人間が擬物化するスレat EROPARO
人間が擬物化するスレ - 暇つぶし2ch226:名無しさん@ピンキー
08/01/15 23:42:23 Jtv2sytQ
>>212
再うp希望

227:名無しさん@ピンキー
08/01/16 00:28:48 6TYx+1s5
>>226
URLリンク(www.dotup.org)
パスはそのまま

228:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:25:35 EeHztb0a
エロくないけど、ちょっと置かせてね。

仕事は器

 私はラン。お屋敷でメイドをしています。お料理が主なお仕事です。このお屋敷での仕事はもう長いんですよ。え、何年ですか? そんなこといっちゃったら、歳がばれちゃうじゃないですか、もー。

 このお屋敷は変わっていて、人間界なんかに作ってしまったものだから、物資の調達がとても大変なんですよね・・・。今日も執事のタイオウ様が物資の素になる人間をかき集めてきました。
 耳をすませてみますとね、物に変えられた人間たちの声が聞こえるんですよ。このお屋敷のほとんどが人間からできていますから、うるさいくらいに。

「ちょっと、もっとやさしくこすってよ! 玉の肌に瑕がついちゃうじゃない!」

はいはい・・・。この娘はいっつもうるさいんだから。でも、しっかり洗ってあげます。しっかり洗わないとあたしが怒られちゃうんだから。

「ランさん、今日はもう調達する物品はありませんね」

 執事のタイオウさまです。タイオウさまが物品調達を一手に引き受けられているものだから、仕事が増えるのを嫌われています。あたしにも力があれば、お手伝いもできるのですが。

「あの・・・それが。これ割っちゃって」

 あたしは、箱に入れた大きな甕とその他もろもろをタイオウさまにお見せしました。

「むむ、少しの破損ならなんとかなりますが、これじゃあ、契約解除しなくちゃならないじゃないですか」

 タイオウさまは、苦い顔をして箱を覗き込まれます。そんなこと言われても、わざとじゃないんだもん・・・。ほんとなのよ、ほんとなの。ぐすぐすっ。

「わわわ、責めてるんじゃありませんよ。形あるものいつかは壊れますからね。ランさんも思いつめなくていいですよ。ほら」

 タイオウさんがにこっとあたしの顔を覗き込んできます。タイオウさんは、とってもやさしい人だからいつもちょろいです。いえ、今のは聞かなかったことにしてくださいね。えへ。

「それじゃあ、この方たちを元に戻しますか・・・、手伝ってもらえますか」

 あたしはタイオウさまに従って裏庭にある倉庫へと向かいました。物を人間に戻すためには人間界の倉庫で行う必要があります。なぜって、戻った途端に裸なんですもの。すぐに服が必要でしょう?

 あたしは、割れた甕と穴の開いたひしゃくに耳を傾けて見ました。どうやらこの2人は知り合いみたいです。そういえば、セットで仕入れたんだっけ。

「あああ、真ん中から真っ二つよ!」
「マーサ、俺の方は穴が開いちゃってるよ。もう君の中からお酒をすくうことができなくなったよ」

 状況がわかってないようね。やっぱり壊れちゃうと周りが見えないのかしら。

「この2人の服を出してきてあげてください」

 あたしは、タイオウさま言いつけに従って、箱に入れた服を取り出してきました。

「この2つは夫婦だったから、一緒に戻しても大丈夫だろう」

 タイオウさまの術が2つの間を駆け巡っていきます。あら? なんだか、光の色がおかしいです。

229:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:28:54 EeHztb0a
「タイオウさま、おつかれですか?」
「んー。真っ二つに割れたものですからね。ちょっと直すのも骨が折れます」

 だってだって・・・。鍋が重くって、ちょっとふらついただけなんです。ううう。

「あぁ、気にしなくても大丈夫ですよ。ランさん。ちょっと・・・あら」

 タイオウさまが気の抜けた声を上げました。光が収まっていく中に、3人の人影が現れました。

「マーサ?」
「クラーオ」
「クラーオ」

 男の声が1つに女の声が2つ。

「え?」
「あー」

 細身の若い女、それも瓜二つの2人が男を挟むように座っています。女2人は細身ながらも大きなおっぱいを持っています。自分の体を確かめるように胸を揉んでいます。
 2人とも同じ顔、同じしぐさで体を確かめています。おおきなおっぱいなんてうらやましいわけじゃありませんよ。

「マーサなのか?」
「そうよ」
「そうよ」

 タイオウさまがシーツを3人に差し出しながら、髭をなでつけます。

「ちょっと、失敗したようですね。割れた破片がそれぞれ、元に戻られたようで・・・」
「でも。おかしくありませんか? マーサさんって確か・・・もっとふくよかというか・・・」

 おでぶちゃんでしたよ? 私2人分よりも重そうな。

「そうだ、そうだよ。俺のマーサはどこいったんだよ。あの抱いても手が回らないほどの胴。窒息しそうな巨大な乳房! 揺れる二の腕。俺の俺のマーサを返してくれよ・・・」

 クラーオさんが涙を流して本気で悲しんでいるようです。人の好みはいろいろですね。今いるマーサさん2人はすごい美女なのに。

「参りましたね」

 タイオウさまが、髭をなでつけながら微笑んでおられます。あまり困っているようには見えないです。


230:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:31:40 EeHztb0a
「いやよ!」
「いや!」

 え?

「私は戻りたくないわ。こんなに、こんなに美しいんですもの」
「ほんとにきれいだわ」

 2人のマーサさんが向かい合って自分の顔を舐めるように見つめています。

「クラーオ。私たちの4つのおっぱいはどう?」
「あぁぁぁ。そんな、うああ」

 クラーオさんの悲鳴が聞こえてきますが、あたしとタイオウさまは夜も更けていますので、そのままお屋敷のほうへと戻る事にしました。

「明日の朝には答えが出てますかね。2人のうち1人余ったら、新しい甕が手に入るかもしれませんね。ははは。まあ、どちらでもいいですが」

 タイオウさまは、そういいながらにこりとされました。本当に何を考えているのかよく分からない方です。



231:名無しさん@ピンキー
08/01/17 01:30:00 zu6MvTMZ
最高!いいよいいよ
分裂とかツボだし
背の高い女の子が蝋燭に変身して背の低い女の子がキャンドルに変身して
人間に戻ったとき背の高い子はチンチクリンになって
蝋を受けてた背の低い女の子は溜まった蝋ごと人間に戻ったから背が高くなっちゃたりとか
色々応用できそう

232:名無しさん@ピンキー
08/01/17 07:52:09 zU/BKwY3
>分裂とかツボだし
いえ、甕です。

233:名無しさん@ピンキー
08/01/17 10:28:02 hR1gdyQQ
誰が上手くまとめろと(ry

234:名無しさん@ピンキー
08/01/17 17:37:53 LpMJ1nli
>>227
サンクス!
これはヤバい、ネギが鬼畜外道に見えるぜ!

235:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:36:25 wslITgvk
またまた、エロくない上に、ちょいダークでうんちが出てくるんだけど、置いておくね。


仕事は便器

 寂れた公園の公衆トイレの男子便所の中に少女の怒声が響き渡った。

「おらっ、おまえがタカシに色目使ってんの分かってんだよ」

 髪質の悪そうな黄色に近い茶髪に黒い肌をした女子高生が、おとなしそうな濃い茶髪の女子高生に食って掛かっていた。

「そんな・・・」
「しらばっくれても、タカシと一緒にいるとこを亮子が見たって言うんだからな。こら、美恵子」

 そう言われ、おとなしそうな女子高生、美恵子はますます萎縮してしまう。追い詰められたトイレは長い間使われていないようで、洋式の便器が壊れたまま放置されている。

「おまえなんか、便所でひーひー言ってる姿見せてやるか」
「やっ、やめて、理沙」

 理沙と呼ばれた黒い肌の女子高生は、美恵子を足蹴にするとスカートのポケットから取り出した細い紐で美恵子を縛り始めた。後ろ手に縛られた美恵子は、壊れた便器の残った残骸にくくりつけられた。口にはトイレットペーパーが詰め込まれる。

「これを写メして、ばら撒いてやるか。便所女。これでも貼ってな」

 理沙は美恵子の胸に「便器女」と書いた紙を貼り付けた。そして、美恵子は涙を流しながらもがく。しかし、理沙を前にしてわずかに体を揺らしただけだった。
 後ろ手に縛られ、まくれあがったスカートからパンツを露出した姿が理沙の携帯に何枚も収められていく。涙が美恵子の薄い化粧を落としていく。

「ふん、汚い美恵子には、お似合い。ふふ」

 そう言った理沙だが、背後の物音に気づいて振り返る。するとそこには、見知らぬ男性が立っていた。

「あー、お取り込み中すみません。おお、やはりここにいらっしゃいましたか。これはなんとも立派な便器をなさっていますね。ワタクシはタイオウと申します」

 タイオウは一息に喋りきると、個室の中で座り込んだ形になっている美恵子に手を差し伸べた。

「何すんだよジジイ。関係ねーだろ、変態か?」

 ずいぶん勝手な事を言う理沙だが、タイオウは全く聞いていないようだ。


236:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:53:47 wslITgvk
「いやぁ、あなたのような趣味の方を探してたんですよ。ほら、スカトロというんでしょう。便器が天職とも言うべき方がいると聞きましてね。ちょうど便器の契約がきれたところなので、探していたのですよ」

 タイオウの話も途中に、タイオウを殴ってでも立ち退かせようとしていた理沙の様子が変わる。タイオウから放たれる雰囲気に飲み込まれたようだ。美恵子も例外ではなかった。タイオウは、報酬について話をした後、美恵子を連れて行こうとする。

「あ・・・。まずいですね。あなたが便器をなさっているこのトイレの便器がなくなってしまいます。そうだ、ちょうどいいです。あなた、この方がお屋敷のトイレにいる間、ここで代わりをお願いできますか」

 理沙は微動だにできない。

「おとなしい方ですね。まあ、ほんの数年ですし、大丈夫ですよね」

 そう言ったタイオウは、美恵子を抱きかかえると、美恵子のいた便器の場所へと理沙を座らせた。

「いやぁ、助かります。では、気を楽にしてくださいね。いきますよ」

 理沙の顎に手を触れたタイオウは、理沙の顔を反らせ、その下唇を掴み引っ張った。すると、まるでアメ細工のようにその口が大きく開き、楕円へと変わっていった。

「大きさはこんなところですね。ちょっとこのままでは高いので、押しますか」

 タイオウが大口というよりも大皿のように口を開いた理沙の頭を押して高さを調整する。理沙の体の凹凸がなくなってきた。

「うーん、ちょっと失礼」

 理沙の口の中に手を入れたタイオウは、しっかりと奥行きをつくってのどまで広い空間を確保した。

「いいかんじですね。仕上げは、白い陶器・・・。んー、なんかくすんだ黒い便器になりましたが、このトイレなら目立たないでしょう。では、よろしくおねがいします。あなたにも報酬はありますので、がんばってくださいね」

 そういったタイオウは、そのまま虚空へと美恵子を抱えて消えていった。美恵子は、理沙の変わりゆく光景を目の当たりにして既に気を失っていた。


 お屋敷の一室では、裸になった美恵子が寝かされていた。


237:名無しさん@ピンキー
08/01/18 02:01:50 wslITgvk

「何かショックを受けたようですが、この方にも早く仕事をしていただかないと困るんですよね」

 そう言ったタイオウは、今度は手を触れることもなく術をかけはじめた。

「あぁ、さきほどと違って水を入れるタンクがあるタイプでしたね」

 仰向けになった美恵子の頭が大きくなるにつれて、洋式の便器を形作っていく。体は垂直に立ち上がり胴体部分が水をいれるタンクへと変わっていく。脚がレバーに変わった後、股間から手洗い用の管が伸びた。

「むむ。これは、いかん」

 そう言ったタイオウは、さっさとトイレに運んでいくと美恵子の便器をすえつけた。そして、ドアを閉めると、ズボンを下す。

「歳をとるとおしっこが近くなっていやですね」

 受け答えするものはいないと思われたが、タイオウの耳には届いていた。目覚めた美恵子が、口でおしっこを飲み込んでいるための悲鳴を・・・。

「もしかして、大便の方がお好みだったのでしょうか・・・」

 こうしてお屋敷には、さらなる悲鳴が響いたのだった。

238:名無しさん@ピンキー
08/01/19 00:13:56 UOl778q2
もしかして、引かれてしまったか・・・orz

239:名無しさん@ピンキー
08/01/19 03:26:50 bwmBUMxB
いや、おれはこのくらい鬼畜なほうが好きだよ。

240:名無しさん@ピンキー
08/01/20 02:17:58 k+vyZJ3Z
>>239
ありがとう(つA7)

241:名無しさん@ピンキー
08/01/20 13:17:36 bvR2std+
しかしまあ、不幸なやつ→さらに不幸コンボは
人を選ぶのも確か。
普通のやつでは駄目かな?

242:名無しさん@ピンキー
08/01/20 21:42:26 dlNhtHz1
>>241
普通なのばかり書いてるので、ダークなのが書きたかったんです。
冒険したい年頃なのです。

>>231さんにいただいたコメントのような元に戻るときに何か変なことになっているというところを描いてみたいなと思っています。

243:名無しさん@ピンキー
08/01/23 12:17:47 Kd3VOgul
たまにはダークな話を
○体化スレにもお願いします。

244:名無しさん@ピンキー
08/01/27 01:01:52 dZgI5xGy
ま、まるたいか…?

245:名無しさん@ピンキー
08/01/27 12:55:32 fkHIwoDM
ま、丸太烏賊・・・?

246:名無しさん@ピンキー
08/01/27 17:30:46 IByxLQIy
ま、マルチプルタイタンパー…?

247:名無しさん@ピンキー
08/01/29 05:09:56 DcRVBWRi
ま、○体化…は置いといて…


犬娘の人はドコ行ったんだろ

248:名無しさん@ピンキー
08/01/31 01:37:52 4YQ+w5eZ
犬になった

249:名無しさん@ピンキー
08/02/01 04:56:22 OZesNENU
ばう?

