07/10/29 03:42:50 zLSkhXW2
もとから寂れていたが、今では完全にゴーストタウンとなった街を砂埃にむせながら独りつぶやく。
「ママー、いないのー?」
かつての怪物襲来以来頑丈に改装された家をのぞく。
どうやら土を取りに出かけているようだ。
「まったく、大丈夫かしら‥‥‥」
普段は離れて暮らしているくせに、いざ居るべき場所にいないと、もう若くもないママを心配になっていた。
と言うのもこの土地にはかつてはミンディも襲われた怪物"グラボイズ"が一匹だけ退治されずに生き残っていたからだ。
その怪物は他のグラボイズと差別化され"白い悪魔"と呼ばれていた。
通常のグラボイズは全長約9メートルの手足のない芋虫状の地中生物なのだが、
環境により大地を二本脚で疾走する小型な怪物"シュリーカー"、そして卵を産み、
体内の化学物質の燃焼によって空を飛ぶ"下品でママの教えてくれない名前の怪物"へと進化する。
名前の通り体色が他の物よりも白いそれは長い間進化することもなくいまだにこの大地の下で巨躯を自由に泳がせていた。
と言っても生粋も武装主義者であるハンターによってこの街の防備は完璧だった。過剰なまでに完璧で、そして過激に。
怪物の地中の移動を察知するレーダー代わりの地震計、それぞれの土地の周りのぐるりと囲む地中に埋められたコンクリートの防壁、
そして電流をながしてある鋼鉄のフェンス。さすがに地雷の設置はあきらめたようだが。
実はその一匹の残った怪物のおかげでパーフェクションの街はいつまでも開発されることもなく、実質人口一人のまま現在に至っていたのだ。
ある意味で街と"白い悪魔"は共存していた。
それ故ミンディはママを心配しつつも自身は警戒もせず家の周りを散歩していた。
都会では極力避けていた紫外線もここでは気にならない。
ひょっとして自分はまだこの砂だらけの故郷が好きなのかもしれない。
ミンディは知らなかった。"白い悪魔"はその身体を進化させる代わりに知能を進化させていたことを。
そして住人が外出する時はフェンスの電流を切り、地上だけだが街へ入る入口が出来ることを。
例えレーダーに掛かったとしてもその場に2,3日じっとしていれば獲物たちが警戒を解くことを怪物が理解していることを。
待つことはその生物にとってなによりも得意なことを。
そして最後の住人ともいえるナンシーはグラボイズとあまりにも身近すぎて油断していたことを。
347:白い悪魔
07/10/29 03:46:10 zLSkhXW2
同時刻、ジープに乗り街の外れにある三つのゲートのうちのひとつに近づいたナンシーはリモコンを使い
電流を切り、ゲートを開ける。ここ三日間怪物接近を告げるアラームは鳴っていないのでレーダーは見ていない。
入り口であり出口であるゲートが完全に開き、またナンシーが車に戻ろうとしたその瞬間、大地が揺れた。
埋められた防壁のすぐ外の土が盛り上がり、外骨格の巨大な嘴が飛び出した。
その頭部に土に塗れた巨大な白い胴体が続く。
三日間そこで動かず待っていた怪物は全長9メートルの巨体を躍らせ、
激流に逆らう魚に如く、盛大に砂煙を撒きあげながらゲートに飛び込んだ。
大量の土を浴びパニックになりながらもナンシーは必死にジープに乗り込むと、半身を彼女の土地に乗り上げた"白い悪魔"の巨体の横をすり抜け
アクセルを思いっきり踏み込み飛び出す。
「#$%&'%=¥!!!!!下品で失礼!!!!」
訳のわからないことを喚きながら彼女は街から一目散に離れていった。
たった今怪物が進入したこの土地に、自分の娘が戻っていることを知ることもなく。
ゲート上でしばらく無様にのたくっていた怪物はその巨大な頭部を振り上げると轟音と供にそれを大地に突き立てた。
そして潜った、自らの支配領域へと。
人が歩くように、魚が泳ぐように、鳥が飛ぶように、それは潜る。
その怪物は肉体に刻み込まれた本能のままに、大地を掻き分け突き進む。
轟音と地震を後に従えて。
眼も耳も鼻もないそれは地中を伝わる振動にのみ反応していた。
いつもの様にようにそれだけで十分だった。
獲物を捕食するためには。
348:白い悪魔
07/10/29 03:49:53 zLSkhXW2
ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥
静かな通りに鈍い金属音が響いていた。
ミンディは何の気なしに開いた自宅の庭の小屋の中で懐かしい玩具を見つけていた。ブリキとプラスチックとばねで出来たホッピング。
幼いころには飽きもせず一日中それにのり跳びまわっていたものだ。
確か最高記録600回以上はいっていた。
なぜいい年をしてそれで遊ぼうなどと思いたったのかは自分でも解らないが、いつの間にか夢中で跳んでいた。
幼い頃に戻ったかのように。
暑さと、ここに帰ってきて急に感じ始めた窮屈さに耐え切れず、都会用の服は家の中に全部脱ぎ捨ててあった。
靴もブラもパンティさえも脱ぎ捨て、身に着けているものは白いTシャツと古いデニムのパンツのみ。
ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥
童心に帰り一心不乱に跳ねる。
首筋から足先まで下着のない素肌を一気に流れ落ちる汗が心地良かった。
多少膝を曲げブリキ製の棒を太ももで挟みこむようにし、くり返し上下に跳ねていると、ふと子供の時には感じなかった不思議な熱が
振動とともに下半身に溜まっていくのを無意識に感じていた。
疲労とは違う熱い息の乱れが生じる。
ガション、ガション、ガション、ガション‥‥‥‥
わたしなにやってるんだろ‥‥‥‥
もうやめる事は出来なかった。
"白い悪魔"はすこしだけ迷っていた。
先程から地中に伝わる振動を獲物かどうか決めかねていたからだ。
規則的に一定のリズムで大地を叩くそれは生物のものとは思えなかった。
他のグラボイズなら躊躇なく突進していただろうが。白い体色のそれは少し警戒していた。人間の罠かもしれないと。
「‥‥っ、‥‥くぅ、‥‥はぁっ‥‥‥うっ」
ガション、ガガシャン、‥‥ギョン、グション‥‥‥。
規則正しかった金属音が少しずつ乱れていた。ミンディの荒い息づかいと供に。
土の下ではまた少しだけ怪物が近づく。
349:白い悪魔
07/10/29 03:53:34 zLSkhXW2
「う、‥‥ん、‥‥‥ああ‥‥‥いい」
もう今ではミンディも認めていた。自分は子供用の玩具の振動によって性的快楽を得ていることを。
官能の波が暑くて熱い。
じんじんと、跳びはねるごとにふとももの付け根がこすれ、
無機質なブリキの刺激がデニムの生地を通し、下着を着けていない局部を圧迫する。
直接性器に何かが触れているわけではないのに異常に身体が昂ぶり、敏感になっていた。
そう言えばこののんびりとした故郷とは違い、何事もペースが速く忙しかった都会では
ミンディは異性と触れ合う機会もまだなかった。
最近は自らを慰めることすらもほとんどしなかった。
無意識に押さえ込んでいた成熟した肉体の欲求が、思わぬ形で噴出し、
本能のままにあふれ出していた。
少しはなれた地中の生き物ももはやあふれ出る本能を抑えることができなかった。
捕食という名の本能を。
「ああ、うわ、んぁああああ」
肉体が歓喜の声をあげ、力なく跳ね続ける足にも自らの意思とは違う震えが奔る。
しかし局部への直接の刺激なしでは最後の一線を越えることはない。
直接イジりたい、乱れたい、イキたい、もっと感じたい、あそこをかき回して自分を開放させたい。
狂おしくも悩ましい、終わらない快感の疼きの中で、それでもその無機質な玩具を動かす手を止めることが出来ない。
ガシュ、ガシュ、ガシュ、ガシュ、
「う、‥‥‥が、ひゅん‥‥うあ、あひい!!」
‥‥‥‥い、いっちゃう!!?
ミンディは玩具と快感の震えのために、足元の振動には気づかない。
思考までも無残に崩れ落ちてゆくなかで、ピン、と金属の弾ける音がどこかで聞こえた気がした。
次の瞬間十年ぶりの酷使に耐え切れなくなったその玩具は空中でバラバラに分解した。
「きゃん」
地面に倒れこみ、痛みと衝撃に一瞬息が止まり、身体の感覚がなくなる。
「いや、だめ」
刹那、身体の中心を貫く様な、強烈なオーガズムへの飢餓感が痛みと入れ替わりに湧き上がる。
欲情した肉体が何を望んでいるかは自分が一番良くわかっていた。
砂で汚れた服を掃うこともなく、裸になるわけでもなく、乱暴とも言える動きでジーンズの中に手を突っ込み、
肉欲の疼きの中心であるその場所に乾いた指を挿し入れ、欲望の限りに自らを貫き、
そして犯した。
貪るように。
道の真ん中で。
350:白い悪魔
07/10/29 03:56:27 zLSkhXW2
「っぁぁぁぁぁ‥‥‥‥‥‥!!!!」
汗と砂に汚れたミンディは眼を見開き、身体を仰け反らせ言葉にならない絶叫を上げていた。
頭の中で白い閃光が次々と瞬く。
意外にもはじめは乾いていたその秘部は二本の指でかき回した途端ダムが決壊したかのように肉の喜びを表す生暖かい液体をあふれさせた。
同時にミンディの理性も決壊していた
「っぁぉぉぇぉぉぅぉぉぉ!!!!」
だめ。
壊れる。
痛い。
でも気持ちいい。
やめないと。
いや、もっと。
もれる。
なんかでちゃう。
視界が激しく揺れ動く。
ついに人の体が性的快感に耐えうる限界に達しようとした時、自慰にふけるその肉体を巨大な力が地面から突き上げた。
「ひぎゅぅあああああああ!!!」
感じたこともない、意識をもっていかれそうな絶頂の中ミンディの身体は宙を舞っていた。
体中から液体を滴らせ、撒き散らしながら。
「ぐひゃあ!!」
大地に転がり落ちた時、全身を覆う痛みと、それ以上の快感の波が再びミンディを襲う。
舞い落ちる土を全身に浴び、絶頂の余波で痙攣しながらもミンディは視界の中に、
天に向かって雄叫びをあげながらそそり立つ巨大な肉槐を確認した。
351:白い悪魔
07/10/29 03:59:42 zLSkhXW2
"グラボイズ"!!
否定しようとしつつも生粋のパーフェクションの住人であるミンディは、それがこの地に住み着いている怪物だとすぐに悟った。
そしてそれが彼女を捕食しようとしている事も。
"逃げなければ!!"
「‥‥‥‥ひゅわああああ!!」
立ち上がろうとした瞬間、電撃にでも打たれたかの様にミンディの体がビクビクとのたうつ。
まだジーンズの中ではミンディのなかに指が2本とも挿し込まれたままだった。
そして自分の意思とは関係なく両の太ももは強い力で手を挟み、ぬめった陰部は二本の指を強く挟んだまま離さなかった。
『‥‥‥だ、だめうんんんっ!!に、にげなきゅわあああああ!!
たたた食べられちややぅううううう!!』
ホッピングの振動を狙ったため、狙いが外れた地中生物の上下四つに割れた顎が宙でブリキの破片を掴み、がっきりと閉じる。
命の危機にさらされながらも、一度火のついたミンディの身体は更なる快感を求めていた。
指を引き抜こうと必死に動かす度に、皮肉にもさらに強烈な快感の波が発生する。
「ふわあああ!!」
白いグラボイズはその悲鳴と喘ぎの混じった甲高い声をあげる獲物に
表情のない無機質な顔を向けると、玩具であった破片を吐き出し、うなり声と共に口から三本の触手を吐き出した。
人間の太ももほどの太さのそれらは、よだれを垂らし無様な姿のミンディに一斉に襲い掛かる。
「いやぁああああ!!」
今度の声には喘ぎよりも悲鳴の割合が多かった。
それ自体別の生き物の様に快感の余韻で震えている足に、先端に蛇に似た口を持つ触手が左右に一本ずつ巻きつく。
残りの一本は膝部分に喰らいついた。
幸い厚いデニム生地を触手の小さな牙が貫くことはなかったが、それでもその触手は十分に役目をはたし、
ミンディの身体をグロテスクな口に引きずり込もうとする。
「ひぃいい!!いやだぁ!!」
喰われるという全ての生き物にとって最も原始的な恐怖に襲われ快感が下半身からつかの間吹き飛び、
それに取って代わってパニックが猛烈な勢いで押し寄せる。ようやく引き抜いた指はてらてらとエロチックに光り濡れていたが、
そんなことを気付く余裕もない。
あわてて身体を起こし、足に巻きついた触手を剥がそうとするのだがミンディの力ではビクともしなかった。
『もうだめ‥‥‥。ママごめん‥‥』
352:白い悪魔
07/10/29 04:01:42 zLSkhXW2
"ズボンを脱げ!!"
