09/08/01 22:20:02 cKtp6TgH
>>821の続きDA☆
待たせた!すまん!
【保管庫に転載してくれている人へ】
文の整合性をとるために一部変更しますた
>>805の変更よろしくお願いします~
というわけで、本編GO
「桜くぅん……」
すぐそばで聞こえるサバトちゃんの声。
ドクロちゃんとはまた違う絶大な破壊力。
この声を聞いて病気になった人もいるとかいう噂もあるだけのことはありました。
そしてサバトちゃんは僕を後ろから、
「ずっと……こうしたかったですぅ……(そーっ)」
と、抱きしめたぁッ!?
「ひょあぁっ!」
あまりの柔らかさと温かさに思わず声が出てしまいましたッ!
ドクロちゃんに抱き締め、いや絞められた時とは比べ物になりません。
あの時はむしろ痛みが先行していましたし。
「へぇえっですぅ!?」
サバトちゃんもびっくりした様子で、(こんな時も「ですぅ」なのは流石)
(ゴキッ)
「うぼあぁっ!」
僕を思いっきり絞め上げました!
あの悪夢、再来―そう、まるで僕は歯磨きチューブのように。
しかし、それも一瞬の出来事でした。
サバトちゃんはまた温かく僕に抱きついてくれるのです。
「サ、サバトちゃん……?」
しばらくそのまま、静寂の時が流れていったのです。
口を開いたのはサバトちゃんでした。
「起きてるんだったら言ってくれればよかったですぅ」
少しすねているようです。でもまだ抱きついたままで。
「ご、ごめん」
そしてまた流れる静寂。
なんともいえない雰囲気。
今度口を開いたのは僕で。
「ねえ、何でこんな?」