聖剣伝説総合part4at EROPARO
聖剣伝説総合part4 - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
07/01/30 15:12:33 eOmW9ipN
100get

101:名無しさん@ピンキー
07/02/01 07:37:45 4JUomXZU
るったらー

102:名無しさん@ピンキー
07/02/01 11:41:19 3fQzPoFO
>>101
日本語でおk

103:名無しさん@ピンキー
07/02/01 20:43:21 xQXy1p5e
>>99
性別はない。説明書に書いてなかったっけ?


オスじゃないから浮気にならないよねと
プリムに毎晩いたぶられるポポイ。

104:名無しさん@ピンキー
07/02/01 23:04:22 PUSqU/qE
ほうほう、それでそれで

105:名無しさん@ピンキー
07/02/01 23:29:49 TS6RoemV
このゲーム面白いの?買い?

106:名無しさん@ピンキー
07/02/02 01:57:56 yHCVzlWf
2と3は結構ガチで楽しめる、LOMはまあ、それなり。
4は地雷との噂、初代は知らん

107:名無しさん@ピンキー
07/02/02 07:56:59 /lmCMbNk
4はキングダムハーツ。
初代は初期のゼルダ。
言い方は悪いがそんな感じ。

108:名無しさん@ピンキー
07/02/02 12:02:29 6/80WGfh
>>107
> 4はキングダムハーツ。
それはキングダムハーツに失礼

109:名無しさん@ピンキー
07/02/08 23:32:43 rsyX2o9u
>>107
>4はキングオブハート
かと思って悩んでた

110:名無しさん@ピンキー
07/02/11 13:47:53 FVMVsFBd
ここでレディパール×瑠璃とか言ってみる

111:名無しさん@ピンキー
07/02/11 16:29:42 GztCesPF
111get

112:名無しさん@ピンキー
07/02/14 00:58:11 8JsdtFz2
瑠璃×レディパールと瑠璃×真珠姫は別物と考えた方がいいんだろうか
でも同一人物なんだし……とか考えるとなんかよくわからなくなってくる

113:名無しさん@ピンキー
07/02/14 11:24:59 t8wRTmA/
ツンとデレ

114:名無しさん@ピンキー
07/02/14 14:10:49 aoL/BYbu
前に神が書いたの面白かったんだけどな。
でももう流れてるんだよな…

115:名無しさん@ピンキー
07/02/14 20:58:24 HqP6kkA9
>>114
あれは確かにネ申だった。
流石に赤さんにパクられてるだろうな…


>>112
真珠とパールだが、
LOMはプレーヤーの想像に任せる部分が多いからどうしても個人的会釈になってしまうが。
主副のはっきりした二重人格と見ている。パールはメインだから真珠のやってることはしっかり自分の事の様に覚えてるが、真珠はサブなのでパールの行動範囲は記憶に無いと考えてる。
基本的には別と考えても良いだろう。
もちろん完全同一説もある。
その際真珠の方が素のほうだとかなり萌えるwうっかり慌てたりしたりw

116:名無しさん@ピンキー
07/02/14 21:13:12 3+/6rHUN
最近の聖剣シリーズの流れがなぁ('A`)
名作を囲んで語り合えた日々はもう戻っては来ないのか。
それとも、俺ももう若くないってことなのか。

117:名無しさん@ピンキー
07/02/14 22:56:29 iLVox6xe
あの頃の思い出 プライスレス
ってことなのかもなぁー。おっさんくさいが。
でも今でもデュラアン大好きな自分がいるぜ

118:名無しさん@ピンキー
07/02/15 02:28:33 GW88JQGw
寂しい事言うなよ。
俺も三十路近いけど、妄想力は逞しいぜ?

119:名無しさん@ピンキー
07/02/15 03:52:25 gvktKTli
>>116-118
涙が出た

120:名無しさん@ピンキー
07/02/15 09:56:01 10ZJGUHp
発売当時に3をやってたにも関わらず
今更リースの可憐さにゾッコンマジラヴな俺もいるんだぜ?

121:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:07:46 QNvbXeKI
自分も発売当初にアンジェラに萌えてたけど今でも萌えてるぜ

122:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:27:50 32ROiKA0
発売直後からシャルロットぞっこんで後に自分はロリコンだと自覚した俺もいるんだぜ?

123:名無しさん@ピンキー
07/02/15 19:31:18 Sh8SiRDq
123get

124:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:00:53 I/ant4b5
3の流れに、全俺が泣いた

125:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:20:07 P7fIG2F3
それだけ記憶に焼きついてるって事だよね

126:名無しさん@ピンキー
07/02/15 23:58:45 5vg+uH2O
>>122
お前とは最高の酒が飲めそうだ

127:名無しさん@ピンキー
07/02/17 00:20:37 YN2dmD/6
発売される8か月前に公表されたプリムのイラストに一目惚れし
14年愛し続けている。



プ リ ム た ん 犯 し ま く り

128:名無しさん@ピンキー
07/02/17 20:36:02 tMedMR07
アレってフィギュアだろ?

129:名無しさん@ピンキー
07/02/17 21:54:49 eF3lCJMJ
>>128
最初はこのイラストが使われてたのよ。
URLリンク(www.seikens.com)
発売5か月前頃からあの人形に切り替わりました。
プリムはイラストとドット絵ではもみあげがあるが、
人形だとないのです。

130:名無しさん@ピンキー
07/02/18 11:17:55 JP6I6d5l
>>129
うは、相当懐かしいなおい。

131:名無しさん@ピンキー
07/02/19 05:08:22 xM6wlnwN
この左向きの顔が苦手な絵師の詳細を詳しく

132:名無しさん@ピンキー
07/02/20 01:21:38 4iC39yJD
おなじみの亀岡しんたさんで~す。
聖剣2の3人をデザインしたのもドット打ったのも亀岡さんです。

プリムたんかあいいよ~
すごくナマイキそうなとこがイイ



133:名無しさん@ピンキー
07/02/20 06:13:06 66g54C5o
巡回先で見つけた

URLリンク(www.uploda.net)

134:名無しさん@ピンキー
07/02/20 11:31:19 h2TJyhJT
>>133
中身書け

135:名無しさん@ピンキー
07/02/26 22:15:16 oNvOgIt3
URLリンク(g.pic.to)


136:名無しさん@ピンキー
07/02/27 12:27:48 pbBD86cC
URLリンク(suzuka.mine.nu)

137:名無しさん@ピンキー
07/02/28 16:50:59 Vt6CPq00
>>129に載ってるリンク先をすこし調べてみたが
聖剣2海外版のイラストらしきものがあった
ボス戦や会話の様子の絵
なんかリアルというか、たくましいというか、濃いというか・・・
イメージぶち壊したくない人もいると思うんでリンク貼るのはやめとく


138:名無しさん@ピンキー
07/02/28 23:11:44 /POP0IWE
>>137
海外版聖剣2のTVCMでイメージぶち壊された悪夢を思い出した。

139:名無しさん@ピンキー
07/03/01 20:11:43 XM2+3PRU
>>138
あっちの人の解釈の違いかもしれんがあれはいやだったなぁ
ランディがガキっぽくて能天気に聖剣振り回してたりとか


ところでいまさらだがエロパロ板なのに画像について語る流れになってね?

