ファルコムでエロ小説PartⅤat EROPARO
ファルコムでエロ小説PartⅤ - 暇つぶし2ch684:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:06:34 I7tZsmDn
 体の様子は全て服の中で行われているため、アルウェンには何も見えない。しかし、うごめく服は自分が弄ばれていると自覚させるには十分だった。
 乳首を包んだ触手が、くい、くいと上に引っ張り上げられる。触手にはあまり力はいのか、引っ張る力は弱い。それが逆に、アルウェンに痛みを感じさせずもどかしさのみを伝えていた。
 全身で遊ばれ、次第に興奮しだしたアルウェンの乳首は勃起しだす。かちかちに自己主張してるのが自分でも分かり、アルウェンは顔を朱に染めた。
 乳首は包まれたまま、上下左右に動かされる。動悸が早くなり、乳首の感度がましていく。
「あ……んあぁ……んっ! はぁ……んあぁ……んっ!」
 アルウェンの喉から、切ない吐息が漏れる。乱暴さなど一切ない、労わるような魔物の愛撫を、アルウェンは拒絶できなかった。
 いままで包んでいるだけだったニップルリングが上下に動き、アルウェンの乳首をしごき始める。ぞくぞくと背筋が震え、乳首はもっと苛めて、と叫びながら大きくなる。
 乳房全体にヒダが絡みつき、にちゃにちゃと音を立てながら撫でた。触手が乳房の根元を包みながら背後に通され、ぎゅっと胸を寄せて淫靡に目立たせる。それさえも弱く、甘い刺激だった。
 体には足先、指先まで触手が絡みつき、ゆっくりとヒダを歩かせる。ナメクジが全身を通っているような感触であるのに、嫌悪感を感じられないのに恐怖した。
 襟から、体を撫でていた触手が覗く。触手はそのまま服から這い出て、アルウェンの首、顎をゆっくり撫でて唇に触った。
 唇にヒダが擦り付けられる。僅かに出ている体液が唇に溜まり、アルウェンの唾液と混ざり合い舌に流れた。
「んぅ……あ、はぁ……」
 アルウェンは自分の唾液と混ざり合った液体を、熱い息を吐きながら飲み込んだ。ちょっと塩辛くて生臭い、そして甘い液体をアルウェンはまるで蜜のように感じた。
 その液体を飲むと、何故か意識が朦朧としだす。今まで考えていた事が瞬時に溶け、今あるがままを受け入れる。嫌悪感と羞恥心は幸福感と快感に変換され、受け入れられなかった感覚を積極的に要求しだす。
 口の中に触手が進入してくる。触手は口の中を撫でた後、ヒダを丹念に舌に塗りつけて絡みついた。
 舌はアルウェンが何もしなくても、触手にあわせて踊った。力のない弱弱しい触手を導くように舌を踊らせ、ヒダの間を丹念に舐めてきれいにする。
「んあ……はん……れろ……んちゅ……ごくん……んちゅ……くちゅ……ごく」
 触手の為に口の閉じられないアルウェンは、その淫猥なダンスの音を隠せなかった。恍惚とした顔で触手を舐め上げるアルウェンに、それを恥ずかしいと思うだけの羞恥心が残っているとはとても思えなかったが。
 口の中に溜まった液体を、躊躇することなく飲み込む。禁断の蜜のようなそれは、舌で撫でればまた口に溢れるだろう。口の中も舌も、どろどろの粘液に包まれている。それでもアルウェンは舌を触手に這わせて、蜜を得ようとした。
 アルウェンが飲み込みきれない液体は、口の横から零れて水面に落ちる。恥辱の逢瀬の他に響く、唯一の音だった。
 乳首をしごいていたニップルリング型の触手に変化が現れる。上下に動いていたそれは動きを止めて、縛っていた乳首を緩める。力が弱いとはいえ、絞められていた乳首は血の回りが悪く、一気に血が流れた事でじんじんと熱くなった。
 触手の先端から極細で柔らかい針が何本か飛び出て、乳首の先に重ねられた。ゆっくりと触手は近付いていき、針が乳首に突き刺さる。
「ん!? んぶうぅ!」
 アルウェンの体が跳ね上がり、目が見開かれる。半ば茫洋としていた意識が覚醒し、口から蜜が零れ落ちた。
「んあ……らにを、しへいる。わらしのからだに……いっひゃいらにをしたぁ……」
 背中をびくびく震わせながら、アルウェンは詰問した。触手の針がずるずるとアルウェンの胸の奥まで侵入しているのが、感触で分かる。それなのに……、とアルウェンは怯えた。
 乳首から針を刺され確かに恐怖心がある筈なのに、痛みが全く無かったのだ。針はその柔らかさを生かし乳腺を通り、乳房を内側から犯していた。
 恐怖心に負けたアルウェンは、体を揺すってなんとか針を引き抜こうとした。しかし、絡みついた触手から再度電撃が放たれ、再び抵抗力を奪われる。
 針が胸の中を通るたびに、ぞくぞくと形容しがたい感覚が襲った。もぞもぞと動きながら乳腺を掻き分け刺激し、その度にアルウェンの背筋が震える。時折道に詰まった針が、乳腺の中で小さく暴れ神経を薄皮一枚内側から快楽に溺れさせる。

685:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:07:26 I7tZsmDn
 自分の体はどうなっているのだ、恐怖と悦楽に犯された頭でアルウェンは自問した。行為の全ては服の内側で行われており、撫でられ辱められている事はわかっても、それがどうやって行われているかは全くわからないのだ。
 唯一分かるのは、半透明でヒダのついた淫猥なイメージを与える触手が、アルウェンの舌が止まった事に焦れて舌を働かせようとしている事だ。
 舌を囲んで這い回る触手に、動かさぬように力を入れて耐える。ヒダは触手の動きに合わせて口内をねちねちと這い回り、粘液を擦り付ける。口の中ではそこらじゅう粘液が糸を引き、開ききった口はてらてらと光っていた。
 いつまで経っても再開しないアルウェンに怒ったのか、えれくとくらげが発光する。その様子に、アルウェンはびくりと震えた。このまま意地を張れば、今度の電撃は口の中に流れてくるだろう。
 いくらアルウェンの体が真祖の吸血鬼のものであり、恐ろしく丈夫で蘇生に近い再生が出来ると言っても、脳を焼かれてまで大丈夫かは分からない。死の恐怖に怯えたアルウェンは、舌での奉仕を再開するしかなかった。
「ぴちゃ……んわぁ……くちゅ……くちゅ。ぢゅず……くちゃ……ねちゃ、ぐちゅ……こ、れ……くちゅ、む……くちゃ……りぃ」
 アルウェンは舌をゆっくり動かし始める。ヒダの合間に舌を差し込み、隙間を丹念に舐め取る。粘液はどろどろとアルウェンの舌の上を滑り、喉の方へと落ちていった。
 溜まった粘液が呼吸を阻害し始めている。舌も粘液と触手の為に動かしづらく、結構な力を入れなければならかなった。それでも飲み込まぬようにとアルウェンは耐えていた。
 アルウェンが粘液を飲み込まぬよう努力している理由、それは、この粘液はとても気持ちよく美味しかったのだ。汚物と思っていたそれは蜜となり、アルウェンから抵抗する心を少しずつ奪っていく。
 体を撫でる触手も、最初は気持ち悪いだけだったのに今では気持ちよく感じてしまっている。
 何度か粘液を飲んでしまったアルウェンは分かった。これは蜂蜜だ。体と心を蕩けさせるための、甘い麻薬のような誘惑を持つ蜂蜜なのだと。粘液で満たされた口の中は、何もしなくても脳を心地よく刺激している。
 これを飲めば体が作り変えられてしまう。そういう確信があったからこそ、アルウェンは粘液を飲むのを拒絶した。
 口をすぼめて、粘液を吐き出そうとする。しかし、またえれくとくらげが光った。粘液を吐き出したら、また電撃を撃たれてしまう。
 飲めば体が変になるが、飲まなければ強烈なお仕置きをされてしまう。死の恐怖を思い出してしまったアルウェンは、えれくとくらげの脅しに屈服するしかなかった。
「くちゅ……ちゅぐ……こく……くちゃ……ごくん。ちゅ……ちゅる……じゅる……ごく」
 そのまま飲み込もうとしたが、それは粘液の粘度が高すぎて無理だった。辛うじて吐くのを堪え、舌で唾液と混ぜ合わせ少しずつ飲み込む。口をすぼめて音を立てながら混ぜ合わせ、触手に吸い付いてフェラチオをするように奉仕した。
 粘液を飲み込むごとに、快楽と幸福感が増す。恐怖感と必死さは薄れていき、生臭い粘液は再び極上の蜜に変わる。まるで上質なベッドの上で寝ているかのような安心感が生まれ、思考を鈍らせようとする。
 それでもアルウェンは、混濁する意識を押さえつけてなんとか自分の意識だけは保ち続けた。
 口の中に溜まっていた蜜を飲み終わり、新たに出てくる蜜を処理するだけになると少し余裕が生まれた。その余裕のせいで、今まで気にする余裕が無かった胸の刺激が直接快楽を伝えてくる。
 針は胸の内側から肉を柔らかく揉みほぐしていた。幼く膨らみが少なく硬いアルウェンの胸は、触れば溶けそうなほど柔らかくされていた。外側から表面のみを揉まれたのではない、内側と外側の両方からの刺激によってのみ可能な柔らかさだ。
「こわひ……ちゅっ……こんなの……くちゅ……ちゅる……やめへ……くれ。んっ……ちゅる……ちゅぅ……へんら、くちゅ……くちゃ……んだ」
 アルウェンは言いようの無い恐怖感を感じた。自分の体がいいように弄ばれているのに、えれくとくらげの望みどおりに変質させられているのに、アルウェンが感じているのは喜びだった。こんなものは嫌なはずなのに、改造していただいているという考えが浮かんでいる。
 舌での奉仕には、熱が入ってきている。仕方なく、で始めた行為のはずなのに自分から望んでやっている気さえしていた。
 乳腺の先端まで到達した針は、それでもなお進もうとした。左右に振れながら薄皮をつつき、乳房を内側から揺さぶる。胸全体に熱く熱がこもり、ぞくぞくと被虐の悦楽が襲い掛かってくる。

686:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:07:48 I7tZsmDn
 やがて先が無い事を理解すると、針の進行は止まった。アルウェンはその様子にほっとしたが、それも一時のことでしかなかった。急に、胸の中がぞわぞわとうごめきだし、びくんと体が跳ねる。
 針が枝分かれを起こして、他の無数にある乳腺に進入しだしたのだ。乳腺は乳首から木の枝のように複数に分かれながら存在する。進入した針は、その一番奥深くにあるものにだけ進入していたのだ。今度は正真正銘、乳腺の一本も残さず胸の全てを征服された。
 いままでまばらだった乳房の刺激は、今度は満遍なく全てにいきわたる。乳腺の全てを丹念に開かれる行為は、心臓を握りつぶされるほどの刺激を伝えてきた。
「んぶ! ふぁああぁぁぁぁ!」
 蜜と触手に舌を絡め取られたまま、アルウェンは絶叫した。その拍子に蜜を大量に零してしまい、アルウェンはさっと顔を青ざめた。
 視界が一瞬白に染まり、一瞬意識が飛んだ。口の中に溜まっていた蜜が一斉に喉に押し寄せ、吐き出しそうになる。
 吐いてしまえば、またお仕置きされてしまう。電撃の恐怖が首をもたげ、呼吸ができない苦しみを堪えながら飲み続ける。吐いたら怒られる、その思いのみが必死に喉を動かさせた。
 苦しいはずなのに、喉がじんと熱くなる。限りなく原液に近い蜜が喉に張り付いたため、この苦しみすら快楽に変換し始めている。そんなはずない、と頭で必死に否定しながら、唾液で少しずつ流すことしかできない。
 蜜を飲み込むと電撃の痛みと恐怖が薄れ、また幸福感で思考を掻き乱される。妥協と屈服に被虐の幸福を覚えさせられ、反骨心が潰れていく。アメとムチを使い分けた、効率的で慈悲のない完璧な調教だった。
 針は乳腺の侵略を完全に終了していた。最早乳房はアルウェンのものではなく、快楽や動きさええれくとくらげに支配されている。そして、その支配の手は半ばアルウェン自身にさえ届いていた。
 恐怖と快楽と蜜、この三つによってアルウェンは殆ど抵抗する事を諦めている。最後まで抵抗しているのは、僅かに残るアルウェンの意識と杖を強く握り締めたままの右手だけだ。だが、たったそれだけの抵抗も、えれくとくらげは良しとしなかった。
 胸が内側から圧迫される。その指先から脳天まで行き渡るほどの衝撃は、アルウェンに全身を痙攣させた。
「いやっ、おっ、おっ、おっ……おああぁぁぁぁ!」
 びくんびくん震えながら何が起きたのか、と自問するがそれは無駄だと分かっていた。自分の状況を知る術などないし、元より与えられたものを全て受け入れれる以外に選択肢はない。
 アルウェンの見えない服の内側の、さらに乳腺の中では、針が膨らんでいた。乳房は一回りほど大きくなり、おもいきり張っているのが分かる。
 針は乳首のあたりから膨らみ始め、先端に向かって進んでいく。肥大化が進むたびに、アルウェンの体はびくびくと震えた。
 指一本動かす事が出来ないほどの強烈な刺激であったにも関わらず、アルウェンは忠実に蜜をすすり続ける。まるで意識以外の全てが別の生き物になってしまったかのようだった。
 胸の外から与えられるヒダの愛撫が、アルウェンに心地よさを伝える。逆らわなければこんなに優しく愛してもらえるのだ、だからもう全て身を任せてしまえ、と胸が訴えてきた。アルウェンはそれを全力で否定しつつも、既にそれに限りなく近い状態であるのは自覚してしまう。
 アルウェンが精神的に屈服するのは、そう遠い話ではない。それを理解したえれくとくらげは最後の調教に出た。
 膨らんだ針が、縮みながら先端から何かを出した。体の内側から感じる冷たい液体の感触は、アルウェンもしっかりと感じ取る事が出来た。
 液体はゆっくりと排出され、縮む針の隙間に入り込むように乳腺全体に広がっていく。液体は母乳を生産する場所、腺房にまでじっくりと染み渡っていった。
 どくん、と急激に動悸が早くなる。心臓の音が聞こえそうなほど脈打ち、乳房に幸福感が満たされていく。
 蜜を直接胸の中に流し込まれた事に気づいたアルウェンは、青ざめて絶叫した。
「や、やめ……ごくん、それだけは……くちゅ……こく、やめてくれ……。おかしく……こく……ちゅる……こんどこそ……くちゃ……おかしくなるぅ!」
 たとえ電撃を食らっても暴れだしたいほどの恐怖を感じた。これほどの激情であっても体は言う事を聞かず、おとなしくされるがままである。口もいくら嫌だと言っても、蜜を飲み続ける事をやめなかった。

687:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:08:14 I7tZsmDn
 えれくとくらげが定めたルールさえ遵守すれば、おしおきはされない。例えどれほど罵詈雑言を吐こうとも、体で抵抗しなければ幸福を得たままでいられる。従順になったアルウェンの心がそれを理解しているからこその、言葉だけの抵抗だった。
 乳房を犯す蜜は、幸福感を増幅しながらアルウェンの精神に訴えかけた。抵抗する心を削りながら、意識を沈める。
 アルウェンの目から力がきえ、とろんと溶けだす。蜜が作り出す幸福の麻薬は強力で、アルウェンの心を別の何かに変えようと躍起になる。
 蜜はどんどん吸収されていき、減った分だけまた蜜が注がれる。
 乳房を人間では不可能な動きで揉みしだき、蜜が吸収されるのを助けていた。
 外から全身に塗りたくられた蜜と、乳房の内部から吸収させられる蜜、そして口から飲み込んだ蜜。この三つで、アルウェンの体に蜜が届いていない場所はない。特に乳房は念入りに吸収させられ、感度は桁違いになっている。
 自分はもう限界だ、そう考えるアルウェンは焦りながら逃げ出す方法を考える。しかし、なぜ逃げる、幸福を手放すな、逆らってはいけない、気持ちよくしてもらう、という思いが胸からせり上がり邪魔をする。
「い……い、のか? いや……いかん……けど、気持ちがいい……やることが……けど、しあわせ……」
 思考すらアルウェンに反逆し、逃げるという考えを良しとしない。その間にも、どんどん蜜は注がれ吸収され、抵抗の意識が敗北を続ける。
 乳腺の中の針が、電撃を放った。お仕置きのように強力なものではない。胸を活性し刺激を与え、蜜の吸収を助ける。
 柔らかく解された乳房が、さらに柔らかく溶かされる。触ったら崩れてしまうのではないかというほど柔軟に変貌を遂げる。ぴりぴりとした刺激が胸中に走り、その快楽は留まる事を知らない。
 外観のみの話で言えば、アルウェンの胸は犯される以前とそう大差ない。乳首のサイズがそう大きくなったわけでもなく、乳房も精々一回り半大きくなっただけだ。
 元のサイズが小さいのだから、ちょっと大きくなったとしても十分常識の範疇だ。それも、中の蜜が吸収し終われば元の大きさに落ち着くだろう。
 しかし、その中身は以前とはまったく別物だ。感度はありえないほど上昇し、媚肉の柔らかさは極上の肉に勝る。なにより、胸から得られる快感はそのまま幸福として受け取れるように神経まで改造されている。
 なおも電撃は続いた。媚乳の改革を促進し、さらに増大しながら。乳首は勃起を持続し続け、刺激してくれと言わんばかりに泡立つ。
「ちゅる……あ、はぁ……もっと……ほしい……くちゃ……きもち……ちゅうぅっ……よすぎる。むね……ちゅば……もっと」
 アルウェンが濁った目で訴えかけた。正気の色を殆ど失い、与えら得る快楽と幸福に依存する比重が大きくなる。
 抵抗を続けるのは難しかった。たとえ与えられたものであろうと、得たものであろうと、幸福には違いないのだ。過程が違うだけであり、得られるものは変わらない。
 針が後退を始めた。人格にさえ影響を及ぼす媚乳の作成は、アルウェンの懇願により完成を見せた。
 アルウェンの美しい顔は、今は面影も無い。いや、美しさは同等のものだが、別種の美貌になっていた。
 強くきりりと構えられた眼光。自信と誇りが感じ取れる顔つき。それらは失われた。
 今のアルウェンは、粘液でべたべたに汚した口。垂れ下がり色を失った瞳。快楽で火照り赤く染まった肌。それに加え、幸福感に浸かりきった溶けた顔が全てだ。
 以前の強さは全く感じられない。その代わりに、他者に全てを明け渡し従順になりきった、雌特有の淫猥な美しさがある。アルウェンの美は、少女にして雌である事、それだけに収束していた。
 抜け出る針は進入する時の優しさを忘れ、乱暴に暴れながら引き抜かれる。乳腺の中で肉に接触するたびに、そこから強めの電気がながれ胸を快楽に焼いた。
 針は抜き出されながらも、大量の蜜を出し続ける。隙間を遊ばせておく余裕はないとでも言いたげに満たしていった。
 じゅる、と音を立てて針が引き抜かれる。
「ふお……お、お、お、おああぁぁぁ……ひゃん、あぁぁ!」
 その乱暴な引き抜き方は、アルウェンに胸を犯されていると思わせるには十分な刺激だった。針は抜かれながらも蜜を出し続け、乳腺は粘液でいっぱいにさせられる。
 針が全て引き抜かれるのと同時に、アルウェンは胸を突き出して全身を痙攣させた。陸に放り出された魚のようにびくびく跳ね、絶頂を迎える。
 胸から異物が引き抜かれてもなお、蜜は殆ど出てこなかった。粘度が高いために、乳房に圧迫されながらも排出を拒んでいる。

688:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:08:56 I7tZsmDn
 触手の先端が丸く広がり、乳首に押し当てられた。それはぴったり乳輪の大きさで、空気を抜かれながら乳首の形に張り付く。きゅっと乳首が締められ、触手が千切れる。これで中の蜜が飛び出る事はなくなった。
 ずっと口を犯していた触手が、口から引き出される。アルウェンの口と触手を何本もの糸が伝うという卑猥な光景を残した。最後まで触手をしゃぶり、今も惜しげに舌で追っていたが口を閉じ、まだ口内に残っている蜜を大事に飲み込む。
 胸を刺激する触手の勢いが弱くなった。それを残念に思いながら、アルウェンは次の行為を大人しく待つ。
 えれくとくらげは全身をやわやわと撫でるだけで、何もアクションを起こさない。アルウェンはそれを濁った目でじっと見続けた。
 えれくとくらげはアルウェンが抵抗しないのを確認していた。刺激を弱くしても、アルウェンは期待する目で見上げるだけで、指一本動かさない。
 じゅる、とえれくとくらげの中心部分から、太い触手が出された。今までのものとは違う、太くてヒダの少ないものだった。それがアルウェンの目の前に差し出される。
 びくり、とアルウェンが震える。目の前に出された太い触手が最後の仕上げなのだと悟った。これに奉仕をする事で、本当にアルウェンは雌として完成する。
 どうする、と問うかのように、太い触手はアルウェンの眼前から動かない。漂う様にゆれながら、アルウェンが自分から奉仕するのを待った。
「どう……する? 私は、やらなきゃいけない事が……。しかし……これで……」
 すぐにそれを口に含むことはできなかった。最後に残った一握りの意識が、ここが最後のチャンスだと告げる。
 成功する訳がない。魔法よりも電撃の方が早いだろう。おしおきは怖い。
 どうしようか、と考え続ける時間は強制的に終わらせられた。胸に絡みつく触手が、強く動き出した。
 乳首は再びしごかれ、乳房は揉まれるのとヒダで愛撫されるのの二段攻撃。さらに、乳首の先端を触手がこりこりと押し、こね回しながら弄び始めた。
 抵抗の意思は一瞬で吹き飛んだ。雌になればこれから幸福と快楽の中でのみ生きられる。いっぱい胸を揉んでもらって、奉仕をして、気持ちよくなる。アルウェンがそれだけを求めるように変えられていった。
 舌を伸ばしながら、顔を触手に近づけていく。右手から力が抜けていき、杖が落ちそうになった。
 触手を口に含む瞬間、えれくとくらげの体が大きく泳いだ。アルウェンは驚愕に目を見開き、右手を強く握り直す。最後の力を振り絞って、一握りの抵抗し続けていた意思をつなぎとめる。
 体が落下を始める一瞬で確認したのは、しびれまんたがえれくとくらげに体当たりした事だった。
 えれくとくらげの触手が、発光しながらしびれまんたを捕らえようとする。アルウェンに、そんな事をさせる余裕を与えるつもりはなかった。
 杖を振り上げて照準をえれくとくらげに合わせる。そして、アースインパクトの魔法をえれくとくらげに直接叩き込んだ。
 大地を操り、また粉砕する魔法は、えれくとくらげの内部でその力を発現した。体が振動しひび割れ爆散する。
 水に落ちたアルウェンは、慌てずに下を把握して水面から顔を出した。正面には、しびれまんたが心配そうにアルウェンを見ている。
 しびれまんたの頭を撫でて、アルウェンは微笑む。
「すまぬな、世話になった」
 きゅー、と鳴きながらしびれまんたは喜び、泳いで去っていった。
 今回ばかりは助けられた、と素直に思う。最後に助けられなければ、本当に引き返せなくなっていたかもしれない。もっとも、しびれまんたの"じゃれつき"があったから遅れを取ったのも事実だが。
 そうだとしても、上位の存在に逆らってまで自分を助けてくれたのだ。それを思えば、しびれまんたと友好を交わしたのは間違いでないと断言できる。
 アルウェンはしびれまんたの無事を祈った。多少なりとも情は涌いているが、危険な道中あの子を連れて行くわけにはいかないし、なにより水の中から出られない。魔力さえ回収してしまえば、もうオルディウム神殿に来る事もなくなるだろう。恐らくこれが今生の別れになる。
 水に腰までつかり、粘液を洗い流す。気を抜くと粘液を掬い上げ、すすってしまいそうになった。全身はまだ熱を持っており、今すぐ体中をまさぐりたくなる。
 何処よりも重症なのが胸だった。粘液で張り付いた服を離そうとするだけでイきそうになり、幸福感がこみ上げる。涙を堪えながら長時間かけて、やっとの思い出服を胸から引き剥がす。
 襟口から見えた乳房はぱんぱんに張り、乳首に透明感のある物体が吸い付きながら覆いかぶさっている。

689:アルウェンRPG 02.オルディウム神殿編
09/08/20 21:09:17 I7tZsmDn
 乳首に張り付いたものを取る勇気は、アルウェンにはなかった。触れただけで心をぐちゃぐちゃにかき回されるのは目に見えている。
 服を脱げば胸が擦れる。それだけは避けたかったアルウェンは、水を手で掬い少しずつ粘液を洗い流すしかなかった。体に張り付いた粘液は、手で洗い流すのは怖かったので何度も水をかぶる事で済ませる。
 それですら胸に水が流れれば快楽を得ていた。
 一通り洗い流し、前かがみになりながら進んでいく。出来る限り胸を刺激しないための処置だ。
 ゆっくりと魔物に遭わないように進んでいく。幸いにも、魔物に遭う事はなかった。気配からしてアルウェンを避けているようだ。えれくとくらげを排除するほどの相手に楯突く気は起きないのだろう。
 やがて庭園らしき場所に着く。神殿内部と違い、ここは昔の情景を濃く残している。おそらく魔物にあらされていない為だ。つまり、ここならばゆっくりと休息をとる事ができる。
「やっと……休める」
 アルウェンは弱弱しく声を出し、その場に座り込んだ。顔を赤く染めているのは、疲れのためではない。
 体の調子は大分戻ってきている。しかし、胸だけはどうにもならなかった。肉体の自浄作用が蜜の快感をなくしていきはしたが、神経細胞のレベルで変質し調教された胸は戻らない。
 体が、胸は今の状態が正常だと認識してしまったのだ。これから先、一生このままだろう。胸を触られれば、たとえどんな相手だろうとどんなに嫌だろうと幸せになってしまう。
 なにより精神の奥深くまで、胸は快楽を得るものだと刻み込まれてしまった。たとえ以前の体に戻ったとしても、胸を触れば快楽を信じてしまう。アルウェン自身も、もはや経験が皆無であった性を強く意識せずにはいられない。
 肉体も完全に元通りとはいかない。胸の影響を受けて変化を受け入れやすくなった体は、蜜の効果が抜け切ったとしても今までより遥かに敏感になっているだろう。
 あまりな屈辱に、強くした唇を噛む。涙だけはなんとか堪えた。
 元のサイズまで戻った胸の先端に、縮んだ事でたるみが発生し取れやすくなったニプルキャップもどきがある。
 指先でたるみをつまみ上げる。それだけで快感が走り、甘い声を漏らしてしまう。それでも意を決して力を要れ、一気に引き剥がす。
「ひゃあぁっ!」
 たったそれだけであるのに、アルウェンは背を仰け反らせショーツに愛液を噴き出した。目じりは垂れ下がり、雌の顔が覗く。
 もう一つにも手を伸ばし、一気に引き剥がす。淫らな顔を顔を隠しもせずに、その快感に浸った。
 最後の一撃がとどめとなり、脳をかき回す。我慢の限界を突破してしまったアルウェンは、おもむろにスカートをたくし上げた。
 ショーツに守られた恥丘は、半乾きだったのにまた中心から新たに濡れていた。指を伸ばして、以前あおじぇりーに凌辱されたクリトリスと尿道を弄る。胸に触れるのだけは、自制心よりも恐怖心が止めさせていた。
 にちゃにちゃと音を出して、愛液と媚肉の感触を楽しんだ。ショーツがぐしゃぐしゃになるのも気にせずに、二箇所を思うがままに刺激する。頭はかつての刺激を反芻しながら、凌辱を再現しようとしていた。
 終わりは早かった。唯でさえ敏感になっている体に、強力な刺激を与えたのだ。それも当然だろう。
 尿道から潮が吹き出て、続いて黄金水が漏れる。黄色い液体は愛液を洗い流しながら、ショーツと指に黄色い染みを作り出した。
 尿が出ているにも関わらず、アルウェンは弄るのを辞めない。黄色い液体はあたりに撒き散らされ、水溜りを至る所に作っていく。
 跳ねて飛んだ尿はオーバーニーソックスにも染みて、変色させる。
 黄金水の終わりと同時に、アルウェンの変態的な自慰も終わった。しばらく放心しやがて頭が働きだすと、自分の惨状と尿の異臭に自らの浅ましい行為を自覚する。
 真っ当な行為ではない。それでもやめられなかった。自分の体は変わってしまった。
 泣く事も許されないアルウェンは、その事実にうなだれるしかなかった。

690:アルウェンRPG
09/08/20 21:10:55 I7tZsmDn
以上です。続き自体はあと校正を残すのみなので、多分来週も更新できると思います。
あと、今回からナンバーを付けました。自分が分からなくなるからです。
鬱陶しいと思いますが、ご了承下さい。

691:名無しさん@ピンキー
09/08/20 21:17:04 csGwZRXj
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・


ふぅ。けしからん。

692:名無しさん@ピンキー
09/08/20 21:33:02 FzhxtYv3
うp乙!! 長かったぜぇ……半年待ったかいがあったというものだ

693:名無しさん@ピンキー
09/08/21 00:38:19 1ESfO6ku
っと。うpおつです。前回のBADENDを見返すと、次のBADENDも期待せざるを得ないwww

で、このRPGはどこまでやるんですか? 城で終わる? ラスダンまで行く?

694:名無しさん@ピンキー
09/08/22 22:59:30 D0OLekGE
いつの間にか更新来てたのか。うpおつです。
下がりすぎだけど、スレ上げたほうがいいのかな?

695:723
09/08/23 21:53:11 mNuCUlWQ
誰もいない・・・のか(´・ω,';,';,',

696:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:52:14 zVRD9bQ7
リベルアークでの戦いが終わり、エステルとヨシュアは一時ロレントの自宅に帰ってきた。
小さな仕事を受けたり、釣りをしたり、デートをしたり・・・。
そんなある日の夜。

コンコン。
「ん・・?」
うっすらと眠りに落ちかけていたエステルだが、ドアのノックがそれを阻んだ。
「だーれ?」
「誰って・・僕だよ、エステル」
「ヨシュア?どうしたの?こんな夜中に・・」
「ちょっと野暮用。鍵、開けてくれない?」
「う、うん」
エステルは鏡で髪を軽くセットすると、ドアを開けた。
「や。エステル」
「用って?」
「ここじゃなんだから・・・」
ヨシュアはそう言ってエステルの横を通り過ぎると、ベッドに腰を下ろした。
「エステル、ここ」
ヨシュアは自分の横を指差す
「え?」
「こ・こ」
「えっと・・・」
「座らないの?」
「う、ううん。座る・・」
エステルはおずおずとヨシュアの隣に腰を下ろした。その刹那、ヨシュアの手がエステルの腰に回される。
「よ、ヨシュア?」
「好きだよ、エステル」
「私も、ヨシュアが好き・・」
どちらともなく唇が重なり、ヨシュアの舌がエステルの舌に絡まり、二人はしばらく濃厚な口づけを楽しんだ。


697:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:53:29 zVRD9bQ7
口づけが離れると、ヨシュアはエステルの寝巻を脱がせてベッドに座らせた。
「うう・・・恥ずかしー・・」
エステルは耳まで真っ赤になって、両手で乳房と性器をヨシュアの目から遠ざけた。
「可愛いよ、エステル」
「むー・・よ、夜ばいなんて誰に習ったのよバカヨシュアぁ・・」
「・・漆黒の牙として、身につけなきゃならない技術だったから・・」
「あ・・・」
「・・・冗談だよ。僕が今こうしてるのは男としての本能みたいなもの、かな」
「本能?」
「そう。・・好きな女の子と交わりたいって本能」
「それなら私も・・かな。私もヨシュアと・・ま、交わりたい・・」
「・・じゃ、エステル、こっち来て」
ヨシュアはエステルを自分の膝の上に座らせると、自分たちを鏡に写らせた。
「・・・誰かさんみたいに悪趣味ねぇ・・」
「そう?そんなこと言うと・・・」
「ひぁっ!?」
ヨシュアはエステルの両乳房をわしづかみにして、円を描くように揉みはじめた。
「ふあ・・よ、ヨシュアぁ・・!」
たぷん、たぷんとエステルの乳房がヨシュアの手の中で様々に形を変えていく。
「エステル、気持ちいい?」
「うん・・・ヨシュア、下も・・触っていいよ?」
「・・・うん」


698:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:55:14 zVRD9bQ7
くちゅっ・・
エステルの膣にヨシュアの指が挿入される。
くち・くちゅ・・くちゅくちゅっ・・
「ヨシュアぁ・・」
「気持ちいい?エステル」
「気持ちいい・・よぉ・・」
「そっか」
ヨシュアは愛撫しながら鏡で冷静にエステルを観察していた。
小さくもなく、大きくもない、ただヨシュアの感じる美しい形をした白いエステルの乳房。その頂点はきれいなピンク色で、ぷっくりと隆起している。
縦になったヘソとキュッと締まった腰周り。
美しい太もものライン、愛液でぐっしょり濡れた秘部。
ズボン越しに感じる引き締まったヒップの感触。
「・・・っ!!」
刹那、ヨシュアは頭が真っ白になり、びくんびくんと下半身を痙攣させた。
「・・・あ」
「ヨシュア?」
汗だくで上気したエステルが、心配そうに振り向く
「だ、大丈・・」
「ウソ。・・射精したんでしょ?まだ、入れてもないのに・・」
エステルはヨシュアの懐から立ち上がると、ヨシュアのズボンを脱がせ始めた。
「・・・ほら、やっぱり」
「・・・っ」
「しかたないなぁ、ヨシュアは」
エステルはそう言うと、ややしぼんだヨシュアのペニスを優しく上下にしごき始めた。


699:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:56:08 zVRD9bQ7
「大丈夫。シェラ姉に習ったから。・・・それに棒の扱いは慣れてるから」
「そういう問題じゃ・・・」
「いーの。ヨシュアはどっしり構えてて」
「・・うん」
ヨシュアは一生懸命に自分のペニスをしごくエステルをより愛おしく思った。

「・・ヨシュア、そろそろいい感じなんじゃない?」
「そうだね。ご苦労様、エステル」
「水臭いこと言わないの」
「ごめん。・・エステル、上と下、どっちがいい?」
「・・・は、始めはヨシュアが上になって欲しいかな。で、できたら次は私が上・・なんて」
「了解」
そう言うなり、ヨシュアはエステルを優しく押し倒すと、エステルと指を絡ませ、挿入する体勢をとる。
「や、優しくしてね・・?」
「努力するよ」
ヨシュアは優しく微笑むと、ゆっくりとエステルの膣にペニスを挿入した。
「・・ン・・!」
「エステル、大丈夫?」
「うん・・大丈夫」
ヨシュアはゆっくりと愛する人の奥にペニスをうずめていく。

700:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:57:10 zVRD9bQ7
そして・・。
「エステル、奥まで入ったよ・・・動いていい?」
「いいよ・・」
エステルの笑顔を受け、ヨシュアはゆっくりと腰を振り始めた。
「ふあ・・、ヨシュアの・・すごく・・カタイ・・よぉっ・・。奥が・・奥が擦れてるよぉ・・・」
「エステルも・・すごく締めつけてくる・・!」
体験したことのない快感に二人は身をよじる。
「・ヨシュア、ヨシュアぁ・・・よひゅあぁ・・んぅ・・・」
エステルの目はトロンとしていて、舌が回らなくなってきている。ヨシュアはそれを見て、ここぞとばかりに腰の速度を上げた。
「ひぁ・・!よ、よひゅあ・・あああああああっ!!」
「!!・・・うっ!!」
エステルが果てるのとほぼ同時に、ヨシュアもまたエステルの中で果てた。


701:空の軌跡2.5?
09/08/24 01:59:05 zVRD9bQ7
「はぁ・・はぁ・・」
ヨシュアはエステルの中からペニスを引き抜くと、エステルに覆いかぶさるようにベッドに倒れ込んだ。
「・・重いよ、ヨシュア」
「ごめん、エステル」
顔を見合わせて、キスをする。
「えへへ・・ヨシュアに処女奪われちゃった」
「・・・もっと言い方はなかったのかな・・」
「いいじゃない、べつに。ヨシュアが私を抱いたのは事実でしょ?」
「うん」
「で・・その・・どうだった?」
「・・何が?」
「私。抱き心地っていうか・・具合っていうか・・、とにかく、ヨシュアが気持ちよかったかってこと!私だけ気持ちよかったら悪いなーって・・・」
「・・・」
「な、何よその目」
「気持ちよかったよ。エステルの胸も中も」
「・・・!」
エステルは恥ずかしさのあまり両手でヨシュアを突き飛ばすと、シーツを体に巻いてベッドのふちに座る。
「エステル?」
「・・ば、バカヨシュア!」
「聞かれたから答えただけなのに・・相変わらず難しいね」
ヨシュアはそう言うと、座ったままのエステルを後ろから抱きしめて、口を耳に近づける。
「エステル、・・・・・」
「・・!!」
「・・返事は?」
「わ、私も・・ヨシュアのこと・・あ、愛してる・・」
「うん、知ってる」
「・・・もう、バカ。・・バカ」
「知ってる。でも許してくれないかな?もう二度と放さないから」
「・・・もう・・・」
そうつぶやくと、エステルは振り向いてヨシュアにキスを求める。ヨシュアはそれに応じた。


702:空の軌跡2.5?
09/08/24 02:00:00 zVRD9bQ7
「ん・・・」
(・・・ん?何か・・入って・・くる)
ヨシュアの口からエステルの口の中に苦い液体が注がれる。
「ヨシュ・・ア?」
「・・・エルモ村近辺で取れる薬草を煎じた強壮剤だよ。副作用はないから安心して?・・即効性はかなりのものだけど」
「・・そ、そうみたいね」
エステルは自分の体が再び暑くほてり始めるのを感じた。同時に自分の尻にヨシュアの固いペニスが当たるのも感じた。
「ヨシュア、こんなのどこで知ったの?」
「・・・言えない」
「そっか。・・・あんのバカオヤジ・・・こんなのナニに使ってんだか・・」
「・・なんでわかったの?」
「私のヨシュア観察力をなめないでよね、大体わかるわよ」
「参りました。ところでエステル」
「何?」
「次はエステルが上になる番だよね?」
「え?」
「さっき言ってたじゃないか。2回目は上に乗りたいって」
「あ、あはは。あれはその・・ノリで・・」
「ダメ。逃がさない。強壮剤飲んだから問題ないだろ?」
「う・・・それはそうだけど・・・上より・・・ヨシュアにバックからされたいっていうか・・・」
「エステル・・」
「ダメ?」
「・・・いや、いいよ」
「やったぁ☆」
二人の夜は続く・・・。


703:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:25:03 TI7z6Gwf
あ、投稿あったのか、乙ー

704:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:59:37 DcBRuRc9
亀レスだけど乙ー
ヨシュエス読みたかったので嬉しい
保存した

705:名無しさん@ピンキー
09/08/25 22:45:06 7inwaZ1E
うp乙です。短期間に投下が二つあるとか珍しい

706:名無しさん@ピンキー
09/08/26 00:51:42 NKamovm4
さて、明日は木曜日だけどアルウェンRPGの人は来るのだろうか。全国三兆六千億人のアルウェンファンが
wktkdkdkしながら待つ

707:名無しさん@ピンキー
09/08/26 23:56:31 ixyG1+Ju
さ、全裸待機全裸待機

708:名無しさん@ピンキー
09/08/26 23:58:49 NKamovm4
いや着ておけよw

709:非エロですけど
09/08/27 16:14:40 87Dftl2D
スティックマスターエステル

エステル「くらえブルブラン!とっておきの太極輪ー!!」
ブルブラン「グアアー!!この『怪盗B』ことブルブランがこんな小娘にー!!」


ヴァルター「ブルブランがやられたようだな」
ルシオラ「奴は執行者の中でも最弱・・」
レン「エステルなんかに負けるなんて結社の面汚しね」

ドン!
エステル「くらえー!」
3人「グワアアアー!」
エステル「やった、ついに執行者を倒した、これでワイスマンのいる根源区画への道が開かれるわ!」
ワイスマン「ようこそエステル君、わが根源区画へ」
エステル「こ、ここが根源区画だったのね、感じる、ワイスマンの陰湿オーラを!」
ワイスマン「戦う前に言っておく。君は私を倒すのにレーヴェの助けが必要だと思っているようだが、別になくても倒せる」
エステル「あんですって!?」
ワイスマン「そしてヨシュアは痩せてきたのでアルセイユに送り返しておいた。あとは私を倒すだけだな」
エステル「ふん、上等よ、私も一つ言っておくわ!私は幼い頃にお母さんを亡くしたと思ってたけど、そんなことはなかったわ!」
ワイスマン「そうか」
エステル「いっくわよー!!」
ワイスマン「きたまえ、エステル君!」

エステルの掛け声がリベールを救うと信じて・・・!!

