デジモンシリーズ04at EROPARO
デジモンシリーズ04 - 暇つぶし2ch800:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:50:35 uLczU8Xn
>>798
終始ニヤニヤしまくったが加藤鷹ばりのヒーローの部分で特に吹いた
素晴らしいネタをありがとう

801:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:54:57 qJ1nCy/q
友樹はドコをカチカチコッチンさせてんd(ry

802:名無しさん@ピンキー
08/02/28 05:46:11 y1xjweeQ
よし、そのまま6Pでみんなみんなハッピーになるんだ

803:名無しさん@ピンキー
08/02/28 10:46:20 XLy3pGVZ
>>797 サイト池。光ミミ・エロでぐぐれ。もしくはヤフれ。

804:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:00:30 3P4D0OFx
香恵ママはその存在だけですげーエロい。と個人的には思ってます。
いちお光ミミ。ミミでてこないけど。そして例のごとく非エロ。
↓↓↓


2000年3月ごろ 光子郎小5 ホワイトデー前

午後9時も回り、ようやく一日の主婦業に一区切りがついたころ。
台所で洗い物を終え、さてお風呂にでもはいろうかしらと思った香恵の背中越しに声がかかった。
「あの、お母さん。」
彼女の息子の光子郎だった。
いつもは夕食を終えると自室にこもり、パソコンを弄っている彼が珍しく部屋をでてきていた。
「あらどうしたの光子郎。お風呂にはいるの?」
「あ、いえそうではなくて。ちょっと聞きたいことがありまして。」
「あら、なにかしら?」
光子郎が尋ねごと。珍しいことだった。
パソコンが得意な光子郎は、疑問があれば自分でインターネットに尋ね解決することがほとんどで、
彼の両親に尋ねる、ということはあまりなかった。
香恵は少し前まではそのことに不安を覚え、あるいは悲しい思いをしていたこともあったが、
しかし半年ほど前の出来事で一気に距離が近づいた今では、そのことに対する不安はあまり感じなくなっていた。
彼女は、光子郎の笑顔は昔みたいな作り物ではなく、だいぶ自然に笑うようになった、と感じていた。



805:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:01:04 3P4D0OFx
 
「あの、ホワイトデーって、何をしたらいいのでしょうか。」
「ホワイトデー?」
それは光子郎には初体験のイベントだった。
昔から他人と距離をとる彼は、男友達はおろか女友達もほとんどいなかったので、
バレンタインデーにチョコをもらうということもなく、必然的にホワイトデーにお返しをするなんてことはなかったが、
今年は事情が違った。
「太一さんの妹のヒカリさんと、同じサッカー部の空さんと、同じクラスの、えっと、太刀川さんにチョコをもらったんですけど、
 今日学校で太刀川さんにホワイトデー期待してるなんて言われちゃって。僕、どうしたらいいんでしょう。」
「あらあらそんなにたくさん。大変ねぇ。」
「えぇ。こういうの初めてだから、どうしていいかわからなくて。」
香恵も驚きだった。
もちろん彼女の息子は、光子郎一人なので、
自分の息子がホワイトデーのお返しに悩んで相談されるなんてことも初めてなので、彼女もどうしたらいいのかわからなかった。
だが、そこは人生の先輩。
「そうねぇ。ヒカリちゃんはクッキーとかどうかしら。かわいいのを買ってお返しすれば、きっと喜んでくれるわよ。」
「クッキー、ですか。そうですね。いいかもしれません。えっと、空さんはどうしましょう。」
「武之内さんは、ハンドタオルとかどうかしら?彼女、スポーツするでしょ。」
「なるほど。そうですね。えっと、いくらぐらいの買えばいいんでしょう。」
「値段はいいのよ。光子郎がちゃんと武之内さんに似合うようなのを選んであげれば。」
なるほどな、と光子郎は思った。
モノより気持ちとは何かで読んだことはあったが、こういうことなのだろうかとちょっと考えさせられる部分を感じた。
「そうですか。わかりました。探してみます。えーっと、それから、太刀川さんはどうしたら。」
「・・・ふふふ。それは光子郎が一番わかってるんじゃない?」
「え?どういうことですか?」
わかってるんじゃない、と言われてもよくわからなかった。ミミさんの欲しいもの?
「ふふ、光子郎?なんでヒカリちゃんや武之内さんは下の名前で呼んでるのに、ミミちゃんだけ苗字なのかしら?」
「え?いや、えっと、それは、、」
光子郎はあせった。
そういえば、特別意識してたわけではないけど、香恵の前でミミの話をするときは何故かいっつも太刀川さん、と呼んでた。ような気がした。
なんでだろう、と自問してみたが、答えはよくわからなかった。しかし考えていると
「あらあら光子郎、照れなくていいのよ。好きなんでしょう?ミミちゃんのこと。」
といきなり香恵にいわれて、あせった。
すぐにいやいやそんなことは、と全力で否定しようとしたが、言葉がでなかった。
それよりも、好き、という二文字が光子郎の頭を支配した。

僕がミミさんのことを好き?


806:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:01:47 3P4D0OFx
よくわからなかった。でも、もしかしたらそうなのかもしれない、と思った。
が、照れもあってか、あまり肯定はしたくなかった。
「えーっと、いや、それは、僕はべつに・・・、」
「いいのよ光子郎、あせらなくて。誰だってそういう風に思うことはあるんですから。」
「はぁ」
はぁ、なんて気の抜けた返事をしてしまったが、しかしそんなことはどうでもよかった。
何もかも見透かされているような気になり、そしてやがてそれは半ばあきらめの気持ちへと変わっていった。
そして、
「・・でも、僕、どうしたらいいんでしょう。それでも太刀川さん・・、ミミさんに何をお返したらいいのか・・」
「大丈夫よ。どんなものでも、光子郎の気持ちがこもってれば、それでいいんだから。」
ちょっと考えて、でもすぐに、モノより気持ち。そうだなと光子郎は確信した。
「・・わかりました。相談にのっていただいて、ありがとうございました。」
「いいのよ。がんばってね。」
「はい。」
そう返事して、光子郎は部屋に戻っていった。

香恵に、息子をもつ幸せというものを感じさせる出来事だった。



807:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:04:00 3P4D0OFx
以上です。
香恵ママは強い女性なのです。

808:名無しさん@ピンキー
08/03/03 10:37:48 VN10lxHX
久々にGJ

809:名無しさん@ピンキー
08/03/03 17:13:28 4lkARUfc

俺も香恵ママ好きだ

810:名無しさん@ピンキー
08/03/05 15:05:52 lbPS7Ob9
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
URLリンク(outsideseek.com)

811:名無しさん@ピンキー
08/03/08 19:14:12 He5Y14iU
タカトくんがホワイトデーに向けて
アップし始めたようです

812:名無しさん@ピンキー
08/03/09 19:06:45 gfh0uI/b
タカトktkr

813:名無しさん@ピンキー
08/03/11 01:34:53 lnWi7Sdy
純平は最後の最後で泉ちゃんとひとつになれて良かったね。


まあ他のやつらも一緒だったが…
(しかも泉ちゃんの両隣は拓也と輝二ww)

814:今股
08/03/11 20:59:18 KUwix76x
ヴァンミミ作者GJ!ヴァンミミも良いがヴァン×エンジェウーが読みたい!

815:名無しさん@ピンキー
08/03/12 04:47:15 ryM+HGNq
保管庫がはいらないんだ
俺のパソコンの問題かな

816:名無しさん@ピンキー
08/03/12 07:44:09 cNGDv2Dp
もう1回ヴァンミミが読みたい

817:名無しさん@ピンキー
08/03/12 18:35:23 f2r1VEBC
俺は密かに賢京を待ち続ける

818:名無しさん@ピンキー
08/03/12 18:41:01 tdrnWj38
>>815
>>9から行けない?

819:名無しさん@ピンキー
08/03/15 01:48:47 rLfLG/G8
保守

820:名無しさん@ピンキー
08/03/15 20:59:53 Q0wtK9oe
>>818
うん、広告サイトに接続されてる

821:名無しさん@ピンキー
08/03/16 22:02:41 jiGnpoJW
前にあったテイルがイービルリングでレディデビになるとかって
どうなったの

822:名無しさん@ピンキー
08/03/16 23:46:43 6GZpwLdk
妄想だけで終わりました

823:名無しさん@ピンキー
08/03/17 00:58:14 /KrvEhRb
風呂の男子は当然みんな泉ちゃんで抜いてるんだろうな…

824:名無しさん@ピンキー
08/03/17 04:59:12 dnachS9I
>>815
保管庫「に」はい「れ」ないんだ だろ
お前の語学力が問題だ。

どうせ>>815は厨房でエロサイトの広告が表示されたんで
開いているだけででお金がかかるんじゃないかとビビってろくに見ることもせず
短気にも日本語でおkな書き込みでアホ晒したってとこだろうね。

825:名無しさん@ピンキー
08/03/17 14:40:11 pdnshiuU
みんなわかっててスルーしてあげてるのにわざわざそんな指摘してあげちゃう人って・・・

826:名無しさん@ピンキー
08/03/17 22:07:50 mKEuRdha
誰かヤマミミ書いて

827:名無しさん@ピンキー
08/03/17 23:55:47 dnachS9I
俺はむしろ自然に会話してる>>818があれなんだが

828:名無しさん@ピンキー
08/03/18 00:05:15 y8XD1AC0
正直どうでもいいから流れを切る。

Sなヒカリさまがタケルに足コキとか、
さらにステップアップして、自らは手を下さず(足だが)
エンジェウーモンに命じて足コキさせてるとか。
もちろんタケルじゃなくてもいい。
いっそ賢に、しかも京の見てる前で。とか最高

829:名無しさん@ピンキー
08/03/18 06:37:29 DMbyhp4W
はじめまして。
ここの小説は素晴らしいものばかりですね。
そこで、どなたかヒロカズとケンタがルキをレイプしてしまう話をお願いします。

830:名無しさん@ピンキー
08/03/18 19:16:41 +rnP0JFE
タカルキバレンタインの続きを書いていたんだが、
くじけちゃいました。

831:名無しさん@ピンキー
08/03/19 00:57:41 nNEd4+g8
立て!立つんだ!>>830

832:名無しさん@ピンキー
08/03/19 23:06:12 WE9jdo/T
いやもう中身はほとんどできてんだけどね。
いざ文章化しようとすると自分の文章力のなさに凹む
いままでは軽い気持ちで書いてたんだけど、ほんとに死にたくなってきた。ひどい。

833:名無しさん@ピンキー
08/03/20 01:26:18 nTVmE6no
ならチネばいいと思うよ。
なんて言って欲しくてここにわざわざ書き込んでるのかワケワカメ

834:名無しさん@ピンキー
08/03/20 19:53:30 yc2qH4bJ
>>832
個人的に投下希望!
完成間近で投げてしまうのはもったないと思うんだ
…正直、言うとタカルキがとても読みたいですorz

835:名無しさん@ピンキー
08/03/20 19:55:35 yc2qH4bJ
>>834
×…正直、言うと
○…正直言うと

836:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:46:51 euFYi0F/
>>833
いやこう書くと自分の状況ちょっとは変わるかなと思って。
一度投げだしちゃうと難しいもんだ。

>>834
ごめんなさい。気長にまっててくらさい。。

837:名無しさん@ピンキー
08/03/21 23:56:32 UnjZx9R6
うむ、頑張ってくれ


838:名無しさん@ピンキー
08/03/22 17:48:03 3ccf1vLY
最近このスレを発見してフロンティアを見始めた

839:名無しさん@ピンキー
08/03/22 18:51:41 sSASQNQw
>>836
がんがれ
待ってる

840:名無しさん@ピンキー
08/03/23 02:44:13 2Oevff84
フロンティアはエロいからな

841:名無しさん@ピンキー
08/03/24 07:58:04 ha95hY1E
さすが春休み^^;

842:838
08/03/24 21:33:17 ieRd/aKN
>>840
確かにエロいな

シューツモンっていう鳥姉さんがエロかったので何か書こうと思ったけど、とりあえず最後まで見てから

別にいいよね?答えは聞いてn(ry

843:名無しさん@ピンキー
08/03/25 19:26:52 0bRsER72
>>842
輝一自重

844:名無しさん@ピンキー
08/03/25 23:30:36 vrS7m85z
>>842
あんたって人はー!

