ドラゴンクエスト官能小説Part12at EROPARO
ドラゴンクエスト官能小説Part12 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
07/01/21 03:36:22 IKcHT6Lt


3:名無しさん@ピンキー
07/01/21 08:31:38 EvoUhPPR
>>1
乙!
復活オメ

4:名無しさん@ピンキー
07/01/21 09:16:55 lTSO9gNw
前スレ900ぐらいで終わった?

5:名無しさん@ピンキー
07/01/21 11:30:48 bcyPi5uG
900で終わったと思う。
>1 乙!

6:名無しさん@ピンキー
07/01/21 19:24:12 gV3eIgri
>>1
ナイススレ立て!

7:DQⅢ
07/01/21 20:30:17 knpoVals
アリアハンの勇者オルテガが死んでどれほどの年月が流れたであろうか…
世界は魔王バラモスの猛攻により滅びの道をまっしぐらに堕ちていた。
オルテガには妻がいた。
アリアハンでも指折りの美しさで知られ男達の注目の的であった。
夫を失ってからというもの、オルテガの妻は貧窮した家庭事情の中
なんとか経済的に立て直そうとついにはその肉体を男達に売り凌いでいた。
オルテガが死んだときまだ年端のいかない一人息子残されていたからである。
以前から彼女に目をつけていた男達はこれ幸いと近隣の村々からもわざわざアリアハンを訪れ
その美しい未亡人の肉体を僅かな金と引き換えに貪りつくした。
夫を失い生活の糧を失った美女には男達の欲望の餌食になる以外みちは無かったのだ。
夫との誓いを果たすため、妻は懸命に男達の性奴隷となり生活費を稼いで息子を立派な若者へと育て上げた。
ついに成長したオルテガの息子が父の後を継ぎ、アリアハンの若き勇者として魔王討伐に旅立つ日を迎えた。

母に起こされ、今日ついに初めて登城し王に謁見する勇者。
高鳴る胸をどうにか落ち着かせながら若き勇者は母連れられ城門の前までやってきた。
母に見送られ一人城の中へ入る勇者。
ついに王様の許可をもらい亡き父の敵討ちに出向くひがやってきたのだ。
これまでの母の厳しい特訓を思い出しながら込み上げる思いをこらえ王の間に案内された。

8:DQⅢ
07/01/21 20:30:58 knpoVals
ひざまづいた若者を前に国王は心にもない言葉をかけた。
王「よくぞ来た! 勇敢なる オルテガの息子よ!」
内心勇者の再来などあてにはしていなかったのだ。
王「父の後を継ぎ旅に出たいというそなたの願いしかと聞き届けた!魔王バラモスを倒してまいれ!」
アリアハン一とうたわれた勇者オルテガですら適わなかった魔王討伐、それがこんな若造に可能なはずはなかった。
だがくだらないと思いつつも王はどうしてもこの若き勇者の相手をしなければならなかったのだ。
このアリアハンの国王もまたオルテガの妻の肉体に溺れた男の一人であった。
彼女を秘密裏に城に呼び肉欲に浸る快楽の日々…
もはや10年あまり続く関係、その間にもちろん女は歳をとってしまったが
それでも今なおその美貌は男を魅了し続けているのだ。
そしてほんの数ヶ月前、突然その愛人に王は脅しをかけられた。
この禁断の関係を一人娘にバラすと…
王は青ざめた、大事な娘にだけは知られてはならない。
そして女の言う事を聞くはめになったのだ。
女は言った、一人息子に夫と同じく「勇者」の称号を王直々に与えるよう、
そして十分な武具とお金を与え魔王討伐に盛大に旅立たせるよう。
王は二つ返事で承諾し、その日から一人娘には魔王が危険であるからと言い聞かせ
城の奥から一歩も外に出さないよう厳重な警戒をしいたのだ。


9:DQⅢ
07/01/21 20:31:43 knpoVals
王「町の酒場で仲間を見つけこれで装備を整えるがよかろう」
王の合図を受け兵士の一人が大きなずた袋を若い勇者の前に引きずり出した。
国王からの贈り物に勇者は感激に震えながら恐る恐る袋をあけた。
いったいどんな武器・防具が入っているのだろうか、魔王を撃ち滅ぼすため王から直々に与えられる武器、
今まで木剣や棍棒での剣術修行しかしたことがない勇者はドキドキしながら中を覗き込んだ。
勇者は言葉を失った…あまりの武器の豪勢さにではない、
入っていたのは王家に伝わるという伝説のバスタードソード…などでは無く、
そこらへんの武器屋に普通に転がっている古ぼけた銅の剣が一本と
家にいくらでもある棍棒が2本にヒノキの棒が1本、
そして鎧や盾などみあたらず、しわくちゃの旅人の服が2着押し込まれていた。
武具は自分で買いに行けという事か…
納得してお金の袋を、さぞ大金が入っているだろうと期待してあけてみると50G?
これでは薬草も満足に買えない。
王「国の財政は貧窮しておるがわしからの心ばかりの贈り物である大事に使ってくれ…母上にはくれぐれも内緒でな」

王に激励の言葉をいただき、勇者はとぼとぼ帰路についた。

王「これで約束は果たした、文句はあるまい。
  だいたい国王を脅すなどもってのほか、あの女め…いずれ国賊としてひっとらえる必要があるな」
大臣「ははっ…」
王「むふふ…やつは奴隷じゃ、わし専用の肉便器として使ってやる」
そうなれば毎日毎日犯り放題である。
股間をいきり立たせながら妄想にふける国王であった。

仲間を求め多くの旅人が立ち寄るというルイーダの酒場にやってきた勇者。


10:名無しさん@ピンキー
07/01/22 07:50:43 p47Vsa2W
>1 乙!
復活、心から嬉しい

11:名無しさん@ピンキー
07/01/22 14:13:49 FC3gqMV8
復活有難う。
復活おめでとう。

よろしく。

12:名無しさん@ピンキー
07/01/23 23:07:51 cmLENWSa
復活記念保守

13:名無しさん@ピンキー
07/01/24 23:55:08 qeT2Mwwp
復活おめでとう保守

14:名無しさん@ピンキー
07/01/25 15:42:52 6DAlS78i
ワクテカ保守

15:名無しさん@ピンキー
07/01/27 21:35:00 AEqmRrtI
廃れてるね
職人が全くいなくなってしまったのだろうか
保守代わりに、好きなカプを上げてみる
5主×嫁(ビアンカ、フローラどっちも好きだ)とククール×ゼシカ
今まで投下されたSSの中でも、上記のカプはクオリティ高めのものが多かった気がする

16:名無しさん@ピンキー
07/01/28 22:52:22 4aZWZCht
>>15自分も好き。
あと7主人公×マリベルもいくつか初々しくて好きだった。
………自分が書けたらなぁ(´д`)

17:名無しさん@ピンキー
07/01/28 23:31:40 jMCvhpcW
5主人公関係は自分も好きです。
あとは3のキャラクターかな。
前スレのツンデレ男勇者と女賢者は大好きだったな。

18:名無しさん@ピンキー
07/01/29 15:36:27 Izd+vpd0
すたれてることだし保守がてらSS作ったので投下しまつ
前置きがやたら長く後半ぬるいエロですよ
Ⅷのマルチェロ×ゼシカでクリア後を捏造

ものくそ長文です、苦手な人はスルーしてくれ


19:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:37:38 Izd+vpd0
「に、二階からイヤミ男!?」
ゼシカは驚き声をあげた。

魔王ラプソーンを討伐し、皆との旅を終えたばかりの身である。

リーザスの領家の娘ゼシカ・アルバート。彼女であればポルトリンクの船着場を
自由にできるということで冒険で使った古代の船はゼシカが管理することとなった。
トロデーンの宴も酣になり仲間と「次はきっと気儘な旅をしましょう」と別れて、
遠回りになるが船を港へ運ぶため、一人その船に乗り込んだのだ。
分け与えられた装備や道具を運ぶため船室への扉を開けると、見慣れた船室に違和感を覚えた。
血と砂塵の匂いがかすかに立ちこめている。
見回してみれば誰もいないはずのベッドに誰か寝ている小さな呼気の音。
ゼシカは気配を消しながらおそるおそるベッドへ近づき、掛かっているケットをいっきに剥ぎ取った。

そして冒頭のセリフに至る。

「……二階?」
突然に眠りを妨げられたせいか、普段からそうなのか、ゼシカの言動にか、
苦そうに眉を寄せた顔をして元聖堂騎士団団長で一瞬だけ法王だった男マルチェロは身体を起こした。
男の身につけている青い聖職者の服はところどころ煤けてはいるが品を損なわず彼に似合っている。
旅路に見かける時にきっちりと整っていた髪は前に落ち、いつものいやみな鋭い眼光を鈍らせ
幾分表情を柔らげる効果があったようで倦厭したくなる威圧感は半減していた。
ゼシカは持ち上げたケットを綺麗にのばし、半分にたたみ男に押し付けるように手渡し
動揺しながらもたくさんの脳裏によぎる罵詈雑言を呑み込んで一番の謎を男に尋ねた。
「なんでここに…?」
しばらくは状況を呑み込めず考えるように米神を押さえていたが、マルチェロはケットを置き
ベットから立ち上がり、それは癖のようなものなのかもしれないが律儀にゼシカに一礼し、
鬱陶しいのだろう額から頬にかかる髪をかきあげながら
「…ゴルドを出たら誰も乗っていない船があったので休ませて貰ったのだが……
まさかあなたたちの船だったとは…」
と、きまりの悪そうな顔をしながら至極簡潔に事の経緯を述べた。


20:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:38:17 Izd+vpd0
>>19
ゴルドでの戦いの後、皆で彼の安否と行く末を心配していたというのに
まさかこの船にのっていたのか。ゼシカは驚きつつ気付かなかった己と仲間に呆れて笑えてしまう。
「そういえば、神鳥のたましいとルーラの移動手段があったから船には乗らなかった気もするわ…」
不思議な出来事がたくさんつまった旅の結末に、またひとつ不思議な巡り合わせ。
怪しいやつといえば怪しいやつなのだけれど知らないわけでもない。
とりあえずモンスターじゃなくてよかった(その辺のモンスターよりも性質は悪いかもしれないが)、と
ゼシカは緊張していた身体を背伸びをして解し、ひとつ息を吐いた。
しかしゼシカの侵入に気付かない程とは、未だ身体は癒えていないのであろうか。
あの日から何日も経っているというのに。
マルチェロの表情に覇気がない、否、不遜な表情に彼の傲慢さはよく滲みでているのだけど、
それは虚勢の様にただのフェイクにも感じられた。

マルチェロは両手で衣服を叩き、整え、腐っても騎士、と嗜みのごとく再度彼女に一礼すると
「すまない、すぐに出て行く」
とゼシカの脇をするりと抜けて甲板へ続く扉に手をかけた。
「今、海の真ん中よ」
逃げるように扉を開く男の背中にそう声をかけるとマルチェロが固まったように動きを止めたので
ゼシカは可笑しくなってツインテールを揺らしながらくすりと笑い
「心配しないで、今この船にはあなたと私しか居ないわ。
それと、この船はちょっとミラクルな船だから舵をとる必要がないのよ」
おおっざっぱな説明だがククールが居たならばルーラも忘れて海に飛び込みかねない程に
彼がククールに固執して…気に病んでいる事が推測できたのでゼシカはそう言葉を続け微笑んだ。
心中を見透かされている様な居心地の悪さはあるがゼシカの放つ暢気な空気に
マルチェロは諦めたように「…それはそれは…」と息を吐き、扉を開けていた強張っている手を離した。
パタンと空気を揺らしながら扉が閉まる。
かすかに波の音が鼓膜を揺らして、世界が海に切り取られてしまったような錯覚を覚えてしまいそう。
なんとなく、ほんとうになんとなく、予感がした。彼は、誰かを必要としているのでは。
それは期待であるという考えが頭をよぎったが無視をして、ゼシカは先ほど男の眠っていたベッドに
腰をかけ、押し黙ったまま所在なさげに佇むマルチェロの背中をぼんやりと見つめていた。
ゼシカがマルチェロに行く当てはあるのか、と聞こうと「ねえ」と声をかけた時だった。
船体が大きく揺れ、嵐のような衝撃と轟音が響き渡る。


21:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:38:52 Izd+vpd0
>>20
モンスターの襲撃。
ゼシカはすぐに立ち上がり腰にあるグリンガムのムチを確認すると、船上を目指し部屋を飛び出した。

マルチェロは佇んだままその走り行く背中を見送りながら加勢すべきであろうかと思案する。
女はゴルドで手合わせをしていることから護る必要もないくらいに強いと知っていた。
それに自分は今、法皇でも聖人でも騎士でもないのだ。
なにもない。なにもかも野望さえも潰え灰になった。凶悪な罪人として追われる身になり、
絶望さえ許されず、己の手には惨めに救われた存在という理由なき生だけしか残っていない。
「……らしくない……」
美しい装飾が施されたレイピアを携えて、マルチェロはゼシカを追いかけるように部屋を後にした。

◇◇◇◇◇

「マルチェロ、お疲れ様。あなた敵にすると厄介だけど仲間となると心強いわ」
額をつたう汗を拭いながらゼシカはふふ、と笑いマルチェロに彼女なりの礼を述べた。
敵のマホカンタのところにイオナズンを仕掛け相当のダメージをくらうというゼシカのなんとも痛い戦いに
マルチェロのいてつく波動の素敵な補助に強力なかえんぎりの援護。
そして二人お得意の容赦ないメラゾーマ乱射で戦いはひとまず上々な終焉を迎えたのであった。
「…仲間になった覚えはないのだが」
マルチェロは甲板の手摺に寄りかかり溜め息まじりに形式だけの不服申し立ての言葉を言いながら、
見てられないほどに(自滅によって)ぼろぼろなゼシカに向けてベホイミを放つ。
ゼシカはまさかあのイヤミ大将の性格の歪んだ男が気遣いなど!と失礼ながらも大層驚きつつも
遠慮もせず淡く優しい魔法の光を感じていた。傷口がふさがり力が戻ってくる。
ゼシカの再生されていく皮膚を確認して次にマルチェロは自分に回復魔法を詠唱した。