250:名無しさん@ピンキー
08/02/04 04:30:42 gzH8DzxV
わふ

251:名無しさん@ピンキー
08/02/04 08:50:11 sFqSbdkn
ばうばう!

252:名無しさん@ピンキー
08/02/05 23:30:46 L18sjsbM
くぅーん……

253:名無しさん@ピンキー
08/02/06 01:12:03 JlVRNg+R
げへげへげへ

254:名無しさん@ピンキー
08/02/09 12:09:25 K8C9+oB9
きゅぅぅん…

255:名無しさん@ピンキー
08/02/11 10:00:10 IyiTjooM
再々うp希望です。
お願いします。

256:名無しさん@ピンキー
08/02/11 10:04:20 IyiTjooM
>>212
再々うp希望です。
お願いします。

257:名無しさん@ピンキー
08/02/11 21:41:52 WITXACkw
>>193>>235
こういうのいいな
物化するならこのくらい鬼畜じゃないとって思う
食い物化して喰われるとか最高に好き

258:名無しさん@ピンキー
08/02/11 22:14:49 Tfm+CnfQ
>>256
これ?
URLリンク(www.dotup.org)
パスはnodoka

259:名無しさん@ピンキー
08/02/12 12:48:59 7gkbE+6A
>>258
こういうの大好き

260:名無しさん@ピンキー
08/02/12 22:37:20 NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

261:名無しさん@ピンキー
08/02/13 00:41:50 kEUoGMcb
↑ワンクリ詐欺注意

262:名無しさん@ピンキー
08/02/15 01:37:30 fPgd76Z7
↑  クリ  注意

263:名無しさん@ピンキー
08/02/15 09:44:47 FYnUKVdK
女の子がクリトリスになる話か
いやまあ男でもいいんだけど。

264:名無しさん@ピンキー
08/02/15 19:39:49 p/UtUtkU
大好きな彼に食べて貰おうとチョコに変身したのはいいけど、自分の家で変身してしまい、
彼に気付かれず、動く事も、喋る事も出来ないため元に戻る呪文を唱えられずにいる魔女っ娘
という、電波を受信した。

265:名無しさん@ピンキー
08/02/15 19:48:04 QnvlyvKP
やがて蟻の行列に蹂躙されたという。

266:名無しさん@ピンキー
08/02/18 13:39:22 tEqGCGL3
父親が食べちゃうに一票

267:名無しさん@ピンキー
08/02/18 23:09:29 34sTKf3V
てか、食われて終わりってお前らww

268:名無しさん@ピンキー
08/02/18 23:12:10 f214K/2M
>>267
いや、しかし…食った父親がチョコレート化してもいまいち面白くないし
かといって娘化したら他のスレの管轄だし…

269:名無しさん@ピンキー
08/02/18 23:56:11 nbh19CTt
じゃあ間を取って父親中毒死

270:名無しさん@ピンキー
08/02/19 12:29:32 TVFHkR5K
等価交換でチョコには
娘の全カロリーが含まれていた。
それを食った父はさながら

天麩羅で死んだ家康のようだったという。

271:名無しさん@ピンキー
08/02/19 17:39:40 Rrj0CaJ+
等価交換なら
妹がアネチョコの胸の部分だけ食べて巨乳化
胸を食べられた姉は戻った時貧乳化でしょ

272:名無しさん@ピンキー
08/02/19 23:30:16 OcRADAc3
元から無かったら無理だけどな。

273:名無しさん@ピンキー
08/02/21 13:09:54 uYf5wdQ5
胸の部分を食べ過ぎて、クレーターになったりしそう

274:名無しさん@ピンキー
08/02/22 05:56:58 l3TlcO1K
よし、思考を逆回転させるんだ

魔女っ娘A「ナイスバディになりたいからチョコ足して」
魔女っ娘B「おk」
魔女っ娘B「Aちゃんがすっごいナイスバディになれますように」
ドサドサドサドサドサドサドサドサ
魔女っ娘B「これでよし。元にもどれ~」

魔女っ娘Aはバストは百オーバー、ウエスト五十のグラマラスなスタイルを得た!!
ただし単位はメートル

魔女っ娘B「ごめん……。チョコ入れすぎた」

275:名無しさん@ピンキー
08/02/23 00:06:11 PiZ5eeXW
魔女っ娘C「……ゴクッ」

276:>>274
08/02/23 06:35:59 pkV9ge/j
魔女っ娘A(全裸)「ふむ……。大体身長は東京タワーの半分くらいか
           この全身に満ちるパワー! 素晴らしい!
           これは巨神形態(ギガンテッィク・モード)と名づけよう!!」
魔女っ娘B「Aちゃ~ん、飽きたら元に戻すからね~」
魔女っ娘A(全裸)「ゴジ○? ボッコボコにしてやんよ!!」
秘奥義 全裸シャドーボクシング!
魔女っ娘B「Aちゃ~ん、今の体はほとんどバレンタイン明けの安売りチョコなんだから、熱線ですぐ溶けちゃうって」
魔女っ娘A(全裸)「は~い」

277:名無しさん@ピンキー
08/02/23 07:35:35 NxOjDddj
しかしこの魔女っ娘A、ノリノリである。

278:名無しさん@ピンキー
08/02/23 07:47:53 GS0Gy0+5
そこに唐突に現れる
侵略怪獣ゴキブリンガー
であった!

279:名無しさん@ピンキー
08/02/23 10:06:14 Ns4l7XKm
寧ろ安売りチョコの方が融けない気がする。

安チョコは28℃でも融けない。
高級チョコは25℃以下で保存しろと。
生チョコに至っては22℃以下だったりする。

いっそ菓子加工用チョコチップはオーブンでも融けないからそれでどうだろう(ぉぃ

280:>>274
08/02/24 08:39:43 fzIe0QsE
>>275
>>278
魔女っ娘C(薬品管理係)「説明しましょう。
侵略怪獣ゴキブリンガー(命名:C)とは保管の不備によって漏れ出した魔法薬によって巨大化したゴキブリなのです。巨大化した胃袋を満たそうと食べられそうなものに見境無く襲い掛かります」
魔女っ娘B「助けてAちゃ~ん」(逃げ惑うB)
秘奥義 ヘクセンクーゲルシュライバー!!
魔女っ娘C(事件の元凶)「説明しましょう。
秘奥義 ヘクセンクーゲルシュライバーとは、巨大化したAさんが適当に呼び出した百倍サイズのボールペンで侵略怪獣を突き刺す技なのです。
ちなみにヘクセンは魔女、クーゲルシュライバーはボールペンを意味します」
魔女っ娘B「ありがとうAちゃ~ん」
魔女っ娘A(まだ全裸)「これがベル○式魔法だ!!」
魔女っ娘B「ただドイツ語っぽい技名を叫ぶだけで、○ルカ式魔法を騙るとは流石だなAちゃん」
魔女っ娘C(事件の元凶)「謝りなさい! 全てのベ○カの騎士に謝りなさい!」
魔女っ娘A(ずっと全裸)「今日のあたしは、管理局の魔王すら凌駕する存在だ!!(ウエイト的な意味で」
魔女っ娘C(事件の元凶)「ああはいはい。あれが最後の一匹だとは思えないので、念のためマホウバルサンでくん蒸するから、食べ物やなにかはきちんと密閉して、ちゃんとマジカルNBC防護コスチュームに着替えておいてね~」
魔女っ娘A(ひたすら全裸)、B「は~い」

281:名無しさん@ピンキー
08/02/24 12:58:49 81dPMwBm
>>280
ちょwwwとりあえずベ○カの騎士に謝れwww
でないと騎士の仲間の魔王から、(スレの)壁抜き砲撃がくるぞ!

282:>>274
08/02/25 06:21:35 FqqzNhxk
魔女っ娘B(マジカルNBC防護コスチューム)「ほら、Aちゃんも早く防護服着ないと」(こーほー)
魔女っ娘A(やっと服を着た)「すぐに使い魔が来るから、そうしたら変身してなんとかするわ。
それより、Bちゃんは相変わらずピンク色が好きなのね」
魔女っ娘B(桃色ダース・ベイダー)「うふふっ、可愛いでしょ」(こーほー)
B、マントの裾を持って可愛らしく一回りする。
魔女っ娘A(流石にあきれている)「ああ……そうね……」
Pipipipipi! Pipipipipi!
魔女っ娘B(桃色ダース・ベイダー)「あっ! Aちゃんの使い魔のヤンデレなんとかちゃん、来たみたい」(こーほー)
魔女っ娘A(訂正するのは諦めた)「来なさい。あたしのヤンバルテナガコガネゼクター」
宙を舞う、前足の異様に長い金属光沢の甲虫がAの手の中に納まる。
魔女っ娘A(使い魔をバックルに取り付け中)「変身!!」
Hensin!!
Aの全身が金属光沢の甲冑で覆われる。
魔女っ娘A(仮面ライダーっぽい何か)「あたしは始まりであり、ひっくり返せば『全て』を意味する女だ!!
……そういえば、Bちゃんは護身用具持ってないの?」
魔女っ娘B(桃色ダース・ベイダー)「ええっ!? だって戦闘系苦手なんだもん。……だめかな~?」(こーほー)
魔女っ娘A(マスクドフォーム)「さっきみたいなのがまだ居るかもしれないのに。……しょうがないわねぇ。
キャスト・オフ!!」
Cast Off!! Change Vadersaber!!
魔女っ娘A(Bの手の中の棒)「いざとなったら、あたしが戦ってあげるから、ちゃんと魔力は貸しなさいよ」
Bが魔力を通すと、映画の中と同じ音を立てて、ピンク色の光刃が伸びる。
魔女っ娘B(桃色ダース・ベイダー)「うわぁ、ありがとうAちゃ~ん」(こーほー)
魔女っ娘A(ベイダーセイバー)「今日は、あたしとあなたでダブルベイダーよ!!」

283:名無しさん@ピンキー
08/02/26 08:05:49 qC8wgQwu
いっぽうその頃。
ネットサイトの壁を打ち抜きながら
二次アンソロジー世界「ろりしょたばとるろわいある」から
白い魔王が迫ろうとしていた。

284:名無しさん@ピンキー
08/02/29 17:38:20 jIBITnt3
「ちょっと頭、冷やそうか……」
ドーン

285:名無しさん@ピンキー
08/03/02 04:30:46 ks7o3FPJ
期待

286:名無しさん@ピンキー
08/03/02 23:34:18 7akKm7Gv
犬娘の続きマダー?

287:名無しさん@ピンキー
08/03/03 15:01:56 riELCTy9
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
URLリンク(monitorguide.biz)

288:名無しさん@ピンキー
08/03/06 18:58:51 24/Xyx2E
保守

289:名無しさん@ピンキー
08/03/10 05:07:18 wrfTbDsr


290:名無しさん@ピンキー
08/03/12 22:18:28 0VyIPbSd
犬とか

291:名無しさん@ピンキー
08/03/13 13:20:27 lGcD9OKp
犬好きだよ

292:名無しさん@ピンキー
08/03/13 19:30:38 kkthliz6
>>212
再々うp希望

293:名無しさん@ピンキー
08/03/14 16:53:49 kw3VcVJP
犬の剥製

294:名無しさん@ピンキー
08/03/15 05:40:50 jvK5AfIJ
犬の歯くせぇ

295:名無しさん@ピンキー
08/03/15 19:23:38 T28LhPsJ
URLリンク(blog.livedoor.jp)
一瞬便器化かと思った・・・

296:名無しさん@ピンキー
08/03/18 20:15:21 lQMAIcTr
犬しかねぇ

297:名無しさん@ピンキー
08/03/21 12:22:29 Y4vJz7Ls
いぬしかいぬ

298:名無しさん@ピンキー
08/03/21 22:28:34 xjE7MoSt
>>297で吹いた俺はまだまだだな・・・

299:名無しさん@ピンキー
08/03/25 01:06:09 gjwBrYQu
もうここだれもいない気がする…

300:名無しさん@ピンキー
08/03/25 01:42:25 tmLiTQEZ
みんな擬物化しちゃったからな・・・

301:名無しさん@ピンキー
08/03/25 17:22:06 xtKR3MPU
擬物化したつもりが
擬態じゃなくなってたんだな。

302:名無しさん@ピンキー
08/03/29 00:28:58 PG4aW2oh
魔神B「チョコレートになっちゃえー」

303:>>274
08/03/29 05:48:18 nOOD2+Rj
魔女っ娘A(普段着にマント)「さて、スレも過疎化してきたし、花見しましょう花見」
魔女っ娘B(普段着にお重)「あ~、それでAちゃんいきなり『大量に弁当を用意して集合!!』なんて言ったんだ~」
魔女っ娘C(普段着に鞄)「…状況を説明しましょう。
私の場合は飲む物を大量に入手する事と、集合する空き地と時間を一方的に告げられました。
ちなみに近隣の桜の樹の側は、もう既に他の花見客で一杯です」
魔女っ娘B(普段着にお重)「Aちゃんはどこら辺にお花見スペースとったの~?」
魔女っ娘A(不敵な笑み)「フッ。そんなの三人の魔法で桜の樹になるのよ。
交代の順番は、どうやって決める?」
魔女っ娘C(鞄を降ろして)「仕方がありませんね。この間の薬品流出でご迷惑をおかけしましたし、
飲み食いを手伝っていただけるのなら、私が樹になりましょう。」
魔女っ娘A(普段着にマント)「おk」
魔女っ娘B(普段着にお重)「おk」
魔女っ娘C(魔法のステッキを掲げて)「パペリラペポルレパルルンプー
満開の桜の樹になーれ♪」
魔女っ娘C、満開の巨大な桜の樹になる。
魔女っ娘A(マントからレジャーシートを取り出しながら)「流石だなCちゃん」
魔女っ娘B(敷かれたシートの上にお重を置いて)「うわ~、Cちゃん綺~麗」
魔女っ娘C(幹に顔を出して)「その鞄、青いポケットがクールで、赤いのがホットですから。
ホットの山田錦のジュースと、良い歯ごたえの玉子焼きをいただけるかしら?」
魔女っ娘B(鞄から一升瓶を取り出して)「は~い。これと沢庵ね~」
魔女っ娘A(マントからハンドカラオケを取り出して)「一番! A!! さくらにちなんだ歌いっきまーす!!」
無~限のっテロメ~アに~♪ きざ~んだか~みのー罪ー♪
魔女っ娘B(ジュースを飲みながら)「それどう桜と関係してるの~?」
魔女っ娘C(桜吹雪を吹かせながら)「説明しましょう。この曲はあるアニメのEDで、
そのアニメのヒロインの一人に、紗孔羅という名前の少女がいました。」
魔女っ娘B(さっぱり興味なさそうに)「ふ~ん」

魔女っ娘C(何故私が桜になったか説明しましょう。最近少々美食が過ぎて、ウエストが不安になってきたので、
お腹の周りの肉を花弁として消費する事で体重をコントロールするためです。
名づけて、『花吹雪ダイエット』!!)

