神無月の巫女 エロ総合5at EROPARO
神無月の巫女 エロ総合5 - 暇つぶし2ch836:転生後 真夏のデート ◆M2vRopp80w
08/08/06 00:24:56 UByINr8O
夏のプレゼント後日談です。
さすがにデートなのでキスまでかも。
                      
夏休みに入り、訪れた水族館は大勢の家族連れやカップルで賑わっていた。
「わぁ…さすがに人が多いね。」
「そうね。」
色違いのお揃いのワンピースを着た姫子と千歌音は、うるさいくらい賑わう水族館の入り口でその様子を見つめる。
隣町の水族館まで来たのだが、まさかこんなに人が多いなんて思わなかった。
天火明村には遊園地くらいしかないので隣町までやって来たのだが…。
「はぐれないようにしなきゃね、千歌音ちゃん。」
そう言って姫子は躊躇う事なく千歌音の手をとった。
「あ……」
繋いだ手から姫子の温もりが伝わってくる。
千歌音はとっさに、紅く染まった頬を見られないように俯いた。
「行こう、千歌音ちゃん。」
「ええ…」
とびっきりの笑顔を向ける姫子。
千歌音の胸がとくんとくんと鼓動を打った。
二人がエスカレーターに乗ると、水槽トンネルの中の魚たちが出迎えてくれる。
上から光が差し込んだ水の中はキラキラと反射して綺麗だった。
エスカレーターを登りきると、大きな水槽に様々な色とりどりの魚たちが気持ち良さそうに泳いでいる。
「うわぁ、すごい…!綺麗だね…千歌音ちゃん。」
千歌音より年上の姫子は、まるで子供ようにはしゃいでいる。
(姫子、まるで子供みたい…)
千歌音はそんな姫子が可愛くてクスッと微笑んだ。
                      
一通り水族館の館内を回っていたら、ちょうどお昼時だった事に気づいた。
「千歌音ちゃん、お腹空かない?」
水族館の館内の中には、軽めの食事が取れる売店もあったが、姫子は朝早くに起きてお弁当を用意していた。
実は数日前から、乙羽さんにお願いして美味しい卵焼きの作り方を教わっていたのだ。
もちろん千歌音には内緒で。
何度か甘すぎたり、焦げてしまったり失敗したが、デートの前日にやっと乙羽からOKをもらえた。
他にも千歌音が好きな物も沢山入れて来た。
「そうね、もうお昼だし…どこかで何か食べる?」
「あのね、今日はお弁当作って来たの。良かったら食べない?」               
                        


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