07/08/03 03:16:36 M3rTO9Ms
137です。すぐ↑でメリュジーヌSSのネタもらった人です。
とりあえず、一部分できたので投下。
URLリンク(www.nicovideo.jp)
or
URLリンク(vision.ameba.jp)
の後話にしました。
そこから>>131の前略につながりますっていうか繋がったww
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バッツ「レナ!! 」
バッツが駆け寄り、倒れているレナを抱き起こす。
レナ「バッツさん…わたし…何を…」
どうやら、メリュジーヌに取り憑かれていたことは覚えていないようだ…
レナ「ねえさん…、クルル… お城が… 私も、闇につつまれて…」
ファリス「わかってる。あまりしゃべるな。」
応急手当をして、バッツたちは森を出て行った…
しかし、バッツたちはレナのことに夢中で気づかなかったのだ。メリュジーヌがまだ生きていることに…
バッツたちが森を出て行って、少しの時が経った。
「はぁ…はぁ……酷い目にあったわ…」
メリュジーヌは体を起こし、自分の体を見回す。
美しかった体は焼け焦げ、大きなダメージを負っており大蛇もピクリとかろうじて動く程度だった…
「なぜ、奴らは私の最初の弱点が炎であることや魔法攻撃主体であることを知っていたのかしら…
まるで全てを知り尽くしたような動きだったわ………そもそも、あそこで飛龍が攻撃してこなかったら………
…許せない!!この美しい私に傷を付けるなんて!!絶対に許せない!」
自分の体を傷つけられたことに怒りをあらわにするメリュジーヌ…
「……でも助かったわ…レナという娘に取り付いていた時、ついでに奪った力が役立つなんて……」
メリュジーヌ自身驚いていた…奪った力の中にあったのクイックによって命拾いをしたのだ…
「ふふふふふ、この力他にも使えそうね…まずは回復しなくちゃね……ケアルガ!」
魔法を唱えるとひどく焼け焦げていた体はみるみるうちに元の美しい張りのある体に戻っていき、
ほとんど動かなかった大蛇たちも活気を取り戻していく。
シャアァァァァァ…!!キシャァァァッ…!
「うふふ、あなたたちも元気になったみたいね……それにしてもお腹が空いたわね…」
千年前に次元のはざまに封印され、エクスデスによって甦った直後にレナに取り憑くことになり
メリュジーヌは復活してからまだ、何も食事をとっていなかったのだ。
「奴らに復讐する前に食事にしましょう。うふふふ…最初は若い人間の女がいいわね」
そう、大蛇たちに自嘲気味に語りかけメリュジーヌは森を抜け食事に向かった。
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長老の木からそう遠くない場所に小さな名も無き村があった。
二つの世界がひとつになっても、この村は平和だった。
一体の女性型の魔物が村に立ち寄るまでは………
「うふふ、私好みの子 み ~ つ け た 」
メリュジーヌの眼差しの先には物置小屋に入っていく村娘が映っていた…
>>131へ続く
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