早く全話見て書く作業に移るんだ

845:名無しさん@ピンキー
08/03/29 02:21:12 hgB6mylt
保守

846:名無しさん@ピンキー
08/03/31 21:45:32 4tqPlPI2
>>842
マダー?チンチン

847:842
08/04/02 23:30:18 8vu+yBWK
今ロイヤルナイツ出てきたところだw

848:名無しさん@ピンキー
08/04/06 12:55:17 cWmTiHKS
保守

849:名無しさん@ピンキー
08/04/10 00:25:29 OtI4njJU
ほしゅあげ

850:名無しさん@ピンキー
08/04/11 01:07:58 9FroOkeK
to rememberは神
あれで100回はシコった

851:名無しさん@ピンキー
08/04/11 13:26:04 IxLE6rEh
だだ長くておれはちょっと・・・・
空好きのヤマ空とかぐらいの長さがおれによし

852:名無しさん@ピンキー
08/04/17 13:56:05 J4DSa493
保管庫の人乙!

853:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:01:16 N94/bxrz
今更ですが、タカルキバレンタインの続き、ホワイトデー編やっとこさ書きました。キスまでですが。
↓↓↓


タカルキバレンタイン ホワイトデー編




    ずっとずっといっしょにいると……―――




ケータイの着メロが鳴った。
学校からの帰り道。
電車でタカト達の通う公立のとは別の私立の中学に通ってるルキは、中学生にあがったときに母親にケータイを持たされた。
それでなくても新しもの好きの母だ。
電車に乗って中学に通う娘に、携帯電話のひとつぐらい持たせたがるのも無理はない。
ルキも別にケータイを持つこと自体が嫌なわけではなかったので、ありがとうと素直にそれを受け取っていた。
母親は素直に受け取ってくれたルキにえらく感動していたようだったが。


ディスプレイを覗いた。
03……
知らない番号だった。
普段電話をかけてくる友達はもちろんメモリに登録してあるし、
怪しい電話にはでないように、という注意も受けていた。
でも気になる番号。どこかで見たことあるような番号でもあった。
どこだっけ?思い出せない。
考えているうちに自分で設定した着信メロディは止まった。
あ、止まっちゃった。
思い出せない自分と勝手に止まるメロディに、ちょっとむっとした。
だけどわざわざ知らない番号にこっちからかけ直すのはちょっと怖いし、なにより癪だ。
結局むっとした気持ちのままポケットにケータイをしまい、ルキはまた歩き始めた。


新宿中央公園。
かつてルキが小学生でデジモンクイーンで、そしてレナモンのパートナーだったとき冒険の中心だった場所。
普段わざわざ通ることはないけど、でも今日はなんとなく立ち寄ってみた。
当時一緒に冒険した男の子がギルモンホームと名付けた場所は、今はコンクリートの壁に囲まれて、
中に入れないようになっている。
理不尽な大人たちのその行いに、ルキ達はかなり憤ったが、結局それはルキ達にはどうすることもできなかった。
それでもなんとかコンタクトをとろうと送ったメッセージの返事もなく、
本当にあの冒険はあったんだろうか。なんて考える夜もあった。
でもあの冒険はあったんだ。
ルキにはそういう確信があったし、他の面子もそう信じているだろうと、ルキは思っていた。



854:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:01:42 N94/bxrz
懐かしい。まだ、タカトの言っていたゲートは開いてるんだろうか。
そんなことを考えながら、感慨にふけっていると



  …あの夕陽に、約束したから…――



また着メロがなった。

あわててケータイを取り出した。
さっき見た番号と同じ番号だった。
こんどはルキは躊躇わなかった。

「もしもし?」
「あ!ルキ?もしもし、今平気?」
懐かしいと言えば、懐かしい声だった。
そして声を聞いて思い出した。この番号は松田ベーカリーのものだ。
普段ケータイから電話することなんてない番号だ。登録してなくても無理はない。
「…あんた、自分の名前ぐらい名乗りなさいよ。」
「え?あ、ごめんなさい。。えっと、松田タカトです。」
「わかってるわよ。」
わかっていた。忘れるはずがないその声。
「えぇー、わかってるならいいじゃん。。」
そんなことを小さくタカトが呟いたが、ルキは聞こえてないフリをした。
「それで、なんの用?」
ルキが訊ねた。
「あ、そうだ。今ルキ平気?あの、中央公園に来れないかな。渡したいものがあるんだけど。」
渡したいもの。大方の見当はつく。今日はホワイトデーだ。
ルキはバレンタインデーにタカトに手作りのチョコケーキをあげた。ので、当然それのお返しだろう。
「もういる。」
電話口の向こう、ちょっと離れたところでえぇっ!?という声が聞こえた。
まったくベタな驚きかたするんじゃないわよ、と思ったが口にはださないでおいた。
「えーと、じゃあちょっと待っててくれる!?すぐ行くから!」
そうルキに告げて、電話は切れた。
待つって、どこでよ。けっこう広いわよこの公園。
そうは思ったが、家電からかけてくるタカトはもちろんケータイを持ってないわけで、連絡のしようがないので
そのままそこで(ギルモンホームの前で)待っていることにした。
どうせタカトの家からは10分もかからないだろうし。
3月の風は、都内の女子中学生らしくミニスカートを穿いたルキには、まだまだ肌寒かった。




855:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:02:18 N94/bxrz
「あの、ごめん。。」
「…遅すぎるわよ」
タカトが来たのは、結局30分近くたってからだった。
それまで寒さにたえじっと待っていたルキは、さすがにイライラも募り、
おそらく全力で走ってはいたんだろうタカトを思いっきり睨んでいた。
なんなのよ。あんたは。
そうだ。なんなんだろう、あたしにとってのタカトって。
バレンタインデーにケーキを渡す前からずっと考えていた。
ルキはタカトに聞いてみようかと思った「あんたはあたしのなんなのよ。」。
でもそれは、いきなり質問するには支離滅裂すぎだし、そもそも今現在かなりムカついてるので、
とりあえずツンとしといた。
「あの、これ、いる…?」
タカトがおどおどと差し出したのは、近くの自販機で売っていたホットココアだった。
タカトなりに気を使ったらしい。
「…ありがと。」
そう言って受け取った。
イライラはイライラでルキの中にあったが、それとは別に気を使ってくれるタカトを素直に嬉しいと思う気持ちもあった。
ルキは、このときはじめてもっと自分に素直になりたい、と思った。
「とりあえず、あそこに座らない?」
そう言ってタカトがそばにあったベンチを指差した。
ん、と言って、ルキはタカトに促されるままベンチに座った。

ベンチに腰掛け、ココアを一口飲んだ。
おそらくまだ買ったばかりのココアはまだだいぶあったかくて、冷えた身体を内側から温めてくれた。ような気がした。
タカトもその隣にすわると、紙袋を一つとりだした。
松田ベーカリーと書いてある。店のものだ。
「それで、あの、これ。バレンタインのお返し。ケーキおいしかったよ、ありがとう。」
と言って、タカトが取り出したのは、
ひらたくした球?に(ルキはメロンパンかと思った)、トゲのようなものを2本生やしたおかしな形のパンだった。
おかしな形ではあったが、ルキはそれが何を意味してるのかをすぐ理解した。
「……レナモン?」
「うん!わかる?よかったー、あんま自信なかったんだけど。」
似てないわよ。あたし以外はわかんないわよ。
そう思ったが、それも口に出さないでおいた。
ルキがそのいびつなレナモンパンを見つめていると、タカトが「じゃーん」と言ってもうひとつパンを取り出した。
ニヤニヤしながらタカトがそのパンをルキに見せた。
自分にレナモンパンを渡してきたんだ。タカトの分はもちろんタカトのパートナーに似せたものだろう。
とは思ったが、
「…さすがにそれは似てなさすぎよ…。」
「えぇっ!?…これでもがんばったんだけどなぁ…。」
タカトが手に持つパンは、ギルモンとは程遠いメロンパンにトゲトゲを生やしたようなものだった。
「もっと練習しときなさいよ。」
そう言って、ルキはレナモンパンを一口齧った。齧ったときのルキは、自分では気づいてなかったが微笑んでいた。
パンを一口齧ると、中からトロっとしたまだあったかいチョコがでてきた。
作りたてなんだ。と、思った。
もう一口齧った。あったかいチョコが冷えた身体に、ココア以上に染みわたる。
「おいしいじゃない。」
それはルキの素直な感想だった。
横でパンを齧るルキをどきどきしながら見つめていたタカトは、ぱぁっと花が咲いたような笑顔を作った。
「ほんと!?うわー、ルキがおいしいって言ってくれたよー、よかった。僕も食べよう。」
どういう意味よ、と思ったが黙っておいた。
ルキは、なんでこんなに黙っとこうと思うのかしらとちょっと自問したが、それは結局どうでもいいことだったので、
やっぱり黙っておいた。


856:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:02:39 N94/bxrz
「うん、よかった。ちゃんと焼けてる。」
タカトが自分のギルモン?パンを食べながら言った。
「いやー、実はさっき電話したときは、まだ焼いてる途中だったんだよね。
まさかルキがもう公園にいるなんて思わなくてさ。
っていうか、なんでルキは公園にいたの?」
「…べつに。なんとなく。」
なんとなく、と言えばなんとなくだった。
なんとなく、久しぶりに公園に来たかったから。なんとなく、思い出に触れたかったから。


なんとなく、タカトのこと思い出したから。


自分はタカトのことをどう思ってるんだろう。
夜、眠れずに一人で考えることがあった。
こんなとき、レナモンがいれば相談にのってくれたかもしれないのに、とも思った。
タカトは小学生のとき、最初は戦って、いっしょに戦うようになって、いっしょに冒険して、いっしょに眠って…
それだったら、ジェンもそうじゃない。3人いっしょだったじゃない。
でもなんでタカトなんだろう。
タカトへの気持ちは高まる一方だった。その原因もわからないまま。
恋、ってこういうものなのかしら。あたしがタカトに恋って、どういうことよ。ふざけんじゃないわよ。
なんでタカトなんかに…、タカトなんか……

「…キ、ルキ?」
は、っと気がついた。タカトが呼んでる。
「な、なによ。」
「なにって、大丈夫?なんかボーっとしてたけど…。」
「大丈夫よ。」
そう言って手に持ったパンをまた齧った。
パンは幾分か冷えていて、中のチョコは固まりはじめていた。
タカトのほうをちらっと見た。見るとタカトは既にパンを食べ終えていて、口のまわりにうっすらチョコがついていた。
それを見て、小学生のまんまなのあんたはと思ったが、そのタカトがいきなり
「ルキ、一口もらっていい?」
と断っておきながらルキの返事もまたずに、ルキの持っていたレナモンパンの
わざとなのかはどうかはわからないけど、ルキの齧っていた部分を齧った。
目の前で間接キスされたルキはそのままかたまってしまった。タカトと間接キス…
口をもぐもぐしながら、
うん、ちゃんと焼けてるなどと呟くタカトは、それを飲み込むとそのままそっぽを向いて黙ってしまった。
そっぽを向かれたルキはどうすることもできずタカトの側頭部を見詰めていると、
突然タカトが立ち上がって、
「じゃ、ルキ。あの、僕、帰るからさ。えーっと…」
などとごちゃごちゃ言いだしたが、とっさにルキはタカトの腕をつかんで、
「まだ帰んないで。」
と言った。

冷たい風が吹いた。
中学生になって、色気がでてきたルキに上目づかいで「帰んないで。」なんて言われたタカトは、その魅力?にやられ、
すっかり困惑してしまった。
するとルキは付け足すように、
「このパン食べ終わるまで…、待って。」
と言った。
そんなこと言われてまさか帰れるわけないタカトは、おとなしくルキの横に再び座った。

二人の間は沈黙だった。気まずい空気のなか、ルキはひとりでパンを食べ、タカトは落ち着きなさげにあたりをきょろきょろと見回した。
幸いなことに、二人のほかにはその場には誰もいなかった。


857:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:03:47 N94/bxrz
ルキがパンを食べ終わった。
せわしなく体を動かしていたタカトがそれを確認して立ち上がろうとしたが、
それをまたルキが止めた。
「えっと、ルキ?」
「まだいて。」
今度はルキは俯いていた。
どうすればいいかわかんないタカトは、再びルキのとなりに座って、そしてルキの両のかたをつかんで、ルキのほうを向き、
「ルキ」
と呼び掛けた。
俯いていたルキが顔をあげた。
二人の距離はもうほんの数cmだった。
思わず顔が赤くなる。緊張する。
だが、次の瞬間、
「!」
タカトが目をつぶりルキに顔を近づけると、ルキも瞼を閉じ、
そして二人の唇が重なった。

それはほんの数秒のできごとだった。だがルキにはそれが数秒以上のずっと長い時間に感じられた。
タカトと本当のキスをした。初めてのキス。
タカトのほうから近づいてきて、そしてタカトのほうから離れた。
タカトが離れたので瞼を開くと、タカトも瞼を開いていて、そして視線が交わった。
するとみるみるタカトの表情がかわっていき、
「ごめん!」
謝られた。
「なんで…、」
なんであやまるの。と言おうとした。だが声がかすれて出なかった。
そして気づいた。ルキは涙をながしていた。
中学校の制服の袖で涙を拭うと、タカトも泣きそうな顔をしていた。怒らせたと思ったようだった。
一通り拭うとタカトがまた
「ほんとごめん!いきなりこんなことして!」
と言って謝った。
でももうルキの気持ちははっきりしていた。
「いいわよ。嬉しかったから。」
タカトが、へ?という顔をした。
でもその顔はすぐに別の表情に変化し、そして意を決したように、
「あのさ、ルキ。僕、ルキに言いたいことがあるんだ。」
もうキスしちゃったのに、なにを勿体つけてるのよ。と思ったが、それもまた口に出さないでおいた。
どうやら自分は、タカトにだと言えないこともあるらしいというのが、ようやくわかってきた。
「えっとさ、あの、僕は、その、えっと…、えっと、ルキのことが、好きです。」
そこまで言って、タカトは一息ついた。
恥ずかしそうにもじもじしゃべるタカトは、今のルキにとっては愛しい以外なんの感情もわかないもので、
「…あたしもよ。」
とすぐに返事した。
するとタカトはまた笑顔をつくり、
「じゃあ…」
と、何か言おうとしたがすぐにルキが
「もう一回して。」
と言った。


858:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:04:10 N94/bxrz
もう一回、と言われてタカトは相当困惑したようだった。
さっきは勢いにまかせてなんとかなったが、いざするとなるとかなり恥ずかしいものだった。
再びルキの肩に手をかけたタカトは、そのままもじもじしていて、なかなか近づこうとしなかったが、
しかし待ちきれなくなったルキはついに、
自分からタカトの首に手をまわし、そして唇を重ねた。
重ねるだけではとどまらず、さらに自らの舌をタカトの舌と絡めた。
もちろんディープキスというものを知ってはいてもやったことないルキは(もちろんタカトも)それ以上のことはできなかったけど、
そうして再び離れると、タカトは顔を真っ赤にして
「……甘い。」
と一言感想を述べた。
「…なんでそんな感想なのよ。はじめてなのに。」
「だってチョコの味しかしなかったよ…。」
と言われて、まぁルキも実際そうだったので、そこは大目に見てやることにした。



そんな光景を、樹里は茂みの陰から眺めていた。
さっきたまたま通りがかったら、タカトくんとルキがキスしてる。
そして今またキスした。はっきり見てしまった。
「そっか、タカトくんそうなんだ…。でもあたしも負けないから。」
そう呟き、音も立てずに樹里はその場から立ち去った。
季節はそろそろ春を迎えようとしていた。



859:名無しさん@ピンキー
08/04/18 22:07:09 N94/bxrz
以上です。なんか余韻残してますが次回の「樹里、奮闘編」の執筆はまだ未定です。ごめんなさい。
もし待ってくれてる方がいたら、なんやかんや言って遅くなってごめんなさい。
ほんとごめんなさい。

860:名無しさん@ピンキー
08/04/19 00:11:47 67eVt5L8
GJ!タカルキは大好物ですよ。

告白の前に勢いでやる事やっちまうとは
タカトも侮れない奴


続きも気長にお待ちしてます

861:名無しさん@ピンキー
08/04/19 10:14:38 rBp1IPQn
タカトやるな・・・・

862:名無しさん@ピンキー
08/04/19 19:07:40 0fgZvrcA
ルキかわいいよルキ

863:名無しさん@ピンキー
08/04/20 14:42:33 an/y6cdI
GJ!やっぱタカルキはいいぜ

864:名無しさん@ピンキー
08/04/23 03:17:39 4UniOlM7
保守

865:名無しさん@ピンキー
08/04/27 01:02:11 cu4SxjLQ
保守

866:名無しさん@ピンキー
08/05/01 21:07:09 mhfVw1dg
誰か何か書いてくれよ
具体的には賢京を
くれ

867:名無しさん@ピンキー
08/05/01 23:30:54 +f23Sdy/
ヒント:言い出しっぺの法則

868:名無しさん@ピンキー
08/05/05 01:05:54 XmE3pHPh
保守

869:名無しさん@ピンキー
08/05/05 22:55:02 QnrEtDq+
フロンティアを見て思った

ビーストなのにシューツモンだけなんであんな人間っぽいのか……

870:名無しさん@ピンキー
08/05/05 23:12:02 4qq8fAmV
誰かがヤマミミを書いてくれたら・・・
明日から、頑張れる気がする。

871:名無しさん@ピンキー
08/05/06 03:21:50 8GRcVf8Q
オチなしエロなし、推敲もなし。眠れないもんで衝動だけで書いた。
明日朝起きて冷静に読み返したら絶対後悔するだろうなぁと思いつつ投下。
↓↓↓


「ふんふんふーん、ヤーマートーさん!」
「あれ、ミミちゃん」

冒険の最中のお話。

ヤマトが座って休んでいると、さっきまで光子郎に対して猛烈な癇癪を起していたミミが珍しくヤマトのほうへ寄ってきた。
寄ってきたミミはなにやらご機嫌で、それがヤマトにはちょっと不気味だった。さっきまであんな怒ってたのに。
「なにしてるんですかぁー?」
「いやなにって、えーっと、休憩。」
「じゃああたしも休憩―!」
そう言ってミミはヤマトの隣にどさっと座り込んだ。
お互いのパートナーは、今は食糧を探しに行っててここにはいない。
基本的に集団から離れてることが多いヤマトはさっきまで一人っきりで、今は二人っきり。
そしてこの年下の女の子とイマイチどう接したらいいのかが未だにわからないヤマトは、ミミが寄ってきたときから焦り始めていた。

太一や空たちはすぐそこにいて何やら話あっているけど、ここまで声は届かない。
当然こっちの声も届かないんだろう。
どうしたらいいのかわからない。救いを求めるように太一のほうを見詰めていると、どうやら太一がその視線に気づいたらしい。
気づいた太一は空になにか耳打ちをして、二人でこっちを見る。
空はなにやら太一にあきれているようだが、太一はたいへんおもしろそうだ。
光子郎もまたなにかにあきれているようで、その後ろでタケルは太一にしがみついていた。
ちくしょう太一のヤツ、俺のタケルを。
そして間の悪い丈は目の届く範囲にはいなかった。
どうやら太一たちに救いを求めてもどうにもならないらしい。それはわかった。
つまり、このどう接したらいいのかわからない女の子との二人っきりの状況を俺は一人で切り抜けなければならないわけだ。
しかしどうやって?
そして思いついた。向こうに戻ればいいんだ。そうすれば二人っきりじゃなくなる。我ながらなかなかの名案だ。
その名案を実行しようとしたとき、つまり立ち上がろうとしたとき急にミミがヤマトに話しかけた。
「ヤマトさんって、好きな人とかいるんですかぁ?」
「ひぇっ?」
驚いて、思わず声が裏返った。恥ずかしいことこの上ない。
「え、えっと、なんでそんなことを?」
動揺してるのを悟られないように(とは考えているものの、実際ミミからはヤマトが慌てふためいているのはモロバレで)冷静に聞き返すと、
ミミはまた楽しそうに笑顔をつくり
「だってヤマトさんってかっこいいじゃないですかー。金髪だしー、スタイルいいし!やっぱり女の子から告白されたりするでしょう?」
「い、いや!そんなことないよ!」
本当のところ、ラブレターの一つや二つ貰ったことがないわけではないが、冷静にそんなことを顧みる余裕はヤマトにはなく、
なぜかあわてて全力で否定していた。
そのヤマトの大袈裟な動きを遠くから観察していた太一は、あまりの可笑しさに身悶えていたが、
しかしヤマトはもはやそれに気づくどころではなかった。
「えー、じゃあ好きな人とかもいないんですかぁ?」
「え、いやだからなんでそんな、、…あ、じゃあミミちゃんはいるの?」
これはいい反撃だ。ヤマトの自画自賛である。
自分がこれだけうろたえる質問をそんな簡単に返せるわけがない、というヤマトの判断はまったく甘いものだった。
「えー、あたしはやっぱりヤマトさんかなー?」
その回答にヤマトは目をパチクリさせた。俺ですか?

872:名無しさん@ピンキー
08/05/06 03:23:46 8GRcVf8Q
「だってぇー、やっぱり太一さんは空さんがお似合いだし、タケルくんはまだちっちゃすぎるし、丈さんはすぐ怒るし!
やっぱりヤマトさんが一番かなーって。えへ」
えへ、と言いながら上目づかいでヤマトのことを見詰めるミミに、ヤマトはどう答えていいのかさっぱりわからなかった。
しかし咄嗟に、
「あ、光子郎は?ほら、ミミちゃんと同い年だし…」
としどろもどろに言うと、
「あんなパソコンオタクはー、どうでもいいんですー!…ヤマトさんは、あたしのことキライ?」
そう言いながらまた拗ねたような表情をつくるミミに、ヤマトは完全にまいってしまった。
しかしそれも束の間、ミミはすぐに笑顔に戻ると、急に立ち上がり
「さーって、あたしの休憩おしまいー。パルモン達も戻ってきたし!ヤマトさんはゆっくり休んでてくださいねー」
と言い残し、ヤマトを残して一人でさっさと戻ってしまった。
パートナー達が食糧を抱えて戻ってきていた。
入れ替わりでこっちに来たガブモンに思わず抱きついたヤマトは、ガブモンに
「俺はどうしたらいいんだー!」
と泣きついたが、なんのことか事情が呑み込めないガブモンはただオロオロするだけだった。



ヤマトが、太一に唆された年下の女の子にからかわれていただけと知ったのは、また後年のお話……





873:名無しさん@ピンキー
08/05/06 08:23:01 llWx8+iZ
仕事早過ぎワラタ
乙!w

874:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:00:41 bSSgSt4T
>>871-872
いくら何でもミミのキャラが崩壊しすぎじゃね?
劇中で一度として、ミミがそんな頭が足らないか、さもなくばシャブ中で頭がいかれてるような腐った言葉遣い(「なにしてるんですかぁー?」 等)で喋ってた事があったろうか?
あといくら何でも、太一に唆されたくらいでほいほいと乗ってくるような馬鹿じゃないだろw
そうやって特定のキャラのイメージを悪戯に下げるような真似はやめたほうがいいと思うぞ。お前さんはアンチかも知れんが、世の中にはファンだっているんだから。

875:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:13:27 yKQlgr2c
いくらなんでも被害妄想強すぎだよ

876:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:15:47 bSSgSt4T
被害妄想じゃなくて事実だろ。

877:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:30:09 yVwOkb1G
>>869
性欲が獣並みということにしとけ

878:名無しさん@ピンキー
08/05/07 00:09:19 GKhYI91N
CDドラマとかの立ち回りを見てると「何してるんですかぁー?」くらいの
セリフを言うのは別段不自然に感じなかったわけだが。

むしろ、公平に見てヤマトの方が崩壊の度合いは激しい。

でもそれはそれとして停滞していた場を動かしてくれてGJ

879:名無しさん@ピンキー
08/05/07 01:19:09 GjS1ZCrr
俺の文章がgdgdなのはともかくとして。

>>874
ほんとミミに関してなんか書くとすぐ噛みつくな。
一度貴方の頭の中にいるミミちゃんを中心にSS書いてみてもらいたいもんだ。
それで、俺がアンチ?とんでもない。貴方よりたぶんよっぽどデジモンのキャラ達好きですよ。
それから
・嫌いなシチュ、カプはスルーが大人のマナー。
別に俺のヘボ文章に文句垂れるのはかまいませんが、それが元で荒れるのは勘弁。
あとピンク板は21歳未満のお子様は立ち入り禁止なので、それもお忘れなく。

>>873
>>878
どもです。
ヤマトは、特に02以降は崩しやすい(笑)ので大好きですw
2次サイト見てるとはるかに崩れてるのはいくらでもあるしねw

880:名無しさん@ピンキー
08/05/07 12:56:14 54cH6C9B
なんかもう乙としかいいようがない

881:名無しさん@ピンキー
08/05/09 23:09:19 sU4qMwWO
>>871
GJ!!!!!!
いい話じゃないか…

882:名無しさん@ピンキー
08/05/09 23:54:07 osQdUcUh
うーん、シューツで何か書こうかと思ったけどいいシチュが思いつかないorz

883:名無しさん@ピンキー
08/05/10 14:43:32 O9hAoDYd
イカ姐さんことカルマーラにごにょごにょされるシューツ、ってのは
前にもどっかで見た気がする

884:名無しさん@ピンキー
08/05/10 18:29:19 4sSEcumk
>>883
そんな絵見たことあるな

885:名無しさん@ピンキー
08/05/11 00:03:43 3Bnm0G6S
決着をつける意気込みで挑んだものの、イカ足に絡め取られる。
執拗な責めに心だけ泉に戻ってしまい、泣き叫ぶ。

886:名無しさん@ピンキー
08/05/11 00:19:11 GRGb1J/7
てか進化後の人格やらは泉なのかシューツなのかいまいち分からん

シューツっぽい泉w?