140:名無しさん@ピンキー
07/03/03 19:10:33 xF3dZtoN
それは最近ネタがないから。

Heros Of Mana は良作っぽいけどどうなるやら。
ファミ痛だからなぁ。

ガウザーネタで文章が書きたい。

以上そんなチラシ裏。

141:名無しさん@ピンキー
07/03/04 13:51:41 bRLdnP8h
エロパロじゃないが
以前個人のサイトにあった3の長編小説のことを思い出した
ストーリーにアレンジが加えてあり、主人公が全員共演し、ゲームにはないセリフが多々ある
出会いと別れを繰り返しながら、状況によってはパーティー編成を変えて先に進む
全部読むのは大変だが、心理描写が丁寧で個人的には最後まで楽しめた
たまにあるカップル同士の会話もそれなりに考えてあると思った

もしかしたらネタを考える刺激になるかもしれんから良ければURL貼ろうか?
既出の可能性はあるが

142:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:20:35 La7G5aZx
>141
止めといたほうがいいと思うよ。僕は。

143:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:31:07 +JCC+w3H
検索キーワードならともかくURLは駄目だろ

144:名無しさん@ピンキー
07/03/04 14:33:35 bRLdnP8h
それならやめとくよ
無知でスマン

145:名無しさん@ピンキー
07/03/04 23:08:32 Y0FiHbak
検索キーワードokだからキボンヌしておく。

146:名無しさん@ピンキー
07/03/07 19:47:57 2K4e0hRm
あげ

147:名無しさん@ピンキー
07/03/07 21:07:08 f0EUt/lb
検索キーワードまだですか?

148:144
07/03/08 00:12:36 SHeSuZpU
>>145,>>147
本当に読みたい?
人が書いたものを晒すのが、自分の恥を晒すことになるような気がしてきた

滅多に小説を読まない人間が、これ面白いと思った程度なんだ
書いた人には失礼だが、あんまり期待はしないでおくれ
多少ぐだぐだな部分もあった気がするが、好きなゲームの小説見つけたのはそれが初めてで
その時は夢中になって読んでしまった、そんな感じ

そんなんでいいなら「聖剣伝説3 マナストーンの伝説」で検索をどうぞ、たぶん見つかる

149:名無しさん@ピンキー
07/03/08 00:27:30 KRtTyWkO
>>148
出なかったぞ

150:144
07/03/08 00:50:22 SHeSuZpU

google大先生で?

これのほうが見つけやすいかも
「聖剣伝説3 ~ALLCASTVERSION~」

151:149
07/03/08 10:54:08 KRtTyWkO
>>150
聖剣伝説3 ~ALLCASTVERSION~に該当するページが見つかりませんでした。

検索のヒント
キーワードに誤字・脱字がないか確かめてください。
違うキーワードを使ってみてください。
より一般的な言葉を使ってみてください。
キーワードの数を少なくしてみてください。

152:名無しさん@ピンキー
07/03/08 11:32:54 GIpZrXOb
>>148


>>149
お前は探し物が下手で可哀想だ

153:名無しさん@ピンキー
07/03/08 12:27:37 M6neKQ47
>>148
マジ屯クス。

154:名無しさん@ピンキー
07/03/08 23:08:19 fxbTHNta
>>148
どーも

155:名無しさん@ピンキー
07/03/09 23:10:47 hQsU9lg5
HoMは意味不明なL字システムで終わったらしいね
4といい何でこう駄作ばかりかなぁ

156:名無しさん@ピンキー
07/03/10 04:52:05 tGN0Ren2
ただHoMはゲーム性以外はそこそこ良いみたいだから4と比べるとアンサガに成り得る作品らしい。
俺の様な3信者で世界観に触れたい椰子は買っても損は無い。




だが、ワゴン逝きは確定だがな!



SSの原形は思い付くけど、いざ文章にしようとすると、精魂尽き果てていつも書けない…
いっそ妄想投下だけでも良いかな?

157:名無しさん@ピンキー
07/03/10 10:43:22 JTS0+Lx0
絵買いな俺としては、どうもHoMには食指が動かないんだよなあ…

158:名無しさん@ピンキー
07/03/10 13:57:57 hmaL9Wdf
>>156
保守代わりの小ネタとして投下してみては

159:名無しさん@ピンキー
07/03/10 19:15:59 oXF3VjVa
>>157
それはある。
そのさして好みじゃない絵柄の中で
キャラ比較してみるに、一番が将軍様だった俺・・・。
近いうちに安くなったら買おうw

160:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:32:10 kANCCl6A
既に2980円だ
今すぐ買ってこい

161:名無しさん@ピンキー
07/03/10 20:44:02 cLSDCoIu
マジデ!?(゚∀゚)
マジカヨ!?(゚д゚)
アヒャ!(。∀ ゚)
のどの心境が正しいのかわからんけど、買ってくる・・・。

162:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:49:09 /WGyd1k2
>>158
屯クス。では本当に妄想垂れ流してくる。


ペダン辺りまで進行。全員クラスチェンジ済み

デ(ロード),ア(ルンマス),ケ(デスハン),シ(ビショップ),ホ(ワンダラー),リ(フェンナイ)

リースの様子ちとおかしい。殺気だっているというかいきりだって言うか。
近寄り難い凄いオーラ醸し出してる

デュランとホーク、闇クラスの反動か?ケヴィンに質問。
ケヴィン曰く
バトル時はともかく普段は変わらんどころかむしろマターリなるとのこと。明らかにリースのは異常らしい

ホーク、アンジェラ&シャルに急かされ腹括ってリースに突撃質問。
リース詳しいことは夜ジャングルの中で詳しくとのこと。ヤバいオーラは変わらず。

ホーク、俺何かやらかした?下手すりゃリンチ?

