聖剣伝説総合part4at EROPARO
聖剣伝説総合part4 - 暇つぶし2ch500:アンジェラの物語
07/12/12 20:57:27 +FcwR+sq
フェアリーは自分が飛び続けている事で、仲間が犠牲になっているような罪悪感を覚えるようになってきた。
このままだと隣を飛んでいる彼女が、皆と同じように、全てを自分に託して力尽きてしまうのではないかとフェアリーは考えた。
おそらくウェンデルにたどり着けるのは一人だけかも知れない。向こうから何かを言い出す前に、フェアリーは口を開いた。
フェアリーは自分よりも、今まで皆を導いてきた彼女に生きていて欲しいと願ったのだ。
「皆から貰った力をあなたに託すわ! 私では、この役目を果たせそうにない…」
年長の妖精は首を強く横に振った。
「あなたの方が私よりもマナを託されている回数が多いはずよ。あなたならウェンデルまでたどり着けるわ」
「だって、妖精の中で私が一番年下なのよ!」
「年上か年下なのかは関係無いわ。あなたは皆の中で一番飛ぶのが早かったでしょう。
 複雑な飛び方だったらもっと上手い子もいたけど、真っ直ぐ飛ぶ競争だったら、私も含めて誰もあなたにはかなわなかった」
「だけど…」
言葉に詰まるフェアリーを見て、年長の妖精は彼女が何を考えているのかが分かった。
しかし自分には長として仲間を導く義務があった。フェアリーが最後の仲間であってもその責任感が揺らぐような事はなかった。
「麓まで降りたら、強い心を持った人間を宿主として選ぶのよ。
 邪悪の誘惑に負けない強い意志を持つ者でしか、聖域にあるマナの剣を抜く事はできない事はあなたも知っているわね?」
フェアリーはただ頷く事しかできなかった。自分の長所を恨めしく思ったのはこれが初めてだった。
「マナの剣を抜いたその後は?」
「…マナの剣を使い、力を失いかけたマナストーンの封印を強める。そして私が新たな…」
自分が何をやるべきかを再確認する。彼女の質問に対して答えを返すたびに、フェアリーは自分がもう後戻りができない所まで来ている事を痛感した。

501:アンジェラの物語
07/12/12 20:58:32 +FcwR+sq
「さあ、もうすぐお別れよ。涙は流しても良いけど、声をあげては駄目。私達はそれだけで力を消耗していってしまうの。泣くのは全てがうまくいってからにしなさい」
今のフェアリーと同じように、年長の妖精も涙で顔がぐしゃぐしゃになっていた。それでもフェアリーを不安がらせないように彼女はできる限り落ち着いた声で喋った。
残された力を託すための最後の儀式が始まった。年長の妖精は少しだけ高度を下げて仰向けの状態で飛ぶと、
背中から生えた羽根の動きを妨げないように、フェアリーの腰に腕を回して抱きついた。
そして深く息を吸い込むと、人工呼吸でもするかのように自分の唇をフェアリーの唇に重ね、彼女の体内へとマナを送り込んでいく。
「んっ、んむぅ…」
口の端からマナが漏れないように互いの舌を絡める。マナの力が甘い蜜となってフェアリーの中に流し込まれた。
呼吸が続く限りマナを送った年長の妖精は唇を離した。二人の唾液が混ざり合い糸になっている。
「はふぅ、はっ、はぁ、はぁっ…」
フェアリーが荒い呼吸を繰り返し、もっと行為を続けて欲しいと伝えるかのように舌先を妖しく動かす。
年長の妖精はその様子を堪能する間もなく、再び深く息を吸い込んではフェアリーにマナを送り込む行為を繰り返した。
フェアリーは命がけでマナを渡す彼女の期待に応えるように、羽根が根元から千切れるのではないかと思うぐらいに強く羽ばたいた。
「んぅ、むっ、んぅぅっ…!」
回数を重ねるごとに、強く絡めたり、口内をかきまわしたりと二人の舌の動きが激しくなっていく。
心臓が激しく鼓動しているのが胸に伝わってくる。互いの太股が濡れている。それが汗ではなく自らの秘所からあふれる蜜である事は二人共分かっていた。
美しい銀髪に手を触れ、白い肌を好きなように撫で回したかった。使命の事は忘れ、刹那的な快楽を貪りたかった。
だが二人はその欲求に耐えるしかなかった。残された力を託して倒れていった仲間達を裏切る訳にはいかなかったのだ。
唇が離れ、ぬらりと光る唾液が糸を引く。だがもう年長の妖精が深く息を吸い込む事はなかった。
彼女の顔は青冷めているように見えた。ついに体内に残された全てのマナが尽きる時が訪れてしまったのだ。
「…」
彼女の口がぱくぱくと動くが、それは声にならなかった。
フェアリーの目からは、その唇の動きが「さようなら」のようにも見えたし「頑張って」という風にも見えた。
また「愛している」と言ったようにも見えた。その全てが答えだとフェアリーは思った。
彼女を安心させようとしたのかフェアリーは笑顔で応えた。彼女も微笑んだ。二人共泣き笑いの酷い表情だったが、それでも暗い気分のまま別れを迎えたくはなかった。
腰から彼女の腕がするりと離れる。腕だけではなく彼女の温もりもフェアリーから離れ、あっと言う間にその姿は見えなくなった。
かなりの速度で飛んでいるため、彼女の最期を目にする事も無かった。フェアリーは泣きたい気持ちを必死でこらえ、声をあげないように両手で口をおさえた。
『涙は流しても良いけど、声をあげては駄目。私達はそれだけで力を消耗していってしまうの』
彼女の最後の言葉を思い出し、フェアリーは自分自身に言い聞かせるように何度も頷いた。
やがて人間達の住む家屋の屋根がぼんやりと見えてきた。力を消耗した事で目がかすみ、そこがウェンデルなのかどうかさえも分からなかった。
それでもフェアリーは懸命に羽ばたき続けた。そして彼女はアンジェラと運命的な出会いを果たすのであった。

502:アンジェラの物語
07/12/12 20:59:26 +FcwR+sq
(つらい事思い出しちゃったな…)
アンジェラがあまりにも手間取るため、フェアリーは遺跡から外界へ飛び立った時の事を思い出し、感傷的な気分になった。
それに加えてリースは微笑ましい光景だと思っているのか、にこにこしながら眺めているだけで何も言ってくれない。
フェアリーはすぐにでもアンジェラの中に戻りたかったのだが、せっかくの好意を無駄にするのもどうかと思ったので仕方なく我慢する事にした。
「ふぅ、あともう少し」
フェアリーの濡れた銀髪を拭くのが終わったアンジェラは、ようやく体についた水を拭く作業へと移った。
彼女の持つハンカチが、フェアリーのつま先から少しずつ上の方向へと登っていく。
だが髪とは違い、体の方はある程度大雑把でも構わないと思ったのか、足の付け根のあたりを拭く時にフェアリーの敏感な所を思いきり撫で上げてしまった。
「…あっ!」
背筋に電流のような感覚が走り、フェアリーは反射的に艶かしい声をあげてしまった。
自分はそんな声なんかあげていないとばかりに彼女は慌てて両手で口をおさえる。
恥ずかしさのあまり、竜の炎の吐息が噴き出しているのではないかと思うほど顔が熱くなっている気がした。
「ごめん、もしかして変な所を触っちゃったかしら?」
アンジェラはフェアリーの身に何が起きたのか見当がついていたらしく、リースには聞こえないように小声で謝った。
フェアリーの方は根掘り歯掘り聞かれたらどう答えようかと悩んでいたので、アンジェラの反応は意外だったが助かったと思った。
次に気まずそうな様子でリースの方をちらりと見る。彼女は良く分かっていないらしく少しだけ首を傾げていたので思わず冷や汗が流れた。
しかしこちらが妙な反応をした事について尋ねるような事はなかったので、フェアリーはほっと息をついた。
「もうっ、アンジェラったら!」
フェアリーが小声で怒ると、アンジェラは平謝りをしながら体を拭く作業に戻った。
今度はできる限り丁寧に拭いてくれたので、フェアリーも恥ずかしい思いをする事はなかった。

503:アンジェラの物語
07/12/12 21:01:06 +FcwR+sq
アンジェラはフェアリーをそっと手で抱えて自分の左肩へと乗せる。
フェアリーはマナが希薄な土地では長く行動できないので、普段はアンジェラの体の中で休んでいるのだが、不便な事に頭の近くからでないと中に入る事ができないらしい。
最初こそは自分の心を見られ続けるのではないかとアンジェラは不安になったのだが、どうやら精神の余白の部分を使っているのでその心配は無いらしい。
先程見つけたウィスプも、フェアリーが言うにはそこで休んでいるという話だ。
一度に二人も入ったら窮屈ではないかと思ったのだが、魔法に長けたアルテナの王族の血を継いでいたのが幸いしたのか、
その余白はアンジェラが思っている以上に広くできていた。しかし『精神の余白』という言葉の響きはアンジェラにとってあまり気分の良いものではなかった。
ある程度の魔法が使えるのならそのような場所があっても納得はいくのだが、
いまだに魔法が使えないアンジェラにとっては、まるで自分にぼんやりと間の抜けた所があるような感じがしたからだ。
しかしウィスプが見つかった事で魔法も使えるようにはなっているみたいなので、今更その事で怒るつもりはなかった。

「ね、アンジェラ。また私が水浴びした時は、体拭いてくれる?」
フェアリーは精神の余白に戻る前に、アンジェラに一言尋ねた。
「あら、先程は嫌がっていたじゃない」
「やっぱり誰かに拭いてもらう方が良いなと少し思っただけ。ねぇ、良いの?悪いの?」
「いいわよ。でも、この洞窟を出たらいつ水浴びの機会に恵まれるかは分からないけどね」
その答えにフェアリーは礼を言うと、すぐにアンジェラの中に戻ってしまった。
アンジェラはどうして彼女が突然心変わりしたのか不思議に思っていたが、考えてもその理由は分からずじまいだった。

アンジェラは結局知る事はなかったのだが、フェアリーは自分にとってつらい記憶を忘れようと努めていた。
しかし今自分がこうしてアンジェラと共に旅をしているのは、仲間の妖精達に力を託してもらったからだという事を思い出したのだ。
アンジェラの精神の余白の中にいる彼女は、自分の手をそっと胸に当てた。
自分の体の中を流れるマナは、ほんのわずかだが仲間のものが混ざっているのだ。自分が生きている事で仲間達も傍にいるような気がした。
例えつらい記憶であっても心の隅に追いやってはならないとフェアリーは思った。
「みんな… 私は、私は必ずマナの樹を救ってみせるわ。聖剣の戦士と共に…」
フェアリーは静かに目を閉じると、そっと呟いた。姉のように慕っていた妖精が彼女の言葉に優しく頷いたような感じがした。

504:名無しさん@ピンキー
07/12/12 21:09:23 +FcwR+sq
投下終了。

突然聖剣3のアンジェラとフェアリーの話を書きたくなったんだが、
ふと気が付けばフェアリーの話になっていた…
一部の設定が本編とは異なっています。

505:名無しさん@ピンキー
07/12/23 14:12:40 PY5HloTk
ようやく聖剣伝説3を1280円で発見したが取説がないってんで購入を見送ったんだが
これってゲットしといた方が良かったかな?

506:名無しさん@ピンキー
07/12/23 15:42:01 LBKFKQRs
説明書なくて操作方法がわからないんだったら、ネットで操作方法を検索すればいいんじゃね?

507:名無しさん@ピンキー
07/12/23 19:57:50 YUu157/g
後になればなるほど入手困難になると思われ。
機会があればゲット推奨。

508:名無しさん@ピンキー
07/12/23 19:58:53 YUu157/g
書き忘れた。
>494-504乙

509:名無しさん@ピンキー
07/12/24 19:13:50 hJa8xfef
>>505
生ROMは今めっちゃ高いぜ。
1年前にリサイクルショップでみかけたが4000円ぐらいでうってた。
操作方法はそんなに複雑じゃないし買っておいて損はないと思うよ。

510:名無しさん@ピンキー
07/12/25 06:16:18 onDdYb2E
ぶっこふで攻略本を探すといい。基礎知識編とか
あの頃の攻略本は、なぜか馬鹿丁寧に操作方法まで載ってるのがあった気がする


511:名無しさん@ピンキー
07/12/26 18:23:14 qhhH1/Yk
支援age

512:名無しさん@ピンキー
07/12/27 08:46:08 NhJAfbkX
支援age

513:名無しさん@ピンキー
07/12/28 17:19:33 3WXe1+lD
>>494-504
GJ!!
読みやすかった

514:少年と自慰
07/12/29 02:13:18 P6jen5kC
「プリムう! んうっ!」
どくう!ランディの張り詰めたしたペニスから、精液がほとばしった。
びゅくびゅくと脈打つそれは亀頭を握りしめたランディの拳の隙間から、
ベッドのシーツへ垂れ落ちてゆく。
ランディは握りしめた拳に向かい、ペニスを突き立てるように腰を蠢かしていた。
射精の快楽の余韻に浸るように少しづつ小刻みにしてゆく。
「はあはあ・・・新記録だよプリム、10分も我慢したよ・・・」
宿屋の薄暗い部屋の中、ベッドの上で、ランディは自慰を終えたところだった。
離れたベッドでは髪をといた、下着姿のプリムが眠りについている。

515:名無しさん@ピンキー
07/12/29 02:14:50 P6jen5kC
16歳の少年にとって、自慰は食事のように欠かすことのできない
毎日の習慣だった。
射精の快感を覚えてから数年は立っているが、一日たりとも自慰を欠かしたことはない。
友人たちに常に苛められ、馬鹿にされていたランディにとって、
自慰は我を忘れてのめり込める、最高の悦びであり、逃避の方法であった。
教師や長老が語って聞かせる伝説や競技などの遊びよりも、
ずっとずっと夢中になれる。
いつも情熱の対象は性的に成熟し始めた、年の近い少女達だ。
しかしボブやネス達、ランディの悪友が素行の悪い一部の少女達と
ふざけつつも淫行に耽るようになると、村の大人や真面目で善良な子供たちも
ランディを白い目で見るようになる。
村外れの森で乱交するボブ達に、見張り役として連れ出されることもたびたびあった。
しかしいじけた性格のランディに少女の膣を楽しむチャンスがやってくることはなかった。
悪友や少女達はランディに見せつけるようにして乱交を楽しみ、
真っ赤になって耐えるランディを嘲笑っていたのである。

516:名無しさん@ピンキー
07/12/29 02:16:06 P6jen5kC
そんなランディに機会が訪れた。不幸をしょい込んで追い出された彼は
偶然年の近い少女プリムに出会い、彼女に懇願される形で旅をともにすることになる。
金持ち貴族の娘というこの少女に、ランディはすぐに魅かれた。
美貌と、血色も肉付きも良い体にまず魅かれたのはそんな年頃だから仕方ないとしても、
何より気が強くランディにきつくあたりつつも、自分の男性としての力を頼りにし
協力しようと歩み寄ってくるプリムを、ランディは少し嬉しく感じていたのである。
そんなふうに自分を扱ってくれたのは、育ての親や、その幼い孫娘だけだったろうか。
喧嘩を繰り返し彼女の強情さにうんざりすることもあったが、
ランディは自然にプリムに欲情し、彼女と交わることを夢見るように
なっていった。

517:名無しさん@ピンキー
07/12/29 02:17:11 P6jen5kC
赤く怒張したペニスに、粘っこい精液を擦りつける無意味なことを
繰り返すうちに、ランディは不安になる。
 今の聞こえてないよね・・なんでいつもこんなことしちゃうんだろ・・・
いくらシーツで隠しつつ、息を潜めつつとはいえ、こんなに近い距離にいる相手を
思って自慰をするなんて。
ランディは恥ずかしくなる。
脱ぎ捨てた下着を取ると、それでペニスやシーツに付いた精液をふき取る。
生身の女性という現実の目標が目の前にあると、自然とランディも
射精を我慢し、快楽の時間をより延ばせるよう努力するようになる。
なぜだかそうするとプリムも悦ぶ、などと勝手に妄想していた。
しかしいつも我に帰ってみると、ランディは情けなくて仕方なかった。
昼間は彼女に押されっぱなしだし、彼女には恋人がいるのだ。
僕なんてこんなことだけしてればいいんだ・・・
劣等感を強めるランディであった。

寝る前に下着を洗おうと半裸のまま立ち上がろうとしたとき、
突然部屋がノックされた。
「あんちゃーーん・・・」
(つづく)

518:名無しさん@ピンキー
07/12/29 21:12:09 Vmb56MvJ
聖剣2来たー!!
続き楽しみにしてます!!

