ファルコムでエロ小説PartⅤat EROPARO
ファルコムでエロ小説PartⅤ - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
07/07/05 00:06:21 5hTKbj3w
そんなに突き抜けちゃってるのか
レンたんの次回作ヒロイン化は潰えたか

51:名無しさん@ピンキー
07/07/05 00:24:24 gvNDJcXp
英伝4ってそんな酷い描写あったっけ?
リメイク版やったけど無かったような気がする
随分前だから忘れてるかもしれん

52:名無しさん@ピンキー
07/07/05 10:46:27 dZKQkyig
旧版の英伝4は新版より話が重い
マドラムがアヴィンの目の前でアイメル斬殺したり

53:名無しさん@ピンキー
07/07/05 17:15:07 eVq4DzEk
>>50
壮絶だからこそヒロインになるというのもありだぜ?

54:名無しさん@ピンキー
07/07/06 00:03:46 ih5P5kpM
レンの過去はほぼ想像通りだったけど
レン自体のスペックが想像以上だったね。幸か不幸かはわからんけど
あの歳であの境地に至れるのは凄すぎるわ
並の人間じゃなくても精神が壊れるような世界を、何とか乗り切ってしまった訳だが
これから育っていく中で彼女はどうなっていくのかが純粋に心配だ

とりあえずレンに関しては「痛い」話だけは書かないでおこうと思った
二次創作より壮絶なシナリオ作るファルコムオソロシス

55:名無しさん@ピンキー
07/07/06 02:18:17 5/gwp+Fi
それはSCの時から思ってる。このネタは安易な二次創作やったらシャレにもならんから。

56:名無しさん@ピンキー
07/07/06 09:45:55 dttx1zUc
レンはなんとか幸福な結末を迎えてもらいたいが・・・。
ブラクラの双子みたいな最期を向かえそうな気がしなくもないんだよなあ。
まっとうな道進むには壮絶すぎる過去だし。エロネタにする気もならんわ。


57:名無しさん@ピンキー
07/07/06 17:52:31 2mJZzVi8
そんなレンが唯一、本当に素直な感情をぶつけてる(ように見える)エステル、
ネタじゃなく、頑張れ、超頑張れ。
ヨシュアやオリジンのユーゴと違って、
本当に本人が求めている言葉だけでは本人が救われる余地
立ち直れる余地がレンには今のところ皆無そうなのがきついなー

58:名無しさん@ピンキー
07/07/06 20:53:04 AsnvdVR/
7で幸せになれると思うぜ
今回不幸な過去を描かれたキャラは、7で思い切り幸せにしてやるんじゃないかとオモタ
ある種不幸な過去を乗り越えて幸せになる過程を描くのかなと

59:名無しさん@ピンキー
07/07/07 09:28:16 MwVuLDK3
レンたんの比較的ハッピーなエロネタきぼんぬ

・・・てエステルとかティータをエロテクでもてあそぶ位しかおもいつかんな。

60:名無しさん@ピンキー
07/07/07 14:15:52 WzHP5Whk
次回作はレンがヒロインでレンとは全く正反対の性格のキャラがヒーローになったりして

61:名無しさん@ピンキー
07/07/07 17:51:30 RbN4FPwQ
レンはああいう過去持ちだからヒロインにはならないと思う
サブキャラでヨシュアとエステルと再会するシーンがあるぐらいじゃまいか

62:名無しさん@ピンキー
07/07/08 20:15:20 nFkFZuby
今やってる途中だが、レン、博士号3つ持ってるって頭良すぎだろw



今レポートでウンウン唸ってる俺って一体…orz

63:名無しさん@ピンキー
07/07/08 22:10:07 mpfZeX5a
博士人格の人が対応してるんだろうか>論文


64:名無しさん@ピンキー
07/07/09 19:03:53 TZjaqlTu
>>63
救出時点で多重人格を保ちきれなくなって崩壊寸前だったみたいだから
純粋に当人のスペックじゃないかね

65:名無しさん@ピンキー
07/07/10 01:43:31 j7+FI4Ie
空の軌跡3rdはアガットとティータがラブラブすぎてニヤニヤしちゃうな

66:名無しさん@ピンキー
07/07/10 01:58:45 lvVF+mbz
興味がねーオレは単純にうざかったけどな

67:名無しさん@ピンキー
07/07/10 09:34:59 2wvPGMvN
あと5年もしたら熟れごろじゃあ

68:名無しさん@ピンキー
07/07/10 10:00:33 tb5ECZyW
アガットとティータなんてのは恋愛感情がないから通用する冗談だな

69:名無しさん@ピンキー
07/07/10 18:00:32 j7+FI4Ie
ティータはそのうち恋愛感情に発展しそうだ。んでアガット根負け

70:名無しさん@ピンキー
07/07/10 18:27:31 USz8GEFU
赤毛は市長とくっついてほしい気もするが。
子供の頃から、お互いの事を誤解してて仲悪かったけど
大人になって誤解が解ける、というのはフラグだろう、常考

71:名無しさん@ピンキー
07/07/10 21:50:10 2NVSF53w
俺もアレはフラグと思ったけど、全然絡みねーのな。
赤毛のキャラでロリはねーよ

72:名無しさん@ピンキー
07/07/10 22:06:47 95ipCeOb
今、空の軌跡3rdのエピソード15見てきた。
(注意!ゲーム中に残酷な描写があります)が必要かもな。

っていうか、3rdで出てる全キャラ、どっかイカれてない?
あ、オヤジと放蕩皇子と格闘バカは別か。

73:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:06:37 5AXC9MES
ティータはもうアガットに恋愛感情あるだろ
だからアネラスとアガットが恋人と誤解したとき、やきもちを妬いた
プレイしていればわかると思うが

74:名無しさん@ピンキー
07/07/10 23:53:11 qX8Bew4n
>>72
放蕩皇子がいちばんイカれてるんじゃ…

75:名無しさん@ピンキー
07/07/11 00:34:02 n6sqngYY
>>68
正確には、アガットにはティータへの恋愛感情が無いから通用する冗談じゃなかろうか?
妹分とか仲間としては大切に思ってるだろうが異性への恋愛感情とは別ベクトルだろう
というか現時点でガチでアガットがティータに直に恋愛感情ぶつけてたらそれこそシャレにならん

でも、何年も周りがそんな目で見てて、本人もティータ自体は嫌いではないという感じだから
数年後にはティータの根気と周りの圧力だのに根負け?して恋愛感情に発展しかねんな。

>>72
普通の人は他者なんて傷つけることなど一度もなく平穏な日々を送りたいと思うものであり
あんな何百何千とバトルってる時点でいかれてるだろう。

76:名無しさん@ピンキー
07/07/11 09:43:26 NP/U1DBb
星の扉15のエピソードと現在のレンのキャラが微妙に合わない気がするな。
もっと壊れててもおかしくない気がするが。

なんかデス種のステラやフォウ・ムラサメみたいな死に方しそうで嫌だ。

77:名無しさん@ピンキー
07/07/11 15:18:57 7iiLW7Uw
ステラと同じ末路をたどるレンはオレも考えた事あるぞ
嫌だってやつには悪いが、これはこれで面白そうだw

78:名無しさん@ピンキー
07/07/11 22:34:54 sYD4GchR
面白そうだと思うのと同時に痛そうだ…心が。

79:名無しさん@ピンキー
07/07/12 10:29:47 VNjY8/bM
無口クール系ロリの載った新型ゴルディアスにボコられてあぼーん寸前でエステル・ヨシュアが
助けに来る展開とみた。その後ラッセル一家が改造したパテルマテル改で撃破という王道パターン。
サンライズならともかくファルコムだからこうだろ

80:名無しさん@ピンキー
07/07/12 10:41:30 JiZp7DRX
レン関係はサラっとやっただけで終わりそう
せいぜいNPC扱いじゃないのかい
6やってない人にはよくわかんないだろうし

81:名無しさん@ピンキー
07/07/12 14:07:18 nR1j4z5o
キャラゲーであんなファンディスク作ってるような会社が
旧キャラを切り捨ててNPCにするとは思えない
よって何人かは仲間になりそうだが、皇族やティータは不自然だからもうやめてくれ

82:名無しさん@ピンキー
07/07/12 17:56:51 jMSU/Co0
みんなして誰とくっつくかくっつかないかなんて話して…
ここ腐女子しかいなさそうだな

83:名無しさん@ピンキー
07/07/12 18:23:28 quaXi8ca
ファルコム・パンチ!!

84:名無しさん@ピンキー
07/07/12 18:32:02 iu/pz4al
藻前等の好み、恋愛観だのはちょっと分かった。
軌跡のキャラが好きだということも読んでて分かるよ。

で、あなたは、小説書くの? 書かないの?

85:名無しさん@ピンキー
07/07/12 20:00:33 +hg7w+2Z
我慢しきれなくなったオリビエがヨシュアを襲うのでもいいの?
(本編のオリビエのアレは、単なる演技だと思う。そう思いたい!)

86:名無しさん@ピンキー
07/07/12 20:55:12 T/1BjDRu
>>82
振られたクローゼが逆恨みしてエステルを不幸な目に遭わせることでも話し合うか?

87:名無しさん@ピンキー
07/07/12 21:56:47 c7WreFp7
伸びてるから投下されてると思ったのに・・・
俺のwktkをどうしてくれるorz

88:名無しさん@ピンキー
07/07/12 22:46:51 XtM407vI
久々にスレ進んでて純粋に嬉しいけどなぁ

89:名無しさん@ピンキー
07/07/13 01:54:52 YRzjOCUZ
>>88
はっきりいっておくけど、
主旨とズレた雑談は、ほどほどにしておかないと職人投下来ないよ
空の軌跡ネタ以外の話書いた人なら、なおさら。
そのことは住人も覚悟しておいたほうが良いかと思う

90:名無しさん@ピンキー
07/07/13 07:49:32 bkVUdBe/
なんで空の軌跡ネタで雑談すると↑みたいの沸くのかねw
流れ変えたきゃ他のネタふりしろよw

91:名無しさん@ピンキー
07/07/13 07:56:24 NOCf9nvc
>なんで空の軌跡ネタで雑談すると↑みたいの沸くのかねw
前スレの後半、雑談とくれくれに結果的に特化しちゃったからじゃなかろうか?
あれは何かちょっと空気悪かったよ。

92:名無しさん@ピンキー
07/07/13 08:06:19 8PLZvZKg
じゃあ、あえてここで一言。


フローラ可愛いよフローラ








書いて反省。

わかる人いる?

93:名無しさん@ピンキー
07/07/13 08:24:04 BmIG2HaM
もちろんわかるさ
ええと・・・その・・・アレだろ!

ドラクエ5の

94:名無しさん@ピンキー
07/07/13 09:42:51 9vLs43um
主人公にアトラスと名付けてフローラ嫁にしたのは俺だけでいい

95:名無しさん@ピンキー
07/07/13 18:34:51 tah1jsKd
>>92 1&2派なもんでガガーブ現在も完全スルーな異端野郎がここに居るぞ
このスレ的には、乳揺れw
あと、高田明美さんの描く利発そうな感じのお嬢さんな画とか

96:名無しさん@ピンキー
07/07/14 00:38:36 1Pd/cCPJ
>>92 エロじゃねーけどパロ
「ねえこのカードの緑色の髪のおねーさんって誰?」
「フォルナ姫……じゃなくてビジュアル画面で乳揺れしそうな箱入りお嬢さんみたいな人じゃないかな」
「このカードの仮面の人は?」
「なんとなくな勘だけど、なんか地底徘徊しそう」

97:名無しさん@ピンキー
07/07/14 17:06:57 ATGnUtns
GJ

98:名無しさん@ピンキー
07/07/14 20:58:36 nwzD2Azu
サラマンダーより早~い

99:名無しさん@ピンキー
07/07/15 00:14:50 tb23rzDL
>>79
でも扉の中身を全部見た感じだと、結社って執行者への
直接の手出しってできないんじゃなかろうか、と思ってしまう。

盟主の方向転換がない限りは。

100:名無しさん@ピンキー
07/07/15 00:16:04 tb23rzDL
しまった・・ここエロパロスレだったかorz
スルーしてくれ。

101:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:50:17 Fvy/utrH
「アレス=トラーノスの王様とバルカンの(一応)殺害現場に出くわしたドーラ。
彼女が師匠の仇として執拗にアレスを追うのはそれを見たからに他ならない。
のだが、
果たして超現実主義なアレスが
面倒な目撃者(当時のドーラ)をうら若く将来がありそうな娘っこだからといって
ただ単に見逃すだろうか。バルカンのこともあるし、見逃したのだろうが、
自分はそこを少々不可解に思うのだ。」
「なるほど、で、それで?」
「血みどろなって意外に気が高ぶったアレスは……うっ何をするんだ」
「……全国うん万人の真面目なブランディッシュファンに謝れ! 謝れ!」

102:名無しさん@ピンキー
07/07/16 01:38:36 oT9YXMeP
レンたんに「豚は死ね」と罵られながら惨殺されたい

103:名無しさん@ピンキー
07/07/16 03:32:18 bgApmm+I
ポーキー

104:名無しさん@ピンキー
07/07/16 12:31:20 RChKfDlX
>>101
GJ

105:名無しさん@ピンキー
07/07/21 23:12:13 AMYMG+xs
開幕掛け声、全体Sクラフト3連発でたいていの雑魚沈むからな。プラス大極輪でボスも大打撃。
執行者戦、フィリップ戦、ナイトメアモードでは世話になったな。ゾディアックでもいいんだろうけど微妙に詠唱時間が長い。


106:名無しさん@ピンキー
07/07/22 10:21:58 Blsmpvjd
エドガーさん、僕は思うんです。

誤爆レスを見るたび、傍らでPC板などを開きつつ傍らでこの板を開いている
むっつりさんがこの世界のどこかに居るのだと。

107:名無しさん@ピンキー
07/07/22 13:32:56 caO7f+Xy
というかPC板の本スレよりここのほうがまともな気がするのは気のせいですか。

GWからFCSCプレイして本スレを覗いたら掘るの掘られるのという書き込みの群れに
ドン引きして逃げ帰ったのですが。

108:名無しさん@ピンキー
07/07/22 13:48:39 3yJoHeWb
多分ここが一番まともに機能してるよ
数字板ゲームスレも掘る掘られるの群れでまったりムードを壊されて落ちたとこ

109:名無しさん@ピンキー
07/07/22 14:48:16 G2Yr9+4L
本スレのほうが断然キモイってどんな流れだよ

110:名無しさん@ピンキー
07/07/22 18:05:29 11pBF0F8
新参か?あそこは昔からああだぞ
そのうち慣れる

111:名無しさん@ピンキー
07/07/22 19:20:40 HKSgqZ4A
>>107
軌跡ネタをまったり語れると他所スレで安心はできんぞ。
どこをどうしてか辿ったりして来ること有るから。(おすすめ2ちゃんねるか?)
jdkスレにも来たよorz軌跡ネタだけじゃないぞあのスレってのに
というか、本スレって本来はファルコムのスレじゃね? まあ、どうでもいいけど。