どこかで聞いたことのある様なセリフが頭の中で響いた。
怪物の口に引き込まれながらもあわててズボンを脱ごうと再び自らの下半身と格闘する。
窮屈さにベルトを外していたのが幸いして存外すばやく脱ぐことができた。
両足をふるって触手の巻きついたズボンを蹴りはがす。
なにもつけていない下半身が太陽の下にあらわになる。うっすらと生えた淡い色の茂みは、
染み出した愛液によってすっかり濡れそぼっており、蹴り飛ばしたズボンの内側に淫靡な糸を引いていた。
上は汗ですっかり張り付いたTシャツ一枚、下は何もない裸。
無防備を通り越して哀れな姿のミンディは走り出そうとするも、
乱暴なまでの絶頂のあとでは脚に思うように力が入らず、フラフラと苛立たしいほどにスピードが出ない。
生き物の、そしてメスの匂いの染み付いたジーンズをしばらく咀嚼
していたグラボイズは、それを不満げに吐き出すと再び地に戻った。
匂いではなく肉を欲して。
轟音と土煙と供に再び潜る。
獲物は静かに立ち尽くしていた。
力のぬけたこの脚ではもはや走ってあの怪物から逃げ切ることは不可能だった。
地に着いた足からグラボイズがミンディを求めて走り回る振動が微かに感じられる。
あとに残された手段は振動を起さず、即ち一切歩くことなくただ無心に捕食者をやり過ごすだけだった。
下半身裸のままで。
振動を起さなければグラボイズにとっては何も見えないも当然だった。
353:白い悪魔
07/10/29 04:04:36 zLSkhXW2
もちろんそれであきらめる生物ではない。
有り余る食欲と忍耐力のままに獲物が再び振動を起こすのを待つ。
「ううう‥‥‥‥、ゃ、やばい」
暑さだけのせいではない汗をかきながら太陽の下、ミンディは下半身に新たに発生した問題に身悶えしていた。
自然と内股になり、腰が引け、足が再び震えだす。
「‥‥‥‥も、もれちゃう」
いじくりまわし、かつてないほどに刺激を与えたことをきっかけに、ミンディの排泄器官はすさまじい程の尿意を催していた。
恐怖と快感、相反する活動と極限状態によって異常に敏感になった下半身は尿意すらもズキズキと激しく増幅させていた。
「ぅうん‥‥‥あ、ああ‥‥‥も、もう出っ!‥‥‥だだだだめぇ!!」
内股で地面に倒れんばかりに屈みこみ、両手で必死に股間をおさえる。
無駄なあがきと知りつつも。
「うぁ!!」
小さな悲鳴と供に許容量をこえた液体が少しだけ、
快感の果ての潮吹きの如く、ビュッ、と閉じた指の間から噴き出す。
愛液混じりのそれは震える両足の間の大地を叩く。
当然ミンディの立っているその位置で。
もはやその怪物に警戒心なかった。
大事なのは獲物の位置だけだった。
触手ももう必要なかった。
快楽と絶望と尿意と恐怖の狭間で目の前の地面が土煙を発し、再び割れていくのをミンディは見た。
土煙が彼女の身体を包む。
反射的に立ち上がり宙に逃れようとする。
次の瞬間、彼女の身体は真下から怪物の巨大な口に咥えられていた。
四つの顎で包み込まれるように。
「いやあああああああああああああああ」
肌の露出している両脚が、直に飲み込まれる感触を感じていた。
その乾いた表皮とは違う粘着質な唾液で濡れた肉が蠕動し、
裸の下半身を飲み込もうとする。身体全体に異臭の発する液体がべっとりと纏わりつく。
幸か不幸か、歯のついてないその顎はすぐにミンディの身体を傷つけることはせず、
意識をしっかりと保たせたまま彼女を捕食していく。
354:白い悪魔
07/10/29 04:07:21 zLSkhXW2
「うひいいああ、うおああああ!!」
高くもちあげられたまま、唯一自由な両手を振り回し、喚きながらミンディは暴れまわる。
感じられるのは死へと向かう苦痛のみ。
声帯を含む肉体は反射的に抵抗しながらも、その心の奥底ではもはや獲物としてあきらめかけていた。
この世で人間だけが失くしかけた、自分よりも遥かに強いモノに搾取される絶望感。
『飲み込まれちゃう‥‥‥』
うねうねと活発に活動する肉が身体中をはげしく揉みしだく。
怪物はミンディを咥えたまま潜ろうとする。
「ぐへぇ!!」
顎を閉じられ、全身を包む圧迫感が一層強くなる。
崩れ行く意識のなかで死を意識する。
押し潰されてゆく脚を触手がなで回す。
その時喰われ掛けている彼女の脳が最後の足掻きともいえる行動を起こした。
これから起こるであろう、生き物にとっての最大の苦痛を少しでも軽減するために、
脳は身体の痛みの神経をシャットダウンしていた。
そして少しでも生きる手段を探そうと体中の機能と記憶を引っ掻き回す。
痛みが消え、人の死の瞬間に流れるという走馬灯を見せられて、ミンディは半ば恍惚としていた。
『もうすぐわたしは死んじゃうんだ‥‥‥』
全てがスローモーションに見え、色彩が失われてゆく。
その視界は余りにもゆっくりと、しかし確実に沈んでゆく。
巨大な顎にだけでなく、パーフェクションの大地にも飲み込まれていく。
怪物は再び地に潜ろうとしていた。
ミンディは死をを覚悟した
355:白い悪魔
07/10/29 04:09:21 zLSkhXW2
グラボイズはほとんど丸呑みに近い獲物を完全に飲み込もうと、体の内側で触手を再びミンディの脚に撒きつけようとした。
「ふわぁ」
意識を失いかけたミンディは微かに声をあげた。
触手の先端が彼女の両脚の付け根の勃起した肉芽にほんの一瞬だけ触れたからだ。
快感とも呼べない程の小さな、命の活動のきらめき。
そのきらめきはとても小さなものだったが、わずかな火花が一瞬で大量の火薬を爆発させるように、
一旦は死を受け入れた脳が瞬時に覚醒し、スパークする。
「ぐきゃああああああああああああああああああ!!」
死から逃れようとする彼女の脳は、微かに感じた下半身の刺激を生きている証として全神系を局部に集中した。
喰われかけている、という究極ともいえる生命の危機にアドレナリンが大量に分泌され、
全感覚神経を極限なまでに高め、敏感になる。
気を失うことも許されぬまま、ミンディの身体を、想像を絶する快感が駆け回る。
文字通り、死んでしまいそうなほどに強烈な快感が。
「おごぉぉあああああ―――!!」
‥‥‥‥コワレル。
致死量の電流が流れ続けているようなものだった。
ミンディの身体は秒単位でイキ続けた。
怪物も驚くほどの力でミンディの身体が跳ね回る。
「が、あ、あ、あ、あ、あ、」
そしてその電流が下半身に集中する。
激しい尿意にさらされていた下半身に。
356:白い悪魔
07/10/29 04:12:34 zLSkhXW2
「でででででででる――!!!」.
ぷしゅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
すさまじい勢いで失禁、放出する。
怪物の口の中に。
それの勢いはもはや、放尿というレベルではなかった。
愛液と尿の混じった刺激臭のするそれは、ミンディの脚を押し開き、怪物の体内へと直接噴き出す。
ミンディの体液をすべて搾り出すかのように。
「あ、がぎ、ご、ら、あ、だ、や、あ」
半身を喰われかけた極限状態での放尿による禁断の快楽に、ミンディは正気を失った。
大地に潜りかけたグラボイズは生涯で始めてのパニックに陥っていた。
そして、苦しんでいた。
体内に刺激臭のする液体が大量に、それも急激に叩き込まれたのだ。
本来砂漠に生息し、水をほとんど必要としないその怪物にとって口内で暴れまわる液体は完全なる異物だった。
グラボイズは甲高い悲鳴に似た雄叫びを上げ、頭を再び大地から持ち上げ、振り回す。
そして、悲鳴と尿と愛液を流し続けるミンディを空中に勢いよく吐き出した。
「ああああ」
尿と怪物の唾液を撒き散らしながら再びミンディは宙を飛んでいた。
一種爽快な開放感に包まれながら。
キモチイイ‥‥‥‥
再び大地に激突する寸前に気を失った。
357:白い悪魔
07/10/29 04:16:25 zLSkhXW2
ミンディが目を覚ましたのはもう日の暮れかけた、夕刻過ぎだった。
わたしまだ生きてる?
軋む身体を無理やり動かし、周りを見渡すとそこは自分の家だった。
どうやら宙を飛ばされ、そのまま自分の家の玄関に飛び込んでしまった様だ。
人口一人のこの村では玄関の鍵などあっても意味などなく、そのおかげで彼女は命拾いした。
かつてのグラボイズ襲撃以来、床板は必要以上に頑丈に改装されており、
家にさえ入っていればもう安全のはずだった。
「わたし、たすかったの‥‥‥?」
自分でも信じられなかったが、汗と尿と異臭を放つ怪物の唾液に汚れた裸の下半身が身に降りかかった悲劇を示していた。
同時に全身にはしる激痛が、自分がまだ生きているということを。
そして助かったという奇跡を。
ほっ、とようやく安堵のため息をついたとき、突然
「え、あ、ちょ、だめぇ‥‥‥」
ちょろろろろろろろろろろろろろろろろろ‥‥‥‥‥
この日二度目の失禁。
それに先程のような勢いはなく、ごく自然なおもらし。
命の危機から脱し、全身の力が一気に弛緩する。
ぺたんと床に座り込む。
「はあ‥‥‥‥‥‥」
とにかく、本当助かったらしい。
今はなにもする気がおこらず、自分の小便に濡れるのもかまわず床に倒れこんだ。
激しすぎる刺激にさらされズキズキと痛みを伴う股間を無意識にさすりながら。
家の外ではまだパニック状態の白い悪魔ゲートからあわてて逃げていった。
358:白い悪魔
07/10/29 04:18:36 zLSkhXW2
「#$%&'%=¥!!!!!下品で失礼!!!!」
日が完全に暮れた頃、ようやく家に戻ったナンシーが悪臭を放つ汚れた床で自慰に没頭し、
のたうち回る自分の娘を発見、再びパニックに陥るのはまた別の話。
テムズ河にて大量の手製機雷で、無事巨大ミミズを粉砕したハンターが、
その後のナンシーの依頼で "白い悪魔"を壮絶な死闘の果てにパーフェクションの土地ごと粉々に吹っ飛ばすのも別の話。
そして、粉々になったグラボイズの肉片から新種の人喰い生物が大量に発生した。
それもまた、別の話
FIN
359:白い悪魔・あとがき
07/10/29 04:23:27 zLSkhXW2
異常です。
駄文、長文失礼いたしました。
元ネタの映画は多分どこでも絶好調レンタル中なはず。
「ズボンを脱げ!!」は名シーンです。
このスレの住人の方々にはぜひオススメです。
感想、罵声などありましたらどーぞお願いいたしします。
360:名無しさん@ピンキー
07/10/29 18:55:22 xn5VPg5l
フルフルかとオモタ
361:名無しさん@ピンキー
07/10/29 20:14:56 SqTHTdmk
グラボイズが嫌いな漢などこのスレにはおりませぬ!! GJ!
362:名無しさん@ピンキー
07/10/30 01:17:24 gfl04z+J
GJ
ただ捕食がないのがやや残念かな
まぁ個人の好みの問題だから全然OK
363:名無しさん@ピンキー
07/10/30 01:18:21 RemU8PX7
小学生の女の子が女子トイレで用を足してる最中に襲われて、初めての絶頂を
味わった後に食べられてしまうSSが読みたい。
364:名無しさん@ピンキー
07/10/30 02:23:40 aZsJ52En
グラボイズって尿が弱点だったのか!
知らなんだ
365:名無しさん@ピンキー
07/10/30 11:01:30 ayVk4TfF
今更ながら注文した。
トレマー○
366:名無しさん@ピンキー
07/10/31 00:11:41 pjxOPeAa
URLリンク(www.youtube.com)
こういうのが個人的にツボなんだが・・・・
同士はおらんかね
367:名無しさん@ピンキー
07/10/31 04:51:14 CIltKqNN
>>366
バイオハザードのレベッカ捕食動画なんかはツボだった
一応、同志になるのかな?
368:名無しさん@ピンキー
07/11/01 01:12:49 bufbGD/b
>>367携帯からすまないが
何て検索したらその動画見られる?ちょっとパソ壊れてMytubeで見たいんだ
369:名無しさん@ピンキー
07/11/02 05:09:51 tzBVFRYC
同志368
一応、自分がみたのはニコニコでMytubeからみれるかわかんないけど
「レベッカやられ」
それと「アリッサ捕食」っていうのも丸呑みが入ってていい
370:名無しさん@ピンキー
07/11/02 19:41:01 3CV4MI0g
>>363
の者ですが、クレクレはダメですよね。
自分も投下するのでどなたかお願いしますm(__)m
371:名無しさん@ピンキー
07/11/02 23:48:00 oQVVm3Bm
前にも一度出たし、もう一度書くのは難しいなあ
372:名無しさん@ピンキー
07/11/03 10:18:20 YjrAdrww
>>369残念ながら見れなかったorz
情報をありがとう、同志よ
373:名無しさん@ピンキー
07/11/05 05:59:28 BPA5yiP6
ニコニコならミシガンが見られるじゃないか
374:名無しさん@ピンキー
07/11/05 13:14:59 clDwNnqx
しかしインリンの妨害にあう
375:名無しさん@ピンキー
07/11/07 09:01:33 Nf8vxfGp
ごちそうさま
376:名無しさん@ピンキー
07/11/08 23:54:49 a4BkZNF6
寄生ジョーカースレがとても良い感じだぜー
377:名無しさん@ピンキー
07/11/09 23:36:18 qx2VC5P2
人間のメスって言い方はエロイとおもわないか
378:名無しさん@ピンキー
07/11/10 09:23:21 hU/wa/gk
>>377
たしかにエロイ
しかし、君は決定的な間違いを犯している
エロイだけでは駄目なのだよ!
エロさを求めるだけなら異種姦で十分
我々に相応しいのは
人間のメスの腿肉料理
最高級の人間のメス肉
のような言葉だ
この言葉のエロさを理解した時、我々は君を同志として迎えよう
379:名無しさん@ピンキー
07/11/11 00:17:52 djD/ppua
いやそれは違うぞ
その言葉はどちらも死んだモノをさす言葉だ!
一番重要なのは、今生きているモノ(生きたままというか)
つまり新鮮さだ!
380:名無しさん@ピンキー
07/11/11 04:08:22 MJRdzDe4
しまった、鮮度か!
私は思い上がっていたようだ・・・
捕食を完全に理解していると思っていたのだが
実は全然なにもわかっていなかったのだな
人間のメスの踊り食い
人間のメスの活け作り
人間のメス丸呑み
これが正しかったのか・・・
381:名無しさん@ピンキー
07/11/12 17:02:32 RsvOaS6h
>>380
だめだ、それでは単に野蛮なだけだ。
君はどこまで行っても食うサイドから逃れられていない。
大切なのは‘同族’が喰われているということなのだ。
その血の甘美なること、ヒトからニクへの落差! だがさらに同時に、彼女たちの悲鳴と恐怖に同調し、両者の狭間で打ち震える心なのだ!
今の君に足りないものは
文化、美意識、思いやり、共感、羞恥、理不尽、悲しみ、背徳。
そして何より、矛盾が足りない!
382:名無しさん@ピンキー
07/11/12 19:18:17 8Ejt8Uky
いいやまてまてい
俺は亜人種も好きだぞ
383:名無しさん@ピンキー
07/11/12 20:14:49 4y6xKKhy
喰うこと自体に価値を見出すか喰う過程で対象を傷つけ打ちのめすことに価値を見出すか。
或いは喰う側の喜びと喰われる側の哀しみのギャップに価値を見出すか。
捕食愛好者にとっての永遠の悩みだな。
384:名無しさん@ピンキー
07/11/12 22:37:33 8Ejt8Uky
食う直前の絶望が一番好きだ
385:名無しさん@ピンキー
07/11/12 23:18:14 lH7qoKpu
被食願望のある娘が歓喜に包まれながら食われる。
そういうシチュが好きな俺は終わっている。
386:名無しさん@ピンキー
07/11/15 11:05:28 IloPvKBs
そして、ずっと意識が有る方が良いな。
他で投下してるけど、今度チャレンジ投下してみっかな?
