07/10/11 17:32:41 GC8VauN3
町蔵×ルミコ小話、投下してみます。事後。
目が覚めた瞬間、体中の血の気がざざざと引いていった。
「……やっちまった……」
隣でブランケットにくるまって眠る少女を起こしてしまわないように、町蔵は控えめに呟いた。
己も全裸なら、少女も全裸。
回転の鈍い頭と、やけにすっきりとした下半身。
皺の寄ったシーツと、ベッドのまわりに散乱した衣服。
窓に掛けられたブラインドの隙間から差し込む日光と、ガラス越しに聞こえる小鳥の鳴き声。
紛うこと無き、コトのあと。俗に、朝チュンといわれるシチュエーション。
合意の上で相手が妙齢であれば、何も問題はない。
しかし。