しかしその男の翳した掌からは何も起こらず彼の傷が癒えることもなかった。

「マジックポイント切れ…かしら?」
その様子を見ながら、たしか万能薬があったはず、と、ゼシカが急いで腰元の袋を探る。
立ち尽くし悲哀を帯びた表情でマルチェロは己の掌を見た。


22:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:39:24 Izd+vpd0
>>21
そのままその腕で頭を抱えるようにして俯く。
「そうか……そういうことか……」
マルチェロが乾いたように笑いながらその場に座り込み、剣を床に置いた。
ゼシカはダメージを余り受けていなかった筈の男から濃い血の匂いを感じ不振に思い傍に駆け寄る。
考えてみればはじめから、そう、船に乗り込んでからずっと、血の匂いはしていた。
「ちょっと、診せて!」
ゼシカは乱暴に左手でマルチェロのたぶんきっとおそらくチャームポイントであろう額を押さえつけ
半ば無理矢理に顔を上げさせた。勢いがありすぎて馬乗りに近い状態になる。
右手で強引に男の身につけている法衣の襟元についている留め具を外そうと試みる。
「…っ!……発情期の猫のようだな」
その反動でへりに頭を打ち付けながらもマルチェロは悪態を忘れない。
が、それはゼシカを腹立たせる効果はなく、むしろ彼女には何かのサインにすら思えた。
開かれた両の眼と眼が合う。
「あなたも、発情期だなんて言葉ククールみたいよ?」
揶揄には揶揄でと、ハンムラビ法典を思い出させる様な答え方をしながらゼシカは男の服を開いた。

肉が裂けていた。新しい血が滲んでは焼かれた皮膚の傷痕をつたい法衣にそれが吸い込まれていく。

「……薬も、効かないのだ……おそらく、魔王の呪いかなにかだろう」
フン、とでも言いたげに顔を背けマルチェロが白状する様に思い当たる可能性を言葉にする。
「あなた達に敗れた後だ。薬草を煎じても血が止まらないので
己で皮膚を焼いて止血をしようと思ったのだがそれでも止まらない。
まあ仕様がない…しばらく休めば治るかと思いベットを拝借したが
日が経っても一向に傷が癒えぬ。妙だとは思っていたが…」
そう語り、呼吸を整えるとゼシカの手を払い退け衣服を整えた。
「……神は相応の罰を私に授けたのか。赦されることはない、罪が癒えてはならないと……」
「話がややこしくなるから悲観的な独白は心の中で喋って頂戴」
このままマルチェロの語りが法皇就任の演説ばりに仰々しく
尊大な立ち振る舞いになってはかなわないとゼシカは男の言葉を牽制した。
そして放棄したいくらいの不可解な謎を整理するように考える。
「……魔王は、倒したのよ?トロデ王、ミーティア姫の呪いはしばらくして解けた」


23:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:40:01 Izd+vpd0
>>22
魔王の呪いだとしても未だ解けないなんて、この男には何が起こっているというのだろう。
ゼシカ自身もマルチェロと同様にあの魔王の封じられた杖に身体をのっとられたのだが
そんな後遺症はない。
それとも、ほかの支配されていた生物は皆死んでしまったのだから
なんの影響もないゼシカが異常なのかもしれない。
しかしながらオールバックでイヤミでネクラな眉間の皺を恨んでいる人間はたくさんいるだろうから
他の原因も考えられるのではなかろうか。
と、ゼシカが思案していると急にドサ、と鈍い音をたててマルチェロの身体が床へと崩れた。
「マルチェロ!?」
ゼシカがとっさに手を出して男が頭部を打ち付けないように受け止める。
怪我の炎症のせいであろう、ゼシカが触れたときにマルチェロの体温は高く熱かった。
抱き起こし声をかけてもかえって来るのは痛みに魘される呼吸だけで、男の意識は戻らなかった。

◇◇◇◇◇

ゼシカは思い切りマルチェロの頬を拳で殴りつけた。
格闘スキルを極めた彼女によって昇天手前になりつつもマルチェロが意識を取り戻したのは
一本の細い糸を手繰り寄せたしぶといカリスマ根性の賜物であるような気がする。
殴り起こした本人とは思えぬほど心配そうにゼシカはマルチェロの顔を覗き込んだ。
「五日も眠ってたのよ?不思議な泉の水で煎じた薬で少しは楽になったでしょう?」
赤く腫れ上がる男の頬を指でなぞり言葉を続ける。
「泉の水は呪いの力を消す効果があるんだけど……強い呪いには効き目が弱いのよ……だから
あなたの呪いが完全に解けたわけじゃないんだけど、セックスするくらいの力は回復したわよね?」
マルチェロの意識が途絶えてから五日の時間が経過していた。
脳髄から揺れて痛む頭でマルチェロは事態をゆっくりと咀嚼し認識しようと試みる。
随分と意識を失っていた。なぜ殴られなければならないのであろう。
見覚えのない森の中であるので、どうやら船を降り移動したようだ。
身体が少し軽く感じるのは不思議な泉とやらのおかげらしい。
セックスするくらいの力は回復したかと尋ねられた。

どうだろうか、動く分にはもんだいはな…………………?


24:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:40:34 Izd+vpd0
>>23
「セックス?」と思わず確認するように呟いてしまった。
ゼシカの言葉にマルチェロが反応を示すまでにたっぷり三分はあっただろう。
驚きに撥ねるように身体を起こし、いつも以上に眉間の皺を深くして男は訝しげにゼシカを見た。
「大丈夫?すごい変な顔よ?」
ゼシカはマルチェロのカリスマ睨みを気にすることもなく素直に意見を述べる。
「下品な事は冗談でも言うものではない。レディであろう」
以後気を付けたまえ、と動揺した己を抑えつつマルチェロは毅然とした態度でゼシカを嗜め、
状況を把握する事に努めるべく、あたりを見回した。
水面が七色にきらきらと揺れる澄んだ清らかな泉が見える。おそらく不思議な泉とやらであろう。
マルチェロは立ち上がり、背伸びをするようにして大きく息を吸い柔らかい空気を肺に取り込み、
体を確かめるために首や肩、手指を動かす。焼けるような痛みがあるものの、随分と楽になっていた。

「……冗談じゃないから、殴ったのよ」
ゼシカが酷く穏やかな声でマルチェロの背中に話しかける。
鬱積していたものがぽろぽろとこぼれていくような、主観のみでお送りする言葉の羅列。
「あんたなんかどうでもいいんだけど、でも、放ってはおけないじゃない。
私が呼んだって死んだみたいに目なんか閉じてるから、すごくこわかったのよ?
だから頑張って、調べて……それで……呪いを解く方法がわかったの。
あなたも嫌かもしれないけど私だって嫌。だけど、人が死ぬのはもっと嫌。
だから………………………ああ、もう!!」
癇癪でも起こしたのかような勢いでゼシカはマルチェロのマントの裾を思いっきり引っ張り叫ぶ。
「処女じゃあるまいしやらせなさいよ!」
マルチェロはゼシカの引力と暴言に身体のバランスを崩し、引っ張られるまま背中から芝生に倒れた。

「お、おい」
心から動揺したためにマルチェロが情けない声をあげる。
ほとんど彼女について何も知らないのだが、完全に様子がおかしい。
テンションが100まで一気にあがったようなゼシカは、仰向けになった男のマウントポジションを取る。
「契り、よ」
自分自身に確認するように呟きゼシカは真剣な表情でマルチェロのベルトに手をかける。
勢いのわりにもたつきながらも腰元を緩め、男のアンダーのファスナーを降ろした。


25:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:41:07 Izd+vpd0
>>24
「どういう事だ?」
下から見上げる状態であり、露出の多い神秘のビスチェを装備しているおいろけスキル100の
ゼシカ嬢の腿と胸がマルチェロの視界を占領している。
混乱し呆けてしまいそうなところを堪えて、身を捩りながらマルチェロはゼシカに
全然今から行われるであろう行為の意図がわからないのだと抗議した。
「終わったら、今度はあなたが殴ってくれて構わないから……お願いよ」
怒ったような、困ったような、泣き出してしまいそうな、形容し難い表情でゼシカはマルチェロの質問の
答えとは程遠い答えをしながら、目をギュッと瞑って男のアンダーに細い手を差し入れた。
「…っ…」
股間にゼシカのひんやりとした手が触れマルチェロは息を呑む。
女の小さなてのひらが揉み込む様にペニスを包み、それを持ち上げるようにしてファスナーから覗かせた。
焦っているのかゼシカはビスチェのショーツ部分を己の指でずらし陰部を露にし
その性器を併せるようにマルチェロのペニスの上に跨った。
「ん……こう、かな?……」
マルチェロのペニスは完全に勃起しておらず、ゼシカの秘部も濡れていないので挿入は困難である。
が、ゼシカは頬を染めながらぎこちない手つきで一生懸命ペニスを己の中への誘導を試みる。
「ちょっと、待ち、たまえ、まさか、あなたは」
ゆるゆるとしたゼシカの手の動きと擦れる陰部のもどかしい不規則な快感に息を詰まらせながら、
マルチェロはこちらへの気をそらしているゼシカにやっとの抵抗で手を伸ばし、腕を摑み手前に引いた。
手を引かれたため、きゃ、と小さい悲鳴と共にマルチェロの胸に顔から飛び込みゼシカは鼻を打つ。
すぐに起き上がろうと顔をあげようとしたが男の手に頭を抑えられ叶わなかった。
マルチェロがゼシカを胸元に抱きしめる形になり、じんわりと互いの体温が混ざり合う。
行動の意味は判断しかねるがどう考えてもどう考慮してもどう善処してもどう転んでも
これは恐らく確実であろう推測を事実として認識するためマルチェロはゼシカに問うた。
まさかまさか。
「……処女か?」
ゼシカの耳に丁度マルチェロの心音が伝わる。
勢いでなんとか保っていたゼシカはそれを挫かれて、激しい羞恥心に顔が火を噴いたように熱くなる。
命を刻む男の胸にその情けない顔を埋めるようにして蚊の鳴くような声で、そうよ、と答えた。


26:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:41:39 Izd+vpd0
>>25
「全く、解せぬ」
しばらくの沈黙の後マルチェロが呟いた。
二人は倒れこんだ状態で重なり固まってしまっていたのかのように止まっていたのだが
マルチェロがゼシカを支えるようにして一緒に身体を起こした。
「マルチェロ?」
向き合いながらマルチェロの組んだ膝にゼシカが座る体勢になり、ゼシカのすぐ目の前に
マルチェロの顔がある。
冗談も通じないようないつもの顰めた表情でこちらをじっと見ているが、
心なしか頬が染まっているように感じられて暖かみがある気がして嫌悪感はない。
体勢を立て直されたせいで先ほどからお互いの情けなく露出した性器がヒタリとくっついている。
羞恥に一度呑み込まれたゼシカには耐えられず今度は彼女が顔を背ける番だった。

マルチェロがゼシカの髪を後ろに流すように梳き、露な白い首筋に優しく噛み付いた。
びくり、とゼシカの身体が揺れる。少し屈んだだけでお互いの身体がますます密着してしまう。
「ひっ」
と短い驚きの声をあげてゼシカは身じろぎ、いやいやをする子供の様に両手でマルチェロの胸を押す。
なんて色気の無い声だ、とマルチェロは呆れたように揶揄し、後ろへ逃げようとするゼシカの
反動を利用して腰を引き、彼女に覆いかぶさるように地面へと押し倒した。
「不明瞭な事態も主導権を握られるのも嫌いなもので……説明していただこう」
ゼシカのテンションが下がるとたちまちに本来の調子を取り戻したマルチェロがゼシカの耳元に囁く。
かかる息のくすぐったさにゼシカが震え、男のM字額が際立つ前髪ごと摑み押し退けようとした。
「ば、バカ、く、空気読みなさいよ!」
「っ~~!その言葉そのままお返しする」
ある意味急所を摑まれて、マルチェロは狼狽しつつもゼシカの内腿を撫で牽制する。
「性交に何か意味があるのであろう?それに……経験のない者にリードされてたまるか」
たじろぐゼシカを余所に上着を素早く脱ぎ床に置き、乱れた髪を整えつつ彼女をを見下ろす。
「馬鹿にしないでよね。本当は……できる娘よ、私」
ゼシカが男の下ですぐばれるような見栄を張った。売り言葉に買い言葉、という悪い癖だ。
弱気になりそうな自分を奮い立たせながら、有限実行と胸元のリボンを解き始めた。
「理由は、教えてはくれないのか」
眉を寄せながらもやはり、といった風にこぼしながらマルチェロはゼシカのふくよかな胸に顔を埋める。


27:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:42:11 Izd+vpd0
>>26
キメの細かい滑らかな若い肌に唇を落とし、舌を這わせながら、ゼシカが服を脱ごうとする手を止めて
マルチェロが引き剥がすように一気に女のビスチェを剥がした。
「っ、ぁ、く、くすぐったい」
堪えきれず、のどを震わせてゼシカが恥じらいを含んだ吐息まじりに笑みを漏らす。
「それは、どうも」と手指でゼシカの身体の線をなぞりながらマルチェロが答え、
こぼれそうな乳房にある乳首を唾液を含ませた唇に含み舌先でで遊ぶように嬲る。
チロチロと転がすほどに桜色の蕾がぷっくりと膨らんだ。
「…んっ…やだ、へんな、感じ」
ゼシカの声がだんだんと色を含んでいく。
「いちいち感じてしまうのか、淫乱だな」
からかう様に笑い、啄ばむ様に胸、肩、へそ、陰毛とキスを繰り返しながら
マルチェロの手がするすると女の皮膚を撫で進み彼女の秘部へと到達する。
「ここは?」
と茂みを指で掻き分けて指の腹で淫核を刺激する。
「あ…ん、や、何か気持ちいい…な、なんで?」
マルチェロの指の動きと熱さに肌が粟立つ程の快感をゼシカは感じた。
「クリトリスは性感帯、男のペニスの様なものだ」
ゼシカの陰部に沿って絶えず指をくるくると動かしながら生真面目にマルチェロは説明をする。
「ぁ…あっ…はぁ…、そ、そうなんだ…?」
頭の中が白くなりそうなくらいの感覚に息を乱すゼシカの陰部から
くちゅくちゅと水気を帯びたいやらしい音が立ち始める。
マルチェロは横たわるゼシカの足を開き、女の匂いが色濃いその間に顔を埋めた。
「ちょ、ちょっと!?」
ゼシカが驚いて足を閉じようとするが「セックスとはこういうものなのだが、御存知では?」
とマルチェロは両手で抑え付ける。薄い栗色の陰毛を掻き分けると、
桜色の突起が色味を増してふくらみ、しっとりと濡れたいびつな二枚のヒダがひくひくと揺れていた。
「指を入れる。痛かったら右手を挙げろ」
歯医者さんの様な気遣いをみせつつ、マルチェロは親指でゼシカのクリトリスを撫でながら
潤んだヒダを掻き分け中指をゆっくりと進めていく。くちゅり、とざわめく。
「…んぅ…」
指で膣をほぐす様に掻き回すと絡みつくようにゼシカの中が蠢いてまとわりつく。


28:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:42:41 Izd+vpd0
>>27
人差し指も加え二本の指でぐちゃぐちゃと弄れば、とろとろとねばりをもった蜜があふれて零れていく。
「お嬢さん、気分はいかがかな」
指で秘部を拡げるようにして、わざとぴちゃぴちゃと音をたてて指と舌とで悪戯に舐めまわす。
「…ぁぁん、おかしい、くらい、きもちいっ……」
両手をぎゅっと握り締めて耐える様にゼシカが答えた。
不思議な泉のほとりに、風が揺らす葉のこすれる音と女の嬌声と男の息遣いが響き渡る。

執拗な愛撫をしていたマルチェロが手を止め、ゼシカの身体を起こした。
慣れない快感のせいで呆けているゼシカを、マルチェロは少し躊躇いながら抱きしめる。
「挿れて、本当にいいのか?」
ロックされたように視線が交わり、そうゼシカに問いながら
マルチェロがゼシカの顎を引いて、唇を重ねようと顔を近づける。

あと数センチ、というところで、ぐい、とマルチェロの顔をゼシカは邪魔そうに押し返し
一人納得したように微笑んだ。
「あ!今度は私の番ね!」

空気読め、とマルチェロは心の中で100回唱えた。

マルチェロなりの、勇気を振り絞った行為を容易く無に帰したゼシカは、
みるみる不機嫌になるカリスマの心を知ってか知らぬか先ほどまでのムードを壊しながら
「やってみるわ」
とマルチェロの身体を今度はゼシカが抱き寄せ、拗ねたように顔を歪める男の首筋に唇を寄せる。
ゼシカの紅い唇が、マルチェロの肉体を甘噛みしていった。
マルチェロがゼシカに施した愛撫のように、手や指、そして舌で敏感なところをさぐる。
ゼシカとは全然違う、鍛えられた脂肪の少ない男の身体。
当たり前だけれど、あたたかく、生きている。
たくさんの傷があり、呪いのせいで未だ赤く腫れあがって血が滲んでいた。
いちばん深い、裂け焼けた傷にゼシカは触れるか触れないかのやさしやさしい口付け。
「…ごめんなさい。痛いわよね?」
ゼシカは不安気にマルチェロを見上げる。


29:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:43:12 Izd+vpd0
>>28
痛いのはもちろん痛いのだが。
下半身、尾骨から背中にかけてゾクゾクと這い上がり痺れるような快感に
マルチェロは思わず声をあげそうになり、手で口元を覆って必死で堪える。
声を出さぬかわりに、首をふり大丈夫だ、というような身振りで答えた。
それを確認してよかった、と呟きながら次に男のアンダーを脱がせようとゼシカが手をかける。
「やだ、さっきより、おっきくなってる?」
ゼシカはツインテールを揺らして不思議そうにまじまじとマルチェロの一物を眺めた。
知らないにも程があると思いつつ性教育はやはり大切であるとマルチェロは思い
「人間の男の身体はだいたいがそういうものだ」と大変簡単な説明をした。
ひっかっかって脱がしにくいわ、と思いながらゼシカはマルチェロの服を脱がせる。
男と女の身体はどうしてこんなにも違うのだろう。
彼女の腕がマルチェロの硬く勃ちあがるそれを両手で優しく包むと、びくん、と
魚のようにペニスが跳ねた。はじめてみた男性性器は奇妙な形に思えるが、
すべすべとした皮膚感が不釣合いに綺麗だとゼシカは思う。
体温よりも少熱く、弾力があるが硬い。これが、本当に中に入るのだろうか。
「うわ、なんか、怖くなってきちゃった…」
そう思いながらもゼシカの陰部はしっかりと劣情を催し、
マルチェロを受け入れようとますます濡れていくのだが。
「ならば、やめればいいだけだ」
とマルチェロが言えばゼシカは首を振り、ペニスと男を交互に何度か見つめた後、
目を閉じてひとつ深呼吸した。何だ?と思いながらもマルチェロは黙って成り行きを待つ。
ゼシカは身体をずらして屈み、マルチェロのペニスを手で支えながら、濡れた口にそれを含んだ。
「う…」
敏感なところを生暖かい弾力が襲いマルチェロが小さく声を漏らした。
先を唇で包み、鈴口を舌先で舐める。その竿を持つ手が少し震えて、ゼシカは恥ずかしかった。
マルチェロの愛撫をお手本に真似事をしてみたものの、これでいいのであろうか。
咥えながら、ちら、と男の表情を伺う。あまり変化が分かり難い顔の持ち主で、苦しそうにも見える。
唇をむぐむぐと動かして口いっぱいのそれを懸命に咥え、震える手でさする。
奉仕をしながらゼシカがなにをしたらいいのかわからないで困ったように首をかしげると
マルチェロが彼女の髪を撫で「ゼシカ」と、名を呼んだ。


30:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:43:48 Izd+vpd0
>>29
マルチェロがゼシカに覆いかぶさるようにして瞼にキスを落とすと、ゼシカがその首に手をまわす。
汗ばんだ肌が馴染んで同じ体温になってゆくようだ。
陰毛を掻き分け、手探りで割れ目を押さえ指で誘導するように自身のペニスを滑らせる。
震える彼女の陰部のヒダを腰を揺らしながら分け、掻い潜らせ、奥へ、奥へと、
一物をめりこませようと腰を進めた。
くちゅ、にゅ、むちゅ。と、異物を押し返すようにしてゼシカの熱を帯びた肉が進入を拒むが、
マルチェロはそのまま腰を捻りながら埋め込み、硬くそそり勃ったものを突き挿して行く。
「…ぁっ……ん…いた……っ」
圧迫される感覚にゼシカが声をあげる。
マルチェロの首の上に組まれた彼女の腕に力が入っているのがわかる。
「…っ」
窮屈さに唸りながらマルチェロが腹に力を込めペニスに体重をかけるようにして、
いっきに奥まで貫くと、ゼシカが小鳥の様に鳴いた。
痛さに耐えるゼシカの手を剥がし、その白く細い手をマルチェロの手が包む。
マルチェロはゆっくりと腰を振った。暖かいねっとりと絡みつく肉の波の中を、泳ぐ様に揺らす。
「…っはぁ……ん」
そのゆるやかな律動にいつしかゼシカは快感を覚えて呻きがだんだんと嬌声に変わっていく。
じゅぶじゅぶと擦れ合って火照る空間を満たされたゼシカの膣が快楽を享受して蠢き
マルチェロのペニスを愛しそうにぎゅうと抱きしめる。
「大丈夫、そう、だな」
とマルチェロがゼシカの頬に落ちた涙を舐め、さらに激しく速い律動で腰を動かし始めた。
「…んっ、ん、っ…!」
抜けてしまわないように腰を引いて、勢いよくまた挿し込むとゼシカが苦しそうに腰をくねらせる。
二人にじわじわと差し迫る様に快感が走り出して気が遠くなりそうになる。
ゼシカは、ぎゅ、と目を閉じて、ぐちゅぐちゅと突かれる度に乱れながら
身体を征服されるような衝撃に女の本能を感じた。苦しいはずなのに、気持ちいい。
十分に濡れていても、きゅうくつで痛いのに、追いかけるようにふたりの精液がまざり
潤んだ摩擦がたまらないくらいの快感を連れてくるのだ。
ぐじょぐしょに繋がった性器のお互いの肉の感触が心地いい。
激しく腰を打ちつけながらも、マルチェロの表情はだんだんと穏やかで静かなものになっていく。
けれど呼吸だけが不釣合いに荒く、それがなんともいえない淫靡さを際立たせた。


31:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:44:19 Izd+vpd0
>>30
身体ごと揺すられて、じゅぷ、じゅぷ、と大きな音が響きゼシカの乳房もぶるぶると上下する。
息を乱しながら抜き、挿し、抜き、挿し、と繰り返せば、応えるようゼシカの中が伸縮を繰り返し
ペニスへ纏わりついて離れ難い。
「あっ…あっ……んっ…」
ペニスを咥え込む性器が精液でとろとろに溶けぐちゅぐちゅと擦れる度泡立ち
マルチェロは快楽を貪欲に集める様に、強く、速く、繰り返しペニスを突き刺した。
張り詰めたペニスが勢いをつけてぶつかるたび、ゼシカは意識を手放しそうになった。
身体が、強張って、震える。
「…くっ」
彼女の最後の抵抗の様に陰部がきつくきつく締まった。
気持ちがいい。快感過ぎて苦しいくらいの締め付けに、マルチェロは乱暴にペニスを打ちつけ、
発情期の犬のように腰を振る。
「やあっ…ん…うぅ…っ…!」
奥に当たるほどに追い詰められて、ゼシカは声をあげた。
背中から沸騰する様にぼりつめる快楽が、上へ上へと、マルチェロの劣情を連れて行く。
ペニスが、熱く、熱く、ぎりぎりと、限界の上の限界、というような、もうどうしようもない、感覚。
ぶる、る、とペニスが震え、尿道から白濁した精液が、どく、どく、どく、と脈打ちながら
ゼシカの中にどろどろと流れ込む。

二人は、繋がったままその場に倒れこんだ。

◇◇◇◇◇

『マルチェロの呪いは、やはり魔王ラプソーン支配によるものと考えていい。
ゼシカ。同じく支配されたあなたにその呪いが現れない理由は、
あなたの中に賢者アルバートの血がながれているからであろう。
その身体に宿した賢者の聖なる魔力が、あなたを護ったのだ。


32:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:50:27 Izd+vpd0
>>31
マルチェロを救う方法はある。
それは、マルチェロが賢者の血を持つ者と契りをかわし聖なる血の契約を結ぶ
……つまり性交なのだが。聖なる魔力が身体に宿れば、呪いは消えるであろう。
ああ、契りに性別は問わぬ、交じり合う体の中で血液が一つになれば契約が成立しよう』

◇◇◇◇◇

「ねえ」
呼吸を整えてゼシカが呟いた。
マルチェロがゼシカの中に埋めていたどろどろの身体をゆっくりと引き抜く。
ぬぷ、と弾かれるようにペニスが外れ、血と精液がぽたぽたと伝い流れた。
「何だ?」
射精後の脱力感を気合をいれて振り払い、マルチェロは紳士に女の身体を起こしてやる。
ゼシカが黙ったまま向き合う男の方を見る。
その視線を受けてマルチェロは居心地が悪いような心持ちがしたが女の行動を待った。

ゼシカはマルチェロにやっと行為の意味を伝える。
意識を失っている間に竜王の元を一人で訪れ助言を求めた。
そうして呪いを解く方法がわかったのだと。

女が手をのばして、マルチェロの胸の裂けて焼けただれた傷をなぞる。
「これも、消えるわ」
マルチェロは女の説明に戸惑いつつも、確かに身体が蝕まれているような感覚が
なくなっているので真実なのであろうと考えた。


ゼシカが汚れた髪や身体を手で払いながら、身支度をはじめる。
身体が軋み、肌の感覚に行為の余韻が残っていて酷く恥ずかしくなってしまう。
もう二人が一緒にいる理由はなくなったのだ、と余計に感じてしまう。
ゼシカが身形を整え終わる頃にはマルチェロも既に着衣し、かたいマントを纏っていた。



33:マルチェロ×ゼシカ
07/01/29 15:51:05 Izd+vpd0
>>32
「世話になった。この礼はいずれさせていただこう」
ひとつも乱れのない頭を下げ、自分の胸の前に片手をかざし、聖騎士の礼をする。
人の役にたったのだから、光栄であるとゼシカは思う。
しかし、なんて喪失感。甘んじて礼に、どういたしましてと冷ややかに返す。

「さようなら、の、まえにひとつ」
マルチェロがゼシカの前に立ち、屈んで、視線をあわせた。
とても近い距離にお互いの顔がある。
「なにかしら?」
ゼシカはどんな表情をしたらいいのか困り、顔を背けた。
黙ったままマルチェロが女の顎を引いて、さらに顔を近づける。
唇まで、あと数センチ。



今度こそ、ゼシカに空気は読めただろうか。



おしまい

34:名無しさん@ピンキー
07/01/29 15:59:58 Izd+vpd0
空気よめないSSで申し訳ないが以上です

このスレッドの繁栄を願っておりますよ




35:名無しさん@ピンキー
07/01/29 20:54:00 2oqem6K3
>34
GJ!

36:名無しさん@ピンキー
07/01/29 21:38:41 OLejuaPv
ずいぶんと丸っこいマルチェロやなー……。

37:名無しさん@ピンキー
07/01/30 05:06:41 0OYkJc+t
GJ!ゼシカ可愛い

38:名無しさん@ピンキー
07/01/31 00:06:14 evTcqNpV
>>34
良かったよー!GJ!!

39:名無しさん@ピンキー
07/02/04 07:48:51 kEK0QT/q
千一夜スレ落下
ここは何とか持ちこたえてほしい

40:名無しさん@ピンキー
07/02/04 13:22:05 slC1qwji
ドラクエで一番SSが多いカプってどれなんだろう?
クリアリ?2主×ムーン?

41:名無しさん@ピンキー
07/02/04 23:43:03 u6k/8MBp
くりありじゃない?