387:名無しさん@ピンキー
07/11/15 13:25:49 k9bXU3HH
ドラゴンボールが実写映画化、来年8月公開だって
内容は悟空とピッコロの話みたいだけど、人気出て
シリーズ化したらセル編とかブウ編やらないかな・・・
CGのセルやブウが、美人俳優の人造人間をじゅぶじゅぶ飲み込んだり
べちょべちょ吸収するのを考えるとたまらん
388:名無しさん@ピンキー
07/11/15 14:26:07 IloPvKBs
>>387
それって米国だったけか?
18号をどんな人が演ずるかにもよるな。
ムキムキ筋肉女はいやん
389:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:45:07 qIyCKQFv
このスレは丸呑みも食いちぎりも、ホントに仲良くしてるモンだな
390:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:20:57 CWlmqft8
こういうのを楽しめる場所は少ないからねぇ
数少ない場所で言い争って荒れるのもいやだし・・・
それに俺らは少数派の中の少数派だし
数少ない同志とは仲良くしないとね
ところで、ふっと気になったんだけど、ここにきてる人って
異種やカニバリズムも好きだったりするの?
ちなみに自分は異種も大好き
単純な異種もそれなりに好きだけど
食べないでなんでもするから~みたいなシチュがあったりすると最高かな
391:名無しさん@ピンキー
07/11/16 02:53:10 OZcO1Bwm
嫌いではないが、萌えないな。
丸呑みや吸収が好きな俺としては。
前スレの760なんかはツボだった。
392:名無しさん@ピンキー
07/11/16 06:22:37 hwlE6fZC
どんな話だったっけ?
393:名無しさん@ピンキー
07/11/16 18:35:32 6dqhrke9
前スレ>>747がお気に入り
丸呑み吸収ものでは個人的にあれを超えるやつがまだ出ていない。
新作来ないかなぁ。
グロなしで純粋にエロだけであれだけ書けたのはすごい。
某触手スレでも好評だったし。
394:名無しさん@ピンキー
07/11/17 01:15:37 uvm3Glsn
>392
たしか蜂が女の子を溶かして吸収する話。
最後は乱交じゃなくて乱食パーティーになる。
前スレ番号が違ってたらスマン。
395:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:41:23 WcOF6p/O
6年生に進級した由美。眠っている間の記憶を失ってはいるが、いつも通りの生活に戻っている。
ただ1人、杏里という大切な友達の犠牲の上に成り立っている今の生活を、疑うことはない。
だが、彼女と同様の事件が月~年単位で起きている。警察も動いてはいるが、どうも進展しない。
共通点は2つ。彼女達は処女を失っている。連続少女強姦事件であるのは間違いない。
もう1つは記憶を失っているいること。普段の生活や、家族・友人を覚えていても、怖い目にあったはずの期間を忘れているのだ。
1人だけならまだしも、全員が゙恐怖による記憶の封印゙が起こるはずがないのだから。
夏休みに入り、由美は友達と3人でドッジボールをしていた。
その公園はあの場所。だが、由美はそれを知らない。
「ねぇ……疲れたよ……ちょっと水飲んでくる」
ツーテールが特徴的な花梨。人一倍動くのが好きな彼女は、喉の渇きが早い。
――何だろう?
頭は覚えてなくても、体が覚えている。背筋がゾッとし、由美は花梨の肩を掴んだ。
「花梨ちゃん、行っちゃだめ……」
「だって喉渇いたんだもん。どうしたの?」
「わからないけど……そっちは行っちゃだめな感じが……」
止めなくてはならない。自分以外は、そっちへ行ってはいけないような……
「由美、大丈夫だって。まだ昼間だよ?危なくないって……」
396:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:42:34 WcOF6p/O
真名にまでそう言われてしまう。由美が頑として譲らなかったため、結局全員で行くこととなった。
公園には自分達以外誰もいない。どこかで……同じ体験をした。間違いない。
゙グルウゥゥ……゙
「……この声……ハッ!!」
そうだ。自分は帰り道にこの公園で、獣の鳴き声を聞いてから……
「花梨ちゃん、真名ちゃん、逃げて!!」
「え?」
既に遅かった。巨大な触手が花梨と真名に巻きつき、穴へと引きずり込んでいった。
「助けて!……助け……」
「キャアアアア!」
すべてを思い出した由美は腰を抜かしたまま立ち上がれなかった。
再び触手が現れ、ゆっくりと由美に近づいていく。震えて動けない。
「いや……来ないでよぉ…」
匂いを嗅ぐように由美の体な触れていく。触手は由美のズボンとパンツを噛みちぎり、女陰へと先端を突っ込んだ。
「あぅ!!あああ……ふ……」
しかし、既に体験した味のため、すぐに先端を抜いて地中へと戻っていった。照りつける太陽の下、倒れている由美の愛液が光っていた。
暗闇の穴。遥か上に見える光。洞窟の中では、拘束を解かれた花梨と真名が寄り添いながら闇を進んでいく。
「ねぇ……真名、こっちでいいのかな?」
「わかんないけど、出口を探すしかないじゃない……」
暫く進むと、光が見える。無知とは愚かだった。そこは由美がかつて同じ様に希望を持たされ、絶望へたたき落とされた場所だ。
397:名無しさん@ピンキー
07/11/17 12:43:52 WcOF6p/O
「何……?この…袋の数……」
全部で12くらいだろうか?皮の奥に、少女達が無数の触手に拘束されているのが見える。
「ちょっと……何なのよ……」
薄らとだが、秘部の場所には中型の触手が刺さっていて、水を通すポンプのようにピクピクと動いている。
その中には杏里もいたが、それに気づく暇はなかった。彼女達は震えて動けなかった。
「ヤバいよ……花梨、ヤバいって……」
「わかってるよぉ……でも、脚が……動かない……」
そういってる間に、真名の体が宙に浮いた。花梨が振り向くと、真名の体は巨大な触手に締め付けられていた。
「いや……花梨、たす……」
そのまま、真名は離れた場所に降ろされた。触手の口はパンツを食い破り、真名の閉じられた女陰に突っ込んだ。
「うわあああ……痛い……いたいゆや……ああはいいあああ……」
ズブズブと噴き出ていく血液。その奥で、愛液分泌を促進させる唾液を未完成の子宮に撒き散らす。
口が抜かれると、トロンとしている真名を頭から食らいついた。
「むご……ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛……」
咀嚼するように丁寧に振幅で真名の体を体内に送っていく。
脚をジタバタするが、既に後の祭り。次第に動かなくなり、完全に飲み込まれてしまった。
それを横で見ていた花梨は震える脚を立たせ、道を戻った。恐怖が頭を支配し、とにかく走った。
「はぁ……はぁ……やだ……怖いよ……」
後ろを見ながら、必死に走る。いくら進んでも、暗闇が続くばかりだった。
しかし、再び光の中に建物が上の方向に見えた。それはしかも学校。裏山に繋がっていたんだと、花梨は確信した。
あそこに行けば助かる。警察に行って、真名や他の女の子を助けてくれるようお願いしよう。花梨はそう思った。
398:とりあえず最後ページです
07/11/17 12:46:14 WcOF6p/O
「やった……きゃ!!」
石に躓いた。出口が目前だというのに。花梨は必死に手を伸ばすが、どんどん離れていく。
転んだ瞬間はまさに運命の分かれ道だったのだ。触手は確かに花梨の体に巻きついて、猛スピードでさっきの巣窟に戻っていく。
「あ……いや……助けて……」
末路がわかっているため、もう助かる方法はなかった。あと少しだった。
花梨も処女を失った。こんな状況下でも、性感を感じるのがまた悔しい。
足から順に飲まれていき、絶望に浸った花梨の顔に唾液が付着している。
喉を通る際に、スカートやブラが溶けていった。2人の少女とすれ違い、真名とは別の胃袋に収容される。
真名と花梨は共通に、細い触手に胸や脚が巻かれていき、貫通されだ膣へと中型の触手が吸い付いていく。
愛液わを吸い取られている少女達の意識はもうない。空虚な表情と共に、不老効果のある胃液の中に、ただ浮いていた。
由美の脇に裸体の少女2人が吐き出される。意識こそはある由美は触手に手を伸ばした。
「お願い……みんなを……返して……」
しかし、言葉は通じることはなく、地中深くへと戻っていった。
吐き出された少女は杏里と、なんと5年前に行方不明となっている女の子だった。
彼女達の体に付着していた液体から、科学者は抗老薬や不老薬を作る計画が持ち上がっているらしい。
もしかしたら、それこそがあの触手の狙いかもしれない。人が生き続ければ数が増える。
自然と少女も増えていく。そうすれば、無限サイクルを楽しめるのではないだろうか?
そう思いながら、由美は花梨と真名のいない教室に足を踏み入れた。
399:名無しさん@ピンキー
07/11/17 17:14:55 1URBy+FZ
>>395
新作こないかと書いたら
本当に新作が投下される、
あぁ…あなたは神ですか!?
400:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:12:11 5XQKSOzE
ちょ、エロすぎる……
401:名無しさん@ピンキー
07/11/19 05:21:15 4BdztpGG
丸呑みした少女を生きたまま体内に保存するのが
非常にエロイことは理解している。
だが、シリーズごとに丸飲みされた直後・またはされている間に気を失うメカニズムが分からん。
作者さん、そこんとこどうなの?
402:名無しさん@ピンキー
07/11/20 14:15:21 sRU+pOL0
快感で女の子が壊れないための保護装置とか。
403:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:52:30 /hGdLrWW
「あぁぁー!あたしが溶けてゆく…ねぇ…あたしって美味しい?あああぁーっ!」
じゅる…じゅる…
歓喜の声をあげながら少女は溶かされてゆく
肉壁の内側で体を溶かされながら自分の体をねぶりまわす肉壁と触手
もう、少女の体は上半身しか残っていなかった。
その上半身に消化液を流しながら肉壁と触手が絡みつき、彼女を溶かしつくす。
やがて、彼女の体からドロドロとピンク色の物体が流れ出す。
彼女の中身だった。
肉壁に流れ出たそれを触手が吸い上げると、再び消化液が放たれる…
彼女は、快楽の表情を浮かべながらそれらを受け入れる
「熱い…熱いの…お願い…あたしを食べつくして…」
彼女は恍惚のまま絶頂に登りつめた
体を残らず吸い尽くされて…
「お願い!あたしも食べて!」
「あたしの方が美味しいわ!」
「あの娘みたいにあたしも!」
全裸のまま身を乗り出して懇願する少女たち
彼女たちが見上げているのはさっき一人の少女が食べられた大きな植物だった
大きなウツボカズラのようなそれは、彼女たちを一人ずつ捕食してゆく。
彼女たちはその根元で自らの裸身をさらけだして自分が次の食事になるのを望んでいた。
大きな蔓が、その少女の一人をさらってはるか上空、植物の口器へといざなう
全裸の体を舞い上げられながら彼女の表情は悦楽に浸っていた。
足から飲み込まれた彼女はちゅるん!という音とともにその裸身を呑みこまれてゆく
口器を膨らませた植物はそのまま彼女を消化器へと落とし込む
飲み込まれた彼女が消化器へと堕ちてゆくのがその膨らみと
彼女の歓喜の声で外からもはっきりとわかる。
「あああぁーっ!気持ちいいの!あたし、もうすぐ食べられるのね!」
やがて彼女を落とし込んだ消化器はその肉壁と触手で彼女を食べつくそうとし始める
彼女の恍惚の声は食べつくされるまで続いた。
404:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:54:53 /hGdLrWW
それを聞いた少女たちは全裸の体を振り乱して
「次はあたしを食べて!」
「いいえ、私よ」
「お願い、はやく私を食べて!」
と乳房を振り乱したり腰を振ったりしながら懇願する。
それを少しはなれたところで見ている少女がいた
「あたしも…いいえ、いけない!ダメよ!」
恍惚の表情に堕ちそうになる自分を必死で食い止める
彼女は必死で視線をそらした。
その足元には何着もの服があった。
目の前で自分を食べることを懇願しているクラスメートが着ていた制服や下着だった
中には既に食べられてしまった娘のものもあった。
彼女たちは、修学旅行でこの地に来ていた。
自由行動で友人たちとグループを組んでいたのだが、道に迷い、この森に踏み込んでいたのだ。
森に突然ピンク色の霧が漂い始め…
それからだった。彼女たちが虚ろな表情のまま、森の奥へ奥へと踏み込んで行く。
少女は突然不可解な表情を浮かべたクラスメートを引きとめようとしたがかなわず、
それどころか自分も抗えない力に導かれるようにふらふらと足を進めていた。
そして、たどりついたのがここだった。
そこにいたのは同じクラスのみんなだった。
そばにいた友達たちが服を脱ぎ捨て、その中に加わっていったのはその直後だった。
なぜか彼女だけはその中で正気を保っている。個人差なのかはわからないが、一つだけわかっていることがある。
今も自分の周囲を取り巻いているピンク色のガスが原因だ。
息を吸うたびに自分の心の奥底に不思議な感情をわきあがらせるこのガス。
彼女は必死に自分を保ちながらガスを吸わないようにしていた。
しかし、それでも息をせずにはいられない。
自分も正気だけは保っていたがここから逃げることも動くことも出来ないままだった。
いや、既に体は自分が食べられるのを望んでいるようだった。
乳房や股間からは熱い衝動が絶え間なく彼女を突き動かし、
股間からは熱い蜜がとめどなくこぼれ出ていた。
ぐちゃぐちゃになった股間に気持ち悪さを感じた彼女はそのまま下着を脱ぎ捨てようとした。
405:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:56:35 /hGdLrWW
その瞬間、何かが少女の体を取り巻いた。
「!」
何が起こったかを瞬時に理解した
植物が触手を延ばしてあたしを捕らえたのだ。今度の食事として。
「いやぁぁぁ!あたし…あたしいやよ!食べられちゃうなんて絶対嫌!」
手足をばたばたさせて抵抗を試みるが宙に舞い上げられた体はどうにもならない
目の前には植物の口器があった。
そのはるか下、植物にすがり付いて自分の捕食を望む少女たちの中から聞こえてきた声があった
「お願い!果歩だけじゃなくあたしも食べて!」
その声に覚えがあった。全裸のまま胸を持ち上げて自分が食べられることを望む声
「夕菜?」
彼女の友人だった夕菜、ついさっきまで同じ制服を着てこれからの人生について
たわいのない話をしていた。
その夕菜が、今全裸のまま自分の捕食を望んでいる
「果歩より、あたしのほうがずっと美味しいわ!ねぇ、お願い!あたしを食べて!」
変わり果てた友人の姿だった。
耐えられなくなったあたしは夕菜から目をそらした。
「きゃぁぁぁぁ!」
声が聞こえる。蔓に捕らえられた少女が放つ歓喜の声。
その少女は…
「夕菜…」
さっき目をそらした夕菜がもう一本の触手に捕らえられたのだ。
自分の目の前で全裸のまま捉えられている彼女の顔は恍惚に溢れていた。
「果歩ちゃん、一緒に…食べられよう…」
そういって夕菜は裸身のまま果歩に抱きついた。
「や、いやあぁ!あたし、食べられたくなんて…」
必死に暴れるのを抱きついて抑える夕菜。
夕菜は裸のままあたしに口づけを降り注ぐ。
「いいの、食べられても。あたし、とっても嬉しいんだから」
惚けるような表情を浮かべた夕菜に恐怖を覚えた彼女は、抵抗するのも忘れて夕菜にされるままになる。
夕菜に抱きしめられた果歩は、そのまま口器に落とし込まれてゆく
食物として食べられるために…
406:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:57:26 /hGdLrWW
じゅるじゅる…
粘液を吐き出しながら自分たちを食べようと待ち構える口器。
それを見て、再び恐怖が蘇った。
「いや!あたし!食べられたくなんかない!」
果歩と夕菜はそのまま頭から口器に飲み込まれた。
「んー!んー!」
夕菜に抱きとめられて狭い口器の中で生きもままならない
それでも必死で逃れようと足をばたつかせた。
制服ははだけて胸とそれを包むブラジャーがまろびでて、
スカートはまくれあがって下着と太腿が空中に露になる。
白い下着と太腿が夕刻の光を反射して光る。
しかし、果歩の体は徐々に植物の中へと飲み込まれていった。
夕菜は幸せの絶頂にあった。
ようやく自分も食べられる。
この顔も、手足も、胸もおしりも、こうして食べられるためにあったんだ。
あたし、自分で言うのもなんだけど、スタイルには自信があるの。
たわわに実った胸、引き締まったからだ。やわらかなおしりと太腿。とってもおいしそうでしょ。
お願い、お腹いっぱい食べちゃって。あたしを美味しく食べて。
そんな幸福感だけで絶頂に達しそうだった。
そして、目の前には親友の果歩の顔がある。果歩と一緒に食べてもらえるんだ。
一緒に美味しく食べられよう、ねぇ、何でそんな悲しそうな顔をするの?
