【主の】トリニティ・ブラッドでエロパロ【お導き】at EROPARO
【主の】トリニティ・ブラッドでエロパロ【お導き】 - 暇つぶし2ch193:名無しさん@ピンキー
07/08/29 10:07:27 kDAOg7Pe
>>189
儚げ系じゃなくゴージャス系美人、辣腕家、性格も男前
なのに体はめっちゃくちゃ弱いところにカテ様萌えはあるんだぜ

194:名無しさん@ピンキー
07/08/29 11:18:58 CAIwYMmF
>>193
別に容姿がゴージャス系という描写は無かった希ガス
しかし体がめちゃ弱いカテ様は萌えるぜ

195:名無しさん@ピンキー
07/08/30 11:17:05 WGr2b+vt
描写はなくとも「世界で最も美しい枢機卿」なんだし
挿絵とか見ても華やかなタイプの美人じゃない?
少なくとも儚い感じではないw

196:名無しさん@ピンキー
07/08/30 18:39:53 AoyDFCBc
髪の毛のせいでゴージャスに見えるんじゃない?

197:名無しさん@ピンキー
07/08/31 22:04:07 k6TAOV9z
容姿がスバ抜けた美人系なんだろう
URLリンク(www.tv-aichi.co.jp)
こんなかっこしてたらゴージャスにしか見えんけどねw

198:名無しさん@ピンキー
07/09/01 02:29:55 A55aqUBz
カテ様に膝枕してもらえるなら俺は改宗するね

199:名無しさん@ピンキー
07/09/01 10:29:32 t/JqoA4m
何でもいいけど、アベエス続き待ってるぞ。

200:名無しさん@ピンキー
07/09/01 11:24:07 IfSriwjC
膝枕ってwwwたとえアベルと結ばれても、カテ様がそんなことをするとは思えんw
俺は一日一回カテ様の美貌を拝めるなら十分です><

てか、やっぱり女性枢機卿だしお付きは全員シスターだろうし
男でカテ様に近づくなら派遣執行官か枢機卿になるしかない?

201:名無しさん@ピンキー
07/09/01 16:25:10 A55aqUBz
教皇になって手篭めにヽ(゚Д゚)ノ

202:名無しさん@ピンキー
07/09/01 19:39:37 t/JqoA4m
精々頑張れよー。

203:名無しさん@ピンキー
07/09/01 21:58:09 08rXWMDH
おお!見える、見えるぞ!

>>201が蜂の巣になっている姿がー!!

204:名無しさん@ピンキー
07/09/02 02:18:23 JPw/u7bJ
>>200
> てか、やっぱり女性枢機卿だしお付きは全員シスターだろうし
> 男でカテ様に近づくなら派遣執行官か枢機卿になるしかない?


そう考えるとやっぱトレスおいしいよな…裏山
あ、あとカーヤも無邪気を装って(?)カテ様に構ってもらえるし良いよなー


しかし、やはりケイトさんの深い愛が一番か。

205:名無しさん@ピンキー
07/09/02 07:29:28 SMfX/NQN
ここって投下予告ありですか?
予告しとかないとやっぱりヤ~メたになりそうでw


ディートに操られたアベルがエステルを…でアベエス今日中に投下します
よかったらお楽しみに

206:名無しさん@ピンキー
07/09/02 11:06:23 iEvnFrkY
全裸で待ってる!

207:名無しさん@ピンキー
07/09/02 15:15:04 6qXy8oGf
   +
+  ∧_∧ +
 +(0゚・∀・)  アベエス待ちで
  (0゚つと) + テカテカ
+ と_)_)

208:名無しさん@ピンキー
07/09/02 17:33:10 DVsyzuU9
じゃあ俺全剃りで待ってる

209:名無しさん@ピンキー
07/09/02 18:43:22 +RLCyIKT
197のカテリナが一瞬男に見えたが良くみたら結構な美人さんか

210:アベエス*1
07/09/02 18:58:52 DVsyzuU9
『エステルさんっ…に、逃げ…て…。』

身体に絡んだ糸が、私の思考回廊までもを鈍らせていく。
せめて…せめて彼女だけでも逃がさなければ。奴らに捕まってしまったら、何をされるかわかったものじゃない。


『神父さまぁっ!!』
『逃げ、て…下さ…エステルさ……。』
『嫌ですっ!神父さまっ…貴方も一緒に!!』

私の言葉なんか聞かずに、走り寄って来る。
零れ落ちそうなラピスラズリの瞳に、涙の粒を一杯浮かべて。
ああ…そんな顔をしないで…
乳白色の肌に残る無数のスリ傷。貴女の身体にそんな傷を付けさせることの方が辛いんですよ。

『早く逃げた方がいいよ?エステル。彼はこれから“君の知らない彼”になる。』

人形使いが天使のように微笑む。
彼女の知らない私?何を言っているんだ。私を操って彼女を殺めさせようとでも言うのだろうか。
そんなことをするくらいなら、舌を噛んででも死んでやる。

『あははっ。君にエステルを殺させるなんて、そんな無粋なことしないよぉ?』

違うのか?じゃあ、一体…

『ディートリッヒ…貴方、何をする気なの…?』

彼女が私を庇うように自分の背に隠しながら、問い掛ける。
細い身体、小さな背中。それこそ、抱き締めたら折れそうな程に――
エステルさん…もういいんです。本当は怖いんでしょう?震えているじゃないですか。

『あ……エ、ステル……さ…。』

彼女を退がらせようと、力の入らない腕を伸ばした時
人形使いが嗤いを含んだ声で呟いた―――――


『どうせ彼はココでもう終わりなんだし、最期ぐらいイイオモイをさせてあげようと思ってね。』





頭がハッキリと覚醒した時には、彼女の細い身体を組み敷いていた。

211:名無しさん@ピンキー
07/09/02 19:08:23 wScGe82U
神出現age

212:名無しさん@ピンキー
07/09/02 21:22:51 5gn8Fi/1
>>210
続く…んだよね?
wktkで待ってるお

213:アベエス*1、の者ですが
07/09/02 21:55:59 DVsyzuU9
ごめんごめん!続くよ!ものっそい続きます!!

214:アベエス*1、の者ですが
07/09/02 22:03:31 DVsyzuU9
今気付いたんだけど………IDがドメスティック・ヴァイオレンス…orz

215:名無しさん@ピンキー
07/09/02 22:39:39 5gn8Fi/1
       ∧,,_∧
      ( ´・ω・)∧∧  <ドンマイ>>214
       /⌒ ,つ⌒ヽ)
      o(___  (  __)
 _,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゛゛"'''ョ
゛~,,,....-=-‐√"゛゛T"~ ̄Y"゛=ミ
T  |   l,_,,/\ ,,/l  |
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,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/


216:アベエス*2
07/09/03 00:21:32 TspgqZ4D
>>215に励まされて、続き行きます。


『し、神父さま…!?なにをっ…?』

長い睫毛が震えている。
大きく見開かれた瞳に、欲望に染まった私が映る。

『ハァっ……、っ…。』

自分の吐く息が普通では有り得ないくらい熱い。
息だけではない。身体の全てが熱を帯びて疼く。

何なんだ、これは―――!?


『驚いた?僕の糸はね、神経回路まで操ることが出来るんだ。苦痛も………悦楽も、ね。
 せいぜい楽しむといいよ。あぁ、エステルは初めてだから壊さないようにねっ。』

そう言うと、人形使いは踵を返し闇の中えと消えて行った。
自分の身体の下から聞こえてくる嗚咽に気付いて視線を落とすと
彼女は奴の言葉を聞いて、泣きながら身を硬くしている。
ずっと修道院で育って来た少女。当然のことながら、そのような経験は全くないのだろう。
身体を震わせて熱い息を吐く私に怯えている。
そんな彼女の顔にさえ、私は欲情する。不安げに揺れる瞳に、征服欲を掻き立てられる。
このまま自分のものにしてしまいたい。

『嫌ァっ!!離してっ…離して下さい!だ、誰かぁっ!!!』

邪まな考えを浮かべる私に感づいたのか、泣き叫び、身を捩って暴れ出す。



――拒絶の言葉――



冷静に考えれば当たり前のことだ。
同僚の男に組み敷かれ、今まさに犯されようとしているのだから。
だが、人形使いの糸に思考を狂わされた私には判断能力が無かった。

拒絶の言葉


エステルさん、貴女まで…私の傍から居なくなるおつもりなんですか?
私が………私がバケモノだから?
嫌です…。そんなこと絶対に許しません。
他の誰かのものになるくらいなら、そんなことになるくらいなら、
今、ココで――

217:アベエス*3
07/09/03 00:22:45 TspgqZ4D
小さな顎を掴んで、強引に口付ける。
ここまで来る途中で切ってしまったのだろうか?血の味がする。

『んぅ…、ふ…んン―っ!!?』

突然の口付けに、彼女が声にならない抗議の声を上げる。
力の差なんて考えるまでも無く歴然なのに、私の肩に手を掛けて押し返そうとしている。
そんなことをしても無駄なのに。
ささやかな抵抗も無視して唇を割り、欲に濡れた舌で口内を愛撫する。
よほど驚いたのだろう。彼女は抵抗することも忘れて固まっている。
この期を逃すまいと、私の下で鈍い光を放つ銀色のロザリオを引き千切り
それで彼女の両手首を一纏めにする。
わざわざロザリオなんかで動きを封じたのは、まだ私の中にある良心に対する裏切りだったのかも知れない。


『ん、ン……ふぅ……。』


彼女を拘束する間にも舌による愛撫は続いている。
舌を吸い上げ上顎を舐めてやれば、細い身体がビクリと跳ねた。
泣き濡れ青冷めていた頬に朱が注す。

『っ……感じてるんですか?エステルさん??』

彼女の身体が脱力しているのに気付きながら、わざと意地悪な質問をしてやる。

『ハァっ…しん、ぷ…さまぁ…。嫌ですっ……こんなこと…。』

息を荒げ、途切れ途切れに言葉を発する。
何も知らない純白の少女の瞳に欲望の火種を見付ける。あとは、それを煽ってやればいい。

『何言ってるんですか?エステルさん…気持ち良かったんでしょう?初めてのキス……
 これからもっともっと気持ち良くしてあげますからね…。』


218:アベエス*4
07/09/03 00:26:16 TspgqZ4D
真っ白なシスター服に手を掛け、一気に左右に開いた。
プチンプチンという音と共に銀のボタンが弾け飛ぶ。
柔らかそうな白い肌…。吸い寄せられるように首筋に舌を這わせ、まだ奥に芯の残る胸を揉みしだいた。

『ひぁっ!?あぁっ…ヤ、ですぅ……!んぁっ…』

耳をクチュクチュと舐めてやると、涙ながらも嬌声が上がる。

『あぁ…エステルさんは音だけでも感じちゃうんですねぇ…。いやらしい娘さんだ。』

更に水音がするように舌を使う。
聴覚から攻めるというのは、手っ取り早く相手を乱れさせるのには一番いい方法だ。
お互いの唾液に濡れた桜色の唇からは、ひっきりなしに声が漏れている。
もっとだ。もっと悦がらせたい。乱れている姿が見たい。


耳を愛撫していた舌で首筋を舐め、鎖骨をなぞり、胸の頂上へと辿り着いた。
そのまま口に含むと、甘い声が上がる。

『ひゃぁぁっ!!あ、あぁ…んっ…。』

素晴らしい感度だ。教え込み甲斐がある。
既に尖っている乳首を吸い上げて、舌で転がす。

『こんなに硬くしちゃって…。初めてなのに、随分を感度がいいですねぇ。
 ほら、こうするともっとイイでしょう?』

左右の乳首を指で摘んでコリコリと嬲る。
時々緩く引っ張ってみたり、指の腹で押し潰してやると彼女は気持ち良さそうに喘いだ。

『ハァっ…あん…神父、さ……も、ヤめっ……身体………へんン…』


最後の方はもうほとんど泣き声だった。
嬌声と涙声が入り混じった、初めて快楽をいうものを経験する少女が発する声。
きっと身体への刺激を受け流す方法を知らないんだ。
私が与える愛撫による刺激を全てその身で受け止める。
欲望の吐き出し方も知らない、純粋な少女をこの手で穢す。
そう考えただけでも熱が疼くのが分かる。早く、はやく、ハヤク――

欲望に急かされるままに、もう濡れそぼっているであろう彼女の秘部に手を伸ばす。



219:アベエス*5
07/09/03 00:28:25 TspgqZ4D
まだ幼さの残る下着の上から、指でなぞってみる。

『――っっ!!?』

それまで快楽に蕩けていた彼女の瞳が大きく見開かれ、私を捉える。
まさか知識も無かったのだろうか?
そうだとしても可笑しくはないが、本来ならば排泄に使われる部分を触れられて驚きを隠せないでいる。

『あ、あのっ……?神父さま……そ、そこは……?』

やはりこれから何が始るのか知らないらしい。
下着は湿っていて、身体は感じているのは確かなのに。
どうしてこうも完璧なまでに私の欲を煽ってくれるのか、この子は…。

『なんにも知らないんですねエステルさんは…。でも大丈夫。きっと凄く気持ちいいですよ。
 あぁでも…もしかしたら悦すぎて、また泣いちゃうかも知れませんけど。』

苦笑いを含んだ口調でそう言ってやると、彼女はまだキョトンとしていた。
――エステルは初めてだから壊さないようにねっ。――
頭の中で人形使いの台詞が木魂する。
壊さないように、か…。
思わず歪む口元に制御の出来ない己を感じながら、秘部を覆う布を取り去り舌を這わせた。

『ヒぃっ―!!?』

クチュ、と尖らせた舌でクリトリスを舐める。
ビクリと彼女の背がしなった。
1つ1つ反応を見ながら、より激しく攻め立てていく。

『ア、あああっ!!!あんっ!は、アアァっ!!!』

ヒクヒクと脚を引き攣らせながら喘ぐ。
どうやらもう声を抑えるだとか、抵抗する言葉を述べるという行動は出来ないらしい。
止め処なく溢れてくる蜜は彼女が快感の渦の中にいる証。
そんな素直な反応に気を良くして、私はどんどん彼女を追いやっていく。
グチュグチュと音をさせながらクリトリスを舌で舐め回し、優しく吸い上げ、時々唇で食んでやる。
自分自身の快楽よりも彼女を絶頂へと導くことが優先だった。何度も何度も愛撫を繰り返す。
私の愛撫に限界まで追い込まれ、白い喉を仰け反らせて甲高い声を上げる。


『ひァっ!!アアアァっっ!!!も、駄っ……めぇっ!アアアアアぁ―――』


―ビク、ンッ―

220:アベエス*12345の者ですが
07/09/03 00:29:36 TspgqZ4D
すみません、無駄に長いです。
やっぱ長過ぎますかね…?一応まだこれから続いたりするんですが需要あればうpします。
お粗末様でした。

221:名無しさん@ピンキー
07/09/03 00:39:13 iOpNrB/O
>>220
超GJ!
Sッ気たっぷりのアベルに(*´Д`*)ハァハァ

勿論続き待ってる!