けど、ここ「ファルコムでエロ小説」なスレだから、それをちょっと心がけてほどほどにねー

112:名無しさん@ピンキー
07/07/22 21:49:49 G2Yr9+4L
誰か楽園の小説かいてくださいおねがいします><

113:名無しさん@ピンキー
07/07/23 01:13:40 drKi4upW
あれはシャレにならない描写だから無理

114:名無しさん@ピンキー
07/07/24 08:32:47 YR8XzOzT
楽園でレンじゃなくて幼エステルだった場合の描写とか見たい

115:名無しさん@ピンキー
07/07/24 09:50:03 PPQkP1Cq
メンタル強いから適応しちゃいそう
それ以前に指名されるか微妙だが

116:名無しさん@ピンキー
07/07/24 11:38:38 FgV56OoJ
みんなに励まされながらで結構いっぱいいっぱいに見えたが

117:名無しさん@ピンキー
07/07/24 18:35:22 HBjMrmrS
客「ほれほれ、おじさんの芋虫は大きいだろう?」
エ「わーっ、ヨシュアのより小さーい!」

118:名無しさん@ピンキー
07/07/24 22:02:35 1IjXDK4n
>>117
それを大きーいと言っちゃうとヨヨになるな

119:名無しさん@ピンキー
07/07/25 01:23:53 ucZ3+7Mh
レンが楽園でメタメタな目に遭ってるSS読みたかったのにキモイのが真面目に語ってて萎えたw
エロパロスレとは思えない純愛厨が湧いてるな
本スレのほうがよっぽど変態の巣窟だわ


120:名無しさん@ピンキー
07/07/25 10:15:30 x3v4Y1Af
本編の話がエロパロSSみたいな感じだったのでどうでもいい

121:名無しさん@ピンキー
07/07/25 10:53:59 +TWTFOKv
>>118
バハラグかw
ついでにマリナとアリシアも黒歴史

122:名無しさん@ピンキー
07/07/25 18:29:56 Ts6CzNMu
マリナが余裕で最凶

123:名無しさん@ピンキー
07/07/25 20:39:52 tatOTSyc
マリナってWA2の?
ヨヨとアリシアがビッチなら
マリナは地雷女って感じ
方向性が違う

124:名無しさん@ピンキー
07/07/25 20:56:30 Uxk/F8Kf
痛いことに変わりは無い

125:名無しさん@ピンキー
07/07/25 22:22:37 YQZmeGJG
ヨヨはビッチすぎて強烈な信者も獲得してしまったからな…
マリナの痛さはセラとかリノアとかシャーリーの方向性だな。

126:名無しさん@ピンキー
07/07/26 09:53:34 SPGMBmln
お前ら・・・
ここは本スレでもキャラ萌えスレでもアンチスレでも雑談スレでもないんだぞ

127:名無しさん@ピンキー
07/07/27 00:55:31 oF7NARPb
>>119
>本スレのほうがよっぽど変態の巣窟だわ
コレには同意せざるを得ない。

128:名無しさん@ピンキー
07/07/28 23:04:58 McXou9ea
ほしゅ

129:名無しさん@ピンキー
07/07/29 22:32:50 wcC/AZs/
オリビエがミュラーと絡んでるのキボンヌ

130:名無しさん@ピンキー
07/07/30 07:25:52 +lHjvgWH
キモス

131:名無しさん@ピンキー
07/08/01 18:35:51 3YRbNxoa
その中じゃアリシアが一番人間として理解出来るな

132:名無しさん@ピンキー
07/08/01 22:11:30 Arsrhuov
アリシアって名君だろどう考えても
あんなカッコいいおばあちゃんなかなかいない

133:名無しさん@ピンキー
07/08/02 10:15:05 nrF0a7uV
空の軌跡のアリシアじゃないべ

134:名無しさん@ピンキー
07/08/02 21:12:26 QCusmXWm
オリビエ厨の腐女子が死にますように

135:名無しさん@ピンキー
07/08/03 00:28:43 hE9NQbGa
断る。

136:名無しさん@ピンキー
07/08/03 06:58:37 3KXn6qm+
死ね

137:名無しさん@ピンキー
07/08/03 13:23:54 FMBRS8DE
オリビエの明るい性教育
 改め 
エルモ温泉の覗き魔退治

前回までのあらすじ

エルモ温泉の覗き犯を捕らえるため、おとり捜査として露天風呂に
入ったエステル様御一行。姿を現した覗き魔の正体は魔獣だった。
一人で飛び出そうとするエステルは、止めようとするオリビエと
ぶつかり転倒。少女たちは、倒れたオリビエの股間に興味津々。
オリビエは気絶したふりを続け、バスタオルの下からのぞく、
少女たちの秘められた部分をじっくり鑑賞するのだった……。

138:エルモ温泉の覗き魔退治(8)
07/08/03 13:25:28 FMBRS8DE
 一方、少女たちのほうでは、オリビエの股間の状態を、タオルを
取って直に確認しようという話になっていた。
「オリビエさんの……み、見ちゃうってこと……?」
 三人がオリビエのほうを振り返る気配。
 オリビエは、すぐに目をつぶって死んだ振りをする。
「……し、仕方ないわよ。心配だから、ちょっと確認してみるだけ」
「そ……そうですよね。万一、怪我をされていたら大変ですから……」
「う、うん……そうだよね」
 エステルが、オリビエの下半身に巻かれたタオルに手をかけると、
少女たちは思わず身を乗り出した。
(おおっ……!)
 薄目を開けていたオリビエも、思わず身を乗り出しそうになる。
エステルはオリビエの上で、シックスナインも同然の四つん這いに
なり、クローゼとティータはさらに身をかがめて中腰になっていた。
あられもなく突き出された3つのお尻は、オリビエの前に惜しげも
なく開かれて、恥ずかしい中身を全部さらけ出していた。
 真正面の間近で一番よく見えるエステルの股間は、オリビエが舌を
伸ばせば舐められるほど間近に堂々とおっぴろげられ、明るい陽光の下
で何もかも露になっていた。さっきよりも大胆な開脚姿勢に、サーモン
ピンクの陰唇もほころび、処女の秘洞を覗かせる。その上にはセピア
にくすんだお尻の穴が、窄まりの皺まで数えられるほど丸見えになって
いた。
(うーん、光栄だねぇ……エステルくんの恥ずかしい穴を、ここまで
見せてもらえるなんて)
 その間にも、エステルの手でオリビエのタオルがめくられていく。
だが、男根を少女たちに見られたところで、この絶景の対価として
は安いものだった。
 何しろ目線を左に上げるだけで、たちまちクローゼの真っ白な
お尻が視界に飛び込んでくる。はしたなく突き出されたお尻は
半開きになり、姫君の大事な性器が見えてしまっていた。
(アソコが見えてますよ、クローディア姫殿下……)
 クローゼの大事な部分は、桜貝のような陰唇がそっと合わさって、
わずかに秘肉をのぞかせる。その上には少しくすんだピンクのアヌス
が小さく窄まっていた。汚れなき白い尻肉の間にのぞく色めいた2つ
の穴は、ため息が出るほど美しく卑猥だった。
(すばらしい眺めだねぇ……まさにリベール王国の最高機密だ)
 そして、目線を右に上げると、今度はティータの幼い下半身が
存分に鑑賞できる。幼児体型そのままの小さなお尻は無防備に
開いて突き出され、合わせ目が淡く色づいただけの単純な無毛の
ワレメも、ちっちゃなアナルの窄まりも、無防備にさらけ出され
ていた。だが、肛門が見えるほどお尻が開いていても、ティータ
の未成熟な性器は閉じたままで、中を覗くことはできなかった。
 オリビエが美少女3人のむき出しの股間を鑑賞するうちにも、
エステルはタオルを剥ぎ取ろうとしていた。
「いい? と、取っちゃうからね?」
「……はい」
「……うん」
 神妙に返事するクローゼとティータ。
 オリビエは少し思案した。
(ここで気づいた振りをすれば、僕だけタダ見で終わらせる
こともできるが……それは面白くないねぇ。せっかくだから、
お嬢さん方がどこまでやるか拝見させてもらおうかな) 
 オリビエがそう決めたとき、エステルがタオルを引っぺがす。
「……!」

139:エルモ温泉の覗き魔退治(9)
07/08/03 13:29:06 FMBRS8DE
 少女たちの目の前に、垂直に屹立したペニスが飛び出した。
「わっ……!」
「きゃ……!」
 三人とも思わず身を引いてしまう。その瞬間、オリビエの
前にはエステルのお尻がどアップになり、顔を引かないと鼻と
口がアソコに埋もれそうになる。
(エ、エステル君は大胆だねえ……。アソコを見られるだけじゃ
飽き足らず、今度は舐めてほしいとでもいうのかな……?)
 エステルのむき出しの股間は、あられもなくオリビエの前に
突き出され、柔らかく茂る陰毛がオリビエの口元をくすぐって
いた。オリビエは身動きもままならず、苦しい体勢になる。
 エステルは、自分の下半身でそんなことが起きているとは
露知らず、目を見開いてオリビエの男根を見つめていた。
「す、すごいね……」
「そうですね……」
「こ、これがオリビエさんの……」
 三人とも顔を上気させ、初めて見る勃起した男性器に目を
奪われていた。エステルが疑問を口にする。
「男の人のって、いつもこんなに……すごいの?」
「ど、どうなんでしょう……?」
 クローゼは赤くなって口ごもる。
「……」
「……」
「……」
 三人は無言になり、オリビエの屹立をまじまじと見つめていた。
 やがて、エステルが頬を染めて言った。
「ちょ、ちょっと触ってみるね……?」
 天を仰ぐ男性自身に、おずおずと手を伸ばしていく。
 ティータとクローゼは、黙って見守っていた。
 いざ触れる段になって、エステルの手が少し躊躇する。
 思い切ったように手を広げ、ギュッと大胆に握り締めた。
「!!!」
 瞬間。
 あらゆることが、同時に起こった。
 ペニスの熱さと硬さにひるんだエステルが思わず身を引き、
 アソコとお尻がオリビエの顔に押し付けられ、
 顔面を塞がれたオリビエはたまらず身をよじり、
 エステルは飛び上がって声を上げた。
「きゃああンッ!!」

140:エルモ温泉の覗き魔退治(10)
07/08/03 13:30:16 FMBRS8DE
 こうなっては、さすがにオリビエも死んだ振りは続けられない。
「う、うーん……。やあ……これはお嬢さん方。どうしたのかな?」 
 と、今しがた気づいたように起き上がり、笑顔で取り繕う。
 そこで自分を見る三人の視線が、丸出しのペニスに集中している
ことに気づき、
「え……? お! おおっと、これは失敬したね」
と腰にタオルを巻き直す。真っ赤になって目をそらす三人に、
「お嬢さん方には、ちょっと刺激が強かったかな? ハ、ハハ……」
 気まずい笑いまで演出してみせるオリビエであった。そして、
「おや……?」
 そこで初めて気づいたように、鼻をクンクンさせてみる。さっき
押し付けられたエステルのアソコの湿り気が、微かな残り香となって
鼻と唇に付着していた。オリビエは、いぶかしげな表情を装いつつ
小鼻をうごめかせ、唇を舐め直して、処女の甘酸っぱい分泌液を
これ見よがしに堪能した。
(ふむ……若々しく、さわやかな匂いと味だね。美味しいよ、
エステル君)
 さりげなく盗み見ると、エステルがすごい勢いで真っ赤になって
いた。両手をお尻に回して、もじもじと身をよじる。オリビエは
密かに微笑んだ。
(今さらそんなに恥ずかしがっても遅いよ、エステル君。大事な
ところは、もう全部見せてもらったからね。君のアンダーヘアも、
おまんこも、お尻の穴も……)

「どうしたんですか? オリビエさん」
 クローゼの質問を、オリビエは適当に受け流す。
「いやいや、なんでもないよ。気のせいだね」
 そして、赤い顔で目をそらすエステルに話しかけた。
「エステル君、大丈夫かい?」
「ひゃいっ!?」
 いきなり声をかけられ、エステルは頓狂な声を上げる。
「な、なにが……?」
「いや、僕とぶつかって転んだんじゃないのかい? 一人で行くと
危ないから止めようと思ったんだが……悪いことをしてしまったね」
「う、ううん。あたしこそ、一人で飛び出しちゃって」
 耳まで真っ赤になるエステルに、オリビエは笑いかけた。
「まあ、エステル君に怪我がないならよかったよ」
 ティータが上目遣いに尋ねる。
「オリビエさんは、大丈夫なんですか?」
「大丈夫、背中をちょっと打っただけだよ。ここの温泉に浸かれば
すぐ治るだろう」
「そうですか~、安心しました。オリビエさん、なかなか起きな
かったから……」
 君たちの大事な部分をゆっくり見せてもらっていたからね、とは
言えるはずもなく、オリビエは笑ってごまかした。
「いやあ、僕としたことが面目ない。ハッハッハッ」

141:エルモ温泉の覗き魔退治(11)
07/08/03 13:31:33 FMBRS8DE
「でも、覗き犯が魔獣だったなんて……」
 クローゼの一言に、一同の表情が引き締まる。
「うん、まさか魔獣がお風呂を覗くなんて思わないわよね」
 既に遊撃士の顔に戻ったエステルが言った。
「そんな話、聞いたことないですよ~」
「さすがの僕も初耳だね」
 ティータとオリビエもうなずいた。
「でも、人だって魔物だって、覗きなんて許せない! 次は絶対に
捕まえて、とっちめてやるんだから!」
 威勢のいいエステルに、クローゼが冷静に言った。
「そうですね。でも魔獣となると、人間の覗き魔とはわけが違い
ます。問題が解決するまで、マオ婆さんに頼んで一時的に宿を
閉めてもらったほうがいいかもしれません」
 横からオリビエも口を出す。
「僕もそれに賛成だね。相手が魔獣だけに、宿泊客に万一のことが
あるといけない」
「そうよね。お客さんが襲われたりしたら大変だもんね」
 ……。

 こうして、マオ婆さんに事情を話し、「紅葉亭」は一時休業にして
もらうことになった。
 そして「魔獣が今日中にまた覗きにくる可能性は低いだろうから、
万一に備えて待機し、次のおとり捜査は明日にしようじゃないか」
というオリビエの提案により、一行は貸し切り状態の宿でそのまま
一泊することになった。

142:エルモ温泉の覗き魔退治(12)
07/08/03 16:45:58 FMBRS8DE
 夕食前、宿の廊下でエステルがオリビエに声をかける。
「あれ、オリビエ。どこ行くの? もうすぐ夕食の時間よ?」
「ちょっと野暮用があってね。すまないが、先に食べておいて
くれたまえ」
「そうなの? じゃあマオ婆さんに伝えておくけど、あまり遅く
ならないようにね」
「フッ、了解した」
「なにが、フッ、よ」
 呆れ顔のエステルと別れ、オリビエは宿の外に出る。