真っ暗な視界。粘液が取り囲む妙に生暖かい空間。
その中であたしと夕菜の体は奥へ奥へと送り込まれる。
うう…気持ち悪い
ベトベトと体にまとわりつく粘液と、植物の中のむせ返るような臭い。
その臭いは、外の霧と同じようにあたしの体の奥底を揺さぶる。
この奥には、あたしを食べるための消化器がある。そこまでいったら食べられちゃうんだ。
そう思ったあたしはあらん限りの力で抜け出そうともがく。
しかし、上半身を夕菜に抱きしめられているため自由になる部分は少なく、
そのまま植物はあたしを消化器へと送り込んでいった。
むしゃ…むしゃ…
植物の口器は気持ち悪い音を立てながらあたしと夕菜を呑み込んでゆく。
腰に続いて足も植物に呑みこまれ、もう身動きが出来なくなってしまった。
そのまま夕菜とあたしは絡み合いながら消化器へ落とされていった。
407:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:58:04 /hGdLrWW
絡み合いながらうっとりした表情で夕菜は果歩を見た。
あたしたち、いつも一緒だったよね。
遊びに行くときも、修学旅行のときも、そして、食べられるときも。
果歩と一緒なら、食べられてもいいと思ってるの。わかるでしょう。
もうすぐ消化されるわ。ああ、お願い、あたしのからだ、おいしく食べてね。
消化器に堕とされた果歩は、涙と粘液でぐちゃぐちゃになった表情のまま呆然と消化液に体を浸していた。
消化液はすでにボロボロになっていた服を徐々に溶かしてゆく。
皮膚を侵される痛みを感じながら果歩は夕菜を見た。
夕菜は、まるでお風呂にでも入るかのように自分の体を溶かす消化液に身を横たえ、
自分の体を蝕もうとしたいよる触手に全裸の体を開いていた。
触手はほどなく夕菜の体に絡みつき、濃い消化液を浸してゆく。
「ああぁ~!熱い!熱いのぉぉ!」
股間から甘美な蜜を流しながら腰を振り乱して食べられる快楽に身をゆだねる。
触手は張りのある太腿に撫で回すように絡みつきながら消化液を噴出す。
足も太腿も白い消化液にまみれてゆく。そして、浸されたところからピンク色の液体が溶け出し始める
溶かされた夕菜の足の肉だった。それを触手はじゅるじゅると吸い上げる。
「…あぁ…あたし食べられてる…もう駄目…ねぇ、あたしっておいしい?ねぇ?」
喘ぎ声を上げながら吸収される自分の足をうっとりと見つめる夕菜。
その秘裂は消化液に浸されながらとろりと蜜を流して触手に侵されるのを待っていた。
果歩は懸命に体を蝕む痛みと戦っていた。
消化液が服に続いて果歩の肌を蝕み、触手が果歩の敏感な部分に押し入ろうと
ボロボロになったスカートの中へ分け入る。
必死でスカートを両手で押さえるが、消化液に浸った腰や足、両手の痛みはますます強くなった。
やがて、触手の一部が果歩の両手に絡みついた
「いやぁ!いや!!助けて!ママ!」
触手を振りほどこうとするが身動きの取れない消化器の中で触手はますます絡みつく
やがて、触手がびくっと痙攣したかと思うと白い消化液をふりかけ始めた
どろり・・・
腕の肉が一気に落ちてゆく。消化液と、溶かされた果歩の腕の肉。溶けた肉の間からは白い骨が見えた。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
気絶しそうな痛みに絶叫する果歩。もう、両腕は動かすことが出来なくなった。
花びらのようになったスカートとパンティをめくっていった触手は、そのまま果歩の花びらの奥底へ分け入った。
ミシ…ミシ…
「あ…ああ…」
もう、言葉を発する気力もない。涙と涎を流しながら虚ろな目線で前を見る。
そこにいたのは、恍惚の表情のまま自分の性器をあけっぴろげにして、
そこを触手に食い尽くされるままにしている夕菜の姿だった。
408:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:58:43 /hGdLrWW
痛い…痛いよう…いやだ…食べられたくなんかない…
体を蝕む消化液の痛みと溶けた肉をむさぼられる感覚。
そして、今まで純潔を保ってきた自分の乙女が食べられる痛み。それらが果歩の体を貫く。
暴れたくとも手足は半ば溶かされていて体をうねらせるのが精一杯だった。
「う…うぅ…痛いよ…う…壊れちゃうよう…」
そんな時、ピンク色のガスが不意に果歩の鼻をついた。
これに…身を任せれば…楽になれる…
気持ちよく食べられることができるんだ…
ここまで一所懸命守ってきた人間としての一線が崩れた。
うっとりした表情のままガスを精一杯吸い込む。
果歩の精神から何かが崩れ落ちた。
「ああ、あたし…食べられてるのね…こんなに一所懸命あたしを食べてくれてる…」
痛みは消え去り、溶けた肉をむさぼる感覚も、自分の花園を蹂躙される感覚も
急激に心地よい感覚に思えてきた。
すでに食べつくされて失われた手足の切断面から触手が分け入る。
「なんか、蕩けそうな…いい気持ち…あたし…食べられたい…このままおいしく食べられたいの」
花園に分け入った触手ははじめて異物を受け入れる膣を嘗め回し、さらに奥へと進もうとしていた
「あたしの…大事なところ…おいしいでしょ?味わってね、あたしの味」
触手は果歩の膣を突き上げて、子宮口に達しようとしていた。
徐々に突き上げられるまま高みに押し上げられる果歩の意識。
「あああぁぁーっ!いい!いっちゃう!あたし、食べられながらいっちゃう?」
体をそらしながら、快感を受け止める。
ボロボロになった上着を脱ぎ捨て、ブラジャーをはだけて胸を振り乱して快感に酔う。
徐々にガスのせいだけでない快感が果歩の細い体を貫く
「あああああぁぁー!」
ついに果歩は達してしまった。果歩の女性器はそのまま自分を侵している触手を締め上げる
触手はそのまま大量の消化器を流した。
果歩の膣も子宮も、その消化液にからめとられ、溶けていった。
どろどろになった果歩の乙女は触手に吸い上げられ始める。
触手はさらに奥を犯し貫こうとうごめく、そんななか、触手は奥に突き当たった
果歩の小さな器官を取り込み、むさぼる。彼女の卵巣だった。
子宮も卵巣もぐちゃぐちゃになったままとろけた中身を垂れ流す果歩。
すでに足は食べつくされ、腰も秘裂やお尻から流れた消化液でドロドロに溶かされて
彼女の中身を垂れ流す大きな空洞になっていた。
409:名無しさん@ピンキー
07/11/23 04:59:39 /hGdLrWW
「あたし、もうすぐ空っぽになっちゃうのね。ああ…熱い…このまま…食べられるのって…いい気持ち」
触手は彼女の内臓をかき回し、消化し始めた。
彼女の体からピンク色の中身が出てゆく。それに混じって赤黒い塊や白い破片が流れる。
果歩の内臓や骨だったものだった。
「あたしの中身が…流れてゆく…食べられてゆく…でも、とってもいい気持ち」
既に体内は触手にかき回され、そのなかで心臓や肺が最後まで生きようと動きを続けていた。
それに動かされて彼女の体は呼吸を続け、彼女の肺にピンク色の霧を送り込み続けた。
そのまま彼女の上半身はぐらりと消化液の中へ落ちてゆく。
「夕…菜…」
その横に横たわっていたのは夕菜だった。すでに彼女の目には光がなかった。
胸も体も触手に食べつくされて、すでに空洞になった胴体から中身を垂れ流すだけのものになっていた。
「夕菜…もうすぐ…そっちへいくよ」
そうつぶやいたままとろける快感に身を任せてゆく
触手は既に彼女の胸を溶かしつくし、中身を引きずり出していった。
わずかにうごいていた果歩の肺や心臓が触手に犯されて、動きを止める。
二人の体は溶け合いながら一つになっていった。
410:名無しさん@ピンキー
07/11/23 10:30:04 3AGYPYLp
GJ!それしか言う事はない!