887:ミミの悲劇
08/05/16 11:43:58 lTlDszob
ふと目を覚ますとそこは見たこともない空間だった
ただ、何かが身体にまとわりつくような
「ミミ・・」
パルモンが不安そうな顔をしている
「パルモン!?どこなのここ!?」
ミミはパルモンに問い攻める
「分からないの・・」
「私が答えてあげるわよ・・・」
その声の主は紫色の地肌をヌメヌメとした粘液で覆われ
その背中(と思われる部分)から無数の触手を動かしている
そんな気持ちの悪い姿からはとても想像できないほどの美しい声・・
「誰よあんた・・」
こんなデジモン見たことない
「くくく・・あたしは究極体・アサシーモン・・」
彼女はそう名乗る

「ミミちゃんっていったわよねvいいもの見せてあげる」
そういって現れたのは・・・
「空さん!?ヒカリちゃん!?」
だが二人の様子はおかしい、目が虚ろだ
「どう?ミミちゃんのお友達よ・・」


888:ミミの悲劇
08/05/16 12:12:28 lTlDszob
「あんた、空さんとヒカリちゃんに何したのよ!?」
ミミは怒鳴った
アサシーモンはクスクスと笑い
「この子達?操ってるだけ・・」
「許せない・・!!パルモン!!」
デジヴァイスのゲージがぐんぐん上昇する
「パルモン進化トゲモン超進化!!リリモン」
花の妖精・リリモンが姿を現す。
「フラウーカノン!!」
「フン!!そんな攻撃効くものか!!ガルダモン!!エンジェウーモン!!」
人間だけでなくそのパートナーまで操っているのか・・
「花の首飾り!!」
だが、効果は無い。この2体に勝てるはずが無いということはリリモンにも分かっている
と、ガルダモンの巨大な手からのパンチをもろに受け、リリモンは地面に落ちる
起き上がろうとしたとこをエンジェウーモンが蹴りを何度も入れる
バキボキボキ・・・
リリモンの骨??が折れるような音が響く
そして、ぐったりと動けないリリモンをエンジェウーモンが蹴り上げ
ガルダモンがそれを突き落とす・・それの繰り返し

「リリモン!!やめてぇ、やめてぇ」
ミミは絶叫する。そんなミミを見てアサシーモンは
「パートナーの心配してる場合じゃないわよ・・」
空とヒカリがミミの腕を左右からつかむ
ゴキゴキボリィ・・
「いぎゃああああ」
両腕を同時にめちゃくちゃにされる
「痛い・・痛いよぉ・・」
今度はミミの脚を掴み身体を持ち上げながらその身体を地面にたたきつける
可愛らしい顔はもうめちゃくちゃだ・・
長い髪をぐいっとと引っ張られたり
腹部を蹴られたり
「はぁはぁ・・」
ミミは、呼吸をするのが精一杯だ
と空とヒカリがおぼろげになって消えていく
「え・・?」
「驚いた??あの二人とそのパートナーは幻、でもあなたたちの受けたダメージは現実」
と、アサシーモンの触手がリリモンに伸びていく・・
「リリモンに何をする気!?」
「エネルギーをもらうだけよ・・あとであんたからもね・・」


889:名無しさん@ピンキー
08/05/17 17:08:43 BhjQ4M4a
途中?

890:名無しさん@ピンキー
08/05/17 18:46:33 8gMIyMBO
つーかsageろ

891:名無しさん@ピンキー
08/05/17 22:01:14 CqlR5geI
ってか>>887-888は明らかな釣りか嫌がらせだろ。
最近の流れ見てれば手に取るように分かる。

892:名無しさん@ピンキー
08/05/17 22:24:24 1ymXIDm2
そういうのが好きな人なんじゃない?

893:名無しさん@ピンキー
08/05/19 00:59:14 s4rGmJe6
そう思うならスルーすればいいのに
手に取るように分かるって。

894:名無しさん@ピンキー
08/05/21 16:58:29 I1pQa85/
エンジェウーモンとかサクヤモンとか女デジモン系が見たい

895:名無しさん@ピンキー
08/05/26 02:38:01 MYQF9osm
エンジェウーモンでけたよー

深夜のデジタルワールドに二人の女性のあえぎ声が聞こえる…
「んっ、あぁんっ!タケルくん…」
「はぁぁん、いいよぉぉ!ホーリーエンジェモン、わたしおかしくなっちゃうぅぅ!」
デジタルワールドでの冒険のなかで、タケルとヒカリはセックスモンと出会いセックスの快感を覚えたのだ。
しかも二人は小○五年生。それをいけない行為だとは知らず、たまに二人と二匹でデジタルワールドに出かけては生でヤっているのだ。

「ホーリーエンジェモン!もっと!もっと深くぅぅ!」
「フフ…いくぞエンジェウーモン!エクスキャリバー!」
「あぁぁぁん!ふぁぁ!いい!いいよぉ!」
二匹の方は絶好調、ヤりまくりだ。
一方、繁みの向こうのヒカリたちはというと…
「ハァ、ハァ…ヒカリちゃん、もう出そうだよっ…」
「ダメよ、わたしまだイってないの!」
「出るっ!うぅっ!」
「イヤっ!小さくならないでよっ!」
タケルのモノはヒカリの中で数回脈打って、小さくなってしまったのだ。
しかし、それだけではない。
タケルのモノが萎えると同時に、繁みの向こうでは希望の力が弱くなったホーリーエンジェモンがエンジェモンへと退化してしまったのだ。


896:名無しさん@ピンキー
08/05/26 02:48:02 MYQF9osm
「あんっ!イクっ!ホーリーエンジェモン!わたしイっちゃ……え、どうしたの?なんでちっちゃくなっちゃったのよぉ……」
エンジェモンへの退化は、そのままペニスサイズの退化を意味するのである。
突然2割引きになったペニスに、エンジェウーモンは寸止めされてしまったのだ。
「いやぁ……イかせてよ、エンジェモン…」
「エ、エンジェウーモン…!!」
いつもは高飛車なエンジェウーモンのおねだり。エンジェモンは感動した。
「任せろ。私がセックスモンから学んだ全ての技でイかせてやる!」
そう、セックスモンから学んだのはセックスの快感だけでなく、様々な技もである。
エンジェモンは上下左右への動きを加えつつ激しく腰をふり、さらに手での愛撫も開始した。
「あはっ!イイっ!イきそうぅぅ!」
エンジェモンのヘブンズフィンガーに、エンジェウーモンは再びよがり始めた。
そして、ヘブンズフィンガーを会得したのはタケルも同じだ。
「大丈夫、すぐにイかせてあげるよヒカリ!」
そういうとタケルはヒカリの股の間に顔を入れ、ヒカリの中に舌を入れ、正確にGスポットを舐め回して刺激した。
「きゃっ……イクぅぅぅ!!」
ヒカリは盛大に潮を吹いて絶頂を迎えた。


897:エロモン
08/05/28 21:50:40 ahjOigA6
ざっと見たけど賢ちゃんと京さんのはなしが無いので書く。今回もあんまえろくないよ。

898:エロモン
08/05/28 21:53:02 ahjOigA6
 私の居場所は小さなロッカーの上段です。
 ここでいつも待っています。
 それは授業であったり、掃除であったり、給食であったり、様々ですが、物音立てずに静かにしているのは今ではメンバーの誰よりも上手になりました。ぬいぐるみのフリだって慣れたものですから、京さんを困らせた事など一度も有りません。
 これはちょっと自慢ですが、奥ゆかしい私は黙っています。
 時々パタモンあたりがいい子ちゃんぶってると痛い目に遭うよと言っているそうです。ま、私別に気にしませんけど。
 「ねぇピピモン」
 「京さん!」
 誰に何と陰口を叩かれた所で、私は京さんさえ居れば痛くも痒くもありません。
 「わっ!……また飛んでー。誰かに見られたらどーすんのよ!?」
 「平気ですよ!ぬいぐるみゴッコなら任せてください」
 えっへん。無い胸を張って威張ってみる。
 「今から賢くんがこっちの中学校来るんだって。まだ待ってもらわなきゃだけど、いい?」
 京さんはいつの間にか一乗寺賢のことを賢くん、と呼んでいる。
 いけ好かない奴だけれど、私は京さんの味方なので、メンバーの(特にパタモン辺り)矢表に立たされることも吝かではありません。
 でも正直な話、ちょっとうんざりします。
 ピヨモンやパルモンに女性パートナーを持つデジモンの苦労話という名の愚痴をこぼす事もあります。テイルモンはあまり取り合ってくれないので。
 全員それなりに苦労はあるみたいですが、やはり誰一匹として私の苦労を分かち合える人は居ません。だって全員相手のデジモンと仲いいんですもん。
 「……一乗寺さんが来るってことは」
 「来るわよ、ワームモンも」
 私が思わず顔を顰めると同時に……相当嫌そうな顔をしたんでしょう……京さんがため息付いて「じゃあロッカーに居たら」と私を元の位置に戻しました。
 「鳥型デジモンと虫型デジモンだとやっぱ相性悪いのかしら」
 それは違います。
 だって植物型デジモンのパルモンと昆虫型デジモンのテントモン、鳥型デジモンのピヨモンと狼型デジモンのガブモンは仲いいじゃないですか。
 仲がいいかどうかはともかく、猫と鼠のテイルモンとパタモンも別にお互い敵対なんてしてませんよ。
 単にあいつが嫌いなだけです。
 一乗寺がいればあとは全部どーでもいいって態度が気に入りません。
 友達がひん曲がったら殴ってでも矯正するのが友情ってもんでしょう?それをデジモンたる者がパートナーを甘やかして陰に篭るのを手伝ってどーすんですか。
 だいたい成熟期もなんか凶悪なフォルムしてるし声も怖いし緑色でキモイし幼年期が植物っぽいのに成長期が芋虫って所も納得行かないし……ともかく気に食わないんですよ!
 ―――とかは京さん(とブイモン)の前では決して口に出しません。
 私は良い子ですから。
 ロッカーのドアが閉められて、京さんがなんか泉先輩たちも来る重大会議らしいから遅くなるけど待っててね、と声を掛けて、軽やかに教室を出てゆかれました。

