08/08/04 18:55:08 52m03Pw7
>>821 続き
姫宮邸の庭は広くて、周りの近所から屋敷の中はほとんど見える事はない。
その点では安心だった。
ましてや夜なんてほぼ見えないだろう。
まさか姫宮邸の窓から、一人の美少女が淫らな姿を晒しているなんて、きっと誰も思うはずがない。
「……っ」
曇りひとつも無い、大きな窓に手をついて涙を浮かべた千歌音の姿が窓に映る。
月明かりに照らされた千歌音の肌が、白く浮き上がりさらに美しく見えた。
姫子は後ろから千歌音を抱きしめ、千歌音の胸を愛撫している。
優しく、もどかしく、だが時々指で固く尖った先端を刺激してくる。
「千歌音ちゃん、綺麗…」
「やっ…もう、やめ…て」
潤んだ瞳で訴えられても、今の姫子には何の効果もない。
逆に姫子を燃え上がらせるだけだ。
「千歌音ちゃん…証明してくれるんじゃなかったの?」
「でもっ…こんなの…」
いくら何でもこんな体制は千歌音には恥ずかしかった。
もう深夜を回っている。
誰にも見られる心配は無いだろうが、千歌音は安心出来なかった。
「大丈夫…もうみんな寝てるよ…」
「あっ…駄目っ!やあぁ…っ」
姫子の指がショーツの中に侵入してきた。
熱を持ったように熱いそこに触れると、クチュッと濡れた音がした。
「感じてくれてるんだね、千歌音ちゃん…嬉しい。」
千歌音が窓に視線をやると、頬を染め嬉しそうに千歌音を見つめる姫子が映っている。
窓に映った二人の視線が合わさった。
まるでお日様のように優しい眼差しに、千歌音は視線を逸らす事が出来ない。
窓に映った姫子が目を細めた瞬間、千歌音の中に姫子の指が入ってきた。「…ぁ…」
「熱い…」
千歌音の身体が強張った。
姫子の指が千歌音の体温に包まれる。
そこは温かくて溶けてしまいそうなくらい心地良かった。
「はぁっ……姫子さ…ん?」
しばらく中に入れたまま、一向に動き出さない姫子の指。
わずかに不服を持ったような千歌音の声の呼びかけに、姫子はある提案をした。
「ね…千歌音ちゃん、自分で動いて見せて…」