キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4at EROPARO
キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい4 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
07/11/28 13:55:36 9riA7kTN
キスもしたことのない気の強い女の子にしおらしくフェラされたい。

151:名無しさん@ピンキー
07/11/28 18:35:36 mZinZ9Na
>>149
>>150
早くSSにするんだ!

152:名無しさん@ピンキー
07/11/28 23:08:35 +ELeyOGo
>125
GJ
でも、名字の所為で脳内CVが水野亜美なあの人になってしまう!

153:名無しさん@ピンキー
07/11/29 19:02:49 gYNvNDcf
ものすごい絶倫キャラが、キスもしたことのない女の子たちの口でフェラされまくるスレ。

154:名無しさん@ピンキー
07/11/30 06:02:56 A+mp6jyF
今日は私に保守させていただこう

155:名無しさん@ピンキー
07/11/30 11:18:33 C3mkaLGM
いやいや俺が・・・

156:名無しさん@ピンキー
07/11/30 20:03:13 EGl/vy6E
いやいやここは私が

157:名無しさん@ピンキー
07/12/01 10:28:44 ed+2kGcP
どうぞどうぞw

158:名無しさん@ピンキー
07/12/02 08:18:26 s5Ycec04
本日も私めが保守致しまする

159:ブリーフ大名
07/12/02 22:14:50 l3408Tf0
薄暮の中、沢田哲哉は教室に忘れ物を取りに戻っていた。野球部の練習が終わっ
たばかりでユニフォーム姿のままだったが、別段、気にも留めていない。汗臭かろ
うが埃にまみれていようが、後は帰宅するばかりなので関係ないし、それ以上に
忘れ物の方が気にかかる。そうして教室の前まで来ると、何やら人の気配がしたの
で、哲哉はちょっと面食らった。

(誰だろう。男子なら良いが)
高校生ともなると、女子には汚い身なりを見られたくないという見栄もある。はたして
誰だろうかと覗いてみると、教室の隅に逆光の中に浮かぶ何者かの姿を発見した。
(あれ・・・?女・・・だけど・・・どうして、裸?)
目を凝らすとそれは素っ裸の女性である事が分かる。少し立ち位置をずらして逆光
を避けると、いよいよ肉感的な裸体が浮かび上がった。女性はこの組の荒井奈々子
という生徒で、勿論、哲哉も面識はある。

(荒井だ。あいつ、何やってるんだ?)
奈々子は素っ裸になり、ある机の角に陰部を擦りつけている所だった。その席は学内
一の色男、安岡真二の座っている場所である。
「あッ、あッ・・・安岡くん・・・」
奈々子は息も絶え絶えに、安岡の名を呟いた。そして腰を振り、机の角で刺激を求め
続けている。
(オナニーしてるんだ)
察する所、奈々子は人目をしのんで、好きな安岡の事を思いながら、自慰をしている
のであろう。

机の角を好きな相手の性器に見立て、自らを慰める。そういう気持ちは哲哉にも分か
らない訳ではない。だがそのやり様がちょっと異常ではないだろうか。ここは学内だし、
まして素っ裸になって─考えれば考えるほど、奈々子に対し何か怒りのような物が
浮んでくる。いや、実を言えばそれは自分に対する言い訳であった。本心を吐露すれ
ば、悩ましい奈々子の裸体を目にした為、哲哉には悪戯心が芽生えている。今、出て
行って彼女を罵れば、弱味につけこむ事が出来るのでは─そんな思いが募るのだ。

160:ブリーフ大名
07/12/02 22:36:11 l3408Tf0
「おい」
気がつけば哲哉は足を教室の中に踏み入れていた。奈々子はそれに気づくと、
胸を両腕で隠しながら、怯えた眼差しを見せた。
「見たぜ。お前、オナニーしてたな」
「さ、沢田くん・・・」
まだ童女のようなあどけない奈々子の顔は真っ青になり、体は小刻みに震えて
いる。

伸びやかな手足はやたらと細く、野球で鍛えた哲哉にしてみれば、自分とはま
ったく別の生き物のように見えた。彼女の足元には散らばった衣服が落ちており、
特に白いパンティが哲哉の野性に火をつけた。もう、彼の理性には期待できそう
に無い。
「お願い!この事は誰にも言わないで!」
いきなり奈々子は手を合わせ、膝を折って哀願した。こんな事を口外されては、
もう学校へは通えない。それを悟って、奈々子は目に涙を浮かべている。

そんな彼女の姿に哲哉は自分が絶対的な、有利な立場にあると錯覚した。本来、
級友がこういう行為に走った心情を汲むべきなのに、哲哉はそれを逆手に取り、
奈々子を己の欲望のはけ口にしたくなったのだ。安岡の人気に対する嫉妬心も少
し混じっているのかもしれないが、どのみち、何もしなくてもこの関係はぎくしゃく
するに違いない。哲哉は自分勝手な理屈をこね、跪く奈々子の前へ仁王立ちと
なった。

「黙ってて欲しかったら、俺の言う事をきけ」
「沢田くん・・・」
奈々子も哲哉の心のうちを察したのか、目を潤ませて怯えるばかり。そして、哲哉
はついにズボンのジッパーを下ろし始めた。
「いやだ、沢田くん、やめてよ」
「大人しくしろ」
立ち上がろうとした奈々子の両肩を押さえ、哲哉は押さえ込みにかかった。少女
の肌は汗ばんでいるのに滑らかで、小ぶりな乳房の先は先ほどの自慰による興
奮のせいか、硬く尖っている。

161:ブリーフ大名
07/12/02 22:47:50 l3408Tf0
「駄目、駄目だったら!」
「言う事を聞け、この」
すったもんだしているうちに、逃げようとして這いずる奈々子の上に覆い被さる形
となった哲哉は目を血走らせ、覚悟しろと迫る。しかし、奈々子も負けじと抗い、
二人は床に塗ったワックスにまみれていた。

「絶対に嫌!」
「少しだけ、なあ、頼むよ」
「だって、私、安岡くんの事が・・・」
弱みを握られたとはいえ、奈々子だってそう易々と操を奪われてはかなわない。背
後から圧し掛かられても、手足をばたつかせ、あらん限りの力で身を守ろうとする。
実際の話、哲哉には悪戯心はあっても、女を殴ったり蹴ったりする気は無く、また
そんな度胸もなかったので、これには参った。そして、何とか妥協点を見出そうとし
て、口走ったのがこんな言葉である。

「セックスさせてくれってんじゃないよ。手、手でしてくれないか」
「手?」
「そう、手。お前がさっき、自分でやったみたいに、お前の手で擦って貰いたいんだ」
奈々子の抗いが止まり、教室内はしんと静まり返った。彼女自身も、落とし所として
良い線だと踏んだのだろうか、少し考えてから、
「手でしたら、黙っててくれるのね?」
「ああ」
「無理にエッチしようとしない?」
「勿論」
「じゃあ・・・してあげる」
奈々子は座ったまま、哲哉に立ち上がるように言った。どうせここで逃げても裸だ
し、弱みは握られたままなので、彼女も哲哉に対し、何か質札のような物が欲しか
った。

162:ブリーフ大名
07/12/02 23:02:16 l3408Tf0
「じゃあ、頼むよ」
ジッパーを下ろした所から、哲哉はいきり立つ男根を取り出した。まだなまくらだ
が育ち具合は上々で、これが今後、女泣かせの名刀になるかは本人の努力次
第である。
「わッ・・・なに、これ」
おそらく初めて勃起した男根を見るのであろう、奈々子は目を丸くした。

「なにこれって、チンチンだよ」
「こんなの、見た事無い」
「とにかく触ってくれ、頼むよ」
哲哉が急かすので、奈々子は恐る恐る指を絡めてみた。
「あ、熱い。どうして?」
「血が流れ込んでるからだろ」
「いやあ・・・血管が浮き出て、不気味だわ。それに脈打ってる」

絡めた人差し指がドクドクと血流を捉え、奈々子は不思議な気持ちだった。これ
まで、異性のそれを見た事がないので、この発見は驚きとしか言い様が無い。
「擦ってくれよ。なあ」
「こう?こんな感じ?」
奈々子は棒を振るように男根を擦った。ぐっと開いた肉傘の部分を絞った時、哲哉
の腰が反射的に引けたので、奈々子は手を止めて尋ねてみる。

「ゴメン、痛かった?」
「い、いや・・・そこは敏感なんだ。もうちょっと、優しくしてくれ」
「分かった」
あらためて男根を擦ると、哲哉の反応で何をどうすれば良いのか漠然とではあ
るが、分かってきた。余裕の出てきた奈々子は、初めて触れる異性の象徴を間
近に捉えながら、興味深げに観察し始めている。今の自分の立場を考えると少
しのん気とは思ったが、元々、好奇心が旺盛な方である。奈々子は次第に、哲
哉がうめいたり眉をしかめる仕草が面白くなってきた。

163:ブリーフ大名
07/12/02 23:16:40 l3408Tf0
「ああ・・・うう」
「気持ち良いの?沢田くん」
「う、うん」
変な状態である。完全に関係が逆転している感じだった。今の今まで弱味を握ら
れていた自分が、何故か主導権を取っている。奈々子はそのうち、握っている男
根に愛嬌すら感じてきた。

(男なんてちょろいかも)
良く見れば男根というやつは滑稽で、食べ物のようにも見えるし、出来そこないの
野卑た急須の如き造形でもある。触感は柔らかいようで硬い。性の知識に乏しい
奈々子の目には先入観がないせいか、テラテラと光る先端部分が妙に美味そう
な肉感に映った。
「ねえ、沢田くん。これって、舐めても平気?」
ちょっと、悪戯っぽく奈々子は聞いた。言葉には少し媚を含んでいるような雰囲気
を匂わせている。

「ああ、フェラチオって言って、女がこれをしゃぶる行為があるぜ」
「汚くないかな」
「綺麗とは言い難いが、病気になるようなもんではないらしい」
「じゃあ、舐めても平気ね」
奈々子は恐る恐る、唇をつけてみた。粘り気のある液体が妙な塩味と、青臭さを
鼻腔まで運んでくる。しかし、嫌悪感を誘うような事は無い。

「・・・しゃぶるのよね」
奈々子は一瞬、考えてから、えいやと男根を唇で包んだ。その途端、
「うッ!」
哲哉の玉袋はキュッと持ち上がり、男根からは子種を射出し始めた。
「あ、ああ・・・荒井、ゴメン!精子出ちゃった!」
情けなく詫びる哲哉に対し、奈々子は冷静沈着そのもの。ある程度、予測してい
たのか、激しく放たれる子種をそのまま飲み干していった。

164:ブリーフ大名
07/12/02 23:27:51 l3408Tf0
「ふーッ」
唇から男根を離した時、奈々子は大きく深呼吸をしてから、
「・・・飲んじゃった」
と言って、笑ってみせた。
「良く飲めたな」
「だって、体を精子まみれにする訳にもいかないし」
粘る口元を指でさっと清めてから、奈々子は立ち上がった。

「これで、オナニーしてた事、黙っててくれるよね」
「ああ」
「じゃあ、私、帰るね」
衣服を身につける奈々子の後姿を、哲哉は黙って見ていた。このまま、押し倒して
無理強いする事は可能かもしれないが、流石にそこまでは出来そうにない。それ
どころか、半ば脅して手淫と口淫にまで及んだ自分の卑劣さを悔やむ気持ちにな
っていた。

「荒井」
「なあに?」
「安岡の事、好きなのか」
「まあね」
すっかり制服を着た奈々子の姿を、哲哉は眩く思った。そして、
「そうか」
と、肩を落として呟いたのである。後に残ったのは心を重くさせる罪悪感と、安岡の
机に付着した、奈々子の淫液のみであった。

それからしばらくして、哲哉は奈々子が安岡に告白し、見事、玉砕したと風の噂に
聞いた。安岡にはすでに決まった彼女がいて、付き合っているという。だが、教室
内で見る奈々子は特に落ち込む風でもないし、安岡の態度も普段と変わりない。
哲哉にはそれが不思議だった。

165:ブリーフ大名
07/12/02 23:44:30 l3408Tf0
ある日、哲哉は部活を終えてから何と無しに感じる寂しさに耐えかね、あの日の
よすがを求めて教室へ行ってみた。ちょうどあの時と同じ薄暮で、残照の中をしょ
ぼくれながら歩いて行くと、教室にまたもや誰かの気配を感じたのである。
(誰かな)
そっと中を覗くと、哲哉は自分の席の辺りで、逆光に浮ぶ女性の姿を見た。

「あーん・・・」
それは荒井奈々子で、この前と同じく素っ裸。そして、哲哉の机の角に陰部を
押し付けているのである。
「荒井」
哲哉がすぐさま教室に入ると、奈々子は振り向きざまにふっと笑った。
「あの時の事が、忘れられなくなっちゃって・・・」
「俺が来る事、分かってたのか?」
「窓からスロープを上がってくるのが見えたから、ここに来るんじゃないかと思っ
て。まあ、賭けだったね」

奈々子は机の上に座り、両手を大きく広げた。小ぶりな乳房の先端は硬く尖り、
誰かの愛撫を待ち望んでいるかに見えた。
「お前、安岡に告白したんだろう?」
「ふられたよ、あっさりと」
「それで、今度は俺に鞍替えか」
「嫌なの?」
「とんでもない」

哲哉は大きく開かれた奈々子の胸元に誘われていき、そして二人は抱き合った。
「順序があべこべになったけど・・・」
奈々子の言葉が途切れると、逆光の中、二人の唇が重なった。そしてしっかり
と握られた手と共に、いつまでも離れなかったのである。

おすまい~ん

166:ブリーフ大名
07/12/02 23:46:56 l3408Tf0
駄洒落と替え歌で押してたら、色んなスレでバカと言われたので、ちょっと真面目に。



167:名無しさん@ピンキー
07/12/02 23:53:11 /eliu3ex
乙です
久々の降臨ですな


168:名無しさん@ピンキー
07/12/03 00:50:25 MxaOQH9U
GJGJGJ!!
やはり、このスレにはあなたが必要だ。

169:名無しさん@ピンキー
07/12/03 02:21:04 eIj9XbN7
投下バンザーイ!\(^-^)/
やはりフェラ&ゴックンはいいなぁ‥。

170:名無しさん@ピンキー
07/12/03 02:57:16 6RDndTwn
乙ふぇら

171:名無しさん@ピンキー
07/12/03 18:09:39 xP9Td4YK
ああオレの愛したおバカ大名は何処に・・・

でも投下乙!