710:名無しさん@ピンキー
09/08/27 20:50:00 cZXgwT2J
RPGの人来てないけどとりあえず全裸待機しておくか

711:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ前編
09/08/27 22:41:41 cA5rFr6d
 フォースアローとアースインパクトを巧みに使い分けながら、アルウェンは神殿を進んでいく。神殿は進むごとに水位を減らし、次第にアルウェン有利な戦場へと変わっていった。
 水場が減った事で水生の魔物は減り、立ちはだかるのは水により主役を奪われた弱い魔物ばかりだ。であるにも関わらず、アルウェンにとって楽な戦場ではなかった。
 恐ろしく敏感に開発、いや、改造された胸は常にアルウェンを責め苛む。今は水中に生えていた柔らかい藻の様な蔦を巻いて固定しているが、それでもぴりぴりと快楽を伝えてくるのだ。
 さらに以前あおじぇりーに受けた辱めを思い出し、下腹部が疼いて脱力させる。歩くたびにぞくぞくと快感が走り、とてもではないが走る事などできない。
 スカートの前丈が短いため、彼女の内股では粘度の高い透明な液体がきらきらと輝き、紫色のオーバーニーソックスを変色させているのが分かってしまう。動くたびにぷちゅぷちゅという音が鳴り、それがまたアルウェンの性感と羞恥心を刺激する。
 集中力を削がれるのは如何ともしがたく、魔法の精度と威力はガタ落ちだ。中途半端に魔物が弱いもの、アルウェンが集中できない理由の一つだ。下手に余裕があるせいで、余計な事を考えてしまう。
 魔物に身を任せてしまえば楽に、という考えすら浮かび、目の前の敵にも集中できない始末。
 凌辱された二度の光景が何度もフラッシュバックし、その度にひざが折れそうになる。今アルウェンを支えているのは、僅かな誇りだけだった。
 一度心が折れそうになり、このまま帰ってしまおうかとも思ったが、負け犬になるのは御免だ。歯を食いしばって感覚を無視し、魔法を連発する。
「っ……! 何者かは知らぬが、この代償、高くつくぞ……!」
 まだ見ぬ城を乗っ取った犯人に、ほとんど八つ当たりの恨み言を吐く。そうでもしなければやってられない。
 アルウェンを苛立たせているのは、性感の他にもうひとつあった。いくら歩けども一向に魔力がある方向へ近づけている気がしないのだ。
 近くに魔力がある、というのは分かっても、どうも感覚が妙で正確な方向を感知できないのだ。さらにオルディウム神殿は同じような通路、部屋が多数あり自分の位置が掴みづらい。結果、何度も同じ場所を回ってしまう事になる。
 今は神殿の中にいるので分からないが、外はもう薄暗くなっている頃だろう。いい加減魔力を回収して、帰りたくなる。
 背後から襲い掛かるつぼみみっくをアースインパクトで吹き飛ばし、周囲を警戒しながら進んでいく。集中力が散漫な今では、感知能力も十全に発揮しているとは言いがたい。
 遅々としながらも進んでいくと、ゴミが散乱している通路の置くからオレンジ色の光が指しているのが見えた。奥には太陽光に反射して輝く水面がある。
「しまった、外に……いや、正解か」
 西日に照らされる通路の奥からは、若干ではあるが今までより濃い魔力を感じる。
 山積みになっているゴミの上を慎重に進みながら外に出る。出口を潜って光景を確認し、アルウェンは思わず感嘆の声を漏らした。
 足元には水面に浮くように取っ手のない石畳が続き、その先には巨大な円形の台座がある。昔には何かしらの儀式に使われたであろうそれは、今も劣化も少なくそこに存在している。
 構成自体はごくシンプルなものだったが、辺りの風景と相まって美しく幻想的とさえ言えた。水が苦手なアルウェンでも、また立ち寄りたいと思うほどだ。
 とは言え、いつまでも見とれているわけにはいかない。早く魔力を回収しなければいけないのだ。
 水上にある道は滑りやすく危険かとも思ったが、意外に問題なく進めた。おかげで周囲の気配にのみ集中しながら台座までたどり着ける。
 台座の中心に立ったアルウェンは、いよいよ魔力の気配が強くなるのを実感した。ぴりぴりと肌を焼く、自分の魔力の気配が感じられる。
「しかし、妙な」
 これほど魔力の圧迫感を感じているのだから、随分近くにあるはずなのだ。しかし、依然として正確な位置を感知できない。
 何か障害物でもあるのだろうか、そう考えてアルウェンは気がついた。あたりは水ばかりであり、ここは水生の魔物が幅を利かせている場所だと。
「水中! また魔物に魔力を食わせたのか!」
「やっと気付いたか」
 突如響いた声にアルウェンは舌打ちし、杖を構えながら魔力を充実させた。気配を探ってみるが、大まかな位置すらつかめない。セクンドゥム廃坑にいたモンブランとは比べ物にならないほどの実力者だ。

712:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ前編
09/08/27 22:42:38 cA5rFr6d
「待ち伏せ、というわけでもないのだろうがな……」
「ほう、ただの世間知らずなお姫様ではないようですな」
 そもそも相手に気付かれず接敵できる時点で、わざわざ声をかけ自分の存在を明かす必要はない。密かに接近して昏倒させればいいのだ。
 何者かも分からぬ相手が一体何を考えているのか、検討すらつかない。魔力を奪った割には有効に活用せず、むしろ返している節さえある。
「まあよい。後で無理矢理吐かせれば良いのだからな」
「それはこちらが用意した敵を倒してから言ってもらおう」
 水面が大きく揺れだし、ごん、という大きな音と共に台座が揺れる。通路と台座は切り離され、アルウェンは台座ごと湖の上を漂う事になった。
 結界が台座をまるまる包む形で構成され、アルウェンは飛ぶことができなくなる。これで逃げる術を失った。随分な念の入れようだ、と冷ややかに考える。
 水面の波紋はどんどん大きくなり、やがて水しぶきと共に巨体が姿を現した。薄紫色のムカデのような姿に、四つに割れた巨大な口と二本の硬質的な鎌。
 あまりにも禍々しい姿を晒し、その魔物はアルウェンに正対した。
「湖の主、エフェメルガか! おのれ、またしてもこんなものに私の魔力を!」
「さて、真祖の姫君の実力、拝見させていただきましょう」
 声の主に言葉を発しようとした瞬間、エフェメルガの鎌が振り下ろされた。それを横飛びに回避し、エフェメルガに集中する。余計な事を考えて勝たせてもらえるほど容易い相手ではないだろう。
 アルウェンはすぐに杖を構えて反撃しようとしたが、その前に体に強い衝撃が叩きつけられる。がふっ、とうめき声を漏らして、台座の隅にまで弾き飛ばされてしまった。
「何が……魔法か!」
 アルウェンの魔力を与えられたエフェメルガは、アークシェロブ同様当然のように魔法を使ってきた。打ち下ろされる鎌に水属性の魔法を追加し、台座の大半に影響を与える衝撃波を放つ。
 攻撃範囲が広く、そう何度も避けられる攻撃ではない。一発でも直撃すれば、無事でいられる自身はアルウェンにはない。
「調子に乗るな!」
 再び鎌を下ろそうとするエフェメルガをにらみつけ、アルウェンはフォースアローを放った。魔法の光弾は僅かながらもエフェメルガの顔を削り、耳障りな悲鳴を上げる。
「やはり、魔法の効きは鈍いな」
 アルウェンはエフェメルガの顔面を吹き飛ばすつもりで魔法を放った。しかし、結果は少しばかりのダメージを与えた程度だ。
 水魔から感じられる魔力は、現在のアルウェンと同等かそれ以上だ。上手く魔法を使えなくても、魔法抵抗が強いのは仕方がないと言える。それでも無力化されていたアークシェロブに比べれば、格段に与し易い相手だ。
 攻撃をしようとすれば威力の弱いフォースアローを放ち、距離を置こうとすれば強力な一撃を見舞う。アルウェンのペースで戦闘は進み、次第にエフェメルガの傷が大きくなってきた。
 この調子で進めば安全に勝てる、そうアルウェンが思っていると、エフェメルガは大きく口を開いた。今までにないパターンに一瞬動揺したが、すぐにフォースアローを放つ。
 魔法は鎌にたやすく防がれ、エフェメルガの口から何かが放たれる。それは地を滑りながら、アルウェンに襲い掛かってきた。
 すぐさまフォースアローを放ち撃墜しようとするが、それは魔法を回避してアルウェンに体当たりをする。
「なんだと?」
 威力こそ高くはないが、ひるませるには十分な効果だ。体勢を崩したアルウェンは片膝をつき、陸の上を素早く移動するそれを確認した。
 アルウェンに襲い掛かったのは、魚のような魔物だ。エフェメルガの中で飼われているのであろうそれは、牽制に使うならば十分な能力を持っていた。
「っ! 厄介な」
 速度に左右されず広域に攻撃できる魔法、アースインパクトを放ち、魔物を吹き飛ばした。しかし、その間にエフェメルガは体勢を整えていた。
 アースインパクトは攻撃範囲こそ広いものの、陸地に面していなければ効果を発揮できない。相手が台座の上にいない以上、ダメージを与えられないのだ。
 エフェメルガは口から強力な冷気を放つ。アルウェンは即座に防御体制をとり、攻撃に備えた。凍てつく吐息は台座全体を多い、地面をギチギチと鳴らしている。
「なんだ、これは?」
 思わず眉を潜めながら呟く。エフェメルガの冷気は確かに寒いが、防御している事を差し引いても攻撃能力が低かった。
 何のつもりかは分からないが、攻撃力がないのならば都合がいい。アルウェンはフォースアローを放とうと一歩踏み出して、思い切り足を滑らせた。
「なっ!」

713:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ前編
09/08/27 22:43:00 cA5rFr6d
 体を地面に打ちつけ、そのまま滑りそうになるのを手で押さえて必死に耐える。これが目的だったのだと気付くには、既に遅すぎた。
 エフェメルガは嘲笑うかのようにアルウェンを見下ろし、数体の魔物を吐くと水の中に消える。
 アルウェンは攻撃に備えようとするが、立ち上がることもままならない。さらに魔物はアルウェンに体当たりを繰り返し、水に突き落とそうとする。
 泳げない事を差し引いても、水中で水魔と勝負になるはずがない。攻撃に必死に堪えながらもアースインパクトを放とうと魔力を練る。先に小型の魔物どもを排除しなければ、エフェメルガに抵抗するのも難しいだろう。
 杖を構えながら魔力を放とうとしたその時、台座が大きく揺らされた。
「うわっ! くうっ!」
 練り上げた魔力は霧散し、アルウェンは地面にすがり付く。さらに魔物による追い討ちで、ずるずると台座から滑り落ちそうになる。
 エフェメルガは台座の周りを周回し、大きな波を立たせて凍った地面に斜頚をつけていた。アルウェンはそれを確認し、自分が本格的に窮地にいるのを確認する。先ほどまでアルウェンが行っていた相手に何もさせない戦法だ。
 さらにエフェメルガは追い討ちとばかりに水弾を放つ。アルウェンは転がりながらもそれを避けるが、代わりに魔物への警戒が疎かになり服をズタズタに切り裂かれるほどダメージを負ってしまう。
 なんとかしなければ、そう思うが打開策が浮かばない。
 無理矢理にでもアースインパクトを使い雑魚を一掃するか、それとも機が訪れるまで耐えるか。
 どちらも勝算が高いとは言えない。ハイリスクを負うか負わないか、どちらにしてもリターンを得られる確率は低い。
 アルウェンは一瞬で思考を打ち切り、自分の未来を賭ける行動を決定した。

 ・一発逆転、魔法を発動する
 ・危険は犯せない。今は耐える

714:アルウェンRPG
09/08/27 22:46:42 cA5rFr6d
今回はこれで終わりです。全裸待機の方、エロ無しでごめんなさい。

あと、正直どこまでやるかは考えていません。一応シチュのみはコアまである程度ありますが。
と言っても、ファブニールのエロが思いつかないので難航しています。ひぎぃで全身丸焦げとか誰も望みませんし。
大鉄塔とファブニールのエロシチュ希望なんて教えていただけたら正直ありがたいです。

715:名無しさん@ピンキー
09/08/27 23:19:23 cZXgwT2J
( ゚д゚)

( ゚д゚ )


>>743
うp乙。
鉄塔の特徴的な敵ねぇ……「おおくちぼや」、とか「ころにー」が印象にあるなー。どうしても吸い込まれネタ
が思い浮かんでしまうw 服も溶かすんじゃなくて燃やせるから一石二鳥! ダメ人間の発想だ!
んでファブニールは……たまには絡み手じゃなくて真正面からでもいいんじゃね、と思ったり。
え? ダイガルドさんの仕事が無くなる?