899:エロモン
08/05/28 21:57:21 ahjOigA6


 ずいぶん眠っていたような気がします。
 ウトウトとしていた目が覚めたのは、聞き覚えのある声がしたからです。
 その声は聞き間違えるはずもない、京さんのものでした。
 「うっ……うっ……」
 「京さん、落ち着いた?」
 「……なんでぇ……なんでゲート閉じちゃうなんて大事なことあたしに一言も相談してくれないのォ……」
 ひぃーん、という飛行機が離着陸する時みたいな高いかすれた声が、ロッカーの通気口から微かに見える夕闇に溺れた教室に響いていました。
 私は慌てて幾筋かのスリットの一本にへばりつき、あたりを見回します。すると、ドアのすぐ側にある椅子に腰掛けた緑の制服の京さんと、深い青のガクランを着た(あのユカイな髪型から察するに)一乗寺がロッカーに背を向けて座っているではないですか。
 しかも!一乗寺がこともあろうに京さんの腕を握っているのです。
 私はカッと頭に血が上って、ロッカーのドアをぶち破ろうとしました。
 が、結局しませんでした。
 というか出来ませんでした。
 京さんが一乗寺の腕を引っ張り、その胸で大いに泣き始めたから。
 一乗寺はさすがというべきか、憎たらしくもと言うべきか、動じる事も無く当たり前のようにそれを許して京さんの求めるように彼女の背に回しました。
 その手が腰に回ってるよーなハレンチな所業だったら、私も大見得を切って飛び出せたのですが、腹立たしくも一応あいつは紳士を気取っているのでそーゆー事はしませんでした。
 完璧です。
 私の出来ない、完璧をやってのけているのです。
 不思議と腹は立ちません。セピア色とオレンジ色、それから藤色を混ぜた様な色で埋め尽くされている教室はとてもきれいで、その片隅に長身の京さんが背を丸めて姿勢の妙にいい一乗寺の胸の中にいるという画面はとても絵になっていました。
 まるでちょっと小洒落た絵葉書のように。
 「……デジモンのみんなと別れるのは辛いね」
 一乗寺が微動だにしないまま、視線をどこか遠くに彷徨わせながらぽつりぽつりと言いました。
 「でも泉先輩の意見に僕は非の打ち所が見つからなかったな」
 京さんの啜り上げる音は続いています。
 「寂しいけど……とても寂しいけど……僕は賛成に入れたよ。
 永遠のお別れじゃない。僕は信じてる。きっとまた会う為に、僕は……頑張るよ。この世界で」
 一乗寺の方が我々デジモンに依存しているだろうに。
 ―――本当は、この立派なセリフを京さんの口から聞いて、わたしは喜ばねばならなかったのでしょう。ですが、実際は一乗寺の震える無理した声で聞いて、京さんは聞き分けなく泣いていて……ほっとしました。
 あの芋虫の事をちっとも笑えません。
 ですから目を閉じました。
 その後の事に。

900:エロモン
08/05/28 22:24:49 ahjOigA6


 顔を上げて。
 一乗寺が京さんの肩を少し自分の体から離し、照り差し込む夕日のせいか、それともふさぎ込んで泣き続けていたせいかで赤く染まった京さ

んの顔を手で拭い、震える彼女をもう一度(今度は抱き合う格好で)抱き直しました。
 少し驚いた顔で京さんは彼の肩越しに教室の外と一乗寺の背中を見ていましたが、琴の弦が震えるようにまた声をあげて泣きました。
 私はもうたまらないほど胸がシクシクと痛むのに目を逸らす事が出来ません。こんなに居た堪れない気持ちは恐らくもう一生感じる事は無い

はずです。
 「ごめんねぇ、制服びしょびしょにしちゃってごめんねぇ……でも止まらないのよぅ」
 京さんの一乗寺の背中に回された手が、深い青の制服の二箇所をしっかりと握っています。もう離れることが出来ないかのように。その格好

は私にとって恐ろしく滑稽なのに、物悲しくて溜息が出ました。
 「いいよ。京さんの涙、全部吸えちゃうなら嬉しい」
 ぎゅっと、二人がもう一度力を込めて抱き合いました。それはまるで、歓喜天のような神々しさと秘密の匂いが混じった淫靡と清廉の入り乱

れる光景なのです。
 そこに一体なんぴとが介入することを許されるでしょうか。
 でもいたのです、このキヨラカでコッパズカシイ青春の一ページを踏み散らかす輩が。
 ガタガタガタ!
 それは私でした。気付くと爪を引っ掛けて無理やり止っていたロッカーの凹凸から落ちていたのです。不恰好にロッカーの底にへばり付き、

上から降ってくる体操着や辞書、社会科の便覧なんかが私の身動きを約束してくれました。負の方向に。
 「ピピモン!」
 いつものあの声が、大雑把で調子乗りで移り気な、繊細で優しくて可愛らしいあの声が、私の名を呼びながら近づいてくるのです。
 すぐにもロッカーのドアが開いて私は違反荷物(この学校では学習教材を学校に置きっ放しにする事が禁じられているのです)の谷から助け

出されました。
 「……おはようございます。もう会議とやらは終わりましたか?」
 私はうたた寝をしてついうっかり寝返りで大惨事になった間抜けのふりをしました。ぬいぐるみの真似と並んで私の得意分野です。
 「~~~~っ!う、う、うわぁ~ん!聞いてよピピモンー!」
 たまりかねた様に京さんが私を抱きしめてまた大声で泣きました。
 「い、い、泉先輩が!あたしに内緒でデジタルゲート閉じるプログラム作ってたのよーっ!」
 わかります。今みたいな反応すると光子郎さんも思ったんでしょうね。抱き潰されながら心の中でだけ返事をしました。
 「だ、だから、光子郎さんも別に好きで閉じようってわけじゃ……」
 一乗寺が真の抜けたフォローを繰り返すのを私は冷めた横目で見ていました。京さんは我々デジモンと離れることより、光子郎さんが自分を

仲間はずれにしたことが悲しいんですよ。聞いてりゃ分かるでしょうが。……それとも、分かっててその態度なんですかね。
 「み、み、みやこさん!苦しいです!謹聴!謹聴!詳しい説明を求めます!」
 羽をばたばた動かして私は寝耳に水と、間抜けのふりを続けます。
 ふと一乗寺と目が合って確信しました。
 こいつとこいつのパートナーとはやっぱり仲良くなれないし、こいつは敵だと。
 ……だって全部知ってないと、私を睨んだりはしないでしょう?

901:名無しさん@ピンキー
08/05/30 00:10:27 N2S3XwS0
乙ー
エロくないが面白いなぁ
しかしホークモンの幼年期はピピモンじゃなくてポロモンだよ
ピピモンは及川のパートナーだ

902:名無しさん@ピンキー
08/05/31 09:07:56 QeJ7jvfc
>>885
そう言えば、基本的に性別は関係ないデジタルモンスターの中で

十闘士系のデジモンのみ性別は女性と言い切れるんだよね。女の子が変身してるから

903:名無しさん@ピンキー
08/06/02 12:14:53 0LkacF7t
ag


904:名無しさん@ピンキー
08/06/03 16:20:11 18OpSUzR
age

905:名無しさん@ピンキー
08/06/05 01:01:32 wY2NJkcZ
今日も書き込めねぇのか

906:エロモン
08/06/05 01:05:35 wY2NJkcZ
あ、規制解除になってる。では再開といこう。
前振りが終わったらちゃんとエロあっからしばし辛抱願います。
このスレで終わると思う。終わるんじゃないかな。まチョト覚悟はしておけ。

907:エロモン
08/06/05 01:06:33 wY2NJkcZ
 「ホークモンは潔癖過ぎるんだよ」
 「てゆっか、京を好き過ぎ?」
 「単に融通が利かないだけだぎゃ」
 「私には賢に嫉妬してるだけと見えるけど」
 混乱と錯乱を極める子供たちの動揺を緩和するため、一旦デジタルワールドに戻った新世代のパートナーデジモンが一堂に会して私を詰ります。……うすうす予想はしてましたがここまで露骨とは……。
 「でもさ、そのままじっと見てたらやっぱアレだよなっチューとかしたよなっ絶対!」
 「更生してもデジモンカイザー……ってカンジ?」
 「睨んだのは“見てたな~”“邪魔したな~”ってことだぎゃ」
 ブイモン、パタモン、アルマジモンが口々に勝手な事を言いながらケラケラ笑っています。連中は事の次第を面白おかしく推測して他人事の悩みを解体するのが好きなようで、ただ一匹そんなことには興味なさそうなテイルモンが耳打ちのように私に述べました。
 「ホークモンは少し大人になるべきね。デジモンが子供達の足枷になってどうするの?」
 「……そういうのはあの虫に言って欲しいものです。
 デジタルゲートをリアルワールドからロックしたところで、どうせD3ならこじ開けられるんでしょう?一乗寺ならこっそり開けちゃうんじゃないんですか。彼のD3は特別製みたいですし」
 「……光子郎は再度開くのは最低でもリアルワールドのデジモンに関する法律が整備・施行されてからって言い切ってたわ」
 三匹とは少し離れた我々二匹がぼそぼそと会話をしているのを、パタモンがちらりちらりと見ていましたが特に何を言う風でもないので、我々も特にリアクションはしません。
 「……永遠に開かない可能性もある、と」
 「あの抜け目の無い光子郎がD3の機能を制限せずに放っておくとは思えないし、デジタルワールドに不安要素を招きかねない可能性を潰さない理由が無い」
 テイルモンは先代のパートナーデジモンの中でも一際異質です。その理由を聞いて知ってはいますが、想像を絶する体験に裏打ちされた冷静で硬質な思考回路は、時に彼女を一人にします。……我々の仲間内でさえ。
 「人を独り占めなんか出来ない。……特にあたしたちデジモンにはね」
 正直、ジョグレス相手の私でさえ時々彼女を見失う事があるのです。憂いと自制に満ちたテイルモンの瞳をどう評すればいいのか、未だ私には解りかねます。
 「私やパタモンは……パタモンもまたややこしいんだけど……別れるのはこれが最初じゃないからまだ楽なのかしらね。
 ……信じて待ちましょう、あの子達がこの世界を変えてくれるまで。会えるわよ、きっとまたいつか」
 珍しくテイルモンが笑ってそう言いました。私はそんな貴重な現象にさえただハイと事務的に返事をしただけで彼女の顔すら見ません。
 何故ならば彼女の心配が的外れでしかも大局的なものだったからです。
 どちらかと言えば、あの熱心に井戸端会議をしている三匹の方が私の心情に近い話をしていました。
 「そう言えば」
 パタモンが急に声を上げてブイモンに尋ねました。少しこちらの様子を窺いながら。
 「ワームモンって何処まで行ったの?ずいぶん遅いけど」
 「あいつ賢と京にくっついてコンビニ行ったまま。こっち来てないぜ」
 「あのナリで外に出るたぁ豪傑だぎゃ」
 「……芋虫のぬいぐるみもってコンビニに来る中学生ってやだなぁ」

908:エロモン
08/06/05 01:09:06 wY2NJkcZ


 機動性の高さを買われて私がデジタルゲートに突き飛ばされ(こんなひどいことするのは見当がつくでしょう。そう、全員です)、椅子の背もたれにようやく着地してしぶしぶ飛び立とうとしたとたん、足下であのダミ声がしました。
 「おい」
 「……む……ワームモンですか」
 急に名前を呼ばれてついうっかり陰で呼び慣れているあだ名をこぼしそうになったのではありません。
 「また虫って言おうとした」
 「気のせいでしょう」
 二人きりになるとわざとそう呼び違えるのです。そうでもしないとこの虫は馴れ馴れしく話し掛けてくるもんですから。
 「京を探してるんだろう?」
 「……正確に言えば、あなたと一乗寺もですがね」
 ふうん、とワームモンが含みのある返事をして、賢ちゃんと京はみんなの居る視聴覚室に行っててここにはまだ来ないよと言いました。
 「じゃああなた以外集まってますからDWに来て下さい。これからの事を相談するんです」
 業務連絡を伝えるのも忌々しいと、私がモニターに映るデジタルゲートの方向に体の向きを変えます。
 「いくよ。―――賢ちゃんにはもう京がいるからね」
 ふん、と鼻(?)を鳴らしてワームモンが私の止まっている椅子によじ登りました。
 「……どういう意味ですか?」
 飛び立ちばなを挫かれた私が翼をもう一度仕舞い、目は合わせずに尋ねました。
 「京には賢ちゃんがいる、ここにいたってガッカリするだけってことだよ」
 「―――意味が分かりません」
 決して目を合わせようとしない私達、窓から差し込む夕日の残滓、肌寒い空気が10月の始まりを告げています。
 「もう僕たちだけがあの子達にとって特別ってんじゃないんだ。
 ……解ってるんだろ?僕達パートナーデジモンは子供達の何処に向けたらいいのか分からない愛情の焦点でしかないのさ。あの子達が自分の愛情の使い方を知って、自分にも人にも振り分けられるようになった。
 つまり取り残された僕たちは素直に引き下がるしか術は無いってわけ」
 光子郎さんがこの時期を選んだ意味を慮るのは簡単です。
 夏休みも中間考査も終えて全員の精神状態と生活サイクルが一番安定しているからに違いありません。そしてこれから校外学習や運動会、文化祭と気を紛らわすにはもってこいの大きな学校行事を控えているのです。これ以上ないタイミングと言えましょう。
 子供達にとっては。
 では光子郎さん、我々デジモンは……特に長く封印されていた我々古代種はどうすればいいのでしょうか。その人と出会うためだけに眠っていた我々は、大好きなパートナーと離れてDWで一体どう生きていけばいいのですか。
 「……あなたもパートナーと同じで意気地が無いんですね」
 「賢ちゃんの事を侮辱する気か?」
 虫がいきり立ちもせず、穏やかな声で返しました。
 「愛情の練習相手?彼氏持ち?……望む所です。私は何があっても側に居る事を諦めませんよ。パートナーと一緒でしつこいですから」
 「……しつこいって……せめて粘り強いとか言えよ」
 「物分かりのいいあなたのパートナーと違って、京さんが案外粘着質なのは皆さんご存知です。……光子郎さんもね」
 「賢ちゃんが諦めがいいなんて思うなよ」
 私以上の物知り顔でにやりと笑い、彼は独り言を呟くように早口で言いました。
 「賢ちゃんは執念深いんだ、良くも悪くも」

