、これはいい。
あっさり終わるのもこれはこれでいいと思いつつ
その後の展開も気になる
とにかくGJ!

942:名無しさん@ピンキー
08/08/04 01:10:19 vwrINXQ8
委員長いいわぁ
以後、嫉妬と執念でぎちぎちに人生を縛られる妄想がやめられない止まらない
GJでした!

943:名無しさん@ピンキー
08/08/04 13:04:11 onC4t1av
うわー、詰め将棋やばいな。
ゾクっときた。

これは面白い。

944:名無しさん@ピンキー
08/08/05 17:42:47 /mWC/Q2V
GJ!

945:名無しさん@ピンキー
08/08/05 17:46:53 jTI2+BU2
主人公は察しが良すぎる。普通なら真相に気づくまで1ヶ月はかかるはず
つまり主人公ももともとこのスレ住人レベルの依存娘フェチだったんだよ!

946:名無しさん@ピンキー
08/08/06 03:05:20 ZBsg2Nsx
…このスレの住人なんじゃね?

947:名無しさん@ピンキー
08/08/06 04:26:53 APEmav51
つまり続編は、主人公が「突然依存しまくりの彼女ができたんだが」と
スレで報告する形式なんですね。

948:名無しさん@ピンキー
08/08/08 01:26:51 M37SKp2c
保守

949:名無しさん@ピンキー
08/08/09 13:58:20 52lD13rL
そういやここの住人にとって二人の男女の純愛と三角関係どっちが人気あるんだろう?

950:名無しさん@ピンキー
08/08/09 15:55:18 c+5isuny
俺は二人がいいな
あくまで俺はだが

951:名無しさん@ピンキー
08/08/09 16:06:19 L3VjMqrz
俺も二人がいいかなぁ
三人以上だとドロドロになってスクイズみたいになりそうだ

952:名無しさん@ピンキー
08/08/09 16:12:12 4kzFTQb9
ハーレムだけど全員で共依存とか

953:名無しさん@ピンキー
08/08/09 17:02:56 YvzVEsm4
基本は2人だが、ところどころでヒロインの不安を煽る泥棒猫未満な奴がいる場合も捨てがたい

954:名無しさん@ピンキー
08/08/09 19:10:12 OMgkgaKb
>>953
修羅場にならない程度にはそういうのも好きだな俺も。
女→男←女な三角関係で依存分たっぷりこってりってのも大好物だが。


955:名無しさん@ピンキー
08/08/10 02:10:51 +eRMS/5A
>939を見た瞬間にスクイズのEDが頭に流れた俺も二人派です。
委員長の行動とか動機からはほのぼのした三角関係なんて
想像つかないし…

956:名無しさん@ピンキー
08/08/10 03:07:22 Wx4JdDBd
”独占する”が”依存する”に含まれるなら三角関係になる前にヤンデレ化するが、
相手の独占が依存に含まれないなら依存対象は複数の関係を持つことが出来るな。

名家のお嬢様が一般人である主人公に依存して、主人公を手に入れるために
美女美少女によるハーレムをオプションという名の餌にして結婚を迫るとか。双子や親友などと共有するとか。
あるいは他の誰と関係を持っていようが主人公のそばにいられればよいとか。

まあ、委員長は共依存(独占)がお望みのようだからな。幼馴染との関係は共依存に反するから
三角関係はできないだろう。

957:名無しさん@ピンキー
08/08/10 03:30:46 nSMmG+SX
まあ俺の意見込みでまとめてみると、修羅場は×だが複数の女性に同時に依存されるのは〇って感じか

958:名無しさん@ピンキー
08/08/10 09:35:17 Q7dx4/hA
修羅場になるとほら、どうしても血生臭くなるからさ…

959:名無しさん@ピンキー
08/08/10 11:36:54 l1A5mUQn
1対1ですら命の危険があるネタだからなw

960:名無しさん@ピンキー
08/08/11 03:17:42 Vp6tL3+A
うっかり夜道で刺されかねないしな

961:名無しさん@ピンキー
08/08/11 03:44:07 Vp6tL3+A
女は男に欠点があるからこそ愛するのだ。
男に欠点が多ければ女は何もかも許してくれる。我々の知性さえもだ。
byワイルド


962:名無しさん@ピンキー
08/08/14 04:24:02 ROv7B5uW
保守

963:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:15:28 0idKhSPe
依存と聞いて出てくるキャラクターといえばアイドルマスターの千早
前半はそうでもないが、後半になってくると急激に(ry

おっと、これ以上知りたければアイドルマスターをプレイすることだ
犬千早と呼ばれている所以を知ることが出来るだろう

964:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:19:17 WjtD2Nz9
あ?
てめー、どこの社員だよ!?

