聖剣伝説総合part4at EROPARO
聖剣伝説総合part4 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/11/09 07:51:28 iuCA+S8O


3:名無しさん@ピンキー
06/11/09 09:25:21 0wqdPgl+
乙!
前スレ971だけど推敲したら投下させてもらうノシ

4:名無しさん@ピンキー
06/11/09 23:23:24 dIAWz8Ur
>>1 乙でやんす

5:雄獣厨
06/11/10 19:53:35 A2OTbxez
乙デポ! ガイシュツですが反応が全くなかったのでコピペ。


ちょっぴり涼しくなった秋の海の上の海賊船。
船尾楼甲板で青空の下、日溜りの下でバーンズはまどろみかけていた。

バーンズ「今日も今日とて潮風よし、波よし、気候よしの航海日和だ。
    …何か暖かくなってきたら眠くなってきたな…ふはぁ…zzz……」

そう呟きながらいつの間にかバーンズは快晴な空の下、心地よい夢の中へ陥っていった。
と彼が熟睡中に………?

A、 海賊ペンギンがやってきた
B、 シュリゲールが現れた

6:名無しさん@ピンキー
06/11/10 20:38:57 LuqIqMJ5
C、 フラメシュがあらわれた

7:名無しさん@ピンキー
06/11/10 20:41:05 3ugL2nlS


8:名無しさん@ピンキー
06/11/11 04:14:16 gEeYOLue
即死回避~

9:名無しさん@ピンキー
06/11/12 00:35:58 vdDOfYhA
 ごめん、スレ違いかもしれないかも知れないけど質問。
聖剣LOMでコロナは男主人公をどう呼ぶんだっけ?
○○さん? マスター? それとも師匠か?

10:名無しさん@ピンキー
06/11/13 15:40:55 O1/MJFEX
過去の聖剣伝説スレッドinエロパロ板を見たいんだけど、にくを使っても見れない…。
どうにかして見れる方法ありませんか?

11:名無しさん@ピンキー
06/11/13 22:03:00 vHDM/Ka/
>9
「ティアストーン」終了時点では呼び捨てだったと思う…

『YOU 遅いね…』
『うん…』

という。それとも面と向かったら、きちんとした呼び方するのだろうか?

12:9
06/11/13 23:51:06 aXvTiiAh
レス、サンクス!

13:名無しさん@ピンキー
06/11/15 01:41:47 U+lw/Y7l
>>9
各編ごとにシナリオライターが違うせいか、いくつか呼び名があるっぽい
自分の脳内呼称でいいと思われ
ちなみに性別による差分は無し(多分)

14:名無しさん@ピンキー
06/11/19 21:25:07 SqeJGG5n
めっきり過疎ってしまっているわけだが

15:名無しさん@ピンキー
06/11/20 14:23:19 gi2yI53/
前スレが埋まったから、これから増えるだろう

16:9
06/11/21 00:20:24 0XbNJsO4
前スレも埋まったし、完成したんで投下しまっす。

コロナ×男主人公の微エロですが、正直客観的に自分の文章を見れないんで、
つまんなかったらお手数ですがスルーしてくださいませ

17:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:21:48 0XbNJsO4

あらすじ

いつの間にか消えていたコロナちゃんのほうき。父の形見を無くしてしまった事に驚くバド。
大騒ぎしている時に家に帰ってきたサボテン。歩くサボテンを目撃してさらに驚くバド。
2階に上がったサボテンからコロナちゃんのほうきはゴミ山に捨てて行った事を知るユウ(主人公)。
その話を隠れて聞いていたコロナちゃんはゴミ山へ飛び出していってしまいました。
バドと一緒にゴミ山へ向かうユウ。コロナちゃんを発見するも、突如ゴミ山に眠っていた怨念が悪魔の姿になって襲い掛かります。
苦闘の末にそれを撃退したユウとバド。だが、コロナちゃんのほうきはボッキリ折れてしまっていたのでした。
父の形見が壊れてしまった事を嘆くコロナちゃんに、ユウとバドはこう言ったのです。

「直せばいい!」と。


お父さんのほうきより


18:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:22:38 0XbNJsO4

1日目 ジン曜日

「師匠~、直せそう?」
マイホームの資料室で、耳の尖った少年 バドが、
目の前で、ほうきと本を交互に睨めっこをしている赤い帽子をかぶった青年に問いかけていました。
師匠と呼ばれた青年 ユウはひとしきり調べ終わったのか、ほうきを大切そうに机に置いて、バドの方に身体を向けます。
少し不安そうな顔をしている目の前の少年を安心させるために、ユウは笑顔で頷きました。
「うん、どうやらこれはバイゼル金で出来ているようだな。まずは材料を探そうか」
その答えにバドはパッと明るい顔をして
「オッケー!」
と元気良く返事をしたのでした。

「あ、ユウさん、バド……」
外に出ると、そこにはバドと同じく耳の尖った少女 コロナちゃんが立っていました。
恐らくほうきが直るかどうかを聞きに来たのでしょう。
「コロナ! これからちょっと出かけてくる!!」
「えっ、どこ行くの?」
突然のお出かけ宣言を聞いて困惑するコロナちゃん、彼女の疑問にはユウが答えます。
「直すための材料を調達しにね」
言い終えるとユウはコロナちゃんの前にしゃがみこみました。
ユウの瞳が間近に迫ってきて、どぎまぎしてしまうコロナちゃん。顔もちょっぴり赤いです。
「コロナ、悪いんだけどしばらく留守を任せていいかな?」
まるで子供をなだめるような言い方に、ほんのちょっとだけムッとしましたが、
「はい、お留守番ですね」
さすがはしっかり者の姉、ユウの言うことも素直に聞きます。
そんなコロナちゃんの頭を、ユウは優しく撫でてあげました。やっぱり子供扱いしています。
「すぐに帰って来るよ」
「コロナ~ しっかり留守番してろよ~」
2人はそう言うと、マイホームを後にしました。それを見送るコロナちゃんの顔はちょっぴり寂しそうでした。
それから一週間ほど経って、ユウとバドが帰って来ました。その手にバイゼル金や他の材料の入った袋を担ぎながら。


19:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:23:21 0XbNJsO4

9日目 ウンディーネ曜日

 カンカンカーン!
家の裏にある作成小屋で、ハンマーの叩く音が響いています。
「ふぅ……」
ハンマーを振るっていたユウは、額の汗を拭うと、もう一度コロナちゃんのほうきを見直しました。
バイゼル金は扱いがやや難しい金属です。ましてや今回の獲物は彼女たちの父親が残した大切な形見。
それ故に、より完璧に修復するため、ユウはいつも以上に慎重に作業を進めていました。
「師匠~!」
「ユウさ~ん!」
そんな彼に飛びつく双子の姉弟の姿が。
「っとと!」
思わぬ不意打ちに思わずユウはつんのめりました。
何とか姿勢を立て直しながら、ユウがちょっと困ったような口調で2人を叱りました。
「こらこら、イキナリ飛びついたら危ないだろ?」
「エヘヘ、ごめんなさ~い」
コロナちゃんはすぐに謝りましたが、バドはそんな事はお構いなしに用件を告げます。
「師匠! 晩ご飯っす!」
「あれ? もうそんな時間なのか?」
どうやら作業に没頭し過ぎたユウ。
どうも武具の部屋では作成や改造に集中してしまうためか、時間の感覚が狂います。
そんなユウに今度はコロナちゃんの方が叱りました。
「ユウさん、あんまりムチャしないでください」
そんなコロナちゃんの顔を見て、ユウは苦笑しながら答えます。
「ごめんごめん。ご飯はみんなで食べたいよね」
「そういうことを……」
言ってるんじゃなくて、という言葉は最後まで続きませんでした。
ユウがさっさと部屋から出てってしまったからです。


20:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:23:53 0XbNJsO4

 そんなユウの後ろ姿を見て思わず溜息が一つ。
「も~、どうしてそんなふうに解釈するかなぁ」
「うちの師匠って、ちょっと天然だよな」
コロナちゃんの言葉に頷くバド。
弟子も弟子なりに色々と苦労しているんです。
さらにコロナちゃんの話は続きます。
「もっと体を大切にして欲しいなぁ…私そこまでしてユウに無理をしてもらいたくないのに…」
いつの間にか愚痴のようで、実はそうでないコロナちゃんの言葉は、バドの物言いたげな視線で中断されました。
視線に気付いて思わず口を止めた彼女に対して、感情の抑えた声でバドが尋ねます。
「……コロナってさ」
「な、なに?」
弟の平坦な声を聞いて咄嗟に身構えるコロナちゃん。
こういうときの弟は何か良からぬ事をたくらんでいる事を彼女は経験上知っていました。
何が起こっても驚かぬよう毅然とした態度で臨まんとします。
ところが、
「……師匠の事、好きなんだろ?」
「…………な!!!!!!」
あまりにも予想外な質問に顔を赤くするコロナちゃん。
好き、すき、スキ……コロナちゃんの頭の中でそんな恥ずかしい言葉がグルグル回ります。
そんな姉の様子を見て、バドは嬉しそうにはしゃぎ始めました。
「あー! 顔赤くなったー!! 図星なんだ!!」
「ち、ちがうよ!!」
図星であると指摘されてますますヒートアップするコロナちゃん。
必死に言い訳を考えますが、好きと言う言葉が言い訳をことごとく破壊します。
その焦りも+αになって、もう気の毒なくらいに真っ赤になるコロナちゃん、わずかに涙目になっています。


21:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:24:31 0XbNJsO4

「あやしー! あやしーぞー!!」
普通の良識のある子供ならここでやめるものですが、
残念ながらバドにそんなものを求めるほうが無理ってものです。
 滅多に見れない姉の顔を少しでも長く継続させようと彼女の周り走りまわりながら、煽り続けます。
これは一見子供じみているように見えますが、実はまるで言いふらしているように見える視覚的効果もさることながら、
走りながら大声で何回も叫ぶことで、意中の人に聞かれやしないかという心理的効果も兼ね備えた恐ろしい攻撃なのです。
もし困らせたい人がいたら是非行いましょう(注:もしそれで人間関係にヒビが生じても責任は負いません)。
「ちがうったら!!!」
まるでクジラトマトのようになりながらも必死に言い聞かせようとするコロナちゃん。
「ユウなんて、あんな男だか女だか良くわかんない顔していて、男のくせにサラサラ髪してて、一見しゅると女の子みたいな体の人、
 好きになるわけないでしょ!!」
彼女はここまでを一息で言ってのけました。何だか微妙に悪口の内容が偏っていましたが、
はっきり言ってそんな余裕が7歳の子供に持ち合わせているわけありません。察してあげましょう。
さて、2人とも大声で言い争いをしていますが(コロナちゃん劣勢)、そんな双子を扉の前で待っている影がいた事を彼らは知りませんでした。
その影は深い溜息を吐くと、ボソリと独り言を漏らします。
「やっぱり、俺って女の子っぽく見えるのかな………」
自分の言葉でさらにガックリと影の肩が落ちます、どうやらコロナちゃんの言った事は全部彼が気にしていた事みたいでした。南無。

あぁ、それとコロナちゃんの様子には全く気にも留めていませんでした。というか聞いちゃいませんでした。

結局、その日の夕食は
コロナちゃんは妙にモジモジしていて、バドはホッペを真っ赤に腫らしながら、ユウはくらーい表情のまんまという実に嫌な晩餐でした。


22:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:25:25 0XbNJsO4

 翌日の事です、今日の作業はバドとコロナちゃんも一緒に作業しました。
3人とも一生懸命になってほうきを修理しようとしますが、思ったように作業ははかどりません。
バドが「どうせだからカッコ良くパワーアップさせようぜ!」とか言ったのもありますが、主な原因はそこではありません。
 と言うのも、ほうきの外観を損なわないようにすると強度が弱く、頑丈にしようとすると別物のようになってしまうからです。
何とかほうきとしての形を残したままに、頑丈な物に作りたいのですが、どうして、どうして、これが大変難しいものだったのです。
その日は様々な事を試しましたが、結局満足した結果を出すことが出来ませんでした。やがていつものように夜も更けていきます……



 その日の深夜、

 ユウとバドは2人で武具作成室に篭っていました。
じっと設計図(ユウが作った)を睨みながら、打開策を巡らすユウをバドはシパシパした目で見守ります。
「ししょお~、コロナのほうき、なおりそう?」
奇しくもほうきを直すと決めた日と、同じ会話をしてしまうバド。
そしてユウもまた、あの日と同じように笑顔を浮かべながら答えます。
「もちろん。後は俺がやるから、バドはもう寝なさい」
若干の疲労の影を見せながらそれでも相手を気遣うユウ。
彼は休みなしで修理を行っているため、その疲労度は尋常ではないはずですが、持ち前の精神力でどうにかこらえていました。
「やだ~、おれもてつだう~」
「おいおい、コロナと同じこと言うなよ……」
そう、実は3時間ほど前にコロナちゃんも今のバドと同じ状態になってしまい、ユウとバドが無理矢理寝かしつけたのでした。
バドもがんばってユウについて来ていたのですが、慣れない作業とまだ成長していない体は、とうとう彼に限界通知を発したようです。
「おれも…てつだ…う…ししょうと……い……っしょ…に……」
それを最後にポテリと倒れるバド、程なくして規則的な寝息が聞こえてきました。
「……お疲れ様」
そう言ってバドを労うと、ユウはバドを抱っこしてマイホームに向かうのでした。

 扉を開けて、バドをベッドに運ぶユウ。やがてベッドに入れると、眠っている2人の姿を眺めました。
バドは大口を開けて眠っています。ギリギリまで粘っていたせいでしょう。起きる気配は全くありません。
一方、パジャマ姿のコロナちゃんも自分の体を抱え込むような姿で寝ていました。その姿はまるで母親の体の中で眠る胎児のようです。
そんな2人を見て、ユウはとても優しい顔になります。
(ありがとう。言葉には出来ないほど、2人には本当に救われているよ)
実際この双子の姉弟との生活は、騒がしつつも実に楽しいものでした。
この2人のやりとりを見ているとユウも知らず知らずの内に笑顔になります。
帰って来た時にはいつもサボテンだけに一方的に語りかけていた、あの空しい生活には戻りたくありません。
(がんばるからね)
そう心の中で言うと、ユウは再びマイホームを出たのでした。


23:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:26:24 0XbNJsO4

「……ユウ?」
ガチャン、という扉の音でコロナちゃんの目が覚めました。
よろよろと立ち上がると、そっと窓から外の様子を伺います。
そこにはユウが肩を叩きながら裏の方にまわっていくのが見えました。
「まだ、がんばるんだ……」
コロナちゃんのハートがキュンと高鳴ります。
無理はして欲しくはないけれど、自分の為にあんなにがんばってくれるのはやっぱり嬉しいものです。

(何かお手伝い、してあげたいな…)
きっと普通に後を追うのでは、ユウさんのことだ、また無理にでもマイホームに帰そうとするに違いない。
なんとか無下に断ることの出来ないような状況にしなくてはならないんだけど……どうしたらいいかな?
一緒に住んでいるのだけあって、すでにユウの性格を把握しているコロナちゃん。将来有望なお子様です。
(そうだ!)
と、ここでコロナちゃんに名案が思い浮かびました。
胃に優しいスープを持っていってあげよう。それと軽くつまめるものも持っていってあげよう。
お腹が空いているならユウさんもきっと喜んでくれる。そうでなくてもスープくらいならきっと飲んでくれるだろうし、
何よりあの人優しいから、食べ物だけ持っていってお前だけ帰れだなんて絶対言わないハズ!
と、好意と打算を兼ね備えた完璧な作戦を考えたコロナちゃんは、さっそく行動を開始しました。
道具袋から果樹園で栽培した野菜を使ってスープを作り、さらには余った食材で簡単なサンドウィッチを作ります。
「できた~♪」
今回はユウに差し入れをしてあげるという思いも手伝って、いつも以上の手際の良さで、瞬く間に料理を完成させてしまいました。


24:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:28:52 0XbNJsO4

10日目 サラマンダー曜日の真夜中

 月明かりの中、パジャマのまま、先ほどの料理をバケットに詰めて、コロナちゃんはユウの所に行きました。
(……大丈夫かな)
その道程の最中で、調理をしていた時とは打って変わって、ドキドキは興奮から不安になっていました。
部屋に入った途端に怒られやしないだろうか、とか、
料理だけもらってお前は帰れとか言われないだろうか、とか、
がんばって作ったけど、今日に限って料理がまずいとか言われたらどうしよう、とか、
普段の状態なら絶対に抱かない不安も抱いてしまいます。
(ううん、ユウはそんな人じゃない!)
目をつぶってユウの顔を思い浮かべるコロナちゃん。
そのユウは、いつもの彼よりもキラキラと輝いて、周りにバラの花とか咲いてましたが、妄想って得てしてそういったものですよね。
とにかく再び勇気を取り戻したコロナちゃんは、一歩一歩ユウのいる作成小屋に向かいました。

 そしてコロナちゃんは、いよいよ武具作成室の扉の前まで立ちました。さすがにあと一歩という所まで来ると緊張してしまいます。
やっぱり帰ろうかな…でも、せっかく作ってきたんだし、ユウだって…でもでも、~~~~~~~~~
今までとは違ってその一歩を踏む出してしまえば、もう後戻りは出来ません。
しかし、コロナちゃんは一度大きく深呼吸すると、覚悟を決めて扉に手を掛けました。
「ユウさ…『出来たぁぁぁぁあああ!!!』
しかし、あぁ、何という運命のイタズラか。
コロナちゃんの決意はその一歩だけ遅かったのです。


25:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:29:23 0XbNJsO4

 突然の大声に驚くも、コロナちゃんは目の前に広がる光景を見据えます。
まず目に映るのは何やら大喜び状態のユウでした。目は興奮と疲労のせいか微妙に血走っています。
そしてその手に握られているのは、柄の部分がしっかりと繋がっているほうきが。
「ほうきが、直ってる!?」
そう、そのほうきはゴミ山の件で真っ二つに折れていたはずのほうきでした。
「あ、コロナ!」
コロナちゃんのつぶやきで気付いたのか、ユウが意気揚々に近づいて来ました。
コロナちゃんは怒られるかもと、一瞬身を硬くしましたが、ユウは嬉々として彼女に語り掛けました。
「ほら、ほうき直ったよ! 試し振りしてみなよ!!」
普段の彼にしては珍しいほどのハイテンションでほうきを渡してきます。
コロナちゃんはそのほうきを持つと何回か軽く振ってみました。

 ヒュン! ヒュンヒュン!
(えっ)
コロナちゃんは大そう驚きました。お父さんのほうきは、本当に折れる前となんら変わりない振り応えだったからです。
「どうだい? うまく直ってるだろう?」
そんな様子をニヤニヤしながら誇らしげに言うユウ。普段は大人びたその雰囲気も、
今ではまるで自分一人で完成させた模型を親に自慢する少年のようなものになっていました。
「はい、すごいです。いったいどうやって?」
まさにその言葉を待ってましたと言わんばかりにユウの表情が太陽のように輝きました。
「ふふふ、実は一人になってから、接合剤に熱加工や冷却処理をしてみたんだよ!
 これが大正解でね、今まで見たこともないような強力なものが完成したんだ!!」
本当に彼にしては珍しく饒舌に語り始めます。身振り手振りも加えるその様に、コロナちゃんは思わず呆然としながら
その様を見入っていました。ユウの話は続きます。
「でも、よかった! 本当によかった! これでまた一緒に……」
そこまで言ったところで、ユウの体はだんだん後ろに傾いていきました。


26:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:31:40 0XbNJsO4

 バターン!
広いとは言えない鍛冶の部屋で大きな音が響きます。
それはユウが仰向けになって倒れてしまった音でした。
「ユウさん!?」
超展開の連続に驚きっぱなしなコロナちゃんでしたが、さすがにこれは黙って見ているわけにはいきません。
舞い上がるすすの中、慌てて倒れたユウのところに飛んでいきます。
「はは…、ちょっと、張り切りすぎたかな?」
カッコつかない姿になる自分を見て、ちょっとバツの悪そうにユウが頭をポリポリと掻きますが、
「もう! ムチャしないでくださいよ!!」
そんなユウを見てコロナちゃんは激怒しました。
彼女の顔を見てユウはギョッとしました。何故なら、コロナちゃんは今にも泣き出しそうな顔をしながら怒っていたからです。
「もっと自分の体を大事にしてもらわないと困ります!」
真剣に訴えるコロナちゃんを見て、ユウは自分のやった行動が、どれだけ相手を心配させたのかを痛感したのでした。
「ごめん……」
一度、本当に申し訳なさそうに謝ってから、しかしユウは言葉を続けます。
「でも、お父さんの形見なんだろう? だから……つい、ね」
そう、ユウが倒れるまで頑張ったのは、ほうきが折れて、ひどく落ち込んでいたコロナちゃんを見るに耐えなかったからだったのです。
まぁそれで結局、ほうきの事は別にコロナちゃんを悲しませる結果になってしまって、本末転倒な感は否めませんでしたが。
「それにさ」
と、一呼吸置いてから、ユウは本心からの想いを紡ぎます。
「コロナと、また一緒に冒険したかったからね……」
「ユウ、さん………」
その言葉を聞いたコロナちゃんは、思わず何も言えなくなってしまいました。


27:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:32:23 0XbNJsO4

「……………」
部屋の中を静寂が支配します。
あれからユウもコロナちゃんも黙ったまま。ただ時間だけがゆっくりと流れていました。
数分ほど経ってから、やがてコロナちゃんが口を開きました。
「たしかに、このほうきは、私にとって大切なものです。でも」
震えるように、しかしはっきりとした声で、自分の気持ちを伝えようとします。
「でも、私にとって、いちばん大切なのは………」
そこまで語って、わずかな間が空きました。コロナちゃんの体はわずかに震えています。
顔の色も興奮しているのか、ほんのりと赤くなっていました。
「いちばん、大切なのは……」
今、ユウはどんな顔をしているのだろうか、
そう思ってコロナちゃんはチラリとユウを盗み見ました。
「Zzzzzzzz……」
「……ユウさん?」
そこには、実に幸せそうな表情で眠っているユウの姿が。
とうとう疲れがピークに達したのでしょう、完全に爆睡状態に入ってました。
「…はぁ……」
そりゃ最近ぶっ続けで、ハンマーを振っていたんだから、無理もないんだろうけど、
このタイミングで寝るのはあんまりじゃないですか!?
と、叫びたい衝動を堪えて、コロナちゃんは代わりに大きな溜息を吐きました。
せっかく勇気を振り絞ってここまで来たのに、とても大切な事を言おうとしたのに、
その全てを水泡に還されてしまいました。空気の読めなさっぷりもここまで来ると犯罪級です。
(ユウのバカ…)
心の中で悪態をついてから、そっとユウの肩を揺らします。
「ユウさん、起きてください。そんなところで寝たらカゼをひきますよ」
普通ならこれで目を覚ますのですが、今のユウの眠りはどうやら奈落よりも深いらしく、まるで起きる気配がありません。
「ユウさん! 起きてくださいってば!」
いい加減に焦れてきたコロナちゃん。今度は両手にあらん限りの力を込めてユウを揺さぶります。
首がガックンガックンと音をたてますが、やはり目覚める様子がありません。
「も~、ほうきで引っ叩こうかしら?」
と、コロナちゃんが割と物騒なことを考え始めたその時、
「んん~」
ユウが何やら苦しそうに唸ると、突然コロナちゃんの背中に手を伸ばして、
「えっ?」
そのまま、一気に、
「きゃ……!」
コロナちゃんを自分の体のうえに抱き倒したのです。


28:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:34:48 0XbNJsO4

 引っ張られるままに、コロナちゃんはそのままユウの体にへばりつくように倒れこみました。
傍目から見れば、今の2人は抱き合いながら眠る恋人同士にも見えます。
「ユ、ユウさん? 起きているんですか?」
「……スー」
ドギマギしながらコロナちゃんが尋ねていますが、返ってくるのは寝息だけ、
多少の疑惑は残りますが、どうやらさっきのは無意識にやっていたことのようです。
(心臓の音が聞こえる……)
ユウの胸に耳を当てている姿勢のために、心臓の鼓動を感じ取るコロナちゃん。
かつて自分を抱いてくれた父や母の面影を想い出して、心の中を安心感が満たします。
 
 ツーッ
「っ……?」
その時、唐突にユウの腕が、コロナちゃんの背中から正中線を通って徐々に下の方へとさがっていきます。
そのゆっくりと肌をなぞるような動きに、敏感に反応してしまうコロナちゃん。
ユウの腕も、やがて終着駅…すなわち、コロナちゃんのお尻までたどり着きました。
やがてそれは、まるで意思を持つかのように蠢き始めます。
「ひゃっ…! あ、やぁ……」
コロナちゃんはその予想外の感覚に翻弄されながら、体をくねらせて逃れようと必死になりますが、
まるで起きているかのように、ユウの両腕が彼女の小さな体をがっしりとホールドしていました。
「ユウさん、や、めて………!」
すると、ピタリとユウの腕の動きは止まりました。


29:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:35:55 0XbNJsO4

(……本当に寝てるのかな?)
そのあまりのタイミングの良さに、ますます疑惑を深めるコロナちゃん、
本当に寝ているのかしら と頭に?マークを浮かべてしまうような表情で、ユウの顔の方へ、ほふく前進のように近寄ります。
「スー、スー」
そこにあるのは、やはりいつもの寝顔でしたが、さすがにあれだけの動きを寝たまま出来るとは思えません。
起きているかどうかを試すために、ちょっとだけひたいをさすってみました。
「スー、スー」
反応がありません。本当に眠っているのでしょうか?
今度はほおをさすってみます。
「ん……」
わずかに反応あり、なんだか気持ちよさそうに顔を緩ませました。
今度はちょっと大胆に、ほおを両手で引っ張ってみました。
「うぇあうぇゆうえぅ」
それはいったい何語だ、とつっこみたくなるような言葉にならない声を漏らしました。
「クスクス…」
いつの間にか目的を忘れて、ユウの顔いじくりを楽しみ始めるコロナちゃん。
その笑顔は、まさしく無邪気な子供そのものです。
今度はどんなことをしてやろうか? と顔の上で指先を彷徨わせていると、

 チョン
「あっ……」
指先がユウの唇に触れました。
思わずコロナちゃんは、その指先を自分の前まで持っていきます。
(……………)
その時、彼女の中の淡い恋心が胸のうちを支配します。
やがてそれは、コロナちゃんの心臓を静かに揺らし始めました。
(ユウが……)
コロナちゃんは心の中で言い訳をしながら、
(ユウが悪いよ)
ゆっくりとユウの方へ倒れ込みます。
(だって、寝ても、起きてても、私のこと)
その小さな手で、
(無意識に、かき乱すんだから)
ユウの頭をそっと抱えると、
(だから、)
互いの顔の距離を縮めて、、

「ユウの、バカ……」

言葉とは裏腹の、ありったけの愛しさを込めて、そっと唇を重ねました。


30:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:36:29 0XbNJsO4

 チュッ、チュッ…
(これが、キスなんだ……)
生まれて初めてのキスの感触に、酔いしれるコロナちゃん。
ただ唇が触れ合うだけのキスでしたが、それでも鼓動の音がどんどん大きくなっていきます。
ほおを赤く染め上げながら、部屋の掃除をしていたときに偶然見つけた本の内容を、心の棚から引き出します。
「次はたしか、舌を入れるんだよね…」
何とも大胆な内容を引き出しました。
はっきり言ってコロナちゃんには早すぎますが、そんなことは今の彼女に通じません。

 チュ…クチュ、クチュ……
部屋の中に生々しい水音が響きます。
小さな女の子が眠っている青年に対してディープキスをしている様は、何とも妖艶な光景です。
(ユウの唇って、おいしい)
今度のキスは、甘酸っぱい味が口内に広がっていくかのような錯覚に囚われます。
いつまでもそうしていたいのですが、いかんせん慣れていないのと極度の興奮状態で、息が続きません。
「……プハッ! ハァ、ハァ」
限界までディープキスを味わったあと、名残惜しそうにユウの唇から離れます。
その間には彼女の抒情を表すかのように透明な糸が紡がれていました。
(あつい……)
そして、コロナちゃんの体にも大きな変化が起こり始めていました。
一旦体を横向きにさせて、ユウと抱き合うような形から、体位を変化させます。
(アソコが、ムズムズする………)
自分の体の異常を確かめるために、そっと下腹部に手を滑らせます。
パジャマのズボンとパンツを潜り抜け、問題の場所へと指を這わせてみると、ヌルヌルとした感触が。
驚いて、慌てながら指を顔の前に戻すと、そこにはなんらかの液体のついていました。
親指でこねてみたり、付けたり離したりしてみると、何やら粘着質を含んだ液体であり、小さい方では無いことが分かります。
(ひょっとして、これって)
Hな気分になると出てくるっていう、愛液なのかな。
ということは自分は今、Hな気分になっているということで、

 ボッ
ふと自分の置かれている状況を認識して、頭から湯気を出すコロナちゃん。
本当に今さらですが、ユウの顔色を伺います。
「スー…」
相変わらず幸せそうに眠っていました。いかにもユウらしいと言えばその通りで、
いつもそれに振り回されているコロナちゃんも、今回ばかりはユウの性格にホッとしました。
「えっと、次は……」
と、コロナちゃんの視線がユウの下半身に向かいます。


31:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:37:01 0XbNJsO4

「うわ…」
苦労してズボンを脱がすと、そこにはトランクスと、大きな筒状の膨らみがありました、
これだけでも怖気づきそうですが、何とか勇気を出して、慎重にトランクスも脱がせます。
「わ、わわ」
そしてとうとう、ユウの分身ともいうべきものが、コロナちゃんの目の前に躍り出ました。
先ほどのキスの余韻なのか、すでに戦闘状態に入っています。
「お、おっきい……」
初めて見る大人のモノを、しげしげと見つめるコロナちゃん。
その瞳は若干の怯えと、好奇心に満たされています。
しばし無遠慮に見つめてから、今度は自分の下半身を眺めます。
(入るの、かな?)
そもそも青年のユウとまだ少女のコロナちゃんでは大幅にサイズが違います。
これが自分の中に入るとは到底思えず、不安になりますが、ここまで来たらやめることなどできません。
(まずはしっかり濡らさないと痛いんだっけ)
挿入に備えるべくユウの体に跨ると、自分の性器とユウの性器を触れ合わせます。
「あんっ」
その途端、可愛らしい悲鳴をあげるコロナちゃん。
まるで電流が走ったかのように背中が跳ね上がりました。
(今の、なんだろ…?)
一瞬で起きた異変に首を傾げますが、もう一度その感覚を味わおうと、
ユウの分身の上で、もどかしく腰をうねり始めました。
そして、互いの性器をこすり合わせた時、
(ふぁぁっ)
先ほどよりも大きな電流がコロナちゃんを襲ったのです。


32:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:38:23 0XbNJsO4

(こ、これ、すごいよぉ)

 シュッ、シュッ
「あ ああ、ふぁあ」
何度も突き抜けてくる快感に思わず声を上げてしまうコロナちゃん、
ユウが起きてしまうことを考えて焦りますが、まだ7歳の少女には、その快感に抗う術を持っていません。
(声、止めなきゃ……!)
咄嗟にパジャマのすそを噛んで声を抑えますが、腰の動きは一向に止まりません。

 シュッ、シュッ
「~~~~~~~~ッ」
最初はぎこちなかった腰の動きも勘をおさえ始めたのか、

 ズチュ、ズチュ!
「~~~~~~~~~ッ!!」
コロナちゃんの思考とは無関係に、どんどん激しいものになっていきます。
(っだめぇ……! こんなに激しくしたら、ユウが起きちゃう……!!)
今、目を覚まされたら、絶対に言い逃れはできません。
もしもユウが起きてしまって、自分の姿を見られてしまったら……
そんなことを想像して無意識に涙を浮かべるコロナちゃん。そんなことになってしまったら、とてもじゃありませんが顔を合わせられません。
(でもっ でもっ……!)
しかし、それすらも背徳感という名の燃料になり、腰の動きを加速させます。
おま○こからはすでに溢れんばかりの愛液が流れており、コロナちゃんとユウをグッショリと濡らしていました。
(気持ちいいよ、気持ちいいよぉ!)
さらなる快感を得ようとして、前後の動きだけでなく、上下にも体を動かしたり、円を描くように腰を動かすコロナちゃん。
目に涙をたえながら、無我夢中にユウの上で踊るその姿は、ひどく美しくて艶やかなものでした。

 ズッチュ! ズッチュ!
程なくして、とうとうコロナちゃんに限界がやってきます。
(アソコが、あつい……!)
体が、コロナちゃんに警鐘を鳴らします。
もっとも、まだ自慰さえしたことのない彼女にとって、それが何かわかりません。
パジャマのすそを噛む力が強まり、腰の動きもラストスパートをかけるように一層激しいものになって、
「ンンーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!」
とうとうコロナちゃんは、背中を弓状に大きくしならせながら達しました。
「ンはぁ……はぁぁぁあぁぅぅ……」
力が抜け始めたのか、声を上げないために咥えていたすそを放して、
言葉にならない喘ぎ声をもらすと、やがて崩れ落ちるようにユウの体に倒れ込みました。
( ユ ウ … )
その瞳に浮かべている涙の意味は果たして喜びか、切なさか。
本人にすらその正体はわからないまま、コロナちゃんの意識は段々と沈んでいったのでした。


33:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:39:14 0XbNJsO4

11日目 アウラ曜日

 小鳥のさえずりが聞こえ始めて、今日という日の朝が到来したことを告げます。
(朝……?)
体の体内時計が働いて、コロナちゃんのまぶたがゆっくりと開かれます。
そして彼女が朝一番に見たものは、

いまだに幸せそうな顔(でも微妙に顔が青い)で眠っているユウでした。

「うっわあぁ!?」
もの凄い勢いで飛び退くコロナちゃん。その瞬間、昨日のことがフラッシュバックのように思い出し始めました。
(あぁ、あのあと寝ちゃったんだ……)
自分が昨日やったことを思い出して、両頬を押さえて赤面するコロナちゃん。
そのかわいさといったら噂の赤面少女、真珠姫ちゃんとまったくヒケをとらないものだった。
もっとも、そんなレアなものを誰も見てはいませんでしたが。
 と、そこでコロナちゃんはすぐに顔を青ざめます。
今は朝。恐らくユウが眠り始めてから随分な時間が経っていることでしょう。
あの時は、眠ったばかりだった上に、疲労が相当たまっていたから起きなかったのでしょうが、今は状況が違います。
「あ、後始末しないと!」
シュババッ! と効果音が出るかの速度で部屋を駆け回り始めるコロナちゃん。
急いでユウの服の着崩れを直して、ついでに自分の服の着崩れを直して、窓を少し開けて換気を行います。
「えっとぉ、他にやることは……」
「むぅ~~」
突然聞こえたうなり声に反射的に小さく跳ねるコロナちゃん。
視線を移すとそこには体をモゾモゾと動かしているユウが、
(!!!!!)
その瞬間、コロナちゃんは脱兎のごとく部屋を駆け出しました。
その速さたるや、穴掘り団のアナグマに迫るものがあったとか無かったとか。


34:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:39:48 0XbNJsO4

 ドダダダダダ! ドン! ガタン!
いきなり耳に響く物騒な物音に、慌てて飛び起きるユウ。
そこはいつものマイルームのベッドではなく、硬い床の上でした。
(そういえば、完成したあとすぐ寝たんだっけ)
ゆっくりと柔軟体操をして、ふと部屋の様子が変わっていることに気付きました。
昨日は開いていなかった窓が開かれていたり、部屋の香りも、どこか甘い匂いが漂っています。
(俺、何かしたっけ?)
頭に手を当てて必死に記憶を巡らせますが、答えは出てきません。
(うっ、なんだか、体が痛いな。寝違えたか)
意識がハッキリしてきて、腹部に鈍い痛みが走っていることが分かります。
そこは昨日コロナちゃんが××していたところですが、ユウが覚えているはずありません。
「とにかく、一旦マイホームに戻るか……」
昨日はロクにものを食べていなかったせいか、極度の空腹に陥っている腹をさすりながら、
ユウは武具作成小屋を出ようとしましたが、
「ん?」
その時、入り口付近でとあるものを見つけました。


35:おとうさんのほうき episode
06/11/21 00:40:34 0XbNJsO4

「あ、おかえりコロナ! お前、朝からどこ行ってたんだ?」
マイホームに戻ると、すでに弟のバドが朝食の準備をしていました。
「う、うん、ちょっと、いろいろね」
「?」
いつもと違って歯切れの悪い答えを出す姉を、おかしな目で見るバドでしたが、
さして興味もなかったか、すぐに食事の準備に戻りました。
(ユウが帰ってきたら、いつも通りに振舞わなきゃ)
一方のコロナちゃんも、これから起こりうる出来事に対して身を引き締めていました。
「ただいま」
そんなコロナちゃんの決意を知る由もなく、いつもの様にマイホームに帰ってきたユウ。
その声にバドは歓迎を示し、コロナちゃんはいきなりの来訪に驚愕しながら家に迎えます。
「おかえりー!」
「お、おかえりなさいませ~」
若干一名、不自然な挨拶になってますが、気にしないであげましょう。
「あ、コロナ」
「ひゃい! 何でしょうか!?」
突然名指しされて跳ね上がるコロナちゃん、今日だけでもう三回は驚いています。
「これ、コロナが持って来てくれたんだろう?」
ユウが掲げたものを見て、コロナちゃんは顔面蒼白になります。
彼が持っていたのは、昨日の夜に差し入れとして持って行ったバケット。
(持って帰るの、忘れてた!!)
完全にパニックになるコロナちゃん、絶体絶命です。
「あ、あの、それはですね!」
「わざわざ持ってきてくれて、ありがとう」
あわやこれまでと思いきや、事態は思わぬ方向に転がり始めます。
そこには彼女の想像の斜め上をいく答えが。
「えっ?」
「これ、朝食持って来てくれたんだろ?」
完全に誤解しているユウ。どうやら昨日の差し入れを朝食だと思い込んでいるようです。
「そ、そうなんですよ! でもユウさん眠ってたから……」
その千載一遇のチャンスに、コロナちゃんはこれ幸いと乗じます。
手を合わせてパッと表情を綻ばせながら、ユウの言うことに賛同します。
「そうか、すぐ起きてやれなくて、ごめんな」
「いえ、いいんです! あはは!」
しかし微妙に罪悪感を感じるのか、引きつった顔で笑うコロナちゃんでした。
「バド、そういうわけでスープだけくれないかな?」
「了解っす!」
やがてユウも自分の席について、マイホームにいつもの朝の風景が訪れます。

「あは、あはははは!…………はぁ」
それを見て、安心したような、残念なような、
なんとも言えない複雑な心境のコロナちゃんでしたとさ。 おしまい。

36:9
06/11/21 00:47:42 0XbNJsO4
2も3も好きですが、個人的に一番なのはLOMですね、やっぱり。
それにしても、うーむ、やっぱり師匠のほうがよかったでしょうか?
続きとかも書いてみたいけれど、時間がないなぁ……はぁ…

支離滅裂な文になってしまいましたが、これで!
読んでくださった方、どうもありがとうございました。

37:名無しさん@ピンキー
06/11/21 01:49:14 oGZEzqoE
>>17-36
おつかれ&GJ
ほんわかいい感じですな

38:名無しさん@ピンキー
06/11/21 13:26:25 FjVpk1gl
GJよくやった

39:名無しさん@ピンキー
06/11/23 21:06:58 JqGg6CdH
聖剣伝説の保管庫ってあるの?

40:名無しさん@ピンキー
06/11/24 23:20:54 Ffup/2SV
>>39
前スレより


  303 名前: 256 [sage] 投稿日: 2005/09/12(月) 12:39:58 ID:IzWk9quT
       とりあえずログだけまとめてみました。
       URLリンク(sundays.sakura.ne.jp)

       作品別インデックスなどはまた後でやります。

  604 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/06/08(木) 14:53:15 ID:0t7q5GGA
       URLリンク(seikenmatome.blog70.fc2.com)
       Blogで少しずつまとめてます。


でも、どっちも更新停止状態…

41:名無しさん@ピンキー
06/11/27 23:49:44 E5kGkzre
>>40
遅くなってすみません、どうもありがとうございます。
リンクだけじゃなくて、ログを置いてるところないかなぁ…

42:名無しさん@ピンキー
06/11/28 14:09:35 XxA/fYIp
ポポイ(女体化)まだーちんちん

43:名無しさん@ピンキー
06/11/29 21:34:41 yAsPDjrj
ちんちん言うな

44:名無しさん@ピンキー
06/12/02 16:37:49 gEAflVdR
><

45:名無しさん@ピンキー
06/12/03 20:05:14 NjrQHC4o
前スレでお世話になった者です。

またまたやってしまいましたので、投下します。

瑠璃×レディパール(アマノ版lom準拠)
『Ganymede』

URLリンク(kasamatusan.sakura.ne.jp)

長くなったのでうpロダにあげました。
相も変わらず俺設定の嵐。改行がおかしな点もあるかと思いますが宜しければどうぞ。

…書く度にキャラが壊れていく事に罪悪を感じています。

次は…トトイム?それともホークリでも…

46:名無しさん@ピンキー
06/12/04 10:51:03 UOyo/Hmq
うpろだにあげるとこのスレのログに残らないけど、いいの?

47:名無しさん@ピンキー
06/12/04 12:09:56 ZDN3IbRS
>>45
読んだよ。所々笑えるのは何故だww
と言うか、レディパールってこんな萌えるモンだったんだww

>>46
仕方なくね?実際長いしな

48:名無しさん@ピンキー
06/12/04 21:52:00 gEELZnEU
>>45
GJ!
あんたのSSは面白くて萌えるから俺は好きだぜ
どんどん投下してくれ!