 午後遅くの陽は傾き、もう夕暮れが迫っていた。
 オリビエはまず宿の裏手に回り、人気がないのを確かめると
掌サイズのアーティファクトを取り出した。指先で操作し、
耳にあてると、ほどなく通話を始める。
「やあ、愛しのミュラー君。元気にしていたかい? いやいや、
いいんだよ。君の愛はもう十分伝わっているから。それより
調べてほしいことがあってね。帝都にほら、なんとかいう魔獣
学の権威がいただろう。彼に尋ねてほしいんだけどね。つまり、
魔獣が人間相手に発情したり風呂を覗いたりするのは、普通に
起こりうることなのかね。ちょっと聞いといてくれないかな。
悪いんだけどね。そういうことだから。よろしく頼むよ、わが
愛しのミュラー君☆」
 相手の怒鳴り声を風と受け流し、オリビエはおもむろに
通信機を切った。
「さて、次はと……」

 オリビエは、露天風呂の裏手の茂みを調べてみる。先ほど、
覗きの魔獣たちが潜んでいたところだ。
「うーん、これはナイスな覗きポジションだね。魔獣の分際で
というべきか、魔獣ながらあっぱれというべきか……」
 ぶつぶつ言いながら茂みの中や地面を詳しく調べる。魔獣の
足跡は確かに残っていた。だが、他には特に気になる痕跡は見
当たらなかった。
「何か裏でもあるかと思ったが……考えすぎかな?」
 首をひねりながら、今度は魔獣が逃げた方角へ足跡をたどって
いく。
「仕方ない。明日に備えて、連中の逃げ道でも調べておこうか。
連中のねぐらの位置でも分かれば御の字だがね……」

 たっぷり1時間も草原や林に分け入って、どうやら覗き魔獣
たちのねぐらに大体の見当をつけたころ、夕闇が落ちてきた。
「今日はもう、これでよしとしようか」
 帰途についたオリビエは、たちまち夜の林で道に迷った。
 なんとか宿に帰り着いたのは、さらに2時間近くも後だった。

143:エルモ温泉の覗き魔退治(13)
07/08/03 16:46:51 FMBRS8DE
オリビエが宿に着くころ、あたりはすっかり暗くなっていた。
一時は山中での夜明かしも覚悟しただけに、宿の灯りが見えた
ときには安堵のあまり涙が出そうになった。
「はあ……やっと帰ってきたよ……」
 オリビエは空腹と歩き疲れでふらふらだったが、まずは元気
付けをしようと自室に上がる。行き先は温泉と聞いて、秘蔵の
ポートワインをこっそり持参していたのだ。
「まずは一杯やって、生き返らないとね」
 うきうきと部屋に戻ったオリビエを待っていたのは―。

 ポートワインの空瓶と「ごちそうさま」のメモ書きだった。

 オリビエはしばらくの間、
 orz ←この状態から立ち直れなかったという。

 立ち直った彼が真っ先にしたことは、
「エステル君っ! ヒドイぢゃないかっっ!!」
と泣きながらエステルたちの部屋に怒鳴り込むことだった。
 だが。
「おや……?」

 彼女たちの部屋は、もぬけの殻だった。

「変だね。どこに行ったのかな」
 他の部屋も見て回ったが、誰もいない。
 だが履物は玄関に置いたままだ。
 ということは、宿の外に出かけたわけでもない……。
「ははーん」
 オリビエには、ピンときた。
 酔い覚ましに露天風呂に行ったに違いない。
 あの素晴らしいポートワインで、いい加減にほろ酔い気分に
なったところで露天風呂へ……。
「くううううううっ!!」
 オリビエは口惜しさに歯噛みした。
 そんな極楽気分を味わうため重い瓶をわざわざ持ってきたと
いうのに自分は一滴も飲めずエステルたちだけ極上の酒+温泉
という至上の悦楽を満喫している……。
 許すまじ。
 ふつふつとたぎる憤りを胸に、オリビエは服も脱がずに露天
風呂へと突き進んだ。

144:エルモ温泉の覗き魔退治(14)
07/08/03 16:47:56 FMBRS8DE
「エステル君っっ!!」
 もはや泣いてんだか怒ってんだか分からないオリビエの甲高い
声が露天風呂に響き渡る。
「エステル君っ! よくも、僕のポートワインを……!」
 返事はない。人影もない。
 見渡すと、露天風呂にはオリビエしかいなかった。
「おや……?」
 何度見回しても、オリビエ一人。
「おかしいな……」
 いったん中に入って女風呂の入り口まで戻る。閉じられた
木の引き戸をノックしてみた。
「エステル君? クローゼ君? 誰かいないのかい? ……
開けるよ?」
 声をかけながら、そろそろと引き戸を開ける。脱衣所には、
見覚えのある衣類があった。エステルの服は床に散らばって
いた。たぶん酔って脱ぎ捨てたのだろう。
(ほほう、エステル君のは水色の縞々か。可愛いおそろいの
縞ブラと縞パンだね)
 クローゼとティータの服は、きちんとたたまれて脱衣かご
に収まっている。いちばん上に小さくたたまれたショーツは
どちらも純白で、クローゼのは小さなピンクのリボン付き、
ティータのは無地のコットンパンツだった。
(うんうん、清楚でいいねぇ……じゃなくて)
 脱衣所から女風呂の入り口をうかがってみるが、何も見え
ない。再びノックしてみた。
「おーい、誰かいないのかい? 開けるよ? 開けちゃうよ?」
 声をかけながら、そろそろと扉を開ける。
 女風呂に立ち込める蒸気と湯気の向こうには……。
 やはり、誰もいない。

 念のため、女風呂から露天風呂へと外に出る。
 改めて見回しても、やっぱり無人。
 そのとき。
「!」
 ふと、茂みのかげに白いものが見えた。
 急いで駆け寄ったオリビエが見たものは―。
 露天風呂用のバスタオルだった。
(さっき調べたとき、こんなものは無かったはずだ。)
 もう一度、さっきの茂みを調べてみる。
 そこには真新しい魔獣の足跡が入り乱れていた。さらに周囲
の地面や草木にも、争ったような、乱れた跡が残されている。
(これは……)
 道筋を少したどると、さらにバスタオルが落ちていた。
 もう少し先に、また1枚。
 これでバスタオルは3枚になった。

「クッ! なんてことだ……!」
 疑いの余地はなかった。魔獣たちが戻ってきて、今度は覗く
だけで飽き足らず、エステルたちを襲って連れ去ったのだ。
 オリビエの行動は迅速だった。
 脱衣所でエステルたちの衣類をかき集めて部屋に取って返すと、
持てるだけの道具と装備一式とまとめて袋に詰め込んだ。バス
タオルはどうしようかと一瞬迷い、3枚ともベルトに挟み込む。
 オリビエは空腹も疲労も忘れ、完全武装で宿を飛び出した。

145:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:21:09 xYE/HLvF
なるほど、オリビエ儲の腐女子がこういうSSを作ってたんだな?

146:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:41:22 3KXn6qm+
オリビエのような電波キャラを好きな奴は全員気が狂ってるからね

147:名無しさん@ピンキー
07/08/03 23:43:25 gJ4dQgVB
電波キャラといえばフローラでしょ

148:名無しさん@ピンキー
07/08/04 00:08:27 Y21qNmXn
英雄伝説2か。
アレは文字通りに電波を受信していたのではなかろうか。

149:名無しさん@ピンキー
07/08/07 07:30:29 r/bzdtBz
俺的にはエステルはヨヨより酷く見える

150:名無しさん@ピンキー
07/08/07 23:20:26 FdfpF5sz
スレタイも読めないらしい住人の雑談まみれのこのスレなんて

151:名無しさん@ピンキー
07/08/08 09:11:48 zXYt/S+Z
糞ビッチエステルが猟兵に輪姦されまくるSSマダー?

152:名無しさん@ピンキー
07/08/08 17:38:26 2y3Deu+6
猟兵が可哀想だが主人公の役得だな

153:名無しさん@ピンキー
07/08/09 14:40:47 wMZ21yZi
落ちすぎageるぜ
>>137->>144 GJ
続き待ってる!!!

154:名無しさん@ピンキー
07/08/09 18:44:14 59+unNCy
死ね

155:名無しさん@ピンキー
07/08/10 20:36:01 f5kfvCng
流れ読めない俺がレーヴェ×レン小説書いてみる
でもハッピーになれない悪寒……
缶を投げ付けないで下しあ

156:獅子と悲恋(1)
07/08/10 20:41:11 f5kfvCng
 すえた臭いが、業火に包まれた館に漂っていた。
「これは……下種が……―」
 吐き捨てるように呟き、銀髪の青年は辺りを一瞥してから少女を見下ろした。
 まだ、息があった。
 一思いに楽にする事が生きるより救われる者には、剣で出来た花を手向けていた。
 でも、この少女は違う。
 生きる事に貪欲で、あらゆる苦しみの中でも『自分』を決して捨ててはいなかった。それを物語る、四肢に残された赫い十字架。
「これでも、生きていると言えるのか?」
 不意に隣の少年が彼に尋ねた。  それもそうだろう。ここに横たわる少女は一見、打ち棄てられたボロ人形にも似ている。
 まるで、かつてのその少年のように。
「これが、生きている人間―……見てみたいな。生きているところ。結社で引き取れないか?」
 少年が呟いた。彼はその言葉に少々驚いたが、頷く。
 彼らは、少女に近付いた。
「―痛くしないで……痛いのは、いや……」
 少女を足元に迎えた時、微かに足元から聞こえて来た擦れ声に、青年ははっとした。対する漆黒の髪の少年は、臆する事なく少女に近寄る。
 何とか青年もそれに続き、少女の傍に膝を付く。
「痛いこと……そんな事は望まない。僕はただ、君が生きる姿に興味がある。名前は?」
 語り掛けて来た少年に、少女は『名』を告げる。
「違う、『君』の名前だ」
「……ッ!」
 少年の言葉に、少女は目を見開いた。
 その琥珀色の瞳……それは青年に彼女のものも、隣の少年のものも思い出させた。
「……レンじゃない……ここにいるのはレンじゃないわ。レンは何もしてない、しなくていいの! レンは何もしないでぬいぐるみと遊んでいればいいの……だってレンはお姫様だもの。レンじゃない、レンじゃないわっ!」
 慟哭にも似た少女の叫び。それは狂った中で自分を護り続け、生きて来た事を伝えた。
 心が、揺れ動いた。もう、嘆かずに持てる全てを捨てた筈だった……
 弱い心を捨てて修羅にならなければ、きっと獅子は生きる事を放棄してしまっただろうから―


157:獅子と悲恋(2)
07/08/10 20:43:23 f5kfvCng

 七耀歴1197年―
 静かな騒がしさを少し漂わせ、漆黒の牙と呼ばれる少年、ヨシュアはその地に立った。
「クスクス……ヨシュア、お帰りなさい!」
 帰ったばかりでまだ粘着性が残る血液を拭う間もなく、ヨシュアはレンの出迎えを受けた。
「今日はまた随分とひどく汚れたのね」
「処理の反動で捕まれただけだ」
 その場面を冷たく言葉に表し、ヨシュアは疲れた様子もなくレンに顔を向けた。
 例え血で汚れていても、ヨシュアが見てくれている、それだけでレンには満足だった。
「でも今回はヨシュア一人だったんでしょう? クスクス、レーヴェも心配したんじゃないかしら?」
「それは無いな」
 不意にレンの後ろから声が掛かり、二人はそちらを見遣った。
 そこにはレーヴェがいた。
「随分早かったな」
 呟くレーヴェの目は、一瞬懐かしさを映したが、すぐに透明な色に戻った。
(レーヴェもヨシュアには御執心みたいね)
 例えそれが一瞬であったとしても、レンだけはそれを見逃さなかった。何しろレンを救ってくれた人達の事だから。
「……あれくらい、何でもない。また出ないと。次が控えているから」
 答えとも煩わしさとも取れる返答に、レーヴェはしばし押し黙った。
「……先を急ぐようなものでもないだろう。暫く休んでから出るといい」
 そう言うと、レーヴェはレンの頭を撫でてやった。レンは嬉しそうに目を閉じながらレーヴェの大きな手をじっと受け入れた。
 ヨシュアは二人の様子をじっと見詰めていた。
(……教授に条件付けをされたヨシュアには、よく分からなかったか)
 答えが返って来ないのを感じ、複雑な顔をして、レーヴェは口をつぐんだ。
 普通、執行者は蛇の使徒だろうと誰が相手だろうと意思を曲げてまで従わなくてもよい。
 ただ、ヨシュアは壊れた人形。誰かが糸で引っ張らねば微かにも動く事は出来ないのだ。
 だから、静かに目を閉じ、こう言った。
「漆黒の牙、今優先すべきは執行者候補(レン)への技術提供だ」
 その言葉に、ヨシュアは頷いた。そして「身支度してくる」と言ってその場を去って行った。
 去り行くヨシュアにレンは「あ……」と呟いてその後ろ姿を見送った。心なしか、つまらなそうである。
「レンとまたかくれんぼをするのかしら? ヨシュアは上手に隠れるからレンには見付け出せないのよね」
 それよりはここでお話した方が楽しいわ、と言ってレンは溜め息を吐いた。
 レーヴェはレンの言葉を聞きながら、ヨシュアの後ろ姿を見送っていた。
「…ヨシュアは陰形術を教えているのか」
「うふふ、そんな不細工な名前だかは分からないけど、とにかくかくれんぼをしているのよ」
 レンが鬼になると中々交代出来ないから困るわ……と、レンは溜め息を吐く。それでも「もう止める」と言わない辺り、まだ十にも満たない少女にしては辛抱強いものがある。
「……あっ」
 不意に声を小さく上げると撫で続けていたレーヴェの手から離れ、レンはヨシュアの去った方へと目を向けた。
 ヨシュアがやって来たのだ。血もすっかり拭われている。
「ヨシュア、今日もかくれんぼかしら?」
「そうだな…」
 レンの言葉にヨシュアはそう答え、レンの手を取った。
 そのレンの嬉しそうな顔。レーヴェは「フッ…なるほどな」と呟き、目を閉じた。
(レンはヨシュアに御執心か…)
 先程レンに同じ事を思われたとは夢にも思わないレーヴェは、口の端を人知れず上げて、改めて二人を見詰めた。
 ―初めてここに来た時より、ずっとレンは生きている。ヨシュアのように壊れてはいなかったが、あの館からやって来た頃のレンは、やはり何処か空白な生き方をしていた。
 生き返った、と言う言葉が一番しっくり来るだろう。
 そして紛れも無く、彼女が生きるきっかけとなったのはヨシュアである。
(あのヨシュアが、誰かを生かそうなどと考えるとは、少々複雑な気分ではあるがな……)
 まだ、後悔にも近い古い感情が残っている。俺もまだまだだなと呟き、人知れずレーヴェは溜め息を吐いた。