519:名無しさん@ピンキー
07/12/31 19:45:25 UieL8SYH
ポポイだけ別室かよw とか思いつつも続きにwktk


520:名無しさん@ピンキー
08/01/01 17:57:34 CjL9/ozn
楽しみに待ってるよー!

521:名無しさん@ピンキー
08/01/08 11:40:09 xAa0yW3e
いつまでも待ってます

522:514
08/01/11 00:59:17 tV3KRMNe
そのうち書くからまってて

523:名無しさん@ピンキー
08/01/11 07:18:45 d4lvTOPe
私は今、月読みの塔に来ています…。
仲間であるケヴィンやアンジェラが気絶してしまった今、頼れるのは己の体のみ…。
二人を外の女神像の結界に安置して一人乗り込んできた。
神獣を倒す為に探索しているのだけれど…。
一体、何処に神獣は居るのかしら…?探索し続けるも、一向に見つからない…。
最上階の隅にある小部屋に入ってみた。

「ふぅ…。一体どうなっているのかしら、ここは…。」
「まるで月の光が魔力として迷宮を作っているような…そんな感じがするわ…。」
そう喋ったその瞬間、小部屋の扉がバタンッと閉まってしまった。
「え!?な、何!?」
そして、振り向いた時目の前にはカーミラが佇んでいた。
「どうやら、モンスターの住処だったみたい…。でも、カーミラ一体なら勝てる!」
そう言うが早いか、リースはカーミラに槍で斬りかかった。
ビュッ!
しかし、カーミラの方が速い。避けられてしまった。
「くっ!速い!でも、負けるわけには!」
何度も斬りかかるリース。しかし、ことごとくを避けられてしまう。
「そんな…避けられる位に私は疲労してるの…?」
「でも、ここで倒れるわけには!タァァァッ!」
と、斬りかかった。
バシィッ!
しかし、カーミラに受け止められてしまった。
「そ、そんな!?」
グイッ、ガシィッ!
「あぁ!?」
カーミラは左手でリースを抱き寄せる。
「な…!?何をする気なの…!?」
ピト…
「え…?」
リースの綺麗な首筋に唇を寄せるカーミラ…
「うぅ!?」
カプゥッ…
「はぁぅ!?くぅうん!?」
カーミラがリースの首筋に噛み付く、その瞬間甘美な快感がリースの体を突き抜ける
「やあぁぁん…はあぁぁ…」
チュウッ、チュウッ…
「うああぁ…ち、力が抜けるぅ…」
カーミラは古代から綿々と受け継がれている、吸血鬼一族の末裔。
カーミラの牙に掛かると、生命力を抜かれてしまう。
抱きすくめてからその妖艶な肢体で相手を魅了し、血を吸うのだ。

524:名無しさん@ピンキー
08/01/11 10:54:57 uP4aCXkj
カーミラたんハァハァ

525:名無しさん@ピンキー
08/01/11 21:53:15 9g35vUca
ワッフルワッフル!!

526:少年と自慰(2)
08/01/13 04:28:43 X7GchRdH
ドンドンと、扉が強くノックされる。
「あんちゃーん・・入るよ」
別室で寝ていたポポイの声だ。
こんな夜中に何なんだ、プリムが起きるだろ・・とランディは焦る。
下半身と精液のこびり付いた下着をシーツで覆い隠すと、
部屋へ寝巻き姿のポポイが滑り込んできた。
「なんだよ、こんな夜中に・・」不快感を露わにした言い方をするが
ランディの顔は真っ赤だ。シーツの下には勃起したままのペニスがあり、
辺りには精液の匂いが漂っているからである。
「おいら、さみしいんだ」
虚ろな目のポポイはふらふらとランディに近づくと彼のベッドの上へ倒れ込んできた。
「わっ・・何だよっお前・・!」ポポイはランディのシーツに顔を埋める。
「お前、今日は一人で寝るって言ってたろ!?」
昼間にポポイはプリムと大喧嘩をしたので、一日中すねていたのだ。
いつもなら仲間3人で川の字になり寝るところだが、今夜は独りで寝たいと
ポポイが言い出したのだ。
これを機会とばかりにあんなに激しく自慰に熱中できてたのに・・・
心の中にある、プリムの膣を何度犯しただろうか・・
股間の淫欲がまだ収まっていないのを感じると邪魔者ポポイへの怒りが湧いてくる。

527:名無しさん@ピンキー
08/01/13 04:29:28 X7GchRdH
「あんちゃん、おいら悪くないよね」
「なんだよ」
「昼間のこと。ネエちゃんはジョークがわかんないんだ」
ランディは呆れた。
昼間ポポイはプリムの臀部を撫でまわし股間に顔を埋めるという暴挙に出たのである。
可愛い悪戯なら許すことはできた。しかし、ポポイの好奇心はランディやプリムの
男性・女性としての性的な肉体や、二人の関係にも向けられたのである。
何故かポポイは生き物の性的な特徴にひどく関心を持ち、所構わず二人に質問するのだ。
交尾する雄雌のカブト虫を捕まえてきて、ランディとプリムに見せつけたり、
無理に引き離そうとしたり、逆に無理にくっ付き合わそうとしたりする。
その挙句が、プリムへの破廉恥行為だ。
注意することは注意しなきゃ、この先やってけない・・
ランディはどう言ってやるべきか戸惑う。

528:名無しさん@ピンキー
08/01/13 04:30:26 X7GchRdH
「だいたいネエちゃんは生意気なんだ。あんちゃんの言うことをもっと聞くべきなんだ」
ポポイはランディの、逞しく鍛えられた上腕に抱きついてきた。
「メスは強いオスに従うべきなんだ、そうだよね」
ポポイの体温を急に感じて、ランディはどぎまぎする。
柔らかい肉が、人肌の温かさが、股間の疼きを助長するのだ。
ポポイは少ししゃくりながら話しているようだった。
いくら生意気な口をきいても、独りで寝るのには耐えられなかったのだろうか。
ランディはポポイを疎ましくも愛しく思っていた。
馬鹿にされることもあるけど、やはり頼られるのは悪い気はしない。
叱らなければならないこともあるが、何故だか慰めてもやりたいのだ。
「プリムは女の子なんだ。女の子はあんなことをしたら嫌がるから、しちゃだめなんだからな」
「・・・・・」
ポポイはぶすっとしている。鼻をひくひくさせて、また抱きついてきた。

529:名無しさん@ピンキー
08/01/13 04:30:59 X7GchRdH
「あれ・・・あんちゃん、くさいよ」
「へ?」
ポポイの怪訝そうな顔でランディは我に返った。ポポイの包まるシーツの下は
精液まみれのままなのだ。
「あんちゃん、これなに?」
ポポイの差し出した手の平には、ねっとりした白濁がこびり付いていた!
まじまじと眺めた後、舌で舐めてみようとする。
「うわっばっばかっ~!」
ランディは突然シーツごとポポイを包み、跳ね起きた。
そのまま部屋を出て、ポポイの寝ていた別室へ逃げるように入り込む。
そしてポポイをベッドへ乱暴にほうり落とした。

530:名無しさん@ピンキー
08/01/13 04:31:26 X7GchRdH
「ぎゃう!いてーな!なにすんだよあんちゃん!」
「プリムが起きるだろ!?」
怒鳴ってはっと気がつく。ポポイはランディの下半身を凝視していた。
半裸の股間には、180度近くエレクトしたペニスがそびえていたのだ。
ポポイの呆然とした表情が、驚愕へと変わった。
「すっげーーあんちゃんのちんこ!かっこいいいいいい!!」
ポポイは身を乗り出しランディのペニスへ大接近する。
「すっげーすっげーすっげーーー!!」
ランディはもともと体格が大きいこともあり、大きめのペニスをしていた。
そのせいでいじめっ子達にからかわれていたが、
少年達がペニスの真の役割に目覚める頃には微妙な称賛と嫉妬の視線を受けることもあった。
それは冒険の旅に出、聖剣を手にして戦い始めてから、全身が鍛えられると共に
急激に成長していったのだ。
そのペニスは女性に手慣れた成人男性のそれをも上回るもので、
大きく張り出した亀頭と、太い血管が張り巡らされ、その根元は黒い茂みに覆われていた。
ランディは突然、深いところから沸き立つ自尊心と肉欲に揺さぶられた。
隠そうともせず、ポポイの前に仁王立ちしたまま固まってしまったのだ。

531:名無しさん@ピンキー
08/01/13 04:32:01 X7GchRdH
「さすがあんちゃんだね!オイラのよりずっと凄いや!」
こんなことを褒められたのは初めてだ。おもちゃに見入るような純粋な目で
見られたら、もう羞恥心もどこかにいってしまった。
「ま、まあな!」
少し腰を突き出してみせる。
「触ってもいいー?」
「え」
突然ペニスに人肌を感じた。ポポイが面白そうに撫でまわしはじめる。
びく!さらに強い力が働いて、亀頭が臍の上に張り付いた。
なんて気持ちいいんだろうか。
「びくびく脈打ってるね。でも本当だったんだ」
「・・・な、何が?」
「カブト虫と同じだね。あんちゃんはオトコなんだな~」
はっとした。ポポイが、雄のカブト虫が雌に重なって性器をその尻に突き刺すところを
よく観察していたのを思い出したのだ。
「あんちゃん、こいつをさあ・・・」
触感を確かめるようにペニスを握ったり撫でたりしながらポポイが言う。
「プリムネエちゃんのおしりに入れたりしたの?」

532:514
08/01/13 04:32:46 X7GchRdH
ではまたー

533:名無しさん@ピンキー
08/01/13 21:48:20 n98RF5fq
なんという生殺しw
でも期待して待ってます!

534:名無しさん@ピンキー
08/01/13 21:51:46 yI+Lsl7E
ポポイは昼夜逆転し過ぎだろう夜行性の虫の交尾をよく観察とか

535:名無しさん@ピンキー
08/01/13 22:40:52 /jpCIRyL
アッーな予感!

536:名無しさん@ピンキー
08/01/14 18:51:22 jbEsuv1g
>>535
俺もそう思うw
読んでてポポイエンドになるんじゃないかとヒヤヒヤしてた

537:名無しさん@ピンキー
08/01/14 20:08:42 jbEsuv1g
ROMだけじゃ申し訳ないから、ランディ×下水道の番人レジスタンス(レジ男)のネタを4コマ風に投下

レジ男「あいことばは?」
ランディ「6・9」
レジ男「お、お前…」~ノースタウンは今日も平和~


538:名無しさん@ピンキー
08/01/14 20:10:33 jbEsuv1g
村長「ラビ♂と男で」
ラビ&男「アッー!」

539:名無しさん@ピンキー
08/01/15 01:10:01 LdoT8ijG
>>514
続き待ってます!
どうなるのか分かりませんが、俺は
ポポイエンドもドンと来いですよ。

540:名無しさん@ピンキー
08/01/20 17:23:27 KX/jtB92
そろそろ。

541:名無しさん@ピンキー
08/01/21 07:50:21 0MISHYHo
クリスたんハァハァ

542:名無しさん@ピンキー
08/01/21 17:31:19 Csy69Kxl
トーマ×エレとかいう病んだ電波を受信したが?

543:名無しさん@ピンキー
08/01/21 23:05:10 fbwtEC8z
下半身鳥じゃなかった?