411:名無しさん@ピンキー
07/11/23 23:55:07 RhAjdVAP
エログロ表現を不快にならないギリギリのラインで
しかもこれほどのボリュームで作るとは並大抵の力ではない。
永久保存に値する作品がまた一つ誕生した。
412:名無しさん@ピンキー
07/11/28 00:01:51 w1v2j5K3
おっきした
413:名無しさん@ピンキー
07/11/29 01:00:37 +smjmRAy
はじめまして。
いつもこのスレの作品を拝見させていただいております。
今回、私も作品を投下させていただきます。
SSを書いたのは初めてなので色々拙いところがあると思いますが楽しんでいただけたら幸いです。
捕食表現は丸呑みされるところまです。
洗脳、精神崩壊の描写がありますので、それが嫌な方はタイトルをNG指定してください。
タイトルは「開かずの教室」です。
414:開かずの教室 1
07/11/29 01:03:35 +smjmRAy
夏休みも半ばに差し掛かったある日の夜。私は友人の洋子ちゃん、晶ちゃん、由梨絵ちゃんの3人と肝試しを行うことになった。
「みんなおまたせー」
元気のいい声とともに洋子ちゃんがこっちに走ってくる。
「おそいわよ。言いだしっぺは洋子ちゃんでしょ」
「ごめんごめん」
そういう洋子ちゃんの手にはカンテラ型の懐中電灯が握られている。
「まあ、おしゃべりもそのくらいにしてそろそろ行きましょうか」
「そうだね、それじゃ夜中の藤川中旧校舎探検にしゅっぱーつ!」
由梨絵ちゃんの言葉に促されるように私たちは旧校舎の中へ入っていった。
目的地は旧校舎の第2理科室、通称開かずの教室と呼ばれる部屋である。
開かずの教室といっても昔は鍵がかかっていたが、今は老朽化して鍵が壊れているので入ることが出来ないわけではない。
怪談の内容も深夜にその部屋に入ると二度と帰って来られないという、学校の怪談としては至極ありふれたものだ。
そうこうしているうちに特に何事もなく私たちはその開かずの教室の前まで来た。
「結局ここまで何もなかったね」
「当然でしょ。まだ問題の部屋に入ってもいないんだから」
「お~い、扉開けると手伝ってよ。錆びてて動かないんだ」
晶ちゃんの声に私たち4人はその古い扉に手をかけた。
鍵が壊れているとはいえ古い扉は立て付けが極めて悪く4人がかりでようやく開くことができた。
部屋の中には何もなく、しいて言えば理科室らしい流し台のついた大きな机があるだけである。
「なんだ、なにもないじゃない」
「まあ、肝試しというのは雰囲気を楽しむものですから」
「ねぇ、なんか変な匂いしない?甘ったるいの」
洋子ちゃんの言うとおり、まるで果物を腐らせたような甘ったるい匂いが部屋全体に立ち込めている。
そして、異変は突然訪れた。あれほど立て付けの悪かった扉がひとりでに閉じたのだ。
「え!何で?ドアが……」
「やだ!開かないよ」
さらに私は私たちの背後に懐中電灯の光に照らされた異様なものを目にした。
「え?!ひっ、あ……う、後ろ……」
搾り出すような私の声に3人とも一斉に後ろを振り向く。
そこにいたのはまるでヒルやミミズのような姿の怪物だった。6~7mはある巨躯に目と思われる器官が全身の各所に規則的に並んでいる。
その姿を見た全員がその場に硬直し、洋子ちゃんは手に持っていたライトを落としてしまう。
415:開かずの教室 2
07/11/29 01:05:40 +smjmRAy
「やれやれ、ここに来ればどうなるか風評は聞いているだろうに、それでもここに来たということはこれからどうなるのかわかっているのだろうな」
知性を感じさせない外見の怪物からは想像もできないような流暢で威厳のある言葉が響き、それに合わせて全身の目が紅く輝く。
「あっうあぁぁぁぁ……」
恐怖と驚愕で私は思わず腰を抜かしてその場にへたり込んでしまう。それとほぼ同時に私は信じられない光景を目にした。
友人たち3人が私の目の前で着ている服を脱ぎだしたのだ。
彼女たちはどこか焦点の合わない瞳で頬を紅潮させながらその瑞々しい肢体を惜しげもなく晒している。
「はい……私たちはこれからあなたにこの身体を召し上がっていただきます」
由梨絵ちゃんの発した言葉に私は自分の耳を疑った。
「早く食べて。ボク、もう待ちきれないよ」
「あたしもおいしく食べてね」
さらに晶ちゃんも洋子ちゃんもみな口々に同じ意図の言葉を述べる。
部屋の中に突如怪物が現れ、みんなが服を脱ぎだしてその怪物に向かって自らの捕食を懇願する。
そのあまりに異常な光景に私はただ座り込んだまま呆然とするしかなかった。
「そうだな、ではまずそこの髪を2つに結んだ娘からにしようか」
「やったぁ、それじゃお先に~」
最初の『餌食』に選ばれた洋子ちゃんは嬉々として怪物の前に歩いていく。
「では、お前はどこから喰われたいかな?」
「え?う~んと……じゃあ、足からがいいかなぁ」
「なら、こちらに足を向けてくれないか」
「うん。よいしょっと。ほら、食べて食べて~」
洋子ちゃんが怪物に足を向けて寝転ぶと、怪物は洋子ちゃんの足をくわえてそのまま少しずつ呑み込み始めた。
「ひゃあ!く、くすぐったい!ひゃう、あっあうっ、あぁ……食べられてる。あたし、食べられてるよぉ……」
洋子ちゃんの表情に恐怖はまったくなく、ときおりピクピクと痙攣しながら恍惚とした笑顔を浮かべている。
怪物は洋子ちゃんをゆっくり呑み進めていき、ついに胸の辺りまで呑み込んだ。
「あの……洋子さん、食べられるってどのような感じですか?」
期待を込めた由梨絵ちゃんの質問に
「ちょっと狭いけど、あったかくって……あっ、ぬるぬるしててとっても気持ちいいよ。すっごい幸せ……あぁっ、あん!もう頭も呑まれちゃう。あぁん、ひゃぁぁ……」
そういうと洋子ちゃんは伸ばした腕を残して呑み込まれてしまい、やがてその腕も怪物の喉の奥に消えていく。
うねうねと蠢く怪物の首に洋子ちゃんの体形が浮かぶと胃袋のある胴体へと送られていく。
416:開かずの教室 3
07/11/29 01:09:28 +smjmRAy
「じゃあ、次はボクね」
洋子ちゃんが完全に呑み下されたのを見ると今度は晶ちゃんが怪物に歩み寄る。
「あ~、晶ちゃんずるいです」
「そう焦らずともお前も後でちゃんと喰ってやる。それで、お前はどこから喰われたい?」
「そんなのはどこからでもいいんだけどさ、キスをさせてよ」
「キス?」
「うん。やっぱり身体を捧げる相手だからね」
晶ちゃんはそういって怪物の口に手を当ててキスをするとそのまま貪るように舌と唇を這わせた。
「むっんちゅっ、れろっ、はむっ、ぁぷ、ぷはぁっ。いいよ……ボクを……食べて」
接吻を交わしたままの晶ちゃんの顔に怪物が喰らいつき、ゆっくりとその頭を下げて行く。晶ちゃんは息苦しそうな様子を見せるもののまったく抵抗せず、怪物の首をなでている。
「んんっ!うっ、んむっ、ううぅ……」
やがて、怪物は晶ちゃんの腰の辺りまで呑み込むと自分の頭を天井に向けた。両脚をだらりと下げた晶ちゃんの身体がだんだん奥へと沈んでいく。
「ひ……あ……う、うあぁぁ……」
完全に腰が抜けた私は逃げ出すことはおろか悲鳴を上げることすら出来ずにいた。
恐怖のあまり涙で顔はぐしゃぐしゃになり失禁もしていたがそんなことを気にしている余裕はない。
私は声にならない声を出しながら友人2人が目の前で怪物に丸呑みにされるのをただ見ているしかなかった。
「あら、静香さん、どうしたんですか?そんなに震えて」
由梨絵ちゃんはまるで私が怯えているほうが異常であるかのように平然と話しかける。
「うぁ……ゆ、由梨絵ちゃんは怖くないの?食べられたら、し、死んじゃうんだよ……」
「いいえ、なぜなら私の手も足も顔も胸もお尻も全てあの方に召し上がってもらうためのものだもの」
由梨絵ちゃんは年齢以上に発達した胸を押さえながら恍惚とした表情で語る。
私は由梨絵ちゃんの言っていることが理解できず、ただ混乱するばかりだった。
「それに私、これからあの方に食べられると思うと身体が熱くなって、ここも……ほら」
そういう由梨絵ちゃんの脚は彼女の股から滴る液で濡れていた。だがそれは尿などではなくマスターベーションの際に出る液体と同じものだった。
417:開かずの教室 4
07/11/29 01:12:52 +smjmRAy
「待たせたな」
その声に上を向くと晶ちゃんの身体を呑み終えた怪物が由梨絵ちゃんのすぐ後ろで鎌首を持ち上げていた。
「あら、やっと私の番ですね。それでは私はお尻から召し上がってください」
そういうと由梨絵ちゃんは手を床に付けてお尻を高く上げた姿勢をとった。
「私はかまわんが、それではお前が苦しくないかね?」
「平気です。私、バレエをやってますから」
「そうかそれではお望み通りに……」
怪物は首を伸ばして由梨絵ちゃんのお尻に吸い付くと少しずつ呑み込み始める。
「ひゃっ!あ……あっ、すご……あぁん!身体が温かいものに覆われて、あぁん!こんなの初めてです」
私と目と鼻の先の距離で由梨絵ちゃんは嬌声を上げながら怪物による捕食を受け入れている。
「あぁ、食べられるのがこんなに気持ちいいなんて。静香さんもきっと……きゃあ!あぅあぁぁ……」
怪物は晶ちゃんを飲み込んだときみたいに頭を上に上げて由梨絵ちゃんを喉の奥へと送る。
由梨絵ちゃんが身体を折り曲げているせいか呑み込みにかかる時間は前の2人に比べて短い。
怪物は由梨絵ちゃんまでも呑み込み、胃袋へと送ると今度は私の方を向いた。
「お前に私の力は通じていないようだが、さて、どうするかな」
「い、いや……た、助け……」
走馬灯と言うのだろう。私はこれまでの記憶を思い返していた。そして、それの最後に写ったのはこの上なく幸せそうに怪物の腹の中に消えた3人の友人たちの姿だった。
そのとき私の中で何かがぷつりと切れ、気がつくとさっきの友人たちみたいに自分から服を脱ぎ始めていた。
「わ、私も……食べて下さい……」
次の瞬間、私の視界は真っ暗になった。
418:開かずの教室 作者あとがき
07/11/29 01:22:52 +smjmRAy
以上です。駄文を長々とすみませんでした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
たったこれだけのSSを書くのに3週間もかかってしまいました。
しかも内容が内容なだけに誰かのアドバイスを聞くわけにも行かず本当に大変でした。
他の職人様の苦労とすごさを改めて思い知りました。
私の作品が拙いながらもスレ住人の方々に楽しんでいただくとともにこのスレの活性化に繋がればいいなと思っております。
419:名無しさん@ピンキー
07/11/30 01:39:32 1lv1/Rd3
すげえよ!俺のツボをつく作品がたてつづけに投下されるとは!
GJだよ、感動だよ、ちんこ大きくなったよ。
続編も読みたいな。胃袋の中で女の子達が消化されるまでの会話とか。
420:名無しさん@ピンキー
07/12/01 16:31:22 z3WkUd0y
なんでここのスレはロリ系しか投下されないの?
あと過去の作品保管されてる所とかないの?
421:名無しさん@ピンキー
07/12/01 20:28:10 QfkPW2/F
>>420
ロリの定義が何歳からなのかにもよるが、ちゃんと発育したのもあるぞ。
ちなみに保管庫はない。残念ながら。
422:名無しさん@ピンキー
07/12/02 11:07:49 2DDN44Vp
学校の怪談をモチーフにしたシリーズを、定期的に投下される方が一人いるというだけ
それが嫌なら、オフィスビルの怪談をモチーフにしたシリーズでも十分で投下すれば?
423:名無しさん@ピンキー
07/12/02 11:08:38 2DDN44Vp
十分で>自分で
おかしい、タイプミスじゃないし・・・
ローマ字打ちなのに、なんでこんなミスを?
424:名無しさん@ピンキー
07/12/02 23:49:48 uHwZKnrM
>>422
七不思議の人以外にも非ロリ作品あるじゃん。
もったいないお化けとかレベッカとかグラボイズとか。
残念ながら数が少ないのは否定しないがな。
425:N
07/12/03 02:13:58 UkrssZlq
丸呑み系、ちょっと残酷かも・・・
世界観はファンタジーっぽいのイメージです。
よかったらどうぞ。エロは中盤からです。飛ばしてもかまいません~
426:1
07/12/03 02:14:36 UkrssZlq
1)
イヴァリアスの世界は、多種多様な種族・生物が住む仮想大陸である。
文明の発達の度合いは、国ごとに様々であり、
一度、町を離れればそこは、魔物が住む危険地帯となる。。
2)
サラは故郷を離れて、ある人物を探すために旅を続けている。現在サラは
危険な魔物が多く住むハルル大森林を横断していた。
そこが、彼女の旅の終わりになってしまうともしらずに…。
427:2
07/12/03 02:15:12 UkrssZlq
がさがさ。不意に背後から物音が聞こえた。サラは素早く臨戦態勢をとり、
ステップで距離を取りつつ音の方向に体を向けた。
「面倒な雑魚が出たな…ヒューマンキラー…三匹か」
抜き身の剣を抜いたサラの目の前には、人型の小柄な黒い生物がいた。
ヒューマンキラーは夜の森に住み、人を襲ってその肉・内臓を喰らう凶暴な生
物だ。
魔法防御力の低い魔物のため、魔道士なら難なくあしらえるが、魔法訓練を
受けていないサラは、剣ひとつでこの旅を乗りきらねばならなかった。
ヒューマンキラーの一匹が、サラに飛び掛る。
「やらせるかよ!!」一閃、サラの剣がヒューマンキラーを真っ二つに裂いた。
ぎえぎえと苦しめに蠢いている。
一瞬の間の後、残り二匹が同時に飛び掛ってくる。
切り捨てようと剣を振るが、魔物の強靭な爪に阻まれる。
ガキイイン!!
「ぐう!!」反動で後ずさるサラ。そこをもう一匹がサラに襲いかかった。
「ちい!!」何とかかわしたが、彼女の胸を覆う布が切り裂かれて、
乳房に赤い線ができる
428:3
07/12/03 02:16:26 UkrssZlq
「やったな!!」サラは、怒りに剣を高く振り上げた。
サラの持つ剣は、魔道士の作った魔剣である。サラの強い感情に反応し、封じ
込められた真の力を解放する。
ブーン!!刀身が赤く燃え上がる。-炎の剣フレイムタン。
「消えうせろ!!」サラが二匹のヒューマンキラーの間を駆け抜けた。
直後ヒューマンキラーは火柱をあげて燃え上がった。
苦しそうにうめき、あっという間にチリとなり、闇に消えていった。
「ふっ…私の肉を喰おうだなんて100年早いんだ」
サラは、赤みが消えた剣を鞘に戻した。
その口調とは裏腹に、サラの顔には疲れが見える。魔剣は彼女の
体力を奪うためだ。切れた服を素早く針で止めると、彼女は休むためにまた歩
きだした。
3)
この世界に住むサラのような人族は、イヴァリアスの世界では高い価値を有
している。それも食料的な意味でだ。人族の女性はその肉体に…具体的には
胸部と生殖器に、魔力を高めるエネルギーが多量に含まれている。人種の女
性は、この世界の闇市では高値で取引されるし、魔物にとっても魔力の供給
源となる。男性にはこのようなことはないが、この世界の陰陽の法則がこの
ような事態を生み出したのだろう、このため、人種の女性は、身の回りに気
をつけて過ごさねばならなかった。
429:4
07/12/03 02:17:14 UkrssZlq
4)
「ここらで休むか…」サラは木々の開けた月に光の差す場所に出たので、そ
こにある切り株に腰を掛けた。魔剣を地面に降ろす。
やれやれ…やはり外は危険だな。静かにサラは一人ごちる。
しかし、どんなに危険が彼女に及んでも会いたい人がいるのだ。
彼女の双子の妹は彼女が小さいときに、魔物にさらわれてしまった。
もうとっくに、死んで食べられてしまったと思っていたが、つい最近、
彼女が、遠く離れた巨大都市アポロガイスで生きているとの情報を得たのだ。
危険を承知でも行かないわけにはいかなかった。
ふと、悲しくなったサラは少し目を瞑っていた。うとうととしかけたその時
…
ブーン!!剣の柄がカタカタと揺れている。
「なに!?」サラはすぐに立ち上がって周りを見渡した。彼女の剣は強大な魔
物の存在を感じ取ると青白く光震える。それはサラの身に危険が及びつつある
ことを示していた。
430:5
07/12/03 02:18:39 UkrssZlq
「!!」サラは息を呑んで目の前を凝視した。
暗い森から月の光に現れたのは、サラの身長の二倍はあろうかという強大なス
ライム状の生物イーターイーターであった。イーターイーターはその丸い巨体
のどこかにある口で獲物を捕らえ、体内に取り込み、捕食する生物であった。
こいつに飲み込まれたらもはや出ることはできないであろう。サヤは魔剣を抜
き去り、倒すという感情を一気に剣に注ぎ込んだ。ボボッブーン!!
