少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレat EROPARO
少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレ - 暇つぶし2ch650:名無しさん@ピンキー
08/03/21 20:51:50 Y4vJz7Ls
槍もった土人とかティラノとか翼はえたゴジラに
追っかけられたことはあるが。

651:名無しさん@ピンキー
08/03/21 22:50:40 ewxCnwOD
俺たちは夢だというのに、
650は波瀾万丈だな

652:名無しさん@ピンキー
08/03/22 00:16:45 +sgpE6If
これだけ波乱万丈となると、650自身が人外なんじゃね?

653:名無しさん@ピンキー
08/03/22 11:41:16 R3nhkkJf
エサを巡り会って人外同士がバトルか。
映画とかではよく見かけるけど(その間に大抵逃げる)
このスレでは意外と見なかったシチュだ。

654:名無しさん@ピンキー
08/03/22 15:26:48 cAfo+kVS
>>642
レンタルモンスター

655:名無しさん@ピンキー
08/03/22 23:36:44 0SqT/qcF
モンハン無印をはじめた時は、モンハンの夢を何度かみたな
はじめはレイアやレウスから逃げ回るだけの夢しかみなかったのが
ハンターランクがあがるごとにレイアやレウスを倒す夢にかわっていった

モンハン系が1つくらいあってもよさそうだけど、全く話題にあがらないな

656:名無しさん@ピンキー
08/03/23 01:33:08 Vbnt7R8X
>>655
俺はソロでバルカンやって紅翼がずっと出なかった時は夢でもバルカン討伐してたぜ。
結局友人にガンナー頼んで二人で紅翼集めたんだが。

657:名無しさん@ピンキー
08/03/23 09:07:58 TJ+1Ubp6
よい感じに食いちぎりも丸飲みも頭からばりばり捕食も触手もあるゲームなのに
使えるキャラが男しかいないともったいなくて涙が出る



658:名無しさん@ピンキー
08/03/23 15:57:01 uJtXGzjB
♀も使えるやんけ



顔と体形があれだけど

659:名無しさん@ピンキー
08/03/24 23:18:10 uQXB8wXv
映画キングコングいいよね。
触手っぽい生き物も評判良いけど恐竜バトルのシーンが好きだ。

660:名無しさん@ピンキー
08/03/25 21:57:29 ibbW4cQj
俺は中学生の頃,母親がレイプ未遂にあった現場を目撃したことがある。
家の近くの草むらで,ちょうど俺が通りかかった時はブラウスが引きちぎられ
ブラ丸出しの姿になってパンティーを脱がされたところだったが,母が思いっきり抵抗して
股間に蹴りを入れた瞬間に逃げ出した。それを見て妙に興奮したのを覚えている。今でも
その続きを想像して,オナニーすることが多い。誰かその続きで,どうやって犯すか,妄想の中で
俺の母を犯してほしい。バストは90ぐらいあると,自分でも言っていた。
若い頃,モデルにならないかと誘われたこともあり,痴漢に2度ぐらいあったそうだ。
1度は夜道で後ろから胸を揉まれたが,大声出したら逃げ出していった。2度目は電車の中でスカートの中に
手を入れられたらしい。名前は美知子。こんなうちの母を題材に小説を創ってくれませんか。
よろしくです

661:名無しさん@ピンキー
08/03/26 01:18:41 NrBwq3k+
由美ちゃん強姦ネタみたいな触手丸呑み系好きです

662:名無しさん@ピンキー
08/03/26 03:12:19 NHMOilu4
>>661
マンネリだろうけど新作はいつまでも待っている。
個人的にあのシリーズで百合ネタとかほしいなぁ。

663:名無しさん@ピンキー
08/03/27 02:06:18 dyUWCHmp
人間が擬物化するスレ
スレリンク(eroparo板)

193から。魔法で食品化。

664:名無しさん@ピンキー
08/03/27 20:42:51 p/fTKMkv
女の子が自ら怪物に丸呑みしてもらうってのはどうだ?

665:名無しさん@ピンキー
08/03/28 12:17:28 Z9eVPUXR
660のような美熟女系もたまには読んでみたい

666:名無しさん@ピンキー
08/03/28 17:45:03 gH+r0CSX
おしりくいちぎりむし

667:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:43:23 mfW/GS1F
虫じゃないけど>>599おしりくいちぎりドラゴン描いてみた。
SSチャレンジ第3弾。相変わらず文章が下手くそな上に、
勢いで描いたからかなりアレです。

この作品がいくらかスレの活性化になれば…

668:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:45:32 mfW/GS1F
ここに一人のかけだし女冒険者が居る。名前はメイコ。年は十代中盤か。
女性としては胸はそれほど無かったが、ほどよく引き締まった
とてもむっちりとした下半身を持っている。
栗色髪は短く切りそろえられ、露出がなにかと多い装備が
彼女をより活発に見せていた。

そんな彼女は、現在大変まずい状況にあった。
迷宮の奥、落とし穴に引っかかってしまったのである。
なんとか落ちるのは堪えた。だが、状況は良くなかった。
間抜けにも、お尻からはまって抜けなくなってしまったのだ。
かれこれこの状況で2時間にもなる。

「こんな事ならば、一人で来るんじゃなかったな…」

危険な生き物も居ないとされ、ちょうどいい手慣らしにと
探索してみたのだが、まだこんなトラップが残っているとは
予想外だった。コンパクトな落とし穴だけに、今まで発見されな
かったのだろう。

「おーい!おーい!誰か居ませんか!」

街を出るときに手続きはしてきたので、明日にでもなれば、誰かが捜索に
来てくれるはずではある。だが、それまでこの格好で居るというのは
とても辛いことだ。それに、冒険者としてみっともない…

だが、このダンジョン一番の恐怖が、その落とし穴の下にあるとは
彼女は知らなかった。

669:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:46:32 mfW/GS1F
落とし穴の下には、大きな空間があった。
そこには、このダンジョンには似つかわしくない、ドラゴンが住んでいたのである。
いや、住んでいたというよりも、本来ダンジョンマスターに飼われていたものが、
そこにそのまま放置されてしまったのだ。ダンジョンのボスとして
設定する予定だったのだろうか、どういうわけかドラゴンは未完成の
ダンジョンに放置されてしまっていた。
メイコがはまった落とし穴も、本来、そのドラゴンにエサを与えるための
穴だったのだろう。

放置されて数百年、ドラゴンはのんびり冬眠をしていた。
そのドラゴンは首が長く羽を持たない種類で、体長はしっぽも含め10メートルほど。鱗はなく、代わりに
堅い象のような皮膚で覆われていた。頭は男性器のような形、小さな目と鼻、
口には鋭い牙が並んでいた。ドラゴンとしては不格好な種類にはいるだろう。

ドラゴンは久しぶりに目を覚ました。天井のあたりが騒がしかったからだ。
見上げると、かつてエサが放り込まれていた穴に、何かがある。
肌色の桃の様に見えるそれは、メイコのむっちりとしたお尻だった。
ドラゴンは驚喜した。なにせ数百年ぶりのご馳走。冬眠あけで空腹は
頂点に達していた。口からだらだらと涎が溢れる。
元々人間の娘の肉を好んで食べるドラゴンのことだ。肉付きがよくつやつやとした
メイコのお尻は、空腹という最大の調味料もあり、それはもう美味そうに見えた。

だが、天井は高い。二本足で立ち上がり、首を伸ばすが、ご馳走にはまだ届かなかった。
この肉はどんな味か、と、鼻息を荒くして匂いを嗅ぐ。

670:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:47:01 mfW/GS1F
「ひゃあうっ!!」
上では、メイコが突如下半身に当てられた鼻息に、驚きの声を上げた。
落とし穴の奥に生き物が居るとは予想外だった。スキマ風とかでは
無い。生暖かいこれは生き物によるものだ。それも、かなり大きく感じる。

「ど…どうしよう。そんなに危ない生き物が居るとは聞いてなかったのに。
 今この状況じゃどうしようもないし、もし、おしりから食べられたら…」

明日まで耐えればなんとかなると思っていた矢先のピンチに、
思わず恐怖で体はカタカタと震えだした。

一方ドラゴンは、香ばしい皮膚と脂の匂いに涎をさらに溢れさせ、
興奮していた。何とか味見をしようと、
その長い舌の先で、つるつるとしたお尻をなめ回す。

「きゃあああっ!!」
べろりとした大きな舌に、メイコは叫び声を上げた。
「誰か!誰か助けてえぇぇっ!」
泣きながら半狂乱になるも、叫ぼうが人の姿はない。

そうこうする内に、ドラゴンの舌がメイコの下着にひっかかる。
これはしめた、と、ドラゴンはその舌でショーツを引っ張りはじめた。
股間に食い込み、伸びるショーツ。ドラゴンの舌の力に、メイコの体は
落とし穴にずるずると、体を折り曲げた状態で少しずつ引きずりこまれる。
だが狭い穴だったので、メイコは穴の中で何とか踏みとどまった。
そのまま引きずり降ろされたら確実に死ぬと解ったからだ。
と、そこで限界を超えたショーツがびりびりと破けてしまった。


671:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:47:37 mfW/GS1F
エサか?と思い一度は口に入れたドラゴンだったが、食べ物ではないと
解ると、吐き出した。
目上には、メイコの無防備にさらけだされた、むっちりとした下半身が
果実のように天井から垂れ下がっていた。

メイコにとって不幸な事は、これがすでにドラゴンの牙の届く位置だったと
言うことだ。
早速ドラゴンはその丸く並んだ牙で、メイコの尻肉に食らいついた。
「!!!!!っ」
下半身を襲った痛みに、メイコは体をこわばらせた。叫び声も出ない。
ドラゴンの丸く牙の並んだ口は、メイコの二つの丸い尻の片方に食いついていた。
傷口から血が溢れる。ドラゴンはそれを美味そうに舐め取った。
そして、じわじわとその口に力を込める。
「あっ…!あっ…!」
絶望に涙が溢れ、恐怖の声をあげるメイコ。
そして、その牙はぶちっと尻の肉を食いちぎった。

食いちぎられたところは平らになり、骨盤がむき出しになる。
ドラゴンはひとまず地面に足を付けると、久しぶりのご馳走を
味わいにかかった。直ぐ飲み込んだりせず、ぐちゅぐちゅと
よく咀嚼して味わう。涎が次から次へと溢れてくる。
口の中のステーキのような肉は、直ぐに形を失う。
若いメイコの尻は肉厚で、脂がたっぷりとのっていた。
甘みがドラゴンの口内を満たす。
これは美味い。空腹抜きだったとしても、この肉は極上だ。
がぜん食欲の湧いてきたドラゴンは、肉をごくりと飲み込み、再度首を伸ばすと、
もう片方の尻に食らいついた。
「ぎゃあああああんっ!」
獲物が叫びをあげるが気にしない。今度は先と違い、
その甘い肉を舌の上で転がすように味わう。
甘みを味わっては、少しずつ端から細かく食いちぎり、
その歯ごたえを味わう。若い娘の尻肉は、歯ごたえもドラゴンには
ちょうど良かった。

メイコのむっちりとした肉付きの良い尻を食い終えても、
ドラゴンの空腹は満たされなかった。
今度は首を伸ばして胴にくいつくと、体重をかけて引っ張る。
どすっ!と娘は穴から抜け、地面に落ちた。

672:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:48:16 mfW/GS1F
「ドラゴン…だったんだ…」
臀部の筋肉をほとんど失ったせいか、落ちて足を痛めたのか、
逃げる気力を無くしたのか。メイコはもう抵抗したり逃げたりする
気力は無かった。
痛みも頂点を超え、脳内麻薬が快感に似たようなものまで感じさせていた。

改めてご馳走を目の前にしたドラゴンは、涎を垂らし、舌なめずりをして、
獲物をじっとりと見つめる。それは肉餌を見る目であった。
…次はあの食べ応えのありそうな太腿にするか。

ドラゴンは食事を再開した。


数日、冒険者協会の人間が捜索に来たが、ついに行方不明者の姿を見つけることはできなかった。
久しぶりの人間の肉に満足したドラゴンは、今日のご馳走の味を思い出しながら、再度眠りについた。
次の犠牲者が来るのはどれほど先のことなのだろうか。
ドラゴンは大好物の人間の娘を貪る夢を見ていた。

おわり

673:名無しさん@ピンキー
08/03/28 21:51:23 mfW/GS1F
最初に描いておけば良かった。ドラゴンは翼が無くて首の長いフルフルみたいなのを
イメージして書きました。
いつも似たような描写で済みません…
今回はおしり描写をメインで行きました。

ということで、みんなも書こうぜ!

674:名無しさん@ピンキー
08/03/29 00:56:27 QeVuc2Kz
乙かれー

675:名無しさん@ピンキー
08/03/29 08:49:21 5nPwkQM2
>>673

無駄が無くて良エロ作品だたよ
次回作を熱望

676:名無しさん@ピンキー
08/03/29 16:33:13 jzodkKTz
フルフルw

677:名無しさん@ピンキー
08/03/29 18:01:43 eqkzzMye
エロが無い丸呑みってのはあり?

678:名無しさん@ピンキー
08/03/29 20:47:24 7OJupQZz
>>677
多分あり、エロがあればなお良いが

679:名無しさん@ピンキー
08/03/30 11:01:53 2ec6hWlU
丸呑みのことはよくわからないけど
少なくとも捕食さえあればそれがエロの代わりになるんじゃないかな?

活性化のためにプロットを。

貧しい村の少女が森の中に薬草を採りに入るが、迷ってしまう。
そこえ運悪くも狼の魔獣と虎の魔獣に捕まってしまった。
しかし二人の魔獣は犬猿の仲。
二匹が喧嘩しているうちに少女は辛くも逃げ出す。
だが、森の中をさまよっている内に、再度捕まってしまった。
2匹は喧嘩の内に男同士の友情が芽生え(?)
仲良く美味しい肉を分けようという話に纏まったようだ。
以下、2匹同士が肉の取り分を相談したり、お互い
どこが美味いかと話し合いながら捕食する…いわゆる食いちぎり系で。

少女のビジュアルはとりあえず超乳キャラって事だけは考えてる。
ほか少女の年齢とか、性格とか、これが欲しいっていう追加要素とかあるかな。




680:名無しさん@ピンキー
08/03/30 19:14:05 tGI9VD5w
丸呑み成分がいい加減足りない。

681:名無しさん@ピンキー
08/03/31 01:01:02 e2pDAfUQ
丸呑みが足りないなら、自分で書いて、
どんどん丸呑みを盛り上げていくといいと思うぜ。

食いちぎりも、やっぱり自分自身のでは…という部分もあるので
ほかの職人さんも来ていただけるとすごくうれしいです。

682:名無しさん@ピンキー
08/03/31 01:16:53 XcsSpFOT
食いちぎり好きなんだけど、すぐ死んじゃうのが難点なんだよな。
かといって不死身設定とかはよほどうまくやらないと興醒めだし

683:名無しさん@ピンキー
08/04/01 01:14:41 I6+4FnDu
俺もプロット考えてみるかな…
結構人のプロット見てるだけで想像ふくらむわ

684:名無しさん@ピンキー
08/04/01 11:00:35 0QiwoyIW
例のvore ARPGの売り上げが1000本越えてる…
同じサークルの今までの作品(非捕食系)の倍以上。
そんなにいるのか、おまえら。

685:名無しさん@ピンキー
08/04/01 13:52:13 h7HI3eyj
販売開始3日目ぐらいで800ほど売れてたね。
複数のサイトで販売してるから総計ではもっといくんじゃないかしら。

686:名無しさん@ピンキー
08/04/01 22:29:05 I6+4FnDu
今SS書いてる途中だよ~っていう職人さんいる?

687:名無しさん@ピンキー
08/04/01 22:55:55 5s8jqB/d
>>686
実は…ノ

688:名無しさん@ピンキー
08/04/02 00:28:44 MmX0Cj1Z
おお!仲間だ!
がんばろうぜ

689:名無しさん@ピンキー
08/04/02 03:57:18 xcI5UlDw
ある所に人魚がいました。それはそれは美しい顔立ちをしており、数多の人間を魅了していました。
ある所に吸血鬼がいました。それはそれは美しい顔立ちをしており、数多の人間を魅了していました。
ある所に少女がいました。それはそれは美しい顔立ちをしており、数多の人間を魅了していました。

ある所にドラゴンがいました。それはそれは恐ろしい姿形をしており、数多の人間を食らい尽くしていました。

3人のうち最初に手にかかったのは少女でした。
巣に連れ去られた少女は叫びます。助けて。食べないで。
ドラゴンは聞く耳を持ちません。まずは足から食べました。少女の悲鳴が響きます。
鋭い牙で柔らかい腿肉を削ぐように抉ります。牙を沈めれば沈めるほど悲鳴は大きくなります。
ドラゴンはその悲鳴が大好きでした。そして大好きだから知っていました。その悲鳴はすぐに聞こえなくなることを。
案の定、右の腿肉を抉り食べきった辺りから悲鳴は弱々しくなり、左の腿肉を空にした後はもうその体を細かく痙攣させるだけでした。
ドラゴンは知っていました。この人間は死に掛けているということを。
だからドラゴンは責め方を変えます。ドラゴンが一番好きな―断末魔の悲鳴を聴くために。
まずは邪魔な服を爪で剥ぎ取ります。現れたのは少女の年齢に少々不釣合いな大きく丸みの有る乳房。
その右の乳房を、ドラゴンは思い切り食い千切りました。
先ほどまでの綺麗に澄んだ悲鳴ではなく、濁った、死を生温く、リアルに感じさせる。そんな悲鳴を少女は上げました。
間髪を入れずドラゴンは左の乳房を食い千切ります。1オクターブ跳ね上がった悲鳴がドラゴンを興奮させます。
口の中にある、もはやただの脂肪の固まりとなってしまった物体を一度少女の腹の上に落とします。
そして、脂肪の固まり、少女の柔らかい腹筋や内臓、少女の儚い生命、それらをそのドラゴンは―

一気に食い破りました。

ドラゴンの好きな、甘美で、儚く、生温い断末魔の悲鳴が巣の中に響き渡りました。
その悲鳴はほんの数秒ほどで途絶え、巣の中には静寂が訪れました。
ドラゴンの目に映るのはビクビクと痙攣している美しい少女の哀れな姿。
それも数十秒ほどで止まり、少女の目からは完全に命の灯が消えました。
それを確認してから、本格的に“食事”を開始します。
肉を食べ、骨を砕き、血を舐め、残ったのは恐怖と絶望に彩られた美しい生首のみ。
ドラゴンはそれをじっくりと眺めます。じっくりとじっくりと。宴を思い返すように。
どれほどの時間が流れたでしょうか。不意にドラゴンはその首を口に入れ、あっさりと噛み砕きました。
肉と骨が口の中で転がります。ドラゴンの頑丈な牙によって、少女の美はぐちゃぐちゃに砕かれます。
やがて、全てを腹に収めたドラゴンは少女を喰らい尽くした場所を見据えて、こう、思いました―


「足りない―ってね」

「ははは、傑作だろう?人を一人喰らい尽くしてまだ足りないのかって」
「だがね、違うんだ。足りないってのはそういうことじゃない」
「命の炎、それが消える短さ。そう、その少女ではそれが絶対的に短く、足りなかったんだ」
「単純に言えばアレだ、『悲鳴が聞きたい』そういうことなんだ」
「命を喰らっているという実感である悲鳴を、もっと長く、もっともっと永く聞き感じていたいんだよ」
「ふふふ…ああ、そうそう、この話はまだ途中でね。それも吸血鬼の話がまだ書けていないんだ」
「人魚の話はもう出来てるんだ。ただ…まぁ正直今した話と変わらない、ただの食事日記さ」
「ちょっと違うのは…ああ、あれはちょっと生臭かったな、人間の部分はかなりおいしかったんだが」
「正直強さはは人間とどっこいって所だな。いや、人間以下かもね。最後の悲鳴が少し物足りなかったよ」
「でも、そのドラゴン…ふふ…そう、そのドラゴンが人魚を食べ物に選んだのには訳があってね」
「人魚の肉には不老不死の効果がある―そんなウワサを聞いてね。是非とも試してみたいと思ったんだ」
「ん?どうしたんだい?おいしかっただろう、その…ステーキは」
「なにしろ僕がまず試食して味を確かめたんだから…ねぇ」
「ま、これにて人間の話は終了だ」
「ここからは新しい話を紡ぐ時間だ。なにしろ吸血鬼と遊んだことはなくてね、少々ケガをするかもしれないが…」
「遊びは本気でやるから面白いんだ、そうだろう?」
「手足を2、3本?いでからは楽しい楽しい食事の時間だ…ふふ、とても楽しみだよ」




「それじゃ―吸血鬼の話を始めよう」

690:名無しさん@ピンキー
08/04/02 16:55:02 MmX0Cj1Z
短編グッジョッブ!
簡潔ながら、ツボは押さえてるし、こだわりを感じるところが良い!
なんだか続きそうなので、次回作にそれはもう期待です。
個人的には、「人間の部分はかなりおいしかったんだが」ってところが
好き。
本当に個人的な意見では、ドラゴン側が獲物を美味しく味わってる描写があると
嬉しいかも。
誰と誰が話しているのか気になるなあ。

691:名無しさん@ピンキー
08/04/02 19:32:28 mhLRWyM+
最近好物のくいちぎりが多くて幸せだよ!
おっぱい大好きな俺にとってはやはり乳くいはかかせない

692:名無しさん@ピンキー
08/04/03 00:13:00 9VXOqGAm
新作乙。
死なないように吸血鬼持ってきた訳か。
次回作期待。最後から二行目のは2,3本もいでからかな?

693:名無しさん@ピンキー
08/04/03 01:36:09 ZDCXto+K
>>692
そうです、一気に書いたからなんか変な文字混ざったかな…

ってか深夜のテンションに乾杯、直前に猟奇スレに小ネタ投下してハイになった後
2時にプロットを思いついて、30分煮詰めて1時間半で出来上がり
記憶半分吹っ飛んでるけど推敲もしっかりしてたみたいで安心
次回作・・・またテンションが上がった日の深夜にでも投下しますw

694:名無しさん@ピンキー
08/04/03 03:26:58 ZDCXto+K
昔々ある所に、それはそれは愛くるしい少女がいました。
赤い頭巾をいつも被っていたので、赤ずきんちゃんという愛称で呼ばれていました。
ある日、その少女はおばあちゃんの家に遊びに行くことにしました。
呼び鈴を鳴らしても返事が無いので、家に入るとおばあちゃんはベッドで寝ていました。
「おばあちゃん、どうしてベッドで寝ているの?」
「それはね、風邪をひいたからなんだよ」
「おばあちゃん、どうしてそんなに声が低いの?」
「それはね、風邪をひいたからなんだよ」
「おばあちゃん、どうしてそんなに布団が膨れているの?」
「それはね、風邪をひいたからなんだよ」
「おばあちゃん、どうしてそんなに耳が大きいの?」
「それはね、風邪をひいたからなんだよ」

………
……………
このような問答が108回ほど繰り返されました。そして、先に折れたのは“おばあちゃん”でした。
「それはね……ってああああああああああああ!!」
布団に丸まっていた“おばあちゃん”が跳ね起きました。
ベッドの上に立ち上がったその姿は、おばあちゃんではなく、そして人間ですら無かったのです。
そう、布団の中にいたのは世にも恐ろしい人食いオオカミだったのです!
「って、ちょっと待てやぁ!気づけよ!おかしいだろどう考えても!部屋の暗さとかこのメスガキの目の悪さとか
さっ引いても気づくだろ!なんで100回以上もの質問の最中に気づかないんだよ!」
オオカミが至極真っ当なことをどこかの誰かに叫びますが、そんなことはどうでもよいのです。
おばあちゃんだと思っていたのが恐ろしいオオカミだと気づいて少女は必死で逃げようとします。
「おっと」
オオカミはそれに気づくと、その鋭い爪を少女の背中に向けて思い切り振り下ろしました。
「あっ…がっ…ああああああああああああああ!!」
来ていた服が背中の肉ごと抉り取られ、さらにその反動で勢いのついた体が壁に叩きつけられました。
壁によりかかったまま、少女はずるずると崩れ落ちました。壁に崩れ落ちた痕が赤い色で描かれます。
「ガハハ、まぁいい。こんな上質なエサは見たことが無い、存分に愉しませてもらうぞ。
 さて、どんな喰われ方がいい?足の先から喰い千切ってやろうか?腹を食い破ってやろうか?
 それともこの爪で食べやすいようにバラバラにしてから喰ってやろうか?好きなのを選べ!ガハハハ!」
オオカミの上機嫌な声が狭い部屋に響き渡ります。
オオカミとは対照的に痛みと恐怖に涙を浮かべていた少女はその言葉に目を見開くと―

「ちょっと待ってよ!こういうのって丸呑みにして後から猟師が助けに来るパターンじゃないの!?」

695:名無しさん@ピンキー
08/04/03 03:27:25 ZDCXto+K
「…へ?」
上機嫌な声から一転、ぽかんとした表情で疑問符つきの声をあげるオオカミがそこに居ました。
「………」
「ぐっ・・・うぅぅぅぅぅ…あぁぁぁぁ…」
オオカミは無言。少女は抉られた背中の痛みに喘ぎながらポロポロと涙をこぼします。
しばらく少女の苦痛の喘ぎが部屋の中を木霊した後、オオカミはポツリと言いました。
「いや…丸呑みって言っても…俺そんなに大きくないし…大体丸呑みしたら味がわかんなくなるんだけど…」
ポリポリと爪で頬を掻きながら言った直後、なんの前触れも無く雷が近くの木に落ちました。
一瞬だけ明るく照らされた部屋の壁や天井には、赤い模様がベットリと―
それはおそらく、この部屋の“元”持ち主である少女のおばあちゃんの―
「いっ・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
少女はそれを見て、悲鳴を上げます…が、オオカミはその演出過剰ぎみの状況にすっかり萎えていました。
正直全然食事の気分ではありません。ですが、こんな極上のエサを放置しておくのももったいない気がします。
とりあえずオオカミは気分が乗るまで、待つことにしました。

(――――オオカミが待機しています、しばらくお待ち下さ…あっ!飛ばしすぎた!――――)

手足をもがれた少女が絶望の表情でずらりと並んだ牙を見つめます。
「ひぐっ…やめ…もう…いやぁ…」
もはや悲鳴はあがらず、うわ言の様に拒絶の言葉を繰り返しますが、オオカミの心には届きません。
オオカミは存分に絶望の表情を堪能してから少女の肢体を持ち上げると、その大きな口で少女の腹を食い破りました。
「ひぎゃあっ!…ごふっ!」
少女の口から絶叫と、血が大量に噴出しました。
オオカミは止まらず、続けざまに胸、腹、胸、腹と連続で食い千切っていきます。
それは例えるなら少女の踊り食いとでも言えるでしょうか。
いや、びくびくと体を震えさせている少女に喰らいつく様は暴れ喰いと言ってもいいかもしれません。
やがて、少女の中身が空っぽになったとき、オオカミはようやく一息つきました。
少女―もはやまともに残っているのは頭部だけ―を乱暴に床に放り投げます。
苦悶の表情のまま絶命した少女、その体からは内臓や肉は綺麗に喰い取られ、
残っているのは綺麗に残っている頭部から伸びた背骨とその周りの皮が少々。
歪な姿となった少女を置き去りにオオカミは家を出て行きます。
次の獲物を探し、喰らうため、その狩りは延々と、延々と―
物語の夢想を鮮血の現実に変えるため、猟師に撃ち殺されるまで、延々と、延々と―

                                                    ― BAD END ―

696:名無しさん@ピンキー
08/04/03 03:38:47 ZDCXto+K
えーと、なんかテンション上がってきたから歯磨きしてる最中に
思いついたネタを投下したけど方向性を間違えたかな…?
赤ずきんちゃんってオオカミに喰われて猟師に助けられる話でいいんだっけか?
もう何もわからない、わからないけどオオカミって丸呑みできないんじゃね?って想像だけで書き上げた
また食い破りだ、前の話から進歩が無い、いい加減明日へ向かって飛び立ちたい
ってか手足をもがれたら普通死ぬよね?まぁそれは物語補正で大目に見てほしい
そして眠い、この文を明日覚醒したローテンションな俺が見たらどう思うんだろう
ああ、それと吸血鬼はどうした、俺

697:名無しさん@ピンキー
08/04/03 11:26:26 9VXOqGAm
赤ずきんちゃんは、本来では狼に食べられてデットエンド。
それが子供用の話ではあんまり急いで食べたからつい飲み込んでしまった
という内容に書き直されてたんだと思う。

食いちぎりも好きだし、骨だけのこして全部食べられたっていう
描写も好きだけど、ネタ的な雰囲気も捕食的にもどっちも中途半端すぎるー

あと吸血鬼がんばれ!

698:名無しさん@ピンキー
08/04/03 11:51:43 SdG15zKV
食いちぎりうぜぇ、エロくもなんともねぇもん持って来んなボケ。

699:名無しさん@ピンキー
08/04/03 12:38:16 tDBDC0Bj
食いちぎり系って女の子が泣き叫ばなきゃ駄目なの?
脳内麻薬作用とか怪物の神経麻痺液とかで喘ぎまくりながら
食われていくっていうシチュが萌える俺は邪道なのか?