222:名無しさん@ピンキー
07/09/03 03:01:53 YMRnCId/
なんという寸止め!!

待ってます、おっちゃんこして

223:名無しさん@ピンキー
07/09/03 17:40:40 NBERWPad
>>220
続き待ってる!



224:名無しさん@ピンキー
07/09/04 23:00:50 dkvQbdbZ
>>220

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 続き! 続き!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J


225:名無しさん@ピンキー
07/09/05 23:28:05 f8k/Rcui
>>220
ネ 申 降臨!!

226:名無しさん@ピンキー
07/09/08 14:49:22 HzBdd9+u
おお主よ、>>174の続きが気になります…。
アベエス神降臨中に他カプの希望をしてごめん。
でもカイカテってあんまり見たことないから、是非完結させてほしいんだ。

227:名無しさん@ピンキー
07/09/09 03:20:01 A1Ia3hcR
私個人的にはカイカテって、カテ様騎士団加入後の話かとおもてた

カインあんちゃん「僕への忠誠心を見せてご覧、カテリーナ」

みたいな

228:名無しさん@ピンキー
07/09/09 13:40:01 CN59JQWJ
まっぱで椅子に座っているカインとその前に跪く騎士団衣装のカテリーナを想像した。
忠誠心を試すためにフェラ強制とか妄想。

229:名無しさん@ピンキー
07/09/09 17:04:15 MMGFCiy8
>>228
そこでトレスがどう反応するかもwktk

230:名無しさん@ピンキー
07/09/09 23:07:59 A1Ia3hcR
とりあえず書き途中なSSは完結を希望

231:名無しさん@ピンキー
07/09/12 13:15:48 9lPXtPkn
むろん新作投下も待ってる

232:220
07/09/12 13:42:44 1omF8xF6
パソコンが付かないんだ…電源が…
あああ脳内妄想は酷いことになってるのに!
今ちょっと見て貰ってるから待ってくれorz

233:名無しさん@ピンキー
07/09/12 23:42:34 iVvZccnR
>>232
大変な事になってたんですね…
気長に待ってますよ


全裸ネクタイで

234:名無しさん@ピンキー
07/09/12 23:50:14 VL73czBv
>>220
PC治癒祈願

じゃあ自分は全裸メガネで待ってる!!


235:名無しさん@ピンキー
07/09/13 01:16:21 xpwC9t0e
>>220に神の祝福があらんことを

エィメン!

236:名無しさん@ピンキー
07/09/16 23:56:43 H8duA0+4
過疎age

237:名無しさん@ピンキー
07/09/21 17:38:06 tlc8t6wa
>>220のパソコンに祝福があらんことを
イエメン!


238:名無しさん@ピンキー
07/09/21 23:09:25 M20zdY9z
ちょっ
イエメンてw

239:名無しさん@ピンキー
07/09/22 01:00:29 jMPrrDcH
>>220タソの続き投下をwktkで待ってる

240:名無しさん@ピンキー
07/09/24 16:04:27 2C9esbM/
>>220のパソ がんがれ。

241:名無しさん@ピンキー
07/09/24 23:33:08 VQ0W9z2r
ここは>>220を応援するスレッドになりますたww


242:名無しさん@ピンキー
07/09/27 22:29:23 rzmgVKaR
圧縮落ち回避保守

243:名無しさん@ピンキー
07/09/28 00:56:43 ERya5xPh
>>237-238
私もちょっと前まで「イエメン」って読み違えてた
テラハズカシス…

って事で、エステルさんの恥ずかしいSSマダァー?!

244:名無しさん@ピンキー
07/09/29 14:53:06 yD++B0xi
age

245:名無しさん@ピンキー
07/09/30 22:56:54 iJHSSOuU
神の再降臨はまだでしょうか…

246:繋ぎ アベル×アスト
07/10/01 01:42:17 X09/Nsuo
気付いた時には抱きしめられていた。
長生種の身体が反応できないほどの速さで抱きしめられたのではない。
むしろ緩慢なほどの動作で、アストの身体は絡め取られてしまっていた。
サラリ、と銀髪が頬に触れている。短く息を吸って怒鳴ろうとしたが、声が上ずってしまった。

「…何のっ、つもりだ…今すぐこの手を―」
「本気で嫌なら…アストさんなら振りほどけるでしょう?」

自分の言葉を遮るようにして耳元で囁かれ、アストは固まってしまった。実際、アベルの腕にはほとんど力は込もっていなかった。長生種でなくとも振り払えるほどに。
『振り払う』という選択肢を与えながらも、アベルの優しい腕は確実にアストの自由を奪っている。
拒絶する素振りを見せないアストの様子に満足し、アベルはアストの左耳の後ろに鼻を押し付けた。

「アストさん、いいにおい…」
「っ馬鹿者…!!」

蕩けたような声につられて、アストの身体も熱くなっていく。
入浴後だったアストの薄い部屋着の背中にまわされていたアベルの両腕は、今は左腕だけでアストを支えている。
右手はアストのうなじからこめかみを撫で、髪をかきあげる。
そしてチュッと音をたてながら、かきあげた髪の生え際にキスを落としていく…





携帯から失礼をいたしました。エロ無しですが、繋ぎになればと思い書き込みました。

247:名無しさん@ピンキー
07/10/01 23:46:32 nS38KgwI
おおっ、新たな神様降臨ktkr!!
アベル×アストって好きな組み合わせだから嬉しいよ
アストさんちのお風呂って精油やハーブがたっぷり入ってて
すごくいい香りがするイメージがあるから
入浴後のアストさんもいい匂いがするんだろうなあ
うなじの匂いを嗅いだアベルが羨ましいw

この後の展開がどうなるのか非常に気になるんだが
続きを期待してもおk?
>>246

248:名無しさん@ピンキー
07/10/02 01:26:45 CnXZwKK7
>>246
超GJ!
続きも気になるお

249:繋ぎ アベル×アスト
07/10/02 02:04:12 RJRsdLiC

生え際に、目元に、顎先に降ってくるキス。
アストは無意識に目を閉じてしまう。
アベルにはそれが唇へのキスを乞われているように思えた。
アストの唇は入浴後のため化粧は施されていないが、先ほど飲んだ『生命の水』でひんやりと湿り気を帯びている。

軽く、親指で下唇に触れてみた。
ハッと目を開いたアストとアベルの視線が絡む。
アベルはそのまま目を逸らさずに聞いた。

「もしかして今、キスされちゃったかと思いました?」

(からかっているのか?)
アストは何か反論しようと、アベルの親指が触れたままの唇を開きかけたが言葉が出てこない。
もう喉が渇いているのだろうか。

「してもいいですか?キス」

答えを待たずにアベルの顔は近付いて、躊躇うことなくアストの唇を塞いだ。
アストの唇に触れたままだった親指をスッと下ろし、顎にかける。
一瞬の軽いキス。
すぐに離してしまったアストの唇に、再びアベルの親指が触れる。

「…続けてもいいですか?」

さすがに、この答えは待ちたかった。アベルはアストの目を見つめる。
ふざけているのではないことを主張するために、視線は逸らさない。

アストは初めて見るアベルの真摯な眼差しに動揺していたが、覚られたくなかった。

コクリ、と喉を鳴らし。俯きながら、やっとのことで一言呟いた。

「…好きに、せい…相棒」




250:繋ぎ人246
07/10/02 02:12:25 RJRsdLiC
需要ありますか?
繋ぎというか保守のつもりだったので、先のことは考えてませんでしたごめんなさい。

保守としてチマチマ落としていこうかと思います。
携帯なので改行等おかしいところがあったらごめんなさい。

251:名無しさん@ピンキー
07/10/02 23:04:20 cLfsNjQ5
>>250
大丈夫、需要あるよー
続きを楽しみに待ってるので頑張ってくれ!

252:名無しさん@ピンキー
07/10/04 00:46:14 oVDMyvFI
>>250
需要大蟻!!

253:繋ぎ アベル×アスト
07/10/04 02:38:32 4SBUrGC/

甘い言葉ではなかったが、彼女らしい返事がアベルには嬉しかった。
再び唇を合わせる。今度は強く深く…軽く浅く…時折、角度を変えながら。
アベルはアストの唇が微かに開きかけたのを見逃さなかった。
舌で唇の内側をなぞられればピクリと肩が震え、更にアベルを侵入させてしまう。
舌が触れ、絡みあう感触に二人の体温がじんわりと上がっていく…

「…ぁ、っはぁ!苦しいぞ、神父!」
「ぅ…我慢してください、私も苦しいんです…でもアストさん、苦しいって言う割には積極的ですね」

ほら、と見下ろす先には…アベルの胸元をぎゅっと掴む己の手。

「このままではせっかくお借りした士民服に皺ができちゃいます。脱い―」
「ば、馬鹿!」

慌ててアベルの服からパッと手を放した。
頬や耳どころか、首筋から大きく開いた部屋着の胸元まで真っ赤にしたアストはこれ以上無いくらい扇情的だ。
見てられないくらいに可愛くて、思わず抱きしめた。
あっ、と短く声を上げたようだったが抵抗されることは無かった。
そのままアストの耳元で囁く。

「…実は…テーブルの上に押し倒そうかと思ったんですが、ちょっと遠いので…ん、しょっ…」

またもやアストは小さく悲鳴を上げた。
抱えあげられてしまったのだ。

「ベッドまでお姫様抱っこですよ~あ、手は私の首にまわしてくださいね」
「やっ!降ろせ神父!余は歩ける!」
「この方が気分が盛り上がるでしょう?」

だってお姫様なんだから、と鼻を鳴らす。
そんなアベルを見上げながら、テーブルよりもベッドの方が遠いではないか…と言いたかったが、喉までに止めておく。
仕方なく、アベルの首にスルリと腕をまわす。

鼻腔に届いた紅茶の香りが心地よい。
今、少しだけお姫様抱っこの良さがわかったかもしれない。

254:名無しさん@ピンキー
07/10/04 13:10:50 EusjcI5x
>>253
イイヨイイヨー!

255:名無しさん@ピンキー
07/10/04 23:14:44 IDXeNLlP
おお、アベアス好きなんでこりゃ嬉しい
続きに期待

256:名無しさん@ピンキー
07/10/04 23:42:49 21YBlSiy
>>253
姫抱っこに萌

257:繋ぎ アベル×アスト
07/10/05 01:07:01 SxoIYDLK

アベルはアストをベッドの縁に降ろした。
首にまわしていた腕が解かれる。
これからこのベッドですることを考えると恥ずかしくなり、アベルを張り倒して逃げたい気持ちになる。
アベルはベッドには上がらずに、床に膝をついた。
赤くなり青くなり、ついに俯いてしまったアストの顔を見上げるように覗く。

「…神父…人の顔を観察するのは失礼じゃぞ」
「こういう時は見つめないと失礼なんですよ」

そう言うとアストの両耳を挟むようにして手のひらを添える。
軽く音をたてて啄むように口づけ、唇を割って舌を侵入させる。
アストの舌を追い、歯列をなぞり、下唇を甘噛みする。
耳を塞がれた状態のアストは頭の中を駆け巡る音に翻弄される。
くちゅり、と唾液で滑る二人の舌が絡む音が。不規則な呼吸が強く短く溢れていく音が。アストを揺さぶっていく。

「…んぅ…神父…」

明らかに変化した声色に、アベルは唇を解放してやる。
微熱を含んだ眼差しに捉えられた。

「…汝はいつから…余のことを、このような…いかがわしいことを行う対象として見ておった…?」
「いつから?ですか…いつの間にか、ですかね」

そうか、と頷いた。あっさりした返答に、少し物足りない気もしたが。

「私は…今みたいなアストさんをもっと見たいんです。誰にも見せたこと無い顔とか、誰にも聞かせたこと無いような声も聞きたいです。アストさんが知らないアストさんも…」

アベルは欲張りな自分に呆れた。目を合わせていられなくて、アストの胸元に顔を埋めた。

「私だけ知ってればいいんです…」
「…馬鹿」

銀髪を撫でながら。
本当に馬鹿、カボチャ頭め、と繰り返し呟いた。
そして銀髪をまとめていたリボンを解き、床に落とした。




258:繋ぎ アベル×アスト
07/10/05 01:14:29 SxoIYDLK

リボンを解いたその手が、銀色の髪の間に指を通す。
いつもは力強く美しい、たまに乱暴な手なのに…こんなに優しく柔らかい動きをすることが新鮮に思えてくる。
アベルが顔を上げると、アストは額に口づけを落とした。唇を離す時にアベルの丸眼鏡を外して、これもリボンと同じように放った。
毛足の長いラグのお陰で物音ひとつたてずに丸眼鏡は着地した。

