神無月の巫女 エロ総合5at EROPARO
神無月の巫女 エロ総合5 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:30:09 CFMEEJwt
千歌姫に飢えてる俺が何を言いたいかは解るな?

チョット前まで千歌姫の流れワッホイだったのに前世ブーム到来で
涙目のこの俺が何を言いたいかは解るな?

701:名無しさん@ピンキー
08/07/17 07:07:25 WlCExOJs
>>700
(´;ω;`)ブワッ

702:名無しさん@ピンキー
08/07/17 07:20:06 cINTur5L
千歌姫は本編銀月でお腹いっぱい

703:名無しさん@ピンキー
08/07/17 08:22:20 MNRPoBWQ
>>699
千歌姫は銀月を思い出してしまって…少しだけならいいけど、トラウマがね
それにほら、最近は前世ブームだから自然と姫千歌が増えてくるわけよ

704:名無しさん@ピンキー
08/07/18 04:22:22 2P+kkWzq
確実にレイプの後遺症で悩んでるのは千歌音の方だなw
前世では姫子を殺し、現世では姫子を守る為に
嫌われようと演技をし結果また自己嫌悪
でも姫子が幸せならそれで充分


な訳ないだろ!そのトラウマを乗り越え更に愛し合う為にも
千歌音の欲望を思うがままに姫子にぶつける事が必要だとは思わないのか!
つか姫千歌ばかりだと子を産むのが千歌音ばかりになるじゃないか!

705:名無しさん@ピンキー
08/07/18 08:42:04 3ZwFKvi3
>つか姫千歌ばかりだと子を産むのが千歌音ばかりになるじゃないか!
何か問題でも?
受け役が産む方がしっくりくると思うけど

706:名無しさん@ピンキー
08/07/18 12:00:56 yXuoRL3w
これ見ると前世の千歌音ちゃんはイズミさんにいじめられてそう
>>705
同意、前世は普通に姫千歌だし
現世もねえ…最終話や京四郎観る限り姫子の攻めだろ



707:名無しさん@ピンキー
08/07/18 16:37:19 2P+kkWzq
>>705
ごっごめん…
女の子はというか姫子なら千歌音の子を産んであげたいと
思うんじゃないかと勝手に思ってた

708:名無しさん@ピンキー
08/07/18 18:43:56 3ZwFKvi3
>>707
まぁそうだけどそれは千歌音ちゃんも同じじゃないかな
それに人一倍相手に気を使う千歌音ちゃんだからこそ
「姫子にそんな無理はさせられない。私が産むの。」
って譲らないと思うな

709:名無しさん@ピンキー
08/07/18 19:37:02 hOkJZdlR
2人とも産みたがるだろー、本能的に

710:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:09:15 IpUd3xEU
前世の姫子さまは別としても、いまの二人は互いに遠慮し合う仲だからな
姫子が千歌音ちゃんに抱かれるまでの時間もかかるだろうし、キスも…

711:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:42:19 EdCyYwrU
いや、転生後は案外すんなりキス→合体しちゃうんじゃないか?
前世の記憶を思い出したらの話だけど

712:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:48:34 ZKok0Ol3
俺の常識って間違ってたんだな
女の子同士は子供できないと思い込んでたお…

713:名無しさん@ピンキー
08/07/19 07:45:31 bWZwT24D
ふたなりじゃなくてリアルでも精子無しでできた例はあるらしいですよ
卵子側にホントにわずかだが精子的なものが含まれてるとかだったような

714:名無しさん@ピンキー
08/07/19 08:19:04 IpUd3xEU
>>711
まあ、姫子は積極的とは思うけどね
キスなども結構強引にしそう
夜なんて「千歌音ちゃん抱いて…」となる

ただ、千歌音ちゃんと恋人同士になって
デートとかすると、椎茸回数も増えそうだな

715:名無しさん@ピンキー
08/07/19 08:42:22 EdCyYwrU
それもまたほのぼのしてていーな>椎茸メドレー
乙羽さんは好きだ、特にドラマCD

716:名無しさん@ピンキー
08/07/19 09:46:07 IpUd3xEU
「お嬢様の恋人なら克服していただきませんと」と言われそう>椎茸
前世では千歌音ちゃんが乙羽さんに嫌がらせうけてたのかな…

717:名無しさん@ピンキー
08/07/19 10:46:37 gv/vw6M7
姫宮家の力を持ってすれば、認可されていなくても女性同士でも
妊娠可能な技術を用いて子供を産めそうな気が。

718:名無しさん@ピンキー
08/07/19 14:59:41 ZKok0Ol3
んな鉄臭い事せんでも指と舌で妊娠可能だろ…

719:名無しさん@ピンキー
08/07/19 19:10:34 KfFaJSeQ
どんだけ子供作らせたいんだw

720:名無しさん@ピンキー
08/07/20 00:30:38 5gBDR4IV
乙羽さんに眠った千歌音ちゃんを襲わせたい、姫千歌結ばれ状態で
>>719
姫千歌の子なら何人居てもいいよ



721:名無しさん@ピンキー
08/07/20 06:05:46 3OBAyMKw
千歌音の唾液には姫子を妊娠させる効果があるとムラクモ様がおっしゃっておった

722:名無しさん@ピンキー
08/07/20 06:43:50 2d0W3f4z
宮様がご懐妊したら乙羽さんがモップ持って発狂しそうだw

723:名無しさん@ピンキー
08/07/20 07:59:29 Nqj3M5JK
千歌音「今日はあれが来ないわね」
乙羽「わ、わ、わ、私のみ、み、み、宮様がああああああああ!!!(許すまじあの小娘)」

724:名無しさん@ピンキー
08/07/20 09:20:48 5gBDR4IV
乙羽さんはお嬢様には逆らえないし下手すると首だから
襲うなら弱い姫子か…

725:名無しさん@ピンキー
08/07/20 15:41:56 3OBAyMKw
クビでも構わないからお嬢様に逆らい自分のものにするという乙羽に萌えないのか

726:名無しさん@ピンキー
08/07/21 05:11:42 SYxL/Xdj
千歌音が幸せならそれでいいだろう。多分…

727:名無しさん@ピンキー
08/07/21 10:22:08 tIlxnaHe
乙羽さんの略奪愛か…「お嬢様、小娘のことなど体で忘れさせて差し上げます」と
姫千歌が恋人状態なら修羅場だな


728:名無しさん@ピンキー
08/07/21 11:12:55 pbhX1NMI
やっぱり宮様総受け

729:名無しさん@ピンキー
08/07/21 13:11:36 tIlxnaHe
乙羽さんには欲望で犯され、姫子相手にはいつも受け
宮様が攻めれる相手はイズミさんくらいだろ


730:名無しさん@ピンキー
08/07/21 17:56:23 pbhX1NMI
そーいや無いよな、千歌イズって
需要がないからかもしれんが

俺としてはイズ千歌よりかは千歌イズなら許容範囲内だ

731:名無しさん@ピンキー
08/07/21 22:59:41 pIIFjSvs
保守age

732:名無しさん@ピンキー
08/07/22 04:06:37 55SvzT6I
嫌だスレでもあったんだが現世宮様と前世姫子さまならどちらが責めでもうまそう

ナニがって、テクニックが

733:名無しさん@ピンキー
08/07/22 09:06:54 0zvL8Ngo
>>730
千歌イズは姫子を苛めるイズミさんへの性的お仕置きで発生
>>732
そう、一番読みたいのは前世姫子さま×現世千歌音ちゃん
お互いにお嬢様同士…口調もお嬢様言葉同士で皆のマドンナ×皆のアイドル

乙千歌は…眠った千歌音ちゃんを襲う構図が
宮様「や、やめなさい」
千歌音の身体を押さえつける乙羽。
乙羽「いまだけっ!」
宮様「なっ!?」
乙羽「いまだけ…来栖川様のことをお忘れくださいっ」
宮様「んふ……んん」
と、キス…乙羽さんは姫子より力強いし千歌音ちゃんより年上だから振り払えんよ



734:名無しさん@ピンキー
08/07/23 05:21:12 NoaInwJN
>>732
前世の記憶引きずって受け身がちな宮様と
前世で千歌音を押し倒した姫子さま(千歌音とヤッてみたいという理由で)
どう考えても宮様がしおしおと身体を預ける場面しか思い浮かばねえw

735:名無しさん@ピンキー
08/07/23 08:44:45 RxQRaKc0
千歌音「姫子…貴女!?」
姫子「好きよ千歌音…いますぐやりましょ、抵抗は許さないわ」
どっちも普段から鍛えているため腕の力はほぼ互角。
だが状態的には覆いかぶさる姫子が有利。
千歌音の両手を押さえつけると無防備な唇に激しいキスを交わす。
千歌音「ちゅ……んふ…んんっ…はぁ…はぁ…や、やめて」
姫子「んっ…ちゅ…はぁ…ふふ、素直じゃない千歌音も好きよ、でも体は正直ね」
千歌音「ち、違うわっ…こ、こんなの…私の知ってる姫子じゃないっ!」
姫子「あら、それは違うわ千歌音…いまの私も貴女の大好きな姫子よ?くすくす」
両手を封じられ無防備な千歌音、巫女服の帯を口の歯で上手くずらすように外すと。
露になった千歌音の乳房に食いついた。
姫子「柔らかいわ…肌の温もりはどの世界でも一緒ね…いいわよ千歌音」
千歌音「い、いやぁ……や、やめ…く、くすぐったいわ」
姫子「そう、この世界の貴女はそういう話し方をするのね…うふふ、好みだわ」
もはや抵抗する気力もなく、片手だけで両手を押さえられた千歌音…。
姫子は千歌音の乳房だけでなく乳首にまで欲望の瞳を向けていた。
容赦なく千歌音の乳房をしゃぶる姫子…。
千歌音「ひ、ひめ…だ、だめよ…ふぁう…ああっ」
姫子「貴女は私には逆らえないわ…この世界の貴女も私の手の平だもの…くす」
そのまま邪魔だと言わんばかりに千歌音の月の巫女服を剥ぎ取ると下半身に手をやり人差し指が陰部の割れ目に触れる。
千歌音「い、いやぁ、や、やめてっ!!!うう…」
姫子?いや…これは知らない姫子…こんな姫子に犯されているのが悔しくて、悲しくて…千歌音の瞳から何度も涙が落ちる。
姫子「うふふ…この世界の貴女も泣き虫ね…千歌音、この私の前で気丈な振る舞いは許さないわ、私に逆らうなんて」
妖しい笑みを浮かべながら陰部の割れ目をくすぐる。
姫子「でも…私はそういう千歌音も好きなの、わかるかしら?んふふ…熱いわ、色んなものが溢れてきてるもの」
そして姫子の顔が直接降りていく…何度も嘗め回され千歌音の体が凄まじい痙攣を起こす。
そして、姫子は鞘から剣を取り出す…。
姫子「膜を破るわね…貴女の全てが欲しいの」
千歌音「い、いやぁ…」




と、やっぱり無理があるわwつうか千歌音ちゃんっていつの世界でも受けて弱いな


736:名無しさん@ピンキー
08/07/23 11:19:13 aZbO8cd4
>>735
GJ!!

姫子の手による千歌音ちゃんの処女喪失おいしくいただきました

737:名無しさん@ピンキー
08/07/23 12:49:42 Pi8muqEv
>>735
GJ!!
ごちそうさまでした(>人<)w

738:名無しさん@ピンキー
08/07/24 08:46:48 /o6Yfraw
前世姫子さまと、現世姫子から迫られる千歌音ちゃんを妄想。

739:名無しさん@ピンキー
08/07/24 10:01:39 JccFoQxa
「千歌音ちゃん抱いて」
「千歌音、大人しくなさい」
「ひ、姫子…」
二人の姫子に迫られ千歌音は…。
戸惑う千歌音の隙をつく。
「千歌音ちゃん大人しくしてね…」
「やっ!」
背後に回った姫子に羽交い絞めにされる千歌音。
身動きが取れない千歌音に前世姫子が迫る。
「私達、千歌音ちゃんのこと大好きなの…だからやらせてね?」
「そうよ、千歌音…じっとなさい、怒るわよ」
「なっ…!!」
「姫子、そのまま押さえてなさい」
「うん、姫子ちゃん」
千歌音のネグリジェに前世姫子の手がかかり脱がし始める。
「だ、駄目よ姫子っ」
「どっちの姫子に言ってるの?千歌音ちゃん」
「や、やだっ!」
乳房が露になると前世姫子がかぶりつり乳首をしゃぶり始める。
背後の姫子は千歌音の首筋に甘い息を吹きかけ、千歌音の顔を強引に傾けそのままキス。
姫子のキスを感じてる間にも前世姫子の手はショーツにかかる。
「いや、やめてっ!おねが…んふっ!」
千歌音の非難の声は姫子のキスに再びふさがれる。
姫子のキスに解放されるも首筋を嘗め回される千歌音。
その間にも前世姫子の手は陰部の割れ目に触れ…。
「やっ……ちょ、ちょっと待って頂戴ひめ……っ」
「ねえ、二人の姫子に攻められるってどんな気分?ふふ…」




「お嬢様、おはようございます」
という千歌音お嬢様の夢オチ


740:名無しさん@ピンキー
08/07/24 12:50:10 WZVgIxdo
>>739

なんて素敵なドリームマッチw

741:名無しさん@ピンキー
08/07/24 22:40:50 /o6Yfraw
>>739 GJ!
やっぱり千歌音ちゃんは受けじゃないとな
でも、毎日これが続いたら千歌音ちゃん体がもたないんじゃ…
そのうち姫子同士で取り合いになったりして       

742:名無しさん@ピンキー
08/07/24 23:55:49 bIZN+llK

「千歌音、もっと舌を出しなさい」
「んく…っ、ふ……ちゅ…」
「そう…いい子ね」
前世姫子と熱い口付けを交わす千歌音。
前世姫子の指導の元、舌を出したり、口を大きく開いたり、自ら絡めたりを繰り返す。
千歌音は既に力が抜けているらしく、前世姫子に腰を支えられながら辛うじて立っている状態だ。
それを側で見ていた現世の姫子。はじめは段々ととろけていく千歌音に見とれていたが、時間が経つに連れてその表情は険しくなっている。
そして遂に、前世姫子と千歌音の間に割り込み、ぐいっと二人を引き剥がした。

「姫子さん、キスしすぎです!もうそろそろやめてください!」
姫子がぎゅっと千歌音を抱き締める。
「あら、いいじゃない別に。私は貴女なんだから」
負けじと前世姫子も反対側から千歌音を抱き締める。
「ひ、姫子…?」
突然喧嘩を始めた二人の姫子に挟まれた千歌音は、どうしたらいいのかわからずオロオロしていた。
頭上では二人の姫子が火花を散らしている。

「それでも、この千歌音ちゃんは現世の千歌音ちゃんです。現世の姫子…私の千歌音ちゃんです」
「…『千歌音』と『姫子』に前世も現世も関係ないと思うけれど?私は前世現世関係なく『千歌音』を愛しているのよ」
「あ、あの…」
「…じゃあ、勝負しましょう。どっちがより千歌音ちゃんを愛しているか、より千歌音ちゃんを満足させられるか」
「えっ?」
「いいわ、その勝負、受けましょう。私がどれだけ千歌音を愛しているか見せてあげる」
「えっ?えっ?」
「というわけで千歌音ちゃん」
「というわけで千歌音」


「「もうちょっと頑張ってね」」






こんな感じか?
携帯からでスマン


743:名無しさん@ピンキー
08/07/25 00:19:06 qfS2Ajl1
>>742
うはww千歌音ちゃん終了のお知らせww

744:名無しさん@ピンキー
08/07/25 00:28:01 cKrZ7tK5
>>742
果たして千歌音ちゃんは二人の攻めに耐えられるのか?
いや千歌音ちゃん逝かされすぎて途中で絶対意識なくなるwww

745:名無しさん@ピンキー
08/07/25 07:08:49 P04chije
>>742
オロオロする千歌音ちゃん…GJ!
           