42:名無しさん@ピンキー
07/02/06 23:05:01 eCMybya0
だと思う

43:名無しさん@ピンキー
07/02/07 16:09:53 5VLCUzye
王道も好きだけんど、マイナーカプも好き

だから職人さんはお気軽に投下してほしい

44:名無しさん@ピンキー
07/02/08 20:15:31 wDAZFOjL
初めてここ来たが、まとめサイトに強姦ものや輪姦凌辱ものがないのが残念

45:名無しさん@ピンキー
07/02/08 22:32:08 wga2NAPk
>>44
まとめサイトって、強姦、輪姦は保存されにくいんだったっけ?
強姦(うわー鬼畜、可哀想すぎ)→感動的な救い(こういう結末になるとは思わなかった)
のコンボが好きな自分としては、ちょっと悲しい。

46:名無しさん@ピンキー
07/02/08 22:35:26 JExzsxSj
強姦→救いがあった4勇者×ロザリーは良いものだったな
エロいし泣けた

47:名無しさん@ピンキー
07/02/09 07:09:30 SOUtmK38
俺は輪姦ぶっかけやイキたいのにイけない、嫌なのに何度もいかされるとか好きだな
奴隷や調教物も好き

48:名無しさん@ピンキー
07/02/09 11:24:17 y6R6lGQh
テリー×ミレーユの禁断愛が萌えす

49:名無しさん@ピンキー
07/02/09 21:12:58 w7xM4l7g
パパス×マーサの夫婦ものも良いと思う

50:名無しさん@ピンキー
07/02/09 23:50:45 iAlQkWPP
エルトリオ×ウィニア
馴れ初めとかは書き手さんに任せます

51:どうやら鶴屋さんが来た模様です。
07/02/10 00:04:14 ete0/Hlf
                                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
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┃┃  ┃┃┃┃┃┃┃  ┏┛┃┗━┓  /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !             ┏┓┏┓
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                             `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


52:どうやら鶴屋さんが来た模様です。
07/02/10 00:05:00 LFuOPp0O
                                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
  ┏┓┏┓  ┏┓  ┏┳┳┓    ┏┓      / /" `ヽ ヽ  \.            ┏┓┏┓
  ┃┃┃┃┏┛┗━┫┣┻┛┏━┛┗┓   //, '/     ヽハ  、 ヽ             ┃┃┃┃
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                                 /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
                             `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


53:名無しさん@ピンキー
07/02/10 14:21:17 xm/Rhs3u
>>48
俺はそれだったら、主人公×ターニアの方が好きだな。
いや、その組み合わせも好きだけどね。

54:名無しさん@ピンキー
07/02/11 18:05:23 MX/R0dFN
Ⅴ主人公×ビアンカの夫婦や
レックス×タバサの兄妹がいい

55:名無しさん@ピンキー
07/02/11 20:34:20 eUaWPNPr
ネーミングはリュカ、ティミー、ポピーのほうが好きだな、自分は。
当然アリーナはボクっ娘で。あ、クリフトだけはもっと硬派に。

56:無類の三角すい
07/02/12 15:38:47 2kHVReZD
小説とか書いてみたいと思う今日この頃。リクしてほしいのだが…

57:名無しさん@ピンキー
07/02/12 15:43:40 cZ8EbJ48
sageも知らん奴の誘い受けに乗るほどこの板の住人はバカではない

58:名無しさん@ピンキー
07/02/12 16:36:32 or8+IQCF
>>56
sage忘れただけかもしれないからリクしてみる
Ⅴ息子と娘の近親相姦
名前はレックスとタバサで

59:名無しさん@ピンキー
07/02/12 16:46:04 d9mlF1jD
妙なコテ付いてるし初心者丸出しじゃないか

60:名無しさん@ピンキー
07/02/12 18:44:35 C3Lb8wa+
じゃあカンダタと実はおにゃのこだったカンダタ子分ズで

61:月例会議 ◆5fkBLIsocA
07/02/13 20:24:10 O7b2wpHE
つ ま ん ね ~ よ !

62:名無しさん@ピンキー
07/02/13 21:12:28 Nlnm6/bX
Ⅴ双子ってあんまりないよなー。


63:名無しさん@ピンキー
07/02/14 02:16:30 Xtq9nTfN
>>62
激同

64:名無しさん@ピンキー
07/02/14 02:32:15 /21iCBwt
8歳だからな。
それだけで特殊なジャンルになってしまう

65:名無しさん@ピンキー
07/02/14 03:19:40 0ThdsXFo
                          ,. -―- 、    誰かがしっとに狂うとき! しっとマスクを呼ぶ合図!!
                      /し, /    _>.     チョコを貰えない男たちの為に!レッツハルマゲドン!!
                     / { \レ/,二^ニ′,ハ    
                     |'>`ー',' ヽ._,ノ ヽ|    >>1男がしっとに燃えるとき
                     |^ー'⌒l^へ~っ_と',!   >>2しっとマスクを呼ぶ合図
      __             ! u'  |      /     >>3素顔は誰だか知らないが
  /´ ̄       `!             ヽ  |   u'  , イ       >>4しっとの心を仮面に隠し
  |  `にこ匸'_ノ            |\_!__.. -'/ /|      >>5しっとパワーに炸裂だ!
  ノ u  {                 _.. -―| :{   ,/ /   \     >>6しっとビームはアベック倒し!
. / l   | __  / ̄ ̄`>'´   ノ'    ´ {、    \    >>7しっとファイアーはアベック焦がす!
/ |/     {'´    `ヽ. " ̄\ U `ヽ.    __,,.. -‐丶 u  ヽ     >>8行くぞ我らのしっとマスク
| / ヾ、..  }      u' 〉、    }    `ー''´  /´ ̄ `ヽ '" ̄\  >>9もてない男の希望の戦士
! :}  )「` ノ、     ノ l\"´_,,ニ=-― <´  ヽ{  ノ(   `、  |   >>10-1000しっとマスクはしっとの王者

66:名無しさん@ピンキー
07/02/15 21:35:22 uV4XOIEm
パルプンテ

67:名無しさん@ピンキー
07/02/17 00:51:50 4WgEhfx5
>>34最高にGJ!!
その後のマルチェロ×ゼシカも是非読みたいー!!

68:名無しさん@ピンキー
07/02/19 01:49:43 y7Xa5JdJ
相手がショタならロリもおk

69:名無しさん@ピンキー
07/02/19 12:00:17 t/UyvKBQ
大人×ロリはダメか
>>68はまさしく紳士だ

70:名無しさん@ピンキー
07/02/20 03:42:26 9Czn0uo5
ソード出たら
セティアで栄えそうだこのスレwつーか栄えろw

71:名無しさん@ピンキー
07/02/23 06:46:50 riMW5E/c
5で 主人公×嫁、双子同士の組み合わせから始まって
次に主人公×娘、嫁×息子、最後には家族で大乱交という流れで


72:名無しさん@ピンキー
07/02/23 19:19:32 UkxagXc5
書いてくれるのか。そうかさすがは>>71オレが見込んだだけのことはある。

73:名無しさん@ピンキー
07/02/25 10:55:42 sh9Ml7uC
流れ無視してクリ×ミネとかマイナーなリクをしてみる。

74:名無しさん@ピンキー
07/02/28 10:46:28 B4N7Nwqw
俺が投下するまで保守age

75:名無しさん@ピンキー
07/03/01 19:07:07 NJ/thr5W
ドラクエ8をいまさらしてるけど、ゼシカが人気でてるのがわかったよ。
何回も抜いてしまった。

76:名無しさん@ピンキー
07/03/03 20:42:35 w+WB5pEa
>75 だよな おまいはエライ エロイ

77:名無しさん@ピンキー
07/03/04 17:49:13 7aiqzvbN
ゼシカのエロってここに投下でいいの?

78:名無しさん@ピンキー
07/03/04 22:38:47 ZPdoZ3SG
無論ドラクエのエロスレなのだからOKだ

79:名無しさん@ピンキー
07/03/05 19:43:44 OB6w/ufP
大乱交もいいが純粋に双子のみのエロを読みたい俺がいる

80:名無しさん@ピンキー
07/03/06 19:52:57 AEaG83dp
CNNのアンケートでチョンの反撃が始まって、日本謝罪すべしの票が増えてきてます。
投票まだの方はよろしくお願いします。

それと、このレスをそこらへんのスレにコピペして下さると助かります。
あわせてお願い申し上げます。

URLリンク(edition.cnn.com)
QUICK VOTE
Should Japan apologize again for its World War II military brothels?
(日本は、第二次世界大戦時に軍が運営した売春宿の件で再び謝罪するべきですか。)
もちろん No

シナ・チョウセンの攻撃により猛烈な勢いでYESが増えております

81:名無しさん@ピンキー
07/03/07 20:37:46 MjbkV66t
ビアンカ×ジャミの陵辱ものが読みたい!

82:名無しさん@ピンキー
07/03/07 21:20:49 EJYpOQRO
>>81
それは陵辱および獣姦じゃないか。

83:名無しさん@ピンキー
07/03/07 22:29:59 NE639RcY
ビアンカがジャミを犯すとな

84:名無しさん@ピンキー
07/03/08 13:30:59 hgcvYddz
ザラキ

85:名無しさん@ピンキー
07/03/08 16:32:15 NNXkgRMt
>>77
投下マダー?

86:名無しさん@ピンキー
07/03/09 03:45:19 dGAtB4Au
ジャミに犯られるビアンカ読みたい

>>83
最近順番逆に表記してる奴が増えてる
あと曲名/アーティスト名なんかも逆に表記してる奴がいる
いっつも激しく疑問だけどね…陰謀でもあるんじゃないか

87:名無しさん@ピンキー
07/03/09 08:33:54 5rfS/mzb
男が女にレイプされるのはOK?
もちろんアナル責めもありで。
それとも野郎の犯される姿なんて見たくない?

88:名無しさん@ピンキー
07/03/09 19:57:27 SZ3iybIX
投下したければ、その旨を事前に書いて投下すればいいんじゃないの。
見たくない奴は見なければいいんだしさ。

俺は内容によるけどな>逆レイポ

89:名無しさん@ピンキー
07/03/10 13:56:07 hmaL9Wdf
ああ、誤表記じゃなかったんだw女攻ってあんまり見かけなかったな
しかもモンスターを攻めるってのは凄い。ちょっと興味あるかも

90:名無しさん@ピンキー
07/03/10 16:20:09 1ySEuXOt
↑モンスターを攻めるって何?
確かにそれは新しそうだけど…

91:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:16:40 oBTRWicm
いや、87は自分だけど、モンスター責めじゃないよ。
前スレで、冗談だと思うけど、ミーティアがマルチェロをエロ拷問ってレスがあったのが
頭に残ってて、ちょっと書いてみようと思っただけ。
ストーリーは決まってるので書くだけなんだけど、ルール違反なら止めようと思って。
問題無いようなら、今月中には投下する。


92:名無しさん@ピンキー
07/03/10 22:29:24 yef4qkq3
どんどんやってくれたまえ

93:名無しさん@ピンキー
07/03/13 23:54:36 B/nAuS+K
職人さんいらっさい

94:名無しさん@ピンキー
07/03/20 09:59:59 CZHcuS6o
>>91期待

95:名無しさん@ピンキー
07/03/25 12:25:09 24SmGXVP
誤読して>91がマルチェロをモンスターと認識してるのかと思った。
マルチェロ一匹だからそれも間違ってはいないし。

下がりすぎなんで上げときます。

96:名無しさん@ピンキー
07/03/26 13:00:14 QBqXOuiN
ジョーカーのアロマ姉さんに
主人公が手ほどきを受けるっての読みたい



97:名無しさん@ピンキー
07/03/28 03:56:04 j9XpbWi4
 レベル20になったら賢者にしてあげる。そんなおいしい話にのせられて勇者様のパー
ティに加わった魔法使いローザ(♀・レベル6)は、半ばピクニック気分でルビスの塔に
向かったのだった。平凡な日々は終わり、血塗られた悪夢の生活が待っているとも知らず
に・・・。

 あたしは知らなかった。知ってたら魔法使いになんか、ううん冒険者なんかにならなか
ったと思う。ルビスの塔の最上階に着くまであたしは2回死んだ。レベルも低くて経験も
ないあたしはみんなの動きについていけない。下がってろって言われてもどこに下がれば
いいのかわからない。必死でまごまごしてるあたしの前にラゴンヌの巨大な牙が現われて、
ものすごい力で圧し掛かられたとき、あたしは意識を失った。


98:名無しさん@ピンキー
07/03/28 03:57:46 j9XpbWi4
 気がつくと賢者のヒスイさんに抱きかかえられていた。勇者様と盗賊のトパーズさんは
あたし達を挟むように背中を向けて立ちながら、通路を睨み付けている。魔物を警戒して
いるんだろう。
「よかった。ちゃんとつながったみたい」目を開けたあたしに気づいたヒスイさんが首筋
を優しく撫でてくれる。「つなが・・・?」何がつながったんだろう。あたしの戸惑った呟
きにヒスイさんは微笑んでうなずいた。
「立てるかな? 大丈夫?」手を貸してもらって立ち上がると、ドラゴンローブの胸と肩
のあたりに血がこびりついてごわごわしている「こんなに血が・・・。あたしどうなっちゃ
ったんですか?」
「気にしなくていいわ。そのうち慣れるから」ヒスイさんは質問に答えてくれない。答え
られるわけなかったんだ。アリアハンに帰れなくなってから、トパーズさんがあのときの
ことを話してくれた。あたしはラゴンヌに首を食い千切られて即死。3人が魔物を全滅さ
せたあと、ヒスイさんがザオリクをかけてくれて、つながったのはあたしの首と胴体・・・。

 それからはみんながあたしを囲むようにして慎重に進んだのだけど、固まっているとこ
ろにサラマンダーの激しい炎をうけて焼き殺された。自分の声じゃないみたいな物凄い絶
叫を上げながら、こんなに苦しいなら死んだほうがましって思いながらのた打ち回って死
んだ。目が覚めたあたしは正気を失ってて、勇者様が肩を貸してくれたけど、ほとんど引
きずられるみたいにして最上階に着いた。ザオリクって焼け焦げた髪も元に戻るんだって
ぼんやり思ったのを憶えてる。