700:名無しさん@ピンキー
08/04/03 12:43:43 9VXOqGAm
食いちぎりは食いちぎるかどうかなだけで
それ以外の要素は人それぞれ自由だろうね

701:名無しさん@ピンキー
08/04/03 15:16:13 EesxYkZl
らき☆すたマダァー?


702:名無しさん@ピンキー
08/04/03 15:23:04 MnWwP/qF
>>698
だったら自分が、↑の作品を超える丸呑みを書いて投下すればいいんだよ。

703:名無しさん@ピンキー
08/04/03 16:51:15 EesxYkZl
俺、文章力が極めてないから無理

704:名無しさん@ピンキー
08/04/03 19:47:53 SqvMcoBX
>>698
なら来るなよ。雰囲気悪くなるから書き込むな

705:名無しさん@ピンキー
08/04/03 20:13:04 9VXOqGAm
みんな、かまっちゃだめ!

706:名無しさん@ピンキー
08/04/03 22:06:24 9VXOqGAm
やっぱり見ているとドラゴンが人気だよね。
空想上のものだから、設定とかが扱いやすいってのもあるのかな?


707:名無しさん@ピンキー
08/04/06 01:11:18 o8fa56N9
てか伝説とか既存の物語の段階で人間を捕食する生き物って
意外と少ない?ちょっとぐぐっただけだとメジャーなのは
ドラゴン、ワーウルフ、スライム、吸血鬼、あとは中国ものでとうてつくらい?
なんかもっとマイナーな化け物も見てみたいな


708:名無しさん@ピンキー
08/04/06 14:18:25 GjZkKzFV
丸呑み系SS書いてるんだがなかなか思うように作業がはかどらない。
ここで丸呑み派って人はどのぐらいいるのかな?

709:名無しさん@ピンキー
08/04/06 15:19:27 YUT/lt33
マンティコアとか鬼とか
神話ではキュクロプス、ヤマタノオロチ、スフィンクス、ミノタウロス、
クラーケン、ケルベロスとか。
ケルベロスとかみてみたいね。


710:名無しさん@ピンキー
08/04/06 18:09:46 L2GZOpjD
そういえば、まだ海シリーズをみたことがない気がするな

クラーケンとかイカとかタコとかサメとかネタには事欠かないと思うんだけど

711:名無しさん@ピンキー
08/04/06 19:32:52 iZJuHLqm
サメはベーシックだね。性格が無機質だけど、
その方が良いって人にはいいかも。
大きなイカは以前のスレの拿捕ネタの時にあったと思う。
あと映画ではよくあるし、恐竜なんてどうかな


712:名無しさん@ピンキー
08/04/06 19:36:01 iZJuHLqm
あと丸呑み派はたくさん居ると思うよ。捕食フェチでは大分多数派だし。
他の捕食スレでは丸呑みがメインだもんね

713:名無しさん@ピンキー
08/04/06 19:58:26 l9SZwb4d
他の捕食スレって何処にある?オリキャラ板のやつ?

714:名無しさん@ピンキー
08/04/06 20:10:06 YUT/lt33
オリキャラ板にもあるし、趣旨は違うけどフェチ板にもある。
他リョナ板とか。

715:名無しさん@ピンキー
08/04/06 20:11:13 YUT/lt33
半角二次元にもあった。

716:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:31:09 l9SZwb4d
サンクス。見て回ってみる。

717:名無しさん@ピンキー
08/04/07 13:49:31 2JXR5b70
やっぱり丸呑みが捕食で一番オーソドックスなのかな?

少女・女性が化け物に捕食されちゃうスレってひとくくりになってるけど
同じ捕食でも丸呑み派、食いちぎり派で求めているものが全然違うよね

丸呑みは捕食じたいを楽しんでいるって感じかな?
で、食いちぎりは捕食はもちろん、泣き叫ぶ姿を楽しんでいるっていう感じ?

まぁ、とりあえず、俺は料理派
料理はって多いいのかな?

718:名無しさん@ピンキー
08/04/07 19:17:14 BBrzgs4a
>>717
大丈夫だよ、俺もだ。ぽっちゃりした子を料理するssが欲しい…。

719:名無しさん@ピンキー
08/04/07 20:55:17 qXZvvCNN
俺は寄生蜂系が好みだがこれは絶対少数だな。

720:名無しさん@ピンキー
08/04/07 23:27:51 /RCw5N5/
女の子が快楽の中で食われるなら丸呑みでも食いちぎりでもいいな。
1.恐怖で泣き叫ぶ。
2.絶望・諦め・催眠などで怪物の捕食を運命として受け入れる。
3.怪物の能力により食われることが快感になる。
で、最後は気持ちよく昇天。というのが俺のツボだったりする。
こんなの俺一人だけだろうな。

721:名無しさん@ピンキー
08/04/08 10:12:02 iOCGQotS
個人的には2や3はあまり好きじゃないな
別に2や3のSSを否定するわけじゃないけど、捕食って感じが少ししない気がする
やっぱり、1や最後まで選択肢にはない諦めずに抵抗するっていうのがいいかな

最後まで希望を捨てちゃいかん
あきらめたらそこで捕食終了だよ

せんせい
安西先生
捕食がしたいです
捕食が・・・

722:名無しさん@ピンキー
08/04/08 13:33:42 4uapCdkZ
食いちぎり系書きまくってみるわ
後料理されたり丸焼きとか

723:名無しさん@ピンキー
08/04/08 18:28:19 NxWhI3r/
>>697
赤頭巾はもともと何パターンもある
民話だしね
中には自力で助かるものもあるとか

赤頭巾に捕食される狼とか妄想した

724:名無しさん@ピンキー
08/04/08 19:43:03 +iI7vD/a
カニバはスレ違いだよな

725:名無しさん@ピンキー
08/04/08 22:00:51 iOCGQotS
童話って何気に食べられちゃう系の話多いいよね
流石に寸前で助かったり、食べられてもまるのみ系が多いいけど・・・

726:名無しさん@ピンキー
08/04/10 23:38:52 2bmQZJvw
現実という名の化け物に捕食されそうです…

727:名無しさん@ピンキー
08/04/11 00:04:33 xDjY0tYG
新社会人か?
がんばれ

728:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:32:35 cdEwE+fT
果てのない虚空を進む一機の宇宙船。
その中で船員達は船を目的地へ進めるべく自分達の職務を果たしていた。
そうした船員達の中に、一人の女性と、男がいた。


「ねぇ、あたしを食べてみたいと思ったこと、ある?」
目の前で計器をいじっている男に彼女は声をかけた



「まさか。昔の俺達の種族ならともかく、今の俺達はそんなことがないように訓練されている。
そうでなくても他に食べるものもあるしな」
宇宙服に身を包む男は彼女の倍近い身長と巨大な口を持っていた。

男は、異星人であった。
数世紀前、地球にやってきた宇宙人の子孫。
彼らはさまざまな偶然で地球に流れ着いたあと、失われた自分達の食料に代わる食糧として
地球人を捕食し始めた。
彼らにとって地球人はそれまでに出会ったことのないほどの美味であった。
最初はこっそりと行われた非常食程度のものだった。
しかし、、地球という星とそこに住む人間という生物の美味が語られた後、
彼らはその美味を求めて大挙して地球へと押しかけた。
彼らは地球人を超越する化学力でしばらく地球を「食糧基地」へと変えてしまったのだ。



それが、数世紀前の話。


その後、地球人が彼らと同じ「知的生命体」としての権利を獲得するまでの苦闘も
彼らと「地球人を捕食しない」旨が記された宇宙条約を締結するまでの数え切れないトラブルも
彼らにとっては教科書で学ぶ歴史に過ぎなかった。

彼らは現在生活している地球人に代わって、クローン培養された脳を持たない「人間」
を食糧として獲得、今の彼らにとってはそれが主食の位置にあったのだ。
そうはいっても、彼らの嗜好が変わったわけではなく人間への食欲自体は依然としてあり、
しばらくのあいだは「密猟」が絶えることはなかった。
そこで、そうしたクローン培養された肉に人間への食欲を抑える薬品を混ぜることで、
地球人を食べたくなることがないようにしていた。

そうなったあとの地球人は彼らにとって食糧ではなく、文明を共有する仲間となり、
お互いの間での異種族間結婚すら常態化するほどになっていた。

729:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:33:24 cdEwE+fT
「…ねぇ、聞いてる?」
しばらく計器に気をとられていた男はようやく彼女の声に気がついた
「あ、ああ、すまん。ちょっと計器の調子がおかしくてな。」
男は彼女のほうを振り向いて言った。
「もう。だからさ、この航海が終わったら、結婚しようって言ってたじゃない。それってさ…」
男は彼女の不貞腐れた声すら愛しく思えていた。
この航海が終わったら、結婚しよう。
それは、男の彼女への愛と、大きな決意の表れだった。

やがて、たわいのない会話も終わり、彼女も男も目の前の任務を続けることにした。
宇宙船の計器異常はトラブルの域に達しようとしていた。

そして、数時間後。
トラブルは致命的なものへと拡大した。

宇宙船はコントロールを失い、手近な星へと漂着した。


「…だめだわ。誰もいないみたい」
「脱出できたのは俺達だけか」

男と彼女は、残骸と化した宇宙船を見つめていた。
不時着の衝撃で炎上した宇宙船から救命艇で脱出できたのは彼らだけだった。
「大気の成分は俺達の星と同じくらい。生活だけは出来そうだ。ないのは…」
救命艇に積んでいた機器で大気を計測した男は周囲を見回した。
あるのは、植物だけだった。
「食糧になりそうな動物は見当たらないな。植物はこれから調べてみないとわからないが…」

動くもの一つない星に彼らは居たのだ。

730:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:34:12 cdEwE+fT
「ダメだ。食糧につかえそうな植物はどこにもない。今、救命艇にある食糧がすべてということらしい」
救命艇には非常用の食糧が積まれていたが、それはすべて地球人の彼女の嗜好にのみあわせられていた。
「あたしのこの食糧はあなたには食べられないのね」
「とはいっても、食いだめはきくからしばらくは大丈夫だけどな。
なぜ、救命艇の中に俺達にも通用する食糧を入れないんだ!」
男は毒づいた。

一週間後

「たのむ、救助が来るまで俺の前に出ないでくれ」
そういって男は救命艇の中に閉じこもった。
「なぜなの?…まさか…」
彼女は絶句した。
「そうなんだ。あの薬が切れ始めた。今、君を見ると食べてしまいたくて仕方がない。
空腹のせいもあるんだんろうけど、君の体が、今の俺には食べ物にしか見えないんだ」
彼女の目の前には残りわずかな食糧があった。
しかし、それは男が食べることの出来ない食糧。
今の男が食べることが出来るのは、結婚を誓った彼女だけだったのだ。

救命艇の中で、彼女を守るために飢えと闘う男の姿があった。
男は、救命艇の中にこもりながら窓からのぞく彼女の姿から必死に目をそらし、
時折、必死に食欲を抑えようと喚き声をあげる。

その声が、徐々に弱まってきているのが救命艇の外からでもわかるようになっていく。



彼女は救命艇のほうを見ないようにした。

やがて、最後の食糧がなくなるときが来た
「これで、あたしももう食べるものがなくなるのね…」
最後の食糧の封を開けたとき、ある決意をした。


731:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:36:07 cdEwE+fT
俺は、おかしくなっちまったんだ。
食糧がきれてから、徐々に、彼女を見る目が変わり始めた自分を認識していた。
彼女のはちきれそうな胸、丸みを帯びた尻、肉の締まった太腿。
それらが、途方もなく食べたくなってくる。
その欲求は空腹とともに日増しに強まっていた。
しかし、たとえ飢え死にしても、彼女を食べることなど出来ない。
しかし、体の欲求は、徐々にそれを上書きしていく。



彼女を食べたい…
彼女を食べたい…


不意に、救命艇の外から声が聞こえた
「ねぇ…」
もはや、その声すら食欲を誘う
「やめてくれ!今の俺は君を食べたくなってしようがないんだ。
君の体が、今まで食べた何よりおいしそうな食べものにしか見えないんだ。
だから…」
「いいの…あたしを…食べて…」

その言葉に俺は耳を疑った。
「そ、そんな…」
「もう、あたしの分の食べ物もなくなっちゃったの。
このままだと二人とも死んじゃう。だから、あたしを食べて、あなただけでも生き延びて…」
彼女のほうを振り向いた。
彼女の決意に満ちた瞳は、彼女への食欲を隠せなくなった俺の瞳からまったくそらさず
俺に訴えかけてきた。


俺は、救命艇を出て、彼女を抱きしめた。
お互いに、生まれたままの姿を晒し、お互いに違う体を重ねあう。
必死に湧き上がる食欲を抑えながら、彼女を抱いていた。




732:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:36:39 cdEwE+fT
彼に抱かれるのはこれが初めてではなかったが、
これほど激しいことはいままでなかった。
食欲を押さえつけながらの激しい抽送はあたしの体を容赦なく突き上げる。
あたしも、最後の女の喜びを全身で受け止めて誰にも遠慮することなく乱れ狂う。

「いい、いいの…あたしの体…もっとあじわってぇ…あぁぁっ!」

やがて、体の奥深くに熱い衝動を注ぎ込まれたことを自覚するとともに、
あたしもこれまでに感じたことのない快感を感じながら達した。

朦朧とする意識の中、あたしの視界が急激に暗くなっていく。
ぼやけた視界が、彼の口の中で埋め尽くされてゆく。

これから、あたし、食べられるんだ。

あたしの首から上が彼の口にくわえられた。
ぬるぬるして、温かい彼の口の中で、彼の舌はあたしの顔や頭を舐めつけてゆく。
生暖かい唾液で顔中を絡めとられ、舌の動きとあわせてあたしの顔がしゃぶりつくされる。
まるで、キャンデーでも舐めるように彼の舌があたしを舐めつくす。
あたしを味わってくれてるんだ。
達した余韻の赴くままあたしは彼に聞いてみた

「ねぇ、あたしって…美味しい?」



誰ひとり見ていない原野の中で獣と化した俺の前に裸身を晒す彼女の姿
目の前にある彼女の顔を、彼はくわえこんだ。
せめて、苦しまないまま、彼女を食糧に変えてあげたかった。
彼女を頭からくわえ込んだ俺は、それでも噛み千切る勇気が持てず、
少しずつ彼女の味を味わおうと舌でしゃぶり始めていた


やがて、口の中から聞こえる声

「ねぇ、あたしって…美味しい?」
それが、俺の心の何かに火をつけた
「ああ、とってもうまい…このまま、一思いにかぶりつきたくてしようがないんだ」
「いいよ…このまま食べられるんだね。あたし、とっても幸せ…
このまま、残さず綺麗に食べちゃってね。あたしの体…」

733:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:37:11 cdEwE+fT
首の部分に、彼の歯があたる。徐々に、それに力が加わり始めていた。
あたし、いよいよ食べられるんだ。
あたしは目を閉じて、その瞬間を待った。

一瞬、抵抗を失った彼女の体を抱きしめながら、俺は口の中の彼女の首を一気に噛み切った。
刹那、体が大きく痙攣し、噴出すように口の中を血が埋め尽くす。
その血を飲み干しながら、口の中の彼女の首を咀嚼する。

彼女の首は、男の口の中で幸せな表情を浮かべたまま食べられてゆく。

脳も、舌も、目も、一緒になって、彼の中へ消えていった。


やがて、男は動きを止めた彼女の胸の双丘にむしゃぶりつく。
彼女の胸は、男の口の中ではじけるような弾力を伝える。
口の中で噛みちぎったとき、彼女の甘い味がした。
彼女の胸は柔らかな風味と、乳首のこりこりした食感がたまらなかった。

男は、彼女の肋骨と、それについている肉、そして、その中の内臓を食べ始めた。
彼女の体を形作っていた肉は、骨と一緒に噛み砕かれ、男の口の中に消える。
残骸と化した胸の大きな空洞から心臓や肺が引きずり出される
プリプリした内臓は、濃厚な味わいとむっちりした食感があった。

これが…彼女だったんだ…

胸を食べつくし、両腕が切り離された残骸を見て、人心地ついた男は思った。
ゴクリとのみこまれる内臓の味が、男の食欲を刺激した。

734:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:37:53 cdEwE+fT
そして、頭の中にリフレインする彼女の声
「残さず綺麗に食べちゃってね。あたしの体…」
それが、自らの押さえつけられた食欲と結びつき、さらに男を突き動かす
噛み千切られたくびれの下、艶やかで濃厚な味わいの内臓、先刻の営みの結果
白濁した液を垂れ流す性器、そして、むっちりとした尻の肉を一気に食べ進む。

さっきまで、必死で俺を受け止めてくれた彼女の体が、今、俺の口の中で
最高の美味を伝えてくれる。
愛した女の肉の風味は、クローン培養された「肉」とはまったく異なるものだった。
白濁した液がソースのように絡みつく性器を口に入れた瞬間、
ガツガツと彼女の名残を食べつくす男の目に涙が浮かんだ。

しかし、男は彼女を食べるのをやめることは出来なかった。
既に抵抗することもなく、少しずつ男の腹の中に消えてゆく彼女の体。
もう、止められない。彼女がほしい、愛する彼女のすべてを食べたい。
それだけだった。
肉付きの良い太腿、すらりとした両手足を食べつくし、そこに残るのは垂れ流された血だけだった。





735:名無しさん@ピンキー
08/04/11 05:38:25 cdEwE+fT
「ねぇ、ちょっと、どこみてるのよ」
男の頭の中で声が聞こえる
「なんだよ、ちょっとよそみしただけじゃないか」
「もう、あの女の人を変な目で見てたじゃない。あたしにはわかるんだからね」
俺の頭の中で、彼女の声が聞こえるようになったのは、あの日のすぐ後だった。
「まさか、脳を一緒に食べるとこんなことになるとは思わなかったな」
「え~?あたしを食べておいて、その言い草何?責任とってずっと一緒に居てよ」
生きた地球人に代わって脳のないクローン肉を食べるようになった理由がよくわかった。
既に歴史の中に消えてしまった事実。
生きた地球人を食べると、その記憶が吸収されて、自分の記憶の中に残ることがあるという。
つまり、今の俺のように、俺の頭の中に、彼女がいるような状態になるのだ。

かくして、文字通りひとつになった俺達は救助された後、こうして永遠に一緒の生活を送ることになったのだ
「ねぇ、その娘、あたしの体より美味しい?」
クローン肉を食べるたびに、彼女にこういわれながら…

736:名無しさん@ピンキー
08/04/11 18:36:23 cyE5kyba
スゲーおもしろい感動した!
これからホタルイカ買ってくる。

737:名無しさん@ピンキー
08/04/11 19:03:56 1EAsohZV
傑作だ
オチまで素晴らしいよ
神シナリオGJ!

738:名無しさん@ピンキー
08/04/11 19:04:45 1EAsohZV
傑作だ
オチまで素晴らしいよ
神シナリオGJ!

739:名無しさん@ピンキー
08/04/11 19:30:08 cyE5kyba
冷静になって考えると、男(=異星人)の大きさ設定が難しいな。
人をパックリ喰えるほど大きく、sex描写に不自然さを感じさせない範囲の体格差…
テキストだと「彼女の倍近い身長と巨大な口」と描写を抑えることで
読者(=スレ住人)の逞しき想像力に委ねることが出来るが
アニメや漫画だと具体的に描写することになるから、純愛カニバ(?)は小説向きの題材なのかもな。
今回の話では喰いちぎってるわけだが丸呑み派となるとますます難しいよな。

740:名無しさん@ピンキー
08/04/12 01:09:31 T/TFMnxF
食いちぎり凄くグッジョブ!
金曜日の夜にとても良い思いをした。
是非また描いてください。

741:名無しさん@ピンキー
08/04/14 21:49:53 LfNbxJZd
俺は丸呑み派だが…詳しく書くと
頭から包まれる→手足をバタつかせ抵抗→やがておとなしく→少しずつ吸い込まれ→体内に消える
この流れに萌える

742:名無しさん@ピンキー
08/04/15 00:38:27 CXOlJhH5
それは「幼女を狙う公園に潜む触手」を思い出すなぁ

作者さんもご無沙汰だし、ああいうの書く人いないのかな?

743:名無しさん@ピンキー
08/04/19 00:51:53 ou2/quf9
人いないな~

744:名無しさん@ピンキー
08/04/19 20:19:13 3NMoALVd
いるぜ

745:名無しさん@ピンキー
08/04/19 21:24:54 M2apGkIY
また食いちぎりかくよ


746:名無しさん@ピンキー
08/04/19 22:35:35 3NMoALVd
>>745
キター

747:名無しさん@ピンキー
08/04/20 00:46:47 odwjBP2f
>>745
そのジャンルはいい加減食傷気味だ、
ほかのやつを書け。

748:名無しさん@ピンキー
08/04/20 03:30:18 bJ2DiDZo
>>745
キター な人間がここにもいます
自分も頑張るよ

749:名無しさん@ピンキー
08/04/20 03:54:04 yzGkBvzu
>>747
煽るなよ

750:名無しさん@ピンキー
08/04/20 14:26:13 sTL1SL2i
>>735
元ネタ新井素子『あたしの中の・・・』だね
でもすごくうまくできてて楽しかったヨー

751:名無しさん@ピンキー
08/04/22 21:11:54 4pFHRGGG
グーグルでそれ系小説探しているのだけれど
なにかいい検索ワード無いかな。
食いちぎり系で

752:名無しさん@ピンキー
08/04/22 22:36:17 mIcahKSZ
紹介しようにも狭い世界、貴方が既に知ってるものばかりかも知れない。
(   )部屋、(    )ブルー、リョ( )板のSS、小(   )製造所、
怪物スレの保管庫、虐殺スレとさくら100gの過去ログ、後はチョコにするとかの状態変化系。
ネット上のSSで俺が知ってるのはこれが全部です。(外部は伏字を入れました)
検索より管理人の交友関係から探ったほうが効率的だと思う。

753:名無しさん@ピンキー
08/04/24 05:52:13 DJ264oop
やっぱ駄目だ
食いちぎり系は気分が悪くなるorz

754:名無しさん@ピンキー
08/04/25 18:29:28 2iW+rbBN
これが噂のネガティブキャンペーンですね、わかります

755:名無しさん@ピンキー
08/04/25 20:02:17 87CA6olh
食いちぎりはグロいだけだからな。

756:名無しさん@ピンキー
08/04/26 12:10:01 2Whha9U5
一日一回ネガキャンですか

757:名無しさん@ピンキー
08/04/26 12:23:44 RYkiK6sw
まあまあ。
お互いにポジティブにいこうよ。

758:名無しさん@ピンキー
08/04/26 12:53:33 RYkiK6sw
すまね

759:名無しさん@ピンキー
08/04/26 19:48:46 2Whha9U5
バカのせいで職人がssを張りにくくなったとさ

760:名無しさん@ピンキー
08/04/27 00:15:25 E1mMPLmd
単純にネタが無い
あとテンションが上がらない
春の忙しさのせいで書く時間も無い

ふぅ

761:名無しさん@ピンキー
08/04/27 00:59:31 QQwlnBDo
GW宙に1本描けるように頑張るよ
いつもの文章下手くそだから期待しないでね

762:名無しさん@ピンキー
08/04/27 17:58:31 i3RJjWpX
wktkしながら今から裸で待ってます(`・ω・´)

763:名無しさん@ピンキー
08/04/28 07:28:15 VDsgetZT
妖怪が人間に食われちゃだめなのかな
時の権力者が不老長寿を求めてロリ人魚とかロリ肉人とかの活け作りを、とかさ

764:名無しさん@ピンキー
08/04/28 12:26:49 Y4Rs0nrh
>>763
残念ですが…

765:名無しさん@ピンキー
08/04/29 19:30:31 TMPFV3VF
逆ならokだけどな。
昔読んだコミックに、山に清掃活動に行った中学生が野槌に食い殺されるのがあった。

766:名無しさん@ピンキー
08/05/02 15:23:08 OVDiDfOV
お久しぶりに書かせて貰います。

「私もずいぶん馬鹿にされたものね」リングの上の女は手にはめた格闘技用のグローブを直しながら呟いた。
飾り気の全く無い白いレオタードに身を包み、長い金髪を後ろで束ねている。
「まあ、まあ、まあ、怒らないでくださいミス、エミリア ‘ライトニング, ヒーリング」
リングの下にいた黒いタキシードを着た男はおどけた調子で声をかけた。
「いや困っていたんですよ、ほんと、この条件を受けてくれる方がいなくて」そういうと男は肩をすくめた。
そんな男には一瞥もくれず、エミリアは吐き気のする思いで周囲を見回した。
幼い妹を人質に取り無理やりこんなところに呼びつけたものが、何処かにいる筈だった。
「・・・・もう一度聞くけど、本当に妹を返してくれるんでしょうね」「もちろん!!組織はいつもあなたにうそをついたことは無いでしょう?」
ニコヤカに告げる男の顔をジロリト睨むと、男は大げさに驚いた顔をする
「おお、怖い、そんなに怒ると美しい顔が台無しですぞ?」そう言いながらそそくさとリングから離れると
上からゆっくりと何かが降りてきた、それは
「金網!?」エミリアの驚いた声にあわせ外から先ほどの男が声をかけた。
「はい、ミス、エミリア‘ライトニング,ヒーリング貴女の対戦相手が貴女に恐れて逃げ出さないように用意しました」
「ちっ」舌打ちをし男を先ほどより激しく睨みつけた後金網をじっと見つめた。
(どうあっても逃がさないつもりね)だが負けるわけにはいかない、エミリアは自分にそう言い聞かせ、ゆっくりと息を整えた

767:名無しさん@ピンキー
08/05/02 15:56:02 OVDiDfOV
続きです

ガシャン 大きな音を立てて、金網が完全に降りる。金網の向こう側には開閉扉が見える、あすこから対戦相手が入ってくるのだろう。
だが組織の中には、自分を打ち倒せる者などいないはず、「やつら、何を考えて・・・・・」
そうエミリアが思ったその時扉がゆっくりと開くと、入ってきたものを見て、エミリアは息を呑んだ。
「ば、化け物・・・・」身長は約3メートルぐらいだろうか、何か動物のような頭部と全身毛むくじゃらの体をした生き物が入ってきた。
「ミス、エミリア、紹介しましょう!!われらが生んだファイター、ミノタウロです!!」
そう、それはギリシャ神話の化け物ミノタウロスをイメージさせるような化け物であった。
「ギュごごオオオオオ!!!」何かわからない言葉を発しながら今にも襲い掛からんとしているモンスターを見て恐怖を覚えるエミリアだったが、
すぐにわずかに残る勇気を振り絞り目の前の怪物をを睨みつける。
「卑怯者!!この化け物を倒したら、次は貴様たちを皆殺しにしてやる!!」エミリアはその場に聞こえるように大きな声を張り上げると
その勢いに押されたタキシードが悲鳴を上げながら、その場を離れる。
「グオオオオオ!!!!」その声に触発されミノタウロが雄たけびを上げながらエミリアにまっすぐ突っ込んできた。
「フッ!」それを横によけながら突進してくる勢いにあわせカウンターで化け物のすねを蹴り上げる。
「ぐああああ!!!!」痛みなのか興奮のためか、ミノタウロはさらに大きな咆哮をあげる。
腕をめちゃくちゃに振り回すとエミリアめがけて振り落とす、だが冷静にそれを避けると先ほどと同じところにローキックを
叩き込む。バシン!肉を鞭で打った時の様な音があたりに響き渡りエミリアは手ごたえに満足していた。
「こいつ・・力任せなだけだ・・・当たらないように戦えば勝てる!」エミリアはそう確信すると足を使い、ミノタウロの周りを回り始める
‘ライトニング,の二つ名が示す通り、化け物は全く動きについてこれずにいた。「まずは足を封じる」
次々と的確にローキックを繰り出すエミリアそしてついにミノタウロはリングに方膝をついた。
「いまだ!!」勝機を見て取ったエミリアはミノタウロの後頭部に懇親のハイキックを叩き込んだ。


768:名無しさん@ピンキー
08/05/02 16:20:48 OVDiDfOV
バシーン!!今までとは比較にならないほど大きな音があたりに響き渡る。「仕留めた!!」
エミリアが思った瞬間、ドゴン!!!すさまじい音を立ててリングが揺れ、ハイキックを打った直後のエミリアは
たまらずその場に尻餅をついた。「な、なに・・・?」何が起こったのかと思ったら目の前の怪物がリングを両腕でたたいていたのだった。
その振動はすさまじく、エミリアが立っていられないほどの振動だった。
「あれを食らって平気なんて・・・・」目の前の対戦相手に恐怖したとき、ガシッ、突然足をつかまれる。
「しまっ・」しまったと思ったときにはもう遅かった。ふわりと体が持ち上げられると
バシン!!!!!ものすごい勢いでエミリアはリングに叩き付けられる。「アアアアアア!!!」
今までの強気な態度からは思いも付かない様な、扇情的な悲鳴が辺りにに響きわたる。
「う、受身を・・・」とっさに受身を取るが、それは人間同士の闘いの技であり、人対化け物を想定したものではなかった。
二回、三回まではともかく、足をつかまれたまま振り回され何度も何度もリングに叩き付けられエミリアの意識は
混濁してくる。「あああ・・・・ぅぅぅ」口からは弱弱しい悲鳴が漏れぐったりとしたまま全身の力は
抜け切っていた。そんなエミリアを乱暴にリングに放り投げると勝ち誇るように
ミノタウロは咆哮する、美しい女戦士はリングの上に無様に倒れこみ、きれいな金髪もボロボロと成り果て、
純白のコスチュームは汗や体液によりグシャグシャになっていた。
長く美しい手足を投げ出したままエミリアは全く動けずにその無防備な肢体をさらけ出していた。

