【貴方なしでは】依存スレッド2【生きられない】at EROPARO
【貴方なしでは】依存スレッド2【生きられない】 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
08/02/03 12:26:18 RHnW2q69
>>399
あ、それ俺もちょっと思った。
セリフと地の文を改行したらいいんじゃないかな。

なにはともあれGJ。いい作だったよ。

401:名無しさん@ピンキー
08/02/06 23:35:27 b3hahxMJ
最近はにぎわってうれしいよ

402:340
08/02/09 01:02:57 euFsjG42
すいません、神は無理でした
でもせっかく書いたので5分割で投棄します

 今日も疲れた。
このご時世になんとか正社員になれたはいいが、
毎晩9時過ぎまでこき使うのはほんと勘弁願いたい。
先輩は慣れれば平気だという。
だが慣れたとしても平日は毎日12時間近くも働かされ、
休日は昼まで眠り、たまった家事をこなすだけの生活に何の意味があるというのか。
そもそも休日出勤も珍しくない、
もう10時も過ぎているし、飯を作って食う気にもならない。
弁当でも買って帰ろうとコンビニに立ち寄るが、
どれもこれも一度は食ったことあるのが笑えてくる。
しかたなく何度も食ったチキン南蛮弁当を買う。
あとは買い置きの野菜ジュースとインスタントみそ汁でも飲もう。
実家に住んでいればもう少し楽なのかもしれないが、
職場まで2時間弱かかるうえ、何より実家にはいたくない。

 俺は3人兄弟の真ん中だ。
兄貴は今ある弁護士事務所の助手をしていいる。
前聞いた話ではもうすぐ独立して事務所を持つということだ。
それに合わせて今の彼女と結婚するらしい。
弟は京々大の工学部に通っていて今確か3回生のはずだ、
何をやってるか一度説明してもらったはずだが全く分からなかった。
うちの家庭は教育熱心で兄貴も弟もその成果なのかはしらないが
なかなかの進路を進んでいる。
そんな中で俺だけは異質だった。
決して頭は悪くなく、むしろ中学までは頭の良い方だったが、
実家の中ではカス同然だった。
断わっておくが両親も兄弟も俺を馬鹿にしたことは一度もない。
しかし、
中学受験に失敗したときの父親のただ驚いたような顔が、
中学の担任に公立校の名をあげられた時の
母親のあきれ返ったような顔が、
必死に勉強してなんとか志望の国立大学にひっかかった時の
家族全員の無感動な顔が今も忘れられない。
とにかく俺のいらないあの家にはもう帰りたくない。
俺が出ていくと伝えた時も家族は皆

「そう」

と言うだけだった。

403:340
08/02/09 01:06:15 euFsjG42
 アパートにつくと一人暮らしのはずなのに電気がついている。
まず間違いなく奈緒だろう。
何度か俺が返ってくるまでドアの前で待っていたことがあり、
中にはいれるように合鍵を渡してある。ドアをあけ

「ただいま」

と言うと、狭いキッチンから奈緒が顔を出し、

「おかえり、りょーちゃん!」

といってとろけそうな笑顔で俺に飛びついてきた。
匂いから察するにカレーを作って待ってくれていたようだ。
もっとも奈緒の作れる料理はカレーを入れても
手の指で数えられるぐらいしかないわけだが。

 奈緒は実家の向かいに住んでいる同い年の幼馴染である。
幼稚園、小学校、中学校は同じところに通った仲である。
そして奈緒はあんまり頭がよくない。はっきりってお馬鹿さんだ。
日常生活を送るぐらいは何とかなるが、
到底一人で社会人として生きていくことはできない。
幼稚園の頃はこちらも子供だったし特に問題になるということはなかった。
近所に俺と奈緒以外に同い年の人間がいなかったので、
帰ってからは毎日のように二人して公園の砂場で遊んだり、
奈緒の家で飼っている犬のコロと遊んだりしていた。
しかし、小学校に上がると文字を覚えるのが遅かったり、
計算が遅かったりと奈緒の馬鹿さ加減が表面化してきた。
奈緒はいじめられた。
そして、いじめられるのが怖かった俺は次第に奈緒と距離を置いた。
一緒に学校に行かなくなったし、奈緒の家にも遊びに行かなくなった。
それでも学校で休み時間になると別のクラスから

「りょーちゃん、あそぼぉ」

といってわざわざ俺のクラスまで何度もやってきた。
でも、やはり俺は自分までいじめられたくなかったので、
ある日、自分のクラスに帰れ、もう学校で話しかけないでくれと言った。
後で思えばかなり残酷なことをいったと思う。
しかし小学生の俺はただ自分と、自分の居場所だけが大事だった。
そう告げると奈緒は哀しそうな顔をして、

「じゃあ、おうちにかえったらあそんでくれる?」

と言ってくいさがってきた。
早く話を終わらせたかった俺は、
今度遊びに行ってやるといって奈緒を教室にかえした。
その日からぱったりと奈緒と学校で会うことはなかった。
登下校のときにたまに目にしたが、向こうからもこちらからも話しかけはしなかった。
初めは少し気になったが、学校生活を送るうちに奈緒のことは忘れていった。

404:340
08/02/09 01:10:10 euFsjG42
 確か小4の時だったと思う。
初めて奈緒と同じクラスになった。
俺がいるのに気づいた奈緒は遠くから俺に微笑みかけてきたが、俺は他人のふりをした。
奈緒はこのクラスでもいじめられていた。
確かに極端に学業が苦手で、運動神経も悪く、
気の弱い奈緒がいじめの対象になるのは当然といえば当然だった。
暴力をふるわれたり、無視されたりといった悪質なものではないが、
休み時間は誰にもまともに相手にしてもらえず、当番を無理やり押しつけられたり、
持物を隠されてからかわれたりといったことが日常茶飯事であった。
どうも級友の話を聞くと、小学校入学直後からこのような状態だったらしい。
幼馴染の境遇に多少心は痛んだが、
やはり俺は自分が大事だったので話しかけたりはしなかった。

 ある冬の日奈緒が風で学校を休んだ。
家が近いということでプリントを担任に持たされた。
4年ぶりに奈緒の家に行くとコロは俺を覚えているのかいないのか
犬小屋からじっと俺を見つめて一度だけ吠えた。
インターホンを鳴らしたが誰も出ない。
ポストに突っ込んで帰ろうと思ったら、どたどと音を立てて奈緒が出てきた。
確かに熱があるようで顔が赤く息も荒かった。
俺がプリントを渡そうとするとものすごい勢いで

「りょーちゃん!あそびにきてくれたんらぁ!」

といって鼻声で飛びついてきた。

「かなね、ずっとまってたんらよ、きょうはおすなばいく?コロのおさんぽいくぅ?」

正直この瞬間まで1年生の時の約束なんか忘れていた。
玄関の橋をみると埃をかぶった砂場セット(と、当時奈緒はいっていた)が置いてあった。
どうも何年も使っていないようである。
その場しのぎの言葉を律儀に信じて4年間も待っていたのにはさすがに心が痛んだ。
とりあえずその日は風邪が治ったら遊びに行くという約束をして、
なだめすかしてうちに帰った。
次の日曜には奈緒も風邪が治ったので一緒にコロの散歩に行った。
終始奈緒は楽しそうに喋っていたが、
俺は同級生に見つかったときの言い訳を考え続けていて
ほとんど生返事だったが、奈緒は喜んでくれたようだった。
それからは2週間に一回ぐらい奈緒の家で勉強を教えたり、
コロの散歩に行くようになった。
学校での奈緒に対する仕打ちはら前のままだったが、
6年の時、男子にからかわれた奈緒がちょっとした怪我をして、
これが問題になりいじめられることはなくなった。
ただ、相変わらず学校では一人だったようだ。

405:340
08/02/09 01:13:43 euFsjG42
俺は中学受験に失敗し、奈緒と同じ公立の中学に進学した。
中学ではまとな部活には入らずに勉強に打ち込んだ。
両親の期待にこたえようと必死だった。
奈緒の方は小学校とは違い相手してもらえるようになっていた。
だが俺と奈緒の関係も中学生になったからと言って特に変化はなく、
コロの散歩と奈緒の勉強がメインだった。
奈緒は授業中はまじめに座ってノートも取っているのに、
成績はあいかわらずさっぱりで、よく俺の家に聞きにきた。
特に英語数学理科がさっぱりだめだった。
素直にふんふんと俺の言うこと聞いてはいたが、
30点を割ることも珍しくなく、教えている側としてはかなり複雑だった。
ただ、自分の勉強で煮詰まっているときに、能天気な声で奈緒が

「りょーちゃん、ここの問題おしえてー」

といってやってくるのは気が休まって正直ありがたかった。
奈緒も小学校から続いていじめられることはなく、
クラスのマスコットのような扱いをうけ、それなりにかわいがられていたようで
奈緒なりに充実した中学生活だったようだ。

 しかし俺の中学生活はとてもいいものとはいえなかった。
周りの連中は成績はクラスで5本の指に入っていて、
運動神経も中の上だった俺に一目置いていたようだが
兄と同じ国立中学にはいれなかった俺は家では肩身が狭く、
3年になって弟がその入試を楽々パスしてからは立場がさらに悪くなった。
家族は誰もはっきりとは俺を責めなかったが、
態度からして俺をさげすんでいるのは明らかだった。
学校行事や授業参観はおろか、面談にも来てもらえなかった。
弟も兄も弁当がない日に渡される
前の日の夕食の残りが無造作に詰められただけの弁当を見るのはかなりきつかった。

406:340
08/02/09 01:19:50 euFsjG42
状況が最悪となったのは3年秋の三者面談だった。
この日だけは親も来るように担任がしつこく迫ったため、
しぶしぶうちの母親が仕事を午後から休み学校まで出てきた。
この面談で前に行った校内実力テストの結果を返してもらい、
内申とを照らし合わせてどの高校を受験するか決めるのが目的だった。
自信はかなりあった。
かつてない手ごたえで校内2~3番には入っているはずで、
この点数なら兄の行っている私立の有名進学校にも届くはずだった。
かくして面談で帰ってきた点数はかつてないほどよかった。
そして担任はニコニコしながら

「亮二君の成績なら十分この高校を狙えます。
彼は一年の時から頑張っていたのでその成果が表れてますね!」

といって学区内の公立高校の名前を出してきた。
そんなはずはないと思って成績を見ると
順位はいつもとそう変わらなかった。
要するに今回はテストが簡単で平均点が高いだけだったのだ。
この順位ではせいぜいそこそこの公立高校が関の山だ。
担任は特にいうこともないくこれまで通り頑張れといった。
俺も母親も最後まで無言だった。
面談の前に母親に今回のは自身あるといってしまった自分が馬鹿みたいで消えてしまいたかった。
面談の最後に母親は
「先生のおっしゃる通りにします」
とだけ言った。
担任は息子さんともよく話し合ってくださいと言って
面談は終了し俺は言われた高校を受けることとなった。

 俺は家に帰って部屋で呆然としていた。
すると奈緒がやってきていつもどおり質問しにきた。
奈緒は授業態度がいいのでテストの点に比べて内申点がよく、
普通科の高校に通えるめどが立っており
受験勉強の真っ最中だった。
あまり気乗りはしなかったがいつもどおり問題を説いて説明してやった。
すると奈緒もいつもどおり大きな目を見開き能天気な声で

「すごーい、やっぱりりょーちゃんは頭いいね!」

と言った。
この言葉に俺は頭が真っ白になり、

「うっせーよ馬鹿、おまえに何がわかるってんだよ!!」

気がついた時にはそう言って奈緒を突き飛ばしていた。
奈緒は椅子ごと床に倒れこんだ、
奈緒は何も悪くないのだがこの時はただただ腹が立っていた。
最初奈緒は何が起こったのか理解できないといった表情でこっちを見ていた。
「もう帰れよ」

と言うと奈緒は半泣きになって

「あ、あの、りょーちゃん、ごめんね・・・
お勉強の邪魔しちゃったから怒ってるの?
それとも奈緒がわるいこといったの?
ご、ごめんね、あ、あの・・・もう帰るね・・・。」

と言って帰って行った
少しして頭が冷えてくると奈緒に悪いことしたなという気持ちが出てきたが、
もう何もする気にならず謝る気にもならなかった。 すいません、計算ミスでまだ続きます・・・

407:340
08/02/09 01:23:18 euFsjG42
もう奈緒は来ないだろうと思っていたが、
次の日に奈緒はまたやってきた。
目と目の周りが真赤で痛々しかった。

「あのさ・・・、昨日の事は俺が「あのっ、ごめんなさい」

「は?」

「今日りょーちゃんの教室いったんだけど
なんか元気なかったから・・・
やっぱり奈緒のせいなのかな?
いつも勉強教えてもらったり、遊んでもらったりしてるのに
奈緒はなんにもしてあげてなくてごめんね。
あと、これりょーちゃんが好きなキャラメルスコーンだよ。」

「あ、サンキュ・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「あの、どうしたら許してくれるかな・・・?」

「いや、だから昨日は「も、もう勉強教えてくれなくていいからっ」
「コロのお散歩も奈緒ひとりで行くから・・・」
「もう学校でもはなしかけないからぁ・・・」

「だから、あの、今まで通りなかよくしてください!」

今まで通りも何も奈緒のいうとおりにしたら
俺と奈緒の接点はほぼゼロになってしまう。
それにキャラメルスコーンが好きだったのも何年前の話だ。

「だから昨日は俺が悪かったよ、ごめんな、」
「別に奈緒に怒ってたわけじゃないから、
今まで通りに勉強教えたり散歩したりしてやるよ」

「ほ、ほんと?」

「ああ」

「あ、ありがとう、奈緒にできるこどあったら、なんでもいっでね。」

「はいはい、なんで泣くんだよ、ほれティッシュ」

「うん・・・・・ずびー・・・へへへ」

「じゃあキャラメルスコーン一緒に食うか?」

「うんっ」


-とりあえず今回分投棄終了-

408:名無しさん@ピンキー
08/02/09 01:46:50 JmIXlHDX
超GJ!!
奈緒が健気で可愛いなぁ

409:名無しさん@ピンキー
08/02/09 03:19:54 pTmZDuyC
GJ
さてさてこれからどう話が進むのか楽しみです

410:名無しさん@ピンキー
08/02/09 18:09:33 pY+/kmtf
いーねー
続きに期待!