304:名無しさん@ピンキー
08/03/29 12:28:23 PG4aW2oh
おいおい、過疎って事はこの桜を一人占めかやっほう!

305:名無しさん@ピンキー
08/03/30 02:47:52 xH1JiS9C
>>303
ベターマン・・・
周りの人達は元ネタ知らなくても歌詞でドン引きしそう
生命喰らえ!

306:名無しさん@ピンキー
08/03/30 11:46:47 xUGXvwsB
とりあえず保守しとこう

307:名無しさん@ピンキー
08/03/31 09:13:52 cGK+4kyR
>>303
ダイエットしている積もりが、たまたまそこの地面の下に埋めてあった死体の養分吸って
逆に太ったりして

308:>>274
08/04/01 05:49:10 ETH/gbn8
魔女っ娘B(ハンドカラオケで歌っている)
あいまどり~ま♪ ひそむぱ~わ~♪
魔女っ娘C(桜吹雪を吹かせながら)「>>307について説明しましょう。
あくまで根は全身を支える為のアンカーとしての役割しかないので、その心配はありません」
魔女っ娘A(Bの歌に手拍子しながら小声で)「Cちゃん、ダイエットは順調な様ね。
きっと明日辺りには前にも増してスリムになっているでしょうね」
魔女っ娘C(ビクゥッと一つ大きく震え、大量の桜吹雪を吹かせながら)「バレてました?」
魔女っ娘A(Bの歌に手拍子しながら小声で)「あたしの眼はごまかせないわ」

魔女っ娘A(あたしの計算が正しければ、今のままCちゃんがダイエットに成功するには、
あと約一月は桜吹雪を降らせ続けなきゃダメね。
Cちゃん、貴方の敗因は、花見のふいんきに飲まれて、
山田錦やら芋やら砂糖黍やら消毒薬やらのジュースの飲みすぎと、
つまみのつもりでガツガツ食べまくった、美味しいBちゃんの料理よ。
だが四月馬鹿の日に、わざわざつらい真実に直面させる事もないでしょうし、
なによりこういうのは縁起物なのよ。嘘はつけるときについておいた方がいいわ)

魔女っ娘B(ハンドカラオケで次の曲を歌っている)
ちっぷたっぷ恋はいつだってきゃんでぃ♪ ふるーつのよ・う・にていすてぃ♪

309:名無しさん@ピンキー
08/04/06 15:48:24 dbGaSDa1
CCさくら……ボソ

310:名無しさん@ピンキー
08/04/11 16:35:59 bAOc8gzy
あーたしさくらんぼ

311:名無しさん@ピンキー
08/04/15 10:04:03 tiw1f9Cw
いぬいぬしてぇよ

312:名無しさん@ピンキー
08/04/20 21:39:28 yDrCHN42
さっきたまたまいた犬をなでてきたぜ
少しいぬいぬ分が補給できた

313:名無しさん@ピンキー
08/04/23 21:36:41 HWJObMXQ
>>258
再々再うp希望

314:名無しさん@ピンキー
08/04/24 01:35:39 w5H3yVPp
>>313
まったく俺が保存してたからいいものの
今度から気を付けるんだぞ

URLリンク(www.dotup.org)
パスはnodoka

315:名無しさん@ピンキー
08/04/25 03:00:55 TqnmWXgq
>>314
ありがとう。

316:闇の魔法先生ネギま! 『ネギ先生と秘密の本』 1/4
08/04/25 15:33:18 xBvvS/3L
>>85(考えた人)、>>212(絵にした人)、>>258>>313(再うpした人)。
素敵な絵をありがとうございました。
お礼になるかはわからないけど、こんなSSを書いてみました。

元ネタ  :魔法先生ネギま!
登場人物:ネギ・スプリングフィールド
       宮崎のどか
擬物化  :書物


宮崎のどかは、年下の魔法先生ネギ・スプリングフィールドのことが好きだった。
彼にまっすぐに恋焦がれ、正面から告白するほど、それは真剣な想いだった。
今はまだこの恋が叶わなくてもいい。
それでも彼の手助けになりたい。彼のためになにかしたい。彼の側にいたい。
そんな思いの丈を、のどかは誰もいない図書室でネギに伝えた。
真剣に、心をこめて。恥じらいに顔を真っ赤にしても、相手の目をきちんと見つめて。

薄暗い図書館の中。窓から射す光はカーテンに弱められ、宙を舞う埃を力なく照らしている。
そんな灰色に染められた世界で、のどかの告白を聞いたネギは、にっこりと笑って答えた。

「いいですよ、のどかさん。のどかさんのことを、ずっと僕の側に置いてあげます」
「! ほ、ほんとーですか!?」

肯定の言葉に喜ぶのどかは、その言葉に潜む影に、屈託の無い笑顔の裏に潜む闇に、気付けただろうか。
だが全てはもう遅かった。薄暗い部屋に影は二つのみ。ただの人間に力ある魔法から逃れる術は無かった。
前髪で瞳を隠すようにしながら、口元を笑みに歪めたネギが魔法を唱え始める。

『ラス・テル・マ・スキル・マギステル 人を司る三位、肉体、精神、魂 解きほぐし、叡智の結晶になさしめよ
 ミニステル・マギの契約の元 主ネギ・スプリングフィールドが命じる 掌握 再構成 宮崎のどか』

「せん、せー……?」

魔法陣に身体の中ほどを拘束されたのどかは、呆然と疑問の声をあげるのが精一杯だった。
そしてそれが宮崎のどかの、人間として最後に発した言葉になった。

魔法陣が小さな光の球体へと収縮し、キンッと音を立てて光の玉と共にのどかの姿が消える。
薄暗闇に戻った図書室に、ゴトッと音を立ててハードカバーの書物が落下した。

(―きゃぁっ)

脳裏に響く愛らしい悲鳴を聞きながら、ネギが書物へと歩み寄る。
スッと持ち上げると、脳裏に聞こえる声は困惑したものになった。

(えっ、あれ? 私の身体、どうなっちゃったの? 誰かに持ち上げられて―ネギ先生!?)

指一つ動かない身体に驚き、身体全体の感覚が異常になっていることに驚くのどか。
そして困惑は、自分より遥かに大きくなったネギに持ち上げれたことで頂点に達した。
わけがわからなかった。どうしてネギやその後ろの本棚があんなにも大きくなって―……

(わ、わたしが、小さくなっちゃったのー……?)

呆然とそう思うのどかの声を頭の中で聞き、ネギが微笑を浮かべた。

「悪くないですね。70点といったところですか」

(ふえ? ネギせんせー? こ、これはいったいー……? それに、さっきから身体がー……)

間延びした口調ののどかに、ネギがクスクスと笑う。
重厚な焦げ茶色のハードカバーの書物と、そこから聞こえる可愛らしい声のギャップが楽しかった。


317:にっぷし 闇の魔法先生ネギま! 『ネギ先生と秘密の本』 2/4
08/04/25 15:34:12 xBvvS/3L
(せんせー……?)

きょとんとして尋ねてくるのどかに、ネギが余裕を持って答える。
どうやら表紙が身体の正面のようなので、美しい紋様が刻まれた表紙に向かって話しかける。

「のどかさんは小さくなりましたが、それだけではありません。のどかさんは一冊の本になったんですよ」

(え……?)

「ええ。本が好きでアーティファクトも本の形をしたのどかさんに相応しいでしょう? お似合いですよ」

(そんな、待ってくださいー。困りますー……。元に戻してくださいー……)

「まあ、そう言わずに。これも貴重な経験だと思ってください」

(でも、これじゃあお役に立てないです……)

「そんなことはありませんよ。まず第一に、この状態だと、のどかさんのアーティファクト『イドの絵日記』を
 僕が使うことが出来ます。のどかさんそのものである、この書物の一部が『イドの絵日記』なんです」

(そ、そーなんですかー? で、でもー……)

「それに、こうしていると僕が楽しいです。これは大いに役に立っていると言えるのでは? それにのどかさんも
 『僕の側にいたい』って言ってましたし。こうすればずっと一緒にいられますよ。それでは不服ですか?」

(そ、そんなー、それはー、でもー……)

「まあ、のどかさんの意思はもう関係ないんです。貴女は僕が所有します。だからこのお話はこれでおしまいですよ」

ネギに話を打ち切られると、のどかは思わず黙ってしまう。
状況の変化に心がついていかず、元来の引っ込み思案な性格が表出してしまっていた。

(えっとー、えっとー)

おろおろと考えを纏めようとするのどか。
そんな心の声を頭の片隅で聞きながら、ネギは手にした本『宮崎のどか』を開いてみる。

(ひゃあんっ!?)

「おや、どうかしましたか? のどかさん」

ビクンと跳ねるように声を上げたのどかに、ネギはきょとんとして声をかけた。

(あ、あのー、あのー、なんだかすごく恥ずかしくってー……、み、見ないでください、ネギせんせー……)

赤面している様子が見えそうな、のどかの消え入りそうな恥じらいの声。
人物の擬物化という種類の魔法を初めて使ったネギは、興味深そうに思案しながら尋ねてみる。

「恥ずかしい、ですか。ふーん……。ちなみに、自分の身体が人間だと仮定して、どんな感じですか?」

(え、えっとー……スカートを、その、めくられてるみたいなー……あうう、恥ずかしいですー……)

「あはは。可愛らしいですね。普段ののどかさんより魅力的なくらいですよ」

(そんなー、ひどいですー……)

「ちなみに感覚としてはそれだけですか? 人間的な表現でなくても構いませんから教えてください」

(え、えーっと……お腹と背中が横に開かれて身体の中を見られてるみたいなー……)


318:にっぷし 闇の魔法先生ネギま! 『ネギ先生と秘密の本』 3/4
08/04/25 15:34:59 xBvvS/3L
「ああ、ちょうど本がそんな感じですからね。それを体感しているわけですか。表紙が身体の前で、
 裏表紙が後ろ。本を開いた中身は、のどかさんの裸―というより無防備な内面世界といった所ですね」
人間形態より書物の状態を褒められたのどかがさり気なく消沈しているのをよそに、淡々と考察する。
闇の魔法から派生した擬物化魔法。人の尊厳を奪い支配するこの魔法は、まだ考察を続ける余地がある。
のどかさんとは、長い付き合いになりそうかな。本をめくりながら、ネギは心の中でひとりごちた。

「―ああ、のどかさんは今朝は少し寝坊したんですね。慌てて朝ごはんを食べるのは良くないですよ。
 授業はさすがに良く聞いてらっしゃいますね。感心です。クラスメートとも楽しくやっているようですね」

本をめくりながらネギが言う言葉に、のどかはきょとんとした。
褒められたことは嬉しかったが、

(えっと、あのー、ありがとうございますー。でも、どーしてそんなことがわかるんですかー?)

「書いてありますから。のどかさんの過去から現在まで、全部の記憶や知識や付随する感情が記録されてます。
 もちろんそれらの知識量は膨大なので、本来書物に収まりきりませんが、これはのどかさんそのものですから。
 ページに刻まれる情報は常に書き換わります。新しい記憶や最近思い返したものなどが多くなりますね」

(え? え? そんなー、私の考えたことが、わかっちゃうんですかー?)

「ええ。のどかさんの全ては、もう僕のものなんですよ。早くそれを理解して頂かないと困ります」

ぱらぱらと本をめくりながら答えたネギは、少し考えてから本を一度閉じる。
多分上手くいくと確信を得ながら実験開始。

「のどかさん。アーティファクト関連の情報を思い出してください」

(え……?)

きょとんとしている間に、ネギが本をめくる。
すると、

(ひゃぅぅっ! だめですーせんせーっ)

またも恥じらいの声をあげるのどかだが、ページに刻まれてる情報は一新されていた。
ネギはぺらぺらとめくりながら読み漁る。最新の情報は今の自分の質問。最も古いのは修学旅行の時だ。

「なるほど、普段は方向性を持たない情報だけど、こうすれば整理されて出てくるんですね。
 OSというかインデックスというか、そういった機能がのどかさんの意思を介して行われるようですね」

(や、やめてくださいー、恥ずかしいですー……)

「小太郎君と戦った時のだ。懐かしいな。この時は本当に助かりました。ありがとうございます。
 ……へえ、友人にはなるべく使わないように心がけていたんですね。こういった心配りは本当に感心します」

(あ……ダメです! やめて、やめてっ!!)

不意にビクンと強く何かを思い出し、のどかが激しく抵抗の意志を送り込んでくる。
しかしネギはどこ吹く風で本を読み進めていき、その場所に辿り着いた。

「これは……。へえ、アーティファクトを夕映さんに使ったんですね。しかもこれは……少し照れますね。
 夕映さんも僕のことが好きだったんですねー……。二人で話し合って、きちんと解決して……。
 のどかさんも夕映さんも、本当に素敵な女の子ですねー。綺麗過ぎて少し戸惑ってしまいます」

(やだー! ひどい、ひどいよせんせー!! ふぐっ、うあああああーー……っ!!)