「ギリギリまでかけていたかったです…」

はぁ…と悲しそうに溜め息をつく。

「見えないので、もっとそちらへ寄らせていただきます」
「だめじゃ、寄るな」

アストは笑い、ベッドの縁から中央へと逃げていく。
ブーツを脱いでベッドへ上がったアベルは、アストの手首を掴んだ。

「離れないで、よく見せてください」

そしてアストの部屋着の内に手を差し入れて、肩を露にさせた。
剥き出しにされた肩は薄紅色を保ったまま微かに震えている。
アベルはアストの肩に口づけていく…鎖骨にも唇を這わせ、首筋を舐め上げる…

「…っぁあ…」

上体を仰け反らせてはしたない声を上げてしまったことを、アストは恥じるように睫毛を伏せて唇を噛んだ。

「今の声…そういう声が聞きたいんです」
「…神父…汝は…変態か?」
「ごく普通です。独り占めさせてください」

片腕でアストの背を支えてやりながら、ベッドに倒す。
微笑みながらアストに言う。

「なんなら私の恥ずかしいところも見ていいですよ」
「…汝はいつも恥を晒しているではないか」
「…ひどいです…」

仕返しとばかりにアベルの手が、横たえられたアストの体をまさぐる。
薄い布地越しに伝わる熱い手のひらの感触が、アストの息を乱していく…
無意識にアストの腕がアベルの頬に伸ばされる。
力の入らない手で頬を撫でる。

「余も………汝に触れてみたい」

熱に浮かされたような声で懇願されて、拒む理由は無かった。
アベルは急くように士民服を脱ぎ捨て、上半身だけ裸になった。
アストの手を取り自分の心臓があるあたりに触れさせた。

「アストさんのせいで…動悸が激しいです…」
「お互い様じゃ」

同じように相手の手を取り、部屋着の上から当ててやる。
そのまま手は離さずに。どちらからともなく、唇を合わせた。

あぁ、神父の方が少し早いかもしれぬな…アストはぼんやりと思った。




259:繋ぎ アベル×アスト
07/10/06 00:14:52 wnVIL1mP

『誰も知らないアストさんが見たいんです』
そう言われた。
どうせ見られるのなら、毅然と振る舞いたかった。
それなのに。
今の自分は唇を貪られて、うまく息ができない。
拘束されているわけでもないのに、体が思うように動かない…そればかりか自分の意思を無視して震えてしまう。
乱れた呼吸に混じって微かに洩れてくる声も、自分のものだとは信じがたい。

「アストさん、可愛いです…」

アベルは口づけを繰り返しながら徐々に移動し、唇で首筋を探索する。
先ほど舐め上げられた時の感触と、それに反応した自分の姿をアストは思い出す…

「その辺は…やめ…てくれ…」
「こういう時の『やめて』は信じませんから」

ヘラッと笑うと再びアストの首筋に顔を埋め、舌を這わせた。
同時に、アベルの手はアストの部屋着の中に滑り込む。
しっとり汗ばんだ肌は時折震え、アベルを煽る。
腹部から上に向かって丁寧に愛撫してやる。
そうして首筋から下ってきた唇と手のひらを乳房のあたりで合流させる。
部屋着越しでもわかる胸の頂点が、アストの呼吸に合わせて上下するのを眺めた。
おもむろに、服の上から口に含んでみる。服の中ではやわやわと刺激を与え続けながら。

「あっ…ぁあ…神父…」

アストは自分の体に落とされる快楽をやり過ごす術を知らない。アベルが与えるもの全部を受け止めようとする。
アベルが唇を離すと、アストの体からも力が抜けた。
薄い部屋着は唾液で濡れ、肌に張り付き小さな桜色が透けている。

「服の上からじゃなく直接の方がもっと楽しいですよ、たぶん」

片手でアストの腰帯を解いている間も、もう片手は膝の裏を撫でている。
余裕が無くなってきたのか、はやる気持ちのままにアベルは部屋着の前を開いた。
湿度と微熱を含み、薄紅色に染まった肌…
アベルは下腹部に生まれ始めた疼きを、ぐっと抑えた。

「なんだか感無量です…」
「観察をするでない…」

両腕を伸ばし、アベルの首に絡めて抱き寄せた。

敏感になった肌にサラリと触れる銀色が、またアストの体温を上げていく…




260:名無しさん@ピンキー
07/10/06 23:46:21 VPQlirYE
GJ!

261:名無しさん@ピンキー
07/10/07 16:22:16 nGWuPxQB
GJ!!( ´∀`)bグッ!最高です
アストさんは自分的にとってカテ様と並んで最高の女性キャラですわ

262:名無しさん@ピンキー
07/10/08 22:15:41 ALhWfC7/
>>259
…続く…んだよね?ね?


263:名無しさん@ピンキー
07/10/09 23:58:49 kLgRaC3J
>>262
いつも無言で投下してすみません>>259です。
進むの遅いですが続けようと思います。

264:名無しさん@ピンキー
07/10/10 19:27:27 5jZDMMTv
>>263
気長に待ってるヨ

265:名無しさん@ピンキー
07/10/11 18:26:19 wBcxio+1
投下してくれるのであれば、気長に待ちますよ!!

266:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 01:58:19 2osK++ve

アベルはアストの髪を撫で、熱を持った耳朶を甘噛みした。
肌が粟立つような感覚に、一瞬身体を強張らせる。それでもアストはアベルに触れた手を離さなかった。
無駄な脂肪の無い背筋を、固い脇腹を…そして腹筋を辿り、決して薄くはない胸板まで…しなやかな指先を這わせた。

「…もっと軟弱かと思うておった…」
「一応、男ですから…」

苦笑いを見せて、アストの乳房に唇を落とした。
アベルの手のひらの動きに合わせて形を変え、その頂点は瑞々しい桜の蕾を思わせる。
ツンと指でつつくと、ふるふると力なく震えるその蕾を、口に含んだ。
さっきの部屋着越しの感触とは違う。ざらつく舌が這いまわる動きに、アストは息を詰めた。
もう片方の蕾は指で転がし、強弱をつけて優しく責め立てる。

「…ん…やめっ…」

可愛らしい声を零すと蕾は硬く起ち上がり、アストは無意識に膝を擦り合わせてた。
アベルはアストが身に付けている下着に手を掛ける。

「ちょっと待て…まだ―」
「じゃあアストさん自分で脱ぎますか?」

さらに頬を赤く染めながらぐっと言葉に詰まる。
その様子を見てアベルは強引に下着を剥ぎ取っていく。

「自分で脱ぐアストさんも見たいですけど…最初くらい任せて欲しいです」

完全にアストの身体から離れた下着を、部屋着とともにベッドの外へと落とす。
そして固く閉じていたアストの膝を強引に割り、身体を滑り込ませた。

「あっ神父…頼む、から…」

今にもアストの秘処へ触れようとしていたアベルの手を、押し返す。

「ちゃんと、大事にしますから」

大丈夫、大丈夫と内腿を撫で、指先でアストの秘処を擦り上げる。
そこは十分な潤いを湛え、アベルの指先を滑らす。
…チュ、クチュ…アベルの指に愛液が絡み、アストの赤褐色の柔らかな毛が濡れて汚れていく。
少しずつ押し広げると小さな陰核に指が触れた。
ビク、とアストが息を飲んで身体を硬直させる。
反応を楽しむように、アベルは陰核の周りを指でなぞった。

「ぁっ…あっ」

徐々にアストの声が大きくなり、アベルを煽っていく…


267:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:02:52 2osK++ve

じんわりと身体の奥から滲み出てくる、粗相をしてしまったかのような羞恥心がアストを責める。
アストの奥への入り口、柔らかい襞をゆるゆるとなぞっていた指が、ゆっくりと押し入ってきた。
たっぷりと潤いを絡めた指は、さほど痛みを与えずにアストの中へと沈んでいく。

「…痛くないですか?」
「…ん」
「よかったです…すごいですよ!中指が全部―」
「やっ!わかったから!!喋るな!」

アベルは中指を差し入れたまま、親指は陰核に当てがう。
陰核を優しく押し潰すように震わせ、中指で内部からアストを突き上げて煽った。

「やっ…あっ…やめてっ…っくれ…」

いやいやをするように頭をシーツへ押し付けながら、アストは懇願した。
しかし、アベルの手は止まる気配がない。

「ぁぁぁっ…やっ…いやっ嫌じゃっ…!」

ギュッと中指をしゃぶられるような締め付けに、アベルは手を止めた。
アベルの親指に辱しめられた小さな陰核は、充血してヒクヒクと動いている。
アベルはアストの中からゆっくりと指を抜く。
乱れた息を整えようと、アストは深呼吸をしながら目尻に溜まる涙を拭った。
その手を取り、耳元へ唇を当ててアベルは囁いた。

「私、まだ指しか満足してないんです…もっとアストさんの中に入りたいです」
「…なんと浅ましい神父か」

アストは頬を熱くしながらもクスリと笑った。

「ご気分を害しましたか?でしたらキエフ候の許可を頂き、全身全霊を込めて奉仕させていただきたく…でも、さっきからアストさんの膝が動く度に擦られて辛いんです」
「え…それは気がつかなんだ…すまなかった」
「もしかしてワザとでしょう?」

言いながらアベルはアストの太股に、硬く張り詰めた部位を押し付けた。
そしてアストの手を取り触れさせる。

「あ…」

服の上からでも脈打つのがわかった。指先で優しく擦ってやる。
甘い刺激が続くのに堪えられず。アベルは慌ただしくベルトを外し始める。
余裕を無くして忙しく下着ごと脱ぎ捨てられた士民服の下が、その辺に放り投げられるのをアストは目で追った。


268:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:08:01 2osK++ve

アストは手を伸ばし、アベルの腰骨に触れた。
臍を覆うほどに屹立するアベルの昂りから目が離せない。
顔を寄せてまじまじと見つめる。

「あの…あまり、観察しないでください」
「汝は余を観察したであろう?」
「今は浅ましさが最高潮で―」
「これは…汗か?」

アストはアベルの昂りに手を伸ばし、頂点から滲み出た透明な滴を指先で拭った。

「っ…」

突然。アベルはアストの上へ覆い被さった。
片手でアストの両腕をまとめてシーツに抑えつけ、もう片手でアストの太股を大きく開いた。
入り口の襞にアベルの昂りの先端が擦り付けられ、溢れる潤いが絡む。
甘い痺れが残る小さな突起を転がすように先端で愛撫した。
そして入り口のあたりに先端を押し当て、ゆっくりと腰を進めた。
温かく潤うアストの中を押し広げながら昂りを埋めていく。
身体の窮屈な強張りが和らぐように、忙しなく口づけを落としながらアストの中へ沈んでいった。
時折アストは小さく呻いたが、目を伏せてアベルに身を任せた。
やがてアベルの昂りが全て収まると、じっと耐えているアストの耳に唇を当てて囁いた。

「やっぱり…痛いですよね?」

アストは首を横に振りかけて、止めた。吐息だけで呟く。

「…少し」

アベルはゆっくりと腰を引き、押し戻す。
アストの中に自分だけの場所を作るように。

「ぅ…ん」

ゆっくりとした動きに合わせて溢れる声が、柔らかくなってくる。
もう少し…アストの胎内が解れたら…もっと強く打ち付けて、自分の熱さを覚えさせてやる。
アベルの頭が野蛮な思考に侵食され始めた時。
アストの意思とは関係なく胎内が蠢き、アベルの昂りが締め付けられた。

「えぁっ」

間抜けな声を上げ、思わずアストの中で熱を弾けさせた。
ビクビクと濁った欲情を吐き出しながら、情けない気持ちになる。

「今、中で激しく動いたぞ?」
「ぃ、あ…少し、このままでいてもいいですか…?」
「余に気を使っておるのか?」
「いえ…私が、こうしていたいんです」

アベルはアストの首筋に顔を寄せた。
一人でさっさと果ててしまったことを知られたくなかった。幸い、昂りは硬さを保っている。

269:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:13:29 2osK++ve

アベルの額がアストの顎に当たる。アストは黙って銀髪を撫でていた。
今、この神父が自分の身体の中にいるのだと思うと不思議で仕方ない…熱く鈍った頭で、ぼんやりと考える。
胎内にじわじわと広がる温かさも心地よい。

「アストさんの中、すごく気持ちいいですよ…」
「は、恥ずかしいことを申すな!」

アストの内部がキュッと動く。恥ずかしい言葉に感じるのだろうか。アベルは更に続けた。

「本当ですよ。温かくて、柔らかくて、ぬる―」
「大馬鹿者!」

全身を朱に染め、罵倒する姿が可愛い。
恥ずかしい言葉が効いたのか、胎内は甘い締め付けを繰り返して再びアベルの昂りを奮い勃たせた。

「そろそろ…さっきよりも恥ずかしいことしますよ」
「…ぅ…わかった」
「でも、優しくしますから」

緩く笑い、アストの足を肩に掛ける。
アベルがゆっくり腰を引くと、結合部が見えた。
一度果てたアベル自身はすっかり猛々しさを取り戻し、次なる射精への期待に脈動している。
そこに先ほど吐き出した白い残滓が絡んでいた。
量もそこそこに多かったのか、アストの中に収まりきらずに溢れ出ている。
それはとても汚らわしく卑猥で神聖な、二人で作り上げた景色だった。
密かな興奮に煽られ、アベルは引いた腰を再びアストの中へ押し込んだ。
何度も繰り返すうちに、徐々に打ち付ける強さを増していった。

「ぁっん…あっ…」

抑えぎみの小さな悲鳴が洩れ始める。
しかし、アベルが聞きたいのはもっと乱れたアストの声なのだ。

「アストさん、上になってください…」
「ぅ…上…?汝の上に、か?」

そうですよっ、とアベルが呟いてアストを抱き起こしたと思った時には、既にアストは仰向けのアベルの胸にうつ伏せていた。
アベルは自分の身体からアストを引き剥がし、上体を起こしてやった。

「それじゃ、アストさん。動いてください」
「っできぬ…!」

確かに、身体を拓かれたばかりの女性に要求するべきことではない。

「始めは誰でも初心者なんですから…アストさんが気持ちよくなるように動いてみてください」

アベルはアストの腰を撫でた。

270:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:21:33 2osK++ve

アストはアベルの腹に手を付き、ぎこちなく腰を前後に揺らした。
少し動かすだけでクチュクチュといやらしい音が響き、アストの頭を沸騰させる。
拙い動きではあるが、涙を溜めて羞恥心に耐え、腰を揺らしている姿がアベルを熱くさせる。