この後、姫子2人から責められどっちも選べなくて泣き出しちゃう千歌音ちゃん…(*´Д`)=з

746:名無しさん@ピンキー
08/07/25 08:30:05 aV4M/6oN
敵対して千歌音ちゃんを奪うプレイと協力して千歌音ちゃんを犯すプレイか…
いつかは前世姫子さまがいない間に姫子が千歌音ちゃんを誘惑…とかありそう

747:名無しさん@ピンキー
08/07/25 08:53:59 aV4M/6oN
その内…。
「ん……やぁ…ちゅっ…」
「ふふ、いいわよ千歌音…そう、貴女は私の言うとおりにすればいいの」
千歌音の両腕の抵抗を奪い長いキスを一方的に交わす前世姫子。
最初は千歌音も嫌がってたが抵抗は全て封じられ…無駄だとわかると大人しくなる。
「な、なにやってるんですかっ!!」
突然現れた姫子、状況に慌てる。
「ふふ…千歌音に貴女は誰のものか身体自信しわからせてあげてただけよ」
いまにも泣き出しそうな千歌音を見てられなくなった姫子が割り込む。
「もうやめてくださいっ千歌音ちゃんが嫌がってますっ!」
「あら、どうしてそう決め付けるのかしら?私とこうしてるほうが千歌音は幸せなのよ」
「そ、そんなの…わ、私だって、私だって!!」
前世姫子を押しのけると姫子も千歌音にキスする。
「ちゅ…はあっ…んん…ひ、ひめ…っ」
「んふ…ほ、ほら、私とキスしたほうが千歌音ちゃん嬉しそうです」
「それは貴女の思い込みでしょ」
巫女服を着ているのが前世姫子で乙橘制服を着ているのが現世姫子だ。
千歌音は当然現世の姫子の肩を持ち前世姫子を非難したいが、前世姫子も容姿、声共に姫子なため。
千歌音は声を出しようがなかった。

「キスだけでは比べようがないわね…姫子もそう思うでしょ?」
「そうだね姫子ちゃん」
「え?…ひ、姫子?」

と、二人とも突然服を脱ぎだした。
「どっちの体が千歌音を感じされるか…比べてみましょ」
「うんっ!!!」
「やっ、ま、待って頂戴…っ」

二人がかりで千歌音の巫女服、下着など全て脱がすと。
前世姫子は千歌音の乳房へかぶりつき、現世姫子は千歌音の陰部の割れ目へ触れた。
「や、やめっ…きゃ、く、くすぐったく、だ、駄目よ…姫子、い、いやぁぁぁ!!!お、乙羽さ……助けっ…」

と、やはり姫子は最強ですな…宮様あえなく撃沈…。

748:名無しさん@ピンキー
08/07/25 12:42:38 P04chije
素晴らしい同棲生活がはじまるのか。
もし乙羽さんも参戦しだしたら修羅場だな。
とくに前世姫子とは対立しそうだ…

749:名無しさん@ピンキー
08/07/25 18:07:19 cKrZ7tK5
>>747
GJ!
脳裏に映像が浮かぶw

750:名無しさん@ピンキー
08/07/26 08:30:57 vlSkUjea
これ読む限りは千歌音ちゃんは対乙羽さんも受けなんだろうな…
>>747
GJだが
乙羽さんは前世姫子さまを許さないだろうよ…
ただ、現世姫子と違い前世姫子さまはお嬢様だからどうなんだろう


751:名無しさん@ピンキー
08/07/26 10:20:48 JOZ9t22q
許そうが許すまいと関係なさそうだ>前世姫子さま
強すぐるw
乙羽さんまで喰われそうだ

752:名無しさん@ピンキー
08/07/26 19:45:45 iWfdAE+l
余裕な前世姫子さまが想像できるww                           
「そう、あなたも千歌音の事が…でも私のように千歌音を満足させてあげられるのかしら?」

753:名無しさん@ピンキー
08/07/27 00:40:18 42IppZkn
乙羽さんだろうが…
「来栖川さま、おやすみなさいませ」
寝床の準備をしている乙羽の体全てを欲望の眼差しで見つめる前世姫子。
「ええ、それで結構よ…ところで乙羽さん…貴女、可愛い顔をしてらっしゃるのね」
「はい?」
「んふふ…私、貴女を欲しくなったわ身も心も…千歌音のように」
前世姫子は立ち上がると立ち去ろうとした乙羽の手を掴み、振り向こうとした乙羽を抱き寄せ口付けした。
「ん…んんっ!?…ちゅ…んふ、や、やめ…」
前世姫子の突然の行動に驚愕し目を大きく開ける乙羽。
「んふ……ちゅ…はあ…はあ…ふふ、いいわ」
約3秒のキスの後…精一杯の力で前世姫子を突き放すとキスされた唇に触れ非難した。
「な、なにをなさるんですっ!?はあ…っ」
「んふふ…貴女とのキスもいいわ、千歌音と同じでとっても柔らかい唇をお持ちのようね…ふふ」
「なっ…く、来栖川さま?」
「ふふ、体のほうはどうなってるのかしら?」
乙羽を再び抱きしめるとベッドへ押し倒し覆いかぶさる。
「き、きゃっ、お、お許しくださいっ!私はお嬢様をっ!」
「駄目よ乙羽さん、千歌音の使用人なら私を満足させて頂戴」
抵抗しようとした乙羽の両腕を左手だけで封じるとメイド服を乱暴気味に脱がし始める。
「い、いやっ…お、おやめくださいっ!!」
「さあ見えてきたわ…ふふ、貴女の胸もなかなか大きいわね」
メイド服は剥ぎ取られそのまま下着も外されてしまう。
「いやあぁ、お、お嬢様…」
「お黙り乙羽、この私に抱かれるのよ、光栄に思いなさい」
自分の生乳房が前世姫子の目の前で露になり目から涙を流し始める乙羽。
「んふ…ちゅるる…はあ…はあ…んふふ…良い、とても柔らかくてふわふわで良いわ…乙羽さん」
乙羽の両腕の抵抗を封じたまま乳房を揉んだり乳首をしゃぶるなどやり放題の前世姫子。
勢いそのまま乙羽は前世姫子にショーツまで脱がされ…とてもあのメイド長である乙羽とは思えないように泣き叫ぶ。
陰部の割れ目に前世姫子の指が突っ込む度に叫び声をあげる乙羽。
「貴女も私のものなの…ふ、貴女使用人の分際で私に口答えするなんて百年早いわよ…反論は許さないわ、自分の立場を理解なさい」
色んなことを囁きながら下半身へと降りていく前世姫子の顔…そして陰部へと向けられ…。
「ねえ、貴女のは千歌音の違いどんな味がするのかしら…?」
両腕を左手一本で封じられ抵抗もできない乙羽を嘲笑うように前世姫子は舐め続ける。
「あう……千歌音お嬢様、申し訳…あり…んふ…ああっ!」


と、乙羽さん相手だろうがなんだろうが前世姫子さまは強いし常に上から目線なんだよw

754:名無しさん@ピンキー
08/07/27 00:55:04 RBX445/8
前世姫子さま最強ww

755:名無しさん@ピンキー
08/07/27 02:40:52 ZAu6Pzcx
>>753
GJ!!
さよならメイド長w

前世姫子最強伝説

756:名無しさん@ピンキー
08/07/27 06:55:46 RBX445/8
前世姫子さまが乙羽さんを襲っている間に、千歌音ちゃんを誘惑する現世姫子。                              
「ひ、姫子っ…」
「姫子ちゃんなら今頃乙羽さんと……ね、千歌音ちゃん…今ならふたりっきりだよ。しよ」


757:名無しさん@ピンキー
08/07/27 08:15:50 ZAu6Pzcx
けしからん!!
もっとヤレ(・∀・)!!

758:名無しさん@ピンキー
08/07/27 11:43:49 hh3crr7i
素晴らしい!!
もっとやってくださいwww

759:名無しさん@ピンキー
08/07/27 15:03:12 426bwAzA
前世姫子とオロチ千歌音はどっちがつよいの?

760:名無しさん@ピンキー
08/07/27 19:15:02 42IppZkn
自分で書いといてなんだが、愛する千歌音ちゃんならわかるが
関係ない乙羽さんまで襲って犯すって…前世姫子さまはガチレズだなw
>>759
その発想はなかったわ…だが
あの現世レイプは姫子に恨まれたいがためにしたこと
だが前世レイプは姫子さまの完全な欲望や性欲で行われたこと
普通に前世姫子さまが強いのでは…

761:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:37:00 hh3crr7i
>>760
だね
オロチ千歌音はそれがなかったらオロチ化してなかったし、あんな強引なことをすることもなかったと思う
たぶん一生片思い
千歌音ちゃんああ見えて奥手だから

762:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:15:19 ZAu6Pzcx
奥手もだし、女の子同士だってゆージレンマもあったしね>一生片想い

だけど、死ぬまでその想いを打ちあげずに姫子を救った千歌音ちゃんの意思の強さは最強


763:名無しさん@ピンキー
08/07/27 22:28:57 42IppZkn
千歌音ちゃんは前世も現世も奥手で臆病
姫子は前世も現世も積極的で大胆

実はガチレズなのは姫子のほうという事実
前世は現世とは比べ物にならないほどレズ度は高いが
さて、次に前世姫子さまの餌食になる子は誰かな…?

764:名無しさん@ピンキー
08/07/28 08:53:10 sN64hoFp
>>756を少し長くすると…。
部屋に入ってきた姫子は突然千歌音に抱きつくとキスしてきた。
「んっ……ちゅ…はぁ…ひ、姫子?」
慌てて姫子を引き離す千歌音、しかし姫子は再び抱きつくとキス。
「なっ……んっ……ひ、姫子どうしたの?」
「ふふ、ねえ千歌音ちゃん…私ね、したいの」
いつにもなく色っぽく頬を染めている姫子。
「くす、姫子ちゃんはいま別部屋で乙羽さんを抱いているよ?」
「なっ!?お、乙羽さんが?そ、そんなはずはないわっ!」
叫ぼうとする千歌音の口を指で押さえる姫子。
「駄目だよ、静かにして…ね?私達も楽しもう?」
と、せかすように千歌音の着ている水色のネグリジェを脱がそうとする姫子。
「だ、駄目よ姫子……」
「ふふ、そういう千歌音ちゃんも可愛い…っ」
千歌音のネグリジェを脱がし終えると下着の上から的確に乳房に触れてきた。
「や、やぁ……ふぁ……あん」
「柔らかい…今度はしゃぶってみるね」
キャミソールを外すと、これは私だけのものだというように千歌音の乳首を口に含み続ける姫子。
学園のアイドルである宮様の乳房を吸えるのは自分と前世の自分くらいだろう。
右手で右乳房を揉みながら左乳首を何度も口に含む姫子…。
千歌音は姫子を突き放そうとするが…出来なかった、最愛するお日様を引き離すなんて行為は出来ない。
千歌音の心を見透かしたのかクスリと笑う姫子、そのまま姫子の体は下半身へ降りて行き千歌音のショーツを脱がす。
「駄目よ姫子っもう、やめて頂戴っ!」
「騒いじゃ駄目だよ千歌音ちゃん…大人しくして…ね?」
その子悪魔のような笑顔は千歌音を金縛りさせるのには十分だ。
力ずくでは叶わないため現世姫子が千歌音を誘うときはお日様の魅力を利用している。
千歌音の身動きを笑顔と声だけで奪うと陰部を直接舌で舐め始めた。
「あうっ…………」

前世姫子さまが乙羽さんを犯している間に別室ではこんな行為が…。

765:名無しさん@ピンキー
08/07/28 10:54:47 2XeYwIqO
>>764
これまたGJ!
お日様の力はすごいねw

766:名無しさん@ピンキー
08/07/29 08:14:12 z8TykW0x
姫子さまを犯せるのはイズミさん達くらいだろ
千歌音ちゃんと乙羽さんは絶対服従だしな

767:名無しさん@ピンキー
08/07/29 13:02:32 0WZbyRHX
>>766
え、イズミさん達含め、総食いだろJK

768:名無しさん@ピンキー
08/07/29 16:35:13 uQWJCAUa
>>767
自分もそう思う。
3話で千歌音ちゃんから睨まれ、怯えていたイズミさんが前世姫子さまにかなうわけがない。                        
それより最近、前世姫子さまが黒い姫子さまになりつつあるので、口直しに甘いSSが見たい。
病弱な前世千歌音に優しく、でもエロエロな事をする前世姫子さま。

769:名無しさん@ピンキー
08/07/29 23:11:02 W/RMWtGr
>>768
それいーな!
熱出した千歌音ちゃんを看病しつつ、枕元で
「人にうつすと早く治るらしいわ」とか囁いて接吻&GO!とか