544:名無しさん@ピンキー
08/01/23 13:00:32 WEo4sEsp
なら上を

545:名無しさん@ピンキー
08/01/23 19:02:28 bzH8XYrq
いや下も

546:半分だけペットモンスター (1/9)
08/01/25 17:42:25 tZyaHNuG
※聖剣3のSSを投下します。エンディング後の話で、内容はリース×カーミラらしいです。カーミラがよく喋ります。
※この話のリースは、LOMの主人公のごとく、頭を撫でる事でモンスターの性格を識別する事ができます。


「今日から、あなたは私の護衛を務めるようになります。しっかり頑張ってくださいね」
リースの言葉に、先程から彼女の部屋をきょろきょろと見回していたカーミラはこっくりと頷いた。
王族の護衛に選ばれるのは名誉だが、カーミラが今まで住んでいた月読みの塔から、
ローラントの王城が建てられたバストゥーク山の山頂までの距離はかなり離れている。
フラミーという名の竜の背に乗せられてから、ローラントの王城にたどり着くまで丸一日もかかるのだ。
カーミラ達は故郷や仲間から離れる事を少し嫌がっていたので、結局リースが無作為に選んだ一人が行く事となった。
(どうして、私が選ばれたんだろ…)
クジ運の無かったカーミラは椅子に座ったまま、ぼんやりとその理由を考えていた。
(それに、この首輪…)
故郷から出発する時に、リースにつけるように命じられた首輪に何となく手を触れる。
どう考えてもペットの首にくくりつける代物だし、片手で握れるほどの長さもないが鎖がついている。
軽く首を振っただけでも鎖はチャラチャラと金属が触れ合う音を鳴らす。
表向きは護衛として自分を雇った事になっているが、実際はリースの所有物になってしまったのではないかと彼女は思った。
「あなたは、それにどんな意味が含まれていると思います?」
「えっ?」
突然リースが声をかけたので、不意を突かれたカーミラはぱちぱちとまばたきを繰り返した。
「わっ、分かりません…」
先程考えていた事を口にしたら、ますます気が滅入ってしまいそうなので、カーミラは強引に話題を変えようとした。
「そ、それよりも、どうして私のようなカーミラを護衛にしようと思ったんですか… あ、違う、…でしょうか?」
「あら、無理に敬語使わなくてもいいのに」
リースが軽く微笑んだ。すっかり緊張してしまったカーミラは恥ずかしさで頬を赤く染める。
「カーミラは私達人間よりもずっと強靭で、毒も効かなければ、魔法で眠るような事もない。自分では気付いていないかも知れないけど、あなたは私を護衛するにふさわしいだけの能力を持っているの」
「はぁ」
リースに誉められてもカーミラはそれほど嬉しくなかった。実際の所、自分以外のカーミラ達もこれに該当するからだ。
それに護衛と言っても、常にリースの横に並んでいるべきなのか、寝室に不審者が入らないように見張れば良いのかさっぱり分からない。

547:半分だけペットモンスター (2/9)
08/01/25 17:43:19 tZyaHNuG
「…まず最初に武術の稽古をつけるべきかしら?」
リースは何から先に教えるべきか頭の中で予定を整えていたらしく、カーミラの都合を無視して話を続けた。
「で、でも、私は自前の爪でしか戦った事がなくて…」
「あら、まだ稽古をやると決めた訳じゃないのよ。うーん、そうね。鎧の着用から教えた方が良いのかも…」
リースは武器の扱いを先に教えるべきか、それとも鎧の着用にするべきか迷っていたが、結局後者の方になった。
そうと決まれば準備をしなければならない。リースはカーミラに少し待つように言うと、
武具のおさまった倉庫へと向かい、鎧一式を抱えて自分の部屋へと足早に戻った。

「胸当ての肩紐を、背中の覆いにある止め具に固定して… 両肩が終わったら今度は腰の止め具に…」
そう言いながらリースは、止め具の固定をカーミラ本人にはやらせず、まるで着せ替え人形でもいじるように一人で作業をすすめている。
カーミラは絨毯の敷かれた床に座らされた状態で、頭に羽飾りのついた兜をかぶせられ、脚には脚甲が少し横にずれた状態でつけられている。
「…これだけだと脇の下が空くから、本当はこの下に袖なしの鎖帷子を着るべきなのよ。でも慣れないうちは上手く動けないし…」
リースは独り言を呟きながら肩のベルトを止め具に固定すると、今度は胸当ての腰のあたりに位置するベルトを、背中の覆いに取り付けられた止め具に通そうとした。
「あっ、駄目っ! む、胸が苦しいっ…!」
腰のベルトの長さは少し足りず、リースがそれを無理に引っ張ったために、カーミラの大きな胸は胸当てに締め付けられる形になった。
「少しだけ我慢して、一番外側の穴だったら、たぶんベルトが止め具に引っかかってくれると思うんだけど」
作業に集中しているリースは、カーミラに起きた異変をそれほど大事だと思ってはいないようで、ベルトを何度も強く引っ張った。
その度にカーミラの胸は胸当てで強く圧迫され、むにゅうむにゅうと形を変える。
リースは左右のベルトを交互に引っ張っているので、カーミラは最初こそは苦しく思っていたのだが、
次第に大きな掌で胸を揉まれるような感覚に襲われていった。
「お、王女様っ! お願いっ、こ、これ以上締め付けられたら、私… 私、どうかなりそう…!」
カーミラは必死で訴えかけるように首を強く振った。彼女の首輪につけられた鎖が音を立てると、ようやくリースは異変に気付いた。
「…ご、ごめんなさい!」
リースが慌ててベルトから手を放すと、圧迫感から解放されたカーミラの胸は、その弾力によって胸当てを少しだけ跳ね上げた。
肩紐が肩にかけられているため、跳ねあがった胸当ては、床に弾き飛ばされる事もなくカーミラの胸元へと再び着地する。
「あふっ」
反動で戻ってきた金属の塊に胸を軽く押され、カーミラは思わず変な声をあげてしまった。
彼女は胸を何度も揉まれるような感覚に晒されたために、頬が赤く染まり、はふはふと荒い呼吸を繰り返している。
(胸が… すごいドキドキするよぉ…)
性的な興奮が湧き上がると、それと同時に空腹感に襲われる。
カーミラの故郷である月読みの塔の近くには、血とよく似た色と成分の水で満たされた泉がある。
出発にあたって彼女は泉の水を入れた水筒を何本か持ち歩き、先程もリースが鎧を持ってくる間にそれをがぶがぶと飲んだのだが、
こんなちょっとした拍子ですぐに腹が減ってしまうとは彼女も思っていなかったのだ。

548:半分だけペットモンスター (3/9)
08/01/25 17:44:35 tZyaHNuG
「ねぇ、大丈夫?」
「お、王女様、今は私に近付いちゃ駄目っ…!」
カーミラは、心配そうな顔で近付くリースを軽く突き飛ばすと、机の上に置いた自分の水筒に手を伸ばそうとする。
喉が乾いてたまらない。自分の体が新鮮な血を求めて暴れているのだと彼女は思った。
早く水筒の中身を口にしないと、リースの首筋に牙を突き立てたいという欲望がどんどん膨れ上がっていく。
彼女は欲望を我慢しながら水筒を掴むと、乱暴に蓋を開け、中身を一気に飲み干そうとした。ところが一滴も水は出てこない。
(…ああっ、少しでも残しておけば良かったのに! 私の馬鹿っ!)
カーミラはショックで頭がぐらつくような感じがした。
予備の水筒は自分の荷物をまとめた袋の中に入っているのだが、心の中の自分は、それを取りに行くのも面倒だと強く訴える。
(こっ、このままだと、自分の事が抑えられなくなっちゃう…!)
彼女は頭がかあっと熱くなるような感覚を覚えた。ふと気付けば、戦う時でもないのに爪が鋭利な刃と化している。
自分の体の動きを束縛する鎧が邪魔に思うようになり、彼女は兜を脱ぐと、爪で胸当てと脚甲の止め具に通したベルトを切り裂いた。
(ど、どうしよう… 私、王女様が持ってきた物を壊しちゃった…)
カーミラは頭の中では鎧を粗末に扱ってはいけない事を理解しているのに、体の方はまったく言う事を聞かず、
胸当てや脚甲に取り付けられた全てのベルトは、彼女の爪によって根元から切られてしまった。
しかしリースは特に慌てる様子も無く、再び彼女の顔を覗き込んだ。
「…血が欲しくなったのね?」
カーミラはこくりと頷いた。
「ここにいれば、いつか全ての水筒の中身を飲み尽くしてしまうわ。無理はしないで。私の血を飲んでもいいのよ」
「そんな事したら… 王女様の首に、噛みついた跡が、ついちゃう…」
「そのぐらいの傷なら気にしないわ。私はそれよりもずっと酷い怪我をした経験があるもの。それに泉から汲んだ水が無くなったら、あなたはどうするつもりだったの?」
「そ、その時は…」
その時は野生の獣に吸血して我慢すると答えようとした時、カーミラはリースが月読みの塔を訪れた時の事を思い出した。

549:半分だけペットモンスター (4/9)
08/01/25 17:45:41 tZyaHNuG
リースは護衛に適した者を選ぶ際に、話し合いだと時間がかかるので、一人ずつの頭を何度か撫でるという変わった決め方をしたのだ。
不思議な話だが、彼女はそれによって相手の性格をある程度判断できるのだと言う。
ところがリースに頭を撫でられた時、カーミラはふわふわした気持ちになってしまい、思わず抱きついてしまったのだ。
結局リースに対してそのような振る舞いをしたのはカーミラ達の中では自分一人だけだったので、彼女は恥ずかしい思いをする事になった。
(あの時、王女様が私の事を選んでくれたらいいなって思ってた… もっと優しくしてもらいたいし… それに許してくれるんだったら、王女様の血をたくさん飲みたい…)
「ほら、やっぱり私の血が飲みたいんじゃない」
「…え? …ああっ!」
リースの言葉の意味に気付き、カーミラは慌てて手で口をおさえた。理性が溶け始めて判断力が鈍っていたせいか、心の中で思っていた事をそのまま口にしていたのだ。
「あうっ、そ、そのっ、これは、違うんです。私っ、そんなつもりじゃ…」
「そうなの、それなら先程の言葉は私の気のせいだった事にしておくわ。でも本当は何を言うつもりだったのかしら?」
リースは少しだけ目を細めて、意地悪そうな口調でカーミラに質問をする。
「ごっ、ごめんなさい、私、嘘ついてました。ほ、本当は、王女様の血が吸いたくて… すっ、吸いたくてたまらないんです…!」
ついにカーミラはリースに隠していた本音を表に出してしまった。それでもリースは怒る事はなく、彼女の体をぎゅっと力強く抱きしめる。
「あっ…」
カーミラの体がぴくんと跳ねた。一瞬だけ意識が空白になった後、心地良い感覚が全身に伝わっていく。
いつの間にか、リースの血を求めようとしていた強烈な衝動は少しおさまり、鋭くなっていた彼女の爪は元の長さに戻っていた。
(王女様だけじゃなく、私の体も、私の事気遣っているんだ…)
彼女は今まで特に意識はしていなかったのだが、
カーミラという種族は、自分が好意を持っている相手の肌に触れようとする時は、攻撃的な衝動がおさまるようになっているらしい。
自分の体とは言え、その事に気付くと何か嬉しくなってしまう。
「私の方はもう心の準備はできてるから… あとは、あなた次第よ」
リースがカーミラの耳元でそっと囁く。リースが強く抱きついているので、カーミラはまたしても大きな胸を圧迫される事になった。
(むっ、胸が…)
胸がむにゅうぅと強く押し潰され、少し息苦しい。しかしカーミラは文句を言う事無く、吸血の準備をする。
「王女、様っ… ここにっ、がぶっとしちゃいます…」
カーミラはリースの背中に腕を回すと、彼女の首筋を甘噛みした。
まるで牙を突き立てる場所をリースに教えるように、カーミラはその状態のまま、舌を使って丁寧に唾液を塗りつける。
「んぅっ… あぁっ… す、すぐに噛み付いたりは、しないのね…」
「あ、相手に、噛む所を教えないでするのは… だ、駄目なの、王女様っ… 驚かせたり、怖がらせちゃったりするから…」
「そうなの… 優しいのね、あなた達カーミラは…」
リースはそう言って、カーミラの金髪を愛しそうに撫でる。
(はふぅ… 嬉しくて、嬉しくて、頭の中がすごいふわふわするよぉ… 王女様、大好きぃ…)
リースに髪を撫でられるのは気持ち良く、カーミラは彼女の顔に何度も頬擦りをした。

550:半分だけペットモンスター (5/9)
08/01/25 17:48:47 tZyaHNuG
嬉しい気持ちに浸っていると、カーミラの心の中で、相手の血を求めようとする衝動が再び湧き上がってきた。
爪が伸びる事はなかったが、心の中にいる自分は「早く早く」とその場でぴょんぴょん飛び跳ねながら、リースの首筋に牙を突き立てる事を要求している。
頬擦りを堪能したカーミラは、もうすぐ吸血をするという意志を伝えるために、リースの首筋をニ、三度甘噛みした。
「王女様… そろそろ、かっ、噛みつくと思います…」
「うぅ… わ、私は痛くても、我慢できるから… ぁっ、はぁ、はぁっ… すっ、好きなように、吸って…」
「ふゃっ、ひゃふ!」
カーミラは「は、はい!」と言ったつもりなのに、自分でも驚いてしまうほど変な声が出た。
リースが抱きついている事で押し潰された大きな胸の中で、自分の心臓が強く脈打っているのが分かる。
(…こ、こんなに脈打ったら、胸のドキドキが王女様に聞こえちゃうよぉ…)
カーミラは恥ずかしいと思いながらも、心のどこかでは、胸の鼓動をリースに聞いてもらいたいという気持ちがあった。
この興奮が少しでも途切れないうちに吸血をしたい。そう思った彼女は口を開いたまま、リースの首筋へと顔を近付けていく。
再び甘噛みをして、リースの首筋に浮き出た血管にそっと自分の牙を触れさせる。少しだけ間を空けてから、カーミラはゆっくりとその牙を突き立てた。
「くぅっ…」
リースが痛みでうめき声をあげる。カーミラは一気に突き立てようとはせず、その牙を少しずつ彼女の体の中へと食い込ませていく。
首筋にがぶりと乱暴に噛みつきたい気持ちもあったのは確かだが、それでは時間をかけて吸血する準備をしていたのが無駄になってしまう。
リースは「痛い」と直接言葉にはせず、左手の爪をカーミラの背中に立て、震える右手で彼女の金髪を優しく撫でる。
その心遣いがカーミラには嬉しく感じた。すでに彼女の牙はリースの首筋に半分ほど食い込んでいる。
互いをじらすように、残り半分もゆっくりと牙を突き立てようと思った次の瞬間、歯応えが無くなり、牙が根元まで一気にずぶりと沈み込んだ。
「はみゅっ!」「あっ… あああぁぁっ…!!」
突然の強い刺激に、二人の体がびくんと跳ねる。カーミラとリースは、たまらず甲高い声をあげてしまった。
それが引き金になり、吸血だけで事を済まそうとしていたカーミラの理性が音を立てて崩れていく。
(…あぅぅっ、王女様、王女様っ、王女様っ、王女様ぁぁぁっ…!)
カーミラはリースの首筋にかぶりついたまま、彼女の太股に自分の股間を一生懸命擦り付ける。
表面を青い染料で染め上げた革製のレオタードの股間付近からじわりと蜜があふれ、それが互いの脚を汚していくのがカーミラには分かった。
リースの体を強く抱きしめるたびに、胸がむにゅむにゅうぅぅと激しく変形する。
強い興奮状態のせいか、もう息苦しさを覚える事はなかったが、口が開きっぱなしの状態なので、油断をすれば顎が外れてしまいそうになる。
「はぁっ、うあぁぁっ… んぅ、んふぅっ、あっ、あぅ… そ、そうよっ… もっと、もっと強く抱きしめて…」 
カーミラの柔かく大きな胸を押し付けられるのが心地良いのか、リースは甘い声を出すと、両腕を彼女の背中に回して抱きしめた。

551:半分だけペットモンスター (6/9)
08/01/25 17:53:13 tZyaHNuG
そうしている間もカーミラは、リースの首筋から流れ出た血を何とか飲み込もうとしている。
牙を突き立てた状態では上手く血を飲む事ができないと思った彼女は、リースの首筋から牙を引き抜くと、すぐにその傷跡に口を付けた。
「ひゃっ…!」
カーミラの唇が噛み傷に触れると、リースは少し身震いをしながら、その刺激に耐えるように両腕に力を込める。
ただでさえ押し潰された状態になっているカーミラの大きな胸が、ぎゅうぅっと強く圧迫され、彼女は思わず声を上げてしまいそうになった。
(はふぅ、はふっ、んぅぅ… 王女様の事で、頭の中が、いっぱいに… あっ、ああっ、んふぅ… なっちゃうよぉっ…!!)
カーミラは嬉しい気持ちに包まれながら、リースの首筋についた噛み傷を吸った。
「んっ…!」リースは反射的に身震いをしてしまう。
カーミラはそれほど強く吸ったつもりはないのだが、興奮で加減がきかなかったのか、リースの首筋から流れる血が彼女の喉の奥へどっと流し込まれる。
(やっ、あぁぁっ…! 王女様のが… 直接っ、私の中に流れ込んでくる…!!)
ちょうど一口分の血が喉元を通り過ぎると、牙から伝う血を舌で舐めるのとは比べ物にならない強烈な快感が背筋に走り、彼女の頭の中で白い光が急速に広がっていった。
「…あっ、だ、駄目っ、もっと王女様の血を飲ませてっ…!!」
彼女は噛み傷から口を離して叫んだ。心の中で叫ぶつもりが、直接言葉を口にしてしまったという事実が興奮を高めていく。
「あっ、はあぁぁっ! おっ、王女様ぁ! 私、わたし、わたっ…! ああぁっ! 駄目っ、イっちゃう、イっちゃ… あぁぁっ、ふああぁぁんっ…!!」
全身が白い光に覆われるような感覚に、彼女は大きく身震いをした。
「あああぁぁぁぁっ! たくさん、たくさん出ちゃうぅぅ…! 王女様ぁっ! あぐうぅぅ…! 好きぃっ! 大好きぃぃぃっ!!」
頭の中で無数の閃光が瞬く。秘所から噴き出した欲望の蜜がレオタードの隙間から漏れ出し、脚と絨毯をぐしゃぐしゃに濡らした。
カーミラは腰を激しく動かしたまま上体を起こすと、体を支えるように両手をリースの腹部に当て、背筋を後ろに反らした。
「王女様ぁぁ… 王女様あぁぁぁっ… あふぅ… 私、まだ、イっちゃってるぅ… んふふっ…」
彼女は口の端から涎をだらだらと垂れ流し、いやらしい笑みを浮かべながら、腰を前後にゆっさゆっさと揺すっている。
絶頂がおさまるにつれて、その腰の動きも次第にゆっくりとしたものになっていった。
軽く金髪をかきあげながら、上体を大袈裟に動かすと、首輪の鎖がちゃりんと音を鳴らす。
その音を聞いていると、何となく楽しい気分になり、彼女がぐるぐると上体を回すと、その動きに合わせて大きな胸がたゆんたゆんと揺れる。
やがて絶頂の波がおさまると、カーミラは急激な疲労感に襲われ、リースの体の上にどうっと倒れ込んだ。

552:半分だけペットモンスター (7/9)
08/01/25 17:57:44 tZyaHNuG
抱き合ったまま、どのくらいの時間が経ったのか分からない。カーミラが目覚めると、心配そうな顔をしているリースが目に入った。
いつの間にやらリースは頭につけた兜を脱いでおり、衣服の左肩の肩紐が解けて、胸が少しはだけている。
カーミラは先程の自分の痴態を思い返すと、両手で顔を覆いたい気持ちになったが、抱き合ってる状態なのでそれもできない。
「ご、ごめんなさい、王女様… 恥ずかしい姿を見せてしまって…」
カーミラはあまりの恥ずかしさに、口をもごもごさせながら言った。
「いいのよ、私だって、気持ち良くなったら、そうなってしまうもの」
リースは激しい運動をしたかのように、ふぅふぅと息をしながら答えた。彼女の心臓の鼓動が強くなっているのがカーミラの胸に伝わってくる。
(私が寝ている時に、王女様もしちゃったんだ…)
リースの両脚はカーミラの太股を挟み込むようになっており、その力は緩んでいるもの、カーミラは脚に自分のものではない暖かい液体が伝わる感触を覚えた。

ある程度呼吸を整えたリースは立ち上がり、寝台に腰掛けると、解けた衣服の肩紐を再び縛り直した。
カーミラの方は床にぺたりと座り、無理な運動によって痛めた腰をしきりに手で擦っている。
床には絨毯が敷かれているとは言え、あまり寝心地の良くない場所で長い間寝転がっていたせいか、お互い体に負担がかかってしまったようだ。
「…少し休んだら、また飲みますか?」
リースは自分の体をほぐしながら言った。カーミラが絶頂の高波に飲まれかける際、もっと血が飲みたいという彼女の言葉を覚えていたのだ。
「はい、そうしま… けぷっ」
カーミラはその質問に答えようとしたのだが、全部言い終わらないうちにげっぷが出てしまい、彼女は恥ずかしさに頬を染めた。
飲んだ血は二口にも満たないのに、必要以上に吸血してしまった時のように胸焼けがする。
「私の血、そんなに美味しかったの?」
「そうみたい、です… 少し考えてみたんだけど、王女様の味付けが濃かったから、すぐにお腹一杯になったのかも…」
「味付け?」
リースは小首を傾げた。
「私達が吸う血の量は、相手の気持ちによって左右されるんです。相手が心の底から私達を信頼していれば、栄養が高いから、その、少量の血でも満足できる、みたいで…」
カーミラの言葉は次第にしどろもどろになっていく。リースはその言葉の意味に気付くと、恥ずかしそうに顔を伏せた。
「恋人同士で愛し合ってる時だと、頭の中が真っ白になる寸前の所で血を吸うのが良いって、友達が言ってました…
 血も少しで済むから、相手のためになるし、お互いの気持ちが普段以上に強く結びついてる状態だから、気持ち良過ぎて意識が完全に飛んじゃうみたいで… ああっ、私ったら何を言ってるんだろ」
自分達の事をもっとリースに知ってもらいたいという気持ちが強くなったカーミラは、つい余計な事まで口走ってしまった。
カーミラはその話を親友に聞かされてからというもの、絶頂と共に意識を失う親友の姿を想像しながら、毎晩自慰行為に励んでいた事があったのだが、
自慢気に話る事でもないので、それだけはリースに話さず我慢する事ができた。

553:半分だけペットモンスター (8/9)
08/01/25 18:02:55 tZyaHNuG
リースはふとカーミラにつけた首輪の事を思い出した。その理由を教える前に、いろいろあったので、すっかり忘れてしまっていたのだ。
「ところで、最初に私が言いかけた話だけど… 覚えています?」
「これ、の事ですよね…」
カーミラはそっと首輪に手を触れると、リースはそうだと頷いた。
「あなたがつけている首輪は、服従しろという意味じゃなくて、本当は私があなたの事を気にかけてるって事を形にしたかっただけなの」
説明も無しに首輪を与えたので、自分がそういう趣味の持ち主だと今までカーミラに勘違いされていたかと思い、リースは少しだけ頬を赤く染めた。
「そ、そうだったんですか…」
カーミラは、首輪に何か悪い意味が含まれているのではないかと思い込んでいたので、ほっと胸を撫で下ろした。
「この短い鎖にも意味があるんですか?」
そう言ってカーミラが少し首を動かすと、首輪につけられた鎖が微かな金属の触れ合う音を鳴らした。
「意味はあるけど、もしかしたら私の勝手な押し付けかも…」
リースは自分が鎖に込めた意味を、今更になって馬鹿げたものだと感じたのか、首を軽く横に振った。
それからカーミラの表情を見て、彼女がその意味を知りたがっている事に気付くと、ふぅと一息ついてから言葉を続ける。
「その鎖は、あなたの私に対する気持ちみたいな物なの。私に構ってもらいたいと思ったら、心の鎖を継ぎ足しても良いし、そうでない時は、そのままの長さで過ごしても構わないわ。
 でもそれは逆で、相手に構ってもらいたいと願っているのは私の方かも知れない…」
そこまで言って、リースはもう一度だけため息をついた。
「私にはエリオットという弟がいるの。私の母様はエリオットを産んだ時に亡くなって、私は母様の顔を知らないエリオットのために、母様の分まで愛情を注ごうと誓ったわ」
リースは昔を懐かしむように目を閉じた。
「でも私は、母様にたっぷり甘えていた頃の思い出を忘れる事ができなかった。弟が誇れるような姉になろうと思いながらも、心のどこかではずっと弟に構ってもらいたいという気持ちがあった。
 もう弟が一人で寝られる歳だという事は分かっているのに、寝室に押しかけて『一緒に寝ましょう』と言った事も何度かあったわ。
 弟は文句を言うような事は無かったけど、今思えば少し嫌がっていたのかも知れないわね」
リースは子供のように無邪気に微笑むと、再び目を開いてカーミラの顔を見つめた。
「甘えん坊だったエリオットも、今では父様の意志を継いで新たなローラントの王になるために頑張っている。
 姉弟の絆が変わる事は無いけど、それでも私の側から離れる時間は少しずつ増えてきているわ。だから、だから、私は寂しさを紛らわせるために…」
リースは急に言葉に詰まってしまった。彼女は、自分勝手な理由でカーミラを連れてきた事に罪の意識を感じているのだ。
しかしカーミラは、先程までの話の内容から、彼女が何を言いたかったのか何となく理解する事はできた。

故郷から離れたカーミラは、誰かの血が無くては生きてはいられない。
喉の乾きは一日に一度起きるが、感情の起伏によっては食事の間隔が早まり、一日に何度か吸血しなければならない時もある。
友好的なカーミラであっても、相手の生命力を奪う吸血という行為に対して抵抗を感じる者は少なくはない。
カーミラが喉の乾きを訴える状況に陥った時、吸血を受け入れて、優しく接する事ができるのは雇い主であるリースだけなのだ。
そうした理由があったからこそ、リースはカーミラを護衛として選んだのだろう。

554:半分だけペットモンスター (9/9)
08/01/25 18:04:59 tZyaHNuG
「…あなたの頭を撫でた時、寂しがり屋で甘えん坊な性格な事がすぐに分かったわ。その時に思ったの。私と似た性格のあなただったら、たぶん私の気持ちを理解してくれるんじゃないかって」
リースは唇を軽く噛んだ。
「でも、あの時の私は自分の都合ばかり考えていて、あなたの事は考えていなかった。大切な友達がいるはずなのに無理に引き離すような事をしてしまった… ごめんなさい、私のわがままに付き合わせてしまって…」
「…王女様、謝る事なんか、ないよ…」
カーミラはそう言うと、寝台に腰掛けたままうなだれるリースに抱きついた。
「私… 王女様に優しくされたいって、本当の気持ちを伝えたばかりだし、それにさっきだって、心の鎖いっぱい伸ばしたもの…
 王女様が鎖を握っていてくれる限り、私は遠くに逃げたりしない、王女様が何を言っても離れたりなんかしない。ずっと、ずっと王女様の側にいるんだから!」
カーミラは自分の気持ちをリースに伝えるように、彼女の背中に回した腕に、ぎゅうっと力を込めた。
「ありがとう…」
リースは、か細い声で感謝の言葉をかけると愛しそうにカーミラの金髪を撫で、何度も「ありがとう」と彼女の耳元で囁いた。

それから少し時間が経った。慣れない環境で互いの心の内を打ち明けたせいか、精神的な疲れがどっと押し寄せてきて、カーミラはくたくたになっていた。
それに外はまだ昼間だが、カーミラは夜に行動する種族だった。つまり彼女は睡眠を取らずに夜更かしをしているのと同じ状態なのだ。
「王女様、ごめんなさい…」
カーミラは寝台に寝かされた状態になっており、潜り込んだシーツの中から顔を出すと、申し訳無さそうにリースに言った。
「別にいいのよ。人間の生活に合わせるのって大変だと思うけど、少しずつ慣れていけば良いだけの話だし。それより、あなたの鎧だけど、鍛冶屋で特注の物を造ってもらうように後で頼んでおかないと」
「特注…」カーミラは、ちらりと自分の胸元を見た。
(胸のサイズ、測ったりするのかな…)
それを考えると少し気恥ずかしい。リースは彼女とは違い華奢な体つきをしているが、胸の大きさはそれほど気にしていない様子だった。
「そろそろ、アマゾネスに志願したばかりの娘達の訓練に立ち会わないといけないんだけど… 私もあなたと一緒に昼寝をしようかな…」
リースは横目でちらりとカーミラの顔色をうかがった。
「えっ? でも…」
「大丈夫よ、私がいなくてもライザが上手くやってくれると思うし、それに戦いの教官を務められるアマゾネスは一人じゃないのよ。みんな武器の扱いには慣れているんだから」
そう言ってリースはくすくすと笑うと、カーミラの不意を突いて顔を近付け、彼女の口元をぺろりと舌で舐めた。突然の出来事なので、カーミラは目が白黒してしまう。
「あっ、あうっ、王女様…?」
「口元に私の血がまだ残っていたわよ。あなたは気付かないみたいだから、返してもらうわね」
リースは片目を閉じて、いたずらっ子のように舌を出すと、寝台のシーツの中にするすると潜り込んで、カーミラにしがみ付いた。
(もうっ、王女様ったら…)
カーミラは困った顔をしながらも、内心はとても嬉しかった。
お互い相手をどう思っているか分かったとは言え、心地良いまどろみの中で、カーミラはもっとリースの事を知りたいと思うのであった。

(おしまい)

555:494
08/01/25 18:17:40 tZyaHNuG
投下終了。
書いてるうちに、リース×カーミラのカップリングに愛着わいてきてしまった。

556:名無しさん@ピンキー
08/01/28 00:27:50 tbf8THei
GJ!

557:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:17:19 /Ykn1C4f
昔投稿したパドの日記のダナエ版だと思ってください。

これだけ見ても中身がなんなのかわからないと思いますので注意。
非エロです。

軽い壊れ表現有なんで興味の無い方はスルー推奨

(LOMの曜日度忘れマナ→ルナ→ノーム→ジン→ドリアード→ウンディーネ→サラマンダーだったような気がするんだけで覚えてない、ちなみにパドの日記はパドがサボりがちだったからずれてるってことで…誰か曜日教えてください)

とりあえずFOMの曜日?設定に。

558:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:17:58 /Ykn1C4f
ダナエ 業務日誌

(巻頭)
日記を書くなんて少女趣味だと思われちゃうかな?
でもいいじゃない私だって乙女なんだし。
業務日誌にしておけば傍から見ても問題ないかな?