夜になってリースと二人きり

ホーク、で、詳しいことって?
リース、始めに謝ります。本当にごめんなさい。

ホーク、いったい何のこと?その刹那リースに襲われる。

ひたすら逆レイプ

絞り尽くされた後リースひたすら平謝り。

変な殺気は発情を無理繰り押さえ付けていたから。

リース元に戻って仲間一安心

しかしリース、今夜も宜しくお願いします。とのこと。

ホーク、渇いた笑い、俺大丈夫かな…


こんな感じ。
妄想は出来るのに文章に出来ない不甲斐なさでいっぱいだ

163:名無しさん@ピンキー
07/03/11 00:57:01 NHc7KM/2
小ネタという事で
発言者「台詞」形式で来るのかなぁとか勝手に思ってたw
あと肝心なとこが(ry

164:名無しさん@ピンキー
07/03/12 23:54:53 vk16LuaG
プリムのぬっちょりまんころぽぽいのぽい

165:名無しさん@ピンキー
07/03/14 02:10:01 TfvTtHR5
聖剣伝説4、リチア×エルディものを投下します。

【注意点】
※かなりエルディ受けです。
※ですます調なので、違和感を感じる可能性があります。
※本番まで書きあがっていません。もう寝ないと明日も仕事が…すみません。

それでは投下します。

166:リチア×エルディ 1
07/03/14 02:11:58 TfvTtHR5
その日は天気がよかったので、エルディは陽気に誘われて村の近くを散歩していました。
「うーん、今日は暖かくて気持ちがいいなぁ」
日当たりのよい木の下に腰を下ろし、ぽかぽかとまどろんでいると
向こうの方からリチアが誰かを探すような仕草をしながら歩いてくるのが見えました。
「おーいリチア!どうしたんだ?」
エルディの声にハッとした様子をすると、リチアはパタパタとエルディに駆け寄ってきました。
「エル!もう…探したのよ。ちょっと私と一緒に来て!」
「え、一緒にってどこへ…」
「いいから!さあ、立って!」
「うわっ、引っ張るなよ!分かったから…」
いつもと違い、どこか焦燥感を漂わせるリチアに引きづられるように歩いてゆくエルディ。
リチアが連れてきたのは、窪みが小さな洞窟のようになっている木のうろでした。
中に入ると、ちょうど外からは陰になって見えません。
かくれんぼをするにはちょうどよい感じの場所でした。

167:リチア×エルディ 2
07/03/14 02:13:04 TfvTtHR5
「こんなところがあったのか…」
「昔、レックと一緒にかくれんぼした時に見つけたのよ。突然連れてきてしまってごめんなさい。実は、エルに相談したいことがあるの」
「俺に相談?こんなところに連れてくるってことは、あまり人に聞かれたくないことなのか…?」
エルディが声をひそめるように尋ねると、リチアはコク、と頷きました。
「実はね…ほら、私って胸が大きいじゃない?」
「あ、ああ…」
若いエルディはだんだんと大きくなるリチアの胸に昔から興味津々でしたが、
普段はなるべく意識しないようにしていました。
それなのに突然リチアの方から切り出してきたので、内心ドキドキしていました。
「それでね、最近……その、出ちゃうの」
「…えっ、な、なにが?」
「もう!胸から出るっていったら…その、お、お乳が…」
「ええっ!お、おち…むがっ」
思わず大声を上げそうになったエルディの口を、顔を真っ赤にしたリチアが慌てて塞ぎました。
「誰かに聞かれたらどうするの!もう…恥ずかしいのに…」
リチアは耳まで真っ赤にし、もじもじとした表情で呟きます。
「そ、その…だって、お乳は赤ちゃんができないと…」
「そうよ!でも、私はまだ…と、とにかく赤ちゃんはいないのに出ちゃうのよ!」
まだ…の後に続くはずの言葉に思い当たると、エルディの頬にも赤みが差してきました。
「そ、そっか…。それで、俺に相談したいことっていうのは…?」
当初の目的を思い出し、なんとかこの恥ずかしい雰囲気を消したいとエルディは尋ねます。
「うん…それがね、お乳が出るようになってから、どうも体が熱くて、ぼうっとしちゃって…」

168:リチア×エルディ 3
07/03/14 02:14:25 TfvTtHR5
「えっ、ええ!?」
意図に反して、ますます赤くなるエルディ。そういえば最近、巫女のお勤めをしている
リチアが妙にぼうっとしていたような気がします。
「それでね…私…ああ、もう!もう我慢ができないの!!」
突然溜まりかねたように叫ぶと、リチアは体ごとエルディに圧し掛かり、
うろの中に生えた柔らかいコケのベッドにエルディを押し倒しました。
「リチア、急になにを…ちょ、どこ触って…っ!」
ごそごそとエルディの服の上から、手のひらで体の線をなぞるように摩るリチア。
たくましい胸板をなでると、エルディはくすぐったそうに体を捩りました。
乳首に唇を寄せ、ちゅっと吸い上げるとビクッと体が震えます。
「ふふ…エルディ、ここ…感じるの…?」
「や、やめろってリチア…ふあっ」
乳首を舌で愛撫し、時々きゅっと吸い上げます。もう片方の乳首も、指でコリコリと弄くります。
ぷはっとリチアが唇を離すと、唾液でぬらぬらと光る乳首がとてもいやらしく思えました。
もう片方の乳首に唇を寄せると、自由になった両手を更に下へと下ろしてゆきます。
適度に腹筋のついた腹をなで、ズボンの上からエルディの股間に触ると、
そこはすでに硬く張り詰めていました。

169:リチア×エルディ 4
07/03/14 02:15:37 TfvTtHR5
「すごいエルディ…すごく硬いわ。それにビクビクってしてる…」
「うわっ、さ、触るな…ああっ」
リチアの手がエルディの肉棒を突然ぎゅっと握りこむと、今度は
両手を摺り合わせるように細かく上下に動かします。
その動きは布地の上から、エルディの大きさを品定めするようでした。
「うふふ…それに、とっても大きいのね…」
「あ、ああ…くううっ…」
自慰の経験こそあるものの、性知識に乏しいエルディですが
性器を初めて女性に触られる恥ずかしさも手伝って、エルディの下半身は
快感に蕩け、腰が抜けたような状態になっていました。
「ふふ…それじゃあ、そろそろ脱ぎましょうね」
「や、やめ…うあっ」
ズボンを押さえていた綱状のロープを器用に緩めると、
リチアは両手でずるっと、エルディの腰から下穿きごとズボンを引き下ろしました。
ぶるんっと力強く飛び出したエルディの肉棒に、思わずリチアは歓声を上げてしまいました。
「み、見るな…っ!」
恥ずかしさに耐え切れず、エルディは腕を顔の前で交差させて隠します。