770:名無しさん@ピンキー
08/07/30 08:09:59 +UCwIfTE
熱を出し寝込む千歌音に裸で抱き合い、熱を下げようとする姫子さま。
                      
「熱が下がらないわね…」
「ごめんなさい…姫子さまに迷惑をかけてしまって…私…」
今にも泣き出しそうな千歌音は熱のせいか、頬を赤らめ潤んだ瞳でこちらを見つめてくる。
「気にしなくていいのよ、…それより」
姫子は立ち上がると着ていた巫女服をいきなり脱ぎだした。
「え…ひ、姫子さま…?」
千歌音は突然の事に戸惑い、姫子の裸体から視線を逸らす。
姫子は布団の中に入り込み、千歌音の着物に手をかけた。
「やっ、姫子さまっ!?な、何を…」
「こうすれば熱が下がると聞いたの。大丈夫、恥ずかしがる事はないわ」そう言って千歌音を抱き寄せ…

771:名無しさん@ピンキー
08/07/30 08:35:42 +UCwIfTE
>>770 続き
           
姫子に抱き寄せられた千歌音の身体は、ぴったりと姫子の身体と重なった。
熱で千歌音の体温が高いため、姫子の身体はひんやりとして心地良かった。
千歌音がそっと姫子の顔を見上げると、こちらをじっと見つめていた。
恥ずかしくなって俯くとクスッと姫子の笑い声が聞こえる。
「あの、もう…大丈夫ですから…その…」
「駄目よ。まだこんなに熱があるもの。」
姫子はそう言ってさらに腰を引き寄せ密着させてくる。
千歌音の心臓の鼓動が高鳴ってる。


772:名無しさん@ピンキー
08/07/30 08:53:30 +UCwIfTE
>>771 続き
           
千歌音の頬に姫子の吐息がかかる。
それだけではない。
姫子のお日様の匂い、体温、柔らかな身体、眼差し。
その全てが千歌音をどきりとさせるのだ。
姫子は時折、千歌音の背中を優しくさすってくれていたのだが…。
「千歌音の肌は白くて滑らかで綺麗ね…。」
「そんなこと……んっ…!」
突然姫子が千歌音の腰を撫でた。
それは千歌音の肌を堪能するかのように触れてくる。
うわずった声を聞かれるのが恥ずかしくて、ぎゅっと唇を噛み締める千歌音。
「少し汗をかいてきたみたいね。」
言われたとおり千歌音の身体は少し汗ばんでいた。
でもそれは熱のせいだけではない事を姫子は知っていた。
「ねぇ、千歌音…もう少し汗をかいたら熱が下がるかもしれないわ…」
「えっ…?」
千歌音が顔を上げると、姫子の上気した顔が視界に入った。
  

773:名無しさん@ピンキー
08/07/30 18:34:22 +UCwIfTE
>>772 続き
           
ゆっくりと姫子の顔が近づいてくる。
「姫子…さま…」
千歌音は拒むことができず、姫子の唇を受け入れた。
「…んっ…ふ、ぁ…っ」
最初は優しかった口づけが、段々と深く濃厚な口づけに変わっていく。
少し開いた唇にするりと舌をいれると、千歌音の身体がビクッと震えた。
「んんっ…!ひ、ひめ…っ…ぁ…」
姫子にしがみついてくる千歌音が愛しくて、さらに舌を絡めた。
口づけから解放すると、千歌音は乱れた呼吸を落ち着かせようとしていた。
「はぁ…っ…はぁ…」
「大丈夫?千歌音。」
心配そうに顔を覗き込んでくる姫子は、全くと言っていいほど呼吸が乱れていなかった。
「だ、大丈夫…です…」
「そう…よかった。なら、続けても大丈夫ね?」
「えっ…!?」
姫子は優しく微笑むと、千歌音の上に覆いかぶさってきた。


774:名無しさん@ピンキー
08/07/30 20:51:43 SMZW6rYI
ワッフルワッフル!

775:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:04:35 exOvao+8
続きをお願いしたいな
>>768
というより前世姫子さまなら
イズミさん達3人まとめて犯すんじゃね?

776:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:06:17 4FszYsoR
>>773
UHYOOOOOOOOO!!
続きー!!

777:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:12:54 OeaW8nVo
>>773
続きを期待

778:名無しさん@ピンキー
08/07/30 21:49:25 m2w5vFwY
流石姫子様
理不尽なのも似合う!

779:名無しさん@ピンキー
08/07/30 22:03:50 +UCwIfTE
>>773 続き
           
姫子は千歌音に覆いかぶさると、首筋に唇を這わせた。
「っ…!やっ…姫子さまっ、駄目…」
「いや?」
「え…っ…」
「千歌音は私とこうゆうことするのはいや?私のこと嫌い?」
姫子は千歌音の瞳を真っ直ぐに見つめる。
「そんなことっ…嫌いなんて…」
嫌いなはずがない。
この世で一番大好きな人なのに。
「姫子さまは…みんなの憧れで、この村にとって大事な人だから…」
自分で自分の声が震えているのがわかる。
「私なんかが…なんの役にも立たない私なんかが、姫子さまに愛される資格なんて…」
「私は…」
まるで自分自身を責めるかのように続ける千歌音の言葉を姫子は遮る。
「私は千歌音が好きよ。千歌音がいるから、千歌音と一緒だから…どんな時でも頑張れるの」
「姫子さま…」
「だからそんなこと言わないで。そんな顔しないで。ね?お願い…」
お日様のように温かく、優しい笑顔がわずかに曇った。
私はいつだってこの人に救われてきた。
この人を悲しませたくない。
この人に笑顔でいて欲しい。
「…はい…姫子さま。」
千歌音がほんの少し笑顔を見せると、姫子もにっこりと笑ってくれた。


780:名無しさん@ピンキー
08/07/31 00:21:44 sIYoEQdH
>>779 続き
           
「…いいのね?」
先ほどの優しい姫子とは違って、熱がこもった眼差しと声で千歌音に尋ねてくる。
恥ずかしさの余り、言葉を返す事ができなくて小さく頷いた。
「千歌音…」
「あっ…」
姫子は千歌音の豊かな胸に、ためらわず触れてくる。
千歌音の顔や仕草は幼いのに、身体の方は徐々に少女から大人の女のように変化していく。
(千歌音の胸…こんなに大きかったかしら…)
何度も千歌音の裸を見ている姫子は、少しの変化さえ見逃さなかった。
「あ…っ…」
「もしかして、また大きくなっていない?」
姫子が鎖骨に口づけながら千歌音に聞いてくる。
「…姫子さまは、嫌いですか…?胸が大きいの…」
見当違いな答えに姫子は一瞬きょとんとしたが、そんな千歌音が可愛くて頬が緩んでしまう。
「そんなことないわ。そうね、ちょっと妬けてしまうけれど…好きよ、千歌音のは。」
そう言って胸の先端をそっと口に含んだ。
「…っ…ひゃっ…」
舌先で転がして、吸ってみると千歌音が可愛らしい声を上げる。
その声を聞きたくて、今度は歯で先端を優しく噛んだ。
「やんっ…!」
反対側を手で優しくもみしだく。
口に含んだそれは、先ほどより固くなってゆく。
「ん…千歌音…。」
姫子は夢中で千歌音の胸を味わった。
           


781:名無しさん@ピンキー
08/07/31 01:32:44 szmJsbz0
>>780
職人さま・・・!!

782:名無しさん@ピンキー
08/07/31 07:11:07 sIYoEQdH
>>780 続き
           
そっと唇を離すと固くなった先端が唾液で光っていた。
そこから段々と下がっていく。
脇腹から腹部へ、強く口づけを繰り返しながら臍へ舌を差し入れる。
「……あ」
千歌音は不安になったのか、布団をぎゅっと握り締めた。
やはり千歌音の不安は的中した。
「千歌音。」
姫子が膝に手をかけた。
千歌音は姫子の方へ視線を向けると、姫子と視線が合わさる。
その瞳はとても優しく、でもその奥には熱い情欲さえ感じられた。
「千歌音…。」
「だ、駄目っ…。」
姫子は千歌音が嫌がる事はしたくなかったが、もう我慢の限界まできていた。
「お願い。千歌音…。」できるだけ優しく囁き、何度も口づけると千歌音の膝の力が抜けていく。
「あっ……!」
気づいた時には、力の抜けきった膝は姫子の手で開かれていた。
姫子の視線がそこに注がれる。
「…綺麗。千歌音のここ。」
「…っ、やぁ…っ!」
大好きな人に見られている。
千歌音は恥ずかくて顔を枕にうずめた。
視界が涙で歪む。
「…っく…。」
枕が涙で少し濡れた。
「千歌音?泣いているの?」
姫子が心配そうに声をかけてくる。
千歌音は顔を向ける事ができない。
「そんなに嫌だったの?」
「…嫌じゃ…っく…なくて、ただ…」
なんて言ったらいいんだろう?
憧れの人に自分の大事な所を見られているのだ。
それもまだこんな明るい時間だ。
夜ならともかく、全てを見られる事が恥ずかしくてほんの少し怖かった。
「大丈夫よ。」
きっと姫子は何も言わなくてもわかっているのだろう。
姫子のその言葉だけで、何故か不思議と安堵する自分がいる。
「何も怖がらなくていいのよ。」
穏やかな声に気を許した瞬間、姫子の顔がそこへうずめられた。
           


783:名無しさん@ピンキー
08/07/31 08:08:32 sIYoEQdH
>>782 続き
           
「ああっ…、や、駄目っ…そこは汚いからっ…」
「汚くなんてないわ。千歌音のだもの。」
千歌音の止める声も聞かず、姫子はそこへ優しく口づける。
千歌音の身体がびくんと揺れた。
「濡れてる…。」
「……っ!」
千歌音のそこは触れる前からもう既に熱く濡れていた。
割れ目にそって舐めると、とろりと千歌音の愛液が溢れてくる。
「…んっ…ふ…甘い。」
唇についた愛液をぺろっと舌で舐める。
「は…っ、あっ…姫子…さまっ…」
今度は指で広げると、愛液を塗りつけるように指で愛撫した。
「あ…ああっ!」
姫子は千歌音が乱れていく様を熱い眼差しで見つめていた。
自分達は巫女だ。
千歌音の処女を奪うわけにはいかない。
でももし巫女でなかったら、千歌音の全てを奪っていただろう。
少しだけ自分達の宿命を恨んだ。
「千歌音。」
姫子はそんなことを考えながら、千歌音の身体にかぶさり抱き締める。
手は休めることなく千歌音を責めたてた。
「んぁ…っ、はぁ…」
無意識になのか姫子の背中に手をまわす千歌音。
「好きよ千歌音…。」
不意に姫子が突起の部分を指で押した。
「―っ!!あ…あっ!」
千歌音の声が急に切羽詰まったような声に変わる。
限界に近いのだろう。
姫子は千歌音の唇を塞ぐ。
「んんっ…ん…ぅ。」

口づけをしながら瞳を開くと、千歌音の瞳の端から涙が光っているのが見えた。
(泣いている千歌音も綺麗…)
「ああっ!姫子さまぁ…っ!」
離れた唇から達した千歌音の綺麗な声を聞きながら、姫子は愛おしい少女を胸に抱き寄せた。             


784:名無しさん@ピンキー
08/07/31 08:19:00 sIYoEQdH
>>783
もう少しだけ続きます。
時間が空くまでお待ちください。

785:名無しさん@ピンキー
08/07/31 11:55:31 zQKP7bpl
もうやめろ低脳

786:名無しさん@ピンキー
08/07/31 12:29:10 sIYoEQdH
>>785
わかりました。
迷惑なようならもう書きません。

787:名無しさん@ピンキー
08/07/31 13:30:16 9w5UscVV
迷惑などではありません
そいつはただの嵐ですのでお気になさらないように
引き続きお願いします

788:名無しさん@ピンキー
08/07/31 13:31:10 L/Xst0Gt
ageレスに構うなよ

789:名無しさん@ピンキー
08/07/31 17:40:58 sIYoEQdH
>>787
最近書き込みをはじめたので、少し不安になってしまいました。
お言葉に甘えて引き続き書かせてもらいます。
           
>>788
今度からはそうする事にします。                        

790:名無しさん@ピンキー
08/07/31 18:21:43 sIYoEQdH
>>783 続き                 
2人で裸のまま抱き合って布団の中に潜り込んでいたら、いつの間にか昼を過ぎていたらしい。
日差しが差し込み明るかった部屋が少しだけ薄暗く感じた。
千歌音が姫子を見つめると、姫子もまた見つめ返してくれた。
「もう熱は引いたみたいね。」
そう言って瞳を閉じ、額をくっつけてくる。
千歌音も釣られて瞳を閉じた。
愛する人に抱かれた幸福感が、じんわりと胸を温かくしてくれる。
だがそれは一瞬で吹き飛んだ。
「失礼します。姫子さま?」
突然の声に千歌音ばびくっと身体を強張らせた。
襖を隔てた向こう側に下女がいる。
(どうしよう…こんなとこ見られたら…)
村中に知れ渡ってしまうかもしれない。
それは自分にとっても、ましてや姫子に一番迷惑がかかる事は明白だった。
震える手から千歌音の不安を感じ取った姫子は、ぎゅっと千歌音を抱き締め囁いた。
「このままじっとしているのよ。」
そう言うと凛とした声で下女に声をかけた。
「千歌音が寝ているからそのまま待っていて。」
姫子は素早く布団から起き上がり、慣れた手つきで巫女を身につけ襖に手をかけた。
千歌音は慌てて頭まで布団をかぶる。
姫子はいつもと変わらない凛とした態度で下女を迎えた。
「何かしら?」
「もうすぐ日が暮れますが、食事の方はどうされますか?こちらにお運び致しましょうか?」
「いえ、千歌音の熱も下がったし…目を覚ましたら私が取りにいくわ。それまでここには誰も通さないで。」
「かしこまりました。失礼致します。」