411:名無しさん@ピンキー
08/02/09 18:34:11 qOP7aTkr
GJ!
共依存の匂いがプンプンとするな。

412:名無しさん@ピンキー
08/02/09 23:55:34 rn+7D2Cd
> 「かなね、ずっとまってたんらよ、きょうはおすなばいく?コロのおさんぽいくぅ?」

ここは”なお”ってことでいいのかな


そしてGJ!すげー先が楽しみ

413:名無しさん@ピンキー
08/02/10 00:53:52 CKDKXmIK
こういう、どこまでも純粋な娘に好かれてるって
最高に幸せなんだろうな・・・。

続きを楽しみに待ってますわ。

414:340
08/02/10 01:15:35 lh617V/7
>>412

すんません、その通りです。
途中で名前変えたのでひらがなの部分が置換されてなかったorz

415:名無しさん@ピンキー
08/02/10 13:10:36 7EmkdUJ7
ゲーパロさんまだー?

416:名無しさん@ピンキー
08/02/10 16:13:24 4jjQgnvn
>>407
なんか胸の奥のほうがキュンキュンしてきた







どうやら俺はお前さんに恋をしたようだw

417:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/10 23:28:26 5npKeMUY
>>415

今週の烈老子があまりにも
「考えていた彩の展開」だったので、ちょっと練り直しをw

418:名無しさん@ピンキー
08/02/11 07:28:58 YrCZj8ml
>>417
バキ読んでる時に噴きましたwww
だってまんま烈=彩で烈スタンド=綾子の状態でしたからね
烈が「ならなっちゃえばいいじゃない、烈海王に」とか言い出したらどうしようかと思ってました

419:名無しさん@ピンキー
08/02/11 11:32:32 /moOpaTJ
いっそ先に考えていたという事実は忘れて、
ひらきなおったバキパロにしちゃうとか

420:名無しさん@ピンキー
08/02/11 23:18:33 /7mfWxSV
烈の足コk…

いやなんでもない

421:名無しさん@ピンキー
08/02/12 01:02:24 5kYQfZtD
彼の懐に……!!

422:名無しさん@ピンキー
08/02/12 21:46:26 i7pJkXo1
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

423:名無しさん@ピンキー
08/02/13 08:14:00 tcecYrSY
武にまかせるんだ…

424:名無しさん@ピンキー
08/02/16 11:49:35 0G2YdwNL
保守

425:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:19:30 cFt88QA2
<私が私でいられる時>・14

「ん……」
重なる唇から、全てが伝わる。
絡み合う舌が、心の奥までを相手に教える。
溶け合う唾液が、二人を一つにする。
「んむ……」
激しく深く交わった後で、そのままベッドの上で交わす口付け。
キス一つで、人ってこんなに幸せになれるんだ。
ううん。
それは、新治君とのキスだから。
新治君と、私のキスだから。
「んんっ……」
息が続かなくなって、やっと唇を離す。
離れたくない。
いつまでも重なっていたい。
白い糸となって唇と唇をつなぐ二人の唾液が細く細く伸びて行く。
「あ……」
伸びきったそれが、空気に溶け込むように途切れたとき、
私は思わず小さな声をあげた。
「ん……」
ふわっと肩を抱かれる。
素肌に感じる、この男(ひと)の体温。
キスが終わって、切なさや喪失感が襲ってくる前に、暖かさが私を包み込む。
だから、キスが終わっても悲しくない。
ううん。
キスも、ハグも、一つ一つがとても気持ちよくて、とても大事で、
一つ一つが終わるたびに怖いくらいに悲しいけど、私はそれに耐えられる。
だって、キスが終わっても、こうして抱きしめてもらえるから。

426:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:19:50 cFt88QA2
セックスの後。
添い寝する新治君と、私。
少し荒い呼吸と、いつもより上がっている体温。
新治君の精液と、私の蜜液と、二人の汗の匂いが入り混じる。
縦二メートル、幅一メートルの、天国よりも幸せな楽園。
他の誰にも邪魔されない、他の誰も必要ない、
新治君と私の二人だけの楽園。
肩と背中にそっと回される新治君の腕。
「もっと強く……ぎゅっとして……」
新治君の耳元でささやいて、その胸に顔をうずめる。
私の声に応えて、新治君が抱く手を強くする。
新治君に、もっと密着できた。
あはっ、今、私、新治君の胸と腕の間にいる。
目を閉じる。
体温と匂いと想いがもっと強く私に伝わる。
キスとは違う、でも同じくらいの幸せ。
とくん、とくん。
新治君と私の心臓の鼓動。
「うふふ……」
「はは……」
こぼれるくすくす笑い。
目を開けて、新治君の顔を覗き込む。
照れたような新治君の笑顔に、私の微笑がうんと濃くなり、
思わず、キスをしてしまう。
うん。
とっても素敵。
目を閉じて、音と匂いと合わせた肌で感じても、
こうして目を開けて、見詰め合ってもキスをしても、
新治君は、とっても素敵。
とっても、とっても、言葉で表せないくらい。

427:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:20:15 cFt88QA2
「んんー」
大きく伸びをする。
ベッドの脇に置いておいたペットボトルのスポーツドリンクを二人で飲む。
「ぷはぁっ」
ドリンクを一気に飲んで、新治君が息をつく。
「うふふ」
私も同じ物を口にする。
「ん……」
指先に、温かいものが触れる。
コンドーム。
さっきのセックスで使った奴だ。
口を縛ったそれは、中に白い粘液をたっぷりと蓄えている。
新治君の精液。
「うふふ」
指先でちょんとつつくと、新治君のエキスが、ぷるぷると揺れる。
「あ、それ……」
「えへへ、今日もお持ち帰り、だよ!」
真っ赤になる新治君が手を伸ばすのを、ふざけながら交わして、
手の中の柔らかいものを枕もとのティッシュでくるむ。
「もうっ、綾ちゃんは!」
三重に包んだティッシュの包みを、バッグのサイドポケットの奥に押し込んじゃうと、
新治君が諦めたようにため息をつく。
「うふふ。だって、欲しいんだもん。新治君のビデオといっしょだよー!」
私は、笑いながら部屋の奥のほうでこっちを向いている三脚のデジタルビデオを指差した。
一番はじめに、二人がセックスしたときに使った、私の家のじゃない。
新治君がアルバイトで溜めたお金で買ってきた、最新型のやつだ。
今は電源を切っているけど、さっきまでそれは二人の交わりを余すことなく録画していた。

428:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:20:36 cFt88QA2
「うーん、……あはは」
新治君は、頭をかいて照れ笑いを浮かべた。
二人のセックスや、私の裸をビデオに撮ることに、
新治君が罪悪感を持たなくなってくれてからだいぶ立つ。
私が新治君への従属を証明し続けたことで、二人が自覚したことがふたつ。
エッチなビデオを撮りたがるのは、新治君の性癖。
新治君の精液を「お持ち帰り」するのは、私の性癖。
二人は、同じ性癖を持っている。
─互いが、互いをコレクションしたがること。
それは、二人がそれをしたがっていた原因とか理由とかを乗り越えてかけていても、
やっぱり欲しいものだった。
ただ、ただ、
お互いが、愛しい。
お互いが、欲しい。
だから、新治君は私のエッチな映像を記録し続け、
私は、冷凍庫の片隅に新治君のエキスを保存し続ける。
それは、誰かから「変態」と言われるかもしれない。
でも、それが─なんだと言うの?
私は、新治君が気持ちいいことをするし、
新治君は、私が気持ちいいことをしてくれる。
二人は、心の奥底の、一番沈んだところにある欲望までいっしょ。
それを、お互い見せ合って、理解しあって、受け入れあっている。
背中がぞくぞくするような、共感。
私は─新治君から離れられない。
新治君も。

429:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:20:57 cFt88QA2
「まったく、もう。……見つかったら、
また妹さんと大喧嘩になっちゃうんじゃないの?」
くすくす笑いながらバッグをしまう私を見て、新治君が心配した。
「あ、あの娘(こ)なら、もう大丈夫。
と言うか、もう母さんとかも知ってるよ」
「えっ!?」
新治君は一瞬驚きかけたけど、納得したように頷いた。
二人の関係は、石岡家と龍ヶ崎家の間ではもう公然の秘密だ。
妹―今なら、何のてらいもなくそう呼べる─の彩が真っ先に賛同してくれて、
なし崩し的に母さんも、義父さんも黙認するようになった。
ちょっと悲しいことだけど、龍ヶ崎の家族は、
今は、私がいなければ、うまくまとまっていられない。
それは、あの事件で心が弱っている彩が、私にすがってようやく自分の形を保っているから。
それを利用するつもりは全然ないけども、
私は、私でいなければ、彩の支えになるほど強い私でいられない。
つまり、新治君がいなければ、という意味。
新治君と私のつながり─オアシスと遭難者の関係─は、
今では私自身も冷静に自覚できるようになったし、
母さんや義父さんも理解しはじめている。
法律上、龍ヶ崎彩子と名乗っている女の子は、石岡綾子でいることが必要で、
それは、石岡新治という素敵な男の子の協力があってはじめて成り立つもの。
そして、その石岡綾子だけが、龍ヶ崎彩を、龍ヶ崎一家を支えるだけの強さを持っている。
切羽詰った状況が、ある種の奇妙なバランスで平穏を保っている。
いつまでも、そんな状況ではいけないと思うけど、
少しずつ回復しているように思える妹を見ながら、私は、新治君との逢瀬に身をゆだねている。
「そっか……」
新治君には、何度も相談しているから、そんなニュアンスは伝わっているのだろう、
私の愛しいオアシスは、頷いて、ちょっとため息をついて、私の頭をなでた。

430:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:21:21 cFt88QA2
「妹さんの具合は、どう?」
「うん……最近は、だいぶよくなってるよ。
まだピアノは弾く気になれないみたいだけど……」
「そっか……。ボランティアのときも弾いてないもんね……」
私にくっついて行動することで落ち着きを保っている妹は、
当然のことのように土曜日の児童施設のボランティアも一緒についてくる。
写真週刊誌に載せられたデマ記事の一部にもなっていた場所に来ることは
私も驚いたけど、今の妹にとっては、私といっしょに行動することが一番の癒しなのだろう。
かつて─そして、もちろん今も─私が新治君といっしょにいることで、
私の形を保っていられるように、今の彩には、私がこういう形で必要なんだ。
家で家事を手伝うようになったように、
児童施設でも、かいがいしく雑用をするようになった妹を、
私は、妹として、本当に愛しく思い始めた。
(なんとかして、妹を昔の龍ヶ崎彩に治してあげたい)
そう思うようになってさえ、いる。
それは、多分……
「ん……、妹さん、またピアノを弾けるようになれるといいね」
新治君も、そう考えているから。
─そのことには、全然、嫉妬はない。
自分でも不思議に思ったけど、それは、すぐに理解できた。
新治君が、彩のことを、純粋に妹として考え、心配していることが理解できたから。
それは、私の妹のことを、自分の妹のように感じていること。
つまり、それは、私のことを……。
「ん。ど、どうしたの?」
「な、なんでもない。……彩、よくなるといいね」
慌てて、返事をする。
まだ、「それ」は早いような気がする。
でも、もう十分な気もする。
「うん。綾ちゃんも大変だけど、僕も、できるだけのことはするよ」
濁ったものがまったくない素敵な笑顔に、私は思わずまた抱きついた。

431:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:21:42 cFt88QA2
背中に感じる新治君の右手の感触。
心地よさに、ほぅっと、ため息をつきながら、私はささやいた。
「ん……、新治君、また逞しくなったんじゃない?」
「そ、そうかなー」
「うん、絶対そう。この辺だって……」
私は、新治君の胸板をさすった。
それは、先週会ったときより、確かに少し厚くなっている。
他の人なら、見過ごしてしまうような変化。
でも、私はそれに気付くことができる。
「うーん、まあ、バイトで重いもの持つから少し筋肉付いたかもね。成長期ってやつかな?」
新治君は、本屋さんでアルバイトを始めた。
週に三回、夕方から夜にかけて。
二人が会えない日の時間を使ってはじめたそれは、
意外なくらい新治君の性に合っていたようだった。
「初日は、本屋さんってこんな重労働だったんだー、って、びっくりしたけど……」
といいながら笑った新治君はまぶしいくらいに素敵だったことを覚えている。
「でもさ、お店の人たち、みんないい人で親切だから続けられてるよ。
バイトする前は、本当に務まるかどうかちょっと恐かったんだけど」
あはは、と笑う新治君。
でも、私は知っている。
それは、お店の人たちが親切なのは、みんないい人だから、じゃない。
新治君が素敵な人だから。
私だけでなく、他の人から見ても素敵な人になったから。
そう。
新治君は、この頃、すごく変わった。
何かがどう変わった、というわけではない。
だけど、新治君をずっと見ている私はわかる。
私だけが知っていた、私だけが感じていた魅力が、他の人にもわかるようになったことを。
それは、身に付けた自信、なんだろうか。
新治君は、自分の中にある素敵な力を自覚しつつある。

432:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:22:03 cFt88QA2
外に出ることを、何か新しいこと始めることに消極的だった男の子が変わる瞬間。
素敵だった新治君が、もっともっと素敵な新治君に変わる瞬間の、ひとつ。
私にとって、それは、とても嬉しいことだったけど、
─同時に少しさびしいことでもある。