170:リチア×エルディ 5
07/03/14 02:16:33 TfvTtHR5
リチアはエルディの、下腹部に貼り付くほど力強く滾った肉棒を両手で握りこむと
エルディの頭に顔を近づけ、交差された腕に舌を這わせました。
突然の感触にびくっと緩む腕に頭を突き込み、強制的にエルディの顔を
さらけ出させると、軽く開けられた口へと濃厚に口付けます。
「うむっ…んんっ…」
逃げ惑うエルディの舌を執拗に追いかけ、捕まえると自らの舌を絡ませて吸い上げます。
すると、固く目をつむったエルディの目蓋から涙が零れました。
口付けの間、リチアの両手は握りこんだ肉棒としゅにしゅにと扱きたてていました。
大量に分泌されている先走りが、潤滑液の役割を果たし
響く卑猥な音が、耳から絡み合う二人を攻め立てていました。
ちゅぽっという音を立ててリチアが唇を離すと、目下には
涙を流し、はあはあと息を荒げたエルディの顔がありました。
その普段のエルディからは考えられない卑猥な表情を見ていると、
リチアは下腹部…子宮の辺りがじゅんとするのを感じました。
「ふふ…エルディのいやらしい顔…私だけしか知らない顔…」
荒い息を吐く唇にちゅっと口付けると、顔を下げてゆき、
先程よりも更に固く、更に大きくなった肉棒に舌を這わせました。
「うあっ…うっ…」
「はあぁ…ちゅっ…んん…ちゅばっ…あん…はぷっ…」
ひとしきり先走り液を舐め取るように舌を這わせると、リチアは
口を大きく開き、肉棒を先端からぱっくりと飲み込んでいきました。

171:リチア×エルディ 6
07/03/14 02:17:48 TfvTtHR5
「うあああっ!!あ…、も、もう俺…」
全開に開いた口になんとか収まった肉棒を頬の裏側にこすりつけながら
舌を蛇のように絡ませ、ちゅるちゅると吸い立てます。
肉棒がびくびくと震え、もうすぐ熱い樹液が…生命の素が出てくるのを
リチアは感じ取ると、舌を絡めたまま一秒でも早く
絞り取ろうとするかのように激しく動き始めました。
「うんっ…はっ…むっ、むっ…んんっ」
「はっ…もう…もうっ出る!出る!」
両膝を立て、快感に溺れるエルディ。
彼の股間では亜麻色の頭が激しく上下していましたが
エルディの声が極まった瞬間、頭ごと押し付けるように深く銜え込みました。

びゅるるるっ、びゅっ、びゅくっ、びゅくうっ…

腰を跳ね上げ、エルディはリチアの口内で何度も射精しました。
水鉄砲のように噴き出す精液を舌でブロックし、
口内に溜まってゆく精液をリトアは喉を鳴らして飲み込んでゆきます。

びゅく、びゅるっ、びゅ…

永遠に続くかと思われた射精でしたが、徐々に勢いも弱まってきました。
吐き出された大量の精液を、リチアは恍惚の表情を浮かべながら全て嚥下します。
精管内に残った精液さえもちゅるるるっと音を立てて吸い尽くしました。

172:リチア×エルディ 7
07/03/14 02:18:53 TfvTtHR5
リチアは肉棒から口を離すと、けふっと小さく息を吐きました。
生まれて初めての、自らの稚拙な自慰など比べ物にならないほどの
快感に全身を弛緩させて横たわるエルディでしたが、唾液と精液で
ぬらぬらと光る肉棒は、依然天を向いてそそり立っていました。
「はあっ…すごいわエルディ…。じゃあ今度は…」
リチアは艶やかな笑みを浮かべると、行為とは裏腹に
乱れの無い自らの着衣をもどかしげに脱ぎ捨て、その豊満な乳房でそそり立つ肉棒を挟み込みました。
「う、うあっ…?すごい…柔らかくてあったかい…」
「そう、あなたの大好きなおっぱいよ…今度はこれでいかせてあげる…」
乳房の横に両手を添え、中心に押し付けるようにして
上下に扱きたてると、先程とはまた違う快感にエルディは自然と腰が動くのを感じました。
「はっ、はっ…い、いい!気持ちいい!」
「そう、そうよ…エルも気持ちよくなって…」
「はあっ、ああっ!」
リチアはエルディの下からの突き上げにタイミングを合わせ、激しく揺さぶります。
すると、赤く充血したリチアの乳首から、ぴゅうっと液体が噴き出し
エルディのお腹へと降りかかりました。

173:リチア×エルディ 8
07/03/14 02:19:51 TfvTtHR5
「うあっ?あ、これは…」
エルディがお腹を手でぬぐってみると、白い液体がついています。
においを嗅いでみると、かすかにお乳の香りがしました。
(これがリチアの…リチアのお乳…)
性器を扱きたてられる快感の中、お乳のついた指をエルディは口に含みます。
舐め終わると、お腹にかかったお乳をぬぐい、再び口に運びます。
「ふふっ、エルったら赤ちゃんみたい。こっちももうすぐみたいね…」
リチアは再び射精の兆候を感じ取ると、何回か激しく扱き、赤く充血した亀頭を
完全に乳房の間に隠し、両手で胸を抱きしめるようにしました。
その直後、胸の中で熱い爆発が起こりました。

びゅるるっ、びゅっ、びゅーっ…びゅっ、びゅる…

一度目に劣らない量を吐き出したため、乳房の谷間から白濁した精液が噴き出してきます。
ひとしきり射精が終わり、そっとリチアが体を起こすと乳房の間から引き抜かれた
肉棒がエルディの下腹にぶつかり、ぺちゅっと濡れた音を立てました。
リチアが乳房を押さえていた腕を外すと、その間からぼたぼたと精液が垂れ、
エルディの下腹部一帯に白い雨のように降り注ぎました。
その光景を見たリチアは、今度は自らの乳房を握ると
付け根から乳首に向かって搾り取るように扱き、噴き出したお乳が
粘度の低い白い雨となってエルディに降り注ぎました。

174:名無しさん@ピンキー
07/03/14 02:21:30 TfvTtHR5
以上です。どうもありがとうございました。

175:名無しさん@ピンキー
07/03/14 20:48:47 gkMEOfDh
>>174
テラエロス!!!
マジGJ
久々のエロSSで抜けたわ。
しかし惜しむらくは4の出来が…
COMのタンブルもそうだがキャラ良かったのに、本当に勿体ない。

176:名無しさん@ピンキー
07/03/14 23:18:50 v05Ii1cw
応援あげ

177:名無しさん@ピンキー
07/03/15 02:31:10 /7GUuxhc
GJ!!
リチアが攻めってのが斬新だな
出来るなら続きが読みたいけど、あれで完結だよね?

178:名無しさん@ピンキー
07/03/15 13:10:18 D4fxne4l
もっと良作なら、SSの需要もあっただろうにね…

179:名無しさん@ピンキー
07/03/15 15:39:57 YRz00+EG
>>177
時間切れっぽいことが書いてあったし、まだ続くんじゃ?
というか、続いてください!

>>178
そこは需要じゃなくて供給だと思われ。

180:名無しさん@ピンキー
07/03/15 17:35:26 oBwK2HhK
>>178
需要はかなりあるぞー!
2,3,LoMはもちろん、4,CoMも待望してる。
神聖視されてる旧訳も評判ズタボロな新訳も投下が来るだけで有難いんだ!