909:エロモン
08/06/05 01:10:14 wY2NJkcZ


 学校のチャイムが視聴覚室のスピーカーから深く遠く響いていました。
 もうここでこのチャイムに一喜一憂する事もなくなるのでしょう。
 「ホークモンは」
 「なんですか」
 「僕をDWに迎えにきたんじゃなかったのか?」
 「行きたければどうぞご自由に。私はここで京さんを待ちます」
 隣りでわざとらしい溜息が聞こえて、少し間を置き「同族嫌悪も甚だしいな」と呟き声が聞こえましたが聞こえないフリをしました。
 分かっていますよ。私とあなたは同じなんでしょうね。パートナーが好きで好きで、後はどうでもいいんです。何にも興味が無い。だから私は一乗寺が嫌いだし、光子郎さんが妬ましくて仕方が無い。
 でもそれも終わりです。
 もうあの黄色のロッカーに収まる事は無いんですから。
 意地でもここに留まる気はあります。もしも叶うなら是が非でも、どんな卑怯な事をしてでも、自分勝手と罵られようと、リアルワールドに残ろうとも出来ます。
 でも多分私はそーゆー事はしないでしょう。何故なら、私がヒステリーを起こして困るのは誰あろう京さんだからです。大好きな光子郎さんから小言を言われるでしょう、心を許した一乗寺に長々と説得されるかもしれません。それが我慢ならないのです。
 「何故神様は別れなど作られたのでしょうか、残酷です」
 一人間の抜けたことを口から滑らせてはっと気が付いた時にはもう遅かりし、でした。
 「ブイモンなら―――もう一度逢うため、なんてクサく答えるな。多分」
 「……現実主義のアルマジモンだったら『別れが無きゃみんな団子で暮らさなきゃならなくなって狭めーだぎゃ』ですかね」
 「テイルモンとパタモンのコンビは、そうだな。『ばかじゃないの?』の一言で終わり」
 くくく、と二匹で忍び笑いをしました。不思議とワームモンの物知り顔を憎たらしいとは思いません。
 「あなたは?……あなたならなんと答えますか?」
 私にしては珍しく彼に意見を求めました。彼にとってもそれは奇妙で不意を突かれた事だったのでしょう、呆気に取られてしばらく口を開きませんでした。しかし考え事をしていた振りを上手にして、彼は答えました。
 「……愛の形の一つ?」
 で、肝心のキミはセンチメンタルに答えを求めるだけ?ワームモンが“デジモン”の悪い声を出して冷やかすように言いました。
 「私にとって別れとは、黄色のロッカーです」
 「……その心は?」
 「私を隠す砦であり、私と彼女の分岐点であり、閉じられ開かれるべき扉であり、光を垣間見る暗黒です」
 「―――詩人だね」
 ワームモンの優しげな声に居心地の悪いものを感じながら、私は深呼吸をしました。自分の心の中の整理を、まさかこの虫に手伝ってもらう羽目になるとは思いもよりませんでしたから。
 「さて、僕はDWに行くけど」
 キミはどうする。ついに椅子から机、机からモニターの前まで辿り着いたワームモンがちらりと私を振り返り、礼儀のように言いました。
 「行きますよ。……なにせ私はあなたを迎えに行って来いって連中に蹴り出されたんですから」

910:エロモン
08/06/05 01:13:35 wY2NJkcZ
ヘイ、前振り終わり。
あと>>901さん校正感謝します。ピピモンが相当印象強かったんだなぁ俺。

911:名無しさん@ピンキー
08/06/05 01:48:48 oGbB7m9Y
>>902
進化した瞬間性別はなくなる
こうだろjk

912:名無しさん@ピンキー
08/06/06 01:10:38 KQkITQnB
おお、おっつー
続きもwktkしながら待ってます。

913:名無しさん@ピンキー
08/06/11 08:15:37 23ppwHai
揚げ


914:あ
08/06/20 15:11:43 qfb/WexT


915:名無しさん@ピンキー
08/06/27 02:54:59 MHvH3qSr
保守


916:名無しさん@ピンキー
08/06/28 18:11:04 JRJlR4oZ
気分転換に書いた。テリアモンってかわいいよね。




「フフフー、ジェーン♪」
「うわなにすンのさテリアモン」
テリアモンが頭に乗っかってくる。
短く切りそろえられたジェンリャの頭につかむようなところはないけど、
テリアモンは頭の上でうまくバランスをとって、腹這いの姿勢で安定する。
髪の毛をつかむとジェンリャが痛がるので、それはしないように頭の上に小さな手を置いて
楽しそうに大きな耳を揺らす。ぱたぱた。
「どうしたのさテリアモン、今日はご機嫌だなぁ。」
「なーんでーもなーいさー♪」
そう歌うようにテリアモンはいい、またぬふふーと笑う。
「それよりさぁ、ジェン。」
「ん、なに?」
「ジェンは、好きな人とかいるの?」
「っ!?」
びっくりして、思わずむせた。
世界を救ったと言っても、ジェンリャはまだまだ小学生。
わりと、人と距離を置くタイプのジェンリャはそういう色恋沙汰とは無縁だけど、でも興味がないわけでもない。
「ど、どうしたのさテリアモン急に」
「えー?べーつにー」
そう言うと、テリアモンはえいやっと、ジェンリャの頭から飛び降りて彼の前に華麗に着地して見せた。
高層マンションに住んでる彼らには床に響くような大きな音を出すことはご法度だが、そんな心配はテリアモンには無用だった。

こっちを見るテリアモンと目が合う。
「…、なんなのさテリアモン…。」
「ふふーん。あーやーしーいー」
テリアモンがニヤっと笑う。
「ジェンは、『こい』をしてないの?」
「『こい』、って…、誰にそんな言葉習ったのさ…」
「だれでもいーじゃんー、そんなことより、どうなの?」
テリアモンの目が輝く。心底楽しそうだ。
「べつにぼくは『こい』はしてないよ…。あ、じゃあテリアモンはどうなのさ」
「えー、ぼくー?ぼくはねぇー…」
そうもったいつけると、テリアモンはまたえいやっと床を蹴って、ジェンリャの頭に飛び乗った。本日2回目。
「ふふーん、ぼくはやっぱりジェンかなー。ジェンはぼくのこと好きー?」

あぁ、やっぱりなにか良いことでもあったのかな、とジェンリャは思った。
そういう日のテリアモンはただでさえ普段から高いテンションがさらに高くなるのだ。
「…あぁ、ぼくもテリアモンのこと好きだよ。」
そう返して、頭の上のテリアモンを撫でてやる。
ジェンリャの愛撫を気持ちよさそうに受けるテリアモンは、
「ほんとー?じゃあぼくら『そうしそうあい』だねー。」
と言った。

ほんとにどこでそんな妙な言葉覚えてくるんだ…、とジェンリャは思った。

917:名無しさん@ピンキー
08/07/06 02:13:35 bb/0Onex
保守

918:名無しさん@ピンキー
08/07/06 19:51:14 sZQKCBDW
タカルキもっと欲しいなぁ


919:名無しさん@ピンキー
08/07/06 21:31:25 eHjTkHDt
同意

920:名無しさん@ピンキー
08/07/07 00:05:56 uRzawlEY
おまえらまずは職人さんに乙しろよっての

>>916

ジェンテリもいいけど、ロッテリも好きだ俺は

921:名無しさん@ピンキー
08/07/08 03:04:51 BnpK/Fd2
>>920

ロッテリアに見えたw



922:名無しさん@ピンキー
08/07/08 11:02:13 4KGF0ock
元ネタそれらしいしな

923:名無しさん@ピンキー
08/07/08 20:15:34 TAi3nicm
>>922
そうなの!?
知らんかった

924:名無しさん@ピンキー
08/07/08 20:15:56 TAi3nicm
>>922
そうなの!?
知らんかった

925:名無しさん@ピンキー
08/07/20 17:36:10 4UySZNAF
あげ

926:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:42:25 cc3v0ou3
そろそろ次書きたいけどこのスレじゃ収まりそうもないから次スレ立つの待ってるんだけど
なかなか埋まらないなーもっと妄想雑談しよーぜおめーら

927:名無しさん@ピンキー
08/07/21 01:15:15 /d85+HQM
触手に攻められるおにゃのこ型デジモンが見たいです

928:名無しさん@ピンキー
08/07/21 13:30:35 nPX/iQu4
つーとやっぱカルマーラとシューツ(フェアリ)が定番かな

929:名無しさん@ピンキー
08/07/22 18:30:02 p7Df7+Ys
太一×ヒカリがみたいな。ほのぼのでもなんでもいいから。

930:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:31:10 kmRWAPwY
>>928
泉はシューツモンに進化して戦うも、油断して触手に絡め取られる。
始めは「こんなもの!」と気丈に振舞っていたが、
弄ばれるうちに小学生の心に戻ってしまい、
「いや……いやぁ……」と涙を流しながら脅えだす。

という感じがいいな、俺は

931:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:59:51 Du6aFjGJ
サクヤ×ベルゼブの人を全裸で待ち続けている俺がいる

932:名無しさん@ピンキー
08/07/22 22:21:24 AjiIjSFy
>>929
シチュください
妄想がわけば書きます。

933:名無しさん@ピンキー
08/07/23 16:43:04 IDxlkPLy
エロなら、太一が寝てるところを襲う、ぐらいしか思い付かない。
ほのぼのだったら、家族で楽しく話してるっていうのを書いてくれるといいなあ。


934:名無しさん@ピンキー
08/07/24 08:36:25 9W2raHoj
上げるぜ。

935:名無しさん@ピンキー
08/07/24 16:05:12 EprR6yT8
>>933
太一が寝てるところを、ヒカリが襲うんですね

936:名無しさん@ピンキー
08/07/24 19:37:37 9W2raHoj
>>935
そんな感じでお願いします。

937:名無しさん@ピンキー
08/07/25 01:26:32 9r+XcGDW
賢京まだかなー
職人さんガンガレ。お願いします

938:名無しさん@ピンキー
08/07/26 09:49:31 aA6a3Gxl
>>46

> それはある雨の日の夜・・・。
> 石田ヤマトは騒がしく降り注ぐ雨の音を聞きながら一人、TVをぼんやり眺めている。
> 親父は宿直で帰って来ないから飯を作ってやる必要も無い。明日は休みで宿題をする必要もないし今日はもう何もやることが無い。
> だが、夜と言っても床に就くにはまだ早い時間。そもそもヤマトは結構夜更かしするタイプなので眠くもならない。。
> つーわけで暇を持て余しているのだが・・・。

> 「・・・・・忙しいのもおっくうだが・・・暇すぎるのも精神的に参るなぁ・・・」

> 雨の音に掻き消されてしまうような声でボソリと独り言。
> ところが、数分後。彼がボサッとしているのを覚醒させるかのごとくインターホンが鳴り響いた。

> 「・・・こんな時間に誰だ・・・」

> さすがに眠くはならんと言っても夜、しかも雨が降っているというのに訪問者。
> ヤマトは誰が来たのか少々興味を抱きつつ玄関の方へと向かった。


939:名無しさん@ピンキー
08/07/26 18:21:09 nimqsWte
なぜに以前の??