49:名無しさん@ピンキー
06/12/05 01:17:05 L/SXpG44
>>45
文法ミスが目立つのがとてもとても残念だけど、面白かったよー
次回作にも期待してる

50:名無しさん@ピンキー
06/12/05 03:16:05 iVHn5mTi
ネ申再臨age



51:名無しさん@ピンキー
06/12/05 11:25:41 99888gQ4
大人のレベルアップですぜ
あんたも性長したもんだ。

自分自身強くなったなあと確信した時、突如耳に聞こえて来る、どことも知れない親父の賞賛。
今迄手に負えなかった敵も数度斬り結べば倒せる様になったり、
魔法もより効率的に扱える様になったり……と。
だが、今回は、いつもとはニュアンスが違う様に感じる。
先程から股間が異様に硬直していて、パンツが張ち切れそうなのだ。
肉体的な成長と言うより、むしろ、根本的な充実感と言うか……。
どうにも落ち着かないので、とりあえず一度町に戻り、宿で休息する事にした。
町に入ると、至る所から注目されているのに気付いた。
町の女性という女性が、皆、艶やかな視線を、こちらに向けてくる。
いや、正確に言えば、ズボンの下から、際立って主張している股間にだが。
気恥ずかしさから、走る様に中央にある宿へ向かった。


52:名無しさん@ピンキー
06/12/06 21:55:42 jd+Ce3yn
>>51
笑ったじゃないかw
町へ行く前に一回抜いとけよ。

53:名無しさん@ピンキー
06/12/07 01:08:20 ce4eKS60
>51

クラスチェンジでボディのサイズがレベルアップと読んでしまった

54:名無しさん@ピンキー
06/12/08 22:19:15 5NLRVVsa
保管庫が更新停止しているので、勝手にまとめサイト作ってみた。
URLリンク(red.ribbon.to)

55:名無しさん@ピンキー
06/12/09 00:07:23 gNo2nuvV
ご苦労様

56:名無しさん@ピンキー
06/12/09 14:24:46 tzzW9Z8i
>54
乙ー
でもなんで21禁?
今ってもう18禁じゃなかったっけ?

57:名無しさん@ピンキー
06/12/09 16:56:14 wT42s/+M
>>51
続きはどうした続きはw

58:39
06/12/09 21:46:15 3Gp6LgTG
>>54
ありがとう!
あなたを待ち望んでいたよ…(´∀`*)

59:54
06/12/09 22:02:37 se7dmR1Q
>>56
全然気付かんかった…修正しときます。
あと、誰か2スレ目のdat持ってる人いませんか?

60:名無しさん@ピンキー
06/12/10 20:23:15 K7+BGiiR
>>40
申し訳ない…ウチは更新停止ってか、単に更新頻度が低いだけ説。
おまけに、作者さんに満足してもらえるようにまとめるスキルもないのでorz

ボヤボヤしてるうちに中の人が業界人になってしまって、なんだかやりづらくなった。
当分アカウントは消さないし、引き継いでくださる神にはできる限り協力しますよ。

>>59
2スレ目って、「聖剣伝説スレッドinエロパロ板」でいいのかい?
だったら、zipで固めたのをここに置いときますよ…。
URLリンク(sundays.sakura.ne.jp)

61:名無しさん@ピンキー
06/12/10 23:42:23 qKfMDAdW
まとめ人だけがまとめるんじゃなくてWikiで全員が編集できるように
なってればいいんだけどなぁ。

とおもった漏れはまとめブログの管理人orz

>>60
GJ!HDDクラッシュしてdatがあぼんしてたからちょっとほしかった・・・。

62:名無しさん@ピンキー
06/12/10 23:57:58 pVz47K0Z
>>60
サンクス!早速更新しときました。

63:60
06/12/11 07:15:32 QM40Wx62
>>61
俺はwikiでもいいと思うよ。

保管庫の仮設置と、スレの活性化を願ってまとめサイト作っただけだから、
もっと良い方法があるならそっちでいいんじゃないかなー。
まとめサイトと違ってwikiなら個人の負担も少ないだろうしね。

64:60
06/12/11 20:28:03 te0nkJf2
>>63
誰ですかアナタは。文体が似てるから自分が無意識に書き込んだのかと思ったw

俺はwikiでもいいと思うよ。
自分用のメモと、スレの保管庫としてまとめサイト作っただけだから、
もっと良い方法があるならご自由にどうぞー。
まとめサイトと違ってwikiなら個人の負担も少ないだろうしね。

ただ、まとめサイトの乱立とか改悪とか放置とか荒らしとか面倒なので
ボクはやりませんが。あー。

65:名無しさん@ピンキー
06/12/11 20:49:11 k3j61jSY
>>64
ちょwwwほんとに同タイプwwwwwwwww

66:63=62
06/12/11 21:41:05 QM40Wx62
>>64
ごめんなさい。俺は>>62です。素で間違えてました。
本当にすみません。悪気はないんです。

67:名無しさん@ピンキー
06/12/11 23:10:30 JeUVggnz
>>63-64
おまいらの掛け合いバロスwww。
とりあえず>>54はどこまでがんがれる?

68:名無しさん@ピンキー
06/12/12 22:05:12 aItUO2ai
>>67
気持ちの上ではスレが存続する限り。
仕事やら何やらでまとめも殆ど進んでないけど、やれるとこまでやるつもりです。
聖剣4が発売するまでにまとめ終えることができたらいいなぁ。

69:名無しさん@ピンキー
06/12/17 06:32:26 dZAXn576
保守

70:名無しさん@ピンキー
06/12/24 22:18:09 zBe3FZNK
みんな聖剣4やってるから過疎なんだ。
そう信じてるよ、俺は…(´・ω・`)

71:名無しさん@ピンキー
06/12/25 22:57:44 P8S/OBkZ
4は何て言うか…、まぁ、あははは……(´・ω・)

72:名無しさん@ピンキー
06/12/26 05:48:11 EofZWqLJ
つまり4をやって絶望してると判断しておk?
持ってないから知らんのだが

73:名無しさん@ピンキー
06/12/26 16:33:17 B3CEsfRf
リチアのオパーイは最高だったよははは…








orz

74:名無しさん@ピンキー
06/12/26 19:05:32 1PImANkt
とりあえず今懐が厳しいから4は様子見なんだが…

地雷か?地雷なのか?

75:名無しさん@ピンキー
06/12/27 00:27:13 m6PTLKf7
>>74
システム的には、アクション苦手な方にはお薦めできません。

シナリオも・・・何というか・・・まぁ、アレだ。

76:名無しさん@ピンキー
06/12/27 07:06:57 YFkpiNj4
ツタで触手プレイ…
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

最初は面白いけどすぐに飽きてくる。
グラフィックと音楽だけはいい。

77:名無しさん@ピンキー
06/12/27 09:07:50 ZwYqx9jj
4はワゴンセールとかで買った方がいいよ、うん

78:名無しさん@ピンキー
06/12/30 17:46:27 1HSav9Rt
おいおい!新作出たのに、この廃れぶりは何なんだw

79:名無しさん@ピンキー
07/01/01 09:29:04 ILYfod5f
きのうのよるおそく、きゅうにかざりつけられた。
どうやらめでたいひらしい。
おしゃれになってちょっとうれしいけど、みかんがおちそう。
おとさないように、しんちょうにかいだんをおりると、
ばどがおとしだまがほしいといって、ととをこまらせていた。
おとしだまってなんだろう?たまをおとすの?
ひゅーどすん、ごろごろ。
ぼくもおとしだまがほしいです。



あ、みかんがおちた。

    ,
   (::::)
  ⊆、Θ,⊇
  ((・∀・))  <あけましておめでとう
  ノ(川)し  
 エニニニエ
  |◆  ◆|
 ◇__∩__◇
◆      ◆

80:名無しさん@ピンキー
07/01/02 01:15:33 nwRhLOhh
しねサボテン

81:名無しさん@ピンキー
07/01/05 01:28:27 WHTdSpLZ


82:名無しさん@ピンキー
07/01/05 02:00:28 FcZ3xhbG
>>79
お前は消えろ

83:名無しさん@ピンキー
07/01/05 12:58:19 R4PjvIpy
サボテン嫌われすぎwwww
まあ聖剣のマスコットはフラミーだけで十分だが

84:名無しさん@ピンキー
07/01/05 14:00:50 y/PW7AXT
聖剣のマスコットって言ったらやっぱドリアードたんだろ
あのひ弱な感じがたまらん

85:名無しさん@ピンキー
07/01/05 14:27:20 NedATWlJ
いや、マスコットといったらチャボたんだろ!

86:名無しさん@ピンキー
07/01/06 00:36:43 LKhJP6LI
チョコボッt…いや何でもない

87:名無しさん@ピンキー
07/01/06 20:23:29 vaNYL/hg
ボンボヤジでいいよもう

88:名無しさん@ピンキー
07/01/07 04:04:47 ogfu5vm3
シリーズ皆勤賞はもはやラビとマイコニドぐらいだぞお前ら



89:名無しさん@ピンキー
07/01/07 09:08:53 A+D2UbtP
マナの剣

90:名無しさん@ピンキー
07/01/08 07:09:32 FdxWMGhz
LOM以降やったことないんだが、プチデビルとかゴブリン、ダックもいなくなったの?

91:名無しさん@ピンキー
07/01/09 17:11:06 l/LdB7Jl
hosyu

92:名無しさん@ピンキー
07/01/13 18:10:38 H6Stq27D
初代はマナの剣じゃなくてエクスカリバーだったけどな

93:名無しさん@ピンキー
07/01/15 00:09:03 zdiQ0R6N
リースたんを僕のエクスカリバーで貫きたい

94:名無しさん@ピンキー
07/01/19 19:42:31 F+whQBoC
俺のねぇちゃんになにするだー

95:名無しさん@ピンキー
07/01/22 18:54:22 bckxQA+t


96:名無しさん@ピンキー
07/01/27 21:39:47 0qSXkXYk


97:名無しさん@ピンキー
07/01/27 23:44:38 5gDvlzFk
フェンリルナイトとメイガスにクラスチェンジ
ただこれだけで羞恥プレイになってしまう

デュエリストもな

98:名無しさん@ピンキー
07/01/30 01:50:17 iErUMJ6z


99:名無しさん@ピンキー
07/01/30 05:27:33 4rtlXjtD
ポポイって男?女?

100:名無しさん@ピンキー
07/01/30 15:12:33 eOmW9ipN
100get

101:名無しさん@ピンキー
07/02/01 07:37:45 4JUomXZU
るったらー

102:名無しさん@ピンキー
07/02/01 11:41:19 3fQzPoFO
>>101
日本語でおk

103:名無しさん@ピンキー
07/02/01 20:43:21 xQXy1p5e
>>99
性別はない。説明書に書いてなかったっけ?


オスじゃないから浮気にならないよねと
プリムに毎晩いたぶられるポポイ。

104:名無しさん@ピンキー
07/02/01 23:04:22 PUSqU/qE
ほうほう、それでそれで

105:名無しさん@ピンキー
07/02/01 23:29:49 TS6RoemV
このゲーム面白いの?買い?

106:名無しさん@ピンキー
07/02/02 01:57:56 yHCVzlWf
2と3は結構ガチで楽しめる、LOMはまあ、それなり。
4は地雷との噂、初代は知らん

107:名無しさん@ピンキー
07/02/02 07:56:59 /lmCMbNk
4はキングダムハーツ。
初代は初期のゼルダ。
言い方は悪いがそんな感じ。

108:名無しさん@ピンキー
07/02/02 12:02:29 6/80WGfh
>>107
> 4はキングダムハーツ。
それはキングダムハーツに失礼

109:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:32:43 rsyX2o9u
>>107
>4はキングオブハート
かと思って悩んでた

110:名無しさん@ピンキー
07/02/11 13:47:53 FVMVsFBd
ここでレディパール×瑠璃とか言ってみる

111:名無しさん@ピンキー
07/02/11 16:29:42 GztCesPF
111get

112:名無しさん@ピンキー
07/02/14 00:58:11 8JsdtFz2
瑠璃×レディパールと瑠璃×真珠姫は別物と考えた方がいいんだろうか
でも同一人物なんだし……とか考えるとなんかよくわからなくなってくる

113:名無しさん@ピンキー
07/02/14 11:24:59 t8wRTmA/
ツンとデレ

114:名無しさん@ピンキー
07/02/14 14:10:49 aoL/BYbu
前に神が書いたの面白かったんだけどな。
でももう流れてるんだよな…

115:名無しさん@ピンキー
07/02/14 20:58:24 HqP6kkA9
>>114
あれは確かにネ申だった。
流石に赤さんにパクられてるだろうな…


>>112
真珠とパールだが、
LOMはプレーヤーの想像に任せる部分が多いからどうしても個人的会釈になってしまうが。
主副のはっきりした二重人格と見ている。パールはメインだから真珠のやってることはしっかり自分の事の様に覚えてるが、真珠はサブなのでパールの行動範囲は記憶に無いと考えてる。
基本的には別と考えても良いだろう。
もちろん完全同一説もある。
その際真珠の方が素のほうだとかなり萌えるwうっかり慌てたりしたりw

116:名無しさん@ピンキー
07/02/14 21:13:12 3+/6rHUN
最近の聖剣シリーズの流れがなぁ('A`)
名作を囲んで語り合えた日々はもう戻っては来ないのか。
それとも、俺ももう若くないってことなのか。

117:名無しさん@ピンキー
07/02/14 22:56:29 iLVox6xe
あの頃の思い出 プライスレス
ってことなのかもなぁー。おっさんくさいが。
でも今でもデュラアン大好きな自分がいるぜ

118:名無しさん@ピンキー
07/02/15 02:28:33 GW88JQGw
寂しい事言うなよ。
俺も三十路近いけど、妄想力は逞しいぜ?

119:名無しさん@ピンキー
07/02/15 03:52:25 gvktKTli
>>116-118
涙が出た

120:名無しさん@ピンキー
07/02/15 09:56:01 10ZJGUHp
発売当時に3をやってたにも関わらず
今更リースの可憐さにゾッコンマジラヴな俺もいるんだぜ?

121:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:07:46 QNvbXeKI
自分も発売当初にアンジェラに萌えてたけど今でも萌えてるぜ

122:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:27:50 32ROiKA0
発売直後からシャルロットぞっこんで後に自分はロリコンだと自覚した俺もいるんだぜ?

123:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:31:18 Sh8SiRDq
123get

124:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:00:53 I/ant4b5
3の流れに、全俺が泣いた

125:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:20:07 P7fIG2F3
それだけ記憶に焼きついてるって事だよね

126:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:58:45 5vg+uH2O
>>122
お前とは最高の酒が飲めそうだ

127:名無しさん@ピンキー
07/02/17 00:20:37 YN2dmD/6
発売される8か月前に公表されたプリムのイラストに一目惚れし
14年愛し続けている。



プ リ ム た ん 犯 し ま く り

128:名無しさん@ピンキー
07/02/17 20:36:02 tMedMR07
アレってフィギュアだろ?

129:名無しさん@ピンキー
07/02/17 21:54:49 eF3lCJMJ
>>128
最初はこのイラストが使われてたのよ。
URLリンク(www.seikens.com)
発売5か月前頃からあの人形に切り替わりました。
プリムはイラストとドット絵ではもみあげがあるが、
人形だとないのです。

130:名無しさん@ピンキー
07/02/18 11:17:55 JP6I6d5l
>>129
うは、相当懐かしいなおい。

131:名無しさん@ピンキー
07/02/19 05:08:22 xM6wlnwN
この左向きの顔が苦手な絵師の詳細を詳しく

132:名無しさん@ピンキー
07/02/20 01:21:38 4iC39yJD
おなじみの亀岡しんたさんで~す。
聖剣2の3人をデザインしたのもドット打ったのも亀岡さんです。

プリムたんかあいいよ~
すごくナマイキそうなとこがイイ



133:名無しさん@ピンキー
07/02/20 06:13:06 66g54C5o
巡回先で見つけた

URLリンク(www.uploda.net)

134:名無しさん@ピンキー
07/02/20 11:31:19 h2TJyhJT
>>133
中身書け

135:名無しさん@ピンキー
07/02/26 22:15:16 oNvOgIt3
URLリンク(g.pic.to)


136:名無しさん@ピンキー
07/02/27 12:27:48 pbBD86cC
URLリンク(suzuka.mine.nu)

137:名無しさん@ピンキー
07/02/28 16:50:59 Vt6CPq00
>>129に載ってるリンク先をすこし調べてみたが
聖剣2海外版のイラストらしきものがあった
ボス戦や会話の様子の絵
なんかリアルというか、たくましいというか、濃いというか・・・
イメージぶち壊したくない人もいると思うんでリンク貼るのはやめとく


138:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:11:44 /POP0IWE
>>137
海外版聖剣2のTVCMでイメージぶち壊された悪夢を思い出した。

139:名無しさん@ピンキー
07/03/01 20:11:43 XM2+3PRU
>>138
あっちの人の解釈の違いかもしれんがあれはいやだったなぁ
ランディがガキっぽくて能天気に聖剣振り回してたりとか


ところでいまさらだがエロパロ板なのに画像について語る流れになってね?

140:名無しさん@ピンキー
07/03/03 19:10:33 xF3dZtoN
それは最近ネタがないから。

Heros Of Mana は良作っぽいけどどうなるやら。
ファミ痛だからなぁ。

ガウザーネタで文章が書きたい。

以上そんなチラシ裏。

141:名無しさん@ピンキー
07/03/04 13:51:41 bRLdnP8h
エロパロじゃないが
以前個人のサイトにあった3の長編小説のことを思い出した
ストーリーにアレンジが加えてあり、主人公が全員共演し、ゲームにはないセリフが多々ある
出会いと別れを繰り返しながら、状況によってはパーティー編成を変えて先に進む
全部読むのは大変だが、心理描写が丁寧で個人的には最後まで楽しめた
たまにあるカップル同士の会話もそれなりに考えてあると思った

もしかしたらネタを考える刺激になるかもしれんから良ければURL貼ろうか?
既出の可能性はあるが

142:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:20:35 La7G5aZx
>141
止めといたほうがいいと思うよ。僕は。

143:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:31:07 +JCC+w3H
検索キーワードならともかくURLは駄目だろ

144:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:33:35 bRLdnP8h
それならやめとくよ
無知でスマン

145:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:08:32 Y0FiHbak
検索キーワードokだからキボンヌしておく。

146:名無しさん@ピンキー
07/03/07 19:47:57 2K4e0hRm
あげ

147:名無しさん@ピンキー
07/03/07 21:07:08 f0EUt/lb
検索キーワードまだですか?

148:144
07/03/08 00:12:36 SHeSuZpU
>>145,>>147
本当に読みたい?
人が書いたものを晒すのが、自分の恥を晒すことになるような気がしてきた

滅多に小説を読まない人間が、これ面白いと思った程度なんだ
書いた人には失礼だが、あんまり期待はしないでおくれ
多少ぐだぐだな部分もあった気がするが、好きなゲームの小説見つけたのはそれが初めてで
その時は夢中になって読んでしまった、そんな感じ

そんなんでいいなら「聖剣伝説3 マナストーンの伝説」で検索をどうぞ、たぶん見つかる

149:名無しさん@ピンキー
07/03/08 00:27:30 KRtTyWkO
>>148
出なかったぞ

150:144
07/03/08 00:50:22 SHeSuZpU

google大先生で?

これのほうが見つけやすいかも
「聖剣伝説3 ~ALLCASTVERSION~」

151:149
07/03/08 10:54:08 KRtTyWkO
>>150
聖剣伝説3 ~ALLCASTVERSION~に該当するページが見つかりませんでした。

検索のヒント
キーワードに誤字・脱字がないか確かめてください。
違うキーワードを使ってみてください。
より一般的な言葉を使ってみてください。
キーワードの数を少なくしてみてください。

152:名無しさん@ピンキー
07/03/08 11:32:54 GIpZrXOb
>>148


>>149
お前は探し物が下手で可哀想だ

153:名無しさん@ピンキー
07/03/08 12:27:37 M6neKQ47
>>148
マジ屯クス。

154:名無しさん@ピンキー
07/03/08 23:08:19 fxbTHNta
>>148
どーも

155:名無しさん@ピンキー
07/03/09 23:10:47 hQsU9lg5
HoMは意味不明なL字システムで終わったらしいね
4といい何でこう駄作ばかりかなぁ

156:名無しさん@ピンキー
07/03/10 04:52:05 tGN0Ren2
ただHoMはゲーム性以外はそこそこ良いみたいだから4と比べるとアンサガに成り得る作品らしい。
俺の様な3信者で世界観に触れたい椰子は買っても損は無い。




だが、ワゴン逝きは確定だがな!



SSの原形は思い付くけど、いざ文章にしようとすると、精魂尽き果てていつも書けない…
いっそ妄想投下だけでも良いかな?

157:名無しさん@ピンキー
07/03/10 10:43:22 JTS0+Lx0
絵買いな俺としては、どうもHoMには食指が動かないんだよなあ…

158:名無しさん@ピンキー
07/03/10 13:57:57 hmaL9Wdf
>>156
保守代わりの小ネタとして投下してみては

159:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:15:59 oXF3VjVa
>>157
それはある。
そのさして好みじゃない絵柄の中で
キャラ比較してみるに、一番が将軍様だった俺・・・。
近いうちに安くなったら買おうw

160:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:32:10 kANCCl6A
既に2980円だ
今すぐ買ってこい

161:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:44:02 cLSDCoIu
マジデ!?(゚∀゚)
マジカヨ!?(゚д゚)
アヒャ!(。∀ ゚)
のどの心境が正しいのかわからんけど、買ってくる・・・。

162:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:49:09 /WGyd1k2
>>158
屯クス。では本当に妄想垂れ流してくる。


ペダン辺りまで進行。全員クラスチェンジ済み

デ(ロード),ア(ルンマス),ケ(デスハン),シ(ビショップ),ホ(ワンダラー),リ(フェンナイ)

リースの様子ちとおかしい。殺気だっているというかいきりだって言うか。
近寄り難い凄いオーラ醸し出してる

デュランとホーク、闇クラスの反動か?ケヴィンに質問。
ケヴィン曰く
バトル時はともかく普段は変わらんどころかむしろマターリなるとのこと。明らかにリースのは異常らしい

ホーク、アンジェラ&シャルに急かされ腹括ってリースに突撃質問。
リース詳しいことは夜ジャングルの中で詳しくとのこと。ヤバいオーラは変わらず。

ホーク、俺何かやらかした?下手すりゃリンチ?

夜になってリースと二人きり

ホーク、で、詳しいことって?
リース、始めに謝ります。本当にごめんなさい。

ホーク、いったい何のこと?その刹那リースに襲われる。

ひたすら逆レイプ

絞り尽くされた後リースひたすら平謝り。

変な殺気は発情を無理繰り押さえ付けていたから。

リース元に戻って仲間一安心

しかしリース、今夜も宜しくお願いします。とのこと。

ホーク、渇いた笑い、俺大丈夫かな…


こんな感じ。
妄想は出来るのに文章に出来ない不甲斐なさでいっぱいだ

163:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:57:01 NHc7KM/2
小ネタという事で
発言者「台詞」形式で来るのかなぁとか勝手に思ってたw
あと肝心なとこが(ry

164:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:54:53 vk16LuaG
プリムのぬっちょりまんころぽぽいのぽい

165:名無しさん@ピンキー
07/03/14 02:10:01 TfvTtHR5
聖剣伝説4、リチア×エルディものを投下します。

【注意点】
※かなりエルディ受けです。
※ですます調なので、違和感を感じる可能性があります。
※本番まで書きあがっていません。もう寝ないと明日も仕事が…すみません。

それでは投下します。

166:リチア×エルディ 1
07/03/14 02:11:58 TfvTtHR5
その日は天気がよかったので、エルディは陽気に誘われて村の近くを散歩していました。
「うーん、今日は暖かくて気持ちがいいなぁ」
日当たりのよい木の下に腰を下ろし、ぽかぽかとまどろんでいると
向こうの方からリチアが誰かを探すような仕草をしながら歩いてくるのが見えました。
「おーいリチア!どうしたんだ?」
エルディの声にハッとした様子をすると、リチアはパタパタとエルディに駆け寄ってきました。
「エル!もう…探したのよ。ちょっと私と一緒に来て!」
「え、一緒にってどこへ…」
「いいから!さあ、立って!」
「うわっ、引っ張るなよ!分かったから…」
いつもと違い、どこか焦燥感を漂わせるリチアに引きづられるように歩いてゆくエルディ。
リチアが連れてきたのは、窪みが小さな洞窟のようになっている木のうろでした。
中に入ると、ちょうど外からは陰になって見えません。
かくれんぼをするにはちょうどよい感じの場所でした。

167:リチア×エルディ 2
07/03/14 02:13:04 TfvTtHR5
「こんなところがあったのか…」
「昔、レックと一緒にかくれんぼした時に見つけたのよ。突然連れてきてしまってごめんなさい。実は、エルに相談したいことがあるの」
「俺に相談?こんなところに連れてくるってことは、あまり人に聞かれたくないことなのか…?」
エルディが声をひそめるように尋ねると、リチアはコク、と頷きました。
「実はね…ほら、私って胸が大きいじゃない?」
「あ、ああ…」
若いエルディはだんだんと大きくなるリチアの胸に昔から興味津々でしたが、
普段はなるべく意識しないようにしていました。
それなのに突然リチアの方から切り出してきたので、内心ドキドキしていました。
「それでね、最近……その、出ちゃうの」
「…えっ、な、なにが?」
「もう!胸から出るっていったら…その、お、お乳が…」
「ええっ!お、おち…むがっ」
思わず大声を上げそうになったエルディの口を、顔を真っ赤にしたリチアが慌てて塞ぎました。
「誰かに聞かれたらどうするの!もう…恥ずかしいのに…」
リチアは耳まで真っ赤にし、もじもじとした表情で呟きます。
「そ、その…だって、お乳は赤ちゃんができないと…」
「そうよ!でも、私はまだ…と、とにかく赤ちゃんはいないのに出ちゃうのよ!」
まだ…の後に続くはずの言葉に思い当たると、エルディの頬にも赤みが差してきました。
「そ、そっか…。それで、俺に相談したいことっていうのは…?」
当初の目的を思い出し、なんとかこの恥ずかしい雰囲気を消したいとエルディは尋ねます。
「うん…それがね、お乳が出るようになってから、どうも体が熱くて、ぼうっとしちゃって…」

168:リチア×エルディ 3
07/03/14 02:14:25 TfvTtHR5
「えっ、ええ!?」
意図に反して、ますます赤くなるエルディ。そういえば最近、巫女のお勤めをしている
リチアが妙にぼうっとしていたような気がします。
「それでね…私…ああ、もう!もう我慢ができないの!!」
突然溜まりかねたように叫ぶと、リチアは体ごとエルディに圧し掛かり、
うろの中に生えた柔らかいコケのベッドにエルディを押し倒しました。
「リチア、急になにを…ちょ、どこ触って…っ!」
ごそごそとエルディの服の上から、手のひらで体の線をなぞるように摩るリチア。
たくましい胸板をなでると、エルディはくすぐったそうに体を捩りました。
乳首に唇を寄せ、ちゅっと吸い上げるとビクッと体が震えます。
「ふふ…エルディ、ここ…感じるの…?」
「や、やめろってリチア…ふあっ」
乳首を舌で愛撫し、時々きゅっと吸い上げます。もう片方の乳首も、指でコリコリと弄くります。
ぷはっとリチアが唇を離すと、唾液でぬらぬらと光る乳首がとてもいやらしく思えました。
もう片方の乳首に唇を寄せると、自由になった両手を更に下へと下ろしてゆきます。
適度に腹筋のついた腹をなで、ズボンの上からエルディの股間に触ると、
そこはすでに硬く張り詰めていました。

169:リチア×エルディ 4
07/03/14 02:15:37 TfvTtHR5
「すごいエルディ…すごく硬いわ。それにビクビクってしてる…」
「うわっ、さ、触るな…ああっ」
リチアの手がエルディの肉棒を突然ぎゅっと握りこむと、今度は
両手を摺り合わせるように細かく上下に動かします。
その動きは布地の上から、エルディの大きさを品定めするようでした。
「うふふ…それに、とっても大きいのね…」
「あ、ああ…くううっ…」
自慰の経験こそあるものの、性知識に乏しいエルディですが
性器を初めて女性に触られる恥ずかしさも手伝って、エルディの下半身は
快感に蕩け、腰が抜けたような状態になっていました。
「ふふ…それじゃあ、そろそろ脱ぎましょうね」
「や、やめ…うあっ」
ズボンを押さえていた綱状のロープを器用に緩めると、
リチアは両手でずるっと、エルディの腰から下穿きごとズボンを引き下ろしました。
ぶるんっと力強く飛び出したエルディの肉棒に、思わずリチアは歓声を上げてしまいました。
「み、見るな…っ!」
恥ずかしさに耐え切れず、エルディは腕を顔の前で交差させて隠します。

170:リチア×エルディ 5
07/03/14 02:16:33 TfvTtHR5
リチアはエルディの、下腹部に貼り付くほど力強く滾った肉棒を両手で握りこむと
エルディの頭に顔を近づけ、交差された腕に舌を這わせました。
突然の感触にびくっと緩む腕に頭を突き込み、強制的にエルディの顔を
さらけ出させると、軽く開けられた口へと濃厚に口付けます。
「うむっ…んんっ…」
逃げ惑うエルディの舌を執拗に追いかけ、捕まえると自らの舌を絡ませて吸い上げます。
すると、固く目をつむったエルディの目蓋から涙が零れました。
口付けの間、リチアの両手は握りこんだ肉棒としゅにしゅにと扱きたてていました。
大量に分泌されている先走りが、潤滑液の役割を果たし
響く卑猥な音が、耳から絡み合う二人を攻め立てていました。
ちゅぽっという音を立ててリチアが唇を離すと、目下には
涙を流し、はあはあと息を荒げたエルディの顔がありました。
その普段のエルディからは考えられない卑猥な表情を見ていると、
リチアは下腹部…子宮の辺りがじゅんとするのを感じました。
「ふふ…エルディのいやらしい顔…私だけしか知らない顔…」
荒い息を吐く唇にちゅっと口付けると、顔を下げてゆき、
先程よりも更に固く、更に大きくなった肉棒に舌を這わせました。
「うあっ…うっ…」
「はあぁ…ちゅっ…んん…ちゅばっ…あん…はぷっ…」
ひとしきり先走り液を舐め取るように舌を這わせると、リチアは
口を大きく開き、肉棒を先端からぱっくりと飲み込んでいきました。

171:リチア×エルディ 6
07/03/14 02:17:48 TfvTtHR5
「うあああっ!!あ…、も、もう俺…」
全開に開いた口になんとか収まった肉棒を頬の裏側にこすりつけながら
舌を蛇のように絡ませ、ちゅるちゅると吸い立てます。
肉棒がびくびくと震え、もうすぐ熱い樹液が…生命の素が出てくるのを
リチアは感じ取ると、舌を絡めたまま一秒でも早く
絞り取ろうとするかのように激しく動き始めました。
「うんっ…はっ…むっ、むっ…んんっ」
「はっ…もう…もうっ出る!出る!」
両膝を立て、快感に溺れるエルディ。
彼の股間では亜麻色の頭が激しく上下していましたが
エルディの声が極まった瞬間、頭ごと押し付けるように深く銜え込みました。

びゅるるるっ、びゅっ、びゅくっ、びゅくうっ…

腰を跳ね上げ、エルディはリチアの口内で何度も射精しました。
水鉄砲のように噴き出す精液を舌でブロックし、
口内に溜まってゆく精液をリトアは喉を鳴らして飲み込んでゆきます。

びゅく、びゅるっ、びゅ…

永遠に続くかと思われた射精でしたが、徐々に勢いも弱まってきました。
吐き出された大量の精液を、リチアは恍惚の表情を浮かべながら全て嚥下します。
精管内に残った精液さえもちゅるるるっと音を立てて吸い尽くしました。

172:リチア×エルディ 7
07/03/14 02:18:53 TfvTtHR5
リチアは肉棒から口を離すと、けふっと小さく息を吐きました。
生まれて初めての、自らの稚拙な自慰など比べ物にならないほどの
快感に全身を弛緩させて横たわるエルディでしたが、唾液と精液で
ぬらぬらと光る肉棒は、依然天を向いてそそり立っていました。
「はあっ…すごいわエルディ…。じゃあ今度は…」
リチアは艶やかな笑みを浮かべると、行為とは裏腹に
乱れの無い自らの着衣をもどかしげに脱ぎ捨て、その豊満な乳房でそそり立つ肉棒を挟み込みました。
「う、うあっ…?すごい…柔らかくてあったかい…」
「そう、あなたの大好きなおっぱいよ…今度はこれでいかせてあげる…」
乳房の横に両手を添え、中心に押し付けるようにして
上下に扱きたてると、先程とはまた違う快感にエルディは自然と腰が動くのを感じました。
「はっ、はっ…い、いい!気持ちいい!」
「そう、そうよ…エルも気持ちよくなって…」
「はあっ、ああっ!」
リチアはエルディの下からの突き上げにタイミングを合わせ、激しく揺さぶります。
すると、赤く充血したリチアの乳首から、ぴゅうっと液体が噴き出し
エルディのお腹へと降りかかりました。

173:リチア×エルディ 8
07/03/14 02:19:51 TfvTtHR5
「うあっ?あ、これは…」
エルディがお腹を手でぬぐってみると、白い液体がついています。
においを嗅いでみると、かすかにお乳の香りがしました。
(これがリチアの…リチアのお乳…)
性器を扱きたてられる快感の中、お乳のついた指をエルディは口に含みます。
舐め終わると、お腹にかかったお乳をぬぐい、再び口に運びます。
「ふふっ、エルったら赤ちゃんみたい。こっちももうすぐみたいね…」
リチアは再び射精の兆候を感じ取ると、何回か激しく扱き、赤く充血した亀頭を
完全に乳房の間に隠し、両手で胸を抱きしめるようにしました。
その直後、胸の中で熱い爆発が起こりました。

びゅるるっ、びゅっ、びゅーっ…びゅっ、びゅる…

一度目に劣らない量を吐き出したため、乳房の谷間から白濁した精液が噴き出してきます。
ひとしきり射精が終わり、そっとリチアが体を起こすと乳房の間から引き抜かれた
肉棒がエルディの下腹にぶつかり、ぺちゅっと濡れた音を立てました。
リチアが乳房を押さえていた腕を外すと、その間からぼたぼたと精液が垂れ、
エルディの下腹部一帯に白い雨のように降り注ぎました。
その光景を見たリチアは、今度は自らの乳房を握ると
付け根から乳首に向かって搾り取るように扱き、噴き出したお乳が
粘度の低い白い雨となってエルディに降り注ぎました。

174:名無しさん@ピンキー
07/03/14 02:21:30 TfvTtHR5
以上です。どうもありがとうございました。

175:名無しさん@ピンキー
07/03/14 20:48:47 gkMEOfDh
>>174
テラエロス!!!
マジGJ
久々のエロSSで抜けたわ。
しかし惜しむらくは4の出来が…
COMのタンブルもそうだがキャラ良かったのに、本当に勿体ない。

176:名無しさん@ピンキー
07/03/14 23:18:50 v05Ii1cw
応援あげ

177:名無しさん@ピンキー
07/03/15 02:31:10 /7GUuxhc
GJ!!
リチアが攻めってのが斬新だな
出来るなら続きが読みたいけど、あれで完結だよね?

178:名無しさん@ピンキー
07/03/15 13:10:18 D4fxne4l
もっと良作なら、SSの需要もあっただろうにね…

179:名無しさん@ピンキー
07/03/15 15:39:57 YRz00+EG
>>177
時間切れっぽいことが書いてあったし、まだ続くんじゃ?
というか、続いてください!

>>178
そこは需要じゃなくて供給だと思われ。

180:名無しさん@ピンキー
07/03/15 17:35:26 oBwK2HhK
>>178
需要はかなりあるぞー!
2,3,LoMはもちろん、4,CoMも待望してる。
神聖視されてる旧訳も評判ズタボロな新訳も投下が来るだけで有難いんだ!

と乞食が申しております。
ネタとなる妄想は幾らでも出来るが文章に出来なくて…………

181:名無しさん@ピンキー
07/03/15 17:39:52 zXb8/7ko
SoMとHoMとPoMとFoMの立場は・・・

182:名無しさん@ピンキー
07/03/15 23:43:05 D4fxne4l
そうか。俺はふだん書き手側だから、つい需要と言ってしまったが。
聖剣は初代(FF外伝)、2、3ときて、CoMをやりかけて挫折してしまった。
最近のシリーズはチンプンカンプンだから全然書きようがねえ。

需要があるなら安心した。昔の作品をやったことがない
新しい書き手さんも、どんどん書いてくれると良いと思うよ、うん。

183:名無しさん@ピンキー
07/03/16 14:45:41 3w6moCwA
>>180
なにも妄想の具現化は文だけじゃない書けなければ描けばいいんだ



と、絵師待ちの俺がきましたよ

184:名無しさん@ピンキー
07/03/16 19:28:47 zXxMBBbJ
それは虹板の領域だろう。

185:名無しさん@ピンキー
07/03/16 22:24:01 +piPVpoc
>>182
おまいもか。
俺もCoMを惰性で全クリして聖剣やめた。

だれか、シャルロットとケヴィンが好きな人居ない?

186:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:33:56 5RBXbhzr
二人の絡みってあんまりないよね(´・ω・`)
ぜひ見てみたい

187:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:43:50 rl38h0t4
シャルロットはケヴィンとしか絡んでるのを見たことが無いぞ
このスレで出たやつはみんなそうだろ
と思ったけどシャルロット×ポポイなんてのがあったか

188:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:44:41 +piPVpoc
>>187
それ俺。

189:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:48:29 bUPtMYoP
ポポイ女体化作品を匂わせていまだ投下してないのもお前か

190:名無しさん@ピンキー
07/03/17 09:31:14 3632VK01
バレたか。

191:名無しさん@ピンキー
07/03/17 09:51:40 dxhgFV11
>>187
保管庫にはそのかぷあるよ。二つだけだけど
片方は濃ゆいエロ
もう片方はケウ゛ィンの夜這い

>>191
ちょw

192:名無しさん@ピンキー
07/03/17 18:26:06 DsnD9D9q
最近このスレがちょっと活気づいてきて嬉しいな( ´∀`)

193:名無しさん@ピンキー
07/03/19 16:11:25 Z9YRW7tY
とか言ってたら2日もスレストかよ…orz

194:名無しさん@ピンキー
07/03/20 12:46:31 yC690VZG
俺に文章力があればorz
ネタ振ったら職人さん書いてくれるかな?

195:165
07/03/22 03:26:52 +30EFA5a
ようやく後編が完成しましたので、投下します。

【注意点】
※前よりエルディも頑張りましたが、やっぱりリチア主導です。
※文体に違和感を感じる可能性があります。
※HR要素あり。

196:リチア×エルディ 9
07/03/22 03:27:46 +30EFA5a
はあっ…はあっ…

二人の荒い息遣いが木漏れ日の差す洞の中に響いていました。
エルディの肢体は、エルディの吐き出した粘度の高い白濁と、
リチアの胸から噴き出した、さらさらとした白濁でぐちゃぐちゃでした。

混ぜなきゃ…

その姿を見たリチアの脳裏に、ふとそんな考えが浮かびました。
自分の体から出たものと、エルディの体内から搾り出したもの、
それが交じりあうということがとても淫猥で、とても喜ばしいことに感じたからです。
膝立ちになっていたリチアはエルディの上に覆い被さると、体をぴったりと密着させました。
粘り気のある液体が、二人の間を潤滑液のように満たします。
エルディの肩に手を掛け、抱きつくような体勢になると
耳元でエルディの荒い息が聞こえ、むにゅっと押しつぶされた胸からは
トクトクと早いリズムを刻む心音が響きます。そして、密着した体からは
エルディの体温が伝わってくるのです。

197:リチア×エルディ 10
07/03/22 03:28:54 +30EFA5a
はぁっ…

リチアはなんともいえない幸せを感じました。また、それと同時に
先ほどから体を支配している、痺れるような情欲が再びドクドクと
煮えたぎってくるのを感じました。

リチアは密着させていた体を、ゆっくりと上下に動かし始めました。
二人の間の潤滑液が動きを滑らかにし、時折ちゅっ、ちゅぶっといやらしい音を立てます。
リチアは体を擦りつけながら、二人の液体が混ざり合い
皮膚から染み込んでくるような感覚に浸っていました。
摩擦運動によって、収まりかけていた息遣いと、体の熱が戻ってきます。
徐々に動きを激しくしてゆくと、リチアの下腹の辺りに
なにやら硬いものが当たってきました。エルディの肉棒です。
膝を立てて軽く下腹を浮かせると、立ち上がってきた肉棒を
二人の間に挟みこみ、ぬるぬるの潤滑液で扱くように動きます。
「ああっ…リチア、気持ちいいよ…」
熱い吐息のようなエルディの声に、くすっとリチアは小さく笑います。
エルディを気持ちよくさせていることが、リチアには快感となっていました。
二人の間の肉棒はどんどんと硬く張り詰め、時折ひくっと痙攣し
リチアの下腹を押し上げます。
押し上げられた皮膚の下…リチアの子宮は、くくっと皮膚を押し上げる
その剛直を受け入れたいと熱く震え、じゅくっと蜜を分泌するのでした。

198:リチア×エルディ 11
07/03/22 03:29:45 +30EFA5a

「で…出るっ…うっ!」
エルディの全身の筋肉が一瞬収縮したと思うと、重なり合った
腹から胸にかけて、びゅびゅっと熱い感覚が迸りました。

ああ…また出てる…エルの精液…!

びくびくと震える肉体が愛しくて、感極まったリチアは
エルディの肩に歯を立てました。
八重歯が皮膚を破り、滲んだ血を啜り上げながら
リチアも突き抜ける快感に身を震わせました。

朦朧としていた意識が戻ってくると、リチアは上体を起こし
少し柔らかくなったエルディの肉棒を掴み自らの秘所にあてがいます。
すでにリチアのそこは分泌された愛液でぐじゅぐじゅになっており
亀頭の先端に付着した精液と混ぜ合わせるように腰を動かします。

「あ…リ、リチア…」
とうとう女体の中に入るときが迫るのを感じ、エルディはごくりと唾を飲み込みました。
肉棒は充血し、今までになく張り詰めています。
「いくよ、エル…私たち、ひとつになるの…」
そう言ってにこっと微笑んだ刹那、リチアは軽く膣穴に添えられていた
肉棒に体重をかけ、奥まで一気に飲み込みました。
窮屈な肉の中に突き入れる感触。一瞬、エルディは亀頭に抵抗を感じましたが
次の瞬間には二人の下半身が激しくぶつかっていました。

199:リチア×エルディ 12
07/03/22 03:30:40 +30EFA5a
「くうっ…っつ…」
リチアは激しい挿入による痛烈な痛みと快感に感極まったのか
天を向いてぶるぶると震えています、
一方のエルディは、初めて体験する熱くぬかるんだ感触に
小さくうめき声を上げ、両手を自然にリチアの腰に添えました。
しばらくそのままの体勢でじっとしていると、ショックに硬直していた膣内も
徐々にエルディの肉棒の形になじみ、待ちわびた熱い肉を愛しむように
にゅるにゅると蠢き始めました。
「う…あっ、中…動いてる……」
「エルのを感じる…私たち繋がってるのね…」
リチアは見上げていた顔を下ろし、エルディの顔を見つめます。
その目からはぽろぽろと涙がこぼれていました。
それを見たエルディは、上体を起こしてリチアを抱きしめると
流れる涙にちゅっと口付けて舐めとり、リチアと熱いキスを交わしました。

激しく舌を絡ませながら、リチアは膝を使い縦横無尽に腰を動かします。
挿入した時の痛みはすでに引き、熱く痺れるような感覚となっていましたが
自分を貫く熱さがエルディの一部だと意識すると、
背筋をぞくっと快感が走り抜け、とろりと愛液が零れました。

200:リチア×エルディ 13
07/03/22 03:31:53 +30EFA5a
はっ…はっ…

息苦しさに唇を離し、ぎゅっと強くリチアの細い体を抱きしめると
エルディも腰を突き上げ始めました。
最初はぎこちなかった二人のリズムは、徐々に一つに収束し
エルディがずんっと突き上げるタイミングでリチアがずっと腰を落とします。
じゅくじゅくの熱い液体を帯びたひだひだが纏わりつき、
敏感なカリ首の辺りがとろけるような感じがします。
亀頭の先はコリコリとした子宮口にずんっずんっとぶつかっています。
「気持ちいい、気持ちいいよっ…リチアも気持ちいい?」
「わたしもっ…わたしもいいっ!気持ちいいよぉっ!!」
二人の快感はどんどん高まっていきます。カリ首から始まった
とろけるような感覚は、すでにエルディの下半身全体にまで広がり
そろそろ射精の時が近づいて来ているのを感じました。
「リチア…また出る…出るよっ…」
「出して、わたしの中に…奥に出してっ…!」
「でもっ…本当に赤ちゃん出来ちゃうよっ…」
「いいのっ…エルディとの赤ちゃん欲しいのっ…」
「はあっ…くっ、出る!!」
びくっとエルディが痙攣するのを感じ取ると、リチアは腰をこれ以上
ないくらい落とします。間髪入れずに膣内に熱い精液が注ぎ込まれてきました。
「んんっ…熱いっ…よぉっ…!」
腰をわずかに動かし、エルディの鈴口と、子宮口の位置をぴったりと合わせます。
どくどくっ、びゅっ…びゅっと吐き出される大量の精液を
少しでも多く飲み込むように、膣全体が肉棒を絞り上げるように収縮します。
受精のための放出は長い時間続きました。

201:リチア×エルディ 14
07/03/22 03:33:01 +30EFA5a
「エルディ…もっとして、私を孕ませて…」
「リチア…リチア…」
覚えたての甘い快楽に溺れるように、二人は繋がったまま
体位を変え、今度はエルディが上になって動き始めました。
初めてのためにたどたどしいピストン運動を誘導するように、
エルディの腰にリチアの脚が絡みつきます。

「また出るっ…中に出すよっ!」
「来てエルディ、来てっ…」
腕を回し、足を絡め唇を重ね性器で繋がり、これ以上ないほど
一つになった二人。再びの射精によって、小さな子袋が
溢れるほどの白濁液で満たされます。
「はあっ…エルのがたくさん…。ほら、少し膨らんでるよ?」
笑うようなリチアの声にエルディが視線を下げると、確かに
リチアの臍の少し下の辺りがぷっくりと膨らんでいるようでした。
「嬉しい…ねえエル、もう少しこのままでいて…」
「ああ…」
目を閉じ、しばしのまどろみに落ちる二人。
精液を吐き尽くした肉棒が除々に硬さを失い、膣圧によって
ぷるんと吐き出されると、淫らに充血した秘裂から
わずかに桃色に染まった白濁液がたらっと流れ落ちました。

202:リチア×エルディ 15
07/03/22 03:33:53 +30EFA5a
あの日以来、気恥ずかしさなどもあり皆の前では
今まで通りに振舞うようにしていた二人でしたが、
リチアの欲求が限界になると、あの秘密の場所で激しい逢瀬を重ねていました。

快楽に溺れた日から三月程経った頃…
リチアは自らの褥に、新たな命が宿ったことに気がつきました。
「ねえ、エルディ…もうすぐ私のお乳、エルだけのものじゃなくなりそうよ?」

203:165
07/03/22 03:41:41 +30EFA5a
以上です。
感想を下さった皆さん、どうもありがとうございました。
今回が初書きだったので正直不安でしたが、とても励みになりました。

それでは、ROMに戻ります。
以前投下されたランディ×ふたなりポポイがすごくツボだったので
いつかあの続きが読みたいなぁ…

204:名無しさん@ピンキー
07/03/23 01:40:50 IYTnT4Mi



205:名無しさん@ピンキー
07/03/23 04:37:58 NfauSJzh
ひとまず乙&GJ

206:名無しさん@ピンキー
07/03/23 08:06:58 Yk7a1gzW


207:204
07/03/23 08:50:07 IYTnT4Mi
眠いときに感想書くもんじゃないなorz

初めてにしては上出来じゃない?俺とツボが近いからかもしれないwwww
とりあえず完結乙です

208:右近 ◆.UPqm0er1Y
07/03/23 14:19:15 L8r5zYTA
>>203
乙。
初書きでもGJじゃないか?
ですます調って、得ろく書けるやつはそうそうおらんよ。

ランディとポポイのやつは、もう少し待ってくれ。
久しく小説書いてなかったから腕が劣化してるんだ。

209:名無しさん@ピンキー
07/03/23 19:07:08 pwxdE4Rd
>>203
マジGJ!!!!
あんた最高だよ。気が向いたらまた投下して欲しい。

>>208
あんたランディポポイの人か!
降臨有難い。
じっくり腕を暖めてまた投下してくれ。

210:名無しさん@ピンキー
07/03/24 03:03:01 hjLYl080
エルフィーでえろねたとか だめですか(´・ω・`)
一人で萌え綴るのもいい加減限界になってきたんだが…
サイズのギャップがいいよね、サイズの。

211:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:42:20 kwTcdeBF
ホークアイとリース読みたい

212:名無しさん@ピンキー
07/03/25 04:42:28 DIzeDouB
デュラン×アンジェラでネタ浮かんだ

需要ない?

213:名無しさん@ピンキー
07/03/25 07:42:39 3hX0oLvH
>>212
確実にある
wktkしながら待ってるよ

214:名無しさん@ピンキー
07/03/25 10:36:56 vwkG2JqX
>>212
wktk(・∀・)

215:名無しさん@ピンキー
07/03/25 23:11:29 QFn0OIfO
>>212
すごい待ってる

216:名無しさん@ピンキー
07/03/26 00:10:38 w3VsG+QJ
>>212
wktk

217:名無しさん@ピンキー
07/03/26 00:22:45 4OJVQYzt
>>212
( ゚∀゚)o彡゜

218:名無しさん@ピンキー
07/03/26 02:11:02 iz+psf51
>>212
ありますよ

219:ホークアイ&リース一
07/03/26 02:41:23 FslbbGCS
リースは弟のエリオットと共にローランドを立て直すために、毎日大忙しだった。壊された建物の再建などやることは山ほどあった。
リースはときおり思い出した。それは思い出すと胸が熱くなってしまう。しかし国の為にそれを殺し続けた。
私が大好きなヒトは私の国を滅ぼしたタガールの仲間だから…。
私は全てを知っている。彼らのせいではないと。彼らを操りローランドを滅ぼした美獣が悪いのだと。だけど他の皆は例え真実を知っていても許すことはできないだろう。
ある日リースは、仕事をしている途中に眠りこけてしまった。リースは夢を見ていた。
大好きなあのヒトが私と一緒にいてくれる。でもそれは叶わないのかしら。
一国の王女といえどまだ少女である。気付けば涙が頬を伝っていた。
「リース…。」
あったかい声がした。私の大好きなあったかくて優しい声。
「ホ…ホークアイ?」
「ごめん。疲れてるのにオレ起こしちゃったかな?」
リースは突然の訪問に目をパチクリさせた。
「護衛は?どうやってここまできたんですか?」
「オレを誰だと思ってる?盗賊だぜ。」
「なっなんで?」
リースは鼓動が早くなるのを感じた。前からこうだ。このヒトを前にすると頭がぼっとしてうまく喋ることさえできない。
「リースが好きだから。」
「だだだから、な何で貴方はそういうことを簡単にっいっ」
「簡単じゃないよ?リースにしか言わないから。」
今度は返事を返すこともできない。
「可愛いなぁ。リースは。」
耳まで赤くなってるに違いない。私はどうして?このヒトの前だとどうしようもなく駄目になって。
不意にホークアイはそっとリースのすぐ近くまできた。そして耳元で囁く。
「オレと一緒に来てくれないか。」
リースは赤い顔をホークアイに向けた。
「え?」
一瞬何を言われたのか分からなかった。
「離れるのが辛い。」
でも私は王女で、私がいないと皆が。とっさに頭の中に駆け巡る立場。
「わ私は…」
「アンタが真面目なのは知ってる。だけど、オレはこんなの無理だ。」
「でも、」
「さっき泣いてたろ?」
リースははっとする。「リースが泣いてのなんて耐えられない。オレがリースを泣かせないから。」
リースの頭の中で色々とぐるぐる回る。真剣な彼の瞳。熱くて苦しい胸を落ち着かせようとした。そうして咄嗟に一つの答えに辿り着く。
「あ、ありがとう。とても嬉しいです。私も、貴方と一緒にいたいです。貴方が…大好きだから。」

220:ホークリ2
07/03/27 01:02:26 VXt+hrmC
「知ってるよ。ずっと前から。けど態度じゃなくて言葉で言われると嬉しいね。つまりオレと一緒に来てくれるってこと?」
そうしたい。出来るなら。でも…。
「ホークアイさん…キスして下さい。」
今度はそんなことをいうとは思っても見なかったホークアイが一瞬驚く。しかし、リースの切ないうるんだ瞳を見たホークアイはリースに顔を近づけると唇に軽くキスをした。
「リース…可愛い。」
「足りないです。もっとしてください。」
その時、彼女の肩が震えているのが分かった。彼女は一杯一杯なのだ。こんなに一生懸命になって。オレを。 美しい金色の髪の上から優しくキスをする。それからホークアイは額にキスを落とし唇にキスをした。
「んっ…」
リースが舌を差し出す。ホークアイは少しためらいながらもその舌に舌を絡ませた。そしてリースは自分の頭が真っ白になっていくのを感じた。
ホークアイの手がリースの胸を服の上から捉えた。
「んっ…」
リースの蒼くて美しい瞳が揺らめく。リースの手がその手に添えられた。ホークアイはもう理性が保てそうでなかった。
「リース…どうして?」
「わたしを 私をホークアイのモノにして欲しいんです。」

221:名無しさん@ピンキー
07/03/27 01:15:59 zdUfUpNi
うだつ×リースキター!!!!!(゜∀°)

wktkして待ってます。

222:名無しさん@ピンキー
07/03/27 14:35:34 g/QrNceh
ここでホークアイのうだつが上がる悪寒。

223:名無しさん@ピンキー
07/03/27 16:57:20 Gd3r3mmD
ナバール・・・・

224:ホークリ書き主
07/03/27 19:05:34 VXt+hrmC
字ミスごめん(>_<)
聖剣3少ししかしたことなくて

225:名無しさん@ピンキー
07/03/27 20:56:33 GzE2hlSJ
ついでに言えば、ローラントね、ローラント。
職人不足だから文句言うなと言われそうだけど
正直言うとちゃんとゲーム知ってから書いてほしいな…

226:名無しさん@ピンキー
07/03/29 12:22:11 KnqjN6g1
ごめんなさい。ファミコンがないもので、でもリース×ホークアイは大好きです (>_<) 移植されたら絶対やる

227:名無しさん@ピンキー
07/03/29 12:43:16 Kv0Ro95F
>>226
用語に関して不安があったら攻略サイトで確認すればいいと思うよ。
続きwktkしてまってるから、頑張れ。

228:名無しさん@ピンキー
07/03/29 21:09:21 VX/CLYCH
・・・まぁファミコンでは無理だわなww

229:名無しさん@ピンキー
07/03/29 21:22:17 sUYhxx1o
つ エミュ+ROM

230:ホークリ3
07/03/29 21:40:02 KnqjN6g1
「…いいのか?」
「はい。」
ホークアイは自らのマントを地面に広げるとそこにリースを寝かせる。金色の髪がふわりと広がる。
リースは恥ずかしそうに身を硬くした。
ホークアイは自分の着ている服をトランクスを除いて次々と脱いでいく。筋肉質の褐色の肌が現わになりリースは赤面し視線をそらす。
そしてリースの服のボタンを一つづつ外していく。リースは直視出来ず目を伏せた。
「すごく綺麗だ。…おかしくなりそう。」
ボタンを外していくたびに現れる大理石のような白い肌が脳を犯していく。
小ぶりな胸そしてそれを覆う清楚な白いレースのブラ、槍の使い手であるため腹筋は綺麗に割れている、そしてブラと同じ白いショーツとすらりと伸びた綺麗な足。
ところどころに戦いのための傷があるもののそれがまたホークアイのリースへのいとおしさを高めていく。。
「あ、あんまり見ないで下さいっ」
リースは顔を上気させ、潤んだ瞳でホークアイを見上げた。
プツン
ホークアイの中で理性という壁が崩壊した。「ねぇ、リース。」
ホークアイはリースの唇に軽くキスをした。
「ホークアイ?」
「俺も緊張してるよ。」
ホークアイはリースのブラの中に手を差し込むと柔らかなな乳房に触れた。
「リースちゃんのココってやぁあわらかぁい」
「どどこが緊張してっあっ…んやぁっ//」
ホークアイはブラを上にずらすと桃色の乳首を指先でもてあそぶ。
「あ…んっホークアイっ!」
「もっとオレの名前呼んで。」
「っはぁ…んっ」
ホークアイの舌がリースの首筋をなめあげる。
「ほら…早く呼んでよ。」
「あっホ…ク…アィ!」
ホークアイの舌がリースの左の乳首を避けて焦らすように乳房全体を舐める。そしてかじりつくように乳首をくわえこんだ。そして右手は右の乳房を包みこみ優しくもみしだく。
「あっあっん…そんなっ下品なっ」
ちゅっちゅっと吸い付く音がリースの頭を侵食していく。
「あっ…ん、はぁっきゃあ!?」
「リース、初めてなのにこんなになってる。」
いつの間にか移動したホークアイの細長い指がショーツの脇からさしこまれクチュッと音がした。
「そっそんなの違います!」
恥ずかしさのあまり咄嗟に否定するリースのまえに濡れた指を差し出す。
「違う?こんなになってるのに?」
リースはいやいやと首を振る。ホークアイはその指をリースの目の前で舐めた。リースの綺麗な蒼い瞳が見開く。

231:名無しさん@ピンキー
07/03/30 05:34:04 nG0gmmmK
書きながら投下?

いただけないなぁ

232:名無しさん@ピンキー
07/03/30 16:50:54 CZiq8iWI
すみません…下手くそで

233:つづき
07/03/30 18:01:11 CZiq8iWI
「おいしい。」
ホークアイは妖しく微笑む。そして下のショーツを手品のように素早く脱がすと、リースの足をM字に開く。
リースは力が抜けたのかそれを素直に従った。誰にもそんなところをこんな風に見られことはない。リースは自分の秘部からまたとろりと濡れたのを感じた。
「見てるだけなのに、これはどういうこと?」
「そっそんな。」事聞かれても。
ホークアイの意地悪が恨めしい。でも、裏腹にそれは快感だった。ホークアイはリースの両方の太ももをつかむと顔を秘部に寄せ、蕾をついばむように唇ではさんだ。
「そっそんなとこっあっ…」反論しようと口を開けようとするが
自らの喘ぎで中断される。ホークアイの舌はまるで生き物器用に動く。
「あっ…んっホークアイっさん」
必死に手を伸ばしやめてくれるようにホークアイの頭を掴もうとするがサラサラとした髪の毛のせいでうまくつかめない。
やがてホークアイの長い指が秘部をわけいるように侵入してくる。
「あっ…」
中を探るようにさしこまれ、リースの瞳には快感のためか涙が溢れる。ビクンと背を震わせ、四しが強ばる。
ホークアイの舌が敏感な蕾を指が内壁をこすりつける。
零れていくリースの蜜をなめあげジュルッと音をわざとらしく立て吸いあげる。なおかつ足の間から夢中になって愛撫をするホークアイが見え、目眩がする。
「あっはぁっあっ…んイヤァッ」
自ら発したことのないくらいに大きな声をあげた。その時だった。
「ねえさま?」
扉の向こうから聞き覚えのある声がする。
やっ//エリオット?
ホークアイは一旦愛撫をやめ扉のある後ろを振り向く。
リースは慌てて立ち上がろうとする。
「ねえさま?ねぇ…扉開けて?」
ホークアイはリースの右手を掴むと無理矢理目の前に座らせる。扉に鍵がかかっていると分かった以上邪魔されることもない。
「ホークアイ!エッエリオットが呼んでます!」
小声ででも精一杯に抗議するリース。
「いいじゃん?入ってこれないんだし。適当に返事返せば?」
ホークアイは我関せずと、後ろから抱きしめるように愛撫の続きを始める。乳房を右手でいじり左手は秘部へと手を伸ばす。
「あっ…んホーク…さっ…」
「早く返事しなよ。エリオットが不審がって他の誰かに言って開けられたらもっと困ったことにならない?」
リースはその様子を想像し頬をカァッと赤くさせる。

234:名無しさん@ピンキー
07/03/30 18:47:05 hX+vhRLF
下手かどうかはともかく書きながら投下するのは
あんまり好ましくないんじゃないかと…

ってばっちゃが(ry

235:ホークアイ×リース 後すこしで終わり
07/03/30 20:10:43 CZiq8iWI
「エッエリオット!きゃっ」
リースが意を決し声をあらげた途端ホークアイに耳を甘噛みされる。
「どうしたの?姉さま大丈夫?」
「ちょっ…ん…と本が上から降って…きてっ」
「大丈夫?手伝おうか?」
「いえっ…だ…丈夫っ平気よ。」
「ほんとに?ねえさま。無理しないでね。」
トントンと軽快に去っていく足取りがした。
「ほんとにアイツってシスコンだな。」
「仕方ないでっす。エリオットはあんな目にあったっ…んですよ!」
「無理に喋らなくていいよ。」
押し寄せる快感を誤魔化すために会話をしているのに…。
ホークアイの右手がリースの髪をすく。
「リースっていい匂い。甘い匂いがする。」
「何いって?」
ホークアイの指がリースの中の一番感じる場所を刺激した。
「あっそこっ…変です!」
「そ?」
ホークアイは容赦なく同じ場所を責める。
「んっいや…っ」
ホークアイはリースを押し倒すと、 リースの足を押し上げた。
「ねぇ、挿れていい?」
「挿れるって…」
そうリースがいうかいわないかにホークアイは自らのものをリースの中に挿れていった。
「やっ」
リースの瞳に涙が浮かぶ。
「痛い?」
ホークアイは侵入を止め、リースの頬に手をそえる。

236:名無しさん@ピンキー
07/03/30 22:02:27 CZiq8iWI
書きながら投下確かによくないです 消えました (笑)

237:名無しさん@ピンキー
07/03/30 23:39:48 CZiq8iWI
「いいえ!」
リースはそう言うとホークアイの頭をつかむと口付けた。お互いの唾液を交換し舌をからませる。
「きて…。」
リースのその言葉を合図にホークアイは動き出す。
リースの中は暖かくホークアイを包み込む。リースは涙目になりながらもホークアイを愛しそうに見つめる。
しばらく緩く行き来をしていた。
リースは最初のうちは苦痛に耐えていたものの慣れ始めたのか甘い声が聞こえるようになった。
褐色の肌と白い肌が溶け合わないのは何も色の違いだけではない。身分、立場、敵、憎しみ全てを越えてホークアイと繋がるこの瞬間だけは全てを越えていけそうな気がする。
「あっ…んっ…ホッホークアイ!」
「っ…リース!」
お互いの名前を呼び蒼い瞳と紅い瞳が交わる。快感が全身を包みホークアイとリースは同時に達した。
貪るようにお互いの唇をもとめあう。
言葉に出来ない
アイシテル
を表すように。
「私、今夜が終わったらホークアイに会わないつもりでした。」
リースはそう告げる。
「だけど、考えが変わりました。私はホークアイと一緒にいたい。この思いは変わりません。もう戦いは終わりました。憎しみを大好きに変えたい。ローラントとナガールもきっとそう出来ますよね?」
ホークアイは返事の変わりにリースを抱き締めた。
「受け取ってくれないか。」
ホークアイは服の中から銀色のものを取り出しリースの左手の薬指にはめた。
「結婚してくれる?」
リースはホークアイを見、嬉しさのあまり涙した。

238:鎖(ホークアイ×リース)
07/03/31 00:41:02 pzFMJwHA
彼の全てを鎖でつないだ。離れられないように。
「おい、リース冗談だろ?」
そう言ってとまどうようすを見せるのはホークアイ。
「冗談?笑わせないで。」
今日の晩、赤紫の液体を飲んだ。それからおかしい。
「リース、何かおかしいぞ?」
いつもとは違う言葉使い様子。
リースはホークアイの前におもむろに立つと自らの身体を覆う紅い下着を脱いでいく。
ホークアイはあっけに取られてそれを見ていた。
「いつも私は貴方にかきまわされてる。心も身体も。だから今夜は私が。」
リースは鎖で繋がれたホークアイの股間に顔を近づけるとジッパーを下ろし現れた猛る肉棒をむさぼる。
ホークアイは快感に顔をゆがめる。
「リース!やめろ!いつものリースじゃないだろ?こんなの。」
リースは今まで見たこともない程の色香を放つ。
ちゅっじゅる
先のカリの部分に舌を寄せ、茎に手をそえ懸命に奉仕する。
いつもはホークアイに意地悪され飲まされる彼の精液。立場が変わった今だけは私の思うがまま。
「くっ…はぁっリース?」
リースは上目使いでホークアイを見、しごきあげていく。
今だけでいい。
貴方を私の好きにさせて。
紫のジュースのせいということにして、貴方をオカシタイ。いつも犯されるのは嫌。
リースは思いきり吸い上げると同人にホークアイはリースの顔に己の精をはきだした。
「私によくもこんな汚い液体かけてくれたわね?」
リースは薄く笑みを浮かべるとホークアイの少し萎えたそれを手でつかみ自身の中に埋めていく。
「あっ…ん、相変わらず大きいですね。」
リースは紫のジュースが薄れていくのを感じた。ソレが消えればすぐに動悸が高まり、いつものオクテな自分に変わってしまう。演じ続けなければ。
「リース、でも今の積極的なリースもいいかも。SMとかしてくれんの?」
ホークアイはリースの腰に手を添えるとそのまま突き上げた。
「あぁっ…」
リースは快感に顔を上気させる。
「貴方が欲しいんです。」
ホークアイはリースの腰を掴み突き上げ目の前にある唇を奪い吸い付こうとするが鎖が邪魔をする。
「フフッ簡単にイカセマセンヨ?」
リースは薄く笑うとホークアイから己を引き抜き足をあげホークアイの肩に置いた。
「おなめ?」
「はい。」
ホークアイは苦笑するとリースの秘部に顔を寄せペチャペチャと溢れる愛液をなめあげる。

239:名無しさん@ピンキー
07/04/01 19:26:50 TjhWC9Lk
まだ続く?

240:45
07/04/04 04:54:34 o0900/GF
HoM
ロジェ×ジェレミア

捏造にアルコールとカフェインを混ぜて二、三日煮込んでみました。
文法、改行、誤字等おかしな部分もありますが、宜しければどうぞ。


241:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 04:58:43 o0900/GF
――支払わされた代償は高く付いてしまった

 予断を許さぬ状況で、迷いながらも選び取った選択肢。自らの正義に満身する事を決意し、両の手を同胞の血で染め抜いて得た物が悲しみだと言うのは本当に恐れ入る。

「ユハニ…お前は、許してくれないんだろうな……」

 そうして、本当に大切な物までも奪われてしまった。
 …何時かは元の関係に戻れる。そんな根拠の無い夢想に縋り戦い抜いてきたが、マナの女神が気紛れな慈悲をこの男にもたらす事は無かったのだ。
 その失った者の価値が今になって知れる。血を流し続ける心は既に化膿し、その痛みが病んだ精神に拍車を掛けてくる。
―突き進む己の道に間違いは無い。きっと報われる時が来る
 そんな曖昧で脆い土台に立てられた信念が揺らぐのは必定だ。磨がれた剃刀の様なロジェの鋭利で硬い心は錆付き、刃毀れを起し、弛み、また折れそうだった。

――南ブッカ洋沖 空母ナイトソウルズ甲板
 …星を見ていた。雲一つ無い暗黒の夜空には宝石をぶち撒けた様な星々の冷徹な煌きが独り甲板に佇むロジェに言い様の無い虚無感を与えてくる。
 そうしてまた空を見上げれば、下弦の月が嘲笑するに浮かんでいた。
「エレナ……」
 身を切る程に冷たい高空の大気が、刃となって傷心のロジェに吹き付ける。失った女の名を呼んで、乾いた涙の痕がジンジンと痛む。
 救えなかった恋人の名。袂を別ち、斬り合い、殺し合った女の名を。

 …ユハニを殺してしまった事。もう、それが今回のエレナの死に直結していた事は疑い様の無い事実だった。
 エレナの弟であり、ペダン在住時はロジェにとっては本当に仲の良い兄弟みたいだったユハニ。大地の裂け目で一時行方不明になった彼とロジェが再び対峙したのは月読みの塔の内部だった。
 結果、ユハニは死に、ロジェ達は生き残った。…それはある意味、仕方が無かった。ペダン正規軍からすれば、指揮系統から勝手に離反したロジェ一行こそが裏切り者だ。ユハニが彼を憎悪するのもまた当然だった。
 そうして、ロジェを斬る理由があるユハニと斬られる訳にはいかないロジェとの激突は戦争の縮図を如実に映し出した。
 …一個人の意見や思惑などは、大きな渦の前には飲み込まれてしまう。
 それに飲まれた結果、ユハニは死んだのだ。

「俺は…何が、したいんだろうな……」

 …思いを馳せてみても、出てくるのは過去の記憶の残骸と自分に向けられた怨嗟の声のみ。そして、ユハニが残した呪いの言葉がロジェを締め上げる。
―姉さんを頼む
 それが叶えられる事は無かった。愛が反転した憎悪、そして弟を殺された恨みはエレナを変貌させた。ロジェの説得も空しくルジオマリスに戦艦ごと特攻した彼女は弟の後を追った。
 …その事実がどれだけロジェの心を傷つけ、また切り裂いたのかはエレナと深い間にあったロジェ本人にしか判り様が無かった。


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