158:獅子と悲恋(3)
07/08/10 20:45:17 f5kfvCng

 今回は、かなり粘った方であった。ヨシュアを見付ける事も、また自分が隠れる事も。
 だがどんなに頑張っても大好きなヨシュアには敵わないのだ。
「どうしてもヨシュアには敵わないわ。レンだって手を抜いている訳じゃないのに」
「けれど付いて来ている。他の者は僕がいる事すら気付かない」
 はあ、と溜め息を吐くレンに、ヨシュアはそう言った。事実、レンの情報を吸収する能力は目を見張るものがある。
 だから、あの「楽園」と言う名の地獄の中で生きる事が出来たとも言える。
「……レンは強い」
「えっ?」
 不意にヨシュアが呟き、その言葉の内容に、レンは目を丸くしてヨシュアを見た。
 レンは強い…聞き慣れない言葉に、レンは何も言い返せない。
 ただ、それは楽園で言われ続けたどんな言葉よりも優しく嬉しいもののように感じた。
「君はとても強い子だ、レン。君の歩いた軌跡を、僕は僕のままで歩けはしないだろう。僕は弱いから」
「…………」
 ヨシュアが、弱い? 「楽園」をレーヴェと蹂躙していたと言うのに? 命をその牙で食い荒らす力を持っていると言うのに?
「……生き抜く事が、レンにとって「強い」のかしら?」
「…………」
「ヨシュア、レンはヨシュアみたいになりたいわ。だって、色んなものを殲滅出来るんだもの」
「…僕みたいにか。まあレンならなれるだろう」
「生き抜くだけじゃつまらないわ。だってレンには、生も死も関係無いもの」
 生きるだけなら簡単な事。他の人間が、自分の代わりに苦しめばいい。
「生も死も、善も悪も無い所を歩き続けたもの。レンは何もしなくていいの…だって、周りがレンを護る存在なのだから」
 言いながら、レンはヨシュアに頭を預ける。そんなレンの頭を、ヨシュアは先程レーヴェがしていたように撫でてやった。
 心なしか、レンの顔が赤い気がする。
「言うなれば、君は世の闇に愛された少女だな」
 ヨシュアの言葉にレンは怪訝そうな顔をした。先程から「強い」とか「世の闇に愛された」とか、抽象的な例えの真意を計り切れずにいる。
「…世の闇は決して裏切りはしない。永劫に存在し続ける存在。闇は何があろうとも全てを覆い隠し、護る存在だ」
 何が、あろうとも…―
「僕は世の闇にすら愛されなかったけどね」
 レンの頭を撫でながら、ヨシュアは自嘲じみた声で呟いた。

159:獅子と悲恋(4)
07/08/10 20:46:10 f5kfvCng
 世の闇に愛された少女…その独特な響きは、レンの心に深く響き渡った。
「レン、君は強い。そして君は世の闇に愛された少女…」
「…………」
(世の闇に愛された少女……クスクス、悪くないわ…)
 レンはそんな事を思い、冷たいヨシュアの声をそっと受け入れていた。 冷たい声……けれどもその手は温かい。
(ヨシュアって、冷たいようだけど実はあったかい……まるで、パパとママみたい……)
 もう、遠い昔の事のように思える。まだなにも知らない、真っ白で綺麗だった頃の話。
「……レン?」
 眠ってしまったのか……ヨシュアは視線の先に目を閉じて穏やかな寝息を立てている姫を見ながら思った。
 ヨシュアがレンの事を一番強いと感じたのは、彼女が生きた瞬間を見た時である。
 打ち捨てられていた人形は、実は生きていて……結社と言う心臓を与えたら、その身体には熱き血が流れ出した。
 それは、有り体に言ってしまえば『生命の神秘』だろうか。一見、生きていなかったように見えたものが生きた。
 そのレンを、羨ましく思った事もある。
 世の中に裏切られたのは同じなのに、何故彼女だけ「レン」として生きれたのか。何故自分は「ハーメルのヨシュア」として生きれなかったのか。
 その答えに行き着くのが、生に対する強欲な執着。彼女が持つ「強さ」。
 レンは強い。レンは強い、レンは強いレンは強いレンは強いレンはレンはレンは……
 自分は?
「……別に僕は、生きていないからな」
 生も死も関係無いのは、実はヨシュアの方だった。
 あの時、とうに代償を支払ってしまったようだから。その代償の意味を、彼はまだ知らなかったけれども。
「ヨシュア……レンは寝てしまったのか」
「……ああ」
 後ろから聞き慣れた声を聞き、それが敵ではないと前以て理解していたヨシュアは、振り返らずに答えた。
 レーヴェは寝ているレンを起こさないようにそっと近寄り、ヨシュアの傍に立った。
「随分レンに執着しているようだね、レーヴェ」
「……」
 ヨシュアの言葉に答えず、レーヴェはただレンの事を見詰めていた。
「……レーヴェも分かっているはずだ、レンはこの先優秀な執行者になる」
「そうか……」
 レーヴェは目を閉じ、レンがここに来てからの軌跡を思い出していた。
 生き続けた彼女が、再び生き返り、レーヴェ達に色々な情報を教わり続けた。
 情報を読み取り、自分の物にする能力……それは修羅と化す事で、決して人が得る事の無い絶対的な力を得たレーヴェにすら、目を見張るものがあった。
「レンが、執行者になる……まあ、ありえるだろうな。才能さえあれば執行者に年齢は関係無い」
 分かっている。心の闇さえあれば、老若男女関わり無く受け入れられる領域…それが結社だ。
 現に、目の前の壊れた少年が受け入れられている。
 だが、才能さえあれば、執行者になる中に、レンを含む事が出来ずにいた。
「僕らの目線に、レンが立つ。もしかしてレーヴェはそれを恐れているのか?」
 不意に、ヨシュアがレーヴェに尋ねた。その言葉に驚き、目を見開くレーヴェ。何故かレーヴェは動揺を隠せなかった。
「俺が……恐れている?」
「気付いていないようだね」
 呆れている様子は無いが、それでも意外そうな声色でヨシュアが言った。
「レンが何かを知るたびに、君は目を反らす。レンが僕らに近付くたびに、君は目を閉じる」
 本当に気付かなかったのか? と、ヨシュアが尋ねてくる。
「……」
「何を感じ、恐れている? 《剣帝》と謳われる修羅の君が、そこまで」
 虚ろな琥珀の瞳が、レーヴェの無意識を苛む。無意識に包まれた、レーヴェの柔らかな心はその問いを避ける事が出来ない。
(恐れている……か。それが恐らくは一番当て嵌まっているのだろうな)
 それをまさかヨシュアに指摘されるとは思っていなかったが。
(そうだ、俺は恐れている……)


160:名無しさん@ピンキー
07/08/10 20:49:45 f5kfvCng
携帯で書き溜めていたものをトウカしただけなんで今はこれまでです
申し訳ない
何か、レーヴェ×レンって言うよりレーヴェ→レン→ヨシュアって感じ?
うちのレーヴェはヘタレーヴェ(爆)
幸せなレンを書いてあげたいです

161:名無しさん@ピンキー
07/08/10 21:20:17 f5kfvCng
×トウカ
○投下
何かもう駄目ですね…

162:名無しさん@ピンキー
07/08/11 00:22:11 MgpLGqHL
このうっかり侍め

163:名無しさん@ピンキー
07/08/11 01:30:02 CHy+bXwg
大丈夫、そのくらいのうっかり書きなんて
ファルコムのサイト更新の人は、しょっちゅうやらかしてる。

164:名無しさん@ピンキー
07/08/11 15:58:04 +D+4GHp/
>>162-163
自分何が好きなのか丸分かりでしたね


>>159から続きます
いつになったらエロくなるんだろう
エロじゃないと需要なさそう……

165:獅子と悲恋(5)
07/08/11 16:00:03 +D+4GHp/
「レーヴェは、レンに興味があるんだな?」
 興味、とは少し違うかもしれない。
「心配しなくても、レンはレーヴェを怨んでなどいない」
 ヨシュアは寝ているレンの顔を覗き込みながら言った。
 どうやら、恐れる訳は自分がレンに寝首を掻かれてしまうのではと言う不安から来る物だと判断したらしい。少し気遣うようにヨシュアに言われ、レーヴェは苦笑した。
「俺が誰かの引けを取るとでも思っている訳か」
 レーヴェは自分が思っているよりは強くない認識下にあったであろう事に、少なからず心外に思えたが、それを別段気にする事も無く呟いた。
 ヨシュアはその姿を黙って見ていたが、やがて口を開いた。
「いいや。そうは思ってない。《剣帝》相手に牙を剥く存在も、また牙を剥けようとする存在も無いだろうし」
「自分で認めるのも何だが、その認識は正しいものだと、俺は思うがな」
 そうだな……と、ヨシュアは頷いたが、それでも何処かピントがズレているような目でレーヴェを見ていた。
「でも君は自分の手で作り出してしまうのを恐れているんじゃないのか?」
「……!!」
 全く検討違いな捉え方をしていたようだ。ヨシュアの抽象的な指摘に、それでもレーヴェはしばし絶句した。
 レンは、レーヴェによって、いや今の環境によって執行者になる事を怨んでなどいない、そうヨシュアは言ったのだ。
 壊れているから、心など理解されないと思い、半ばヨシュアの事を見下していた。
 こんなにも、ヨシュアは理解している。自分の事も、いやありとあらゆる事も。
 物分かりが良くなければ、この世の汚いものによって自分達が隠された事を理解できず、今頃壊れてなどいなかっただろうに……
 作り出す……レンと言う名の、執行者を。そしてそれを怨むのではないかと……そう心の何処かで感じていた。それを、ヨシュアは「恐れている」と言った。
「興味を抱いているレンに、その興味とは相入れない怨みを、君は感じたくない。だから恐れている……そうじゃないのか?」
「…………」
 ヨシュアはレーヴェの事を見ていないようで実際はこんなにもレーヴェの事を見ていた。
 細かくて己にすら気付かれなかった仕種も、その原因の根幹が何処のどのような物なのかも理解していた。レーヴェよりも早く。
「レンは、他の誰でもない、自分でこの道を選んだ。それを僕らはあくまでも導くまで……そうじゃないのか?」
「……」
 それは「ここ」を立つ場所として選んだ者にとっては、正しい見解なのだろう。
 だが、レーヴェには……それを受け入れる事が出来なかった。
-レーヴェ…………-
「っ……」
 首を横に振り、レーヴェはヨシュアから目を逸らした。
「……」
しばしヨシュアはそんなレーヴェの事を横目で盗み見ていたが、やがてレンを抱えて立ち上がる。
「レーヴェ、もうそろそろ僕は次の仕事に行く。だから、レンの事を受け取ってほしい」
 そう言いながら、既にヨシュアはレーヴェの胸に軽くレンの事を押し当てている。
 無下にする事も出来ず、レーヴェはレンを受け取った。
「……忘れないでほしい、レーヴェ。ここにいる者は決して後悔も怨みもしていない。僕もレンも……そして勿論レーヴェ、君もだろう?」
「……」
 レーヴェはその言葉に答えられず、またヨシュアもその答えを待たず、二人は別れた。

166:獅子と悲恋(6)
07/08/11 16:02:14 +D+4GHp/
 去り行く少年の背中に、レーヴェは言いようの無い感情を抱いていた。
-僕らの目線に、レンが立つ。もしかしてレーヴェはそれを恐れているのか?-
 その言葉はレーヴェの無意識を揺さぶり、レーヴェも分からなかった感情を認識させた。
-レンが何かを知るたびに、君は目を反らす。レンが僕らに近付くたびに、君は目を閉じる-
 恐らく、ヨシュアの目に映る全てが自分と全く関係の無い世界として存在しているのだろう。
 いや、もしかすると自分すら存在しないのかも知れない……
-何を感じ、恐れている? 《剣帝》と謳われる修羅の君が、そこまで-
 感じ、そして恐れるものはただ一つだけ……
-レーヴェ…………、ヨシュアの事を……お願い、……-
 あの瞳を持った「彼女」を、もう一度失う事。
 同じ瞳を持つヨシュアを護る事が、レーヴェには出来なかった。それは、「彼女」を今一度失い、裏切った事になった。
 レンまで自らの意思無く動く執行者になってしまったら……
 それは再び「彼女」を失う事のように思えて恐れた。
 何より、「彼女」の眼を思い出させるレンを、執行者の道に歩ませたくなかった。レンの才能云々では無く、これはレーヴェの私情だった。
「やあ、幼女に手を出したらさすがに犯罪だよ、《剣帝》♪」
「ッ!!」
 いきなり予想だにしない声に、レーヴェは危うくレンを落としかけた。
「……趣味が悪いぞ、カンパネルラ」
「ウフフ~、ごーめんごめん。あんまりにもあの剣帝がマヌケな顔をしているからつい、ね」
 カンパネルラと呼ばれた少年は、キュルルンと言った効果音が似合いそうな表情をしながら、レーヴェの肩を叩いた。
「肩を叩くな、レンが起きる」
「ふーん、僕にはお姫様抱っこをしないのに、レンにはしてあげるんだねぇ。もしかして僕ってば、差別されてる? 差別はよくないよ、レーヴェ」
「…………」
「あれれ、反応無し? それはダメだよ、レーヴェ。僕たち執行者はかの難題、「カルトクイズ 軌跡でポン!」で優秀な成績を修めた、選ばれし者なんだから!」
「そんなものを受けた覚えは無い。やったところで難題でもないしな」
「難題でもない? さっすが剣帝! 今度[極ムズ]の項目でも作っておくか」
「何の用だ、カンパネルラ」
 付き合い切れんと言った感じで、レーヴェは半ば苛立ちを見せながら尋ねた。一方のカンパネルラは「ああ怖い怖い」と、さほど怖がりもせずに言った。
「べっつにぃ? でも、年端も行かない女の子に、恋愛感情を抱くなーんて事は、僕はともかくレーヴェだったら犯罪だよねぇ?」
「ぐっ! カ、カンパネルラ、何故それを……」
「あっあー! やっぱりそうなんだ。レーヴェってばぃやぁ~らしぃ~♪」
 お前でも犯罪だ、と言う余裕はもはやレーヴェには無く、まるで鬼の首でも取ったかのようにカンパネルラははしゃぎ、レーヴェの脇腹を肘で軽く突く。
「ふむふむな~るほど、剣帝サマサマの好みはゴシックロリータ、っとぉ。濃いねぇ~」
「最近オーブメントで仕事を済ませていたな、たまにはこの剣を使ってやるか」
「ウフフ。やっだなぁ、冗談を織り交ぜてる事くらい、察してよぉ♪」
 そう言うと、カンパネルラは首を竦めながらひょいとレーヴェから離れる。
 ……盛大に疲れた。
「で、剣帝サマは一体その可愛らしい小さなお姫様にどれくらいまで見越しているのかなぁ?」
「別に、何も見越していない。と言うより、一体お前は何を見越せと言うんだ」
「だからさ、レンに望む事だよ♪ キスぅ? それとも」
「そうか、最近覚えた冥王剣を見てみたいか」
「あは☆ 冗談の通じない男の人は嫌われるよ?」
 振り切ったと思えばすぐこれだ。趣味の悪さはある意味で教授を越えている。
「で、で? 正直なところ、どうなのさ?」
「どうもこうも無い」
「ホントにぃ~?」
「無い!」
「ちょっとー、大きな声を出さないでくれないかな。レンが起きちゃうじゃないか」
「……」
 明らかにおちょくられている。別にこれが普段通りの精神であったら、カンパネルラのちょっかいくらいたやすく受け流せていたであろう。
 普段通りの精神ならば。

