キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4at EROPARO
キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
07/12/06 23:37:24 HjQ8bWcX
でも幼すぎて守備範囲外の人も多そうだね

201:名無しさん@ピンキー
07/12/07 00:35:55 U/bbYftE
>>200
まぁそれは、今回のような年齢別にカテゴライズした投下の方法では仕方のないこと。
そのあたりは作者の意図するところなので、次回作の中学生か高校生に期待するとしましょう。

>>196
GJ~。

ちょっと気になることはといえば、先生視点の文章と、第三者視点の文章の切り替えに難があるように感じました。
そんな些細なこと、気になったのは当方だけかも知れませんが・・・。
明確に文体を変える、男のモノローグを()で括る、など、そういうやり方もアリかな、と思います。


それでもやはり、フェラにこだわった構成はイイですなぁ・・・。


202:名無しさん@ピンキー
07/12/07 10:48:19 i6ObVtXn
>>200
真美タンの成長物にすれば万事解決

203:名無しさん@ピンキー
07/12/07 23:23:06 MkYlJUUS
>>197-202
読んでくださってありがとうございます。しばらくはこのスレ中心に活動していこうと思っているので、宜しくお願いします。

小学生では幼過ぎて、好みが分かれるだろと本人も思いましたが。前回の『何も知らない大学生』と正反対の『詳し過ぎる小学生』を、敢えて書いてみました。
ご意見は、次回以降の参考にしたいと思います。

204:名無しさん@ピンキー
07/12/09 11:28:31 OnCAzeEi
ちょっと目を離しただけで、誰も保守に来ないな…
もうこのスレは俺が守る。

205:名無しさん@ピンキー
07/12/09 23:18:47 YS6+EHXh
>>204
オレも助太刀するぜ

206:名無しさん@ピンキー
07/12/10 00:00:41 3nLia6g+
だから、守れもしない投下予告はするなとあれほど(ry

これもモチベーションあげるための儀式だということで、生暖かくご容赦を。

いつものごとく遅れてます!


207:名無しさん@ピンキー
07/12/10 21:42:32 cJ8u7C+Q
保守代わりの小ネタ

208:偽装表示
07/12/10 21:44:20 cJ8u7C+Q
下半身は裸、チンコはフル勃起。オレはこれから佳代子の部屋に突入する。
「佳代子、これを見てくれ。」
佳代子は驚き目を丸くしている。
「すごーい、大きくて立派で美味しそう。」
バカな女だ、Tシャツに貼り付けた「国産松茸 一本¥18000」の偽装表示にすっかり騙されている。
「外国からの輸入物でなく、国産の天然物でこのサイズは凄いだろう。遠慮なく食べてくれ。」
「こんな高価な物、私が食べていいの。」
「松茸は時間がたつと、すぐしなびてしまうから、早く食べてくれ。松茸は生のまま、噛まずにしゃぶるのが一番美味いんだぞ。」
「噛まずにしゃぶるのか、そんな食べかた初めてきいたよ。」
「松茸は中から溢れ出す松茸汁が美味しいんだ。だからプロは汁だけ搾り出して、実は食べないんだぞ。」
「そうなのか、じゃあさっそくしゃぶってみよう。」
佳代子がチンコにしゃぶりついた、スゲー気持ちいい。
「松茸汁は高いんだから、溢さないように全部飲むんだぞ。」
ドピュッと佳代子の口に射精する。
「どうだ、美味しいか。」「滑らかな舌触りに、複雑な味で、とっても高級な味がする。やっぱり国産松茸は美味いなあ。」
完全に偽装表示に騙されている、バカな女だ。

209:名無しさん@ピンキー
07/12/10 21:52:10 2PY8ps1b
>>208
ペン○ンクラブとかにありそうでワラタww
GJ

210:名無しさん@ピンキー
07/12/11 10:15:52 SByiHP1n
久しぶりの保守

211:名無しさん@ピンキー
07/12/11 17:24:32 aKW5PokC
保守

212:名無しさん@ピンキー
07/12/11 22:26:13 tZHgd0z2
>>208
ある意味、MCみたいなもんだよな

213:名無しさん@ピンキー
07/12/12 09:00:34 RtSJQeK6
今日は俺だな

214:名無しさん@ピンキー
07/12/12 22:29:10 iSGUkR6V
MCはすきな方だけど
このスレ的に使用すると威力半減だな

215:名無しさん@ピンキー
07/12/13 01:28:59 Iw/Vrzj5
ハマー?

216:名無しさん@ピンキー
07/12/14 00:32:52 quh3a6tq
俺がハマーだ。

「動くなよ? 弾が外れるから」

217:名無しさん@ピンキー
07/12/14 13:39:54 15p/2Mnm
MCとか何のことか判らんが
とりあえず保守だ

218:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:06:23 0rxMiVoy
>>217
 MC=マインドコントロール=洗脳・暗示

219:名無しさん@ピンキー
07/12/15 08:32:09 wA/eBev8
>>218
わざわざありがとう
お礼にしゃぶっていいぞ

220:名無しさん@ピンキー
07/12/15 20:11:10 qGmhY4X5
星湯

221:3発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:23:19 jX6d74QC
失礼してまた投下したいと思います。

総数13ページです。

222:二番目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:24:06 jX6d74QC
「一目惚れしました、付き合ってください。」

自宅の前で不意に声をかけられた。この辺の中学の制服だが、オレは一年前の春に、高校入学に合わせて家族で引越してきた。この中学生の顔に見覚えは無い。

「オレ、彼女いるから。」
それだけ言い残し、振り向きもせずに家に入る。



翌日、家の前に人の姿が有った。昨日の中学生だ。

「これ、読んでください。」

差し出したピンクの便箋には 矢神 享也 と、オレの名前が丁寧な文字で書かれている。
綺麗に切り揃えた前髪、膝下のスカート、丁寧な文字・・・。 いわゆる真面目タイプの女、オレの好みからいえばつまらない女だ。

「言ったろ、彼女がいるって。」

そう言って手紙を突き返し、振り向きもしないで家に入る。まったく興味が沸かないのだから、変に期待させるよりはきっぱり断った方がこの女の為にも良いだろう。

しかし更にその翌日も、あの女は家の前に立っていた。
ストーカーだ!
この手の真面目で恋愛経験少ない奴は、思い詰めると周りが見えなくなって、突拍子もないことをしでかすから怖い。
まさか、いきなりナイフでブスり・・・。
いくら何でもそこまでやらないだろうと苦笑し、女の横を足早に通り抜ける。

223:二番目投下 2/13 雷電
07/12/15 20:25:46 jX6d74QC
「私、本気なんです。あなたの事で頭が一杯で、胸が苦しくって・・・。」

まったく、面倒くさいのに気に入られたものだ。
胸に付けた名札に目を移す。

3‐B
十口 りん

二つ年下だ。
やけにスッキリした名前、というのが第一印象だが。そう、この女は名前の印象通りに体つきまでスッキリしている。興味が沸かない最大の理由はそれだ。
普通中3なら、少しくらいはふっくらしていても良さそうだが、この女は完全なスッキリ体型。オレが今付き合っている彼女は、一つ年上でEカップのエロエロな彼女だから、こんなスッキリ体型ではどうにも物足りない。
Cくらい有れば味見してみようかと思うのだが、ここまでスッキリしてると摘み食いする気も起きない。
やっぱり女は巨乳だ! 豊かな胸こそ女らしさの象徴、男のロマンだ!!
こんなブラジャーすら着けているのかどか分からないスッキリ体型は眼中にすら入らない。

「何度も言わせるな、オレには彼女がいるんだよ。一つ年上でEカップのエロエロな彼女が。だからお前みたいな谷間も作れない様な女には興味ねえから。」

224:二番目投下 3/13
07/12/15 20:27:24 jX6d74QC
「E…カップ・・・」

どうやら相当ショックだった様だ。呆然と立ち尽くし、視線は宙を彷徨っている。
初めからこうすれば良かった。オレの彼女との女としての格の違いを思い知れば、大人しく引き下がるだろう。
オレは家の鍵を開け、振り向きもせずに家に入った。



翌日、今日はもう流石にいないだろう。という予想に反し、あの中学生は家の前にいる。

「お前、本当にしつこいな。お前みたいなスッキリ体型に用はない、さっさと失せろ。」
犬でも追っ払う様に、スッキリを追い払う。
「やっぱり、おっぱい大きい人が好きなんですか?」
「当然だよ、オレは巨乳党なの。まあ世の中には貧乳好きの男もいるから頑張れ。」
「でもほら、私は今成長期じゃないですか。これからどんどん大きくなりますよ、FとかGとかに成長する可能性も有るし。」

フッ、と思わず鼻で笑ってしまう。中3で平面が、FとかGなどとほざいている。
「最高に面白い冗談だ、お前冗談言えたんだな、意外だよ。」
ハハハと笑いながら、中学生の肩をポンポンと叩く。
「じゃ、Gまで成長したら出直してくれ。」

それだけ言って、鍵を開けて家に入る。もちろん、振り向きもせずに。

225:二番目投下 4/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:28:57 jX6d74QC
翌日、例によってまたあのスッキリ女がいる。本当にしつこい。
もっとも、うっとおしい以外は、特に害は無いのだから、無視すれば済むことなのだが…。

「お願いします。私、頑張ります、何でもしますから。」
と詰め寄る女を、力で押し返す。
「頑張るって、寄せて上げる余地も無い奴が、何を頑張るんだよ。」
手荒く女を押し退けて、家の鍵を開ける。

明日は土曜日。毎週土曜は、Eカップでエロエロの、年上彼女とエッチする日だ。だから金曜はいつもテンション高めなのだが、そのせいで逆に、このスッキリ女がいつも以上にうっとおしく感じた。

「おっぱい小さくても、出来ることなら色々あるじゃないですか。コスプレとか、フェラチオとか。」

オレの体を衝撃が突き抜ける。
「何だと!」
思わず振り返ってしまった。

「やりますよ、何でも。
ナースでも婦警でもバニーでも、何でもやりますよ。」
「そうじゃなくて。
フェラチオしてくれるのか?」
「はい、やりますよ、フェラチオ。」


こんなスッキリ女、まったく相手にする気はなかったが、『フェラチオ』の一言で、その気持ちは大きくゆらいだ。

226:二番目投下 5/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:30:27 jX6d74QC
フェラチオ。一度はやってみたいプレイだが、一つ年上のEカップ彼女は、どんなに頼んでも嫌がってしてくれない。
年上でエロエロな彼女だから、頼めばどんな体位でもやらせてくれる。いつもオレのやりたい様にエッチしているが、フェラだけは嫌がってどうしてもしてくれなかった。
オレの方が年下で、甘えさせてもらってる関係だから、無理には頼めないのが。一度でいいからやってみたいと思っているプレイだ。
そんな、エロエロな年上Eカップ彼女ですらしてくれないフェラチオを、この女はキスもしたこともないのにするというのか。頭おかしいのではないかと疑いたくなる。

だが・・・。
確かにこの女のいう通り、単にフェラチオだけならば、胸のサイズはあまり関係ない。今まで胸だけ見てがっかりしていたが、良く見れば顔はまあまあだ。セックスするには物足りないスッキリ女だが、フェラチオなら結構楽しめそうだ。
今まで、あれだけ頼んでダメだったフェラチオが、こんなにも簡単にしてもらえるとは。こんな美味しい話、逃す手は無い。

「よし、ならフェラチオしてくれ。」
オレは玄関の鍵を開け、女を家に招き入れた。

227:二番目投下 6/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:32:13 jX6d74QC
オレの家は、両親共稼ぎなので5時過ぎまではオレしか居ない。女を家に上げるのに何ら問題は無いが、Eカップの年上彼女とやる時は、いつも彼女の家だ。
考えてみれば、中学の頃も彼女はいたが、この家に越して来てから女を連れ込むのは初めてだた。
そのまま部屋に直行して、制服のままズボンとトランクスだけ脱ぎ捨てる。
「じゃ、フェラしてくれよ。」
「はい。」
すぐに女はそばまで近寄ると、下半身を露にしたまま仁王立ちの、オレの前に跪く。
「歯立てるなよ。」
どっかで聞いた様な言葉は、年下の女になめられたくないから言った、ただのハッタリだ。はやる心とは裏腹に、緊張しているせいか、それともこいつの色気が無いせいか、息子は全然勃つ気配が無い。
しかしそんな心配は無用だった。ペロペロと舐められればムクムクと反応し、息子は文字通り目に見えて大きくなっていく。
さすがにこの女も、人体の驚異的な反応に戸惑ったのか、舌の動きが止まる。
「休むな、続けろ。」
荒々しく命令すると、思い出した様に再び舐め始める。
「よし、次はくわえてみろ。唇で先っぽをしゃぶってみろ。」

228:二番目投下 7/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:34:10 jX6d74QC
小さな唇が亀頭をくわえ込んで行く、ぞくぞくする様な快感が広がる。
亀頭をしゃぶる唇の動きに合わせ、次々に快感の波が打ち寄せて来る。
ああ、フェラチオはやっぱり気持ちいい。

オレにとって、すべてが新しい感覚だった。
初めてフェラチオされるのもそうだが、今の彼女と付き合ってからは、別の女とエッチするのも初めてだ。
何より、相手が年下というだけで、精神的に優位に立てるというのが、それまでとはまったく違っていた。
いつもの様に、年上彼女のEカップバストに顔をうずめ、豊かなその胸に溺れるのも良い。しかし、こんな風に年下の女に奉仕されるのも堪らない。

ぎこちない唇が、一所懸命亀頭をしゃぶっている。
不慣れなことで、緊張してギクシャクした感じが初々しい。唇で軽く触れ、表面を撫でる様な可愛いフェラだ。
「もっと強く吸い付いて、ねっとりしゃぶってみろ。」
指示与えれば、それに応えて唇が亀頭に吸い付いてくる。より強く押し付けられた唇の感触が、亀頭に心地良い。
小さな口が懸命にフェラチオしている。少しでもオレに気に入られ様と、必死でしゃぶり付く姿に、今までとは違った欲情が芽生えた。

229:二番目投下 8/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:35:56 jX6d74QC
(かわいい奴だ…)
初めてそんな風に想った。
オレの好みは巨乳だから、付き合う女、好きに成る女は、グラマーなセクシー系ばかりだ。
今の年上Eカップ彼女も、可愛いという印象は無い。ひたすらエロい、エロエロな女だ。
しかし好みで無くても、女から好かれるのは、男として悪い気はしない。タイプではないが、ここまで一所懸命に、献身的なフェラをされれば、この女が可愛いと想えてくる。

(この女、なんて名前だっけ?)