・・・数日経過

サラマンダーの日
また今日も結婚式の招待状が届いた。
もうこれで同世代の友達が殆ど結婚したことに…
私も結婚したい…
早くプロポーズしてくれないかな。


ウンディーネの日
今日も仕事が大変だった。
もう誰かに任せて寿退社とかしちゃおうかな~なんて
はぁ~このままじゃおばあちゃんになっちゃう…



・・・数日経過

ジンの日
きゃ~~
久々にあいつが来た。明日デートでジオに行かないかだって。
きゃ~~きゃ~~~
うれし~~チャンスよ、チャンス。


ノームの日
今日はデートの日だった…
へへぇ~ ふふ へへぇ~
あ~だめ!どうしてもにやけちゃう。
草人や修道女に病気?って聞かれちゃった。
…やっぱり私はあいつが好き、抱きしめられたり、キスしたり、繰り返せば繰り返すほど
どんどん体が熱くなる、もう私自身どうやっても止められない。
あいつが居ないと生きていけない…
初めてあいつと会ったときなんて、なんだろうこの貧弱そうなの?なんて思ったけど。
今じゃ私の方が依存してるって不思議だと思う。

559:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:18:33 /Ykn1C4f
マナの日
決めた!
今まで子供っていう既成事実を作っちゃってプロポーズしてもらおうと思ってたけど
私の方から言う!結婚してって!
もう私を止められないんだから!


ルナの日
……なんでよ
私がスキって…愛してるって…言ってくれたのに…
よりにもよって真珠なんかとしてるなんて……
ふふふふ、でもいいの、今日からずっと一緒だから


サラマンダーの日
夫婦生活1日目
あの人ったらちょっと引っかいてあげると凄い興奮するみたい。
私の中でビクンビクン!って震えるの。
私を愛してるって証拠よね。


ウンディーネの日
あの人が逃げた。なんで?どうして?
私たち凄い幸せだったのに!
私の何がいけないの?わかんない!わかんない!わかんない!
私の全部をあげたのにまだ何か足りないの?


ドリアードの日
…わたしどうにかしてたみたい。


ジンの日
まさか真珠だけじゃなくてコロナちゃんまで手を出してたなんて…
とりあえず3人の話し合いで一番わるいのがあいつってことになった。
それでも真珠もコロナもあきらめてくれないみたい。
今後どうするかって話し合いで、それぞれ大人の女として暴力はいけないから、
魅力などであいつを振り向かせた人が勝者ってことになった。
コロナちゃんはおちびちゃんだし、真珠は抜けてるし、結局私が1番なのにはかわりがないから。
今までどおり、誘惑して子供つくっちゃえばいいのよ!
やっぱりそれが一番の近道だったのよ。

560:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:34:33 /Ykn1C4f
・・・数日経過

マナの日
今日はコロナちゃんがお相手する日、そして明日が私の日
明日に全てをかける!何が何でも!


ルナ改めサラマンダーの日
ちょっと日記を書くのが遅れちゃった。
私頑張ったよ、マチルダ!
女の子だったらあなたの名前をつけるね。

・・・数週間経過

ジンの日
何で!どうして!わかんない!
どうして珠魅の真珠が妊娠するの!私じゃなくて真珠が!
真珠のやつ私に向かって「ふっ」って笑ったのよ!信じられない!
珠魅って石から産まれるんじゃなかったの!
こうなったらもうなりふり構っていられない!
あいつをさらってでも!

561:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:35:08 /Ykn1C4f

・・・2か月程経過

ウンディーネの日
久しぶりに帰ってきて、たまってた仕事をこなして疲れたましたと。
でも、日記を書くのも久しぶりかな…
なんかちょっと前まで日記を見ると私ってほんと焦ってたのね~
恋だ愛だなんて結局は汚いものなのかもしれないってことね。
おなかの中に赤ちゃんができたらあいつのことなんてもうどうでもよくなっちゃったし…
あれ、私って悪い女?胎教に悪いかな。

あ、そうそうここ2か月のこともさらっと書いておきましょ。
まずあいつをさらってだれも知らないガドの奥地で生活してました。ふふ。
生活の5分の4くらい繋がってたので、あかちゃんもできました。
ちなみにあいつはその後コロナちゃんに預けました。


私は今とっても幸せです。


562:名無しさん@ピンキー
08/01/29 20:39:26 /Ykn1C4f
とこんな感じで。いつもの様に誤字脱字等スルーで
最後のほう(バドの日記以降の部分)は流れ早いです。
そのうち真珠編、コロナ編もやれたらな~とは思ってます。むりかも

ま、エロ無いんで
くんな!と言われたら消えます。

563:名無しさん@ピンキー
08/01/30 17:26:04 OUbcLJXA
gjgj!
真珠編見たいな~

564:名無しさん@ピンキー
08/02/01 05:22:35 Q46IOxNz
流れをタチ切ってすまないが(´・ω・`)
盗賊たち(?)にリース達が捕まってエリオットと無理やり近親相姦させられる
同人誌のタイトル知らないか?
柔らかい線で描かれたタッチの絵なんだが…。

565:名無しさん@ピンキー
08/02/01 08:43:16 JV0tRexC
ちょっとわからないな。
っていうか、そんなのあるんだ。

566:名無しさん@ピンキー
08/02/02 04:00:51 nyJnx6Ju
>>562
GJ~ダナエさんいい感じに壊れてるなw続き待ってるよ
あと、LOMの曜日はマナの祝日がなくルナがアウラになってるだけで後は一緒だよ

>>564
スレ違いな気もするが、幻っつー本かな、多分。
盗賊はナバール盗賊団でゲーム開始時のローラント侵攻が元ネタだったと思うが。

567:名無しさん@ピンキー
08/02/02 06:01:59 JVajVSmG
>>566
多分それだと思うサンクス

568:名無しさん@ピンキー
08/02/11 00:46:36 mG1Fh6O2
プリムたんと子作り

569:名無しさん@ピンキー
08/02/12 21:42:50 Tmk4V9gz
これは?携帯だけだけど
URLリンク(courseagain.com)

570:名無しさん@ピンキー
08/02/13 11:25:59 hr0pdQJo
↑マルチ

571:名無しさん@ピンキー
08/02/14 12:52:15 qXvEuXOI
>>514の続きを密かに楽しみにしてるのは
俺だけではないはずだ!

572:名無しさん@ピンキー
08/02/16 23:37:08 fVVfOtyh
嬉しいことをいってくれるな~
まってて たぶん・・

573:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:42:30 rUjgJslj
俺も待ってるぜ!
ポポイがエロすぎるから続きが楽しみだ。

574:名無しさん@ピンキー
08/02/20 19:04:40 ATWqROEI
ホモでもいいよ。

575:名無しさん@ピンキー
08/02/21 17:44:24 JFATvZ2C
エロアニメ「KOF」「聖剣伝説」+触手
URLリンク(yourvideo.bgrp.jp)


576:名無しさん@ピンキー
08/02/22 02:11:54 KCOPkxeZ
「オイラ、ツンデレに興味無いにゃ。金に靡かない辺りも素直じゃなくてヤにゃ」
「言っとくけど…あたしもあんたみたいなデヴ、お断りよ」
「その減らず口もムカツクにゃ。その口塞いでやるにゃ」
「やろうっての?」
「そうにゃ。あんたにやるにゃ。このマタタビ」
「ふにゃっ?!ふにゃ~ん、にゃーんごろごろ…」
「さ、ダナエちゃん。オイラとにゃんにゃんしようかにゃ?」
「にゃん…?ふにゃ、はにゃ~ん…にゃあ…あん、んにゃ、にゃ…」

577:名無しさん@ピンキー
08/02/22 06:30:12 IyRgAUhh
あーーーいすーるちかぁーーーらをおー
もとめつづけるぅゆぅきおおおおおおおお

578:名無しさん@ピンキー
08/02/22 19:48:28 KCOPkxeZ
「それで、その僧兵はどうしたんだい?」
「なんだかんだでヤリ逃げしちゃったにゃ。しゅたいんぺるが~ガバガバ飲ませといたから記憶も無くしてるはずにゃ」
「ハハハ、若いねぇ」
「あんたみたいな岩肌みたい顔面した人より年食ってる訳ないにゃ」
「ワハハハ、それはそうだ。ハハハハ」
「なんか笑われてるみたいで気分悪いにゃ。あんた金持って無さそうだから次の客探すにゃ」

579:名無しさん@ピンキー
08/02/24 01:14:46 GRmbIEgr
しゅたいんべるがーがまた飲みたくなってきたにゃ。
時は金なり、然れども、酒は嗜み、これ不可欠。人と人との潤滑油。にゃ。
早速ガドへ足を運んだのにゃが…
「じゃ、次は来年かにゃ?」
「ええ。仕込みから熟成まで、多くの時間がかかりますから。盗まれたりしなければ、お分けできたのに…申し訳ありません」
「気にしなくていいにゃ。また来年楽しみにしとくにゃ」
オイラが持ってった事は内緒にして欲しいにゃ。
それにしても…今年これ以上しゅたいんべるがーが出回らないって事は、荒稼ぎのチャンスにゃ。


580:514
08/03/01 01:32:47 iPLJSCsh
そのうちランディとプリムが○○ー○に○○○ー○を売りつけられる話を書きます

ああ・・そのまえにポポイを・・・

581:名無しさん@ピンキー
08/03/01 05:51:15 /Yw0Vx8X
ヤタ━━(゚∀゚)━━ッ!!

582:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:21:40 eHVlfAfN
お待ちしとります

583:名無しさん@ピンキー
08/03/05 18:13:22 MS8wl+ad
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
URLリンク(outsideseek.com)

584:名無しさん@ピンキー
08/03/07 00:33:24 XoSEMJD/
ジュリアスがヒロインを犯す話が読みたい…。

585:名無しさん@ピンキー
08/03/08 12:09:24 GvfenHVy
「ヒロインは わたしの洗礼をうけ
ジュリアス バンドールの 妃となったのだ!」

だもんな。
追い打ちをかけるようにヒーローに向かって
「絶望と 怒りの中で死ね」

やっぱり犯されてますか

586:少年と自慰(3) 514
08/03/09 02:51:09 Que2Y/6e
「プリムネエちゃんのおしりに入れたりしたの?」

「えっ・・!? あうっ!」
プリムのおしりに入れた、そう聞いた瞬間ランディの脳裏に浮かんだものが、
プリムのピンクの肉壁が、可愛らしく喘ぐ声が、
彼のペニスから大量の白濁を吐き出させた。
「わわあ!」
びゅうびゅうう!精液がポポイの小さな拳をすり抜けて飛び散り、
ポポイの顔面を白濁まみれにした。
咄嗟に目をつぶり顔を押えるポポイへ追い打ちの精液が飛び、
ピンクの髪の毛に降りかかる。

ランディは呼吸を荒げた。ひた隠しにしてきた欲望を初めて他人に指摘されたことが、
言葉として簡単に表現されてしまったことが、
異常な興奮を呼んだのだ。
「なにすんだよ~あんちゃんはああ!!」
ポポイは全身にこびり付いたそれを確認すると、
怒った顔でランディを怒鳴りつけた。
「何だよこれっ臭いよあんちゃん・・・・」
手の平の精液をくんくんと嗅いでいる。

587:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:52:27 Que2Y/6e
「ごっ・・ごめん、ごめんなポポイ・・」
ランディは慌てて、シーツでポポイの顔や手を拭こうとした。
しかしそれは数十分前の射精でどろどろに汚したシーツだ。
返ってポポイの顔を白濁まみれにしてしまった。
「わっ・・!もういよあんちゃんはああ!」
ランディの手を払うとポポイは洗面所へ走ってゆく。
ランディは自分のペニスにふと目をやる。
あの勢いは何だったのか。萎れて、皮がちょっとたゆんでいる。
この先、ポポイは自分を変態扱いするだろう。情けなくて仕方なかった。

罪悪感と自己嫌悪に沈んでいると、寝巻きを脱いでパンツだけのポポイが
傍に寄ってきた。ランディの顔を暫く睨んだかと思うと、
すぐ隣に寄り添ってきた。

588:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:53:25 Que2Y/6e
「やっぱ、あんちゃんは凄いな。 オイラ、また頭が良くなったよ」
ポポイは目を輝かせてランディを見詰めた。尊敬の、眼差しだ。
「オスはメスのおしりに、このべとべとを出すんだ。
オスとメスはみんなこういうことするんだ。そうだろ?あんちゃん!」
突然問い質されてランディはたじろいだ。誤魔化しようがなかった。
村の長老に言われたことが思い出された【子供に嘘を教えちゃいかん】。
常識に沿えばそれも物事による、のだが、
少年の余裕のない生真面目さが教科書通りの答えを喋らせた。
「う、うん」

589:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:54:14 Que2Y/6e
「・・そうなんだ。・・みんなこういうことしてるんだな。
・・凄いな、あんなに沢山べとべとを出すんだ」
ランディの萎れたものをまじまじ観察するポポイ。
「あんちゃんは、ねえちゃんと何度もしてるの?ねえちゃんの中に
べとべとを沢山出してるの?」
むくむく!ポポイの問い掛けにペニスがエレクトし始める。
ランディの顔が真っ赤になり始めた。それは想像するだけでたまらないことだ。
「そ、そんなこと・・・僕はッ・・」
「あんちゃんは本当は強いんだ。いっつもねえちゃんに苛められてるけど、
おいらの知らないところで、ねえちゃんを押さえつけてああいうことしてるんだよね」
ランディのペニスの根元がぎゅっと、小さい手で握られる。
「あんちゃんの筋肉もりもりの体が、ねえちゃんの柔らかい体に負けるはずないんだ。
こいつでねえちゃんを黙らせてるんだ、そうなんだよね!」
もうだめだ。ランディの中で何かのタガが外れた。
  嘘を教えちゃいけないけど、嘘って何だ。ポポイが言い当てたものは、
  ぜんぶ、僕が、望んでいることじゃないか。
  そうだ。僕は、毎晩想像してるように・・・
  本当は、プリムを、何度も、なんども、おかしてるんだ・・・
「あ、ああ、そうだよ!」

590:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:54:45 Que2Y/6e
ポポイは溜息をついた。そしてまた尊敬の眼差しをランディに向ける。
「凄いや・・こいつでねえちゃんを・・」
胸の高まりがランディを苦しめた。
「おしえてよ、なんで、そんなことするの?このべとべとは、何なの?」
同年代の子供ともこんな卑猥な会話を交わしたことはない。いつも悪友達が
少女達と交わりながら話していたようなこと・・密かに憧れている行為・・
興奮が、抑えられない・・
「そ、それは、気持ちいいし・・その・・」
「きもちいいの!?」
ポポイの手がペニスを撫でまわす。なんて柔らかい手なんだろうか。
「女の子も、きもちいい・・みたい・・あと、そのべとべとは
その、女の子は、嫌がるから・・・どっちかというと・・」
びくんびくん、もう張り裂けそうだ。
「と、とにかく、気持ちいいからするんだ」
「ねえちゃんも、気持ちいいの?」
そうだ、プリムも気持ちいいんだ・・・ランディの理性が又吹っ飛ぶ。
「あ、ああ!プリムも、凄く喜ぶんだ!
僕はもう、なんかいも・・プリムは、僕にして欲しくてたまらないっていうか・・」
「そっか!そーいうことなんだ!」
突然はしゃぎ出すポポイ。
「あんなに喧嘩してるのに、いっつも仲直りしてるのはねえちゃんに
してあげてるからなんだね! あんちゃんすげー!
だからねえちゃんは、あんちゃんの言うこと聞いちゃうんだ!」
「・・・う、うん!プリムは、僕のいいなりなんだ!
僕はこれでプリムに言うことを聞かせてるんだ!」
またまた腰を突き出すと、ポポイに肉根を見せびらかすのであった。

591:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:55:14 Que2Y/6e
ごくっ・・・、息をのむポポイ。
何か様子が変だ。なんとなく瞳を潤ませている。
「・・あんちゃん、おいらのこれも、そんなふうになるのかな」
突然言うと、パンツをずりおろし始めた。
「えっ・・・」
ポポイの下半身に、小さなペニスと、睾丸が、ちょこっと現れた。
皮の被っているそれはピンク色で、可愛いながらも、天を指し勃起している。
ランディの半分もない大きさだろうか。
その先っちょは、部屋の灯りを反射して、ぬらぬらと輝いている。

「オイラのもカッコ良くなる?ねえちゃん達を、気持ち良くできるのかな」
ランディはポポイの裸身に魅入った。男の子のはずのポポイの身体・・
胸のあたり、おしりのあたりに、妙な丸みを帯びていて、柔らかそうなピンクの肌だ。
骨格もなにかへんだ。妖精だから・・?確かに頭でっかちではあるけど・・
妙に、可愛い。いや、エッチっぽいのだ。

592:名無しさん@ピンキー
08/03/09 02:55:39 Que2Y/6e
「おいら解ったよ。ちんこが時々、こんな風になっちゃうんだ。
それで、その、・・ちょっと、触ると気持ちいいんだ」
自分のペニスを撫でるポポイ。
「ねえちゃんのおっぱいとか見たり、おしりに触れると固くなっちゃうんだ。
でも、そのね、あんちゃんだから言うけどさ・・」
ランディのペニスが、ビクッと、また張り詰める。自分の体が、反応してる・・?
「あんちゃんの・・その、裸みたりしても、固くなるんだ・・。
その、凄いちんこずっと見てたら・・すごく立っちゃって・・
先っぽが、ぬるぬるするんだ」

593:514
08/03/09 02:56:48 Que2Y/6e
ぐだぐだだらだらになって来ました・・
次こそ、完結予定!

594:名無しさん@ピンキー
08/03/10 13:10:22 wri60MjQ
>>514
乙。ポポイアッー!になるのかどうか。
続きも頑張ってください。

595:名無しさん@ピンキー
08/03/11 15:17:35 PfsIvuIf
こんにちは。 アンジェラ×デュラン投下します。
前置き無駄に長いです…




596:アンジェラ×デュラン
08/03/11 15:23:16 PfsIvuIf
「ふあーあ。いい加減歩き疲れたわー!宿に戻って寝ましょうよ。」
アルテナの姫であるアンジェラがあくびをしつつ言った。
「マジかよ!まだ夜の8時だぜ!?今夜は色々買い足さなきゃいけないんだし我が儘言うなよ。」
とフォルセナの若き騎手デュラアンがうんざりした口調で咎める。
「なんですってー!!か弱い女の子に向かってその言い方はないでしょっ!!」
「何ー!?」
「まあまあお二人さん、ケンカはそのくらいにして…」
いつものように口喧嘩を始めた二人を元ナバール盗賊団のホークアイが宥める。
 ここは商業都市バイゼル。バイゼルのブラックマーケットでは他の土地では手に入らない貴重なアイテムを入手することが出来るため足りなくなったアイテムを買い出しに来たのである。
夜のバイゼルは老若男女すごい数の人でごったがえしていた。
「すっごい人ね、何かあるのかしら?」
人混みに慣れていないアンジェラがうっとうしそうに言った。
まだ先程のデュランとのやり取りを根に持っているようですこぶる機嫌が悪そうである。
「さあね。お祭りでもあるんじゃないの?」とホークアイ。
道行く人に聞いた所今日は年に一度のブラックマーケットの祭らしい。
すごい人なのも納得である。道には装飾が施され、踊り子たちがいつもよりも豪華な衣装と盛大な歓声に包まれて踊っていた。
「お祭りなの!?私一度行って見たかったの!!ねぇデュラン行きましょ! 」
先程の不機嫌さはどこにいったのか子供のようにはしゃぐアンジェラにデュランは思わずつられて微笑んだ。
「ったく見掛けによらずガキだな。」
そう呟くと物珍しさでハイテンションのアンジェラに手をひかれて人混みの中に入っていった。
一人残されたホークアイは渋々足りなくなったアイテムの買い物をすることにした。
出店を一通り回り、デュランに射的でラビのぬいぐるみを取ってもらい、十分お祭りを満喫したアンジェラはホークアイを探していつものように三人で宿に泊まることにした。


597:アンジェラ×デュラン
08/03/11 15:28:53 PfsIvuIf
「あっ、ホークアイ!!おーい!」
とアンジェラが人混みから手を振る。
「おいおい、仲いいのは良いけど俺を一人にするなんてあんまりだよ。」
「ばっ、そんなんじゃねーって!」
と顔を赤くしながら狼狽えるデュラン。
「はいはい。あ、そういえば言うの忘れてたけど俺今日の夜予定があるから。だから俺の分の部屋はいいよ。」
「え?あー!もしかしてー!」
とアンジェラが茶化すように言うとホークアイは照れ笑いをし、二人に手を振り人混みに消えていった。
ホークアイは旅の途中に出会ったローラントの姫リースと恋仲にある。
どうやら今夜はリースと夜の街バイゼルを満喫するつもりらしい。
あいつ、今日が祭りだって知ってて連れてきやがったな。とデュランは心の中で毒づいた。
さて夜も深くなり二人はいつもの宿に向かったが、祭りのためにどの部屋も満員らしい。
宿主がバイゼルの外れにある別なホテルを案内してくれたので二人はそこに向かうことにした。
疲れたーと膨れっ面になるアンジェラをなんとか宥めながらホテルの前にたどり着くとなんとそこはピンクのネオンが煌めくラブホテルであった。
どうやら宿主は二人を恋人同士だと勘違いしたらしい。
これにはさすがの二人も狼狽し他に泊まれる所はないか探してみたが見つからず、お金の都合から2部屋借りる訳にもいかなかったので仕方なく一番安い部屋に二人で泊まることになった。
なんとかチェックインを済ませ部屋に向かう。
「ちょっと、変なことしないでよね!」
「あ、当たり前だろ!するか!バカ!!」
いつものように口喧嘩をするがデュランはどうも落ち着かない。
一方アンジェラはさっきよりもむっつりしてしまっていて今の状況を不満がっているかのように見えた。
そんなアンジェラを見てデュランは少しカチンときたがそこは我慢し平静を装った。


598:アンジェラ×デュラン
08/03/11 15:36:30 PfsIvuIf
部屋に入るとそこは二人には見たことがないようなきらびやかな部屋であった。
きらびやかと言ってもお城のような豪華なきらびやかさではなく、どこかうさんくさいミラーボールがあるような部屋だった。
もちろんベッドは一つしかない。
「じゃ。あたしもうお風呂入って寝るから。」
アンジェラはそっけなく言うとバスルームに入っていった。
時間はもう深夜2時。
さすがに眠気を感じたデュランは長風呂のアンジェラを待ちきれずに眠ることにした。
「ん?」 とベッドの澄みにボタンが3つある。
電気を消そうと思い真ん中のボタンを押してみると ウィーンという音と共にアンジェラがいるバスルームの壁がガラスになり中が丸見えになってしまった。
「ぶっ!!」
デュランは赤面し、慌てて元に戻そうとするがなかなか戻らない。
一方アンジェラは気づいてないらしく気持ち良さそうにシャワーを浴び続けている。
どうやらバスルームの内側から外は見えていないらしい。
初めてみたアンジェラの身体は透き通るように白く、豊満なハリのあるバストとくびれたウエストが美しい曲線を描いておりそれは17歳の若い剣士を欲情させるには十分であった。
あたふたしながらもなんとか壁を元に戻すと、アンジェラがバスルームから濡れた髪の毛を拭きながら出てきた。
バスタオル一枚という刺激的な格好である。
「ばっ、おまえ服着ろよな!」
そういって赤面しながらそっぽを向いてしまったデュランに気を良くしたのかアンジェラはニヤニヤしながら
「いいじゃない!暑くてかなわないわよ!もしかして意識しちゃってるわけー?」
とからかった。
「ばか!そんなんじゃねーよ!!」
とは言ってみるものの、彼が緊張しているのは火を見るより明らかである。
アンジェラはそんな彼をからかいたくなってその格好のままデュランが横になっているベッドに潜り込んだ。
「お、おい!服着ろって!」
「いーやっ」
先程まで機嫌が悪かったアンジェラはどこにいったのか、いたずらっぽい笑みを浮かべながら上目遣いで見てくるアンジェラに彼の我慢はもう限界だった。
そんなこともつゆしらずアンジェラはデュランをからかい続けている。
豊満なバストがバスタオルの中からちらちら覗いている。
「デュランってば狼狽えちゃって、本当ガキよ…んっ!?」
デュランはたまらなくなりとっさにアンジェラの唇をふさいだ。
アンジェラの大きな琥珀色の目が更に大きく見開かれる。
それは二人にとって初めてのキスであった。
デュランは唇を離すとアンジェラに背中を向け
「馬鹿野郎。俺が今までどんだけ我慢してきたと思ってんだ。嫌だったらもう服を着てさっさと寝ろ!!」
と言った。
暫しの沈黙のあとアンジェラは意を決したようにはっきりとした口調で言った。
「…嫌じゃないよ。デュランなら嫌じゃない。」

599:名無しさん@ピンキー
08/03/11 15:49:59 PfsIvuIf
今日はここまでです。
初めて書いたので文章が稚拙なのは許してくださいね。

600:名無しさん@ピンキー
08/03/11 22:27:23 6zQS9hwj
GJ!!


601:名無しさん@ピンキー
08/03/12 00:59:09 kNbCwVXm
おおGJ!

602:名無しさん@ピンキー
08/03/12 20:59:14 SGLjefvU
GJ!!!デュラアンGJ!!!

603:名無しさん@ピンキー
08/03/13 17:43:15 +D4VdnJK
ありがとうございます!!
続き投下します。

604:アンジェラ×デュラン
08/03/13 17:47:30 +D4VdnJK
アンジェラはそういうとバスタオルをとり、細い腕で背中を向けているデュランを抱きしめた。
デュランの背中にアンジェラのバストが当たる。
デュランがアンジェラのほうを向くと、彼女は震える唇を押し付けてきた。
普段はあんな派手な格好をしていても姫であり大切に育てられた彼女には男性経験が全くなかった。
それは生まれてからずっと強くなることだけを志してきたデュランにも同じことであった。
一通り唇の感触を味わったあとデュランの舌が割って入ってきた。
二人は不器用に舌を絡める。甘い感覚に頭が痺れ、とろけてしまいそうだ。
デュランの手がアンジェラの豊満なバストに触れた。
彼女の身体がこわばる。
「…怖い?」
「ううん。平気。」
いつも強気のアンジェラがしおらしい。
それもまたデュランの興奮を煽り立てた。
豊満なバストをゆっくりともみしだき感触を味わう。
興奮しているからだろうか、先端は尖りまるで触れて欲しがっているかのように存在をアピールしている。
尖ったそこを優しく摘まんでみる。
「んっ…」
彼女から甘い吐息が漏れた。
そんな声をもっと聞きたくて先端を口に含んで転がしてみる。
「あっ、だめ! んんっ!!」
目は潤み、頬を上気させて感じている彼女は普段からは想像出来ないほど色っぽい。
一方アンジェラは痺れるような甘い感覚に酔いしれていた。
デュランが下に頭を移動させた。
そこはシーツに垂れてしまうほど濡れそぼっていた。
初めて見たアンジェラの秘部はピンクでまるで花のように美しかった。
また蜜を流し妖艶に誘っていた。
「ちょっ、ちょっと!!あんまり見ないでよ!恥ずかしいじゃない!」
「何が恥ずかしいだよ。こんなにびしょびしょにしちゃって。」
そういって愛液を指ですくって見せてやるとアンジェラは顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
いつもからかわれてばっかりだからたまにはお返ししないとな。
デュランはそんなことを考えながら蜜壺に指を差し入れた。
「ああっ!!」
内壁を掻き回すとアンジェラの身体が素直に反応する。
蜜壺からは愛液がとめどなく流れ、卑猥な水音を立てていた。
アンジェラは男性経験こそはないものの、オナニーの経験は何度かあった。
旅が始まってからは部屋でデュランを想いながらしたことだってある。
だが愛しい人からの愛撫はそれ以上の快感を与えてくれることをアンジェラはこの時初めて知ったのである。


605:アンジェラ×デュラン
08/03/13 17:50:07 +D4VdnJK
デュランは茂みの中に赤く充血したクリトリスを見つけると指で蜜壺をかき回しながらそこを舌で攻めた。
「ひゃっ!!あああだめええぇ!!」
ぐちゅぐちゅという水音が一層激しくなり、あまりにも強い刺激に耐えられなくったアンジェラはとうとう達してしまった。
蜜はデュランの手をつたい肘まで流れてきたほどであった。
「おいおい、もういっちゃったのかよ!!ちょっといじっただけでいくなんてアンジェラも淫乱だな。」
デュランがそうからかうとアンジェラのプライドが許さないのか、顔を真っ赤にしながら今度はアンジェラがデュランを押し倒すとおもむろに彼のズボンのファスナーに手をかけすでにはち切れんばかりに大きくなったそこを口に含んだ。
「お、おい、うっ…」
不器用ながらも一生懸命に舐めるアンジェラ。
デュランにとってもぬるりと舌がまとわりつく感覚は初めてですぐに達しそうになる。
「我慢しなくていいよ。」
アンジェラがそう言うとデュランはアンジェラの口の中に自身を放った。
「げぇー変な味!」
そうは言いつつもアンジェラはデュランの精液を飲み込むと
「デュランだってすぐいっちゃったじゃない!人のこと言えないんだから!デュランのすけべー!」
といつもの調子でデュランをからかった。
いつもからかわれてはカチンときて言い返していたデュランだったが今日は何だかそんな憎まれ口さえ可愛く思える。
二人はまたキスをして笑い合うとデュランが服を脱いだ。
鍛え上げられた肉体を見るのがなんだか恥ずかしくてアンジェラはまたうつ向いてしまう。