791:名無しさん@ピンキー
08/07/31 19:03:20 sIYoEQdH
>>790 続き                 
襖が閉まる音がすると、姫子が優しく声をかけてきた。
「もう大丈夫よ。ここにはしばらく誰も来ないから。」
千歌音が布団から顔を出すと冷静で凛とした表情が、柔らかな顔に変わる。
「怖かった?」
姫子は千歌音の側に来て、安心させるように抱き寄せた。
まだ震えている千歌音の手を姫子の手が優しく包む。
まるで幼い子供をあやす母親のように、優しく、温かく、千歌音を包んでくれる。
「…姫子さまは平気なんですか?」
「あら、これでも内心は驚いていたのよ。千歌音と同じ…ほら。」
千歌音の手を姫子の胸元に当てると、心臓の鼓動が激しく動いていた。
その鼓動に姫子も同じ気持ちだった事を感じとり、千歌音は安堵した。
「さあ、もう少し横になった方がいいわ。熱がぶり返すといけないし…千歌音?」
返事が返ってこないかわりに、千歌音の安らかな寝息が聞こえてくる。
「千歌音?寝てしまったの?」
覗き込むと姫子の胸の中で、幸せそうに微笑んだ千歌音の寝顔がそこにはあった。
自然と姫子の顔が緩む。
たまにはこんなのもいいだろう。
ここの所、色々と忙しく2人で一緒にいる時間が少なかった。
千歌音のこんな幸せそうな顔を見たのは久しぶりだ。
姫子は千歌音が目を覚まさないように、額にそっと口づけた。
(お休みなさい…私のお月様…)                                        
終わり。       


792:名無しさん@ピンキー
08/07/31 19:07:27 sIYoEQdH
いくつか字を間違ってたかも…。
文も下手で申し訳ないです。
今度は上手く書けるよう頑張ります。

793:名無しさん@ピンキー
08/07/31 21:16:03 LwBtphph
>>792
GJ!!
久々の職人の光臨に全俺涙
次回も期待しる

794:名無しさん@ピンキー
08/08/01 00:23:35 yYTgS2xc
最近は姫子さまの強引攻めばかりだったからな
たまには優しい攻めも見たいわ
しかし…姫子さまはマコちゃんにも手出しそうで怖いわ

795:名無しさん@ピンキー
08/08/01 12:47:19 CBNjoMEi
>>793
ありがとう。
そう言ってもらえると嬉しいですね。
いま考えてるのは来世編。
年上姫子×年下千歌音ちゃんとか…。                
その事で、参考に皆さんに質問したいことがあるんですが…
転生した(記憶は無い)年下千歌音ちゃんは姫子の事をなんて呼ぶと思いますか?
自分としては「姫子さん」あるいは「姫子お姉ちゃん」とかなんですが…
他に何かありますか? 
 

796:名無しさん@ピンキー
08/08/01 20:15:38 h1uPD2bv
記憶が戻らないうちは「姫子さん」が自然かも

記憶が戻れば現世通り「姫子」かな
あまり年が離れてなければの話ですが

797:名無しさん@ピンキー
08/08/01 22:15:15 EPHR8Jsc
>>792
凄く良かったですよ
Hだけじゃなくて、余韻のエピローグで
姫子が如何に千歌音のことを思っているかが詳しく描かれていたのが良かったです

特に千歌音の手を自分の胸に当てさせて、ドキドキしているのを確かめさせるところなどは
アニメ最終回の姫子の告白「ほら、こんなにドキドキしてる」のところを髣髴とさせて一寸泣けました!

ところで来世の姫子の呼び方ですが、個人的には姫子より幼い千歌音が
「姫子」と呼び捨てにするのが萌えますw

798:名無しさん@ピンキー
08/08/01 22:43:30 yYTgS2xc
優しい前世の姫千歌でも作ってみるかな

799:名無しさん@ピンキー
08/08/02 07:25:34 pez/6l3h
>>796
設定としては、姫子が大学生で千歌音ちゃんが中学生で考えてるんですが…
自分の考えでは、転生後って千歌音ちゃんは以前と同じ性格かどうかわからないので、あえて呼び方を変えた方がいいのかなと思ったんです。
姫子さんから姫子と呼び方が変わっていく様もいいかもしれない。
                      
>>797
なるほど。
確かに年下の千歌音ちゃんが年上の姫子を、呼び捨てってのも捨てがたいんですよね。


800:名無しさん@ピンキー
08/08/02 10:25:55 xZG4qxip
>>799
記憶が戻るまでは現世の人前での呼び方「来栖川さん」とか如何でしょう?

年下の、しかも女の子の自分になぜこんなにも熱い好意を向けてくるのかが、幼い所為もあり良く分からなくて
つい邪険にしてしまうけれど、姫子にどんどん惹かれてしまうツンデレ風の千歌音、とか期待してしまいます

801:名無しさん@ピンキー
08/08/02 12:44:30 pez/6l3h
>>800
人前では「来栖川さん」
2人の時は「姫子さん」
そして親密になっていくと「姫子」とかですかね?
あとツンデレな千歌音ちゃんもいいですね。
考えておきますww 

802:名無しさん@ピンキー
08/08/02 22:56:58 BnKTFfrY
姫子は知らない、イズミ達に妬まれ千歌音が苛められていることを。
皆の人気者で憧れの存在である姫子、その姫子に溺愛されている千歌音。
幼少の頃から病弱で体の弱い千歌音は姫子のお屋敷に居候している。
そんな千歌音を面白くないと思ってる子達も当然居るわけで…。
特に、姫子信仰者で取り巻きでもあるイズミ達の千歌音への仕打ちは酷いものがある。
だがその事実を千歌音は言えない。
言えば姫子は怒るだろう、イズミ達はただではすまない…。
そんな姫子を千歌音は見たくはないのだ。

「お嬢様…」
「もう、結構よ、下がって構わないわ」
「かしこまりました」

専属メイドで侍女でもある乙羽に下がるように命じた姫子は。
ベッドの上で横たわって居る千歌音の手を握った。
「もういいの?」
「はい…姫子さまが看病してくださいましたから」
「そう…良かったわ」


優しく微笑む姫子、千歌音が元気で居ることが姫子にとっての一番の幸せである。
「そう…元気なのね、なら…ね、いいでしょ千歌音」
千歌音の顔を覗き込むと…顔を寄せる姫子。
「ひめこさまっ……」
「キス…してもいいかしら?」
「ですが姫子さまに風邪をうつしでもしたら私…」
「いいのよ千歌音にうつされるのなら本望だわ…ね、おねがい」
「姫子さま………はいっ」
ベッドへ少し体を乗せた姫子の顔が、唇が千歌音の唇を目指して近づいてくる。
拒む理由などない、身分が違いすぎるとはいえ、心から愛している姫子とのキス…。
千歌音は戸惑いながらも顔を真っ赤に染めて…キスを受け入れた。




803:名無しさん@ピンキー
08/08/02 22:58:19 BnKTFfrY
「んっ……ふぁ…ちゅ…」
優しいキス、強く押し付けるわけでもなく、もちろん舌などいれてこない。
ゆっくりと触れてるだけのキスだ。
姫子の蜜のような…とても甘いお日様の唇に…千歌音は酔った。
そして数秒たつと…触れるだけだったキスが…姫子の唇にゆっくりと押し付けられ始める。
そして姫子の両腕が千歌音の背中に回され抱きしめられるような格好になり始めた。
「ちゅ……んふっ」
「んふ……ちゅ…はぁ…はぁ…ふふ、私、千歌音の唇好きよ、薔薇のような香りがして…とても柔らかいの」
優しい声で囁きながら姫子はゆっくりと…舌を入れ始めた。
姫子の舌は千歌音の口内を縦横無尽に這いずり回る、そう…千歌音の唾液の一粒も残さないように。
「ああっ……千歌音、好きよ」
姫子の声は優しい…千歌音を安心させる効果がある。
姫子の手が千歌音のパジャマにかかる…。
「…っ…ひ、ひめこ…さまっ?あのっそれは…」
「千歌音、いいでしょ…?いけないかしら?」
「あ、あの…っ」
「私は千歌音が好きよ、心から愛してるわ…だから千歌音の体が欲しいの、いいでしょ?」
「っ…姫子さま……そ、そのようなありがたいお言葉っ……」
「それは脱がしていいと受け取って構わないのね」
「あっ……は、はい…姫子さま」
頬を染めると小さく瞳を閉じ…受け入れ態勢に入る千歌音―。



804:名無しさん@ピンキー
08/08/02 22:59:17 BnKTFfrY
それを確認した姫子は―くすりと笑みを浮かべ頷くと千歌音のパジャマをゆっくりと脱がし始める。
ボタン一つ一つを脱がしているたびに千歌音の下着が目に入るため…姫子の鼓動は高鳴ってく―。
カサッと音がし…全てを脱がし終えると…千歌音のパジャマをゆっくりと置き。
露になったキャミソールをゆっくりと時間をかけて丹念に揉みほぐしていく。
「んくっ……ふぁ、ひ、ひめ…こさま」
「大丈夫よ千歌音…怖がる必要はないわ…全て、私に任せて…頂戴」
「ひぁ、んふ……ああっ姫子さま……っ」
キスをされながら二つの乳房をキャミソールの上からとはいえ揉まれた。
千歌音はもうなにも考えられない…姫子に抱かれながら…頭の中が真っ白になった。
「んふふ……いいわよ、千歌音…とても柔らないわ…」
姫子を見上げる千歌音の頬が赤く染まってていて可愛い…。
「好き、好きよ千歌音…私の可愛い千歌音」
「ああっ……姫子さまっ」
こうしてたまに千歌音の体が欲しくなった姫子が求めてくるだび。
千歌音は幸福の絶頂に達していた、この世で一番愛する人に抱かれているという事実。
その事実が嬉しいのだ、イズミ達に苛められることなど嫌な思い出を一瞬だけ消し去れる瞬間でもある。

私はこの人に愛されているのだ、それだけでもいい…とても幸せだ。
姫子とは身分、立場が違いすぎる…だけでも同じ使命を持った巫女なのだから。

本来は千歌音の処女を…全てを奪いたいであろう姫子。
だがそれは…巫女だからだけではなく。
姫子は千歌音が怯えるようなことはしないのだ。

「くはぁっ……」
キャミソールをたくし上げられ二つの乳房が姫子の目の前で露になる。
「千歌音…全て私に任して頂戴…全て」




805:名無しさん@ピンキー
08/08/02 23:01:36 BnKTFfrY
「ふふ、ほんとに千歌音の胸は大きいわね、でも千歌音になら負けても本望だわ」
自分の乳房と見比べながらそう告げる姫子。
「いえ、姫子さまのだって…」
「謙遜しなくていいのよ、私…千歌音のものなら全て好きだもの、全てが好きなの」
両手で揉まれ直接しゃぶられ…千歌音の瞳から涙が溢れる。
だがこれは悲しみの涙ではなく喜びの涙…。
「ねえ、姫子…いいかしら?」
姫子の手は千歌音の下半身に伸びる。
そして一枚の下着に…手が触れようとしたとき…。「いやぁっ!」
千歌音の悲鳴によって邪魔された。
一瞬の驚きの顔の後…表情を曇らせる姫子。
「千歌音……そう、嫌なのね」
「い、いえ…ただ、今日のところは…まだ風邪も治ってませんし」
「そう、わかったわ…ごめんなさいね、そうよね、千歌音も病み上がりだったわね、ごめんなさい」
「いえ、私こそ申し訳ありませんでした」

服を脱ぎかけていた姫子はゆっくりとネグリジェを着直すと侍女を呼んだ。
「乙羽さん、姫宮さんがお休みになられるわ、就寝の準備をお願いできるかしら?それから―」


たまには強引気味じゃなくほのぼのもいいと思うんだ。
最後まで逝かなくてごめんね千歌音ちゃん

806:名無しさん@ピンキー
08/08/03 18:40:37 yt5uBAO4
転生後の姫千歌SSが出来たので書いてもいいですか?                   
ちょっと長くなるかもしれないんですが…。             


807:名無しさん@ピンキー
08/08/03 18:45:21 vThZqhAd
是非投下してください

808: ◆M2vRopp80w
08/08/03 19:02:46 yt5uBAO4
>>807
ありがとうございます。
一応設定なんですが、転生後の大学生姫子×中学生千歌音ちゃんです。
           
個人的に嫉妬する姫子が見てみたかったので自分なりに考えてみました。
あと、今度からトリップをつける事にしたのでよろしくお願いします。


809:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/03 19:39:51 yt5uBAO4
           
人通りが多い街の通りを歩くと、うるさいくらいに鳴き響く蝉の声と日差しに照りつけられ熱されたアスファルトが、姫子に真夏の季節が訪れた事を感じさせる。
眩しいくらいの太陽の光に目を細めた。
今日は大学の授業が午前中までだったので、必要な物を買って帰ろうと街へ寄った。
しかしこの暑さでは日射病になりかねない。
姫子は早く買い物を済ませ、家に帰ろうと思った。
その時だった。
一瞬、通り過ぎた店に振り返りショーウィンドウを覗くと一着のワンピースに目を奪われる。
色は淡い水色で、デザインはシンプルだが清楚で爽やかな印象のワンピースだった。
姫子は真っ先にそのワンピースが似合うであろう人物を思い出す。
(素敵なワンピース…きっと千歌音ちゃんに似合うだろうな…そうだ!)
姫子は何かを思いつくと店の中に入って行った。ちょうど数日前にバイト先からボーナスを貰ったばかりだった。
値段は少しばかりしたが、どうしてもそのワンピースを手に入れたかった姫子は店の定員に声をかけた。
「すみません、あのワンピースを下さい。」             


810:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/03 20:22:35 yt5uBAO4
>>809 続き
           
姫宮邸に帰りついたのは夕暮れ時だった。
姫子が門の前にあるインターホンを押して名前を言うと、大きな門が自動で開く。
邸に入ると大勢のメイド達が出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、来栖川さま。」
「ただいま帰りました、あの…」
先頭に立って出迎えてくれたメイド長の乙羽に、姫子が尋ねようとしたその時、ちょうど階段からその人物が降りて来た。
「お帰りなさい、来栖川さん。」
まだ帰って来たばかりだったのか、制服姿の長い黒髪の美少女が姫子に気づき、笑顔で階段を駆け降りてくる。
「ただいま、千歌音ちゃん。」
嬉しそうな少女に姫子も自然と笑顔になる。
姫宮千歌音。
この姫宮家の一人娘で、姫子の愛する想い人。
長い黒髪に、すらりとした細い身体、彫刻のように美しい顔立ち。
まだ幼いはずの千歌音はどこか大人の女性のような艶やかさと色気を感じさせた。
「もうすぐ夕食の時間だから一緒に食べましょう?」
「うん、分かった。じゃあ着替え来るね。」             


811:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/03 23:08:14 yt5uBAO4
>>810 続き
           
姫子は自分の部屋に戻り服を着替える。
姫子には懐かしいこの部屋は、あの前世の頃と全く変わっていない。
千歌音と再会してまだ数ヶ月。
姫子が街の交差点で、同じ貝のネックレスをしている少女と出会ったあの日、姫子は全ての記憶を取り戻した。
抱きしめた少女は姫子の事を一切、覚えていなかった。
それが千歌音だった。
記憶は無かったが、千歌音も漠然とたった一人の想い人を待っていたらしい。
姫子が同じ貝を着けている事に、千歌音も何かを感じ取っていた。
そんな二人が惹かれ合うのには時間はかからなかった。
いまでは想いが通じ、再び恋人同士になった姫子と千歌音。
先月から居候し始めたのも、千歌音からの提案だった。
両親が居ないひとり暮らしの姫子に、良かったら姫宮邸に住まないかと言われ、一瞬躊躇したが千歌音とまた一緒に過ごせる事が嬉しくてお世話になる事にした。
姫宮邸は男子禁制だが姫子が女である事と、千歌音と顔見知りである事で何とか承知して貰えた。
あの時の千歌音の嬉しそうな顔は今でも覚えている。
コンコンとドアのノックがした。
「はい、どうぞ。」
「失礼致します。来栖川様、お食事の用意が出来ましたのでどうぞ一階の方へ。」
夕食の知らせを乙羽が告げにきた。
「ありがとうございます。すぐに行きますから。」
                      
私服に着替え、一階に降りダイニングルームへ向かうと既に千歌音が座って待っていた。
「お待たせ千歌音ちゃん。」
「いいえ、じゃあ食事にしましょう。」
テーブルの上を見ると、最近何故だか椎茸が入った料理が多いような気もするが…。
(前にも椎茸が沢山入ってたような気がするんだけど…)
夕食を食べながら、姫子と千歌音の会話は楽しく弾んだ。
           


812:名無しさん@ピンキー
08/08/03 23:48:19 4EwpKBO4
GJなんだができればまとめて投下して欲しいな
焦らしプレイは苦手なんだw

813:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/03 23:53:10 yt5uBAO4
>>811 続き
           
夕食もお風呂も済ませ部屋で過ごしていると、千歌音が姫子の部屋へやって来た。
千歌音を部屋に呼んだのは姫子だった。
「あ、千歌音ちゃん。ちょっとここに来てもらえるかな?」
「…なぁに?」
不思議そうに首を傾げる千歌音の前に、大きな紙袋を差し出す。
「はい。」
「…私に…開けてみていい?」
「もちろん。」
千歌音が紙袋から箱を取り出し、中を開けると水色のワンピースが入っていた。
「これ…」
「あのね今日街に行った時、このワンピースを見かけて千歌音ちゃんに似合うんじゃないかって思って…気づいたら買っちゃった。」
「でも…私…誕生日でも、特別な日でも無いのに…いいの?」
「うん、千歌音ちゃん。着てくれる?」
「………うん。ありがとう姫子さん。」
照れくさそうに頬を赤らめ、はにかみながらお礼を言う千歌音。
まだ記憶を取り戻していない千歌音は、姫子の事をこう呼ぶ。
これでもやっと下の名前で呼んでくれるようにはなったのだが。
「それとね千歌音ちゃん、お願いがあるんだけど…」
「お願い…?」
「千歌音ちゃん、もうすぐ夏休みでしょ?あの、もし良かったら…デートに行かない?」
「デート?姫子さんと…」
それを聞いて、千歌音はさらに顔を赤く染めて下を俯く。
「あ…そっか、千歌音ちゃんは夏休みでも部活とか、お茶会とかあるよね。忙しいよね、ごめんね無理言って…」
少し気まずくて姫子が背を向けると、手をキュッと握られた。
「千歌音ちゃん…?」
「…行きたい。」
小さな声で呟いた千歌音は、今度は顔を上げて姫子を見つめる。
「姫子さんとデートに行きたい。」
「いいの…?」
「うん…。」
こくりと千歌音が頷いたのを確認した姫子は、嬉しくて頬を少し染めた。
「これ…デートに着て行ってもいいかしら?」
「うん…!きっと似合うよ。」
姫子は実はそのつもりで買って来たのだが、千歌音には秘密にして置いた。
きっと数日後に見るワンピースを着た千歌音は、誰よりも綺麗だろうなと姫子は思った。
           


814:名無しさん@ピンキー
08/08/04 00:08:53 T4ZBXmwL
じわじわ投下するのは何かのプレイですか?
続きが気になります><

815:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 00:30:52 52m03Pw7
>>813 続き
           
デートを数日後に控えたある日、デートの予定を立てるため千歌音の部屋の前ににやって来た姫子。
ドアをノックしようとした瞬間、部屋から楽しそうな笑い声が聞こえる。
(千歌音ちゃん?誰と話してるんだろう…?)
いけない事とは分かっていたが、あまりにも楽しそうなその声が気になって姫子は少しだけドアを開けて部屋を覗いた。
そこには楽しそうに微笑んでいる千歌音と乙羽がいた。
姫子は一瞬胸が締めつけられたような気がした。
姫子が見たものは、プレゼントをしたワンピースを着て乙羽の隣で微笑む千歌音。
(千歌音ちゃん…何で乙羽さんと…?)
カチャッとドアノブが音を立ててしまったため、千歌音と乙羽がこちらを振り向いた。
「来栖川さん…!?」
「あっ、ご、ごめんなさい。私…千歌音ちゃんに用があって…」
姫子は慌てて謝るがその時、千歌音と乙羽が慌てて何かを隠したように見えた。
「えっと…用事って、何かしら?」
気のせいだろうか?
千歌音が何か戸惑っているように見える。
「それではお嬢様、失礼致します。」
一礼した乙羽は何かの箱を持って部屋を出ていく。
「ありがとう、乙羽さん。よろしくね。」
「あの、それ着てくれたんだね…。」
あのワンピースはやっぱり千歌音に似合っていた。
「え、ええ…似合うかしら?」
姫子は千歌音の様子がおかしい事に感づきながらも話を続けた。
                      
それは、次の日の夕方だった。
姫子が屋敷の廊下を歩いていると、窓から庭で千歌音と乙羽が二人きりで話しているのを見かけた。
(また乙羽さんと…?)
考えて見れば、あれからずっと千歌音の態度が変だった。
妙に姫子を避けているような気がする…。
(まさか…乙羽さんと…そんな千歌音ちゃんに限って…そんな事…)
無いとは言い切れない。
千歌音は記憶を取り戻してないのだ。
姫子を好きでいてくれた頃とは違う。
(千歌音ちゃん…)
姫子はまたチクッと痛んだ胸に手を当てた。             


816:名無しさん@ピンキー
08/08/04 00:35:00 inGip3Zc
うひーww
続きが気になって寝れねーw

817: ◆M2vRopp80w
08/08/04 00:37:42 52m03Pw7
>>812
>>814
すいません。
携帯からなんで、なかなか繋がらなくて。
焦らしているわけではないんですが…。
本当に申し訳ないですが、続きはまた明日投下します。
…決して焦らしプレイではありません。

818:名無しさん@ピンキー
08/08/04 01:04:08 LxnHa0Pc
別に焦ることはないですよ
>>817さんのペースでお願いします

それにしてもこれはニヤニヤ以上に面白いww
特にまだ幼いためか恥じらいを見せる千歌音ちゃんがやばすぎるwww
これがギャップ萌えというやつかw

819:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 06:03:40 52m03Pw7
>>815 続き
           
その夜、千歌音がもうそろそろ眠りに就こうとした頃だった。
遠慮がちに小さくコンコンとノックする音がした。
(こんな時間に…?誰かしら…)
「どうぞ。」
声をかけるが返事が返ってこない。
一向にドアを開けてくる様子もないので、千歌音が不思議に思いながら静かにドアを開けると、そこには姫子が立っていた。
「姫子さん?」
「ちょっと…いいかな?」
とりあえず部屋の中に姫子を招き入れた。
「ごめんね、もう寝るところだったんでしょ?」
千歌音はもうネグリジェに着替えていた。
見れば就寝するところだったのがわかる。
「ええ…それよりどうしたの?こんな時間に…」
「……あのね、最近千歌音ちゃん…何か私に隠してない?」
姫子が尋ねると、千歌音の表情が一瞬だけ変わったのを見逃さなかった。
「あ…何か困った事とか、悩みがあるんだったら何でも話して欲しいの。ほら、千歌音ちゃん色々大変でしょ?」
「……何も。」
「え?」
「何もないわ…悩みも特にないし、毎日忙しいけれど…もう馴れているし。」
「そっか…」
(でも、千歌音ちゃん何か隠してる…私に言えない事なの…?それとも乙羽さんにだったら話せるの?)
姫子は不意に、あの時乙羽と一緒に楽しそうに笑っていた千歌音の笑顔を思い出した。
「そういえば、千歌音ちゃん最近乙羽さんと一緒に居る事…多いよね?」
「……っ!」
その時、千歌音の肩ビクッと揺れた。
明らかに狼狽したのがわかる。
「千歌音…ちゃん?」
「……」
何故かその場で、千歌音は黙り込んでしまった。(どうして?どうして何も言ってくれないの…?千歌音ちゃんやっぱり…乙羽さんと…)
姫子はきゅっと唇を噛み締める。
胸が痛い、苦しい、それは明らかに姫子の嫉妬だった。
乙羽の前で見せていた笑顔も、あのワンピースも姫子の隣で見せて欲しかったのに。
それなのに…。
姫子の心の奥に抑えきれない何かが破裂しそうだった。
「あ…あの、実はね…乙羽さんに…」
長い沈黙の後、ようやく千歌音が口を開くと後ろからドアのカギを閉めたような音がした。
「えっ…?」
そして今度は、部屋の照明まで消えて真っ暗になった。
           
 

820:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 06:49:28 52m03Pw7
>>819 続き
           
暗くなった部屋を、わずかな月明かりだけが照らしてくれている。
「姫子さん…?」
千歌音が振り返ろうとすると、後ろからギュッと抱き締められた。
「あっ…」
「千歌音ちゃん…」
姫子は、千歌音が離れないように力を込めてさらに身体を密着させた。
「あのっ…姫子さ…ん」
突然の事に慌てた千歌音は姫子の方へ顔向けた。
「どうし…んっ…!」
不意に唇が塞がれて、千歌音は言葉を発せなかった。
姫子はキスをしながら千歌音を正面に抱き寄せてくる。
「ん……ぁ…っ」
何度も角度を変えながら口づけをする。
息継ぎも出来ないほどのキス。
姫子が舌で千歌音の唇を何度か舐めると力が抜けたのか、千歌音の唇がわずかに開いた。
躊躇うことなくそこに舌を入れる。
柔らかくて甘い口づけに酔ってしまいそうだった。
「…はぁ…ちゅ…んっ」
千歌音が姫子の背中に腕を回し、ギュッと服を握りしめる。
立っていられないのだろう。
姫子より少し小さな身体が腕の中で震えている。
「千歌…音ちゃ…ん…」
唇を離さないまま、姫子はすぐ側の窓際まで千歌音を抱きかかえ壁に押さえつけた。
「んっ…はぁ…っ」
ようやく解放された唇から、つうっと糸が引いた。
千歌音の肩が揺れている。
姫子の胸元に頭を寄せ、呼吸を整えているようだ。
「ひ…姫子さん…どうしたの…」
千歌音はいつもの姫子とは違う様子に、少し怯えているように見えたが頬は赤らんで上気している。
それがより一層、姫子の欲情を湧き上がらせた。
何も言わず姫子はネグリジェの上から千歌音の脚に触れてくる。
「あっ…やっ…!」
千歌音が姫子の手首を掴んで止めようとしたが、逆に姫子に掴まれ押さえられた。
「じっとしてて」
それだけ言うと、ネグリジェの裾を捲り上げ直に細い脚に触れてくる。
「……っ!!」
あまりにも急な求め方に、千歌音は怖くなって身体を固くした。
姫子はお構いなしに千歌音の耳にもキスをしてくる。
「んっ…や、くすぐった…い」
くすぐったくて身をすくめ抗議するが、姫子は止めてはくれなかった。            
  

821:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 07:37:14 52m03Pw7
>>820 続き
           
窓から差し込む月明かりが、千歌音の白い脚を照らした。
美しくてすらりと長い脚を姫子は優しく撫でる。
「姫子…さ…」
唇は首筋を這い、右手は脚を撫で、左手で腰を引き寄せる。
千歌音の深い湖のような瞳が、視点が合わず段々と虚ろになっていく。
脚を撫でていた手は千歌音の腰を撫で、いつの間にか胸元にたどり着いていた。
幼い千歌音の胸は前世の時までではないが、中学生にしては豊かだった。
姫子は、柔らかくて弾力があるそれをゆっくりと揉み始めた。
「やぁっ…」
姫子の耳元に千歌音の吐息がかかる。
おもわずゾクッとして千歌音の首筋を強く吸った。
唇を離すと紅い痕がついた。
「痕…残っちゃうね。」
姫子はそれを承知でつけたのだ。
肌の露出が多いこの季節にわざと見えるように、しかも一番見えやすい首筋につけた。
まるで千歌音は自分の恋人である証のように…。
「そんなの…誰かに見られたらっ…」
「見せてあげればいいよ、だって千歌音ちゃんは…私の恋人でしょ?」
「やん…っ!」
不意に姫子が、千歌音の胸の先端をネグリジェの上から指で摘んだ。
衣服の上からでも固くなっていくのがわかる。
「……んっ!」
千歌音は恥ずかしくて、じっと見つめてくる姫子の顔から自分の顔を逸らした。
だが、姫子の手が服の中に入り込んでくる。
千歌音はハッと息を飲んだ。
姫子の掌が直に胸に触れる。
「千歌音ちゃんの…大きい…胸って揉んでいると大きくなるんだって。」「え…っ?」
姫子が何故か唐突にそんな事を口にした。
「まさか…千歌音ちゃん、誰かに触らせたりとかしてないよね…?」
「なっ…そんな事、あるわけ…ないっ!」
ムキになって抗議する千歌音に姫子はさらに問いただす。
「本当に?例えば…乙羽さんとか…?」
「わ、私は…乙羽さんにだって、何でそんな事…」
千歌音の黒い瞳が滲む。
泣き出してしまいそうなか細い声。
姫子は千歌音をいじめたいわけではなかったが、あまりにもその姿が愛しくて、ついそんな事を言ってしまう。
「じゃあ、証明してくれる?」
「証明…?」
「千歌音ちゃん…私の事好き?」
千歌音は疑われたくないのか素直に頷く。
「それなら私を好きだって証明して」
           


