らんま1/2のすばらしき小説希望 その7at EROPARO
らんま1/2のすばらしき小説希望 その7 - 暇つぶし2ch257:掛け合い漫才 最終話・年越し 4/4
07/12/31 15:04:56 LZj3Tg+n
「……明けましておめでとう、右京」
「明けましておめでとう、良牙」
日本人らしく、年越しの瞬間に見合ってお辞儀する。

「……誰かと一緒に新年を迎えるなんて、久し振りだなぁ」
「うちもやわ。その誰かが好きな相手で、よかったわ」
赤くなった良牙に、右京が軽くキスをする。

「巫女さんのバイトは早朝から昼過ぎまでで、そう大きな神社でもないから、
 ちょっと仮眠して5時ぐらいに出るわ。良牙もついて来てや」
「その後で、天道道場まで連れて行けよ……って、うわっ」
右京は良牙を抱きしめ、そのまま布団へ倒れこんだ。

早朝4時ごろ。良牙はすっと目を覚まし、右京を起こす。
「……ん、ああ、お早う良牙。ええ夢見られたわぁ。初夢は2日の夜に見る夢やから、もっとええ夢見よっと」
「どんな夢だったんだ?」
「ナイショ。そこのクローゼットに借り物の巫女さんの服吊り下げてるから、あんたちょっと出してんか。
 うち、も一回シャワー浴びてくるわ。禊せんとな」

ささっと着替えて軽く朝食をとり、二人は手を繋いで出発する。
「良し、右だな! 行くぞ右京!!」
「アホ、そっちは左やっ!!」

おあとがよろしいようで……では皆様、よいお年を。

(ひとまず完)


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