らんま1/2のすばらしき小説希望 その7at EROPAROらんま1/2のすばらしき小説希望 その7 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト805:名無しさん@ピンキー 09/05/20 13:36:18 e2ocEGGP 流幻沢からの帰り道。 仲良く手をつないで家路につく乱馬とあかね。 二人は村の無人駅について、電車の時間を確認した。 「あれ・・・? 電車がない・・・」 田舎の悲しさで、電車の本数は一日数本という有り様だった。 「クソッ・・・マジかよ」 「どうしよう乱馬。とにかく、家に電話してみるわ」 駅の崩れそうな公衆電話から電話をかけるあかね。 「あ、かすみおねえちゃん? 心配かけてごめんね。そう。化け物退治は済んだだけど・・・ 帰りの電車がなくなっちゃって。乱馬? 一緒よ。ちょっと乱馬、かすみお姉ちゃんが代わってだって」 「オレ?」 乱馬が電話口に出る。 「ハイ。まぁ色々あって・・・ そんで今の場所なんすけど・・・はい。・・・エエッ!? いえそんなこと! ちょっとオレ・・・」 突然しどろもどろになる乱馬。あかねはそんな乱馬をよそに時刻表とにらめっこしている。 806:名無しさん@ピンキー 09/05/20 13:38:01 e2ocEGGP 電話が終わった乱馬に、あかねは声をかけた。 「かすみお姉ちゃん何だって?」 「ウッ!」 ギョッとして突然顔が赤くなる乱馬。 (「二人で泊まって明日帰って来なさい」って言われたなんて言えるかよ!) 「どうしたの? ・・・そうそう、駅にあった時刻表を見たんだけど、どうも今日はもう電車がないみたい。 ここ、何もないし、隣の駅がもう少し大きいみたいだから、そこまで行ったらどうにかなるかも。 それとも、真之介君の家に戻ってそこで一晩寝かせてもらうか・・・どうしよう乱馬」 異様にドギマギしていた乱馬だが、「真之介」という言葉があかねの口から出てくると少しムッとした。 正直、あかねがまた真之介に近づくのは我慢できない。 「・・・隣の駅まで歩こーぜ」 ぶっきらぼうに言うと、あかねの手を引いて少し強引に歩き始めた。 そんな乱馬を見てあかねはクスッと笑った。 でも、何度も告白してくれた真之介の家に、乱馬と二人で戻るのは気がとがめるので少し安心した。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch