デジモンシリーズ04at EROPARO
デジモンシリーズ04 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@ピンキー
08/01/21 00:54:37 HNGh971G
この流れで選ばれし子供×デジモンを書かせようとはその冒険心恐れ入る。
そしてネタ元指摘にGをまず持ってくる649に敬礼しつつホークモンでオーダー入りまーす。

ただこのカップリングでどうやったら甘くなるのか皆目見当もつかない件。

651:名無しさん@ピンキー
08/01/21 01:08:27 MpRqnSVD
地味に大輔でチャレンジとか

大輔がいつもヒカリにデレデレしてるから言えなかったけど、実は相思相愛でしたみたいな

652:名無しさん@ピンキー
08/01/21 01:13:59 r2VGZYiV
>>648
賢京子作り話希望

653:俺を誰だと思ってやがる。
08/01/21 01:23:29 HNGh971G
京の話なんだから大輔・賢は意地でも絡ませるに決まってんだろ。
それはそれとして今回はホークモンの話……京さんテラビッチ……

654:名無しさん@ピンキー
08/01/21 02:10:36 u1oEPQsa
誰って言われても…
定時になったら帰るブラックウォーグレイモンさんですか?

655:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:08:25 Nhi0ilKC
そして流れをぶったぎってヴァンデ×ミミ
しかしこういうのはあんま好きじゃないなー、と書いてて自分で思った。
↓↓


「ブラッディ・ストリーム!」
「きゃぁ!」
「リリモン!」

ヴァンデモンは強敵だった。
完全体とは言え、リリモンはまだ進化したてで、しかも連戦。
一方のヴァンデモンは長い間闇の中で力を蓄え、
しかもここはヴァンデモンによる結界の中。勝負は見えていた。

「ククク、貴様のような弱いデジモンが、この私に敵うとでも?」

ヴァンデモンのブラッディ・ストリームがリリモンをきつく締め上げる。
その度にリリモンは声にならない悲鳴をあげ、悲痛の表情を浮かべる。

「もうやめて!」

ミミの声が響いた。
リリモンは彼女のパートナーだ。
そしてミミは、自分のパートナーが苦しめられるのを黙ってみていることはできなかった。

「やめて、だと?ふん、そんなお願いを、私が聞くとでも思うのかね?」

ヴァンデモンは冷たい台詞を放ち、さらにリリモンを締め上げる。
リリモンはすでにほとんど意識を手放していたのか、
ぐったりした表情を見せるだけでもう声はほとんどでていなかった。

656:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:20:45 Nhi0ilKC
「お願い、もうやめて・・・。なんでも言うこと聞くから・・・。」

ミミの瞳から涙が零れた。自分のパートナーを苦しめられたくない彼女の必死の願いだった。

「ほう・・・、なんでも言うことを聞く、か。その覚悟はあるんだな?」

ヴァンデモンがサディスティックな笑いを浮かべる。
ミミは黙って俯いたまま小さくうなずく。

「ミミ・・・、だめよ・・。」
「大丈夫、リリモンのパートナーはあたしなんだから、リリモンはあたしが守る!」

必死に声を振り絞ってミミを止めようとするリリモンの声に顔をあげ、ミミは力強くそう返事した。
しかし、

「お前は黙っていろ!」

ヴァンデモンの冷たい声が響き、再びリリモンは締め上げられる。

「ぁぁぁ・・・」
「やめて!言うこと聞くからもうやめて!」

ヴァンデモンの口からふん、という小さい笑いが漏れた。


657:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:21:42 Nhi0ilKC
「そうか、ならばまず、こちらへ来てもらおうか。」

なによ!リリモンを苦しめるやつは、このミミちゃんが許さないんだから!
そう心に秘めてミミはヴァンデモンに歩み寄る。

「さぁ来たわよ。早くリリモンを放して!」
「ククク、そうだな。」
「!?」

そして次の瞬間ミミは頭の中が真っ白になった。
いきなりヴァンデモンがミミの唇を奪ったのだ!
キス自体を未経験の上、唐突に唇を奪われ、
さらに自身の口の中にヴァンデモンの舌(と呼んでいいのだろうか、ミミにとってはなにか恐ろしい蠢くもの)
がいきなり侵入してきて、ミミは完全に考えることができなくなった。そして

「ミミ・・・」

なんと、リリモンがパルモンに退化してしまった!
そのままその行為は数十秒間(ミミにとってはその何倍もの時間に感じられたが)続き
そしてヴァンデモンが唇を離したとき、ミミは理解した。
自分は純真を失ってしまったのだと。

「ククク、どうやら初めてだったらしいな。どうだ?私にファーストキスを奪われた感想は?」
「そんな・・・、ひどい・・・。」
「どんな言うことでも聞いてもらう約束だ。まだまだお楽しみはこれからだぞ。」

今やミミの中は怒りも失われ、ただ絶望に満たされているだけだった。
彼女の本当の地獄は、まだ始まったばかりだった・・・・。



658:名無しさん@ピンキー
08/01/22 14:23:28 Nhi0ilKC
以上です。短い。
つーかほんとはもっと続きあったんだけど、切りました。なんか俺が辛くて。
やっぱもっとほのぼのがいいなぁー。。

659:名無しさん@ピンキー
08/01/25 00:39:22 QdnsCxFk
>>658
続き書いて!お願いします!

660:名無しさん@ピンキー
08/01/25 01:10:38 Te6FleOr
>>659
低能アンチ乙。
しかし、本編での酷い脚本補正の影響がまさかこんな形で出てくるとはねw


661:名無しさん@ピンキー
08/01/25 08:30:47 9v/ZBSr8
>>660


662:名無しさん@ピンキー
08/01/26 21:38:16 yvYidZ8q
ヴァンデモン×ミミの話書いてくれてありがとうございます。>>657の続き書いてほしいんですけど… お願いします!

663:名無しさん@ピンキー
08/01/26 22:28:06 f+S/XCdc
賢京子作りマダー?(・∀・)

664:名無しさん@ピンキー
08/01/26 22:39:08 YkPf2BJ/
>>662
続きは自分で書くんだ!がんばれ!

665:名無しさん@ピンキー
08/01/28 15:58:21 qkGd8akS
なんとなく描きたくなった『ミミに犯されるヴァンデモン』

「デッドストリーム!!」
ヴァンデモンの技をまともに受けたリリモンは悲鳴を上げてゆっくりと堕ちて行く
石や固体などにされたわけではないリリモンの時の流れが遅くなったのだ。
「リリモン!!」
ミミが絶叫する、リリモンにヴァンデモンの下僕の蝙蝠が襲い掛かる。
「メテオウィング!!」
バードラモンがそれを焼き払う。
「・・っ、空さん!!リリモンを連れて逃げて!!」
リリモンを空に任せ、ミミは空の母親とともにバケモンにつかまった・・

「ここどこ??」
ミミは薄暗い空間で目を覚ます。
「私の空間へようこそ、純真の紋章を持つ選ばれし子供よ」
ヴァンデモンが紳士的な口調で挨拶をする
ミミはこの場から逃げようとしただが手足が赤い電気で縛り付けられている仮に電気から
抜け出せても空間そのものから抜け出せるとは限らない
それでもミミはじたばたと暴れる
「フフ・・そんなにあがいても無駄だ」
ヴァンデモンはそういうとミミにキスをする
「ん~~~!?」
唇を離されるとミミはヴァンデモンを睨む
「クク・・いい面構えだ・・褒美にいい物を見せてやろう・・」
ヴァンデモンの両手の中に2つの映像が映し出される
「!?」
右手の映像に写されたのはバードラモンとガルルモンがスナイモンとタスクモンを睨み付けている
ローブを身にまとったお化けのようなデジモンもいる
近くにはバードラモンのパートナーの空とガルルモンのパートナーのヤマトのほかに小さな女の子・・
確か太一の妹のヒカリ・・
左の映像には
メガシードラモンに襲われる、イッカクモンと丈、タケルとパタモン・・
「うそ・・」
ミミはショックを受けた仲間がピンチなのに自分は何も出来ない・・
「どうだ、自分の愚かさを思い知ったか・・ハハハ」
その言葉がミミの逆鱗に触れる事とも知らず・・


すみません長くなりそうなのでこの辺で





666:名無しさん@ピンキー
08/01/29 05:15:09 U0SvRQDV
つづきは?

667:名無しさん@ピンキー
08/01/29 06:16:52 CkxCmPAK
>>666
こいつヴェノムヴァンデモンじゃね?

668:名無しさん@ピンキー
08/01/29 08:24:14 52E+Iy5f
乙としかいいようがない。

669:名無しさん@ピンキー
08/01/29 08:53:20 hYiLxxei
メタルガルルモンって機械なのに汗かくよね・・(39話参照)

670:名無しさん@ピンキー
08/01/29 08:54:27 Kqvj0bWI
d

671:名無しさん@ピンキー
08/01/29 11:15:43 CkxCmPAK
>>669
機械以前に生き物だからさ!

てか、コキュートスブレスによる結露だったりして。

672:名無しさん@ピンキー
08/01/29 16:09:50 zNsFWAMw
アグニ×フェアリか
ヴォルフ×フェアリが見たい

673:名無しさん@ピンキー
08/01/29 16:24:00 hYiLxxei
ダン!!
「なんてことを・・」
「俺は太一にヒカリを守るって約束したのに・・」
空もヤマトも表情が暗かった・・ヒカリが連れて行かれたのだ
ガルダモンに超進化したがその巨体で動くには
場所が狭く思うように動けなかったのだ・・
ガルルモンは自分が超進化すれば何とかなると考えた、だがガルダモンがやられた状態で
自分が進化している間にヤマトや空を狙われる危険だって・
「・・・ミ・・・・・・・・ミ・・・」
ガルダモンの手の中でリリモンが弱々しい声を出したのには誰も気付かなかった
「な・・なによこれ!?」
ヴァンデモンが呪文を唱えるとミミの身体を覆っていた服が消え
ミミは一糸まとわぬ姿突如ミミのまだ膨らみ始めて間もない胸と秘所を触られているような感覚が襲う
ヴァンデモンは何もしていないなのに・・
「やぁあん・・なにこれぇ気持ち悪いよぉ」
触られていないのに触られている感覚・・
「気持ち悪い?これは気持ちいいと言うのだよ?」
「この・・ヘンタイ・・キャアアア!!」
ミミがすさまじい悲鳴を上げる、左右の胸の小さな突起物から何が吸い取られる感覚がミミを襲う
それはまるで搾乳のようでまだ成長途中であるミミの胸はベコベコとへこんだ
それが終わるとミミの胸そのものは、元の状態に戻ったがミミの体力は大幅に削られたようだ
「フ・・純真の紋章を持つ選ばれし子供よ・・私にエネルギーを吸い取られてもなお
意識があるのはさすがだ・・では褒美に・・」
「痛い!!痛いよう!!たすけてぇ!!」
ミミは女だけが持つ穴に何か入れられるような感覚をかんじた。勿論ミミは今までそんな経験をした事が無いからよく分からないが
女性器の中に男性器を入れられたとしたらこんな感覚であろう
「ぁあん、やめ・・・あ・・」
ミミの下半身が揺れる
「ふふ・・そろそろいいな・・」
ジュブドピュジュルルル~・・
「いやぁぁぁぁぁ・・・」
ミミの子宮に何か熱いものが注ぎ込まれた・・
「どうだ?私の精液の味は?」
ミミの両脚にはこぼれた精液が伝っている
「ハァ・・ハァ・・」
「しかし、お前達の行いが全く分からん・・
お前達が束になっても私には勝てないクズなのに・・」
「・・・私のことだけでなく皆を貶すなんて・・・許せない!!」
「生意気な!!ナイトレイド!!」
「きゃあ!!」
ミミは悲鳴を上げる純真の紋章が光る・・先ほどトゲモンがリリモンに超進化した
時の光なんて比じゃない・・
その光量にヴァンデモンは苦しい顔をする
「お・・のれ・・ブラッディストリーム!!」
その名のとおり血のような赤い電気の鞭を振るうしかしそれをミミは素手で受け止める
そしてミミの紋章の力を受けその鞭は血の色から清らかな緑色に変わる・・
「な・・」
「ヴァンデモン・・私はあんたを許さない!!」
バシン!!バシン!!
怒りに任せミミは奪い取った鞭でヴァンデモンを叩きのめす・・
勿論完全体である上、自分の結界の中にいるヴァンデモンがこんな小娘にやられるとは
思っても無かっただろう
「おのれ・・ナイト・・
スッパーーーン
ぐわぁ」
蝙蝠を召喚する時間も与えない、ヴァンデモンはうろたえる


674:名無しさん@ピンキー
08/01/29 16:34:53 hYiLxxei
「ヴァンデモン様、8人目が見つかりました。」
ピコデビモンの声だ。
ヴァンデモンはミミから逃げるように消え去る
吸血鬼が消えると亜空間も消え。ビッグサイトの中・・他の人は皆眠っていた
「あ・・服・・」
ミミは周囲を見回すと自分と同じ背丈の子供の一人がシャツを二枚重ねにして着ていたので
それを一枚脱がせ、下はワンピースの下に短パンを履いていた子がいたのでその短パンを勝手にもらって
履いた。
出口の方から
「メガフレイム!!」
と言う声がした。
「あ~!太一さん!!」
出口の向こうには太一とグレイモンがいた・・


とりあえず終わりです・・ってこれじゃ『ミミにボコられるヴァンデモン』じゃないか!!
アニメ本編にリンクさせてみましたけど強引ですね・・
結論『ミミはノーブラ・ノーパンでフジテレビ屋上での決戦に挑んだ』

675:名無しさん@ピンキー
08/01/29 16:35:56 hYiLxxei
ヴォルフェア考え中。

676:名無しさん@ピンキー
08/01/29 23:32:50 52E+Iy5f
乙。しかしミミw

677:名無しさん@ピンキー
08/01/30 10:10:24 JMuwBIFB
>>675
待ってる。

678:名無しさん@ピンキー
08/01/30 12:29:38 WVWWIGSZ
『ヴォルフェアだよ』

スピリットの力でハイブリッド体デジモンに進化した拓也たちは
ダークティラノモンの群れと戦っていた・・
少々てこずったが残りは一匹となった。しかしその一匹が群れのリーダーであろう
連戦でアグニモン達は疲れている・・早くけりをつけなければこちらが不利になる
「ギャオオオオ」
ダークティラノモンが雄叫びを上げる
全員がいっせいに攻撃を仕掛けダークティラノモンを消滅させる
しかし消滅する時悪あがきなのか火炎弾を放ちそれが降りてきた
泉=フェアリモンに直撃する
「きゃあ!!」
バランスを崩したフェアリモンの足元は断崖絶壁の崖だ・・
蝶の様な羽に傷を付けられ飛ぶ事も出来ない。
「泉っ!!」
とっさに輝二=ヴォルフモンがフェアリモンの腕をつかむ
全員が駆け寄ってくる
「大丈夫か!?」
「輝二!!それは俺のポディションだろ!!」
「純平さん、そんな場合じゃ・・うわわわ~」
突然大きな地震が起きる・・ヴォルフモンのいた足元も崩れる
助けに行こうとしたが揺れが大きすぎて立つことも出来なかった

679:名無しさん@ピンキー
08/01/30 12:57:59 WVWWIGSZ
「きゃああああ」
「うわああああ」
ヴォルフモンたちはまっ逆さま落ちていく。
幸いデジモンの姿だったので大事には至らなかった。
「いった~・・大丈夫!?」
「ああ、なんとかな・・だけど」
ヴォルフモンが崖を見上げるかなりの高さがありたとえフェアリモンが飛べても
越えることは難しい高さだ。まして彼女は羽を怪我している
「仕方ない・・歩くか・・」
「あ、ねぇ進化解いた方が良くない??」
「いい、もし敵が襲ってきたらすぐに戦えるだろ」
そういうことで進化は解かない事にした


「ちょっと~もっとゆっくり歩いてよ、私とアンタじゃ脚の長さが違うのよ
そりゃあ、私だって十分長いけど・・」
「クッ・・」
フェアリモンの言葉にヴォルフモンの口から笑いが出る
「何がおかしいのよ??」
「いや、安心した、こんな状況でもいつものお前だから」
いつもの・・
「みてれば分かる・・」
「?」
その言葉にフェアリモンは首をかしげた


しばらく無言の時が続いた・・
フェアリモンはヴォルフモンの左手に傷があるのに気がついた
「ちょっと、どうして言わなかったのよ。」
「いや・・別にたいしたことないし・・お前の方が重症だろ?」
「そんなこといったって・・とりあえず応急処置だけでもしましょ!」
フェアリモンはハンカチで傷口を塞ぐ。
「おいそれお気に入りのハンカチっていってたやつだろ?」
「そんなのどうでもいいわよ!!あんたの方が大切だもの!!」
「・・・大切・・か・・」
ヴォルフモンはポソリと呟いた

680:名無しさん@ピンキー
08/01/30 13:23:20 WVWWIGSZ
「うそ~行き止まりじゃない!!もう疲れて歩けないわよ~」
「少し休むか・・」
二人はその場に腰を下ろす。
と、雨が降り始める幸い二人がギリギリ入れる岩穴があったのでそこに移動した
「寒くないか?」
「・・うん・・」
「嘘付け」
ヴォルフモンはフェアリモンの体が震えてるのを見逃さなかった
「泉・・」
「え?ちょっ・・なに!?」
ヴォルフモンはフェアリモンの身体を抱きしめる
「バレバレなんだよ、こんなに冷たくなって、顔に寒いって書いてある」
「だからって///放してよっ」
織本泉としてもフェアリモンとしてもこんなふうに男性に抱かれた事が無いので
戸惑う。
「放っておけるかよ・・」
ギュッ・・・・・・・・・・
フェアリモンを抱くヴォルフモンの腕の力が強くなる
安心したのだろうかフェアリモンはその腕の中ですやすやと眠ってしまった


「止まないな・・」
外に目を向ける、がすぐに視線を腕の中のフェアリモンに向ける
「・・ん・・輝二・・」
フェアリモンは寝言でそういった・・


681:名無しさん@ピンキー
08/01/30 14:10:28 WVWWIGSZ
ヴォルフモンはいまだに眠っているフェアリモンの顔をのぞく
「全く・・こんな気持ちになるなんて思っても無かったよ・・」
初めて会ったときなんかうるさいしお節介で・・こんな気持ちになるなんて
思わなかった。
「いずみ・・・・」
ヴォルフモンは眠っているフェアリモンにキスをする。キスと言っても軽く唇が触れるだけ
それで十分だと思っていたのに足りなかった。二度目のキスは舌を入れ込む
息苦しさにフェアリモンは目を覚ます
「こほ・・なにす・・」
抵抗しようとしたが再び口を塞がれるそして
「好きだ・・」
「え!?ちょっと・・何いきなり・・」
「いきなりじゃない、ずっとそう思っていた・・泉のことずっと・・」
そういいながらフェアリモンの露出した肌をそっと撫でる・・その手はゆっくりと下に下りていく
「ちょっ、やっ・・ヴォ・・輝二・・やめ・・あっ・・」
フェアリモンがやめてというがヴォルフモンは動きを止めない
「お前が、悪いんだろ・・俺の頭の中にお前が住み着いて・・消したくっても消せない・・」
いったいどこで覚えたのであろうか、進化して大人の体型と言っても中身は小学5年生の子供だ
なのに・・
「・・あっ・・く・・輝・・二・・」
いろんな所を愛撫されフェアリモンのアソコはびしょびしょに濡れている
ジュブジュブ・・
「きゃぁん・・」
「分かるか?俺の指がお前の中に入ってるって」
ヴォルフモンは激しくその指を動かす
「あ・・ぁあん・・だめぇ・・そんな激しくうごかさ・・」
ズチュウ・・
そこから抜いたヴォルフモンの指にはフェアリモンの蜜がついている
それをぺろっと舐める
「泉・・・・いいか・・・」
何がいいかと言う事はフェアリモンにもすぐ理解できた
「やだ・・そんな大きいのはいらないよ・・」
フェアリモンは勃起したヴォルフモンのソレを否定する
だが
ジュググプジュ・・
「いった・・いた~い~やめてぇ」
フェアリモンは泣き叫ぶ
「全部入ったぜ・・すごいしまっていて気持ちいいよ・・」
やはり人間とデジモンの違いなのかすごい膣圧を感じるすぐにイキそうになったが
耐えて、腰を大きく動かす
いやらしい音が鳴り響く
「あっ・・あんっやめ・・そんなに激しくしたら・・壊れちゃうぉ」
「ゴメン・・もう無理だ。出る」
ドピュンジュルルル~ドプ・・
「ああああ・・・」
射精宣言とともにフェアリモンの膣内に大量の精液が流しいれられる

絶頂を迎えた二人は繋がったまま気を失った・・・。



こんなかんじでどうですかぁ??


682:名無しさん@ピンキー
08/01/30 23:25:14 JMuwBIFB
乙!
書いてくれてありがとう。
何か普通の人間同士より萌えるな…フロの場合は(*´д`*)

683:名無しさん@ピンキー
08/01/30 23:59:16 icv5SZv8
ヴァンデモン×ミミもう描いてくれる人いないの?

684:名無しさん@ピンキー
08/02/01 15:13:51 Xl1K9BWu
そんなに言うなら書いてやるよ
ヴァンミミ。パラレル設定でミミは02番で

「どうして・・なんであなたが・・」
「そうよ!!どうして」
「フフフ・・久しぶりだな・・選ばれし子供よ」
ミミは震えた声を出した、パルモンも・・目の前にいる吸血鬼・ヴァンデモンは3年前醜い魔獣の姿で
ウォーグレイモンとメタルガルルモンに倒されたはずなのに・・
ミミは仲間に助けを求めるだが
「無駄だ、誰も来ない。」
「まだよ!!パルモン!!進化よ」
ミミはパートナーに進化をするように言うだがデジヴァイスは光らない
パルモンに目を向けるだがパルモンはいない・・
代わりに薄緑色の地に緑色の水玉模様が描かれたデジタマがあった
「パルモン!」
ミミには分かったこれが自分の分身であると言う事を・・
「パルモン!!パルモン!!ねぇ!!返事をして!!パルモーーーン!!」
ミミは声を入り上げる
「ナイトレイド!!」
ヴァンデモンの放ったこうもりがパルモンのデジタマを喰らい尽くす
「あぁ・・」
ミミは呆然とする、ヴァンデモンが不気味に笑った時何が起きたか理解できた
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
ミミは絶叫する・・そしてその場に倒れた



685:名無しさん@ピンキー
08/02/01 15:40:41 Xl1K9BWu
「目を覚ましたか・・」
「ヴァンデモン!!パルモンを返して!!」
ヴァンデモンは答えない、その代わりに指をパチンとならすと
蝙蝠たちがミミの服を引き裂く
「ほう、成長したものだな・・」
3年前より膨らんだ胸を舐める
「ちょっとやめ・・」
「下はどうかな・・・?」
そういうながらミミの花弁を除く
しばらくはじっと見ているだけで何もしない別に縛り付けられてるわけでもない
逃げようと思えばいつだって逃げれただけど逃げなかった
「!?あぁぁん」
ヴァンデモンがミミの花弁を舐める。
「やぁ・・やめ・・ひゃああ」
だが、あまり蜜が出てこない
「しぶといな!!蜜を出すのだ!!」
今度は舌をミミの中まで入れる
ミミの中からとろ~んとした蜜がゴパゴパと溢れ出す
ヴァンデモンは残さずソレを嘗め尽くす
「フフ、なかなか美味だな、ではこれが代金だ!!」
ヴァンデモンは自分のモノをミミの口の中に入れ込む
「ん・・んちゅ・・あふ・・」ぴちゃ・・ぺちゃ・・
「フハハハ!!無様なものだな!!それでは大サービスだ!!」
ブジュジュルルル~~ドピュ
「ああぁぁん・・」
勢い良く出された精液はミミの口に注がれる
「ちゃんと全て受け取るのだ」
ヴァンデモンは床に落ちた精液も舐めるように言う、ミミは自分でも分からないが
素直にソレに従う




686:名無しさん@ピンキー
08/02/01 15:58:39 Xl1K9BWu
「アッ・・アッ・・」
ヴァンデモンに屈辱的なことをされてるのに・・
だが、ミミは感じている
「これがお前の本当の声だ・・口では生意気な口をたたいているが心の奥底では
私を求めていたのだ!!」
ヴァンデモンを・・・?
ミミの目がとろ~んとなってくる
ミミは自分の身体を完全にヴァンデモンに預ける
「さァ、そろそろフィニッシュにいこうか!!」
ドピュ・・ジュピュ・・ピュルル・・ジュルル・・


「ここ・・あたしの部屋!?そうよね~あいつが生きてるわけ無いもの!!」
ミミは夢か~と安心する。
しかしこれは夢であってゆめでなかった。
2日後、ミミは体重が増えてる事に驚いた
「え~うそ~食べすぎ~!?」
しかし、体そのものに変化は無い。
だが翌日になると腹部がプクっと膨れてきた
5日目ともなるとお腹はまるで妊婦さんのようになっている
だがミミには思い当たる節が全く無い、そもそも昨日今日で
ここまでなるわけが無い、幸い両親は仕事で一ヶ月家を空けている。
不幸中の幸いだ・・
6日後にはありえないほどお腹は膨らんだ。その朝6時、
ミミは腹部に激痛を感じただがただの痛みではない
「なに!?」
ジュププ・・グププ・・・
ミミの中からナニか出てくる
ソレが完全に姿を現したのは6時6分6秒だった

687:名無しさん@ピンキー
08/02/01 16:00:01 Xl1K9BWu
書いたよ。

688:名無しさん@ピンキー
08/02/02 02:38:58 2o7lBz6/
>>684-686
余程ミミが嫌いなようだが、何かあったのかね?
床を舐めるとか妊娠とか、尋常じゃないぞ。

689:名無しさん@ピンキー
08/02/02 22:54:49 3FWAmMUN
>>687


>>688
お前もしつこいなぁ。
そんなにお前の脳内ミミが好きならこんなとこ来んなよ。

690:名無しさん@ピンキー
08/02/02 22:59:29 2o7lBz6/
>>689
>>687こそ文字通りの脳内妄想に過ぎない件

691:名無しさん@ピンキー
08/02/02 23:07:02 wEzK2I3G
いっそうの事ヴァンミミ板作った方が早い。

692:名無しさん@ピンキー
08/02/02 23:07:45 3FWAmMUN
そうだよここは脳内妄想を文章にするスレなんだから。
21禁のストーリーが日曜の朝っぱらからやってるわけねーだろ。
人の妄想にケチつけんな。

693:名無しさん@ピンキー
08/02/03 06:11:56 5Zq5DAr4
嫌いなキャラ&シチュはスルーが大人のマナー

694:名無しさん@ピンキー
08/02/04 10:40:38 msH5ZID0
って言うかここヴァンミミ多くね?

695:名無しさん@ピンキー
08/02/04 12:50:26 j/cEs1Y8
>>621からだけだろ。
まぁ俺ももうヴァンミミ秋田けど。

696:名無しさん@ピンキー
08/02/05 02:59:29 StDLiqHw
どう考えても同じ奴がヴァンミミヴァンミミ言ってるだけだろ

697:名無しさん@ピンキー
08/02/05 08:20:12 K6jSgxK5
というわけでヴァンミミはおしまい。
なんかリクあれば書くかも。できればほのぼの系で。

698:名無しさん@ピンキー
08/02/05 10:13:41 h7YeReQO
じゃあ、ヤマ空ほのぼので!!

699:名無しさん@ピンキー
08/02/06 01:22:19 9VU2R3f6
結構多いけどタカルキが読みたいです

700:名無しさん@ピンキー
08/02/06 12:52:47 o0zJGU6f
承った。バレンタインネタが降ってくるかもしれん

701:名無しさん@ピンキー
08/02/06 17:10:07 S1/t4AY1
輝二x泉でバレンタインネタ書きたいんだけど今日は出かけないといけないから
明日書くけどいい?

702:名無しさん@ピンキー
08/02/07 23:24:36 /jq8XdA/
>>698スマソ
先にタカルキができたのでそっちから投下します。バレンタイン前ネタ。非エロ。女心のわからないタカトくん。
↓↓↓



2004年バレンタイン、タカルキ中1


「あんた、チョコとか食べんの?」
「え?チョコ?」


久しぶりで、唐突だった。

最後に会ったのはもう半年以上前だった。
デリーパーから世界を守る戦いを終え、
向こうの世界へ帰っていったパートナーたちへパケットを送信したのはもう2年近く前。
あれから結局返信はなく、かつての子供たちは中学へと進学し、それぞれの道を歩み始めていた。
デジタルワールドへのゲートは山木達の手によって閉じられ、再び開くこともなかった。
それでもタカト達は再びパートナー達に会えることを信じていたし、
彼らの存在を忘れることはなかった。

そんなこんなで、2004年(タカト達中1の冬)バレンタインの1週間ほど前。
午後8時もすぎた時間に突然の電話。ルキだった。
いきなりの電話に戸惑うタカトにルキは
「中央公園にいるから早く来て。」
とタカトに何も言わせずに告げた(正確には「待たせたら承知しないわよ」という脅しも入ったが)

タカトはその日のうちにやらなければならない課題を抱えてはいたが、
でも課題とルキを怒らせることを天秤にかけたらあまりにもルキのほうが怖かった(時がたつと恐怖の記憶はより恐ろしくなるものらしい)
ので、母親にどこに行くのと聞かれても公園!と一言言うのが精一杯だった。


703:名無しさん@ピンキー
08/02/07 23:44:57 /jq8XdA/
書き込めない。。

704:名無しさん@ピンキー
08/02/07 23:51:21 B3Aw8Bgk
>>703
続きが投下できるようになるのをwktkしながらまってます!

705:名無しさん@ピンキー
08/02/07 23:53:12 /jq8XdA/
ごめん、文章はもうできてるんだけど、それをコピペして書き込もうとすると
ギコナビでもIEでも送信できるんだけど、反映されねぇんだ。。なんだこれ。。
ちょっとまっててくらはい。。

706:名無しさん@ピンキー
08/02/08 00:00:28 INtHpq/a
「遅い」
ルキは白い息を吐きながら、肩で息をするタカトを睨んだ。
久しぶりにあったルキはなんだかちょっと大人びていて、
前にもまして迫力のある目で睨んでくるので、タカトは思わず尻込みした。
「ご、ごめん。それで、どうしたの?」
思わず謝って、でもなんで謝るんだいきなり呼び出したのルキじゃないかと心の中でつぶやくが、口には出さない。
「・・・」
ルキは黙ってタカトのことを睨んでいた(少なくともタカトは睨まれてると思った)。
「あ、あのほんとごめん。寒かった、よね・・・。」
タカトは再び謝って、どうにか機嫌を直してもらおうと思ったが(すでにルキが悪いとかそういう考えはどこかに飛んでいった)
「・・・べつに怒ってないわよ。」
とルキは小さくつぶやいて、そっぽを向いた。
タカトはルキが何を考えているのかはわからなかったが、とりあえず怒ってはいないようなので一安心して
「あ、そう。。で、えっと、どうしたの?急に呼び出して」
と尋ねた。

「・・・あんた、チョコとか食べんの?」
「え?チョコ?えっと、チョコって、あのお菓子の?」
「そうよ。それ以外にどんなチョコがあるのよ。」
「あ、いや、ないです。。」

いきなりルキに尋ねられて戸惑ってしまたっが、
でもタカトは男のわりにはわりとチョコは好きなほうなので(余談だが、和博はチョコ等の甘いものは苦手らしい)


707:名無しさん@ピンキー
08/02/08 00:09:59 INtHpq/a
「えっと、わりと好きだけど。なんで?」
「・・・バレンタインじゃない。」
「バレンタイン?」
それで理解した。ルキはバレンタインにチョコをくれるつもりらしいと。
「え、じゃあ僕にチョコくれるってこと?」
「そうよ、文句あるの」
「あ、いや、ないです。。」

実はルキはこれまでバレンタインにチョコを配るなんてことはしてこなかった。
なんで私がそんなことしなきゃいけないの、ばっかみたい、とまで思ってたくらいで、
もちろんタカト達と知り合った以降のバレンタインにも、彼らにチョコを配るなんてことはしなかった。

「へーでも、どうしたの急に。ルキがチョコなんて」
「なによ、わたしがチョコあげるのがおかしいの」
「い、いやそういうわけじゃないけどさ、でもだって今までくれなかったのに。」
「それは・・・」
なにか反論するかのように開いた口をそのまま閉じて、ルキは俯いて黙ってしまった。
「ル、ルキ?」
急に黙ってしまったルキに驚いて、タカトは思わずルキの顔を覗き込んだ。
寒さのせいか、ルキの頬がかすかに紅潮している。
「・・・だって、バレンタインは、、タカトはチョコ好きかなって・・・。」
「え?」
要領を得ないルキの回答に、タカトは混乱させられてしまった。

708:名無しさん@ピンキー
08/02/08 00:11:52 INtHpq/a
ここでネタバレすると、実はルキはタカトに惚れていた。らしい。
いや、惚れていたのかどうかはルキには定かではなかったが、どうにもここのところルキの中には
タカトに対するなんともいえないモヤモヤがあって、自分でもそれが一体なんなのかはわからなかったのだけれども、
学校の友達に(ちなみにルキはタカトたちの通う中学とは別の私立の中学に通っている)そのことを相談したら、
それは恋だ。とはっきり告げられてしまった。
自分がタカトに恋?あのタカトに?
それでも心当たりは間違いなくあったし、それにタカトのことを思い出してもやもやするのは事実だった。

「へー、でもルキがチョコかぁ、ちょっと楽しみだな。」
とタカトが言った。
ルキはタカトに対するもやもやのせいで俯いて黙っていたがその一言で現実に呼び戻されて、
「そうよ、あたしが作ってあげるんだから、楽しみにしてなさい。」
と言い返した。するとタカトは
「うん、ありがとう。じゃあ今年は加藤さんとあわせて2個もらえるのかな!」
と元気よく返事したのだが、これがマズかった。

「・・・加藤さん?樹里?」
「うん、加藤さん。加藤さんは毎年チョコくれるんだけど、あ、お母さんとかそういうのは抜かしてね。
 今年はルキもくれたら2個ももらえるなぁって思って。あ、あれ?ルキ?」

残念ながらまったく女心が理解できてないタカトが気付くと、ルキは既に両のこぶしを握り締めて、
そうか、樹里か。樹里がいたか、などとぶつぶつ呟いていて、
タカトにはこうなった原因がまったくわからなかったのだけども
「あ、あのー、ルキ?大丈夫?」
などと声をかけるとルキはいきなり
「打倒!樹里!」と声を張り上げ、
「タカト!絶対あたしのチョコ食べるのよ!」
と告げ、走りさってしまった。

一人取り残されたタカトは、
「えぇ?食べるけど・・・。どうしたんだろう。。」
と白い息を吐くだけだった。



後日、このことを電話でジェンリャに話したら、ジェンリャにも呆れられてしまい、
タカトは己の未熟さを理解するのだった。

709:名無しさん@ピンキー
08/02/08 00:15:51 INtHpq/a

>>702
>>706
>>707
>>708
で。途中で余計なのはさんでスマンかった。

710:名無しさん@ピンキー
08/02/08 00:27:27 KGgnsIyz
>>709
タカトの鈍さと、ルキのツンデレっぷりが素晴らしいです!
投下乙でした!

711:名無しさん@ピンキー
08/02/08 06:56:24 WmoDtZA+
>>709
GJ!タカトって主人公達の中で唯一ギャルゲ要素持ってるよなw

712:名無しさん@ピンキー
08/02/08 19:47:15 vLX3yN2r
>>709
超GJ!二人とも可愛いよw
>>711
まあ、本編と夏映画と春映画全部でフラグ立ててるしw

713:名無しさん@ピンキー
08/02/08 20:44:21 yr+vYpnx
健ルキがすきなので読みたいなー


714:名無しさん@ピンキー
08/02/09 01:05:23 GZUHOlNn
タカトはやっぱり天然フラグ・クラッシャーかw

ジュリもそうとう焦れてるだろうがルキ頑張れ


715:名無しさん@ピンキー
08/02/10 11:38:05 R8qB30yi
URLリンク(orz5.2ch.io)

URLリンク(pksp.jp)

716:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:55:37 BLo+oq1j
ヤマ空。一応できましたー。
けど、わりとありがちな愛情(と書いておふくろと読む)ネタに。。しかもバレンタインあんま関係ないw
03年バレンタインの翌日が休みかどうかも未確認なので、そこはヌルーしてあげてください。。
↓↓↓


2003年バレンタイン ヤマ空中二の冬 愛情(おふくろ)の紋章は友情よりはるかに強いらしい。



夜道を一人歩く少年がいた。
名前は石田ヤマト。地元では名前の売れ始めているバンド、ティーンエイジウルヴスのベース&ボーカルで、
彼にはこの冬、晴れて正式に交際しだした彼女がいた。
が、いたにも関わらず、バンドのメンバーの一人が何をトチ狂ったか
「バレンタインライブやろうぜ!」
などと言い出したために、せっかくの大事な日を彼女とはぜんぜん関係ないところですごすことになってしまった。
もちろんライブに彼女を招待してはみたものの、
「そういうのは、興味ないから」
と、そっけなく断られて、イマイチ身のはいらないライブになってしまい、
寒い夜道を心身ともに疲弊しきった状態で、
もう午後10時も回ろうかという時刻に一人家路を急ぐはめになってしまったのだった。

(空のこと、怒らしちゃったかなぁ。)

ふと、考えてみる。
心優しい彼女のことだから(なにせ愛情の紋章の持ち主だ)、これぐらいで怒るようなことはないだろうけど、
それでも申し訳ない気持ちになる。
そんなことばっかりを考えながら、ようやく自分と父の二人で暮らすマンションが見えたとき、
ヤマトの視界に一人の人物が飛び込んできた。


717:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:56:22 BLo+oq1j
  
「遅かったね。お疲れ様。」

まさにヤマトが今考えてた人物、武之内空だった。

「・・・空!どうしてこんなとこに!」
「だって、会いたかったから。」

会いたかった。
そうだ。ヤマトも空に会いたかったし、空もヤマトに会いたかったのだ。

「そんなこと言ったって!今何時だと思ってるんだよ」
「だって、、だって、今日はバレンタインだし。。バレンタインは今日だけだし。。」
俯いて、上目遣いで空は答える。まさか怒られるとは思っていなかったので、空も畏縮してしまったのだ。
それに気づいてヤマトが、
「あ、あぁ、、そうだよな。ごめん。とりあえず、ウチ入ろうか。」
と行って、空を家の中へと促した。

鍵をさし、ノブを回して、ドアをあける。
仕事の都合上不規則な生活を送っている父親はまだ帰ってきていない。
というより、ここ3日は帰ってきていない。
ヤマトがこの家に引っ越してきてからずっとそうなので、そのこと自体はもう当たり前だった。

「・・おじゃましまーす。」
「そんな気にすんなよ。誰もいないし。」
「そうだけど。。やっぱ他人の家にあがるときは言うものでしょ。」
そう言って空は、脱いだ靴もちゃんと揃えて(武之内家の躾はきびしいのだ)石田家にあがった。

「とりあえず、なんか飲みもんでも持ってくるから、あっちで待ってて。」
「うん」
そう言って電気をつけ、ヤマトは台所へ行き、空をリビングへと促した。
台所には、ここのところのバンドの練習等にかまけてたせいで後回しにされていた食器類が残っていて
それを目の端でとらえつつも
(なんかあったかなぁ、コーヒーでもいっかなぁ。)
などと考えながら、リビングにいる空にコーヒーでもいい?声をかけようとしたとき、


718:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:57:19 BLo+oq1j
 
「きゃあぁ!」

突然空の悲鳴が響き渡った。

「どうした空!」
空の悲鳴を聞き付けて、リビングの向かいの脱衣所に駆けつけたヤマトの目に飛び込んできたのは、

「な、な、、な、、なによこれ!」
「あ、あ、いやこれは。。」

洗濯物の山。
雑然と脱ぎ捨てられた衣類が、武之内家の常識ではおおよそ考えられない山となってつまれていた。
なにせ男二人所帯だ。おまけに父親はほとんど不在で、たまに帰ってきたと思えば大量の衣類を残し、
また会社へと行ってしまう。
しかたなく家事全般をこなすヤマトだって、ここのところバンドの練習に追われていたため、
やはり後回し後回しにしてしまったツケをこんなタイミングで空に目撃されるハメになってしまった。

「洗濯!しないの!?」
空の怒声が飛ぶ。
「いや、、普段はするけど。。ちょっと溜まってて。。」
「掃除は!?」
してなかった。洗濯物がこれだけたまっていて、台所も大変な事態になっているのだ。
掃除などしているわけがない。
「いや、してない、です。。」
「するわよ!大事な喉をホコリにでもやられたらどうするの!」
と、空は一声あげ、さらに
「洗濯物は自分でやって!」
と言い、脱衣所から出て行ってしまった。
内心その言葉に安堵してしまったヤマトは(自分や父親の下着を彼女に触れさせずにすむ)その場にへたりこみ、
しかし自らを奮い起こしいわれた作業をやり始めた。


719:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:57:52 BLo+oq1j
 
そうしてしばらく作業をして、あらかたやり終えたころ空が再びやってきて
「ヤマトくん、ちょっといいかしら。」
と、やたら笑顔で(その笑顔にヤマトはなにか恐怖のようなものを感じた)ヤマトを呼びにきた。
「あ、ああ。なに空?」
「ヤマトくんの部屋も掃除させてもらったんだけど。」
「あ、ああ。ありがとう。えっと、それで?」
「こんなものが出てきたんだけど。」

ヤマトは後悔した。なんでもっと早く処分しとかなかったんだろう。
空の手にあったそれは、いわゆる中学生男子の大好物、エロ本だった。

「あ!いやそれは!えっとさ、ほらあれだよ!」
「どれよ!」
ボーカリスト・石田ヤマトをはるかに上回る声量でヤマトに詰め寄る空に、
ヤマトが抵抗できるわけがなかった。
「ち、ちがうって!あの、それは、えっと。。」
「なによ!言いたいことがあるならちゃんと言いなさい!」
「えーっと、あ、そうだ!太一だよ!太一のヤツがおいてったんだよ!俺のじゃないって!」
半分ウソで、半分ホントだった。
つまり太一が置いてったものではあったが、それはヤマトが太一にくれと頼んだもので、
今はヤマトのものだったが、それはこの際どうでもいい。

「太一!?太一がこんなの持ってきたの!?」
「う、うん!そうだよ!太一のやつが勝手に置いてくんだよ!家だとヒカリちゃんに見つかるとか言って!」
太一、スマン。
そう心の中で親友に謝罪しつつ、今はこの状況をどう切り抜けるかで頭がいっぱいのヤマトに選択肢はなかった。
「そう・・、太一がね。そうわかったわ。とりあえずこれは私が預かります。ヤマトくんは洗濯の続きをして頂戴。」
「はい・・・。あ、とりあえず洗濯は終わったんだけど・・・。」
「あら、そう。」
一通り大声を出して満足?したのか、空は急に静かになって
「じゃあ一息つきましょうか。」
と行って、ヤマトとともにリビングに落ち着いた。


720:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:58:52 BLo+oq1j
 
「はぁー、でもねぇ。まさかヤマトくんがあんなものを持ってたとは。」
やはりまだ少々怒りが残ってるのか、空はそうつぶやいてヤマトがいれたコーヒーをぐいっと飲んだ。
「だからちがうってー。。俺じゃないってば。」
「太一のものでもヤマトくんの部屋にあったから一緒です。」
「はい、、すいません。」
そんな会話をしばらく続けたが、突然空が、
「あらもうこんな時間!帰らなきゃ!」
と言った。すでに日付が変わる寸前だった。
もともと門限にはきびしい武之内家であり、空は今日は12時までに帰るという母親との約束のもと
石田家にお邪魔していたのだ。

「あ、そう。じゃあ送っていくよ」
「引き止めないの?」
一瞬、ヤマトは空が何を言ってるのかわからなかった。引き止める?
「え?えっと、引き止める?」
「・・・ふふふ、冗談よ。」
「え?」
ヤマトはすこし考えて、それから空にからかわれたことに気づき
「いやいや、今日は親父帰ってこないけど!明日も休みだけど!でもそれはまだ・・・」
「そうねー。スケベなヤマトくんちには泊まれないわよね~。」
「だーかーらー、、そら~。。」
「ふふふ、わかってるわよ。それじゃあ、送ってもらおうかしら。」
「はい。。」

そうして空を無事家へと送り届けたあと、
太一にまた心の中で謝りつつエロ本を処分するヤマトだった。


721:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:06:51 BLo+oq1j
後日、学校にて

「ヤマト!お前にやったエロ本がなんで空経由で俺に回ってくんだよ!」
太一につかみかかられた。しかし、ヤマトには反撃するような元気も資格もなく
ただ、スマン。と言うだけで、
なんとなく察した太一も、気をつけろよ。と声をかけるだけしかできないのでった。。

722:名無しさん@ピンキー
08/02/11 01:09:31 BLo+oq1j
うわーミスった。>>720の最後の行もヌルーしてあげて。。
>>698
こんなんでいかがでしょうかね。。ミスだらけで申し訳ないですが。。

723:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:01:05 Q26wLMrw
バレンタインとか全く関係ないけど、何の脈絡も無くレナモンとインプモンの話を投下してみようと思う

724:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:02:17 Q26wLMrw
俺はちょっと人の中に入ってくのが苦手だ。
小憎らしいとか言われてる俺だけど、何つーか微妙に気が引けちまうんだよな。
特に楽しそうに話をしてる奴等の中に入るのが一番苦手かもしれねえ。
もともとなのかもしれねえし、そういう負い目なのかもしれねえ。

けど。

なんでか知らねーけど、そんな俺にコイツはよく声かけてくるんだよな。
「そんな所で何をしているんだ、インプモン?」
電柱の上から行きかう人間を、ただ何となく眺めてたら、いつの間にか後ろの電線に立っていたレナモンから訊かれた。
「うおっ!イキナリ後ろから話しかけんなっつーのッ。散歩だよ、散歩。つーか、オメーは何やってんだよ?暇なのかぁ?」

俺は驚いて片足を電柱から踏み外しそうになったけど、尻尾を使って重心を戻した。
あ、でも驚いたからって、ちょっとイヤミっぽい台詞だよな。もう少し柔らかく言っても良かったかもしれねえ。
そんな俺の台詞に怒ったのだろうか、レナモンがちょっと黙り込む。
「……いや、お前の姿が見えたから、何をしているのだろうと思って。驚かせたのだったら済まない」

謝られた。こっちが嫌な事言ったのに、逆に謝られんのって何かヘコむぜ。
僅かにハァとため息をこぼして、なるべく明るくしようと気張る。
「はんっ!この俺様がこんな事で驚くとか思ってんのかよ。もーちょっと頭使えよな」
「…そうか」

………ってそんだけかよ!?コイツ話しかけてくるわりに会話が続かねーぞ。
その後も微妙に沈黙しているレナモン。ホントに何だっての。
俺は仕方なく話題を振ってやる事にした。

「あ~…そういやお前、何日かちょっと見なかったけどどっか行ってたのか?」
「ああ、ルキが家族と泊まりの旅行に行っていたので、私もそちらへ一緒に」
旅行かよ。いいな。俺も行きたいかも。
「泊まった先が温泉地ということらしくて、私も風呂をいただいてきた」

725:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:03:29 Q26wLMrw
「風呂だぁ?つーかデジモンが風呂ってよお。バレたら大事じゃねえのか?」
そーなったら色々面倒な事になるだろうな。ヘタすりゃ追い出されるかもしれねえ。
「ルキの母上が私の為に風呂を一つ貸しきってくれた。
それに堂々としていれば意外と問題ない。理解のある人間も多いぞ」

そういや俺もアイとマコの書置きを読んでくれる奴を探してたときに、
デジモンだってのを気にしないで、教えてくれた人間がいったけな。
結構デジモンの事も知られてきたし、何とかなるもんなのか?
それはともかく。

「俺は風呂とかより美味いメシが食いてーぜ」
「旅館に泊まったが料理も中々のものだった。ルキのつくる料理には劣るがな」
結局は自慢かよ。まぁ、別に自分のテイマーが自慢なのは俺も同じだから構わねーけど。

「……なぁ、インプモン。もし良かったら―――」
ゆっくりとレナモンが何かを言いかけ、そこで途切れた。
チリチリと肌が、感覚が、神経がうずく。
俺が感じているって事は、間違いなくレナモンも感じてるって事だ。

「デジモンか」「みてーだな」
人が話してる時にタイミングよく現れやがってよぉ。
「私はルキの所に行く」
そりゃそうだな。テメーのパートナーが最優先だ。何かアイツって危なっかしいしよ。

俺の仲間の女テイマーの気の強そうな顔を思い浮かべて思う。
そしたらレナモンが苦笑気味に笑った。考える事は同じってかよ?
「来るなら、早く来いよ。俺がさっさと終わらせちまう前に」
「ああ」

そう言って俺はレナモンに背を向け、空へと跳んだ。
「―――インプモン進化!」
風を切って、黒い羽で俺は飛ぶ。

ベルゼブモンへと進化した俺は、レナモンからみるみると離れていった。

726:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:23:22 Q26wLMrw
私は人と話すのが苦手だ。
話そうと思えば話せない訳ではないのだが、
自分から声を掛けるのは何か無意識の内に遠慮してしまう癖がある。
しかし、何故だろうか。アイツとは、そんな事を気にもせずに話ができる。

「そんな所で何をしているんだ、インプモン?」
少し離れていた場所からインプモンの気配を感じて来た私は、そう話しかけてみた。
インプモンが勢いよく振り向く。その拍子に小さな足場の電柱の上でバランスを崩した。
慌てて尻尾を引っ掛けて体勢を立て直すインプモンは、少し…可愛らしい。

「うおっ!イキナリ後ろから話しかけんなっつーのッ。散歩だよ、散歩。つーか、オメーは何やってんだよ?暇なのかぁ?」
……どうしよう。不機嫌だ。いや、私がそうさせてしまったのか。
確かに気配を殺した者に、突然背後から話しかけられたら怒って当然だ。
そうだ。まずは謝ろう。これ以上インプモンと喧嘩をしたくない。

「……いや、お前の姿が見えたから、何をしているのだろうと思って。驚かせたのだったら済まない」
精一杯の謝意を込めて言ったつもりだったが、インプモンに溜息をつかれてしまった。
背筋が僅かに寒くなる。未だかつて、これほどの寒さを感じたことはない。

「はんっ!この俺様がこんな事で驚くとか思ってんのかよ。もーちょっと頭使えよな」
「…そうか」
反射的にそう答えていたが、これは気を使われた、ということでいいのだろうか?
もし、そうだとしたなら、ちょっと嬉しい。

何だか頬が無性に熱い気がする。これは絶対頬が赤くなっている筈だ。
私はそれを悟られまいと気取られぬように顔をうつむかせる。
少し間を置かないと危ない。そのまま私は口を閉ざした。

727:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:24:35 Q26wLMrw
「あ~…そういやお前、何日かちょっと見なかったけどどっか行ってたのか?」
そんな何も言わない私は気にせずインプモンが尋ねてきた。
困った。しかしここは答えなければおかしいと思われてしまう。
まだ頬は熱いが、頼むから気付かれないでくれよ。

「ああ、ルキが家族と泊まりの旅行に行っていたので、私もそちらへ一緒に」
そうなのだ。ルキとその母上と祖母殿との旅行に私は同行していた。
今こうしてインプモンと話しているのも、旅行で少し会っていなかったから、
わざわざ何処にいるのか気配を探ってから会いに来たためなのだ。

インプモンが私の話を興味深げに聞いている。やはり会いに来てよかった。
「泊まった先が温泉地ということらしくて、私も風呂をいただいてきた」
「風呂だぁ?つーかデジモンが風呂ってよお。バレたら大事じゃねえのか?」
確かに。私もそう思って最初はどうにか断ろうとしたのだが。

「ルキの母上が私の為に風呂を一つ貸しきってくれた。
それに堂々としていれば意外と問題ない。理解のある人間も多いぞ」
私のような者の為にもったいない事をしていただいた。
だがルキと一緒に入った露天風呂というのはとても気持ちよかった。

あんまり気持ち良さそうだったのだろう。
後でルキに家に帰ったら、またお風呂に入ろう、と言われてしまったぐらいだ。
「俺は風呂とかより美味いメシが食いてーぜ」
あまりにもらしい言い草。小さな体だがインプモンはかなりの大食いなのだ。

「旅館に泊まったが料理も中々のものだった。ルキのつくる料理には劣るがな」
何度か食べさせて貰ったが、私にはそちらのほうがずっと美味い。
ルキは多分言っても信じてくれないと思うけど。
ちょっと不器用につくりだされる料理は、魔法がかけられたように素晴らしく美味いのに。

728:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:26:03 Q26wLMrw
…そう言えば、以前タカトの家で皆と一緒にパンをつくった記憶がフト蘇る。
粉まみれになったが、皆で出来立てのパンを食べたんだった。
私は記憶力はいい方だ。作りかたはほぼ完全に覚えている。
多分ルキの家の設備でもパンは焼けると思う。

材料はタカトに頼めば分けて貰えるだろう。いざとなったら自力で調達してもいい。
……頑張って、みよう、かな。
「……なぁ、インプモン。もし良かったら―――」

私が作ったもので良ければ、食べてみないか?

そう言葉を続けようとして、続きを言う事は、叶わなくなった。
少し遠くから感じる。このリアルワールドを脅かす存在が現れたという事を。
「デジモンか」「みてーだな」
何故、こんな時に、現れるのだっ。顔には表さないが、内心怒りが満ちた。

だが私の怒りなど、この際後回しだ。
「私はルキの所に行く」
恐らく今頃、ルキのデジヴァイスにデジモンの反応が出ているだろう。
そして急いでそこへと向かう筈。危なっかしいところは、相変わらずだ。

「来るなら、早く来いよ。俺がさっさと終わらせちまう前に」
「ああ」
苦笑する私に、多分同じ事を考えていただろうインプモンが言った。

そう言ってインプモンは私に背を向け、空へと跳んだ。
「―――インプモン進化!」
風を切って、黒い羽で彼は飛ぶ。

ベルゼブモンへと進化した彼は、みるみる私の手の届かぬ場所へといってしまった。




余談だが、この後すぐさまルキと一緒に究極進化してサクヤモンになった私は、
ベルゼブモンが到着するのとほぼ同時にデジモンを倒してしまって、彼を呆れさせてしまった。

……どうしよう。彼はあまり戦わない者の方が好みなのだろうか。

729:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:29:40 Q26wLMrw
よく分からない電波を受信して書いた。
書くのは難しかったけど結構楽しかった。
でも書いてから気付いたけど、これってインプ×レナモンじゃなくて、
インプ←レナモンの一方通行なかんじだよなぁ。

730:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:37:37 1fzsefMw
>>729
ツンデレと素直クールの組み合わせは可愛いなGJ!

レナモンはムラムラを募らせた末にサクヤモン巫女モードに進化して
ベルゼブモンに乗っかっちゃえばいいよという電波を今いきなり受信したが、
その場合同化しているルキをどうするかというのが一番の問題だ

731:名無しさん@ピンキー
08/02/11 02:42:48 DZ7di16W
話かわるが賢と京ってやっぱり体の相性が良かったんだろうな。

732:名無しさん@ピンキー
08/02/11 15:03:15 08I+8Qoe
>>722 >>729
どっちもGJ!!

733:名無しさん@ピンキー
08/02/12 02:51:12 dEU0f0nL
>>701に期待


734:名無しさん@ピンキー
08/02/12 11:47:31 k7wAwAPY
遅くなってすみません。それでは輝二x泉のバレンタイン

デジタルワールドでの冒険を終え、人間界に戻ってきた子供たちは、
それぞれ充実した日々を送っていた。
そしてもうすぐバレンタイン。織本泉もチョコをつくった
テーブルの上には5つのラッピングされたものがある。
どれも繊細に丁寧に包まれていることには変わりないが一つだけ
他のよりさらに可愛く包まれている。
「輝二・・喜んでくれるかな・・」
泉の瞳から雫が零れ落ちる。
輝二と連絡が取れないのだ、元々父親の仕事の関係で転校が多かった彼。
今どこにいるかも分からない、彼の双子の兄の輝一に聞くも
『こちらから電話番号が分からないようにセットされてる』
ただ、輝一の話によるとは輝二は元気らしい
「そ・・よかった・・」
とりあえず、泉は輝一にバレンタインのプレゼントを渡した

「泉さん??」
「友樹!久しぶりね~どうしたの」
「ママと買い物、泉さんは??」
「あなたが泉さんね、友樹がおせわになりした」
友樹の母親は泉に深々と頭を下げる
「初めまして、お世話になんてそんな大げさですよ。そうだこれ友樹に」
それをみて友樹が無邪気な笑顔を浮かべる
「ありがと、泉さん」
「どうもすみません」

「なんだそれ?」
こういうことには無縁(・・ということは無いだろう)の拓也は
泉からバレンタインのプレゼントをもらってもなんだ~??と言う顔をしさらに
「おい・・これって毒入りじゃ・・」
「た~く~や~・・」
泉は器用に逆立ちをし脚を左右に開き
バキィ!!ドゴォ!!ゲシィ!!
フェアリモンに進化していたことで体が自然と覚えたのだろう
泉はなんと逆立ちからの高速回転蹴りを拓也の顔に何発も喰らわせる
勿論、生身の拓也にはかなりのダメージとなった
「し・・信じらんね・・・・・・・(気絶)」

「泉ちゃんが俺にチョコをvv」
「純平、開けてみて」
チョコレートにかかれてた文字は『義理』
純平崩壊・・そりゃそうだ幾らなんでもそれはひどい
「いずみちゃァァァァん・・(号泣)」


泉は日が暮れてもう人もほとんどいない公園のベンチに座り込んでいた。
「やっぱり渡せないのかな・・」
泉はポツリとこぼした


735:名無しさん@ピンキー
08/02/12 12:02:53 k7wAwAPY
頑張って作ったって居場所が分からなかったら渡せられないじゃない
ねぇ、輝二・・どこにいるの??輝一君にも居場所を伝えないで・・
逢いたい・・逢いたいよ・・
「輝二・・・」
そんな事しても逢えるわけない、なのに
「輝二ぃ・・・」
「俺が何だって??」
「輝二!?本物・・・輝一君の変装じゃなくって?」
「はぁ?んなわけあるかよ、何なら確認しろ」
輝二は携帯電話を取り出し輝一に電話をかける
「輝二!!泉さんがお前を探し回っていたぞ!!!!!」
電話の向こうから輝一の(デジタルワールドで共に冒険をした時には想像もつかない)怒鳴り声
「ああ、ちゃんと逢えたよ」
ピッ
「本当に??本物なのね!!」
「ああ、それよりなんで俺の名前呼んでたんだ・・・?」
泉はそれに対しては答えない代わりににこっと笑い
「これ、輝二に・・これは特別だから」
特別・・・その言葉に輝二も心が温かくなった・・



一応、フロンティア全員参加です





736:名無しさん@ピンキー
08/02/12 18:07:40 NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

737:名無しさん@ピンキー
08/02/12 20:33:58 oHCAWtDJ
乙。
泉ぞっこんだなw

738:名無しさん@ピンキー
08/02/13 11:19:44 hr0pdQJo
↑↑ブラクラ注意

739:名無しさん@ピンキー
08/02/13 22:42:26 ZBuGuQ2n
バレンタインネタじゃないけどタカルキ+αを今考えてます

740:ヴァンデモン
08/02/13 23:25:44 5YpWV4tp
URLリンク(red.ribbon.to)
どうよ

741:名無しさん@ピンキー
08/02/14 00:24:47 zTJaDpj5
輝二泉萌えー(*´Д`*)

742:名無しさん@ピンキー
08/02/14 01:29:32 qDtxmXic
>>739
タカルキ好きなんで全裸で待ってますw

743:名無しさん@ピンキー
08/02/14 12:23:57 p1mQXVLd
部活終りの、夕方の帰り道。
オレンジ色の道を歩いていると、ふと、通りがかった公園で見知った男性を見かける。
公園にあるベンチに腰掛けた、20代前半の若い男性。
整った端整な顔に、男性にしてはやや長めのサラリとした明るい茶髪が吹く風で揺らいでいた。
私はそっと彼に近づき、声をかける。

「こんばんわ、啓人さん」
「…ああ、小春か。こんばんわ」

私の声に、瞳を閉じてジッと風を感じていた彼は、やっと私に気付いて…
ニッコリと、昔と同じ笑みを浮かべてくれた。
彼は松田啓人。私の兄の友人で、昔一緒にデジタルワールドを冒険し…
あの戦いで、誰よりも強く頑張った人。

「久しぶりだね。学校帰り?」
「はい。さっき、部活が終わりましたから。啓人さんは、ここで何を?」
「ちょっとした散歩かな。この公園に来たら…色々思い出して来ちゃって……」

フッと、笑みのまま啓人さんは公園を懐かしそうに眺める。
あれからもう10年以上…あの中で一番幼かった私も、いまはもう中学生になりました。
…まあ、私が一番小さいのは何年経とうが変わらない事なんですけどね。
啓人さんの笑顔…昔と同じ、明るくて優しい微笑み。
でも、全部が同じというわけでもなく…あの頃の子供っぽさや、
あどけなさの少なくなった、大人びた静かな…そして温かな笑み。
男の人に言うのもちょっと失礼かもしれませんが…一言で言うなら……綺麗でした。
啓人さんも兄さんも、皆それぞれ成長して…大人になって……そして…

「たしか、来月でしたね…留姫さんとの結婚式」
「…うん…」

私の出した話題に、啓人さんは少し照れたように笑みを浮かべて、夕焼け色の空を見上げた。
長い時間の間に生まれた感情。仲間から恋人へ、そして恋人から…更に、もう一段上へ…

744:名無しさん@ピンキー
08/02/14 12:26:45 p1mQXVLd
けど、初めて彼が留姫さんと付き合ってることを知った時は、私だけじゃなく他の皆もかなり驚いてました。
だって、あの時の戦いから、誰もが啓人さんは樹莉さんを選ぶと思ってたから……
…でも、啓人さんはずっと自分の気持ちを考えて…そして、気付いて答えを出しました。
気弱で押しの低い啓人さんですけど、やっぱり大切なことは真剣に考えて、
そして気付いたからには、その思いは真っ直ぐに、決して揺るがせずに伝える。
多分、そんな啓人さんだからこそ、留姫さんも彼の気持ちに応えて…
……樹莉さんも、素直にそれを認めたんだと思います。
皆が二人の関係を知った時、あの人だけは、驚かず、それどころか、とても良い顔をしていたのを覚えています。
…………逆に兄さんはしばらくの間平静を装ってなんとなく沈んでましたが。
まあこれはそう気にしなくても良いですね。


そんな兄さんに、樹莉さんがかける言葉が、見せる笑顔が、前よりずっと増えたのも…
それが単なる慰めの意味だけじゃないのも………ちゃんと見えてますから。

「そういえば、この公園で啓人さんと留姫さんが初めて会ったんですよね」
「うん…まあ、あの時はギルモンを狙って襲ってきたってカンジだったから、
あんまり良い出会い方とは言えなかったけどね」

苦笑しながらそう答えるが、すぐにまた懐かしむように微笑む。

「けど…あの出会いがあったから、今がある……本当に感謝してるよ。あの時、この場所で彼女に出会えた事を」

ハッキリと、留姫さんと出会ったその場所を見つめて言う。
…って、そこまで迷いなく言われちゃうと流石に聞いてる側は少し恥ずかしいんですが…

それからまたしばらく話していると、吹く風が急に冷たく感じてきた。
気付けば、夕方色だった空がもう随分と暗くなっていた。

「そろそろ寒くなってきたね。暗くもなってきたし、今日はもう帰ったほうがいいよ」
「わかりました。それじゃあ、また…結婚式、ちゃんと招待してくださいよ?」
「大丈夫。言われなくても、そのつもりだから。というか、招待し忘れでもしたら
留姫になに言われるかわかんないし」
「あは、確かにそうかもしれませんね」

短いやり取りで、私はゆっくりと公園の出口へと歩いていく。
そして、出口に近づいたそのときに、振り返って私はやや声を上げて一言言った。

「本当におめでとう御座いますっ、幸せになってください!」

私の声に啓人さんは一瞬驚いたような顔をしたけど、
…すぐにまた笑顔で「ありがとう…」と返してくれました。

745:名無しさん@ピンキー
08/02/14 12:28:17 p1mQXVLd
…………………。

…啓人さん、今日は話さなかったけど……私も…好きな人が出来たんです。
同じクラスの、普段は余り目立たない大人しい人。
けど、とても優しくて、真っ直ぐで、純真で。…顔、少しだけ…啓人さんに似てるんです。
あの頃の私は、当たり前ですけどこういった感情は全然知らなくて…啓人さんと留姫さんが
付き合ってると知った時も、それなりに知識はあっても羨ましいと言ったくらいでした。
けど…自分も好きな人が出来て、なんとなくその気持ちがわかった気がします。
好きな人が出来て…その人と一緒になれたら…結ばれることが出来たら……
それはすごく素敵で…幸せなことなんだと、なんとなくですが、わかりました。
だから、言わせてください。

おめでとう御座います。 どうか、どうか…お幸せに――

746:名無しさん@ピンキー
08/02/14 12:33:08 p1mQXVLd
あえてルキの出てこないタカルキも
アリかなぁと思って書いてみたけどどうなんだろ…
小春は成長したら礼儀正しいけどどこか
抜け目無い少女だといいなというのは完全な妄想。

747:名無しさん@ピンキー
08/02/14 23:08:22 s/TzvpWI
インプモン×れなもんが読めるなんて!

嬉しすぎて困る。ぜひまた書いてください

748:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:29:36 oGNgRccS
>>746
GJ!こうゆう第三者?から見たカップルの様子って好きですw
あと、成長した礼儀の正しい小春は他の作品にはないので新鮮でしたw


749:名無しさん@ピンキー
08/02/15 00:38:52 lXYpW2ck
輝二泉か賢京をそのうち投下したいかも。

750:名無しさん@ピンキー
08/02/15 22:56:16 UVIJeNBq
>>749
どっちも好きだけど余り見かけない賢京が見てみたいです!

751:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:05:03 fBJYsJ/A
ヤマミミと太ミミの話
読んで見たいー

752:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:10:16 h7i1neGg
太ミミは読んでみたいかも。
ただどっちかって言うとミミ太かな
若干ミミ攻め気味の。

753:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:53:22 n3LAZyon
出来事は正午を少し回った時だった。
「レナモン、あれ見てっ!」
「あれは…デジタルゾーン」
ルキの言葉で空を見た私は、出現する白い霧のフィールドを捉えた。

たまたま町を歩いていたルキと私からかなり近い地点にそれは発生している。
道行く人間たちもその発生に気付いてざわざわと喧騒が広がった。
このような街中でデジモンが現れれば大変な被害となるだろう。

そしてすぐ向こう側から、こちら側へとリアライズしてくる存在を感じる。
「ルキ、デジモンが現れる」
「うん、そういう事だから…………。タカトとジェンには連絡しといた。じゃあいくよ、レナモン!」
携帯の通話を切ってルキが走り出し、私もそれに続いた。

「―――レナモン進化!」

ルキと私。二つの存在が重なり、究極の進化が誕生する。



サクヤモンへと進化を果たし、とあるビルの屋上に発生していた、
デジタルゾーンへ入った私が目撃したのは、何とも言えぬ微妙な光景だった。
「あれは一体何なの?」
まず見えたのは、マイクだった。

マイクだ。歌をうたうためのマイク。
それを握って気持ち良さそうに歌っているデジモンが一体。

754:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:54:45 n3LAZyon
「ルキ、あのデジモンは何だか分かる?」
『あれは、確かボルケーモンよ。完全体だったはず』
ルキはあのデジモンを見ただけで名前と世代まで答えてくれた。
人型だが体中を金属のアーマーで覆い、背中に火山をのせ、腰に瓶を吊るしたデジモン。

そうか、奴はボルケーモンというのか。
完全体とはいえ、どうやらパワータイプのデジモンらしいから戦闘能力は高いだろう。
しかし奴は何をしているんだ。

『何か歌ってるみたいだけど、ヘタな歌ねぇ』
ルキ、ヘタとはいえそういう事は言ってはいけない。
と心の中で思いつつ私も同じ感想を抱いた。

『とりあえず暴れまわるとかそういう感じじゃなさそうだし、戦うのは話を聞いてみてからでいいんじゃない?』
多少ルキも困惑しているようだ。
さすがに今まで現実世界にあられたデジモンが、気持ち良さそうに歌をうたっている所に出くわした事はない。
「そうね、まず話だけでもしてみましょう」

ここまで私が近づいても気付いていない様子のボルケーモンに声を掛けてみる。
「あなた…ボルケーモンというのかしら?」
「あ~~~~♪……あ?あ!?お前いつの間に現れやがった!」
音程の外れた歌声を止めたボルケーモンは、やはり私には気付いていなかったらしい。

「私はサクヤモン。ここにゾーンが出来ていたから様子を見に来たの。あなたはここで何をしているの?」
「こ、この感じ。お前は究極体だな!俺をロードしにきやがったんだろう!そうだろう!?」
「いや、だから私は……」
「うるせえ!こうなったらロードされる前にロードしてやるっ!」

755:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:56:04 n3LAZyon
全く私の話を取り合わずボルケーモンは距離をとって、戦闘態勢に入った。
「くらえぇ!ビッグバン・ボイスッ!」
マイク片手にボルケーモンは、ただ叫んだ。
いや、これは叫びというレベルではない。これはもはや音の塊だ!

私は宙へと舞い上がり、目に見えない声の攻撃を回避した。
ビリビリと大気が震えているのが分かる。
そして私が先ほどまでいた場所はみるみる砕け、粉砕された。

『やれやれ、せっかく話し合いで解決してあげようと思ったのに』
「それもしょうがない事よ!」
再び宙を舞う私に放たれた声の衝撃波。
それを迎撃するため、使役する4匹の管狐をあらわす。

「飯綱!」
見えないが私向かって、一直線に飛んでくる衝撃波を打ち落とすのは容易い。
管狐たちは衝撃波を簡単に霧散させてしまった。

「ううっ。ちきしょう、このままじゃヤベエ!一旦逃げるぜ!!」
自分の必殺技を簡単に打ち破られて実力差を思い知ったのだろう。
ボルケーモンは素早く身を翻してビル屋上のを走り出す。

「待ちなさい!」
パワータイプなのでそこまで速くは無いが、よほどロードされるのがいやなのだろう。
かなりのスピードで全力疾走している。でもこのまま逃がす訳にはいかない。

756:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:57:18 n3LAZyon
ボルケーモンを追う私。しかしそこで予想外の事が起きた。
背を向けるボルケーモンの背中の火山が、突然火を噴いたのだ!
突然の炎に私たちは目をくらまされ、一瞬ボルケーモンの姿を見失ってしまう。
それが不味かった。

その一瞬の内に火山の噴火で加速したボルケーモンは、私から距離を稼いでしまい、もう捉えられない。
しまった、と舌打ちしそうな衝動が満ちる。これは完全な失策だった。
だがそれでも、まだ悪魔は、私たちを見捨ててはいなかったようだ。

突如ビルの外からデジタルゾーンに突入してきた黒い影。
同時に突き出された鋼の二連銃が火を吹いた。
「何だとぉ!」
弾丸はボルケーモンの足元へと炸裂し、その余波で体は吹き飛ぶ。

「珍しいな。これぐれーのデジモンに手こずってるなんてよ」
いつも通りの笑い声と共に、彼が完全に白い霧の中から現れた。
「ベルゼブモン」『たまたま運が悪かっただけよ!』
ルキが意地を張ってベルゼブモンに言った。

彼がまたいつも通りに苦笑する。
「ありがとう、助かったわ」
「気にすんな。さっさと終わらせんぞ」
そう言ってベルゼブモンは2丁のショットガンを構えた。

「待って。戦闘不能にするだけでいい」
「あぁ、任せろ!」
さすがに人を傷つけようとしている訳ではないらしいデジモンを、データに帰すのは躊躇われる。
ベルゼブモンもそこは弁えているようで、多少弾丸の軌道を計算して撃った。

757:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:58:34 n3LAZyon
しかしボルケーモンも、ただ黙っている訳ではなかった。
弾丸から逃げるように、身を捩って逃げ出そうとする。
そのため弾丸はボルケーモンの腰の辺りをかすめ、吊るしてあった瓶の紐を撃ち抜くにとどまる。
だけど元より破壊力の高い、ベルゼブモンのショットガン「ベレンヘーナ」で捕らえるつもりはない。

「飯綱!」
狙いはこっち。管狐たちに動きを止めさせる。
「くそうっ!こんなちっこいのに、動けねぇ!!」
狙い通り弾丸を避けて、足元がふらついていたボルケーモンは管狐たちにあっさりと捕まった。

―――だけど私はこの時、気が付かなかった。
ベルゼブモンの放った弾丸が、ボルケーモンの瓶の吊り紐を撃ち抜き、
その衝撃で宙に舞った瓶の栓は開いて、私の頭上から中身が降り注いできた事を。

ばしゃりっ!

そんな音と共に私たちは少々の冷たさを感じた。
「え?」『きゃっ』
私は液体をかぶったのだと気付いたのは数秒後。
そして更に数秒掛かって、鼻をつく匂いを感じた。

「お、おい。大丈夫かっ?」
「ええ、まぁ。けどこれ何かしら、凄くキツイ匂いがするのだけれど」
ベルゼブモンが傍に飛んで来たが、一体これは何かしら。
初めてかいだ匂いだけれど、少しクラクラするような………え?

758:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:59:52 n3LAZyon
その瞬間本当にグラリときた。宙を舞っているのに、足元がふらつく。
「何……これ…飛んで、いられない………」
私は力が抜け、フラフラとビルの屋上に落下してしまう。
おかしい、頭までぼうっとして、ぐるぐるしてくる。

そして術を行使するための力さえ弱まり、ボルケーモンを拘束していた管狐たちが消えてしまった。
「やった、ツイてるぜ!」
大喜びではしゃぐボルケーモン。しかし頭上から冷や水を浴びせかけられる。
「――おい、何がツイてるんだって?」

はっとしてボルケーモンは宙を仰ぐ。
そこには未だショットガンを構えたベルゼブモンがいた。
「お前一体どうしたってんだよ?」
ベルゼブモンはゆっくりとビルの屋上に着地し私に寄り添う。

そう言われても何か変だとしか。
『サクヤモン…私ちょっと眠くなってきた……変なの…でも、ゴメン………』
ルキ?ルキっ?
問いかけても返事が無い。本当に眠ってしまったの?

でも、私も力が抜けて、膝がぐらつく。もう立ってもいられない。
「あ…っ」
「おいっ!?本当にどうしたんだよ、おいッ!?」

錫杖で体を支えようともしたが、どうしても無理だ。
私はベルゼブモンの、広い胸の中へ倒れこむ事しか出来なかった。
あぁ、でもとても暖かくて、気持ちがいい。

759:名無しさん@ピンキー
08/02/17 07:01:04 n3LAZyon
「はは、この隙に!」
視界の片隅でボルケーモンが背中の火山を噴火させ、その推進力で宙を飛んでいくのが見えた。
「テメー!待ちやがれッ!!」
ベルゼブモンはそれを追うため、私を振り払ってゆこうとする。


―――――嫌だ、離れたくない。


そう脳裏に閃いた瞬間、私は行ってしまおうとするベルゼブモンのコートを掴んでいた。
「どわっ!な、何すんだよ!?」
後ろから引っ張られたため、苦しそうにベルゼブモンが文句を言う。
確かに今の私の行動はボルケーモンを取り逃がす行動でしかない。

でも、それでも、置いていかれたくない。
「や………や、だ」
「はぁ?」

交互に私と逃げるボルケーモンを見やるベルゼブモン。
だがもう今からでは追いつく事は出来ないだろう。
「ああ、ちくしょう!だから何なんだよ!?」
頭を掻きながらショットガンを収め、苛立たしげに問われた。

でも、理由なんて無い。ただ傍にいたかっただけ。
そんな事を言えば、ベルゼブモンはとても怒るだろう。
けれど何も言わなければもっと怒るかもしれない。

760:名無しさん@ピンキー
08/02/17 07:02:17 n3LAZyon
もう、私はそれが辛くって、悲しくって、気が付いていたら、泣いていた。
「うっ……うん…ひぃ……く…ふぁ………」
「は、はぁっ?ちょっと、待てよ!オイ!どうなってんだっての?!」

涙が頬を伝って落ちる。やけにそれだけは冷静に感じ取れた。
足に力が入らない私は、ベルゼブモンのコートの端に掴まっていたがもう限界だ。
私はベルゼブモンへのしかかるように倒れこむ。

「うお」
私の涙もあって動揺していたのか、ベルゼブモンは私に潰されるように尻餅をつく。
未だ止まらぬ涙。それを隠すように私は彼に抱きつき、胸元に顔をうずめる。
こうしていると、悲しさと、暖かさが、同時に感じられてとても不思議な気分になった。

「…………ぁ?」
訳も分からず、なされるがままのベルゼブモンが何かに気づいたように、
近くに転がっていた、私が被った液体の入った瓶を拾った。
ベルゼブモンは深く呆れたような、納得したかのような雰囲気でそれをじっと眺めている。

この時、私からは反対側になっていて分からなかったが、瓶の表にはこう記されていた。

ただ一文字『酒』と。

761:名無しさん@ピンキー
08/02/17 07:15:50 n3LAZyon
前回の投下後>>730でサクヤモンをベルゼブモンに乗っけるというネタを貰ったので自分なりに書いてみた。
酒の元ネタはデジモンカードで猛者の豪酒。
ボルケーモンが出てきたのはこのカードが理由だけど、バトルシーンへの展開の吹っ飛んだ三段論法の具合が、
フロンティアのボルケーモンと被ってて案外良いかもしれないと内心思ってたり。
一応この後の続きを書いてみようと思うんだけど最大の問題は、
>>730の言うサクヤモン巫女モードのカードを自分が持っていない事だと思う。
誰か何処かに巫女モードの画像ある所知りませんかね?

762:名無しさん@ピンキー
08/02/17 08:21:44 NOAEkldF
まるっきりサクヤモンが巫女服着てるだけだZE☆

763:名無しさん@ピンキー
08/02/17 10:24:09 waB5+PwK
GJ!!!
インプ(ベルゼブ)モン×レナ(サクヤ)モンが人間カップルよりも萌える自分にとってまさに神です!

764:749
08/02/17 20:47:12 M6r1qhU7
ごめん。
>>750さんには悪いが輝二泉が先に出来てしまったんでとりあえず投下します。
賢京はもーちょい待ってて。

765:コウジイズミ。1
08/02/17 20:48:30 M6r1qhU7
ヴォルフモンに進化した俺は、悪の闘士グロットモンと戦っていた。
頭上から見下ろす敵。
足下は奈落の底。
そんな絶体絶命の危機を救ってくれた仲間達。
「つかまって」
そう言って、手を差しのべてくれた君。
初めて握った君の手は、優しくて温かかった。
離したくない。
そう思った。
だが想いとは裏腹に、その手はするりと滑り落ちていく。
闇に堕ちていく俺。
離れていく君の手。
俺は叫んだ。君の名前を。


766:コウジイズミ。2
08/02/17 20:49:49 M6r1qhU7
離したくない。
そう思った。

「いずみっっ………!!」
目が覚めた。
茜色に染まったコンクリートが視界に飛び込む。
ここが学校の屋上だったことを思い出す。
時計を見ると、もう放課後だった。
握り締めていた右手に汗をかいていて、少し気持ち悪い。
溜め息を吐き、仰向けに寝転んだ。
空は、朱色から紫へのコントラストが美しい。
…こんな空を、デジタルワールドでも見たことがあったっけな。
あれから、もう5年も経った。
俺達は高校生になり、別々の道を歩んでいる。
だけど時々、みんなで集まって騒いだり、思い出話に花咲かせたりと今でも良い関係が続いている。
そして、俺と泉は。
いつからだったか、お互いを異性として意識し始め、気付けば恋人同士の関係になっていた。
積極的な彼女と違ってなかなか踏み出せない俺を後押ししてくれたのは、双子の兄の輝一だった。
最初に仲間達に報告したときは、やっぱり照れくさかった。
拓也にはからかわれるし、友樹にはあれやこれやと質問攻め。
泉のことを好きだった純平には、殴られそうにもなったな。
なんとか拓也と輝一に止められたけど、今にも泣き出しそうな純平のあの顔を見ると、さすがに少し胸が痛かった。
だけど今では純平にも認められ、俺達の仲を応援してくれている。
中学生になってからは、毎日が楽しかった。
同じ電車に乗って、同じ学校に通って、いつも一緒にいた。
デジタルワールドで旅をしていた時は、いや、あそこへ行く前にだって、こんな生活を送る日が来るなんて思わなかった。
自分はずっと一人で、これからも一人だと思っていたのに。
隣に誰かがいてくれることの幸せを、俺は知ってしまったんだ。



767:名無しさん@ピンキー
08/02/17 20:51:21 M6r1qhU7
ごめんミスったorz
2の上から二行は消してくださいorz

768:コウジイズミ。3
08/02/17 20:55:13 M6r1qhU7
そして高校生になり、俺達は別々の高校に進学した。
当然、彼女と会う時間は激減した。
別に会えないわけじゃない。
会おうと思えばいつだって会いに行ける距離だ。
だから寂しくなんかない。
そう思うと、何だか変な意地で、電話もメールも自分からなかなか出来なくなっていた。
意地っぱりなのは昔からだ。
ということは俺は全然成長してないんじゃないかと少し自嘲する。
…そういえば、泉にはもう一週間ほど会っていない。
最近、泉は雑誌のモデルのバイトを始めたらしく、忙しそうだった。
俺の知らないところで、彼女の世界がどんどん広がっているのかと思うと、何だか置いてきぼりにされたような気分になる。
携帯のディスプレイに表示された、泉の番号。
俺は無意識のうちに通話ボタンを押していた。
「もしもし」
「…俺だけど」
「輝二からかけてくるなんて珍しいじゃない、どうしたの?」
受話器の向こうの声は、少し笑っているようだった。
「今日…会えるか?」
「え、今日?今から撮影があるんだけど…」
「じゃあ終わってからでいい」
「なによ、何か大事な用事でもあるの?」
「別にない」
「じゃあ、今日じゃなくても今度の休みにゆっくり…」
「会いたいんだ」
率直すぎて、自分でも少し驚いてしまった。
しょーがないわね、と泉は笑って撮影の後に会うことを約束してくれた。
なんか俺、女々しいな…。
仕事にかまけてなかなか会ってくれないサラリーマンの彼女みたいだと、いつかあってたTVドラマを思い出す。
急に会いたくなったのは、あの夢を見て不安になったから。
泉がこのまま俺から離れていったらどうしようって。



769:コウジイズミ。4
08/02/17 20:58:05 M6r1qhU7
電話で教えてもらった撮影場所の前で、俺は待つことにした。
繁華街のネオンがまぶしい通り沿いに、そのビルはあった。
入口の前に座り込んで、行き交う人々を眺める。
金曜日の夜8時。
現代に生きる人々が一週間の中で最も開放的になる時間帯だ。
ほろ酔いのサラリーマンの集団や、着飾ったカップル達が目の前を通り過ぎていく。
もしも5年前のあの日、あの時、あの場所で、あの電車に乗らなかったなら。
自分は今、間違いなくここにはいないだろう。
今頃家に帰って、義理の母を母さんとも呼べないまま、気まずい食卓を囲んでいたかもしれない。
そんなことを考えていると、入口から数人の女の子が出てきた。
「あ、あの子じゃない?」
「やだー、結構カッコいいかもー」
何やら俺の方をチラチラ見ながら通り過ぎていく。
みんな泉と同じくらいの背格好で、お洒落な服に身を包んでいる。
あの子達もモデルなんだろうか。
去っていく彼女達の背中をボーッと眺めていると、背後に聞き覚えのある声。
「輝二!」
振り返ると、逆光で顔はよく見えなかったけど、それは間違いなく泉だった。
「お待たせ。遅くなっちゃってごめんね」
俺は立ち上がって改めて泉の顔を見る。
一週間ぶりに見たその顔は綺麗に化粧をされていて、まるで知らない泉みたいだった。