「この男(ひと)の素敵なところを私だけが知っている」
その秘密がだんだんと破られてきているから。

もう他のみんなも気が付き始めている。
新治君がどんなに素敵な人なのかを。
二人で並んで歩くとき、視線が集まるのを感じる。
新治君はまだ、それが私に対してのものだと思っているけど、ちがう。
それは、二人に集まっている視線。
特に、女の子の視線は、新治君に集まってくる。
私は、それがわかる。
だって、新治君は素敵なんだもん。
自信を付けて、積極的になった新治君は、とてもすごい男の人。
もともと頭が良いし、物事をびっくりするくらいに色んな角度から見ることができる。
何よりも、新治君は、相手の心がわかって優しい行動を取れる人。
だから、本当の新治君を見て、みんなが回りに集まってきたり、
親切にしてくれるのは、偶然じゃなくて、必然。

433:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:22:28 cFt88QA2
新治君は知っているのかな。

「―お兄さまって、素敵ですよね」
「―お姉さまと、すっごくお似合いです」
彩が、頬を染めて私にそう言っていること。

「―綾子の彼氏って、ちょっといいよね」
「―うん、やっぱ、そう思う?」
私の周りの女の子がそう言っていること。

「―石岡君、今日、ヒマかなあ……」
「―打ち上げに誘っちゃえば?」
いっしょにやった年始のアルバイト、
女子更衣室でそんな会話があったこと。

「……」
私は、ちょっと胸が痛くなった。
それは、嫉妬。
新治君の魅力を、もう独り占めできないことへの嫉妬。
それは、醜い感情。
素敵な新治君の彼女にふさわしくない、心の狭い女の子の、醜い感情。
それを自覚して私はちょっと悲しくなった。

434:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:22:50 cFt88QA2
「ん……」
不意に抱き寄せられた。
髪を撫でられる。
「あ……」
新治君の顔が、どきりとするくらいに近くにあった。
「ありがとう、綾ちゃん……」
「え……」
「僕がさ、こんなに変われたのは綾ちゃんのおかげだよ」
「そんな……」
「綾ちゃんに好きでいてもらえるおかげで、僕は僕のことを好きになれたんだ」
「え……」
「こんな素敵な女の子に好きになってもらえてるんだから、
僕は、きっと何かできるんじゃないか、って思えるようになったんだ……」
「新治君……」
もう。
この人は。
なんで、いつもこうなのかな。
私の心の醜いところまで、こうやって優しく包んでくれる。
だから、私は、素敵な私でいられる。
素敵な私になれる。
妹が理想にしていて、心の支えにしている、
我が家のバランスを保つことができる、
強くて素敵な石岡綾子─龍ヶ崎綾子に。
「……新治君を好きになって、新治君の支えになっている女の子は、
こうして新治君が好きでいてくれるから、そんな女の子でいられるんだよ」
新治君の胸に顔をうずめながら、私はつぶやいた。
「あはっ……じゃあ、僕たち、いつまでも離れられないね」
「……うんっ!」
私は、ぎゅっと新治君を抱きしめた。

435:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/02/16 23:23:23 cFt88QA2
「……」
ふいに、新治君が、真っ赤になる。
「どうしたの」
「んー。綾ちゃんも、ちょっと成長したかも……」
「え?」
私は、新治君の視線をたどった。
それが、先週より少し厚くなった新治君の胸に押し付けられてる私の胸だということに気付く。
「……さっき気がついたんだけど、ちょっと大きくなってない? 先週より……」
「!!……もうっ……ばか……」
私も真っ赤になる。
全裸で重なり合っているのに、そんな会話がものすごく恥ずかしくて、気持ちいい。
「たしかに、ちょっと大きくなってるかも……」
「や、やっぱり?」
胸とお尻のサイズは、最近大きくなりっぱなしだ。
新治君が男の子らしくなっていく分、私は女の子らしくなっていく。
私は新治君のための牝で、新治君は私のための牡だから。
私は、新治君のもう片方の手をつかんで引き寄せた。
「わっ……」
「ほら、ねっ……」
自分のおっぱいの上にその手を導いて、自分の手を重ねる。
そのまま、新治君の手ごと、おっぱいを揉む。
「……!!」
真っ赤な新治君が、さらに真っ赤になる。
さっき、思いっきりおっぱいを愛撫してたのに、なぜか恥ずかしがる。
私も、だけど。
照れ隠しに、耳たぶを甘噛みしながらささやいた。
「うふふ……新治君、逞しくなったには腕や胸だけでないよね?」
「え?」
「ほら、ここも、すっごく逞しいよ?」
おっぱいを揉ませるのとは逆の手を、新治君の股間に伸ばす。
「わっ、わっ!!」
おち×ちんをきゅっとつかまれて、新治君が慌てた。
ほんとに、可愛い男(ひと)……。
「うふふ、新治君、もう一回エッチしよっ!」
「う、うん!」
「今日ね、素敵な服、持ってきたんだよ……新しいの!」
私は、バッグを引き寄せ、準備してきた中身を取り出して着替え始めた。
「うわあ、それって……」
「そ、好きでしょ、新治君、これ? あ、ビデオ、セットしてきて……。
いっぱい、気持ちよくなろうね!」
「うん!」
お正月のアルバイト料とお年玉の残りで手に入れたその服に、新治君は目を輝かせ、
それを見て、私もまた、急速に昂ぶりはじめた。


                        ここまで

436:名無しさん@ピンキー
08/02/16 23:26:23 /7Km8aAk


437:名無しさん@ピンキー
08/02/16 23:31:14 6sX2fkk5
GJ

うん、変態だ
私は大好きですけどね?
依存しあって昇華してるのは素晴らしいなあ
大体逆だからな

438:名無しさん@ピンキー
08/02/16 23:43:34 USwvhmzj
GJ
らぶらぶだな。youもう結婚しちゃえ!

439:名無しさん@ピンキー
08/02/17 00:08:40 DcgQ4oce
良質な依存物って少ないよね。と言う事で、神が降臨なされるまでの間情報交換と行こう。
もしかしたら未発見のものが出てくるかもしれないから。

・Arcadiaの投稿掲示板にある「雨迷子」
  ハンターハンターの世界に現実世界から男が迷い込んで数ヶ月。一人の少女がまた迷い込んできた。
 そこから始まる、少女の男への依存物。男と少女の二視点から書かれている。完結済み。

・ほわいと・がーでんの「Moon Phase」と「むーん ふぇいず」
  エヴァ物。レイ→シンジの依存。あるいは双方向か。作者曰く、テーマは「人でなしの恋」
 人間の常識なんぞ知ったことではないといわんばかりの人でなし(化け物)であるレイ嬢の依存っぷりは圧巻。
 惜しむらくは一年半更新が途絶えている。

の二点が最近読んだ(このスレ発表作品以外の)依存物で面白いと思ったもの。
ほわいと・がーでんの奴は前スレで紹介されてた? 既出は気にしない方向で。

440:439
08/02/17 00:12:58 DcgQ4oce
ちまちま書いてたらすでに神がご降臨なされていた様子。
これはもうGJといわざるをえない。

441:名無しさん@ピンキー
08/02/17 00:25:50 M9avZ+rQ
GJ!
綾ちゃんと新治くんの幸せがいつまでも続いてほしいけれど
この先どんな展開になっても、私この物語に依存していくから……

442:名無しさん@ピンキー
08/02/17 02:14:26 RVfwMbq+
実用本位のさぶらいも依存入ってない?
更新しないかな・・・・・・。

443:名無しさん@ピンキー
08/02/17 02:34:14 2rSsYnYl
相も変わらずGJと言わざるを得ない
素敵な変態ぶりですわぁ
ただひとつ誤字が(´・ω・`)
>>429
>法律上、龍ヶ崎彩子と名乗っている女の子は、石岡綾子でいることが必要で
龍ヶ崎「綾子」だよね?

444:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:00:35 VZ/H6OFY
LAS小説は結構依存系だと思う
2人ともあんなだから

445:名無しさん@ピンキー
08/02/19 05:11:58 osuFXwtr
おおおGJ!
綾子も新冶君も可愛いよマジで。
しかし綾子は凄いageマンだなあ。絶対相性いいってこの二人
何か続き読むの怖くなってきたなあ・・ここからまた波乱があるのだろうか・・

446:名無しさん@ピンキー
08/02/19 12:43:36 3O+10mGn
>>340
続き楽しみに待ってます。
うちの両親が主人公の両親そっくりなもんで、ぐいぐい引き込まれてしまう。
次男への仕打ちは長男・三男に対する見せしめなんだよ。成績が落ちたらこうだという。
長男・三男にとっても心の休まる家庭ではあるまい。

447:名無しさん@ピンキー
08/02/20 07:21:35 CmdC1DWE
>私が私でいられる時
これ二人とも破滅する展開だよな
と最初のほうで思ってたがいろいろ好転しまくりで予想外

448:340
08/02/20 23:55:54 tyb2ck3u
>>402の続きを投棄しに来ました。
何分割になるかわかりませんが今回で完結させます。

 結局俺は例の高校に合格し、奈緒も近所の下の方の公立高校に合格した。
高校に入っても相変わらず奈緒はよくうちに来て、
赤点ばかり取っていたようでよく特別課題を持ってきた。
奈緒が高校を無事卒業できたのは俺のおかげといってもいい。

 俺達が高校に入ってすぐコロが死んだ。
もう14歳だか15歳だかになっていたので天寿を全うしたといえるだろう。
十年近くも付き合った仲だから俺も悲しんだが、
奈緒はかなりショックを受けていたようだった。
小学校のいじめられていた間は、
コロだけが奈緒の心のよりどころだったのだから無理もないのかもしれない。
火葬場でコロの遺体を焼く時もごねて大変だった。
灰は奈緒の家の庭にリードと一緒に埋めた。
コロが死んでから奈緒はかなりまいってしまい、
立ち直るまで結構かかった。

 俺の方はというと相変わらず勉強に打ち込んでいた。
はっきりお前にかける金はないと言われたわけではないが、
私立大学に行く金を出してもらうわけにはいかなかったし、
いまだに家族に認められたいという気持ちがあった。
だが勉強するうちに俺は自分の限界というものを感じ始めていた。
勉強すればするほど知識や解法のテクニックは身に付き、確かに成績も上がっていく。
しかし、俺は初見の問題にはとても弱かった。
いつも寝てばかりのやつが初見の問題をすっと解くさまを見て
ああ、これが本当に頭がいいってことなのかと感じた。
俺が落ち込んでいると奈緒でもなにかしら感じるようで、
何を勘違いしたのか

「りょーちゃん、元気出して
奈緒はぜーーったいどっかいっちゃったりしないよ?」

とかズレたことを言っていって苦笑させてくれた。
 高校卒業後奈緒は親戚の所でバイトさせてもらっていて、
今もそこで働かせてもらっているようだ。 

449:340
08/02/21 00:01:43 dgZU7ih4
 俺は無事に大学に合格したが家族の反応は相変わらずだった。
自分なりに努力して入った大学だが
偏差値が兄の大学に10以上も劣るような大学ではやはりだめだった。
大学では彼女はできなかった。
自分を好きになれないと誰からも好きになってもらえないというのを
身をもって知ることになった。
卒業、就職と同時にバイトでためた資金で今のアパートに移り住んだ。
これからが俺の人生だと期待していたのだが、
思いのほか仕事がきつくアパートと職場を往復し、休日は寝るだけの今の生活にすぐ陥ってしまった。

 一人で暮らし始めてしばらくしてから奈緒から電話があった。

「もしもし、りょーちゃん?」

「なんだ、奈緒か」

「あのね、」

「何?」

「こ、今度あいにいってもいい?」

「駄目だ」

「ど、どうして」

「一人暮らしは大変なの、仕事行かないといけないし、
飯も自分で作らないといけないから忙しいの、奈緒と遊んであげる暇はありません」

「一人暮らしって大変なの?」

「大変だよ、明日も早いんだからもう寝かせてくれ、
もう切るぞ、じゃあな」

「あ、ちょっとま「ピ」

 という電話があってから数日後、
アパートに帰ると玄関先に奈緒と奈緒の親父さんが待っていた。
場所は教えてないはずだが家族から聞いたようだ。

「何か御用ですか?」

「いや、奈緒が亮二君の夕食を作ると言ってきかなくてね
とりあえずつれてきたんだが連絡も入れないで来たわけだし、
迷惑だというなら奈緒を連れて帰るよ。」

見るとカレールーやらじゃがいもやらニンジンやらを
奈緒がスーパーの袋に入れて下げている。

「いや、別に明日は休みなのでかまいませんよ」

「そうか、じゃあ奈緒をよろしく頼むよ」

450:340
08/02/21 00:04:15 tyb2ck3u
 それからたまに奈緒がアパートに来るようになった。
奈緒の料理はかなり大味すぎてうまいとは言えなかったが、
疲れて帰ってきた日に温かい飯と
俺を待っててくれる人がいるのはありがたかった。

 奈緒は一人で来て帰ることもあったが、親に送り迎えしてもらうことも多かった。
奈緒の親が一人暮らしの俺の家に娘を送迎するのは、
奈緒と俺をくっつけようとしているのもわかっている。
若世に出すのに不安が残る愛娘が、昔からなじみのある俺と結婚してくれれば
気苦労もなくなっていいということだろう。
奈緒がたまにめかしこんできたりするのもおばさんがやってるに違いない。

 これだけお膳だてしてもらってなんだが奈緒を抱いたことはない。
だが一度だけ精神的に参ってる日に奈緒がやってきて押し倒したことがある。
すると奈緒は何をされるのか分からない様子だった。
俺とひっついているということを喜んだようで
そのまま抱きつかれてしまい何もする気にならなかった。