769:名無しさん@ピンキー
08/05/02 16:42:07 OVDiDfOV
「ぐおおおお」怪物はそんなエミリアに近づくとゆっくりと着ているコスチュームに手をかける
「や・・・やめ・・・」エミリアの力ない抗議に耳を貸さず、怪物は一気にコスチュームを剥ぎ取った。
「あああ・・・・」リングの上でエミリアの豊かな胸が曝け出される、おそらくはこの戦いをどこかで見ているであろう
にくい組織の連中にも見られている、そう思うと悔しさでいっぱいになりエミリアの目から涙がこぼれる。
だが、そんな甘い干渉は、それまでだった。敗者に与えられる恐ろしい罰が待っていた。
ミノタウロは力なく横たわるエミリアを持ち上げると、其のままむき出しとなった乳房にかじりついた。
「あああああああ!!!!!!」「ぐおおおおお!!!」悲鳴と歓声が同時に上がる。
「いやああああ!!!!」エミリアは何とか逃れようとかすかに残った力を使いミノタウロの手を払いのけようとする。
だが、奇跡は女戦士の前には現れるわけも無く。其のままミノタウロは五月蝿く動く手にかじりつき其のまま食いちぎる。
「あああ!!!いやああああ!!!!!」泣き叫ぶエミリアの悲鳴を満足そうに聞きながら、特上のえさにかぶりつくミノタウロ
やがて悲鳴も弱弱しいものに変わり、美しかった女闘士は見るも無残に、化け物の餌へと姿を変えてゆく。
わずかに残った意識を巡らして、妹の安否を気遣い、一粒の涙がこぼれたが、それも化け物の
歓喜の味付けに成っただけであった。目の前の餌を食い尽くすと勝利と、その最高の味を喜び化け物は大きく咆哮し、
組織の者たちは、自分たちの作り上げたモノの結果に満足し、拍手をした。

770:名無しさん@ピンキー
08/05/02 16:53:46 OVDiDfOV
ううううっ・・・食べる描写がぜんぜん少ない・・・・。
グロテスクに成らないようにと思ったらなんか駄目駄目でした・・・・・・。
ごめんなさい次回書くことがあったら、もう少しがんばりますね。
では~。

771:名無しさん@ピンキー
08/05/02 19:09:00 tG2svffL
いや、最近ss投下が少ないから
どんな出来だろうと貴重だよ。

772:名無しさん@ピンキー
08/05/02 22:25:01 VFq6xNmS
だめだめなんてとんでもない。
簡潔に要素が纏まってて良いと思いました!
また来て!また来て!

773:名無しさん@ピンキー
08/05/03 19:56:07 mmTbIDZg
こんなスレがあったのか!てっきり自分だけの趣味だと思ってたよ。
小学校のときファーブル昆虫記で読んだ、
ジガバチが獲物の芋虫を生かしながらじっくり上手に食べていく様子、あれネタにならないかな。
食われるほうに自己投影して悦んでた。

774:名無しさん@ピンキー
08/05/04 00:51:16 oCBCCruU
食われる方かー。それもまたよし。
RPが苦手じゃなかったら、オリキャラ板に食われる系のスレがあるよ。
捕食されたいで検索してみると良い。
ジガバチの食べ方とは思いつかなかった。
そう言うネタが出るのも良いことだなあ。

775:名無しさん@ピンキー
08/05/04 01:15:13 dbwNFpdN
食いちぎりはもう飽きたから
丸呑みか咀嚼ものをきぼう。

776:名無しさん@ピンキー
08/05/04 19:19:19 SwMArhfC
咀嚼ってくいちぎりも含まないか?

777:名無しさん@ピンキー
08/05/04 20:10:14 Qbpzl70h
>>775
しつこい。

778:名無しさん@ピンキー
08/05/04 20:20:50 c1mvFCTZ
そういや最近丸呑み系ないね(´・ω・`)

779:名無しさん@ピンキー
08/05/04 21:34:02 JDbrH4kW
ネガティブキャンペーン 開催中!!

780:名無しさん@ピンキー
08/05/06 09:37:50 QGawIzMj
丸呑みかあ~、結構難しいですよね、シチュエーションが。取り敢えずやって見ますので
見てください。


古代文明において、人と神とは身近な存在であった。
大地に実りをもたらす神、恵みの雨をもたらす神、人々に祝福をもたらす神、そして
人々にさまざまな災いをもたらす神。
「神よ・・・偉大なる神よ・・・われらの願いを聞き遂げたまえ」
この国にはもう何日も雨が降らなかった、そして王は神に祈りを聞いてもらうべく、一つの方法を
執り行う、すなわち、生贄を神に捧げるのであった。
祭壇に寝かされた少女が手足を鎖でつながれている所から
この少女が自ら望んでここに寝ているのではない事を容易に想像することができる。
其れもその筈、美しい顔立ちにすらりとした手足、髪の黒さとは対照的にきれいな白い肌は、
この少女が後数年もすれば、きっと様々な男たちが求婚を迫りに来たであろう。
だが其れももうかなわぬ話であった。
「大丈夫よルティア、私が守ってあげるから」「・・・・ねえさん」
生贄には一人だけ傍らに誰かが付く事が許される。親や恋人がいないルティアは代わりに姉がそばに
付き添うことになった。
「ここに生贄を捧げわれらの忠誠の証といたします」そう言うと少女の着ているものを脱がせ
薄く持っていたナイフで少女の体を傷つける。「痛っ・・」少女はナイフが触れた瞬間体をピクリと震わせ
体を少しのけぞらせる、まだ膨らみきっていない胸の間に少し赤い線が走った。
少女を生贄の祭壇に乗せ儀式の終わった彼らはまたもと来た道を引き返してゆく。
「姉さん・・お願い・・・もう帰って」「なに言ってるのルティア!?・・大丈夫よ心配しないで・・・」
二人の少女が手を握り合うのと、夜の帳が降り始めるのは同じころあいであった。

781:名無しさん@ピンキー
08/05/06 10:21:12 QGawIzMj
辺りを静寂が支配し始めたころ。・・・・・・ズルリ、ズルリ。
何かが這う音が姉妹の耳に飛び込んでくる。
何が近付いてきたのか、姉妹の目に其れは飛び込んでくる。
其れは巨大な蛇であった。
「ひっ・・」悲鳴を上げたのは二人同時であった。
だが勇気を振り絞り体を動かしたのは姉が先だった。
「わあああ!!!!」隠し持っていたナイフを握り勇敢にも巨大な蛇に切りかかる。
「お、おねえちゃん!!」妹の声を後ろに聞きながら蛇の体にナイフを付きたてた。
カツッ!!カツ!!何度も蛇の巨体にナイフの刃を突き立てるが、硬い鱗に阻まれ
体に傷をつけることはできない、「この、この!!」か弱い力に非力な刃では奇跡でも起こらない限り
傷をつけるなど無理な話だ、「やめて!!お姉ちゃん逃げて!!」だが姉は妹を守ろうと、
奇跡を起こそうと、必死に刃を振るう。
だが、奇跡は起こらなかった。
「あっ!」パキン、小さな刃は、小さな音を立てて砕け散る。
其れをまるで待っていたかのように、神の使いの蛇はゆっくりと鎌首を落ちあげて、少女の頭を飲み込んだ。
「いやあああああああ!!!!!」悲鳴を上げたのは二人同時であった。
だが、手足をばたつかせ、蛇の頭を殴りつけて、必死に抵抗していたが、ゴキリと言う鈍い音と共に動かなくなったのは、
姉のほうであった。(もしかしたら・・・私を食べ終わったら満足して帰ってゆくかも・・・)
薄れ行く意識の中ぼんやりと姉は妹の身を案じていた。
「いやああ!!お姉ちゃん!!!おねえちゃああん!!!」
妹の叫び声を聞きながら、蛇はゆっくりと姉の体をズルズルと飲み込んで行く。
頭、肩、胸、腰そして最後完全に体が蛇の口の中に納まり、ゆっくりと蛇は
メインの生贄のほうを向き直った。

782:名無しさん@ピンキー
08/05/06 10:43:55 QGawIzMj
ズルズル、ゆっくりと蛇は祭壇の少女へと進む。
「ああっ・・・」恐怖のあまり声が完全に出なくなっている少女の体に鎌首を近づけると、
ゆっくりと舌でルティアの体を嘗め回しはじめた。「あっ!・・あくぅ・・」
そのたびに体はビクビクと反応を繰り返す、恐怖と寒さで、体が普通よりもだいぶ感じやすくなっていた。
やがて蛇は少女の足を咥えるとぶんぶんと、体を揺らす、バキン!硬い金属音を立て、少女の鎖は粉々に砕け散る。
そのままゆっくりと足から順に、生贄の少女を体へと飲み込んでゆく。
「あっ・・・ああ・・・」自分の体が飲み込まれていくのを見ながら少女はもはや抵抗する力を失い飲み込まれていくしかなかった。
ズルズル、美しい手足も、
ズルズル、小ぶりだが形のいい尻も
ズルズル、慎ましやかだが形のいい胸も
そして、美しい黒髪にふさわしい、端正な顔も
すべてが巨大な蛇の腹の中へと消えていった。

次の日、国は久しぶりの雨に大喜びに沸いていた。

そして生贄となった多くの少女達のために石碑が建てられて、数百年たった今でもこうして語り継がれているといいます。

終わり

783:名無しさん@ピンキー
08/05/06 11:02:34 QGawIzMj
有難うございました・・・・・ううん、やっぱり食べる描写が少ないような。
後、丸呑み=蛇って短絡すぎですかね?どうですかね?
後ビックコミックで始まった古代ローマ物の第一話で
女の子がライオンに食われそうになっている描写にどきどきした方いられますか?
(絵はあれですが・・・・)
幻想水滸伝5というゲームに登場キャラクターの「おいしさ」なる表示があって、
美味しいと食べられやすいと言う設定にどきどきした方いますか?
(食虫植物みたいなものに丸呑みとか)
ファイティング・レイヤーって3Dの格闘ゲームで、トラや鮫に食い殺されて、
「くそー!!」と思いながらも「まあいいもん見れた」と、ゲーセンでポール・ポジションを
直された方いますか?(お勧めはブレアってキャラ、顔はあれですが・・・)

それではまた~。

784:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:16:34 E47KJNWI
新作乙ー。
漫画もゲームも知らないことだったので今度探して見てみるよ
あとヤクザな食いちぎり捕食リョナサイトみつけて俺うはうは

785:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:02:08 n979l3OS
>>783 乙~

ピノキオって話に、おじいさんと、ピノキオが飲み込まれるエピがあるんだが、ピノキオを女にしたり、おじいさんをロリ婆にしたりしても、一向に萌えない。
丸呑み好きだけど、怪物の大きさにもよるな。
あと、こないだの鬼太郎に、磯女の息子による鬼太郎の丸呑みがあったな。お母さん似の幼女に変換して見ていた。

786:名無しさん@ピンキー
08/05/09 04:42:44 pdWT1ec2
ポコ…ポコ…

その音に可奈は目をそむける。
怪物の腹から音が聞こえてくる。
怪物の腹は、さっきよりやや小さくなっていたようだ。
「佳美…」
茂みの中で息を潜めながら可奈はクラスメートの名前をつぶやいた。
さっき怪物に呑み込まれたときにはあらん限りの力で抵抗し、
呑み込まれた後もしばらくは喘ぎ声を発しながら
ゴムボールのように膨れ上がった腹の中で暴れていた。

しかし、それが徐々に小さくなり、それとともに怪物の腹は徐々に小さくなった。
腹の中で暴れる音も、徐々に小さくなり、今やわずかに怪物の腹を弱弱しく響かせる程度になっていた。
その中で、佳美がどんな姿になっているかは考えたくもなかった。
可奈は怪物に見つからないように茂みの奥へ隠れていった。


可奈は、そうしながら昨日のことを思い出していた。
その日、彼女のクラスは体育のために着替えを終え、グラウンドに集まっていた。
着替えを終えて教師の前に全員が集合した瞬間、視界が暗転、落下するような感覚に襲われた。
そして気がついたら、この茂みの中に教師と彼女達がいたのだった。


「これからあなた達を食べたいと思います」


そういった後、新任教師はむくむくと姿を変え、大きな蜘蛛のような姿になった。
悲鳴がこだまする中、教師だった怪物は、長い足を延ばして目の前にいた少女を捕らえた
「最初の食事は唯ちゃんにしたいと思います。みなさん、食べられたい順番に前に出てください」
そういうと、唯と呼ばれた少女の体操着を剥ぎ取り、そのまま大きく開かれた口の中へ落とし込んだ。
あまりのことにあっけにとられたながら、可奈たちは唯が目の前で呑み込まれる様を見ることになった。
くちゃ…くちゃ…口の中で唯は必死にもがきだした。
時折口の中から唯の手が飛び出しては口の中に引き込まれる。
そして、大きく膨れ上がった口から腹に向けて唯が落とし込まれた時、生徒達がとった判断は一つだった

逃げなきゃ…食べられちゃう…


そして今、可奈たちは周囲の茂みの中に息を潜めていた。

787:名無しさん@ピンキー
08/05/09 04:43:16 pdWT1ec2
時折、悲鳴とともに女生徒が怪物に食べられていく音が聞こえる中、茂みの中を一心不乱に逃げていた。

そして、茂みを抜けた頂に、生徒達を見つけた
「舞、陽子!助かってたの?」
そういって可奈は生徒達に駆け寄った

「…もう…ダメよ…」
可奈を迎える舞たちは絶望的な表情とともにそうつぶやいた
「な、なぜ?」

彼女達は、頂から見える眺めを呆然と眺めていた。
そこには周囲を海に囲まれた絶海の孤島の眺めがあった
「これじゃ、どこにも逃げられないじゃない。もうすぐ、先生もここに上がってくるわ。
食べられるのが早いか遅いかだけの違いだけで、あたしたちみんな食べられちゃうんだ」
そういって陽子はボロボロ涙を流しながらへたり込んだ
「いや…もういや…助けて、お母さん」

可奈は呆然とそれを見ていた。

そして、木々をへし折る音とともに先生だった怪物があがってきた
悲鳴とともに可奈たちは茂みの中へ戻っていった。
それを尻目に一人ふらふらと先生の前に歩いていった少女がいた

