08/08/25 19:35:00 kfcrtdPd
やっぱり千歌姫になると黒宮様になっちゃうのか>千歌音ちゃん
んーそれかまだ恋人じゃないってゆー設定で2人でお祭りに行って
お祭りが終わる頃くらいに人込みから避けるように神社の裏へ
そんで千歌音ちゃんが告白して両想い発覚
そしてそのまま・・・
無理があるかorz
982:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:04:45 8nkqIhfv
次スレが2つあるぉ(´・ω・)??
983:名無しさん@ピンキー
08/08/25 22:34:10 4fW4dvoq
エロパロ板にある方でいいんじゃないか?
984: ◆M2vRopp80w
08/08/26 08:35:28 g/JT9Hq+
とりあえず、最初は千歌姫の場合で書いてみます。
夏も終わりに近いある日の夜、天火明村でお祭りがあると耳にした姫子が千歌音を誘ってきた。
毎日忙しい千歌音に息抜きをして欲しくて、それに何より姫子は千歌音と一緒にお祭りへ行きたかった。
「お祭り?」
「うん、大神神社であるんだって。千歌音ちゃんよかったら…一緒に行かないかなって…?」
千歌音は祭りが大神神社である事が引っかかったが、せっかく姫子が誘ってくれたのだ。
それにもし断って、お祭りを楽しみにしている姫子に水をさすような事はしたくなかった。
「そうね…じゃあ乙羽さんに頼んで浴衣を用意してもらいましょうか?」
「えっ、じゃあ千歌音ちゃん…」
「2人分のね。」
千歌音がそう言うと、姫子がぱあっと笑顔になる。
千歌音もその笑顔につられて、優しい微笑みを浮かばせた。
「ごめんなさいね、姫子…」
千歌音は申し訳なさそうに姫子に謝った。
「千歌音ちゃんのせいじゃないよ。」
お祭りの当日、千歌音は急な用事ができてしまい出かけなくてはならなくなってしまった。
「姫子…」
「そんな顔しないで、お祭りには行けるんだし…ね、千歌音ちゃん。」
かろうじて用事が1~2時間で終わる予定なので、少し遅れてはしまうがお祭りには行けそうだった。
「わかったわ。少し遅れるかもしれないから姫子は先にお祭りへ行っていて。私もなるべく早く行くから。」
姫子は千歌音が帰って来るまで待つと言い張ったが、自分のせいでお祭りを楽しみにしていた姫子を待たせるなんて、そんな事できそうになかった。
千歌音はなんとか姫子を説得し、後ろ髪をひかれる思いで姫宮邸を後にした。
千歌音が出かけた後、姫子は先に乙羽に浴衣を着付けてもらい、お祭りがある大神神社へと出かけた。
夕暮れ時、神社には夜店がずらりと並んでいる。
思っていたよりも祭りは家族連れや、友達同士、恋人達などで楽しそうな声と共に賑わっていた。
「来栖川?」
姫子が千歌音が来るまでどうしようか迷っていると、突然声をかけられた。
姫子が振り返ると、そこには姫子の幼馴染みである大神ソウマが立っていた。
985: ◆M2vRopp80w
08/08/26 09:05:23 g/JT9Hq+
>>984 続き
「大神君!?」
「来栖川、来てたのか?」
「うん、大神君は?」
「一応、ここ大神神社だぜ。」
「え?あ…そうだった…大神君がいて当たり前だよね。」
恥ずかしそうに笑う姫子。
何ひとつ変わらない姫子の様子にソウマは微笑んだ。
「来栖川、一人で来たのか?」
「うん、今はね。でも後から千歌音ちゃんも来るの。」
「そ、そっか…姫宮も…」
ソウマは照れくさそうに頭をかきながら、小さな声でボソッと呟いた。
「あのさ、姫宮が来るまでもしよかったら…」
「え?」
用事が予定よりも早く終わり、千歌音は急いで姫宮邸に戻った。
「乙羽さん、急いで浴衣を用意してもらえる?」
帰ってすぐに浴衣に着替え、車に乗り大神神社に向かう。
さすがに慌ただしかったが、少しでも姫子と長く過ごしたくて千歌音は運転手に声をかけた。
「ごめんなさい。もう少し急いでもらえるかしら?」
大神神社に着くと、夕暮れ時よりも結構な人の多さだった。
人混みの中、姫子を目で探す千歌音。
「ひめ……!?」
ようやく見つけた人混みの中、浴衣をきた姫子を見つけた千歌音が声をかけようとしたその時…。
(あれは…大神さん…?どうして…?)