167:獅子と悲恋(7)
07/08/11 16:05:17 +D+4GHp/
「僕もさあ、可愛い[執行者と候補(こうはい)]の恋愛の末路を見守ってあげたいんだよねぇ。先輩としてさ♪」
「……お前が想像しているような事は考えていない」
 観念して搾り出すように言うレーヴェにカンパネルラはふぅん……と言いながら、レンの寝顔を見る。
「まあ、ちょっと若いかもしれないけど、恋愛に年齢は関係無いと思うんだけどなあ」
「…………ちょっとか」
「あぁりえなぁい、犯罪だよレーヴェ! とでも言ってほしかったの?」
「…………」
「でもレーヴェ、ひょっとしてレンに何かを重ねてない?」
 痛いところを突いてくる。レンに対する恋愛感情は確かにある。だがそれは、どうしても根幹に「彼女」が出て来るのだ。
 レンの眼は「彼女」と同じ、琥珀色だったから。
(禁忌、なのだろうな……この感情は)
 それは、「彼女」とレンを重ねている事に対する背徳感を混ぜた禁忌。
 この感情がレンにとっての「奴ら」と同じように捉えられるのが恐ろしい。決して「奴ら」とは違うと言うのに。
「僕なら、君に「愛している、恋仲になろうぜ☆」って言われたら、喜んで受け入れるのに~」
「安心しろ、絶対にありえない」
 ある意味「奴ら」と同一視される事より恐ろしいのは、この道化師の空気の読めなさなのかもしれない。
 レーヴェはレンをゆっくりと地面に降ろし、今まで散々レーヴェの事をおちょくって来たカンパネルラの方を見る。
「ん? やっと本当の事を言うつもりになった?」
「お前の考えている「本当の事」がどのようなものを指しているかは知らんが、暇潰し程度には付き合ってやる」
 やったぁ☆ とニコニコしながらカンパネルラはレーヴェの回りに纏わり付く。
「で、で? レーヴェはレンをどう見てるのさ?」
「ただの教え子だ」
「はいはいダメダメ~! もうネタは上がってるんだから、今更ごまかさないの」
「……最初はそう思っていた」
 繋げるレーヴェの言葉に、カンパネルラは眼をくりくりとさせ、不敵に微笑んだ。
「レンはあまりにも純粋なまま、様々なものから引き回され、精神だけが乖離した」
 あの地獄を覚えている。下種どもが何をしていたのか。その中でレンはどう生きていたのか。
「始めはそれを哀れに思った。こうする事でしか生きられないレンに、妙な義務感を持ってここまで過ごした」
「確かに、結社に相応しい闇の持ち主だもんね、レンは。そしてそれにレーヴェは同情した、と」
「……だが、実際は違った。あの地獄を生き抜いた姿に、俺の心は既に奪われていたのだ」
「へええ……起源は羨望、か」
 羨望、とはまた違う。あの姿にレーヴェはただただ神秘性を感じ、そしてその姿に恋をした。
 何物の絶望も受け付けない、生への渇望を持った少女に。
「……ま、君が恋すると言う事だけで面白いから、その起源も相手も関係無いけどね」
 散々興味津々だったと言うのに、いざ正直に話すとカンパネルラの注意力は散漫になっている。
「で、肝心の[どこまで]はどうしちゃったのかなぁ?」
「通りで先程から興味無さそうに聞いているかと思っていたら」
「ウフフ。僕はねぇ、もう分かっているレーヴェの恋心の馴れ初めよりも、もっとその先の面白そうな方に興味があるんだよ」
「悪趣味だな」
「全くだよ♪」
 何故お前が嬉しそうに言う、とツッコミを入れたくなったが、どうせまた振り回されるだけだと言う事は分かっていたので、敢えて無視しておく。
「これ以上お前の悪趣味に付き合うつもりは無い」
「えぇ~? これからがいいところじゃないか。男と女の付き合い♪ ああ、違ったか。突く方の」
「燃え盛る業火であろうと、……」
「あはは☆ こっわぁいなあ。二枚目が台無しだよ~?」
 手をひらひらさせながら、愉快そうに笑うカンパネルラ。
 何故こんな奴と話しているのだろうか……
「お前にこの件についてどうこう言われるつもりも、されるつもりも無い」
「じゃあ今のぬるま湯みたいな関係でいいんだー? レンがヨシュアの方に行っちゃうよ?」
「…………」
「レンのヨシュアに対する執着心は結構有名だよ? 君も勿論知ってるよね?」
 当然だ。レンの傍を出来る限り離れずにいたのだから。

168:獅子と悲恋(8)
07/08/11 16:10:49 +D+4GHp/
 レンがヨシュアを見る眼は、世間一般で言う「恋愛感情」である事は間違いない。あれは慕うと言うレベルを越えている。
「ヨシュアきゅんは鈍いと言うか、他に感情を持たないから今のような関係だけど、それも時間の問題だと思うんだよねぇ」
「……」
「レンと共に行動する事で互いの結社生活に利益が生じるなら、恋愛云々ではないにしても、ヨシュアはレンを選ぶだろうよ?」
「ヨシュアは単独行動に特化している。レンは足手まといになるだけだろう」
「……そうかなあ?」
 カンパネルラは不敵に笑っていた。
 不敵に笑うカンパネルラに、少々苛立ちを感じながら、レーヴェはカンパネルラを見る。
「どう言う事だ」
「そのままの通りだよ。レンは天才じゃないか。あらゆる情報を自分のものにする……だから、ヨシュアの行動情報もすぐに呑み込めるってわけ」
「……だからレンがヨシュアと共に歩む技術と技量を得られると? 個人個人の適性は少なからずあるものだぞ。ヨシュアの適性に、レンが当て嵌まるとは到底思えんが」
「ラヴ・パワーなら乗り越えられちゃうんじゃな~い? 愛は無限大、悲哀も無限大! なーんちゃって♪」
「カンパネルラ、からかうのも大概にしておけ」
「からかってなんかいないよ。ただ、そうした見解もあるよって言う事さ」
 肩を竦めながら飄々としてカンパネルラが言う。
「勘違いしているようだから言うけど、君が思っているほど事態は不変じゃないからね」
 分かっている、とレーヴェは言ったが、実際は実感が沸いていなかった。
(いつまでもこんな当たり障りの無い日々が続くと、そう思っているのか、俺は?)
 そう思う事こそ実感が無い。
「レンはヨシュアが好き、君はレンが好き。でもいつまでもその光景は続かない。ウフフ、面白いなあ♪」
 悪趣味な笑みを浮かべながら、カンパネルラは眠っているレンの顔を覗き込んでいる。
「優しいお兄さんは、想い人を弟にあげちゃう?」
「……俺があいつの兄代わりだったのは、今から5年」
「あ、第三者が掻っ攫うって言う可能性もあるよね~?」
「聞け……いや、何でもない」
 言ったところでまたからかわれるのが目に見えている。
 カンパネルラはウフウフ笑いながら、レーヴェの事を見る。
「大切なものを大切にしているだけじゃ、結局それは価値も色褪せて終わりを迎えるものさ」
「珍しく先程からフォローに回っているな、カンパネルラ」
 驚いたようにレーヴェが言うと、カンパネルラはニッコリと笑った。
「外ならぬ愛しいレーヴェの為だからね♪ 少しでも点数稼ぎをしておきたいのさ☆」
「フッ……心にも無い事を」
「酷いなあ、想いは本物なのになぁ。こう見えて僕って一途なんだよ?」
「信憑性が無いな。そう判断を受けていたら、盟主からも《道化師》などと言う二つ名を与えられなかっただろうな」
 言いながら、それでもレーヴェはカンパネルラに感謝した。
 ……決して言葉には出したりしないが。
「何満足したような顔をしているんだか……面白くないなあ」
 ぶうぶうカンパネルラは唇を尖らせながら言ったが、やがて何かまた変な企みを思い付いたのか、ニヤリと笑った。
「でもまあ……レーヴェがレンを愛してるのは事実なんだよねえ?」
「…………」
 嫌な予感が拭えなかったので、レーヴェは敢えて黙っていた。
「そして、ヨシュアにもレンをあげるつもりは無いわけだ」
「レンは物ではない。受け渡し感覚で考えるな」
 辛うじて当たり障りの無い言葉で反論するレーヴェ。
「ウフフ、気を悪くしないでよ。僕だってそうは思ってないさ。ただ、レーヴェがどれだけレンを大切に思っているかを、分かりやすく言うとそうなるかな? って思っただけさ」
「…………」
「でも大切に想うばかりで、ちっとも君は先に行こうとしない。レンを何か可愛いだけのお人形さんとでも思っているのかな?」
「そもそも先に行く必然性が無いだろう」
 いずれレンはヨシュアを選ぶかもしれない。けれどそれまでは……
「もしかして、「レンがヨシュアを選ぶまでは進退が無いから安心だ」とでも思っているわけ?」
「ぐ……」
「ウフフ、それは甘いよレーヴェ♪ さっきもちらっと言ったけど、第三者が掻っ攫うって言う可能性もあるんだよ? 例えば……」
 言いながら、素早くカンパネルラは眠っているレンに口付ける。その光景に、レーヴェの頭の中は真っ白になった。
「カ……カカ……カカ」
 わなわなと体を震わせるレーヴェを余所に、カンパネルラはレンから唇を離して、満足したような顔をした。

169:獅子と悲恋(9)
07/08/11 16:12:12 +D+4GHp/
 にい……と嫌らしい笑みを浮かべながら、カンパネルラはレンの柔らかな頬をゆっくりと撫でる。
「何驚いた顔をしているのさ、レーヴェ。さっきも言ったじゃないか。第三者が掻っ攫うって言う可能性もあるってさ」
「……!」
「何も君だけがレンを好きな訳じゃないよ? 考えようによっては、皆レンを好いているのさ♪」
 さっとカンパネルラが身を引くと、そこをレーヴェの剣の切っ先が唸りを上げて通った。
「大切にしているだけなら、僕が貰って行っちゃうよ☆ ウフフ」
 恐れる様子も無く、カンパネルラはニコニコ笑いながらレーヴェを見詰めている。
 いつの間にか剣を振るっていた自分の左腕を、レーヴェは驚いたように見下ろしていた……
(高々口付けを見ただけで……どうしてしまったんだ、俺は)
 理解にまで及ぶ事の出来ないレーヴェの姿に、カンパネルラは再び面白そうに唇の端を釣り上げてレーヴェを眺めていた。
「可愛がるだけじゃそれは愛とは言わないよ。ま、可[愛]いとはあるけどね」
「……何が言いたい」
「愚かしいんだよ、君が。《剣帝》と謳われている君が、高々恋と言う人臭い悩みに、それでも振り回されている様がね」
「俺にレンをどうしろと言うつもりだ」
「何も~? だって君は僕じゃないし、僕は君じゃない。君の動きに僕は合わせる必要もないから、君だって僕の事は無関係なんじゃな~い?」
「…………」
 おどけた、でも鋭い言い草に、レーヴェは何も言い返すことが出来ない。
 カンパネルラは、しばしレーヴェの顔色を伺っていたが、やがて「やれやれ」と言いながら溜め息を吐いた。
「本気にしちゃった? ウフフ、ごめんね」
 まるで何事も無かったかのように、カンパネルラはふらふらとその辺りをうろついた。
「僕は、君達が大好きだよ♪」
「気色の悪い事を」
「本心からさ☆ だからいじってみたいんだよ」
「……いじるな。いじりたいのなら専用の人物を探し出せ」
「今はそんな人考えられなぁ~い、あなただけが全てなの♪」
「カンパネルラ……」
「あは☆ でも君が大好きなのは本当さ。今アイドルとして持て囃されているような、T.M.Resolutionみたいなビジュアル的な点も、中身的にも」
「てぃー……れ、ぞ?」
 怪訝な顔をすると、カンパネルラは「ああ、何でもない何でもない」と言って手をひらひらと振った。
「君に俗っぽい事を言っても、実は中身がイモの君には分からないんだね」
「非常に不愉快だ」
 眉間にシワを寄せながら、レーヴェはカンパネルラを睨むように見詰めた。
「Resolutionなら分かるぞ、決意だろう」
「頭がいいのが逆に笑いを誘うね」
 くっくと笑いながら、カンパネルラがレーヴェの肩をぽんぽんと叩く。
 そこはかとなく馬鹿にされてる。
「ま、そんな君の事も、勿論ヨシュアきゅんの事も、そしてレンの事も僕は大好きだから、さ☆ 可愛い後輩達を応援したいって言う、僕の老婆心を快く受け取ってよ♪」
「確かに老」
「何か言ったかい? 《剣帝》クン」
「別に……何も」
 今までカンパネルラの凶行(?)に対して怒っていたのに、いつのまにやら相手のペースに巻き込まれている。不思議だ。
「願わくばねー、君達の関係が跡形も無く粉砕されればいいなーって」
「……」
 もはやツッコミを入れる気力すら無い。
「あ、勿論レンをめぐって男二人が争うのを見るのもいいけどね☆」
「……用件は終わったと、そう判断してよさそうだな?」
「あっあっ、まだこれから先どうするか聞いてないけど~?」
「いつまで同じ話の流れを繰り返させるつもりだ」
「も・し・か・し・て……言葉に出来ないような、ものすんごい事だったりして~!?」
「燃え盛る業火であろうとも砕け散らすのみハアアアア……め」
「わ、っと……早口言葉で絶技は無しだよレ~ヴェ~♪」
 避けられた。ちっ。
 微かに舌打ちをしてから、レーヴェは無言で剣をしまう。
 何よりここで争いを起こしてしまったら、ついでにレンも起きてしまう。そんな上手いんだか上手くないのだかよく分からない事をレーヴェは考えていた。

170:獅子と悲恋(10)
07/08/11 16:16:00 +D+4GHp/
「……レンを悲しませるような事、レーヴェならしないとは思うけど」
「えらく微妙な反応だな……」
 レーヴェがカンパネルラにそう言うと、カンパネルラは考え込むように低く唸ってから黙った。
「するの?」
「するかっ」
 あはは、だよねぇ? と言いながら、カンパネルラはこちらの顔色を伺うような目で見ている。
「確かに特殊な人間は、レンのような罪も無い少女を対象に、下卑た考え方を押し付けようとするがな」
「……するの?」
「しないっ!」
 そっかーしないかー……何故か意表を突かれたような顔をするカンパネルラ。
「どんな印象だ、お前の中の俺は……」
「それはそれは、何者にも容赦をしない、恐るべき剣帝さ。そう、どんな相手も無残にその花を散らせる……言うなれば、目の前に泣いて許しを乞うのが例えいたいけな道化師であろうとも、その道化師を丸ごとぱくっと」
「燃え盛る業火であろうとも砕け散らすのみハアアアア滅!」
 一閃。しかし「わあ」と言いながらもカンパネルラは涼しい顔でまた避けた。さすがは執行者である。
「お・ま・え・は! 下らない言葉で引っ掻き回すな。話がいつまで経っても終わらん」
「帝国の庶子皇子みたいかな? ウフフフフ」
「???」
 な~んでもないよ、と言ってカンパネルラは肩を竦めた。
 レーヴェがカンパネルラの今の発言を理解するには、些か帝国の情報が足りなかったようだ。
「まー何となく邪魔したい気持ちがあるからわざと無限ループさせてるんだけどね、話題を」
「…………」
 元よりカンパネルラは話題を解決へと導くつもりは無かった。それを知り、レーヴェは今まで以上に盛大に疲れた。
「話は終わりだ、さっさと行かないか」
 半ば蹴り出すような感じで、レーヴェはカンパネルラを追い出した。カンパネルラは「ちょっとー」と不満そうな声を上げた。
「俺がどう動こうと、よく考えればお前には関係の無い事ではないか」
「チッよく考えなくていいのに……だから精神年齢老けて」
「今舌打ちしたな? 本音出かかったな?」
「やだなあ、気のせいだよレーヴェ♪」
 扉の向こう側から、愉快そうなカンパネルラの声がくぐもって伝わって来る。
「ま、今までの流れを見る限り、無責任に時を過ごすわけではなさそうだから許してあげるよ」
「何故お前に許しをもらわなければならないんだ……」
 呆れたようにレーヴェはカンパネルラに言う。だがカンパネルラは「ちっちっちぃー」と、明らかに指を降りながら舌を打っているのが想像出来るような運びで反応した。
「言ったでしょ? 考えようによっては皆がレンを好いてるってさ♪ 僕だって……」
「…………! カンパネルラ……」
「僕だって……レンに指パッチン一つで瞬間移動出来る術を教えてあげたい! 人をいじくる能力を植え付けて、実はヨシュアにぞっこんラブなばっかりに離れるとどんどん駄目になって行くレーヴェを一緒に作りたいー!」
「植え付けるな人を対象にするな作るな」
 頭痛がして来た気がする……額を押さえながらレーヴェは扉の向こう側にいるカンパネルラに言った。
(先程の反応……てっきりカンパネルラはアレだと思ったのだが……)
 思案に暮れるレーヴェ。だがカンパネルラの事だ。それが事実とも虚言とも限らない。
「とにかく……今はレンをきちんとした寝床に運んでやりたい。以上」
 一方的に言い放ち、地面に横たわっているレンをレーヴェはゆっくりと抱え上げた。
 持ち上げた瞬間、レンは少し唸って身じろいだが、その琥珀の眼が開く事は無かった。
 外から聞こえていたカンパネルラの声は、もう聞こえなくなっていた。これ以上レーヴェが相手にしない事を理解しているのだろう。
「…………」
 レンを片手で抱えると、レーヴェは懐からハンカチを器用に取り出し、先程カンパネルラが口付けた箇所に軽く押し当て、その口付けを拭き取るかのように拭った。
「う……んん……」
 眉をしかめ、レンが唸ったのは無理も無い事だと思う。だがレーヴェには何故かカンパネルラがレンに口付けた事に納得が行かなかった。
(……まずい、これはまさか……)
 一つの単語が頭を過ぎり、レーヴェは軽く冷や汗を流した。
「……嫉、妬?」
 呆然としながらぽつりとレーヴェがその単語を呟いた。
 相変わらずレンは腕の中で寝息に混じり微かに唸っていた。


171:名無しさん@ピンキー
07/08/11 16:18:10 +D+4GHp/
何と言う……ヘタレーヴェ!!
カンパネルラに振り回されるようじゃ執行者としてお終いだと思いますが
と言うより無駄に長くてすみませんorz
そのくせエロはどーこーだー!?

172:名無しさん@ピンキー
07/08/11 17:34:20 KIHu8B2p
エロ無しでも別にいーやん
GJ!

173:名無しさん@ピンキー
07/08/11 18:11:45 YMY4DqYz
これから寝てるレンにイタズラ開始

174:名無しさん@ピンキー
07/08/11 19:50:14 MO+TRNk8
そういえば蛇をBF団と評してる人がいたけど、その場合レンが大作でパテルマテルがジャイアントロボなのだろうか

175:名無しさん@ピンキー
07/08/11 22:49:22 meNzH7ck
むしろエロなしでかもーんっす!
遅れましたが、激しくグットジョブ!

176:名無しさん@ピンキー
07/08/12 00:57:28 U9AeC0mH
エロはなくとも面白い!ヘタレーヴェさいこー

177:名無しさん@ピンキー
07/08/12 15:30:30 pIV9rUFi
エロスレでありながらエロありのSSが叩かれ、エロなしのSSがGJされるこの矛盾。

どうやら腐女子が大量に紛れ込んでいるようだな。
エロなしでいいならヨソでやってくれないか。


178:名無しさん@ピンキー
07/08/12 18:07:48 nvNl3eG2
そのうちエロくなるんでないの?
あとヲタによる腐女子叩きって目くそ鼻くそじゃね?

179:名無しさん@ピンキー
07/08/12 18:09:42 jw0iUBkc
激しく真逆だな
オリビエみたいな糞腐女子向けなキモキャラがいい思いをして
喜ぶのは腐女子がほとんど


上にあるようなレンに幸せになって欲しいというのは
男女共通というよりは男寄りの思想

180:名無しさん@ピンキー
07/08/12 18:40:36 TvUts7QY
>>137>>153>>177

181:名無しさん@ピンキー
07/08/12 20:09:35 +dSIMFh/
まあ己の趣味として同性愛者でもないキャラに同性愛やらせて悦に浸ってる腐女子なんざ
罪深さへの無知ぶりと無神経ぶりとエゴの垂れ流し(何がキャラへの愛だよと)からして
正直言って昔から大嫌いではあるが

別に書き手の中の人が腐女子かどうかなんてどうでもいいだろう
罵り合いになるほうが、荒れ。
大体前スレから職人と住人はちと神経質気味なんだから無駄に煽るなってば

182:名無しさん@ピンキー
07/08/12 22:46:09 1BC8fYLC
俺はエロイよ

183:名無しさん@ピンキー
07/08/13 00:32:05 mGueM4eQ
>>179
最後の一行にだけは同意できないな

184:名無しさん@ピンキー
07/08/13 00:34:22 A/5LJDaO
でも俺は幸せになって欲しい夜レンには

185:171
07/08/13 09:12:29 /WiWP4O1
レーヴェ×レンを今書いてる者なんですが、何か……
もうちょっとでエロくなるんで楽しみにしてくださっている方、お待ち下さい(本エロまだですが)
荒れさせてしまったようならごめんなさい……

186:名無しさん@ピンキー
07/08/13 11:23:59 qNBx5+HO
狭量粘着を相手に荒れるの荒れないのと気にする必要なし。
エロ小説を投下する者だけがこのスレの正義。
続きを期待してます。

187:名無しさん@ピンキー
07/08/13 14:12:55 gOukHEU/
誰も望んでない駄文を書いたら叩かれるのが当然
そのあたり周囲の反応見て自分で見極めろ

188:名無しさん@ピンキー
07/08/13 18:31:41 PlXqK2eG
少なくともこの先エロくなる展開を俺は望んでるぜ。

189:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:00:29 JRZnfG0m
書きもしないくせに文句つける人が多いスレですから。
職人さんは貴重な存在です。 投下お待ちしてます。


190:名無しさん@ピンキー
07/08/14 00:07:40 E8i3O/sS
>>179
それを言ったらオリビエより、レーヴェやヨシュアの方がよほど腐女子向けのキャラだろうが。
総じてあの人種は、悲惨な過去設定のあるクールな美形キャラに夢中になるのが相場。

まあ長門や古くは綾波みたいな電波系キャラに男ヲタが夢中になるのと同じくらい常道だわな。

191:名無しさん@ピンキー
07/08/14 08:27:11 aLGTIC/v
ジン兄貴好きな女子はおらんのか。
旦那にするならポイント高いぞ

192:名無しさん@ピンキー
07/08/14 08:45:37 TLAEA+ka
エロなしでもありでも別にいいと思うが・・・
俺の入り浸ってる某スレなんぞ、男性ヲタ向け作品かつ20スレ超える長寿スレでありながら
投稿小説の8割が非エロだぞw というか非エロSSに文句つけるという発想自体がなかったw

投稿してくれる人こそ神。面白ければエロなしでもありでもいい。ただし、この板に来るような奴は
俺も含めてどちらかといえばエロ方面を期待しているのは忘れずに、とだけ知っておいてくれればそれでいいよ

193:名無しさん@ピンキー
07/08/14 22:48:22 ucVitrZV
>>190
現実にオリビエは腐のファンばかり、ヨシュアやレーベは男の
ファンも多いのが現実

194:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:07:05 BHORd4M5
大分前の事だから情勢も変わってるかもしれないが、公式でいつか見たものだと
ヨシュアとオリビエは意外と男のファンが多かった。
(その場合は大体女の好きなキャラも他に挙げたりしてたが)
レーヴェとアガットは女のファンが多かったな、という印象。

195:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:08:59 yQj+5xd1
なんかもうこんなんなら空の軌跡だけで単独スレ立てて十分やって行けるんじゃないか?
過疎るって言っても他の作品モノが投下できない空気になったり荒れたりするよりはマシ。

196:名無しさん@ピンキー
07/08/14 23:14:54 ucVitrZV
オリビエはファンサイトとか見ても腐の支持が圧倒してるが

197:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:08:14 MieFgC5A
個人的には、最初に内容の傾向を書いてくれたら、どんなのでもいいや。
えろ有無とかカップリングとか、陵辱系とかほのぼのとか。
好みでなけりゃ普通にスルーするし。

…軌跡スレのポエムみたいなのはさすがに勘弁だが。

198:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:25:52 hPXAWhYT
別に職人と住人の性別と嗜好とキャラの好みなんてどうでもいいじゃないか。
匿名なんだから言わなきゃ分からないし角も立たない。
貴方が気に入らなくても他の人は気に入ってるかもしれないのだから
やたらな叩き罵りはモニター前のつぶやきと脳内に留めるか読むのをスルーすりゃいいだろ。

なんか軌跡ファンの嗜好の派閥衝突みたいに読めるぞ最近のレスは。

199:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:38:15 b73c/Vo5
そういう考えがどうでもいい

200:名無しさん@ピンキー
07/08/15 08:19:25 zrx9876k
公式掲示板でも無駄にエネルギー使って罵り合いする傾向あるんだから
もう好きなだけ議論してろよ。
SS書いたり読んだりするよりも空の軌跡の議論やら雑談する方が面白いのだろう?


201:名無しさん@ピンキー
07/08/15 13:37:01 DiajKuYc
SSスレでソレをやるなって話なんだが・・。


つーか正直、エロパロネタでも本スレでやって問題ない
とか思ってしまうような時があるんだよな。空の軌跡は。

202:名無しさん@ピンキー
07/08/15 17:33:10 Pdp3Ij+q
>>145>>146みたいな自分の好みじゃないSS書く作家に向って
暴言を吐く馬鹿がいなくなればいいだけの話。

好みでなければ罵倒、なんてエロパロ板全体見ても相当読み手のレベル低いよ、ここは。
もう少し職人に対する礼儀を弁えないと。
でなければ結局寂れて落ちるだけよ?

203:名無しさん@ピンキー
07/08/15 18:31:36 pazqtT8I
構ってちゃんにまともに反応してもな

204:名無しさん@ピンキー
07/08/15 19:04:15 b73c/Vo5
駄文がはびこるくらいなら寂れて結構

205:名無しさん@ピンキー
07/08/15 22:58:34 2dISx/pl
>>203が正しい

206:名無しさん@ピンキー
07/08/16 00:25:38 Bmrt3dRu
>191
ジン兄貴は好きなんだが人格が安定しすぎててネタにしづらいんだよな。
ツッこむ隙がないというか。

207:名無しさん@ピンキー
07/08/16 08:16:36 hY6RpbtJ
>>203
そういって無能な自分を慰めてろやカスがw

208:名無しさん@ピンキー
07/08/16 09:23:02 hYkBYkUO
>>207
そこまでかまってほしいって・・・
どんだけ寂しんぼなんだよおまいは(;_;)/


209:名無しさん@ピンキー
07/08/16 21:46:52 nMPi3Z7k
そういや、ジンの妙齢の女性に弱いって設定、ほとんど生かされてないな。
妙齢の女性ってキャラも少ないが。

210:名無しさん@ピンキー
07/08/17 03:10:52 Gi6nVrD0
リースのはらぺこもなー

211:名無しさん@ピンキー
07/08/19 23:07:03 goWyQj8U
ユリア*ミュラー見たいなぁ

212:名無しさん@ピンキー
07/08/24 18:07:22 +pVV0mgx
久しぶりに伸びてると思ったら…
まあ8月だからしょうがないか

213:名無しさん@ピンキー
07/08/29 20:26:31 dzpWAM3t
夏のせいじゃなくて、
前スレからの空の軌跡雑談廚のせい。
2ちゃんの本スレ逝けと何度言っても聞こえない
皮肉を何度も言っても分からない、議論好きの我が儘な人々。
だからずっと、これからもこんな感じだろうよ。

214:名無しさん@ピンキー
07/09/01 02:20:55 Sy5OUMMV
空気読まずにアトラスによるフローララブラブ鬼畜調教投下しても良い?

215:名無しさん@ピンキー
07/09/01 02:23:32 jFaqJn9L
>>214
おねがいします

216:名無しさん@ピンキー
07/09/02 02:25:05 Y75DiB2M
お願いします。

217:名無しさん@ピンキー
07/09/04 02:11:33 JqgEe5JH
>>214
神キター
フローラ待ってたぜ!

218:名無しさん@ピンキー
07/09/07 20:57:00 MA4WnQfB
あれ・・・?
俺のフローラたんは・・・?

219:名無しさん@ピンキー
07/09/07 23:39:14 3q3JECcP
のんびり待とうぜ

220:名無しさん@ピンキー
07/09/10 00:38:21 Jfz0NJmd
アトラスに苛められたスライムの復讐の矛先がフローラに向くSSですけど、良いですか?

221:名無しさん@ピンキー
07/09/10 06:55:27 Gm9b30Zy
よろしく!

