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神無月の巫女 エロ総合5 - 暇つぶし2ch851:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/07 23:23:30 qzWfLknG
>>850 続き                 
翌日、二人で車に乗り町へ出ると様々なお土産屋がならんでいた。
お菓子やその町の特産品、色んなお土産に目移りしながらどれにしようかと千歌音と相談し購入した。
観光客も多い為か、町には結構オシャレなカフェがあった。
その中の一軒のオープンカフェに入る。
「…じゃあお願いします。」
注文を済ませ、二人で過ごす貴重な時間。
天火明村では二人でこんなにゆっくり過ごす時間はあまりない。
姫子は大学やバイトに、千歌音は中学に通っていて、ましてや姫宮の一人娘なのだ。
暇なはずはない、お互い何かと忙しい。
「久しぶりだね。二人きりで過ごすの。」
「そうね、私も夏休みでも忙しいし…姫子も大学やバイトがあるものね。」
「千歌音ちゃんありがとう。こんな素敵な別荘へ誘ってくれて…こんな素敵な時間を作ってくれて…」
姫子は千歌音に感謝の気持ちを伝える。
千歌音とこうして過ごす時間は、姫子にとって最も幸せな時だ。
「…そんなこと…」
千歌音は姫子の手を取り、両手で包み込んだ。
「私が姫子と一緒に来たかったの。姫子と一緒だから。あの時、姫子が言ってくれたでしょう?私と一緒だから楽しいって…私も姫子と同じだから…姫子と一緒だから楽しいの。」
綺麗な瞳で見つめ返す千歌音に、姫子はドキドキしながら千歌音の手を空いた手で包む。
「千歌音ちゃん…」
気持ちいい風が吹く。
こんな穏やかで大切な人と幸せな時を過ごせて、姫子は世界一幸せ者だと思った。
                      
その日の朝は天気が良かった。
山の中には滝と小川があるらしく、二人で見に行く約束だった。
帽子とお弁当なども忘れずに持って行く。
しばらく二人で手を繋いで森の中を歩いて行くと、どこからか水の流れる音が聞こえる。
「もうすぐ着くわ、ほら。」
千歌音が指を指した場所を見ると小川を見つけた。
その小川は澄みきっていて、中の魚や岩まで見えるほどだ。
「凄く綺麗な川だね。」
「そうでしょ。この先の上流に行くと滝があるの。さぁ、行きましょう。」
「うん。」                 
           


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