172:名無しさん@ピンキー
07/12/03 19:25:27 s10XySoq
>171

そっちはプリキュアスレでやってます。
キチガイ扱いですが。

173:名無しさん@ピンキー
07/12/04 01:25:49 lYqD60QL
ネタ投下の前に聞いておきたいんだけど、
このスレには「おおきく振りかぶって」読んでる人はいる?

174:名無しさん@ピンキー
07/12/04 03:08:20 j0I+Ehqs
読んだことは無いけど投下は歓迎でーす
wktk

175:名無しさん@ピンキー
07/12/04 17:48:14 VDp1gBsq
何でも来い

176:名無しさん@ピンキー
07/12/04 21:09:51 p7wXx7p/
OKだけど、「おおきく振りかぶって」スレがあるのに何故ここに? 
ひょっとして追い出された?

177:名無しさん@ピンキー
07/12/05 04:51:01 q3vzuMSl
「おおきく振りかぶって」スレより
「キスもしたことの無い女の子の口でフェラされたい」
の部分が優先されるならいいんじゃないか?
保管庫のオリジナル・シチュエーションとかでもたまに原作付きの物あるし

178:名無しさん@ピンキー
07/12/05 07:52:15 e2/kpwhk
原作のキャラを使いたいとかでなく、ネタを使いたいだけなので、こちらをお借りしようかと思いまして。
(たぶん、原作スレの空気に合わないです)


では週末あたりに。

179:2発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/05 19:58:10 fttzbfsh
では私がお先に失礼します。

16ページです。また長くなってしまいました。
m(_ _)m

180:小学生投下1/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:00:09 fttzbfsh
「ヤッホー、先生お見舞いに来たよー。」
赤いスカートを穿き、赤いリボンで髪を束ねた、ポニーテールの女の子。
俺の担任するクラスの生徒、西村真実だ。
「おお! 西村良く来たな。一人で来たのか?」
俺はバイクで事故を起こし、足を骨折して入院している。少し遠出しようと思った途中の事故で、搬送された病院は勤務先の小学校から20km以上離れている。
電車とバスを乗り継がなければ来られない場所にある病院なので、小学生の教え子が見舞いに来ることは無いと思っていた。それだけに西村真実のふいの来訪は、嬉しい出来事であった。
「一人できたよー。この病院は前に来たこと有るから、迷わず来れたよっ。」
普段から好奇心旺盛で活発な子だから、ちょっとした冒険気分なのだろう。気持ちは嬉しいのだが、担任教師としては、少し心配でもある。
西村は、発言も行動も大人びていて、いつもクラスの中心に彼女は居る。ぱっちりとした目にスッキリとした鼻筋。顔立ちも確に目を引く美少女だが、それ以上にこの子にはカリスマ性というか、スター性というか、人が集まれば主役になってしまう、そういった華が有った。

181:小学生投下2/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:04:52 fttzbfsh
「先生さぁ、この部屋一人なの?」
西村は部屋中歩き回り、興味深気に病室を見回している。俺の入っている病室は4人部屋でベットは4つ有るが、部屋に居るのは俺一人なのが気になったのだろう。
「他の二人は、土日で外泊許可を取って家に帰っているんだ。だから夕方までは帰って来ないかな。もう一つは空きだから、先生一人で暇だったんだ。」

足を骨折しているので、出来ることといえば病院内を松葉杖で歩き回るくらいだる。
売店で買った雑誌はすべて読んでしまったし、今日の新聞もめぼしい記事は一通り目を通した。後はテレビを見るくらいだが、有料なので何となくつけておくのも勿体無い。日曜日なので回診も無いし、本当に何もすることが無い。
そんな折りの教え子の見舞いだったから、教師の俺にとて最高に嬉しい出来事だった。

「エヘヘ、ラッキー♪
先生一人暮らしだし、彼女も居ないんだから、きっと一人で寂しいだろーなー、と思って慰めに来たんだ♪」
「うるさい、放って置け。」
小学生のくせに大人をからかうとは、本当にマセたガキだ。
などと思っていると、西村はベットの回りのカーテンを閉め始めた。

182:小学生投下3/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:06:50 fttzbfsh
「おい西村、なんでカーテンなんか閉めるんだ?」
今日は晴れて良い天気なのに、カーテン閉めて薄暗くする西村の行動は不可解だった。
「だからー、慰めてあげるって言ったでしょ?
先生が事故にあったの先週の日曜日だから、今日で一週間だよね。相当溜まってるんじゃないかなーと思ってねー。」
「溜まってるって…。 何のことを言っているのかな?」

言っている意味は分かる。だが、小学生が話す内容とは思えなかったので、自分が何か勘違いしてるのではないか、と思った訳だ。
「恥ずかしがることないよ、先生だって男なんだから。
事故は大したことなくて、足を骨折しただけなんでしょ? 他は元気なんだもんガマン出来ないよね、わたしが抜いてあげる。」

西村は大人びたマセた子だとは思っていたが、まさかここまでマセていたとは。
担任教師として、非常に嘆かわしい。

「こら、大人をからかうな!
まったく、そんな言葉どこで憶えたんだ。これからはそんな言葉使っちゃ駄目だぞ。」
担任教師として厳しくしかったつもりだが、西村はまったく反省する様子などみじんも見えない。
「からかってなんかないよ、わたしは本気だよ。
ドピュッと一本抜いてあげる♪」

183:小学生投下4/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:08:35 fttzbfsh
「わたしねー、お母さんに教えて貰ってるんだ。
フェラチオができれば、どこの風俗店でも雇ってくれるて。
それにフェラがうまければ、男を簡単に落とせるし、夫婦生活も円満だって。
だから今から練習しておけば、きっと将来役に立つて。わたし毎日バナナで練習してるんだよ。」

親か…。親がそんなことを教えていたとは、まったく滅茶苦茶な親だ。折れた足だけでなく、頭まで痛くなってきた。
「お母さんねー、元ピンサロ嬢で、お店の売り上げNo1だったんだって。
お母さんがね、娘なんだからわたしも絶対にNo1になれるて言ってた。私にはフェラチオの才能が有るんだって。」

思い出した、西村のお母さんは物凄い美人だった。あの人元ピンサロ嬢だったのか。
確に物凄い美人で、家庭訪問の時に見つめられた時は、ドキドキして汗が止まらなかった。あんな綺麗な人がピンサロ嬢だったら俺だって指名したい、などと有らぬことを考えてしまった。

「だから、ねっ。
わたしが抜いてあげる。
先生を気持ち良くして、
あ・げ・る。」

西村はそう言って俺の目を見つめる。母親も美人だったが、娘の真実もアイドル級の美少女だ。その誘惑の眼差しは、母親譲りの破壊力を持っていた。

184:小学生投下5/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:11:22 fttzbfsh
「ちょうど他の人も居ないし、日曜日はお医者さんも来ないんでしょ? ラッキーだよね。」
屈託なく笑う西村の顔は、学校で友達と遊んでいる時のそれと変わらない。しかし今の俺には小悪魔にしか見えなかった。

「わたし、先生に気持ち良くなってほしいの。先生をわたしのフェラでイカせてあげたいなー。」

そんなの、駄目に決まってるじゃないか。駄目だよ、駄目!

「本当は抜きたいんでしょー?
一週間オナニーしてないんじゃ、濃いのいっぱい溜まってるんだろーなー。」

そりゃ、確かに凄く溜まってるんだが…。
バイクの事故も、本当は学校関係者にバレない様に、遠くの風俗に行く途中だったんだ。20分4000円で抜き放題の格安花びら回転に。
しかも、時間内抜き放題を目一杯楽しむ為に、一週間オナニー我慢して、20分で4発抜いてやろうと気合い入れ過ぎたから、スピード出し過ぎでクラッシュしてしまったんだ。
さすがに事故直後はそれどころでなかったが、痛みが引くにつれて性欲の方も回復して来て、二週間分の性欲が捌け口を求めてうずいている。

ああ、でも俺は教師だし、いくら溜まっているとはいえ生徒に抜いて貰うなんて、そんなこと出来る筈が無い。

185:小学生投下6/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:15:18 fttzbfsh
「大丈夫、もちろん誰にも話さないから安心して。このことは、先生とわたしだけの ひ・み・つ。」
真実の口許が悪戯に微笑む。
こちらの動揺など、すべて見透かしているかの様な自信に満ちた笑い。こいつ本当に小学生なのか?
その顔はまだあどけなく、恋愛すらまだしたことがないであろう。そんなキスもしたこと無い様な無垢な唇が、妖しく俺を誘惑する。

「バナナじゃなくて、本物のおチンチンをフェラしたいの。いいでしょ先生、おチンチンしゃぶらせてー。」

簡単に遊園地に連れてってー、みたいにせがまれても、小学生にそんなことさせられる訳にはいかない。

「先生に気持ち良くなってほしいの。お母さんから教わったテクニックで、先生をイカせてあげたいの。」
真実は小さな唇の間から舌先をのぞかせ、上下の唇をペロリと舐め回す。濡れた艶やかな唇が、俺を魅了する。
こんな誘惑ははね除けねばならない。教師という立場がそう訴えているが、西村真実のファーストフェラという甘美な誘惑を断わる言葉は、何かに遮られる様に口にすることが出来ない。

186:小学生投下7/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:17:14 fttzbfsh
「ねー、いいでしょ先生。先生だって本当は期待してるんでしょ?」
西村の小さな白い手が俺の股間へと這う。
俺は小学校教師であるから、毎日小学生に囲まれて生活しているのだが、小学生に欲情したことなど一度も無かった。しかし股間に感じる西村の手の感触で、自分は既に勃起しいたことを確認させられる。
西村のいう通りに、自分は期待しているのだということを認めざるを得なかった。
「いいでしょう先生、本物のおチンチンが欲しいの。お願い、先生のおチンポしゃぶらせて。」
すがる様な目で俺を見る西村。そのどこまでも深く黒い瞳に、心も魂さえも呑み込まれてしまうのではないかという錯覚に陥る。
完全に西村のペースだった。
何気ない仕草の一つ一つが人を引き付け、その瞳はみる者を魅了する。気がつけば、彼女はいつも人の輪の中心にいる、彼女の周りに、人は集まるのだから。
彼女は常に主人公なのだ。

まさか、小学生の教え子から、こんな誘惑を受けるとは思わなかった。
他の生徒なら、小学生に迫られたところで、右から左に軽く受け流すのだが。今は完全に西村に主導権を握られてしまっている。
俺には、あがらう術など残されていなかった。

187:小学生投下8/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:21:56 fttzbfsh
「わかった、西村しゃぶってくれ。溜まってるんだ、西村の口で抜いてくれ。」

堰を切った様に禁じていた言葉が飛びだす。
同時に腰を浮かせ、モゾモゾとパジャマのズボンをパンツごと太ももまで下ろす。そして西村がしゃぶり易い様に、ズリズリとベットの上を横に這って西村に近付く。
「わあ、本物のおチンチンだー、先生のおチンポだー。」
西村は俺のチンポを手に取って、目を輝かせている。まるで新しいおもちゃでも買って貰ったかの様に、子供っぽくはしゃいでいる。
「いただきまーす。」
西村の口が、パクッと亀頭にしゃぶりつく。チュパ、チュパ、チュパ、と音を立ててチンポをしゃぶっている。
実際に西村は、まだおもちゃを買って貰って喜ぶ様な子供なのだ。そんな小学生がチンポを美味そうにしゃぶっている。チュパチュパと音を立てて、貪る様にチンポをしゃぶっている。
これは予想以上に刺激的だ。
続いて舌を出してペロペロ舐め始めた。竿を舐め上げ、亀頭を舐め回し、時折すくい取る様に唇で舐める。その仕草はまるでソフトクリームを食べているかの様だ。
たが彼女が舐めているのは、甘くて美味しいソフトクリームではない。欲情して勃起した男性器をしゃぶっているのだ。

188:小学生投下9/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:26:31 fttzbfsh
西村は視線を上げた。
目が合い、見つめ合ったまま西村はチンポを舐めている。
そしてそのまま、見つめ合いチンポを舐めたまま、にっこりと最高の笑顔を俺に投げ掛けてくる。


かわいい!!!!!!!!!!


アイドル顔の美少女と、勃起した男根の、カワいやらしいコントラスト。まだ性欲も無いだろう小学生が、無邪気な笑顔でチンポをしゃぶっている。
何てエロいんだ西村、セクシーじゃ無いのが逆にエロい。エッチな西村のエロカワフェラに、俺のボルテージは一気に高まっていく・・・。



しかし、これはすべて西村真実の作戦だった。
フェラチオをしながら、上目使いに男を見上げ、見つめ合って可愛いくエッチな笑顔を投げ掛ける。
これこそ、真実が母親から伝授された極意、『アイコンタクトフェラ』であった。
真実の母は、この技で客の心を鷲掴みにし、多くの常連客を持つアイドルサロ嬢として、マスコミの取材を受ける程のカリスマピンサロ嬢だったのだ。
母は、その美貌とカリスマ性を受け継ぐ娘の真実に、その極意を授けた。幼稚園に入園して以来、毎日欠かさずバナナを舐めながら、鏡で男のツボを突く表情のレッスンをしてきたのだ。
そして真実は、その極意のを確実に会得してた。

189:小学生投下10/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:28:15 fttzbfsh
真実もそのボルテージを高めていた。
いつも勉強を教えてもらっている先生が、私のフェラチオで悶えている。
若くてカッコイイ先生だから、他のクラスの女子は先生のクラスの私のことを羨ましがっている。
そんな大人で女子にも人気の先生が、私のフェラチオで悶えているのだ。はあぁはあぁと息を荒くして、学校では見たことの無い表情だ。先生が私に夢中になっている。
皆が美人と誉め讃える自慢のお母さんと、毎日二時間練習してきたフェラチオで、大人の男を感じさせているのだ。真実にとってこれ程嬉しいことはない。
母は自分にはフェラチオの才能が有るといていたが、それが本当なのかどうなのか、真実には今まで分からなかった。
しかし今、私のフェラチオで憧れの先生がメロメロになっている。自信と悦びに胸を高鳴らせ、真実は初めての本物のチンポに夢中になってしゃぶりついた。
一週間風呂に入っていないチンポは多少臭かったが、でもそんなの関係ない。納豆にくさや、ブルーチーズにドリアンと、幼少の頃から臭い食品を食べさせられてきた真実には、気にならないレベルの臭いだ。
真実はあらゆる条件でフェラチオできる様、英才教育を受けてきたのだから。

190:小学生投下11/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:30:01 fttzbfsh
西村、かわいいよ西村。
この世にお前程チンポの似合う小学生は他にいないだろう。俺はお前の様にエッチでかわいい生徒を持って、最高に幸せだよ。
と、ほんの数分前まで生徒に誘惑されて、教師としてあんなに悩んでいたのに。今はもうすっかり、カワエロ西村の虜になっていた。
西村は最高の笑顔でペロペロとチンポを舐め回している。美少女西村真実のアイコンタクトフェラに、瞬きするのも忘れて見入ってしまう。

うふふっ と笑い、不意に西村が視線を外す。
一瞬がっかりしそうになったが、その次の瞬間には、快感がチンポを駆け巡っていた。

ジュッポ ジュッポ ジュッパ  ジュップ

西村は口をすぼめ、頬を思い切りくぼませてチンポに吸い付いている。ジュッポ、ジュッポ、といやらしい音を立てながら、ポニーテールの髪を揺らしている。

こっ、これは、
バキュームフェラか!