「アストさん、私の手を握って…離さないでくださいね」

そう言って差し出されたアベルの左手を、アストは素直に両手で掴む。
アベルは掴まれた手をしっかり握り返すと、アストの身体を下から突き上げた。

「ぁっあ!」思いもよらない大きな衝撃に、アストは仰け反った。

「ちゃんと掴んでないと、落ちますよっ!」

突き上げる度にアストの豊かな乳房が弾み、アベルを楽しませる。
アストの腰に添えていた右手を赤褐色の毛のあたりに動かし、陰核を探り当てた。
お互いの欲情で濡れそぼっているそれを、指先で軽く引っ掻く。

「やぁっっっ!」

やっと聞けた、甲高く乱れた声にアベルの興奮も高まる。
アストの淫らな締め付けも強くなった。

「あぁっ!だめじゃ…っ…やめっ…んっ!」

指先で摘まみ、転がし、押し潰し、また引っ掻き…下からの突き上げは止めずに、陰核への愛撫も与えてやる。

「んぅぅ…やぁぁあああっ…!」

涙を溢れさせて仰け反る姿に。ついに言葉にならなくなった喘ぎに。アベルはアストの限界が近いことを感じた。
アストの胎内が甘く強い締め付けを繰り返し、アベルの方も下腹部に溜まった熱の塊を今にも吐き出してしまいそうだ。

「アストさんっ…」
「あっ!んっ…やあああっ!」

これで最後、と大きく突き上げた。
ビクビクと昂りを震わせ、アベルは濁った欲情をアストの中へ吐き出す。
掴んでいた手を引き寄せ、今にも後ろへ倒れそうなアストを身体の上に抱きとめた。
アストの胎内も惰性で締め付けを繰り返し、アベルは一滴も残さずに出しきれた気がした。


271:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:32:29 2osK++ve

アベルはアストの身体から昂りを引き抜き、シーツの上へ横たえてやった。
乱れた髪が汗ばむ額に張り付いている。
前髪を払う優しい手を、アストはぼんやりと見つめた。

「…変態め…全然、優しくなかったぞ…」

まだ少し乱れた息を吐きながら、呟いた。

「そうですか?じゃあ、次はもっと優しくしますから」
「次!?」

アストは掠れた声で聞き返す。

「えぇ…ローマに帰るまで、アストさんの部屋で寝てもいいですか?」

アベルなりの『おねだり』なのか、アストの目を見つめながら手を握る。

「まったく図々しい神父じゃ…」

アストは握られた手を振りほどいた。

「汝が居ては…せっかく湯浴みを済ませた体が汚れてしまう………が、ローマに帰るまでの間は我慢してやろう」

悲しく伏せられていたアベルの顔が、嬉しさにだらしなく緩む。
そこまで喜びを露にされて、アストはなんだか気恥ずかしくなりアベルに背を向けた。

「…あぁ、足の間が不快じゃ!」
「汗かいて汚れちゃったら、またお風呂入ればいいんですよ!なんなら私が洗ってあげますっ」

アベルはアストを後ろから抱き締めた。
もっと話したかったが、お互いクタクタになっていた。

少し眠ったら、たぶん空腹だろうから…何か甘いものをお願いしないと…それから紅茶と、砂糖は13杯…

耳の後ろから聞こえる呟きが寝息に変わった。

やれやれ…目が覚めたら、先ずは湯浴み…二人で入るのも悪くない…

アストは微かに笑い、目を閉じた。


272:繋ぎ アベル×アスト
07/10/15 02:38:57 2osK++ve
以上です。
遅くなって申し訳ないです。
思ったより長くなってしまいましたが、早漏のアベルとか書いていて楽しかったです。
ありがとうございました。

273:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:06:39 Vpp6LBb1
>>272
ぐっじょーぶ!!の嵐
大作なアベアス乙!

274:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:46:29 ri/beVzw
GJです!!
アストさん最高

275:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:53:22 +JuhsOD8
>>272
アベアスGJでした!!
アベルに中指とかアストさんの中がとか
実況中継されて照れるアストが可愛かった
早漏を上手く誤魔化すアベルワロスw
伊達に長生きはしていないなw

二人一緒に湯浴みをするということはもしやこのあと
風呂場プレイが行われたりするのではと妄想してしまった…
おお主よ、この哀れな想像しかできない私をどうかお許し下さい

276:トレカテ
07/10/16 22:00:22 kAJmGt7n
USBメモリの奥から見つけ、もったいないので投下。
大作なアベアスさんの後で稚拙で恥ずかしいのですが、
保守のつもりでよろしく。

人は彼女を「氷の女」と畏怖する。
温かい血の通っていない、感情のない人間だと。
その通りならば、このような浅ましいことなどせずに済むというものを―。
溜息をつきながら寝台に横たわり、夜着の前を剥だける。


下着の下に手を延ばすのを一瞬躊躇する。
だが、肉体の渇きはますます耐え難くなるばかりだ。
覚悟を決め、そろそろと手を差し入れると、柔らかな茂み。
さらにその奥に指先をすすめると、熱く湿った感触。
躯の裡から出口を求めて止まないマグマが渦巻いている。

「神父トレス、こちらへ」

部屋の片隅に控えていた番犬に、剃刀色の眸を向ける。
忠犬に命じるは、他の女性が棲んでいる、クルースニクである彼の代理。
「肯定」と即座に答える声は、彼本来のものではない。
気を利かせたつもりであろうか、その声はあの銀髪の神父のものであった。
もしも姿形までもを変えることが可能ならば、完全に彼に成りすますことであろう。

━何と罪深いことか。
機械人形に抱かれながら、脳裏に想い浮かぶは異父兄の貌。
どういうことだろうか、常日頃から想い焦がれている、冬の湖のような碧の眼の男ではない。
彼女を蛇蝎のごとく忌み嫌う、実の兄。

忘れられない。忘れられない。忘れられない―!
忌わしい色狂いの父親の血が共鳴し求めるのであろうか。
たまらなく、恋しい。
欲しいのは繊細な慰撫ではなく、猛々しく激しいもの。

「…に、に…い……さ…まっ!」

剃刀色の眸に、涙が、浮かぶ。

277:名無しさん@ピンキー
07/10/19 00:04:28 Jp+5fASA
>>276
投下してくれてありがとう。トレカテ好きだし、フランチェスコ×カテリーナも好きだからとても嬉しい。
嬉しいんだが、フランチェスコ好きの一人として一言だけ言わせてください。
カテ様はメディチ卿のことを「兄上」って呼ぶんだよ……。
気になったのはそこだけで、文体もシチュも好みのものだから、もし続きを書く予定があるのならばwktkして待たせていただきます。
てかどなたかメディチ卿ものに挑戦してくださるような猛者はいらっしゃいませんか。
脳内妄想だけで補完するには限界があるorz

278:名無しさん@ピンキー
07/10/19 01:02:44 laKwA1iH
カテ様絡みのエロSSは難しい…

279:名無しさん@ピンキー
07/10/19 01:24:29 memKBBeG
でもメディチ卿って女を抱くんだろうか?
あの局長が慕いまくる人物である以上暑苦しくはないだろうけど
性欲をもてあます→スポーツないし政務ないし異端審問で発散→またもてあます→寝る(酒も飲む)→それでももてあます→オナンの罪
で最悪童貞という変なコンボが容易に頭に浮かぶ…
重苦しいフランチェスコが果たして恋愛脳になるのだろうか? 腐ってもイタリアンだからなるか?
「雑念を払うから付いてこい」と命令してパウラやユディトや他の小間使いを押し倒してそうではあるが…

まあ幼児返りしてるから「兄様」呼び、という解釈もアリでね? しかしカテ様って絵でも文でも立体造形でもハードル高いなorz

280:名無しさん@ピンキー
07/10/19 12:53:26 X/XWavSf
メディチ卿はああ見えて女はおしとやかで優しいタイプ好みだったりするパターンか。
周囲にいる危ない女達は全く眼中になく、庶民的で大人しい女を囲ってこっそり通ってそう。

281:名無しさん@ピンキー
07/10/19 23:19:32 aAi2RXx7
空気を読まずにトレエスキボンとか言ってみる

282:名無しさん@ピンキー
07/10/20 00:39:24 6/pmKnw2
空気読まずに>>281に同意してみる

283:名無しさん@ピンキー
07/10/23 16:26:59 tZHHSnI8
>>281
ワロタw

284:名無しさん@ピンキー
07/10/24 23:18:41 vyIUhSQ2
ああ、悲しみの過疎age

285:名無しさん@ピンキー
07/10/25 22:48:29 ySYHBWT1
私が通ってるエロパロスレが全て過疎ってる…orz
何の呪いだ!!

286:名無しさん@ピンキー
07/10/28 13:26:12 wBRGMTZ0
>>285
まぁエロパロにはよくあることだ

287:名無しさん@ピンキー
07/10/28 17:29:00 VDOyp2kQ
こういう時は、ただひたすら神の降臨を待つしかないんだよ

288:名無しさん@ピンキー
07/11/02 01:09:54 94HOi2I1
ハロウィンネタでなんか書こうと思ってたんだけど、時期を逃した…orz
また来年~

ノシ

289:名無しさん@ピンキー
07/11/02 18:03:40 U8WsqTCO
>>288
大丈夫だ!
一週間くらい過ぎたってどうって事無い!

だから書いてください……。

290:名無しさん@ピンキー
07/11/02 23:34:32 At1HRtyF
ハロウィンがキリスト教のイベントってことを忘れてたよ・・・・
だから(?)>>288、待ってます!

291:名無しさん@ピンキー
07/11/03 21:11:46 YU1024EC
過疎というかトリブラってエロ妄想するのに元々向かない作品なんじゃないかと思うよ。
あの荘厳なイラスト様見てるとエロなパロ妄想するのごめんなさいな気分になる。


292:288=語り部
07/11/03 22:54:34 utoyiqC1
お集まりの紳士、淑女の皆様。
わたくし語り部がこれからお話しするは漆黒の罪人と、人ならざる夜の国の誇り高き
美姫の「万聖節」の前夜祭の短き物語にございます。
稚拙な物語にございますが、お楽しみいただければさいわいに存じます。
では、物語を始めましょうか…

293:288=語り部
07/11/03 22:55:28 utoyiqC1
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「Trick or Treat!」

アストの私室に入るなり、ソファに座りくつろいでいた部屋の主に向かってアベルは
いきなりこうのたまった。

「…何事じゃ、神父。汝はいつも騒々しい。」
「あっ、アストさんのリアクションが冷たいです…。私悲しい。」

両手を胸の前で組み、くねくねと気持ちの悪いリアクションをしつつ、悲しげな目で
アストを見つめるアベル。

(ああ、頭が痛い…ヴァチカンはなんでこんなカボチャ頭を寄越したのだ…)

心の底からそう思ったが、口には出さずに

「…神父よ、汝は余にどうして欲しかったのじゃ。汝の言葉の意味がわからん。」
「ああ、失礼しました。私達の慣習で「ハロウィン」という行事がありましてですね。
子供達が仮装して家々をまわっては「Trick or Treat!=お菓子をくれなきゃ
悪戯するぞ!」ってやるんですよ~♪
ってことでアストさん、お菓子ください。私お腹ペコペコなんですよ…。」
「…汝にくれてやる菓子なぞないわ!この大馬鹿者め。」
「そうですか…。では、思う存分悪戯させていただきます。」

アベルはアストに聞こえない位小さく呟くと、音も立てずにアストに急接近した。

「は…?今なんと言っ…」

アストが言葉を言い終える前に、アベルの唇がアストの唇を塞いでいた。
アストはソファに押し倒される格好になり、アベルのむさぼる様な激しいキスに
思わず身を硬くした。まさか短命種のへっぽこ神父相手に不覚を取るとは
思っても見なかったから。
執拗に舌を絡めてくるアベルに抵抗せず、されるがままになっているアスト身体の芯が
ずくんと疼いた。

(ぅあ……い、いかん。このまま…では、余が余で、なく…なってしま…う!)

意を決し、アストはアベルを力いっぱい突き飛ばした。

「ううう、酷いです。アストさん…。」
「酷いのはどっちだ!いきなりあんなこ…と…。」
「でも、アストさんだってまんざらじゃなかったじゃないですか~♪」
「う゛っ…。し…知らんわっ!!」

めったに見られない位、顔を真っ赤にしてうつむくアストを、悪戯っぽく見つめるアベルであった。

「次はもっと先に進みましょうね、アストさん♪」
「調子に乗るな、この大馬鹿者!」

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

294:288=語り部
07/11/03 22:56:07 utoyiqC1
以上、わたくしが語る物語はここまでとさせていただきます。
ご清聴、誠にありがとうございました。


295:名無しさん@ピンキー
07/11/07 21:03:58 1jpspSJL
アストさん皮柚須!

296:ミルカ×バイバルス
07/11/07 22:52:08 4marhj7k
ミルカ:良いではないか、良いではないか♪

バイバルス:あ~れ~ ご無体な~(くるくる~)
        ミルカ様!お慈悲を!お慈悲をぉ~!

297:名無しさん@ピンキー
07/11/10 21:18:07 dcge72wl
>>296
ワロスw

298:名無しさん@ピンキー
07/11/14 22:58:26 ZKeU4CmN
過疎age

299:名無しさん@ピンキー
07/11/15 15:23:56 IoQGOjVm
ほんとにやってそうで怖い。
くるくるくる~~~。

300:名無しさん@ピンキー
07/11/16 20:11:32 FDOA+T/9
神の降臨を待ちつつ300ゲト

301:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:46:31 neTaC664
過疎ってるなー
ネタ振りをしようにも、そのネタ自体が思いつけなくて困る

>>281
トレエスってまずエロに持ち込むまでの状況が想像つかないんだけど
具体的にはどんな感じ?
トレスがカテリーナに抱いているのはあくまでも忠誠であって
愛情はエステルに向けられている、とか?