姫子はソウマの横で楽しそうに笑っている。
はたから見たらそれは恋人同士にも見えるだろう。
あの前世の時にミヤコに見せられた、姫子とソウマの姿だった。
(どうして…姫子…私以外の人にそんな笑顔…それとも大神さんの事がまだ…)
ズキッと千歌音の胸が痛んだ。
「あ…千歌音ちゃん!」
その時、姫子がこちらに気づいて手を振った。
笑顔で駆け寄って来る姫子に、千歌音は何とか笑顔を作って見せた。
「ごめんなさいね、遅れてしまって…」
「ううん、思ってたよりも早かったんだね。」
「え、ええ…」
続きはのちほど…。
986:名無しさん@ピンキー
08/08/26 10:36:54 FiWH3bQ4
嵐の予感しかしないw
987:名無しさん@ピンキー
08/08/26 10:48:08 3xl7RI2p
え、ソウマが出るのかよ…
988:名無しさん@ピンキー
08/08/26 10:54:19 RSmqMwTN
ソウマを出すことにより千歌音ちゃんの盛り上がり度がMAXふりきるんですね、わかります
989:名無しさん@ピンキー
08/08/26 12:03:13 FiWH3bQ4
>>987
たぶん最終的にはアニメの最終回のときみたいに
千歌音ちゃん>>>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>カワイソーマ
って姫子がぶち撒けてくれるんだよ
990:名無しさん@ピンキー
08/08/26 12:08:32 3xl7RI2p
千歌音ちゃんの嫉妬する恋敵としては個人的にマコちゃんを希望してたんだがな
>>989
まあそういう扱いなら安心して読めるけどね
991: ◆M2vRopp80w
08/08/26 17:04:43 g/JT9Hq+
>>985 続き
「ひ、姫宮…久しぶり。」
「お久しぶり、大神さん…」
千歌音とソウマの間に重い空気と沈黙が流れる。
姫子はその様子に、まったく気づいてはいないようだ。
千歌音がやっと来た事が嬉しいのか、ニコニコと笑顔を浮かべている。
「じゃあ、俺行くから。その…神社にいるから何かあったら言ってくれ。」
「うん、ありがとう大神君。」
少し気まずそうに、ソウマは2人の下から去って行った。
「姫子…さっき大神さんと何を…」
「千歌音ちゃん、浴衣姿も似合ってるね。」
千歌音が先ほどの事を尋ねようとしたが、姫子に話しを切られてしまった。
「え…そ、そうかしら?」
「うん、凄く似合ってるよ。カメラ持ってくればよかったなぁ…」
「あのね、ひめ…」
千歌音は再び話しを切り出そうとするが…。
「あ、でもお屋敷に戻ってからでも撮れるよね?」
「え?…ええ、そうね…」
「あ、千歌音ちゃん。あっちで綿あめが売ってるよ、行こ?」
「え、あ、姫子…」
姫子は千歌音の手を取って、急かしはじめた。
どうやらお祭りで興奮しているらしい。
まるで母親を急かす子供のようだった。
何度か千歌音が話しを切り出そうとしても、タイミングを逃してしまう。
千歌音は仕方なく諦めて姫子と一緒にお祭りを楽しむ事にした。
(こんな姫子の楽しそうな笑顔…見せられたら何も言えないわね…)
自然と笑顔になる千歌音。
姫子の笑顔はどんな時も、千歌音を笑顔にさせる。
「ね、千歌音ちゃん。次は…」
一通り夜店などを回った頃だろうか、さすがに2人は少し疲れてしまい休む事にした。
「どこか座れる所でもあるといいけれど…」
なにせこのだけ賑わいだ。
夜店の椅子などは既に人に座られていた。
「千歌音ちゃん、こっち。」
姫子が突然、千歌音の手を取ってどこかに連れて行く。
「どこに行くの、姫子?」
姫子が向かう先は、人気のない神社の裏の方だった。
「ほら、千歌音ちゃん。ここなら休めるよ。」
「あ…」
見るとそこには人が腰をかけられる程の石段があった。
「よくこの場所を知っていたわね、姫子。」
「うん、さっきね大神君に教えてもらったの。」
「え……大神さんに…?」
それを聞いた千歌音の顔が、わずかに曇った。
姫子はまたも、その千歌音の様子に気づかなかった…。
992: ◆M2vRopp80w
08/08/26 17:48:39 g/JT9Hq+
>>991 続き
そこは人気のない静かな場所だった。
なのに2人きりで何をしていたのか?
(こんな所で…一緒にいたの?)
千歌音は先ほどの姫子とソウマを思い出す。
(まさか…姫子に限ってそんな…)
前世の時ならともかく、今は両想いなのだ。
姫子がソウマと再びそんな仲になるはずはない。
(そう…今は想いが通じ合ってるもの…)
千歌音は心の中で、自分に言い聞かせた。
だが…。
「千歌音ちゃん?座ろう。」
「…ええ」
2人でその石段に腰をかけた。
「本当によかったぁ、この場所教えてもらっておいて。」
「姫子、その事なのだけれど…」
「やっぱり大神君て頼りになるよね。」
千歌音はその言葉を聞いた瞬間、下に俯いて黙り込んでしまった。
「………」
「…千歌音ちゃん?」
姫子が話しかけても返事は返ってこない。
「どうしたの、疲れちゃった?私がいろいろ連れまわしちゃったから―…っ!?」
突然だった。
姫子は千歌音の腕の中に抱きしめらていた。
「千歌音…ちゃん?」
千歌音の行動に、思わずドキドキしてしまう姫子。
「聞きたくない。」
「えっ…?」
千歌音は姫子を抱きしめたまま、立ち上がり姫子を神社の壁に押し付けた。
「ちか…!」
姫子は不意に唇を塞がれ、言葉を発する事が出来なかった。
「ん……ぅ」
痛いくらい千歌音に手首を掴まれ、姫子は顔をしかめた。
「ふぁっ……ち、千歌音ちゃん、どうし…っ」
いったん唇を離したが、また塞がれる。
「口、開けて」
千歌音が命令口調で言葉を発した。
その声は冷たかった。
姫子は言葉を返せなくて、言われた通り少し口を開く。
当然のように舌がするりと入ってきた。
姫子の身体がビクリと震える。
「んぁ…っ…ち、か…」
2人の身体はさらに密着する。
浴衣ごしに千歌音の身体の柔らかさが伝わってくる。
だが、千歌音の身体は何故か冷たく感じた。
(千歌音ちゃん…)
姫子は千歌音の体温を少しでも感じたくて、背中に手を回した。
濃厚なキスをされながら、姫子はうっすらと瞳を開ける。
目の前には千歌音の綺麗な長い睫が見えた。
姫子がしばらく見とれていると、視線に気づいたのか千歌音も瞳を開いた。
黒くて深い眼差しに見つめられ、姫子は頬を赤らめる。
「んん……っ」
千歌音は姫子の腰に手を回して、さらに舌を押し込んだ。
まだ続きます。
993:名無しさん@ピンキー
08/08/26 17:58:19 3xl7RI2p
GJ!!!いいよいいよ、千歌音ちゃんという恋人が居るのに
ソウマにうつつをぬかす姫子なんて犯してしまえ、続き待ってます
しかし…やはりソウマが2人に絡むと鬱になるな…千歌音ちゃん可哀想
994:名無しさん@ピンキー
08/08/26 18:03:10 FiWH3bQ4
AHHHHHHHHHH・・・・
やはり黒くなってしまったかorz>千歌音ちゃん
でも支援
995: ◆M2vRopp80w
08/08/27 08:12:44 3ez4fjD5
>>992 続き
濃厚なキスに姫子の頭と身体は、溶けていきそうな感覚に襲われる。
すでに膝の力は抜けて、千歌音にしがみついて支えられている状態だった。
(…もう、駄目…)
姫子の頭の中がぼうっとした瞬間、千歌音がいきなり唇を離した。
「あ…」
2人の唇の間から、つうっと糸がひいた。
「なんで…」
姫子は名残惜しそうに千歌音を見る。
千歌音の瞳は周りの暗闇に溶けてしまいそうなほど黒く、まるであの日オロチになってしまったと言った時の千歌音の瞳に似ていた。
「姫子…大神さんと、さっき何を話してたの…」
「え…な、何って…」
「随分と楽しそうに話していたけれど…」
「べ、別にただ普通に話してただけ…ち、千歌音ちゃんっ…!」
千歌音は突然、姫子の浴衣の中に手を差し込んできた。
千歌音の指が姫子の胸に触れる。
ブラジャーを着けてはいなかった。
「あっ…」
直に触られ姫子は思わず声を上げてしまう。
千歌音の指が胸の先端を撫でてくる。
その指の動きがもどかしくて、姫子は身をよじった。
「やっ…こんな所で…」
「ほら、姫子の…もう硬くなってる…」
「やあっ…」
千歌音は姫子の瞳を見つめたまま、細く長い指先で胸を愛撫してくる。
その眼差しに耐えられなくて姫子がぎゅっと目を閉じるが…。
「だめよ、目を開けて。」
許さないとでも言うように、強い口調だった。
「…千歌音…ちゃん」
姫子がそっと目を開くと、その強い口調とは違って千歌音の瞳は潤んでいてなぜか悲しそうに揺らいでいた。
「姫子は…まだ…」
「え…」
千歌音の声は小さくて、何を言ったのか聞き取る事が出来なかった。
「千歌音ちゃん…いまなんて…」
姫子が聞き返そうと顔を覗き込もうとした時だった。
「っ…‥あっ!」
千歌音がいきなり姫子の首筋に強く吸いついてきた。
「いっ…」
痛いくらいに吸われて、姫子の瞳に涙が浮かんだ。
きっと痕が残るだろう。
姫子はぼんやりとした頭でそんな事を思い浮かべた。
続きは次スレに投下します。
996:名無しさん@ピンキー
08/08/27 08:27:35 /X+xz3cV
千歌音たん・・・(´;ω;`)ブワッ!
997:名無しさん@ピンキー
08/08/27 08:32:53 kMDtqFfG
千歌音ちゃん切なすぎだろ…SSスレでも切ない千歌音ちゃんが…辛すぎる
998:名無しさん@ピンキー
08/08/27 23:30:41 agpTNsyr
GJ!
999:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:16:45 5MKn+9PH
>>1000を踏むと千歌音ちゃんが救われる
1000:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:17:52 U/J0Fcic
千歌音ちゃんはSSの中でも報われる
1001:1001
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