ふと思った。
画数がやたら少なかったのは憶えているが、名前は忘れてしまった。オレにとってはその程度の女なのだ。
元々興味無かったが、フェラチオが気持ち良かったので、今始めて興味が沸いた、それだけのことだ。
しかしこの女は、そんな男に一所懸命フェラチオしている、ただオレに認めてもらう為だけに。
亀頭に感じるフェラチオの快感は、快楽のうねりとなって意識を飲み込もうとする。
そして名前も忘れてしまった女が、オレへの愛を示す為に、必死でフェラチオしていることに、オレの欲情は更に掻き立てられる。
今までのセックスとはまるで違う、異世界にでも迷い込んでしまったのではないか? と軽いトリップ感にさえ襲われる。

230:二番目投下 9/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:37:54 jX6d74QC
「何で、お前そんなに一所懸命なんだ?」

恍惚の中で、半意識的に浮かんだ疑問は、声に成り言葉と成る。言う必要の無い、余計な一言だと知りながら。

「お前だって、オレのことは何にも分かって無いんだろ? なのに何でそこまでするんだ?
オレはお前が考えている様な男じゃない。南達高校、落ちこぼれの集まる不良高校なんだぜ。」

静かに揺れていた頭は止まり、フェラを中断した顔が、そのまま静かにオレを見上げる。


「ひとめ惚れに、理由なんて有りませんよ。」


さらりと、当たり前の事の様に。

「強いていうなら、年上が好きだから、かな。
それに男は、ちょい悪くらいがカッコイイです。」


やっぱり、この女よく分からない。
一目惚れという理由だけで、良く知りもしない男にそこまでつくす心理は、まったく理解することができない。
ただ一つだけ分かるのは、年上が好きという部分。実際に年上の彼女と付き合っているオレには、唯一そこだけが共感できるところだった。
オレから見れば年下の女だが、こいつから見ればオレは年上なのか。そんな事、当たり前過ぎる程、当たり前なのだが。こいつの目にオレは、年上の男として映っているのだとを知った。

231:二番目投下 10/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:39:47 jX6d74QC
オレから見れば、名前も忘れた『この女』。しかし、こいつから見れば、オレは一目惚れした憧れの男なのか。
何か、フェラチオがあまりにも気持ち良かったから、この女にも情がわいたが。心配など必要無かった様だ。
ちょい悪くらいが好みというのなら、こっちも遠慮なく楽しませてもらおう。

「もっと深くくわえてみろ。」
オレの求めに応じて、女は緩やかに口の中に亀頭を含んで行く。
「もっと早く。」
「強く吸え。」
「舌も使え。」
オレが指示を出す度に、より強い刺激がやまびこの様に返ってくる。
根が真面目な性格なのだろう、オレの指示の一つ一つに応える為に、懸命に亀頭にしゃぶりついている。
「そうだ、気持ちいいぞ。
もっとだ、もっと激しく。」
早く、強く、激しく。まだキスもしたことの無いうぶな唇が、一生懸命にフェラチオしている。ただ、オレに振り向いて欲しいという一心で。
オレのオーガズムは、いよいよ極限を迎える。

「行くぞ、溢さず受け止めて全部飲み込めよ。」
オレは激い興奮のまま女の頭を押さえ付けて、自ら腰を振り、強引にフィニッシュする。欲望のままに、思いきりザーメンを口の中にぶちまけた。

232:二番目投下 11/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:41:23 jX6d74QC
女はオレの命令通り、一滴も溢さず、オレのザーメンをすべて飲み込んだ。
「矢神さんの精液、ちゃんと全部飲みました。」

かなりきつそうなのに、無理して笑顔を作ろうとしている。本当に可愛い奴だ。



オレは、この女を二番目の彼女にすることにした。
フェラチオ専用の第二彼女だ。

学校から帰ると、もうあいつが玄関前で待ち伏せしていることは無い。ドアを開ければ、あいつの声が出迎えてくれる。
「お帰りなさい。部屋を片ずけておきました。」
参考書を片手にあいつが現れる。合鍵を渡してあるので、いつも勝手に上がってオレの帰りを待っているのだ。
「悪いな、受験生は大変だな。」
あれから3ヶ月たった。受験を控えた中3なのに、こうして毎日オレの家にフェラチオするためにやって来る。
優等生っぽい女だと思っていたが、こいつの志望校は難関の進学校だ。それなのに受験一ヶ月前になっても、こうしてオレの家に上がり込んで、参考書広げながらオレの帰りを待っている。
はっきりいって、オレにはこいつが何を考えているのかさっぱり分からない。

233:二番目投下 12/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:43:11 jX6d74QC
「今日はどうしますか?」
「そうだな、しゃぶってくれ。」

フェラチオするかしないかは、その時のオレの気分しだい。気が乗らなければそのまま何もせずに帰えるが。
「はい、では早速。」
しゃぶれというと、こいつ何でこんなに嬉しそうなんだ。

チップ、チップ、と可愛いらしい音を立てて、亀頭にしゃぶり付く。
はっきり言って、こいつに興味有るのはフェラチオだけで、身体にはまだ手を付けていない。処女のまま、キスさえもせずに、フェラチオ専用というのが最高なのだ。
こいつとは、趣味が合わないし、話をしてもまったく面白くない。オレからすればつまらない女なのだが。こいつも、フェラチオだけを気に入られている事が分かっている。
だからこいつは、一生懸命に全力でフェラチオする。そこがまた堪らなく可愛い。

こいつの事は、Eカップの年上彼女にバレてしまったのだが。フェラチオ専用ならば良いと言い出した。
モテる男を彼氏にするのが、年上彼女にとってのステータス、なのらしい。
こいつも二番目でも、フェラチオ専用でもいいから、側に置いて欲しいというし。
オレにとっては都合が良いが、二人の考え方はオレには理解できない。

234:二番目投下 13/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:44:52 jX6d74QC
貪る様にしゃぶり付く。
こいつとオレの接点はフェラチオだけ、だから余計に激しく求める。
あれから3ヶ月たったが、飽きるどころか更に激しくオレを求める。

年上でEカップのエロエロ彼女と、年下のフェラチオ専用第二彼女。オレは二人の彼女と最高のセックスライフを満喫している。


「んっ、んっ、ん~っ。」
亀頭をしゃぶる可愛い唇の、チップチップと湿った音に、喉の奥から漏れる、悩ましい喘ぎ声が交ざり合う。
自分はフェラチオ専用の二番目彼女と知りながら、だからこそ一生懸命にフェラチオする。そんなこいつが堪らなく可愛い。
オレは手で、こいつの頭を押さえ前後に振る。いつものイク時の合図だ。
フェラチオがこいつの愛情表現なら、口内射精することが、オレの愛情表現だ。
口の中にぶちまけられたザーメンを、こいつは残さず全部受け止め飲み込む。これがオレたちの愛の形なのだ。

「お前フェラ上手くなったな、それに色っぽくなった。」
「嬉しい、矢神さんに誉めてもらえた。」
うっとりと、幸せそうに喜んでいる、本当に可愛いやつだ。


こいつはフェラチオ専用第二彼女。
でも浮気じゃない。二番目だけど、本気の彼女だ。

235:3発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:58:20 jX6d74QC
『二番目彼女』
>>222-234

やっちまった。orz
本文に関係ないからいいか。

えっちねた板に
【彼女をフェラ専用にしたり、されたりした体験】
というスレが有ったので書いてみました。
スレタイだけ見て、中身は読んでませんが。

236:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:20:48 jCBEU9j+
GJ!

関係ないけどさっき
「ちんちんもがもが」という遊びを知りました。

237:名無しさん@ピンキー
07/12/17 10:42:40 XTFVQQ0I
今年中にもう1作くらい読めるのだろうか
職人さまのクリスマスプレゼントに期待保守

238:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:57:12 B5u49oed
気がつけばクリスマスまで一週間か

239:名無しさん@ピンキー
07/12/18 08:32:11 apMefK3k
>>235
GJでした。
フェラチオしてくれない女より、フェラチオしてくれる女のほうが貴重なのに、
それを二番目とはなんて贅沢な。

240:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:35:24 un1WSNyK
それでも!オレは!保守するのを!やめないっ!

241:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:05:05 n1cZjfL3
一日一保守

242:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:23:47 UeHRN4Q5
保守

243:名無しさん@ピンキー
07/12/21 09:30:43 GgDYI9wQ
今日はオレに任せろ

244:名無しさん@ピンキー
07/12/22 14:12:10 H7WSZX9O
おっと。俺としたことが、最近スレに来てなかったぜ。
前は、20日に来ただけだったからな…

245:名無しさん@ピンキー
07/12/22 20:30:27 WehATvGI
>>244
それは久しぶりだったな
まぁゆっくりしていきな

246:4発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:17:41 DehupfjE
クリスマスネタで書いてみました。
みなさんの考えているようなクリスマスネタと違うかも知れませんが。

総数17ページ
前振り長めです。

247:クリスマス投下 1/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:21:18 DehupfjE
「メリー クリスマース。」

ミニスカサンタの登場で、灰色がかった休憩室の重い空気も、晴れやかな明るい空気に変わった。
暗く落ち込んでいた 福地 一頼の心にも、ひとすじの陽の光が差し込む様に、その時だけは雲が晴れる想いがした。
先程まで愚痴を溢していた先輩の鈴木の顔にも、自然と笑みが溢れる。

「おお、いいねそのサンタ服。良く似合ってるよ、真理亜ちゃん。」

真理亜はその場で、クルッとターンし、今しがた鈴木に誉められたサンタ服をお披露目する。

「お店の中もクリスマスの飾り付けしたんだし、せっかくだから、サンタ服着てもいいか店長に聞いたらOKだって。借り物だから、ちょっとサイズが小さいんだけど。」

真理亜は袖を引っ張って、一回り小さい服を見せるのだが。一頼の視線はどうしても、袖の短さよりもスカート丈の短さに行ってしまう。
「良く似合ってますよ真理亜さん、お客さんもきっと喜びますよ。」
と、一頼は有りのままの感想を述べたが。
「客じゃなく、お前が喜んでるんだろ。」
と鈴木に切り返され、思わず苦笑いしてしまう。
つられて笑う真理亜の笑顔。その明るさは、一頼の失恋の痛みを、しばしの間忘れさせた。

248:クリスマス投下 2/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:23:50 DehupfjE
福地 一頼 は、このレストランでアルバイトをする高校二年生。基本的には皿洗いだが、人手が足りない時はウエイターやレジ打ち、簡単な盛り付けなど、バイトの仕事は一通り何でもこなせるので、上からは重宝がられていた。

鈴木 真理亜 は、一頼より2つ年上の短大生。歳は上だが、この店でのアルバイト歴は、一頼が一年半有るのに対して真理亜まだ三ヶ月しか無く、店では後輩ということになる。
この店には鈴木という苗字が二人いるので、単に鈴木と言った場合は昔からいるフリーターの男を指し。必然的に新入りの彼女は、真理亜と名前で呼ばれる様になっていた。



「さあて、仕事すっか。
クリスマスに仕事ってのが、どうにもだりいなあ。」
と、心底気だるげに立ち上がる鈴木に対し、真理亜の声は明るく軽やかだ。

「そうですか? お店のツリーもキレイだし、楽しいじゃないですか。」

わざわざサンタの衣装を用意する程なのだから、真理亜にとってクリスマスは、やはり楽しいイベントなのだろう、と一頼は思った。
一人で鈴木のぼやきに付き合っていたら、一頼自身更に落ち込んでいただろう。真理亜の前向きな明るさに、救われる部分は大きい一頼だった。




249:クリスマス投下 3/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:25:49 DehupfjE
「街中を歩けば、何処もカップルばかりというのがどうもね。
大体クリスマスってのは、元々ゲルマン人の冬至の祭だったんだろ? カップルがイチャつく日じゃねぇっつうの。」

鈴木のいう通りクリスマスは、冬の弱まった太陽の復活を願う冬至節の祭と、一度死んで復活したというキリストの伝説が結びついたものだが。鈴木の批判は、そんな宗教的なものでは無く、単なるカップルへのやっかみに他ならない。
そんな鈴木に、穏やかな口調で真理亜はいう。

「寒いからこそ、温もりを求めるんじゃないんですか? 心まで冷えきってしまったら、人は生きては行けませんから。」

その通りだと一頼は思った。鈴木の言い分にも真理亜の意見にも共感できたが、それ故に二人の会話に加わる事はできなかった。
ほんの一週間前に失恋を経験した一頼には、その話題はあまりに重く、言葉にすれば凍えかけた心は悲鳴を上げてしまう事を、一頼自身分かっていたからだ。
それでも、真理亜の言葉は一頼にとって救いだった。すべてを否定的に捉えてしまう今の一頼であったが、世の中そう悲観したものでは無いと思わせる温かさが、真理亜の言葉には宿っていた。




250:クリスマス投下 4/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:28:02 DehupfjE
クリスマスイブは、このレストランがもっとも賑わう日であり、最大の掻き入れ時であった。その為、いつもの人数では人手が足りず、一頼も臨時で出勤する事になった。
もっとも、一頼にとっては寧ろその方が都合良く、仕事に忙殺されていた方が、余計な事を考えずに済むので有難かった。

クリスマスに正月、一頼は冬休みに彼女と過ごすプランを目一杯立てて楽しみにしていた。
苦労して人気アーティストの大晦日ライブのチケットを手に入れ、喜び勇んで彼女に渡しに行った矢先の突然の破局。チケットは彼女の手に渡される事無く、二枚とも一頼のリュックの中に眠っていた。
ネットで転売すれば、高値が付くのは分かっていたが、今更金を手にしたところで一頼の心の空白は埋まらないのを、彼自身理解していた。

彼女と過ごす筈のクリスマスイブ。福地家のクリスマスは、食卓にチキンとケーキが並ぶだけの簡素なもねだから、自室に籠って落ち込んでいた事だろう。
他のアルバイトたちは、イブに臨時出勤など真っ平御免とことごとく断ったが、一頼だけは快く引き受けた。
そのお陰で、思いがけず真理亜のサンタクロース姿を見られのは、どん底の一頼の、細やかな幸運だった。