606:アンジェラ×デュラン
08/03/13 17:53:12 +D4VdnJK
デュランはアンジェラを優しく押し倒すと再びそそり立った彼自身を愛液でびしょびしょになっている入り口に押し当てた。
「入れるよ。」
「…うん。」
しかし二人とも初めてで不馴れなためなかなか入らない。
「い、いたっ」
「大丈夫か?」
痛がるアンジェラを見てデュランは慌てて止めようとするとアンジェラが
「大丈夫。続けて。」
と歯を食い縛りながら言った。
力を抜きゆっくりゆっくり挿入していく。
とうとう最後まで入るとアンジェラは涙を流した。
「どうした?痛い?」
とデュランが尋ねると
「ううん。嬉しいの。大好きだよ。デュラン。」
そう言って涙を流しながら自分を見つめる彼女にデュランはそっと口づけをした。
「もう大丈夫。動いていいよ。」
アンジェラがそう言ったのを合図に徐々にスピードを上げて出し入れしていく。
アンジェラも次第に慣れてきたようで甘い声を出し始めた。
「あっ! あっ、はっ…デュラン気持ちいいよっ」
結合部からは愛液がとめどなく流れ出し入れの度にぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てている。
「やっ、あっ、ああっ!!」
あまりの快感におかしくなってしまいそうだとアンジェラは思った。
また好きな人と一つになっているという事実が彼女の快感をより一層高めていた。
「あっ、デュラン!もうだめっ!あっああああああ!!」
アンジェラが達すると彼女の内壁がきゅうっと彼を締め付ける。
「俺ももう…くっ」
そういうとデュランはアンジェラの中に自身を放った。

607:アンジェラ×デュラン
08/03/13 17:58:52 +D4VdnJK
「なんだか夢みたい。いっつも喧嘩ばっかりしてるあんたとこんなことしてるなんて。」
デュランの腕の中でアンジェラが呟いた。
「だな。」
「ねーあたし聞いてないんだけど。」
「何を?」
「さっきの返事よ。好きって言ったじゃない。まっ、別に聞かなくたっていいけど。」
そういってそっぽを向くアンジェラ。
強がっていても不安なんだろう。表情が少し曇っている。
「ばーか、俺が好きでもない奴とこんなことするかよ。」
「ばっ、馬鹿って何よっ!この筋肉馬鹿!スケベ!」
「何ー!?」
ベッドの中でいつものように口喧嘩しながらアンジェラとデュランは幸せそうに笑いあった。

-翌日-
「ん…?」
眩しい光に照らされてアンジェラは目を覚ました。
「いっけなーい!!ちょっとデュラン起きなさいよ!!」
「んー…うるせーなー」
「もう昼の2時よ!!」
「ええええ!? 」
どうやら寝坊してしまったらしい。
ホークアイは今ごろ二人を探しているだろう。
ラブホテルにいるのがバレたらからかわれるに決まってる。
二人は急いで身支度するとホテルを出た。
するとそこには
「ようっ!お二人さーん」
「こ、こんにちは…」
ホークアイとリースがいた。
「おっ、おまえらなんでこんな所にいるんだよ!!」
「いやぁ、宿の主人から二人はラブホテルに行ったって聞いてさ。でもまさか本当にラブホテルにいるとはねー。」
そういってニヤニヤするホークアイ。
「ホークアイてめぇ…」
「…このアンジェラ様に向かっていい度胸じゃない。」
このあとホークアイがデュランとアンジェラにボコボコにされ、リースに手当てしてもらったのは言うまでもない。
おしまい。


なんだか最後が尻切れトンボになっちゃいました(´・ω・`)
次はケヴィン×シャルロットを書いてみたいなあ…
お目汚し失礼いたしました。


608:名無しさん@ピンキー
08/03/13 18:33:27 xE4wVxxR
初々しくてGJなんだが、欲を言えば挿入から射精までの流れをもう少し濃くしてもらいたかったかな。
あとオチは、同じようにラブホを利用してたホークアイ&リースと鉢合わせ、とかの方が面白かったかもしれん。
ともあれ、楽しめたのは間違いないんで、次回作楽しみにしてます!

609:名無しさん@ピンキー
08/03/19 22:55:04 uf+jo5Ap
ホークアイとアンジェラが、
お互いの相手(つまりリース及びデュラン)との悩みを打ち明けるうちに性の話題にまで及んで、
勢いでエッチにまでなだれ込んでしまうような話を誰か書いてくれるとうれしいです・・・
お互いの相手にはないものを見つけて、
セフレになっちゃう感じで。


610:名無しさん@ピンキー
08/03/23 21:56:39 wWtlKwaP
デュラアンよかったよー!

>>609
いいかもしれん

611:名無しさん@ピンキー
08/03/30 00:02:30 g4Y7yMnH
>>607
GJGJ!次回も期待

612:名無しさん@ピンキー
08/03/30 21:08:02 6WykHnvd
参考にならないかもしれないキャラの身長

178cm ホークアイ
175cm デュラン
170cm ケヴィン
167cm リース
165cm アンジェラ
132cm シャルロット

ただしWikipediaによるとホークアイは実年齢が19才以上であるらしい
個人的にはED後2,3年たてばケヴィンが他の男主を追い抜くぐらい背が伸びると予想(180とか185とか)

613:名無しさん@ピンキー
08/03/31 01:57:25 QkHDL5sX
結構みんなデカイんだな
ちょっと驚いたw

614:名無しさん@ピンキー
08/03/31 10:35:02 74SScLUA
よし、ホークアイに勝った

615:名無しさん@ピンキー
08/04/01 15:58:51 XJZST/Pr
アンジェラより小さい俺って…。
保守。

616:名無しさん@ピンキー
08/04/01 18:23:01 JnhJkIeT
>609
そこまで行ったらむしろスワップまで見たいなぁ

617:名無しさん@ピンキー
08/04/03 18:01:33 2MAobRqh
俺アンジェラ以下かよ

ってかケヴィン160以下だと思ってたw

618:名無しさん@ピンキー
08/04/04 00:05:12 QJ5oq991
聖剣の保管庫ってもう更新してないのか?

619:名無しさん@ピンキー
08/04/11 23:24:03 7m9aVqCb
保守

620:名無しさん@ピンキー
08/04/12 00:11:06 k6RzPyR9
ケヴィン意外とでかいな

621:名無しさん@ピンキー
08/04/19 00:33:27 Bgmm0HOj
ほしゅ

622:名無しさん@ピンキー
08/04/19 07:56:38 XX14FzJ5
ふむ

623:名無しさん@ピンキー
08/04/20 14:15:31 PQmeDI9M
ニコ動ネタですまんが、フルボイス聖剣伝説シリーズの出来がよすぎて吹いた。

URLリンク(www.nicovideo.jp)

ケヴィン15才で声変わり経験してそう……な俺の脳内妄想はおかしい?

624:名無しさん@ピンキー
08/04/20 14:24:43 lVV9X98l
リース攻めのデュラリーが見たくなってきた

625:名無しさん@ピンキー
08/04/20 14:36:34 eJQutgiD
>>623

腐女子うけしそうな声だなw


626:名無しさん@ピンキー
08/04/20 23:59:00 9wRZpDvu
>>624
需要があるみたいなのんで書きます

627:名無しさん@ピンキー
08/04/21 00:05:13 lVV9X98l
>>626
oh...!期待してる

628:名無しさん@ピンキー
08/04/21 02:43:09 eXajx4Cz
一晩だけのセックスを交換条件にしてランディに命がけの協力をさせたプリム。
しかしいざとなると怯えて辞退すると言い出すランディ。
女の子に恥かかせるの?と無理やりランディを押し倒すプリム。そして・・・

というのを希望です

629:名無しさん@ピンキー
08/04/27 19:39:05 A/oA+9fh
ほしゅー

630:名無しさん@ピンキー
08/05/03 20:33:11 ERi460qT
ケヴィンに性教育するリースとか希望

631:名無しさん@ピンキー
08/05/05 16:48:46 nLImOr63
獣人の姿になったケヴィンに犯されるリース希望

632:名無しさん@ピンキー
08/05/06 01:59:34 HCq4OS15
アンジェラとデュランの遊び感覚のセックスを目撃し、
同年代の乱れた性に不快感を感じるリース。
ホークアイは2人を毛嫌いするようになったリースをたしなめるが、
逆にリースはホークアイの大人びた物言いにプライドを傷つけられ、怒る。
そして純朴なケヴィンに心の癒しを求めるリース。
しかしリースに意地悪をしたくなったアンジェラは、性教育と称してケヴィンを
ベッドに誘い、童貞を奪い淫欲を目覚めさせてしまう。
獣のような情交に溺れ自分を抑制できなくなったケヴィンは、
アンジェラに与えられた悪知恵の通りに、リースを騙し、
夜ベッドルームへと連れ出す。
女の味を覚えた肉根を抑えきれずにリースを強姦しようとするケヴィン。
泣きじゃくりながら反抗するリース。しかし獣人の力に抗うことはできない。
リースの膣は一晩中犯され続け、淫欲に目覚めてしまう。
そこへ淫らなボンテージ衣装を纏ったアンジェラと、彼女の奴隷と化したデュランが現れる。
リースの目の前に引き出されたのは、全身を鎖で拘束され、
肉根だけを起立させた憐れなホークアイの姿だった。
「どうしたの?彼のこと気になっていたんでしょ?
慰めてあげないさいよ淫乱女王様?
いい子ぶってないで、彼のペニスで楽しみなさいよ?」
リースの心はもう肉欲に支配されていた、自ら膣口を広げると、
ペニスを愛おしそうに加え込み、肉の喜びを叫ぶのであった。


633:名無しさん@ピンキー
08/05/06 13:53:10 e5+Oo0dh
シャルロット空気wwwwwwwwwwwwwwwwww

634:名無しさん@ピンキー
08/05/06 16:11:59 DWuNBaU5
聖剣伝説 Queen of MANA 予告編 (保守込み)

いつもの様に肌が凍て付き、白銀の白一色に覆われた場所
そこにひとつの王国が建っていた。

魔法王国アルテナ
大陸にその名を知らぬ者はないといえる魔道大国で、代々女王が納める王国である。

そしてアルテナは女王の魔力により一面の銀世界でありながら
民は不自由なく暮らせる…筈だったのだが…。

一年前アルテナ女王である理の女王がマナ枯渇の危険性がある為
隣国の王国フォルセナに攻め入った。
だが実はアルテナによるフォルセナ侵攻は、邪悪なる竜'竜帝'とその眷属が仕掛けた罠であった。

真の黒幕 竜の帝王こそ。黄金の血を受け継ぐものと理の女王の血を分けた物 そして協力者と力を合わせ打倒したが。 
元々マナが枯渇していた上にアルテナもフォルセナも無意味な抗争と竜帝を倒す為疲弊してしまったのである。

そして…竜帝の他に魔を統べる魔王、死を司る哀れな救世主が現れ
アルテナ・フォルセナだけでなく、他の国々も大打撃を受けたが。
それでも辛うじて民衆の守り神である、マナの大樹だけは何とか残っていた。

そして大本はどうにかなったが、それでも傷の治りが思わしくない世界
それでも懸命にみなで解決しようと残りの国
獣人王国ビーストキングダム・ 風の王国ローラント
聖なる光の都ウェンデル・砂塵の義賊集団ナバール
の六大国が集まり、みなでマナの枯渇や世界情勢、そして今後を少しでも良くしようと
会議を開くのだった。

635:名無しさん@ピンキー
08/05/06 16:36:19 DWuNBaU5
聖剣伝説 Queen of MANA 予告編 (保守込み) その2

そしてその前日の話

アルテナ王宮 女王の部屋
女王の部屋前で女…いや成熟したラインと露出の激しい服はおいておき
まだまだ若い娘の様な姿をした娘がノックをして、ドア越しに声をかける。
「お母様入ります。」

彼女は名はアンジェラ。理の女王の一人娘で竜帝を打倒した英雄の一人である。
そしてアンジェラは理の女王の部屋に入り、ドレスをまとった女に声をかける。
「アンジェラ…この服似合うかしら?」
女は子供染みた声でアンジェラにお気に入りのドレスを纏った自分の姿を見せる。
均整の取れたスタイルで歳相応の落ち着きと威厳見せるが、少し子供っぽい姿も見せる。
彼女こそアルテナを統べるもの理の女王、そして本名はヴァルダという。

「ええ似合います…って違います!」
すかさず突っ込みを入れるアンジェラ、彼女はヴァルダから直接言いたい事があるからと呼び出されてきたのだ。

「あはは……ごめんごめん。」
ヴァルダは笑いながらむくれたアンジェラをなだめすかす。
当たり前な親娘の会話…一年前もしかしたら失ってしまっていたかもしれない親娘との交流
ヴァルダはその意味を内心かみ締めていた…自身も竜帝の部下、紅蓮の魔導師に操られ危うく愛娘を生贄にしてしまう所だったし
自分も竜帝の生贄にされる所だったのだった。

だけど今はマナの力が無くなりつつあるとはいえ、アンジェラがここにいる。
それだけでヴァルダは嬉しかった。昔自分が味わった悲しみをアンジェラは当面味あわないからだ。
気を取り直しヴァルダは用件を伝えようと前置きを切り出し…。
「アンジェラ。明日からウェンデルのリチャー…じゃないじゃない!
英雄王や各国の王と話し合う会議だけど…いい頃合だから話そうって思ってた事があったの」

アンジェラもヴァルダの様子が子供染みた雰囲気から長の雰囲気に戻ってきた為
自分も真顔になり、ヴァルダの次の言を待つ。

「今日は私のお母様の命日なの…20年前のね。
だからアンジェラには伝えとこうと思ってね…過去のペダン軍との戦いを…。
それは……。」

それは禁忌。古の大乱。そして殆どの人々が忘れた苦い痛み。
ヴァルダは遠くを見つめるように…空を見上げながら思い出す。
20年前の戦いを…そして大切なものを思い出すように…。 続く。

636:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/06 16:49:22 DWuNBaU5
とまあとりあえず予告はこんなもので。

実は二部構成予定でこれが終わった後 構想をボソッと
サミット途中で彼女が来ます。ではまた後日
第二部 聖剣伝説 End of MANA はかなり未来になりますが。

637:名無しさん@ピンキー
08/05/06 17:49:35 ifxbsgTp
GJ!!

続きwktkして待ってます!

638:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:30:22 CesdeSFm
プリムたん17歳!