のどかが泣きはじめると―といっても書籍の本は微動だにせず、あくまでネギに聞こえる声が
そういった感情を見せているだけだが―ネギは取りあえず調査を打ち切ることにする。
ネギがパタンと本を閉じたあとも、のどかはすすり泣きを続けていた。


319:にっぷし 闇の魔法先生ネギま! 『ネギ先生と秘密の本』 4/4
08/04/25 15:35:54 xBvvS/3L
ネギとしては、のどかは既に自分の所有物であり、対等な存在とも人間だとも思っていない。
泣かれたところで痛痒は感じないため、調査を打ち切った理由は、単純に休憩が欲しかっただけだった。
けれど。

「―本当に、長い付き合いになりそうですね。のどかさん」

なす術なく秘密を暴かれ、涙を流すのどかから伝わる感情は美しいものだった。
相手を完全に掌握して支配することは、なんと甘美なのだろうか。
その相手が純粋であればあるほど、自分の心の中の闇が熱く疼くのを、ネギは感じていた。

末永く楽しんであげよう。
常に傍らに携え、気が向いては心を暴き、辱めよう。
闇の魔法使いたる心の在り様を、ネギはより深く理解することができた。
そう思うと、より一層、小脇に抱えた本に愛着が湧いてくる。


校舎内にあった図書室を出て歩いていると、ネギは綾瀬夕映と鉢合わせした。
ちょうどついさっき秘密を知った少女と出逢ったため、ネギが少しだけ呆然とする。
それはネギと突然逢った夕映も同じだったが、ネギが見たこともない本を持ってることに気付くと瞳を輝かせた。

「おや、ネギ先生、その本は一体なんですか? 見たこともない装丁ですが……」
「ああ、これはツテを使って借りた大切な本ですから、お見せすることは出来ませんよ」
「むむ、そうなのですか……残念です」

『ゆずきなこ』と書かれた紙パックのジュースを片手に、夕映が消沈する。
この夕映さんも僕のことが好きなのかー……。ネギは顔を伏せている小柄な女子生徒をじろじろと眺めた。
面白いかもしれない。次は夕映さんにしようかな。おあつらえ向きにミニステル・マギの契約もしてあるし……。
そう考えているネギの脳裏には、先ほどからのどかの声が響いていた。

(ゆえー! ゆえー!! 私だよー! のどかだよー!! お願いだよ気付いてー!! せんせーが変なのー!!
 私本にされちゃったんだよー! どーして聞こえないのー!? せんせーとはお話できたのにー!!)

必死に夕映に訴えているのどかに、ネギが念話を飛ばす。

(残念ですが、のどかさんの声は僕にしか聞こえませんよ。二人きりの時は気づかなかったんですねー)

のんびりと言うネギに、のどかは呆然と「そんな……」と呟いた。
ネギの手元で消沈している親友に気付かず、夕映が顔を上げる。

「残念ですが、諦めるほかなさそうですね。では私はこれで」
「はい。気をつけて帰ってください」

ぱたぱたと去っていく夕映を、ネギは笑顔で手を振って送り出した。
そのネギの手の中では、自分の存在を気付いてもらえなかった、のどかが強いショックを受けていた。
自分が無い物として扱われてはじめて、本当に危機的状況にあることを、ゆっくりと理解しはじめる。
今やネギに自分の存在、生殺与奪の全てが掌握されていることに、のどかは遅ればせながら気付き始めた。

(……どーしよー……私、本当にモノになっちゃったんだ……本になっちゃったんだ……怖いよー……
 ゆえーごめんねー、私ネギせんせーに見られちゃったんだーゆえがせんせーを好きだって知られちゃったよー……)

そんな脅えた声や届かない謝罪さえ楽しみながら、ネギはいつもの生活に戻っていく。
これからのち、ネギがこの本を持って歩く姿を時折見かけるようになる。
同時期に宮崎のどかが失踪していたが、それを関連付けるものはいなかった。

うららかな陽射しが射す中庭に、一人の子供先生が分厚い本を片手に座っている。
木陰でぱらぱらと本をめくるその姿は、読書を楽しむ博学な少年といったところだ。

「さて、今日はなにを読んで楽しもうかな……ねえ、のどかさん」

くつくつと笑いながら言う少年に答える声を、彼以外が聞くことは無かった。

320:にっぷし 闇の魔法先生ネギま! 『ネギ先生と秘密の本』 5/4
08/04/25 15:37:45 xBvvS/3L
以上です。ありがとうございました。
うー、いまいちスレの主旨の醍醐味がわかってないかも知れません。
楽しんでいただければいいのですが、どうでしょうか。では。ノシ

321:名無しさん@ピンキー
08/04/26 19:58:24 o0ZUufqS
構わん、続けろ

322:名無しさん@ピンキー
08/04/27 13:10:09 FW0MsEqq
別のキャラで別パターンに期待。

323:名無しさん@ピンキー
08/04/27 17:42:34 +Mf4kRtD
まさか俺の嫁が出てくるとは……
上手い

書いてみたいがかなり独創性が必要だよな。

324:名無しさん@ピンキー
08/04/29 19:18:39 uEsO/Mya
馬鹿な!?
たった数日みていない間に再うpがされていただと・・・
畜生orz

325:名無しさん@ピンキー
08/05/02 05:58:19 Ez9Y5uOh
ソウルイーターとかも擬物化だよな

326:名無しさん@ピンキー
08/05/05 23:38:35 hRPeM5zz
保守だワン

327:名無しさん@ピンキー
08/05/09 02:11:49 JG9u0fyx


328:名無しさん@ピンキー
08/05/09 20:27:52 inbhyIj4
ho

329:名無しさん@ピンキー
08/05/10 03:08:51 nzHY/h9G
しぬww


330:名無しさん@ピンキー
08/05/10 08:21:10 aiE4mukw
妄想が暴走してるワンコなおにゃのこが出てくるのってこのスレですか?

331:名無しさん@ピンキー
08/05/10 15:49:14 0YDPdK0a
いいえイヌイヌです

332:330
08/05/10 18:06:32 aiE4mukw
ん、そうですか
どうやら違うとこに来たようですね

もう少し探してみます

333:名無しさん@ピンキー
08/05/11 11:38:21 joAL6YXb
その後>>332の姿を見た者はいない

334:名無しさん@ピンキー
08/05/13 12:53:19 4peVSWn6
良スレになるかと思ったけど過疎ってるね

335:名無しさん@ピンキー
08/05/13 14:46:24 2P+yzEoU
わんわんさん、帰って来て!!

336:わんわん Dog heart
08/05/14 00:25:36 7D3CbqEk
呼ばれて飛び出てこんばんはです。
わんわん Dog heartお待たせしてすみません(本当に)
今更ながら注意書きなんぞ書いておきます(注意するほどのことなんてないですが)

非エロです
今回はイヌイヌ分が少なめです
変わりに乙女チックモードが爆裂します(意味不
物語が動き出すため、謎が増えます
一応最終回(!?)


ではドゾ

337:わんわん Dog heart
08/05/14 00:27:03 7D3CbqEk
>>182の続き


PM5:30 家路

買い物を終えて、私と大家さんは家路に着いた。
散歩は楽しい……でも、私は思い出してしまった。
お父さん、お母さん、お姉ちゃん、弟の豊……
大切な……大切な家族だったんだ……
考え始めると自然に足取りが重くなってくる。
忘れていた自分が情けなく思えてきた。
会えなくなって初めて、その存在の大きさに気付くなんて。
なんて考えてたら、いつの間にかもうすぐアパートが見えてくる所まで来ていた。
行きはあんなに早かったのに、帰りは何時間もかかった気がした。
あれ…?
この匂い…………!
私は全速力で走り出す。
いきなりの急加速に、大家さんは驚いてリードを離したみたい、私の身体は何の障害もなくなり、匂いの下へと走る!
そして、思いっきり飛び掛かる!
飛び掛かられた拍子に、相手はバランスを崩すが何とか堪えて、私を抱えあげる。
私が「おかえりなさい!」って言うと、相手も私に言ってくれた。
「おかえり、ミリー」って。
…………あれ?
……なにか大切な事を思い出した気がするんだけど…
なんだったかな…?


PM6:30 ばんごはん……?
彼に足を拭いてもらって、帰ってきたら晩ご飯!
食費を浮かせるために自炊する彼は、自分の食事を準備する。
台所でエプロンを付けた彼が立ってると、女の私から見ても様(さま)になってるように見える。
ちょっと悔しい。
でも、男の人が料理をしてくれると、ああ……なんかいいなぁ……って感じる。
【しばらくミリーの妄想が続きますが、仕様によりスキップできません】



338:わんわん Dog heart
08/05/14 00:28:38 7D3CbqEk

共働きで帰ってきた私に、一足先に帰っていた彼が台所に立って料理をしていてくれた。
私は慌てて彼の元に駆け寄り、手伝おうとする。
そんな私を彼は優しく制して、私に微笑みながらこう言ってくれた。
『ミリーは疲れて帰ってきたんだから、くつろいでていいよ』って……
キャアーーー!!
優しいよ!優しいよ!!
自分も疲れてるのに、それをおくびにも出さないで、私を気遣ってくれる彼に、
私も力になってあげようと、疲れていないから大丈夫って言って、手伝おうとすると彼が…
『ミリー、その気持ちはすごく嬉しい、でも、俺は君に料理を作ってあげたいんだ…』
って、キャアーーーーー!!!
なにこれ、私こんなに幸せでいいの!?
そんなことを言われたら、私も引き下がるしかない。
そして、トドメとばかりに彼は少し照れながら、私にこう言ってくれた。
『それに……結婚した時に約束しただろ……男だから、女だからなんて関係なく、俺が手伝いたい時は、君を手伝わせてくれって……』
…ふふ……ふふふ…………キャアーーーーーーーー♪♪
あまりの嬉しさに私の本体はごろごろと転がり続ける。
でも私はそんなことは気付いていない。
何故なら乙女チックモード爆裂中だから!
そう!乙女の暴走は止められないの!
たとえ身体が壁にぶつかろうと、構わず転がり続けるの!!
はっ!そういえば彼は結婚した時って……




キャアーーーーーーーー!!ヤダーーーーーもうっ♪♪
結婚なんて……まだ気が早いって言うか……まずは健全なお付き合いから始めないと……
お付き合い!と言えばデート!!
夕陽をバックに観覧車の中で手と手が触れ合い……二人は……見つめ合って……!
ーーーーーーーー!!!
発した声が言葉になってないなんて些細な事
一度最高速度に乗ってしまえば、穴があろうと壁があろうと走り続けるの!
そう!乙女の暴走は自分でも止められないの!
それを止められるのはただ一人……
そこで私の意識はハッと我に帰った。
ご飯が出来たと呼ぶ彼の声が、私を現実世界へと呼び戻したのだ。
どんなに好きで都合のいい妄想でも、目の前にいる本物の彼には勝てないんだから!
私はしっぽを揺らしながら彼の所へ向かった。


ミリー、心の日記後編、終わり



339:わんわん Dog heart
08/05/14 00:31:48 7D3CbqEk



日が落ち、ロウソクでのみ照らされた室内は、たえず揺らぐ炎のせいで、そこにある全てが虚構のように見せていた。
ゆらゆらと揺れる明かりの中心には、水晶球をジッと見つめる美しい女性がいた
病的なまでに真っ白い肌に、血の様に真っ赤なルージュ
艶やかな漆のごとき黒髪、さらに遠めでも分かるほどの均整とれた美しいプロポーション
まさに絶世の美女と言って間違いはない
しかしその完成し尽くされた姿は、人と言うよりも、人の形をした芸術品の様に思える
そんな彼女の視線の先には、水晶球に上下逆さまに映った男性と犬がいた
「そう……今はそれでいいのよ…」
水晶球がただの透明な球に戻り、女は楽しそうに唇を歪ませた。
男から見れば、それは身も心を全てを捧げたくなるほどの美しい仕草である
だがその美しい笑みには、見る者全ての背筋を凍らせる何かをも秘めていた
「他の事は考えず、愛しい彼の事だけを考えていれば」
ふっ…と、女がロウソクの一つの炎を吹き消す
すると部屋に灯っていた全ての炎が姿を消した
まるで最初から何もなかったかのように、後には闇だけが残されていた…






340:わんわん Dog heart
08/05/14 00:36:08 7D3CbqEk
あとがきみたいなもの


えっと、なんと言いますか、長い間待たせてすみませんでした
本当は何度かレスを返したかったんですが、書き手は投下する事が感謝の気持ちと思ったので…
それと今回でミリー、心の日記後編、及び、わんわん Dog heart第一部 完です
あ、勿論続きも書くつもりなんですが、元々勢いで始めちゃったものですから、設定やら何やらほとんど無くて…
一度物語を整理していこうと思っています
そのため急に変化になるかもしれないので、ここで出来てるだけの伏線を張っておきました
次回投下も未定ですが、暇な時でも読んで下されば幸いです
それと時々でいいので、尻たたきして下さると有り難いです
では、読んで頂き、ありがとうございます

341:わんわん Dog heart
08/05/14 00:40:44 7D3CbqEk
おっと、追伸


捻挫は治りました(当たり前

342:名無しさん@ピンキー
08/05/14 05:18:03 2Z5ed9jH
でかい伏線ですねー。続き期待。

ただいまです。

343:名無しさん@ピンキー
08/05/15 18:36:25 v8/9v3bf
>>341
お久しぶりです!
なんか急展開すぐるwwww魔女とかってw
いやあまさか犬化に原因があるとは思ってもみませんでした
てっきり世にも奇妙な物語みたいに意味もなく犬になっているのかと
シリアスっぽい雰囲気がそれとなく流れた時もありましたが、ここにきて一気に現出してきましたね
初投下時の続行コール以来ずっと続き楽しみにしてますよ
乙です!