251:クリスマス投下 5/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:31:08 DehupfjE
皿洗いに食材の用意にと、一頼は雑務に追わていたが、ふと視線を上げればそこに真理亜がいる。
真っ赤なサンタ服は、他のウエイトレスより遥かに目立つのだから、気になるのは当然の事だが。つい真理亜の働く姿に見とれてしまう。
客のいるフロアーから厨房を見られる店の造りの為、一頼からも真理亜の働く姿は見る事ができた。
きびきびと料理を運び、明るく接客する真理亜は、見ていてすがすがしい。そんな真理亜を見ていると、前向きに仕事しようという意欲が沸いてくる。

チャリン

と、スプーンの落ちる音で一頼は我に帰る。
意欲が沸くなどと思いながら、つい真理亜に見とれてしまっていた事に気がついた。
落としたのが食器でなく、スプーンだったのは幸運だった。すぐに拾おうとしゃがみ込んだが、調理台の下に入り込んでしまっていた。
仕方なく床に這いつくばって、スプーンに手を伸ばす。
と、一頼の視界隅に飛び込んで来たのは、ミニスカートのサンタクロース。
店内は暖房が利いているとはいえ12月も下旬だが、ストッキングを穿いていない素肌の脚が、一頼のすぐ側を通り過ぎる。


252:クリスマス投下 6/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:33:53 DehupfjE
サイズが小さめという、丈の短いミニスカートからは、太過ぎず細過ぎず、血色の良い健康的な太ももがのぞいている。
女性的な柔らかなラインの、きめ細やかな素肌の美しい太ももに、一頼の視線は釘付けになった。
ミニスカートのサンタクロースも、一頼の存在に気づいていないのか、お尻をこちらに向けて無防備に前屈みになる。
一頼も思わず床に顔を擦り付けて、喰い入る様に覗き込んでしまう。





ホワイトクリスマスだ


一頼にとって思いもよらぬ幸運だった。
パンチラだけでもラッキーなのに、しかもの真理亜のサンタ服純白パンチラだから感動ものだ。

と、
一頼はそんな風に想う自分が微笑ましかった。
失恋のショックも、ミニスカサンタのパンチラ一つで忘れてしまうのが滑稽で、自分で自分を笑ってしまう。
男の性というやつか。だがいつまでも落ち込んでいてもしょうがない。他の女性に興味がわくなら、自分もいつかは失恋から立ち直れると、そう思った。


「そろそろ休憩だな。福地、先に休憩入っていいぞ。」

一頼は一瞬ビクリとしたが、鈴木は一頼になど興味無いという風に忙しく働いていた。



253:クリスマス投下 7/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:36:27 DehupfjE
「それじゃお先に。」
と会釈して、一頼は休憩室へと退却した。


椅子に腰を下ろし、ほっと一息付く。
仕事中にスカートを覗いていたのがバレたかと、一瞬冷やりとしたが、誰にも気付かれなかった様だ。

それにしても、一人休憩室に居るとつい、サンタクロースからの、ちょっとエッチなプレゼントの事を思い出してしまう・・・。
真っ赤なサンタ服からのぞく、純白の下着に包まれた、女らしい丸みをおびたヒップライン。
鏡を見なくても、顔がニヤけているであろう事は、一頼自身にも分かっていた。


そんな折、ガチャリと部屋のドアが開く。

「お疲れ~。」

明るい声と共に入って来たのは、足取りも軽やかなサンタクロースだった。
一頼は慌てふためいているのを悟られまいと、必死に平静を取り繕う。

「お疲れ様です。」

軽くおじぎをする一頼の、テーブルを挟むで向かい側の椅子に、真理亜は腰を下ろした。

「イブは忙しいって聞いていたけど凄いね、予想以上だよ。」

さっきの件に関しては、真理亜はまったく気づいていない様子だ。
たが、こうして真正面に座られると、必然的に顔を合わせる事になってしまう。


254:クリスマス投下 8/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:43:31 DehupfjE
いつも交代で休憩を取っているので、こうして真理亜と一緒に休憩するのは、一頼は始めてだった。
仕事の前などに話をすることは良くあったが、こうして二人だけで面と向かって話をするのは始めてだ。
嬉しさも後ろめたさもあったが、気恥ずかしさが先に立ち、どんな顔をすれば良いのか正直困っていた。

真理亜の方は、今まであまり一頼と話す時間が無かったが、少しゆっくり話せる時間ができて楽しみだった。

「福地君、この服似合ってると思う?」

真理亜は、自分が気に入った衣装を、仕事前に一頼が誉めてくれたのが嬉しくて、ついまた聞いてしてしまった。
一頼は、仕事中に真理亜の事をジロジロ見ていたのを、気づかれたのではないかとドキドキしながら答えた。

「とっても似合ってますよ。」

自分のセンスを理解してくれる人が居るのが、真理亜には嬉しかった。

「やっぱり、今日はカップル多いね。羨ましいよ。」
気が緩んだのか、つい真理亜の本音が溢れる。
しかし、それは一頼にはとても意外な一言であった。
「真理亜さん、彼氏いないんですか?」

一頼の問いかけも、真理亜にとっては、まったく予想外のものだった。



255:クリスマス投下 9/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:45:59 DehupfjE
「えっ! 私!?
私なんて全然ダメだよ。全然モテないから。」

真理亜は、激しく手を振り全力で否定する。
嘘をついている様には見えないのだが、一頼にはどうにも信じられない。

「真理亜さんみたいなキレイなひと、男は放って置かないと思うけど。」

一頼も気が緩んだのか、『キレイなひと』と、うっかり本音を言ってしまった。
「私なんか、ホント全然モテないから。
いつもフラれてばっかで・・・
恥ずかしい話、19にもなって恋愛経験ゼロ。キスすらした事ないんだよ。」

真理亜はガックリ、とうつ向いて肩を落とす。

「フラれて、フラれて・・・
去年の12月も高校の同級生に告って、あっけなく玉砕。去年のクリスマスは、マジで超凹んでたなー。」

と、顔を上げた真理亜は、一頼に向けて、笑顔を作って見せる。

「まあ、一年も立てば、さすがに立ち直るけどね。」
真理亜の明るさに、ずいぶんと励まされた一頼だったが、その明るさの裏にそんな過去があった事に、一頼はただ驚かされるばかりだった。
今も一頼を見詰める真理亜の笑顔は、太陽の様に明るく温かいと、一頼には想えた。



256:クリスマス投下 10/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:48:50 DehupfjE
「でも、福地君はいいよね、かわいい彼女がいるんだもん。羨ましいぞ色男。」

真理亜の一言に、忘れようとしていた痛みが、再び一頼の胸を締め付ける。

「実は、ボクも一週間前に振られちゃいまして。」

できれば、今は触れずにそっとして置いて欲しいと、一頼は思ったが。真理亜に悪気は無い事は、彼にも良く分かっていた。

「えっ!ウソ?!
だって、この前お店に来た時は、あんなに仲良さそうだったじゃない。」

うつ向いて、一頼は答える。

「あの次の日ですよ、突然別れようといわれて。
あいつ、それからボクの友達と付き合い始めたみたいで・・・。」

一頼は、ここで真理亜の様に、もう立ち直ったと笑顔を作ろうとした。
しかし、失恋の痛手は一頼が考えているよりも深く、真理亜に笑顔を見せる事などできずに、ただうつ向いている事しかできなかった。

「うわっ。 友達に彼女盗られちゃったのか、そいつはキツイなぁー。」

真理亜がどんな顔で話しているのか、うつ向いたままの一頼には分からない。

「大丈夫、福地君ならきっとすぐに新しい彼女見つかるよ。」

真理亜は明るく一頼を元気付け様とするが、今の一頼には、その明るさが逆に辛く感じられた。



257:クリスマス投下 11/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:52:29 DehupfjE
「まあ、恋愛経験ゼロの私が言ったんじゃ、説得力無いか。
それに、こういう時って、慰められると、余計凹むんだよね。」

一頼の手を、一回り小さな真理亜の白い手が掴む。
驚く一頼の手ををグイグイと引っ張り、無理矢理椅子から立ち上がらせると、そのまま部屋の外に連れ出そうとする。

「ちょっと、真理亜さんどうしたんですか!?」
「いいから、付いて来て。」

そう言って真理亜が来たのは、クリスマスの飾りや季節ものの登りなどをしまっている、物置として使われている部屋だった。

「ここなら、仕事中は誰も来ないから。」

そう言って、真理亜は一頼を、部屋の一番奥へと連れて行く。

「してあげる」

真理亜の言葉に一頼は当惑する。

「ま、真理亜さん、ふざけないでくださいよ。」

一頼の目に映る、真理亜の顔はふざけてなどいなかった。真剣な眼差しが、一頼の瞳をじっと見詰めている。

「私からの、クリスマスプレゼントだから。

私じゃ嫌かな?」


真理亜自身、驚く程大胆な行動だった。
失恋の痛みに耐える一頼に、掛ける言葉の一つも無い自分を歯がゆく思い。どうにも成らない強い感情が真理亜を突き動かしていた。


258:クリスマス投下 12/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:54:45 DehupfjE
失恋の孤独感は、真理亜も痛い程知っている。今、彼女の前に居る福地一頼も、その失恋の痛みに苦しんでいる。そんな一頼を放って置く事は、真理亜にはできなかった。
まるで身体を引き裂かれ、奪い取られる様な喪失感。光を見失い、暗闇の中に一人置き去りにされる絶望感。失恋の直後は、誰でもそんな孤独感にさいなまれる
真理亜は、そんな一頼に、一人ではないと伝えたかった。言葉では伝わらない想いを、自分の温もりを、一頼に伝えたかった。


「そんな、真理亜さんが嫌な訳ありません。
でも・・・。」

一頼自身、真理亜に好意を抱いていた。それは拒む理由には成らなかったが、ただ安っぽい同情をかけられるのは嫌だった。
そんなものは自分が惨めになるだけだから、一頼はそれを躊躇った。
だが、真理亜の瞳の奥には、それとは違う、もっと誠実な光が宿っていた。

「なら、いいよね。
お互い、恋人いないフリーなんだし。
時間無いから急いで。」

真理亜の言葉に促され、一頼は思い切ってベルトの金具を外した。
性的な期待感よりも、陰部を晒け出す事が恥ずかしいと感じた。

露になった一頼のペニスに、真理亜は顔を近付け、唇で愛撫を始める。


259:クリスマス投下 13/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:57:22 DehupfjE
一頼のお辞儀したペニスを指で支え、真理亜は亀頭の先から愛撫を始める。
目を閉じて、唇で一頼の感触を確かめながら、少しずつ口を動かす。
キスの経験すらない真理亜には、無論フェラチオの経験など無かったが、本能に任せ、言葉に成らない想いを、唇に乗せて愛撫する。
一頼も、真理亜の唇の感触をペニスに感じていた。
目を閉じたまま、ゆっくり動かす唇から、真理亜の想いは快感となって伝わってくる。
羞恥心よりも性欲の方が先に立ち、一頼の股間は、徐々に硬くそそり勃って行く。
真理亜も、知識として勃起という言葉は知っていたが、次第に大きくなる一頼のペニスに戸惑いを覚えた。
亀頭はどんどん膨れ上がり、陰茎は太く硬直して行く。最早指で支える必要は無く、逞しく天に向かってそそり勃とうとしていた。
わずかの内に倍以上の大きさになったペニスに驚愕しながらも、真理亜は、一頼が自分を求めている事を強く感じていた。
かつては、男に振られた経験しか無かった真理亜だが。今、一頼は、こうして真理亜を求めている。
真理亜もまた、そんな一頼を求めた。
真理亜は、一頼の男としての象徴を、その口の中に受け入れて行く。



260:クリスマス投下 14/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:59:18 DehupfjE
一頼のペニスは、完全に勃起しようとしていた。
その肥大した亀頭は、真理亜の口の中へ含まれて行く。
真理亜の口の中は温かく、彼女の体温が心地良かったた。
真理亜の温もりを感じ、遂に完全に勃起した一頼のペニスは、更に激しく真理亜の愛を求めている。

口の中で、真理亜も一頼の温もりを感じていた。
勃起したペニスは、口の動きだけでは愛撫しきれないサイズになっている。真理亜は頭全体を振り、亀頭全体から竿にかけてを、唇で愛撫する。
その動きは、より強い快感となって、一頼に伝わって行く。
そして、真理亜自身も、唇に感じるフェラチオの感触に、快感を覚え始めてていた。唇で感じる、一頼の温もり。真理亜はそれを激しく求めていた。
孤独に震え、一人で居ることに怯えていたのは、一頼ではなく、真理亜自身だった。
表向きは明るく振る舞っていても、過去の失恋を未だに引きずっている真理亜だから。同じ失恋の痛みに耐える一頼に、自分自身の姿を垣間見た、だから放っては置け無かった。
何よりも、人の温もりを求めていたのは、真理亜自身に他ならなかった。



261:クリスマス投下 15/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:10:29 DehupfjE
真理亜は、そんな自分の弱さを分かっていた。
いつもは、そんな自分を変えたくて、努めて明るく振る舞ってきたが。今は、今だけは、弱い自分も受け入れる事ができた。

貪る様に、真理亜は一頼のペニスを求める。一頼の温もりを求めて、ペニスをその唇で愛撫する。例え恋人同士でないとしても、今だけは、一頼を愛したい、愛されたいと、強く想った。
せつない願いを込めた真理亜のフェラチオは、強い快感と共に、一頼の心に響いた。
真理亜の体温が感じられる、温かなフェラチオ。空っぽになっていた一頼の心は、熱い想いで満たされて行く。一頼も、また、真理亜の温もりを激しく求めていた。

真理亜と一頼。二人は二人共、お互いにお互いを求め合っていた。

真理亜の唇が、一頼のペニスに絡み付く。ねっとりと、濡れた唇が這う感触は、至上の快楽となって、一頼に伝わる。
一頼の真理亜への想いは、激しい射精感を伴って高まって行く。その想いが最高潮に達した時、熱い想いはスペルマと共に奔る。

真理亜の口の中に、一頼のペニスから温かい何かが溢れてくる。
一頼の精液。
真理亜は奔る一頼の精液を、その口で感じていた。



262:クリスマス投下 16/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:13:08 DehupfjE
真理亜は目を閉じたまま、一頼の精液を味わう。口の中全体に広げて、その温もりを感じ取っていた。
私のフェラチオで射精した一頼の精液。そう想うと、堪らなく愛おしく感じられた。
真理亜は目を開き、口のなかのスペルマを集めると、手の平にそれを吐きだした。真理亜の唇から、だらりと白濁した精液が溢れ落ちる。