と乞食が申しております。
ネタとなる妄想は幾らでも出来るが文章に出来なくて…………

181:名無しさん@ピンキー
07/03/15 17:39:52 zXb8/7ko
SoMとHoMとPoMとFoMの立場は・・・

182:名無しさん@ピンキー
07/03/15 23:43:05 D4fxne4l
そうか。俺はふだん書き手側だから、つい需要と言ってしまったが。
聖剣は初代(FF外伝)、2、3ときて、CoMをやりかけて挫折してしまった。
最近のシリーズはチンプンカンプンだから全然書きようがねえ。

需要があるなら安心した。昔の作品をやったことがない
新しい書き手さんも、どんどん書いてくれると良いと思うよ、うん。

183:名無しさん@ピンキー
07/03/16 14:45:41 3w6moCwA
>>180
なにも妄想の具現化は文だけじゃない書けなければ描けばいいんだ



と、絵師待ちの俺がきましたよ

184:名無しさん@ピンキー
07/03/16 19:28:47 zXxMBBbJ
それは虹板の領域だろう。

185:名無しさん@ピンキー
07/03/16 22:24:01 +piPVpoc
>>182
おまいもか。
俺もCoMを惰性で全クリして聖剣やめた。

だれか、シャルロットとケヴィンが好きな人居ない?

186:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:33:56 5RBXbhzr
二人の絡みってあんまりないよね(´・ω・`)
ぜひ見てみたい

187:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:43:50 rl38h0t4
シャルロットはケヴィンとしか絡んでるのを見たことが無いぞ
このスレで出たやつはみんなそうだろ
と思ったけどシャルロット×ポポイなんてのがあったか

188:名無しさん@ピンキー
07/03/16 23:44:41 +piPVpoc
>>187
それ俺。

189:名無しさん@ピンキー
07/03/17 02:48:29 bUPtMYoP
ポポイ女体化作品を匂わせていまだ投下してないのもお前か

190:名無しさん@ピンキー
07/03/17 09:31:14 3632VK01
バレたか。

191:名無しさん@ピンキー
07/03/17 09:51:40 dxhgFV11
>>187
保管庫にはそのかぷあるよ。二つだけだけど
片方は濃ゆいエロ
もう片方はケウ゛ィンの夜這い

>>191
ちょw

192:名無しさん@ピンキー
07/03/17 18:26:06 DsnD9D9q
最近このスレがちょっと活気づいてきて嬉しいな( ´∀`)

193:名無しさん@ピンキー
07/03/19 16:11:25 Z9YRW7tY
とか言ってたら2日もスレストかよ…orz

194:名無しさん@ピンキー
07/03/20 12:46:31 yC690VZG
俺に文章力があればorz
ネタ振ったら職人さん書いてくれるかな?

195:165
07/03/22 03:26:52 +30EFA5a
ようやく後編が完成しましたので、投下します。

【注意点】
※前よりエルディも頑張りましたが、やっぱりリチア主導です。
※文体に違和感を感じる可能性があります。
※HR要素あり。

196:リチア×エルディ 9
07/03/22 03:27:46 +30EFA5a
はあっ…はあっ…

二人の荒い息遣いが木漏れ日の差す洞の中に響いていました。
エルディの肢体は、エルディの吐き出した粘度の高い白濁と、
リチアの胸から噴き出した、さらさらとした白濁でぐちゃぐちゃでした。

混ぜなきゃ…

その姿を見たリチアの脳裏に、ふとそんな考えが浮かびました。
自分の体から出たものと、エルディの体内から搾り出したもの、
それが交じりあうということがとても淫猥で、とても喜ばしいことに感じたからです。
膝立ちになっていたリチアはエルディの上に覆い被さると、体をぴったりと密着させました。
粘り気のある液体が、二人の間を潤滑液のように満たします。
エルディの肩に手を掛け、抱きつくような体勢になると
耳元でエルディの荒い息が聞こえ、むにゅっと押しつぶされた胸からは
トクトクと早いリズムを刻む心音が響きます。そして、密着した体からは
エルディの体温が伝わってくるのです。

197:リチア×エルディ 10
07/03/22 03:28:54 +30EFA5a
はぁっ…

リチアはなんともいえない幸せを感じました。また、それと同時に
先ほどから体を支配している、痺れるような情欲が再びドクドクと
煮えたぎってくるのを感じました。

リチアは密着させていた体を、ゆっくりと上下に動かし始めました。
二人の間の潤滑液が動きを滑らかにし、時折ちゅっ、ちゅぶっといやらしい音を立てます。
リチアは体を擦りつけながら、二人の液体が混ざり合い
皮膚から染み込んでくるような感覚に浸っていました。
摩擦運動によって、収まりかけていた息遣いと、体の熱が戻ってきます。
徐々に動きを激しくしてゆくと、リチアの下腹の辺りに
なにやら硬いものが当たってきました。エルディの肉棒です。
膝を立てて軽く下腹を浮かせると、立ち上がってきた肉棒を
二人の間に挟みこみ、ぬるぬるの潤滑液で扱くように動きます。
「ああっ…リチア、気持ちいいよ…」
熱い吐息のようなエルディの声に、くすっとリチアは小さく笑います。
エルディを気持ちよくさせていることが、リチアには快感となっていました。
二人の間の肉棒はどんどんと硬く張り詰め、時折ひくっと痙攣し
リチアの下腹を押し上げます。
押し上げられた皮膚の下…リチアの子宮は、くくっと皮膚を押し上げる
その剛直を受け入れたいと熱く震え、じゅくっと蜜を分泌するのでした。

198:リチア×エルディ 11
07/03/22 03:29:45 +30EFA5a

「で…出るっ…うっ!」
エルディの全身の筋肉が一瞬収縮したと思うと、重なり合った
腹から胸にかけて、びゅびゅっと熱い感覚が迸りました。

ああ…また出てる…エルの精液…!