ヒューマンキラーを倒したとき以上の炎が刀身を包む。一気にイーターに
切りかかった。グチュ!!炎をともなったまま刀身が根元まで、敵の体に食い
込む。
「やったか!?」彼女はその感触に違和感を覚えた、刹那真後ろに2メート
ルは飛ばされていた。
「くふう!!」彼女は地面を転がる。目の前にはまったく動じていないイータ
ーがたたずんでいた。フレイムタンでは水属性の魔物に対抗できないのだ。
イーターは刺さった剣を後方に投げ飛ばす。
勝てないと悟ったサラ、もとの森に逃げ込もうと立ち上がり駆け出したが…
431:6
07/12/03 02:19:36 UkrssZlq
「いやあ!!は、離せ!!」おそるべきスピードで伸びてきた、ゼリー状の触
手が彼女の片足に巻きつき、宙吊りにされてしまったのだ。いつもなら、この
程度、剣で一閃できるが、頼りの武器は手元にない。
「ひゃあ!!やめろお!!」彼女の体中に、もう一本伸びてきた触手により液
体がかけられる。彼女の体中に液体がかけられて、服はもう、ぐしょぐしょだ。
さらに伸びてきた触手が彼女の体を撫で回す。紙のように彼女の服は溶けくず
れていく、彼女の胸を触手が舐め上げるように動く
「ちょっと!!やめろ!!やめてえ!」彼女の胸を覆う布は全て無くなり、彼
女の大きめの乳房が月の下に晒される。胸の切り傷が沁みて痛んだ。
「いいかげんにしろ!!」顔を真っ赤にしたサラは怒って暴れるが、だんだん
手足の感覚が無くなるのを感じていた。そして…気づけば胸の傷跡も痛まなく
なっている。
「これは…」気づいたときには遅かった。サラに吹きかけられた液体には邪魔
な服を溶かすだけだではなく、獲物を麻痺させる毒も含まれていたのだ。
もはや体を動かすことのできないサラから、残りのズボンや、パンツも溶け脱
がされてしまう。そして片足だけ触手を巻きつけられたことにより、重力で自
由な足の方が下にだらんと下がる。大きく開脚した状態にされてしまったサラ
は、その生殖器の中身を魔物に見せ付ける状態にされてしまっていた。恥ずか
しかったがどうすることもできない。
イーターイーターの巨体の真上に移動させられた全裸のサラは、静かにその巨
体の上に落とされる。
「(ちょっと気持ちいい。ベッドみたい)」ポヨンと少しだけ弾んでサラは動け
ない体で大の字になる。そして…
「(きゃああ!!!!!)」サラの身体はすぐに、その巨体に開いた穴に飲み込
まれていった。サラは丸呑みにされてしまったのだ。そしてサラの意識は暗転
した。
432:7
07/12/03 02:20:25 UkrssZlq
5)
「うーん・・ここは」サラは寝ぼけ眼で眼をこす…こすれなかった。彼女は、
イーターに襲われたことを即座に思い出していた。
「何これ!?こ、ここから出せ!!」サラは球体の場所で全裸で、その手足を
壁に埋め込まれた状態になっていた。引っこ抜こうとするが少し、ゼリー状の
壁が浮き上がるのみで、全くどうすることもできなかった。うっすらと壁が透
けて外が見える。場所は同じ森が少し空けた場所、魔物の体内だった。壁全体
が月の光を乱反射して、緑色に光っている。
「ひゃあ!!」急に大きく部屋…すなわちイーターイーターの消化袋が変形し
たのだ。そして、彼女の足が大きく広げられた。
「いやあ!!やめろ!!変体生物!!」涙を浮かべてサラは訴えるが、イータ
ーは何とも感じるわけがなかった。触手は、彼女を餌として食す前に、魔力を
抽出する作業を始めたのだ。肉といっしょに魔力を得ることはできないのだ。
分離させる必要があった。
「ひゃあん!!」彼女の大きな胸にスライム触手が張り付き、覆ってしまった
のだ。そして、もみもみと、乳房をしぼりはじめた。
「やめ・・い・・・いやあ・・」力なく耐えるサラ。麻痺薬の副作用で彼女は
感じやすくなっていたのだ。そして下半身にも、スライムが覆っていく。
「や、やめて!!」サヤの願い空しく、膣を通り子宮まで、
、スライムで満たされていく。そして、強力に吸引しはじめた。
433:8
07/12/03 02:22:09 UkrssZlq
「くへえ!!きもちわるいよう・・・」大粒の涙を流しながら、一定の間隔で
乳房を絞る触手にサラは暴れようともがく。しかし虚しく、キラキラと粒子が
乳首を通して抜け出していった。一方生殖器からは、愛液とともに、魔力が吸
引され続けていた。子宮内にまで満たされたスライムの触手が子宮につながる
卵巣部分から不可視の力で魔力を吸い出す。
「もういや・・・らめえええええ!!!!!」大きく彼女の体が痙攣しながら、
彼女自身は使えなかった魔力が捕食者に最後まで吸い上げられていく。彼女の
乳房は艶かしくイーターイーターの体内でぐにゃぐにゃと形を変えられ、下半
身もびくびくと痙攣させる姿を月夜に晒す他なかった。
数十分後ぐったりとしたサラは壁から開放され、消化袋に投げ出された。
彼女の乳房は小刻みにふるえ、ピンクの乳首は透き通る月にぬらぬらと輝てい
た。下の具の中身は膣口がかすかに開きっぱなしになり、ぴくぴくとしていた。
消化袋が、魔力を抽出する形態から、肉を消化する形態に変化し始める、そし
て数分後、そこにどぷどぷと液体が満たされていった。一瞬恐怖に顔を歪めた
サラだったが、すぐに、溶けてなくなっていた。イーターイーターは、次の獲
物を探し、また夜の森に消えていった。
434:N
07/12/03 02:22:44 UkrssZlq
以上おそまつ様でした~
435:名無しさん@ピンキー
07/12/03 12:14:52 inOV9EdH
乙
体内描写が良かった
436:名無しさん@ピンキー
07/12/03 13:13:30 vO1CrhXB
お粗末様です(´人`)
437:名無しさん@ピンキー
07/12/03 22:26:26 HVcqEdxu
GJ
御馳走様でした。
438:名無しさん@ピンキー
07/12/10 12:08:30 pYpGAa87
あれ?一週間?
439:名無しさん@ピンキー
07/12/11 23:55:33 qUwIVWEE
>>438
例年通り来週辺りから、クリスマスの女の子の調理法で盛り上るだろう?
多少の沈黙は気にすることはないさ
440:名無しさん@ピンキー
07/12/12 09:43:02 DveQz120
年末には北の国から
血に塗れた真っ赤な魔獣が
あなたの枕元に忍び寄る…
441:名無しさん@ピンキー
07/12/14 08:38:06 ASQTA/1S
魔女っ娘を吸収したい
442:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:43:53 KToX7DcI
(七不思議・非常階段)
・・・てんっ・・・てんっ・・・
足が言うことを聞かなくなってきた。履いている靴までが重く感じる。
右には鉄の柵、左には鉄柱。柵は鉄柱の周囲を取り囲んでいる。
鉄柱と柵の間には鉄の階段。13段で一周し、踊り場が現れる。
眼を上げると、また踊り場だった。階段は、螺旋を描きながらまだ上に続いている。
もう、どれくらいここを登り続けたんだろう。
足を止めたいけど、それも敵わない。
・・・てんっ・・てんっ・・・
音が背後から迫ってくる。それもたくさん。
一度でも足を止めたら、きっともう動かなくなるだろう。そうしたら終わりだ。
あいつらに、追いつかれる。
追いつかれないために、私は螺旋階段を登り続ける。
ほんの軽い気持ちだった・・・肝だめしなんかに参加したことを、今になって後悔している。
高校の七不思議スポットに、深夜にそれぞれ一人で行って印を残す。次の朝に、みんなでそれを確認して回る。
ただそれだけのことのはずだったのに。
私が向かったのは、校舎の横にある非常階段。一階から屋上まで続いている。通称、生首階段。
螺旋階段を一階から登っていき、四階に差し掛かったところで、上の屋上から何かが転がってくる。
それが、生首なんだそうだ。
443:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:47:30 KToX7DcI
それを実際にやることになった。夜中に校門でみんなと別れて、階段に向かった。
一階の一段目に小石を置いて、上へ向かう。全部の階でそれをやった。
四階まで上がっても、当たり前だが何も起きなかった。
四階の踊り場には、校舎への扉があるだけ。もちろん鍵がしまっている。
そのまま帰れば良かったのかもしれない。でも、なぜか上が気になった。
それで、つい、登ってしまった。
数段登るだけで、屋上への踊り場が見えてきた。でも、そこは何かがおかしかった。
さらに数段上に登る。見える踊り場が広くなる。
違和感の正体がわかった。
そこは屋上のはずなのに、さらに段が上に続いていた。
心臓が、多分、一拍止まった。少し遅れて汗が吹き出す。
やばい。洒落になんない。
慌てて振り返る。段を跳ばして、三歩で下の踊り場に着地する。
でも、それ以上は戻れなかった。
・・・てんっ・・・てんっ・・・
さらに下から、妙な音が響いてきた。まるで、サッカーやバスケのボールが跳ねるような・・・
何秒か立ち止まる。音が近付く。
そして、ついにあいつらが姿を現した。
生首が、螺旋階段を跳ね上がってきた。
それも、何体も。
444:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:50:12 KToX7DcI
中年の男、老婆、私より若く見える女の子・・・首の種類は様々だ。それが階段を登ってくる。
階段から転げ落ちるボール、それを巻き戻しにしたら、こんな感じになるだろう。
ほんの数秒、何も考えられなくなった。気が付くと、先頭の男の首が足元まで来ていた。
私の一段下に跳ね上がり、少し転がって私を見上げた。顔には血の気がない。でも、眼だけは赤く血走っている。
口の端が歪んだ。また転がって、跳ね上がった。
私の胸の高さまで上がって、口が開かれる。
ぶつかる寸前我に返って、横に避けた。男が空中でまた回転し、
左手がずしりとする。次に、痛みが走った。
男が腕からぶら下がっていた。開かれた口が、そのまま腕にぴったりついている。
急いで右手で払う。左手が軽くなると同時に激痛が走る。
男は螺旋階段の柵に当たって数段下に落ちた。また回って、私を見上げる。
それまで止まっていた他の首も、一斉にこちらを見上げた。みんな眼が赤い。
口の端が、同時につり上がった。
もう選択肢は無かった。私は螺旋階段を駆け上がった。
445:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:53:11 KToX7DcI
5階、6階、7階、階段は続いて行く。下の方からは、首が追ってくる音が響いてくる。
月もないから、柵の外は闇以外は何も見えない。自分が今、どのくらいの高さなのかも判然としない。
・・・てんっ・・・てんっ・・・
数段跳びで上の階に登っているのに、音は一向に遠ざからない。立ち止まることなんか、とてもじゃないけどできない。
10階を越えた辺りから、息が荒れてきた。噛まれた左手も痛い。
・・・てんっ・・・てんっ・・・
15階辺りから、数えるのをやめた。脚が上がらなくなってくる。
唾を飲み込む。乾いた喉が動かされて痛い。鉄の臭いがする
音が大きくなってくる。脚が重い。
・・・てんっ・・・てんっ・・・
脚が重い。堪らなくなって、踊り場で靴を脱ぐ。
振り返ると、さっき噛みついた男が階段の陰から出てきた。笑っている。
手に持ってた靴をぶつけてやると、視界から消えて何段か転がり落ちたらしい。これまでと違う音がする。
でも、またすぐ現れる。他の奴らも追い付いてくる。私はまた上へ向かう。
靴がないと脚は軽い、でも階段は鉄だから踵の骨が痛いし冷たい。
一階登るたびに、踵の痛みは酷くなっていく。
音はまた近くなっている。
446:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:57:13 KToX7DcI
額から垂れる汗が目に入る。額だけじゃない、背も胸も腕も脚も、汗で濡れている。服が肌に貼り付く。
髪が汗で頬や首に纏わりつく。でも、それを払うことすらできない。
奴らはすぐ後ろにいる。私と違って一向に疲れる気配もない。
一瞬、踵に何かが触れる。髪の毛だ。先頭の奴の髪の毛があたったんだ。
もっと速く逃げないと・・・もっと速く・・・
もっと・・・も
ガッ
爪先に電気が流れた。身体が前に傾いて、目の前に段が迫る。
鼻に激痛が走って、目の前に星が飛ぶ。涙が滲む。
つまずいた。しまった。
慌てて段に手を掛ける。鼻が痛い。起き上がらないと。痛い。奴らは?