「これが福地君の精液。」
真理亜は、目に見える物として一頼の精液を目にした。例え一時でも、一頼との繋りがあった事が嬉しかった。

「ホワイトクリスマスだ。

エッチなクリスマスになっちゃったね。」

と、真理亜は笑顔を作って一頼に見せた。

「真理亜さん、あの、ボク・・・。」

何とか自分の気持を伝え様とする一頼を、真理亜の言葉が遮った。

「さあ、もう戻ろう。
休憩時間終わりだよ。」

くるりと背を向けて、真理亜は部屋を後にする。
一頼もズボンのベルトを締め直し、慌てて真理亜の後を追った。



閉店後の店内はガランとしていた。
灯りを消した店内は、酷く物悲しい。祭の後は、何故こんなに寂しくなるのだろうと、真理亜は思った。
サンタの衣装も着替え、いつもの鈴木真理亜に戻る。

「それじゃ、お先に失礼します。」



263:クリスマス投下 17/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:16:02 DehupfjE
接客担当の真理亜は、閉店したら仕事は終り。だが皿洗いの一頼には、まだもう少し仕事が残っている。真理亜は、一頼の背中だけ見て、そのまま裏口へと走り去った。

余りにも酷い振られかたをすると、再び恋をする勇気は無くなってしまう。臆病な鈴木真理亜に戻ってしまった彼女には、一頼に声をかける事はできなかった。

「待って真理亜さん。」

背中越しに聞こえる一頼の声。

「今日は、どうもありがとう。」

しかし、真理亜は振り向く事が恐かった。

「私も、恋人気分が味わえて嬉しかったよ。」

そのまま立ち去ろうとする真理亜を一頼は必死で追いかけた。

「これボクからのクリスマスプレゼント。大晦日にあるライブのチケットだけど、予定空いてる?
真理亜さんと、一緒に行きたいんだ。ダメかな?」

福地一頼は、自分の事などただのバイト仲間としか思っていないと、真理亜はそう思い込んでいた。まさか一頼からデートを申し込まれるとは、真理亜には信じられない出来事だった。

「うん、私も福地君と一緒に行きたいな。」

一頼の差し出したチケットを、真理亜はそっと受けとった。
それは、真理亜にとって、何よりも嬉しいプレゼントであった。

264:名無しさん@ピンキー
07/12/24 14:18:03 oK9RLmbO
GJ!

265:4発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:23:42 DehupfjE
『サンタクロースのプレゼント』
>>247-263

何とかクリスマスに間に合った。
自分の年内の投下はこれで最後ですね。
それではみなさん、良いお歳を。

266:名無しさん@ピンキー
07/12/24 15:48:09 9cCu2D5V
>>265
GJ!!
クリスマスは中止になったが、サンタさんは居たんだね…

267:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:09:23 zm2wkHHf
今からクリスマスバイトを探してくる

268:名無しさん@ピンキー
07/12/25 05:54:26 pw3epe7L
>>265
素敵なクリスマスプレゼントをありがとう
良いお年を!
来年の投下も期待してます

269:名無しさん@ピンキー
07/12/25 20:38:26 36JA848z
>>265
あなたのおかげで良い年が越せそうです。GJ!

270:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:20:53 LE4/sZ2U
緊急保守

271:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:09:57 jbWMVlgS


272:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:17:54 7pbRMC9C


273:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:20:48 j9AjQT/l


274:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:35:42 qTQWrpjS


275:名無しさん@ピンキー
07/12/27 00:31:22 p4VOmDjj


276:名無しさん@ピンキー
07/12/27 01:48:46 9GkZp/E1


277:名無しさん@ピンキー
07/12/27 06:49:51 k1s/1O/G


278:名無しさん@ピンキー
07/12/27 10:36:32 e0eShwWv
おまいら、どんだけファミコン世代だよw
加齢臭を感じるこのスレが大好きだ

279:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:12:22 INeUvZht
今来たんだが・・・。

保守してくれた方、ありがとう。

280:名無しさん@ピンキー
07/12/28 09:58:00 r2oenXiD
今年も残すところあと数日だが
年越しうpを期待する俺がいる

281:名無しさん@ピンキー
07/12/29 15:07:38 /yiVQcnQ
年末保守

282:名無しさん@ピンキー
07/12/30 11:56:26 ymgA8ZAl
mamoruze

283:名無しさん@ピンキー
07/12/30 14:44:54 ZRHsEgiz
明日はどのSSでオナニー納めするか保管庫見ながら検討中

284:名無しさん@ピンキー
07/12/31 11:10:58 v39yulE9
大晦日の保守は俺だ!
年越し投下を期待してパンツ脱いでていいか?

285:名無しさん@ピンキー
07/12/31 16:11:05 140xnmJ1
キスもまだなのに108フェラかね?

286:鐘の音
07/12/31 23:58:46 989OUvKx

 出し抜けに響いたボーンという鐘の音に、水島昌平は思わず湯呑を落としかけた。

 除夜の鐘を自宅で聞いたのは初めてだった。都心から下ること三十分の繁華街、おまけに道路を
挟んで高架が構える駅前アパートで育った彼は、下宿するまで静寂とは無縁の人間だった。
その慎ましい生家は、台所から寝室に至るまで、一年中外気と外音を取り入れる構造になっており、
どんなに寂しい夜であっても、何某かの騒音が彼の鼓膜を叩いていたものだった。
 つまり、昌平にとっての寺の鐘の音は、テレビか参列の騒めきの中で聞くものであり、炬燵に鎮座
する蜜柑の群れと一緒に聞くのは、酷く不思議な感じがしたのだ。

 しかしそれだけでは、半纏の袖を温まったお茶で濡らす理由としては不十分である。

 心の中で舌打ちをして、ちゃぶ台布巾で天板を拭きながら、昌平は炬燵の反対側を窺った。すると
そこには、先程までと全く変わらず寝息を立てる、同い年の小柄な娘の姿があった。彼と同じく半纏を
着込んで、半身をしっかり炬燵の中に埋めたまま、座布団を枕にもう二時間近くも眠っている。掌の中
には昌平と同じ湯呑が握られていたが、その中身は番茶ではなくワインであった。零すといけないので
何度か片そうとしてはいるのだが、夢うつつの彼女は未だ断固として離そうとしない。
 
 ちゃぶ台布巾を端にやって、昌平は再び湯呑を取った。残りを一気に飲み干して安全化すると、
蜜柑籠の隣において横になる。すると再び、水を打ったような静けさが下宿に戻った。

─ボーン……

 そして、二回目。低くコダマする鐘の音で、昌平の意識は再び炬燵の中へと戻された。
 いや、正確には“戻された”ではない。何気なく天板を拭いている間も、彼の意識は常にそこに
あったと言っていい。

 昌平の伸ばした足先が、娘の内腿の高めの場所に当たっていた。勿論、その接触は彼が意図した
ものでもなければ、彼に帰責するものでも無い。向かいで寝息を立てている彼女が、眠ったまま勝手に
潜って絡んできたのだ。またそれは疑いなく、暖を求めた本能的な行動であって、彼女の個人的意思
など一ミリグラムも介在しない。
 しかしだからと言って、その結果に彼の個人感情が絡まないとは限らない。実を言えば、彼は
先ほどからずっとその温かい感覚に悩まされていた。

 先ほど、昌平の半纏が安物の番茶を飲ませれたのも、八割方はこの脚が原因である。慣れない
肌の感覚を覚え、その正体を悟って一瞬思わず固まった所へ、その煩悩を見透かしたようなタイミング
で、仏の鐘が厳かに鳴り響いたのだった。

 もうすぐ二十歳になろうというのに、我ながら何ともガキ臭いことだ、と昌平は思った。しかし結局の
ところ、こういうのは年齢ではなく経験が物を言うのだろう。そして自分は、その経験値が圧倒的に
足りていない。
 そこは、認めなくてはいけない。自分には、大晦日を意中の娘と炬燵で過ごせるような甲斐性など、
どこにも無かったはずだった。


 水戸瀬優奈が昌平の炬燵で丸くなっている理由は、一言で言えば偶然である。年の瀬に全国で
吹き荒れた冬の嵐は、多くの帰省便を欠航にしたが、彼女はさらに不運なことに、自分の下宿に
すら戻れなかった。というのも、優奈は正月の間、ルームシェアしていた友人に下宿を「明け渡す」
ことを約束していて、今頃その部屋はブリザードも跳ね返す程に熱くなっているはずだからだ。

 だが、それだけでは彼の下宿に転がり込む理由として十分とは言えない。大晦日に下宿に籠って
いる変わり者は、確かに昌平ぐらいだが、一晩やり過ごすだけなら場所は他にいくらでもある。
ビジネスホテルの正月料金が如何ほどのものかは知らないが、独り身の男部屋に転がり込むのに
比べれば、いろんな意味で安くつくに違いない。

287:鐘の音
08/01/01 00:05:33 1PFX4ApQ

 そして何より、これが全く彼女らしからぬ行動だということが問題だった。水戸瀬優奈は、単に
お金がもったいないからという理由で安直に異性の家に泊まるほど天然ではないし、また昌平
のような男なら心配ないと─それは、ある意味で事実なのだが─割り切れるほどすれても
いない。

 これで他人の話なら、偶然もへったくれも無い、それは女の男に対する好意に基づいた必然だと、
昌平も言い切っていただろう。だが、仮にも九カ月程彼女に片思いしてきた身として、そしてこの
一週間のドタバタの当事者として、悲しいかな、それだけは違うと断じざるを得ないのだ。



  話はクリスマスまで遡る。端的に言えば、そこで彼女は十九年越しの失恋をした。
 相手は実家の隣に住む、生まれながらの幼馴染ということだった。出入りの激しいアパートで育った
昌平には七不思議の一つだが、幼馴染というものは互いの慕情を押し隠すサダメを背負っているらしく、
優奈は足掛け二十年、その想いを密かに温めてきた。ところが、高校を出て初めて距離を持ってみた
ところ、彼女はようやく自らの失策に気づく。そこで、この帰省のチャンスに勝負をかけに出たところ、
時既に遅かったという次第である。

 しかし、その一途さと来たら、全く尋常なものではなかった。昌平などは初め、二十年もほっとける
恋慕とはいかがなものか、などと思ったりしたものだったのだが、五月過ぎに彼がひっそりと探りを
入れた際、優奈の女友達は憐みを以ってこう言った。
 「あの子のこと幼馴染への純情さときたら、そりゃもう藤沢周平も裸足で逃げ出す勢いよ。普段の
姉御肌は何かのカモフラージュなんじゃないかってぐらいにね。まあ二人が私の知り合いで、それを
応援してるってのもあるんだけど、残念ながらアンタにつけ入る隙間はなさそうね」
 名前順で席の近いコあらまあ可愛い、なーんて程度じゃ到底太刀打ち出来ないよ、と極太の釘を
突き刺して、彼女は昌平の奢りのキリマンジャロを飲んだ。因みに、この女友達とは、今優奈の下宿で
熱く燃え上っているであろうルームメイトその人である。

 ともあれ、まさかの敗北を喫した優奈は、周囲の予想通りマラリア海溝並の落ち込みを見せ、彼女に
親しい人間は時間の許す限り、その心を励まそうと努力した。無論、その中で一番力を尽したのは、
他ならぬ水島昌平である。絶好のチャンスだからには違いないが、普段は気丈な彼女が見せた呆れる
までの落ち込みっぷりには、一友人としても見かねるものがあったのだ。

 その甲斐あってか、数日後、優奈は少なくとも表面上は、いつもの自分を取り戻した。しかし流石に
地元には帰りずらいのか、帰省の日程をずるずると延ばしていると、早大晦日と相成ってしまう。

 だが、この一週間における昌平の個人的な成果は、芳しいものとは言い難かった。優奈の復活は
気持の整理によるものではなく、単にもうどうでもいいというやけっぱちからくるものだっだ。ある意味、
人によっては後釜を狙うにベストの状態と言えるのかもしれないが、激情や絶望を逆手にとって、
相手をこちらに抱き込むような妖しいダンディズムなど、残念ながら昌平には備わっていない。
 まあこうして、要所要所でコツコツポイントを稼いでいけば、今後は希望も出るやもしれぬ。そんなこと
を考えながら、優奈を含む帰省組達を、最寄駅にて見送ったのが、今から十二時間前である。

 そして現在、2007年12月31日、午後11時47分。天候にまで振られた彼女は、昌平の目の前にて、ワイン(湯呑入り)を握りしめたままコタツムリをやっていた。
 ─悲しいかな、ただのヤケであると断じざるを得ない。


288:鐘の音
08/01/01 00:21:56 1PFX4ApQ


 三回目の鐘の音に釣られて、昌平はようやく炬燵から這い出した。そして最後の瞬間、少しだけ足先を
押し付けてみようかと思った自分に軽く自己嫌悪などしながら、のそのそと年越し蕎麦の準備を始める。
といっても、昌平のすることはトッピングに葱を刻むぐらいで、あとはスーパーの既製品をそのまま温め
直すだけである。

 水道の冷たさに慄きながら、何とかまな板を流し台置くと、昌平は慣れない手つきで、トン、トンと
包丁を使い始めた。その音が、無音の室内でやけに大きく響き渡る。
 と、その音に眠りを妨げられたのか、炬燵の主が二時間ぶりに動きを見せた。「むぅー」と低く唸りつつ、
寝返りを打とうと蠢いて、ガンっと天板にぶつかった音がする。幸い、湯呑はまだ無事であるようで、
炬燵布団は二〇〇七年、ワインをがぶ飲みする機会を失った。

「あれ、今は何年?」起きぬけにしてはしっかりした口調で、優奈は言った。
「まだゆく年」
「あーぅ、えと、『ゆく年くる年』始まったら起こして」
「もう始まるぞ」

 昌平が苦笑交じりに突っ込むと、「あ゛う」と潰れた声をとともに、彼女はようやく半身を起こした。
「ふぁー……。んっ、よく寝た」
「今年はさすがにもう寝収めだな」
「うむ。あ、でも、そう言われると、やおら二度寝したくなる気持がムクムクと……」
 そう言いかけたところで、再び鐘の音が昌平の部屋に響く。

「ありゃ?ホントにもう始まった?」
「テレビじゃねえよ」ガスコンロの火をつけながら、昌平は言った。「橋向こうのお寺さんの鐘が、
なんとも贅沢なことに生で聞こえてきてんのさ」
「へえー。こんなにはっきり」
「そ。驚いたろ」
冷蔵庫に貼り付けたタイマーを回しつつ、うんうんと頷ずく娘の姿を昌平はそっと横目に盗み見る。
あういう小動物的仕草はごく稀にしか見せないので、わりと貴重だったりするのだ。
 ……馬鹿か俺は。