965:名無しさん@ピンキー
08/08/15 01:03:30 FT4Iuqa/
まぁまぁ、リラックスリラックス。

966:名無しさん@ピンキー
08/08/15 23:33:53 yHH0h3Tv
犬千早でググったらニコ動で出てきた
URLリンク(www.nicovideo.jp)

967:名無しさん@ピンキー
08/08/17 01:52:55 m2nsLL9N
>あるいは他の誰と関係を持っていようが主人公のそばにいられればよいとか。
これは要素の一つとして取り入れて欲しい
修羅場スレ行きを防げるよ

968:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:33:12 eGHveenJ
最近ちょっと書き始めてみたのだが、こういうの初めてでなお依存が表現しにくい

969:名無しさん@ピンキー
08/08/17 03:14:51 xQuIzfBV
つ「惚れ症のハーフエルフさん」
ハーレム+依存+ファンタジーなSS
まさに>あるいは他の誰と関係を持っていようが主人公のそばにいられればよいとか。

>>968
今まで幾人もの兵(つわもの)が依存をテーマに書こうと試み、そして断念してきた
現在、継続して書いているはゲーパロ氏のみである
これは依存がいかに書きにくいかを示している

だが、なおも諦めを打破するのなら

970:名無しさん@ピンキー
08/08/17 06:22:47 +S6SDq6R
このスレの住民的におすすめな本って何かある?
漫画でもラノベでも小説でもなんでもいいんだが

971:名無しさん@ピンキー
08/08/17 09:36:59 WrkYI0mp
>>970
ゼロの使い魔とかどうよ?特に8巻辺り

972:名無しさん@ピンキー
08/08/17 12:41:50 IHrF71dz
君はペットのスミレちゃんとモモもいい依存

973:名無しさん@ピンキー
08/08/17 13:54:01 6G+hIht1
>>970
個人的にはラノベ版カオスレギオンの外伝シリーズに出てくるノヴィアやティアがなかなかオススメ

974:名無しさん@ピンキー
08/08/17 16:36:42 EZDtKfNj
「護くんに女神の祝福を!」の4巻とか「ご愁傷さま二ノ宮くん」のお嬢様パートとか
「いぬかみっ!」のようこやなでしこくらいで満足できる。
一番やってることが激しいのは「ゼロの使い魔」のルイズかな。

975:名無しさん@ピンキー
08/08/17 18:09:40 dAfzy7H+
>>966

           ,, -‐ ''  ̄ ̄" '' o 、 - 、     |     〃
          /         ハ` .o   ';,,    | か  二  て
         ,/             |,,.ノ    |     | よ  コ  め
        / !     ;     !    i      ';,    |  ! チ  ぇ
        ;.'  ';     !  .! |__!_ ,i      ,i,   |     ュ  :
       ,'    ヽ --ソ_ノ-‐''r‐h‐、`'ソ    |   |     l
       i ,' . !i´i l、! :::::::::: '、_リ ノ'├┐!  ,'  ∠   〃
       ゝハ_!  ハ. !り       " .!-,'i  / i   \____
        i`ーr' !'"   ,-、     r'=-/   ;'
  )ヽ-イ    '), ノi >.、.,_ ┘  ,. イ/´ ノi   i
  } ザ 〔   i  ! ンイ i ̄  バ' こ二ノ ,, ノ
 `) ッ _(   ',  ! l/フ   /  |/  ,,ノレ'
  ´ ̄`    .ヾノ ∠_ {‐--/._(二二ノヽ
          .イ  < l二/ > )   厂`ヽ

976:名無しさん@ピンキー
08/08/18 15:13:50 UMDxAMNj
そろそろ次スレを

977:名無しさん@ピンキー
08/08/18 18:05:25 pClkUFXM
だが

978:名無しさん@ピンキー
08/08/18 18:44:19 GJRv6KTv


979:名無しさん@ピンキー
08/08/18 19:13:35 i81m0IJB
レス数残り 22
容量残り 76KB

結構残っているような気がするし
次スレ立てても、纏まった投下が無いとマズイんじゃまいか

980:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:43:37 DaHudlcp
まずは延命が先だろ。
とりあえず立てておいてその後も投下が続かなければ淘汰されるだけ。

981:名無しさん@ピンキー
08/08/18 23:28:22 omfDL6xN
延命しないと死ぬ時点で淘汰の対象って分からないのかね……

982:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:06:23 RNWtnFG9
世の中にはマイナージャンルというものがあってな……
さらに、依存はヤンデレの影に隠れやすい、ともすれば一種であると思われかねない属性である事が
更なる日陰化を促進させている可能性もある

と、自身の依存スレに対する依存を(支離滅裂だが)正当化してみる

983:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:11:54 m0Jndpun
依存の「やだッ一人にしないで!私あなたが居ないと生きていけないの!何でもするから置いてかないで!」と
ヤンデレの「おかしいよ貴方は私が好きなのになんで他の女に手を出してるの?ああそうか。あの女に操られてるのね待ってて今私が助けてあげる」では
大分差があるんだがなぁ…
やはり内部に居ないと違いはわからないものなのか

984:名無しさん@ピンキー
08/08/20 03:21:47 U8ms+2DD
>>983
ヤンデレは依存をえてして内包しやすいものだと思うし、
依存はヤンデレの前兆と言うかヤンデレの登竜門的位置だと思う

そういう意味では差異は有るけど異質って物じゃないんじゃない?

