07/11/23 00:02:15 RbaQ6lhK
>>148の続き
そりゃあ、彼とお風呂に入ったのは初めてじゃないし、今の私は犬だし、意識する必要がないって言えばないんだけど…
でも、ホントの私は人間、しかも年頃の女の子だし、こういう時に意識しない方がおかしい。
それより、前にもこんな事があったような…デジャヴ?
ただ違うのは、さっきまでちょっと寝ちゃってたから、意識が妙にハッキリしてること。
「ほらミリー、もう一回お湯かけるからな。」
うわっ!
私は鼻にお湯が入らないように、前足で鼻をふさぐ。
彼がお湯をかけ終わった後、体を振って重くなった毛の水分を飛ばす。
結果、部屋中が水びだしだ、お風呂場だけどね。
あ、彼が苦い顔してこっちを見てる、どうやら彼にもバッチリかかったみたい。
でもこれって、体が勝手に水を飛ばしちゃうから、どうにもならないの。
あ、もちろん彼の顔を見た時は、意識的にアレを見ないようにしたから、大丈夫。
私だって成長してるし、今は本当にマズいから…
なんて考えてる間に、彼が犬用シャンプーを手に取って泡立てていた。
泡立ててるって言っても、あんまり泡立たないそれは、まるで安物の洗顔クリームみたい。
「さ、ミリー、シャンプーするからな。」
ちょ、ちょっと待っt…や、あぁ…
ぬるぬるした彼の手の感触がぁ…
あ、やん、わきはダメ…そんなに撫でないで…
あ!ふぁ…むね…そんな…ツンツンしないで……
プニプニしちゃ!にくきゅうは!にくきゅうわぁぁぁぁ
ああ…しっぽつつんじゃ…も…ちから…ぬけ…
うん…や!ダメ!そこはホントに!!おしりに指は…
らめぇ…そんら…れんいりらんて…いっやあああぁぁぁん!!
だめ、ホントにもうダメ…
身体に力が入らない…初めて他の人に触られてイッちゃった。
それも本気で。
今、彼は…私の頭を撫でて、ううん、洗ってくれてる。
身体はすごくだるいけど、私の意識はしっかりしていた。
彼にイカされて恥ずかしい…でも、それ以上に幸福感を覚えてしまった。
自分でするより何倍も気持ち良くて、終わった後も嬉しい気持ちでいっぱいにしてくれる。
私はそんな彼と、いつまでも一緒に居たいと思った。
勿論、エッチな意味だけでそう思ってるんじゃない。
一緒に遊んでる時も、一緒にご飯を食べてる時も、一緒に過ごした全部の時間が楽しかったから。
あ、彼が私の頭を拭いてくれてる。
ってことは、次は身体を拭いてくれて、ブラッシングしてくれるんだ。
楽しみだな…
私は、そう思いながらまぶたを閉じた。
これからもずっと彼と一緒に居られたらいいな…
そんなことは絶対に無理ってことを、今の私は知る由もなかった。
終わり
嘘です、続きます。
ちゃんとイヌイヌ出来たか分からないのですが、どうでしょう?
最近休日がなくて、毎日必ず二時間以上電車に乗ってるよ。
って言うのは言い訳で、ホントは筆が進まないだけ……ごめんなさい。
それと、ミリーのトイレは犬用の防臭砂を敷き詰めたものを使ってると思ってください。
以上、見てくれた方感謝ですノシ