 さて、奈緒特性カレーができたようだ、
いい加減甘口は勘弁してほしいが、この前中辛をリクエストしたことがあり、
作ってくれたことはくれたのだが半泣きになりながら食べていたので
それ以来甘口でいいと言ってある。いっそハヤシライスにしてほしい。
今日のカレーはあまりいい出来ではなかった。
コーンは入れなくていいんじゃなかろうか。
かたずけたあとは二人でのんびりする。

451:340
08/02/21 00:06:38 dgZU7ih4
「りょーちゃん最近元気ないんじゃない?」

と、奈緒が切り出してきた。

「俺はいつでもお前ほど元気ないぞ」

「働きすぎは体によくないんだよ」

「働かなかったら生きてても仕方ないだろ」

「そんなことないよ・・・」

「俺みたいに結果の出せないやつは社会ではだめなやつなの」

「りょーちゃんはだめなんかじゃない・・・」

「奈緒だって知ってるだろ、家では俺はできそこないだったの」

「ちがう、ちがうよぉ」

「ま、あの兄貴と弟比べたられたらゴミみたいなもんだし」

「やめて、やめてよぉ・・・、なんでそんなこというの・・・」

「本当のことじゃねぇか・・・ってなんで泣くんだよ、
別にお前の悪口いってるわけじゃないだろ」

「なんで今日はそんな意地悪いうの・・・?」

「はいはい、どうせ俺は意地悪な男ですよ」

「っ・・・ちがうっ!!
本当は、りょーちゃん本当はすごく優しいもん!!」

「お前がいま意地悪って「優しいの!!」

「優しくて、かっこよくて、頭もよくて
私が大好きで、一番大事ななりょーちゃんなんだもん・・・」

「ど、どこをどう見たらかっこよく見えるんだよ」

「かっこいいよ!テレビに出てるどんな人よりも!」

「わーったよ、恥ずかしいからもうやめてくれ」

ちなみに俺は奈緒以外にかっこいいといわれたことはない。

452:340
08/02/21 00:11:05 dgZU7ih4
 こういうやりとりは実は前にも何回かあった。
奈緒はただの意地悪だと思っているようだが、そうではない。
初めは自分でもなんでわざわざ奈緒にこんなことを言うのかわからなかった。
しかし2回3回とやるうちに何となく理解してしまった。
本当は俺は自分が必要だと言ってほしかったのだ。
素直に心配してくれた奈緒に嫌がることをいうことでしか自分の価値を確認できないとは、
これはいよいよ本物のゴミ野郎かもしれない。
奈緒は俺のどこがいいのだろうか、
相手してやったといっても結構ぞんざいに扱っていたつもりなのだが。
奈緒はまだぐずってるので頭をなでてやる。
世の女性はあまりこうされるのは好きではないらしいが
奈緒はこれがお気に入りのようだ。

「ほれ、機嫌直せってもう言わないから」

「前もそんなこといってたよぉ・・・」

「お詫びに今度なんか買ってやるから許してくれよ、
なんかほしいものあるか?」

「・・・ほしいもの?」

「あんまり高いものは勘弁してくれよな」

「・・・・・・じゃあ赤ちゃんほしい」

「なっ・・・!、んなもんどこにも売ってないだろ!」

「そうだよねー、じゃあこの前も買ってくれた・・・・」

 俺は理知的で面白い女性が好みだったのだが、
最近奈緒と結婚してつつましく暮らすのも悪くない気がしてきた。
どこかに小さな家を買って、子供ができたら兄弟分け隔てなく育てる。
できれば犬も飼いたい。名前はきっとコロになることだろう。

-終-
終了です。読んでくれた方ありがとうございます。

453:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:13:03 TPFAr+aV
GJ
だがなんかすっきりしねえぜ
おれの感性がタコなのか

454:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:40:26 S7DPa/yz
>>453

同感だがこれは作者の特権だからね。
二人が幸せである事を祈るしかないわけで。

455:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:44:15 DEjGlM07
依存してることに気付いて終わりだからかなぁ。依存してるシーンが見たいというのは贅沢なのか。
キャラが良いからもうちょっと動くところが見たいぜ。

456:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:47:57 1r0sP1tm


確かにラブラブしてるところを見たいってのはあるかもしれんw

457:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:51:09 /Srd1jnI
それは「すっきりしない」じゃなくて「物足りない」というものだ。
この中毒者め、お前が作者さんに依存してどうする!

フハハハハ!俺には見える、見えるぞ!この後もっとドロドロに依存を深めていくふたりの姿が!
物足りなければ脳内妄想で補完するかもっともっと、どろっどろっ!のSSを自分で書くのだ。

458:名無しさん@ピンキー
08/02/21 03:19:01 EFg4qNeG
Gj


真っ白な天使の庭を思い出した

459:名無しさん@ピンキー
08/02/21 07:48:12 HQ/NHFhH
GJ
これはこれでいい終わり方だと思うよ

460:名無しさん@ピンキー
08/02/22 20:42:09 wbR+QJez
GJ!

特性カレー・・・

461:名無しさん@ピンキー
08/02/23 08:11:13 SnkDzJ+o
食べると作った相手にメロメロになって、依存しきる魔性のカレーか…

462:名無しさん@ピンキー
08/02/24 02:27:05 kso6Zt5Z
沙耶の唄ってゲームをやってみた
すごい共依存だった

絶対に代わりの利かない依存は素晴らしいな

463:名無しさん@ピンキー
08/02/24 16:16:46 ff3XWWPu
>>462
>沙耶の唄
やめろ!お前は何も知らない人たちを"それ"に突撃させる気か!
あまりのショックに戻ってこれなくなるぞ!



俺のようにな。

464:名無しさん@ピンキー
08/02/24 17:06:01 2Krk2+lJ
>>452
GJ! はGJなんだが・・・
やっぱこれは未完だろ?つーか序章が終わった処だ。
ここから面白くなると思うんだけどな。

ROM専門の立場で強く言えんのは重々承知
気が変わったら続きを書いてくれ!

465:名無しさん@ピンキー
08/02/24 17:36:06 sQnMnSGt
>>463
…そうか。じゃあダイスを振ろうか。正気度喪失1d3/1d6だ。

466:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:49:04 oTSWgVM9
>>465
SAN値がガンガン減ってくなあ……

467:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:58:32 70k37emq
私の依存度を教えておきましょうか?53万です。
勿論全力は出さないのでご安心を

468:名無しさん@ピンキー
08/02/24 23:51:47 jSAzFa5q
三回変身だと…

最終形態だとどんな依存ぷりを見せてくれる…!?

469:名無しさん@ピンキー
08/02/25 00:04:09 ued8rw9L
イナヅマン とか サンダーマスク とか

470:名無しさん@ピンキー
08/02/25 15:27:51 ctxUIHg9
安いから買おうかと思ったが、沙耶の唄はやめた方がいいのか…?

471:名無しさん@ピンキー
08/02/25 15:42:29 R/p7oSJ6
>>470
ニトロスレ住人の俺が言わせてもらうが、グロ耐性がなければ無理w


472:名無しさん@ピンキー
08/02/25 16:16:45 HOHcW04f
共依存という意味では最強クラスだ。

安 心 し て 買 う と い い

473:名無しさん@ピンキー
08/02/25 17:16:01 QhacPeBQ
そして終わったら焼肉を食いに行くといい

474:名無しさん@ピンキー
08/02/25 17:53:44 W+dnEKiW
>>473
それで腹壊すまでモツとか食えるヤツがいたら、俺はその人に一生ついていく

475:名無しさん@ピンキー
08/02/25 17:58:04 LaSuCIMh
カルビもレバーもタンも要らない……ッ!
私はモツだけがあればいい!!

476:名無しさん@ピンキー
08/02/25 21:07:28 tDziY78I
まあ冷蔵庫にさえ気をつければいいと思う

477:名無しさん@ピンキー
08/02/25 22:04:58 ctxUIHg9
グロあるのか…ありがとう気をつけてやるぜ!

478:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:14:17 AGU3ULhy
>>439
雨迷子たまらなく良いね

でも依存系って少ない気がする
ヤンデレだのダークだの修羅場とかのSSに飲み込まれてるような気が

479:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:19:40 NTyzumwO
虚淵が萌え系を出した! って話題になってたのですっげえwktkして起動したら、
開始5秒で萌えでも燃えでもなく、凍え系だったことが分かってドン引きして、
半年くらい積みゲーにしてたのはいい思い出。

480:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:41:24 QIjd3qY0
「オマエは何萌えだ」と人に言われ続けて幾年。
何にでもごく普通に萌え、猟奇、切断耐性まで得たが……あれは、キツかった……

481:名無しさん@ピンキー
08/02/26 02:07:52 vCqgBxhK
人肉タッパーの話は他所でやれ

482:名無しさん@ピンキー
08/02/26 04:04:59 rG3mGS5k
ちょw
いっちゃだめw

483:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:29:09 JtVO95Ez
冷蔵庫の中身www

484:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:29:28 uy/p+AKl
トラウマがあぁぁぁ
ていうかナチュラルに食うなあぁぁ

485:名無しさん@ピンキー
08/02/27 00:16:32 Ld3sc9tG
クトゥルフクトゥルフくふふのふ

486:名無しさん@ピンキー
08/02/27 02:19:42 2xP4mSoG
沙耶の唄終了
ちょっと焼肉屋でレバーととんちゃん食ってくるわ

487:名無しさん@ピンキー
08/02/27 07:19:52 CFwiO8CK
>>486
んじゃ、『ぐろきゅあ』でググレ

488:名無しさん@ピンキー
08/02/27 07:37:11 7qFZANrn
まずはソフトランディングってことでニトロロワイヤルからやるのをお勧め、かな。
流派:正気度喪失1d3/1d6w

ニトロ系なら鬼哭街もナイスキモウトが見れるなw
後、ファントムも全体的にヒロインが主人公に依存気味。特に日本編。

489:名無しさん@ピンキー
08/02/27 10:29:52 8OwP6l4s
>>488
お前はなにSAN値をナチュラルにマイナス入れる発言してるんだw

490:名無しさん@ピンキー
08/02/27 19:44:22 AvQbFCx9
その
行方不明者の部屋で日記を見つけたからと言って
喜び勇んで読み始めるようなまねはイクナイと思います!

491:名無しさん@ピンキー
08/02/28 00:22:43 PK/1mzTM
雨迷子よかった
葉子様…

作者の考えてた続編の展開は個人的にあまり好きじゃなかったので
ここで終わってよかったな、と思ったw


え、沙耶の唄ってやつが純愛依存系だって?
よーしパパ買ってきちゃうぞー

492:名無しさん@ピンキー
08/02/28 00:46:08 v/JyiJfR
>>491
行くか?茨の道を…

493:名無しさん@ピンキー
08/02/28 02:59:26 B9DL6QzY
みんなw
落ち着こうぜw

依存されて~

494:名無しさん@ピンキー
08/02/28 03:50:54 sZUgYt1U
依存されることに依存したいぜ

495:名無しさん@ピンキー
08/02/28 12:10:50 GbgrvkIs
>>491
当時の雑誌やネット通販サイトでも純愛系って紹介されてるんだぜ。
「医科大学を舞台にした男女4人の恋物語を描いた18禁アダルトアドベンチャーゲーム」
ってな…これを信じるかどうかは見ている人しだいだ。購入しようと言うなら止めはしないがね。


496:名無しさん@ピンキー
08/02/28 12:14:18 NlrAuhIK
このスレ見て早速昨日やってみたぜ
沙耶最高だわ・・・人間の方だけ
健気すぎる

497:名無しさん@ピンキー
08/02/28 12:28:56 jp64Z8T8
>>496
はじめまして、こんにちは
ようこそコチラ側の世界へ

498:名無しさん@ピンキー
08/02/28 12:47:24 Pt+hIeeq
「沙耶の唄」ってデモンベイン作ったところなのか。
あれもアニメでしか見てないが随分と表向きの路線が違うのね。

499:名無しさん@ピンキー
08/02/28 13:21:41 sZUgYt1U
>>498
そもそも沙耶とデモベじゃライターが違う
沙耶の方はファントムみたいにハード、暗い雰囲気の作品が多い虚淵
デモベの方は割とライトな作品が多い鋼屋

500:名無しさん@ピンキー
08/02/28 17:10:50 clVk0oQq
スレ違いを気にせずにこういうことをするから嫌われるんだよニトロ厨

501:名無しさん@ピンキー
08/02/29 08:08:41 GDyXR8hj
何をいきなり熱くなってるんだ
とりあえず落ち着け

502:名無しさん@ピンキー
08/03/01 02:41:37 ZOEAcd3w
邪神…依存……眠り続けるものの世話を焼いている彼の者こそ依存者

依存されたいと願っていましたが神様!
若い娘にされたいと言い直します。
祖母に依存されても萌えきれません!

503:名無しさん@ピンキー
08/03/01 03:32:15 jI+A+tmI
そんな貴方に蟲師の1巻、
今や容姿が若ければおばあちゃんでも萌え対象の世の中ですよ?

504:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:00:20 yDzF5vYi
とりあえず、ツンデレ→依存→デレデレ
このパターンが好きな俺は異端?

505:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:30:20 T8j9j63o
>>304
よお、俺。

506:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:38:38 HZz0ojIn
>>505
リアル新治

507:名無しさん@ピンキー
08/03/01 13:45:13 q4j1e6qo
>>504
そのパターンはルイズと北条麗華と芙蓉楓となごみんくらいしか知らないなあ。

508:名無しさん@ピンキー
08/03/01 17:33:31 X70/wpVc
>>502
すまん、幽霊っ娘でならちょっと妄想したことが……

>>504
俺も同志……と思ったが、俺はデレデレの部分の有無は問わないな。

509:名無しさん@ピンキー
08/03/01 21:32:07 clLV9o8N
つまりLASだと

510:505
08/03/02 22:39:29 EYZQCmL0
アホだ俺。今アンカミス気づいた orz
505のアンカは>>504な。

ちょっと綾子ちゃんに刺されてくる

511:名無しさん@ピンキー
08/03/02 23:42:04 7Khp71eJ
千代大海似の綾子ちゃんなんてオチは認めないぜ。

512:名無しさん@ピンキー
08/03/03 08:57:25 gvWp1ZHy
おっとチヨスの悪口はそこまでだ

513:名無しさん@ピンキー
08/03/04 14:08:11 piXrlPCu
>>511を見て
ちよおおみ?そんな名前のヒロインいたっけか?
と首を一昼夜捻り続け、
・和服の似合う大和撫子
・年下で慎ましやか
・忍ぶ恋を続ける幼馴染属性
・このスレに挙がるくらいだから三歩下がりつつも三歩以上は下がらない
的妄想を広げていたのに
突然真実に気づく冬の午後

やった喃、やってくれた喃……!

514:名無しさん@ピンキー
08/03/04 14:30:55 QDsekU2p
>>513
「ちよおおみ」はもはや千代大海とは切り離されたお前が作り出した存在だ
お前が一人の萌えっ娘を産み出したんだ
たとえ勘違いが元とはいえ「ちよおおみ」は確かにお前の心の中に存在するはずだ
だからその娘を可能な限り幸せにしてやれ

お前なら――いや、お前だからこそできるはずだ

515:名無しさん@ピンキー
08/03/04 14:43:16 2fNs1e3B
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
URLリンク(mooningshoot.com)

516:名無しさん@ピンキー
08/03/04 16:35:08 Uxqd1tbZ
>>513
お美事

517:504
08/03/04 16:36:50 RjQc+Pkr
ごめん、例を出してなかった。

最初はツンツン
「あんな奴、ただの知り合いよ!!」
       ↓デレ入りまーす
「ふ、ふん!!、ちょっとした気まぐれよ、気まぐれ!!」
       ↓依存入りまーす
「捨てないで、望むなら何でもするし言うことも聞くから……お願い……愛してるの」
 
こんな感じかな、それで捨てられたらベルセルクのグリフィスよろしく自暴自棄になるか、楓よろしく病む。

518:名無しさん@ピンキー
08/03/04 17:34:15 rfeziCV1
グリフィスは初っ端からデレデレで蝕以降ツンだから、
ツンデレの例としてはよろしくないな。
最近は出港するガッツを見に来てたりデレてきたけど。


519:名無しさん@ピンキー
08/03/04 20:39:44 nxHITdJW
504
CROSSCHANNELの桐原冬子は?

520:439
08/03/06 00:44:23 luxePX+O
ここで依存小説を紹介。…むしろグリフィスよりファルネーゼのほうがツン→デレ→依存じゃないか?
・「線香花火と蚊取り線香」の投稿作品>猫狂様のお部屋にある「真心を貴方だけに」
 エヴァ物。レイとマナの二人がシンジに依存(ストーカー風味)。長い間サイトが更新ストップしてる。
・「SKY STORY PAGE」の小説 SHORT STORY内にある「アロマセラピー」
 オリジナルエロエロ小説。媚薬×ハーレム無限大=これ
   主人公が落し物を届けると、落とし主は世界中からオーパーツの類を集めるトレジャ-ハンタ-(美女)だった。
  彼女は戯れに彼の精液を使い媚薬(古代ムー大陸?産)を作る。
  淡白な主人公はそれを迷惑におもいながら家に持ち帰るが、ただの媚薬であるはずも無く…。
 このサイトは蟲や人外によって人をあやつる(性的な意味で)事を主眼としている。
 逆レイプや堕落物が好きな方は他の作品をみてもいいかもしれない。
・「LIGHT WINDOWS」の投稿小説>天城さんの部屋への中にある「機動戦艦ナデシコ -黒衣-」
  ナデシコ逆行。(映画版の後に)復讐を終えたアキトが過去にボソンジャンプする典型的な話。
   しかし、ルリ(+オモイカネ)との関係は見ていてほほえましいものがある。
  本編ではアキト(作中ではアキ)←ルリの、外伝ではアキト(作中でry)←ラピスの依存。
・「小輔は夜に寝る」にある「異世界召喚ハーレム」
  オリジナル。異世界に召喚された主人公が召喚時に付加された能力で好き勝手やるお話。しかも召喚主と関係無しに。
 付加された能力で稼いで奴隷なんか買っちゃったりなんかしちゃったりして。
 掲載されているサイトがブログだとか、まだ話数がすくないだとかあるが今後に期待。

依存物って数少ないから、少しでも"依存がある!"と思ったものは紹介してくれると嬉しい。主に私が。

521:名無しさん@ピンキー
08/03/06 06:08:10 bvljVqBP
Cursed Whiteってサイトの
Feather(つづり微妙)とかいう小説がいい感じの姉弟依存だったはず

522:名無しさん@ピンキー
08/03/06 21:53:32 ad+/r0A+
「あのじの部屋」にある「おやつの真価」はどうだろうか
ローゼンメイデンの二次で真紅の依存かな?

523:名無しさん@ピンキー
08/03/07 09:23:23 5nSzWnL0
wktk

524:名無しさん@ピンキー
08/03/08 15:43:17 F4FuCpJI
>>520
gj

好きなのに少ないから困る

525:520
08/03/08 20:34:30 EQELk/Vq
Arcadiaの捜索まとめ掲示板とSS捜索掲示板に、依存関連のスレッド立っているから
(過去ログ含め)そっちも見てみるといいかも。といまさらながら後悔。だってあっちのほうが大量にあるしw
何も考えずにお勧めしたら、実は>>439>>520の半分があっちで紹介されてたっていうw

526:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:38:44 7mvC4MjY
<私が私でいられる時>・15

黒と白を基調にした正統派のゴスロリに、銀色のアクセサリーが映える。
着替えた─いや、今まさに出現した<少女>は、
一瞬何かを考えていたが、にっこりと笑い、
「こっち、お隣さん、大丈夫なほうだったよね?」
と、言いながら、ベランダにつながる窓に向かった。
電動雨戸のスイッチを押し、カーテンを少し開ける。
段差の関係でそちら側にある隣家は、我が家より随分低い位置にあって、
角度的に僕の部屋を覗くことができない。
そして、今夜は満月で、僅かにその光が差し込んできた。
「うわあ」
僕は思わず感嘆の声をあげた。
それは、綾ちゃんが身にまとった衣装にふさわしい。
まさしく<少女>の「初回の出現シーン」の再現だった。
「うふふ」
綾子ちゃんはそんな僕を見て嬉しそうに笑う。
そして、僕がコレクションの中から選び出した
<少女>に必要な小物を一つ一つ確認して身に帯びる。
ごく普通のゴスロリが、固有の衣装に変わる瞬間。
それは、僕の恋人がヒロインに変わる瞬間でもあった。
最後に、<少女>の手が、机の上に置いた二つの黒い塊に伸びる。
両手でそれぞれを取り上げ、何度か確認するように握り締めた。
浮かべる微笑が変わる。
嬉しげな恋人の笑顔が、弄うような魔少女のそれに。

「―こんばんは」

<少女>が月光を輝かせながら振り向いたとき、もうそれは始まっていた。

527:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:39:08 7mvC4MjY
「―君は……誰……?」
かすれ気味の声が、招かれぬ客人に向けられる。
いや。
「うふふ、ご挨拶ね、貴方が私を呼んだくせに……」
涼しげに笑う魔少女は、僕が招いた存在。
それは、襲ってくる悪夢に抗い、限界までの禁欲を守ったときに現れる救い主。
「僕が……?」
「そう、私は、貴方に呼ばれて来たのよ」
「じゃあ、君が、僕の……」
「そう、私が、貴方の……」
<少女>は、一度目を閉じた。
両手をすっと持ち上げる。
豊かな胸の上で交差された白い手は、それぞれが「それ」を握り締めていた。
黒いプラスチック製の小さく粗末なモデルガン。
この<少女>のために復刻された<銀玉鉄砲>。
<少女>が目を開く。
僕をまっすぐ見つめて。
そして、桜色の艶やかな唇が、自分の名を吐いた。

「そう。私が、貴方の、―<銀弾少女>」

そう言って、彼女は世にも美しい微笑を浮かべた。

528:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:39:33 7mvC4MjY
<銀弾少女>。

「キンの次は、ギンだ!」
のあおりとともに放映された18禁アニメ。

前作から、「主人公の禁欲によって出現する超自然的存在の美少女」というプロットを継承し、
夢魔に取り憑かれ、悪夢に悩まされる主人公から精液を搾り取り、
それを銀の弾丸に変えて、他の方法ではいかなる手段をもっても倒せない夢魔を狩る、という
アクション設定を加えた、シリーズ2作目。

作者108名、放映回数256話に及んだ超人気作の続編として作成されたこの作品は、
ゆるやかな設定で展開を書き手にゆだねられた、オムニバス的な世界観が人気だった前作に対し、
かなり固定されたシチュエーションを持ち込み、ファンの間の反応は賛否両論だった。
延長も打ち切りもなく、当初の予定通りに全26話で終わった放映(前作は256話+OVA40話)と、
平均視聴率ブルーレイリサーチ調査で13.4%(前作は平均視聴率21.4%、ただし最終52話は7.2%)を
どう評価するかは論議を呼び、「アニメ界の永遠の議題」といわれている。

だが、少なくとも、そのシチュエーションの中に取り入れた「銀玉鉄砲」というアイテムは、
このアニメのキャラクターグッズとして復刻され、爆発的なブームを呼んだ。
土に塗料を吹きかけただけの「銀玉」は、
プラスチック製のCC弾などと違って簡単に土に還る材質であるし、
軽く華奢なバネから撃ち出されたそれの破壊力は新聞紙一枚を破れぬ安全性を誇り、
アニメ本編を視聴する「大きなお友達」だけでなく、
対象外であった「小さなお友達」の「安価で安全なおもちゃ」として
銀玉鉄砲を蘇らせた功績は、社会現象的には前作すらも上回る。

そうしたひとクセもふたクセもあるアニメだったが、
作画などのクオリティは高く、そしてエッチシーンは秀逸で、僕はとても気に入っていた。
そして、僕が気に言っているということは、
僕の大事な女(ひと)も気に入っているということだった。

529:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:39:56 7mvC4MjY
「―ふふふ、夢魔を倒すことができるのは、銀の弾丸だけ。
それも、その夢魔に取り憑かれた人間自身の力を宿した弾丸」
「人間自身の、力……?」
「そうよ。その人のエッセンス、と言ってもいいわ。
それを精製して、銀の弾を作るの。この銃に合う玉を、ね」
「そ、そんなのどうやって……」
「うふふ、難しくはないわ。特に男の子なら、ね」
「え……?」
「私を呼び出すのに、夢魔の誘惑に負けずに蓄えたもの。
─それが貴方のエッセンスそのもの、よ」

流れるような会話は、第一話のもの。
初見の強いインパクトと、
原作の中でももっとも人気があったエピソードを最初に持ってきたという
二重の意味で、最終回と並んである意味シリーズの代表作的なこの話は、
綾ちゃんと二人で、何回も見た。
もちろん、エッチシーンも。

「蓄えたもの? エッセンス? それって……!?」
「そう、貴方の、精液。それが、私の<銀玉>の材料」
ゴスロリの美少女が、淫らな笑みを浮かべる。
主人公の弱気な少年は、後ずさり、ベッドに足を取られてその上に座り込む。
ベッドの上から見上げる視線が降りて行く。
ひざまずく美しい人外の少女を追って。
僕の足と足の間に身をかがめた<銀弾少女>は、
どの放送回の<銀弾少女>よりも、美しい。
なぜなら、これは僕の生み出した、僕だけの<銀弾少女>だから。
だから、彼女は、僕にとって、
誰よりも、美しくて、淫らで、魅力的だ。

530:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:40:16 7mvC4MjY
白磁の手が、ズボンを引き下げる。
パンツを押さえる手に、優しく重ねる。
ひいやりと、すべすべとした手が、弄うように僕の手の上を這う。
(これを離しなさい。そして、隠しているものを私に見せなさい)
ゆっくりと動き、僕の手を嬲る指先は、そう命じていた。
ぎゅっ。
手の甲を軽くつねられて、思わず下を向く。
<銀弾少女>の妖しい瞳が、僕を見つめていた。
「う……あ……」
ことばにならない声が漏れる。
僕を見上げる<銀弾少女>は、無言のまま、僅かに唇を開いた。
桜色の舌が少しだけ出て、ちろりと自分の唇を舐める。
その視覚的な刺激に、背筋がぞくりとする。
その舌で。
「─いいわよ?」
ささやくような声。
「貴方がそれで銀弾(たま)を作りたいのなら……。
そうしたいのなら……、いいわよ?」
どきん。
心臓が高鳴る。
そして、魔少女は微笑みながら僕の瞳を覗き込む。
「して、ほしい?」
「……うん」
ごくりと唾を飲んで答える。
かすれ声の返事は、蟲惑的な微笑みと、ブリーフが下ろされる衣擦れの音。
「ふふふ、すごいわ」
下着から解放された瞬間に、音を立てて下腹に貼り付いたその器官を、
<銀弾少女>は、愛おしげに撫でた。
「あっ!」
僕の反応に、さらに微笑を濃くする。

531:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:40:37 7mvC4MjY
「ほら、こんなに堅い……。
私を召喚するために、たくさん禁欲したのね?
夢魔の誘惑に、耐えながら……」
白い指先が、僕の性器を根元から這い登っていく。
手のひらを上にした、人差し指と、中指と、薬指が。
それは、僕の男性の器官の裏側の、硬く浮き出た筋に沿ってゆっくりと登ってくる。
「うわ……」
思わず声が漏れる。
でも、<銀弾少女>の手指は止まらない。
いっそう優しく、
いっそう淫らに、
男の一番汚らわしい部分に少女の指が這う。
登りつめた。
「うふふ」
指先は、堅く膨らんだ僕の先端に触れている。
指先は、ゆっくりと、その縁(ふち)をなぞっていった。
形と大きさを、測るかのように、丁寧に、丹念に。
「ピンク色でとても綺麗。
―可愛いわ。夢魔に好きにさせるのはもったいない。
私がいただくわ。貴方の望みどおりに」
敏感な輪郭を一周させ、<銀弾少女>は宣言した。
僕の抗いを許さぬ、僕の意思を確認する素振りさえも見せない傲慢なことば。
でも、それに僕が逆らえないことを、少女は誰よりも識(し)っていた。
彼女が在(あ)るようになる、その前から。
そして、僕も、それを感じていた。
だから、僕はゴスロリの美少女が、僕の股間に顔をうずめ、
その桜色の唇を僕の生殖器官に近づけるのを、
声にならない歓喜の声をあげながら、ただ見守った。
そして、<銀弾少女>は、ちろり、と舌を出して、
僕の男性器を舐め上げた。―僕を悩ます夢魔よりも淫らに、優しく。

532:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:40:59 7mvC4MjY
じゅぷ、じゅぷ。
ちゅる、ちゅる。
少女の、甘い唾液が、僕の先端に絡みつく。
<銀弾少女>の奉仕は、信じられないほどに気持ちよかった。
柔らかい舌先が、執拗に溝をねぶる。
舌全体で舐めあげ、すぼめた唇の輪でしごきあげる。
そのたびに僕はかすれた声をあげてのけぞる。
少女の淫戯は、まるで、僕の弱いところをすべて知り尽くしているかのようだった。
「そうよ。―私は、貴方が作った…<銀弾少女>だもの」
口に出して言ったのだろうか。
それとも彼女が僕の頭の中を読み取ったのだろうか。
どちらでも、同じことだった。
下から見上げてくる<銀弾少女>の瞳は、僕の目の奥を覗き込んでいる。
心を読み解かれる、快楽。
すべてを知られる、快楽。
それは、僕が目の前の魔少女に望んでいたことだった。
僕の心の闇を、どろどろとした穢(けが)れた欲望を弄ぶ夢魔よりも、
深く、丁寧に、そして正確に。
少女は、僕の全てを読み解き、知り尽くす。
今にも男根から噴き出してしまいそうな精液と獣欲でさえも、
彼女は、識っているのだ。
あるいは、僕自身よりも。
だから、射精の瞬間、僕が望んだとおりに<銀弾少女>は、振舞う。
僕を見つめる微笑をより艶麗に色濃くし、
唇を開いて僕の先端を優しくくわえ込み、
そして、僕の射精を口の中に許す。
「あああ……」
まるで女の子のような、高い悲鳴が僕の口から漏れる。
甘くかすれた声は、射精が終わるまで長く長く続き、
<銀弾少女>が、唇を離したときに終わった。

533:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:41:20 7mvC4MjY
こくん。
こくん。
少女の喉が、つつましげに鳴る。
口の中の粘液を、ためらいもなく飲み干した音。
指先でそっと唇をぬぐい、舌をちろりと出してみせる。
「私に会うためにずいぶんと我慢したのね?
精子がとても濃くって、美味しかったわ。
これなら、強い銀弾(たま)を作れる」
微笑む艶やかさと淫蕩さ。
僕は、酸素を求めて荒い息を繰り返した。
「ふふふ、夢魔のよりも良かった? 私のお口」
「あ、ああ、う、うん……」
「そう。貴方、こういうのが好きなんでしょ?」
「うん……知ってたの?」
「もちろんよ。私は貴方が呼んだ<銀弾少女>。
だから、貴方のことは何でも分かる。貴方が何を望んでいるかも」
「……」
「ふふふ、知っているわよ。私に精液を飲ませたあと、
貴方が今度は何をしたいのか」
<銀弾少女>は、その場で立ち上がった。
ベッドに腰掛けたままの僕は、魔少女をふたたび見上げる形になる。
<銀弾少女>は、スカートをたくし上げ、その中のものを僕に突き出した。
「脱がせて─見たいんでしょ? 私のを……」
答える心の余裕はなかった。
でも、彼女なら、それさえも、わかっているはずだ。
震える手で純白のショーツに手をかけ、
わななきながら、下ろす。
薄いピンク色の秘裂に唇を寄せると、
<銀弾少女>は、僕の頭を抱きかかえて、
自分の腰を強く押し付けた。

534:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:41:41 7mvC4MjY
「ふっ……あっ……」
ベッドの上に嬌声が満ちる。
ゴスロリをお腹の辺りまでたくしあげた<銀弾少女>の下半身は、
靴下以外に何もまとっていない。
僕は、その白い太ももの奥に顔をうずめ、獣(けだもの)のように
魔少女のあそこを舐めていた。
「んっ……くっ……」
<銀弾少女>が声を殺しながら、しかし、もっと強く、と言うように僕の頭を抑える。
舌先を堅く尖らせて、女性器の内部に突き入れると、少女はのけぞり、
女性器の中心にある真珠のような突起にそっと舌を這わすと、甘い悲鳴を上げた。
二人は、攻守を完全に逆転させていた。
でも、それは、つまり、さっきと同じ、ということ。
僕が呼び出した、僕のための少女。
少女が守らなければ滅んでしまう、少女の物である僕。
それは、どちらか片方だけでは生きられない弱い生命。
だけど、二人ならば─。

手早くコンドームをつけた僕の男性器は、
これから少女の中に入ることが出来る期待に打ち震え、張り詰めていた。
<銀弾少女>は、うっとりとそれをみつめ、
何度かそれを手でしごいて確かめた。
「はやく……私の中に……」
「うん……」
貫いたとき、二人の押し殺した声は、まるで一つのもののように聞こえた。
熱い肉と、潤んだ肉とは、それぞれを隔てる薄いゴムの膜に不満を感じるようにうねったが、
やがてそれさえも気にならなくなったように、ぴったりと重なった動きをはじめ、
それはどんどんと昂ぶっていった。
僕は、愛しい少女を覆うゴスロリを剥ぐようにして脱がせた。
もう<銀弾少女>じゃ、ない。
綾ちゃん。
僕の、大切な、大好きな女の子。
その中に入る。
一つになる。
快感。これ以上がないくらいの幸せ。
絶頂の瞬間、僕と綾ちゃんは、声にならない声をあげたけど、
それは、もちろん、二人ともまったく同時のことだった。

535:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:42:02 7mvC4MjY
「ん……」
くったり、という感じで綾ちゃんの上につっぷしていた僕は、
気がつくと、慌てて起き上がろうとした。
綾ちゃんは女の子としては少し背が高いほうとは言え、
体重も筋肉も僕のほうがずっと上だ。
それがいつまでも乗っかっていたら、苦しいだろう。
そういう頭が働いたのは、身を持ち上げようとしてからで、
身体は反射的に動いていた。
そして、その動きは、僕の頭の後ろにまわされた綾ちゃんの手で簡単に止められる。
「え……」
「ん。……もう少し、このままでいいよ」
「でも……」
「えいっ……!」
綾ちゃんは、強引に僕を引き寄せ、僕の顔を豊かな胸の間に押し付けた。
「!!」
柔らかに張りつめた、暖かなふくらみの合間。
男の子の身体では絶対に存在しない、感触。
恥ずかしさにもがこうとする僕を、綾ちゃんは、優しく抱き締め続け、
僕は、すぐに抵抗をやめた。
「うふふ」
「……」
綾ちゃんが笑う。
先ほどの、<銀弾少女>の妖しい微笑とは違う、笑顔。
おっぱいの間に顔をうずめている僕は、それが見えないけど、
その笑顔を、僕は良く知っている。
目をつぶっても、それは鮮明に思い出すことが出来た。
「……新治君、落ち着いた?」
「ん……うん」
言われてみて、はじめて、僕は自分がやっとリラックスしていることに気が付いた。

536:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:42:24 7mvC4MjY
今日は、フェラチオを入れると、僕は三回、綾ちゃんに射精している。
もちろんそのたびに、身体の内側全部を吐き出すような開放感があったけれど、
今、こうして、綾ちゃんの胸に顔をうずめていることで、
解き放たれたような気持ちになっているのは、それとはまた違ったものだった。
心の奥の深いところが、安心している。
それは、自分自身でさえも今の今まで気が付かなかったほどの奥底の凝り固まった部分で、
綾ちゃんだけが、それに気が付いていた。
「ん……新治君?」
「……な、何?」
「大好き」
「……ぼ、僕も」
ぎゅっ。
また強く抱きしめられる。
とくん、とくん。
綾ちゃんの心臓の音が聞こえた。
激しいセックスの後で、鼓動はまだ早い。
でも、それは、聞いていて、心が落ち着く音だった。
「うふふ、新治君、今日はいつもよりも激しかったね?」
「うん……すごく、興奮した……」
「私も。……でもね、きっとそれだけじゃないよ」
「え?」
「新治君、最近ちょっと張り切りすぎ」
綾ちゃんは、そう言ってまた僕の頭をぎゅっと抱きしめた。
「そ、そうかな……」
答えながら、僕は、それが本当のことだということを、すでに理解していた。
新しい試み。
新しい生活。
アルバイトのことを別にしても、色々なことで僕は、変わりつつある。
それは、成長と言う名の変化で、もちろん喜ばしいものであるけど、
急激な変化に、とまどい、無理をしている部分もないわけではなかった。

537:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:42:46 7mvC4MjY
「いいんだよ、張り切っても。そういう新治君が、私は大好き。
でも、―そうじゃない新治君だったとしても、もちろん大好き」
綾ちゃんは、僕の頭を撫で始めた。
僕は、真っ赤になった。
成長して行くこと、自分を変えて行くことは、もちろん楽しくて充実するものだ。
綾ちゃんにふさわしい、価値のある男になることは、
僕にとって何よりも大切なこと。
だけど、僕は、それに不安を感じ始めてもいた。
(いつまで、これを続けていられるんだろう)
今は、できている。でも、この先はどうなのだろう。
綾ちゃんのそばに入る限り、なんでも出来ていけそうな気がする。
だけど、綾ちゃんも、どんどん素敵な女性に成長していく。
そして、僕はそれについていけるのだろうか。
もともと、僕は他の男の子たちよりもずいぶん劣っていた。
今は、色々な歯車がうまくまわっているから、できている。
でも、それができなくなったら?
漠然とした不安は、充実した日々の隙間に潜んでいた。
それは僕自身でさえも自覚せずに僕を蝕みかけ、
そして、綾ちゃんは─。
「新治君?」
「あ、うん、何?」
「大好き、だよ」
「!!」
綾ちゃんは、それさえも、知っていた。
不意に泣きたくなるような衝動が、僕を襲う。
でも、それは、涙になる前に、綾ちゃんの肌に優しく吸い込まれた。
ああ。わかった。
今は、泣かなくても大丈夫な時なんだ。
綾ちゃんは、僕が本当に泣きたいときには、泣かなくちゃいけないときはきちんと泣かせてくれる。
そういう女の子だった。

538:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:43:09 7mvC4MjY
僕は、なんだかわからないまま、でも全部がわかったように、
綾ちゃんの胸に顔を押し当て続け、自分を癒した。
「うふふ」
どれだけ、そうしていただろう。
綾ちゃんの笑い声に、僕は、僕がすっかり元気になっていることに気が付いた。
「だから、ね。大丈夫よ、新治君」
身体を起こして見つめると、綾ちゃんは、いきなりそう言った。
細かい説明のことばはない。
でも、何万語を重ねるよりも、僕はそれを理解できた。
(貴方ト私、二人ナラ、ドンナコトモ、大丈夫)
そう。
ずっと前からわかっていたことを、二人は確認した。
綾ちゃんがいるから、僕は変われる。
成長し続けられる。
それで傷ついても、疲れても、綾ちゃんがいることで、
そばにいてくれることで、それさえも癒すことが出来る。
そして、綾ちゃんは、そういうことができることで癒され、成長していく。
永久機関。
二人は、一人では動けない永久機関のパーツだった。
「……」
「……」
僕らは、見つめあい、微笑みあった。

そして、キスをしようとして、僕は、綾ちゃんが、
目を丸くして何かを凝視しているのに気が付いた。
「……?」
視線をたどる。
それは、さっき綾ちゃんが<銀弾少女>になりきるべく、
月光を取り入れようとして雨戸を開けたガラス戸のほうで、
そのベランダには─誰かがいた。
「だ、誰だ?」
僕は人影に声をかけた。
「私です。お兄さま、そして、お姉さま」
「……彩?!」
「……妹さん?」
先ほどから、部屋の中を覗いていただろう、その人物は、
ゆっくりとガラス戸を開けて入ってきた。
月光の中で、<マジ狩る少女ぴくる>の装束に身を包んだ、綾ちゃんの妹が。



                    ここまで


539:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/10 01:44:25 7mvC4MjY
そろそろ完結の予定です。