639:名無しさん@ピンキー
08/05/08 18:35:06 hMrhnGKC
聖剣2ネタはプリムが経験済みでランディを誘惑して…ってシチュばっかでファビィーンだったが
考えてみるとそんな設定でないと絡められないんだよな、あの二人。
彼氏を思い続けるプリと奥手で彼女への思いが複雑なランでは、お互い初体験…というのも難しいやな。

640:名無しさん@ピンキー
08/05/10 18:13:55 B61BJ2Ra
うむ
その点はいずれ書こうかなと~


641:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/11 10:56:41 xOjZ+SZw
とりあえず投下します。

時代背景は聖剣伝説 HEROES of MANAでヴァルダ主軸の物語です。
まるでエロは期待できないですが書いてみます。

642:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/11 10:58:47 xOjZ+SZw
聖剣伝説 Queen of MANA 

古の王国ペダン

小国ではあるが、古来より多の諸国も知らない呪術や魔術が伝わる事で有名な国である。

全てはここから始まる。


アルテナ王宮 女王の部屋
女王の部屋前で女いやドレスを纏い、どことなく高貴な雰囲気を漂わせているが
…まだ年は若い。
その娘は部屋をノックしドアごしに声をかける。

「お母様…ヴァルダです。」
女…いやヴァルダはアルテナ女王、つまり母に呼び出されて部屋を尋ねた。
その部屋にヴァルダを老けさせたような高貴な雰囲気を纏った女がそこにいた。
ヴァルダは女に向かい口を開く、顔を曇らせ困った顔をしながら…。
「お母様。フォルセナがペダン軍とナバール軍に襲撃されていると聞きますがアルテナは…。」
ヴァルダは今すぐフォルセナに…自分が恋焦がれる人物を助ける為
急いで行きたかったのだが、ヴァルダはもう子供ではなく…フォルセナがペダン等から侵略を受けているとはいえ
感情だけで助けに行く事は出来ない事は判っていた、だがどうしても心は揺れる。

いくら自国もフォルセナも強国とはいえ、ペダン軍も最近砂の要塞都市ナバール
と手を組み状況は悪くなっていく。
だからこそヴァルダは表情を曇らせ…困り顔でいたのだ。

それを見通してか女王が口を開く。
「ヴァルダ…お前も知っての通りフォルセナはペダン・ナバール同盟軍の猛攻を受けてます…。
この状況は対岸の火事で済ませるにはあまりにも危険です…だからこそヴァルダ…お前に女王として命令を下します。」

ヴァルダは母を…そしてアルテナの長として真剣に顔を向ける。
そして女王は…告げる。
「ヴァルダ。お前はこれからフォルセナに行き使者として同盟を結びなさい。
そして侵略者を追い払いなさい!クォン大陸の竜帝が動く前に!!」

女王の許可が出た…だがヴァルダの表情は強張る。
確かにフォルセナに救援に行き、リチャード達を助けにいけるのは嬉しい。
だが母が言う様にペダン・ナバール連合軍だけでなく、邪悪なる大竜・竜帝も自国を狙っている。
打開できるのか…ヴァルダは深刻な面持ちをしていると、今度はアルテナ女王は女王としてではなく
母親として優しく娘として声をかける。

「ヴァルダ…心配はいりません。マナの女神は正しき者の味方…
そしてお前は我がアルテナの血を色濃く受け継いだ王女なのですよ。
さあ行きなさいヴァルダ。フォルセナを守るために…。」
そうヴァルダの後ろを力強く押してくれるのだった。

643:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/11 11:00:41 xOjZ+SZw
ヴァルダは母の親書を受け取り、大急ぎで草原の王国フォルセナに向かう。

草原の王国フォルセナ

フォルセナは勇猛果敢で知られる白銀の騎士団を抱えている強国であり。
特に騎士団団長ロキ、そしてフォルセナ王子リチャードの勇名はアルテナでも知らぬ者がいないほどである。

白一色の激しく寒い道をヴァルダは飛空挺で移動しながら、徐々にだが緑一色の土地が見え、季候も徐々に暖かくなってくる。
そんな中で雪のような美貌を纏ったヴァルダは、反対に燃える様に激しい心を押さえ込みながらフォルセナへ急ぐ。
「リチャード…待っててね。今すぐ貴方と貴方の愛する国を守りに行くから…」

リチャードはフォルセナ第一王子で勇猛で知略も備えた有能な将でもあり、敬意を表し英雄と呼ぶ者も多い。
そしてヴァルダとリチャードはお互い惹かれるものを感じて恋に落ち、お互い家臣がいないときなどに逢引をし。
終にヴァルダ自身リチャードに純潔を捧げ、その後も度々肌の温もりを交わしあった相手でもある。

だがヴァルダもリチャードもそれを周囲に公言する事は無かった。
自国の事を考えればニ大強国がより強固に結ばれるのは得ではある。
だが周辺諸国を無駄に刺激する事も危険というのは分かっていたからだ。
そんな事情で口に出来ないが、それでもヴァルダは大事な…掛け替えの無いものだ。
それを壊されるのは国の事情云々いうより自分が耐えられるものではなかった。
その熱情とともにヴァルダはフォルセナへ行く。

644:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/11 11:01:51 xOjZ+SZw
フォルセナ王宮 客室

そしてヴァルダはフォルセナ王に親書を手渡し、平穏無事にフォルセナとアルテナはペダン・ナバール連合軍に対抗する為
同盟を締結する。
そしてフォルセナ王のはからいでヴァルダは休みを取らせてもらうこととなり、一人部屋で休んでいた。

「お母様。使者としての役目は果たしました…次は私がアルテナ代表として戦います。」
ヴァルダは誰に聞かれるともなく、一人で呟く。
戦況を聞く限りペダンの猛攻は激しく…アルテナで聞いていた以上に不利な態勢だった。
そしてリチャードも聞いた話では入れ違いにモールベアの高原でペダン軍を迎え撃っている。
その事もありアルテナの魔術兵半数に高原に行ってもらい、残りはフォルセナ城防衛に付けた。

(リチャード…)
今度はアルテナの姫としてではなくただの女として、リチャードの心配をするのだった。

(?)
そんな事を考えながら、ドア越しにノックが聞こえてくる…。
誰かしら?そんな事を考えながら客分としてドアを開ける。
そこにいたのは…金色の鎧を纏った男。そう…彼こそはロキ。騎士団団長で黄金の騎士と異名を取る男だ。
ロキはヴァルダの部屋に入り、ソファーに腰をかけながら話始める。

「使者の役目を終えた後と夜分にすまぬなヴァルダ姫。リチャードには姫が来た事は伝令で伝えといたよ…。」
ロキはヴァルダとリチャードの関係は知らないがお互い親しい事は雰囲気でわかりヴァルダの気を使う
またロキはリチャードと身分を越えた戦友でありヴァルダもその事はよく知っていた。

「いえ…こちらこそわざわざすいません。そのような気遣いをして下さるとは…
王子は本当に良き友をもったと思いますわ。大変感謝しますロキさん。」
そんな心使いを嬉しく思いながら礼はするが、本当の想いだけはロキに悟られない様にするヴァルダだった。

ロキはヴァルダの本当には気がつかず、苦笑しながらヴァルダに返す。
「良き友って言うのは照れるな…俺からしたらリチャードは血気盛んで困るよ。
士気が高まるのはいいが俺は結構はらはらしてるよ…あいつを抑えられる嫁さんがいればなぁ~」
ロキの何気ない言葉に内心ドキッとするヴァルダだったが、ロキはかまわず話しを続け…。

「まあやつらを撃退してからだな。ただでさえ竜帝を討伐したいところなのにこれじゃあリチャードの嫁さん探しなんて余裕ないし…。」
とロキはさっと話をまとめる。

「そ…そうですねロキさん。ではもう夜も更けましたし…明日から私も…」
ヴァルダはロキに自分も直接戦線に参加しようと言い出すが、ロキがさえぎり…。

「いやヴァルダ姫はしばらくフォルセナの防衛を頼む。リチャードじゃああるまいし
直接王族を危険に晒す訳にもいかぬ、それに…拠点防衛も重要な戦いだからな…リチャードが帰るまでは俺が姫を守るよ。
リチャードやアルテナの民のためにもな…それでは俺はやる事が残ってるから失礼させて頂くよ。」
と後方支援をヴァルダに頼みながら部屋を後にする。

ヴァルダはそんな気高い男を見送りながら、自分もベッドにつき眠りにはいるのだった。 続く

645:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/05/11 11:04:48 xOjZ+SZw
とりあえず終了です。
次はフォルセナに竜が押し寄せ、ヴァルダはロジェ達と対面します。
設定上エロは苦しいですけど円満終了するようにします。

646:名無しさん@ピンキー
08/05/11 17:51:47 UEu0ptDl
HoMのSSは初…だったよね。GJです!
どんどん壮大なストーリーになっていくのですねっ

647:名無しさん@ピンキー
08/05/17 21:24:22 CnXjCmHw
>>646

>241-264


648:名無しさん@ピンキー
08/05/20 20:22:04 rhSkA9ms
>>241-264  ロジェ×ジェレミア

>>298-311 セシリア×ユリエル

649:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/06/01 19:39:09 wyNbMd1Y
>>646
お褒めのお言葉ありがとうございます。
これからもぼちぼちながら書いていきますね。

650:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/06/01 19:41:01 wyNbMd1Y
聖剣伝説 Queen of MANA

フォルセナ城 客室 朝

ヴァルダは日の光で目を覚ます。
最も母国のアルテナの鋭く尖ったような明るさと違い、違いフォルセナの光は暖
かく心地いい物であった。

そんな事を考えながらヴァルダは着替えを済ませ、自分の正装であるドレスに着
替える。
最もドレスといっても、アルテナ秘伝の魔力が練りこまれた生地で並みの鎧以上
の強度があるのだ。

そしてヴァルダは作戦会議の為。騎士団の宿舎に向かう。
そして入り口にはロキが待っており、ヴァルダと顔を合わせて剛毅に声をかける


「おはようヴァルダ姫。ゆっくり眠れたか?今日から慌しくなるがよろしく頼む
よ。」
ロキはヴァルダに励ましとわずかに檄をいれヴァルダの横につく。
万一暗殺者がフォルセナに忍び込んでいた事を考えたロキの気配りである。

ヴァルダもロキ程の強者が自分の側にいるというだけで心強い物を感じるのだっ
た。
そして二人でフォルセナ白銀の騎士団宿舎大部屋に向かう。
大部屋にはフォルセナ騎士団とアルテナ魔道兵が集い、現場監督としてのロキと
ヴァルダの待っているのだ。

651:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/06/01 19:43:34 wyNbMd1Y
フォルセナ騎士団宿舎 大部屋

ロキとヴァルダそして騎士団と魔道兵が控える部屋で
朝一番に舞い戻った伝令から戦況の報告を受ける。

伝令からの報告によるとペダン・ナバール同盟軍は現在二手に分かれ
一方はフォルセナ玄関口に当たる黄金街道の封鎖
もう一方は直接モールベア高原からフォルセナ城陥落
入り口を塞いで逃げられ無いようにし、もう一方でフォルセナ陥落…或いはフォ
ルセナを足止めし
後続部隊で一気に踏み潰す戦略も考えられるのだ。

「この戦況では此方からペダン本隊にしかけるのは危険ですね…。」
とヴァルダは呟く、相手の出方は分からないが少なくともペダン軍の高い統率力
に加えて
元々盗賊団から成り立った国家。ナバールの神出鬼没な闘い方はヴァルダのみな
らず、ロキや他の兵士にとっても脅威だからだ。

ヴァルダの意見にロキも歯がゆいと思いながら皆に告げる。
「取りあえず篭城戦になるのは確実だな…どちらも厄介だ。」

場の空気が沈む…じりじりつかず離れずを遣られるのが篭城戦で一番困る事だ
からだ。
空気が重くなる中ロキが口を開く、皆を鼓舞するかの様に。

「だが……俺達にはリチャードがいる。
リチャードがモールベア高原の敵を抑えてくれれば
我らから奴等に反転攻勢をかける事も出来る!」
更にロキは剣を高々掲げて自分自身に、フォルセナとアルテナに
そしてマナの女神に誓うかの様に宣言する。
「皆の者!俺は…俺達は誓う!我らフォルセナ白銀の騎士団とアルテナ軍は共に
侵略者のペダン軍を討つと!」

猛々しくも誇り高い騎士の滾り。それを聞きながら騎士団の面々はロキに合わせ
て剣を高々掲げる。
ヴァルダもそんなロキに対し、改めて滾る物を感じてヴァルダも
ロキの様に高々と宣言する。

「私も…いえ私達アルテナも誓います。この地より来る侵略者を打倒し
マナの女神に勝利を捧げる事を約束します。アルテナの魔女の名に賭けて!!」

ヴァルダの誓いを聞き魔道兵からも喚声が上がる。
士気は二人のカリスマの誓いによりうなぎ登りに上昇していくのだった。

そんな最高潮に高まった所で今後の作戦を立て、そのままモールベア高原に向か
う者以外はフォルセナ城で敵の出方を待つ。

652:聖剣伝説 Queen of MANA ◆Xe1M8njG2g
08/06/01 19:45:53 wyNbMd1Y
フォルセナ城 昼

大方の配備を終え、ヴァルダもロキも万全の態勢で警護に当たる。
今頃モールベア高原ではペダン・ナバール連合と戦を始めている頃だ。

そしてリチャードは最前線で戦っている。
王族が前線に立つというのは諸刃の剣だ。
ましてリチャードほど優秀な男ならフォルセナ軍の指揮は大幅に上がる。
だがもしも討ち死にすれば、それ以上に士気が大幅に下がる…。

取りあえず個人的な感情は差し置いてヴァルダはロキに尋ねる。
「…ロキさん。リチャード王子は勝ちますよね?」

ヴァルダの問いに対してロキはにべも無く答える。
「ヴァルダ姫…リチャードなら大丈夫だと思うが…
とにかく現状ではマナの女神に安否を祈るしかないな。」

そう言ったそっけないロキの答えでも、心からリチャードの心配をしている事を
ヴァルダは感じ取り嬉しくなった。

が……その感慨を吹き飛ばすが如く偵察兵の悲鳴に近い声が聞こえてくる……。
その声を聞いたロキとヴァルダは偵察兵に駆け足で向かう。

「何事だ!!」
ロキは兵士に檄を送る様に声をかけ、ヴァルダは偵察兵を落ち着ける為
「どうなさったのですか?」と優しく声をかける。

兵士は少し落ちつきつつも、顔面を蒼白にし二人に告げる。
「竜です!…竜帝の眷属の…竜が接近してます!!」

「なんだと!竜帝の一族まで現れたのか!!」
ロキは顔色を変え激しい怒りを見せる、元々フォルセナもアルテナ同様竜帝から
侵略対象になっており。彼等竜の眷属に殺された騎士団員やフォルセナの民は数知れず、
ロキにとって竜帝一族は激しい憎悪の対象になっているのだ。

ヴァルダも内心一番恐れていた状況が早く訪れて内心不安だったのだが
ここは迅速にと考えヴァルダは口を開く。
「とにかく竜帝の眷属が現れたのでしたら早急に撃退致しましょう!
ペダンやナバールだけでなく奴等まで城にこられたらフォルセナでも持ちません!!
貴方は周囲の方に連絡を…竜は私とロキさんで撃退します。」
とロキや兵に告げ、兵士は騎士団宿舎へ急ぎ。
ヴァルダとロキは竜を迎撃する為フォルセナ城入り口に急ぐ。


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