そう。真実が母親から伝授された秘技はアイコンタクトフェラだけではない。様々な口技の数々も受け継いでいるのだ。
その一つ、ヨガの呼吸法で鍛えたバキュームフェラは。サイクロン掃除機の様に強烈な吸引力で、チンポを吸い付けて離さない。

191:小学生投下12/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:31:32 fttzbfsh
どお? 気持ちいい?

と問掛ける様に、ほっぺたを大きくへこませた西村が、チンポをズッポリくわえ込んだまま視線を投げ掛ける。
堪らないよ西村、カワイイだけでなくテクも最高だ。風俗でもこんなに上手い娘はあんまり居ない。
チンポに吸い付くフェラ顔も、ジュッポジュッポとうエッチな音も、とっても卑猥でカワいやらしい。
西村、最高だよ西村。


うふふっ と笑い、西村は再び視線を外す。
西村はチンポをくわえたまま、目を閉じる。そしてそのまま頭を少しづつ前に倒し、チンポを深くくわえ込んでいく。そのままズブズブとチンポを呑み込んで行き、ついに根元の方までチンポを口の中に呑み込んでしまう。チンポが喉の奥に当たっている。

こっ、これは!
喉奥部フェラ、ディープスロートではないか!!

ディープスロートといえば、素人ならすぐにむせてしまい、プロの風俗嬢でも出来ない娘は多いという高等技ではないか。
しかし西村は、むせることもなく、かなり深くまで呑み込んでいる。そして亀頭の辺りまで戻っては、二度三度と喉奥までチンポを呑み込んで行く。
凄い! 凄いよ西村!!
小学生なのにこんな技まで身に付けているなんて凄すぎる!!!!!!!!

192:小学生投下13/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:33:28 fttzbfsh
ふうー

真実はチンポから口を離して深く息を吐く。
そしていつも鏡で練習している、取って置きの斜め45度スマイルを投げ掛ける。
「どお? 気持ちいいでしょ。」

うん、うん、と激しくうなずく担任教師に、今度は子供っぽく破顔してみせる。
そして再びお澄まし顔に戻り、とどめのウインク攻撃。
「それじゃ、そろそろイカせてあげるね♪」

すべて真実の考えて来たプラン通りだ。
ここまでが『楽しませるフェラ』、そしてここからが『イカせるフェラ』となる。

母の教えでは、イカせるタイミングが重要だという。
あまり序盤から激しく責めて、1分でイカせてしまっては楽しめないし。逆にいつまでもイカせられないと、男は飽きてしまう。楽しませるフェラとイカせるフェラ、使い分けが重要なのだ。
特に風俗なら、客を楽しませるのも重要だが、時間内で確実にイカせなければならない。元ピンサロ嬢の真実の母も、そんなイカせるフェラをいくつも持っていた。
『カリ責め』『ピンポイント爆撃』『高速フェラ』など、数々のイカせるフェラのなかで、真実が選んだのは。どんな男でもイカせるという『必殺・カルテットボンバー』だ。
ここからは、真実の本当の技量が試される。

193:小学生投下14/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:42:18 fttzbfsh
真実の唇が亀頭を頬張る。
くわえたまま、舌で亀頭を舐め回し。
ポニーテールを揺らしながら唇で亀頭と竿の段差、カリの部分を刺激し。
右手は竿を握り、小刻みに素早くしごきながら。
左手は袋を優しく揉みつつ、中指で会陰部を刺激する。
舌、唇、右手と左手による快楽の四重奏、カルテットボンバーだ。

口と両手を駆使して、男性器全体を刺激するこの技は、極めて快感度の高いイカせ技だ。その反面、舌・頭・右手・左手を、同時にそれぞれ別の動きをさせなけばならない、難易度の高い技でもある。
素人では一つ一つの動きが雑になってしまい、逆にイカせ難くなることも多い高等技だ。
しかし真実は、敢えてこの難しい技をフィニッシュに選んだ。



こ、これは!
それまでとは比べものにならない快感。ゾクゾクとする感覚に、全身鳥肌が立ち、思わず身悶えしてしまう。こんな快感は、かつて味わったことが無い。
俺は理解した、今までのフェラチオは前技でしかなかったのだ。溜まりに溜まっていた今の俺では、こんな技を出されては1分ともたない。射精の快感が突き抜ける。
二週間溜めていた精液が、尿道から西村の口の中に大量に注ぎこまれて行く感覚が堪らなく気持ちいい。

194:小学生投下15/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:44:20 fttzbfsh
来た。

真実の口の中に先生の精液が溢れてくる。真実はイカせることに成功したのだ。
感激もひとしおだが、まだ終わりではない。ザーメンを溢さね様口をすぼめて受けとめ、右手はそのまま竿をしごいて精液を絞り出す。
ドロッとした精液は、思った程強烈な味ではない。これなら飲めそうだ。
真実は先生に向けて大きく口を開け、舌の上に載せたザーメンを確認させる。あまりにも量が多いので、少し上を向かないとこぼれてしまう程、大量のザーメンだ。
真実は目を閉じると、一気にそれを飲み込む。ドロッとした精液は喉に絡み着くが、強引に喉の奥へと飲み込んだ。



西村の舌の上には、見た目にもドロッとした、俺の二週間ものの特濃ザーメン。西村は目を閉じて、一気に飲み干した。
再び口を開けて舌を突き出す西村。そこには俺のザーメンは一滴も残っていなかった。
風俗ではいつもゴム尺。しかし西村は生尺で、しかも口内発射、その上ゴックンまでしてくれる。風俗のブサイクやおばさんでは無く、アイドル級美少女が俺の精液ゴックンしてくれたのだ。
堪らない。射精して萎えるどころか、西村が俺の精液飲み込む姿は、更に俺を欲情させる。
性欲が猛り狂い、欲情が抑え切れない。

195:小学生投下16/16 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:46:39 fttzbfsh
「西村、頼むもう一回抜いてくれ。
いや待て、やっぱりあと三発抜いてくれ。」

「やったー。先生はわたしのフェラチオ、気に入ってくれたんだね。
いいよ、他にも『レロレロ』『ハーモニカ』『袋舐め』『高速フェラ』『尿道口責め』、まだまだいろんな技が有るから、3発でも4発でも抜いてあげる♪」

それから俺は西村に、たっぷり一時間かけて計4発抜いてもらった。
こんなに気持ちいいのは生まれて初めてだ。西村は天才だ。そう、西村真実は正に『天才フェラチオ少女』だ。


あれから二週間。
俺はまだ松葉杖をつきながらだが、今まで通りの教員生活に戻った。
だが一つだけ、致命的な問題があった。
「先生質問」
元気良く手を上げる西村。
まずい、また西村と不用意に目を合わせてしまった。
あの『アイコンタクトフェラ』以来、西村に見つめられただけで俺は勃起してしまうのだ。
こっちは誤魔化すのに必死だが、西村はおもしろがって、『あの目』で俺を誘惑してくる。
授業中でも、休み時間でも、全校集会でも、隙有らば俺を勃起させ様と狙っている。俺は完全に西村のおもちゃだ。
俺は、こんなキスもしたこと無い様な小学生に、もてあそばれている。



196:2発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/05 20:57:36 fttzbfsh
『真実の真実』(まみのしんじつ)
>>180-195

途中エラー連発して焦りました。

197:名無しさん@ピンキー
07/12/05 23:51:01 q3vzuMSl
GJ
英才教育か…こういう物もありだね

198:名無しさん@ピンキー
07/12/06 09:25:10 w589uT6P
Good Blow Job

いやむしろGod Blow Job

199:名無しさん@ピンキー
07/12/06 13:23:58 /tCe6mxx
>>196
GJ過ぎる。GJ過ぎて困る。
エロさはあまり感じないんだが、テンポがよくてスラスラ読めるんだよな。
キャラにも魅力あってまた良し。
プレガウ神的ベクトルの神っぷりが垣間見えるぜ…
また…。またお願いします。あなた無しには生きられなくなりそうだorz

200:名無しさん@ピンキー
07/12/06 23:37:24 HjQ8bWcX
でも幼すぎて守備範囲外の人も多そうだね

201:名無しさん@ピンキー
07/12/07 00:35:55 U/bbYftE
>>200
まぁそれは、今回のような年齢別にカテゴライズした投下の方法では仕方のないこと。
そのあたりは作者の意図するところなので、次回作の中学生か高校生に期待するとしましょう。

>>196
GJ~。

ちょっと気になることはといえば、先生視点の文章と、第三者視点の文章の切り替えに難があるように感じました。
そんな些細なこと、気になったのは当方だけかも知れませんが・・・。
明確に文体を変える、男のモノローグを()で括る、など、そういうやり方もアリかな、と思います。


それでもやはり、フェラにこだわった構成はイイですなぁ・・・。


202:名無しさん@ピンキー
07/12/07 10:48:19 i6ObVtXn
>>200
真美タンの成長物にすれば万事解決

203:名無しさん@ピンキー
07/12/07 23:23:06 MkYlJUUS
>>197-202
読んでくださってありがとうございます。しばらくはこのスレ中心に活動していこうと思っているので、宜しくお願いします。

小学生では幼過ぎて、好みが分かれるだろと本人も思いましたが。前回の『何も知らない大学生』と正反対の『詳し過ぎる小学生』を、敢えて書いてみました。
ご意見は、次回以降の参考にしたいと思います。

204:名無しさん@ピンキー
07/12/09 11:28:31 OnCAzeEi
ちょっと目を離しただけで、誰も保守に来ないな…
もうこのスレは俺が守る。

205:名無しさん@ピンキー
07/12/09 23:18:47 YS6+EHXh
>>204
オレも助太刀するぜ

206:名無しさん@ピンキー
07/12/10 00:00:41 3nLia6g+
だから、守れもしない投下予告はするなとあれほど(ry

これもモチベーションあげるための儀式だということで、生暖かくご容赦を。

いつものごとく遅れてます!


207:名無しさん@ピンキー
07/12/10 21:42:32 cJ8u7C+Q
保守代わりの小ネタ

208:偽装表示
07/12/10 21:44:20 cJ8u7C+Q
下半身は裸、チンコはフル勃起。オレはこれから佳代子の部屋に突入する。
「佳代子、これを見てくれ。」
佳代子は驚き目を丸くしている。
「すごーい、大きくて立派で美味しそう。」
バカな女だ、Tシャツに貼り付けた「国産松茸 一本¥18000」の偽装表示にすっかり騙されている。
「外国からの輸入物でなく、国産の天然物でこのサイズは凄いだろう。遠慮なく食べてくれ。」
「こんな高価な物、私が食べていいの。」
「松茸は時間がたつと、すぐしなびてしまうから、早く食べてくれ。松茸は生のまま、噛まずにしゃぶるのが一番美味いんだぞ。」
「噛まずにしゃぶるのか、そんな食べかた初めてきいたよ。」
「松茸は中から溢れ出す松茸汁が美味しいんだ。だからプロは汁だけ搾り出して、実は食べないんだぞ。」
「そうなのか、じゃあさっそくしゃぶってみよう。」
佳代子がチンコにしゃぶりついた、スゲー気持ちいい。
「松茸汁は高いんだから、溢さないように全部飲むんだぞ。」
ドピュッと佳代子の口に射精する。
「どうだ、美味しいか。」「滑らかな舌触りに、複雑な味で、とっても高級な味がする。やっぱり国産松茸は美味いなあ。」
完全に偽装表示に騙されている、バカな女だ。

209:名無しさん@ピンキー
07/12/10 21:52:10 2PY8ps1b
>>208
ペン○ンクラブとかにありそうでワラタww
GJ

210:名無しさん@ピンキー
07/12/11 10:15:52 SByiHP1n
久しぶりの保守

211:名無しさん@ピンキー
07/12/11 17:24:32 aKW5PokC
保守

212:名無しさん@ピンキー
07/12/11 22:26:13 tZHgd0z2
>>208
ある意味、MCみたいなもんだよな

213:名無しさん@ピンキー
07/12/12 09:00:34 RtSJQeK6
今日は俺だな

214:名無しさん@ピンキー
07/12/12 22:29:10 iSGUkR6V
MCはすきな方だけど
このスレ的に使用すると威力半減だな

215:名無しさん@ピンキー
07/12/13 01:28:59 Iw/Vrzj5
ハマー?