「陽子!?」

陽子はふらふらとした足取りで服を脱いで怪物の前に歩み出た

「いいです…あたしを食べても…でも、痛くしないでくださいね…」

そういったまま怪物の前に裸身を晒す陽子。

「…もう…覚悟は出来ました…このままじゃ、逃げることなんて出来やしないもの」

陽子はそのまま先生だった怪物に呑み込まれていった


788:名無しさん@ピンキー
08/05/09 04:44:01 pdWT1ec2
丸みを帯びた体を舐りまわすと、口の中に蕩けるような味が広がった
今までの娘と違って抵抗しない陽子の体は、舌の侵略を従順に受け入れていた。
マシュマロのような胸や、心地よい弾力のある尻や太腿、
そして、股間は怪物の舌に舐られて、徐々に熱を帯び始めていた
蕩けるような熱気と陽子の女の味が口中にいきわたった刹那、怪物は陽子を腹の中に収めた

全身唾液でぐちょぐちょにされながら陽子の体は嚥下によってもみしだかれていた。
あたし…食べられてるんだ。
その現実が陽子を被虐的な快感へと導く。
全身が性器になったような口の中での責めですっかりほぐれた体は
喉を通る圧迫感と怪物の体内の温かさで独特の快感を伝えつつあった。

陽子は、少しでも快楽に浸ろうと、喉の肉壁に胸を押し付け始めた。
もう、これで最期なんだという思いが陽子の心の何かを壊していた。
そのままするすると胸や乳首に伝わる快感を楽しみながら陽子の体は胃袋に落とし込まれる
胃袋にたまった消化液は、陽子の体を容赦なく溶かし始める。
怪物の唾液にも消化液にもたっぷりと媚薬の成分が含まれていて、それが伝える快感は
陽子の心を変化させつつあった。
快感と被虐心に壊れた陽子は、その消化液にまみれた自らの胸を揉み、秘裂に消化液を導きながら
文字通り蕩ける感覚を味わい始めた。

徐々に飴玉のように小さくなってゆく自分の体を感じながら登りつめてゆく。
胸が溶け、秘裂から徐々に自分が溶け出し始める中でも陽子は必死に
快感を味わおうとしていた。



789:名無しさん@ピンキー
08/05/09 04:44:39 pdWT1ec2
陽子が食べられた後、可奈は藪の中を必死に逃げ惑っていた
陽子の後も、自分の境遇を知って自ら食べられる道を選んだ生徒や
逃げようとしたものの及ばず抵抗しながら食べられる生徒は後を絶たなかった。

可奈は、それでも逃げ延びていた。
すでに何日たっていたかわからなかった。
食糧はあちこちにあったが、服はなく、すでに体操服も下着もボロボロになっていた。
食べられた生徒達の体操服は怪物の唾液にまみれていて着ることが出来なかった。
「この島にいるのは、あたしたちだけなのよね…」
そうつぶやくと、ボロボロの服を脱ぎ捨てて全裸になることにした。

服を脱ぎ捨てた彼女は、目の前の川に身を躍らせた。
自分の身を清めながら、彼女は思った。
みんな…無事なのかな?

彼女の足が何かにすくわれた感覚とともに、ずるずると後ろに引き込まれる。

川の中から怪物が姿を現した。
「い、いやぁぁ!」
必死でもがいて、足をとる怪物の触手をほどこうとする
しかし、怪物の力は余りに強く、そのまま彼女の体は足からぶうんと宙に舞い上げられた。
「やだやだやだあぁ!」
ひっしで首を振るその下には怪物の口があった。
「助けて!先生!あたしを食べないで!」
口の中に落とし込まれながらも可奈は必死に抵抗した。




790:名無しさん@ピンキー
08/05/09 04:45:11 pdWT1ec2
宙に舞い上げた可奈の裸身を口に入れた怪物は、可奈の生きの良さに満足の表情を漏らしていた
陽子以来、どこか諦めた表情の生徒を食べたことも多かったが、
怪物にとって可奈のような必死の抵抗を試みる娘のほうが好物だったのだ。
口の中で暴れる可奈の裸身に容赦なく唾液を浴びせる。
可奈の動き続ける体を舐り続ける。
開くことを拒む可奈の秘裂に舌を割りいれる。

時折口の外には乱そうとする可奈の体を押さえつけながら、可奈を味わおうとする怪物。
徐々に、全身を舐られて快感を開花させつつある可奈の体から抵抗の力が衰えてゆく
のを感じ取った怪物は、そのまま可奈を呑み込んだ

「た、助けて!ねぇ、やだ。あたし、食べられたくなんかないよ」
股間からの熱気に力を奪われてなすすべもなく胃袋へ落とし込まれる可奈の裸身。
思うように動かない手足を動かしながら、可奈は精一杯の抵抗を試みたが、
狭い腹の中ではまったく身動きすら取れなかった。
「ここで、佳美も、陽子も、溶かされちゃったのね」
自分を溶かそうとする消化液を降り注がれながら、上に上がろうと手を持ち上げる
胃の壁から上の喉へ手を差し入れようとするが、力が強くて思うように開かない。

そうしている間にも可奈の体は徐々に蕩け始めた

そして…

ずるっ

「!!!」

もはや声にならなかった。
可奈の両腕が降り注がれる消化液に溶かされてどろりと溶けてしまったのだ。
両腕からは苦痛の代わりに独特の快感が広がった。

「やだ…あたし、どうしたの?体を溶かされているのに?」

消化液の媚薬に浸され始めた可奈の体は、それでも快感を受け入れずに
体を暴れさせながら、なんとか逃げようともがく
そして、もがきながら自分の体が蕩けていくのを徐々に浸透する快感とともに感じ取りつつあった。

腹の中でも動き続ける可奈が、徐々に小さくなり、動かなくなるまでそう時間はかからなかった。



可奈を消化して、小さくなった怪物の腹は、その後徐々に膨らみ始めた。

すべての生徒を食べ終わった怪物は、そのまま藪の頂へ上っていった。
そして、そこでいくつもの卵を生み出し始めた。


「ごちそうさま。かわいい生徒達。そして、こんにちは、あたしの子供達」
生徒達の体をエネルギーにして、多数の卵を産み落とした怪物は、
目を細めながら半透明の卵の中をうごめく子供達を眺めていた。



791:名無しさん@ピンキー
08/05/09 09:13:33 XDthXUq7
シチュがすげーツボにはまった
GJ!

792:名無しさん@ピンキー
08/05/10 23:12:33 jQrLzs7F
GJ!
ところでシチュとしては可奈ちゃんと陽子ちゃんのどっちがいい?
俺は堕ち系も好きだから陽子ちゃんに萌えた。

793:名無しさん@ピンキー
08/05/12 02:15:41 rrYDvPq+
丸呑み小説2連続GJ!
妹を守るために戦うけど負けて呑まれちゃうとか
女子生徒達が丸呑み怪物に一人づつ呑まれていくなど
両方ともシチュエーションがグットでした。

794:名無しさん@ピンキー
08/05/13 14:03:55 FquViv4e
吸血鬼の話マダー
1ヶ月いまかいまかとまってるよ

795:名無しさん@ピンキー
08/05/15 21:07:42 2CP9O5Vr
今度トレマーズ借りようと思いますが女性の食べられてる所ありませんか?

796:名無しさん@ピンキー
08/05/16 23:58:13 WFn9Yzrh
このスレも逆レイプ動物スレみたく、wikiで保管庫作ったら
如何かと思うんだけどどうかな?

797:名無しさん@ピンキー
08/05/17 20:04:34 gUMXqZab
賛成、過去ログのSS引っ張り出すのめんどいし。

798:名無しさん@ピンキー
08/05/17 23:35:47 dFmdK6IK
Nと申します
このスレを勧められてきました

二人の巫女が魔物に食べられるSSです
今回は捕食シーンの無い前フリです

好みに合わない方はNGワード「◆gRbg2o77yE」を登録してください

799:『人食い怪物vs巫女二人』 ◆gRbg2o77yE
08/05/17 23:38:52 dFmdK6IK
 鬱蒼とした樹海の奥深く、緑の洪水を繰り抜いた草原の中央に、歪な石仏を祭る祠が建てられていた。自
殺の名所として知られ、年間を通じて行方不明者が後を絶たない呪われた地である。
 地図に埋もれた地名に過ぎなかったこの場所が、オカルトスポットとしてインターネットに名を轟かせるよう
になった現在、失踪者の数は警察をして異常事態と呼ばせるまでに膨れていた。
 しかし、誰が想像したであろう。この場所に吸い寄せられた人々が、この時代の科学では存在が否定されて
いる、魔物と呼ばれる存在の餌食にされている等と。


 ……………………
 ……


 代々続く退魔の巫女、剣崎静香は愛刀を手に、魔物を狩るべく呪われた地に立った。
 流れる漆黒の髪を一つに束ね、澄んだ瞳は夜を映す水晶のよう。すれ違う異性が揃って振り返る端麗な容
姿に、成長の過ぎる乳房を無理に押さえ、雪色の衣と朱袴を纏った美しい姿。カチャリと乾いた音を立てたの
は、清水で濯がれた日本刀である。
 彼女こそ、古代より魔物を屠り人々を守ってきた一族の、末裔の一人。
 荒唐無稽な真実そこが、彼女が生きるリアル。神が見る世界が人と異なるように、魔物の見る世界が昆虫
と異なるように、巫女の見る世界もまた人と異なる。彼女が見てきたのは、人間を食べる魔物と人間を殺す魔
物ばかりだ。幼少の頃より本能的に魔物の恐ろしさを理解し、魔物に殺される人々や食われる人々を目に焼
き付けてきた。
 成長した静香は魔物を倒す戦士の道を選んだ。目の前で殺されていく人を見たくはないから。そして、それ
よりも、目の前で食べられていく人を見たくはなかったからである。

800:『人食い怪物vs巫女二人』 ◆gRbg2o77yE
08/05/17 23:40:38 dFmdK6IK


「強欲な獣よ、隠れてないで姿を見せよ。退魔の巫女、剣崎静香に恐れをなしたか!」


 静香が凛とした声で得物を構えると、刀身から白い稲妻が弾けて消えた。自身の霊能力を刀に宿して対魔
物用の武器に変え、敵を刻むのが彼女の戦闘スタイルである。
 幾多の魔物を滅ぼしてきた聖なる雷は、彼女が長い修行の末に会得した退魔の技。
 退魔の技を支えるのは、さらに長く幼少より修行してきた剣術の腕。


「同じく退魔の巫女、神代御幸! 天に代わりお前を誅す!」


 静香より一回り幼い別の巫女が、弓矢を構えながら凛として叫んだ。ショートカットの黒髪、そして健康的に
日焼けした顔は美少女でありながら美男子にも見える。雪色と朱色の巫女装束にも、弓矢で戦うための黒い
胸当てが施されていた。
 彼女、神代御幸もまた、静香と同様に魔物を退治する巫女である。弓矢で長距離攻撃を担当する御幸と、
敵の懐に切り込んでいく静香でコンビを組んでおり、幾多の魔物を倒していた。
 多くの巫女は霊能力を宿した塩や札を用いる。または、鈴や鐘に霊能力を宿し、音を媒体に攻撃するスタイ
ルをとる。しかし、それが通用するのは下級の魔物だけだ。
 今回の場所にいるような上級の魔物と戦うには、静香のように刀等に霊力を宿して戦う巫女の力が必要
だった。全国でも少数の戦闘に特化した巫女たちである。
(殺された人の無念を晴らすためにも、残された人のためにも、絶対に負けられない!)
 巫女たち肢体から溢れ出る霊能力が緩やかに渦を巻き、硬く握り締められた武器に集約されていく。

801:『人食い怪物vs巫女二人』 ◆gRbg2o77yE
08/05/17 23:42:11 dFmdK6IK
 巫女たちの言葉に呼応するように、魔物は雄叫びを上げて活動を開始した。
 木々がけたたましく揺れて野鳥が一斉に空に飛び立ち、地の底から轟轟と巨体を上昇させる人喰らい。祠
が音を立てて吹き飛び、石仏がゴロゴロと転がって静香の足元で止まる。
 地面が割れて茶色い土が噴き出した。長い年月をかけて動物の死骸や樹木の根が蓄積し、雨水が染み渡
り、肥えた土の臭気が巫女たちの鼻をつく。湿った音を立てて土塊の雨が降った。
 しかし、巫女は微動だにしない。見据えるのは土の中に潜む凶暴な魔物だけである。
 湧いた泥に白い骨が混ざり、いっしょに地面から飛び出してきた。肋骨と思しき湾曲した棒状の骨、頭蓋の
一部と思しき皿状の骨、関節と思しき歪な形の骨塊。さらに指輪やネックレス等の装飾品や心臓のペース
メーカー、金歯や眼鏡のフレームなども付いてくる。
 それは行方不明になった人々の成れの果てだった。噛み砕かれたり潰されたりしてバラバラにされた数十
人分の人骨が、消化されていない金属製品といっしょに再び日の光を見たのである。
「これほど大勢の人を食べていたとは……」
 人々の亡骸を前に、静香が怒気を露にして日本刀を構えた。
 地面からは、鮮やかなピンク色の触手が次々と生えて、太陽に向けて伸び上がる。触手は先端が裂けて口
に変わり、歪な肉瘤から鋭い牙を伸ばし、涎を垂らしながら真紅の舌をちゅるりと出した。
 外見は生皮を剥がれたヘビのような印象を受けるが、全く別の生物である。太さは数十センチ、長さは見え
ているだけで数メートルはある巨躯の触手が数本、それが本体ではなく端末なのだ。
「静香姉様! こいつ、こんなにいっぱい人間を……絶対許せない! 攻撃します! 」
「まだ待ちなさい。こいつの本体を叩けないと意味が無いの。下手にダメージを与えて逃がしたらとても厄介な
ことになる。気持ちは理解るけれど、今は駄目」
 静香は御幸を制しながら、本体が現れるのをじっと待った。手負いのまま逃がした魔物は凶暴化して危険
だと静香は理解っていたが、御幸はまだ経験が無いので実感できていない。
「本体が……来る!」