940:名無しさん@ピンキー
08/07/28 16:12:38 C5cVhZZx
>>930
お前が続き書くんだ
シューツモンの画像欲しい('A`)

941:名無しさん@ピンキー
08/08/01 19:39:03 e/rf9vOG
8/1記念に。太ヒカっつーリクもあったので、若干意識してはみたもののカプ要素は皆無。
ついでにエロも皆無。彼らがいつまでも仲間でいてくれればそれでいいです。
↓↓↓



「お兄ちゃん。」
「あぁ、わかってる。」
「タイチー、まだー?」
「わかってるって。」
ガサゴソ、と大きく飛び出した引出しの奥を探る。
小学生のときから物置同然に使用されてきた勉強机は、今も昔もモノに満ち溢れていて、探しものは簡単には見つからない。
しかし一番下の一番大きいそれを取り出してひっくり返すと、
中に入っていたいつのものかわからないプリント類や、懐かしい玩具が飛び出してきて、
そしてそれらと一緒に目当てのものがでてきた。
「あった!」
「あったー?ほらもう早く行こうよー、みんな待ってるよ。」
玄関で兄の探しものを待ち続けたヒカリと、そのパートナーのテイルモン、太一のパートナーのアグモンが声をかける。
「悪い悪い!よし、行くぞ!」
言うや否や、自分を待っていた3人(正確には、1人と2匹)をおいて太一は駆け出した。
「あ!お兄ちゃん!」
「もう、仕方無いな」
「うわ、タイチー!待ってよー!」
今日は8月1日。彼らにとって、かけがえのない大事な記念日。


久々に集まった仲間たちは、微妙に変わっていたりいなかったり。
太一がいろいろと気にかけていた空とヤマトは相変わらずのようで、
光子郎とミミも相変わらずで、京と賢は前にも増して親密なようで。
丈は未だに勉強に追われていて、大輔と賢は未だにサッカーを続けていて、伊織も高校受験だとかで勉強に忙しいようで。
そして…

「ヒカリちゃん」
「タケルくん!」
ヤマトの弟のタケルは、小学生のときにこっちに引っ越してきて以来近所には住んでいるものの、
ヒカリとは別の私立の高校に通っていて、会うのはなかなか久しぶりらしい。積もる話もあるものだ。
「たけりゅー!みんなのところに行こうよー!」
パタモンがパタパタと羽ばたきながら声をかける。が、
「うん、パタモン、ごめんね。ちょっと先に行ってて。」
タケルに冷たくあしらわれた(もちろんタケルに悪意があったわけではないけれど)パタモンは、臍を曲げながらガヤガヤと喋る
パートナーたちの輪に加わった。そこにはもちろんテイルモンもいた。
人間たちが人間たちで話をする一方で、現実世界に住みついたデジモンたちもデジモンたちで喋る。
暑いのが苦手なゴマモンやガブモンなんかはわりとへばり気味だけど、ブイモンやピヨモンなんかは話に花を咲かせている。
近所に住んでいても会う機会がそうあるわけではない。
現実世界でデジモンたちが生活するにあたっての環境はまだそんなに整ってはいなくて、
それでもパートナーとともにいれればそれでいいという健気な彼らは、強く逞しく現実世界での生活を送る。



942:名無しさん@ピンキー
08/08/01 19:39:39 e/rf9vOG
 
木陰で空とミミが作ったという弁当を食べた。
1日に合わせて帰国してきていたミミは空の家に泊まっていて、今朝いっしょに弁当を作ったらしい。
小学生のときは筆舌に尽くし難い味覚のストライクゾーンを持っていたミミは、しかしちゃんと空のお手伝いができたようで、
特に自分が作ったものを光子郎に食べさせようとして場を和ませていた。

変わらないなぁ。太一が独り言ちた。
変わらないわよ。太一の独り言に空が返した。
常に腹ぺこのアグモンは次は何を食べようかと目を輝かせていて、相変わらず集団があまり得意でないヤマトは黙り気味だ。
いつまでもこうだといいなぁ。それは太一の小さな願望だった。


そうこうしているうちに日も暮れて。


またねー!と京が元気に手を振り、それに賢がくっついて行く。
そろそろお開きだ、というところで光子郎とミミ、空とヤマトはそれぞれどこかへ消えていき、
残ったメンバーもぽつぽつと帰り支度をする。
「太一さん!また今度サッカー教えてくださいね!」
たぶん一番相変わらずな大輔がそう太一に言うと、すでにサッカーを引退した太一は
「お前のほうがもううまいよ」
と返し、大輔がいやそんなことないっすよーへへへと照れる。ほんとにかわらないなぁこいつは。
それぞれに別れの挨拶をすませ、太一もヒカリと帰路につく。

その帰り道にて、
「なぁヒカリ。」
太一がヒカリに呼びかけた。
高校生になっても、ヒカリは太一のただ一人の妹で、大切な存在で。だから聞きたいこともある。
「なぁに?」
テイルモンとちょっと前を歩いていたヒカリが太一のほうを振り返る。
「お前、タケルとはどうなんだ?」
どうなんだ?って聞かれても、という表情をヒカリが作るが、しかし
「なぁに?お兄ちゃん、もしかして妬いてるの?」
ヒカリがふふっと笑う。
あーもうこいつは、と太一が思うが、しかし若干否定できない部分もあるので、
「ばかそんなんじゃねぇよ」
とちょっと乱暴に言ってみるが、ヒカリは
「大丈夫よ。心配しなくても、お兄ちゃんがヒカリの一番だから。」
そう満面も笑みで言う。
成長して大人の色香も見え出したヒカリにそんなことを言われると思わずこみ上げるものがあるが、
そんな太一のことは露知らず、アグモンは呑気に
「タイチぃー、おなかすいた~」
と言うので、あーもう!と気を吐いて
「アグモン!走るぞ!」
と言って太一は走りだした。
ヒカリが笑ってる横でテイルモンがあきれた顔をするのも毎度のことだった。


そんな9年目(あるいは6年目)の、8月1日だった。


943:名無しさん@ピンキー
08/08/01 19:42:45 e/rf9vOG
ちなみに太一が探していたのは、もちろんデジヴァイスです。
相変わらず片付けができないのもご愛敬。
リクのほうの太一×ヒカリはごめんなさい、全然妄想がわかんもんでもうしばらくまってください。
つーかタカルキももうずっと放置でほんと申し訳ない。所詮素人の趣味だと思って許してください。

944:名無しさん@ピンキー
08/08/01 20:32:11 pHFSAoma
和みましたwたまにはカプ無しもいいですね。GJです!

945:名無しさん@ピンキー
08/08/12 15:40:53 azAIA1Du
たまにほのぼのもいいですね!!
GJです!!


946:名無しさん@ピンキー
08/08/12 20:09:37 1gHQLA/z
GJ!自分のペースでこれからも書いてください。

947:名無しさん@ピンキー
08/08/15 16:53:34 pU4MCjA8
モン×モンの話はアリなのかな?
ギル×テリアとか読んでみたい・・・

948:名無しさん@ピンキー
08/08/16 00:57:14 GyUzKnb1
>>947
えち要素ありで?
なしならそれもいいなぁ。ありだとちょっと怖い気がするw

949:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:45:19 gHJRdgOa
デジモンは基本的に性別が無いとはいえ
それはさすがに数字板行け

950:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:41:34 iRJKO5Wr
モン×モンなら
インプ(ベルゼブ)×レナが一番好きだな

951:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:50:16 ExLDzKoF
俺的にはバツの前後が逆な方が

952:名無しさん@ピンキー
08/08/23 01:32:38 2s3S37kp
「ベルゼブモンブラストモード様だ」
「何やってんのよ!」


ヴァンデモン様だ
はまだしも
ベルゼブモンブラストモード様だ
はさすがに長すぎるって

953:名無しさん@ピンキー
08/08/23 13:15:19 EngO44Um
タカルキきぼんぬ

954:名無しさん@ピンキー
08/08/25 00:24:49 YmNXEc1/
むしろルキジュリタカでヒートアップ

955:名無しさん@ピンキー
08/08/25 23:55:29 30J96PxS
牛と狐をですね

956:名無しさん@ピンキー
08/08/27 23:53:17 UhMmzKir
留姫→啓人→樹莉
丑→レナモン⇔インプモン

957:名無しさん@ピンキー
08/08/31 08:52:56 8CC0pQ7u
なぁ 保管庫SS見るとちっとはデジモン×デジモンあるが
ほとんどリリモン、エンジェウーマン、サクヤモンとかみため「女性型」だよな。
それ以外は801スレいけってことかな。

虫×竜ノット擬人化エロ妄想しちまったおれはどうすれば。

958:名無しさん@ピンキー
08/08/31 15:17:51 MQBKOizb
デジモンにセックスという意味での性別は無い(ジェンダーはある)のだから
ブイモンはパーソナル的にはオレっ娘だったんだよ!
ということにしてもいいような気はするがまあ投下前の注意書きは必須だろうな

なお801のデジモンスレには現在
空気を読まないおちんちんランド在住のキモオタがほぼ荒らし状態で粘着しているので
男丸出しの態度で書き込むとひどく冷遇されるから気をつけるが吉

959:名無しさん@ピンキー
08/08/31 18:46:54 p7swNFhP
>>957
自分で書けばよろし

960:957
08/08/31 20:45:24 8CC0pQ7u
>>958
㌧クス。ブイモンはエクスブイモンに進化した時点で♂確定だな…と思っていた自分に道が開けたような気がします。
注意書きにゃ気をつけます。
数字版は覗いているんですが、モン×モン少ないなー…。
練習かねてまずは健全ほのぼのからいこうと思います。

>>959
わかりました。でも投下は来週になると思います。


…ですます口調でごまかせるかな…

961:名無しさん@ピンキー
08/09/01 15:17:42 O5Z0yDxR
エンジェウー
レディデビ
ロゼ
リリス

この4匹のを書いてくれ
お願いします

962:名無しさん@ピンキー
08/09/01 19:37:54 n2fZP6mG
>>960
楽しみにしてますw
それが終わったらそろそろ次スレかな。

963:960
08/09/07 23:21:49 BQUokxtj
ども。
SSを0時に投下しますがよろしいでしょうか。

健全ほのぼのと言いましたがやっぱり虫と小竜の話になってしまった…
カポー未満でエロ無し。
そんでもって当人達が一切登場しないとゆーシロモノですが。


やっぱり虫×竜以外はまだ書けない。

964:名無しさん@ピンキー
08/09/07 23:27:33 0H1utmJ+
>>963
がんがれ
俺は待ってる

965:960
08/09/08 00:09:44 OLD+zwXM
では投下します。

966:960
08/09/08 00:12:17 OLD+zwXM

「大輔」
「おう、賢」

 某ファーストフード店の前で大輔と賢は待ち合わせをしていた。
 今日はお互いパートナーはお留守番をさせ、他の誰にも声をかけることなく二人だけで会う予定だったのだ。
 大輔は炭酸のジュースとポテト。賢は紅茶だけを頼んで席に着いた。

「それで相談したことって…何か悩みでもあるのかい?」
「ん?んー…悩みって言うか、最近チビモンのやつが…変なんだよ」
「変?それはどんな風にだい?」
「そっれがさぁ!」
 聞いてくれよ!とばかりに大輔は賢に顔を寄せて身振り手振りで話を始める。

 大輔のパートナーデジモンであるブイモンことチビモンは見た目通りお子様味覚で甘いものに目がない。
 だから家の中のお菓子を勝手に食べないよう言い含めてある。チビモンもそれは了承していてお腹がすいた時