216:名無しさん@ピンキー
07/12/14 00:32:52 quh3a6tq
俺がハマーだ。

「動くなよ? 弾が外れるから」

217:名無しさん@ピンキー
07/12/14 13:39:54 15p/2Mnm
MCとか何のことか判らんが
とりあえず保守だ

218:名無しさん@ピンキー
07/12/14 17:06:23 0rxMiVoy
>>217
 MC=マインドコントロール=洗脳・暗示

219:名無しさん@ピンキー
07/12/15 08:32:09 wA/eBev8
>>218
わざわざありがとう
お礼にしゃぶっていいぞ

220:名無しさん@ピンキー
07/12/15 20:11:10 qGmhY4X5
星湯

221:3発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:23:19 jX6d74QC
失礼してまた投下したいと思います。

総数13ページです。

222:二番目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:24:06 jX6d74QC
「一目惚れしました、付き合ってください。」

自宅の前で不意に声をかけられた。この辺の中学の制服だが、オレは一年前の春に、高校入学に合わせて家族で引越してきた。この中学生の顔に見覚えは無い。

「オレ、彼女いるから。」
それだけ言い残し、振り向きもせずに家に入る。



翌日、家の前に人の姿が有った。昨日の中学生だ。

「これ、読んでください。」

差し出したピンクの便箋には 矢神 享也 と、オレの名前が丁寧な文字で書かれている。
綺麗に切り揃えた前髪、膝下のスカート、丁寧な文字・・・。 いわゆる真面目タイプの女、オレの好みからいえばつまらない女だ。

「言ったろ、彼女がいるって。」

そう言って手紙を突き返し、振り向きもしないで家に入る。まったく興味が沸かないのだから、変に期待させるよりはきっぱり断った方がこの女の為にも良いだろう。

しかし更にその翌日も、あの女は家の前に立っていた。
ストーカーだ!
この手の真面目で恋愛経験少ない奴は、思い詰めると周りが見えなくなって、突拍子もないことをしでかすから怖い。
まさか、いきなりナイフでブスり・・・。
いくら何でもそこまでやらないだろうと苦笑し、女の横を足早に通り抜ける。

223:二番目投下 2/13 雷電
07/12/15 20:25:46 jX6d74QC
「私、本気なんです。あなたの事で頭が一杯で、胸が苦しくって・・・。」

まったく、面倒くさいのに気に入られたものだ。
胸に付けた名札に目を移す。

3‐B
十口 りん

二つ年下だ。
やけにスッキリした名前、というのが第一印象だが。そう、この女は名前の印象通りに体つきまでスッキリしている。興味が沸かない最大の理由はそれだ。
普通中3なら、少しくらいはふっくらしていても良さそうだが、この女は完全なスッキリ体型。オレが今付き合っている彼女は、一つ年上でEカップのエロエロな彼女だから、こんなスッキリ体型ではどうにも物足りない。
Cくらい有れば味見してみようかと思うのだが、ここまでスッキリしてると摘み食いする気も起きない。
やっぱり女は巨乳だ! 豊かな胸こそ女らしさの象徴、男のロマンだ!!
こんなブラジャーすら着けているのかどか分からないスッキリ体型は眼中にすら入らない。

「何度も言わせるな、オレには彼女がいるんだよ。一つ年上でEカップのエロエロな彼女が。だからお前みたいな谷間も作れない様な女には興味ねえから。」

224:二番目投下 3/13
07/12/15 20:27:24 jX6d74QC
「E…カップ・・・」

どうやら相当ショックだった様だ。呆然と立ち尽くし、視線は宙を彷徨っている。
初めからこうすれば良かった。オレの彼女との女としての格の違いを思い知れば、大人しく引き下がるだろう。
オレは家の鍵を開け、振り向きもせずに家に入った。



翌日、今日はもう流石にいないだろう。という予想に反し、あの中学生は家の前にいる。

「お前、本当にしつこいな。お前みたいなスッキリ体型に用はない、さっさと失せろ。」
犬でも追っ払う様に、スッキリを追い払う。
「やっぱり、おっぱい大きい人が好きなんですか?」
「当然だよ、オレは巨乳党なの。まあ世の中には貧乳好きの男もいるから頑張れ。」
「でもほら、私は今成長期じゃないですか。これからどんどん大きくなりますよ、FとかGとかに成長する可能性も有るし。」

フッ、と思わず鼻で笑ってしまう。中3で平面が、FとかGなどとほざいている。
「最高に面白い冗談だ、お前冗談言えたんだな、意外だよ。」
ハハハと笑いながら、中学生の肩をポンポンと叩く。
「じゃ、Gまで成長したら出直してくれ。」

それだけ言って、鍵を開けて家に入る。もちろん、振り向きもせずに。

225:二番目投下 4/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:28:57 jX6d74QC
翌日、例によってまたあのスッキリ女がいる。本当にしつこい。
もっとも、うっとおしい以外は、特に害は無いのだから、無視すれば済むことなのだが…。

「お願いします。私、頑張ります、何でもしますから。」
と詰め寄る女を、力で押し返す。
「頑張るって、寄せて上げる余地も無い奴が、何を頑張るんだよ。」
手荒く女を押し退けて、家の鍵を開ける。

明日は土曜日。毎週土曜は、Eカップでエロエロの、年上彼女とエッチする日だ。だから金曜はいつもテンション高めなのだが、そのせいで逆に、このスッキリ女がいつも以上にうっとおしく感じた。

「おっぱい小さくても、出来ることなら色々あるじゃないですか。コスプレとか、フェラチオとか。」

オレの体を衝撃が突き抜ける。
「何だと!」
思わず振り返ってしまった。

「やりますよ、何でも。
ナースでも婦警でもバニーでも、何でもやりますよ。」
「そうじゃなくて。
フェラチオしてくれるのか?」
「はい、やりますよ、フェラチオ。」


こんなスッキリ女、まったく相手にする気はなかったが、『フェラチオ』の一言で、その気持ちは大きくゆらいだ。

226:二番目投下 5/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:30:27 jX6d74QC
フェラチオ。一度はやってみたいプレイだが、一つ年上のEカップ彼女は、どんなに頼んでも嫌がってしてくれない。
年上でエロエロな彼女だから、頼めばどんな体位でもやらせてくれる。いつもオレのやりたい様にエッチしているが、フェラだけは嫌がってどうしてもしてくれなかった。
オレの方が年下で、甘えさせてもらってる関係だから、無理には頼めないのが。一度でいいからやってみたいと思っているプレイだ。
そんな、エロエロな年上Eカップ彼女ですらしてくれないフェラチオを、この女はキスもしたこともないのにするというのか。頭おかしいのではないかと疑いたくなる。

だが・・・。
確かにこの女のいう通り、単にフェラチオだけならば、胸のサイズはあまり関係ない。今まで胸だけ見てがっかりしていたが、良く見れば顔はまあまあだ。セックスするには物足りないスッキリ女だが、フェラチオなら結構楽しめそうだ。
今まで、あれだけ頼んでダメだったフェラチオが、こんなにも簡単にしてもらえるとは。こんな美味しい話、逃す手は無い。

「よし、ならフェラチオしてくれ。」
オレは玄関の鍵を開け、女を家に招き入れた。

227:二番目投下 6/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:32:13 jX6d74QC
オレの家は、両親共稼ぎなので5時過ぎまではオレしか居ない。女を家に上げるのに何ら問題は無いが、Eカップの年上彼女とやる時は、いつも彼女の家だ。
考えてみれば、中学の頃も彼女はいたが、この家に越して来てから女を連れ込むのは初めてだた。
そのまま部屋に直行して、制服のままズボンとトランクスだけ脱ぎ捨てる。
「じゃ、フェラしてくれよ。」
「はい。」
すぐに女はそばまで近寄ると、下半身を露にしたまま仁王立ちの、オレの前に跪く。
「歯立てるなよ。」
どっかで聞いた様な言葉は、年下の女になめられたくないから言った、ただのハッタリだ。はやる心とは裏腹に、緊張しているせいか、それともこいつの色気が無いせいか、息子は全然勃つ気配が無い。
しかしそんな心配は無用だった。ペロペロと舐められればムクムクと反応し、息子は文字通り目に見えて大きくなっていく。
さすがにこの女も、人体の驚異的な反応に戸惑ったのか、舌の動きが止まる。
「休むな、続けろ。」
荒々しく命令すると、思い出した様に再び舐め始める。
「よし、次はくわえてみろ。唇で先っぽをしゃぶってみろ。」

228:二番目投下 7/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:34:10 jX6d74QC
小さな唇が亀頭をくわえ込んで行く、ぞくぞくする様な快感が広がる。
亀頭をしゃぶる唇の動きに合わせ、次々に快感の波が打ち寄せて来る。
ああ、フェラチオはやっぱり気持ちいい。

オレにとって、すべてが新しい感覚だった。
初めてフェラチオされるのもそうだが、今の彼女と付き合ってからは、別の女とエッチするのも初めてだ。
何より、相手が年下というだけで、精神的に優位に立てるというのが、それまでとはまったく違っていた。
いつもの様に、年上彼女のEカップバストに顔をうずめ、豊かなその胸に溺れるのも良い。しかし、こんな風に年下の女に奉仕されるのも堪らない。

ぎこちない唇が、一所懸命亀頭をしゃぶっている。
不慣れなことで、緊張してギクシャクした感じが初々しい。唇で軽く触れ、表面を撫でる様な可愛いフェラだ。
「もっと強く吸い付いて、ねっとりしゃぶってみろ。」
指示与えれば、それに応えて唇が亀頭に吸い付いてくる。より強く押し付けられた唇の感触が、亀頭に心地良い。
小さな口が懸命にフェラチオしている。少しでもオレに気に入られ様と、必死でしゃぶり付く姿に、今までとは違った欲情が芽生えた。

229:二番目投下 8/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:35:56 jX6d74QC
(かわいい奴だ…)
初めてそんな風に想った。
オレの好みは巨乳だから、付き合う女、好きに成る女は、グラマーなセクシー系ばかりだ。
今の年上Eカップ彼女も、可愛いという印象は無い。ひたすらエロい、エロエロな女だ。
しかし好みで無くても、女から好かれるのは、男として悪い気はしない。タイプではないが、ここまで一所懸命に、献身的なフェラをされれば、この女が可愛いと想えてくる。

(この女、なんて名前だっけ?)

ふと思った。
画数がやたら少なかったのは憶えているが、名前は忘れてしまった。オレにとってはその程度の女なのだ。
元々興味無かったが、フェラチオが気持ち良かったので、今始めて興味が沸いた、それだけのことだ。
しかしこの女は、そんな男に一所懸命フェラチオしている、ただオレに認めてもらう為だけに。
亀頭に感じるフェラチオの快感は、快楽のうねりとなって意識を飲み込もうとする。
そして名前も忘れてしまった女が、オレへの愛を示す為に、必死でフェラチオしていることに、オレの欲情は更に掻き立てられる。
今までのセックスとはまるで違う、異世界にでも迷い込んでしまったのではないか? と軽いトリップ感にさえ襲われる。

230:二番目投下 9/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:37:54 jX6d74QC
「何で、お前そんなに一所懸命なんだ?」

恍惚の中で、半意識的に浮かんだ疑問は、声に成り言葉と成る。言う必要の無い、余計な一言だと知りながら。

「お前だって、オレのことは何にも分かって無いんだろ? なのに何でそこまでするんだ?
オレはお前が考えている様な男じゃない。南達高校、落ちこぼれの集まる不良高校なんだぜ。」

静かに揺れていた頭は止まり、フェラを中断した顔が、そのまま静かにオレを見上げる。


「ひとめ惚れに、理由なんて有りませんよ。」


さらりと、当たり前の事の様に。

「強いていうなら、年上が好きだから、かな。
それに男は、ちょい悪くらいがカッコイイです。」


やっぱり、この女よく分からない。
一目惚れという理由だけで、良く知りもしない男にそこまでつくす心理は、まったく理解することができない。
ただ一つだけ分かるのは、年上が好きという部分。実際に年上の彼女と付き合っているオレには、唯一そこだけが共感できるところだった。
オレから見れば年下の女だが、こいつから見ればオレは年上なのか。そんな事、当たり前過ぎる程、当たり前なのだが。こいつの目にオレは、年上の男として映っているのだとを知った。

231:二番目投下 10/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:39:47 jX6d74QC
オレから見れば、名前も忘れた『この女』。しかし、こいつから見れば、オレは一目惚れした憧れの男なのか。
何か、フェラチオがあまりにも気持ち良かったから、この女にも情がわいたが。心配など必要無かった様だ。
ちょい悪くらいが好みというのなら、こっちも遠慮なく楽しませてもらおう。

「もっと深くくわえてみろ。」
オレの求めに応じて、女は緩やかに口の中に亀頭を含んで行く。
「もっと早く。」
「強く吸え。」
「舌も使え。」
オレが指示を出す度に、より強い刺激がやまびこの様に返ってくる。
根が真面目な性格なのだろう、オレの指示の一つ一つに応える為に、懸命に亀頭にしゃぶりついている。
「そうだ、気持ちいいぞ。
もっとだ、もっと激しく。」
早く、強く、激しく。まだキスもしたことの無いうぶな唇が、一生懸命にフェラチオしている。ただ、オレに振り向いて欲しいという一心で。
オレのオーガズムは、いよいよ極限を迎える。

「行くぞ、溢さず受け止めて全部飲み込めよ。」
オレは激い興奮のまま女の頭を押さえ付けて、自ら腰を振り、強引にフィニッシュする。欲望のままに、思いきりザーメンを口の中にぶちまけた。

232:二番目投下 11/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:41:23 jX6d74QC
女はオレの命令通り、一滴も溢さず、オレのザーメンをすべて飲み込んだ。
「矢神さんの精液、ちゃんと全部飲みました。」

かなりきつそうなのに、無理して笑顔を作ろうとしている。本当に可愛い奴だ。



オレは、この女を二番目の彼女にすることにした。
フェラチオ専用の第二彼女だ。

学校から帰ると、もうあいつが玄関前で待ち伏せしていることは無い。ドアを開ければ、あいつの声が出迎えてくれる。
「お帰りなさい。部屋を片ずけておきました。」
参考書を片手にあいつが現れる。合鍵を渡してあるので、いつも勝手に上がってオレの帰りを待っているのだ。
「悪いな、受験生は大変だな。」
あれから3ヶ月たった。受験を控えた中3なのに、こうして毎日オレの家にフェラチオするためにやって来る。
優等生っぽい女だと思っていたが、こいつの志望校は難関の進学校だ。それなのに受験一ヶ月前になっても、こうしてオレの家に上がり込んで、参考書広げながらオレの帰りを待っている。
はっきりいって、オレにはこいつが何を考えているのかさっぱり分からない。

233:二番目投下 12/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:43:11 jX6d74QC
「今日はどうしますか?」
「そうだな、しゃぶってくれ。」

フェラチオするかしないかは、その時のオレの気分しだい。気が乗らなければそのまま何もせずに帰えるが。
「はい、では早速。」
しゃぶれというと、こいつ何でこんなに嬉しそうなんだ。

チップ、チップ、と可愛いらしい音を立てて、亀頭にしゃぶり付く。
はっきり言って、こいつに興味有るのはフェラチオだけで、身体にはまだ手を付けていない。処女のまま、キスさえもせずに、フェラチオ専用というのが最高なのだ。
こいつとは、趣味が合わないし、話をしてもまったく面白くない。オレからすればつまらない女なのだが。こいつも、フェラチオだけを気に入られている事が分かっている。
だからこいつは、一生懸命に全力でフェラチオする。そこがまた堪らなく可愛い。

こいつの事は、Eカップの年上彼女にバレてしまったのだが。フェラチオ専用ならば良いと言い出した。
モテる男を彼氏にするのが、年上彼女にとってのステータス、なのらしい。
こいつも二番目でも、フェラチオ専用でもいいから、側に置いて欲しいというし。
オレにとっては都合が良いが、二人の考え方はオレには理解できない。

234:二番目投下 13/13 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:44:52 jX6d74QC
貪る様にしゃぶり付く。
こいつとオレの接点はフェラチオだけ、だから余計に激しく求める。
あれから3ヶ月たったが、飽きるどころか更に激しくオレを求める。

年上でEカップのエロエロ彼女と、年下のフェラチオ専用第二彼女。オレは二人の彼女と最高のセックスライフを満喫している。


「んっ、んっ、ん~っ。」
亀頭をしゃぶる可愛い唇の、チップチップと湿った音に、喉の奥から漏れる、悩ましい喘ぎ声が交ざり合う。
自分はフェラチオ専用の二番目彼女と知りながら、だからこそ一生懸命にフェラチオする。そんなこいつが堪らなく可愛い。
オレは手で、こいつの頭を押さえ前後に振る。いつものイク時の合図だ。
フェラチオがこいつの愛情表現なら、口内射精することが、オレの愛情表現だ。
口の中にぶちまけられたザーメンを、こいつは残さず全部受け止め飲み込む。これがオレたちの愛の形なのだ。

「お前フェラ上手くなったな、それに色っぽくなった。」
「嬉しい、矢神さんに誉めてもらえた。」
うっとりと、幸せそうに喜んでいる、本当に可愛いやつだ。


こいつはフェラチオ専用第二彼女。
でも浮気じゃない。二番目だけど、本気の彼女だ。

235:3発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/15 20:58:20 jX6d74QC
『二番目彼女』
>>222-234

やっちまった。orz
本文に関係ないからいいか。

えっちねた板に
【彼女をフェラ専用にしたり、されたりした体験】
というスレが有ったので書いてみました。
スレタイだけ見て、中身は読んでませんが。

236:名無しさん@ピンキー
07/12/16 22:20:48 jCBEU9j+
GJ!