222:エルモ温泉の覗き魔退治(15)
07/09/12 21:00:20 6NoL7kqC
 昇りゆく月の光を頼りに、オリビエは獣道を駆ける。
 薄暗い林の中も、先ほどの下見のおかげで着実に進むことができた。
(まさか、下見がこんなにすぐ役立つとはね……)
 そんなことを考えながらも、追跡の足取りは緩まない。
(無事でいてくれ、子猫ちゃんたち……!)
 やがて、魔獣のねぐらと見当をつけた付近に到着する。
 この先は、魔獣と遭遇する確率が高くなる。オリビエは導力銃
グレイウルフを取り出すと、慎重に進んでいった。

 ほどなく、オリビエの耳が林の奥に物音を捉えた。
 目をこらすと、木々が密生して迷路のように入り組んだ奥に、
さらに周りを潅木に囲まれた空間があるようだった。
(なるほど、自然の隠れ家だね。これじゃ、荷物を持ってると
身動きが取れなくなるな……)
 オリビエは荷物袋を大木の根方に置き、導力銃を構えて木々の
迷路に踏み込む。中心に近づくにつれ、先ほどの物音がはっきり
と聞こえてきた。
「……ん……ふっ…………あんっ……やぁ……」
 切れ切れに聞こえてくるのは、少女たちの切ない声。
(まさか……!)
 オリビエの脳裏に最悪の図が浮かんだ。エステルもクローゼも
ティータも、魔獣に処女を散らされ、なお凌辱の限りを尽くされて
いる―。
(そんな……!)
 オリビエは青くなって、魔獣のねぐらへと突き進んだ。
 木々の間を抜け、潅木の向こうに開かれた場所では―。
「やっ、やだっ…………あっ、もう、やめなさいよっ……」
「んっ……んふっ…………くっ、んんっ、ふあっ……」
「あっ、あんっ……やっ…………ダメです、ダメぇっ……」
 エステルもクローゼもティータも、魔獣に辱めを受けていた。
白い柔肌を押さえつけられ、露にされた敏感な部分を魔獣の舌に
舐め回されて、裸の少女たちは切ない喘ぎを洩らしていた。


223:エルモ温泉の覗き魔退治(16)
07/09/12 21:01:14 6NoL7kqC
 エステルは両脚を大きく開かれ、まんぐり返しの体勢で押さえ込ま
れていた。恥ずかしいところが全部むき出しになる屈辱的なポーズで、
二匹の魔獣に前の穴と後ろの穴を舐められている。
「やだ、もう……そんなとこ、あっ……イヤ……やめてってば……」
 どれほどの間、こうして責められ続けたのか。気丈な少女の声は
か弱く、ほとんど哀願のようだった。
 クローゼはひざ立ちの格好で、前と後ろから責められていた。正面
の魔獣はクローゼの控えめな乳房を舐め回し、後ろの魔獣は恐れ多くも
姫君のお尻の間に鼻面を突っ込み、バックから大きく股間を舐め上げて
いた。
「んくっ……んっ、ふうっ…………うっ、ふあ…………くふっ……」
 クローゼは、絶え間ない刺激に足腰を震わせながらも、はしたない
声を洩らすまいと必死に唇をかみしめていた。
 ティータは小さな身体を後ろからM字開脚で抱きかかえられ、
丸出しの股間を真正面から舐められていた。魔獣の舌が無毛のワレメ
をこじ開け、幼いスジまんこの柔らかな中身をねぶり回していた。
後ろの魔獣は長い舌を伸ばし、膨らみかけた胸の真ん中にぷっくり
突き出したティータの乳輪をなぞっていた。
「ダメです……あんっ、やっ……もう……許して、くださいぃ……」
 ティータが泣き声でお願いしても、魔獣相手には何の効き目も
なかった。

 三人とも全裸で辱めを受けていたが、見たところ、まだ処女を
奪われてはおらず、怪我もなさそうなのでオリビエは安心した。
 安心した瞬間、オリビエの胸に激しい怒りがこみ上げる。
(僕の大事な子猫ちゃんたちに、なんてことをッ!)
 人のものは俺のもの的な憤りではあった。
(なんてうらやま……いや、いやらしい。僕にもやらせ……いや、
やめさせよう)
 早く三人を助けなくては。
(魔獣は……全部で六匹か)
 少女たちは、それぞれ二匹の魔獣に押さえ込まれ嬲られていた。
(エステル君なら振り払えそうなもんだけどねぇ……?)
 しかし、よく見ると三人とも両手が後ろに回されている。
(後ろ手に縛られてるのかな……魔獣にそんな知能が?)
 ともかく、三人とも自由が利かないのは間違いないようだった。

224:エルモ温泉の覗き魔退治(17)
07/09/12 21:02:14 6NoL7kqC
 すぐに飛び込むのはたやすいが、まずは木陰から周囲を見回し、
移動しながら退路を探す。左手に一本の抜け道が見えた。どこに
通じる道か正確には分からないが、退路としては申し分ない。
(よし……!)
 導力銃を構えつつ、アーツを立ち上げる。
 風のクオーツが燐光を放ち、オーブメントが唸り始めた。
 導力の高まりを感じながら、オリビエは複数のターゲットから
目を離さない。もし万が一アーツの発動前に少女たちのバージン
が危機にさらされたら、即刻ハウリングバレットをぶち込むつも
りだった。
 さいわい、魔獣どもは3人の秘所を舐め回すことに熱心で、
アーツ駆動までSクラフトの出番はなかった。

 オリビエはターゲットを目がけ、渦巻く風の力を解き放つ。
「エアリアル!!」
 敵陣の真ん中に、竜巻が湧き起こる。荒れ狂う風が魔獣を
まとめてなぎ払い、四方の地面に転がした。
 オリビエは木陰から飛び出し、叫ぶ。
「エステル君! クローゼ君! ティータ君! 助けに来たよ!
早く、こっちだ!」
 一瞬、茫然としていた3人もすぐに状況を飲み込み、何とか
起き上がってオリビエのほうに駆けてきた。やはり両手は後ろ
手に固定されているらしく、とても走りづらそうだ。とはいえ、
縄を解いている余裕はない。魔獣が、早くも不意打ちから立ち
直ろうとしていたからだ。
「こっちへ! お互い離れないように、まっすぐ逃げるんだ!」
 逃げてくる裸の少女たちを誘導しながら、オリビエは油断なく
魔獣の動きを見張っていた。エアリアル一発では大したダメージ
にはならない。いち早く立ち直った魔獣が、獲物を逃がすまいと
追いかけてきた。
「そらっ!」
 オリビエのグレイウルフが吼える。
 額に一発をくらって、魔獣は再び地面に転がった。
 だが、今度は他の魔獣どもが一斉に向かってくる。
「このっ……クイックドロウ!」
 素早い連射で、複数の魔獣を足止めする。
 とはいえ、多対一の対決はそろそろ限界だった。
 囚われの少女たちが全員逃げ出したことを確認すると、オリ
ビエも身を翻して撤退した。

225:エルモ温泉の覗き魔退治(18)
07/09/12 21:03:10 6NoL7kqC
 一本道を逃げる利点は、敵がいかに多数であっても、しんがり
は常に一対一で追撃に対処できるところだ。オリビエも3人の
後を追うように逃げながら、時々振り返って、追いすがる魔獣を
撃退していた。
 だが、3人の少女は、夜道で、しかも後ろ手にされた不自由な
状態ゆえに、どうしても速くは逃げられない。いきおい、オリビエ
が踏み止まって魔獣と対決し、時間を稼がなくてはならなかった。
(こんなときには、アガット君みたいな接近戦タイプが向いて
るんだがねぇ……)
 ぼやきながらもグレイウルフで応戦する。ただ、どうしても銃の
場合は最低限の間合いが必要で、後退しながら戦うしかないのが
辛いところだった。
 どうにか3匹目を片付けた頃には、オリビエはかなりの傷を負って
いた。グレイウルフを構え、息を切らせて闇の奥を見据える。
「どうやら……これ以上の追っ手はいないようだね」
 ほっと息をつくと同時に身体中が痛みを感じ、どっと疲労が押し
寄せてきた。
(そういえば……ディナーを食べ損なったね)
 思い出すと、お腹まで鳴り始めた。
 怪我と疲労と空腹でフラフラだったが、まだ安心はできない。
 オリビエは気を引き締めると、油断なく後ろを振り返りながら、
3人に追いつこうと足を速めた。

226:エルモ温泉の覗き魔退治(19)
07/09/12 21:03:45 6NoL7kqC
「おおい、エステル君、クローゼ君、ティータくーん!」
 前方の夜道に白く揺れる3つのお尻に向かって呼びかけた。
 裸の少女たちは、振り向いて立ち止まる。
 息を切らせながら追いつくと、オリビエは言った。
「はぁ、ふぅ……ひとまず奴らは撃退したから、あとは注意して
ゆっくり進もうじゃないか」
 その一言に、硬くなっていた少女たちの緊張が解けた。
 不意にティータがぐずぐずと泣き出し、
「オリビエさぁーーーーーーーーーーーーんっ!!」
と幼い裸身をオリビエに預けてきた。
「よしよし、ティータ君。もう大丈夫だよ」
 オリビエは、泣きじゃくる小さな身体をそっと抱きとめ、頭を
優しくなでてやった。抱きしめてやろうとして、後ろ手にされた
少女の両腕に気づく。
「ああ……そうだったね、かわいそうに。今すぐ縄を解いて……」
 オリビエは後ろに回されたティータの手首に触れ、
「あれ?」
と首をひねった。
 縄で縛られていると思いきや、ティータの手首には何もなかった。
 それなのに、両手の自由は利かないらしい。
「ど、どうなっているんだい?」
 オリビエはティータの後ろに回った。
「ちょっと失礼するよ」
 ティータの両手を持ち上げ、近くで見てみる。
 少女の両手は、後ろ手でお祈りをするかのように組み合わされた
まま、樹脂のようなもので互いにくっついていた。
「なんだこれは……糊? 樹液? 何かの粘液か?」
 掌も指もしっかりとくっついて固まり、とても引き離せそうに
ない。縄で縛られるよりずっと厄介な代物だった。
(くそ……! 魔獣のくせに、なんて狡猾な……)
 オリビエは、くっつき合ったティータの手指をあれこれ引っ
張ったり伸ばしたりしてみた挙句、
「ダメだね、これは」
とさじを投げた。
 不安そうな目でクローゼが尋ねる。
「やっぱり、ダメですか?」
「ああ、残念だけどね。お湯か、油か……薬液みたいなもので
溶かして洗い流すしかないだろうねぇ」
「そっかぁ……」
 エステルの声もがっかりしていた。

227:エルモ温泉の覗き魔退治(20)
07/09/12 21:05:03 6NoL7kqC

「ところで3人とも、怪我はないかい? どこか痛いところは?」
「うん、大丈夫……」
 オリビエの声に3人は顔を見合わせ、自分たちが素っ裸なのを
思い出して急激に恥ずかしくなった。夜の林が暗いとはいえ、
仮にも男の前に一糸まとわぬ姿で立ち、素肌を残らずさらして
いるのだ。おまけに両手が使えないので、恥ずかしいところを
手で隠すこともできなかった。
 少女たちは、赤い顔で横を向き、身体を縮めて、少しでも
裸を見られないようにしようと涙ぐましい努力をしていた。
 オリビエは思わず微笑んだ。
(おやおや、可愛らしいねぇ。でも悪いけど、君たちのいちばん
恥ずかしい穴は、もうとっくに見せてもらったよ……。それに
今だって全然隠れていないよ。ティータ君のちっちゃなお尻も、
クローゼ君の白くて丸いお尻も、エステル君の健康的な肉付き
のお尻もね)
 さらに、クローゼの可愛い胸の先っぽや、エステルの意外に
ふくよかな横乳も、彼女たちが恥ずかしげに身をよじるたび、
チラチラと見えてしまうのだった。
「み、見ないでよっ!!」
 オリビエの視線を感じたのか、エステルが真っ赤な顔で言った。
「そんなこと言われてもねぇ……」
 とぼけるオリビエに、クローゼがおずおずと尋ねる。
「あの……私たちの服は……」
「そうよ! 持ってきてくれたんでしょ?」
 勢い込んでたたみ掛けるエステル。

228:エルモ温泉の覗き魔退治(21)
07/09/12 21:05:59 6NoL7kqC
 期待する少女たちに、オリビエは頭を下げた。
「いやその、すまない。実は、君たちの装備も全部まとめて持って
きたんだが、その……戦闘の前に、邪魔になるので置いといたんだが、
逃げるときに回収できなくて、あそこに置きっぱなしなのだよ」
「ええーーーーーっ?!」
 ぶーたれるエステルを筆頭に、目に見えて落胆する少女たち。
「いや本当にすまない。回収してる余裕がなかったんだ」
 オリビエは深々と頭を下げた。
「いえ……あの状況では逃げ出すのが精一杯だったと思います」
 クローゼが優しくフォローし、ティータも口を添えた。
「うん、助けてもらったんだもん。仕方ないよ」
「そうよね……オリビエが来てくれなかったら、あたしたち、
どうなってたか……」
 エステルの言葉に、先ほどまでの辱めを思い出し、少女たちは
羞恥と嫌悪に身を震わせた。
「オリビエ……助けてくれてありがとう。感謝してる」
 エステルが頬を染めながら、オリビエに礼を言う。
「いや、それは当然のことをしたまでだよ。それはいいんだが……
確かに裸のままというのは色々と不都合だねぇ」
と見回すオリビエの視線に、全裸の少女たちは赤面し、もじもじと
身体をそむけた。

229:エルモ温泉の覗き魔退治(22)
07/09/12 21:12:12 6NoL7kqC
「せめて、身体に巻ける布か何かないんでしょうか?」
 恥ずかしげなクローゼの質問に、オリビエははたと手を打った。
「おお、そうだ! 忘れていたよ! これがある!」
と、ベルトに挟んでいた3枚のバスタオルを引っ張り出す。
 たちまち、少女たちの瞳が安堵に輝いた。
「さあ、これを身に着けてくれたまえ!」
 オリビエが意気揚々と差し出すバスタオルを前に、少女たちは
複雑な表情をしていた。オリビエも、ふと気がつく。
「あ、そうか。君たちは両手が使えないんだったね……」
 少女たちの両手は、後ろ手でくっつき合ったままだった。そんな
状態では自分でタオルを巻くこともできない。
「仕方ないねぇ。では、ボクが巻いてあげよう。ティータ君」
「えっ? あっ、はい……」
 オリビエは戸惑うティータの正面に立ち、小さな身体の後ろから
バスタオルを通そうとする。ティータの両腕が後ろ手になっている
せいで、しゃがまないとタオルが背中に回せなかった。
「どれ」
「あっ……オ、オリビエさん」
 ティータの身体の正面でしゃがむと、ちょうどオリビエの目の前
に、幼いつるつるのワレメが見えた。目を上げてティータの様子を
うかがうと、真っ赤になってぎゅっと目をつぶっている。安心した
オリビエは、ティータのスジまんこを真正面からしげしげと眺めた。
ふっくらした無毛の恥丘に一本のすじが入っただけの、シンプルな
アソコだった。
 ティータの背中に回したバスタオルを持ち上げながら、オリビエ
の視点も上昇していく。つるりとしたお腹、可愛いおへそ、膨らみ
かけた小さな胸、ぷっくりと女の子を自己主張する乳頭が、次々と
オリビエの目にさらされる。そして最後に、目をつぶって羞恥に
震えるティータの赤い顔を眺めながら、オリビエはバスタオルを
巻き終えた。
「ほら、できたよ、ティータ君」
「あ……ありがとうございます、オリビエさん……」
 やっと目を開いたティータは、ぼんやりとお礼を言った。
「礼には及ばないよ。さて、次は……」


230:名無しさん@ピンキー
07/09/13 19:48:38 iFVl0NI1
続きは!?続きは!?