 火の元の管理はタイマーに任せて、昌平は一旦炬燵に戻った。それから、何やらごそごそと布団を
まさぐっている優奈の右手に、お目当てのリモコンを押し付ける。
「ありゃ、ありがと。あれ、そういえば、紅白見てたんじゃないの?なんで消したん?」
「…………いやー、お嬢さんが余りにもよくお眠りなので、騒がしいのは忍びないなと」
「なんじゃそりゃ。まあ、ありがとね」
 優奈の寝息の方が聞きたかったから、というトチ狂った台詞は、鐘の音に諭されて無事飲み込んだ。

 優奈がチャンネルを回すと、まだ紅白をやっていた。昌平は歌謡に詳しくないが、まあ知名度は
抜群の大トリが、今は亡き作詞者の歌を熱唱しているので、何とは無しに見やっていると、すぐに
冷蔵庫のタイマーが呼びつけた。
「およよ?」
「ああ、鍋、鍋。年越し蕎麦。水戸瀬の分もあるから安心しろよ」
 座ってろ、と静止して昌平は再び台所へ立つ。背中越し「あ、いや、いいよそんな……」ともごもご言って
いるのが、実はちょっと心地いい。
 と、そこで再び除夜の鐘。全くもって、自分のダメさ加減が忍ばれる。

 さっきからタイミングが良すぎやしないかと思いつつ、一人分の蕎麦を慎重に二つに分けていると、
優奈がとてとてと台所へやってきた。座ってなよと笑う昌平に、彼女は頭を掻きつつ言う。
「いやー、ね。あの鐘の音が、ね。居候しといてコタツムリしている私の煩悩に、いやに強く響くのよ」
 そこで、さらにもう一つ、ボーンと鐘が鳴る。二人は思わず顔を見合わせ、そして揃って吹き出した。

289:鐘の音
08/01/01 00:35:58 1PFX4ApQ


 それから、優奈は昌平が諦めて放置した葱を三倍のスピードで刻みきり、彼らは妙にネギダクな丼を
抱えて炬燵に戻った。いつの間にか紅白は終わって、NHKのカメラは各地のお寺を転々としている。
 蕎麦を啜る間も、寺の鐘は淡々と回を重ねていった。喋る口と食べる口が同じなために、自然、会話は
途切れがちとなる。

 寂とした部屋を、本物の鐘と、電波越しの鐘の響きが、交互に埋めていく─

290:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:59:52 1PFX4ApQ
明けましておめでとうございます。


年越しうpがやりたくて未完なのに上げた。今は反省している。



すみません。くる年までに肝心のエロが間に合いませんでした。
まあでも、何だかんだ言ってフェラスレで年越しする奴なんて自分しかいまいと思っていたところ、人大杉が出ました
キスマダスレを舐めてました。本当にすみません。
新年早々全力でgdgdですが、今年もよろしくお願い致します。

さて頑張って仕上げよう。駅伝には勝つぞ~。

291:名無しさん@ピンキー
08/01/01 01:18:19 Z3KAfomH
いいよいいよーGJ!
>>280を見て、1レス保守以外のSSなんて書いたことないのに挑戦してみて挫折してたのだが、実行してくれる職人がいたとは。
今年も一年、このスレにお世話になるようだ。

駅伝と言うのは箱根じゃなくてニューイヤーのほうだとだと期待して待ってます。

292:名無しさん@ピンキー
08/01/01 03:15:31 icevStGr
これは実に良い ゆくフェラくるフェラ

全裸で待つ

293: 【大吉】 【98円】 !
08/01/01 08:13:15 RTJbdjym
>>290
素晴らしいお年玉をありがとう!GJ!!
今年もスレを守っていこうぜ

294:名無しさん@ピンキー
08/01/01 17:45:19 bBcBq1rR
年越しうp乙!
本年も良いスレでありますように

295:名無しさん@ピンキー
08/01/01 20:58:23 fDqTCAEZ
今年はいい年にしたいなー

296:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:19:57 Ldi04bY+
>>290
年越しうpGJ。続きも楽しみにしてるんだぜ!

と、保守

297:5発目投下 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:36:41 MP3XDCcx
あけまして おめでとうございます。m(_ _)m

今年もこのスレが良いスレに成りますように。

総数18ページです。また長くなってしまいました。

298:お正月投下 1/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:38:45 MP3XDCcx
元旦
オレ、加賀 正彦 は、クラスの仲間5人と初詣に来ていた。
いつも顔を合わせているメンバーだが、気の合う連中なので、つるむのは楽しい。だから冬休み中もこうして、正月から集まって初詣に来ている。


パンパン
柏手を打ってお参りする。
今年も良い年でありますよいに。


「おい、何お願いしたんだ?」

と尋ねられたので、ありのままを答える。

「まあ普通に、良い年でありますようにだな。」
「オレはやっぱ彼女だな、今年こそ彼女! そうだ、絵馬も書くか。」

まあ、元旦から男ばかり集っている5人だからな、彼女欲しいは全員の悲願だ。
「巨乳の彼女ができますように、っと。」

やけに生々しい願いに、一同笑ってしまう。

「ならオレは、金髪美女とキスしたい。」

みんな好き勝手な願いを書きだす。オレも調子に乗って、マニアックな願いを絵馬に書き込む。

「ならオレは、『キスもしたかことのない口でフェラされたい』だな。」

すると、スパンッと後頭部を叩かれる。

「お前ら、正月から調子に乗り過ぎ。」

矢の様なツッコミ。
まあ、確かに正月から悪乗りし過ぎか。というか、正月だから浮かれて悪乗りしてしまった。
少し反省。

299:お正月投下 2/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:40:35 MP3XDCcx
三日
またいつものメンバーでスケート場に来ている。
自分を含め、全員部活もバイトもしてないとは言え、正月から一人も欠けずに全員揃うとは、本当に暇な連中だ。
スケート靴を借りて、さっそくリンクに入るが、初めてなので、なかなか上手く滑れない。

「何だよ、そのへっぴり腰は。」
「お前だって、立ってるのが精一杯じゃないか。」

クラスメイトとコントの様なやり取りが続くが、周りで滑っている人は上手い人も多い。特に一人、氷上を自由自在に滑る女の子がいる。
黒のハイネック、黒のズボンに赤のチェックのミニスカートを重ね穿きしている。学校の制服で、スカートにジャージ重ね穿きとかは、かなり萎えるのだが。この子の着こなしは、センスが良くて可愛い。
ふと、その少女と目があった。

同じクラスの、新宮 明美 だ。

向こうも気付いて、こっちに手を振っている。

「加賀くんも来てたんだ、私はクラスの子と一緒にきてるの。 」
「オレも、いつもの5人で来てる。」

良く見れば、クラスの女子も何人かいる。男連中は、いつ見てもいつものままだが。女子は私服でメイクしていると、いつもと違う雰囲気に感じられた。

300:お正月投下 3/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:42:28 MP3XDCcx
「おい加賀、クラスの女子も来てるぜ。しかも丁度5対5だ。正月早々ラッキーだな。」

確かにラッキーだ。しかしオレは、はっきり言って他の女子にはあまり興味が無い。気になるのは、新宮だけだ。
フェミニンなショートカットに、今日はうっすらメイクをしている。
服装は、体にフィットする黒のハイネックで、胸のラインはふっくらとまるい曲線を描いている。決して大きくは無いものの、女性的な優しい曲線をしている。
ボトムスは、赤系のチェックのミニスカートを、黒のぴったりとしたズボンに重ね穿きして、いわゆるパンツ オン スカートにしている。
上下ともぴったりした服で合わせ、収縮色の黒で統一することでシャープな印象を与えている。全体として地味な印象も、ワンポイントで採用したチェックのミニで、明るく軽やかな印象に仕上げている。センスの良さが光るコーディネートだ。
他の着膨れした客の中で、新宮の切れのあるスケーティングは、鮮やかで華がある。スケートを意識したファッションからも、彼女は相当上級者であることは一目瞭然。思わず見惚れてしまう。

301:お正月投下 4/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:44:14 MP3XDCcx
ゆるりと弧を描き、新宮がこっちへ滑ってくる。
「加賀くん、一緒に滑ろう。 加賀くんはスケート初めて?」

外周につかまったまま、離れられないオレを見れば、初心者なのは一目瞭然。だが、いつまでもつかまりっぱなしでもしょうがない。新宮も見てることだし、思い切って手を離す。
開発途中のロボットのような足取りで、滑るのではなく、ガッガッと氷りを削りながら、歩いてリンクの内側に進む。

「怖がって前屈みになると滑らないよ。背筋を伸ばして、踵で滑る感じ。」

今にも倒れそうなオレの手を、新宮の手が掴む。
ごく自然、ごくごく自然に手を繋いでいる。
こいつは正月早々ついてる! ああ、初詣行ったかいが有った。

「そうそう上手上手、うまいよ加賀くん。」

うわっヤバい! 間近で見る新宮超かわいい!!
スケート場の寒さも忘れるほどドキドキしてきた。

どうもオレは昔から、こう楽しくなると、ついつい調子に乗り過ぎてしまう悪い癖がある。
コツが掴めたので、新宮にカッコイイとこを見せようと、一人で滑ろうとした瞬間。



天地は逆転し星が瞬き、視界が真っ暗になった。
後頭部に走る激痛で、オレは派手に転んで頭を打ったのだと分かった。

302:お正月投下 5/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:46:37 MP3XDCcx
ようやく視界が回復したオレは、新宮も横で倒れていることに気付いた。

「大丈夫か新宮?」

だが彼女は、苦しそうに足を押さえている。

「痛っ、足捻っちゃったみたい。」

駆け付けたクラスメイトたちに手伝ってもらい、新宮をリンクの外へ運び出す。
スケート靴を脱がすと、既にかなり腫れている。

「これは医者に見せた方が良いな。ごめん新宮。」
「うん、大丈夫だよ加賀くん、大したことないから、心配しないで。みんなも、せっかくスケートに来たんだから、どんどん滑ってよ。」

新宮は明るく笑顔を作ってみせる。が、無理をしているのは誰が見ても明らかだ。

「う~ん、まあ明美がそいいうんじゃ、私達は滑ろっか。加賀、お前が悪いんだから責任持って医者に連れて行け。」
「おう、任せておけ。新宮はオレが責任持って医者に連れて行くから。」

と言いつつも、あまりに薄情なクラスメイトたちに、かなり憤慨する。
まだ三賀日で医者は休みだが、不幸中の幸い。受付のお姉さんの話では、すぐそこの病院が丁度当番医らしい。早速新宮を連れて医者に向かう。

303:お正月投下 6/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:49:48 MP3XDCcx
「しかし、みんな冷たいよな。」
「いいよ、多分ただの捻挫だし、10人でぞろぞろ行くほどの怪我じゃないよ。加賀くんが付き添ってくれたら十分だから。」

足を負傷して、一人では歩けない新宮は、しっかりオレと腕を組んで、ゆっくり一歩ずつ歩いている。

密着。しかも、ちょっと胸が当たってる。
不謹慎かもしれないが、最高に幸せだぁ~。
薄情なクラスメイトたちよ、二人っきりにしてくれて、ありがとう。


病院は本当にすぐ近くに在った。とはいえ、片足を怪我した新宮には遠く感じられただろう。
診断はやはり捻挫。骨に異常は無いそうなので、取りあえず一安心した。

「・・・うん。オレ新宮を送って先に帰るから。じゃあな。」

院外に出て、携帯で仲間に先に帰ることを告げる。
それから精算を済ませ、新宮の所に戻る。

「ごめんね、治療費まで立て替えてもらって。」
「お年玉全部財布に入れて来て良かったよ。保健証持ってくれば、差額は戻ってくるそうだし。
じゃ、タクシー呼んで来るから。」
「ちょっと、大げさだな。タクシーなんてもったいないよ。私の家駅から近いし、電車で帰ろ。」

304:お正月投下 7/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:51:59 MP3XDCcx
確かに、いくらお年玉で懐が暖かいとはいえ、あまり出費がかさむのは正直痛い。
結局電車で帰ることになったが、出費が云々よりも、新宮と密着していられる方が嬉しい。
新宮も痛み止めが利いてきたのか、明るく話かけてきて、ちょっとしたデート気分。後であの神社にお礼参りに行かなければ。


新宮の家は、駅に面した住宅地に在った。まだ新築らしいきれいな家だ。

「ただいまー。・・・
あれ? 誰もいない???
まあ上がってよ加賀くん。」

家まで無事に送り届け、オレの役目も終わったかと思ったが、思いがけず家に上がることになってしまった。
本当に新年早々ラッキーだが、女子の家に上がるのは少し緊張する。しかも二人っきりとなると、かなりドキドキしてしまう。

「なんか、みんな親戚の家行っちゃって、夜まで帰って来ないみたい。加賀くんゆっくりしてってね。」

それから、二階にある彼女の部屋に行った。女の子の部屋に入るのは、かなり緊張したが、彼女の部屋は思ったほどは女の子っぽく無かった。
ぬいぐるみとか、そういった女子っぽいアイテムは無く、カーテンと枕だけはピンクなのが、飾らない彼女らしいといえば彼女らしいと思った。

305:お正月投下 8/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:57:09 MP3XDCcx
取りあえず、新宮を奥のベッドまで連れていく。やっぱり女子の部屋で二人っきりというのは、妙にそわそわして落ち着かない。

「冬休みは何してたの? 紅白とか見た?」
「冬休みも、いつもの5人で遊んでたよ。オレは格闘技見てたから、紅白は見てないな。」

新宮は、いつもと同じ自然体。とは言え、やはり男のオレを部屋に入れるのは、もちろんその気が有るからだろう。と思うがもしかしたら、家まで送ってくれたから部屋に入れただけかもしれない。
一体どっちなんだ???