540:名無しさん@ピンキー
08/03/10 02:18:14 WkHSk31u
一番槍GJ

541:名無しさん@ピンキー
08/03/10 02:27:12 wTDI1m4c
元ネタ、もしかして禁断少女か……!?
あのスレは難しい。

もうすぐ終わっちゃうのか。
早く続き読みたいけど終わって欲しくないなー……

542:名無しさん@ピンキー
08/03/10 02:37:10 Kbn45MDA
ど、どうなってしまうんだ…

ていうかキンの次はギン吹いた

543:名無しさん@ピンキー
08/03/10 05:23:31 FLh2sW9o
待ってたぜGJ!
この3人がどうなってしまうのか…あぁ楽しみであり不安だなぁ


544:名無しさん@ピンキー
08/03/10 07:36:35 /v+OuKpE
銀弾少女やキンの次はギンの元ネタがわからないので
今回は楽しめなかった…

545:名無しさん@ピンキー
08/03/10 08:13:46 N5a2mBBK
禁断少女かwww

546:名無しさん@ピンキー
08/03/10 08:52:22 CrDzpzSB
作中作に力入れ杉w

547:名無しさん@ピンキー
08/03/10 09:01:53 xA9s74dl
>>539
GJ
修羅場か姉妹丼か、どちらにせよワクワク

548:名無しさん@ピンキー
08/03/10 09:11:45 OrE6C2cV
GJ!
次回気になってわくわくしてきた

549:名無しさん@ピンキー
08/03/10 14:28:36 3bBIxmMn
氏がニコ動に依存しきっている事はわかった。

だが、あまりニコ動ネタを流用されると萎えるから程度を考えて使って欲しい。
他スレネタや当て字の乱用もなあ・・・
使ってるネタがあまりにもネタスレだったりオタ趣味全開でやられるとその・・・
同じ動画を見てるんだなという共感以外に・・・萎える。

俺も充分キモオタなんだと思い知らされるようでなんかなあ・・・
誤爆に書くべきなんだろうがあえて本スレで言ってみる。

550:名無しさん@ピンキー
08/03/10 15:39:20 XqKEQfkX

                             |
                             |
      ∩___∩             |
      | ノ  _,  ,_ ヽ        ((  |
     /  ●   ● |         |
     |    ( _●_)  ミ =3  ハア。.  J  ))
    彡、   |∪|  ノ
⊂⌒ヽ /    ヽノ  ヽ /⌒つ
  \ ヽ  /         ヽ /
   \_,,ノ      |、_ノ

551:名無しさん@ピンキー
08/03/10 16:11:04 olbaZn3K
そういうレスつけると切れて粘着化するので以後スルーで通してくれ

552:名無しさん@ピンキー
08/03/10 16:56:40 YR2mq9cE
必要以上に他作品とクロスさせたり、それを匂わせる文章を見ると
「みんなは俺の作品を全部読んでくれてるんだ……こりゃー会場で大爆笑必至だぜ、ぐへへ」
って心の声が聞こえてくる私はヒネクレ者だと思う

553:名無しさん@ピンキー
08/03/10 16:57:58 o+nOy8BW
>>552
伊坂幸太郎に謝れ

554:名無しさん@ピンキー
08/03/10 22:51:19 NuG7zxHv
すみませんっした!!!!

555:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:07:52 ciZlvCUw
>>552
あーそんな感じ…

どっか必ず自サイト営業みたいなくだり入れてたりとか、
他スレ作品も読んでないなら読んでくれみたいな。

でもそれやる時は氏がスレ移る頃合なんだよな
意識してるのかしてないのか知らないけど。

最後には決まってこういう流れでスレが荒れていくのをながめつつ
荒れたのはスレ住人のせい
みたいにして去って行くというのが過去の経歴だし

そろそろこのスレにも飽きたんじゃね?

556:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:32:37 OrE6C2cV
ということにしたいのですね ;-)

557:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:37:53 JMacCaiO
>>539
GJ!3人とも幸せになってほしいなぁ

558:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:43:54 HWrfFZYN
とりあえず俺は続き楽しみです

559:名無しさん@ピンキー
08/03/10 23:51:06 UDsbAOLp
ん、春か?
ここは桃色の板だから関係ないはずだよな?

560:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:12:40 zGt797ga
>>539
GJ!

>>552
>>555
あんたたちはゲーパロさんの作品をこのスレでしか知らないオレを
うらやましがらせようとしてるのか?

……マジでくやしいです

561:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:15:39 1rkzH0/J
ゲーパロでググレカス

562:名無しさん@ピンキー
08/03/11 00:23:14 +YgCjq+x
誤爆スレでやってろ

563:名無しさん@ピンキー
08/03/11 01:19:41 SOfZp8te
>>539
GJ!俺の予想だと新治は発狂した妹に負けて足を食べられると思うんだ。そして、綾は献身的に介護すると思うんだ。そんで二人の絆は強まると思うんだ。・・・ごめん


564:名無しさん@ピンキー
08/03/11 13:25:56 78LGVEV4
元ネタ知らなくて<銀弾少女>「キンの次はギン」で
まさか前作はキ○タマ少女!?とか思った俺は死んだほうがいい

565:名無しさん@ピンキー
08/03/11 14:48:57 RhplslZe
>>564
よう俺!こんなところでなにしてんだ?

566:名無しさん@ピンキー
08/03/11 23:43:58 7IXChDd2
仮面ライダーヴェナスvs仮面ライダーヒューガ~SEED全滅大作戦~
ご期待ください!

567:名無しさん@ピンキー
08/03/11 23:44:42 7IXChDd2
すまんひどい誤爆だ

568:名無しさん@ピンキー
08/03/12 17:40:35 TlcK85tY
依存ヒーローと聞いて

569:名無しさん@ピンキー
08/03/13 09:37:13 osDs7XQK
自分を振った、裏切った等の女をMCとかして自分がいなければ生きていけない状態にしつつ
わざと憎々しく接したり恋人を別に作って妾扱いしたりと酷いことをしつつ
それでも自分から離れられない女を見てニヨニヨするという鬼畜シチュが好きなんだけど
これってこのスレ的にありなんだろうか

570:名無しさん@ピンキー
08/03/13 10:31:01 B0gGGlaN
キクマエニ ヤレ

571:名無しさん@ピンキー
08/03/13 11:25:07 N8FdlrcU
チチキトク スグカエレ

572:名無しさん@ピンキー
08/03/14 00:44:01 bCLB2Gfw
>>569
俺はどちらかというとMCスレ向きの内容のように思うが、どこに投下するかはお前さんの自由だ
存分にやってくれ

573:名無しさん@ピンキー
08/03/14 14:13:12 TNur9Jhe
マンション失敗とかで10億ぐらい借金させて
主人公が利子だけ払ってやりつつ、10億のことは裏で情報広めて
他の男がよりつかないようにするとかならMC不要

574:名無しさん@ピンキー
08/03/14 14:20:43 PdnG6zrb
MCとかハーレムとかヤンデレとかと依存は親和性が良いんだが、いかんせん
相手の属性のほうが強いからそれらのスレにいっちゃうんだよな。
見てる人も保管庫などのバックアップも段違いだし。


>>569のシチュはもうすでにあったり。
・大人のための催眠術の創作ルームの中にあるストーカー
  気が弱い陰険な主人公が、気になっている女性に馬鹿にされた。偶然手に入れたMCできるシステムを
 使って相手をいじくりまわせ!という話。題名の通り相手をストーカー化させる。

575:名無しさん@ピンキー
08/03/14 15:20:26 WvieAB3e
もともと単に>>569が好きなジャンルってことだから

すでにあるとか関係なくね?

576:名無しさん@ピンキー
08/03/14 22:01:48 bCLB2Gfw
同じシチュでも料理の方法次第で別物になるんだぜ

577:名無しさん@ピンキー
08/03/15 01:16:48 j4XCizsR
肉じゃがとビーフシチュー然り

578:名無しさん@ピンキー
08/03/15 11:27:55 UB19EG+c
>>577がうまいこといった

579:名無しさん@ピンキー
08/03/15 13:25:37 YxebYIeO
そうそう、ポークカレーとビーフカレー然り

580:名無しさん@ピンキー
08/03/15 16:51:18 UrOuOBzV
>>579
それはツンデレとクールデレくらい違うがな。

581:名無しさん@ピンキー
08/03/17 01:06:48 +PPPBYjg
保守

582:名無しさん@ピンキー
08/03/17 21:29:13 uNhMOTe1
保守

583:名無しさん@ピンキー
08/03/18 23:38:32 tsnvGqvJ
最近普通の純愛も依存に見えてくるようになったんだが…

584:名無しさん@ピンキー
08/03/20 03:14:20 2WnjBVzF
>583
末期だな。

585:名無しさん@ピンキー
08/03/20 13:52:20 HTvDMStQ
むしろ初期

586:名無しさん@ピンキー
08/03/20 14:02:54 s/HlyuSl
じゃあ末期はどうなるのさ?

587:名無しさん@ピンキー
08/03/20 20:10:41 kpgUeTsC
自分のことを王子と呼べなどと言って監禁する

588:名無しさん@ピンキー
08/03/20 20:23:42 yfWy/1MC
死ねば二次元に行けると思いこむ

589:名無しさん@ピンキー
08/03/20 21:11:28 qV8qwwAC
>>586
好きな作品が鬱な終わり方をすると自殺する。
例えばシンジ君と綾ちゃんが破局を迎えるとか…。

590:名無しさん@ピンキー
08/03/20 22:21:55 dDjVvPXv
末期、依存病。

591:名無しさん@ピンキー
08/03/21 00:07:48 hBaktBKE
なるほど、>583 よかったな!まだ初期段階だって!家族と一緒にがんばろ!


592:名無しさん@ピンキー
08/03/21 19:33:32 OWyR8Hp9
死んだら外方次元界に行けて美女達とウハウハできると思い込む

593:名無しさん@ピンキー
08/03/21 19:37:51 WFoKhZDD
イスラム教は殉教すれば40人の美女との官能的な生活が約束されるとあってだな…

594:名無しさん@ピンキー
08/03/21 22:32:13 qcaXzxhS
>>593
マジかよ……

595:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:08:49 OWyR8Hp9
>>593
北欧神話もその系統だな>ヴァルキリー(ワルキューレ)

596:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:51:08 zUo02KGd
>>594
騙された奴が腹にダイナマイト巻いてイラクの警察署や米軍基地に突っ込むのさ・・・

597:名無しさん@ピンキー
08/03/22 00:07:22 OB2Ddutf
>>594
それどころか

生前に薬で眠らせて拉致

目が覚めると美女40人が居て酒池肉林

もう一度薬で眠らせて目を覚ますと美女が居ない

「いい夢を見た?へぇ、そうなんだ。でも殉教すればまたあの快楽を味わえるよ」

死をいとわない宗教戦士洗脳完了

というのが実際にあったとか。

598:名無しさん@ピンキー
08/03/22 00:42:54 iGV0rVZs
>>589
字面を見て一瞬エヴァの話かと思った。

599:名無しさん@ピンキー
08/03/22 12:54:06 jSMDoNCF
>>595
wktkしながらぐぐったが晩餐でワルキューレがお酌してくれる以外は
毎日朝から晩まで殺し合いの特訓で絶望した!!

600:名無しさん@ピンキー
08/03/22 15:53:49 8+RA6J0t
>>599
これが本当の修羅道か。

601:名無しさん@ピンキー
08/03/22 16:19:44 PZSeTQDj
>>599
 エロパロ脳で

 毎日朝から晩まで『性的』殺し合いの特訓

 に変換すれば良いと思た

602:名無しさん@ピンキー
08/03/22 22:10:55 iVnYvd+R
>>601
そうか! ヴァルハラに召されたのが女戦士ばかりなら! (;´Д`)ハァハァ

603:名無しさん@ピンキー
08/03/23 02:36:57 AyTGXNQG
やあ僕前世の記憶があるんだ!
もう何度も転生してるんだけど死因はいつも死神の彼女の嫉妬なんだ。
他の女の乳なんか触れるなってさ。

604:名無しさん@ピンキー
08/03/23 15:48:43 k1dKH3e4
>>603
ああっ ひが・・・!!
たのみのつなの ひが きえてしまった。
くらい!! みわたすかぎり まっくらやみだ!!

わたしは あかりを もとめて てさぐりで
いどうしようとした。

ムニッ!!
そのとたん あしがすべり むねに きょうれつに
かおをうずめてしまった。

ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

こうですか?わかりません><

605:名無しさん@ピンキー
08/03/23 20:33:22 SHNTP4CN
*「おおっと らちかんきん」


ろうのなかにいる

606:ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6
08/03/23 20:54:48 92xklbjf
>>603

女死神 「あれほど、わたくし以外の女の胸にさわるなと念を押したのに、貴方と言う人は……」

男 「ちょっ、ま、待って! 今回、俺、彼女いない歴=年齢! 
   幼稚園のときもお医者さんごっこなし!! 無実! 無実!」

女死神 「いいえ、貴方は赤子の頃に母親の乳房に触れました。
   手で触っただけでなく、乳首に口をつけてお乳まで……。
   私以外の女のおっぱいを……おっぱいを……」

男 「そ、それはっ! つーか、そこまでっ!?」

女死神 「今までガマンしていましたが、考えれば考えるほど、許せなくなってきました。
   貴方が、わたくし以外の女の胸で幸せになるなんて!!」

男 「それ食欲の幸せ! 性的な幸せじゃない!」

女死神 「問答無用!! とりあえず次の転生まで私のもとにいてくださいっ!!」



どんな人間でも、必ず死んでしまうのは、
みんながみんな専属の重依存の女死神様が付いていて、
女死神様の依存が限界を越えると連れ去られてしまうからなのデス。

607:名無しさん@ピンキー
08/03/23 22:34:22 /u3rafgs
そんな宗教あっていいと思う、残された家族も納得だぜ!

608:名無しさん@ピンキー
08/03/23 22:44:53 VSpkTfRz
>>606
死んだら死神の彼女(彼氏)との甘々な生活ができるんだね!
明日も生きる気力が湧いてきたぜ

609:名無しさん@ピンキー
08/03/24 00:16:14 2UPpKrPz
ちょっと練炭と七輪買いに行ってくる

610:名無しさん@ピンキー
08/03/24 00:35:23 inD7gQqZ
睡眠薬は一瓶あれば足りるよな?

611:名無しさん@ピンキー
08/03/24 01:08:35 6Ua52axv
そんな確実性の低いやり方選ばずに
素直に空気注射で血管つまらそうぜ!