716:名無しさん@ピンキー
09/08/27 23:50:08 X7WDw4o1
まーファブは明らかに向いてないよなw でも蜘蛛であそこまで濃い描写したうp主なら
なんでもやってくれそうだ。

717:名無しさん@ピンキー
09/08/28 14:14:41 AAAppmLN
よく考えなくても、真祖の耐久力補正で多少の無茶は出来るのか。火…火ね…

718:名無しさん@ピンキー
09/08/28 18:31:09 7ponHhwR
ファブニールの炎が火力調整可能とかは?

719:名無しさん@ピンキー
09/08/29 00:26:16 e+gkT++t
大鉄塔のステージ眺めていて、ピストン動作する機械を見ていたらなんかこう・・・

720:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:10:19 ykEwQ2vl
某所で拾った姫さんの壁紙を使うことで、RPG氏のエロパロ読むと背徳感アップ・・・! 

721:名無しさん@ピンキー
09/08/31 16:07:00 foqGDr0h
ハァハァ…

722:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:19:01 ykEwQ2vl
さて、RPGの人が筆を進めることが出来るネタが転がってればいいな……と思いつつ木曜日を待つか。

723:名無しさん@ピンキー
09/09/01 13:30:15 b6b6f3RP
いい子ね

724:名無しさん@ピンキー
09/09/01 19:30:45 z9YTAmD6
>>752
IDが惜しい

725:名無しさん@ピンキー
09/09/02 08:52:37 qrlo6mlf
       ∧_∧
       ( ・ω・) 木曜日が待ちきれない
        (====)
     ______( ⌒) )
   /\   ̄`J ̄ ̄ ̄\
    ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
           | |
         / \

726:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:55:27 joXVdhjy
全裸待機完了。ちょっと寒いけどまだまだ余裕

727:名無しさん@ピンキー
09/09/03 08:06:11 PKqfR77u
>>755
気が早すぎるだろwww落ち着けwww

先週か先々週だかは書き溜めがあったから一週間で来たけど、今週はどうなるかわからないぞ。

728:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:54:14 stnPvPhd
 ・一発逆転、魔法を発動する

「埒が明かん!」
 アルウェンは半ば絶叫しながら杖を構えた。充実する魔力に反応したのか、魔物がこぞってアルウェンに体当たりを食らわせる。
「っ……くぅ!」
 体当たりをまともに食らい、体が台座の上を滑る。それでも魔力を練る事をやめず構成された渾身の魔法は、魔物どもを殲滅するのに十分な威力があった。
 これで台座の上に危険はなくなった。遠距離線ならばアルウェンの方が上な以上、エフェメルガは何らかの対策を採ってくるだろう。
「はぁ……はぁ……っく! エフェメルガは!?」
 よろける体を支えながら、周囲を見回す。水面は今だ波紋を映しているが、エフェメルガは影すら見えない。何をしてくる気かと十分に気をつけながら、とりあえず台座の中心まで移動しようとする。
 それは、エフェメルガの狙い通りの行動だった。
 アルウェンの背後から、エフェメルガの頭だけが突如として現れる。すぐに反撃しようとしたアルウェンだったが、攻撃対象が遠い事に一瞬戸惑ってしまったのが命取りだった。
 立ち上がりかけの足元が覚束ない姿勢、そこに魔法での遠距離水弾。アルウェンは咄嗟に直撃こそ避けたが、魔法の余波までは防げなかった。
 すぐに持ち直そうとはするが、足元は氷であり思い切り滑ってしまう。指を立ててなんとか止まろうとするが、片足が地面を踏み外し湖に落ちる。
「まず、いっ!」
 アルウェンが落ちまいと必死に耐える中、エフェメルガは次の水弾を放つ。杖を盾にするが、その程度で無力化できるほど弱い衝撃波ではなく、杖ともう片足まで吹き飛ばされる。
 今のアルウェンは上半身しか水面から出ていなく、それすら凍った地面を両手で支えている結果だ。早くなんとかしなければ、アルウェンの脳は全力で回転し状況を打開する行動を模索する。
 しかし、それはエフェメルガの行動に比べれば絶望的に遅く。視界が暗くなるのを感じながら、遠ざかる台座をただ見つめる事しかできない。
 アルウェンは最後の水弾に容易く吹き飛ばされ、水の中深くに沈み、エフェメルガに飲み込まれた。





 アルウェンが目を覚ましたのは、辺りに立ち込める異様な臭いが原因だった。鼻腔の奥を突くような刺激臭とは違う、あまりに生臭い臭気。その不快感は気付け薬の変わりになるには十分すぎた。
 不愉快な気分を堪えながら目を開けると、そこは暗く狭い空間だった。この明かりのない場所でもあたりがくっきり見えるのは、一重に吸血鬼の目のおかげだ。しかし、アルウェンはそれを見た事を後悔した。
 目と鼻の先にある壁は赤黒くでこぼこしていて、表面がぬらぬらと粘液で濡れており、非常にグロテスクな光景だ。あたりを見回しても同じ。縦に長く楕円形の形をしたこの部屋は、出口らしきものも見えない。
 そこまで確認して、アルウェンは初めて自分が立っている状態なのに気が付いた。いや、立たされている状態だろうか。
 自分の体を見れば、手足は肘と膝の辺りから壁にめり込んでいる。いままで気付かなかったのは、起きたばかりで感覚が鈍くなっていたためだろうか。
「くっ! 一体なんなのだここは」
 手足を暴れさせてみるものの、まるで接着したかのようにピクリとも動かない。指先まで動かしてみるものの、どうも感覚が鈍くどれほどの抵抗をしているかがわからない。それでも、ぶにぶにとした気味の悪い感覚だけは理解できるのだが。
 それでも暴れ続けていると、右足だけがずるりと抜け出す事に成功する。
「よし。この調子で……」
 さらに左足も、と意気込んだ所で、壁から生えた何かが右足を絡めとり、また壁の中に引き込んでしまう。その力は強く、さしたる抵抗もできずにまた膝の位置でがっちりと封じられてしまった。
「なんだ、これは?」
 その怖気が走る光景を目の当たりにしたアルウェンは、今の状況の危険を再確認する。たとえ左足を開放できたとしても、またすぐに捕らわれてしまうだろう。逃走が不可能に等しい。
 また、もう一つ危機を感じさせたものがある。何かに右足を捕まれた時、言いようのない感覚に襲われたのだ。普通に触れられたのとは違う、こそばゆい様な。そう、股や胸を弄ばれた時のような感覚が。
 二度も味わった恥辱と快楽、それがアルウェンに最大級の警告を鳴らした。ここはそういう空間で、捕まったままではまた同じ目に合うと。
「くぅ、放せ! 放せぇ!」
 力の限り暴れるが、吸血鬼の膂力を持ってしてもどうにもならない。壁はぎっちりとアルウェンの四肢を咥え込み、ささやかな抵抗も全く通用しない。
 爪を立てても柔らいものの上を滑るだけで、反抗の体を成していない。それでも恐怖心から抵抗を続けた。

729:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:56:02 stnPvPhd
 無意味な脱出を試みるうちに、部屋全体が大きく揺れだした。地震のようなものではなく、前後左右にふり幅が一定しない振動だ。
「こ、今度は何だ?」
 アルウェンが目を走らせると、周りの壁が生き物のように脈動しているのに気付いた。さらに頭上からは粘液が降り注ぎ、アルウェンの体を艶やかに汚していく。
「ここはまさか……エフェメルガの中だとでも言うのか……?」
 湖に落ちた後の記憶がなく、どこかに収容されたのだろうと思っていたアルウェンは自分が思い至った答えに戦慄する。たとえ逃げ出したとしても、そこは水の中なのだ。泳げなければどうにもできないし、その上エフェメルガは健在なのだ。既に詰んでいるかもしれない。
「そんな……それなら、いっそ―」
 いっそ、このままエフェメルガに従属してしまおうか。どこもかしこもかき回して可愛がってもらえるなら、その方がいいかもしれない。諦めてしまえば楽になるのだから。
 そんな考えが浮かび、アルウェンは即座に否定した。
「私は何を考えている! そのような戯言を……なぜ、思いついたのだ?」
 怒りではなく本当に疑問に思い、アルウェンは首を傾げた。普段ならば絶対に思わないような事、それはなにより自分こそが一番承知している。それなのに、こんなことが即座に思い浮かぶなどありえない。
 そういえば、と部屋の中に随分甘い香りが充満しているのに気が付いた。それにつられてか、股間が随分疼き潤んでいる。そんな事すら当たり前のように感じている自分に、激しい違和感を覚えた。
「どう、なっているんだ、私は?」
 反抗する気があるのに、従属する気もある。しかも、それらがせめぎ合っているのではなく当然のように同居しているのだ。自分の正気を疑いたくなっても仕方がない。
 ただ一つ分かっているのは、ここに長くいるのはとてつもなく危険だという事だ。抵抗の意思を削がれるのではなく、意思そのものが塗りつぶされてしまう。最後に待っているのは、家畜に成り下がった自分だろう。
「っ! そんな事が容認できるか!」
 いくら強がっても、それすら受け入れている自分がいる。それを跳ね除け続ける意思は、二度の凌辱で期待できない事も知っていた。
 抵抗の中で魔法も試してみたが、発動すらしない。この部屋の中では魔力が拡散してしまう上に、元々未熟なアルウェンでは杖無しではろくな魔法も使えなかった。
 どうにもならない内に、ひんやりとした肉の壁が熱を帯びていくのが分かった。同時に振動が収まり、ゆっくりと体が引っ張られるような感覚。
「完全に起きてしまったか……」
 どんな仕打ちを受けるのか、考えるだに恐ろしい。しかし、それを期待する気持ちがアルウェンの抵抗を弱めもしている。
 四肢を拘束する肉が、肘と膝あたりの出入り口以外に空洞ができた。これを機と見て引き抜こうとしたが、締め付けは尋常ではなくどうにもできない。
「ひゃあ! なん、だ、これは」
 空洞の中には、どろどろの粘液が満たされていった。肉の感触とは違う、生暖かく緩やかな感触が悲鳴を上げさせる。液体は隙間なく満たされ、外にまでこぽこぽと漏れ出すほどの量が排出される。
「うぅっ、く、臭い……。それに、服が溶けている」
 漏れた液体はアルウェンの衣類を溶かし異臭を放っていた。元々の臭気なのか、それとも服を溶かした影響なのか、鼻腔を貫き脳まで刺すような刺激臭がする。
 そんな危険物であっても肌には僅かも影響がなく、手足の感触はしっかりと存在した。しかし、服を溶かされた事で脱出がより困難になったのは確実だ。
 服を溶かし終わった粘液は肉の隙間から吸収され、量を減らしていく。汚臭を放つ液体が部屋に流れなかった事に、アルウェンは密かに安堵する。
 完全にあらわになった手足に再び肉の壁が絡み、先ほどのようにぴったり張り付くではなく、柔らかく撫で上げる。その感触に、アルウェンの背筋がびりびりと震えた。
「ひゃ、ああぁぁあぁ! なんっ……! これ!」
 指先まで丁寧に擦り上げ、舐めるような感触のそれは明らかに性を意識したものだ。問題は、そんなものが性感帯でない手足にされており、しかもそれで感じているという事だった。
 ちゅりちゅりと手足を嬲られる度に、体をえびぞりに跳ね上げて淫らに腰を振り乱す。びくびくと体は揺れて、女陰は絶頂したかのように潤っていた。
「や、やだ! やめ……うあああぁぁ!」
 肉壁の刺激は容赦がなく、アルウェンは上り詰めていく。乳首はぴくりと立ち上がり、体が揺れるごとに陵辱の記憶を思い出し、現在の状況に照らし合わせてしまう。既にアルウェンの心は折れる寸前だ。

730:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:56:23 stnPvPhd
 精神的に抵抗できない、というのがこれほど恐ろしいものだとは思わなかった。もし心に矛盾があれば、反骨心で無理矢理快楽を押さえ込む事ができたかもしれない。
 しかし、両者が完全に隔たれた今、快楽を貪る心が際限なく上昇しているのだ。その上、快楽で反骨心がどんどんしぼんでいく。
 アルウェンは快楽を既に知っている。そして、それに従属するのがどれほど浅ましく楽であるかもしっている。ゆえに抗いやすく抗いがたい。しかし、抗いやすい要因が消えてしまったために、アルウェンは快楽にのめりこんでいくしかない。
「ひっ、あっ、あっ、あああぁぁぁぁぁっ!」
 グロテスクな肉の奉仕を存分に楽しんだ手足は、その悦楽を余すところなく脳に伝えて刺激した。指は抵抗の動きから感触を楽しむためのものに代わり、指先できゅぷきゅぷと肉を啄ばむ。
 腰はアルウェン自身も自覚しないうちに逃げるような動きから、何か擦るものを探す動きに変わっていた。愛液が滴り落ちるほど飢えたそこは、これほど四肢で快楽を得てもまだ貪欲だ。
「う……あぅぅぅ! っっくううぅぅ!」
 アルウェンは体を大きく前に出し、絶頂を味わいながらはしたなく淫液を垂れ流す。びちゃびちゃと音がするほど大量に愛液を零すと、恍惚とした表情を見せながらも少しだけ正気が帰ってきた。
「そん、な……。手と、足だけで……」
 性感帯ではない、それも四肢などで絶頂を迎えられるようになってしまっては、もう二度と普通に生活などできない。その事実に心は暗かったが、顔はしっかりと喜ぶように赤らんでいる。絶望感以上に、今後の家畜生活を期待する心は大きかった。
「ひっ、ま、ちょっと待って……」
 アルウェンが絶頂を迎えている間も肉壁の手足苛めはとどまる事を知らず、むしろより激しくなっていた。正気はすぐに法悦に溶け、またされるがままに腰を振る。
 手足の感覚は何もかもが鈍いのに、快楽信号だけは過剰にキャッチしていた。主人の思い通りに動かず、快楽を貪るだけの器官になってしまったそれはもう性器と言っても過言ではない。
 びくびくと震える四肢は、まるで男性器のように柔肉で快楽を味わう。しかし、絶頂という機能のない男性器は際限なく快楽を増幅し、触れてもいない膣をぐずぐずに解き解すほど刺激している。
「あぅ……また、うああああぁぁ!」
 即座にもたらされた二度目の絶頂は、悦楽と同時に体力を根こそぎ奪っていった。本来ありえない快楽の高さと速さは、少女の体力を根こそぎ奪う事で頂点への道を捻出する。そのためか、アルウェンの体は脱力し股から黄金色の液体がぱちゃぱちゃと垂れ流される。
「ぅあ……ひゅぅ……もう……ひゃめへぇ……」
 肉壁には加減がなく、延々手足を擦り続ける。アルウェンの体は脱力しながらも、継続的に痙攣を続けていた。尿道に力を入れる余裕すらなく、だらだらと垂れ流し続けて異臭を放つ。
 股間のすぐ下から一本の細い触手が生え、先端の突起部分から粘液を射出する。直撃したショーツは溶けて剥がれ落ち、薄布に守られていた淫らに変化した恥丘が姿を現す。
 触手は獣のように盛る肉の丘を撫でながら何かを探している。アナルを通り過ぎ、膣すら超えたそれは小さな穴、尿道に入り口を合わせた。
 だらアルウェンを弄ぶ為か、それとも尿が気に入らなかったのか、それは分からない。ただ思い出されるのは、あおじぇりーによって完全に性感帯として開花した尿道。そこを使ってもらえると言う期待だけだった。
 触手は尿道の肉を揉みながら割り開いていき、最奥の括約筋を無理矢理こじ開けると、ぐっと開いて肉に食い込んだ。もう尿は堪える事ができず、ただ垂れ流すしかなくなってしまう。そんな惨めな仕打ちを受けても、アルウェンの心は喜んでいた。
 触手はぷくりと膨れ、膀胱に液体を逆流させる。粘液とは違いさらさらとしたもので、簡単に中に進入するとあっという間に満たす。パンパンに膨れ上がった膀胱に、痛みを感じながらも喜んだ。
「も、もう……はいらな……にゅうううぅぅ! 吸わ、れるううぅぅ!」
 限界まで膨らんだ膀胱を、今度は肉皮ごと引っ張り出さん勢いで吸い上げられる。その勢いは普段の排尿の非ではなく、その倒錯的な状況に酔いしれる。
 強制的な注入と排泄は何度も行われ、まるでペットにお前は管理された存在だと教え込まされているようでもある。実際、捕まっているアルウェンはアフェメルガに世話されなければ何一つできない。
「だ、出さされてしまう……っ! 出ちゃう、漏らしちゃうぅ!」

731:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:56:52 stnPvPhd
 痛みがなくなり排泄に快楽しか感じなくなったアルウェンは、自身を貶める事ですら喜びを見出していた。自分の無様な姿を叫び、想像して興奮するメス犬と変わらぬ姿。拒否する意思は今だあるものの、それは快楽を抑える役にはたたない。
 四肢と尿道の五箇所で性感を高められ、歯止めのないメス犬はどんどん肥大化する。自制心はどれほど警告を鳴らしても隅に追いやられ、アルウェンの心と体は快楽を得るための別の機能に変わっていく。
 盛りのついたメス犬の表情になったアルウェンに、陰部に追い討ちの一刺しが加わるとさらにだらしのない顔に変わる。かつての気品の影も見る事はできず、欲に呑まれた一匹の犬の姿がそこにある。
「んんっ、はあぁ。もっとぉ」
 アルウェンは期待に胸を膨らませながら、膣をひくひくと蠢かせる。少女の淫らな姿に答えるように触手は膣内を上り、子宮口に口づけをした。
 自制する意思をなくして久しいアルウェンは、ねだるように腰を振りながらきゅっきゅっと締め付ける。熟れた媚肉は内側から制圧する圧力に喜び、支配者を歓迎した。
 そちらにばかり集中していたからだろう、アルウェンは気付かなかった。部屋の中に液体が満たされてきている事に。
 液体はゆっくりと水位を増し、衣服を溶かして少女の美しく淫らな裸体をさらけ出していく。太腿のあたりまで水に浸かってやっと気付いたアルウェンは、その事に恐怖した。拘束された状態で泳げる泳げないなど関係ない。このままでは溺死する。
「ああぁ、待て……ひゅうううぅぅ、それ、りゃめへえぇぇ! ひぃ、おぼれるぅ!」
 膣を蕩けさせる刺激に屈しながらも、水への恐怖を伝える。裸になっていく自分の姿に、もっと責め彩って欲しいと場違いな事を思いながらも恐怖した。
 水位は肩のあたりでとまり、胸を押さえつける藻ごと服を全て溶かすと胸の少し上まで下がった。その事に安堵しながら、再び犯される姿を妄想し、思い切りかぶりを振る。
「いや、違う! 違うぞ! 私は、私はすぐにでもここから出て……っっっ――!! ぁ―ぅぁぁ――っっ!!」
 せっかくの気合を入れた言葉も、全て言い切ることはできない。エフェメルガがさせなかった。
 膣の奥にまで侵入していた触手の先端が割れて、中から無数の細い触手が溢れたのだ。それらは子宮口を舐め上げて弛緩させ、主の存在を教え込ませる。どれほども抵抗せずすぐに屈服した子宮口は触手を迎え入れ、子宮に次々と触手が進入した。
 触手はまるで自分がここの主だとでも言うように鎮座し、内部を好き勝手に渦巻き嘗め回す。吐き出される粘液は女を雌に変え、子宮全体を圧迫した。
「きゅあぁ、取られたぁ……私の子宮、奪われてしまったぁぁぁ……」
 下腹部を征服されてしまったアルウェンはその言葉に反し、顔を喜びに綻ばせ膣の中の主を奉仕によって迎え入れる。触手と粘液の圧迫により妊娠初期のように僅かに膨らんだ腹を、愛しそうに見つめてしまう。
 粘液はアルウェンを狂わせた甘い香りをはっするもののようで、次第に子宮内部の圧迫感は消えていく。その代わりに現れるのは際限のない快楽であり、手足ですらそうなってしまったのに性感帯に直接塗りこまれればどうなってしまうのか、期待せずにはいられなかった。
 アルウェンの精神にまで染みこんだ媚薬は、ただ子宮を圧迫するだけで絶頂寸前の快楽を感じさせている。膣内の触手が脈動し、子宮内の触手が撫で回す。拒否感を感じながらも喜び、強い絶頂を感じられる―と思っていた。
「ひきゅうぅ! う、あ、なん、れ! い、ゅぅぅ、け、にゃいいぃ! うあっ、あ、あ、あっっ!」
 どれほど刺激を与えられても、絶頂まで至らない。全身性感帯に変えられ、子宮までも犯されて媚肉を限界まで爛れさせても、どれほど快楽を望み奉仕しても絶頂できない。
 本来ならば、これほどの刺激なら気が狂うほど何度も絶頂しているはずだ。ならば、エフェメルガがこうしているに違いない。そう確信したアルウェンには、しかし懇願する事しかできなかった。
「イか、せて! イかせて、くらひゃいいぃ! お願い、おねがいひまふ、イかせてくらしゃい!」
 体と心の欲求に従い、全力で絶叫する。反抗しようと言う意思は遥か彼方、今はエフェメルガに媚びへつらう事しか考えられなかった。
 アルウェンの必死の言葉にも、エフェメルガは取り合わない。そもそも通じているのかすら怪しかった。寸止めの地獄は少女を責め苛み、精神すらぼろぼろと崩れ落ちていく。
「ごめんらひゃい! しゃからっへぇぇ、ごめんなひゃいいぃ! 攻撃して、ごめんらしゃい! もう二度としゃからいまへんからぁ、イかせてくらひゃいいぃ!」

732:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:57:17 stnPvPhd
 どうすればイかせてもらえるのか、それしか考えられず言葉を吐く。既に自分が何を言っているかも分からなくなっていたが、その快楽を求める心はだけは穢れながらも純粋だった。しかしそれも届かず、穢れは広がり続け、目の輝きすら次第に濁っていく。
 瞳の色は完全に濁り自分を見失ったアルウェンは、壊れたかのように叫び続ける。体だけは地獄に踊りながら、焦点の合わない瞳を虚空にむけ、神を仰ぐかのように狂信の視線を這わせた。
 媚薬の池の水面下で、肉壁が蠢き盛り上がる。合計三つの肉の塊は、一つはアナルに突き刺さり、二つは胸を帯の様に覆い隠した。
 腸内では膀胱と同じように液体を吐き出されては吸われを繰り返し、さらに十数本の細い触手が中を舐めてこそぎ取る。
 胸を覆った肉は表面こそ滑らかなものだったが、何故か乳首の部分のみが丸く開いていた。内側はアルウェンからは見えないものの、繊毛のようなものが生えているのだろう、ねっとりと乳房を嘗め回す。
「うあぁ、ひぃ! にゃあああぁぁぁ、はううううああぁぁぁ! きゅうぅ、ううぅ、うあああぁ!」
 もはや言葉を発する事もできず、寸止めの苦痛に悶え狂う。煉獄を思わせるほど体は熱くなり、全身で快楽を感じていた。
 理性も本能も意識も何もかもが削られていき、快楽という感覚すら薄れていく。脳は焼きつき、刺激に反応する肉体だけがそこにあった。
 ぷつん、とアルウェンの中の何かが切れる。
「――ぁぁぁぁ! っひ――うああぁ! きゅ――ゅゅ! ひゃ……うぁ」
 同時に襲い掛かったのは、今まで溜まりに溜まった絶頂感。それが押し寄せ、砕け散ったアルウェンの精神を洗い流す。感じる事だけを理解し理解し、それでもなお足りず快楽を刷り込み理解する。
 絶頂したアルウェンの痙攣する子宮で、触手はアルウェンのあるものを半ばまで掴んだ。それは、アルウェンの戦力そのものと言える魔力の核だった。
 エフェメルガは魔力の核からぎゅるぎゅると魔力を吸い上げる。本当ならば魔力の元から全て奪い取りたかったのだろうが、それを可能とするほどエフェメルガには魔法操作技能はない。しかし、こうして半分掴んでしまえばもう手に入れたも同然だ。
 アルウェンが絶頂に跳ね回る度に、大量の魔力が触手を通してエフェメルガに流れ込む。核の半分が現在エフェメルガの支配下なのだ、アルウェンに止める術はない。尤も、既に止めるつもりなどなかっただろうが。
 絶頂を繰り返すたび核の弁が緩み、魔力を吸収されていく。アルウェンの体はみるみる弱まり、今では普通の人間と同じくらいしか力が出ないだろう。
「うああ、ひゃいいいぃ! ひゅう、ああああぁぁぁ!」
 愛しい触手の刺激に、アルウェンは悶え狂う。魔力を奪われている事に気付いていたが、既にそれは考慮すべき事ではなかった。考えなければいけないのは、どれほど快楽を得られるかのみだったからだ。
 排泄を支配され、魔力を供給する器官として扱われてる事に、アルウェンは深く満足をしている。これを受け入れない理由などないし、むしろすばらしい事なのだ。
 脳が魔力の使い方すら忘れたアルウェンは、体の一部から僅かに魔力が垂れ流される。それすら大きな魔力だが、今エフェメルガが吸収している魔力に比べれば残りかすに過ぎない。故に、それは別のものの餌として放置されていた。
 肉壁の一部に小さな穴が開き、そこから多数の魔物が入ってくる。エフェメルガに吐き出された、あの小さな陸の上も滑る魔物だった。
 魔物は粘液の池の中を悠々と泳ぎ、何かを探すようにアルウェンの体に身を擦りつける。何度かそれを繰り返して目的のもの、魔力が漏れている場所を見つけた。それは、乳首とクリトリスだ。
「うあ、っきゅ! あへええぇぇぇ!」
 ちゅうちゅうと勃起を啄ばまれ、今までとは違う刺激にアルウェンは身もだえする。堅くしこった突起部分のみを念入りに甘噛みされ、最も敏感な部分への集中攻撃は体の芯まで焼き付けた。
 また、魔力を吸われているために魔力が通る熱くこそばゆい感覚が胸や下腹部を刺激する。勃起部分は急激に流れ出ているため細胞ごと魔力の濁流に呑まれ、得られる快楽を増している。
 しかし、それでも滞留する魔力の量に比べれば放出されているものは大した量ではない。元々体には魔力を放出するための器官などないのだ。だからこそアルウェンも杖を使っていたのだが。
 魔力の出が悪いために魔物は強く吸い付き、潰される性感帯が強く興奮する。また、出口のない魔力が充血した突起で荒れ狂い、それがさらに快楽をあおっている。

733:アルウェンRPG 02.VS エフェメルガ編 BAD END
09/09/03 23:57:41 stnPvPhd
 吸血鬼の肉体は生命力や対応能力が高く、それらは精神に強く依存する。水の中に潜る必要があり、本人にその意思があれば水中でも呼吸ができるようになるという風に。滅多に起こることではないが、環境と強い精神力の二つさえ揃えば肉体の変化は確かに起こるのだ。
 悦楽に穢れた吸血鬼の肉体と、屈服し従属を受け入れた壊れた精神は、優れた機能を発揮した。乳首とクリトリスに、魔力が通る道を作ったのだ。
「ぅああぁ……。もっと、すって……いっぱい、ちゅうちゅうしてぇ……」
 外見こそそのままだが、突起には目に見えない魔力放出専用の道ができている。ただの道ではなく、通るたびに性感を刺激する被虐の機能として新たに生まれ変わっていた。
 その変化は、同時にアルウェンが家畜としての自分を完全に受け入れたが故の変化だった。
 自分の姿を見下ろすアルウェン。穴を全て征服されて性感帯でない場所まで開発され、しかも魔力を奪われ続けている。胸にまとわり付く醜い肉にすら喜びを覚え、散々育てられたそこは熟した果実のように実っているだろう。
 乳首とクリトリスは、魔法一発で倒せるような矮小な魔物に餌を与えるための器官として完成している。吸われるたびに力を奪われ、代わりに快楽を得ていた。
 酷く無様で惨めな自分の姿に、しかしアルウェンは深く満足する。もう目的や義務など果たす必要はなく、ここで家畜として生きればいいのだ。それこそ、排泄すら任せて天上の快楽だけを味わっていればいい。
 大きな幸福感と安心感は、アルウェンの最後の砦を破壊した。ほんの一欠けら残っていた反抗する気概すら失った正気は、家畜として構成されなおした自分の体を見て折れる。
「うああぁぁ! ひゃあああぁぁ……ひいいぃぃぃ! ぅあ、ひゃあああぁぁぁ!」
 少女の口は最早言葉を発さず、漏れるのは艶声のみ。それ以外には出す必要のある声などもうない。
 びくびくと震えながら、肉壁に体を預ける。肉壁は耳の後ろから肉を伸ばし、拘束するようにアルウェンの濡れた唇ごと口を覆った。口は完全に塞がれて、口内に触手が侵入。あっというまに舌を捕らえてた。
 どろどろと液体が流れ込み、舌で丁寧に舐めとり飲み込む。口も遠からず性器になるであろう事を想像し、アルウェンは喜びに震えた。
 やがて喉まで熱くなり快楽を帯び始めると、肉壁がまた飛び出してそっとアルウェンの目を閉じ拘束する。もう開く必要のない眼に未練などある筈もなく、アルウェンは動きに逆らわず目を閉じ圧迫される感覚に酔いしれた。
 そうして、性の刺激にのみ反応する美しい肉のオブジェが完成し、部屋すべてが液体に満たされた。
 吸血鬼の姫であった少女は水魔の魔力供給器官としての第二の人生を喜んで受け入れて。快楽にのみびくびくと震え反応するだけの存在として完成し。
 その後、気高い少女の姿を見たものはいない。

734:アルウェンRPG
09/09/03 23:59:54 stnPvPhd
今回はこれで終わりです。
次回は……もしかしたらないかもしれません。まじこいにハマってしまいました。すみません。
所であれ、声優豪華すぎますね。まあ、個人的には若本さえ出てればなんでもいいですが。

とか考えながら、火の鳥編の現実逃避をしております。

735:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:02:26 joXVdhjy
仙道のAAを用意していたけれど使う必要なんてなかった!

うp乙です。最近毎週の楽しみになりつつある……と言いつつも、なんか催促しているようで申し訳ない。
つーかまじこいっすか。最近erg買ってないなぁ。気長に楽しみに待つことにします。

736:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:16:51 LHXcHb1F
RPG氏upおつ。火編の構想微妙ってたし、投下ペース早いからたまにはお休みでも……

次回はないかも>
なん……だと……

737:名無しさん@ピンキー
09/09/06 03:18:30 iKNz0xTv
またお願いします

738:名無しさん@ピンキー
09/09/06 11:39:56 fUxsohJ+
大作ですな


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