99:名無しさん@ピンキー
07/03/28 03:58:26 j9XpbWi4
 戦闘はもっと優雅だと思ってた。スライムに体当たりされて脚を挫いちゃうあたしみた
いなへっぽこ魔法使いと違って、レベルの高い人たちはすばやく身をかわしながら、ばし
ばしやっつけちゃうんだと思ってた。でも現実はもっとおぞましくて、死んじゃうほど痛
い。ヒスイさんがガメゴンロードに踏み潰されたとき、勇者様はサラマンダーの角に掴ま
りながら口の中に腕ごと剣を突っ込んで止めを刺していた。トパーズさんはメイジキメラ
の炎をかわしながら、飛びかかる隙をうかがっている。あたしは泣きながらガメゴンロー
ドにベギラマを撃ちまくった。ヒスイさんは脚を潰されて、左肘で身体を支えながら、自
分を噛み砕こうと首を寄せてくる魔物に向かって掌を突き出した。突然の爆風。あたしの
ベギラマなんかぜんぜん効かなかったガメゴンロードが、打ち出されるみたいに吹っ飛ん
で壁に叩きつけられた。ヒスイさんが自分の身体ごとイオナズンで吹き飛ばしたんだ。爆
心地には右手の肘から先が無くなってて、顔が焼け爛れたヒスイさんが痙攣しながら、そ
れでも何か呟いていた。ベホマだったと思う。あたしが駆け寄るより先に身体を再生した
ヒスイさんは二人の援護に駆けつけていった。こんなの耐えられない。この人たちは手足
が千切れても、誰かが死んでも、全滅しなければ勝ちなんだ。

100:名無しさん@ピンキー
07/03/28 04:01:51 j9XpbWi4
空気読まずにDQ3です。今日はここまで。
エロは宿屋に着いてから。

101:名無しさん@ピンキー
07/03/28 04:19:53 7ojL1JGp
ワッフルワッフル

102:名無しさん@ピンキー
07/03/28 10:38:18 +6qqCnu0
保守

103:名無しさん@ピンキー
07/03/28 13:19:43 N8w4/8wI
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

104:名無しさん@ピンキー
07/03/28 23:19:39 cN4KE4JD
とりあえずwktkしながら待ってる。
細かい所では、登場人物が宝石の名前で統一されてるのもGJです!
(トパーズ&ヒスイは勿論ですが、ローザってたしか薔薇水晶の事ですよね)

105:名無しさん@ピンキー
07/03/30 10:22:40 v6QPc2yf
なんとなくだが、進化の秘法で改造されネタはありきたりかね
ずっぷりしたのが書けそうな気が

106:名無しさん@ピンキー
07/03/30 21:54:10 pVqKwAgh
6主×バーバラが、思ったよりも少ない気がするんで、書いて欲しい。
個人的には、エッチな下着を着たバーバラが6主を誘惑して
それにのった6主がバーバラを犯す、って内容のが見てみたい。
ちなみに、6主とバーバラは恋人の関係になってて、もう何度かヤッってるって設定で。

107:名無しさん@ピンキー
07/03/30 22:22:32 ZT+ONEzP
『設定が詳細に書かれてるリクはまず書いてもらえない』の法則が発動した

108:名無しさん@ピンキー
07/03/30 22:51:29 M1um7x1z
当たり前だろw

109:名無しさん@ピンキー
07/03/31 22:23:16 OM9qXAGQ
やっぱ創作するなら自分の好きなように書きたい品

110:名無しさん@ピンキー
07/04/01 15:55:50 +BneLaCO
設定にある程度忠実に書いてみたいというのもあるけれど、6はバーバラ仲間になるところまでしかプレイしなかったので厳しいかな。
ちゃんとプレイしたのは5位までなので。

111:106
07/04/01 18:17:04 y8EeconO
スマソ…。
細かい設定は逆に縛りになるってのがよく分かった。
俺の言った設定うんぬんは無視して、SS職人さんは好きにSSを書いてくれ。
もちろん、6主×バーバラでなくても構わないんで…。

112:1/8
07/04/03 08:00:28 xJYOuLJO
 狂気の時間はあたしがレベル20になるまで続いた。
 勇者様に抱きかかえられて、泣きじゃくりながらルビスの塔を後にしたとき、賢者にな
ることなんかどうでもよくなってた。
 ローザも今日中に賢者じゃん。ヒスイなんか追い越しちゃえ。なんて盛り上がってたこ
とをなんで懐かしく感じるんだろう。
 今のあたしは今朝のあたしとは別人で、ルイーダの仲間たちとオオアリクイを追いかけ
回してた日々がどうしようもない自己満足だったことに気づいちゃってる。 
 全身を焼かれたり、頭を砕かれても、身体が動く限り反撃して、魔物を殺す。
 よく考えたらあたりまえなのに、そのことからずっと目を逸らしてきたあたしは、死ん
だほうがましな恐怖と痛みに打ちのめされて、泣くことしかできなかった。
もう戦えないかもしれない。
ダーマ神殿のことを口に出す人は誰もいなかった。

113:2/8
07/04/03 08:01:01 xJYOuLJO
 マイラに着いたら、宿屋の主人が丁重に出迎えてくれた。
 出発のときちょっと立ち寄っただけの初めて入る部屋は、日当たりは悪いけど清潔で、
あたしはローブとブーツを脱いで奥のベッドに横たわった。涙の痕が乾いてヒリヒリして
る。
 みんなは焼け焦げた切り裂きだらけのアンダースーツも脱いで身体を拭いているみたい。
 あたしは震える身体を抱きしめながら、常闇の空を見つめていた。

 衣ずれの音がして、ガウンに着替えたヒスイさんがベッドの端に腰掛けてきた。
 彼女の指が優しく髪に触れて、労わるように撫でてくれる。
「よくがんばったわね。助けてあげられなくてごめんなさい」
「…あたし…怖くて」
「身体…拭いてあげる」ぼろぼろになった下着の切れ端をはがすようにして、ヒスイさん
はあたしを裸にすると、温かい布が胸に優しく触れた。
 また涙があふれて止まらなくなった。

114:3/8
07/04/03 08:03:17 xJYOuLJO
「ローザ、抱いて欲しいか?」勇者様にそう言われて初めて、男の人に裸を見られていた
ことに気づいた。そういえば、ヒスイさんとトパーズさんが肌を露わにしていたときも、
彼は目を逸らすでもなく一緒に着替えていたような気がする。
「あたしたちも戦いのあとは眠れなくて、いつもアンバーに抱いてもらってるのよ」ヒス
イさんの反対の端に腰掛けて、トパーズさんが言った。
 ヒスイさんが何かを思い出したように口を開いた。
「最初の頃は、私がみんなにラリホーかけて寝てたのよね。でもだんだん夜中に目が覚め
るようになっちゃって、そうなると朝まで眠れないから」
「そうそう、初めてのときひどかったよねー。ヒスイがあたしたちの部屋にアンバー連れ
込んでさぁ。あたしが隣で寝てるのに始めるんだもん。めちゃくちゃにしてーって叫びま
くるし」
「言わないでよっ」
「あんときはトパーズも誘って3人でって話だったんだが、なんて言えばいいかわからな
かったしな」
「あんたたち初めてだったもんね」
 みんなも平気であんな戦いをしてるわけじゃないんだ。絶え間なくフラッシュバックす
る死の光景を忘れたくて、苦しんで…。
 あの情景を忘れさせてくれるなら何されたっていい。ちょっと気になってたルイーダの
武道家さんの顔が頭をかすめたけど、今はまるで遠い感情のように思えた。
「…あたしも…めちゃくちゃにして…欲しい」
「かわいいわぁ。あんたと一緒ね。ヒスイ」トパーズさんがニヤニヤしながら言った。
「知りませんっ」

115:4/8
07/04/03 08:05:52 xJYOuLJO
 ヒスイさんがあたしの肌に唇を近づけた。汚れを落とされて湿った肌を胸のあたりまで
なぞっていた唇が、優しく乳首を含む。
 トパーズさんがいたところに勇者様が来て、あたしの頭を抱えるようにしてキスしてく
れた。男の人の匂い。
 トパーズさんはあたしの立てた膝を開いて、太ももに口づけする。
 みんなの体温に包まれて、強張った身体から力が抜けてくる。気持ちいいとかより、心
地よくて、ずっとこうされてたかった。
 
 トパーズさんの指が、あたしの一番敏感な部分に触れとき、三人の愛撫を受けて少しず
つ溜まっていた何かが弾けた。
「あんっ」
 すでに入り口まで来ていた雫で濡れた指が、襞を掻き分けてまた突起に戻ってくる。鋭
い快感が身体を突き抜けて、もっとして欲しくて腰を押し付ける。
 両側から二人に吸われた乳首はもう固くなってて、上と下から与えられる快感に身体が
溶けていきそう。
 あたしは無我夢中で快感を貪った。
 浅いところを掻き回されて、もどかしくて、もっと圧倒的な何かでそこを貫いて欲しか
った。

116:5/8
07/04/03 08:08:19 xJYOuLJO
「もういいわ。入れてあげて」
 みんながあたしの身体から離れた。
 身体を包んでいた温かいものが消えて、急にひとりぼっちにされたみたいで、切なくな
った。
 勇者様があたしの太ももを開いて、熱い先端が襞に当たって、押しのけて、入ってくる。
「痛っ」
 一番太い部分が侵入してくる痛みで思わず声が出る。
 腰が逃げそうになるけど、彼ががっちり押さえつけててぐいぐい押し込んでくる。身体
を引き裂かれるような痛み。でも死の瞬間の苦痛に比べたらきっと耐えられる。もっとも
っとあたしを壊して。
 あたしの一番深いところまで突き入れて、勇者様は動きを止めた。鼓動とともにくる鋭
い痛みが、つらい記憶を塗り潰すように頭の中を真っ白にする。
 誰かの指が男の人の形をなぞるように優しく触れた。何か唱えてる。ヒスイさんの指か
ら癒しの呪文が溢れ出て、あたしの中から痛みを取り除いていく。
 ほっとしたような、物足りないような気持ちと同時に、普段なら有り得ないほど太もも
を開いて、熱い塊を締め付けている自分に気づいた。恥ずかしくて頬が熱くなる。
 固く閉じた瞼に誰かの唇が触れた。
「力を抜いて。すぐに気持ちよくなるよ」トパーズさんの声だ。
 中のものがゆっくりとあたしの中から抜けようとしてる。絡みついた襞がそれを追いか
けて、途中で止まり、また奥まで押し込まれた。

117:6/8
07/04/03 08:11:24 xJYOuLJO
「ん…んっ……んっ……んっ」
 ゆっくりとした抜き挿しがしばらく続いた。
 膣内が満たされるたびにあたしの口からは吐息が漏れる。少しずつ湧き上がってきたは
っきりしない感覚が快感だと気づいたころ、吐息が鼻にかかったような声に変わってた。
「ああ…あっ…あっ…」
 気持ち…いい…。
 粘膜が擦れて先端が奥まで届く。
 快感があたしをどんどんおかしくする。
 探るように動くペニスがあたしの急所を探し出して、初めての高みへ追いつめていく。
「ああっ…あっ…いやっ…あっ…あぁん…」
 固いものを締め付けてほとばしった快感が、あたしを焼き尽くした。
 気持ちよくて、自然に溢れた涙が新しい道をつけてシーツに落ちる。
 身体に響いている余韻を味わうあたしに、でも、勇者様は容赦しなかった。彼の腰が再
び動き出して、さっきよりも速いペースで挿入してくる。
 今までで一番感じやすくなってるそこに激しく突き入れられて、身体が勝手にはねて、
それでも受け止めきれなかった快感が涙になって頬を流れる。
「いやっ…気持ち…いい…や、あっ、あっ、ああっ」
 何度も何度もイかされて、腰が溶けたみたいになって、痙攣して、締め付けて、気持ち
いい声が止まらない。
 糸が切れた人形みたいに全身を捻じらせて、終わりのない快感に啼いているあたし。
 彼が背中に腕を回して抱きしめてくれて、あたしのすべてが暖かい何かに包まれたとき、
膣内の一番深いところで欲望がはじけた。
 注ぎ込まれた熱い液体にとどめをさされたように、あたしは最後の絶頂を迎えた。

118:7/8
07/04/03 08:14:32 xJYOuLJO
 つながったまま柔らかくなったのがわかって、それまでキスしてくれてた勇者様が身体
を起こした。
 待ち切れなかったみたいにヒスイさんが飛びついた。
 二人がお互いの唇を貪る。
 豊満な胸が勇者様の胸板に潰されて、流れ込んでくる唾液を飲み込む音が聞こえてきそ
う。
 ヒスイさんの唇が勇者様の身体をなぞるように下腹に降りてきた。
 今まで舌を受け入れていたそこが柔らかくなったものを含む。横座りに投げ出された太
ももの間から雫が流れた。
 
 回復した勇者様は押し倒された。
 自分から貫いて腰を振るヒスイさんに、トパーズさんが近づいて、二人のつながってい
る部分に顔を埋める。
 それは、力が抜けて見てるだけだったあたしが赤面するくらい、いやらしい光景だった。
 ヒスイさんの中に果てた勇者様がトパーズさんを後ろから突いて、傍に来ていたヒスイ
さんがあたしのクリトリスを舌で包み込んだとき、あんなに感じきっていたはずの身体が
激しく反応した。
 再び固いものがあたしを貫いて、それだけで他愛もなくイかされて、そのままあたした
ちは獣に戻ったみたいに交わり続けた

119:8/8
07/04/03 08:17:00 xJYOuLJO
「夕べはお楽しみでしたね」
 宿の主人に図星をつかれて、あたしは顔が真っ赤になった。
 みんなは華麗にスルー。
 これからあたしは賢者になって、ゾーマを倒す日まで戦い続けるんだ。
 後悔はしてない。
 激しい戦いのあとほど、気持ちよくなれるって知ってしまったから。

120:いじょ
07/04/03 08:18:40 xJYOuLJO
遅くなりましたが、>>97-99の続きです。
初めて書いたので、完結できてほっとしました。

>>104
ご明察です。最初はローズだったんですが、ルイーダの居残り組にローザがいたので、そ
っちのが雰囲気出るかなと。ちなみに勇者様はアンバー(琥珀)です

121:名無しさん@ピンキー
07/04/04 09:04:26 FpUDkZzn
>>120
乙!GJ!


122:名無しさん@ピンキー
07/04/04 17:46:24 mrhdgTWB
凄い王道?だろうけど
キングレオに捕まり魔物達に散々、身体を持て遊ばれた後に
キングレオの巨根で突かれ中に出され妊娠し屈するまで凌辱されるマーニャとミネアの姉妹

女勇者。女賢者。女僧侶。女戦士達が魔族の卑劣な罠に掛り凌辱され屈伏していく

そんな感じなシチュを希望

123:名無しさん@ピンキー
07/04/04 19:48:00 3Dq58EiB
>>120
GJ!ドラクエⅢって一番難しそうなのにすごいな!
大分引き込まれた。
このキャラで続編キボン!