関係ないけどさっき
「ちんちんもがもが」という遊びを知りました。

237:名無しさん@ピンキー
07/12/17 10:42:40 XTFVQQ0I
今年中にもう1作くらい読めるのだろうか
職人さまのクリスマスプレゼントに期待保守

238:名無しさん@ピンキー
07/12/17 23:57:12 B5u49oed
気がつけばクリスマスまで一週間か

239:名無しさん@ピンキー
07/12/18 08:32:11 apMefK3k
>>235
GJでした。
フェラチオしてくれない女より、フェラチオしてくれる女のほうが貴重なのに、
それを二番目とはなんて贅沢な。

240:名無しさん@ピンキー
07/12/19 08:35:24 un1WSNyK
それでも!オレは!保守するのを!やめないっ!

241:名無しさん@ピンキー
07/12/19 12:05:05 n1cZjfL3
一日一保守

242:名無しさん@ピンキー
07/12/20 23:23:47 UeHRN4Q5
保守

243:名無しさん@ピンキー
07/12/21 09:30:43 GgDYI9wQ
今日はオレに任せろ

244:名無しさん@ピンキー
07/12/22 14:12:10 H7WSZX9O
おっと。俺としたことが、最近スレに来てなかったぜ。
前は、20日に来ただけだったからな…

245:名無しさん@ピンキー
07/12/22 20:30:27 WehATvGI
>>244
それは久しぶりだったな
まぁゆっくりしていきな

246:4発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:17:41 DehupfjE
クリスマスネタで書いてみました。
みなさんの考えているようなクリスマスネタと違うかも知れませんが。

総数17ページ
前振り長めです。

247:クリスマス投下 1/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:21:18 DehupfjE
「メリー クリスマース。」

ミニスカサンタの登場で、灰色がかった休憩室の重い空気も、晴れやかな明るい空気に変わった。
暗く落ち込んでいた 福地 一頼の心にも、ひとすじの陽の光が差し込む様に、その時だけは雲が晴れる想いがした。
先程まで愚痴を溢していた先輩の鈴木の顔にも、自然と笑みが溢れる。

「おお、いいねそのサンタ服。良く似合ってるよ、真理亜ちゃん。」

真理亜はその場で、クルッとターンし、今しがた鈴木に誉められたサンタ服をお披露目する。

「お店の中もクリスマスの飾り付けしたんだし、せっかくだから、サンタ服着てもいいか店長に聞いたらOKだって。借り物だから、ちょっとサイズが小さいんだけど。」

真理亜は袖を引っ張って、一回り小さい服を見せるのだが。一頼の視線はどうしても、袖の短さよりもスカート丈の短さに行ってしまう。
「良く似合ってますよ真理亜さん、お客さんもきっと喜びますよ。」
と、一頼は有りのままの感想を述べたが。
「客じゃなく、お前が喜んでるんだろ。」
と鈴木に切り返され、思わず苦笑いしてしまう。
つられて笑う真理亜の笑顔。その明るさは、一頼の失恋の痛みを、しばしの間忘れさせた。

248:クリスマス投下 2/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:23:50 DehupfjE
福地 一頼 は、このレストランでアルバイトをする高校二年生。基本的には皿洗いだが、人手が足りない時はウエイターやレジ打ち、簡単な盛り付けなど、バイトの仕事は一通り何でもこなせるので、上からは重宝がられていた。

鈴木 真理亜 は、一頼より2つ年上の短大生。歳は上だが、この店でのアルバイト歴は、一頼が一年半有るのに対して真理亜まだ三ヶ月しか無く、店では後輩ということになる。
この店には鈴木という苗字が二人いるので、単に鈴木と言った場合は昔からいるフリーターの男を指し。必然的に新入りの彼女は、真理亜と名前で呼ばれる様になっていた。



「さあて、仕事すっか。
クリスマスに仕事ってのが、どうにもだりいなあ。」
と、心底気だるげに立ち上がる鈴木に対し、真理亜の声は明るく軽やかだ。

「そうですか? お店のツリーもキレイだし、楽しいじゃないですか。」

わざわざサンタの衣装を用意する程なのだから、真理亜にとってクリスマスは、やはり楽しいイベントなのだろう、と一頼は思った。
一人で鈴木のぼやきに付き合っていたら、一頼自身更に落ち込んでいただろう。真理亜の前向きな明るさに、救われる部分は大きい一頼だった。




249:クリスマス投下 3/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:25:49 DehupfjE
「街中を歩けば、何処もカップルばかりというのがどうもね。
大体クリスマスってのは、元々ゲルマン人の冬至の祭だったんだろ? カップルがイチャつく日じゃねぇっつうの。」

鈴木のいう通りクリスマスは、冬の弱まった太陽の復活を願う冬至節の祭と、一度死んで復活したというキリストの伝説が結びついたものだが。鈴木の批判は、そんな宗教的なものでは無く、単なるカップルへのやっかみに他ならない。
そんな鈴木に、穏やかな口調で真理亜はいう。

「寒いからこそ、温もりを求めるんじゃないんですか? 心まで冷えきってしまったら、人は生きては行けませんから。」

その通りだと一頼は思った。鈴木の言い分にも真理亜の意見にも共感できたが、それ故に二人の会話に加わる事はできなかった。
ほんの一週間前に失恋を経験した一頼には、その話題はあまりに重く、言葉にすれば凍えかけた心は悲鳴を上げてしまう事を、一頼自身分かっていたからだ。
それでも、真理亜の言葉は一頼にとって救いだった。すべてを否定的に捉えてしまう今の一頼であったが、世の中そう悲観したものでは無いと思わせる温かさが、真理亜の言葉には宿っていた。




250:クリスマス投下 4/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:28:02 DehupfjE
クリスマスイブは、このレストランがもっとも賑わう日であり、最大の掻き入れ時であった。その為、いつもの人数では人手が足りず、一頼も臨時で出勤する事になった。
もっとも、一頼にとっては寧ろその方が都合良く、仕事に忙殺されていた方が、余計な事を考えずに済むので有難かった。

クリスマスに正月、一頼は冬休みに彼女と過ごすプランを目一杯立てて楽しみにしていた。
苦労して人気アーティストの大晦日ライブのチケットを手に入れ、喜び勇んで彼女に渡しに行った矢先の突然の破局。チケットは彼女の手に渡される事無く、二枚とも一頼のリュックの中に眠っていた。
ネットで転売すれば、高値が付くのは分かっていたが、今更金を手にしたところで一頼の心の空白は埋まらないのを、彼自身理解していた。

彼女と過ごす筈のクリスマスイブ。福地家のクリスマスは、食卓にチキンとケーキが並ぶだけの簡素なもねだから、自室に籠って落ち込んでいた事だろう。
他のアルバイトたちは、イブに臨時出勤など真っ平御免とことごとく断ったが、一頼だけは快く引き受けた。
そのお陰で、思いがけず真理亜のサンタクロース姿を見られのは、どん底の一頼の、細やかな幸運だった。


251:クリスマス投下 5/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:31:08 DehupfjE
皿洗いに食材の用意にと、一頼は雑務に追わていたが、ふと視線を上げればそこに真理亜がいる。
真っ赤なサンタ服は、他のウエイトレスより遥かに目立つのだから、気になるのは当然の事だが。つい真理亜の働く姿に見とれてしまう。
客のいるフロアーから厨房を見られる店の造りの為、一頼からも真理亜の働く姿は見る事ができた。
きびきびと料理を運び、明るく接客する真理亜は、見ていてすがすがしい。そんな真理亜を見ていると、前向きに仕事しようという意欲が沸いてくる。

チャリン

と、スプーンの落ちる音で一頼は我に帰る。
意欲が沸くなどと思いながら、つい真理亜に見とれてしまっていた事に気がついた。
落としたのが食器でなく、スプーンだったのは幸運だった。すぐに拾おうとしゃがみ込んだが、調理台の下に入り込んでしまっていた。
仕方なく床に這いつくばって、スプーンに手を伸ばす。
と、一頼の視界隅に飛び込んで来たのは、ミニスカートのサンタクロース。
店内は暖房が利いているとはいえ12月も下旬だが、ストッキングを穿いていない素肌の脚が、一頼のすぐ側を通り過ぎる。


252:クリスマス投下 6/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:33:53 DehupfjE
サイズが小さめという、丈の短いミニスカートからは、太過ぎず細過ぎず、血色の良い健康的な太ももがのぞいている。
女性的な柔らかなラインの、きめ細やかな素肌の美しい太ももに、一頼の視線は釘付けになった。
ミニスカートのサンタクロースも、一頼の存在に気づいていないのか、お尻をこちらに向けて無防備に前屈みになる。
一頼も思わず床に顔を擦り付けて、喰い入る様に覗き込んでしまう。





ホワイトクリスマスだ


一頼にとって思いもよらぬ幸運だった。
パンチラだけでもラッキーなのに、しかもの真理亜のサンタ服純白パンチラだから感動ものだ。

と、
一頼はそんな風に想う自分が微笑ましかった。
失恋のショックも、ミニスカサンタのパンチラ一つで忘れてしまうのが滑稽で、自分で自分を笑ってしまう。
男の性というやつか。だがいつまでも落ち込んでいてもしょうがない。他の女性に興味がわくなら、自分もいつかは失恋から立ち直れると、そう思った。


「そろそろ休憩だな。福地、先に休憩入っていいぞ。」

一頼は一瞬ビクリとしたが、鈴木は一頼になど興味無いという風に忙しく働いていた。



253:クリスマス投下 7/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:36:27 DehupfjE
「それじゃお先に。」
と会釈して、一頼は休憩室へと退却した。


椅子に腰を下ろし、ほっと一息付く。
仕事中にスカートを覗いていたのがバレたかと、一瞬冷やりとしたが、誰にも気付かれなかった様だ。

それにしても、一人休憩室に居るとつい、サンタクロースからの、ちょっとエッチなプレゼントの事を思い出してしまう・・・。
真っ赤なサンタ服からのぞく、純白の下着に包まれた、女らしい丸みをおびたヒップライン。
鏡を見なくても、顔がニヤけているであろう事は、一頼自身にも分かっていた。


そんな折、ガチャリと部屋のドアが開く。

「お疲れ~。」

明るい声と共に入って来たのは、足取りも軽やかなサンタクロースだった。
一頼は慌てふためいているのを悟られまいと、必死に平静を取り繕う。

「お疲れ様です。」

軽くおじぎをする一頼の、テーブルを挟むで向かい側の椅子に、真理亜は腰を下ろした。

「イブは忙しいって聞いていたけど凄いね、予想以上だよ。」

さっきの件に関しては、真理亜はまったく気づいていない様子だ。
たが、こうして真正面に座られると、必然的に顔を合わせる事になってしまう。


254:クリスマス投下 8/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:43:31 DehupfjE
いつも交代で休憩を取っているので、こうして真理亜と一緒に休憩するのは、一頼は始めてだった。
仕事の前などに話をすることは良くあったが、こうして二人だけで面と向かって話をするのは始めてだ。
嬉しさも後ろめたさもあったが、気恥ずかしさが先に立ち、どんな顔をすれば良いのか正直困っていた。

真理亜の方は、今まであまり一頼と話す時間が無かったが、少しゆっくり話せる時間ができて楽しみだった。

「福地君、この服似合ってると思う?」

真理亜は、自分が気に入った衣装を、仕事前に一頼が誉めてくれたのが嬉しくて、ついまた聞いてしてしまった。
一頼は、仕事中に真理亜の事をジロジロ見ていたのを、気づかれたのではないかとドキドキしながら答えた。

「とっても似合ってますよ。」

自分のセンスを理解してくれる人が居るのが、真理亜には嬉しかった。

「やっぱり、今日はカップル多いね。羨ましいよ。」
気が緩んだのか、つい真理亜の本音が溢れる。
しかし、それは一頼にはとても意外な一言であった。
「真理亜さん、彼氏いないんですか?」

一頼の問いかけも、真理亜にとっては、まったく予想外のものだった。



255:クリスマス投下 9/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:45:59 DehupfjE
「えっ! 私!?
私なんて全然ダメだよ。全然モテないから。」

真理亜は、激しく手を振り全力で否定する。
嘘をついている様には見えないのだが、一頼にはどうにも信じられない。

「真理亜さんみたいなキレイなひと、男は放って置かないと思うけど。」

一頼も気が緩んだのか、『キレイなひと』と、うっかり本音を言ってしまった。
「私なんか、ホント全然モテないから。
いつもフラれてばっかで・・・
恥ずかしい話、19にもなって恋愛経験ゼロ。キスすらした事ないんだよ。」