一度に幾つもの考えが浮かぶ。
とにかく、這ってでも登ろうとした。右腕と左足を一段上げて体を前へ進める。
左手も一段先に伸ばす。段の縁に触れた。伸びた右足も・・・右足も・・・
右のアキレス腱に激痛。
振り返る。右の足にぶら下がる生首。
ついに、足を噛まれた。
447:名無しさん@ピンキー
07/12/14 23:59:55 KToX7DcI
赤い筋が流れ出す。痛みよりも、重さが襲ってくる。頭の重みで足を振れない。振り払えない。
左足で蹴り落とそう、そう思って踏みつける。目の上に当たった。骨の硬い感触。
筋肉が引き剥がされるような痛み。頭は離れない。貼り付いている口の端から、さらに赤い筋。
てんっ、てんっ
他の奴らまで登ってきた。階段が首で埋まっていく。
その中の、女の首が飛び上がってきた。慌てて左足を引っ込める。
さっきの私みたいに、女の顔がが段にぶつかる。左足で蹴飛ばすと、下に転がって他のにあたる。
四つん這いで、また登り出す。
右足が重い。引き摺って上げるたびに、重いものが揺れて食い込む。
脚や太股に、髪やら歯やらが掠めていく。動いているためか、噛まれはしない。右足が痛い。
一階分、なんとか這い上がった。
スカートが引っ張られた。きっと噛まれたんだ。スカートを噛むそれが、揺れて腰にあたる。腰が重い。
振り払うこともできない。ただひたすら上を目指す。またスカートが重くなる。
448:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:03:36 IWxW3j0T
スカートの裾、シャツの裾、袖、髪、どんどん重くなる。
重いものがどんどん増えていく。前へ進むたび、ぶら下がった奴らが揺れる。
スカートが重みに耐えきれなくなった。小さな音を立ててフックが飛ぶ。
スカートが膝までずり落ちる。足の動きを止められて、また前につんのめる。今度は鼻は打たなかった。
動きが止まる。急に服が軽くなった。
足に、腕に、冷たいものが一斉に食い込んでくる。
熱いものが顔にかかる。顔を上げると、腕の一部が削ぎ取られている。
首は、もう私より上に登っている。上も下も首、首の中に埋もれている。
指の付け根が熱い。目をやる。人差し指と中指が、男の口の中に突っ込まれている。
腕には幾つもの頭が食らいついている。熱くて痛くて、動かせない。
男が口を開く。何か、赤いものが混じりあっている。付け根から先は、無い。
薬指と小指が口の中に消える。生暖かいぐちゃぐちゃの中に、埋もれていく。
口が閉じられて、また、熱い感触。生暖かいぐちゃぐちゃが、感じられなくなる。
449:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:06:30 IWxW3j0T
シャツの下にまで潜り込んでくる。ショーツやブラがあっという間に噛み千切られる。
周りの顔は皆、赤黒く汚れている。幾つもの口が動いてる。時々、赤やら白やらが開いた口から覗く。
隙間から見える階段も赤い。ぬめぬめしていて、身体が下にずり落ちていく。
手足が熱い、脇腹も熱い。でも、身体は急激に冷えていく。
喉の奥から熱いものが込み上げてくる。咳き込むと鉄の味が口の中に広がる。
息が吸えない、そのくせ赤い咳は止まらない。
私の内側が、階段にぶちまけられていく。
周りは鉄の臭いが立ち込める。身体はどんどん冷えていく。
もう、熱さと寒さ以外は感じない。
ついに、首の後ろに噛みつかれた。硬い歯が、一気に骨にまで達する。
ごりっ、ごりっ、
嫌な音が、鼓膜の内側から響いてくる。
また噛みつかれた。今度は喉だ。噴水が視界のすぐ下から吹き出る。視界が暗くなっていく。
首、肩、鎖骨、生首達は集中的に狙ってくる。
頭の安定が悪くなって、世界が揺れる。
意識がさらに遠退く。光も、音も、何も感じない。
自分の頭がぐらぐらするのはわかる。気持ちが悪い。
450:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:09:46 IWxW3j0T
小さく、ごりっ、と響く。
頭が落ちる。落ちて、びちゃびちゃしたところにぶつかる。
そのまま世界が回り出す。一段、落ちて何かにぶつかる。見えないのに解る。膝だ。
また転がって、爪先の上に落ちる。指が何本か欠けてる。
瞼が持ち上がった。何故か、視界が戻っている。
視界が回って、また一段落ちる。今度は何もぶつからない。
視界が回る。時々階段に顔があたるけど、痛くはない。
踊り場で、回るのがようやく止まった。止まったけど何も考えられない。
どれくらい経っただろうか、生首たちが、今度は上から転がり落ちてきた。
みんな口の回りが赤い。私を見て、にやにや笑い出す。
今度は襲われない。ただ、落ちる首たちに巻き込まれて、また下に転がり出す。
今度は止まらない。いつまでも、いつまでも止まらない。
何も考えられない。
ただ、お腹が空いた。
もう胃も何も無いとか、そんなことは関係ない。
ああそうか・・・
みんなこんなにお腹がすいてたんだ・・・
・・・私もお腹がすいた・・・
・・・私も・・誰か・・食べたいな・・・
451:名無しさん@ピンキー
07/12/15 00:11:56 IWxW3j0T
以上です。
エロがまったく無くてすみません。
452:名無しさん@ピンキー
07/12/15 08:00:40 EiFm/pdq
乙乙GJ
453:名無しさん@ピンキー
07/12/16 00:52:03 WyZiB3qX
このスレにはエロくてかつロリじゃないのはないのか
454:名無しさん@ピンキー
07/12/16 01:41:22 g82anZPg
確かになぜかロリばっかだよな
書き手達の嗜好がそっち方向なのかね
455:名無しさん@ピンキー
07/12/17 15:23:38 204o9vdP
>>442-451
GJ!!
たまには直接的なエロがないほうが妄想が描きたてられるもんですね。
追い詰められていく過程など、間違いなくエロかったです(*´∀`)
ついに7不思議も後一つを残すのみですねー。
この先どんな結末が待っているのか、wktkしながら待っております。
456:名無しさん@ピンキー
07/12/18 06:09:51 l5Kb6uBT
>>453
試しにロリのをロリじゃないに改変してみれば?改変だけなら簡単だと思うけど。
457:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:44:50 fKzn/RHn
始発組を見送り、私と悠子は家路を行く。地元のカラオケボックスで初めてのオール。
ド田舎に住む私達の些細な夜遊び。まだお酒が飲める年齢ではないが、
カルピスサワーというのを沢山飲んだ。一見カルピスだが確かにお酒だった。
アルコールの影響だろうか、私は歌う事よりも食べる事に、沢山口を使っていた様に思う。
さすがに12月だ。吐く息が白い。夜明けはまだだ。
早朝の街灯の明かりというのは、雰囲気が違ってなかなか良いものだ。
プラットホームにいるだろう始発組の騒ぎ声が、ロータリーからも聞こえてきた。
歩きは私と悠子だけ。寒いが酔いを覚ますには丁度いいだろうと思われた。
少しの頭痛と尿意が襲ってきた。公園のトイレに寄った。
アルコールが駄目らしい悠子は、一口飲んだだけでやめてしまった。
今の私の状態に半ば呆れている。そして、なんともない悠子が少し羨ましい。
悠子はブランコで待っている。頭痛い。これが酔い?お酒ってこうなるの?
個室で腰を下ろした。汚い和式便所。足の置き場を工夫して変な体勢で用を足した。お尻寒い。
「きゃあぁぁ」
え、なに?悠子の声だった。トイレから飛び出すと薄闇の中に公園の遊具が見える。
ゾウの滑り台。サルのジャングルジム。キリンの鉄棒。ハマグリの椅子。
ハマグリ?そんなものあったっけ?
この公園は子供の頃から遊んでいたし、今も通学途中に寄る。そんなモノはない。
しかし何故ハマグリだと思ったのだろう。中型のバイク程の大きさ。
悠子は、ハマグリらしきモノの向こう側で微動だにしない。私は急いで駆け寄った。
悠子と対面していたハマグリらしきモノは、二枚貝をパクパクさせながら、
通常なら私達が食すると思われるものを露にしていた。
水管と足がだらしなく飛び出している。見る限り、それは確かにハマグリだった。
普段食しているものと比べると、とてつもなく大きいが。
一つ見慣れない所は、中央に目の様な物が、横一列にびっしりとついている。
視線は、てんでんばらばら規則性がない。しかし、その無数の目が、一気に私達に向いた。
いや、私にだ。標的が代わり、触手のようなモノが私を襲う。
一瞬だった。気付いた時には辺りは真っ暗。悠子の篭ったような叫び声が聞こえる。
温かい。衣類が無くなる感覚になる。体中がねっとりした生暖かい液体に包まれている。
口、鼻、耳、目、肛門、尿道、…膣。穴という穴に液体が浸透する。臍や毛穴からもそれを感じる。
全てがハマグリの体液に満たされる。
458:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:45:42 fKzn/RHn
しかし、これまでの事は一瞬だった。私は吐き出された。何が起きたのかわからない。
よく見えない。目が慣れてくると自分は裸で、羊膜に包まれた産まれたての子牛の様だった。
この液体はとても粘性があってなかなか取れない。髪がべっとり顔に張りついているので
それを払うと、私の指の間に無数の髪の毛がついている。解けている。
私は混乱し両手で頭を掻き毟った。自慢の黒髪は無惨に抜け落ち、頭皮に朝の冷気が当たる。
私はあまりの事態にどうする事もできない。股の毛はすっかり無くなっている。肌がヒリヒリする。
悠子が駆け寄ってきたが、一定の距離を取って、それ以上近づこうとしない。
手を口元に当てわなわなしている。私は気を失いそうだった。
その時、ハマグリが飛び上がり悠子を襲った。立っていた悠子を目掛け、
その体勢を変え、ハマグリは口を縦に飛びかかる。
悠子は腕で顔を覆うが、それは何の防御にもならなかった。
ドンッ!
そのままハマグリは地面に着いた。直前の私と立場が入れ替わった。
うつぶせの状態で、悠子の頭部と両手両足がハマグリの左右から飛び出している。
つまり胴の部分がすっかりハマグリの中というわけだ。
本能だろうか、同属がやられるのは堪らない。こんな嫌悪、不快はない。
腰が立たないので腕の力だけで悠子に近づき、腕を取る。
私が吐き出された時、悠子は見ていただけだった。近づこうともしない。ちょっとイラっとした。
私は違う。悠子を助ける。悠子の手を取る。私の体に付いた液体で手が滑る。
459:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:46:43 fKzn/RHn
「助げでぇぇぇ」
悠子はあまりの事に言葉にならない。
「お腹が熱いよぉぉ」
私達は互いの手首を掴む。確かに掴み、力の限り引っ張った。
ずり、ずずずぅ、ずりりりりぃぃ
それはまるで雑草が根っこごと抜けた時の爽快感に似ていた。
悠子の片腕が二の腕からもぎ取れた。溶けた骨の先と肉辺が爛れ、悠子が悲鳴を上げた。
私は嗚咽し嘔吐した。胃液が食道を焼き、喉が熱い。
逆流物は白い泡をたて、沢山食べた焼きうどんは原形を留めたまま、辺りに散乱する。
ハマグリが上下の貝を左右に擦り合わせる。まるで牛が咀嚼している様。
「うぎゃぁぁ」
悠子は叫び、止めどなく涙が溢れ、口からはとくとくと血が流れる。
ハマグリが一際大きく口を開けた。もはや逃げる事のできない悠子を丸ごと飲みこんだ。
その一瞬で見たハマグリの中には、腹部が溶け内蔵と大量の血が飛び出した悠子がいた。
腸だろうか、それは先程戻した焼きうどんの様だった。
悠子を全て飲みこんだと思われたが貝が合わさっていない。
何故なら悠子の頭部が挟まっているのだ。その顔はこちらを向いている。
ハマグリは、やはり左右に咀嚼している。その度に悠子の頭部は有り得ない方向、角度に、
玩具の様に転がる。薄暗いハマグリの中では、私達が身と思っているモノが、
ジュルジュル音を立て悠子を摂取している。貝柱という物は、とても強い力を持っているという。
ハマグリは上下に貝を合わせると、悠子の頭部が音を立てた。
どぐぎぃぃいぃゃややー
悠子は断末魔の叫びを上げた。
「死にたくなっ、いっ…」
最期に、彼女の目から、もう枯れたと思っていた涙が一筋、頬を伝った。
ばぎっ、ばぐぎぎぎぃ
想像を絶する音を立てた後、無情にもハマグリは貝を閉じた。
460:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:47:19 fKzn/RHn
「びぃゃやややぁぁああ」
私は意味の成さない悲鳴を上げた。
私の目の前には、悠子が最も感情を表す、先程まで優しい笑顔を
振りまいていたと思われる部分の肉辺が散乱してる。
ハマグリの標的は、またもや私になった。口を開け襲いかかってきた。
ハマグリの中には、消化しきれていない悠子だったモノが見える。
ハマグリはそれを吐き出した。悠子の下半身だった。
片足は足首から下がなく、もう片方の太ももは肉が削げ落ち、骨が飛びだしている。
大きく開かれた陰部からは糞尿が溢れていた。初めて、他人の性器を見た。
陰毛は股に張り付き、性器や肛門の方までびっしり茂っていた。
陰唇は、はみ出ていて、自分のそれとは違っていた。
先程始発で帰った中にいる悠子の彼氏と、既に関係は持っているのだろう。
女だけの時もそういう話はしなかった仲だが、二人の秘め事を想像してしまった。
目の前にあるこの性器に○○君のペニスが出し挿れしていたのだ。
○○君は入学以来私達の密かなアイドルだった。○○君に対する回りの印象は知らない。
二年の春に状況が変わった。彼が選んだのは悠子だった。内心嫉妬した。泣きもした。
二人が裸で抱き合っているのを嫌でも想像してしまい、眠れない夜が続いた事もある。
○○君はきっと悲しむだろう。今から起こる事を考えると、どうやら私はその悲しむ顔を見れない。
もしかしたら悠子にざまあみろと思ってるいるのかもしれない。
この状況下で悠子と恋人の性交を想像し、友人の死に少しホッとした自分に嫌悪した。最低だ。
しかも発端は悠子の無惨に引き千切れた下半身の、股にある性器を見てのことだ。最低だ。
ハマグリと相対峙した。両者とも微動だにしない。もはや私は動く事も出来ない。
一人と一匹の間には私の嘔吐物。私はもうどうなってもよかった。先の思いに対する報いだ。
上半身が傾く。受身を取れないので頭を地面に強打した。気を失う意識の中でハマグリが遠ざかっていく。
どういう事?これでおしまい?私、助かるの?
461:名無しさん@ピンキー
07/12/19 02:47:49 fKzn/RHn
私がして、悠子がしなかったこと。
悠子はブランコ。私はトイレ。
吐き出された悠子の下半身から糞尿が流れ出ていた。臭かった。
私はここに来て一目散にトイレに行った。小便をして、軽い腹痛もあった為、気張ったが
大便はでなかった。かわりにバフンッと威勢の良い放屁をしただけだった。
違う違う、なんか違う。その後は、
私は嘔吐した。焼きうどん。胃液と白い泡。カルピスサワー。
そう言えば、ハマグリは私の嘔吐物を避けている様だった。
お酒…。アルコール?
そうか。そういうことか。
目が覚めた時、辺りは真っ白だった。隣には悠子がいる。
悠子の後ろの方で、白髪の爆発頭でビン底眼鏡をかけた男が、下唇の出た男に
「とんでもねぇ、あたしゃ……だよ」と喚いている。良く聞き取れなかった。
あの時、ハマグリが私の元を離れたのは排泄するためだったんだって。
悠子は自分自身を排泄物と言った事に少し複雑な表情をした。
その後、私も食べられたんだってさー
おわり
462:名無しさん@ピンキー
07/12/20 21:01:39 RxiIHlg0
排泄!!
そうだよね、喰ったら出さなきゃね・・・
463:名無しさん@ピンキー
07/12/21 12:43:32 YDcVAyvb
最後は死後の世界?