124:名無しさん@ピンキー
07/04/05 22:33:28 a/qD2I+z
>>120
初めてって、エロは初めてってこと?引っ掛かるとこも無くスラスラ読めたんだが。
とにかくGJ。

125:名無しさん@ピンキー
07/04/10 21:30:03 Bkdpa7UE
hosyu

126:名無しさん@ピンキー
07/04/11 19:59:54 CwebxdYP
陵辱系注意

女魔法使いが魔力を高めるという道具悪魔の尻尾を装備するということになったのだったが、
どうもおかしい。
「ねぇ、僧侶?これってほんとに悪魔の尻尾なの?なんだかヌルヌルしてない?」
「いや、悪魔の尻尾とは少し違うらしい、しかし魔力を増強する効果はさらに強いという話だ」
「ううっ・・なんだか嫌だな・・・ねぇ勇者。これほんとに装備しなきゃダメ?」
「それはしかたありませんよ、魔王を倒すためには手段を選んではいられません」
「わかったわよ・・じゃぁ僧侶。お願い」
悪魔の尻尾は肛門に挿入することによって効果を発揮するらしく魔法使いは僧侶にお尻を突き出した。
「魔法使い、すぐ終るからな、えい」
ヌルヌルとした肉が魔法使いの肛門に触れる。
グニニ
「あっーーー!!」
魔法使いのお尻がビクンとついげきし、顔が赤らむ。
「魔法使いっ!大丈夫ですか?痛みますか?」
魔法使いは平静をつくろって答える。
「大丈夫よ勇者、ちょっとびっくりしただけよ」
しかし実際はそうではなかった。


127:名無しさん@ピンキー
07/04/11 20:00:54 CwebxdYP
(なにこれ・・すごく気持ちよくなっちゃう・・)
そうだった、悪魔の尻尾のヌルヌルした肉が肛門に触れるとヌルっとした感触とともにどうしようもなく気持ちいい感覚
がお尻から全身に波打ってしまう。
「あうっ・・んぁ・・」
「少し痛むようだな・・これも魔王を倒すためだ・エイ」
いやらしい尻尾が魔法使いの肛門にズブズブといっきに入り込む。
存外、ぬめりからすんなりと入った。
「あっ・・・あーーーーっ!!」
(気持ちいいっ!!気持ちいいっ!!)
ヌルヌルとした尻尾は通常考えられないような快楽を肛門に与える。その神秘の道具
に魔法使いは強烈に感じてしまっている。
「うっ・・・あぁ・・・」
「大丈夫か?もう刺さったぞ」
「はぁっはぁっ・・ええ、もう大丈夫」
あまりの快感に魔法使いはくねくねと腰を揺すっている。
「・・・それでは今日はもう遅いですし、そろそろ寝ましょう」
勇者は魔法使いのいやらしい腰使いを本能的に感じ取ったのか少し顔を赤らめている。
「そうだな、じゃぁ魔法使い、私達は部屋に戻るよ」
「ええ、わかったわ」
そういうと二人は帰っていった。
「ああ恥ずかしかった、どうやらばれてはいなかったみたい」
(まだジンジンする。これがこの尻尾の効果なの?)
いやらしい快感の余韻を下腹部に感じながら一人考えていた。
しかし魔力を強力に高めるいやらしい尻尾の全貌はまだその断片を見せているにすぎなかった。

128:名無しさん@ピンキー
07/04/14 00:46:40 OBLIB7We
>>126-127
オレ的には好みのシチュエーションだな

129:名無しさん@ピンキー
07/04/18 07:49:30 QL1mPZOW
5の双子がカンダタ子分あたりに凌辱される話を所望する。

130:名無しさん@ピンキー
07/04/22 16:34:45 2yW5uzGR
hosu

131:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:22:04 mIKvF7Hc
ヤン×ゲルマダー?

132:名無しさん@ピンキー
07/04/27 01:27:33 njymcz/s
圧縮回避保守

133:名無しさん@ピンキー
07/04/30 00:31:15 KymcfGUq
こうなったらハッサン×ミレーユでも構わない

134:名無しさん@ピンキー
07/05/01 19:28:32 c4QwfKSA
ビアンカかフローラがペニバンで息子と娘を犯す話キボン

135:名無しさん@ピンキー
07/05/03 12:38:40 SW2f5FsI
ほしゅ。

136:名無しさん@ピンキー
07/05/09 08:35:34 UWlX+TTl
hosu

137:名無しさん@ピンキー
07/05/11 22:59:35 8eFW29hq
5で勇者チームが全滅し高確率で勇者の子を身篭る可能性がある女性が二人居ると言う予言があり
拉致監禁されるビアンカとフローラ

ビアンカとフローラは何をされるか悟り隙を見て脱走するがそれも予測の範囲内で入り口を固め二人をある場所に追い込もうとする
罠とは知らずに砦の中にあるコロシアムに逃げ込むビアンカとフローラ
二人が入った瞬間に後ろの扉閉じ鍵が掛かる
周りには無数のモンスターが居て二人を取り込んでいる

二人は戦うが数に押されフローラはなす術なく組伏せられ犯され
フローラを助けようと隙を見せてしまったビアンカも背後から電撃魔法を浴びせられ倒れ弱った所を滅茶苦茶になるまで犯される

ってシチュ希望

138:名無しさん@ピンキー
07/05/13 00:28:12 ydv/0NbE
>>137
>>107見てみ

139:名無しさん@ピンキー
07/05/13 02:29:58 cmn58/gS
ヤンガスがゲルダに犯される話マダー?

140:名無しさん@ピンキー
07/05/18 23:42:57 xW80r3QC
じゃあ、マリベルがガボと交尾で

141:名無しさん@ピンキー
07/05/19 15:40:55 1Pfg+rfI
それよりアルスとマリベルとグレーテの3Pで。

142:名無しさん@ピンキー
07/05/22 20:58:25 Hctl3jvf
前スレのログもってたらうpしてほしい

143:名無しさん@ピンキー
07/05/25 02:39:06 8CSF+14K
テキストでよければUpするけど?

144:名無しさん@ピンキー
07/05/26 10:50:34 z/vb9dKB
お願いします

145:名無しさん@ピンキー
07/05/26 12:21:01 x+2v5YUf
>144
パスは全て>144ID。取得したらアプロダから消しておいて。
URLリンク(www.rupan.net)

146:名無しさん@ピンキー
07/05/29 12:48:43 +l+lS+iR
>>34
かなり良かった!
語彙や言い回しの選択もいい!
次作に期待age

(ageてすみません)

147:名無しさん@ピンキー
07/05/29 19:42:58 XzJrvYDW
エラーになっとる

148:名無しさん@ピンキー
07/05/29 23:05:26 X4JpBt8k
姉弟禁忌

149:名無しさん@ピンキー
07/06/01 06:41:12 DFNbtShq
Ⅴのマリアって奴隷時代にムチで打たれるシーンあるじゃん?
あのムチって一本ムチだしSM用のおもちゃとはわけが違うだろうから全身に一生残るようなムチ痕がついたと思うんだ
だからヘンリーとセックスするときは嫌でも傷たらけの躯を晒すわけじゃん
そんでもってマリアを抱きながらヘンリーの指が傷痕をなぞると一瞬ビクッとマリアの身体がこわばって…ハァハァ

150:名無しさん@ピンキー
07/06/01 08:15:57 YQOX0X1A
>>149
ヘンリーのほうにも傷ついてるわけだからしてお互いに傷をなぞりあってビクッとするわけですな


予断だがムチの傷なぞりプレイというか傷にキスプレイは小説版でガチであった
いや、5主人公とビアンカだけど

151:名無しさん@ピンキー
07/06/01 18:25:29 eOFGRyrd
夢壊して悪いがべホマ一発で治るんでね?

152:名無しさん@ピンキー
07/06/02 07:20:19 5Sogn6J2
化け物共に凌辱されるフォズ様を

153:名無しさん@ピンキー
07/06/05 23:39:17 QEdoxZfG
>>152
それ、いくつか前の過去スレにあったぞ。

154:名無しさん@ピンキー
07/06/06 08:19:34 O9s0ZO4L
ゲルダ×ヤンガスorゼシカ×ヤンガスをキボン

155:名無しさん@ピンキー
07/06/06 18:54:08 Z7y5eGTl
内容がドラクエ3で選択式でいろんな内容に分岐する小説のサイトどこだっけ?

156:名無しさん@ピンキー
07/06/08 22:07:53 bXExdiOD
ゼシカのぱふぱふ

157:名無しさん@ピンキー
07/06/11 00:58:39 h4/IYgbZ
保守

158:名無しさん@ピンキー
07/06/12 17:08:55 U2dKdLKM
過疎スレ認定

159:名無しさん@ピンキー
07/06/12 22:47:36 02vvG5bC
ククゼシ

160:名無しさん@ピンキー
07/06/13 01:19:16 cFQ/SF59
保守

161:DQ4
07/06/13 19:15:37 cHDANHUj
四つんばいになる勇者。
マーニャは勇者のアナルを舐めながら、右手でちんこをしごき、左手できんたまをいじる。
ミネアは勇者の目の前でオナニー。

執筆中

162:名無しさん@ピンキー
07/06/15 13:29:29 h39qMR+G
>>161
エロイなあ、投下を待ってるよー!

163:名無しさん@ピンキー
07/06/18 21:45:55 ZKuzIqfs
投下待ち保守!

164:名無しさん@ピンキー
07/06/18 22:47:25 AKP6OUqd
>>161
早く!早く!

165:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:03:38 uu4mk+ZQ
ドラクエ板のマーニャ小説スレが、神連続降誕で祭に!
こちらの、神も待ってます!

166:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:15:23 OJ8Lx3Cx
>>161
このスレでwktkしたのは、初めて!もう5日もたつけれど、完成は、まだ?

167:名無しさん@ピンキー
07/06/18 23:56:06 oUPUEH71
>>165
確かに神降臨してますな
頭に邪がつく神ばかりだけど

168:名無しさん@ピンキー
07/06/19 02:40:35 pA3EdblW
>>167
シドー の むれ が あらわれた !!

って事か。

169:161
07/06/19 17:40:56 FCpqm7Zp
わ、こんなにも期待していただけているとは思わなかった。
予想外にPCを触れない状況にあったもので、投下が遅れて申し訳ありません。
もう少々お待ち下さい。

170:161
07/06/21 03:28:13 c+KVZQSJ
半分だけ、投下いたします。

171:161
07/06/21 03:29:14 c+KVZQSJ
とある宿屋。
日付が変わろうかという頃合。
宿の火は落とされていて、宿泊客は皆眠りに付いていた。

その宿の中の一室。
質素な部屋の中では香がたかれて、むせ返るような甘い香りが満ちている。
小さなろうそくが動く人影を映し出していた。
3人の男女がからみ合っているのだった。


右腕でミネアを抱き、キスをすると短いため息が聞こえた。
少しじらしてやると自分から舌を絡ませてきた。
尻の割れ目に指を這わせると
「ん、あ」
と気持ちよさそうに呻く。

マーニャはバスローブの上から肉棒をさすっている。
しばらくすると俺のローブを脱がしにかかった。
「ねぇ、全然おっきくならないんだけど」
いじわるそうな口調で続ける。
「昔は触る前から勃起してたくせに」


172:161
07/06/21 03:30:22 c+KVZQSJ

長い旅と死闘から2年。その間に何人もの女を抱いた。
俺もこの2年で変わったということか。
いや、あの旅は死と隣り合わせの旅だった。
旅の途中は、子供を残そうという、動物としての本能が働いていたのかも知れない。

ローブを脱がせきってしまうと、
「見た目は昔と変わらないのにねぇ」
そう言いながら息を吹きかける。思わず俺も反応してしまう。
マーニャは肉棒を咥えた。
肉棒を限界まで大きくしようと、舌がなまめかしく動き始める。


俺はミネアの胸を揉んでいた。形が良くてやわらかい胸だ。
先端を指で引っかくと、びくりと体が震えた。
キスを止め、俺の上にまたがらせて、両手で乳首をいじる。
右と左で別々の触り方をされるのが好きだ、ということを思い出した。
左の乳首をつまみ、こりこりと転がす。
右の乳首は指先を軽く触れさせて、さするように動かした。
ミネアの息が荒くなってきたのが分かった。
クリトリスを刺激しようとして、腰を俺の体に押し付けてきた。ミネアの一番熱い所はもう大分濡れているに違いない。


173:161
07/06/21 03:34:31 c+KVZQSJ

実はミネアの方が姉よりも胸が大きいことを知っているのは、昔の仲間では姉妹以外に俺とアリーナくらいのものだろう。
まあ、俺がそう思っているだけで、他にも知っているやつがいるかもしれないが。
そんなことを考えていると、ふと聞いてみたくなった。
「なあ、今まで何人とSEXしたんだ?」


肉棒は既にガチガチに勃起していた。
マーニャはそれを片手でしごきながら、先端の割れ目をペロペロと舐めているところだった。
「なにそれ。何でそんなこと知りたいの?」笑いながら答える。
「なんとなく」
「ふふ、秘密。でも2年前よりもテクニックは上達したってことは確か」
そう言って肉棒の割れ目を指で広げると、舌をとがらせて先っぽにつっこんだ。
「ぅああ!」思わず声を上げてしまった。痛いような、痺れるような快感が突き抜ける。
「なんだそれ。なにやってんだ。」
「気持ちいいでしょ。しばらく会わない間に覚えたんだ」そういいながらもマーニャは舌を動かし続ける。
「ちょっ、待って。それやばいって。」
「んふふ。私は秘密だけど、ミネアのことなら教えてあげる。まだ1人だけだよ」
それってつまり、SEXしたのは俺だけってことか。じゃあこの2年間も?
「ずっとオナニー専門だもんね。ね、ミネア?」
「ちょっと!姉さん!!」

174:161
07/06/21 03:38:22 c+KVZQSJ
本日はここまでで。

執筆宣言したり、途中までの書き込みだったりと、
他の職人さんの投下を妨げてしまっていることと思います。

申し訳ないです。

175:名無しさん@ピンキー
07/06/21 03:40:48 tBnj5vS1
これ…ネットで拾ってきたSSで、名前を付け替えたんだよな?
そうだと言ってくれ。
嘘でも本気で書いた代物などとは言わないでくれ。

176:名無しさん@ピンキー
07/06/21 19:37:08 KnvSI+/z
男誰だよwwww

177:名無しさん@ピンキー
07/06/21 21:09:06 MIzbVAy2
  ∧_,,∧ ウェーハッハッハ
  < `∀´ >
  (    )
  し―-J

178:名無しさん@ピンキー
07/06/21 21:57:39 6vfKROPg
前スレにあった保管サイトの場所誰か張ってくれませんか??
お願いします。

179:名無しさん@ピンキー
07/06/21 22:39:28 9pdd/YbB
3 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/06/19(月) 07:12:34 B8NBq+L6
過去ログに関しては、以下から辿れる「にくちゃんねる 過去ログ墓場」にて、キーワード「ドラゴンクエスト官能小説」または「DQ官能小説スレッド」で検索かけると全部見られる模様。
(閲覧にはJavaScript必須です)
URLリンク(makimo.to)


これのことか?

