10/03/02 23:24:40 XRhKyOSp
う~ん。
操緒が相手だと、智春って開き直っちゃう気がするんですよね。
だから、文章にしてヘタレにしづらいです。僕の文章だと。
冬琉会長や朱浬さん相手、もしくはアニアや玲子ちゃん辺りだと
ヘタレになると思うんですけど。
例えば、冬琉会長×ともは で・・・・・・
「信じられない・・・・・・あなた本当に夏目くん?写真で見るより全然可愛いじゃない・・・・・・」
変装を終えた僕を眺めて、冬琉会長が呆然と息を吐いた。
どことなく拗ねているような、不機嫌そうな表情である。
爪先から、黒髪ロングのカツラまで舐め回すように睨まれてなんだか落ち着かない。僕が伏し目がちにうつむいていると、冬琉会長は苛ついたように、
「なんだか美人すぎてむかつくわ。可愛くモジモジしているのもむかつく・・・・・・男のくせに・・・・・・」
「な・・・・・・なんで怒っているんですか!?」
「っていうか、この胸はなに。なにが入っているの?」
「わっ、揉まないでくださいよ・・・・・・や、やめて」
妙な執念を感じさせる動きで、背後から僕の胸を鷲掴みにしてくる冬琉会長。僕は身を捩って逃れようとしたが、やけに手慣れた冬琉会長の動作に翻弄されて逃れられない。僕的には、むしろ背中に密着してくる彼女の胸の弾力の方が気になってしまうのだが・・・・・・・
「あら?夏目くん・・・・・・腰が引けてるわよ。どうかしたの?」
その時僕は、体の一部に変調を期していた。
朱浬さんや嵩月のように現実離れした美しさではないとはいえ、冬琉会長も美人であることには間違いない。いや、現実的である分、朱浬さんや嵩月に近づかれるよりもリアルさがある。
その美人で年上の女性が僕の身体に密着しているのである。健全な男子高校生としてはごく当たり前の変化であるが、場合が場合である。自分が女装しているのも忘れて、大きくしてしまった・・・・・・
「いえ、冬琉会長。ちょ、・・・・・・ちょっと離れて・・・・・・」
「あら。私の胸でも感じてくれるんだ、夏目くんは・・・・・・」
僕が抗議の声を上げるやいなや、その言葉を最後まで言う前に冬琉会長が声を被せてくる。心なしか、いつもの冬琉会長の声より湿っているような気がする。僕を抑えるために密着していた胸が、押し付けられるような力強さに変わった。
第9巻の分岐で、こんな感じ(^^;ゞ