231:名無しさん@ピンキー
07/09/13 23:01:01 a7V/dpy4
ごめんまだ書いてない

232:名無しさん@ピンキー
07/09/14 20:50:45 pqTSRleg
ちょwwwwwwここで止めるのかよwwwwwwwww

233:名無しさん@ピンキー
07/09/16 06:10:20 0CM5sHf2
ではあとちょっとだけ続くんじゃ

234:エルモ温泉の覗き魔退治(23)
07/09/16 06:10:50 0CM5sHf2
 オリビエの視線に、2人の少女は思わず目をそらした。
「クローゼ君」
「は、はいっ」
 裸の姫君は、気の毒なほど緊張した声を上げる。
「では、失礼するよ」
「……っ!」
 バスタオルを持ったオリビエが近づくと、クローゼは思わず目を
つぶり、羞恥に染まった顔をそむけた。オリビエは、クローゼの白い
裸身を抱けるほど間近に迫り、女らしい曲線を描き始めた腰に腕を
回した。身をかがめたオリビエは、クローゼの背中側、お尻の下
あたりにバスタオルを回しつつ、息がかかるほどの至近距離から、
愛くるしい恥毛の丘を正面に見ていた。
 真正面から見るクローゼのアソコは、意外なほどしっかりと生え
そろった縦長の陰毛に覆われ、大事な性器を見えないように守って
いた。その、見かけは大人びて生えそろった茂みをかき分け、中に
隠されたまだ子どもっぽい性器を押し開いて、処女の秘密を何もかも
さらけ出してやりたい。そんな欲望と戦いながら、オリビエはクロー
ゼの身体に回したバスタオルを持ち上げていく。
「んっ……!」
 お尻から背中へと駆け上がるタオルの感触に、クローゼがピクッ
と身を震わせ、オリビエの目の前で、ふたつの乳房が小さくプルン
と揺れた。両の先端には、ミルクの匂いがしそうな色淡い乳頭が
乳輪ごとぷっくり突き出し、未成熟ながら女の身体をアピール
していた。その美しい膨らみを、オリビエは名残惜しい気持ちで
タオルに包む。これで完了というとき、
「あっ……」
 目を開きかけたクローゼが声を上げ、赤い顔で身をよじった。
バスタオルの端を折り込んで留めるとき、オリビエの手がクローゼ
の左のおっぱいに柔らかく沈みこみ、生乳に触れた指先が乳首の際
までかすめたのである。オリビエは何食わぬ顔で言った。
「よし、これでオーケー」
「あ……ありがとう、ございます……」
 クローゼは、真っ赤になって太股を閉じ合わせ、もじもじとお礼
を言った。

235:エルモ温泉の覗き魔退治(24)
07/09/16 06:11:47 0CM5sHf2
「あとはエステル君だね」
 オリビエの視線に、エステルは警戒心をむき出しにした。
「み、見ちゃダメだからね!」
「見ないで、どうやってタオルを巻くんだい?」
「いいから、こっち見ないで! 目をつぶって!」
「はぁ……仕方ないねえ……」
 オリビエは、目をつぶってエステルの前に立った。
「じゃあ、巻くよ?」
「ど……どうぞ」
 すぐそばでエステルの声がする。
 オリビエは見当をつけて身をかがめ、タオルを持った腕を伸ばす。
(このへんかな……?)
「キャーーッ!」
 オリビエの両手は、エステルの滑らかで張りのある尻肉をつかんで
いた。
「こ、これは失敬」
「バカっ! もっと下でしょ!」
「了解した」
 仕切り直したオリビエは、さらに身を低くして前進した。
「オリビエっ、ちょっ、イヤン!」
「ぶっ」
 何かに顔から突っ込んだオリビエが思わず目を開くと、そこは
温かい茂みのただ中で、奥には蒸れた匂いを放つ柔らかい谷間が
息づいていた。エステルの下腹部に顔を埋めていることに気づい
た瞬間、
「イヤーーーーッ!!」
 鮮やかなキックが、オリビエを地面に蹴り転がした。

 少し後。
 オリビエは、ぷんぷん怒るエステルに平謝りだった。
「わざとじゃないんだ。分かってくれたまえよ」
「……もういいわよ。目開けててもいいから、さっさとして!」
「フッ、心得た」
 オリビエは、エステルのすらりと伸びた両脚の前にかがんで、
太股を抱えるようにバスタオルを回す。こっそり視線を上げると、
均整の取れたエステルの全身が、包み隠さず見えてしまった。
しなやかに伸びる手足、程よく膨らんだ両の乳房、滑らかな
お腹、その下の恥丘を覆って生い茂る薄い陰毛……。エステル
の健康美溢れるオールヌードも、足元から見上げると、股間の
淡い茂みの間におまんこが見え隠れし、男の劣情をそそって
やまない眺めになるのだった。
 バスタオルをエステルの背に回すと、オリビエは素早く立ち
上がった。
「きゃ……!」
 脇まで一気にタオルを上げられた拍子に、エステルの美乳が
大きくプルンと揺れる。健やかに育った乳房の先には、可愛い
乳首が尖っていた。ふたつの胸の突起は、バスタオルを巻かれ
ても布地をツンと押し上げ、健気に存在を主張し続けた。
「タオルを留めるよ」
「んっ……!」
 バスタオルを挟み込むオリビエの手の動きが、エステルの左の
おっぱいを揺らし、震わせ、こね回して、敏感な先端にまで刺激
を与える。エステルが耐え切れず声を洩らしそうになったとき、
「はい、終わったよ、エステル君」
「ふあっ……あっ、ありがと……」
 頬を上気させたエステルは、何とかお礼を言った。

236:名無しさん@ピンキー
07/09/16 11:43:24 0qiPd0L8
うう・・・、早くオリビエに3人の膜をぶち破って欲しいもんだが。
いつになることやら・・・

237:名無しさん@ピンキー
07/09/16 18:20:14 0CM5sHf2
あー……今から言っておきます。


ごめん。


238:名無しさん@ピンキー
07/09/16 20:37:14 9IKSyHDn
シェラやアガットはいずこに

239:名無しさん@ピンキー
07/09/17 06:47:12 nHIYo/Qm
ツァイス支部2階にたむろしています

240:名無しさん@ピンキー
07/09/17 15:15:34 GPR04Oej






241:名無しさん@ピンキー
07/09/18 01:41:49 neSIdR6u
 

242:名無しさん@ピンキー
07/09/22 23:36:08 1RBu6XRP
オリビエ厨が死にますように。

243:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:34:10 bVQPuLlY
だれかレンのエロ書いて?

244:名無しさん@ピンキー
07/09/24 01:58:28 zmpyI1iC
ユニカのユの字もないこのスレに失望した

245:名無しさん@ピンキー
07/09/24 03:11:37 6Ke+cnUQ
VM Japanのメリー・ルーとかどうよ

246:名無しさん@ピンキー
07/09/29 10:45:26 zFHd7HeQ
アネラスのエロSSお願いします

247:名無しさん@ピンキー
07/09/30 13:29:26 KotqY90s
>244
そこで希望の始まりを君が作るんだ

248:名無しさん@ピンキー
07/10/10 12:24:25 HuNWmQw4
オリの降臨をただ、待つのみ!

>>244
空軌に特化されつつある流れをイースもので断ち切ってくれ。

249:名無しさん@ピンキー
07/10/15 00:23:06 mGtJgZd/
黒化したクローゼのSSをかいてみたら、とんでもない淫乱になって驚いた
こわいから封印する

250:名無しさん@ピンキー
07/10/15 01:40:31 b/Or1HaX
>>249
そうか それはとても楽しみだ

251:名無しさん@ピンキー
07/10/15 19:24:48 FWjD/k3m
>>249
封印しては駄目だ。その一文が
新たな歴史になるのだ!

252:名無しさん@ピンキー
07/10/15 23:49:09 jF/ZQQKG
>>249
あぁ神よ!!ただコピー&ペーストをするだけではないか!!

253:名無しさん@ピンキー
07/10/18 10:54:35 Ork6D9SZ
ほす

254:名無しさん@ピンキー
07/10/19 10:33:38 2IOmWMsw
簡単なことじゃないか!

255:名無しさん@ピンキー
07/10/20 15:52:23 MI1ELFiQ
黒いのもアリかとおもう

256:名無しさん@ピンキー
07/10/23 23:58:23 JF/zbB7N
保守

257:名無しさん@ピンキー
07/10/24 13:10:55 gFafZs6c
>>244
オリジンか。むしろ6のノイやマーヴの名すらないことに失望した。

258:名無しさん@ピンキー
07/10/26 21:38:38 +DIHaRMS
保守

259:名無しさん@ピンキー
07/10/31 22:46:23 Hm9jIvkd
保守

260:名無しさん@ピンキー
07/11/05 22:57:00 K1gDNtOx
保守

261:名無しさん@ピンキー
07/11/06 02:20:51 kXsaTKXS
今更ながらYs1&2エターナルをやって、レア様の美しさとフィーナのいじらしさに涙した。

何か書こうと思ったのだが、感動を言葉にできなくてすごくしょんぼり。

262:名無しさん@ピンキー
07/11/07 22:00:37 LiASVin3
オリジンのキャラデザのフィーナはかわいくなかったなー
あの前髪が変

263:名無しさん@ピンキー
07/11/08 01:33:51 S3GA+WLO
あの絵師はピザになるから嫌いだっ

264:名無しさん@ピンキー
07/11/16 16:18:50 GSLcY14j
クローゼってどっかのスレでも
腹黒扱いされてたけど理由が分からない。

ヨシュアに告白したから?
それをエステルに伝えてないから…とか?

教えてエロイ人!

265:名無しさん@ピンキー
07/11/18 03:11:41 QML5w9vD
爆釣伝説だな

266:名無しさん@ピンキー
07/11/19 01:56:29 yuccGUNo
>>264
振られるのがわかった上で、そして告白を断ることでヨシュアが
苦しむことがわかっていてヨシュアに告白したからじゃないか?
この行為は、「自分の中の気持ちに整理をつける」ということを
「ヨシュアを苦しめない」ということより優先したことを意味するし。

ただまぁ、それ以前にエステルに「私はヨシュアさんが好きです」
みたいなこと言ってた気もするし、俺は腹黒とまでは思わなかった。

267:名無しさん@ピンキー
07/11/21 22:52:40 jzpLbciX
空の軌跡のレナSS投下

カシウス不在中に、後輩の兵士がレナを寝取る話。
睡眠姦&凌辱&バッドエンドなんで、苦手な人はスルーよろ

連投規制いまいちわかってないんで、途中で止まったらすまん

268:空の軌跡 レナ(1/14)
07/11/21 22:53:48 jzpLbciX

 レナ・ブライトは、若くして王国軍の将官となったカシウス・ブライトの妻で、
一児の母だった。
 しかし、ぱっと見には娘がいるようには見えない。十七のときに結婚して子供
を生み、今年でようやく二十三歳。まだまだお嬢様の雰囲気が強い。
 もちろんそれは表面だけで、六年も主婦を務めていれば、ある程度の貫祿は出
てくる。ほとんど家にいない夫に代わって娘であるエステルを育てながら、一人
で家を切り盛りしているのだ。王国軍きっての逸材と呼ばれるカシウスも、レナには
頭が上がらない。
 それでも、若い妻と娘を、街から離れた一軒家に残していくのは不安だったのか、
あるとき一人の男を連れてきた。兵士の名はライアンといった。

 ライアンはカシウス・ブライトの後輩で、二十歳の青年である。普段は関所に
務めている。ふとしたきっかけからカシウスと親しくなり、それ以来交遊が続いていた。
「だからな、暇なときでいいんだ。うちの様子を見てやってほしいんだよ」
 カシウスがグラス片手に言う。
 ライアンは料理の並んだテーブルを前に、身を硬くして座りながら、
「大佐のご命令とあらば」
 緊張した声で答えた。
「いや、別に命令とかじゃなくてだな。頼みだよ頼み」
 カシウスが苦笑する。
 普段のライアンならば、このような堅苦しい返答はしなかっただろう。ライアンが
緊張しているのには理由があった。
 ちょうど、料理を手にレナが戻ってきた。ほっそりした肢体を青い服に包み、
前にはエプロンを掛けている。料理をテーブルの上に並べながら、ふんわりした
笑顔で言った。
「あなたも心配性ね。私たちは大丈夫よ? 今までだって、何もなかったのだし」
「そうは言うがなあ……。魔獣が迷いこんでこないとも限らんし……」
「そのときは、あたしがやっつける!」
 満面の笑みを浮かべて言ったのは、娘のエステル・ブライト。まだ五歳の可愛
い盛りなのだが、父の影響からか娘らしいことには何の興味もなく、棒を片手に
森を駆けまわっている。
 その子供らしい稚気にカシウスは笑い、ライアンの頬も緩む。
 しかし、レナが片手を頬に当てて、困ったように微笑んでいるのを見ると、
ライアンはまた緊張に硬くなった。
 関所に女っ気があるはずもなく、恋人もいないライアンは、軍役についてから
ほとんど女性と会話を交わすこともなかった。そこにとんでもない美人のレナを
紹介されて、緊張していたのだ。
 一児の母とはいえ、まだ二十代前半の女性である。男が十人いれば十人振り返る
ほどの美人で、しかもそこに母親らしい包容力が加わり、ライアンは一目みた
ときから虜になっていた。
 若くして大佐となるようなエリートは、妻にする女までこうも違うものか……
ライアンはそう思った。

 ライアンは、二日と時を置かずにブライト家に寄るようになった。最初は遠慮を
していたレナも、少しずつライアンの手伝いを受け入れるようになった。
「やっぱり男手があると助かりますね」
 ふんわりした笑顔でレナは言う。
 ライアンは家の裏に積まれている木箱の中から、野菜の箱を下ろしながら、
「力仕事は任せてください。大佐からもよろしくと言われていますし。薪割りも
済ませておきましょうか?」
「でも、お時間を取るでしょう? あの人も、別に雑用をしろってあなたに頼ん
だわけではないのよ?」
「これも鍛練と思えば」
 ライアンがいかにも楽しそうに力仕事をこなしていくのを見て、レナは「うーん……」と
小さく苦笑いしながら、家の中に戻っていった。
 ライアンも、好き好んで雑用をこなしているわけではない。下心がないと言えば
嘘になる。


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