302:名無しさん@ピンキー
07/11/16 23:53:19 giC+jUgA
>>301
>>281じゃないけど、トレエスはエロじゃなくてほのぼのキボン
妹を可愛がるお兄さん、みたいな


…と言うのを想像したが、お兄さんキャラっちゅーのがトレスに当てはまらんww

303:名無しさん@ピンキー
07/11/17 10:32:19 jJ0QRhyA
俺は、カテ公がエステルへの復讐として
トレスに処女を奪わせるって話しか思いうかばんな

304:名無しさん@ピンキー
07/11/17 11:54:41 Mtr2Kcf7
>>303
悪くないかもv

305:名無しさん@ピンキー
07/11/20 21:45:09 n3GbFhvA
>>303
うはw

306:名無しさん@ピンキー
07/11/21 01:29:58 xWPh+mG1
>>303
カテ:きぃー!悔しい!トレス!ヤっておしまいっ!!
トレ:あらほらさっさ~!

307:名無しさん@ピンキー
07/11/21 12:37:07 Gs12qmP+
>>306
サンドイッチ吹き出しちまったじゃねーかwww

308:名無しさん@ピンキー
07/11/21 16:07:15 WwVDFRhR
>>306
ワロタ

309:名無しさん@ピンキー
07/11/23 00:14:44 B1KakXVi
これはひどいww



310:名無しさん@ピンキー
07/11/23 15:30:08 Ig0kIghG
>>306
それって なんてタイ○ボカン?ww

311:名無しさん@ピンキー
07/11/27 01:22:06 Q9tVyTSk
過疎ってるので、ボソリと呟いてみる



イオエス読みたいよイオエス

312:名無しさん@ピンキー
07/11/28 00:09:25 rAMSgIPI
イオエスいいな

そしてトレモ二が読みたいとも言ってみる

313:名無しさん@ピンキー
07/11/28 00:42:21 W/KcHX0P
トレモニごっつハードル高いなwww


いや、読みたいけどね

314:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:52:21 11+fpzhj
局長×パウラはまだかいのぅ

315:名無しさん@ピンキー
07/12/01 23:42:27 3UX1nMQv
凍えそうな季節に熱々なアベカテをキボン

316:保守 ラドゥ×エステル
07/12/02 23:32:59 ACuel1rM

冬特有の冷たく透き通った空気が部屋中に満ちている。
その空気が時間すら凍りつかせたように静かな空間を作り出す。
ただ、部屋の一ヵ所を除いては。


エステルは身震いするとシーツと毛布に頭を埋めた。
ベッドの中はこんなに暖かいというのに。
背後から自分を抱き締めている腕に触れてみる。
(温かい、というより熱いくらいだわ…部屋の真ん中に座っていただけば暖房になるかしら…)
腕の中でくるりと体ごと振り返り、目の前の首筋に頬を擦り寄せる。
「…冷たい」
低く掠れた寝起きの声に、エステルは顔を上げる。
「おはようございます、ルクソール男爵」
そう言うと、今度は首筋に唇を押し当てる。
ちゅ、と音を立てながら何度か口付けて再び顔を上げた。

「ストーブに火を入れてくださいません?私がやってもよいのだけれど、あなたなら一瞬だわ」
「…充分に温まっているようだが?まだ足りないのか?」

ラドゥは一層強くエステルを抱き締め、背中を撫で始める。
その妖しい動きに危うく流されてしまいそうになる…
ダメダメ。これでは部屋は暖まらない、とラドゥの胸を押して抵抗する。
やれやれ、と面倒臭そうにラドゥは瞼を開いた。
ラドゥがベッドを出ると暖かなシーツの中にぽっかりと空いた空間が少しさみしい。
エステルはラドゥが寝ていた場所にもぞもぞと移動する。
彼の匂い。
微かに混じるタバコと香水。
犬のようにすんすん鼻を鳴らしていると、毛布越しに押さえつけられてしまった。

「薪がもう無いよ。今入れたので最後だったから」
「あら、じゃあ外に取りに行かなくちゃいけないわね?」
「私が取りに行ってもいいのだけどね、命と引き換えになってしまうから。もう日が出てきたよ」

そう言ってラドゥはベッドの中に戻ってきた。
エステルは重い溜め息を吐くと、諦めて薪を取りに外へ出ることにした。
渋々毛布を捲ったエステルの手をラドゥが掴む。

「…暖めてから行った方がよくないか?」
「…も…戻ってから!」
「戻ってからも暖めるから」

そしてお互いの冷えた唇を合わせ、ベッドの中へ潜っていった…



317:名無しさん@ピンキー
07/12/02 23:36:07 h4OlppBq
>>316
おおお、GJ!

318:名無しさん@ピンキー
07/12/02 23:52:20 ACuel1rM
>>317
ありがとうございます。
ほとんど絡まない二人だったので妄想すみません。

319:名無しさん@ピンキー
07/12/03 01:00:44 MJoPTAGu
>>316
寒い時期にあったまる話だ

320:名無しさん@ピンキー
07/12/03 17:46:27 q5KoIpPH
>>316
GJ!!!



321:名無しさん@ピンキー
07/12/04 22:49:42 KaP/V3nB
絡みのないキャラ同士で、どう上手くエロパロを書けるかによって
その職人さんの力量がわかるってもんよ


おっと、前置きが長くなった
>>316、GJです

322:名無しさん@ピンキー
07/12/13 01:12:31 IJvccJWQ
ageますよ

323:名無しさん@ピンキー
07/12/14 16:23:46 +qlsb6p6
>>315
熱々なアベカテって想像つかないんだがw
俺は少女カテ様とアベルの心暖まるほのぼの話を読みたいな

324:名無しさん@ピンキー
07/12/15 17:48:44 ba+lHboW
イオエスが何故無い?

325:名無しさん@ピンキー
07/12/16 01:11:07 JP9SM9d1
>>324
じゃあ書いてくださいよ、イオエス


wktk

326:名無しさん@ピンキー
07/12/16 13:21:25 j19qVF9r
>>324
wktk

327:名無しさん@ピンキー
07/12/16 17:22:39 I4ZfFet3
イオエスってどうもエロ難しそう・・・
アスト×イオンとかだったら書いてみたい暇人が通りますよ
需要、ありますか??


328:名無しさん@ピンキー
07/12/16 18:28:22 OUbY96f/
>>327
是非とも!

329:名無しさん@ピンキー
07/12/16 20:12:26 VirWtF0M
>>327

.   ∩____∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ      ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─


330:アス×イオ/1
07/12/17 00:54:41 Pkg3G/5C
それじゃ、初めての投下だけど・・・。
変だったらごめんね。




「左の脇腹じゃ。小僧、彼女に触ってみたいか?」

一体どうしてこんな事態になったのか、全くわからないが、一ついえることは
「キ、キエフ候ともあろう方が、あ、ダメじゃ、傍に寄らぬでくれ!」

―キエフ候は、阿片に弱い、ようだ。
乳剤の良い香りの漂う蒸気に蒸されてか、はたまた先程までの宴に用いた阿片と菫を用いた酒のせいか、
ほんのりと頬を染めて、湯浴み場に仁王立ちしている長身の女が一人。
勿論、ここは湯浴み場であって、彼女は衣一つ纏わない姿。

「何を照れておるのじゃ。……まさか、小僧、童貞か?」

先程から小僧小僧連発しているが、彼女とはそんなにも年が違わぬはず。
いや、そういう問題ではなくて、何故彼女はメンフィス伯たる自分が湯浴みをしているのを知っていて、
何故ゆえ裸で、その場に乱入してきたか。

―多分、目的は一つだろう。

彼女は「ひっく」と一つしゃくりあげ、遠慮もなしに、いつもの足取りで浴槽伝いに大股で歩いてくる。
そして、体についた泡を流す間もなく浴槽に慌てて飛び込んだ自分の目の前まで来て、腰を屈めた。
そして、今まで湯気で辛うじて形状がぼけていた、その豊満な胸が目の前に、はっきり象られた。

湯の色にも負けぬ程の、白く滑らかで熟した果実のような張りのある双丘。
じりじりと、彼女がこちらに近づくたびに、たわわに揺れる。
目のやり場もなく、顔を背け

「酔いを醒ましてくだされキエフ候ぶくぶく……」

湯に顔半分を沈ませながら、助けを呼ぶように一応叫んでみた。
しかし、どう考えても、形勢は不利。
彼女の家の湯浴み場、そして、体格も彼女のほうが上。

そんな困った姿の自分をまじまじと顔を近づけ、彼女は上機嫌そうに更に顔を赤らめ、
こちらを一瞥してニヤリと笑う。
そして、酒と菫のにおいのする息を「ふう」と、湯面から辛うじて出ていた耳へ吹きかけ、
おもむろに白濁した浴槽に手を突っ込んだ。


331:アス×イオ/2
07/12/17 01:22:59 Pkg3G/5C

「あ……っな、何を、」
「なんじゃ、裸見ただけでもうこんなに反応しているのかえ?かわいいものよのう」

彼女は正確に、白濁した湯の中に沈めていた体の一部を掴み取る。
そしての指先が、湯の中で滑らかに動くと、下半身に言いようのない、甘く痺れるような衝撃が走る。

「あ、やめ、キエフこ、あ、」

指が、その先端部分に辿りつき、指と指できつく絞り上げる。
経験したことのないような痛みと、そして下半身に広がるもどかしさに耐え切れず、
一気に湯の中に頭ごと潜り込む。

「……なんじゃ、本当に童貞だったのかえ?まあ、よい。ならば余が教えてやろう」

彼女は、おもむろに下半身の一部を絞り上げていた手を何事もなかったように湯から引き抜いた。
息が苦しくなってザバリと湯から顔を出し、一刻も早く湯浴み場から逃げようと浴槽にかけた手を、
逆に掴みとり、再び顔を近づけ、ニヤリ笑う。

「まあ、焦るなや、そんなに焦ると肝心な本番で失敗するぞえ?」
「ほ、本番って、何を言っておるのじゃ、キエフ候!」
「……あの短生種の娘の事、好いて折るのだろう?」
「……!」

だからなんだ!と、掴まれた手を無理やり解き、逃げ帰ることも出来たが
彼女は間髪いれずに、耳元に唇を近づけ、余計な一言を囁く。

「あの短生種の娘、昨日一緒に風呂を入ってみたが、あの様子じゃと彼女も処女じゃのう。
童貞と処女同士じゃ、いきなりはうまくいかぬと思うが。
特に短生種はあっけないというか、色々な意味で脆いからのう……」

332:アス×イオ/3
07/12/17 17:02:10 Pkg3G/5C


「……!!彼女を・・」

侮辱するのか!?いくらキエフ候でも許さぬ!
と、牙を剥くはずであったが。

耳元で囁いてた唇、生暖かな舌が、不意打ちで耳の中に走り、背筋の毛が逆立った。

「彼女は確か、ここに星型の痣があったぞ」

掴まれたままの手が、強引にキエフ候の左脇腹に持っていくと
その掌が艶かしくもはっきりとしたくびれの部分の肌に、しっかりと吸い付く。

あんなきメリハリのあるラインの体なのに、
それはとても柔らかく、今までに触ったこともないような感触。


「余は筋肉質なゆえ、あの短生種の娘のほうが、もっと柔らかいぞえ。
じゃが、胸は余のほうが大きいかもしれぬぞ」

ひっく、と酒のにおいのする息を吐きながら再びしゃくりあげ、
脇腹に吸い付いた手を、今度は胸の谷間に持っていく。
先程の脇腹よりも更に柔らかく、見た目よりもひんやりしていた。
手は更に、重ね合わせながら谷間から先端部分へと移動させられ、
その度に彼女の胸は柔らかな張りのある窪みのラインを描いてはすぐに消える。
その度に、何か突き上げるような衝動が下半身に走る。

「あ、の、キエフ候、その……」
「どうした?そんなに余と戯れるのは嫌か?」
「……余は、その」
「それとも何か?やはりメンフィス伯は好いた女ではないと勃たぬ坊やなのかえ?」
「なっ!」

再び、酔っ払いの彼女の口から、今度は自分が侮辱される言葉が吐かれ、反論しようと湯から立ち上がろうとするが
再びその動きを封じられた。

「そんなことはない筈じゃ。ほれ」
「は、あぁっ……!」

ざばりと湯の中に彼女は再び手を突っ込み、また、あの部位。
先程から突き上げる衝動に駆られてやまない下半身の先端部分を、今度はもっと、強く握り締める。
それはすでに硬く勃ちあがり、湯よりも熱く火照っていた。
自分の意思とは裏腹に、ただ、物理的な性欲だけで暴走し、出口を求めて彼女の指の腹のされるがままに
更に硬く、ひくついた。

「弱いのぅ……これじゃ、長い間持たぬようじゃ」


(長くてすみません、あと2回の投下で完結します。)


333:アス×イオ/4
07/12/18 20:40:19 AiaeSmOn
痺れそうな感覚が、全身に走る。
白濁した湯に体が溶けてしまいそうだ。
白い指が、いまにも弾けそうな欲望の塊の部位を、さらに挑発するように滑らかに纏わりつく。
キエフ候の腕が、白濁した水面に粗い波紋を作り、その動きにあわせて、何故か不自然に腰も揺れる。
嫌だ、こんなのは。
何故、こんな場所で……!