822: ◆M2vRopp80w
08/08/04 07:43:00 52m03Pw7

とりあえず一旦ここで区切ります。
続きを書きたいんですが、仕事に行かねば…。
夕方か夜頃にまた投下します。        


823:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 18:55:08 52m03Pw7
>>821 続き
           
姫宮邸の庭は広くて、周りの近所から屋敷の中はほとんど見える事はない。
その点では安心だった。
ましてや夜なんてほぼ見えないだろう。
まさか姫宮邸の窓から、一人の美少女が淫らな姿を晒しているなんて、きっと誰も思うはずがない。
「……っ」
曇りひとつも無い、大きな窓に手をついて涙を浮かべた千歌音の姿が窓に映る。
月明かりに照らされた千歌音の肌が、白く浮き上がりさらに美しく見えた。
姫子は後ろから千歌音を抱きしめ、千歌音の胸を愛撫している。
優しく、もどかしく、だが時々指で固く尖った先端を刺激してくる。
「千歌音ちゃん、綺麗…」
「やっ…もう、やめ…て」
潤んだ瞳で訴えられても、今の姫子には何の効果もない。
逆に姫子を燃え上がらせるだけだ。
「千歌音ちゃん…証明してくれるんじゃなかったの?」
「でもっ…こんなの…」
いくら何でもこんな体制は千歌音には恥ずかしかった。
もう深夜を回っている。
誰にも見られる心配は無いだろうが、千歌音は安心出来なかった。
「大丈夫…もうみんな寝てるよ…」
「あっ…駄目っ!やあぁ…っ」
姫子の指がショーツの中に侵入してきた。
熱を持ったように熱いそこに触れると、クチュッと濡れた音がした。
「感じてくれてるんだね、千歌音ちゃん…嬉しい。」
千歌音が窓に視線をやると、頬を染め嬉しそうに千歌音を見つめる姫子が映っている。
窓に映った二人の視線が合わさった。
まるでお日様のように優しい眼差しに、千歌音は視線を逸らす事が出来ない。
窓に映った姫子が目を細めた瞬間、千歌音の中に姫子の指が入ってきた。「…ぁ…」
「熱い…」
千歌音の身体が強張った。
姫子の指が千歌音の体温に包まれる。
そこは温かくて溶けてしまいそうなくらい心地良かった。
「はぁっ……姫子さ…ん?」
しばらく中に入れたまま、一向に動き出さない姫子の指。
わずかに不服を持ったような千歌音の声の呼びかけに、姫子はある提案をした。
「ね…千歌音ちゃん、自分で動いて見せて…」            


824:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/04 19:54:23 52m03Pw7
>>823 続き
           
「えっ…?」
「自分で腰を動かすの。千歌音ちゃんが、ね…」
姫子が空いている手で千歌音の腰を撫でた。
言葉の意味を理解した千歌音は、顔を真っ赤に染める。
「いやっ…!そんなの出来ないっ…」
子供のように嫌々と首を横に振る。
「じゃあずっとこのままだよ。」
声はこんなにも優しいのに、どうして姫子はこんな意地悪な事をするんだろう?
千歌音が姫子に抱かれたのはこれが初めてではない。
初めて抱いてくれた時は、あんなにも優しくしてくれたのに…。
自分自身に、いつもとは違う形で熱い想いをぶつけてくる姫子。
例えどんなに酷い事をされても千歌音は姫子を受け入れてしまう。
「千歌音ちゃんは私の事嫌い…?」
窓に映っている意地悪な姫子は、どこか悲しそうにも見えて千歌音の胸の奥を締めつけた。
「……っ」
姫子が嫌いなはずがない。
千歌音はそんな姫子を見たくなかった。
姫子が悲しむくらいなら、自分が耐えればいい。
そう思った。
千歌音は唇を噛みしめ、ゆっくりと腰を動かした。
「あ、っ…」
声を出すのが恥ずかしくて、さらに唇を噛む。
千歌音の耳にも聞こえるほど、クチュクチュと濡れた音がする。
窓はギシギシと軋み、千歌音の腰が淫らに動く。
「ひ…め…姫子さ…っ!」
千歌音は虚ろな瞳で姫子の名を呼ぶ。
千歌音に求められている事が、姫子は何より嬉しかった。
「千歌音ちゃん」
急に姫子が指を動かし始めた。
千歌音の奥まで突き上げるように。
「あっ…もう…っ…」
はらはらと大粒の涙を流す千歌音。
姫子の指が容赦なく千歌音を責めたてる。
そして…。
「―あっ!」
千歌音が身体を大きく震わせた。
膝の力が抜け、倒れそうになった千歌音を姫子が抱きとめる。
「千歌音ちゃん、千歌音ちゃん…」
姫子は千歌音を愛しそうにぎゅっと抱きしめ、何度も名前を呼ぶ。
「…姫…子、さん」
(私は…この人が好き…)
千歌音は姫子に応えるように、力が入らない腕で姫子をぎゅっと抱き返した。


825:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/05 05:08:59 KwkVUOH+
>>824 続き
           
「……っ…」
しばらくずっと二人で、その場に座り込んだまま抱き合っていると姫子の微かな泣き声が聞こえた。
「……姫子さん?」
千歌音が身体を離して姫子の顔を見上げると、姫子が泣いていた。
「どうして…どうして泣いてるの?」
姫子が泣いているのを見て、千歌音は胸が痛んだ。
「私、私のせい…?何か姫子さんを泣かせるような事した…?」
「違うの。千歌音ちゃんのせいじゃない。千歌音ちゃんは何も悪くないよ…悪いのは…」
そう、悪いのは自分だ。
千歌音の記憶が無いからと、勝手に不安になって嫉妬して、千歌音のせいではないのに…。
千歌音を無理やり抱いてみても、結局最後は虚しさが残るだけだ。
前世では千歌音を苦しめ、悲しませていたのは自分なのに。
きっと今では姫子の方がもっと千歌音の事を愛している。
姫子はこんな自分勝手な自分の気持ちに嫌悪したのだ。
姫子が黙って泣き続けていると、突然ふわりと柔らかな感触に包まれた。
「ち…千歌音ちゃん…!?」
姫子は千歌音に抱きしめられていた。
慰めるように姫子の頭を優しく撫でる千歌音。
「泣かないで…貴女が泣くと私も悲しくなる…。」
「千歌音ちゃん…」
千歌音は姫子の涙を細長い指で拭ってくれた。
千歌音の瞳には今にも溢れそうな涙が浮かんでいる。
「あのね、私…千歌音ちゃんと乙羽さんの仲に嫉妬してた。千歌音ちゃん、乙羽さんと一緒にいる時すごく楽しそうにしてたから…。それにずっと千歌音ちゃんに避けられてるような気がして…」
「それは…その…違うの。」
千歌音は少し口ごもり、姫子から視線を逸らした。
「……え?」
「…あのね」
千歌音は立ち上がり、クローゼットの中から箱を取り出してきて姫子の前に置いた。
「これ…何?」
「開けてみて…」
姫子が箱を開けてみると、中には淡いピンクのワンピースが入っていた。
「千歌音ちゃん…これ…」
「あのね、乙羽さんに頼んで用意してもらってたの…姫子さんのワンピース…」
「私の…?じゃあ…」
「その…姫子さんとお揃いにしたかったの。デートに着ていくワンピースを…だから、その…姫子さんには前日まで内緒にしていてって…乙羽さんに頼んでたの。」
千歌音はそう言うと顔を赤くして恥ずかしそうに俯いてしまった。
「それじゃあ…あの時避けられてた気がしたのは…」
           


826:転生後 夏のプレゼント ◆M2vRopp80w
08/08/05 06:30:01 KwkVUOH+
>>825 続き
           
「本当は早く渡したかったけれど、その…姫子さんを驚かせたくて…」
千歌音の声が段々と小さくなっていく。
「ほ、本当はお揃いなんて子供っぽいんじゃないかって不安で…だから乙羽さんに頼んでどういうのがいいか相談…してたの…」
最後の方は消え入るような小さな声で、真っ赤になりがながら千歌音は本当の事を話してくれた。
「だから…それ受け取ってくれる?」
姫子は不安そうに見つめてくる瞳を、真っ直ぐに見つめ返した。
「もちろん…だって、千歌音ちゃんが私のために用意してくれたんだもん。嬉しい…ありがとう千歌音ちゃん。」
にっこりと姫子が笑うと安心したのか、千歌音も笑顔になった。
(そういえば…あの別れの時、千歌音ちゃんと約束したっけ…)
姫子は思い出していた。
前世の別れの時、姫子と千歌音はわずかに残された時間の中で、お揃いの服を着てお出かけしようと約束をした事を。
(でも千歌音ちゃん、記憶は戻ってないみたいだし…)
もしかして心の奥底で、覚えていてくれたのだろうか?あの時の約束を…。
「それと千歌音ちゃん…さっきはごめんね。酷い事をして…」
「ううん…もう気にしないで。」
千歌音は優しく微笑んでくれた。
姫子は嬉しくなって、千歌音を再び抱きしめる。
「大好き…千歌音ちゃん。」
「…私も、私も姫子が好き…」
「…?千歌音ちゃん、いま姫子って言った?」
「えっ…」
「私のこと、姫子って言ってくれたよね。」
喜んで嬉しそうな笑顔を向けてくる姫子に、千歌音は顔を赤くした。
「私そんなこと…」
「嘘、いまちゃんと言ったよ。」
「…し、しらないっ…!私そんなこと言ってない!」
千歌音は、嬉しそうな姫子になんだか少し悔しくてムキになる。
姫子はそんな千歌音も愛しく思った。
(でも…いまは記憶が無くてもいい…だっていまはこうして千歌音ちゃんと同じ気持ちだから…)
もしかしたら千歌音がこの先、いつか思い出す時が来るかも知れない。
その時は、前世の思い出を二人で沢山話そう。
「お休み千歌音ちゃん…」
「お休みなさい姫子…」その夜、二人は同じベッドで寄り添って眠りについた。
あの前世の夜よりも、幸せな気持ちに包まれて。
                      
終わり。  

827: ◆M2vRopp80w
08/08/05 06:34:59 KwkVUOH+
書いてみて思ったんですが…やっぱりエロって難しいですね。
           


828:名無しさん@ピンキー
08/08/05 10:34:43 UvlU0H5I
いやはや、GJです!

829:名無しさん@ピンキー
08/08/05 20:12:27 WQHvO44C
>827
全然おk!!
ソフトなHなのにワッフル!ワッフル!

次回作も期待してしまうw

830: ◆M2vRopp80w
08/08/05 21:35:53 KwkVUOH+
姫千歌限定で、キスくらいまでだったら書けるんですけどねww                          
デートで積極的な姫子にドキドキしてしまう千歌音ちゃんとか…。              


831:名無しさん@ピンキー
08/08/05 21:41:26 WQHvO44C
>830
かわいいのぅwかわいいのぅw
んじゃ今回の「転生後、夏のプレゼント」の続きって事でそれの投下は無理ぽ?


エロが無かったら他の住人が涙目になるかもしれんが・・・

832:名無しさん@ピンキー
08/08/05 22:15:33 QLV2Oau0
GJでした~
やっぱり姫千歌は最高ですね!!
デートで積極的な姫子にドキドキしてしまう千歌音ちゃんがぜひ見てみたいですwww

あと余談ですが実は介錯先生も前世編や後世編ができたらいいなと思ってるらしいですよ。

833: ◆M2vRopp80w
08/08/05 22:37:42 KwkVUOH+
>>831
>>832
エロ…自分に文才さえあれば…。
二人がデートに行くとしたらどこがいいですかね?
いまテレビ見てたら偶然、水族館が出てて…。
水族館、海、遊園地…とか?                    
できれば夏らしい場所が…。



834:名無しさん@ピンキー
08/08/05 22:48:01 WQHvO44C
遊園地じゃソウマとかぶるし、海だと水着も捨て難いが
2人の白い肌が日に焼けちゃうからやっぱ水族館とかがいーかな!