びくびくと震える肉体が愛しくて、感極まったリチアは
エルディの肩に歯を立てました。
八重歯が皮膚を破り、滲んだ血を啜り上げながら
リチアも突き抜ける快感に身を震わせました。

朦朧としていた意識が戻ってくると、リチアは上体を起こし
少し柔らかくなったエルディの肉棒を掴み自らの秘所にあてがいます。
すでにリチアのそこは分泌された愛液でぐじゅぐじゅになっており
亀頭の先端に付着した精液と混ぜ合わせるように腰を動かします。

「あ…リ、リチア…」
とうとう女体の中に入るときが迫るのを感じ、エルディはごくりと唾を飲み込みました。
肉棒は充血し、今までになく張り詰めています。
「いくよ、エル…私たち、ひとつになるの…」
そう言ってにこっと微笑んだ刹那、リチアは軽く膣穴に添えられていた
肉棒に体重をかけ、奥まで一気に飲み込みました。
窮屈な肉の中に突き入れる感触。一瞬、エルディは亀頭に抵抗を感じましたが
次の瞬間には二人の下半身が激しくぶつかっていました。

199:リチア×エルディ 12
07/03/22 03:30:40 +30EFA5a
「くうっ…っつ…」
リチアは激しい挿入による痛烈な痛みと快感に感極まったのか
天を向いてぶるぶると震えています、
一方のエルディは、初めて体験する熱くぬかるんだ感触に
小さくうめき声を上げ、両手を自然にリチアの腰に添えました。
しばらくそのままの体勢でじっとしていると、ショックに硬直していた膣内も
徐々にエルディの肉棒の形になじみ、待ちわびた熱い肉を愛しむように
にゅるにゅると蠢き始めました。
「う…あっ、中…動いてる……」
「エルのを感じる…私たち繋がってるのね…」
リチアは見上げていた顔を下ろし、エルディの顔を見つめます。
その目からはぽろぽろと涙がこぼれていました。
それを見たエルディは、上体を起こしてリチアを抱きしめると
流れる涙にちゅっと口付けて舐めとり、リチアと熱いキスを交わしました。

激しく舌を絡ませながら、リチアは膝を使い縦横無尽に腰を動かします。
挿入した時の痛みはすでに引き、熱く痺れるような感覚となっていましたが
自分を貫く熱さがエルディの一部だと意識すると、
背筋をぞくっと快感が走り抜け、とろりと愛液が零れました。

200:リチア×エルディ 13
07/03/22 03:31:53 +30EFA5a
はっ…はっ…

息苦しさに唇を離し、ぎゅっと強くリチアの細い体を抱きしめると
エルディも腰を突き上げ始めました。
最初はぎこちなかった二人のリズムは、徐々に一つに収束し
エルディがずんっと突き上げるタイミングでリチアがずっと腰を落とします。
じゅくじゅくの熱い液体を帯びたひだひだが纏わりつき、
敏感なカリ首の辺りがとろけるような感じがします。
亀頭の先はコリコリとした子宮口にずんっずんっとぶつかっています。
「気持ちいい、気持ちいいよっ…リチアも気持ちいい?」
「わたしもっ…わたしもいいっ!気持ちいいよぉっ!!」
二人の快感はどんどん高まっていきます。カリ首から始まった
とろけるような感覚は、すでにエルディの下半身全体にまで広がり
そろそろ射精の時が近づいて来ているのを感じました。
「リチア…また出る…出るよっ…」
「出して、わたしの中に…奥に出してっ…!」
「でもっ…本当に赤ちゃん出来ちゃうよっ…」
「いいのっ…エルディとの赤ちゃん欲しいのっ…」
「はあっ…くっ、出る!!」
びくっとエルディが痙攣するのを感じ取ると、リチアは腰をこれ以上
ないくらい落とします。間髪入れずに膣内に熱い精液が注ぎ込まれてきました。
「んんっ…熱いっ…よぉっ…!」
腰をわずかに動かし、エルディの鈴口と、子宮口の位置をぴったりと合わせます。
どくどくっ、びゅっ…びゅっと吐き出される大量の精液を
少しでも多く飲み込むように、膣全体が肉棒を絞り上げるように収縮します。
受精のための放出は長い時間続きました。

201:リチア×エルディ 14
07/03/22 03:33:01 +30EFA5a
「エルディ…もっとして、私を孕ませて…」
「リチア…リチア…」
覚えたての甘い快楽に溺れるように、二人は繋がったまま
体位を変え、今度はエルディが上になって動き始めました。
初めてのためにたどたどしいピストン運動を誘導するように、
エルディの腰にリチアの脚が絡みつきます。

「また出るっ…中に出すよっ!」
「来てエルディ、来てっ…」
腕を回し、足を絡め唇を重ね性器で繋がり、これ以上ないほど
一つになった二人。再びの射精によって、小さな子袋が
溢れるほどの白濁液で満たされます。
「はあっ…エルのがたくさん…。ほら、少し膨らんでるよ?」
笑うようなリチアの声にエルディが視線を下げると、確かに
リチアの臍の少し下の辺りがぷっくりと膨らんでいるようでした。
「嬉しい…ねえエル、もう少しこのままでいて…」
「ああ…」
目を閉じ、しばしのまどろみに落ちる二人。
精液を吐き尽くした肉棒が除々に硬さを失い、膣圧によって
ぷるんと吐き出されると、淫らに充血した秘裂から
わずかに桃色に染まった白濁液がたらっと流れ落ちました。

202:リチア×エルディ 15
07/03/22 03:33:53 +30EFA5a
あの日以来、気恥ずかしさなどもあり皆の前では
今まで通りに振舞うようにしていた二人でしたが、
リチアの欲求が限界になると、あの秘密の場所で激しい逢瀬を重ねていました。

快楽に溺れた日から三月程経った頃…
リチアは自らの褥に、新たな命が宿ったことに気がつきました。
「ねえ、エルディ…もうすぐ私のお乳、エルだけのものじゃなくなりそうよ?」

203:165
07/03/22 03:41:41 +30EFA5a
以上です。
感想を下さった皆さん、どうもありがとうございました。
今回が初書きだったので正直不安でしたが、とても励みになりました。

それでは、ROMに戻ります。
以前投下されたランディ×ふたなりポポイがすごくツボだったので
いつかあの続きが読みたいなぁ…

204:名無しさん@ピンキー
07/03/23 01:40:50 IYTnT4Mi



205:名無しさん@ピンキー
07/03/23 04:37:58 NfauSJzh
ひとまず乙&GJ

206:名無しさん@ピンキー
07/03/23 08:06:58 Yk7a1gzW


207:204
07/03/23 08:50:07 IYTnT4Mi
眠いときに感想書くもんじゃないなorz

初めてにしては上出来じゃない?俺とツボが近いからかもしれないwwww
とりあえず完結乙です

208:右近 ◆.UPqm0er1Y
07/03/23 14:19:15 L8r5zYTA
>>203
乙。
初書きでもGJじゃないか?
ですます調って、得ろく書けるやつはそうそうおらんよ。

ランディとポポイのやつは、もう少し待ってくれ。
久しく小説書いてなかったから腕が劣化してるんだ。

209:名無しさん@ピンキー
07/03/23 19:07:08 pwxdE4Rd
>>203
マジGJ!!!!
あんた最高だよ。気が向いたらまた投下して欲しい。

>>208
あんたランディポポイの人か!
降臨有難い。
じっくり腕を暖めてまた投下してくれ。

210:名無しさん@ピンキー
07/03/24 03:03:01 hjLYl080
エルフィーでえろねたとか だめですか(´・ω・`)
一人で萌え綴るのもいい加減限界になってきたんだが…
サイズのギャップがいいよね、サイズの。

211:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:42:20 kwTcdeBF
ホークアイとリース読みたい

212:名無しさん@ピンキー
07/03/25 04:42:28 DIzeDouB
デュラン×アンジェラでネタ浮かんだ

需要ない?