思いとは裏腹に指の動きは湯の中で更に艶かしく激しく擦り上げて、
落ち着き場のない浴槽の中で、腰だけがキエフ候の手の動きに反し、逃げる。

しかし白く柔らかな指の腹は、容赦しない。
逃げる力すら、その動きを利用して、指で全てを覆い、反動を快楽に変化させる。
そして更に、そのまま上下に、力技で擦り始めた。

「まずは一度出してからじゃ」
「は、あ、ぅ、」

唇をかみ締め、その衝動から逃れようとする。
全てをぶちまけたい衝動。
こんなのは、嫌じゃ。
こんなことは、やはりあのやわらかな赤毛の……

「う、」

あの少女を思い浮かべた瞬間。
更に天辺を攻め上げ、いままでに感じたこともないような境地に立ち入り、全てが破裂した。

今も握り締められている柔らかな白い指が、あの少女のものだったらどんなにも良かったことか。
目の前の白い双丘が、あの少女のものだったら、今すぐ顔をうずめてみたい。

ああ、あの少女とならば。

白濁した湯は、びくん、びくんと噴出した同じ色の粘液を何食わぬ顔をして同化させていく。
最後の一滴がまでも、飲み込んでいく。
その間、とても長い時間に感じ、ただただ呆然とキエフ候の湯浴み場の天井を仰ぐ。
どれくらいの時間が経ったのだろう。
湯気に混じり、菫と酒の匂いが漂った。

「さて、練習がてら余を楽しませるのじゃ、メンフィス伯。」

目の前の彼女は、今までの全てが、まるで前座だったかのように目を細め、
先程まで男をしごき、快楽の天井に行かせた手を、湯から出し、ぺろりと舐めて

呆然と天井を仰ぐ上から、白く滑らかなラインを描く体を、
ゆっくり上に重なるように、湯に沈めた。


334:330
07/12/18 20:43:28 AiaeSmOn
一回で収まりました。
完結できてよかったです。お見苦しい文章ですが、これにて失礼します。
それでは、ROMに戻ります。

335:名無しさん@ピンキー
07/12/18 22:33:22 vLhb8SKV
>>334
乙!!

336:名無しさん@ピンキー
07/12/22 17:40:06 uoNYNpnv
>>333
イオンタソの貞操の危機!
でも乙

337:名無しさん@ピンキー
07/12/24 00:54:44 L+VkDbCN
クリスマスなんで祈ってみた

トリブラスキーに幸あれ
エィメン!

338:名無しさん@ピンキー
07/12/26 19:24:06 M+useQKk
ほしゅ

339:名無しさん@ピンキー
07/12/26 23:06:42 shk+PBaW
ほすほす

340:名無しさん@ピンキー
07/12/28 21:19:47 DY2lUzmg
嵐は去ったのか?age

341:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:05:39 m70k+pn5
ディーエス、需要ありますか?

342:名無しさん@ピンキー
07/12/29 20:56:33 TCNhFNY3
>>341
あるよ~ノシ

343:名無しさん@ピンキー
07/12/29 22:52:21 75T6GAqm
>>341
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 ディーエス!ディーエス!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

344:名無しさん@ピンキー
07/12/30 08:11:22 pf9AzQgU
>>341
全裸正座で待つ

345:名無しさん@ピンキー
07/12/30 15:00:07 623VNP+5
341です。

多少なりとも需要があるようで嬉しいです。
ご期待に沿えるかどうかは全く自信ありませんが。

設定としては、嘆きの天使の辺り。アベルと出会うまでのエステルとディートリッヒです。
強姦っぽい感じがするかもしれませんが、敢えてラブラブだと言ってみる。



つたない文章ですが、それでは、ドゾー






「ディートリッヒ……。」

どこか急かすような声。
薄暗い裏路地にエステルの白い顔が浮かび上がる。

「なあに? エステル。」
「ディートリッヒ……キス、して……。」
「うん、いいよ。」


満足気に頷くとディートリッヒはエステルに口付けた。
触れるだけのキス。


「……。」
「どうしたの?エステル……。」
「ディートリッヒの意地悪……。」
「何でそんな酷い事言うのさ?」
「何で毎回あたしに『キスして』って言わせるの?」
「言いたくないの?」
「っ……恥ずかしいわよ……。」




それでも恥を忍んでディートリッヒにキスをねだるのは、
ディートリッヒがあたしの今の支えだから。


辛さから逃れるためにディートリッヒのキスに縋る。

あたしはなんて酷い人間なんだろう。

346:ディーエス続き 
07/12/30 15:00:47 623VNP+5
「エステルの恥ずかしがっている顔って可愛いから好きなんだ。」

そう言ってエステルにもう一度キスをする。

ディートリッヒの舌がエステルの舌に絡まる。
エステルも舌で応える。


「ん……っ……んん……。」


「はぁ……っ」


二人の間に銀色の糸が引く。
微かに上気したエステルの頬に手を当て、ディートリッヒは優しく微笑んだ。



「大分上手になったね。」
「……。」

「……ねえ、エステル、」
「何?」
「僕はエステルの力になりたいんだ。」
「? ええ…… 」
「僕が君の辛いこと、全部忘れさせてあげるから。」


ディートリッヒはそう優しく笑いつつ、エステルの小さな胸の膨らみへ手をやる。
当然ながらエステルは驚いたように目を見開いた。



「ディートリッヒ!? 何を……!?」
「大丈夫。何も酷い事はしないから。」


相変わらず笑顔で、ディートリッヒはエステルの胸を激しくも揉みしだき始めた。


「!? ……っいやぁぁ……ディートリッヒ!?」



突然のことにエステルは身をよじってもがくがディートリッヒはエステルを路地の壁に押し付けて逃げられないようにする。



「大丈夫だって。」


胸を揉む激しさは増し、エステルは可笑しな間隔に溺れそうになる。

「ぁっ……そういう問題じゃ……な……っ」

必死に抗議の声を上げるがディートリッヒは聞く耳など持たぬかのように笑うだけだった。

「大丈夫さ。すぐにやめて欲しくなくなるさ。」

347:名無しさん@ピンキー
07/12/31 13:01:49 HswHZkkR
>>346
続きますか?それとも、これで終わりですか?

348:名無しさん@ピンキー
08/01/01 23:13:40 CJOwtk0p
あけおめです
このスレがもっとにぎわいますように…

349:ディーエス続き 
08/01/02 20:47:54 4sKdpylI
あけましておめでとうございました。
すまん、実家に行ってたw
>>347
まだ続きますよー。
それでは、ドゾー





不敵に笑い、エステルのスカートをめくり、腿を伝い、下着越しに秘部を撫でる。


「!?……っ な……そこ……は」
「なんだ……エステル、ここ、もう濡れてるよね?」


そうは言われても、エステルには何がなんだか分からないようで


「な……にが……っ」
「……分からないならいいよ。むしろ当たり前だからね。」



ディートリヒは薄く笑うとエステル下着をずらし、秘部を撫で始めた。

「っ……ぁあ」

自分でさえろくに触ったことの無い所をなでられ、思わず声が漏れる。

「ぁっ……ぁあ……っ」

つ、とディートリッヒの指がエステルの陰核へと伸び、弄び始める。
すでに硬く勃起したエステルの陰核は感じやすく、エステルはすぐに甘い声を上げる。

「ぁぁ……ぁん……」
「相当感じるのかい?腰が振れているよ?」
「ち……がぁ……ぁんっ」

だんだんと弄ぶのを激しくする。
そのたびエステルは身を捩じらせて本人が意図しておらずとも、悦ぶ。

そして、一瞬エステルの体が跳ねる。

「っぁあああっ……!」
「なんだ、もうイっちゃったんだ?」

聊か残念そうにディートリッヒは笑う。




「ねぇ、エステル、後ろ向いてくれるかい?」

熱に浮かされたような顔でエステルは素直に壁に手をついて後ろを向く。
もう逃げるとか、抵抗するという術が思いつかないようだ。

350:ディーエス続き 
08/01/02 20:48:53 4sKdpylI
ディートリッヒはくすりと笑い、エステルのスカートをたくし上げる。
己の固く勃ったソレをエステルの濡れた秘部にあてがう。


「っ!? いやぁ……いたあぁあああああああっ!!」


破瓜の痛みに耐えかねてエステルは思わず叫ぶ。


「っ……やっぱり処女だからきついね……。」

そういいつつもディートリッヒはエステルの腰を支え動き始める。

「ぁっああんっ ああぁ……っ」

エステルは挿れられたモノの圧迫感と痛みで声が出る。


「あぁ、あんまり大きな声出しちゃうと人が来るよ?……仕方ないなぁ……。」

そう言ってディートリッヒはハンカチを取り出す。
ソレを適当に丸めてエステルの口に詰める。

「っん……っ」

突然口にハンカチを突っ込まれ、エステルは目を見開いたが、すぐにディートリッヒは腰の抽送を再開する。

「んっ……んんぅ……っ!」

口の中のものを取り去りたいのだが、壁に手をついていないと体が支えられない。
くぐもったエステルの声が響く。

「んっ、んんんっ……っ」


もはや泣き声とも喘ぎ声ともつかぬくぐもった声がエステルの口から漏れる。
ディートリッヒはその声をどこか楽しむようにふと笑い、
抽送を激しくした。


351:ディーエス続き 
08/01/02 20:49:59 4sKdpylI



エステルのナカはだんだんと痙攣し始め、エステルの限界がもう近いことを教えてきた。


「っは……エステル……もうイきそう?」
「ん……っふ……んぅ……」


それを肯定と捉えたのか、ディートリッヒはこれで最後だと言わんばかりにエステルの奥を抉るように突いた。


「……っ!!」

声にならない叫びを上げ達すると、エステルのナカが収縮してディートリッヒを締め付ける。

「っく……っ」

ディートリッヒは熱い白液をエステルの中に放射した。


がくり、不意にエステルの膝が落ちた。
慌ててディートリッヒがエステルをささえ、自分にもたれかけさせるようにして座らせる。


「大丈夫かい?少し激しくしすぎたかな?」
「……平気よ。 大丈夫。」

エステルは力なく笑ってみせた。

そんなエステルにディートリッヒはキスを落とす。
キスに応えながらエステルは小さく呟く。

「好きよ、ディートリッヒ。」


悪魔は心の中ほくそ笑みながら呟いた。

「僕もだよ。……愛してるよ、エステル。」


++fin++





お粗末さまでした。
エロとか書いた事ないもんですまん。


そういえばディートリッヒって童貞?


352:名無しさん@ピンキー
08/01/03 00:16:12 zp87Witg
Notチェリーにイピョー

353:名無しさん@ピンキー
08/01/03 03:03:36 YhizgT7+
>>351乙でした
Dは非童貞
遊んでるとまでは言わないけど女には不自由してなさそうな
薄そうだけど

イザークも非童貞
基本的には来るもの拒まず
だけど滅多に来ないので常に初心

勝手なイメージ

354:ディーエス続き 
08/01/04 09:04:42 ms5CLfnE
>>351 いただきましたw

ディートリッヒはそういう勉強はしているけど、実践したことがない?って感じかと思ってた。

355:名無しさん@ピンキー
08/01/04 13:48:59 xcEfe0TQ
mixiに関連コミュはっけん。トリブラ エロで 検索すると出てくる

356:名無しさん@ピンキー
08/01/04 15:29:34 dbTc0JqD
>>353
初心を忘れないイザークバロスww

357:名無しさん@ピンキー
08/01/05 02:15:19 hUiPZSQ8
>>355
身串やってない自分には関係ない話っすね

358:名無しさん@ピンキー
08/01/06 03:06:58 R6WNTNF2
ディーエスキター!
新年から良作来るなんて活きの良いスレなんだ

以前降臨されたアベエスの続きも激しく気になるな

359:名無しさん@ピンキー
08/01/09 00:54:09 s0j/U/o3
とりあえず今年も慎ましく神待ちしております…

360:名無しさん@ピンキー
08/01/13 00:07:54 ymp5d+V7
ホシュ

361:名無しさん@ピンキー
08/01/13 01:35:57 CS/q5cdQ
途中になってるやつは完結させてください
気長に待ってますので、おながいしまふよ…

362:名無しさん@ピンキー
08/01/13 17:09:37 4kQ3jQTz
おながいしまふよ……

363:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:10:19 Q/6xAbI+
ノエルのスリット尼僧服をエステルタンに着て貰いたいぜ

364:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:23:16 1njlAa5J
ノエルの衣装はそれなりに出てるところが出てて、引っ込むところが引っ込んでないと似合わないとおも

私の中ではエステルは痩せててひんぬー扱い

365:名無しさん@ピンキー
08/01/17 00:29:31 Q/6xAbI+
だがそれがイイ!
…ひんぬーで服に着られてる感がw

366:名無しさん@ピンキー
08/01/17 16:12:39 MfW+Dlcb
胸の辺りブカブカか。
なんかいいなw

367:名無しさん@ピンキー
08/01/18 00:20:23 6Mt2Hmh+
ひんぬーWW
…と思ってたんだけど女王服の胸元を見ると以外と大きくない?
シスター服は露出少ないから分らんが。

368:名無しさん@ピンキー
08/01/18 01:03:33 APfrYU/D
コルセットでぎゅむーと寄せて上げて

369:名無しさん@ピンキー
08/01/19 01:59:02 oHdFzAIo
過疎ってるので乳談義に華を咲かせようジャマイカ

カテ様はボディはスレンダーだが、乳はデカイという妄想に耽ってみた
少女の頃からアベルが、わしわし一生懸命揉んでたから

370:名無しさん@ピンキー
08/01/19 14:43:37 8n0W5xM7
トレス君が高速で揉んでるに1票

トリブラで一番おっきいのは誰だ?パウラか?

371:名無しさん@ピンキー
08/01/19 15:41:45 u6+v0np0
もしかしたら狩猟民族と農耕民族の違いなのかもしれない。
狩猟民族はすばやく動いて獲物を仕留めなければならない。
走るためには絶対、胸は邪魔である。
その狩猟民族の名残として貧乳が存在するのではなかろうか?
それに対し、農耕民族はすばやく動く必要はない。
農耕には持久力が必要である。(そんな気がする)
そのためには胸に脂肪をためておいてその脂肪を
徐々に燃やしながら農耕を行うのではないだろうか。
すばやく動く必要もないから胸も邪魔ではない。
なので大きいままになってしまったというのもあるかもしれない。
その農耕民族の発展系として巨乳が存在するのでは?