「私も最近は洋楽ばっかり聴いてるから、日本の新しい曲あんま分かんないんだけどね。」
「そうなんだ。オレもロックしか聴かないから、洋楽ばっかりだな。」
「ロック好きなんだ。私もガンズ・アンド・ローゼズとか持ってるよ。」
「ガンズか!? 新宮メタルなんか聴くのか、意外だな。」

予想外の共通項を発見して、なんか嬉しくなってしまった。新宮とは同じクラスで、けっこう話もしていたけれど、ロックを聴く人だとは、今まで全然気付かなかった。

306:お正月投下 9/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:00:03 MP3XDCcx
「私はクラシックとかジャズにロック、自分が気に入ったのは、ジャンル関係無しで何でもかな。それじゃ、ガンズのCDかけようか?」

新宮が立ち上がろうとしたので、オレも慌てて立ち上がる。

「いいよオレがやるから。新宮は怪我してるんだから座ってな。」

と言った矢先、新宮はバランスを崩して倒れる。支えようとしたオレも一緒に、体ごとベッドに倒れ込む。

「ごめん加賀くん、大丈夫?」
「うん平気、何とも無いよ。」

大丈夫なのだが、胸が!胸が当たってる!!
オレが受け止めようとして、大勢を崩してベッドに倒れ込んだので。新宮が上になり、おっぱいがオレの胸に当たっている。や、柔らかい。

「加賀くんて、優しいよね。ねえ、しばらくこうしててもいい?」

新宮は体をオレに預けて、ピッタリ体を密着させてくる。
おっぱいが! おっぱいが気持ちいい!!

「文化祭の時も、加賀くん手伝ってくれたよね。あの時は嬉しかったな。
加賀くん、いつも私のことフォローしてくれて、優しいよね。こうしてると、とっても安心する。」

こ、これは。
やっぱり、新宮はオレに気が有るのか?
今まで、全然ん気付かなかった。新宮は前からオレのこと好きだったのか?

307:お正月投下 10/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:02:24 MP3XDCcx
「新宮、オレも新宮のこと好きだ。」

両腕で新宮を抱き締める。
細い体。おっぱいは大きい方では無いが、柔らかくて気持ちいい。
夢中で新宮の体を抱き締めて、おっぱいをグイグイ押し付ける。

「か、加賀くん。あ、当たってる。」

オレは夢中で抱き締めた。
当たってる。新宮のおっぱいが当たって気持ちいい・・・。

と、そこでようやく気が付いた。新宮が当たってるといったのは、おっぱいのことでは無く、勃起したオレのチンポのことだ。
おっぱいの気持ち良さに興奮したオレは、勃起して、チンポをグイグイ新宮に押し付けていた。

不味い、ここで嫌われてしまったら元も子も無い。オレは慌てて両手を放した。

「あ、ごめん。あのこれは、体の生理的な反応で、意思とは無関係に勃ってしまうもので・・・。」

「いいよ。男子がエッチなのは普通だから。


ねぇ、フェラチオしてあげようか?」

思いがけない新宮の申し出に、オレは目を円くする。

「勘違いしないでね。誰にでも簡単にする訳じゃないから。
私、ファーストキスだってまだなんだから。
でも、加賀くんにだったらフェラしてもいいよ。」

308:お正月投下 11/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:07:53 MP3XDCcx
こ、これは!

これはまさか、あの絵馬のご利益なのか?!
キスもしたこともない女の子がフェラしてくれるなんて、そんな夢のような話、そうとしか思えない。

「ほ、本当にいいのか?」「いいよ。ズボン脱いで。」

新宮は体を起こして離れると、ベッドサイドで待機する。

新宮のフェラチオなんて、本当に夢のようだ。
オレは立ち上がり、ベルトを外そうとするが、焦ってなかなか外れない。
やっとの想いでベルトを外し。急いでズボンを脱ぎ、一気にパンツも脱ぎ捨て、股を開いてベッドに腰かける。
新宮は、驚いて目を円くしている。

「勃起したのは凄いな。
弟の勃ってないのなら見たこと有たけど。」

新宮が徐々チンポに近付く。
チンポのすぐそばまで顔を寄せ、右手の指先でチンポを触り、竿を軽く持ってみる。
そのままチンポに顔を寄せて、亀頭へ、唇を近付ける。

「ああ、やっぱ緊張するな。加賀くん、私、頑張るからね。」

再びチンポと向かい合い、新宮の口が、チンポへと近付いてゆく。
段々と近付いていき、チンポの手前まで口を寄せると。静かに目を閉じて、唇をわずかに突き出す。
そしてそのまま、ゆっくりと、唇をチンポにつけた。

309:お正月投下 12/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:10:30 MP3XDCcx
新宮明美のフェラチオ。
まだキスもしたことの無いその口を、オレのチンポへくっつけている。
新宮明美は、ファーストキスをするよりも先に、オレのチンポにファーストフェラをしている。
新宮の唇に最初に触れたのは、他の誰の唇でも無く、このオレのチンポだ。
ああ、なんて感動的なんだ。オレは最高の幸せ者だ。

新宮は、目を閉じたまま。ディープキスでもするように、チンポの先に唇を押し付けている。そして唇で揉むように、もぞもぞとその唇を動かしている。
敏感な先っぽでうごめく、柔らかな唇。その感触は、快楽に変わる。
休むこと無く、新宮の唇は動き続け、オレのチンポを愛撫している。
ああ、堪らない。新宮は目を閉じたまま、オレのチンポとディープキスを交わしている。
最初に唇をチンポに着けたまま、うごめく唇を強く押し付けて、絶え間なく、熱烈な愛撫が続いている。
チンポと密着した唇は、未だにチンポとディープキスを交わしたままだ。
唇でチンポを揉むような、唇だけをもぞもぞ動かす、唇だけのフェラチオ。
堪らない。チンポも悦んでいる。
柔らかな唇が、チンポを愛撫し続ける。
新宮はまだチンポとディープキスを交している
ああ、堪らなく気持ちいい。

310:お正月投下 13/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:14:51 MP3XDCcx
「こんな感じでいいの?
フェラチオって、どうやればいいのか、よく分からないんだけど。」

ようやくチンポから離れた唇から、彼女の声が聞こえて来る。

「ああ、凄く良かったよ新宮。ファーストキスよりも先にファーストフェラ。最高だよ、感動した。」

「そんな、感動なんて大げさだな。でも、喜んでもらえたなら嬉しいな。加賀くん、私、頑張るからね。」
再び新宮は、チンポに唇を着ける。
しかし今度はすぐに離し、舌の先でチンポを舐め始めた。

舌の先が、チンポの先や裏筋を舐める。
大きく舌を突き出して、舌の動きでチンポを刺激する。
今度は目を開けて、右手の指先で竿を押さえながら、舌の先で繰り返しチンポを舐める。
ああ、なんてエッチな光景だろう。新宮のかわいい舌が、オレのチンポを舐めている。
完全に勃起しきった、反り返るオレのチンポを、新宮明美は舐める。
モザイクなど当然ない。新宮の顔も、勃起したチンポも、当然くっきりとみえる。ああ本当にエッチな光景だ、改めて新宮明美にフェラチオされているのだと、感動がこみ上げてくる。

311:お正月投下 14/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:17:30 MP3XDCcx
「どう加賀くん? 気持ちいい?」

チンポ持ったまま、新宮はオレに問いかける。

「凄くいいよ。新宮はフェラチオ上手だね。」

「ちょっと、誤解しないでね。本当に私、初めてなんだから。」

「分かってるよ、なんか慣れて無い感じのフェラだもん。でもスッゴい気持ちいい。」

慌てる新宮。ぎこちないフェラは、どう見ても初心者。初めてなのは疑うまでもないが、むきになって否定する新宮が可愛い。

「どうすればいいの? やり方分からないから、どうすれば気持ちいいのか教えて。」

新宮は、本当に一生懸命フェラしてくれる、本気で感動してしまう。これまででも凄く気持ち良かったのだが、少し刺激が足りないのも事実だ。
新宮にもっとずっぽりチンポをくわえてほしい。
新宮の口にチンポを突っ込んで、柔らかな唇でチンポしゃぶってもらって、たっぷり口内発射してみたい。
それが、オレの本音だ。


「チンポをくわえてみて。
チンポくわえたまましゃぶってみてよ。」

「分かった、くわえればいいのね。」


新宮の開いた口が、オレのチンポにしゃぶりつく。
ずっぽりと、新宮の口が、亀頭をすっぽり飲み込んでいる。

312:お正月投下 15/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:19:56 MP3XDCcx
「そう、そうやってチンポをくわえたまま、唇をチンポに吸い付けてしゃぶってみて。」

新宮の口の中の空気は吸い込まれ、唇がチンポにぴったりと貼り付く。
口をすぼめて、唇をチンポに吸い付けながら、新宮はくわえたまま、ゆっくりチンポしゃぶっていく。

「そう、その調子。そのまま動かして、ずっぽりチンポをしゃぶって。」

柔らかな唇は、亀頭に密着し。新宮の唾液で濡れた唇は、表面を滑るようにオレの亀頭をしゃぶっていく。
ゆっくりと、吸い付きながら、亀頭の表面に唇をスライドさせて、亀頭全体を愛撫する。
静かに頭を動かし、その動きに合わせて、新宮の唇はオレのチンポを舐めていく。

ああ、何て気持ちいいんだ。新宮はずっぽりチンポくわえて、フェラチオしている。濡れた唇が亀頭を滑ると、そこからチンポに快楽が広がる。わずかに頭を動かして、亀頭全体を愛撫している。
揉むような唇の動きは健在で、新宮は口でチンポ含みながら、亀頭と熱烈なディープキスを交している。
堪らない、新宮の口が、オレのチンポとセックスしている。堪らない、快感と射精感が次第に込み上げてくる。

313:お正月投下 16/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:22:50 MP3XDCcx
「ああ、気持ちいいイキそうだよ。もうちょっと早くしゃぶってみて。」

すると新宮は、口をチンポから離して、オレの顔を見上げる。

「イキそうになったら、そのまま口の中に出していいからね。」
「マジで口に出していいの!? 感動だなぁ。」
「フェラチオなんてできるの、加賀くんのこと好きだからなんだよ。
いいよ、口に出しても。私、頑張るから。」

新宮が、再びチンポに口を付ける。そしてまた、亀頭を揉むように唇をうごめかせ、チンポと熱いディープキスを交わす。
そのまま、唇を密着させたままチンポを口の中に含んでいき、またチンポの先まで戻していく。
先っぽからカリまでを、柔らかな唇が往復する。
さっきよりも大胆に、大きな動きでチンポをしゃぶっている。
キスもしてない新宮の唇が、こんなにも一生懸命フェラチオしている。ああ、堪らなく気持ちいい。

唇の動きが加速していく。
より大胆にチンポにしゃぶりつき、チュプ、チュプと、湿った音をわずかに立てながら。新宮明美は、オレのチンポを情熱的に愛撫する。

ああ、堪らない。気持ちいい。
こみ上げてくる射精感に耐えてきたが、そろそろ限界だ。

314:お正月投下 17/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:26:15 MP3XDCcx
「新宮、口の中に出すぞ。」

新宮はチンポをくわえたまま、オレの顔を見上げてうなずく。より激しく吸い付き、スピードは加速する。
うごめく唇が、チンポを熱烈に愛撫する。


ああ堪らない。新宮の唇、最高に気持ちいい。
オレは新宮明美の口の中に射精する。

ドピューッドピューッドピューッドピューッ

繰り返し何度も射精する感覚。おそらく新宮の口の中には、大量のザーメンが出たことだろう。

新宮は口をすぼめたまま、チンポから口を離す。

「大丈夫か新宮?」

新宮は縦に首を振ってうなずく。

「ちゃんと精子飲んだよ。」

「精液、飲んでくれたのか?」

「うん、加賀くんの精子だから。」

まさかごっくんまでしてくれるとは、本当に感動した。
もちろん、オレは新宮明美と付き合うことになった。
オレも真剣に新宮のことが好きにってしまい、熱烈交際が始まった。


それにしても、あの絵馬、本当に利いんだな。
キスもしたことの無い口でフェラされるだけでなく、彼女までできたのだから、ご利益有り過ぎだ。
これからは、足を向けて眠れない。毎年お参りに行かねば。

315:お正月投下 18/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:28:49 MP3XDCcx
一年後
オレは明美と二人で、またあの神社に初詣に来た。
二人の交際が順調なのも、すべてこの神社のお陰だ。

「しかし、明美も大胆だよな、キスもしたこと無かったのに、いきなりフェラチオだもん。あの場合、普通キスをしてからフェラチオなのに、フェラから始めるなんて、本当に大胆だよなぁ。」

「あれは、だって、正彦が絵馬に、キスもしたこと無い口でフェラされたい、て書いてたからだよ。正彦はそうゆうの好きだと思って、頑張ったんだから。」

「え! お前あの絵馬見たのか!?」

「見たよ、私は加賀くんとラブラブに成りたいって絵馬に書いたんだけど。他の人はどんな願いを書いるのか見てみたら、正彦の絵馬を見つけちゃった。これは絶対に神様の御導きだと確信したよ。うん、絶対にそう。」


なんだ、そうだったのか。
まあ、キスもして無い女の子が、いきなりフェラチオなんて言い出す筈が無い。明美があの絵馬を見ていたのなら、納得はいく。

でも、結局はあの絵馬がきっかけになった訳で。それを偶然オレに惚れてた新宮が見つけ、偶然スケート場で会って、偶然怪我をして、偶然が重なって付き合うことになった。

やっぱり、あの絵馬のご利益なのかもしれない。

316:5発目投下 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:38:25 MP3XDCcx
『絵馬のご利益』
>>298-315
あけましておめでとうございます。m(_ _)m
今年もこのスレが良いスレであります様に

>>290 年越し投下お疲れさまです。続き期待しております。

317:名無しさん@ピンキー
08/01/04 03:26:44 GNlw918k
>>316
一番槍GJ!!
エロに行く展開が急だったのが気になったが、
そこを差し引いてもGJすぐる。
今からスケートしに行ってくるわノシ

318:名無しさん@ピンキー
08/01/04 03:47:21 XcalMGSL
乙!
ちょっと絵馬に願い事書いてくる

ノシ

319:名無しさん@ピンキー
08/01/06 11:17:19 B5cZl0ia
ファースト保守

320:名無しさん@ピンキー
08/01/07 13:53:54 Yom28YV0
GJ保守

321:名無しさん@ピンキー
08/01/09 08:26:21 GaAMdt5A
保守

322:名無しさん@ピンキー
08/01/11 10:11:28 0WiFA1l+
普通に書き込めた

323:名無しさん@ピンキー
08/01/12 06:34:13 PxWq0kJW
ここ、土日は人減るから俺が守るわ

324:名無しさん@ピンキー
08/01/12 12:36:16 NGvkUKRM
連休中は保守れないので頼んだ

325:名無しさん@ピンキー
08/01/13 02:44:35 smXgIrqU
この時間だが保守

326:名無しさん@ピンキー
08/01/13 09:02:02 EfxT1QcC
フェラをしてからキスが常識

327:名無しさん@ピンキー
08/01/14 23:16:03 WBcjgxZF
???「保守の役目。私に任せていただこう」

328:名無しさん@ピンキー
08/01/14 23:32:08 OTbO9B4m
「ま、まさか、おまえは~ッ!!」

329:名無しさん@ピンキー
08/01/16 06:34:11 QEcXmaQQ
>>327
レーツェル乙

330:名無しさん@ピンキー
08/01/18 19:01:03 5PkQyQ2M


331:名無しさん@ピンキー
08/01/21 08:24:52 CTskDm5w


332:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:51:02 uLvjCIUc


333:名無しさん@ピンキー
08/01/23 21:18:41 jt82x9S1
らき☆

334:名無しさん@ピンキー
08/01/25 17:06:40 nTtMQsoa
大昔は「祈る」を「のむ」といっていたらしい

335:名無しさん@ピンキー
08/01/26 23:47:36 ANiUX/re
保守

336:名無しさん@ピンキー
08/01/29 15:46:14 zMNPXn2M
今日は俺が

337:今日はオレが
08/01/30 22:51:08 yrU2bfV/
保守

338:名無しさん@ピンキー
08/02/01 13:35:57 kiUMO8o/
2月突入☆

339:名無しさん@ピンキー
08/02/02 10:56:47 rX9Kwva3
あしたは節分だから、
キスもしたことのない女の子が恵方巻きにかぶりつくSSが
投下されるはずだ

340:名無しさん@ピンキー
08/02/02 13:29:20 GGv1BDH8
帝都育ちで恵方巻きに縁なく、食品業界の工作には辟易気味だが、
キスもまだな娘さんに太くておっきいのを咥えさせる、
という点についてのみは同意せざるを得ない

341:名無しさん@ピンキー
08/02/03 23:57:37 fcDNJOIi
規制解除されてる間に俺が

342:名無しさん@ピンキー
08/02/05 13:40:42 XO2ZZR1R
保守しなきゃ!今、保守しなきゃなんにもならないんだ!!