464:名無しさん@ピンキー
07/12/24 18:14:04 yF4G508V
ほしゅ
465:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:21:45 n1IOqu/D
保守
466:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:26:53 zaoKhvqD
「いらっしゃいませ」
来店する客に明るく挨拶する彼女は、
今日このレストランでバイトをはじめたばかりだった。
初めてウエイトレスの制服に身を包んだ彼女は上機嫌だった。
このレストランは制服が可愛いことと美味しい料理で人気があり、
彼女ならずとも憧れの存在であったからだ。
「お疲れさま」
今日の仕事を終え、先輩ウエイトレスたちと一緒に更衣室へ向かう彼女。
彼女はうきうき顔だった。着替えが終わったら先輩ウエイトレスたちが
特別料理で歓迎会を開いてくれるということだったからだ。
特上の笑顔で更衣室に入った途端、彼女の視界が大きく歪んだ。
ペタ…ペタ…
自分の体に何かが塗られる感覚に意識を取り戻す。
目の前には、先輩ウエイトレスたちが形容しがたい表情を浮かべながら
彼女の裸身に茶色い液体を塗りつけている。
「え?あたし、裸?何?何なの?」
体を動かそうとしても動かない。縄で縛られた彼女の体は
大きく股を開いて彼女の女性の部分を広げられたポーズのままで固定されていた。
「やだ!ねぇ、やめて!」
必死で声を上げるがウエイトレスたちは彼女の抗議を気にする様子はなかった
「ね?やっぱりこうやって下ごしらえしてからローストしたほうが美味しそうでしょ」
「でも、あたしはやっぱりじっくり煮込んであげた方がいいとおもうけどな」
「いいじゃない、ちゃんと体にソースを染み込ませた後なんだから、これを焼いたら美味しいわよ」
口々に言うセリフに冷や汗を流す。
「え?どういうこと?ローストとか煮込みとか」
それを聞きとがめたウエイトレスの一人が相変わらずの表情のまま彼女に決定的な宣告をした
「これからあなたを調理してあげるの。歓迎会の料理として」
467:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:28:07 zaoKhvqD
「な?なにいってるの?ねぇ、このロープを解いて」
そういいながら身をよじらせる。既にたっぷりとソースが絡められていた彼女の体は動かすたびに
ロープとの摩擦とソースの感触で気味悪い感覚を伝えていた。
「最後にソースをじっくりなじませてあげる」
そういってウエイトレスの一人が手にソースを垂らす。
その手で彼女の乳房にソースをもみ込んでいった
「ひゃ!」
思わぬ感触に声が漏れる。ウエイトレスの手際は見事なもので、彼女の大き目の胸は
ウエイトレスの細い手で揉みしだかれてソースと快感を刷り込んでいった
「あ…うぅ…ん…」
漏れる声。ウエイトレスは彼女の隆起した乳首をこりこりと弄くりながらソースをもみこむ。
「さあ、仕上げね」
そういってウエイトレスは全裸になり、裸身にソースを塗りつける
「え?ああああっ!」
一瞬何が起こったかわからなかった彼女はソースまみれになった彼女の裸身による
マッサージを受けて、さらなる快感に襲われてしまった。
「お尻もぷりぷりして、美味しそう。これが食べられちゃうなんてちょっともったいないけどね」
そういいながら彼女は自分の胸や太腿で彼女に絡みついた。
両手で彼女の胸を揉みこみながら、太腿や股間で彼女の女性の部分にソースを刷り込む。
「あふぅ…ん…あぁ…」
体が快感に痺れて麻痺してきた。
彼女はウエイトレスの裸身に舐め尽されて登りつめる。
ロープに縛られた体は快楽を受けながらのたうつ。
「そろそろ、仕上げにかかるわ」
そういって彼女が手にしたのは大きな肉の棒だった。
468:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:29:57 zaoKhvqD
「この腸詰肉をあなたの中に詰めてあげる。膣内で焼くととっても美味しいのよ」
笑顔で言う彼女の声がどこか遠くに聞こえた
ウエイトレスの二の腕に近いくらいの大きさの腸詰肉を彼女の秘裂にねじ込む
ミシ…ミシ…
「ひぎいっ!」
ロープに自らの体を食い込ませながら悶える彼女
全身が裂けるかのような痛みに彼女の顔が歪む。
「はじめてだったの?よかったわ。処女の肉ってやわらかくて美味しいのよ」
すでに朦朧としている彼女の目には、周囲を取り囲むウエイトレスの表情が映っていた。
彼女たちの表情は先刻と同じものだった。
食材を見て、調理された後のご馳走の姿を思い浮かべる少女のような表情
腸詰を奥まで突っ込んだウエイトレスは、そのまま裸身を立ち上がらせると、
背中に手をやってそのまま一気に引きおろした。
まるでスーツでも脱ぐかのように彼女の裸身は剥がれ落ち、中には銀色のすべすべした皮膚が見えた。
「あたしたち、あなたたちが言うところの宇宙人ってヤツ?なの。
地球に漂着してから色々なものを食べたわ。でもね、故郷の料理の味に一番近いのが
あなたたち、人間の女の子の味なの。だから、たまにはこうやって新入りウエイトレスを募集しては
特別料理にしていたの。あなたも、これからこの釜の中にはいってあたしたちのために料理になって頂戴。」
そのまま縛られた彼女を片手で軽々と持ち上げる。
「あ、それからあなたの脳にはこのチップを埋めこんで、意識や感覚をコントロールしてあるの。
だから焼かれてもあたしたちが食べちゃうまでは意識は残るし、焼かれる痛みも変換することが出来るから
これからじっくり調理されて美味しく食べられるのを楽しんでね」
指差す先には大きな釜がごうごうと熱気を上げていた。
469:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:31:19 zaoKhvqD
「やだ、やだやだやだ、食べられるなんていやだよう」
必死で首を振るが、お構いなくロープで縛られたまま釜の天井に彼女は吊るされた。
「いやあぁぁぁっ!助けてぇぇぇ!」
釜の扉が絶叫とともに閉ざされる。
これから彼女は股間を大きく広げ、膣に腸詰肉を詰めた姿のまま焼き上げられるのだった。
ゴォォォォ…
「うぅ…ん…」
ジリジリと釜の中で灼かれる彼女。
最初は余りの熱さに絶叫を続けていたが、やがて声が出なくなり、
熱さに代わって全身から電気を流されたような感覚が伝わり始めた。
今まで感じたことのない感覚。
すでに心臓も肺も動いていない。
釜の炎にあぶられて処女の肉がローストされ、むずがゆくなるような感覚にもだえる。
乳首や股間からあふれ出すように肉汁が滴る。そのたびに刺すような快感が彼女を刺し貫く。
「あぁ…はぁ…」
熱と彼女の重みで彼女を縛るロープはジリジリ彼女の体に食い込んで行き、
太腿や尻にロープの灼き跡がついてゆく。
炎は彼女の全身を舐めてゆく。
そのたびに失われた神経に代わって彼女の脳に埋まったチップは彼女の煮えたぎる脳に快感を伝え続けた。
470:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:32:39 zaoKhvqD
股間にねじ込まれた腸詰肉は徐々に肉汁で膨れ始めた
(やだ…こんなの…)
そう思うももはや体はまったく動かず、意志なく膨れ上がる腸詰肉に膣内を満たされる。
溢れた腸詰肉と彼女の肉汁は混じりあいながら彼女の奥底、子宮まで満たし始めた。
(熱い…あたしの中が…熱いので…いっぱいになる…)
乙女の奥底を満たされる感覚に、思わず達してしまう彼女。
それとともに股間からはじゅるじゅると交じり合った肉汁と脂があふれはじめた。
釜の中は焼き上げられる彼女の香りで満たされ始めた。
釜が再び開いたとき、そこにはロープで縛られたまま股間から肉汁を洪水さながらに滴らせながら
放心状態の表情でこんがり焼き上げられた彼女の裸身があった。
「まぁ、とっても美味しそう。これからが本番よ。とっても美味しく食べてあげるから」
そういって先輩ウエイトレスだった銀色の地肌の得体の知れない宇宙人は
再び彼女を持ち上げて大きな銀色の皿に盛り付けた
471:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:34:34 zaoKhvqD
「まぁ、綺麗なお肉だわ。」
「ほら、太腿もお尻もまるまるして食べ応えがあるわ」
「この娘、けっこう胸あったのね。柔らかくて口の中でとろけそう」
「あら、ここなんかおつゆでぐちゃぐちゃ。かぶりつきたくなってくるわ」
無遠慮に裸身を眺めながら、口々に彼女の肉や味を評価する声に
脅えながらも恥ずかしいものを感じる彼女。
身動きも取れない全裸の彼女を取り囲んで宇宙人たちはくちぐちに言い放った。
「いただきま~す」
ロープを解かれるとともに大きな包丁でバラバラにされ、少しづつ切り分けられる。
「ねぇ、この娘の体、とってもやわらかくて美味しいわ」
「お尻なんかプリプリして、ジューシー、あ、ちょっと、膣は残しといてよね」
「いやよ、この娘、処女だもん。こんな新鮮な膣なんか早々食べられないわ」
「やっぱり美味しいのはこの太腿よ、肉の味が濃くて食べ応えもあるし」
切り落とされて皿の上に飾られることになった彼女の首は、自分の体が
口々に評価されながら食べられるのを無言で眺め続けていた。
(こんなのやだ…やだ…夢なら覚めて…)
472:名無しさん@ピンキー
07/12/27 04:36:21 zaoKhvqD
目が覚める。
彼女の部屋だった。
「夢?」
思わず起き上がってパジャマの中を見る。
そこには昨日と同じ見慣れた自分の胸があった。
「夢か…それにしてもリアルな夢だったわね」
そうつぶやきながら、彼女はアルバイト先のレストランへ向かう。
今日が初めての仕事になる、銀色の宇宙人がウエイトレスをするレストランへ。
473:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:16:30 bvlrRg0n
料理されるシーンとかとてもねちっこくてエロイ!
すげえ良かったぜ!
474:名無しさん@ピンキー
07/12/27 21:24:12 RYGWLocw
3日遅れのプレゼントをありがとう!
来年もまたこんなの沢山下さい!
475:d
07/12/30 00:50:32 kPX6d9jj
d
476:DDP
07/12/30 01:43:23 znMBulsk
初めまして、少しきょうみを持ったので書き込みをさせてもらいます。
下手糞ですがお付き合いください。
その町は数年前よりなぞの怪人たちにより攻撃を受けていた、ダガそんな街に一人のスーパーヒロインが敢然と、立ち上がったあがった!
「まちなさい!怪人たち!このマジカル・ストロベリーが相手よ!」
薄いピンクを基調としたレオタードのような衣装に身を包んだ少女はそう叫ぶと、怪人たちの前に立ちはだかった。
「は、小ざかしい小娘め、いけい、イカ魔人!」 如何にも悪の幹部というような男が叫ぶとイカと人間を足したような気味の悪い生物がずるりと這い出てきた。
「・・・うっ・・」マジカル・ストロベリーと名乗った少女は嫌悪感を覚えつつも、イカ魔人の前で身構える、と、ズルリ
少女の足元から突然一本の触手が這いより少女の足に絡みついた。
「えっ!?い、いやああ!!!」
少女は叫ぶと同時に触手により宙吊りにされてしまう。
「はなせ、この、この」 何とか振りほどこうと必死に手で触手をたたくがぶよぶよした感触が帰ってくるばかりで何もダメージが通っているようには感じられない逆に
ドス、 「あ!・・ううう」 イカ魔人の強烈な触手の殴打を受け悶絶する。
「弱い、何だ、話にもならん、しかしこの娘・・・」 親玉らしき男がジィーっと少女を見つめ、胸や太もも、豊かなお尻を見つめる。
「肉づきがよくて結構美味そうだな」 男はニヤリと笑うと少女の顔をぺろりとなめる「ひぃ!・・」小さな悲鳴を上げびくりと少女は体を震わす、そして男は急に目を光らせる
「・・ほう・・なかなかいい味だ・・イカ魔人ほうびだ食すがいい」
「イカ!!」 「いやー!!!」 少女はおびえ、必死にパンチを叩き込むが先ほどと同じようにイカ魔人の触手による殴打を受けた後さらにブルブルとまるでぼろ布のように振り回されついに抵抗する力も気力も奪われぐったりとなる
やがてゆっくりと頭部と触手の間にある口の中へと少女の体はズルズルと引きずり込まれてゆく。
「・・・ああ、私・・食べられちゃうんだ・・・」朦朧とした意識の中、戦いに敗れたマジカル・ストロベリーは足元からズブズブと食べられていく、ちょうどそれは弱った小魚をイカが捕食するそれに、似ていた。
やがて頭部まで飲み込まれ、完全に彼女の世界は、暗転した。・・・・・・・・・・・・。
少女の世界が明かりを取り戻したのはそれから数分もたたないうちだった。
「・・・あれ、私・・生きて・・る?」 「おつかれ、マジカル・ストロベリー」
そこにいたのは一人の白衣を着た老人だった。 「お、おじいちゃん!おじいちゃんが助けてくれたの?」
そこに居たのは少女をスーパーヒロインへと改造した博士であった。
「何を言っておるやつらを倒したのはお前じゃよ」 少女がふと周りを見ると先ほどのイカと幹部らしき男が倒れている
「お前の体にはふぐ毒の100倍の毒が分泌されるように改造してある、怪人どもはお前のやたら美味そうな外見にだまされて食べたとたん、コロッと行くわけじゃ」
「・・・・サイテー!!!」ドゴ!!それは、今日一番強烈な一撃であった。
終わり。
御付き合いいただきありがとうございました
477:名無しさん@ピンキー
07/12/30 02:13:41 rVwz7zyd
なかなかおもしろかったです
是非、シリーズ化をw
478:名無しさん@ピンキー
07/12/30 02:33:01 OQ8TOckA
ワロスwww思わず吹いたw
479:名無しさん@ピンキー
07/12/30 04:06:04 X/929rRs
面白かったが結局捕食にもエロにもならなかったのはスレ的にはどうなのか
というわけで本当に食われる続編を是非
480:名無しさん@ピンキー
07/12/30 10:28:56 NgPYPTNM
これはこれでおもしろい!
へたくそなんてトンでもないので、是非次は捕食書いてください。
あと、よければ句読点をもうちょっと使ってくれると良い文章になるかも。
481:名無しさん@ピンキー
07/12/31 18:29:56 vrn+xv5T
こういう感じで食べられそうになるけど、最後は食べられませんよっていうアニメや漫画を昔みて興奮したのが
こっち系を目覚めさせてくれた原点だったりする人は多そうだ
482:名無しさん@ピンキー
08/01/01 03:12:00 VjxmyDth
あけましておめでとうございます
かがみをいれたお雑煮でも想像しながら今年も捕食をよろしくお願いします
483:名無しさん@ピンキー
08/01/01 09:27:34 OZIKiy7o
あけおめ
>>481最初から属性がついて生まれてきた
484:名無しさん@ピンキー
08/01/02 16:48:37 I6tUL/G2
女人調理絵スレ
URLリンク(alfh.sakura.ne.jp)
485:家名無し子
08/01/04 20:43:49 vLXqRQaU
お初です!足跡としてちょっと書かせてくださいな
文才無くてちゃんと伝わるかわからないですが、ご満悦できる作品を作ってご覧に見せましょう 作品名、渦神(鏡)あらすじ、考古学者者の母をもつ16歳の千夏に突然に遺跡の探索中に失踪した母親から、手紙と古い鏡が送られる事から始まります
それでは、現在思考full活動しております故に近々の次回にご期待くらいやがれでございます。