てなことを誰かが言ってた。

372:名無しさん@ピンキー
08/01/19 16:39:09 Yq9h/Ov1
>>370
いや、モニカタソもなかなか侮れないとおも

373:名無しさん@ピンキー
08/01/19 18:00:21 u6+v0np0
トリブラ女性キャラを当てはめてみてください


爆乳:
巨乳:
並 :
美(微)乳:
無乳:
抉れ:


どれかなどれかな。

374:名無しさん@ピンキー
08/01/19 18:56:31 PMXOABSj
>371
すごい納得した。
で・・・

爆乳: アスト・モニカ
巨乳: エステル(隠れ巨乳)
並 : カテ様・シェラタン
美(微)乳: ロレッタw
無乳:セスタン
抉れ: 抉れって・・・じゃあトレス。マシーンなら、実は男じゃないかもしれんだろ?

375:名無しさん@ピンキー
08/01/19 22:03:11 6Hq39pHr
爆乳:ヘルガ
巨乳: アスト・シェラ
並 : ケイト・エステル
美(微)乳: カテ・ミルカ
無乳: セス
抉れ: 思いつかんw

トリブラは比較的女性キャラが少ないから苦労した


376:名無しさん@ピンキー
08/01/20 21:03:42 Luc98B2l
爆乳:ヘルガ
巨乳: アスト・シェラ
並 : カテ・パウラ
美(微)乳:ミルカ
無乳: セス
抉れ:(個人的希望)エステル

377:名無しさん@ピンキー
08/01/20 23:18:20 OqkgEirK
無乳がみんなセスタンの件w

378:名無しさん@ピンキー
08/01/21 00:14:54 dSwd9Wya
セスタソはつるぺたでなんぼでしょう!







…あれ?今頃家のチャイムが鳴るなんて、なんだろう?
ちょっと見てくる

ノシ

379:名無しさん@ピンキー
08/01/21 00:17:51 oLThNuCK
ああっ!>>378が塩の柱に!!!

380:名無しさん@ピンキー
08/01/21 17:09:27 QjCC+hIf
>>378
ご冥福お祈りいたします。

皆好きだな。乳……

381:名無しさん@ピンキー
08/01/22 12:10:40 CJzvVU/P
乳が嫌いな人なんていません!


爆乳:アストさん、ノエルさん
巨乳:カテ様、モニカ
並 :ケイト、ロレッタ
美(微)乳:ミルカ、エステル、パウラ
無乳:セス、カーヤ
抉れ:思い浮かばん。

382:名無しさん@ピンキー
08/01/22 19:29:24 q2Fg16M+
漏れは乳も好きだが太股も好きだw


383:名無しさん@ピンキー
08/01/22 21:50:34 6E7iXaiV
全裸より、チラリズムが好き

384:名無しさん@ピンキー
08/01/23 18:02:14 d2l7K5Hj
ニーソックスの太股の食い込みが好きです。

シスター服全部ミニスカ、ニーソにならないかなぁ……。

385:名無しさん@ピンキー
08/01/23 20:43:39 Wr3Ine2u
シスターの定義が根本から覆らないと無理だなww

386:名無しさん@ピンキー
08/01/24 17:49:40 QP314FTy
バチカンに膝丈以上出して入るなんて、今の世界じゃ無理だからな。


387:名無しさん@ピンキー
08/01/24 22:34:12 Xrsf1wGL
尼僧服は露出が少いほうが色っぽいと思う

388:名無しさん@ピンキー
08/01/25 12:03:16 pqzE9NFH
爆乳: パウラ、アストさん
巨乳: モニカ、ヘルガ、ノエルさん、カテ様
並 : ケイトさん、シェラ
微乳: エステル、カーヤ、ミルカ
無乳: セス
抉れ: 抉れはひどいwww

一応左にいくほどデカイ、ということで。
でも漫画版のイメージがなかったらもっと違っただろうなw
自分の中で美乳は大小じゃなく形の美しい乳という定義なので外させてもらいやした。
美乳候補はカテ様とシェラかなー。

389:名無しさん@ピンキー
08/01/26 01:33:31 QRFOnIdI
セス「みんな酷いよね。ボクだってなかなかイイじゃない?ね、ほら?」
イオン「えっ…?ち、ちょっ…陛下!?」
セス「そんなに無乳?みんなが正しい?」
イオン「は、早くしまってください!!このようなこと、お祖母君に知られたら…」
セス「ねぇ、どうなの?怒らないから、正直に」
イオン「陛下、お願いですから…」
セス「 申 し て み よ 」
イオン「…将来性に満ちた神々しい胸部にあらせられます…」
セス「………」

390:名無しさん@ピンキー
08/01/26 01:36:18 ZahFBVwT
>>389
イオンタソ、ギザカワイソスwww

391:名無しさん@ピンキー
08/01/26 02:25:53 4gQ+xI1Q
>>389
テラワロスW
頑張れ少年

392:名無しさん@ピンキー
08/01/26 04:43:54 OmEyjpO9
陛下ってば、ご無体なwww

393:名無しさん@ピンキー
08/01/26 10:58:40 xhucyH3d
イオンってかわいそうだな。
好きな女には振り向いてもらえないし、その女は女王になって手が届かなくなっちゃったし。

「エステル、余はそなたのことが好きジゃ!」
「あたしも好きですよ(ニコニコ」

って感じ。

394:名無しさん@ピンキー
08/01/26 19:41:25 KsXoJ4sD
>>389
ワラタ。
塩になる前に逃げて、超逃げて!イオンタソ!

395:名無しさん@ピンキー
08/01/26 23:06:50 T7clWGOC
乗り遅れた感があるけど、参戦
ノシ

爆乳: リリス、アスト
巨乳: カテ、ケイト、
並 : シェラ、パウラ、モニカ
美(微)乳: エステル、ミルカ、セス
無乳:男性陣一同
抉れ: 特にいないんじゃ…


396:名無しさん@ピンキー
08/01/27 10:27:00 N4a6O8mz
>>388
漫画と小説ではみんなイメージ違うよな
アストは漫画では爆乳だけど小説では多分並だし
エステルも漫画では巨乳だしシェラもかなりでかい
このスレは一応小説準拠?

397:名無しさん@ピンキー
08/01/27 10:40:35 txeeSzgD
漫画版は描いてるキヨタソがおっぱい星人だからなwww

398:名無しさん@ピンキー
08/01/27 23:47:51 NOZzXAzK
おっぱいランキングに夢中で忘れてたが俺正座したままだったよ
職人様が来るまでこのまま正座してます

399:名無しさん@ピンキー
08/01/28 00:43:49 yTBXTGCm
>>398
なんか死亡フラグっぽいよ、それだと

400:名無しさん@ピンキー
08/01/29 00:55:13 AhquF3EN
age

401:名無しさん@ピンキー
08/02/02 01:45:46 oVPq7QwH
先生!トリブラエロが不足してます…orz

402:名無しさん@ピンキー
08/02/03 15:17:34 ls25KB43
暇だからセスタンの下着の色でも予想してようぜ

403:名無しさん@ピンキー
08/02/03 16:24:53 aVK+8coP
当てはめゲームでもしようかと思ったけど、
女の下着ってバリエーション多いんだよな。

とりあえずエステルは白にイピョー

404:名無しさん@ピンキー
08/02/03 19:26:12 jd/9psAQ
セスタンはかぼちゃドロワーズだろ。

405:名無しさん@ピンキー
08/02/03 21:32:38 jRcpeIvk
当然ノエルは黒レース

406:名無しさん@ピンキー
08/02/03 22:56:12 hPRclWZG
ヤベェ……セスのかぼちゃヤベェ……アンドレのふんどしよりヤベェよ……
局長はブリーフ。真顔でスクリーマー片手に、ブリーフ一丁で荒波を背に岩に立つ局長をイメージするとマサルさん風味。

407:名無しさん@ピンキー
08/02/04 00:33:49 7d1bZSH/
モニカは上はつけてない、下ははいてないに一票

408:名無しさん@ピンキー
08/02/04 00:39:09 S7VnEueT
ではパウラはノーパン、ニップレス

409:レオン×カテ
08/02/04 15:55:44 tr4jom1d
「報告書は読ませてもらいました」
カテリーナは執務室の窓際で外の景色を眺めた。
その手は絞られたカーテンに添えられている。
「ご苦労様でした、神父レオン」
午後になって間もない。
太陽は高い位置からすべてを照らしていた。
「任務が完了したばかりで申し訳ないけれど」
レオンは浅黒い顔をカテリーナに向けた。
「…引き受けてもらいたい頼みがあります」
「はっ。どちらへ向かいましょう」
「…ここで…個人的な頼みなのです」

しなやかな指先が動きタッセルを解く。
重厚な遮光カーテンが落ち、執務室はその場のみ夜を迎えた。
夜目の利くレオンにはほの暗さを感じる程度。
執務卓のランプを探るカテリーナを黙って眺めていた。
「私は…」
ランプに辿り着けない指先が卓の上を泳ぐ。
その指先がレオンの手に捉えられ、動きを止めた。
いつの間に側に来ていたのか、この男は。
動揺が伝わる前に、レオンの手は離れた。
レオンがランプに触れ、控え目な光を放つ。

一呼吸の間を置いてから、感情を見せない声で告げる。
「私を女として扱ってもらいたいのです」
しかし先ほど触れられた指先は小さく震えていた。
ランプの小明がカテリーナの細い頬を柔らかく見せている。
「任務でありますか?」
レオンは野性的な視線でそれをなぞった。
「断ってもよいのです」
剃刀色の瞳は感情を隠すことには慣れていた。
それなのに。
居心地の悪さに目を逸らす。
「まさか」
レオンは苦笑いを抑えた。
「では頼みます…方法は任せます」

410:レオン×カテ
08/02/04 15:57:21 tr4jom1d
「俺のやり方で任せてもらえるのは光栄でありますが」
レオンはそこで言葉を切るとカリカリと顎を掻いた。
「何か問題でも?」
「この任務は猊下の協力が必要であります」
「………」
「俺ひとりで出来ることじゃないんで」
「…わかりました。任せるからには協力します」
「不敬罪に問うのはご勘弁を」
片腕でカテリーナの細い腰を引き寄せた。
豪奢な金髪に指を通す。
探り当てた小さな耳から通信機を外し、卓の上へ置いた。

「名前を呼んでくれ」
カテリーナの首筋に顔を埋め、その香を深く吸い込む。
「呼んでくれ」
そのままの姿勢でレオンはもう一度乞う。
ゆっくりと貴人の唇が微かに動いた。

「…ォ…ン」
「もう一度だ」
レオンの舌がカテリーナの鎖骨をなぞった。
カテリーナは堪えきれずに息を詰める。
「ぁ……レオっ…ン…」
吐く息が熱を持ち、乱れ始めたのを感じた。
予想よりも初々しい反応に劣情を煽られる。

レオンは僧衣の前を寛げて厚い胸板を晒していた。
「卓の上でいいか?」
「は?」
カテリーナは目の前の巨漢を見上げる。
身に付けていた法衣は床に落とされ頼りないスリップ姿。
「ここはベッドが無いんだ」
「執務室だもの」
当然でしょう、と小さく笑った。
逞しい腕でカテリーナを持ち上げ、卓の上へ座らせる。
膝に置かれた手がその感触を楽しむように動きまわる。
カテリーナは直視出来ず俯いて床を見つめた。

「床に穴開ける気か?」
はっと顔を上げると、思ったより近くでレオンと目が合った。
強張った細い肩を大きな手が包み、広い胸に抱き寄せられる。
優しい動きに逆らえない。
「つかまれ」
レオンの声が身体中に響く。
細い両腕をレオンの首にまわし、その肩に頭をもたれ掛けさせた。


411:レオン×カテ
08/02/04 15:58:25 tr4jom1d
再び触れた手は強弱をつけて膝を撫で上げる。
そのままスリップの裾に滑り込み、太股を登り始めた。
「ゃ…ぁ!」
回した腕に力が入る。
反らされた喉にレオンが唇を這わせた。
大きな手はスリップの内側。
カテリーナの括れた腰の辺りに留まっている。
「ずいぶん煽るな…」
「ここは、嫌」
あ?とカテリーナの顔を覗き込む。
「ソファに…連れていって」
レオンは無言でカテリーナの膝を割った。
「やぁっ!」
羞恥心から必死でレオンの肩にすがる。
「落ちるなよ」
レオンはカテリーナを抱きあげ、ソファへと進んだ。
「…聞いてもいいか?」
レオンはソファに座り、膝の上に跨がらせたカテリーナの髪を撫でた。
「答えられるかわからないけれど」
レオンの胸をまさぐるカテリーナの手つきはぎこちない。
「この任務は俺でよかったのか?」
カテリーナの手はレオンの腹筋に触れた。
「好きな男じゃなくて後悔しねぇか?」
レオンはカテリーナが誰に執着しているのか、興味は無かったが。
「彼は私を抱かない」
お互いの手が動きを止めていた。
「あなたは気付いたかもしれないけれど」
静かにレオンの胸に頬を寄せ、目を閉じる。
「私は一度も抱かれたことが無いの。誰にもね」
そして多分これからもね、と小さく呟いた。
ただの性欲処理じゃない。
道理で怖がっていたわけだ。
がっしりとした腕がカテリーナを抱きしめる。
「初めてが俺でいいのか?」
「…最初で、きっと最後ね…断ってもいいわ」
震える肩がいつもより小さく思えた。
そこへ何度も唇を落とす。
スリップの中へ手を差し入れて愛撫を再開させた。
「まさか。受けた任務だ」

412:レオン×カテ
08/02/04 16:00:52 tr4jom1d
カテリーナの背を撫で、下着を解く。
不意に自由になった胸に心細さを覚えてしまう。
「レオン……レオン…」
名を呼ばれても下着を取り払う手は止まらなかった。
「綺麗だな」
一枚を残してすっかり取り払われた下着はソファの脇に無造作に落とされていた。