985:名無しさん@ピンキー
08/08/20 03:47:05 /xrEvS7q
プルとプルツーみたいなもんだ

986:名無しさん@ピンキー
08/08/20 03:51:01 HCU9gMcV
プルとプルツーっていうよりマリーダさんとプルツーかな

987:名無しさん@ピンキー
08/08/20 04:45:17 l9K1K2MW
クレ厨が口あけてぴーぴー鳴いてるだけの時点で終わってる

988:名無しさん@ピンキー
08/08/20 17:45:02 I+ta77SE
終わりとか淘汰など関係ない。結果ではなく過程こそが、想いこそが重要なのだ。
ただ我らの情熱のままに暴走しよう。依存への愛こそが神を呼ぶのだ!
それとも貴様らの情熱はその程度の物だったのか!! 結果の如何によって依存への愛が薄れる程度の!!

……というわけで時スレの設立を希望すぃてみる。

989:小ネタ
08/08/20 19:05:32 77qpDHgc
 依存……依存ねぇ。

「なあ、沙耶香、僕って依存してる?」
「何にだよ」
「沙耶香に」
「……なんで毎度毎度そういう答え辛い事をあたしに聞くんだよ……」
「だって、沙耶香にくらいしか聞けないし」

 自慢じゃないけど、友達あんまりいないしね。えっへん。

「……何胸張ってんだか知らないけど、あたしにしかこういう事
 聞けないって事は、そういう意味じゃ依存してるって事になるんじゃないのか?
 毎回毎回これだから、あたしとしてはちょっと大概にして欲しいって
 思わないでもないけど……」

 ふむぅ……なるほど、確かにそうかも。

「じゃあ、僕は沙耶香に依存してる、と」
「……あ、ああ。……何かそう、改めて言われると、微妙な気分だな」
「じゃあ、沙耶香は? 誰かに依存してる?」
「………………」
「あれ、どうしたの?」

 なんだか、沙耶香が悲しいような怒ってるような恥ずかしいような、
それでいてどこか嬉しそうな、そんな変な顔をして僕の方を見ている。なんなんだろう?

「……あたしだって……こんな風に気軽に話せる男……お前、しか……」

 ボソボソと何か言ってるけど、よく聞こえない……。

「沙耶香」
「な、なんだよっ!? 駄目なのか! あたしがお前に依ぞ」
「ごめん、何言ってるのかよくわかんなかったんで、もう一回言ってくれる?」
「………………」

 ……あれ? 何か……顔真っ赤になって……怒ってる?

「……とりあえず」
「とりあえず?」
「これから殴るから」
「え?」
「いっぺん死んで来いこのやろぉぉぉぉぉぉお!!」

 叫び声と共に、沙耶香の渾身の右ストレートが僕に向かって放たれた。
 当然ながら、いつものように油断していた僕にそれを避ける術はなく―

「うわらばっ!?」

 ―目の前に星空が咲き、そして一瞬で消え、闇夜が広がる。
 要するに、僕は意識を失い……気絶した。

「あたしもお前に依存してるって言ってんだよ! よく聞いとけ馬鹿っ!」

 気絶する瞬間、怒りとは違う赤で顔を染めた沙耶香がそんな事を
やけくそ気味に叫んでいたような気がした。


 今日の結論:僕と幼馴染は依存しあっている。多分。

990:小ネタ
08/08/20 19:06:45 77qpDHgc
思いついたので投下した。
このタイミングである事については反省している。

次スレはとりあえず立てて、淘汰されるならされるで
仕方無し、って事にすればいいんじゃないか?

991:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/08/20 23:21:35 wchp2kJg
GJ!
相互依存は、相思相愛になりやすいから大好きです。

>うわらば
木偶人形吹いたw

992:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:07:39 uqkYeN74
GJ!
この二人の日常は勿論次スレで見れますよね?w

993:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:16:10 Wu7BNYD8
まずはGJ。そうそう、意外と気付かないんだよね。当たり前すぎてさ。とか思った。

>>ゲーパロさん
おひさです。共依存は確かに相思相愛なんだけど、普通の愛じゃなくて濃い愛が二人分必要なんだよな……それが書けるあなたはやっぱりすごいのですよ

あ、あと次スレは欲しい。携帯だからうまく出来んが(なんかエラーでる)、誰かお願い致します。


994:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:45:42 iBVJ5EZF
次スレ
スレリンク(eroparo板)

995:名無しさん@ピンキー
08/08/21 18:11:53 b7hnjUCu
vipの新ジャンルで依存っぽい、というかまんま依存なジャンルがあったYO
新?ジャンル「見捨てられ不安」
スレリンク(news4vip板)

996:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:06:40 olgjVIND
ume

997:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:07:27 olgjVIND
うまれ

998:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:09:58 olgjVIND
うめ

999:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:10:52 olgjVIND
うまれれ

1000:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:11:46 olgjVIND
>>1000なら俺に依存してくる脳内彼女ができる

1001:1001
Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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