213:名無しさん@ピンキー
07/03/25 07:42:39 3hX0oLvH
>>212
確実にある
wktkしながら待ってるよ

214:名無しさん@ピンキー
07/03/25 10:36:56 vwkG2JqX
>>212
wktk(・∀・)

215:名無しさん@ピンキー
07/03/25 23:11:29 QFn0OIfO
>>212
すごい待ってる

216:名無しさん@ピンキー
07/03/26 00:10:38 w3VsG+QJ
>>212
wktk

217:名無しさん@ピンキー
07/03/26 00:22:45 4OJVQYzt
>>212
( ゚∀゚)o彡゜

218:名無しさん@ピンキー
07/03/26 02:11:02 iz+psf51
>>212
ありますよ

219:ホークアイ&リース一
07/03/26 02:41:23 FslbbGCS
リースは弟のエリオットと共にローランドを立て直すために、毎日大忙しだった。壊された建物の再建などやることは山ほどあった。
リースはときおり思い出した。それは思い出すと胸が熱くなってしまう。しかし国の為にそれを殺し続けた。
私が大好きなヒトは私の国を滅ぼしたタガールの仲間だから…。
私は全てを知っている。彼らのせいではないと。彼らを操りローランドを滅ぼした美獣が悪いのだと。だけど他の皆は例え真実を知っていても許すことはできないだろう。
ある日リースは、仕事をしている途中に眠りこけてしまった。リースは夢を見ていた。
大好きなあのヒトが私と一緒にいてくれる。でもそれは叶わないのかしら。
一国の王女といえどまだ少女である。気付けば涙が頬を伝っていた。
「リース…。」
あったかい声がした。私の大好きなあったかくて優しい声。
「ホ…ホークアイ?」
「ごめん。疲れてるのにオレ起こしちゃったかな?」
リースは突然の訪問に目をパチクリさせた。
「護衛は?どうやってここまできたんですか?」
「オレを誰だと思ってる?盗賊だぜ。」
「なっなんで?」
リースは鼓動が早くなるのを感じた。前からこうだ。このヒトを前にすると頭がぼっとしてうまく喋ることさえできない。
「リースが好きだから。」
「だだだから、な何で貴方はそういうことを簡単にっいっ」
「簡単じゃないよ?リースにしか言わないから。」
今度は返事を返すこともできない。
「可愛いなぁ。リースは。」
耳まで赤くなってるに違いない。私はどうして?このヒトの前だとどうしようもなく駄目になって。
不意にホークアイはそっとリースのすぐ近くまできた。そして耳元で囁く。
「オレと一緒に来てくれないか。」
リースは赤い顔をホークアイに向けた。
「え?」
一瞬何を言われたのか分からなかった。
「離れるのが辛い。」
でも私は王女で、私がいないと皆が。とっさに頭の中に駆け巡る立場。
「わ私は…」
「アンタが真面目なのは知ってる。だけど、オレはこんなの無理だ。」
「でも、」
「さっき泣いてたろ?」
リースははっとする。「リースが泣いてのなんて耐えられない。オレがリースを泣かせないから。」
リースの頭の中で色々とぐるぐる回る。真剣な彼の瞳。熱くて苦しい胸を落ち着かせようとした。そうして咄嗟に一つの答えに辿り着く。
「あ、ありがとう。とても嬉しいです。私も、貴方と一緒にいたいです。貴方が…大好きだから。」

220:ホークリ2
07/03/27 01:02:26 VXt+hrmC
「知ってるよ。ずっと前から。けど態度じゃなくて言葉で言われると嬉しいね。つまりオレと一緒に来てくれるってこと?」
そうしたい。出来るなら。でも…。
「ホークアイさん…キスして下さい。」
今度はそんなことをいうとは思っても見なかったホークアイが一瞬驚く。しかし、リースの切ないうるんだ瞳を見たホークアイはリースに顔を近づけると唇に軽くキスをした。
「リース…可愛い。」
「足りないです。もっとしてください。」
その時、彼女の肩が震えているのが分かった。彼女は一杯一杯なのだ。こんなに一生懸命になって。オレを。 美しい金色の髪の上から優しくキスをする。それからホークアイは額にキスを落とし唇にキスをした。
「んっ…」
リースが舌を差し出す。ホークアイは少しためらいながらもその舌に舌を絡ませた。そしてリースは自分の頭が真っ白になっていくのを感じた。
ホークアイの手がリースの胸を服の上から捉えた。
「んっ…」
リースの蒼くて美しい瞳が揺らめく。リースの手がその手に添えられた。ホークアイはもう理性が保てそうでなかった。
「リース…どうして?」
「わたしを 私をホークアイのモノにして欲しいんです。」

221:名無しさん@ピンキー
07/03/27 01:15:59 zdUfUpNi
うだつ×リースキター!!!!!(゜∀°)

wktkして待ってます。

222:名無しさん@ピンキー
07/03/27 14:35:34 g/QrNceh
ここでホークアイのうだつが上がる悪寒。

223:名無しさん@ピンキー
07/03/27 16:57:20 Gd3r3mmD
ナバール・・・・

224:ホークリ書き主
07/03/27 19:05:34 VXt+hrmC
字ミスごめん(>_<)
聖剣3少ししかしたことなくて

225:名無しさん@ピンキー
07/03/27 20:56:33 GzE2hlSJ
ついでに言えば、ローラントね、ローラント。
職人不足だから文句言うなと言われそうだけど
正直言うとちゃんとゲーム知ってから書いてほしいな…

226:名無しさん@ピンキー
07/03/29 12:22:11 KnqjN6g1
ごめんなさい。ファミコンがないもので、でもリース×ホークアイは大好きです (>_<) 移植されたら絶対やる

227:名無しさん@ピンキー
07/03/29 12:43:16 Kv0Ro95F
>>226
用語に関して不安があったら攻略サイトで確認すればいいと思うよ。
続きwktkしてまってるから、頑張れ。