膝の上で恥じらうカテリーナの目が潤んでいる。
「…だからそんなに煽るんじゃねぇよ…」
カテリーナの乱れた呼吸に合わせて上下する胸の蕾を口に含む。
口内で形を変え、固く立ち上がる蕾を甘噛みし舌で潰す。
「レオン…!」
もうひとつの蕾も太い指で優しく責め立てる。
「声は出すもんだ。抜かり無いあんたのことだ。人払いしてあんだろ?」
カテリーナの手を取り自分の下腹部に触れさせる。
不自然にベルトを押し上げ、窮屈そうに主張する昂り。
「初心者向けじゃないが」
「…ずいぶん脅すのね」
レオンは軽く笑うと、辛うじて羽織っていた状態の僧衣を脱いだ。
「いや、こう見えて紳士だったような気もするな」
カテリーナをソファに横たえ、腰を持ち上げた。
するりと最後の下着を脱がされたカテリーナは震える膝を強く合わせた。

組み敷かれた体は丁寧な愛撫を受け体温を上げていく。
首筋に顔を埋め、舐め上げる。
赤子のように乳房に吸い付き、その体を強く抱きしめた。
「やぁっ…!」
いつの間にか緩んだ膝の間にレオンが滑り込み、熱く潤った部分に唇を寄せる。
「どこもかしこも綺麗なんだな」
レオンの舌は繊細な襞をなぞり、震える小さな入り口に差し込まれた。
「レオン…!」
捩る体を抑え、入れた舌をちろちろと動かす。
レオンは一度唇を離し、自分の中指を舐め唾液を絡めた。
その指をゆっくりとカテリーナの中へ埋めていく。
「痛くはないな?」
充分に濡れた場所は、レオンのごつごつした太い指を根元まで歓迎した。
カテリーナが頷くのを視界の端で捉え、レオンは指を動かす。

レオンは再びカテリーナの入り口へと唇を寄せた。
指は絶えず出し入れさせたまま小さな陰芽を探り、舌先で転がす。
「だめよ…レオン!だめ…だめ!」
カテリーナの体が細かく震え、脚が突っ張る。レオンは更に陰芽を蹂躙した。
「レオン!だめ…止めて!レオン…!」
一瞬。カテリーナの呼吸が止まり、体から力が抜けたようにぐったりとした。

413:レオン×カテ
08/02/04 16:02:10 tr4jom1d
「悪い、つい熱心になりすぎた」
レオンが顔を覗き込むと目尻に涙の跡がみえた。溜まった涙を太い親指で拭う。
そして安心させるように髪を撫で、優しく抱きしめた。
「痛かったら俺の肩でも噛んでてくれ」
カテリーナの上に覆い被さったレオンは重量感のある昂りを押し当てる。
熱く潤った部分はよく解され、レオンの昂りを優しく包み込んでいった。
途中、カテリーナが眉をひそめて小さく呻き、レオンは進みを止めた。
「…大丈夫よ」
平気、と笑う。そして動きを止めたままのレオンの肩を甘噛みした。

やがてカテリーナの中にすっかり包まれた昂りは、すぐには動かずに時を待つ。
「…何年欲しいかしら?」
「なんだ?」
急に何の話だ、とレオンはカテリーナを見た。
「任務ですもの…刑期軽減できるわ。次の任務に上乗せします」
レオンはむっつりと黙ってゆっくりと腰を引き、また押し込む。
それを何度か繰り返すと二人が繋がっている音が聞こえた。
「レオン…!」
カテリーナはレオンにしがみ付いた。
「あんた…何年…待ったんだ?」
カテリーナに昂りを打ち付ける早さは増していった。
「女として…扱って欲しいと思ってから…何年経った?」
深く穿たれながら、ぼんやりと思い浮かべる。
銀色の髪と、冬の湖のような瞳。愛しいと思ったのはいつからだったろう?
そんな感傷も、与えられる刺激に掻き消されていく。
人間の言葉も忘れたかのように短く喘ぐのが精一杯だった。
「…レオン?」
弱まった動きに、カテリーナが呟いた。
「そろそろ余裕なくなってきたみてぇだ」
格好悪ぃな、と笑いカテリーナの脚を持ち上げ肩に乗せる。
穿たれる角度が変わり、さっきよりも深く繋がる。
「レオン…!だめよ…奥にぶつかる…」
「そうだな、行き止まりだな」
突き上げて、揺さぶる。
レオンの昂りはカテリーナの中に収まった時よりも硬さと大きさを増していた。
柔らかな壁に包まれながら終わりに近づいていく。
「レオン…!レオン!」
最早、カテリーナの唇は喘ぎ声とレオンの名前以外は紡ぎ出せなくなっていた。
レオンを包む柔らかい壁は何度も押し上げられ、ひくひくと蠢いて限界を知らせる。
程なくして、カテリーナの体が大きく仰け反り、持ち上げられた脚が震えた。
後を追うようにレオンの昂りも脈動し、白く濁った劣情を吐き出した。

414:レオン×カテ
08/02/04 16:03:43 tr4jom1d
しばらく繋がったままカテリーナの上に覆い被さっていたが、ゆっくり顔を上げて彼女の様子を窺う。
「よぅ、大丈夫か?」
「…えぇ」
波を滲ませて笑った。
「あんたを抱かなかった男は馬鹿だな…」
ほんと勿体ねぇ、大馬鹿もんだな、と呟いた。
「…レオン」
呼ばれ、これ以上ないくらい近い場所で視線が絡む。しばらく見つめ合うとカテリーナが目蓋を伏せた。
「…ありがとう」
と動いた唇に、レオンは自分のそれを重ねた。
それまで一度も唇を合わせていなかったことなど感じさせない程に、自然なものだった。


「あと一時間ほどで神父トレスが戻る予定ですが、それまで館内の哨戒を頼みます」
カテリーナが纏う法衣には少しの乱れも見当たらない。片眼鏡もイヤリングもロザリオも、いつものように隙が無い。
「はっ、了解しました」
頼まれた神父は、こちらも一分の隙もなく着込まれた僧衣を翻し、執務室を出た。
執務室を出れば僧衣の襟元は寛げられるのであろう。それでいい。いつもどおりで。

「シスター・ケイト、こちらには予定通りに戻れそう?」
カテリーナはイヤリングを弾いた。
「はい、カテリーナ様。トレス神父のおかげで予定より少し早く戻れそうですわ」
嬉しそうな声が温かく感じた。
「そう、それはなにより。なんだかあなたの声を聞くのは懐かしい感じがします」
「カテリーナ様ったら、二時間ほど前にご連絡差し上げたのを忘れましたの?」
豪奢な金髪を、くるくると指に巻き付ける。
「実はソファで少し眠ってしまって。そのせいかもしれないわね」
乱れて解れた巻き髪は唯一元に戻せなかったものだ。
「まあ…!疲れておいででしたのね、戻ったら熱いお茶をお持ちしますわ」
「ありがとう、気をつけて」
通信を切り、カテリーナは執務卓の椅子に腰掛けた。
ふと、ランプが灯ったままだったことに気付く。だめね、溜め息を吐きランプを消して窓を開けた。
部屋の中に溜まった気だるい空気が、まだまだ明るい午後の空に吸い込まれて消えた。

415:レオン×カテ
08/02/04 16:04:40 tr4jom1d
「お久しぶりですねぇ、レオンさん」
防弾ガラスを通して聞こえる声は、どこか暢気で気が抜ける。
〈よぅ、今度は何年だ?〉
悠長な挨拶から緊迫した任務ではないらしいことを感じる。
「レオンさん、ラッキーですよ」
銀色の髪を震わせウフフ、と笑う。
「なんと!9年!カテリーナさんが間違いに気付かないうちに、さっさと済ませちゃいましょう」
〈9年って…さっさと済む内容なのか?〉
「それが…お使いのようなお仕事なんですよ。わざわざレオンさんに出てきてもらうまでもないような」
変でしょう?と首を傾げる。
「あのカテリーナさんでも勘違いはあるんですね…でも9年なんて中途半端です。せっかくだから10年とか」
〈…贅沢言うんじゃねぇよ〉
レオンは相変わらず防弾ガラスの向こうで座ったまま動かない。
「…あれ?レオンさん、断る気ですか…?こんなチャンス二度と無いですよ?」
〈まさか〉
レオンの手元で金属音が響き、自由になった手で頭を掻いた。
〈ミラノ公の勘違いであろうが無かろうが…9年分きっちりこなしてやるさ〉
漸く立ち上がった巨漢の同僚を眩しそうに見つめる瞳は、冬の湖を思わせるが優しさを湛えたものだった。


416:レオン×カテ
08/02/04 16:09:16 tr4jom1d
パンツの話で盛り上がってる中空気読めずにお邪魔しました。

執務室のブラインドがカーテンになってたり、間違いだらけですが。



417:名無しさん@ピンキー
08/02/04 21:31:57 7d1bZSH/
>>416
乾燥していたスレに潤いの神キタ━━(゜∀゜)━━!!
しかし、レオカテとは珍しいが超GJであります!!


418:名無しさん@ピンキー
08/02/04 21:56:27 NQVGx+Bd
>>416
レオカテに萌え死んだ。
神ありがとう!!!!!

419:名無しさん@ピンキー
08/02/05 01:46:56 5FQPmJXa
スレが潤ったよ!

420:名無しさん@ピンキー
08/02/05 09:07:44 NbcJ2uJV
カテ様せつねえええええ
すんごい萌えました。GJ!

421:名無しさん@ピンキー
08/02/05 22:45:55 z1is5pM0
>>416
いいもん読ませてもろた
カテ切ないよカテ

422:名無しさん@ピンキー
08/02/06 00:29:55 Vg39mpJE
>>416
「何年待ったか」の答えが9年ってことか…ちくしょう、ニクい演出しやがるぜ!
この二人、美女と野獣で意外にお似合いだな

423:名無しさん@ピンキー
08/02/06 12:37:33 Y1oyRCPH
凄ぇGJ!
こりゃトレスよりもお似合いかもW

424:名無しさん@ピンキー
08/02/06 13:32:53 G4Fmqhrr
トレスくん、大ピンチですよ!www

425:名無しさん@ピンキー
08/02/08 11:55:54 IEkK6JeD
>>424
卿の発言の意図が不明だ。再入力を。

426:名無しさん@ピンキー
08/02/08 12:14:58 e5B36Vrf
なんというツンデレ

427:名無しさん@ピンキー
08/02/08 21:01:34 4Bx7mmcR
>>425
レオン「俺様の時代ってことだろォォォ!」

428:名無しさん@ピンキー
08/02/09 00:36:12 Kd0MSMRs
>>427
はしゃぐな、おっさんww

429:名無しさん@ピンキー
08/02/11 15:30:33 UPgBPhiv
今週末位にバレンタインネタでSSがうpされてると幸せになる悪寒

430:名無しさん@ピンキー
08/02/11 22:35:42 cWF4Lq7c
>>429
期待するとうpされなかったときにショボーンってなるから、期待しないでおく。

431:名無しさん@ピンキー
08/02/11 23:13:43 bq+JSDKk
期待をすればチョコ掛けエステルタンが見れるわけですね?

432:ユーグ?×モニカ
08/02/12 00:53:18 6nfh7Ybx
極限まで上り詰めた直後、落下していくような波に飲まれた。
仰向けに横たわる体には熱風が今だに吹き荒れている。
夕方から、日付が変わる今まで体を離すことがなかった。


「やっぱり、綺麗な顔の男の方が楽しめるもんだね」
蠱惑的な唇から、はすっぱな言葉が飛び出す。
こっちはまだ息が整っていないというのに。
長い髪が汗に張り付いて鬱陶しい。

「褒めてやってんのに、なんとか言えないのかい?」
この根暗、と悪態まで吐いている。
罵られるのはいつものこと。
相当嫌われている。
「…俺も楽しかった」
ボソボソと呟いたのも気に障ったようだ。
彼女は眉をひそめて大袈裟に呆れてみせる。
「へぇ…そう。そりゃ、どういたしまして」
盛大な溜め息を贈られた。
そういえば日付が変わっていた。
忘れられないバレンタインだ。


「…モニカ………寝るのか?」
ぷいと背中を向けて黙った彼女を揺する。
起きているのは知っている。

「…モニカ………寝るのか?」
まだ応えない彼女を揺する。
聞こえているのは知っている。

「…モニカ………寝るのか?」
いい根性をしている。
そして俺も執念深い質だ。

「…モ」
「うるさい!用は済んだろ?さっさと帰んな!」
ぅぇ…揺れに酔った…と枕に顔を埋めている。


いきなり現れて誘ってきたのはそっちだろう…
また放り出されるのか。

433:ユーグ?×モニカ
08/02/12 00:54:39 6nfh7Ybx
体を起こし、床に散らかった二人分の僧衣をかき集める。

手にした僧衣は俺には小さい。
彼女のものだ。
後ろを振り返る。
彼女はまだ枕に顔を埋めている。

「…揺すって悪かった」
短い髪を優しく撫でてやる。


自分の僧衣を拾いあげると、払い落とされた。
彼女の右手が、俺の体を透過している。
胸から突き出る手は何かを握りしめていた。

「そこまで嫌われているとは知らなかった」
背中から抱き締められる。
「鈍感だからさ」
いくつも傷痕が残る肩に口付けられた。
彼女がゆっくりと握った手を開いていく。

「…バレンタインだろ」
開いた掌から小さいコルクスクリューが姿を現した。
彼女の故郷のバレンタインはコルクスクリューを贈る習わしがあったろうか。
溜め息よりは役立ちそうな贈り物だ。

「…肌身離さず持ち歩く」
ありがたく受けとり、心からの礼を言う。
「そうじゃなくて、冷蔵庫にシチリアワインが入ってるんだ」
あっち、と胸から突き出た右手が人差し指で示す。

おもむろに、それを掴んで口に含んだ。
一瞬、彼女は驚いたようだった。
それでも何も言わずに、こっちの好きなようにさせてくれる。

「ワインはもう少し喉が渇くまで我慢しよう」
「いいよ、喉が渇くまで付き合うよ」
彼女は静かに右手を引き抜いて、ひらひらと振ってみせた。




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