343:名無しさん@ピンキー
08/02/08 23:45:50 AmKRmru7
保守

344:名無しさん@ピンキー
08/02/11 05:28:24 HT0wxGPA


345:名無しさん@ピンキー
08/02/12 21:04:17 /gkQxvYt
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

346:6発目投下 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:44:21 LXxaRJzx
こんな時間に投下。
本当はもっと早く投下したかった。

総数14ページです。

347:バレンタインデー投下 1/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:46:44 LXxaRJzx
『小沢直紀のー、おまかせーラジオー。続いての曲はローリングストーンズの・・・』


カーステレオのスピーカーから流れるラジオに、何となく耳を傾ける。
週末を利用して、妻と二人、一泊の温泉旅行に出掛けて来たが。渋滞に捕まり、さっきからずっと動いたり止まったりを繰り返す、ノロノロ運転が続いている。
ハンドルを握りながら、退屈な時間が過ぎ去ってゆく。
スイスイと走り去る、対向車線の車を見ながら、ただ何となく、退屈なラジオを聞いている。
助手席の妻も、退屈そうに窓の外を眺めている。


『午後、零時をお伝えします。ピ、ピ、ピ、ポーン。
小沢直紀のー、おまかせーラジオー。続いてのコーナーは、リスナーからのお手紙を紹介します・・・』


正午か、予定ではそろそろ目的地に着く時間だ。地元の郷土料理を食べてから、ゆっくり観光するつもりだったが、これではいつ目的地につくか、まるで分からない。
先の見えない渋滞に、イライラを通り越してうんざりしている。

「事故かな、工事かな? ここまで流れないと、うんざりしてくるね。」

妻の言葉に、自然と笑みがこぼれる。

「ああ、そうだな」

10年も付き合っていると、不思議と考える事が似てくる。

348:バレンタインデー投下 2/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:48:55 LXxaRJzx
『ええ、次のお便り紹介したいと思います。ラジオネーム、ピンクの妖精さん、20才の女子大生ですね。
「小沢さんこんにちわ、もうすぐバレンタインデーですね。今の彼氏とは付き合って半年、今年は思い切って、彼にチョコと一緒にフェラチオをプレゼントしたいと思います。」
いいですねー、彼氏とラブラブですねー・・・』


さして聞く気の無かったラジオが、耳に留まった。

「バレンタインフェラか、懐かしいね、幸司。」

退屈そうだった妻のさおりも、喜々とした顔で話しかけてくる。

バレンタインフェラ。今から10年前、俺とさおりが付き合うようになったのも、バレンタインフェラがきっかけだった。



10年前、俺はまだ高校三生。
毎年大会では1、2回戦止まりの、公立高校の野球部の部長を勤めていた。
新入生の三澤さおりは、マネージャーとして野球部に入部してきた。
ぱっと見た印象は、背が低くて可愛い子だと思ったが。用具の手入れ、掃除、スケジュールや選手の体調管理に至るまで、何でもそつなくこなす優秀なマネージャーだった。
後輩ながら、さおりのことを、頼れるマネージャーだと思っていた。

349:バレンタインデー投下 3/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:51:03 LXxaRJzx
彼女のことを意識するようになったのは、彼女が入部して一ヶ月くらいたってからだった。
何か、他の部員と自分との接し方が違うように思えたからだ。
自分自身には特に親切に接してくれるような、そんな気がしたが、それは自分がキャプテンという特別な立場にあるからかもしれない。それに自意識が強過ぎるだけで、実際は他の部員と変わりなく接しているだけかもしれない。
そう思い、普通の野球部員とマネージャーという関係が続いた。

そして、高校球児達にとっては運命の夏。
三年のオレにとっては、最後の甲子園出場を賭けた、地区予選が始まった。
結果は0対5の惨敗。一回戦での敗退だ。
小学校から続けてきた野球だが、それが最後の試合となってしまった。

結局、自分が部長を勤めた期間には、練習試合でこそ勝てたものの、公式戦では一勝も上げられなかった。
そんな悔しさもあって、夏の大会で三年はみんな引退したが、オレだけは暇を見て後輩達の練習を覗きに行った。
練習の邪魔にならないよう、ベンチから様子を見て、直ぐに引き上げてしまうが。そんな時に話し相手になってくれるのが、大抵の場合三澤さおりだった。

350:バレンタインデー投下 4/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:52:42 LXxaRJzx
さおりは何かと気の利くマネージャーだから、先輩が遊びに来れば、退屈させないように気を使ってくれたのだろう。
マネージャーの仕事をテキパキ片付け、あるいは後回しにして、話し相手になってくれた。
初めて見た時から、可愛い子だと思っていたが。接するうちに、次第に三澤さおりに対して好感を持つようになっていった。
野球部の練習を覗く目的も、後輩の様子を見るのが半分、三澤さおりと話したいのが半分、という感じになっていた。
しかし、さおりも忙しいマネージャーの仕事の合間に、話し相手になってくれているのだからと、遠慮して10分程度で引き上げてしまうことがほとんどだった。


そして卒業も間近に迫った2月14日。
進学組は受験の追い込みで必死になっているが、既に就職の内定しているオレは、別の意味で緊迫していた。
2月14日バレンタインデー。男子は皆、落ち着かない一日だ。
クラスの男子は皆どこか不自然で、敢えてその話題には触れようとしない。
いつもは、塊って話をしている同級生も、なぜか一人で窓の外を眺めている奴がいたり。休み時間の度にトイレに行く奴がいたり。明らかに不自然だった。

351:バレンタインデー投下 5/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:54:30 LXxaRJzx
そんなクラスの男子を、冷静に眺める余裕があった。
正直言って、クラスの女子にはまったく興味が無かったからだ。
自分にとって、気になっていたのは放課後だ。三澤さおりからチョコを貰えるかどうか、それだけが気になっていた。

昼休みも終わり、午後の授業も終盤に差し掛かると、段々と緊張は増していった。
授業を終え、野球部の練習するグランドに向かい、努て自然に振る舞おうとする。
まあ、今にして思えば、逆にそれが不自然だったのだが。
ベンチに向かいながら、グランドを隈無く見渡す。だが三澤さおりの姿は、どこにも見つからない。ユニフォームを着た野球部員十数名と、手に袋を下げた、制服姿の二年マネージャーだけだった。
部室か用具室にでもいるのだろうかと思いながら、ベンチの後輩達に話しかける。

「国分先輩こんにちわ。これ、バレンタインのチョコです。」

二年のマネージャーが袋から取り出したのは、アルファベットの刻まれた、指先ほどのチョコレートだった。

「ありがと。」

明らかに義理と分かるようなチョコを頬張り、辺りを見渡す。

「さおりなら居ませんよ、頭痛いから帰るって言ってました。」

352:バレンタインデー投下 6/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:56:03 LXxaRJzx
「別に三澤を探しているわけじゃないよ。」

そう言った後で、二年マネージャーがクスクス笑うのを見て、墓穴を掘ったことに気が付いた。
それじゃ三澤が居ないから帰る、では更に墓穴を掘ることになるので、何食わぬ顔でそのまま雑談を交した。
何か肩透かしを喰らって、がっかりしながら家路についたが、校門を出て少し行った所で、不意に女の子の声に呼び止められた。

「国分先輩。」

直ぐに分かる聞き覚えのある声は、三澤さおりの声だった。

「あれ、三澤。頭が痛いから先に帰ったって聞いたけど、大丈夫なのか。」

彼女のことを心配しながらも、内心ではオレを待っていたのではないかと、ドキドキしていた。

「あっ、それは仮病なんです。本当は、先輩が来るのを待っていました。」

予想した通り、さおりはオレが帰るのを待っていた。
しかも真面目なさおりが仮病を使って部活を休み、学校ではなく帰り道で声を掛けてくるということは。
次に起きる展開は応々にして予測できるが、それを表に出さないように、努て平静を取り繕おうとした。

「オレが来るのを待っていたのかい、何かオレに用事でも有るのかな。」

353:バレンタインデー投下 7/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:57:41 LXxaRJzx
さおりは手提げ袋の中から、白いリボンのかけられた、ピンクの小さな包みを取り出し、それを差し出した。

「私、入部した時から、ずっと先輩に憧れてました。これ、受け取ってください。」

オレは有頂天になって喜び、その包みを受け取った。
だが、その後に続く言葉に愕然とさせられた。

「先輩お願いします、フェラチオさせてください。」

あの時は、余りのショックに思考が停止した。まったく予測しなかった突然ことで、どうすれば良いのか分からず、ただ呆気にとられていた。

「私、まだキスしたことありません。だから、ファーストフェラは国分先輩にって、ずっと前から決めていました。」

さおりは恥じらいながら、頬を赤く染めていた。
オレはさおりのことを、賢くて気の利く女の子だと思っていた。しかし、まさかあんな馬鹿な噂を、信じているとは思いもしなかった。

その当時、うちの学校には一つの噂というか、都市伝説があった。

『キスをしたことのない女の子がフェラチオをすると、その相手と両想いになって、幸せに成れる。』

話の種に、冗談で囁かれていた噂話だが、まさか本気で信じているヤツがいるとは、まったく思いもしなかった。

354:バレンタインデー投下 8/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 02:59:29 LXxaRJzx
真面目で、地道にマネージャーの仕事をこなす、オレが知っていたさおりとは、まったくかけ離れた行動だった。
そんな馬鹿な迷信を信じるような子だとは思えなかったが、その頃はオレもエッチしたくてしょうがない年頃だ、これはチャンスと思った。
その半面、明らかに嘘と分かるような噂を利用するのは、彼女を騙すようで後ろめたい気もした。
エッチなことはしたいけど、先輩としてそんなのは迷信だと教えてやるべきか。
しかし断ってしまうと、彼女を傷つけてしまうかもしれない。彼女のことは好きだから、付き合いたいとわ思っている。彼女を受け入れてやった方が良いのか。
しかし、好きだからこそ、騙すようなことはしたくない。
オレは考えあぐねたが、さおりは考える時間を与えてくれなかった。

「ダメですか。」

すがるような目で見つめられ、思わず、いいよ、と答えてしまった。

「良かった。断られたらどうしようって、凄くドキドキしました。」

純粋に喜んでいるさおりを見ると、罪悪感にさいなまれたが、さおりの方から話を持ち掛けたのだから、別にオレは悪くない。そう開き直って、彼女をオレの家に案内した。

355:バレンタインデー投下 9/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:01:32 LXxaRJzx
「ただいま。」

オレはぶっきらぼうに帰宅を告げる。

「お帰り、今年はチョコ貰え・・・。」

出迎えに来た母は絶句した。
無理もない、毎年義理チョコ2つか3つといった息子が、バレンタインにいきなり女の子を連れて帰って来たのだから。

「野球部のマネージャー、三澤さん。」

簡潔にさおりを紹介する。二人が初めましてと挨拶を交わしたところで、さおりを二階のオレの部屋に案内する。

「お邪魔します。」

と言って、さおりは付いてくる。
あの頃は女の子と付き合ったことなど無かったから、内心ドキドキしっぱなしだったが、それを悟られないように、そっけ無い態度で平静を装っていた。

部屋に入り、二人きりになると、おもむろにズボンを脱いで、トランクスを下ろす。
さすがにさおりも、いきなり局部を見せられて、かなり当惑していた。
オレとさおりの関係は、野球部元キャプテンと後輩のマネージャーだ。ここは一つ、男らしいところを見せなければと思い、大胆に脱いでチンポを晒したが、さすが二人きりになった途端いきなりでは、戸惑うのも無理はない。
しかし脱いでしまった以上、後戻りは出来ない。オレはさおりに指示を出した。

「触ってみて。」

356:バレンタインデー投下10/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:03:22 LXxaRJzx
さおりの手が、まだ勃起してない小さいチンチンに、恐る恐る触る。
初めて女の子にチンチンを見せるのは恥ずかしかったが、触られることに次第に興奮を覚えた。これからエッチなことをするのだという実感が徐々にわいてきた。
さおりの指がチンチンを摘み、袋を撫でる。興奮したチンチンは、少しずつ膨らんでいった。