612:名無しさん@ピンキー
08/03/24 01:16:00 uoJzRXc2
死神タンとの甘々な生活もいいけど
オレ、綾ちゃんと新治くんの行く末を見届けないうちは死ねない……

613:名無しさん@ピンキー
08/03/24 18:45:15 wPbrYRd3
>>606
それはすこしヤンデレ分が多い気がするが、ちょっと近くの高層建築物屋上まで行ってくる。

614:名無しさん@ピンキー
08/03/24 19:37:27 9O89Y1Xw
自殺者自重www


スイマセン。おっぱいマウスは許してください。

615:名無しさん@ピンキー
08/03/24 21:04:04 A6Yaw5aQ
とりあえず二次創作だがいい依存物を見つけたので紹介。既出ならスマソ

URLリンク(zerokan.digital-ark.com)

ここにあるゼロの使い魔のSSで『蜘蛛の糸』ってやつ
ルイズとシエスタとタバサをサイトが巧妙に追い詰めて依存させていくというもの

616:名無しさん@ピンキー
08/03/24 21:22:31 t9s1r6Yt
>>615
そこは探せば大抵のジャンルは見つかりそうだw

617:名無しさん@ピンキー
08/03/25 00:36:32 9BhMne7d
>>605
マイト&マジックかウィザードリィだな。

618:名無しさん@ピンキー
08/03/26 03:57:21 Db9jBD4O
ゲームとガンダムが無くなったら自殺すると言う知り合いがいるんだがこれも依存ですかね

619:名無しさん@ピンキー
08/03/26 19:03:33 BS7L0+K2
ネギまなんだけど
茶々丸がネギにネジを巻いてもらう事に快感を覚えてどんどん依存していく
果てには自分に関わりのある人を皆殺しにして、ネギに巻いてもらわなければならない状況を作り出す
みたいな妄想が止まらない

620:名無しさん@ピンキー
08/03/26 19:56:52 69XzCia/
それヤンデレ入りすぎじゃね?
マスターとネギで迷う程度なら見てみたいが。

621:名無しさん@ピンキー
08/03/26 21:56:19 VrtelWHr
>ネギに巻いてもらわなければならない状況を作り出す
これは良い。問題はその状況の作り方だな

622:名無しさん@ピンキー
08/03/26 21:58:15 ZDsF2kR1
茶々丸がネギに「ネギ専用ネジ」をリボン付きでプレゼントする(他のネジは廃棄)とか
エヴァンジェリンが目の前に居るにもかかわらずわざわざネギに頼みに行くとか
ネギに巻いてもらう事を妄想して思わずニヤニヤしてしまう日常シーンの茶々丸とか

うーん。少々ありきたりか?

623:名無しさん@ピンキー
08/03/26 23:56:10 VrtelWHr
むしろネギの方から何かして、
茶々丸がネギ以外の人に巻いて欲しくない!
とかいう風に仕向けるのはダメか?

624:名無しさん@ピンキー
08/03/28 03:37:51 3OCpdOlM
依存させると依存されるは違うよな?

625:名無しさん@ピンキー
08/03/28 05:48:22 ISO6dKDb
このスレじゃ依存させるはダメなのかい?

626:名無しさん@ピンキー
08/03/28 17:52:20 M/TBo60y
依存「させる」のが駄目とは書かれていないような・・・。

627:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:01:41 oxooA2Q2
どっちも同じ依存なんだからいいんじゃないか。
依存している姿に悶えるのも依存させる過程にほくそ笑むのも最高じゃないか。

628:名無しさん@ピンキー
08/03/29 00:38:29 QQ0bsvTi
まあそこは個人の嗜好ではあるな
ただ、依存させる場合は過程が上手くないと鬼畜っぽくなる気がする
男が女を陥れて依存させるとかは個人的にはちょっとな…

629:名無しさん@ピンキー
08/03/29 20:22:26 BgmbmfiN
ビッチ→依存 のコンボが黄金律なのって俺だけ?

630:名無しさん@ピンキー
08/03/29 22:18:07 Rq/5Ueqf
ビッチっぽいと周囲から誤解されてる少女に、主人公が優しく接する



実は古風な所のある少女がメロメロになって依存

というシチュが好きな俺はエロゲに毒されている

631:名無しさん@ピンキー
08/03/29 22:23:32 BDBiDOTj
幽霊少女の依存はここなのだろうか?

632:名無しさん@ピンキー
08/03/29 23:07:23 f9JBe2Gm
>>631バッチこい

633:名無しさん@ピンキー
08/03/30 02:23:43 csYdzOmx
>>631
急いで執筆作業に戻るんだ

634:名無しさん@ピンキー
08/03/30 10:31:28 sIEkTrhR
カマンカマーン

635:名無しさん@ピンキー
08/03/30 13:52:06 jhaCLv6M
ハマーンカーン

636:名無しさん@ピンキー
08/03/31 01:08:36 9ovdAfsm
>>629
俺も大好き
依存される側が、性格から優しくしてはいるけど、本心ではビッチを敬遠してると尚良い

637:名無しさん@ピンキー
08/03/31 04:50:09 TDzarEej
そしてヒロインが病んでいき、最終的にはほのぼのな純愛になると尚よい

638:名無しさん@ピンキー
08/03/31 22:41:40 gFVKiEMj
今姫と従者な依存物書いてる途中なんだが、ここって依存なら現代じゃなくても大丈夫?

639:名無しさん@ピンキー
08/03/31 22:56:28 JuJ7d+Vq
個人的には超OK!
現代ものしか依存物はできないって訳でもないし、

640:名無しさん@ピンキー
08/04/01 00:19:12 y4Oho/td
ボロボロにレイプされた女をたまたま見付けて介抱した男が依存されるという電波が来たが俺には文章にできなかった

641:名無しさん@ピンキー
08/04/01 01:22:22 PkbEtjlC
>>640
>>521をみると幸せになれるかも

642:名無しさん@ピンキー
08/04/02 23:38:15 olcn0o77
保守っておこうか

643:名無しさん@ピンキー
08/04/03 22:35:32 64EqO7ML
書き込みないな。

644:名無しさん@ピンキー
08/04/04 19:11:33 Gr5ekUeT
保守

645:名無しさん@ピンキー
08/04/04 23:26:26 IJidvFcP
1ヶ月以上書き込みがなくても落ちないのに保守とかする必要ないだろ…

646:名無しさん@ピンキー
08/04/05 02:22:16 lpP4fdal
落ちないからって放置されてるスレは死んでるから

647:名無しさん@ピンキー
08/04/05 22:30:27 BR4+dJdN
じゃあネタ提供してみる。
最近、某狩猟ゲーをやってるんだけどさ、雇った猫と一緒に戦えるんだよ。
ただ、仲間が居ると猫を連れていけないから、家で留守番させることになるんだけど

猫が新米狩人に雇われる→最初は単なるお供だったが、沢山の狩猟を共にこなしていく内に、雇い主が性的な意味で好きになっていく
→種族の違いに悩む、また、この頃から雇い主も集会所で狩人仲間と狩りに行くようになり、お留守番が多くなる
→雇い主に構ってもらえない日々にいいしれない寂しさと虚しさを感じ始める
→村長に、雇い主に村クエを押し付けるように頼む→雇い主と狩りに行く日々が返ってくる→頼む村クエがなくなる
→また留守番→依存が深まる→雇い主が化け物と相討ちになり、介護なしでは生きられない体に→晴れて共依存

みたいな電波が飛んできた。

648:名無しさん@ピンキー
08/04/06 21:59:49 dl5aTR+v
>>647
猟りのくだりは余計だと思います><

649:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:17:57 iHdtlXJD
>>648
丸1日突っ込みが入らないかとヒヤヒヤしたぜw

650:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:25:40 wc8exvXK
毎日ご飯に少しずつ毒を

651:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:30:26 C0JMQim7
ロシアン・ティーを一杯。ジャムではなくママレードでもなく蜂蜜で

652:名無しさん@ピンキー
08/04/07 05:48:17 mLt64Wv6
イゼルローンに依存してるのか?

653:名無しさん@ピンキー
08/04/07 11:10:03 yhLcq4Tw
ミザリー

654:名無しさん@ピンキー
08/04/08 09:49:00 TZPi23mN
物凄い資産家の令嬢とかに

「お望みの物は何でも差し上げますから……側にいさせてください……」

みたいに言われてさ、二号さんにしちゃうのとか萌える。

655:名無しさん@ピンキー
08/04/08 15:18:44 +tCVwfLO
あたしがいないと何もできないんだから!
とか言いつつ実際は相手がいないと自分が何もできなくなり、少しずつ病んでいったりするのが萌える

656:名無しさん@ピンキー
08/04/08 19:41:01 /9eNiyel
>>655
で、女と対等な恋人になりたくて一人で何でもできる男を目指したら相手が豹変してビックラこいた、みたいな

657:名無しさん@ピンキー
08/04/08 21:01:53 u8qL4Wqt
それはヤンデレだろwww

658:名無しさん@ピンキー
08/04/08 21:11:26 P+c2/+dE
ヤンデレってうまくいけば依存にもってけると思うんだよな

659:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:37:54 onSXVv4+
>>655
世話を焼いてるうちにのめり込んでいくパターンか。


660:名無しさん@ピンキー
08/04/09 00:04:26 /9eNiyel
LV0 あたしがいないと何もできないんだから!
LV1 ああもう、あれも!これも!それも!ほんとに世話が焼けるんだから。
LV2 あんた、私がいなくなったらどうするつもりよ!
LV3 そんなことじゃ一生結婚できないわね(キラリン)
LV4 ひょっとして、あんた私に世話焼かれるの好きなわけぇ?(ニヤニヤ)
LV5 あんたも少しはマシになってきたわね。で、でもまだまだだわ!(アセアセ)
LV6 …なんだか、最近別人みたい。どうしたの?(ガクガク)
LV7 無理しないで私を頼りなさいよ?あんた、一人じゃ何もできないんだからね!
LV8 ああもう、何でそこで私に言わないのよ!
LV9 これからは…一人で…?そう…そうなんだ…
MAX …ぃゃぁ

パッとこういう妄想が出てくる俺マジきもすwww

661:名無しさん@ピンキー
08/04/09 01:37:17 IkYpMgiI
>>660
あれ?俺がいる・・・

662:名無しさん@ピンキー
08/04/09 11:12:15 5mN/Qzn/
ツン→依存の流れは俺の理性が決壊する

663:名無しさん@ピンキー
08/04/09 12:53:21 8ySF7RQi
名士の家のお坊ちゃまな主人公。
知り合いの令嬢と政略結婚が決まる。
「あんたの家が一番金持ちだから結婚したんだからね!」
空気を読まない主人公はツンデレの言うことを真に受けて、
他に女を作って童貞を捨ててしまう。
令嬢は結婚が決まり、新婚初夜を妄想して夢心地に浸っているが、
そのことを知ってしまい……

俺にはこんな妄想が浮かんだ。

664:名無しさん@ピンキー
08/04/09 13:06:08 N7KHCfTk
さあ続きを書くんだ!!
俺は全裸で待機してるから

665:名無しさん@ピンキー
08/04/09 14:22:32 wVlLfjkG
>>633
壊れるほど愛しても1/3も伝わらない (男が天然だから)
純情な感情は空回り I LOVE YOU さえ言えないでいる (ツンだから)



そういや抜刀斎剣心と巴は割と共依存だよな

666:名無しさん@ピンキー
08/04/09 14:28:01 DiB7eo/7
>>665
あの曲にそんな意味が隠されてたのかッ!
よし、ちょっと共依存分補充のためにTUTAYAからるろ剣借りてくる

667:名無しさん@ピンキー
08/04/09 16:14:13 YV08x9+T
>>663
嫁「あんたは良いわよね!わたしが政略結婚なんかで我慢してるのに、よそで女作って!」
婿「君も自分の恋を探してみたら良いんじゃないかな。籍は入れられないけど、愛ってそれだけじゃないだろ?」
嫁「何よえらそうに!」
婿「もうお互いに役目は果たしたんだからさ。こんな紙切れ一枚の結婚なんかに縛られることないよ。」
嫁「こん、な…?」

俺の妄想力ではこれが限界(´・ω・`)

668:名無しさん@ピンキー
08/04/09 17:19:43 5mN/Qzn/
嫁「なん…だと…?」

669:名無しさん@ピンキー
08/04/09 18:36:51 cShlfD4I
依存大好き教の(自分的脳内)派閥図
├― 対人依存派(二大派閥)
|   ├─ 依存する娘萌え派(主流派)
|   |   ├─ ひたすらに愛する姿が良いよ(一途派)
|   |   ├─ 征服欲が満たされるよ(支配者派)
|   |   ├─ 必要とされたいよ(シンジ君派)
|   |   ├─ 依存している娘を虐めたいよ(加虐依存派)or(SMで言うとS派)
|   |   └─ 依存のあまり病んでいる娘に依存してるよ(ヤンデレ派)
|   ├─ 依存する男萌え(非主流派)
|   └─ 相手を依存させるよ(依存過程快楽主義派)
|       ├─ 策略で陥れる(依存原理主義者派)
|       └─ 薬や魔法、機械で依存させる(MC派)
├― 対物依存派 (二大派閥)
|   ├─ 薬等(中毒者派)
|   └─ その他物品(コレクター派)

├― 行動依存派(コミュニケーション派)
|   ├─ キスや膝枕などいちゃいちゃしたいよ(恋人派)あるいは(キス魔派)
|   └─ 占い等に依存している娘って良いよ(極少数派)

├― むしろ依存したい派(M派)
|   ├─ Mだから(SMで言うとM派)
|   ├─ 自分で考えるのは面倒だよ(無気力派)
|   └─ 自分が依存させられていく過程に興奮するよ(過激派)

└― 共依存派(シーア派)


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