344:名無しさん@ピンキー
08/05/16 01:13:17 Jr6bVNYp
電子レンジ、扇風機、冷蔵庫・・・いや、なんでもない

345:名無しさん@ピンキー
08/05/18 07:51:49 r8Zgiop6
デスクトップキャラクター?って、……
あ、いや、なんでもない

346:名無しさん@ピンキー
08/05/19 23:55:36 gtOUpFLs
MS少女……
気にするな

347:名無しさん@ピンキー
08/05/23 23:13:49 oBaoX0w5
保守

348:名無しさん@ピンキー
08/05/24 08:57:33 9XCliQ/k
びんちょうたんも普通の女の子が炭に変えられた存在と思えば・・・いや何でもない

349:名無しさん@ピンキー
08/05/24 21:45:46 M+e7cd/t
フォーネフィリア(家具化)って嗜好はこのスレだとアリかな?
女を椅子やシャンデリア、室内灯や車のバンパー
中を刳り貫いた引き出しにギチギチに拘束するってプレイなんだけど

350:名無しさん@ピンキー
08/05/25 01:47:33 jVTay6uY
それはSMスレだろ

351:名無しさん@ピンキー
08/05/25 02:56:08 vVoNz++G
なるほど、SM少女と
……SM……SM……MS?
……はっ?!これを>>346は予想していたと言うのか!

352:名無しさん@ピンキー
08/05/26 15:01:24 z4Im92Oe
恐るべし、>>346

353:名無しさん@ピンキー
08/05/30 22:26:30 2GJaFOUg
age

354:名無しさん@ピンキー
08/06/01 12:28:40 IUtNNKra
いぬいぬ

355:名無しさん@ピンキー
08/06/05 17:25:14 hfyzirIY
>>212
のどかの擬物化の画像、自分も欲しいのですが。
厚かましいですが、再うpしてもらってもいいでしょうか?

356:名無しさん@ピンキー
08/06/06 00:55:05 5x15VhGZ
URLリンク(www.dotup.org)
パスは同じ

もし、>>212に描いてもらうならどんなシチュがいい?

357:名無しさん@ピンキー
08/06/06 01:45:25 W+QEntXI
>>356
お?これは355じゃなくても言っていいのか?
良いのならおぼんになっちゃったこなた

358:名無しさん@ピンキー
08/06/06 03:30:36 0CtmGL6u
>>356
自分も良いのなら、チョココロネ化したこなた。
でもこれじゃ擬物じゃないな...

359:名無しさん@ピンキー
08/06/06 08:02:15 ON16Lxuh
>>355です。
再うpありがとうございました!
無事手に入れられました。
リクエストもしていいなら、5期猫娘の布化なんてお願いできます?
昔の鬼太郎でも布化ネタがあったので。

360:名無しさん@ピンキー
08/06/06 08:23:19 5x15VhGZ
>>357>>359

いや、俺は>>212じゃ無いからただ聞いてみただけ
描くかどうかは>>212次第

361:名無しさん@ピンキー
08/06/06 13:23:24 0CtmGL6u
>>360

あとは>>212に期待するしかないと言うことか

362:名無しさん@ピンキー
08/06/06 13:25:04 0CtmGL6u
>>360

あとは>>212に期待するしかないと言うことか

363:212
08/06/06 23:48:34 5x15VhGZ
お粗末な絵ですが何となくリクエストっぽいものを受けましたので描かせていただきました。

URLリンク(www.dotup.org)
パスはkonata

おぼん?と聞かれると自身が無いですが・・・・
即興ですみませんです。

364:357
08/06/06 23:57:40 W+QEntXI
>>363
なんと言う神。まさか本当に来られるとは・・・!
欲を言えば裏側も見たかったが、そんな事どうでも良くなるくらいいいですよ!

365:名無しさん@ピンキー
08/06/07 10:51:24 FX20TA1G
久々に神が来た
誰か363にSSつけてくれる職人はいないかな

366:名無し
08/06/07 11:01:25 Em5mQ8lp
* 書き捨て
アタシは夜 校舎の屋上から飛び降りた筈だった。
飛び降りた瞬間、虚ろな視線が最後に見たのは 粗大ゴミ置き場に捨てられた掃除機だった。
そこで 意識が遠のいて・・・・
死んだ筈だった・・・・。
?「起きなさい・・・。これこれ御譲さん、起きなさい。こんな所で寝てると風邪ひくぜー!!」
眼を覚ました。眼前に人が立っていた。ただ不思議なのは、その頭に妙な筒状の物が見える事だ。
女「貴方は?」
?「俺かー?俺は掃除機のツクモ神さー!!」
以前、田舎の御婆さんに聴いた事がある。長く使われた物が意志を持つという妖怪の類。妖怪?
女「アタシ・・・死んだんですね?」
?「う~んにゃ、死んだらせんよー!!まだね・・・・。それより御譲さん、何故死のうとしたのか、
ウヌに話して見んかね?」
自称<ツクモ神>に、何故か素直に話した。騙され、妖しげな薬を飲まされ輪姦された事を・・・・。
?「だめだよ~!!若いのに~!!まだ16だべ?のう、もう一度遣り直さんか、人生?」
アタシは俯き被りを振る。身体を汚され、それでもこの自称<ツクモ神>は生きろというのか?
?「大丈夫!!アンタはアシが護ったるけぇ・・・・。」
アタシは掃除機と一体化して生き返った・・・・。
まず、最初にする事は復讐だ・・・・。
アタシを汚した総てを吸い尽くし綺麗にする・・・・。
〈終わり>
*ダークですいません!!(謝)

367:名無しさん@ピンキー
08/06/07 12:41:36 79c9cnvZ
うまい!最後の一行にはおじさん一本穫られたよ

368:名無しさん@ピンキー
08/06/07 17:14:59 vqZrFKHC
こりゃ~一本獲られたなあ、がっははっはっは

369:名無しさん@ピンキー
08/06/09 04:29:12 Cn8hH7dk
>>359
212氏じゃないけど、猫娘の布化っていうか、描いているうちに布団化になっちゃった。
URLリンク(www.dotup.org)
passはneko

370:名無しさん@ピンキー
08/06/09 23:46:53 bclNVEn8
GJ!!!

371:名無しさん@ピンキー
08/06/10 17:58:31 kT7lHbDl
ありがとうございます!
本当に描いてもらえるとは。

372:名無しさん@ピンキー
08/06/11 02:36:25 rKahQX2n
のどかの擬物化の画像と363の絵を再UPしてもらっても
よろしいでしょうか?
すいません

373:名無しさん@ピンキー
08/06/12 07:50:05 lr6jK1Ee
で、いぬいぬマダー?

374:名無しさん@ピンキー
08/06/14 03:51:47 JdOyUMX/
>>363>>369の再うpを希望する!

375:名無しさん@ピンキー
08/06/14 19:43:49 UrCUZFYt
実写なので板違いではありますが、擬物化?です。
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)


376:名無しさん@ピンキー
08/06/15 23:21:29 hSqop1hv
液体化見たいな
だれか作ってくだされ

377:名無しさん@ピンキー
08/06/16 09:45:35 Ff+dpxrQ
>>363>>369見逃した…誰かあげてくれ

378:名無しさん@ピンキー
08/06/17 13:18:43 MPQxk5cr
リクエストよろしいですか?
ネコ娘を名前を呼ばれ返事をすると吸い込まれるひょうたんの中に吸い込んで、酒化(液化)
出来れば、漫画みたいに描いてほしいです。
絵師さん、よろしくお願いします。
それとスレ違いな質問かも知れませんが、物品化以外の変化フェチもってる人っていますか?
自分は軟体全般と、平面化、最近は小さな穴などに吸い込まれる女の子に興奮します。
吸い込みフェチな人っていますか?

379:名無しさん@ピンキー
08/06/19 07:02:25 /T6NAU/C
保守

380:名無しさん@ピンキー
08/06/19 08:30:56 SEUwbKIz
ところで、今度の鬼太郎は妖怪反物の話なんだが……
話題にならないってことは誰も見てないのか?
猫娘が反物に!?なるかもしれない

381:名無しさん@ピンキー
08/06/19 15:59:42 /T6NAU/C
それマジですか?!
鬼太郎は、DVDでまとめてみる派なので気付きませんでした。
日曜放送ですよね??

382:名無しさん@ピンキー
08/06/19 18:18:37 Ypcxfo0D
猫娘は恐竜化回でも石化回でもなぜか一人だけ回避し続けてきた実績があるからな
今回も期待しない方がいい

383:名無しさん@ピンキー
08/06/19 18:26:37 WzzkUso1
一言言えば、猫娘は無いのを知ってるから
ヒ一族すら避けて通るレベルだぞ
あるはずない

384:名無しさん@ピンキー
08/06/19 18:42:47 /T6NAU/C
そこはあきらめずに少しでも希望を持ちましょう。
おれらが願えば変化が起こるかも。

とりあえず、ろくろ姉さんに頑張ってもらいたい。
何げに変化が多かったはず。


385:名無しさん@ピンキー
08/06/22 09:16:06 h7Rlf/4B
ろくろ姉さんとネコ娘の反物化キタァァァァ!!!
ただ、ローラーに巻き込まれる描写が無かったのは残念。

386:名無しさん@ピンキー
08/06/22 15:26:05 ZxjJ60rD
キノコは最後に改心して主人公たちの味方につくが、最終決戦で戦死するとみた(ミラクル大作戦的に

387:名無しさん@ピンキー
08/06/22 15:26:42 ZxjJ60rD
って猛烈な誤爆をやらかしてしまったw orz

388:名無しさん@ピンキー
08/06/23 15:13:23 hBzMnDxX
>>387はキノコ化の刑

389:名無しさん@ピンキー
08/06/23 15:18:36 8aA0yCed
誰か、アニメのネコ娘の反物化をローラーに吸い寄せられていく様子から、反物になるまで過程描きでダイジェストで描いてくれないかな・・・

390:名無しさん@ピンキー
08/06/23 17:16:32 euVVSD9Z
石化スレへゴー

391:名無しさん@ピンキー
08/06/26 18:48:20 D1qyXraW
石化で思い出したが・・・

某「固○少女」の「魔○ペン」って、このスレ的の住人的にはどんな感じですかね

392:名無しさん@ピンキー
08/06/26 22:27:27 7SO79lpg
至高の逸品

少なくとも俺にとっては

393:名無しさん@ピンキー
08/06/27 12:21:01 uadtqXnW
固体少女の全ての作品の中で一番好き

394:名無しさん@ピンキー
08/06/27 23:21:18 uadtqXnW
>>363のうpマダー?

395:名無しさん@ピンキー
08/06/29 17:07:23 pBSNLAwZ
スポンジになった少女がいろんなとこで擦られてひゃああん

396:名無しさん@ピンキー
08/06/29 17:41:18 21QqpwHz
お前らの好きそうな漫画見つけたよ
金田マリオのわいるどぴっちっていう奴に収録されている短編


ただしうpはしない

397:名無しさん@ピンキー
08/06/30 21:05:39 /oCweYsg
>>396
GJ

398:名無しさん@ピンキー
08/07/01 00:17:08 NYkH2eI5
内容どんな感じ?
うpとか してくれなくてもいいから
どんなシチュか、感想とかもたのむ

399:名無しさん@ピンキー
08/07/01 17:26:26 wYL3ZKmC
驚くと変身する姉妹の話

自分的には良かった思うッス

400:名無しさん@ピンキー
08/07/02 17:40:47 fZvJSTBi
400なら人類滅亡

401:名無しさん@ピンキー
08/07/03 00:48:04 HQfBGEKM
401なら>>400がある朝目覚めると巨大な毒虫に(ry


402:名無しさん@ピンキー
08/07/03 11:39:01 R8APgeHn
講義なかったから買ってきた

内容は
1 ゴキブリにびっくりして変身した姉がレズっぽい妹が体を洗うのに使われる
2 携帯に変身した姉がサラリーマンにいろんな所を触られる
3 リコーダーに変身した姉がキモオタにベロベロ舐められる
4 スクール水着に変身した妹が変態女に着られる
こんなかんじ

内容を面白そうに伝える能力が全くないわ、俺……orz
とはいえ報告がなかったら絶対見逃していたから>>396

403:名無しさん@ピンキー
08/07/03 11:59:28 1MYoIudh
俺も今さっき買ってきた
この作者俺じゃないのか?とマジで思った

404:名無しさん@ピンキー
08/07/03 16:49:04 l++SFg6S
ジャンプSQの魔砲使い黒姫ってWEB漫画で
桜花ってキャラが着物になってるね。中途半端だけど。

405:名無しさん@ピンキー
08/07/03 19:09:07 /G3ybOvl
>>404
見てきた。確かに中途半端な物化だったけど俺的にはアリ。

406:名無しさん@ピンキー
08/07/03 19:59:51 KwIzK2U+




なんか俺達が好きな場面がある漫画上げる流れになってきたなw
俺は妖怪仕置人ぐらいしかしらんが

407:名無しさん@ピンキー
08/07/03 22:15:00 SGkGwotx
俺が知ってるのは学校怪談でろでろとかかな


408:名無しさん@ピンキー
08/07/04 03:01:24 nieyed4B
黒姫は初期のほうでは椅子にしたり色々と物化ネタあったな
つかこの作者ジャンルは違うけどかなりAP・AR好き

409:名無しさん@ピンキー
08/07/04 08:37:10 vs9ve++v
>>406
該当するシーンが何巻にあるのか教えてくれたら非常にうれしい

410:名無しさん@ピンキー
08/07/04 18:42:39 ZqJOr78N




確か二冊あったな。一つは中華ジジイと眼鏡ロングヘアの眼鏡が表紙のやつ何巻かは忘れたすまん

それとぬーべーの19巻にも液体化と物品があるから推しとく

そして誰か黒姫椅子化は何巻かおしえてくれ

411:名無しさん@ピンキー
08/07/04 19:35:56 vs9ve++v
>>410
確か三巻だったきがする
記憶違いかもしれないから買うときに確認してね