180:名無しさん@ピンキー
07/06/22 00:13:18 CM/vGsDa
やっぱマーニャ関連が一番エロいわ

181:名無しさん@ピンキー
07/06/22 22:33:21 CM/vGsDa
続きまだ?

182:名無しさん@ピンキー
07/06/23 01:01:13 9vSIbkPo
>>179

ありがとうございます!!これです!

183:西海龍王 敖閏
07/06/23 04:46:53 1coCYOH6
お前ら

184:名無しさん@ピンキー
07/06/24 23:41:46 PJyb23NZ
あげ

185:名無しさん@ピンキー
07/06/25 00:29:20 ZQaeP5xi
やはりミネアはオナニストか

186:161
07/06/25 04:23:17 D838N6sB
オナニーを見たいと言うと、ミネアは恥ずかしそうにしていたが、素直に従った。
俺の上から降りて右手でクリトリスを触り始める。
左手の指を自分で舐めて、俺がさっきまでしてやったように、乳首をいじりだした。
「もっとよく見えるようにして」
そういうとミネアは足を大きく開き、左手の人差し指と中指でまんこを大きく広げた。
ミネアの秘所は既に湿り気を帯びていて、ろうそくの光をぬらぬらと反射していた。

俺は仰向きに寝たままだったが、体をひねって、息がかかりそうなほど顔をマンコに近づけると、
ミネアは「ああっ、恥ずかしい…」と声を上げた。
見上げると顔が上気しているのがわかる。
恥ずかしがってはいるが、クリトリスを触るのを止めようとはしない。むしろ指の動きは速くなっているようだ。
ミネアの口はいやらしく半開きになり、息遣いも荒くなり始めた。そして熱を帯びた目は俺の下半身に注がれている。

マーニャはそれに気が付くと、
「ねえ、ミネアが勇者さまのチンポおねだりしてるよ」とニヤリと笑った。
「でもだめ。まだあげない」
ミネアから肉棒が見えないように、俺を四つんばいにさせられる。
そして右手で肉棒をしごき、左手で金玉をワシ掴みにしてグリグリと揉み始めた。

187:161
07/06/25 04:24:42 D838N6sB
目の前にあるマンコはもうすっかり濡れていて、ミネアは指で汁をすくっては、クリトリスに擦り付けている。
周りの皮はめくれ上がり、膨れ上がった肉の芽は真っ赤に充血していた。
いやらしい香りが鼻をつく。部屋に満ちる甘い香りと混ざり合って、俺を今までにないくらいに興奮させた。


「ちゃんとお風呂できれいにしてきたかな?」
マーニャは俺のアナルに鼻を近づけてきた。
「うん、合格。ご褒美あげるね。」
いきなりアナルに吸い付かれた。突然の刺激に俺はうめき声を上げてしまう。
アナルをぺろぺろと舐めながら、両手も肉棒と金玉をいじり続ける。
しばらくすると俺は絶頂に達しそうになり、それに気づいたマーニャは手を離した。

「まだイったらだめよ。これからが気持ちいいんだから」
俺から体を離して、ベッドの脇に置いてあった鞄を探り始める。
「いいもの見せてあげる」取り出したのは小瓶に入った透明な液体だった。

188:161
07/06/25 04:25:28 D838N6sB
とろりとしたその液体を手に取ると、マーニャは再び肉棒をしごく。
グチュグチュと音が響く。液体のおかげで滑りやすくなった手は、複雑な動きで俺を攻め始めた。
すさまじい快感。だが、それだけではない。段々と肉棒だけではなく、体が熱くなってきた。

「これねえ、普通ののローションじゃないんだ。媚薬ってやつ。ミネアが作ってくれたんだよ」そういって笑った。
昔からミネアは見た目の割にSEXに積極的だったが、まさか媚薬まで作っているとは。
「この薬は粘膜から吸収されるんだって。そろそろ効いてきたでしょ」
媚薬の成分は亀頭から吸収されて、俺の全身に回ったようだった。


「イっちゃだめ。まだまだ途中なんだからぁ」
マーニャは親指と人差し指でリングを作り、射精ができないように肉棒の根元を締め付ける。
「勇者サマの我慢汁と、私の唾液と、ミネアの薬が混ざってるの。なんかすごくエロいよね」
そう言うと液体を口に含み、俺のアナルを舐め始めた。舌を突っ込むように舐めるので、薬がアナルからも吸収されているようだ。
痺れるような快感が全身を襲い、頭が少しぼうっとしてきた。

189:161
07/06/25 04:27:18 D838N6sB
「ミネアも使いなよ」マーニャが小瓶を手渡す。
ミネアはそれを受け取ると自分のマンコに薬を垂らした。両手を使って染み込ませていく。
そしてもう一度小瓶を手にして、今度は薬を指につけると、マンコの穴に突っ込んだ。
「気持ちいい…」
ミネアの口からため息が漏れる。薬が感覚を敏感にし、ミネアはオナニーに没頭し始めた。
部屋にはグチュグチュという音が絶え間なく響き続ける。
マンコをいじる手の動きはますます速くなり、徐々にあえぎ声も大きくなってきた。


「勇者様、こっちを見てください」ミネアが目を合わせてくる。快感に潤んだ目、限界が近いことを物語っていた。
「ああっ、イくぅぅぅ!!」そう呻くと、ミネアは体をびくびくと痙攣させた。
俺も限界だ。
マーニャに合図を送ると、肉棒に絡めていた手が離れた。
ミネアにまたがり、口に肉棒を突っ込むと、大量のザーメンをぶちまけた。


息を整えながらろうそくを見つめていると、突然影が覆いかぶさってきた。
「なに脱力してんの?私、まだ全然気持ちよくなってないんだけど」
マーニャがマンコを口に押し当ててくる。踊り子の服を着るために毛をつるつるに剃りあげた、いやらしいマンコだ。
「舐めてよ」


夜はまだ始まったばかりなのである。

190:161
07/06/25 04:28:24 D838N6sB
以上です。
ありがとうございました。

191:名無しさん@ピンキー
07/06/26 04:35:10 Qa8GHbmy
マーニャのプレーは?

192:名無しさん@ピンキー
07/06/26 23:52:17 AroeM91c
GJ!>161はえろいよ、えろい

193:名無しさん@ピンキー
07/06/26 23:58:44 Qtf+DcJE
GJ
エロかった

194:名無しさん@ピンキー
07/06/28 00:12:24 olopVWfj
GJ

195:名無しさん@ピンキー
07/06/28 06:57:09 mj9rwIKN
GJ

196:名無しさん@ピンキー
07/06/28 23:41:07 8nkt0HSN
バーバラが街の男にナンパされて騙されて輪姦される話ホシス

197:名無しさん@ピンキー
07/06/29 00:27:04 oJwusst7
バーバラとか需要ないから。

198:名無しさん@ピンキー
07/06/29 13:12:50 wnkHvDiB
ビアンカと娘の親子レズキボンヌ

199:名無しさん@ピンキー
07/06/30 23:50:29 QZnIbMDF
ここはククールとゼシカで。

200:名無しさん@ピンキー
07/07/01 06:51:40 sLXGupKw
ククールとゼシカ(・∀・)イイ!!

201:名無しさん@ピンキー
07/07/01 13:43:11 hBO4TCBA
わっしょい!



















































202:名無しさん@ピンキー
07/07/01 13:44:53 hBO4TCBA
ぼったくり!

203:名無しさん@ピンキー
07/07/01 15:22:17 kXiFimu6
ぼったくり!=×
ぼっきしまくり!=◎

204:名無しさん@ピンキー
07/07/02 00:12:32 v1moBlhB
>>203
お前好きだ

205:名無しさん@ピンキー
07/07/04 00:56:26 lb8JpONT
ぼっきキボン!

大将、ククゼシのとっておきのエロいやつ一丁!

206:名無しさん@ピンキー
07/07/08 23:54:57 R9WzVBum
ほしゅ。

207:名無しさん@ピンキー
07/07/09 00:03:20 6oPo8cuQ
ここで流れに逆らってトルネコ×ネネきぼん

208:         
07/07/10 14:25:30 rnw9cwxZ
sageろや。                                                                                                 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

209:名無しさん@ピンキー
07/07/12 13:05:55 4ivnqoMX
>>208
スマソ。
ちょっと吊ってくる。

210:名無しさん@ピンキー
07/07/12 21:39:15 9SjX7CBI
hosyu

211:名無しさん@ピンキー
07/07/14 19:09:35 fS4vdbHP
女勇者がモンスターに負けてエロエロに犯される… ってのはこのスレ的にはなしなん?

212:名無しさん@ピンキー
07/07/14 23:16:25 jZQZkXVJ
ありなんじゃないか?
同人誌でよく見るパターンだが

213:名無しさん@ピンキー
07/07/16 00:56:04 94WpZDt0
男×男じゃなきゃなんでもいいはず。
読む人を選ぶ内容なら注意書きすればおk

214:名無しさん@ピンキー
07/07/17 00:00:35 SYG0ZRI0
マーニャの希望

215:名無しさん@ピンキー
07/07/17 00:45:58 8H3CYOgB
マーニャの絶望

216:名無しさん@ピンキー
07/07/17 16:24:01 ulx9OrhO
セティアはー?

217:名無しさん@ピンキー
07/07/18 16:45:33 owssZDGm
ゼシカ!!!

218:名無しさん@ピンキー
07/07/19 04:30:48 N+MvKQvV
ドラクエソードなら
セティア×兄(妖怪でも人間でも)とか
ディーン×ムキムキ女戦士とか
父×キャサリンとか

色々あると思うんだ

219:名無しさん@ピンキー
07/07/19 22:16:56 A9itxwQ8
ヤンガス!

220:名無しさん@ピンキー
07/07/20 01:23:17 SCAY37vs
>>218
>セティア×兄(妖怪でも人間でも)とか

ちょうど書いてた。兄視点で。

221:セティア×兄 1/5
07/07/20 01:26:19 SCAY37vs
霧が立ちこめるエルヘイムの森。その奥にひっそりと佇む古びた木造の家。
世間から忘れ去られたその場所で俺とセティアは暮らしている。
「…くっ、グゥッ、うわぁぁぁぁぁっっっっ!」
俺は痛みに耐えていた。
全身を焼き篭手でじわじわ焼かれるような激痛に。
シーツを掴み、ベッドの上で激しく身をよじる。

「大丈夫、兄さん?」
ベッドの脇からセティアが心配そうに俺を見つめる。
黒のワンピースからのぞく雪のように白い肌が、テーブルに置かれたランプの光でほんのりと赤みを帯びている。
「あっ、ああ、大丈夫だ…」
セティア――俺のかわいい妹。

「上着、脱がすね」
セティアが俺の体を起こし、麻のシャツのボタンを上から順に外していく。
醜い鱗に覆われた上半身が露わになった。
シャツの下に籠もっていた生臭い体臭が部屋中にムワッと広がった。
「暑いよね、今日も。あっ、そういえばさ。お昼に教会へ行ったときにね。神父さんったら……」
木桶に溜めたお湯にタオルを浸けながら、セティアが楽しそうに今日の出来事を話し始める。
俺の体の悪臭に胃が裏返りそうなはずだ。
それをおくびにも出さず、この子は明るく俺を元気づけようとしてくれる。
世界でただ一人の俺を癒してくれる存在。
力いっぱい抱きしめたい。この体が魔物の血に犯されていなければ。


222:セティア×兄 2/5
07/07/20 01:28:46 SCAY37vs
わずかに残る人肌が剥がれ落ちないように、セティアが濡れたタオルで優しく俺の体を拭いていく。
あまり肌を刺激し過ぎると膿んでくるため、三日に一度、こうして俺の体を隅々まで綺麗にしてくれる。
終わりの見えない地獄の日々。その中で唯一、俺の心が和む時間だ。

膝を折り、腹筋の辺りを拭き始めるセティア。
俺は、いけないと思いつつも上から胸元を覗いてしまう。
薄手の黒布に覆われた双乳は、ワインレッドのコルセットで下乳を押し上げられていることもあってか、
少女のものとは思えないほどのボリュームだ。
手を動かすたびに透き通るように白い上乳肉がプルプルと揺れて、その弾力をアピールする。
むせ返るような暑さのため吹き出した汗が、深い胸の谷間に幾筋も垂れ落ちていく。
甘酸っぱい体臭と香水が混ざり合った臭いが立ち上り、俺の鼻腔を犯す。

セティアの愛撫に身を委ね、悦びの海を泳いでいた、その時だった。
下半身に信じられないほどの激痛が走った。
「ぐわぁあああああああああああっっ!」
俺は首を大きく後ろに反らせて絶叫した。

いつものアレか始まった。

セティアは瞬時に事態を把握したのか、膨れあがった股間の布地に心配そうに見つめている。
「…すっ、すまない、いつものを…頼む……」
俺がそう懇願すると、セティアは恥ずかしそうにコクリと頷き、俺のパンツをゆっくりとずらした。

223:セティア×兄 3/5
07/07/20 01:31:27 SCAY37vs
両手におさまりきらないほどの巨塊がブルンッと飛び出した。
長さはセティアの顔以上あるだろう。
真珠のような肉イボでみっしりと覆われた肉幹。
外に向かって凶暴に張り出た赤銅色の傘肉。
この前、セティアに愛してもらったときよりも巨大化し、形はよりグロテスクになっている。
モンスターに変異し始めてから、肉棒が充血するたびに、尿道口を縫い針で抉られるような痛みが走るようになった。
溜まった欲望液を吐き出すことでその痛みが消えるとわかったのは、1カ月ほど前のことだ。
セティアから背徳の口奉仕を受けるのは、これでもう何回目だろうか。