それか姫宮邸の別荘でお泊りとか?ってデートじゃないか・・・orz

835:名無しさん@ピンキー
08/08/05 22:51:39 z80SOwDF
姫宮家のプライベートビーチで海水浴とか?
それで姫子が千歌音ちゃんにオイル塗ってあげるとか言ってアレコレ…いやなんでもない

836:転生後 真夏のデート ◆M2vRopp80w
08/08/06 00:24:56 UByINr8O
夏のプレゼント後日談です。
さすがにデートなのでキスまでかも。
                      
夏休みに入り、訪れた水族館は大勢の家族連れやカップルで賑わっていた。
「わぁ…さすがに人が多いね。」
「そうね。」
色違いのお揃いのワンピースを着た姫子と千歌音は、うるさいくらい賑わう水族館の入り口でその様子を見つめる。
隣町の水族館まで来たのだが、まさかこんなに人が多いなんて思わなかった。
天火明村には遊園地くらいしかないので隣町までやって来たのだが…。
「はぐれないようにしなきゃね、千歌音ちゃん。」
そう言って姫子は躊躇う事なく千歌音の手をとった。
「あ……」
繋いだ手から姫子の温もりが伝わってくる。
千歌音はとっさに、紅く染まった頬を見られないように俯いた。
「行こう、千歌音ちゃん。」
「ええ…」
とびっきりの笑顔を向ける姫子。
千歌音の胸がとくんとくんと鼓動を打った。
二人がエスカレーターに乗ると、水槽トンネルの中の魚たちが出迎えてくれる。
上から光が差し込んだ水の中はキラキラと反射して綺麗だった。
エスカレーターを登りきると、大きな水槽に様々な色とりどりの魚たちが気持ち良さそうに泳いでいる。
「うわぁ、すごい…!綺麗だね…千歌音ちゃん。」
千歌音より年上の姫子は、まるで子供ようにはしゃいでいる。
(姫子、まるで子供みたい…)
千歌音はそんな姫子が可愛くてクスッと微笑んだ。
                      
一通り水族館の館内を回っていたら、ちょうどお昼時だった事に気づいた。
「千歌音ちゃん、お腹空かない?」
水族館の館内の中には、軽めの食事が取れる売店もあったが、姫子は朝早くに起きてお弁当を用意していた。
実は数日前から、乙羽さんにお願いして美味しい卵焼きの作り方を教わっていたのだ。
もちろん千歌音には内緒で。
何度か甘すぎたり、焦げてしまったり失敗したが、デートの前日にやっと乙羽からOKをもらえた。
他にも千歌音が好きな物も沢山入れて来た。
「そうね、もうお昼だし…どこかで何か食べる?」
「あのね、今日はお弁当作って来たの。良かったら食べない?」               
                        

837:転生後 真夏のデート ◆M2vRopp80w
08/08/06 01:28:45 UByINr8O
>>836 続き
           
館内の外に出ると、売店の近くに休憩所のベンチがひとつ空いていたのでそこで食べる事にした。
そこは食べ物の持ち込みもいいらしく、場所も日陰になっていてちょうどよかった。
辺りを見ると、他のベンチに座った数人の家族連れやカップルがお弁当などを食べている。
「ここで食べよっか?」
風呂敷をほどき二段に重なったお弁当箱を開けると、彩り鮮やかで美味しそうなおかずが沢山入っていた。
「これ姫子がひとりで作ったの?」
「う、うん、千歌音ちゃんの口に合えばいいんだけど…」
千歌音は姫子が自分のために、一生懸命お弁当を作ってくれた事が嬉しかった。
「いいえ、姫子が私のために作ってくれたんでしょう?頂いてもいい?」
「うん!沢山食べてね。」
千歌音の言葉に安心した姫子は、さっそくフォークを取り出した。
「千歌音ちゃんは何から食べたい?」
「そうね…じゃあ、姫子のおすすめを。」
「おすすめだったら…卵焼きかな。」
姫子が一番苦労して作った、乙羽さんのお墨付きの卵焼き。
姫子は卵焼きをフォークに刺して、千歌音の口元へ運ぶ。
「はい、千歌音ちゃん。」
「え…あ…の、姫子?」
姫子は周りを気にせずに、千歌音に食べさせようとするが、千歌音は恥ずかしくて少し戸惑った。
「千歌音ちゃん?」
そんな事も気にせずに卵焼きを差し出したまま、首を傾げて千歌音を見る姫子。
(でも…せっかく姫子が私のために作ってくれたのだから…)
さすがに人前で恥ずかしかったが、千歌音は姫子が作った卵焼きを口に入れた。
「どうかな…?」
甘過ぎず、ふんわりと柔らかい卵焼きはとても美味しくて千歌音の好みの味だった。
「美味しいわ、とても。」
「本当に?」
「ええ、本当よ。」
姫子は、胸に手を当てほっと息をついた。
「よかったぁ…!」
二人で笑い合って食べるお弁当は、とても美味しくて何よりのご馳走になった。
           


838:名無しさん@ピンキー
08/08/06 02:00:22 o1JSwWq1
携帯から乙です!

839:転生後 真夏のデート ◆M2vRopp80w
08/08/06 02:08:27 UByINr8O
>>837 続き
           
お昼を済ませた二人は、午後からの水族館のメインであるイルカのショーを楽しんだ。
                      
夕暮れ時。
あれほど賑わっていた館内は人がまばらに居るくらいで、しんと静まり返っている。
「楽しかったね。イルカの写真もいっぱい撮れたし。」
姫子はショーの間、かわいいイルカ達の姿をカメラで撮影していた。
千歌音はイルカ達より、一生懸命カメラを構える姫子の方が微笑ましくてそちらの方ばかり見とれていたのだが…。
「…姫子、今日はありがとう。」
千歌音は姫子にお礼を言いたかった。
こんなに素敵で楽しい1日をくれた事に。
「千歌音ちゃんが一緒だからだよ…。」
姫子は千歌音の正面に回り手を握った。
「千歌音ちゃんと一緒だから楽しかったの。だから千歌音ちゃんのお陰でもあるんだよ。」
「姫子…」
見つめ合う二人。
少し薄暗い、館内の大きな水槽の前でゆっくりと二人の唇が重なった。
他の客は水槽の中の魚に視線を向けている。
二人を見ているのは魚たちだけだ。
唇を離し微笑み合う姫子と千歌音。
「またいつか二人で来ようね、千歌音ちゃん。」
「ええ…きっと。」
                     
「ねぇ、姫子。」
「なぁに?千歌音ちゃん。」
「今度ね、姫宮邸の別荘に行く事になったんだけど…良かったら姫子も一緒に行かない?」
「えっ…私も?いいの、千歌音ちゃん?」
「ええ、それにお返しさせて。今日の素敵なデートの。」
水族館から天火明村に帰る電車の中で約束したデートのお返し。
数日後、姫子は姫宮家の別荘でとびきりに甘い二人だけの時間をお返しされる事になる…。
                      
続く…かもしれない。


840:834
08/08/06 02:13:51 o1JSwWq1
遅くまでご苦労&GJ!
そして俺のリクに応えてくれてサンクスw
さり気無くずっと待機してた甲斐があったぜ!

別荘まで続いて下さい<(_ _)>

841: ◆M2vRopp80w
08/08/06 06:20:31 UByINr8O
なんかいつの間にか、シリーズ化のようになってきてるような…。
           
別荘向かった先で、姫子にエロエロな事をされる予定の千歌音ちゃん…                                  
ご希望のプレイがありましたらどうぞ。
と言うより、アイデアを下さい。
           


842:名無しさん@ピンキー
08/08/06 23:28:56 BUKfkpXD
希望か・・・・

別荘の部屋の中で姫子が「千歌音ちゃんを撮りたい」とか言って
写真を撮り始めて、1枚ずつ服を脱がせて最終的には
タイ●ニックでジャックがローズのヌードを書くみたいな感じで
(ひみことかおんの逢瀬みたいなやつねw)
最後はアッーー!!みたいなのは無理がありすぎるか・・・

843: ◆M2vRopp80w
08/08/07 08:03:28 qzWfLknG
>>842
姫子が千歌音ちゃんの写真を取ってそれから…            
ぜひ参考にさせてもらいますww
自分が他に考えてるのは…                     
海だと浜辺ではしゃぐ2人。
滑って千歌音ちゃんを押したおす姫子とか…
服が濡れてしまって(あるいは、泳いだ後)2人でシャワーを浴びる事になり、そこでエロな展開になったり…
                                 
山だったら
森とか林の中で屋外プレイとか…
川ではしゃぐ千歌音ちゃんを写真に収めていた姫子が我慢できなくなって押したおし…                           
妄想が止まらない。


844:名無しさん@ピンキー
08/08/07 10:09:57 iA50Hbri
急な大雨から非難するために寂れた小屋に転がり込む二人

濡れた服を乾かすため着替えることに
姫子の前で着替えるのは恥ずかしいから「あっち向いてて」と千歌音は言うが・・
以下ふみゃjh

千歌音ちゃんは受けで




845:名無しさん@ピンキー
08/08/07 15:26:54 S+nkjhM2
「千歌音ちゃん寒くない?大丈夫?濡れてるけど…」
デート帰りに大雨に襲われ小屋に入った2人。
「私はいいけれど…姫子さんは?」
「ううん、私はいいの…千歌音ちゃんさえ無事なら」
と、雨で濡れた自分の絞ったりと服を乾かしながらそう言う姫子。
堂々と下着姿で居る姫子に千歌音は頬が真っ赤になっていた。
いくら女同士とはいえ…姫子に恥じらいはないのだろうか?
「あ、あの…姫子さん?こんなところでそんな…」
「あ、この格好?ううん、気にしないでいいよ」
千歌音は気にするのだが…。
姫子は千歌音を心から愛している、最愛の人には…全てを見せられる、恥じらいなどないのだ。
このまま雨が止まないでほしいと姫子は思った、このまま…帰れば乙羽が居る。
自分と千歌音の間に割り込む人が…嫌、そんなの嫌…。

「うーん…千歌音ちゃんも服が濡れてるね、乾かす?」
「え?い、いえ…私は結構よ」
「そう…ふふ、千歌音ちゃん…」
服から手を離すと千歌音に歩み寄る…そのまま抱き寄せる姫子。
「ひ、姫子さん…?」
「こうすれば…温まるよね」
胸元に千歌音の顔を強く入れ込むとそのまま自分の顔も被さる。
「あ、あの…っ///」
「愛してるよ…千歌音ちゃん、私が守るから…ずっと千歌音ちゃんのこと守るからね」
千歌音を優しく胸に抱くとそう耳元に囁く姫子…。
そのまま甘えたいが素直になれない千歌音は。
「あ…ちょ、ちょっと待って頂戴ひめ……んっ!?」
慌ててがばっと顔を上げた千歌音に姫子は口付けする。
目を大きく開け戸惑う千歌音をそのまま押し倒し…。


千歌音ちゃんを好きになった状態の姫子は随分と積極的で大胆なんだろうな
京四郎を視聴する度そう思えるよ




846: ◆M2vRopp80w
08/08/07 17:15:59 qzWfLknG
>>845
GJ!
素晴らしい。   

847:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/07 18:15:17 qzWfLknG
あんまりエロが上手く書けないかも知れません…
(なるべく頑張ります)                      
真夏の日差しが降り注ぐ道を一台のリムジンが走る。
姫子が車の窓から外を見るとそこには、どこまでも続く澄みきった青く広い空と海が広がっていた。
「うわぁ…見て千歌音ちゃん!海だよ。」
久しぶりに見た海に感動する姫子。
(やっぱり誘ってよかった…)
嬉しそうな姫子の顔を見て千歌音は微笑む。
あのデートのお返しに、千歌音は姫子を姫宮家の別荘へ誘った。
別荘は天火明村から大分離れた県外にある。
長い車の旅も終えて、リムジンから降りると目の前にはまるでちょっとしたホテルのような建物がそびえ立っていた。
「さぁ、ついたわ。ここが姫宮家の別荘よ。」
(こ、これ別荘なの…まるでホテルみたい…)
姫宮邸ほどではないが、姫子が想像していた別荘をはるかに上回っていた。
姫子が呆然として別荘を見上げていると中から数人のメイド達が出迎えてくれた。
実は本当は乙羽も来る予定だったのだが、千歌音が離れた姫宮邸からメイド長である自分まで離れる訳には行かなかったらしい。
姫子も一緒に別荘へ行くと言った時は、殺気らしきものを感じたが…。
二人は中に入り広間のソファーに座り、一息つく事に。
冷たいアイスティーを飲みながら、今後の予定を話す。
「しばらく休んだら何しましょうか?ここはすぐ近くに海があるし、山までほんの少し歩けば滝とか川もあるのよ。」
「…う~ん。じゃあ、せっかくだし海へ行きたいな。」
「ふふっ…姫子、ずっと車の中で海を見ていたものね。」
「だって久しぶりなんだもん。」
クスクスと笑う千歌音に姫子は恥ずかしそうにそう言った。
「そうね、私も久しぶりにここの海が見たいし…海水浴でもしようかしら。」
                      
「千歌音ちゃーん。早く早く!」
ピンクの水着の上に白いパーカーを着た姫子が、浜辺で千歌音を手招きする。
目の前に広がる真っ白な砂浜に青い海が姫子を興奮させた。
まるで子供の頃に戻ったように。
遠くから水色の水着をまとった千歌音が姫子の下に走って来る。
「姫子ったら早いんだもの。」
ちょっと置いていかれた千歌音は苦笑いしながらやって来た。
「あ…ご、ごめんね。つい…」
「ふふっ、いいのよ。姫子が喜んでくれたなら。」
「………」
「姫子?」
           


848:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/07 19:22:02 qzWfLknG
>>847 続き                 
千歌音が姫子を見上げてると、なんだかぼうっとした顔で姫子が千歌音を見つめていた。
「どうしたの姫子?」
「えっ、あ…ううん、何でもないの!」
姫子は顔を赤らめ両手を振った。
(千歌音ちゃん、水着姿も素敵なんだもん…見とれちゃうよ)
                      
プライベートビーチで、2人きりの時間を満喫する姫子と千歌音。
海で泳いだり、パラソルの下で寝そべって日光浴も楽しんだ。
「千歌音ちゃん」
「?」
姫子の声に振り向くと、カシャッと姫子がカメラで千歌音を撮った。
「きっと綺麗に撮れてるよ」
「もう、さっきから姫子ったら私ばかり撮ってない?」
ぷくっと頬を膨らませ、反論する千歌音。
姫子はカメラを置いて千歌音の下へ駆けてくる。
「だって水着姿の千歌音ちゃんなんてめったに見れないもん。この際に撮って置かないとね。」
「も、もう…っ!」
恥ずかしげもなくそんな事を言ってくる姫子に、照れた千歌音は海水をピシャッとかけた。
「きゃっ…やったね、千歌音ちゃん!」
姫子も千歌音に負けずにかける。
二人ではしゃぎ、海水をかけ合っていると突然波が千歌音の足をさらった。
「きゃっ…!」
「千歌音ちゃん…危ない!」
バランスを崩した千歌音を姫子がとっさに抱きとめた。
「大丈夫?千歌音ちゃん!」
「え、ええ…ありがとう姫子。」
千歌音が姫子から離れようとすると、ギュッと姫子の腕に引き寄せられた。
「姫子…?」
顔を上げると姫子の顔が間近にあった。
「千歌音ちゃん…」
「ひ…め…」
唇が近づいてくる。
触れ合おうとしたその時…。
「お嬢様ー!」
「 …っ!! 」
遠くから千歌音を呼ぶメイドの声が聞こえた瞬間、二人は慌てて離れた。
「な、何?どうかしたの?」
少し戸惑ったように千歌音はメイドに尋ねる。
「お電話が入っております。メイド長の乙羽様からです。」
「乙羽さんから?ちょっと待っていて。すぐに行くから。」
「かしこまりました。」
一礼したメイドは別荘の中へ戻って行く。
「ごめんなさい、姫子。ちょっとだけ外すわね」
千歌音は申し訳なさそうに姫子に謝った。
「ううん、気にしないで…」
千歌音が別荘へ入って行ったのを確認すると、ひとり残された姫子は気まずくてもう少しで千歌音の唇に触れるはずだった自分の唇を指で押さえた。
(私ってば…)
           