「気持ちいいですか。」

緊張して、少しうわずった口調でさおりが尋ねる。さおりにも勃起くらい分かるのだろう、次第に大きくなるチンチンを見て、オレが段々興奮して来たと思ったようだ。

「うん、気持ちいい。」

それを聞いたさおりは、大胆にチンチンをいじり始めた。
さおりの指先が強く亀頭を擦る。

「痛っ。」

さおりは慌てて手を離した。

「ごめんなさい、大丈夫ですか。」

不安気に、さおりはオレの顔を見上げた。

「ちょっと痛かったけど、大丈夫。先っぽは、渇いたまま擦ると痛いんだ。」

オレは生唾を飲み込んでから、高鳴る胸の鼓動を抑えて、ゆっくりと言った。

「渇いていると痛いから、口で舐めてみて。」

さおりは緊張した面持ちで頷いた。

「わ、分かりました。」

357:バレンタインデー投下11/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:06:11 LXxaRJzx
いよいよフェラチオが始まる。
そう思うと鼻息が荒くなってしまうが、さおりには悟られないよう、必死で平静を取り繕う。
さおりの指が、まだ半勃ちのチンポを摘み上げ、それに顔を寄せていく。
それを見ているだけでも興奮し、チンポはピクピクしながら、大きさを増していく。
さおりの口から舌が伸びる。それが先端部分を舐め始めた。
チンポに快感が走る。ぺろぺろと舐める舌の動きに合わせて、欲情は加速的に高まっていく。
激昂したチンポは、完全に勃起した。

「国分先輩、気持ちいいですか。」

さっきの事もあってか、不安そうにさおりは尋ねる。

「スゴく気持ちいいよ。三澤にも分かるだろ、チンポがこんなに勃起してるよ。」

オレは腰を突き出して、さおりに勃起したチンポを見せ付ける。

「先輩、私ずっと先輩のこと好きでした。国分先輩のこと大好きです。」

さおりの唇が、チンポの先にキスをする。そのまま唇はチンポの表面を舐めながら、すっぽりと口に亀頭を含む。
頭を前後に振りながら、しっぽりと、上唇が亀頭を舐め、下唇がカリ裏を刺激する。
チュプ チュプ と湿った音を立て、さおりの唇は、何度も往復しながら、繰り返しチンポをしゃぶる。

358:バレンタインデー投下12/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:07:44 LXxaRJzx
マネージャーという裏方の仕事を、地道にこなしている、真面目で大人しい女の子。
オレはそれまで、さおりをそんな風に思っていた。
しかし、恋愛に関しては、かなり情熱的で大胆だ。
いきなりフェラチオさせてくれと願い出て、初めてのフェラで、ずっぽりチンポをしゃぶっている。
ねっとりと唇を吸い付かせながら頭を振り、夢中でチンポにしゃぶり付いている。
予想以上に激しいフェラチオに、チンポはビンビンに反応し、初体験の快感に、かつて無いほど、硬く大きく勃起していた。

「三澤、凄く気持ちいいよ。」

飲み込みの早い、器用な子で、マネージャーの仕事も直ぐに覚えたが、チンポの扱いも飲み込みが早い。初めてとは思えない、気持ち良さのフェラチオだ。
さおりは更に大胆にチンポにしゃぶり付いて、舌を絡ませてくる。濡れた唇はぴったりと吸い付き、繰り返しチンポの上を這う。

快感が込み上げてくる。
今まで経験したことが無い欲情が沸き起こり、息は上がり、鼓動は早くなる。
チンポに宿る欲情は、解放されたいと雄叫びをあげる。
その瞬間、悦楽が訪れる。
精液が送り出される感覚。ビクンビクンと脈を打つ、射精の感覚が、悦楽と共に訪れた。

359:バレンタインデー投下13/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:09:22 LXxaRJzx
口内射精。
キスの経験も無い女の子に、フェラチオさてることだけでも大胆なことなのに。いきなり口内発射というのは、いくら何でも厳しいだろう。
しかしまだ若かったオレは、快感を我慢しきれなかった。しまった、と思ったが、もう出てしまったものはどうしようもなかった。

往復運動を繰り返していた、さおりの頭が止まった。
一回では終らずに、チンポは繰り返しビクンビクンしている。
オレは欲望を抑えられず、さおりの頭を押さえ付けて、口の中に繰り返し射精した。あの時の快感は未だに忘れられない。
さおりも、自分からフェラチオさせてくれといっただけあって、男がその精液をどう処理してほしいのか分かっていた。

「飲んだのか。」

はあはあ、と口で息を整えるさおりに、オレは尋ねた。

「はい、私先輩のことが大好きなんです。お願いします、私を彼女にしてください。」

オレはもちろんOKした。
ここまでしてもらって、断れる筈がない。寧ろ此方から頼みたいと思ったくらいだ。
元々さおりには気が有ったのに、さおりの気持ちが分からず、男なのになかなか告白できずにいた、自分の意気地の無さが恥ずかしいと思った。

360:バレンタインデー投下14/14 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:11:37 LXxaRJzx
『小沢直紀のー、おまかせーラジオー。さて次のコーナーは・・・』

カーステレオのスピーカーからは、退屈なラジオが流れている。

あれから10年。
助手席には、オレの妻になった、さおりが座っている。
車は相変わらず、渋滞のノロノロ運転が続いている。
しかし、たまには狭い車内で、妻と二人きりというのも、意外と悪くない。

「どうしたの、ニヤニヤして。」

さおりは微笑みながら、オレの顔を覗き込む。

「バレンタインフェラのこと思い出してさ、さおりと結婚できて幸せだなあって思ったんだ。」

「私も。幸司と結婚できて幸せよ。」




『キスをしたことのない女の子がフェラチオをすると、その相手と両想いになって、幸せに成れる。』

あの噂も、あながち嘘とは言い切れない。
オレとさおりが付き合い始めたことは、あっと言う間に野球部に広まった。
そしてあの噂も、さおりから口コミで女子の間に広まり。後輩から後輩へと語り継がれながら、他校へと広まっていった。
あれから10年たった、2018年の今では、バレンタインフェラとして全国的に広まり、定着している。



しかしこの噂、最初に言い出したのはオレであることを、まだ妻には話していない。

361:6発目投下 ◆77XCej4AVc
08/02/13 03:14:49 LXxaRJzx
『バレンタインデーフェラ』
>>347-360

わたーしチョット、最後の手段で決めちゃう~♪
バレンタインデーフェラ♪

362:名無しさん@ピンキー
08/02/13 06:14:15 zskX50Vu
>>361
一番槍GJ!!
今までで1番好きだったぜ。

オチに吹いたww

363:名無しさん@ピンキー
08/02/15 02:43:16 4cdOXYTi
>>361がGJなのはひとまず置いておくとして、肝心の14日に投下どころか書き込みが何もなかったのは何故なんだぜ?

364:名無しさん@ピンキー
08/02/15 12:13:36 ySBNzWi9
バレンタインくらいは、嫁や彼女に付き合ってやれる
甲斐性を持った紳士達が集う良スレって事だろ。…多分。

365:名無しさん@ピンキー
08/02/16 14:03:32 dKb/0vUt
>>362
(´;ω;`)ブワッ

366:名無しさん@ピンキー
08/02/16 14:04:05 dKb/0vUt
364だったorz

367:名無しさん@ピンキー
08/02/19 12:56:18 pLBPnvk5


368:名無しさん@ピンキー
08/02/22 13:13:31 63xIZCmD


369:名無しさん@ピンキー
08/02/26 16:26:54 inLatclr


370:名無しさん@ピンキー
08/02/29 01:59:43 92hUcxnJ
捕手

371:名無しさん@ピンキー
08/03/02 16:23:43 or4jDbmx
3月☆ゅ

372:名無しさん@ピンキー
08/03/05 04:59:01 i61EGiuV
保守

373:名無しさん@ピンキー
08/03/06 20:44:42 la1gqn0F
保守

374:名無しさん@ピンキー
08/03/08 22:14:26 jI9mL+S8
ほしゅ

375:名無しさん@ピンキー
08/03/09 21:20:11 zg6o0vMc


376:名無しさん@ピンキー
08/03/11 22:47:36 I0q+jgvb
保守

377:名無しさん@ピンキー
08/03/14 18:53:25 E/dkcCrg
白い日☆

378:名無しさん@ピンキー
08/03/15 23:44:49 47htIufD
ほす

379:名無しさん@ピンキー
08/03/17 13:38:45 Y7KEALum
保守

380:名無しさん@ピンキー
08/03/21 15:19:53 L07bw7Wo
保守

381:名無しさん@ピンキー
08/03/22 00:42:05 pauSpOL6
キスもしたことのない女の子の舌でケツの穴を奥まで舐られたい
そのまま手でチンポを優しくさすられながら射精に導かれたい
別にキスしたことのない女の子でなくてもいい


382:名無しさん@ピンキー
08/03/22 09:39:30 UB3KoJ0o
>>381
最後の一行だけでスレ違い

383:名無しさん@ピンキー
08/03/24 12:01:43 tLjfsgbs



384:名無しさん@ピンキー
08/03/26 02:18:22 T9hG8yy8
おにーさま、ひどいっ!

なんにもしらない、小学生のあたしに、

さも親切そうに、「声をきれいにするおクスリだよ」って嘘をついて、

おにーさまの、おっきくてびくびくいってるオチンポをあたしのおくちにつっこむんですね?!

そうしてなんどもなんどもあたしの喉を、ごつんごつんと突きまわして、あの、臭くてどろっとしたセーエキを

たっぷりと喉に塗り込むんですねっ!?

ひどいです、おにーさま!

わたしの大切なファーストキス、おにーさまのオチンポに捧げろっていうんですか?

ああっ、だめっ、おにーさッんぐっ!! ングーーーーーーーーーッッ!!!

んぶっ、んぐ、んぼおっ、じょぼっ、じゅぶうーーーーーーーっっ!!

ぼふぁあっ、き、きす、あたしのファーストキス、オチンポに奪われちゃったっ!!

ふぁんぐっ、ぶちゅうっ、ぶばっ、ちゅぶっ!!

んぶはっ!! だ、だめえっ、オチンポ大きくて、あごが壊れちゃうっ!!

おにーさまっ、やめてっ、あたしのお口に、ザーメン出さないでぇっ!!





「・・・妹よ、ベッドに縛り付けた俺を解放してくれるんなら、今すぐにでもやめてやるんだけど?」




・・・・・・もう、おにーさまったら、ノリが悪いですわねぇ?
こうやって可愛い妹がおにーさまの性欲処理をして差しあげてるのに、それを楽しめないなんて。
罰として、ノルマ5発にしますから、がんばってくださいね?

この日のために、ビデオ見ながらたくさん練習したんですから、たっくさん美味しいザーメン、あたしに飲ませてください!!









こんな保守。

ちなみにこの妹(キモウト)、兄のオナニーしたコンドームを回収して、精飲は経験済み。

385:名無しさん@ピンキー
08/03/26 12:59:54 xAOoLl9i
はいはいこのレスをチェック、と

386:名無しさん@ピンキー
08/03/31 22:46:46 iu4z/73D
保守

387:名無しさん@ピンキー
08/04/04 00:27:36 42xEpG+J
捕手

388:名無しさん@ピンキー
08/04/09 20:11:47 qnx8Z6he
ho

389:名無しさん@ピンキー
08/04/13 18:04:52 XKO7QIvf
syu

390:名無しさん@ピンキー
08/04/19 15:26:39 2miNDIu6


391:名無しさん@ピンキー
08/04/21 07:51:16 /BS8A+jx
捕手

392:名無しさん@ピンキー
08/04/24 18:18:15 hTiJuPoh
ほしゅ

393:名無しさん@ピンキー
08/04/26 12:15:44 HT6lKYbX
ほしゅほしゅ

394:名無しさん@ピンキー
08/04/28 12:05:46 ueVJA3HP
ファーストキスもまだだけど…

……保守してあげるね

395:名無しさん@ピンキー
08/05/03 14:45:58 10IsdWWo
誰もこないな。保守

396:名無しさん@ピンキー
08/05/05 23:46:43 jdHXq6vE
「ねえねえ、保守ってどうするの?」
妹よ、一体何を見ているのだ。
そこは18歳未満禁止の場所だぞ。
「お兄ちゃんの履歴をたどったんだけどぉ?」
俺は18歳以上だから良いのだ。
「『キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4』かぁ、こんなのが好きなの」
その質問に正直に答えると兄の威厳が下がってしまうので勘弁してくれ。
「一番最近のは、あっ・・・・・・」
黙り込まないでくれ、ごっつう気まずい。
「あ、アハハ、こ、声がキレイになる薬だって・・・・・・うわっ、すごっお。あの、ねえ、お兄ちゃんは、これ見ながらシたの?」
そんなこと聞かれても困る。
「・・・・・・もしかして、い、妹のアタシにされるの想像してた、とか?」
ノーコメントだ。
「でも、最近は書き込みないねぇ」
うむ、残念なことであるな。
「あのさ、あの・・・・・・あのね」
お前が言いよどむなんて珍しいな。
「アタシもキスしたこと・・・・・・無いんだ」
そうか、まあ俺が小学生の時もキスなんてして無かったな。
「もうバカぁ! 保守のしかた教えてくれるなら、アタシがほんとにシてあげようかって言ってるの!」
な、何を言い出すんだ、妹とキスなんか出来るわけ無いだろう。
「フェラよ! フェラ! 誰がお兄ちゃんなんかとキスするもんですか!」
妹よ。そういうことは大声でわめく事ではないぞ。俺の社会的信用がヤバイ。
それにキスより、フェラの方がよっぽど過激だぞ。そういうことは毛が生えてからいえ。
「生えてるわよ! 今時の小学生の発育の良さを舐めんじゃないわよ!」
む、それはスマン。
「よろしい。では、ズボンを脱ぎなさい」
ああ、って今、不思議な流れになってないか?
「60行内に収めないといけないのっ、ちんたらやってらんないわよ」
妹よ、そういうメタな事を言い出すのはどうかと思うぞ。
「うるさいわね。オチンポ大きくして、ウダウダ言ってんじゃないわよ!」
これは男の生理現象で、こら脱がすな。
「くっさぁぁ、ちゃんと洗ってるのコレぇ!」
ま、マジマジと見るんじゃない。口を開けてどうするつも、うをっ。
「ふぐんふぁ、わひね」
物を口に入れながら喋るでない。歯が当たるでは無いか。
「きもひいい?」
何を言っているのかわからんぞ、しかし、この刺激は、うっ、で、出る。
「うげー、変な味ぃ、下で柏餅食べて口直ししないと。お兄ちゃんの分ももらうね」
ちょっとまて、お前への報酬は、保守の仕方だった筈。楽しみに取っておいた○○屋の味噌餡を取られるのは納得いかん。
「しかたないなぁー。じゃあ、次にSSが投稿されたらまたしてあげるから、それでどう?」
うーむ、よかろう。
連休中であるし、明日辺り、ヒマな職人が降臨せんもんかなぁ・・・・・・。


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