真理亜はガックリ、とうつ向いて肩を落とす。

「フラれて、フラれて・・・
去年の12月も高校の同級生に告って、あっけなく玉砕。去年のクリスマスは、マジで超凹んでたなー。」

と、顔を上げた真理亜は、一頼に向けて、笑顔を作って見せる。

「まあ、一年も立てば、さすがに立ち直るけどね。」
真理亜の明るさに、ずいぶんと励まされた一頼だったが、その明るさの裏にそんな過去があった事に、一頼はただ驚かされるばかりだった。
今も一頼を見詰める真理亜の笑顔は、太陽の様に明るく温かいと、一頼には想えた。



256:クリスマス投下 10/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:48:50 DehupfjE
「でも、福地君はいいよね、かわいい彼女がいるんだもん。羨ましいぞ色男。」

真理亜の一言に、忘れようとしていた痛みが、再び一頼の胸を締め付ける。

「実は、ボクも一週間前に振られちゃいまして。」

できれば、今は触れずにそっとして置いて欲しいと、一頼は思ったが。真理亜に悪気は無い事は、彼にも良く分かっていた。

「えっ!ウソ?!
だって、この前お店に来た時は、あんなに仲良さそうだったじゃない。」

うつ向いて、一頼は答える。

「あの次の日ですよ、突然別れようといわれて。
あいつ、それからボクの友達と付き合い始めたみたいで・・・。」

一頼は、ここで真理亜の様に、もう立ち直ったと笑顔を作ろうとした。
しかし、失恋の痛手は一頼が考えているよりも深く、真理亜に笑顔を見せる事などできずに、ただうつ向いている事しかできなかった。

「うわっ。 友達に彼女盗られちゃったのか、そいつはキツイなぁー。」

真理亜がどんな顔で話しているのか、うつ向いたままの一頼には分からない。

「大丈夫、福地君ならきっとすぐに新しい彼女見つかるよ。」

真理亜は明るく一頼を元気付け様とするが、今の一頼には、その明るさが逆に辛く感じられた。



257:クリスマス投下 11/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:52:29 DehupfjE
「まあ、恋愛経験ゼロの私が言ったんじゃ、説得力無いか。
それに、こういう時って、慰められると、余計凹むんだよね。」

一頼の手を、一回り小さな真理亜の白い手が掴む。
驚く一頼の手ををグイグイと引っ張り、無理矢理椅子から立ち上がらせると、そのまま部屋の外に連れ出そうとする。

「ちょっと、真理亜さんどうしたんですか!?」
「いいから、付いて来て。」

そう言って真理亜が来たのは、クリスマスの飾りや季節ものの登りなどをしまっている、物置として使われている部屋だった。

「ここなら、仕事中は誰も来ないから。」

そう言って、真理亜は一頼を、部屋の一番奥へと連れて行く。

「してあげる」

真理亜の言葉に一頼は当惑する。

「ま、真理亜さん、ふざけないでくださいよ。」

一頼の目に映る、真理亜の顔はふざけてなどいなかった。真剣な眼差しが、一頼の瞳をじっと見詰めている。

「私からの、クリスマスプレゼントだから。

私じゃ嫌かな?」


真理亜自身、驚く程大胆な行動だった。
失恋の痛みに耐える一頼に、掛ける言葉の一つも無い自分を歯がゆく思い。どうにも成らない強い感情が真理亜を突き動かしていた。


258:クリスマス投下 12/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:54:45 DehupfjE
失恋の孤独感は、真理亜も痛い程知っている。今、彼女の前に居る福地一頼も、その失恋の痛みに苦しんでいる。そんな一頼を放って置く事は、真理亜にはできなかった。
まるで身体を引き裂かれ、奪い取られる様な喪失感。光を見失い、暗闇の中に一人置き去りにされる絶望感。失恋の直後は、誰でもそんな孤独感にさいなまれる
真理亜は、そんな一頼に、一人ではないと伝えたかった。言葉では伝わらない想いを、自分の温もりを、一頼に伝えたかった。


「そんな、真理亜さんが嫌な訳ありません。
でも・・・。」

一頼自身、真理亜に好意を抱いていた。それは拒む理由には成らなかったが、ただ安っぽい同情をかけられるのは嫌だった。
そんなものは自分が惨めになるだけだから、一頼はそれを躊躇った。
だが、真理亜の瞳の奥には、それとは違う、もっと誠実な光が宿っていた。

「なら、いいよね。
お互い、恋人いないフリーなんだし。
時間無いから急いで。」

真理亜の言葉に促され、一頼は思い切ってベルトの金具を外した。
性的な期待感よりも、陰部を晒け出す事が恥ずかしいと感じた。

露になった一頼のペニスに、真理亜は顔を近付け、唇で愛撫を始める。


259:クリスマス投下 13/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:57:22 DehupfjE
一頼のお辞儀したペニスを指で支え、真理亜は亀頭の先から愛撫を始める。
目を閉じて、唇で一頼の感触を確かめながら、少しずつ口を動かす。
キスの経験すらない真理亜には、無論フェラチオの経験など無かったが、本能に任せ、言葉に成らない想いを、唇に乗せて愛撫する。
一頼も、真理亜の唇の感触をペニスに感じていた。
目を閉じたまま、ゆっくり動かす唇から、真理亜の想いは快感となって伝わってくる。
羞恥心よりも性欲の方が先に立ち、一頼の股間は、徐々に硬くそそり勃って行く。
真理亜も、知識として勃起という言葉は知っていたが、次第に大きくなる一頼のペニスに戸惑いを覚えた。
亀頭はどんどん膨れ上がり、陰茎は太く硬直して行く。最早指で支える必要は無く、逞しく天に向かってそそり勃とうとしていた。
わずかの内に倍以上の大きさになったペニスに驚愕しながらも、真理亜は、一頼が自分を求めている事を強く感じていた。
かつては、男に振られた経験しか無かった真理亜だが。今、一頼は、こうして真理亜を求めている。
真理亜もまた、そんな一頼を求めた。
真理亜は、一頼の男としての象徴を、その口の中に受け入れて行く。



260:クリスマス投下 14/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 13:59:18 DehupfjE
一頼のペニスは、完全に勃起しようとしていた。
その肥大した亀頭は、真理亜の口の中へ含まれて行く。
真理亜の口の中は温かく、彼女の体温が心地良かったた。
真理亜の温もりを感じ、遂に完全に勃起した一頼のペニスは、更に激しく真理亜の愛を求めている。

口の中で、真理亜も一頼の温もりを感じていた。
勃起したペニスは、口の動きだけでは愛撫しきれないサイズになっている。真理亜は頭全体を振り、亀頭全体から竿にかけてを、唇で愛撫する。
その動きは、より強い快感となって、一頼に伝わって行く。
そして、真理亜自身も、唇に感じるフェラチオの感触に、快感を覚え始めてていた。唇で感じる、一頼の温もり。真理亜はそれを激しく求めていた。
孤独に震え、一人で居ることに怯えていたのは、一頼ではなく、真理亜自身だった。
表向きは明るく振る舞っていても、過去の失恋を未だに引きずっている真理亜だから。同じ失恋の痛みに耐える一頼に、自分自身の姿を垣間見た、だから放っては置け無かった。
何よりも、人の温もりを求めていたのは、真理亜自身に他ならなかった。



261:クリスマス投下 15/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:10:29 DehupfjE
真理亜は、そんな自分の弱さを分かっていた。
いつもは、そんな自分を変えたくて、努めて明るく振る舞ってきたが。今は、今だけは、弱い自分も受け入れる事ができた。

貪る様に、真理亜は一頼のペニスを求める。一頼の温もりを求めて、ペニスをその唇で愛撫する。例え恋人同士でないとしても、今だけは、一頼を愛したい、愛されたいと、強く想った。
せつない願いを込めた真理亜のフェラチオは、強い快感と共に、一頼の心に響いた。
真理亜の体温が感じられる、温かなフェラチオ。空っぽになっていた一頼の心は、熱い想いで満たされて行く。一頼も、また、真理亜の温もりを激しく求めていた。

真理亜と一頼。二人は二人共、お互いにお互いを求め合っていた。

真理亜の唇が、一頼のペニスに絡み付く。ねっとりと、濡れた唇が這う感触は、至上の快楽となって、一頼に伝わる。
一頼の真理亜への想いは、激しい射精感を伴って高まって行く。その想いが最高潮に達した時、熱い想いはスペルマと共に奔る。

真理亜の口の中に、一頼のペニスから温かい何かが溢れてくる。
一頼の精液。
真理亜は奔る一頼の精液を、その口で感じていた。



262:クリスマス投下 16/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:13:08 DehupfjE
真理亜は目を閉じたまま、一頼の精液を味わう。口の中全体に広げて、その温もりを感じ取っていた。
私のフェラチオで射精した一頼の精液。そう想うと、堪らなく愛おしく感じられた。
真理亜は目を開き、口のなかのスペルマを集めると、手の平にそれを吐きだした。真理亜の唇から、だらりと白濁した精液が溢れ落ちる。

「これが福地君の精液。」
真理亜は、目に見える物として一頼の精液を目にした。例え一時でも、一頼との繋りがあった事が嬉しかった。

「ホワイトクリスマスだ。

エッチなクリスマスになっちゃったね。」

と、真理亜は笑顔を作って一頼に見せた。

「真理亜さん、あの、ボク・・・。」

何とか自分の気持を伝え様とする一頼を、真理亜の言葉が遮った。

「さあ、もう戻ろう。
休憩時間終わりだよ。」

くるりと背を向けて、真理亜は部屋を後にする。
一頼もズボンのベルトを締め直し、慌てて真理亜の後を追った。



閉店後の店内はガランとしていた。
灯りを消した店内は、酷く物悲しい。祭の後は、何故こんなに寂しくなるのだろうと、真理亜は思った。
サンタの衣装も着替え、いつもの鈴木真理亜に戻る。

「それじゃ、お先に失礼します。」



263:クリスマス投下 17/17 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:16:02 DehupfjE
接客担当の真理亜は、閉店したら仕事は終り。だが皿洗いの一頼には、まだもう少し仕事が残っている。真理亜は、一頼の背中だけ見て、そのまま裏口へと走り去った。

余りにも酷い振られかたをすると、再び恋をする勇気は無くなってしまう。臆病な鈴木真理亜に戻ってしまった彼女には、一頼に声をかける事はできなかった。

「待って真理亜さん。」

背中越しに聞こえる一頼の声。

「今日は、どうもありがとう。」

しかし、真理亜は振り向く事が恐かった。

「私も、恋人気分が味わえて嬉しかったよ。」

そのまま立ち去ろうとする真理亜を一頼は必死で追いかけた。

「これボクからのクリスマスプレゼント。大晦日にあるライブのチケットだけど、予定空いてる?
真理亜さんと、一緒に行きたいんだ。ダメかな?」

福地一頼は、自分の事などただのバイト仲間としか思っていないと、真理亜はそう思い込んでいた。まさか一頼からデートを申し込まれるとは、真理亜には信じられない出来事だった。

「うん、私も福地君と一緒に行きたいな。」

一頼の差し出したチケットを、真理亜はそっと受けとった。
それは、真理亜にとって、何よりも嬉しいプレゼントであった。

264:名無しさん@ピンキー
07/12/24 14:18:03 oK9RLmbO
GJ!

265:4発目投下 ◆77XCej4AVc
07/12/24 14:23:42 DehupfjE
『サンタクロースのプレゼント』
>>247-263

何とかクリスマスに間に合った。
自分の年内の投下はこれで最後ですね。
それではみなさん、良いお歳を。

266:名無しさん@ピンキー
07/12/24 15:48:09 9cCu2D5V
>>265
GJ!!
クリスマスは中止になったが、サンタさんは居たんだね…

267:名無しさん@ピンキー
07/12/25 01:09:23 zm2wkHHf
今からクリスマスバイトを探してくる

268:名無しさん@ピンキー
07/12/25 05:54:26 pw3epe7L
>>265
素敵なクリスマスプレゼントをありがとう
良いお年を!
来年の投下も期待してます

269:名無しさん@ピンキー
07/12/25 20:38:26 36JA848z
>>265
あなたのおかげで良い年が越せそうです。GJ!

270:名無しさん@ピンキー
07/12/26 17:20:53 LE4/sZ2U
緊急保守

271:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:09:57 jbWMVlgS


272:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:17:54 7pbRMC9C


273:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:20:48 j9AjQT/l


274:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:35:42 qTQWrpjS


275:名無しさん@ピンキー
07/12/27 00:31:22 p4VOmDjj


276:名無しさん@ピンキー
07/12/27 01:48:46 9GkZp/E1


277:名無しさん@ピンキー
07/12/27 06:49:51 k1s/1O/G


278:名無しさん@ピンキー
07/12/27 10:36:32 e0eShwWv
おまいら、どんだけファミコン世代だよw
加齢臭を感じるこのスレが大好きだ

279:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:12:22 INeUvZht
今来たんだが・・・。

保守してくれた方、ありがとう。

280:名無しさん@ピンキー
07/12/28 09:58:00 r2oenXiD
今年も残すところあと数日だが
年越しうpを期待する俺がいる

281:名無しさん@ピンキー
07/12/29 15:07:38 /yiVQcnQ
年末保守

282:名無しさん@ピンキー
07/12/30 11:56:26 ymgA8ZAl
mamoruze

283:名無しさん@ピンキー
07/12/30 14:44:54 ZRHsEgiz
明日はどのSSでオナニー納めするか保管庫見ながら検討中

284:名無しさん@ピンキー
07/12/31 11:10:58 v39yulE9
大晦日の保守は俺だ!
年越し投下を期待してパンツ脱いでていいか?

285:名無しさん@ピンキー
07/12/31 16:11:05 140xnmJ1
キスもまだなのに108フェラかね?