 

849:名無しさん@ピンキー
08/08/07 20:54:19 f4/QnCuI
続編きたきたwww

850:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/07 22:31:53 qzWfLknG
>>848 続き                 
あの後、戻ってきた千歌音としばらく海水浴を楽しんだ姫子は夕食の時間までにシャワーを浴びる事にした。
数十人は入れるであろう広い浴室の中に入り、シャワーの栓をひねる。
突然浴室のドアの向こうから声がした。
「姫子?」
「…千歌音ちゃん?」
「私も入っていい?」
「えっ、ええと…うん。」
ここは千歌音の別荘なのに断りなんて聞く必要はないのだが。
そんな事を考えていたら、浴室のドアが開く音がした。
姫子の横にやって来た千歌音は隣のシャワーの前に立つ。
ちらっと千歌音を見ると、白い肌が姫子の視界に入った。
(やっぱり…綺麗だなぁ、千歌音ちゃんは…)
長く艶やかな黒髪、真っ白な肌、引き締まった腰、すらりと伸びた手足。
その千歌音の身体を熱いお湯が濡らしていく。
姫子がその様子をじっと見つめていると、千歌音が不意にこちらを見た。
「なぁに?」
「えっ…あ、えっと…海水浴楽しかったね。」
姫子は慌ててごまかすように話題を出す。
「ええ、明日はどこか行きたい所はある?」
「そ、そうだなぁ…そうだ、ここら辺にお土産なんて買うお店とかある?」「お土産?そうね、車に乗って町までいけばお店があるわ。行ってみる?」
千歌音が近づいて姫子の顔を覗く。
「…っ!う、うんっ。マコちゃんにもお土産買って行こうかなって思ってたから…」
姫子は千歌音の身体から顔を逸らした。
「…そう?確か町に、カフェもあったし…明日はそこでゆっくりして、明後日に山にでも行ってみましょうか?」
姫子の様子に小首を傾げながら千歌音は予定を立てていく。
姫子は適当に相槌を打ちながら頷いた。
「じゃあ先に上がるわね。」
「う、うん…」
千歌音は一通りシャワーを浴びると先に浴室を出て行った。
「はぁ…何やってるんだろう…私…」
姫子は溜め息をついた。
頭から離れないさっきの千歌音の裸体を、消そうとするようにシャワーのお湯をさらに熱くした。           
夕食中、姫子は急にさっきの事を思い出して千歌音に尋ねた。
「そういえば、乙羽さんから何の用だったの?」
「ああ、無事にこちらに着いたか確認の電話よ。あと姫子にもよろしくって…」
「そっか…千歌音ちゃん?どうかしたの?」
何故か急に考え込む千歌音。
「そう言えば、乙羽さん…くれぐれも気をつけるように言ってたけど…何の事かしら?」
姫子は何故か悪寒を感じた気がした。




851:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/07 23:23:30 qzWfLknG
>>850 続き                 
翌日、二人で車に乗り町へ出ると様々なお土産屋がならんでいた。
お菓子やその町の特産品、色んなお土産に目移りしながらどれにしようかと千歌音と相談し購入した。
観光客も多い為か、町には結構オシャレなカフェがあった。
その中の一軒のオープンカフェに入る。
「…じゃあお願いします。」
注文を済ませ、二人で過ごす貴重な時間。
天火明村では二人でこんなにゆっくり過ごす時間はあまりない。
姫子は大学やバイトに、千歌音は中学に通っていて、ましてや姫宮の一人娘なのだ。
暇なはずはない、お互い何かと忙しい。
「久しぶりだね。二人きりで過ごすの。」
「そうね、私も夏休みでも忙しいし…姫子も大学やバイトがあるものね。」
「千歌音ちゃんありがとう。こんな素敵な別荘へ誘ってくれて…こんな素敵な時間を作ってくれて…」
姫子は千歌音に感謝の気持ちを伝える。
千歌音とこうして過ごす時間は、姫子にとって最も幸せな時だ。
「…そんなこと…」
千歌音は姫子の手を取り、両手で包み込んだ。
「私が姫子と一緒に来たかったの。姫子と一緒だから。あの時、姫子が言ってくれたでしょう?私と一緒だから楽しいって…私も姫子と同じだから…姫子と一緒だから楽しいの。」
綺麗な瞳で見つめ返す千歌音に、姫子はドキドキしながら千歌音の手を空いた手で包む。
「千歌音ちゃん…」
気持ちいい風が吹く。
こんな穏やかで大切な人と幸せな時を過ごせて、姫子は世界一幸せ者だと思った。
                      
その日の朝は天気が良かった。
山の中には滝と小川があるらしく、二人で見に行く約束だった。
帽子とお弁当なども忘れずに持って行く。
しばらく二人で手を繋いで森の中を歩いて行くと、どこからか水の流れる音が聞こえる。
「もうすぐ着くわ、ほら。」
千歌音が指を指した場所を見ると小川を見つけた。
その小川は澄みきっていて、中の魚や岩まで見えるほどだ。
「凄く綺麗な川だね。」
「そうでしょ。この先の上流に行くと滝があるの。さぁ、行きましょう。」
「うん。」                 
           

852: ◆M2vRopp80w
08/08/07 23:30:31 qzWfLknG
とりあえず今日はここまで。
また明日の夕方頃に投下します。


853:名無しさん@ピンキー
08/08/08 00:08:49 tiXmM8a/
>852
乙!
待っちょる

854: ◆M2vRopp80w
08/08/08 08:51:12 N1P+28b6
一応、二人の夏旅行で転生後の話しは終了しようとかと思います。              
実は千歌音ちゃんが記憶を取り戻すまで考えてるんですが…
かなり長く、しかもあんまりエロではないので、ここらへんで止めておこうかなと。                            
今、別の話しを考え中。

855:名無しさん@ピンキー
08/08/08 10:33:49 9TBvLEnd
そうですか
私は別にエロくなくてもいいですよ
ここは一応エロ総合とはなってますが

姫千歌の絡みが読めるだけで幸せです

856:名無しさん@ピンキー
08/08/08 10:44:10 0HrD3YzS
>>854
エロなくてもエロいよ

857: ◆M2vRopp80w
08/08/08 12:53:10 N1P+28b6
>>855
書いていいかどうしようか迷ってます。
この先、ちょっとシリアスな展開になるので…
まあ、最後には幸せな話しにするつもりですが。           
>>856
確かにあの二人はいちゃいちゃしてるだけでもエロい…                   
              

858:名無しさん@ピンキー
08/08/08 14:09:21 iZbZoWp3
姫子が千歌音と楽しそうに話してると真琴は胸が痛くなる。
薔薇の園内で偶然見た、姫子と千歌音の甘い口付けを…。
それを見た瞬間真琴に邪険な心が浮かび上がった。
知っている、私は知っている…私が眠ったあと姫子が…。
千歌音との写真を見ているのを…そして一人で呟いてるのを。
「愛してるよ…千歌音ちゃん」私の前では宮様と呼んでる癖に。不愉快だ。

そんなある夜。眠りにつこうとした姫子を呼び止める。
「あのさ、姫子…こっちこない?」
「え?」
「たまにはいいじゃん、ね?」
最近姫子が自分に懐かない、いまの姫子はあの人しか頭にない。
「あ…う、うん…」
その時までは正気を保てた…でも、姫子を見た瞬間…私は…。
こっちのベッドに入ってきた姫子を欲望の眼差しで見つめる真琴。
姫子の体全体、パジャマの裾から見える隙間を見渡す。
「マコちゃん?」
真琴は灯を消すと姫子を逃がさないように強い力で抱きしめた。
「きゃっ」
そのまま覆いかぶさると抵抗したきた姫子の両腕をシーツへ押し付ける。
普段から筋トレで鍛えている真琴と非力な姫子では力に差があるし、体の出来が違う。
「好きだよ…姫子」
押さえられ身動きの取れない姫子。
そして真琴は無防備な姫子の唇に顔を近づけていく。
そのまま触れるのに時間はかからなかった。




859:名無しさん@ピンキー
08/08/08 14:10:20 iZbZoWp3
「や、やめてマコちゃ……んっ!」
声を強引に封じるとうに唇で唇を塞ぐ。
「ん……はぁ……」
「ちゅ……んふ…はぁ…はぁ…」
端と端までしっかりと塞ぎ、言葉を一切発させない、息をさせない。
姫子にとっては初めて千歌音以外の人と交わしたキス、それも強引気味に奪われた。
押さえられた手から逃れようと必死に抵抗する姫子の両腕、足をばたつかせ暴れる姫子の両足。
その行為すら真琴にとっては快感で快く刺激的だ。
そして、真琴の手は姫子の着ているパジャマのボタンに触れた。姫子の抵抗など右手一本だけで十分。
「ん~んん~っ!!」
「ちゅ…ふふ、無駄だぞ姫子…寮長の見回りは終わったし騒いでも誰にも聞こえない」
真琴がパジャマのボタンを一つづつ外す度に姫子の瞳から涙が流れ始めた。
「なに泣いてるんだ姫子?こういうこと宮様ともやってるんだろ?」
慌てて涙目でぶんぶんと首を振る姫子。
「ほら、取れた」
ボタンを全て外すと姫子のパジャマを脱がす、するとキャミソールが露になる。
構わず下着の上から真琴は姫子の乳房を揉み始めた。
「や、やだっ、マコちゃんやめ……ん」
乳房を揉む手はそのままに再び姫子にキスした。
「んふ…ちゅ…んふふ…ふんっ」
姫子の唇は甘い、とても甘い…蜜のように甘い…。
こんな唇を千歌音は…羨ましすぎる。
「んん~っ!!!」
姫子の悲鳴を物ともせず真琴は揉みしだく、そして「カサッ」とキャミソールと取り除く。
「んんっ!!」
二つの生果実が真琴の前で露になった。姫子が瞳から大粒の涙を流すが気にしない。
容赦なく乳首に噛み付く、これは自分の物だと言うかのように。
「ちゅる…ぺちゃ、ぺちゃ…はあ……はあ…」
何度も嘗め回すと…今度は姫子のズボンに手をかけた。
「んん~っ!!」
姫子の悲鳴を塞いで一つの小さな下着に触る、そのままショーツに手をかけ…。
「はっ!!!」
真琴は正気に戻る…欲望の目から普通の目へ…目の前で怯える姫子を見ると。
「ご、ごめんな姫子…私どうかしてたわ…」同じように真琴も泣き出した。


マコちゃんだって千歌音ちゃんに嫉妬くらいするさ…
てか、空気読めなくてすみません
>>858
私も観たいです、続きお願いします





860:名無しさん@ピンキー
08/08/08 14:11:58 iZbZoWp3
>>857
アンカーミス…すみません
いえ、エロ無しでも構いませんので
是非よろしければお願いします

861: ◆M2vRopp80w
08/08/08 16:34:52 N1P+28b6
皆さんのご期待に応えられるよう頑張ってみます。                                
それと、今考えてるもうひとつの別の話しとゆうのが…                   
姫子と千歌音ちゃんがアメノムラクモから子供を授かる、あるいは授かる力をもらい二人が子育て(子作り)に励みながらも幸せに過ごすと…                                   
こんな自分をだれか叱って下さい。
           


862:名無しさん@ピンキー
08/08/08 17:52:09 9TBvLEnd
それ良いですね!
子育てする二人も見てみたいですw
二人の子供ですから二人に似てすごく美人な女の子なんでしょうね

863:名無しさん@ピンキー
08/08/08 17:54:56 iZbZoWp3
子育てか…どっちもあやすのは上手なんだろうな
特に千歌音ちゃんは姫子で慣れてるし

864:二人の夏旅行 ◆M2vRopp80w
08/08/08 19:03:44 N1P+28b6
>>851 続き                 
上流へ登って行くと辺りの空気が冷たく感じた。
滝の流れる大きな音が聞こえる。
「ほら、見えて来たわ。」
遠くの方にさほど大きな滝ではないが、確かに立派な滝があった。
「うわぁ…。」
近くまでいくと、寒いくらいに涼しく感じる。
「気持ちいいね、水も綺麗だし。こんな場所があるなんて。」
姫子はうーんと気持ち良さそうに背伸びをした。
「こうするともっと気持ちいいわよ。」
千歌音は靴を脱ぎ、岩場に座って川の水の中に足を入れる。
姫子も千歌音の隣に座って同じように足を入れた。
川の水は冷たくて、歩き疲れた足を癒やしてくれる。
二人は持ってきたお弁当を食べてのんびりと自然の中で過ごす。
いつもの慌ただしい日常を忘れ心も体も癒されていくのを感じた。
           
昼を過ぎたあたりだろうか。
空を見上げるとさっきよりも雲が増えている。
「もしかしたら雨が降るかも…残念だけれど、そろそろ帰りましょうか?」
「そうだね、じゃあ帰ろうか千歌音ちゃん。」
荷物を片付けて、二人で山を降りて行くと空はどんどん暗くなり、ポツリポツリと雨が振り出した。
二人は急ぐが、雨足はさらに強くなっていく。
服はもう既に濡れてしまっていた。
本当なら雨が収まるまで雨宿り出来ればいいのだが。
こんな山の中では…。
そんな事を考えながら急ぐ姫子の腕を、突然千歌音が掴んだ。
「どうしたの、千歌音ちゃん!?」
「まって姫子、こっち。」
千歌音は姫子の手を取り、帰りの道とは違う草むらの中を歩いて行く。
(どこに行くんだろう?)
「あ…」
さらに奥へ進むと、急に道が開けた。
「あそこでしばらく雨宿りしましょう。」
千歌音が指を指した先には、小さな小屋があった。
中に入ると農業に使うような道具が色々と並んでいる。
思った以上に中は広く、きちんと片付けられていて雨宿りするにはちょうど良かった。
「ここって…?」
「ここの近くに姫宮家の菜園があるの、そこの道具小屋よ。昔ここに来た事を思い出したの。まだあって良かったわ。」
「そうなんだ。」
「あ…姫子、髪が濡れてる。」
姫子の服と髪は雨で濡れてしまっていた。
千歌音が白いハンカチを取り出し、姫子の髪や頬を拭いてくれる。
「私はいいから、千歌音ちゃんだって濡れてるよ。風邪でもひいたら…」
そう言いかけて、姫子は言葉を詰まらせた。             



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