802:『人食い怪物vs巫女二人』 ◆gRbg2o77yE
08/05/17 23:43:58 dFmdK6IK
 触手の動きが止まり、一瞬の静寂、そして、これまでにない大きな音が轟いた。
 触手畑と化した大地が風船のように膨れ上がり、鮮やかなピンクの肉塊が浮き上がる。
 そいつの外見は、理科の教科書に載っている心臓の模型のようだった。左心室、左心房、右心室、右心房
からなる肉塊が、あらゆる部分から触手を生やし、表面を蔦のような細い触手で包み、十メートルはある巨躯
を小刻みに震わせて、吼えた。
「―――――――――っ!」
 可愛らしい猫の鳴き声に聞こえた轟音。普通の猫の鳴き声を数十倍にした「音」。
 みゅああああああ。みゅああああああ。触手だらけの肉食の心臓が、猫の声を発しながらズルズルと移動
を開始した。目的は勿論、美味しい二人の巫女。触手がまさにヘビのように敵を威嚇する。
 魔物は頂上に排泄穴が付いているのか、ぱらぱらと人骨を落としてきた。落ちてきた骨は老人と思しき曲が
り気味の背骨もあれば、幼児と思しき小さな腕の骨もある。食べた以外に考えられない。
「静香姉様! こいつ、ぶっ殺してもいいですか!」
 怒声が樹海に響き渡る。静香は御幸の顔も見ず、刀を持ち直し、怪物に向けて走っていた。
「もうっ! 攻撃開始します!」
 心臓から伸びた触手たちが、接近する静香を迎撃しようと殺到する。同時に。背後から御幸が放った五本
の矢が、静香の背中を猛速で追いかけた。

803:『人食い怪物vs巫女二人』 ◆gRbg2o77yE
08/05/17 23:44:52 dFmdK6IK
「斬怪!」
 静香の日本刀が斜めに斬り伏せるや、最初の触手は霊力で焼かれて灰に変化し、風に流されていく。別の
触手たちが一斉攻撃を仕掛けようとするも、飛翔中に進む方向を変えた御幸の矢に貫かれ、爆発するように
飛び散った。
 斬り捨てた魔物を焼いて灰にしてしまう静香の剣と、飛ぶ方向を変幻自在に変え、味方をサポートしながら
敵の隙を狙う御幸の矢。触手の先陣は彼女たちの連携によって、瞬く間に全滅させられる。
 心臓は巫女たちの予想外の攻撃力に怯んだように、少しずつ後退し始めた。米軍の火炎放射器で火傷も
負わない肉が、巫女の細い日本刀によってあっさり炭化させられ、動揺したように見える。
「慈悲などかけぬ! 貴様に喰らわれた人間の恨み、存分に味わい苦しんで死ね!」
 魔物の本体を前にして、静香の持つ刀が激しい輝きを放つ。生命力の異常に高い魔物との戦いは、力同士
の押し合いでしかない。全力で相手の攻撃を押し切り、叩き潰すのみだ。
「斬怪!」
 本体を守ろうと静香の前に現れる触手が、両断されて灰に変わった。心臓本体にも触手をかいくぐった御幸
の矢がブスブスと突き刺さり、あちらこちらが破裂して血と肉が飛び散っている。
 魔物は悲鳴を上げて後退するも、巫女たちの攻撃にみるみる触手を失い、肉を削られていった。


(続)




続きはそのうちに。
ではまた。

804:名無しさん@ピンキー
08/05/18 00:21:37 o21IWF80
早速来ていただけるとは。
人骨まみれというのが恐怖を煽る感じで良いですね。
まさに異形の妖怪が、
どのように捕食するのか、
続きが凄い楽しみです!

ところで、wikiをとりあえず作ったのですが、
どのように保管していきましょうか。
「丸呑み」「食いちぎり」とかの項目で分けた方が良いかな?
あと作者別とか。
言い出しっぺということで、勢いで作ってしまいましたが、
正直wikiを扱うのが初めてで今勉強中です。
保管等、手伝っていただけると嬉しいです。
URLリンク(www11.atwiki.jp)

805:名無しさん@ピンキー
08/05/18 08:15:59 S6LVjPrq
>>799
凄そうな作品キター
続きに期待

>>804
Wiki乙
とりあえず作品ざっと並べてから
作品付けてけばいいと思う


806:名無しさん@ピンキー
08/05/18 11:32:51 YVl4LJxg
>>803
戦うヒロインもの乙です。
勇ましい巫女さんがどのような目にあうか楽しみにしてます。

>>804
保管庫乙です。

807:名無しさん@ピンキー
08/05/18 11:56:37 do1smbWM
巫女とヒロインやられものが大好きな俺には
大変楽しみです!

808:名無しさん@ピンキー
08/05/18 13:19:20 o21IWF80
感想タイムの途中済みません。
wikiとりあえず1スレ目作ってます。
タイトルは付いてないのも多かったけどページ作るために適当に付けました。
後で作品の最後にコメントフォームを付けようと思います。
捕食方法はとりあえず「食いちぎり」「丸呑み」「その他」で分けました。
内容を
タイトル(ドラゴン、生贄、咀嚼)
等で()内の補足で付けております。
丸呑みの項目を作る場合、苦手な方もいるので、描写があれば(残酷)と付けた方が良いかもしれません。

新規ページを作り文章をコピペして保存し、
-[[ここに作ったページのタイトル]]  ←このタグを貼るだけでリンクすることが出来ますので、
2スレ目と3スレ目、もし良ければお手伝い下さい。

809:名無しさん@ピンキー
08/05/18 22:21:16 uwx8Wpl4
N氏
とてつもなく期待してしまう作品投下乙です!
美しい巫女に魔物いいですね

これは丸呑み系になるのでしょうか?
期待しています、頑張ってください

>>804
保管庫乙です!
お世話になります

810:名無しさん@ピンキー
08/05/19 05:14:35 QPPug0Pl
>>804
乙です

ここって何人くらいの人が出入りしてるんだろう?って思ってたけど
観覧数参考にするかぎりでは、結構人いるみたいですね
いや、でも、少ない方なのかな?


811:名無しさん@ピンキー
08/05/19 13:36:03 whY6xxGk
>804
やっぱり2スレ目745のエロさがダンチだな、新作まだかなー。

812:名無しさん@ピンキー
08/05/19 13:48:37 cMwwxYYG
804さんお疲れ様です。
そしてじぶんのSSに感想かいてくれた皆様ありがとうございました。

また少し書いてみます。



「まて~!!」「待たないもーん!!」私達は鬼ごっこを楽しんでいた。彼女が鬼で
私が逃げる。だが今まで一度もつかまったことはなかった。
今日もこの曲がり角を曲がり、穴に入って楽しい鬼ごっこは終わり。
のはずだった。
朝までは。
「あれえ、あれえええ!!!!?」穴はなくなっていた。と、
「つ・か・ま・え・た~♪」ムギュっ「・・・えへへ、つかまちゃった」私はぺろりと舌を出した。

「ねえ~、この後どうするの?」「食べるよ、もちろん!!」彼女は嬉しそうに告げる。
そしてひげをぴくぴくと動かし、耳をパタパタと動かした。
「だって、それがあたしとあなたとのたった一つのルールでしょ?」
そうだ、私は逃げる。彼女は追いかける。捕まえたら食べる。つかまったら食べられる。
それが、それこそが唯一つのルール。
「そう、だよね・・・・」私は少し寂しくなりうなだれる。
「ちょ、ちょっと、泣いてもだめよ!ルールはルールだからね!」私を見て彼女は少し慌てる。
ちょっと可愛い。
「ごめん、ちがうの、ただもうこれで終わりかと思ったら少し寂しくなっただけ」
「・・・・・・・・・・・・・・」黙り込む彼女、私は少し慌てる。
「ごめん変なこと言って・・・・ねえ、もう食べちゃってよ!!」
「そうね、じゃ、いっただきマース」彼女は大きく口を開けて私を食べようとする。
あっ!!!!
「ま、まって、タイムタイム」ピタリ、彼女の動きが止まる。
「なによ~」ジトー、恨めしそうに見る。


813:名無しさん@ピンキー
08/05/19 14:24:07 cMwwxYYG
「ねえ食べる前に味見してみて」私が告げると彼女は不思議そうな顔をする。
「だってさ~、ひとくち食べて『マズッ!』とかなったいやだもん」
「そんなことないとおもうけどな~」彼女はそう言うと私をごろんと横に寝かす。
ぺろぺろ。
彼女の下ザラザラして・・・ちょっと気持ちいいかも。
「にゃん」思わず声を漏らすと、彼女はくすくす笑った。
「ナニその声、猫みたい」まったくだ。そういいながらぺろぺろと私の身体を嘗め回し続ける。
「ふにゅ~、きもちいい~」ウットリとした表情でいる私を見て、
「じゃあ、ここは、どんな味かな~」指で一番大切なとこをいじる。「あああん」
ううう指で撫で回し続けるけど、とっても意地悪な触り方!!
「ずるいよ~」私が思わずつぶやくと、「んん~♪なにがずるいのかな~」
意地悪く聞いてくる。やっぱり彼女、どSだ!!
「私の女の子の部分がとっても舐めてもらいたがってます!!」きっぱりと言い切る。
「へえ~じゃあ、なめてみようかな~、ぺろり」「ちゅううううう!!!」
私は我慢できずに悲鳴を上げる。ああ、私じっくりと味わってもらってる。
すごく嬉しい・・・・・。
「うん、おもったとおり、不味いとこなんてなかったよ」よかった、私は安心する。
「・・・食べるとき、いたくしないでね」私が心配そうに言うと彼女はにやりと意地悪く笑う。
「だめよ~、思いっきり痛くして食べちゃう~」そんな・・・・・。
だけど落ち込む私を見て彼女は、私の頭を軽く撫でてくれた。
「うそよ、うそ、ごめん」ちゅうううう、私は恨めしそうに彼女を見た。
「初めてだから上手く出来るかどうか分らないけど、やさしく食べてあげる」
「えへへ~、ありがとう」やっぱり、彼女は優しい私は安心して彼女に身を投げ出した。

「じゃあ・・・・・食べるよ?」「う、うん・・・・・」ドキドキ私の心臓は限界まで高鳴っている。
チクッ、小さな針で刺されたような痛みが走る。(あ、くる、私これから食べられるんだ)
だけど次の痛みがこない、私は不安になる、まさか食べるのをやめちゃったのかな?
だけどそうではなかった、彼女は私が痛みを感じないようにユックリと食べてくれている。
もう、太ももの辺りまで食べてくれている。
「あなたの太もも、さっき御つゆがかかって、すごくおいしくなってる」
ううはずかしい・・・・。ん?ふとももって事は・・・・。
ペロリ、「あああああううううん」たっぷり味見してもらった後、
パクリ、「ああ、すごい、いいいいいよおおお」あまりの気持ちよさに私は絶叫した。
・・・食事中にはしたない。自分でも分ってるけど、すっごいき持ちいい。


814:名無しさん@ピンキー
08/05/19 14:43:34 cMwwxYYG
私の大事な大事な、女の子の部分が、大好きな大好きな彼女に食べられている。
すっごい幸せ。そして彼女はたっぷりと私の下半身を味わうと今度は上半身に移ってきた。
「ううん、下半身は食べ応えあったけど、上半身わな~」そう言うと彼女は私の胸をいじる。
「ああうん・・・・私のは、味と感度のよさで勝負なの!!」「ふ~ん」とても意地悪そうな顔で私を見る。
はいはいどうせ胸ちっこいですよ~!!ほら食え!!「そんなに荒れなくても・・・ごめん」
うそうそ、ちょっと意地悪言って来たから私も言い返しただけ。怒ってないよ?
「ごめんね」そう謝ると私のちっこい胸に口を近づける。
「ひゃあ!!」気持ちいい・・・・・・。私の胸をたっぷりと時間を掛けて食べてくれた彼女は、
いよいよ私の頭を食べようとする。頭が少しボーっとする。
「・・・・・ねえ、キスして・・・・・・」私の最後のお願い。
「うん・・・・」彼女の舌が私の中に入り、私の舌が彼女の中に入る。
私は彼女を、彼女は私をユックリと味わう。

こうして私はすべて彼女の物になった・・・・・。

私の全てを受け入れた彼女はユックリと立ち上がり。
一言言った。

「さようなら、おいしかったよジェリー」

ありがとう、またむこうでも仲良くけんかしようね。


815:名無しさん@ピンキー
08/05/19 14:48:35 cMwwxYYG
以上です、私の銀行のカード見てたら、なんとなく思いつきました。

一応あの二匹の美少女化したつもりです。

如何でしたでしょうか?よろしければ感想をください。

ではまた~。

816:名無しさん@ピンキー
08/05/19 20:47:05 1gAS/MjL
GJ
文章はリアルタイム投下でなく、
一度メモ帳にまとめて、文章や
誤字を推敲したほうがいいかも

817:名無しさん@ピンキー
08/05/19 20:55:13 sq0YLKi/
みちのくかw

818:名無しさん@ピンキー
08/05/20 01:28:18 w0g4DvFr
GJ!ラブラブ百合っぽくて、
残酷に感じないところが良いな!

819:名無しさん@ピンキー
08/05/20 16:53:11 IWEVIyLU
ト…トムとジェリー…!?

820:名無しさん@ピンキー
08/05/20 22:09:35 +hqagcwH
大蛸に捕まって食べられてしまう人魚の話頼む。

821:名無しさん@ピンキー
08/05/21 00:39:33 tkWW5F+s
女子トイレの排水管に潜んだ管状怪物が、入ってきた女子児童を丸呑みにする話を希望。

822:名無しさん@ピンキー
08/05/21 03:47:12 OmUjCg34
ピンポイントすぎるw

823:名無しさん@ピンキー
08/05/24 09:34:47 mVOSZbna
どうも、Nです。
>>803の続きです。
展開の都合で巫女さんが増えました。

今回は食い千切りです。凄惨な表現があるので注意してください。
好みに合わない方はNGワード「◆gRbg2o77yE」を登録してください。

824:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:35:44 mVOSZbna
 樹海の中、静香と美幸が魔物と交戦を開始したのと、ほぼ同時間―。
 主戦場の祠からしばらく離れた場所で、数人の巫女が簡易な陣を設けて戦いの行方を見守っていた。彼女
たちの役割は戦闘要員への物資的支援や現地の調査、作戦時間の調整や伝達事項の仲介等で、今回の討
伐作戦において、戦闘以外の全ての仕事を担当していた。
「戦況は良好の模様。後、数分で決着が付きそうです」
 長い髪を優しく手で払い、丸い眼鏡をかけた巫女が緊張をやや崩して他の巫女に解説した。
 彼女の名前は姫宮恵。
 戦場でも落ち着いた空気を纏い、手には戦闘用の刀が握られている。戦闘の影響の無い安全圏から気配
だけで戦況の分析を行うのは容易ではないが、彼女にはそれを任される実績があった。
「不測の事態が起こらないと良いのだけれど」
 こくこくと頷きながら報告を聞いているのは、まだ若い二人の見習い巫女。
 恵の弟子としてここにいる少女たちは、初めての戦場での雑務に追われていた。
 双子らしく、髪をおかっぱに切りそろえた愛らしい顔々。もしも外見相応の年齢ならば、二次性徴を過ぎてい
ないかもしれない。学校に通って仲の良い友達と遊んでいるのがよく似合う。
 しかし、両親が魔物の犠牲になり、恵の養子として弟子入りし、魔物との戦いに身を投じた彼女たちの顔に
浮かぶのは、あくまで巫女としての覚悟と決意。
 今はまだ何もできない。しかし、将来は自分たちが魔物と戦って人々を守る。
 その使命は、まだ幼い少女たちにも確かに宿っていた。
 しかし、戦闘が無事に終わりそうだと聞かされて、やや緊張が緩んだのかもしれない。
「お師匠様。すっ、済みません……あの……ちょっと……お、お花を摘みに行きたいのですが……」
 片方の少女が顔を真っ赤にしながら、消え去りそうな声で恵に許可を求めた。あいにく、携帯トイレを用意す
るのを忘れてしまい、不本意ながら草むらで済ます以外に選択肢は無かった。

825:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:36:30 mVOSZbna
(魔物の住処が山奥なのは仕方が無いけど、これはちょっと……)
 下ろした赤袴が汚れないよう手で抱え、茂みに身体が隠れるよう屈みこんだ双子の姉、姫宮真央は、お世
辞にも快適とは言えない場所で尿意を解消していた。
 顔を赤くして黙り込み、行為が終わるのを待つ。しかし、ちょろちょろと音を立てて地面に飲ませている尿が
途切れるには、もう少しだけ時間がかかりそうだった。戦場での緊張のせいか、いつもより量が多く、色もや
や濁り気味である。
 真央は自分の足袋が尿で汚れていないか、そっと足元を確認した。
 地面の凹んだ部分に出しているので大丈夫だと思うが、尿が予想外の向きに流れて白足袋が濡れてしまう
のは避けたい。神聖な巫女装束を排泄物で汚す以前に、衣類に尿が付いて喜ぶ者は少数派だろう。
(この装束も、ちょっと森には不向きだし……)
 霊能力の循環を最も良くする構造と材質の巫女装束だが、とてもアウトドアに向くとは言えない。
 伝統的に下着類は禁止で、唯一認められているのは乳房を押さえるサラシのみだ。
 実際、命のやりとりをする戦場でトイレがどうだこうだと思うことが、既に重度の平和呆けなのだろう。まだ自
分は魔物と戦う戦士ではなく、常識的な生活を求めている女の子なのだと自覚する。
(パパとママを殺した魔物を倒すために、普通の女の子の幸せは捨てるって決めたのに……)
 修行が厳しさを増していくほど、精神が疲弊していくほど、普通の女の子としての幸せという、どろりと甘い誘
惑の声が大きくなってくる。霊能力が最も成長する今の時期に修行をしなければ、魔物に対抗する巫女として
はとても使い物にはならないが、修行を放棄してしまえと自分の弱さが囁きかける。
(ううん、私たち姉妹で、絶対にパパとママの仇をとるって決めたんだから! もう悩まない!)
 真央が決意を新たにしたときには、尿はすでに途切れていた。
 ポケットティッシュで性器の周りを軽く拭いつつ、緩んでしまった精神の緊張を張り詰め直そうとする。

826:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:37:08 mVOSZbna
「痛っ!?」
 そのとき、火で焼かれるような激痛を感じて、真央はティッシュを取り落とした。
 気付けなかったが、魔物は彼女のすぐ近くに潜んでいたのだ。無防備に排尿している最中、茂みの背後か
らゆっくりと、あのおぞましい魔物の、皮を剥がれたヘビのような触手が近づいていたのである。
 そして今―鋭い牙を剥き出しにし、ぷるりと丸い真央の桃尻に齧り付いていた。
「きゃああああっ!? まっ、魔物がっ! どうしてっ!?」
 今回、討伐する魔物は静香と御幸が戦っている一匹だけの想定であり、複数存在するなら状況は大きく変
わる。しかし、真央の冷静な思考は激痛の嵐に吹き飛ばされてしまった。
 お花を摘む最中にお尻を食べられる間の抜けた構図だが、傷は予想以上に深い。
 真央の尻は血で真紅に染まり、触手の動きに合わせて肉がゴムのように伸びていく。牙同士が擦れるゴリ
ゴリという音。魔物が筋を牙で擦り潰し、そのまま噛み千切ろうとしているのだ。
 触手の口には、果実の断面に並んだ種子のように、鋭利な牙が規則正しく生えていた。敵の肉を噛み千切
るため、そして噛み付いた敵を逃がさないため、釣り針のように湾曲した牙。それが尻に深く食い込み、内側
から掘り起こすように肉を奪おうとしている。
 牙の結合部から流れる血液が下腹部を赤黒く染め上げ、朱色の袴に黒い染みが広がった。反射的に前方
に逃げようとすると、牙で縫われた尻の肉はベリベリと腰から離れていく。


827:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:38:42 mVOSZbna
「ぎゃ――っ!」
 尻肉を剥がれるあまりの激痛に、真央の意識が一瞬だけ飛んだ。痛みに耐える訓練はもちろん受けている
が、現実に喰われた経験などあるわけがなく、とても耐えられない。
 触手は返り血で汚れながらぐねぐね動くも、決して尻を離そうとはしなかった。
 指先が地面を掻き毟り、短い爪が次々と剥がれて血が滲み出してくる。
 激痛に号泣してしまい、くしゃくしゃの顔から涎と涙がぼろぼろと零れてきた。
「助けてっ! 助けてええええっ! 魔物がっ! こっちにぃっ!」
 離れた場所にいる妹の理央と恵に、喉が張り裂けんばかりの声で助けを求めた。もう恥も何も関係なく、救
援が呼ばなければ状況は酷くなるばかり。尻が魔物に食べられてしまう。
 しかし、見習いといえ、真央も退魔の巫女としての修行を積んでいる身。持ち歩いていた護身用の魔除けの
鈴を取り出して、決死の反撃を試みる。
 威力は弱いが魔物を混乱させる効果がある鈴は、全力で霊能力を込めた武器。
 古来より鐘の類に魔除けの効果があるのは和洋共通である。


「わたしは、退魔の巫女、姫宮真央! おっ、お前なんか、わたし一人でも……っ!」


 シャリン、シャリン、と清浄な音が響くたびに、魔物は混乱して尻を噛む力を緩めていった。
 しかし、あくまで緩むだけで、牙を抜いたり離そうとはしない。見習いの巫女が必死に鈴を鳴らしても、魔物
を撃退するには、力量が決定的に足りない。そもそも下級の魔物にしか有効ではない手段だ。
 そのとき、茂みがガサゴソと動き始めた。恵が救援に来てくれたのだと、真央の顔は一瞬輝く。しかし、現れ
たそいつらを見て、氷のように固まってしまった。

828:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:39:27 mVOSZbna
「……う……ああ……そんな……」
 森から現れたのは救援ではなく、何十匹という肉食の心臓たち。
 まるでピンクの森が蠢くように触手を踊らせ、次から次へと湧いて出てくる。右の茂みから、左の雑木林か
ら、泥を噴き上げて次々と現れる異形の魔物。潜伏していた魔物の数は優に百匹を超えていた。
 百匹を超える魔物の大群となれば、退魔の歴史に残るほどの巨大勢力。巫女たちは敵の戦力を大きく読
み違えていたのである。戦闘要員も、武器も、他の物資も、まるで話にならない。
 静香や御幸、それに恵がどれほど優れた巫女であろうと、武器を手に肉弾戦を行っている以上、限界はす
ぐに訪れる。体力も霊能力も無限ではない。
 敵が数十倍の時点で敗北はもう確定的であり、後は逃げ切れるか否かの話になる。
「いやああっ! そんなっ! そんなああっ! 」
 半狂乱で鈴を振り回す真央を、ピンク色の心臓の大群が取り囲んでいく。
 じたばたと暴れる足首がそれぞれ噛み付かれて持ち上げられ、尻の肉が噛み切られて血が溢れ出した。
厚く綿を詰めた白足袋が牙に貫かれ、圧迫された関節が音を立てて壊れていく。
 足先を持ち上げられ、代わりに顔が地面に押し付けられる。落ち葉や小石が散らばる上を、真央の顔がざ
りざりと擦られながら引き回された。鈴は地面を叩きながら鳴り続け、別の手は地面を思い切り掻き、恐怖と
激痛による狂乱めいた悲鳴が連続した。
「助けてええっ! 助けてええっ! 助け、げほっ、ごほっ、えほっ!」
 食べてしまった土を吐き出し、泥に塗れた顔で泣き叫ぶ真央。鈴は弱々しく音を鳴らし続けるが、触手たち
は早くも攻撃に慣れて動揺さえせず、吊り上げられた獲物の肢体に近づいていく。

829:『人食い怪物vs巫女』 ◆gRbg2o77yE
08/05/24 09:39:57 mVOSZbna
 引き裂かれた装束は布切れと貸し、肩からずり落ちて衣服の役割を失った。足首は砕かれて歪な方向にね
じ曲がり、朱袴は股から破れて腰に虚しく垂れ下がり、泥で汚れた小ぶりな乳房が震えている。
 手に力が入らなくなり、鈴が音を立てて地面に転がった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
 激痛により麻痺していく身体の自由と、霧がかかるようにぼやける思考。そして、薄れていく意識にはっきり
響いてくるのは、絶対的な「死」の到来。
(お師匠様! 理央!)
 その心の叫びに応えるかのように、魔物たちは洪水の如く真央に向けて殺到した。
 絶叫が迸る中、両腕が途中から無くなり、乳房が繰り抜かれ、腹と背中からモツが溢れた。
 真央の肢体は両足を吊り上げられたまま、触手の洪水に流されて、振り子のようにぶらぶらと振れる。あち
らこちらに振れる毎に、生肉が牙に剥かれて血と臓物を垂れ流し、赤く濡れた骨が見えてきた。
 触手たちは肌肉を顎でぐいぐいと引き伸ばし、ちょっとした肉塊を乱暴に切断して貪っていく。巫女の甘い血
で口を満たすのは、獰猛な食欲と征服欲。巫女への配慮など何も無い。
 両足が限界まで広げられ、真央の股間は赤い洪水を起こして裂け始めた。
 赤黒く濡れた肉断面が露になるや、無数の触手が少女の陰部に殺到し、我先へと子宮や腸を奪い合う。
(お師匠様……理央……パパ……ママ……。わたしは……)
 触手たちはパンに群がる魚群のように真央の肢体に喰らいつき、鍛えられた健康的な肢体を骨と肉の断片
に変えていく。レバーや腸の破片がどろどろと触手の隙間から流れ落ちた。血化粧を施された愛らしい顔は
前後左右から髪を引き抜かれ、耳を噛み千切られた。鼻を噛み砕かれ、頬を剥がされた。
(もう……戦えません……楽に……なりた……)
 真央は自分の命が尽きるのを待ち望みながら、魔物たちの牙に削られていく。


 地面に転がる魔除けの鈴が、血に塗れながら、ちりん、と虚しく鳴った。
 もう悲鳴は聞こえなかった。


(続)


続きはそのうち。
ではまた。

830:名無しさん@ピンキー
08/05/25 00:15:01 PRECwaEP
凄いのキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
オシリの描画がえろいです。
残虐な描写ならピカイチですね!
文章から絶望感が迫力として伝わってきますよ。

831:名無しさん@ピンキー
08/05/25 09:09:31 itdiwpxN
スゲー
てかこれはまだ始まりなんだ…
さらなる惨劇の予感
大期待してますよ!

832:名無しさん@ピンキー
08/05/28 01:06:29 +c8XUZwA
いや~良作がどんどん落ちてくるいいスレだね~
あー俺も書きたいけど時間無いわテンション上がらないわ文章がまとまらないわで死にそうだ…
ってか今書いてるの何故か超常バトルものになってるし…どこで間違えた?w

833:名無しさん@ピンキー
08/05/31 14:57:18 5qQXWTGT
本人が喰われるのもいいけど、胎児が食べられるのはどうだろう?

子供を授かった新婚の夫婦。
初めての愛の結晶にふたりは喜ぶも、出産迄一ヶ月という所で、妊婦は入ったトイレの中で膣から侵入してきた怪物に子供を食べらるてしまう…

その絶望と悲壮感に萌える。

誰か書いてくれないかな…

834:名無しさん@ピンキー
08/05/31 16:09:53 piaPHnA8
子宮ごと食われて二度と生むこともできない、に一票

835:名無しさん@ピンキー
08/05/31 19:12:30 5qQXWTGT
それなら絶望度も増すな。

836:名無しさん@ピンキー
08/06/02 01:13:50 TTHq7pIw
新作マダー?

837:名無しさん@ピンキー
08/06/02 07:19:10 1v++UAGa
ならいっそ胎児に擬態してた化け物に中から食べられるってのは

838:名無しさん@ピンキー
08/06/04 01:08:10 N8lyxm+E
>>837
ああ、いいなぁ。
子宮の中からジガバチ食いさせてみたい。生殖器系は真っ先に食う標的だろうなー。

839:名無しさん@ピンキー
08/06/06 05:28:13 oa6K+f02
エイリアンみたいにオギャアと食い破るのは少し品がないな
じわりじわりと食べてくのが好ましいと思う


840:名無しさん@ピンキー
08/06/12 06:16:42 foTt4C0T
なんか立ってた

◆女性に捕食されるスレ◆
スレリンク(eroparo板)

841:名無しさん@ピンキー
08/06/16 01:27:37 kEIB72IW
おほほ


842:名無しさん@ピンキー
08/06/18 19:30:33 g9his4FP
過疎

843:名無しさん@ピンキー
08/06/18 23:07:44 bpyFoaVn
セルの尻尾に包まれた少女。
足をバタつかせるが、軽々宙吊りに・・・
ちょうど肩ぐらいまで被ってる状態。
「うぁ・・くぅ~むぅーーー」
よほど辛いのか苦しそうな声が・・・
少女はセーラー服で細身。足も白く黒ハイソックスとローファーがエロい。
尻尾は呼吸するように少女を締め付け吸い込む・・・
少女の手はぐっと耐えるように握ったり、力なくだらっとなったり弄ばれているようだ。
腰まで吸い込んだ尻尾はさらに締め付け、ヒップが強調される。小さなお尻だ。
スカート越しに下着のラインもわかる。
吸われる度に股が開き スカートが激しく揺れ白い細い足がなにもない空間を蹴る。
少しずつ包み込んでいく尻尾。太ももまでくると両足はぴったり並び締め付けられ足首はびくびくしてる。
リボンのついたかわいいローファーを履いた足は無抵抗で吸われ締められそれにあわせて動く・・・
ついに少女はまるごと包まれた。その塊は「じゅるる・・・」と流れていきセル本体に飲み込まれていきました。

844:名無しさん@ピンキー
08/06/18 23:09:06 Tm+pwcuF
あえて化け物じゃない現実の世界にいる生き物で捕食やるとしたら
おまいらはどんなんが良いと思うよ

845:名無しさん@ピンキー
08/06/18 23:10:08 Tm+pwcuF
なんか話題でも出そうと思ったらネタ投下とかするなんて悪かった


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