286:鐘の音
07/12/31 23:58:46 989OUvKx

 出し抜けに響いたボーンという鐘の音に、水島昌平は思わず湯呑を落としかけた。

 除夜の鐘を自宅で聞いたのは初めてだった。都心から下ること三十分の繁華街、おまけに道路を
挟んで高架が構える駅前アパートで育った彼は、下宿するまで静寂とは無縁の人間だった。
その慎ましい生家は、台所から寝室に至るまで、一年中外気と外音を取り入れる構造になっており、
どんなに寂しい夜であっても、何某かの騒音が彼の鼓膜を叩いていたものだった。
 つまり、昌平にとっての寺の鐘の音は、テレビか参列の騒めきの中で聞くものであり、炬燵に鎮座
する蜜柑の群れと一緒に聞くのは、酷く不思議な感じがしたのだ。

 しかしそれだけでは、半纏の袖を温まったお茶で濡らす理由としては不十分である。

 心の中で舌打ちをして、ちゃぶ台布巾で天板を拭きながら、昌平は炬燵の反対側を窺った。すると
そこには、先程までと全く変わらず寝息を立てる、同い年の小柄な娘の姿があった。彼と同じく半纏を
着込んで、半身をしっかり炬燵の中に埋めたまま、座布団を枕にもう二時間近くも眠っている。掌の中
には昌平と同じ湯呑が握られていたが、その中身は番茶ではなくワインであった。零すといけないので
何度か片そうとしてはいるのだが、夢うつつの彼女は未だ断固として離そうとしない。
 
 ちゃぶ台布巾を端にやって、昌平は再び湯呑を取った。残りを一気に飲み干して安全化すると、
蜜柑籠の隣において横になる。すると再び、水を打ったような静けさが下宿に戻った。

─ボーン……

 そして、二回目。低くコダマする鐘の音で、昌平の意識は再び炬燵の中へと戻された。
 いや、正確には“戻された”ではない。何気なく天板を拭いている間も、彼の意識は常にそこに
あったと言っていい。

 昌平の伸ばした足先が、娘の内腿の高めの場所に当たっていた。勿論、その接触は彼が意図した
ものでもなければ、彼に帰責するものでも無い。向かいで寝息を立てている彼女が、眠ったまま勝手に
潜って絡んできたのだ。またそれは疑いなく、暖を求めた本能的な行動であって、彼女の個人的意思
など一ミリグラムも介在しない。
 しかしだからと言って、その結果に彼の個人感情が絡まないとは限らない。実を言えば、彼は
先ほどからずっとその温かい感覚に悩まされていた。

 先ほど、昌平の半纏が安物の番茶を飲ませれたのも、八割方はこの脚が原因である。慣れない
肌の感覚を覚え、その正体を悟って一瞬思わず固まった所へ、その煩悩を見透かしたようなタイミング
で、仏の鐘が厳かに鳴り響いたのだった。

 もうすぐ二十歳になろうというのに、我ながら何ともガキ臭いことだ、と昌平は思った。しかし結局の
ところ、こういうのは年齢ではなく経験が物を言うのだろう。そして自分は、その経験値が圧倒的に
足りていない。
 そこは、認めなくてはいけない。自分には、大晦日を意中の娘と炬燵で過ごせるような甲斐性など、
どこにも無かったはずだった。


 水戸瀬優奈が昌平の炬燵で丸くなっている理由は、一言で言えば偶然である。年の瀬に全国で
吹き荒れた冬の嵐は、多くの帰省便を欠航にしたが、彼女はさらに不運なことに、自分の下宿に
すら戻れなかった。というのも、優奈は正月の間、ルームシェアしていた友人に下宿を「明け渡す」
ことを約束していて、今頃その部屋はブリザードも跳ね返す程に熱くなっているはずだからだ。

 だが、それだけでは彼の下宿に転がり込む理由として十分とは言えない。大晦日に下宿に籠って
いる変わり者は、確かに昌平ぐらいだが、一晩やり過ごすだけなら場所は他にいくらでもある。
ビジネスホテルの正月料金が如何ほどのものかは知らないが、独り身の男部屋に転がり込むのに
比べれば、いろんな意味で安くつくに違いない。

287:鐘の音
08/01/01 00:05:33 1PFX4ApQ

 そして何より、これが全く彼女らしからぬ行動だということが問題だった。水戸瀬優奈は、単に
お金がもったいないからという理由で安直に異性の家に泊まるほど天然ではないし、また昌平
のような男なら心配ないと─それは、ある意味で事実なのだが─割り切れるほどすれても
いない。

 これで他人の話なら、偶然もへったくれも無い、それは女の男に対する好意に基づいた必然だと、
昌平も言い切っていただろう。だが、仮にも九カ月程彼女に片思いしてきた身として、そしてこの
一週間のドタバタの当事者として、悲しいかな、それだけは違うと断じざるを得ないのだ。



  話はクリスマスまで遡る。端的に言えば、そこで彼女は十九年越しの失恋をした。
 相手は実家の隣に住む、生まれながらの幼馴染ということだった。出入りの激しいアパートで育った
昌平には七不思議の一つだが、幼馴染というものは互いの慕情を押し隠すサダメを背負っているらしく、
優奈は足掛け二十年、その想いを密かに温めてきた。ところが、高校を出て初めて距離を持ってみた
ところ、彼女はようやく自らの失策に気づく。そこで、この帰省のチャンスに勝負をかけに出たところ、
時既に遅かったという次第である。

 しかし、その一途さと来たら、全く尋常なものではなかった。昌平などは初め、二十年もほっとける
恋慕とはいかがなものか、などと思ったりしたものだったのだが、五月過ぎに彼がひっそりと探りを
入れた際、優奈の女友達は憐みを以ってこう言った。
 「あの子のこと幼馴染への純情さときたら、そりゃもう藤沢周平も裸足で逃げ出す勢いよ。普段の
姉御肌は何かのカモフラージュなんじゃないかってぐらいにね。まあ二人が私の知り合いで、それを
応援してるってのもあるんだけど、残念ながらアンタにつけ入る隙間はなさそうね」
 名前順で席の近いコあらまあ可愛い、なーんて程度じゃ到底太刀打ち出来ないよ、と極太の釘を
突き刺して、彼女は昌平の奢りのキリマンジャロを飲んだ。因みに、この女友達とは、今優奈の下宿で
熱く燃え上っているであろうルームメイトその人である。

 ともあれ、まさかの敗北を喫した優奈は、周囲の予想通りマラリア海溝並の落ち込みを見せ、彼女に
親しい人間は時間の許す限り、その心を励まそうと努力した。無論、その中で一番力を尽したのは、
他ならぬ水島昌平である。絶好のチャンスだからには違いないが、普段は気丈な彼女が見せた呆れる
までの落ち込みっぷりには、一友人としても見かねるものがあったのだ。

 その甲斐あってか、数日後、優奈は少なくとも表面上は、いつもの自分を取り戻した。しかし流石に
地元には帰りずらいのか、帰省の日程をずるずると延ばしていると、早大晦日と相成ってしまう。

 だが、この一週間における昌平の個人的な成果は、芳しいものとは言い難かった。優奈の復活は
気持の整理によるものではなく、単にもうどうでもいいというやけっぱちからくるものだっだ。ある意味、
人によっては後釜を狙うにベストの状態と言えるのかもしれないが、激情や絶望を逆手にとって、
相手をこちらに抱き込むような妖しいダンディズムなど、残念ながら昌平には備わっていない。
 まあこうして、要所要所でコツコツポイントを稼いでいけば、今後は希望も出るやもしれぬ。そんなこと
を考えながら、優奈を含む帰省組達を、最寄駅にて見送ったのが、今から十二時間前である。

 そして現在、2007年12月31日、午後11時47分。天候にまで振られた彼女は、昌平の目の前にて、ワイン(湯呑入り)を握りしめたままコタツムリをやっていた。
 ─悲しいかな、ただのヤケであると断じざるを得ない。


288:鐘の音
08/01/01 00:21:56 1PFX4ApQ


 三回目の鐘の音に釣られて、昌平はようやく炬燵から這い出した。そして最後の瞬間、少しだけ足先を
押し付けてみようかと思った自分に軽く自己嫌悪などしながら、のそのそと年越し蕎麦の準備を始める。
といっても、昌平のすることはトッピングに葱を刻むぐらいで、あとはスーパーの既製品をそのまま温め
直すだけである。

 水道の冷たさに慄きながら、何とかまな板を流し台置くと、昌平は慣れない手つきで、トン、トンと
包丁を使い始めた。その音が、無音の室内でやけに大きく響き渡る。
 と、その音に眠りを妨げられたのか、炬燵の主が二時間ぶりに動きを見せた。「むぅー」と低く唸りつつ、
寝返りを打とうと蠢いて、ガンっと天板にぶつかった音がする。幸い、湯呑はまだ無事であるようで、
炬燵布団は二〇〇七年、ワインをがぶ飲みする機会を失った。

「あれ、今は何年?」起きぬけにしてはしっかりした口調で、優奈は言った。
「まだゆく年」
「あーぅ、えと、『ゆく年くる年』始まったら起こして」
「もう始まるぞ」

 昌平が苦笑交じりに突っ込むと、「あ゛う」と潰れた声をとともに、彼女はようやく半身を起こした。
「ふぁー……。んっ、よく寝た」
「今年はさすがにもう寝収めだな」
「うむ。あ、でも、そう言われると、やおら二度寝したくなる気持がムクムクと……」
 そう言いかけたところで、再び鐘の音が昌平の部屋に響く。

「ありゃ?ホントにもう始まった?」
「テレビじゃねえよ」ガスコンロの火をつけながら、昌平は言った。「橋向こうのお寺さんの鐘が、
なんとも贅沢なことに生で聞こえてきてんのさ」
「へえー。こんなにはっきり」
「そ。驚いたろ」
冷蔵庫に貼り付けたタイマーを回しつつ、うんうんと頷ずく娘の姿を昌平はそっと横目に盗み見る。
あういう小動物的仕草はごく稀にしか見せないので、わりと貴重だったりするのだ。
 ……馬鹿か俺は。

 火の元の管理はタイマーに任せて、昌平は一旦炬燵に戻った。それから、何やらごそごそと布団を
まさぐっている優奈の右手に、お目当てのリモコンを押し付ける。
「ありゃ、ありがと。あれ、そういえば、紅白見てたんじゃないの?なんで消したん?」
「…………いやー、お嬢さんが余りにもよくお眠りなので、騒がしいのは忍びないなと」
「なんじゃそりゃ。まあ、ありがとね」
 優奈の寝息の方が聞きたかったから、というトチ狂った台詞は、鐘の音に諭されて無事飲み込んだ。

 優奈がチャンネルを回すと、まだ紅白をやっていた。昌平は歌謡に詳しくないが、まあ知名度は
抜群の大トリが、今は亡き作詞者の歌を熱唱しているので、何とは無しに見やっていると、すぐに
冷蔵庫のタイマーが呼びつけた。
「およよ?」
「ああ、鍋、鍋。年越し蕎麦。水戸瀬の分もあるから安心しろよ」
 座ってろ、と静止して昌平は再び台所へ立つ。背中越し「あ、いや、いいよそんな……」ともごもご言って
いるのが、実はちょっと心地いい。
 と、そこで再び除夜の鐘。全くもって、自分のダメさ加減が忍ばれる。

 さっきからタイミングが良すぎやしないかと思いつつ、一人分の蕎麦を慎重に二つに分けていると、
優奈がとてとてと台所へやってきた。座ってなよと笑う昌平に、彼女は頭を掻きつつ言う。
「いやー、ね。あの鐘の音が、ね。居候しといてコタツムリしている私の煩悩に、いやに強く響くのよ」
 そこで、さらにもう一つ、ボーンと鐘が鳴る。二人は思わず顔を見合わせ、そして揃って吹き出した。

289:鐘の音
08/01/01 00:35:58 1PFX4ApQ


 それから、優奈は昌平が諦めて放置した葱を三倍のスピードで刻みきり、彼らは妙にネギダクな丼を
抱えて炬燵に戻った。いつの間にか紅白は終わって、NHKのカメラは各地のお寺を転々としている。
 蕎麦を啜る間も、寺の鐘は淡々と回を重ねていった。喋る口と食べる口が同じなために、自然、会話は
途切れがちとなる。

 寂とした部屋を、本物の鐘と、電波越しの鐘の響きが、交互に埋めていく─

290:名無しさん@ピンキー
08/01/01 00:59:52 1PFX4ApQ
明けましておめでとうございます。


年越しうpがやりたくて未完なのに上げた。今は反省している。



すみません。くる年までに肝心のエロが間に合いませんでした。
まあでも、何だかんだ言ってフェラスレで年越しする奴なんて自分しかいまいと思っていたところ、人大杉が出ました
キスマダスレを舐めてました。本当にすみません。
新年早々全力でgdgdですが、今年もよろしくお願い致します。

さて頑張って仕上げよう。駅伝には勝つぞ~。

291:名無しさん@ピンキー
08/01/01 01:18:19 Z3KAfomH
いいよいいよーGJ!
>>280を見て、1レス保守以外のSSなんて書いたことないのに挑戦してみて挫折してたのだが、実行してくれる職人がいたとは。
今年も一年、このスレにお世話になるようだ。

駅伝と言うのは箱根じゃなくてニューイヤーのほうだとだと期待して待ってます。

292:名無しさん@ピンキー
08/01/01 03:15:31 icevStGr
これは実に良い ゆくフェラくるフェラ

全裸で待つ

293: 【大吉】 【98円】 !
08/01/01 08:13:15 RTJbdjym
>>290
素晴らしいお年玉をありがとう!GJ!!
今年もスレを守っていこうぜ

294:名無しさん@ピンキー
08/01/01 17:45:19 bBcBq1rR
年越しうp乙!
本年も良いスレでありますように

295:名無しさん@ピンキー
08/01/01 20:58:23 fDqTCAEZ
今年はいい年にしたいなー

296:名無しさん@ピンキー
08/01/03 01:19:57 Ldi04bY+
>>290
年越しうpGJ。続きも楽しみにしてるんだぜ!

