08/05/20 20:41:52 FVqxuTuM
<葵の続き>
普通のオレンジ・ジュースの味。あれだけ怒った後だから、あまり好きで無いオレンジ・ジュースが酷く美味しく感じた。
「有難う、美味しかった♪」
そういいコップを返した瞬間、首筋のペンダントが鳴った。
「あ、啓太、ちょっと待ってて!!」
慌ててこの隅に隠れた。もう、変身しないと宣言しているのにクリンは、どういうつもりなのかしら!?
「もう、変身しないと言ったでしょ(怒)!!」
「そんな事、言っても・・・。また、現れたんだ。マキシム・ゴーリキーが!!」
「知らないわよ、そんな事!?ぜ~ったい、もう変身しないんだからね!!」
だが、そういい終わらぬ間に、葵の身体が金色に包まれた。クリンが、強制変身スイッチ。を押したのだ。
膀胱に尿が溜まり、中学の制服が青い服と紅いマント、スカートが超ミニに変わる。
***
街を徘徊するマキシム・ゴーリキーⅢ
強引にその前まで飛ばされた葵は、もはや闘う以外にない。
「え~い判ったよ!!やればEんでしょ、遣れば!!」
自棄気味に突っ込む。だが、その瞬間、強烈な尿意が襲った。
<続く>