770:コウジイズミ。5
08/02/17 21:00:33 M6r1qhU7
「急に会いたいなんて言い出すから、びっくりしちゃった」
とりあえず俺達は繁華街を並んで歩き出した。
「…さっき出ていった子達もモデルなのか?」
俺はなんとなく恥ずかしくなって、話題を変えてみる。
「うん。同じ雑誌のモデル仲間の子達よ。可愛かったでしょ?
 でもなぜかみーんな彼氏とかいないのよねー。可愛いのに。だから、あたしだけ」
嬉しそうに口の端を持ち上げて、俺の顔を見る泉。
どうしてだろう、久々に会うといつも妙に気恥ずかしくて、つい目線を逸らしてしまう。
「…で、どーしたんだよ。その顔」
「あ、メイク?もちろん撮影用よ。いつもは落として帰るんだけどぉ、今日は輝二に会うし、せっかくだからこのまま来ちゃった」
そう言って笑う泉の表情がいつもより大人っぽく見えて、少しドキッとした。
そういえば服装もいつもより少し大人っぽい。
ワンピースにロングコート、ヒールのあるロングブーツを履いている。
俺はというと、だらしなく着崩した制服のブレザーのままだった。
他人から見たら、俺達はどんな風に映ってるんだろう。
ちゃんと彼氏と彼女に見えてるだろうか。
「ねぇ、ゴハンまだだよね?どっかお店入ろうよ」
ポケットに引きこもりがちな俺の手を、泉がさりげなく引っ張り出す。
あの時に握った手と、同じ手だ。
「ああ、そうだな」
俺はその手を強く握り返した。



771:コウジイズミ。6
08/02/17 21:03:37 M6r1qhU7
適当に入ったファミレスで食事をしながら、俺達は一週間の出来事を報告しあった。
と言っても喋るのはほとんど泉の方で、俺は聞き役に徹するのが常だ。
楽しそうに話すよく動く口、ころころ変わる表情を眺めながら彼女の話を聞いているのが俺は好きだった。
食後のデザートを食べ終えて、俺達は店を出る。
「あ~お腹いっぱい!ちょっと食べ過ぎちゃったかな?」
とても食べ過ぎたとは思えない程へこんでいるお腹をさすりながら、泉は笑ってみせる。
その仕草が少し可笑しくて、俺は思わずプッと吹き出した。
「純平みたいな腹にならないように気をつけなきゃな。モデルの仕事クビになっちまうぞ」
「いくらなんでも、そこまでなんないわよ!ていうか純平に失礼よっ、それ!」
少し尖らせた唇が赤く艶めいていて、妙に色っぽい。
「でも…輝二もよくそーゆー冗談、言えるようになったよねぇ」
ケラケラと楽しそうに笑う顔は、少女のように可愛らしい。
「…まぁ、お前らのせいだろうな」
淡いピンク色の頬にそっと右手を添える。
「…ね、これからどうする?」
泉の左手が俺の右手に重なる。
「……明日、学校休みだよな?」



772:コウジイズミ。7
08/02/17 21:16:52 M6r1qhU7
俺達は近くのホテルに入った。
俺が制服のままだったので少し気まずい気がしたが、まぁ別に大丈夫だろう。
変な心配をしながらチェックインを済ませる。
何度来ても、この時だけは妙に緊張してしまう俺だった。
部屋に向かうエレベーターの中で、俺達はずっと手を繋いでいた。
泉は急に無言になる。
今何を考えてるんだろうと思ったけど、はっきりとした答えは出ないまま部屋に着いた。
「ホテルって、久しぶりね。こないだは輝二の部屋だったし…」
思い出して恥ずかしくなったのだろうか、そこで言葉は途切れた。
俺はベッドの端に腰掛けて、脱いだコートをハンガーにかける後ろ姿を見ている。
そうだ。この前は初めて俺の部屋で体を重ねたんだった。
見慣れた自分の部屋がまるで異世界のように感じられたことを思い出す。
何かが込み上げてくるのを感じて、俺は唾を飲み込む。
「…輝二、あたし先にシャワー浴びてきてもいいかな?」
……いずみ。泉が欲しい。
目の前にいるんだ。こんな近くにいるんだ。
「こっ、輝二!ちょっ…やめ…」
俺は泉を床に押し倒していた。もう抑えきれない。
「もうっ!!そんなにがっつかないでよっ…っん…」
暴れる手足を押さえ付けて唇を塞いだ。
ああ、この感触だ。
触れると消えてしまいそうな。
絡めると溶けてしまいそうな。
もっと泉が欲しい。
離した唇から、はぁ、と吐息が漏れる。
「ね…輝二…ベッドでしよ?」
泉の顔を見ると、頬は赤く上気し、目は潤んでいる。
俺は何も言わず細い体を抱き抱えてベッドに寝かせ、上着を脱ぎ捨てた。


773:コウジイズミ。8
08/02/17 21:21:48 M6r1qhU7
泉はベッドの上で上半身を起こすと、くるりと背を向ける。
「背中……」
「何だ?」
「背中にファスナーあるの。下ろして」
そう言って長いストレートの髪を持ち上げると、白いうなじが露になる。
ファスナーに手をかけると、泉が首元まで真っ赤になっているのが分かる。
「なんだよ、恥ずかしいのか?」
「………だって」
さっきの自分のセリフがよほど恥ずかしかったんだろうか。
ほんとに可愛いやつだな。
ワンピースを綺麗に脱がせてやると、俺もシャツとズボンを脱いでその辺に放り投げた。
「…こーじぃ……」
「……なんだよ」
泉はベッドの上で、ラベンダー色のレースの下着をつけた体を捩らせてこっちを見ている。
「お前……エロいな…」
折れそうな程細い腰のラインを撫でながら耳元で囁く。
「…っエロくなんかないもん…」
「こんな下着で俺を誘って、どこがエロくないって言うんだよ」
背中に手を回してブラのホックを外してやると、形の良い胸がぷるん、と弾ける。
俺はそれを両手で包み込むように揉み上げる。
「あっ……やぁん……」
「胸、デカくなったな…もうフェアリモンに追い付いたんじゃないか?」
そう言いながらピンク色の先端をいじくり回す。
「んっ…誰のせいだと思ってんのよぉ……っ」
「え、俺?」
「もぉっ、ばかぁ」
ピン、と上を向いた乳首を舐め上げると、泉は一際甘い声を上げる。
「ひゃあんっ!!んぅ……ね…輝二ぃ……」
俺の頭を細い両手が抱き寄せる。
これが「もっとして」のサインであることを、俺は知っている。


774:コウジイズミ。9
08/02/17 21:27:27 M6r1qhU7
左手で乳房全体を揉みしだき、乳首をこねくり回したりしながらもう片方をわざと音を立てながら吸い上げる。
紅く熟した先端をいやらしく舌でなぞりながら目線を上げると、潤んだ泉の瞳にぶつかった。
恥ずかしそうに目を逸らす仕草が可愛くてたまらなくて、俺はその先端にそっと口付ける。
「泉…もっと…泉の声聞かせて…」
「やっ…あぁん!…っあ…はぁっ……あ…」
乳首にむしゃぶりつきながら、俺は無意識に張りつめた股間を泉の太ももに擦り付けていた。
それに気付いた泉は、足を曲げて俺の股間のモノを刺激する。
瞬間、下半身に快感が走る。
「あっ…泉…!!」
「ねぇ輝二…一緒に気持ち良くなろうよ……」
いやらしい笑みを浮かべながら、泉は上体を起こす。
俺をベッドに横たわらせると、泉は俺の顔の前に跨がりお尻を突き出してきた。
「ふふっ…輝二の……もうおっきくなってるよ…」
俺の上で逆向きに四つん這いになった泉は、ボクサーパンツを脱がすとブルン、と飛び出たモノを口にくわえた。
生暖かい感触に、思わず声が洩れそうになる。
「お前こそ、もうこんなにぐっしょり濡らしてるじゃないか」
ラベンダー色のパンティにできたシミの部分を舐めると、可愛らしい尻が小さく震える。
パンツを脱がせてやると、そこから溢れ出している蜜が布との間にいやらしく糸を繋いでいた。
目の前に現れたピンク色の蕾に中指を侵入させると、腰がピクッと反応し、俺のモノをくわえている小さな口から声が洩れる。
「泉の液…どんどん溢れてるぞ…」
すると泉も負けじと俺への愛撫を更に強めてくる。
指を使って竿を何度も擦り、裏筋を舐め上げ先端を音を立てて吸い上げる。
ヤバいくらい気持ちイイ。
押し寄せる快感に溺れそうになりながら、中指でナカをかき回し、親指と人差し指で突起を摘まむととうとう泉の口が離れる。
「あっあぁん!!やああああぁっ…!」
腰をビクビクさせながら、それでも俺に愛撫を続けようとする泉。


775:コウジイズミ。10
08/02/17 21:32:49 M6r1qhU7
両手で必死にモノを扱いてくる姿を見て、限界が近付いてくる。
指を引き抜き、愛液の滴るそこに吸い付くと、嬌声は更に大きくなる。
「あん!ふぁあああん……こうじぃっ…あたしもうっ…はぁっ…ダメええぇ」
「いいぜ…一緒にイこうな…いずみ」
俺達は、同時に絶頂に登りつめた。
「くっ…泉っ、出るっ…!!」
「ああああぁっ…ひゃんっああああああんっ!!」
仰け反った泉の首筋や胸に俺の出した白濁がべったり飛び散っている。
「ねぇ…気持ちヨカッタ?」
肩で息をしながら俺の顔を覗き込むその表示が、ひどく大人びて見える。
「ああ…上手くなったな、お前…」
愛液のついた指で彼女の唇に触れようとすると、直ぐさま顔を背ける。
「やぁよ」
「美味いのにな…泉の汁」
そう言って俺はその指をわざとらしく舐めてみせる。
「モルトボーナ…だっけ?」
「そんな発音じゃダメよ、全然伝わんない……やめてよ、恥ずかしいんだから」
甘えるように抱きついてくる泉の耳にそっと口付ける。
流れるようにサラサラした金髪の仄かな甘い香りが愛しくて愛しくて、ぎゅっと抱き締めた。
「輝二ってば…また勃ってるよ」
クスクス笑いながら股間に伸ばそうとする泉の手を制止する。
「お前のせいだろ、泉」
抱き締めたままくるっと寝返ると、今度は泉が下になる。
「…挿れて、いいよな?」
「来て…………輝二」
俺はサイドボードから避妊具を引っ張り出すと素早く装着し、先端をその入り口にあてがう。
「いくぞ………」
腰を押し進めて行く間、泉はぎゅっと目を閉じて快楽に耐えている。
「あ……こーじ…」
「全部入った…動くぞ…」
ゆっくりと腰をスライドさせ始める。


776:コウジイズミ。11
08/02/17 21:36:03 M6r1qhU7
泉の目はトロンとしていて、こちらをぼんやり眺めている。
だがスピードを速めるうちにその目は徐々に見開かれていき、時折切なげな表情を浮かべている。
「ふぁっ…あっ、輝二っ…こーじぃっ!」
ナカを掻き回すように腰を動かしながら顔を近付けると、エメラルドの瞳からポロリと涙が零れた。
「…気持ちイイか?」
「……キモチ…いいよぉっ…」
今にも消え入りそうな小さな声を、消えてしまう前に唇で閉じ込めた。
絡めあう舌、絡みつく下半身。
俺達は今、ひとつになってココにいる。
心も体も、俺の全てが今、泉によって満たされていく。
「ねぇっ輝二ぃ!…ね、もっと、もっとぉ……っ!!」
しがみついてくる細い両腕を掴んで、俺は自身をギリギリにまで引き抜いた。
そしてまた最奥を突く。
その度に泉のしなやかな裸体が魚のように跳ねる。
その繰り返しで俺達は心も体もバラバラになりそうな程の快楽に飲み込まれていった。
「あぅぅん!あっ、は…ああああぁんっ!!こうじっ!!」
「うっ…いずみ……っ!!」
だけどそれでも、君だけを離したくない。
求めてくる泉の手をぎゅっと握りしめた。
「泉……俺は、お前と、ずっと一緒にいたい」
「…もちろん、あたしもよ」
握った手を、強く握り返してくれた君。
この手は絶対に、離したくないんだ。


END



777:名無しさん@ピンキー
08/02/17 21:37:19 M6r1qhU7
終わり。
長くてすいません。
賢京もその内上げるのでしばしお待ちを。
それにしても輝二のキャラが(ry

778:名無しさん@ピンキー
08/02/18 18:31:39 9f3JE6MD
>>761
巫女モードは>>762の言うとおり
いわゆる「巫女服(白い小袖に緋袴)」で手に持ってるのが錫杖から紙垂(お払いの時とかに
神主さんとかが持ってるギザギザの紙が付いた棒)に変わってる。
あと帯や腰の紐じゃなくて何故か革ベルト二本で袴を留めてるのと、
袴の脇にある斜めに開いたところから(普通は見えてるはずの)小袖の裾じゃなく
ナマの太腿が見えてるあたりが特徴と言えば特徴。

ちなみにベルゼブモンが着てるようなオールインワンのライダースーツは
喉元と股下両方からファスナーが開くんだぜ!
とか余計なオマケを付けておく。

779:名無しさん@ピンキー
08/02/20 20:43:29 84EWQJhS
>>777
超GJ!!賢京も楽しみにしています!

780:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:01:22 cLIs9roY
上のほうに出てたのでミミ太をちょっと書いてたんだが、
どんどんズレてきて、結局よくわからん話になってしまった。
ミミ太、というかミミと太一。とヒカリと光子郎。非エロ
↓↓↓


2004年 8月半ば。 太一中3 ミミ光子郎中2 

八神太一はあせっていた。
夏前で、これまでずっと続けていたサッカーを事実上引退し、本格的な‘受験生’となったわけだが、
しかしそれまでサッカーともうひとつ大事なこと――デジタルワールドに関すること――に全力を投じていたために
はっきりいって勉強はおろそかになっていた。

2003年の事件で、デジタルワールドとそこに住むモンスター達が一般に広く認知されると
当然そこに関する新たな法律や、いろいろなことを考えなければならなくなり
そして今現在それはデジタルワールドに対してあまり知識をもたない大人たち、エライ人たちに委ねられていた。
それでも光子郎はそれに積極的に関わり(デジタルワールドに詳しい、匿名の存在としてだが)、
太一もそうしたい、それを手伝いたいということを光子郎に言うと
「それなら勉強してください。勉強していい大学に行って下さい。
 ああいう大人たちは学歴のない子供のいうことなんて聞きませんから。」
と冷たく言われ(いや、光子郎としては普通の言い方)
それまでおろそかにしていた勉強を、しかもかなり全力でしなければいけない状況に陥っていた。

そして今太一が挑んでいたのが英語。はっきりいって、苦手だった。
こんなわけのわからん言葉よりデジ文字覚えたほうが将来的に役に立つんじゃないかなどと思いつつ
しかしそれは受験に必要なものなので、この夏から通い始めた塾に出された山のような問題を
魅惑的な窓の外の夏の景色を眺めつつ、こなしているのであった。



781:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:01:51 cLIs9roY
今現在彼は家に一人。
両親はどこかにでかけ、妹のヒカリもパートナーのテイルモンをつれてどこかに出かけていた。
誰もいないほうが気も楽だし、邪魔されなくてすむが、しかし不便なこともあった。

ピンポーン

チャイムが鳴った。
今この家にいるのは太一一人なので、太一が自分ででなければいけない。
せっかく集中してんのに邪魔しやがってなどとぶつぶつ言いつつ玄関へ向かい、
そしてどちらさまですかーと言いながら扉をあける。あけるとそこにいたのは

「太一さーん!」
「・・ミミちゃん!?」

ミミだった。
太一の記憶には、ミミは8月1日にあわせて日本に帰ってきていて
その日は騒ぐが、選ばれし子供たちの中には今年は受験生組みが多いということもあり、
しばらくは日本にいるつもりだが、わりとすぐにアメリカに帰る、という情報があった。
そんなことを頭の中で考えているとミミが
「太一さん!どうして光子郎くんってあんなんなんですか!ちょっと聞いてくださいよぉ!」
と大声を出すので、
「わ、わかったから。とりあえず落ち着いて」
などと言ってあわててミミを中に入れた。

「それで、一体どうしたんだよ?」
ミミは太一に注いでもらったジュースをぐびっと飲み、たん!とグラスをテーブルに置いた。
そこでハァッと一度ため息をつき、話はじめた。
それによると、
1日以降はホテルに泊まったり、京の家に泊まったりして過ごしていたミミだったが(太一と同じく受験生である空の家は遠慮したらしい)
もうすぐアメリカへ帰国するということで、最後の何日かを今のところ彼女の最愛の恋人であるらしい光子郎の家で過ごしていたのだが
そこで光子郎と一悶着あった、らしい。
原因はミミの話からでは太一にはよくわからなかったが、なんとなく想像はついた。
いつものことだ。パソコンに夢中の光子郎がミミのことを無視したとかそんなことだろう、と。
そしてそんなことをミミは早口で捲くし立て、一人で延々としゃべった挙句
「なんで光子郎くんって、こんなかわいい彼女の前であんな態度とれるのかしら!」
と怒気を吐いたところでやっと一息ついた。


782:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:02:38 cLIs9roY
正直言って勉強の続きに戻りたいと思っていた太一が(さっきまで面倒だと思ってた英語を、今はやりたいと思うようになっていた。)
「はぁ、でも光子郎だって、べつにミミちゃんのことが嫌いとかそういうわけじゃないと思うんだよ。」
などと、適当にフォローすると、
「じゃあなんで光子郎くんは人の話聞いてくれないんですか!」
とミミは返し、こんどは太一の分のジュースをぐびっと飲んだ。

散々愚痴ったせいか、そこでちょっと落ち着いたミミはふと神妙になって
「あ、ごめんなさい。こんなこと太一さんに愚痴っても意味ないですよね。」
と言い、やっと静かになった。
「いやべつに愚痴とかはかまわないんだけどさ、あのさ、、」
「え?なんですか?」
と言ったところでミミは、太一が勉強中だったんじゃないかということに気づいた。
「あ!もしかして太一さん勉強中でした!?ごめんなさい!すぐ帰ります!」
「あ、いや別に平気だけど、、えーっと、あのさ、ミミちゃん英語わかる?」
「英語ですか?もっちろん!光子郎くんにも教えてあげてるんですよ!」
と言い、そこで今光子郎にムカついてることを思い出し、再び険しい顔に戻った。
「あ!じゃあ英語教えてよ。今ちょうどやってんだんだよ」
と太一が言うと、ミミは
「いいですよ!もう光子郎くんなんかには教えてあげないから、太一さんだけに教えてあげます!」
などと言い、太一は苦笑しつつ、ありがとうと返した。

流石に普段から英語で会話してるだけのものがあるせいか、ミミの教え方はとても上手だった。
それまで太一が暗記モノとしか認識してなかった文法の問題もミミのおかげで、するする飲み込めて
太一の勉強は一気に捗った。

783:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:03:11 cLIs9roY
そしてそのまま何時間がすぎ、そろそろ日も暮れかかったころ

「ただいまー。」

ヒカリが帰ってきた。パートナーのテイルモンもいっしょだ。
玄関で見慣れない靴を見つけたヒカリは
「おにいちゃーん?誰かいるの?」
と声をかけると部屋から、
「はーいヒカリちゃーん!お久しぶりー!」
とミミがでてきた。
「ミミさん?お久しぶりです。どうしたんですか。」
とヒカリが尋ねたところで
「おーう、ヒカリー。おかえりー。」
と太一がダラっとでてきた。さすがにお疲れのようだった。
「太一さんに英語教えてあげてたのよ~。やっぱ太一さんは違うわねー、光子郎くんみたいに反抗しないし」
ミミによると、
ミミに英語を習ってる最中の光子郎はどうにも負けるのが悔しいのかやたら反抗的らしいのだが、それはこの際どうでもいい。
「そうなのか。それはよかったな。勉強は捗ったのか?太一」
とテイルモンが口を挟むと、太一は
「おかげさまでー。」と力なく返事して、ジュースを飲んだ。

「そうそう、それでヒカリちゃんはどこ行ってたの?タケルくんとデート?」
といきなりミミがヒカリに聞くと、ヒカリはびっくりして
「ち、ちがいますよ!そんなデートとかじゃないですよ!」
とあわてて否定して、後ろで太一がブっとジュースを噴き出した。
「ヒカリ!そういやどこ行くか聞いてなかったけど、タケルとデートなんかしてたのか!?」
「もう、おにいちゃんまで!デートなんかじゃないです!テイルモンもいっしょだし!」
「え、いやわたしは、」とテイルモンが何かを言おうとしたが、テイルモンはさっとヒカリに抱きかかえられてしまった。
ちなみにテイルモンはパタモンといっしょにタケルの家でお留守番させられたのだが、それもこの際どうでもいい。
「きゃー、やっぱりタケルくんっていいわよねー。お顔も綺麗だし、リードしてくれるし!光子郎くんなんかとは大違いだわ!」
とミミが一人で盛り上がり、太一がくそうタケルのやつめなどとつぶやくと、ヒカリが
「光子郎さんとなにかあったんですか?」
とミミに尋ね、そこからまたミミの光子郎に対する愚痴が始まった。


784:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:04:18 cLIs9roY
数時間前に太一に話したのとおそらく同じ話が再び繰り返されたが、そのときも話半分に聞いてた太一はここにきて
ちょっと真面目に聞くと、どうやら明日ミミが帰るにも関わらず、ミミが光子郎に話かけても
何かパソコンをカタカタやっていて、ぜんぜん相手をしてくれなかったらしい。
あぁやっぱそんなことかと太一が思ったとき、

ピンポーン

再びチャイムが鳴った。
と同時に声が扉の向こうから飛んできた。
「太一さん!ミミさんいませんか!」
光子郎だ。
「お、ミミちゃんお迎えがきたみたいだよ。」
と太一がミミにふると
「今更何しにきたのよ!」
とミミは扉に向かって大声を出した。

玄関を開けるとそこにはだいぶ走ったのか、息を切らして汗をかく光子郎がいた。
「なんで急にどっかいっちゃうんですか!」
「光子郎くんがあたしのこと無視するからでしょ!」
「いつ無視したんですか!」
「さっきよ!」
「まぁまぁ、二人とも落ち着けよ。」
と太一が呆れ顔で間に割ってはいるが、光子郎とミミはキバを向いて睨み合う。
「ミミさんが調べてって言ったんじゃないですか!」
「なにをよ!」
「電車の時間を!」
「電車?」
そこでミミが急におとなしくなった。
「ミミさんが明日帰るから電車の時間調べて、って僕に言ったんじゃないですか!
 それで調べてたらいつの間にかいなくなってるし!」
と光子郎が主張して、
「えーっと、ミミちゃん。そういうことかな?」
と太一が聞くと、ミミは
「あー、えっと、そういうことです。」
と言い、一瞬の間のあと
「ごめんなさい!」
と頭をさげた。
「だってさ。光子郎、許してやれよ。」
「はぁ、仕方ないですね。。もうミミさん!帰りますよ!太一さんにもちゃんと謝ってください!」
と言うと、ミミは太一に謝ったが、太一は英語教えてもらったし、ありがとうと返し、
そしてミミは光子郎に連れられて帰っていた。

見ていたテイルモンはなにがなんだかよくわからないようだったが
ヒカリはなんだか親子みたいねとつぶやき、
テイルモンをつれて自分の部屋に入っていった。

太一に疲れを残した、暑い夏の日の出来事だった。

785:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:06:01 cLIs9roY
以上です。太一さんはがんばって勉強してください。

786:アドベンチャー大好き
08/02/21 19:04:33 WC4enkRP
拓也×泉か輝二×泉キボン

787:名無しさん@ピンキー
08/02/21 20:07:15 ArLQqwic
ミミ×ヴァンデモンのエロがめっちゃ読みたい!誰か書いて!

788:名無しさん@ピンキー
08/02/21 20:11:07 +6niNpab
お前ら、まずは職人さんにGJとかしろよ
どんだけ図々しいんだ

789:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:50:44 xQlCouna
>>786
ちょっと上のレスくらい見ろよ…

790:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:10:59 hSsrIPaA
>>785
GJです!最後の4人のやり取りに和みましたw

791:名無しさん@ピンキー[sage]
08/02/21 22:29:54 NZD5xk9O
コウジ泉の人文章力の高さホレタGJ!!!!

>>785
乙です!!やっぱ自分はデジモンは初代(02)の子供たちだなー
個人的にはこんな感じのエロなしで王道光ミミも是非みてみたいっす!
時間あるときにでもw

792:アドベンチャー大好き
08/02/22 13:27:23 D9qsUTmW
拓也×泉か輝二×泉キボン


書いてくれないと死ぬかも

793:名無しさん@ピンキー
08/02/22 13:28:25 QSDgx3bc
オッケー死ね

794:名無しさん@ピンキー
08/02/22 22:48:41 lfMegrrS
遠慮なく誌ね

クレクレ馬鹿のためにわざわざ仕事する職人は
どこにもいない

795:アドベンチャー大好き
08/02/22 23:27:13 D9qsUTmW
おまえらも死死死死死死死ね

796:名無しさん@ピンキー
08/02/23 00:16:48 F01VChwa
そんな好きなら自分で書いたら?


797:名無しさん@ピンキー
08/02/24 18:58:59 1M+cyZch
そういや保管庫に入ってる光ミミの大長編のエロモンさんはどうしてるんだろう…
さっき読み直したけどどれもマジでネ申だ
どれも…エロパロレベルじゃないものな
ところでto rememberは完結したんかな?

798:小ネタ(泉ちゃん総受け風)
08/02/25 03:33:03 DjSfkgXb
元ネタ→フロンティアのクリスマスキャラソン。

拓也「なぁみんな、願い事が一つだけ叶うとしたら、何を願う?」
輝二「俺は…特にない。どんなプレイも体位もOKだ。純平は?」
純平「俺はもちろん、泉ちゃんとぉ…ラブラブ新婚夫婦プレイかなっ!もちろん裸エプロンでね!でへっvv」
泉「もーぅ…(呆)」
拓也「で、輝一は?」
輝一「え?あぁ、えぇっと…(言えない…泉さんを亀甲縛りにしてバイブ挿入したまま放置プレイしたいだなんて…言えないっ!)」
泉「えっと、あたしはバナナ食べ放題!友樹は?」
友樹「僕は加藤鷹ばりのヒーローになりたい☆」
輝二「じゃあ…」
双子泉純平友樹「「「「「拓也(お兄ちゃん)は?」」」」」
拓也「俺はぁ…へへっ!みんなでもっと、ハッピーにヤれたらいいと思う☆」
純平「なんだよそれぇ~!」
輝一「ははっ、ハッピーかぁ…(溜め息)」
泉「もぅ、盛っちゃってぇ」
拓也「楽しそうだろ?な?」
友樹「うん!カチカチコッチ~ン☆」



799:名無しさん@ピンキー
08/02/25 03:34:27 DjSfkgXb
このスレにはフロンティア分が足りないと思って、カッとなってやった。
反省はしていn…いや、名曲を汚してしまってすまない…

800:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:50:35 uLczU8Xn
>>798
終始ニヤニヤしまくったが加藤鷹ばりのヒーローの部分で特に吹いた
素晴らしいネタをありがとう

801:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:54:57 qJ1nCy/q
友樹はドコをカチカチコッチンさせてんd(ry

802:名無しさん@ピンキー
08/02/28 05:46:11 y1xjweeQ
よし、そのまま6Pでみんなみんなハッピーになるんだ

803:名無しさん@ピンキー
08/02/28 10:46:20 XLy3pGVZ
>>797 サイト池。光ミミ・エロでぐぐれ。もしくはヤフれ。

804:名無しさん@ピンキー
08/03/03 01:00:30 3P4D0OFx
香恵ママはその存在だけですげーエロい。と個人的には思ってます。
いちお光ミミ。ミミでてこないけど。そして例のごとく非エロ。
↓↓↓


2000年3月ごろ 光子郎小5 ホワイトデー前

午後9時も回り、ようやく一日の主婦業に一区切りがついたころ。
台所で洗い物を終え、さてお風呂にでもはいろうかしらと思った香恵の背中越しに声がかかった。
「あの、お母さん。」
彼女の息子の光子郎だった。
いつもは夕食を終えると自室にこもり、パソコンを弄っている彼が珍しく部屋をでてきていた。
「あらどうしたの光子郎。お風呂にはいるの?」
「あ、いえそうではなくて。ちょっと聞きたいことがありまして。」
「あら、なにかしら?」
光子郎が尋ねごと。珍しいことだった。
パソコンが得意な光子郎は、疑問があれば自分でインターネットに尋ね解決することがほとんどで、
彼の両親に尋ねる、ということはあまりなかった。
香恵は少し前まではそのことに不安を覚え、あるいは悲しい思いをしていたこともあったが、
しかし半年ほど前の出来事で一気に距離が近づいた今では、そのことに対する不安はあまり感じなくなっていた。
彼女は、光子郎の笑顔は昔みたいな作り物ではなく、だいぶ自然に笑うようになった、と感じていた。




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