は必ず大輔に強請っていた。
 ところが、つい先日家族が出かけている間にチビモンとおやつを食べようと台所に入った彼が見たのは、冷蔵

庫の野菜室から野菜を引っ張り出し、がりがりと無心に齧っているチビモンの姿だった。

「キュウリはわかるさ。でもブロッコリーなんて芯の部分を生で齧ってんだぜ?しかも食べられないって吐き出

してさー…今まで生の野菜なんてほとんど見向きもしなかったのによ」
「…それは」
 静かに話を聞いていた賢も思わず眉をひそめる。


967:960
08/09/08 00:14:09 OLD+zwXM
 少し冷めてしまったポテトを口に運び、大輔は考え込む賢に頬杖をついて聞いた。
「…ワームモンも何かあったのか?」
 正確にはミノモンなのだが、大輔にとってはワームモンの方が言い易いためあえて訂正しない。
「あぁ…大したことじゃない、と思う……」
 そう返したものの、賢の表情は思い悩んでいる者のそれで。
「部屋で使っている青いクッションが気に入ったみたいで…」
 昼寝をする時などはよくそのクッションの上で丸まっているのだと話す。
「物に愛着を持つなんて今までは一度もなかったから特に気にしなかった。でも一週間くらい前かな……そのク
ッションを綿が出るまで噛みついたり振り回したりしているみたいなんだ」
「みたいって…お前が実際見たわけじゃないのか?」
「破れたクッションを持って来て必死で謝ってきたんだ。それもこの間で三回目になったかな。おかげで裁縫が
少しだけ上手くなったよ」
 笑おうとして、失敗したらしい。賢はもう一度溜息を零した。

 沈黙が重い。街の喧噪がうるさいくらいだ。
 ジュースを最後まですすると大輔は重い空気を振り払うように明るく言いだす。
「今度光子郎さんに相談しようかと思ってんだ」
「そうか…僕も一緒に行ってみるよ。情報交換すればもしかしたら原因がわかるかもしれない」
「そうだな!」

 次に会う約束だけして二人は別れた。

968:960
08/09/08 00:16:00 DOTNr/Kz
投下終了です。
すみません…前半改行修正せず投下したら変な開きが…
もし次回があったら気をつけるようにします。

969:名無しさん@ピンキー
08/09/08 03:00:43 fJliFbZj
モンモン乙!
大輔の喋り方とからしくて上手いな

……で、コレはエロ有り本編に続くのか!?続くんだな!?

970:名無しさん@ピンキー
08/09/08 09:51:33 HKhCIdWW
期待してます!!

971:名無しさん@ピンキー
08/09/09 17:04:36 ztjtPHCt
>>961期待

972:名無しさん@ピンキー
08/09/10 02:32:55 cXNctp5n
>>969
・・・・誰と誰?

973:名無しさん@ピンキー
08/09/11 08:26:36 YIX/cRSM
宣伝。新しい板ができたので非エロ書きたかった方はこちらもどうぞ。

デジモン関連二次創作
スレリンク(mitemite板)


974:名無しさん@ピンキー
08/09/13 12:22:48 IAiPQjW6
ちょっと質問なんだが、賢って京に対して敬語だったっけ?
年上だから敬語な気がしたんだが敬語じゃなかったような気もするんだ・・・

975:名無しさん@ピンキー
08/09/13 12:49:30 1coflubL
「みやこさん」と敬称付きで呼びつつ会話はタメ口であったように思う

976:名無しさん@ピンキー
08/09/14 03:30:56 nh2GjaqY
そうか、ありがとう
…また02見てくるかな…

977:CAI
08/09/18 04:52:52 6fYWcJX7
デジタルモンスター
第1話 ホークモン×テイルモン

(京さんとヒカリさんは仲がいい……。そのパートナーのわたしとテイルモンは………微妙。)
ホークモンは今テイルモンと留守番をしていた。
(テイルモン………。可愛いなぁ。)
ホークモンはさっきからテイルモンばかり見ている。
(………ん、もうこうなったら!)
「テイルモン………。」
「ん?何ホークモン。」
するとホークモンは、テイルモンをベットに押し倒した。
「きゃっ!急に何するのよ。」
「ごめん………テイルモン。でももう我慢できないんです……!」
そう言うと、、ホークモンはテイルモンの胸を揉み始めた。
「あっ、イヤ……あん!」
「あぁ……テイルモンの胸……柔らかいよ……。」
そしてどんどん揉んでいった。
「あんっ!やだ………あうぅっ!」
「はぁはぁ………!」
今度は、テイルモンの乳首を吸い始めた。
ちゅぱ ぷちゅっ くちゃっ
「んっ……あん。乳首が………はぁっん。」
「んんっ………テイルモンの乳首…美味しいよ……。」
そして今度は、テイルモンの太ももに触れた。
「ひゃんっ!あぁん!」
「可愛い太ももしてますね……。それじゃ、いきますよ。」
ホークモンはテイルモンの太ももをさすりはじめた。
「ふぁっ……!ああっ………んんっ……やん。」
「テイルモン………感じてるんだな……。」
「か、感じてなんか……!」
「ふふ……怒らなくてもいいですよ。」

続く





978:CAI
08/09/18 05:06:20 6fYWcJX7
「怒らなくてもいいですよ。」
ホークモンは嬉しそうにいった。
テイルモンの顔は赤くなる。
「……可愛いよテイルモン。」
今度はテイルモンの割れ目を舐めはじめた。
くちゅくちゅ ぴちゃぴちゃ
いやらしい音がなり響く。
「ああん……恥ずかしいよぉ……。」「大丈夫です……。今はあたしとあなたしかいませんから………。」
「んんっ………ああっ、気持ちいいよ……ホークモン………。」
「ふふふ………。」
ホークモンは更に舐めまくる。
「ああぁんっ。いく…………いっちゃううぅぅぅっ!」
ドピュッ!!

完全にテイルモンはいってしまった。目がとろんとしてる。
「はぁはぁ…よかったよ……ホークモン……。」
「あ、ああ、ありがと………。」
「今度は私がホークモンを気持ちよくさせる番ね。」
「え?」
今度はホークモンが下になってテイルモンが上になった。
「ああ……ホークモンのアソコ大きい……。」
そしてテイルモンは、ホークモンのアソコを握り、手こきを始める。
シュコシュコシュコシュコ

「はうぅん…自分でやるよりも気持ちいいよテイルモン…。」
「フフッ、ホークモン可愛い☆」
ホークモンのアソコをくわえた。
「あううんっ……出るっ!」
ドピュッ!!
ホークモンまでもいってしまった。


979:CAI
08/09/18 05:14:26 6fYWcJX7
「あんっ………。気持ちよかった………。」
ホークモンの液はテイルモンのマンコにかかっていた。
「テイルモン拭いてあげまよ。」
「ええっ!?いいよ!自分で拭く!」「いいからいいから……。」
ティッシュでテイルモンのマンコを拭くと、テイルモンは足をもじもじさせる。
「お、終わった?」
「ああ、終わりましたよ。」
「そ、そう………。」
2匹共恥ずかしくてお互いの顔を見る事ができない。
(テイルモン………ありがとう。)

そう心の中で言い、ホークモンは眠りに入った。
「ホークモン………。私も寝よう………。」

ガチャッ
「ただいまーーーっ!!」


終わり

980:CAI
08/09/18 05:23:29 6fYWcJX7
えーとこのまま第2話も書いていきたいんですけど………何か希望な組み合わせありますか?
あったら言って下さい。

981:名無しさん@ピンキー
08/09/18 10:25:04 P840xYXh
エンジェウーモンとレディデビモンのキャットファイトがいいなぁ。
壮絶なやつ。

982:名無しさん@ピンキー
08/09/18 20:35:46 XcKbbDbr
マミーモン×アルケミモンが見たい

983:名無しさん@ピンキー
08/09/18 20:39:15 L2bjXHP5
その前に980は次スレを立てるべきだと思う

984:CAI
08/09/19 19:00:11 x9l5IoKY
OKOK。
今度書いてみる。

985:CAI
08/09/20 05:18:09 8YSOQMn6
デジタルモンスター
第2話 エンジェウーモン×レディデビモン ※エロ無し

(久しぶりにデジタルワールドへ遊びにきたと思ったら………。ハァ、どうしてレディデビモンがいるのよ………。)
エンジェウーモンとレディデビモンの仲は最悪。
出会うたびにこうもマジバトルを繰り広げられている。
「たぁっ!!」
「きゃ!」
エンジェウーモンはレディデビモンに突き落とされた。
「ううっ………。」
「フフフ………あんたもここでおしまいよ………。」
「何を……………!」
エンジェウーモンの何かがキレた。
舌打ちをし、レディデビモンに襲いかかった。
「なっ!?まだ生きてたの!!?」
「あんたを倒すまでは死ぬ訳にはいかないのよ!」
パアァァン!!
パアアアン!!
お互いに叩きあうビンタ合戦が始まった。
お互いなかなかやめようとしない。
「ホーリーアロー!」
エンジェウーモンはホーリーアローを放った。
「こんなださい技くらわないわよ!」「ガガガガーン。ガ、ガ、ガ、ガーン。」


986:CAI
08/09/20 05:19:39 8YSOQMn6
マミーモンとアルケニモンか………。あの2人はちょっと無理。
ごめんm(_ _)m


987:CAI
08/09/20 05:20:40 8YSOQMn6
って事で出て欲しいデジモンいない?

988:名無しさん@ピンキー
08/09/20 06:20:14 clACRFVN
その前に次スレ立てて

989:名無しさん@ピンキー
08/09/20 07:40:52 iR4HewmT
アニメに出てない♀モン
リリスモンとかミネルヴァモンとかどうよ

990:名無しさん@ピンキー
08/09/20 08:08:14 mLCPEIhZ
>>985
続きキボン

991:名無しさん@ピンキー
08/09/20 15:17:34 11EdHete
タカルキがほしいな。

992:名無しさん@ピンキー
08/09/20 23:50:13 HDE7Zrup
マイナーだが、メルキューレモン×ラーナモン書いて欲しい

993:CAI
08/09/21 00:48:59 K9awWuaz
「あんたの実力なんてしょせんこんなもんよ!」
「うぅっ………!!どうすれば……!!」
エンジェウーモンの攻撃が全く効かない。
「とどめといくわよ!」
「まだまだぁ!!」
エンジェウーモンはレディデビモンを地面に叩きつけた。
「ぐうっ!」
「あんたに負けるくらいならドブにだって入ってやるわ!」
エンジェウーモンはレディデビモンに乗っかり、殴り初めた。
「ほらほらほらぁ!立てるものなら立ってごらんなさいよ!!」
「ちいぃっ!!」
レディデビモンの悔しさがこみ上げてくる。
「とどめの一発ぅぅ!!」
「ぎゃあああぁぁぁぁっ!!!」
ドッッ!!!

しかしエンジェウーモンはレディデビモンにとどめをささなかった。
「な、なぜとどめをささなかった!?」
「だって………あんたを今ここで倒しちゃったら、喧嘩をする相手がいなくなっちゃうでしょ?」
「…………!」
「………サヨナラ」
エンジェウーモンは現実世界へ帰っていった。
「………フン。今度は負けないから………」

994:CAI
08/09/21 01:09:38 K9awWuaz
デジタルモンスター
第3話 メルキューレモン×ラーナモン

「はぁ………」
一体いつになったら自分と気が合うデジモンと出会う事ができるのだろうか。
ラーナモンは悩んでいた。
「おい、食事だぞラーナモン」
「メルキューレモン?いいよ、後で食べる」
「………?どうかしたのか」
「だって………。なかなか運命のデジモンと出会わないんだもん。退屈しちゃう」
「そうか………。俺はそうは思ってないけどな」
「え?」
するとメルキューレモンはラーナモンに近づいてきた。
(な、何なの……?何か…怖い!)
「頂くよ、ラーナモン」
メルキューレモンラーナモンに熱いキスをする。
「んっ………」
メルキューレモンの手はラーナモンのアソコへと伸びる。
「ひゃっ………。そんなとこ触らないでよ……」
「フフフ無理だ。何せもうやりたくなってるから………」
メルキューレモンはラーナモンのアソコをさわさわする。
「ほんとにやめて……」
「やめるかよ」
恥ずかしがるラーナモン。
次の瞬間、ラーナモンはソファーに押し倒された」

995:wedaet
08/09/21 20:05:05 InywYi23
デュークモン×サクヤモン…… 巫女の騎士?


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