412:名無しさん@ピンキー
08/07/05 02:21:52 vlyRBGZ8
黒姫は他に主の武器(剣・斧・槍)に変身する女の子集団とかも出てくるな
つか黒姫はその手の属性のある人のツボをつくネタが沢山あるな
なんか他にもあったような気がしたが忘れた

413:名無しさん@ピンキー
08/07/05 06:44:47 eMcKhdVP
でろでろの擬物化について詳細を教えて欲しいです。

414:名無しさん@ピンキー
08/07/05 10:27:33 3rdHOFOL
>>413
何刊か忘れたけど主人公の妹とあと一人が型抜きにされてたはず


415:名無しさん@ピンキー
08/07/06 17:44:25 1N/EfU6r




deviantartの職人のTFに対する発想はマジで柔軟だな

あこがれるわ

416:名無しさん@ピンキー
08/07/08 22:40:45 oExka1av
あれ?なんでスレが止まって・・・
なんか他にもないか?状態変化がある漫画は

417:名無しさん@ピンキー
08/07/08 23:17:14 lvruTE48
ジョジョ

418:名無しさん@ピンキー
08/07/09 17:39:41 mzZz2Qat
ときめきトゥナイトって昔の少女マンガ(俺が見たのはアニメ)で主人公が噛みついたものに変身するって能力を持ってたぞ。
俺が見たのは3話だけだが、主人公の女の子が、パンをかじってパン化してた。
ニコニコで見れたよ。

419:名無しさん@ピンキー
08/07/12 17:02:15 26zLFK5e
天正やおよろず……は、ちょっと違うか?
あれはすでにある刀に、宿るだけだから

420:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:57:33 fqPgh9yQ
「ようこそ鷹尾家へ。体はもう元気になったのかな?」
あたしの前に出てきた人、鷹尾家の主人は穏やかそうな容貌の主だった。
「はい、おかげさまで」
あたしは去年、重い病気にかかっていた。
治せない病ではなかったが、そのためには莫大な治療費が必要だった。
そんなときに、費用を支払ってくれたのが目の前にいる主人だった。
条件はひとつ。
あたしのお姉ちゃんを高尾家で引き取る。
そしてその後帰宅はもちろん、家との連絡も取らせない。
つまり、お姉ちゃんは治療費のカタにとられてしまったのだ。
それをあたしが知ったのはすべてが終わって退院した後だった。
お姉ちゃんのいない家でその話を聞いたあたしは親が止めるのも聞かず
必死で鷹尾家の連絡先を聞き出し、目の前の主人に頼み込んだ。

お姉ちゃんを返して。

その結果、あたしはいまここにいる。
返すことは出来ないが、会わせるだけなら会わせてあげよう。
夕食をご馳走するから鷹尾家で一泊するといい。

会ってしまえばなんとかして返してもらうように頼めるかもしれないし、
最悪の場合おねえちゃんを連れ出して脱走する。
そういうつもりだった。

「茜くん…君のお姉さんには後で会ってもらうとして、とりあえず夕食を用意した。
それを食べながらお姉さんに会わせてあげる事にしよう。」
後ろにいる執事やメイドになにやら指示を出す主人はそういうと奥に行った。
「どうぞ」
メイドの一人に案内されてあたしも奥へと歩く。
お姉ちゃんもこんなことしているのかな…

あたしはすれ違うメイドたちを見ながらそう思った。

421:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:58:02 fqPgh9yQ
鷹尾家のダイニングは途方もない広さだった。
その広いダイニングの中に、見たこともないほど広いテーブルが置かれている。

「楽にしてくれたまえ」
メイドたちが食事の用意をするのをかしこまりながら見ていたあたしに対面に座る主人はそういって笑った。
「一昨日、君のお父さんが私に会いにきてね・・・」
悠然と話をする主人を前に、あたしはどうやってお姉ちゃんを取り返す話を切り出すか考えていた。
ともかくもおねえちゃんに会ってからだ。そう思いながら入れ替わりたちかわりする
メイドたちを注意深く見ていた。
「茜さんはメイドではない。ウチのメイドたちをいくら探しても茜さんはいないよ」
あたしの視線に気づいたのか主人はそういった。
「ディナーが始まれば会うことになる。今はゆっくりしていきたまえ。ところで君のお父さんだが…」
父と鷹尾家は仕事上の付き合いがあった。
だからあたしの治療費の話が出たときに誰より先に鷹尾家が援助を切り出したのだ。
だからといって父の仕事の話をされてもあたしにはよくわからない。
適当に相槌を打つばかりだった。
そして、部屋の扉が開いて銀色の台車が入ってきた。
「おお、ディナーの始まりだぞ」
主人がそういうのを聞いて、あたしは振り向いてその台車を見た。
そして…


「…お姉ちゃん!?」

とっさに次の言葉が出てこなかった。
たしかにそこにいたのはお姉ちゃんだった。
その顔は、あたしの知っている頃と何も変わりはなかった。
しかし、銀色の台車の上に横たわる「お姉ちゃん」は、
全裸のままで、手も足もその胴体にはついていなかった。

「…どういうことなの?あれがお姉ちゃんだというの?」
驚愕の余りあたしは目の前の人物に血相を変えて問いただした。
いいや、あれがお姉ちゃんなわけがない!
いたずらにしても悪趣味すぎる!
お姉ちゃんそっくりの形の人形なんか作るなんてひどい!
早く本当のお姉ちゃんに会わせて!
目の前の主人に向かって必死でまくしたてた。
「翠…」
背後からあたしの名を呼ぶ声がした。
銀色の台車の上にいる「お姉ちゃん」からの声だった。
「…どうしてここに?」
よわよわしく話す声は、お姉ちゃんのそれではなかった。
まるっきり電子音声としか思えないそれを聞いて、あたしはますます混乱した。
「どういうこと?こんな声がでるような仕掛けなんかつけて、
こんなものでお姉ちゃんに会わせたなんていわれても信じないわよ!」
それをゆっくり聞く主人はゆったりと話しだした
「そこにいるのが君のお姉さん、茜さんだよ。今はここで食器になってもらっている。
その上に盛り付けられているのが君のための夕食だよ。」
「そんな…」
思わず詰まらせるあたしの声と「お姉ちゃん」の声
「やだ…翠。こんな姿みられたくなかったのに…」
相変わらずの電子音声だったが、そういって悲しそうな顔をするお姉ちゃんの顔に何かを感じた。
17年間付き合ってきたお姉ちゃんが本当に悲しいときに見せるそれだった。
機械の仕掛けでこんな表情はできない。

「…本当に…お姉ちゃんなの?」

絶句するばかりだった。

422:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:58:32 fqPgh9yQ
メイド2人に抱えられてあたしの前に置かれた「お姉ちゃん」は
そのままメイドの手でお腹の部分を持ち上げられる。
お腹の部分は簡単に開き、その中には贅沢そうな料理が盛り付けられていた。
その中には内臓も何もなく、ぽっかりと大きな空洞を晒しているだけだった。
さらにメイドはおねえちゃんの胸を手でつかんで無造作に持ち上げた
両胸の中はこれまた空洞で、中にはスープとシチューが入っていた。
あたしは何もいえずに、お姉ちゃんのなれの果てを見つめていた。

「脳を電子化し、頭部に埋め込んだ簡単な電子装置だけで脳を維持できるようにした。
おかげで茜さんは心臓も肺もなくてもこのように意識を保つことができる。
生きているといえるかどうかは別だがね…」

主人の前にも同じような「食器」にされた女の子が並べられていた

「さあ、早く食べたまえ。冷めてしまうぞ」
そういうと主人は女の子のお腹から料理を取り出しては食べてゆく。
あたしは、とても目の前のお姉ちゃんを「食器」として扱うことなど出来なかった。
お姉ちゃんも、必死であたしから目をそらしている。
「ん?茜。お客さんに喜んでもらっていないではないか。
これでは食器としては失格だぞ。私は失格品の食器をどうするかは知っているだろう」
それを聞いてお姉ちゃんは顔色を変えてあたしに向き直っていった
「翠、お願いだからあたしの中の料理を食べて。もし御主人様の機嫌を損ねたら
あたしは廃品として壊されてしまうの…もう、こんな体のあたしにはお皿として生きていくしかないの…」
「お姉ちゃん…」
自分では動くことすら出来ない今のお姉ちゃんの生殺与奪は目の前の主人が握っていることに気づいたのだ。
あたしは、おそるおそるお姉ちゃんのお腹の中にフォークを差し入れた。
「食べるよ…」
フォークを料理に突き刺してそのまま口に運ぶ。
時折、手が滑って食器にフォークが当たるが、その時もお姉ちゃんの体はプラスチックそのものの
固い感触があるだけだった。
「翠…元気になったのね」
お姉ちゃんが言った。
「ええ。お姉ちゃんのおかげだよ」
それを聞いて満足そうな顔をするお姉ちゃんを見てあたしは胸が痛む思いだった。
あたしのせいで、お姉ちゃんはこんな姿になっている。
そう思うと、胸が詰まるが、食べ残したりして目の前の主人の機嫌を損なうと
お姉ちゃんがどうなるか…そう思いながら料理を口に運んだ。
お姉ちゃんのお腹の中から食事を取り、お姉ちゃんの胸からスープやシチューを飲んでいく。
「心臓も…肺も…なにもないのね」
胸の容器の奥底を見てあたしはそうつぶやいた
「そうだ。頭部だけで完結して生命を維持できるようにしているからな。
ただ、声はでないから電子音声を埋め込んで話せるようにはしている。
今の茜くんが動かせるのは表情と声だけだ。」


423:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:58:54 fqPgh9yQ
主人は目の前の料理を平らげてゆく
「この食器は、本当は私の付き合いのある人たちのパーティーのためのもので、
そのための仕掛けも用意しているが、それはここでは使っていない。」
おいおいわかるかもしれないがね…そういいながら主人は目の前の女の子の胸からスープをすくって飲んだ。
あたしもお姉ちゃんの胸からスープを掬い取って飲んだ。
たしかに料理の味は最高だった。
しかし、今のあたしはその味もよくわからなかった。

やがて、食事は終わり、お姉ちゃんも、もう一人の食器にされた女の子も下げられてゆく。
「さあ、夜も遅い、部屋を用意したからゆっくり休むといい」
そういって主人は下がっていった。

あたしはメイドに連れられて部屋へ案内される。
あたしの目には一つの決意が浮かんでいた。

424:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:59:56 fqPgh9yQ
夜。その倉庫の中には手足のない女性の体…だったものがずらりと並べられていた。
あたしはその不気味な光景の中をゆっくりと忍び足で歩いていた。
「お姉ちゃん、今助けてあげるからね」
部屋を案内したメイドから「食器」を置いている場所を聞き出したあたしは、
夜みんなが寝静まった頃を見てその中へ忍び込んだのだ
食器にされた女の子達も目を閉じていた。眠っている…のだろうか…

棚に並べられた女の子の顔を一人一人探し…その中に目当ての顔を見つけ出した。
「お姉ちゃん…一緒に帰ろう」
目を閉じて眠っているお姉ちゃんにそうささやいて、あたしはお姉ちゃんを抱え上げた
その体は中身をすべて抜き取られたためかやけに軽かった。
そして、倉庫の窓からでようと思ったが、格子がかかっていてでられそうもない。
そこで、こっそり扉からでようとドアを開ける…

「おや、おでかけですか?お姉さんを持って」

目の前にいた主人の姿に絶句した。
主人は背後に白衣を着た女医のような人を連れていた。
「!!!」
こうなったら!
あたしは目の前の主人を突き飛ばし、お姉ちゃんを抱えて走り出した。

主人は大声でなにやら怒鳴り散らしているが気にもかけずに走り続けた。
門を出るまで逃げ切らなきゃいけない。
あたしは必死に走った。



地下室

清潔に清掃されたその部屋にはベッドとなにやらわからない器具が多数あった。
そして、そのベッドの上に全裸であたしは拘束されていた。
「困ったもんだね。夜中に私の食器を持ち逃げしようとするとは」
目の前の主人の表情は、昼間のそれとはまったく違ったものだった
「しょ、食器じゃない。あたしのお姉ちゃんだもの」
あたしは結局玄関にすらたどり着けずに執事やメイドに追い回されて捕まえられた。
そして、今ここで横たえられている。
「今は、私の食器だ。そういう約束で君のお姉さんを引き取ったのだし、
元を辿れば君のための治療費を私が援助するのを受け入れたからだろう」
そういわれてあたしは目をそらした。
「さっきも話したが、今、君の父のやっている会社はどうも状況がよくない。
そこで、一昨日来たわけだ。金策だな。当然私はOKしたよ。条件は…」
それを聞いて背筋が凍った。
「まさか…あたしも…」
「そうだ。でなければ約束を破ってまでお姉さんと会わせなかったし、
外に知られたらまずい来客用食器の秘密を教えることもしない」
それを聞いて、倉庫の扉の鍵が開いていたことを思い出した。
全部、この主人の手の上で踊らされてたんだ。
「さて、この後君を食器にするのはこの先生の仕事だ」
そういって背後にいる手術服の女性を指す。
さっき主人の後ろにいた女性だった。
「私は明日も朝早い。君がお姉さんのような素敵な食器になるのを心待ちにさせてもらうよ」
そういって悠然と引き上げていった。
代わってあたしの前に女医が歩み出た。
「さて、はじめましょうか」
あたしの首筋に一本の注射が打たれた。
それとともに、意識がゆっくりと薄れていく…

425:名無しさん@ピンキー
08/07/15 01:00:59 fqPgh9yQ
今日は以上です。

426:名無しさん@ピンキー
08/07/15 18:17:33 6YzLqmom
俺的には大好きだが相応しいスレが他にあるんじゃね?

427:名無しさん@ピンキー
08/07/17 20:37:28 RBbhm7NY
>>426
どこ?