「舐め…るね……」
セティアの頬が朱に染まる。
俺は仰向けになり、薄暗い天井を見つめた。
これから始まる二人だけの秘密の行為に胸が高鳴ってしまう。
ベッドの脇に膝をつき、肉棒に顔を近づけるセティア。
両手を軽く肉棒に添え、亀頭に口づけをするようにやわらかな唇を密着させる。
ヌチュリと音を立てて口に含むと、歯を立てないように口をすぼませ、
唾液で潤んだ舌で俺の亀頭を癒していく。
「んぷっ、ん、ちゅるっ、ふぁぁぁ、にゅちゅ」
左手の親指と人差し指でつくった輪で肉幹の根元を押さえ込み、
傘下のわずかに余った肉皮を伸ばす。
そこにこびりついていたブルーチーズのような恥垢を舌先でチロチロときれいに掃除していく。
できるだけ早く、俺を苦痛から解放したいのだろう。
最初のころとは比べものにならないほどの巧みな口戯で俺の怒張を攻め立てる。
苦痛を遙かに凌駕する快感に俺は身悶えた。


224:セティア×兄 4/5
07/07/20 01:34:01 SCAY37vs
「ベッドに上がって、正面から舐めてくれないか……」
「んっ…」
セティアが一旦、剛直への愛撫をストップさせる。
肉竿が口から抜ける際、亀頭の先端からセティアの口元に、いやらしい唾液の糸が伸びた。
セティアは、俺の右足を跨いで四つん這いになった。
汗にまみれた美巨乳が俺の太腿に密着する。
見えないため確認はできないが、足首の辺りにはやや湿り気を帯びた下着が当たっているようだ。

リコーダーの音孔を押さえるように、俺の剛直に右手の指を添えるセティア。
小さな口を精一杯広げて、再び俺の海綿体を口に含む。
肉イボ一つ一つを味わうかのように、ゆっくりと根元に向かって唇が降りてくる。
できるだけ深くまでくわえ込むことで、俺を悦ばせようと懸命だ。
肉砲の先端が咽頭に何度も当たり、そのたびにセティアは軽く餌づいた。
「はぁッ…んんん、ちゅる、ぶちゅちゅっ」
シルバーブロンドのやわらかな髪が俺の腹をやさしく撫でる。
実の妹にこのような恥辱を強要している自分に、いまさらながら嫌気がさしてくる。
「んにゅ、むちゅっっ、じゅるっみゅちゅ」
舌全体で裏筋を丹念に舐めあげながら、セティアが俺を上目遣いで見つめる。
自責の念にかられ、表情を歪めていた俺を見て、苦痛に耐えていると勘違いしたのか、
さらなる快感を与えようと、黒いアームカバーで覆われた左手で陰嚢をやさしく揉み転がす。


225:セティア×兄 5/5
07/07/20 01:37:29 SCAY37vs
俺の分身から半透明の先走り汁がとめどなく溢れ出す。
身体がドロドロに溶けてしまいそうな快感が内部から広がる。
尿道の痛みが徐々にやわらいでいく。
俺の表情からそれを読み取ったセティアが、目尻をとろんと下げて、
幸せ一杯の表情で俺の肉棒をフィニッシュに向かって舐めあげる。
両手を乳肉にあてがい太腿へも愛撫をくわえ始める。
腰を前後に激しく動かし、秘肉から溢れ出た愛蜜まみれの下着を
グチョグチョと何度も俺の鱗だらけの足首に擦りつけた。
俺は、もっとセティアを感じさせたくて、腰の動きにあわせて足首の位置を調整した。
「ひゃぅっ……むちゅう、兄さんっ、出してぇっ、白いのいっぱい、出してぇぇっっっ!」
肉幹を白濁した涎でベトベトにしながら、セティアが口奉仕のスピードをアップさせる。
快感の稲妻が脳天へと突き抜けた。
「もうダメだ、セティアッッ、出るっっっ!」
陰嚢に蓄積された汚濁液が精管をもの凄い勢いで駆け上った。
ドビュビュルビュッ、ビュウブチュッドビュチュ!
俺は特濃の雄汁をセティアの口内に思う存分吐き出した。
発射のたびに肉幹がビクビクと痙攣する。
セティアは、俺の体の痛みを自分に取り込むかのように、精液を一滴残らず飲み尽くした。
満足そうな笑みを浮かべたなら俺を見つめる。
口端から顎へと垂れ落ちる雄汁の黄色さに、
俺はセティアの透き通るような肌の白さをあらためて実感した。



霧が立ちこめるエルヘイムの森。その奥にひっそりと佇む古びた木造の家。
世間から忘れ去られたその場所で俺とセティアは暮らしている。
俺は痛みに耐えていた。
三日に一度、セティアとの秘密の時間を待ちわびながら。

226:220
07/07/20 01:39:57 SCAY37vs
いじょ
セティアのSS、最初に投下できた。
それだけで満足。

227:名無しさん@ピンキー
07/07/21 16:31:23 AlOT3KDV
GJ!!!
セティア、エロイなあ

228:名無しさん@ピンキー
07/07/27 23:03:58 A5j20yX9


229:名無しさん@ピンキー
07/07/30 22:49:55 BE3woend
マーニャ

230:名無しさん@ピンキー
07/07/31 04:39:45 xEEoagwj
天空シリーズリメイク発売決定したし、ここも賑やかになるかな。特に6関連。

231:名無しさん@ピンキー
07/08/01 07:41:59 lreQZQ2k
主人公×ゼシカって需要ないのか?

232:名無しさん@ピンキー
07/08/01 08:41:58 iWVH4+sM
むしろ需要しかない

233:名無しさん@ピンキー
07/08/01 14:38:41 DZWSfjyV
需要が重要だよな

234:名無しさん@ピンキー
07/08/01 14:58:03 I5meJMh4
十年以上に渡り「ヒキコモリ」を続けておられて、まことにご苦労様です。
さぞかしご両親も心配のことと存じます。いつまで続けるつもりですか。
早く立ち直ってご両親を安心させないと、悲しみのままご両親は亡くなりますよ。
それこそ死ぬに死ねないままで死ぬなんてまことに残酷です。
年老いたご両親が安心して極楽浄土されるためにもこのあたりでヒキコモリの人生に
ピリオドを打ったらどうですか。
今月はどのくらい太陽の光を浴びられましたか。
自分の今の姿を眺めたことがありますか。
太陽の光を浴びず真っ白い能面みたいな顔、運動をせずにぶくぶくと太った肉体、
顔も洗わず歯も磨かずネットに向かった人生。
この辺でこのような生活から脱することを切に願います。
この度阿部内閣の再チャレンジ政策がありますが、ニートでもないあなたには立派な資格があります。
この度阿部内閣にネットで紹介して置きましょう。
それからご両親に対してなにかしてあげられる事はただちにヒキコモリをやめて働くことです。
社会の荒波に立ち向かう勇気を持つことです。
いい加減に自分の人生に責任を持つことを強くすすめます。
まあ、うだつのあがらない臭ヒキのあなたにはとてもできないことでしょう。
これからさらに十年以上も引き篭もればもう四十過ぎですよ。
衰えていく自分の肉体を眺めながら自分の人生を恨んで暮らして下さい。


235:名無しさん@ピンキー
07/08/01 15:15:44 DZWSfjyV
夜勤の俺には関係ない話だな

236:名無しさん@ピンキー
07/08/01 15:51:26 0xcSCE70
同じく。

237:名無しさん@ピンキー
07/08/01 17:03:14 lreQZQ2k
施設の支援員として、農作業班で一日中陽の下で働いている俺にも関係ないな

238:名無しさん@ピンキー
07/08/01 19:43:16 QkD82ktm
40まで十年も必要としない俺にも

239:名無しさん@ピンキー
07/08/01 19:47:00 Gd2HE5Vy
戦士をやって二十年、いまだにスライム狩りで生計を立てている俺にも関係ない話だな。

240:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:42:13 vBNxV5hP
最近過疎ってたのに今日いきなり9レスも付いてるからSS来たのかとwktkして開いた俺に謝れ

241:名無しさん@ピンキー
07/08/01 23:56:54 25ok4AfH
じゃあてきとーなSSを9レス分つけたるからゆるせよ。

242:名無しさん@ピンキー
07/08/02 15:11:39 fiC65QMb
マーニャ希望

243:名無しさん@ピンキー
07/08/02 17:30:39 5W7sjCDN
チャゴス王子のぱふぱふ屋冒険記

244:名無しさん@ピンキー
07/08/02 20:01:58 nXhkpk2u
>>243
母乳出してるチャゴス想像して吐いた。

245:名無しさん@ピンキー
07/08/02 23:49:19 +2BpSPCE
「お父さん、どうしてるかな……、私がいなくてもちゃんとご飯食べているかな……。」

どこへ向かっているかわからない、
暗い馬車の幌の中で揺れながら、
山奥の村へ置いて来た病床の父親の身を、ビアンカは薄汚れた毛布に包まりながら案じていた。

「どんな顔して村に、家に帰ればいいんだろう……?
そういえばここ何日もお日様をみてないな……。」
暗がりの中ビアンカはここ数日の自分の身に降り掛かった出来事を反芻していた。

アルカパという名の町で生業としていた宿屋を引き払い、
山奥の名もない村に移り、身体の弱い父を気遣いながら静かに暮らしていた日々、
そこに突如現れた、幼き日一緒に冒険をした青年との再会、
滝の洞窟での出来事、
船の上、そして今自分がいる馬車の中、そして今の自分。

246:『馬車の中』
07/08/03 00:56:11 5/qBWhQg
その日、その時ビアンカは安心しきっていた、
十数年ぶりに再会を果たし、逞しい青年へと成長した二つ年下の幼馴染みが、
嘗て古城にお化け退治の冒険に行った時、
墓に埋められた自分を助け、身を呈して怪物から守ってくれた
あの時の勇気に溢れ、心優しい真っ直ぐで奇麗な瞳をした
深い愛情を持った純粋無垢な少年のままであると、
滝の洞窟の最深部に入るまでそう信頼し、思い込み、安心しきっていた。

その安心がビアンカにとって最大の過ちだった。

ビアンカの最初の痛みはその歳が二つ下の青年に寄るものだった。

いや、苦痛と呼ぶべきかも知れない、
思えばその安心こそが今現在、自分を縛り付けている苦痛の日々への呼び水だったのだ。

その日の事は数秒前の出来事のように鮮明に脳裏にこびり付いている。
あの日、あの滝の洞窟で、
モンスターを軽くなぎ払うまでに逞しく育ち、
あどけない純粋無垢な少年だった表情から、
どこか悲しみと憂いを秘めた端正な顔へと成長した幼馴染みの青年、
その後ろ姿にかつて他の男達に決して抱く事のなかった感情を持っている事に気がついた自分、
やすらぎのローブを手に入れた後の事、
その幼馴染みの青年が他の女性との結婚を果たす為、
探し求めていた指輪をようやく見つけた時の事。
そしてその後のあの出来事をビアンカは身体を震わせながら反芻していた。


247:『馬車の中』 ◆ie3z2VNt.E
07/08/03 01:13:36 5/qBWhQg
(すいません、トリップを付けるのを忘れていました。あと空気読まずにいきなりですいません。)

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ…………

洞窟の中、その滝は人の声をかき消す程の大きな音で飛沫をあげている。
苦難の末、探し当てた『水のリング』はビアンカの目に一層輝いて映った。

「やったわね リュカ。これで フローラさんと結婚できるはずよっ。
……、
じゃ……、そろそろ帰りましょっか。」
(でもこれで、リュカはフローラさんって女性と結婚しちゃうんだな……。)
ビアンカはそういった複雑な感情を抑えつつ、
後ろにいる幼馴染みの青年に話しかけた。
青年はビアンカの快闊な問いかけに応じようとしない、
ただ、何の感情か読み取れぬ眼で先を行くビアンカの後ろ姿を見つめている。


248:名無しさん@ピンキー
07/08/03 01:46:48 QkrD+ESj
いきなりなのはいいしGJなのだけども、まとめて
投下してくれた方が読みやすいかも。
というか今もリアルタイムなのか…?

249:『馬車の中』 ◆ie3z2VNt.E
07/08/03 19:23:55 5/qBWhQg
(まとめて投下するつもりが、予想以上に長くなりました。
推敲しつつ小出し小出しに書いて行くと思いますので、すいません。)

ビアンカの背中にはリュカと呼ばれる端正な顔をした青年の視線が張り付いている。
その眼にはまるで獲物を冷静に見据える狩人のような冷たさと、
餌を目の前にしたけだものの熱い情熱が混じり合っているようだった。
ビアンカは自分に向けられている視線に気がつかないでいる、
安心し油断しきっていたのだ。

ガバッ!
「!?」
一瞬ビアンカには何が自分の身に起きたかわからなかった。
次にわかった事は自分が青年に不意に後ろから抱きつかれ、
身体をまさぐられ、胸をわしづかみにされたこと、
振り向き様に唇を奪われた事、かかる青年の荒い鼻息、自分を見据える血走った眼、
気がつくといつの間にか青年に押し倒されて、洞窟の地面の冷たい感触で背中を濡らしていた。
初めて唇を奪われた事も、青年に押し倒されたショック余韻を残す事すら許されず打ち消された。

「ちょっ、これなにかの冗談だよね……?」
ビアンカにとって青年が今自分にしている事は信じられない行動だった。
目の前、数センチ先にある青年の顔を見つめビアンカは言った。

最初はなにかの冗談であると思った、あの心優しかった少年が大人になり、
今の自分を地面に押し倒している事、息を荒げ自分の乳房を揉みしだいている事、
その現実味のない出来事が、自分の初めての接吻を奪われた事すらその時のビアンカの心を
曖昧にし動揺させた。
だがしかしその時青年と眼が合った、
その眼は山奥の村で男達が自分に向けている羨望の眼と同属のものであった。
いや羨望というよりもっと凶暴な、
まるで獣のような眼で青年は数センチ先のビアンカの顔をとらえていた。


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