と、保守

297:5発目投下 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:36:41 MP3XDCcx
あけまして おめでとうございます。m(_ _)m

今年もこのスレが良いスレに成りますように。

総数18ページです。また長くなってしまいました。

298:お正月投下 1/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:38:45 MP3XDCcx
元旦
オレ、加賀 正彦 は、クラスの仲間5人と初詣に来ていた。
いつも顔を合わせているメンバーだが、気の合う連中なので、つるむのは楽しい。だから冬休み中もこうして、正月から集まって初詣に来ている。


パンパン
柏手を打ってお参りする。
今年も良い年でありますよいに。


「おい、何お願いしたんだ?」

と尋ねられたので、ありのままを答える。

「まあ普通に、良い年でありますようにだな。」
「オレはやっぱ彼女だな、今年こそ彼女! そうだ、絵馬も書くか。」

まあ、元旦から男ばかり集っている5人だからな、彼女欲しいは全員の悲願だ。
「巨乳の彼女ができますように、っと。」

やけに生々しい願いに、一同笑ってしまう。

「ならオレは、金髪美女とキスしたい。」

みんな好き勝手な願いを書きだす。オレも調子に乗って、マニアックな願いを絵馬に書き込む。

「ならオレは、『キスもしたかことのない口でフェラされたい』だな。」

すると、スパンッと後頭部を叩かれる。

「お前ら、正月から調子に乗り過ぎ。」

矢の様なツッコミ。
まあ、確かに正月から悪乗りし過ぎか。というか、正月だから浮かれて悪乗りしてしまった。
少し反省。

299:お正月投下 2/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:40:35 MP3XDCcx
三日
またいつものメンバーでスケート場に来ている。
自分を含め、全員部活もバイトもしてないとは言え、正月から一人も欠けずに全員揃うとは、本当に暇な連中だ。
スケート靴を借りて、さっそくリンクに入るが、初めてなので、なかなか上手く滑れない。

「何だよ、そのへっぴり腰は。」
「お前だって、立ってるのが精一杯じゃないか。」

クラスメイトとコントの様なやり取りが続くが、周りで滑っている人は上手い人も多い。特に一人、氷上を自由自在に滑る女の子がいる。
黒のハイネック、黒のズボンに赤のチェックのミニスカートを重ね穿きしている。学校の制服で、スカートにジャージ重ね穿きとかは、かなり萎えるのだが。この子の着こなしは、センスが良くて可愛い。
ふと、その少女と目があった。

同じクラスの、新宮 明美 だ。

向こうも気付いて、こっちに手を振っている。

「加賀くんも来てたんだ、私はクラスの子と一緒にきてるの。 」
「オレも、いつもの5人で来てる。」

良く見れば、クラスの女子も何人かいる。男連中は、いつ見てもいつものままだが。女子は私服でメイクしていると、いつもと違う雰囲気に感じられた。

300:お正月投下 3/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:42:28 MP3XDCcx
「おい加賀、クラスの女子も来てるぜ。しかも丁度5対5だ。正月早々ラッキーだな。」

確かにラッキーだ。しかしオレは、はっきり言って他の女子にはあまり興味が無い。気になるのは、新宮だけだ。
フェミニンなショートカットに、今日はうっすらメイクをしている。
服装は、体にフィットする黒のハイネックで、胸のラインはふっくらとまるい曲線を描いている。決して大きくは無いものの、女性的な優しい曲線をしている。
ボトムスは、赤系のチェックのミニスカートを、黒のぴったりとしたズボンに重ね穿きして、いわゆるパンツ オン スカートにしている。
上下ともぴったりした服で合わせ、収縮色の黒で統一することでシャープな印象を与えている。全体として地味な印象も、ワンポイントで採用したチェックのミニで、明るく軽やかな印象に仕上げている。センスの良さが光るコーディネートだ。
他の着膨れした客の中で、新宮の切れのあるスケーティングは、鮮やかで華がある。スケートを意識したファッションからも、彼女は相当上級者であることは一目瞭然。思わず見惚れてしまう。

301:お正月投下 4/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:44:14 MP3XDCcx
ゆるりと弧を描き、新宮がこっちへ滑ってくる。
「加賀くん、一緒に滑ろう。 加賀くんはスケート初めて?」

外周につかまったまま、離れられないオレを見れば、初心者なのは一目瞭然。だが、いつまでもつかまりっぱなしでもしょうがない。新宮も見てることだし、思い切って手を離す。
開発途中のロボットのような足取りで、滑るのではなく、ガッガッと氷りを削りながら、歩いてリンクの内側に進む。

「怖がって前屈みになると滑らないよ。背筋を伸ばして、踵で滑る感じ。」

今にも倒れそうなオレの手を、新宮の手が掴む。
ごく自然、ごくごく自然に手を繋いでいる。
こいつは正月早々ついてる! ああ、初詣行ったかいが有った。

「そうそう上手上手、うまいよ加賀くん。」

うわっヤバい! 間近で見る新宮超かわいい!!
スケート場の寒さも忘れるほどドキドキしてきた。

どうもオレは昔から、こう楽しくなると、ついつい調子に乗り過ぎてしまう悪い癖がある。
コツが掴めたので、新宮にカッコイイとこを見せようと、一人で滑ろうとした瞬間。



天地は逆転し星が瞬き、視界が真っ暗になった。
後頭部に走る激痛で、オレは派手に転んで頭を打ったのだと分かった。

302:お正月投下 5/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:46:37 MP3XDCcx
ようやく視界が回復したオレは、新宮も横で倒れていることに気付いた。

「大丈夫か新宮?」

だが彼女は、苦しそうに足を押さえている。

「痛っ、足捻っちゃったみたい。」

駆け付けたクラスメイトたちに手伝ってもらい、新宮をリンクの外へ運び出す。
スケート靴を脱がすと、既にかなり腫れている。

「これは医者に見せた方が良いな。ごめん新宮。」
「うん、大丈夫だよ加賀くん、大したことないから、心配しないで。みんなも、せっかくスケートに来たんだから、どんどん滑ってよ。」

新宮は明るく笑顔を作ってみせる。が、無理をしているのは誰が見ても明らかだ。

「う~ん、まあ明美がそいいうんじゃ、私達は滑ろっか。加賀、お前が悪いんだから責任持って医者に連れて行け。」
「おう、任せておけ。新宮はオレが責任持って医者に連れて行くから。」

と言いつつも、あまりに薄情なクラスメイトたちに、かなり憤慨する。
まだ三賀日で医者は休みだが、不幸中の幸い。受付のお姉さんの話では、すぐそこの病院が丁度当番医らしい。早速新宮を連れて医者に向かう。

303:お正月投下 6/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:49:48 MP3XDCcx
「しかし、みんな冷たいよな。」
「いいよ、多分ただの捻挫だし、10人でぞろぞろ行くほどの怪我じゃないよ。加賀くんが付き添ってくれたら十分だから。」

足を負傷して、一人では歩けない新宮は、しっかりオレと腕を組んで、ゆっくり一歩ずつ歩いている。

密着。しかも、ちょっと胸が当たってる。
不謹慎かもしれないが、最高に幸せだぁ~。
薄情なクラスメイトたちよ、二人っきりにしてくれて、ありがとう。


病院は本当にすぐ近くに在った。とはいえ、片足を怪我した新宮には遠く感じられただろう。
診断はやはり捻挫。骨に異常は無いそうなので、取りあえず一安心した。

「・・・うん。オレ新宮を送って先に帰るから。じゃあな。」

院外に出て、携帯で仲間に先に帰ることを告げる。
それから精算を済ませ、新宮の所に戻る。

「ごめんね、治療費まで立て替えてもらって。」
「お年玉全部財布に入れて来て良かったよ。保健証持ってくれば、差額は戻ってくるそうだし。
じゃ、タクシー呼んで来るから。」
「ちょっと、大げさだな。タクシーなんてもったいないよ。私の家駅から近いし、電車で帰ろ。」

304:お正月投下 7/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:51:59 MP3XDCcx
確かに、いくらお年玉で懐が暖かいとはいえ、あまり出費がかさむのは正直痛い。
結局電車で帰ることになったが、出費が云々よりも、新宮と密着していられる方が嬉しい。
新宮も痛み止めが利いてきたのか、明るく話かけてきて、ちょっとしたデート気分。後であの神社にお礼参りに行かなければ。


新宮の家は、駅に面した住宅地に在った。まだ新築らしいきれいな家だ。

「ただいまー。・・・
あれ? 誰もいない???
まあ上がってよ加賀くん。」

家まで無事に送り届け、オレの役目も終わったかと思ったが、思いがけず家に上がることになってしまった。
本当に新年早々ラッキーだが、女子の家に上がるのは少し緊張する。しかも二人っきりとなると、かなりドキドキしてしまう。

「なんか、みんな親戚の家行っちゃって、夜まで帰って来ないみたい。加賀くんゆっくりしてってね。」

それから、二階にある彼女の部屋に行った。女の子の部屋に入るのは、かなり緊張したが、彼女の部屋は思ったほどは女の子っぽく無かった。
ぬいぐるみとか、そういった女子っぽいアイテムは無く、カーテンと枕だけはピンクなのが、飾らない彼女らしいといえば彼女らしいと思った。

305:お正月投下 8/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 19:57:09 MP3XDCcx
取りあえず、新宮を奥のベッドまで連れていく。やっぱり女子の部屋で二人っきりというのは、妙にそわそわして落ち着かない。

「冬休みは何してたの? 紅白とか見た?」
「冬休みも、いつもの5人で遊んでたよ。オレは格闘技見てたから、紅白は見てないな。」

新宮は、いつもと同じ自然体。とは言え、やはり男のオレを部屋に入れるのは、もちろんその気が有るからだろう。と思うがもしかしたら、家まで送ってくれたから部屋に入れただけかもしれない。
一体どっちなんだ???

「私も最近は洋楽ばっかり聴いてるから、日本の新しい曲あんま分かんないんだけどね。」
「そうなんだ。オレもロックしか聴かないから、洋楽ばっかりだな。」
「ロック好きなんだ。私もガンズ・アンド・ローゼズとか持ってるよ。」
「ガンズか!? 新宮メタルなんか聴くのか、意外だな。」

予想外の共通項を発見して、なんか嬉しくなってしまった。新宮とは同じクラスで、けっこう話もしていたけれど、ロックを聴く人だとは、今まで全然気付かなかった。

306:お正月投下 9/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:00:03 MP3XDCcx
「私はクラシックとかジャズにロック、自分が気に入ったのは、ジャンル関係無しで何でもかな。それじゃ、ガンズのCDかけようか?」

新宮が立ち上がろうとしたので、オレも慌てて立ち上がる。

「いいよオレがやるから。新宮は怪我してるんだから座ってな。」

と言った矢先、新宮はバランスを崩して倒れる。支えようとしたオレも一緒に、体ごとベッドに倒れ込む。

「ごめん加賀くん、大丈夫?」
「うん平気、何とも無いよ。」

大丈夫なのだが、胸が!胸が当たってる!!
オレが受け止めようとして、大勢を崩してベッドに倒れ込んだので。新宮が上になり、おっぱいがオレの胸に当たっている。や、柔らかい。

「加賀くんて、優しいよね。ねえ、しばらくこうしててもいい?」

新宮は体をオレに預けて、ピッタリ体を密着させてくる。
おっぱいが! おっぱいが気持ちいい!!

「文化祭の時も、加賀くん手伝ってくれたよね。あの時は嬉しかったな。
加賀くん、いつも私のことフォローしてくれて、優しいよね。こうしてると、とっても安心する。」

こ、これは。
やっぱり、新宮はオレに気が有るのか?
今まで、全然ん気付かなかった。新宮は前からオレのこと好きだったのか?

307:お正月投下 10/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:02:24 MP3XDCcx
「新宮、オレも新宮のこと好きだ。」

両腕で新宮を抱き締める。
細い体。おっぱいは大きい方では無いが、柔らかくて気持ちいい。
夢中で新宮の体を抱き締めて、おっぱいをグイグイ押し付ける。

「か、加賀くん。あ、当たってる。」

オレは夢中で抱き締めた。
当たってる。新宮のおっぱいが当たって気持ちいい・・・。

と、そこでようやく気が付いた。新宮が当たってるといったのは、おっぱいのことでは無く、勃起したオレのチンポのことだ。
おっぱいの気持ち良さに興奮したオレは、勃起して、チンポをグイグイ新宮に押し付けていた。

不味い、ここで嫌われてしまったら元も子も無い。オレは慌てて両手を放した。

「あ、ごめん。あのこれは、体の生理的な反応で、意思とは無関係に勃ってしまうもので・・・。」

「いいよ。男子がエッチなのは普通だから。


ねぇ、フェラチオしてあげようか?」

思いがけない新宮の申し出に、オレは目を円くする。

「勘違いしないでね。誰にでも簡単にする訳じゃないから。
私、ファーストキスだってまだなんだから。
でも、加賀くんにだったらフェラしてもいいよ。」

308:お正月投下 11/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:07:53 MP3XDCcx
こ、これは!

これはまさか、あの絵馬のご利益なのか?!
キスもしたこともない女の子がフェラしてくれるなんて、そんな夢のような話、そうとしか思えない。

「ほ、本当にいいのか?」「いいよ。ズボン脱いで。」

新宮は体を起こして離れると、ベッドサイドで待機する。

新宮のフェラチオなんて、本当に夢のようだ。
オレは立ち上がり、ベルトを外そうとするが、焦ってなかなか外れない。
やっとの想いでベルトを外し。急いでズボンを脱ぎ、一気にパンツも脱ぎ捨て、股を開いてベッドに腰かける。
新宮は、驚いて目を円くしている。

「勃起したのは凄いな。
弟の勃ってないのなら見たこと有たけど。」

新宮が徐々チンポに近付く。
チンポのすぐそばまで顔を寄せ、右手の指先でチンポを触り、竿を軽く持ってみる。
そのままチンポに顔を寄せて、亀頭へ、唇を近付ける。

「ああ、やっぱ緊張するな。加賀くん、私、頑張るからね。」

再びチンポと向かい合い、新宮の口が、チンポへと近付いてゆく。
段々と近付いていき、チンポの手前まで口を寄せると。静かに目を閉じて、唇をわずかに突き出す。
そしてそのまま、ゆっくりと、唇をチンポにつけた。

309:お正月投下 12/18 ◆77XCej4AVc
08/01/03 20:10:30 MP3XDCcx
新宮明美のフェラチオ。
まだキスもしたことの無いその口を、オレのチンポへくっつけている。
新宮明美は、ファーストキスをするよりも先に、オレのチンポにファーストフェラをしている。
新宮の唇に最初に触れたのは、他の誰の唇でも無く、このオレのチンポだ。
ああ、なんて感動的なんだ。オレは最高の幸せ者だ。

新宮は、目を閉じたまま。ディープキスでもするように、チンポの先に唇を押し付けている。そして唇で揉むように、もぞもぞとその唇を動かしている。
敏感な先っぽでうごめく、柔らかな唇。その感触は、快楽に変わる。
休むこと無く、新宮の唇は動き続け、オレのチンポを愛撫している。
ああ、堪らない。新宮は目を閉じたまま、オレのチンポとディープキスを交わしている。
最初に唇をチンポに着けたまま、うごめく唇を強く押し付けて、絶え間なく、熱烈な愛撫が続いている。
チンポと密着した唇は、未だにチンポとディープキスを交わしたままだ。
唇でチンポを揉むような、唇だけをもぞもぞ動かす、唇だけのフェラチオ。
堪らない。チンポも悦んでいる。
柔らかな唇が、チンポを愛撫し続ける。
新宮はまだチンポとディープキスを交している
ああ、堪らなく気持ちいい。


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