428:名無しさん@ピンキー
08/07/18 20:04:24 1TjfSExj
わんわんdogheartの続きを>>2の頃から待ち続ける俺が通りますよ



しかし長生きするスレだなw
このスレ>>1とかどうしてんだろな?


429:名無しさん@ピンキー
08/07/21 20:57:17 u1jEmt4W
>>428
さあてねェ?虹の彼方にでもいるんじゃないか?

430:名無しさん@ピンキー
08/07/24 16:21:21 J4L1ZWrv
保守

431:名無しさん@ピンキー
08/07/24 22:01:52 p+hPjStB
ネタを投下してみる
Dr.スランプ アラレちゃんから変身ポンポコガン


432:名無しさん@ピンキー
08/07/29 01:03:38 jPTPAMXy
age

433:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:22:01 XVWjLxbl
圧縮回避保守

434:名無しさん@ピンキー
08/08/04 00:46:44 21kj6HAu


435:名無しさん@ピンキー
08/08/07 02:00:29 MwpZlDrJ


436:名無しさん@ピンキー
08/08/08 02:12:56 RYTFsdrf


437:名無し
08/08/09 21:10:36 1zQ6q446
お久し振りです。掃除機と少女の擬態SSを書いた者です・・・・。
実は 皆様の御知恵をお借りしたく参上捕まった訳でございます。
もし、例の掃除機少女の続きを書くとしたら、どのような展開をすると宜しいのでしょうか?
是非是非、御知恵を御借りしたく頭を下げて御願いしたく・・・・・。

438:名無しさん@ピンキー
08/08/09 22:27:00 0ZDwcmKo
>>437
・四角になっているのでサイコロにしてみる。
・口または下の穴にポンプつけて膨らませ、ダッチワイフ(または風船)化
 そのあと、針を刺して割っちゃう。
 その後の展開は80年代のゲゲゲの鬼太郎にあった「磯女」の展開なんてのはいかがでしょうか。

439:名無しさん@ピンキー
08/08/10 03:27:32 7G10H3Eg
・薄くスライスして食べてみる
 残りの分人間に戻したら食べられた分縮んで二人とも幼女or幼児体系になってしまう
・二人を粘土のようにグチャグチャに混ぜて一人の人間にしてみる

440:名無しさん@ピンキー
08/08/13 03:19:16 /vUA2QEL
流れをぶったぎるようで悪いが、このスレの趣旨である擬物化の小説とか公開しているサイトとかないのかな?

441:名無しさん@ピンキー
08/08/13 12:10:18 HWn0VToj
状態変化WIKIぐらいしか思い浮かばないな・・・

442:名無しさん@ピンキー
08/08/13 23:21:19 8cMR0x9o
>>437
掃除機だから…
・相手の魂だけを吸い取って、別のモノに入れてしまう。(動物でも機械にでも…)
・丸ごと吸い込んで中で分解、別の形にしてパカっと出す。

443:名無しさん@ピンキー
08/08/14 05:10:27 dD43i6ay
>・二人を粘土のようにグチャグチャに混ぜて一人の人間にしてみる

これすごくそそる

444:名無しさん@ピンキー
08/08/21 07:31:40 fUo5bH5B
>>442
自分は吸い込みフェチなので、丸ごと吸い込みに一票!
(※もちろんほかの変化も大好きです)

445:名無しさん@ピンキー
08/08/26 14:30:15 KL1qdIel
魔神ブウのお菓子になっちゃえとか

446:名無しさん@ピンキー
08/08/26 15:46:53 J2kh//4R
URLリンク(tsadult.s7.x-beat.com)

447:名無しさん@ピンキー
08/08/27 00:06:39 gCV9/7Qd
人の形跡が全く見当たらないTFなんて…

448:名無しさん@ピンキー
08/08/27 00:18:04 9NnZbDOL
>>446
これ元ネタあんの?

449:名無しさん@ピンキー
08/08/27 00:42:50 /X+xz3cV
>>448
シゴフミじゃね?なんか局員っぽい格好だし。

450:名無しさん@ピンキー
08/08/27 08:39:36 OzOMVrL7
シゴフミだね。
ってか、この杖は人間になりたいだけで元人間とかじゃなかったと思うんだが…。

あいまいな記憶だから流してくれてかまわん。

451:名無しさん@ピンキー
08/08/27 09:00:44 9NnZbDOL
>>449-450
ありがとう、ちょいと調べてみるよ

452:名無しさん@ピンキー
08/08/27 09:12:13 9NnZbDOL
>>450の仰る通りですた
こんなのを期待してたお・・・orz

URLリンク(bull.s11.x-beat.com)

453:名無しさん@ピンキー
08/08/31 12:57:49 sPV90n+S
>>452
みようと思ったら流れてたorz
もし良ければ再うpしてもらえませんか?

454:名無しさん@ピンキー
08/09/01 08:52:57 y7AWri1R
ここ過疎スレで保管庫とかないんだから取り逃す度に再うp強請るのは自重しようぜ?
流石にこう再々だと見苦しいわ



気持ちはよーく分かるんだがなw

455:名無しさん@ピンキー
08/09/02 22:30:58 dI4a2IOH
>>452は半日もたたずに消えてたからうpみすったか消されたのかと思ってた
まあたいしたもんじゃないと思ってあきらめるんだな

ただ過疎スレだからこそ長くもつロダにあげてほしいとは思う

456:名無しさん@ピンキー
08/09/07 15:22:37 vEWG3g5b
元々は過疎スレどころか、すぐに消えてなくなるスレだったけどね
こうして、まだ生き残ってるのもわんこの人が居たからなんだよな
いつ戻って来るんだろ

457:名無しさん@ピンキー
08/09/11 09:15:52 CwZg0a2J


458:名無しさん@ピンキー
08/09/11 22:51:26 D7wshwQ8
《たまみの今夜はオッパッピー♪》 なるサイトで、『ドア端会議』なる漫画を見た。
ちょっと違うかな?

459:名無しさん@ピンキー
08/09/11 22:52:10 E1rxWWw9
vipで抱き枕化SSが・・・

460:名無しさん@ピンキー
08/09/11 23:54:30 uv/xJcXY
まじで!?どこどこ??

461:名無しさん@ピンキー
08/09/12 04:29:03 fqHe3Hp/
vipで「抱き枕」で検索すると出てくるな・・・
作者がやる気無しなんで、どうかわからんが、続きを待ってる奴等が保守してるw

462:名無しさん@ピンキー
08/09/12 06:55:02 u1UXuLxi
女「・・男の・・抱き枕・・」
スレリンク(news4vip板)

463:名無しさん@ピンキー
08/09/14 08:16:23 PEkD7XpN
抱き枕堪能した!!

464:名無しさん@ピンキー
08/09/15 18:55:21 ud/3cbhm
SS書こうと思うんだがネタがないぜ

465:名無しさん@ピンキー
08/09/16 22:36:03 IATnnYrJ
deviantart いいってくれば?
絵のレベルはともかく発想は参考になるかもな

466:おおぼけ町のシゲ
08/09/17 12:03:29 EvEhvm8S
>>440
スレリンク(feti板:2番)

467:名無しさん@ピンキー
08/09/20 23:54:30 /K0Aqvdd
イヌイヌマダー?

468:名無しさん@ピンキー
08/09/23 23:54:07 NtK1Vid6
保守





同上

469:名無しさん@ピンキー
08/09/29 11:46:18 AK22QnPb


470:名無しさん@ピンキー
08/10/01 04:35:11 9TaVp5Be
妖怪仕置人

471:名無しさん@ピンキー
08/10/02 20:36:13 kjYAUQd7
まだ使えるのに捨てられた家具家電が妖怪化して、復讐のため捨てた人を家具に変えてしまうのか

472:名無しさん@ピンキー
08/10/04 19:04:06 eok13BDo
女勇者が魔王によってナイフに変身させられてしまい、
照明器具に変えられたメイドとインテリアに変えられた姫様で飾られた部屋で、
魔王に囚われた人々のステーキを切り分ける仕事をさせられてしまうことになった保守

もうちょっと綺麗な文章にしたかったorz

473:名無しさん@ピンキー
08/10/04 22:35:26 3ghT9n8s
TFおとこはのろいのことばをつぶやいた

ゆうしゃははがねのつるぎになってしまった
せんしはバトルアックスになってしまった
まほうつかいはりりょくのつえになってしまった
そうりょはしゅくふくのつえになってしまった

ゆうしゃたちはぜんめつした

474:名無したん(;´Д`)ハァハァ
08/10/05 15:24:19 k3C3O5b4
URLリンク(maniax.dlsite.com)
エロゲはNGですか??

475:名無しさん@ピンキー
08/10/06 00:49:04 lHmMe+9V
地獄少女の新しいシリーズで
閻魔あいがある少女に取り付くんだが
地獄少女出現シーンで取り付かれた女の子の背中がバックリ割れて繭が出てきて
その中から閻魔あい出現する流れがエロい

背中を割られた女の子は結晶なのか繭の一部になるのか真っ白になって
閻魔あいが繭を破って外に出るとき
繭ごとその女の子が砕けるのにグッと来た

476:名無しさん@ピンキー
08/10/07 13:05:43 jJptbck4
>>474
それイマイチだった

477:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:49:08 fI1B/hl2


478:名無しさん@ピンキー
08/10/14 02:35:43 xeMC2B9j
他スレだけど・・・
スレリンク(eroparo板:126番)-132


479:名無しさん@ピンキー
08/10/14 22:03:28 gpqDD0W6
は?

480:名無しさん@ピンキー
08/10/16 19:19:06 +xVd6Lvr
>>478
物じゃねえじゃん!生じゃん!肉じゃあ萌えねえんだよ!
ピカピカの金属やゴツゴツの石やら無機物じゃねえと萌えないんだよオオおおおおうwhbぎwjgg

481:名無しさん@ピンキー
08/10/17 21:30:29 EBkcjdsH
>>480
だよな
人間がすっげぇ出来てるものの家が貧乏で先輩達にいつもパシリさせられている苦学生がジュース買いに行かされて来ると、
毎回何故か一本栄養ドリンクを余計に出してくれる自動販売機とかの無言の好意に萌えるもんだよな

482:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:13:18 Px1xd9pl
どうしても
ついに〇〇がフィギュア化!
みたいな宣伝文句を見るとキャラクターフィギュアではなく、キャラクター自体がフィギュア化と一瞬でも思ってしまって困る

483:名無しさん@ピンキー
08/10/23 21:36:20 DJ6cbbeB


484:名無しさん@ピンキー
08/10/28 07:39:19 V8Hh7cgN


485:名無しさん@ピンキー
08/10/28 12:19:28 0oQjTeLt


486:名無しさん@ピンキー
08/10/28 12:33:20 y5gZcH04


487:名無しさん@ピンキー
08/10/28 17:18:41 wsonJvWu


488:名無しさん@ピンキー
08/10/29 18:58:10 W0TxS9uN
ほしいも化SSきぼん

489:名無しさん@ピンキー
08/11/01 03:09:03 AH8i1w6A
小南

490:『ほ、し、い、も、化』 0/3 にっぷし
08/11/02 14:07:50 +OVwsXof
書いてみました ほしいも化SS。
けれど二次創作なので、元ネタ知らないと難しいかもです。
ダメそうならスルーでお願いします。


元ネタ  :ひぐらしのなく頃に
登場人物:古手梨花、北条沙都子、部活メンバー
擬物化  :干し芋化



では、いきます。

491:『ほ、し、い、も、化』 1/3 にっぷし
08/11/02 14:08:35 +OVwsXof
「あー……干し芋は最高ね……干し芋だけあれば生きて行けるわね……」

とある冬の雛見沢。100年魔女古手梨花ちゃん(小学四年生)はこたつで干し芋を食べていた。
噛んで良し、舐めて良し、しゃぶって良し、炙って食べてよし。長く楽しめる冬の友。干物最高。
こたみかんなんて子供のお遊戯だ。こた干し芋こそこたグルメの最高峰に違いない。
そんなことを思いながら小さな口でもむもむしていると、沙都子が呆れたように声を上げた。

「まったく……なんだかお婆さんみたいですわよ、梨花。そんなに干し芋ばっかり食べてると
 いつか梨花も干し芋になってしまうのですわー!」
「みー、そんなことはないのです。ですが沙都子になら噛まれてもいいのです」

洗い物を終えた沙都子が腰に手を当てて指摘するが、梨花はどこふく風。
こたつの天板にのぺーっと身体を倒し、さらさらの黒髪を広げてむぐむぐと干し芋を食べ続ける。

「もう、こたつで寝るのはダメですわよ? 咽喉がからからになって風邪をひいてしまいますわ」

だらけた梨花に呆れながら、沙都子もこたつの中に入った。豪雪地帯なので安普請の建物内はかなり寒いのだ。
洗い物をした手や、黒いニーソックスに包まれた脚が温まるのを感じて、ほんわりと表情を崩す。

「はー……水仕事の後のこたつは最高ですわね……って、梨花? 梨花? ……もう」

はぁ、とため息をつく沙都子。雛見沢のアイドル、小学生巫女古手梨花ちゃまは涎を垂らして眠っていた。

                                ☆

気がつくと梨花は干し芋になっていた。干し芋が入った袋の中で目はないけど目を覚ます。
茶色のコートにミトンを嵌めた沙都子は青空の下、干し芋の袋を持って部活メンバーに合っていた。

『あれー? 沙都子、梨花ちゃんは?』
『今日は梨花は抜きですのよ。それとこれはみなさんにおやつですの』

袋越しに滲んだ声が聞こえ、仲良く笑いさざめく友人たちの姿が見える。
干し芋になってしまった梨花はそれに混ざれなくて少し寂しい思いをしていた。
みー……と呟いていると、沙都子が袋を開いてみんなに梨花を晒す。

「はうー、干し芋☆ レナ好きだよ~」
「炙ったりすると香ばしくなっていいよな~」
「お、都会っ子の圭ちゃんにもわかりますか~」

ガサガサと乱暴に入って来た手が、梨花の身体をモノのように掴み上げた。
五本の手に取られた五つの干し芋全てに、梨花の意識や身体感覚が拡散する。
まるで四肢を掴まれて持ち上げられているような、胴上げでもされているような感覚。

