08/04/10 07:29:37 kvBOpObT
「もうさ、別れようか…」
先程までの沈黙を振り払うように、俺は言葉を発した。彼女を呼び出して一時間、言い出せないままに時を浪費していた。
いい加減、自分の迷いに決着をつけなければならない。そして彼女との関係にも。そんな思いから出た言葉だった。
「…え?え?…い、いきなりどうしたのよ?そ、そっか、冗談だよね?びっくりさせな」
「マジで。マジな話、いい加減別れよう」
もう陽も落ちかけている時分、公園には俺達以外の人気は無い。
黙っている間にも、地面の影はどんどん伸びていく。そろそろあいつの足に触れそうだ。
いつになっても返事が来ない。顔を上げ、きちんと彼女に向き合おうとした俺には、予想外の事態が待っていた。
「なんで…?なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで」
彼女の顔は夕陽の中、一人だけ世界から取り残されたかのように色を失っていた。
文字通りの、顔面蒼白。
「お、おい…大丈夫か…?どこか具合でも…」
慌てて近寄ると、俺のシャツにしがみつき、血の気のひいた顔を左右に振る。
「なん 斗水鳥拳!!」
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