(ま、待つのです! 沙都子、圭一、レナ―)

困惑して声を上げるがそれは友人たちには届かず、五つの口が無造作に梨花を食べた。
ちゅぷ、ぬる、こり……っ、唇の柔らかな、口内の暖かな、歯のつるりと硬い感触が全身を包む。
裸に剥かれて友人たちに全身を愛撫されるような感覚に、梨花は羞恥と快楽に身体をわななかせた。

(ひゃううっ! な、なにこれ……っ、気持ちよすぎる……っ)

複数の干し芋に分散された梨花の意識には、それぞれ少しずつ偏りがあるようだった。
例えばレナが舐めている干し芋は両手の指を一本一本丁寧に舐められているようだったし、
沙都子が八重歯でこりこり噛んでいる部分は、つんと勃った乳首を甘噛みされているようだった。
魅音、詩音の双子姉妹が咥えている干し芋からは、大股を開かされて足の指を舐めらている錯覚を覚える。
さらに、偏りがあるものの全ての干し芋の感触は梨花の全身とリンクしているため、快楽は全身に及んでいる。
まるで四肢を拘束されてローションを塗られ、揉みくちゃに撫で回されるような感覚に梨花は悲鳴を上げた。

(ひゃあああ! ひあっ、あううっ! やめて、舐めまわさないでっ! 魅音、詩音、みんな―)


492:『ほ、し、い、も、化』 2/3 にっぷし
08/11/02 14:09:10 +OVwsXof
人間の身体であれば、艶やかな黒髪を振り乱して真っ赤になりながら叫んでいただろう。
そんな想像が容易く出来るほど切迫した悲鳴を上げるが、それは言葉にならず誰にも届かない。
沙都子、レナ、魅音、詩音。乳首と両手両脚を舐め、甘噛みする四人の親しい少女たち。
彼女たちの愛撫はそれぞれこそばゆく、心地良かったが、最も凄まじいものは他にあった。
友人たちの中で唯一の少年、圭一。彼がしゃぶっている干し芋は梨花の淡く咲いた女性器にリンクしていた。

両脚を魅音詩音に大きく開かれたような錯覚を覚えている梨花にとって、圭一の干し芋しゃぶりは、
無防備になった無毛の股間に顔を突っ込まれてじゅるじゅると容赦なく舐めしゃぶられているようなものだった。
ぴったりと閉じた縦すじに舌を捻じ込まれ、花びらから小さなクリトリスから、のべつまくなしに舐められる。

(ひゃああっ、やだやだやだぁぁっ! 舐めないで圭一ぃっ、そんなとこ舐めちゃダメなのですー!!)

逃げることができない梨花はローションまみれの腰をもじもじさせるように涙目になって悲鳴をあげた。
そんな痛切な哀願も干し芋な身体なばっかりに、圭一に届くことはない。

「さっきから圭一くん、干し芋しゃぶってるだけだよね。噛まないのかな、かな?」
「いやー、でろでろになるまで舐めるの好きなんだよ。長く味わえるしさ~」
「そりゃまた随分気が長いねぇ~。おじさんはちょーっと真似できないかな~」
「前原屋敷のおぼっちゃんの割に、随分貧乏性な趣味ですね~」
「でも私や梨花なんかはまだ噛み切るのは大変ですので、ちょっとわかりますわ~」

のんびりと雑談を交わしながら、冬の青空の下で干し芋を食べる五人の少年少女たち。
そんなのどかな光景も、干し芋と化した梨花にとってはまったく別のものに感じられていた。

さんざん舐められ、噛まれ、しゃぶられ、どろどろになった身体のぬったりとした感触が心地悪い。
半ば乾燥していた梨花の身体は、唾液を吸って重くなり、柔らかくほぐされていた。
動かせない身体は、全裸に剥かれて四肢をベッドに繋がれたような被虐的なイメージを連想させる。
そんな自分の前で和やかに笑いながら、自分を味わい、味わい方を話し合って楽しむ友人たちの姿。
それはまるで、捕えられた憐れな性の奴隷を、時間をかけて嬲り尽くす淫猥な陵辱者たちのようだった。

「うーん、干し芋は確かに美味しいけど、ちょっと食べるのに時間がかかるよね~」
「そうですね、こんな寒空の下でじっとして食べてると、身体が凍えちゃいそうです」

梨花の身体を舐め回して陵辱した五人は、彼女の気も知らないで会話を続けている。
魅音と詩音の双子姉妹がのんびりと話し合ってると、残りの三人もその話に乗ってきた。

「あははっ、みんな圭一くんの真似して、あんまり噛んでなかったもんね」
「それじゃあ、みなさんでさっさと食べてしまいましょうか。圭一さんもよろしいですわね?」
「ああ。充分味わってふやかしたし、構わないぜ。んじゃ、せーのでいくぞ」

「「「「「せーの」」」」」

ぞぶり。と、五つの口が、歯が、ゆっくりと落ちる断頭台のように梨花の柔肉に落とされる。
手に、脚に、生殖器に、つるりとしたエナメル質の刃に切断された梨花は、あまりの快楽に絶叫した。

(ひああっ!? きゃあああああああああああああああああっ!!!!)

ガクガクと精神が震え、小さな秘孔から愛液がピュッピュッとしぶきを上げるような感覚が全身を貫く。
さんざん舐められ、しゃぶられ、撫で回された敏感な肌は、強烈な刺激になすすべなく狂わされた。
手足をめちゃくちゃに振り、髪を振り乱し、腰も肩も関係なく全身をじたばたとさせたくなるほどの快楽。
身体のあちこちが無残に切断されたというのに、全くと言っていいほど痛みを感じることはなかった。

例えば、子猫が小さな歯で肌をぷにぷにと甘噛みしてきたときのような、くすぐったくてむず痒い感覚。
それがどこまでもどこまでも、切断されるまで続いていく―そんな、心地良さ。
食べられているというのに、まるで愛されているような、じゃれつかれているような気持ちになる。

干し芋と化した梨花の意識は、噛み切られても消えることなく大小どちらの芋片にも宿り続けていた。
そして干し芋を食べている面々も、一度噛み切っただけでは満足せずに、さらに細かく噛んでいく。
口内に取りこまれ、唾液でどろどろに溶かされながら、くちゃくちゃと咀嚼される無防備な身体。
脳髄を焼ききるような快楽に翻弄されながら、梨花はとろけた思考でゆるんだ笑みを浮かべた。

493:『ほ、し、い、も、化』 3/3 にっぷし
08/11/02 14:10:04 +OVwsXof
(食べられてる……私の身体が、みんなに食べられてる……気持ちいいよぉ……)

人の姿をしていたならば、未成熟な乳房と股間に手を伸ばして、自慰を始めていたかもしれない。
温かくまどろむような快楽に身を浸している梨花は、ひくひくと震えながら甘い嬌声をあげていた。

(沙都子、レナ、魅ぃ、詩ぃ、圭一……ボクの身体、美味しいですか……? みんなの歯を感じますです……
 美味しそうにくちゃくちゃ噛んで、唾液でとろとろに溶かされて……ボクはとっても幸せなのですよ……)

そのとろけたような思考には、魔女を自称する理知的な輝きも、村のアイドルとしての可愛らしさもなかった。
まどろむように曖昧で、とろけるように淫猥で、それなのに、聖母のような包みこむ愛情も内包している。
やがて部活メンバーが、愛してやまない友人たちが、自分の身体を飲み込むと、梨花が歓喜の吐息をはいた。

(ああ……私の身体が、みんなの咽喉の中を通っていく……こうして栄養にされていくのね……
 もう小さくなりすぎて身体の感覚はないけど……、じんわりと身体が溶け合っていくのを感じる……)

それは、食べ物としての悦びだった。
食べられ、咀嚼され、自身を失っても、食べた相手に溶けこんで、生命を育む糧となる。
まるで母が子にどこまでも愛情を注ぐような感覚。究極の愛情がそこにあるようだった。

「はうー、美味しいね、圭一くん」
「だな~、家だと炙って食べてばっかりだけど、そのままでもすげー美味いな」
「私はルチーアにいたときは食べれませんでしたから、新鮮ですよ~」
「みんな意外と好きなんだね~、婆っちゃが干し柿作ってたから、今度お裾分けするよ~」
「それは嬉しいですこと。まぁ、梨花がハマるのも、ちょっとだけ理解できますわ~」

くちゃり、くちゃりと咀嚼されていく身体。
舌で転がされ、唾液でとろかされ、歯で食いちぎられていく身体。
甘痒い感覚と共に殺されていく身体を感じながら、梨花は意識を手放していく。

(ああ……ボクはみんなの糧になれて幸せなのです……気持ちよくて、温かいです……
 沙都子、圭一、レナ、魅ぃ、詩ぃ……美味しく食べてくれてありがとうなのです……
 大好きなのです………………ボクはもう、眠いの、です、よ………………み~…………)

大切な仲間たちに食べられた梨花は、安らいだ表情を浮かべながら天に召されていった。


                                ☆


「んあ」

ビクッと震えて、梨花がこたつで目を覚ます。
顔を上げると、よだれで天板とくっついた頬がべりべりと音を立てた。
向かいでは沙都子がすやすや眠り、彼女の食べかけらしい干し芋が口のすぐ側で唾液に濡れている。
梨花は、黒髪をボサボサにしたまま、ぼーっとして、ぼーっとして、ぼーっとしてから、顔を赤くした。

(……………………………………………………なんていう夢を見てんのよ…………)

干し芋になって、みんなに舐めしゃぶられて犯されて、美味しく食べられて満足して幸せに死ぬ夢。
とんでもない夢を見た梨花は、ふと気付いて股間に手を伸ばす。とろとろに濡れていた。恥ずかしい。
コタツの中に手を入れてもそもそとぱんつを脱いでいると、スゥッと角の生えた幽霊(?)少女羽入が現れた。

「なによ、羽入、悪いけどアンタに構ってられる状況じゃ―」
「あうあう! これに懲りたら干し芋ばっかり食べるのではなく、シュークリームを食べるのです!!
 お婆ちゃんみたいに干し芋ばっかり食べるなです! モア洋菓子! モアシュークリーム! なのです!!」
「………………なん、ですって…………!?」
「あう?」

脇を出した変則巫女服でぱたぱた手を振る羽入の姿に、梨花はヘンにリアルな夢見の原因を突き止める。
ノーパンのままダッシュで冷蔵庫に向かった梨花ちゃまは、懲罰キムチを手掴みで貪り食うのでした。おしまい。

494:『ほ、し、い、も、化』 4/3 にっぷし
08/11/02 14:11:14 +OVwsXof
以上です。ありがとうございましたノシ

495:名無しさん@ピンキー
08/11/02 14:42:17 tlNyGNQu
まさか本当に書くとは…GJすぐる

496:名無しさん@ピンキー
08/11/02 20:09:21 1LTnnl7Q
やっぱり食品化は最高だな

497:名無しさん@ピンキー
08/11/02 21:14:57 10WpLnKa
たまらんぞい(w

498:名無しさん@ピンキー
08/11/03 13:01:46 Rf79MqpF
>>496
だよな

499:名無しさん@ピンキー
08/11/11 08:37:34 fu4gPM9b


500:名無しさん@ピンキー
08/11/13 02:54:41 WNbwJaYw



501:名無しさん@ピンキー
08/11/13 06:45:33 Wt/tjUke


502:名無しさん@ピンキー
08/11/13 14:06:23 v8UboI2K


503:名無しさん@ピンキー
08/11/13 15:43:17 okH8x/I4


504:名無しさん@ピンキー
08/11/14 18:35:25 FKprHpw3


505:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:16:32 PhIhlpFe


506:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:56:35 2RDFXVm+
逆に考えて物を人間に例えたらどうよ

・・・あれ?

507:名無しさん@ピンキー
08/11/15 00:52:19 O6bQqnfm
それ擬じ…いやなんでもない

508:名無しさん@ピンキー
08/11/15 22:06:45 SpIdTCwF
いや>>208の鬼律みたいな感じで
物が人に擬態化して人間を次々物に変えていく話にすればOK

509:名無しさん@ピンキー
08/11/15 22:48:36 6Hr2QoM3
物に憑依とかもありじゃね?

いやこれは流石に・・・

510:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:48:03 NPQjhVvU


511:名無しさん@ピンキー
08/11/16 03:05:02 R3myy8px
>>509
それもありだと思う。

あれ・・・

512:名無しさん@ピンキー
08/11/16 07:41:15 ECyZM4v7
化け物を岩とかに封印するってよくあるが、この変形で人間を物体に封じてしまうのか。

513:名無しさん@ピンキー
08/11/16 09:43:18 h/d2LXod
気がついたら何故かシャープペンだとか棒状の物に変化していて、憧れの娘にお持ち帰りされる
→家でオ〇ニーの道具にされる

ありきたりだな。

514:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:51:11 c9sbeTtQ
物に意識が封印されるとかいいじゃないか

515:名無しさん@ピンキー
08/11/17 04:35:38 K5OWz9wT
物品化女「わ、私を使うなー!」

516:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:12:52 YKgRl31Y
そういえば前に本化SSがあったな。

男が本になってしまい、考えていること、厨妄想等が文面化してしまう。
揚げ句ある女の子への想いの文面化だけでなく、妄想までもが絵となって表れてしまう。
本(男)を発見した女の子は妄想ページを見てしまい・・・



自分が犯される様の絵を見て興奮してしまい、本(男)の角でオ〇ニーしてしまう。

517:名無しさん@ピンキー
08/11/18 14:45:24 StjH/aFQ
>>514-515 のながれにそそられた。

518:名無したん(;´Д`)ハァハァ
08/11/20 00:51:01 0LNY8Bp9
物化が出たところで・・・

某「固○少女」で「魔○ペン」の作者の新作が出たみたいですね


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