228:名無しさん@ピンキー
07/03/29 21:09:21 VX/CLYCH
・・・まぁファミコンでは無理だわなww

229:名無しさん@ピンキー
07/03/29 21:22:17 sUYhxx1o
つ エミュ+ROM

230:ホークリ3
07/03/29 21:40:02 KnqjN6g1
「…いいのか?」
「はい。」
ホークアイは自らのマントを地面に広げるとそこにリースを寝かせる。金色の髪がふわりと広がる。
リースは恥ずかしそうに身を硬くした。
ホークアイは自分の着ている服をトランクスを除いて次々と脱いでいく。筋肉質の褐色の肌が現わになりリースは赤面し視線をそらす。
そしてリースの服のボタンを一つづつ外していく。リースは直視出来ず目を伏せた。
「すごく綺麗だ。…おかしくなりそう。」
ボタンを外していくたびに現れる大理石のような白い肌が脳を犯していく。
小ぶりな胸そしてそれを覆う清楚な白いレースのブラ、槍の使い手であるため腹筋は綺麗に割れている、そしてブラと同じ白いショーツとすらりと伸びた綺麗な足。
ところどころに戦いのための傷があるもののそれがまたホークアイのリースへのいとおしさを高めていく。。
「あ、あんまり見ないで下さいっ」
リースは顔を上気させ、潤んだ瞳でホークアイを見上げた。
プツン
ホークアイの中で理性という壁が崩壊した。「ねぇ、リース。」
ホークアイはリースの唇に軽くキスをした。
「ホークアイ?」
「俺も緊張してるよ。」
ホークアイはリースのブラの中に手を差し込むと柔らかなな乳房に触れた。
「リースちゃんのココってやぁあわらかぁい」
「どどこが緊張してっあっ…んやぁっ//」
ホークアイはブラを上にずらすと桃色の乳首を指先でもてあそぶ。
「あ…んっホークアイっ!」
「もっとオレの名前呼んで。」
「っはぁ…んっ」
ホークアイの舌がリースの首筋をなめあげる。
「ほら…早く呼んでよ。」
「あっホ…ク…アィ!」
ホークアイの舌がリースの左の乳首を避けて焦らすように乳房全体を舐める。そしてかじりつくように乳首をくわえこんだ。そして右手は右の乳房を包みこみ優しくもみしだく。
「あっあっん…そんなっ下品なっ」
ちゅっちゅっと吸い付く音がリースの頭を侵食していく。
「あっ…ん、はぁっきゃあ!?」
「リース、初めてなのにこんなになってる。」
いつの間にか移動したホークアイの細長い指がショーツの脇からさしこまれクチュッと音がした。
「そっそんなの違います!」
恥ずかしさのあまり咄嗟に否定するリースのまえに濡れた指を差し出す。
「違う?こんなになってるのに?」
リースはいやいやと首を振る。ホークアイはその指をリースの目の前で舐めた。リースの綺麗な蒼い瞳が見開く。

231:名無しさん@ピンキー
07/03/30 05:34:04 nG0gmmmK
書きながら投下?

いただけないなぁ

232:名無しさん@ピンキー
07/03/30 16:50:54 CZiq8iWI
すみません…下手くそで

233:つづき
07/03/30 18:01:11 CZiq8iWI
「おいしい。」
ホークアイは妖しく微笑む。そして下のショーツを手品のように素早く脱がすと、リースの足をM字に開く。
リースは力が抜けたのかそれを素直に従った。誰にもそんなところをこんな風に見られことはない。リースは自分の秘部からまたとろりと濡れたのを感じた。
「見てるだけなのに、これはどういうこと?」
「そっそんな。」事聞かれても。
ホークアイの意地悪が恨めしい。でも、裏腹にそれは快感だった。ホークアイはリースの両方の太ももをつかむと顔を秘部に寄せ、蕾をついばむように唇ではさんだ。
「そっそんなとこっあっ…」反論しようと口を開けようとするが
自らの喘ぎで中断される。ホークアイの舌はまるで生き物器用に動く。
「あっ…んっホークアイっさん」
必死に手を伸ばしやめてくれるようにホークアイの頭を掴もうとするがサラサラとした髪の毛のせいでうまくつかめない。
やがてホークアイの長い指が秘部をわけいるように侵入してくる。
「あっ…」
中を探るようにさしこまれ、リースの瞳には快感のためか涙が溢れる。ビクンと背を震わせ、四しが強ばる。
ホークアイの舌が敏感な蕾を指が内壁をこすりつける。
零れていくリースの蜜をなめあげジュルッと音をわざとらしく立て吸いあげる。なおかつ足の間から夢中になって愛撫をするホークアイが見え、目眩がする。
「あっはぁっあっ…んイヤァッ」
自ら発したことのないくらいに大きな声をあげた。その時だった。
「ねえさま?」
扉の向こうから聞き覚えのある声がする。
やっ//エリオット?
ホークアイは一旦愛撫をやめ扉のある後ろを振り向く。
リースは慌てて立ち上がろうとする。
「ねえさま?ねぇ…扉開けて?」
ホークアイはリースの右手を掴むと無理矢理目の前に座らせる。扉に鍵がかかっていると分かった以上邪魔されることもない。
「ホークアイ!エッエリオットが呼んでます!」
小声ででも精一杯に抗議するリース。
「いいじゃん?入ってこれないんだし。適当に返事返せば?」
ホークアイは我関せずと、後ろから抱きしめるように愛撫の続きを始める。乳房を右手でいじり左手は秘部へと手を伸ばす。
「あっ…んホーク…さっ…」
「早く返事しなよ。エリオットが不審がって他の誰かに言って開けられたらもっと困ったことにならない?」
リースはその様子を想像し頬をカァッと赤くさせる。

234:名無しさん@ピンキー
07/03/30 18:47:05 hX+vhRLF
下手かどうかはともかく書きながら投下するのは
あんまり好ましくないんじゃないかと…

ってばっちゃが(ry

235:ホークアイ×リース 後すこしで終わり
07/03/30 20:10:43 CZiq8iWI
「エッエリオット!きゃっ」
リースが意を決し声をあらげた途端ホークアイに耳を甘噛みされる。
「どうしたの?姉さま大丈夫?」
「ちょっ…ん…と本が上から降って…きてっ」
「大丈夫?手伝おうか?」
「いえっ…だ…丈夫っ平気よ。」
「ほんとに?ねえさま。無理しないでね。」
トントンと軽快に去っていく足取りがした。
「ほんとにアイツってシスコンだな。」
「仕方ないでっす。エリオットはあんな目にあったっ…んですよ!」
「無理に喋らなくていいよ。」
押し寄せる快感を誤魔化すために会話をしているのに…。
ホークアイの右手がリースの髪をすく。
「リースっていい匂い。甘い匂いがする。」
「何いって?」
ホークアイの指がリースの中の一番感じる場所を刺激した。
「あっそこっ…変です!」
「そ?」
ホークアイは容赦なく同じ場所を責める。
「んっいや…っ」
ホークアイはリースを押し倒すと、 リースの足を押し上げた。
「ねぇ、挿れていい?」
「挿れるって…」
そうリースがいうかいわないかにホークアイは自らのものをリースの中に挿れていった。
「やっ」
リースの瞳に涙が浮かぶ。
「痛い?」
ホークアイは侵入を止め、リースの頬に手をそえる。

236:名無しさん@ピンキー
07/03/30 22:02:27 CZiq8iWI
書きながら投下確かによくないです 消えました (笑)

237:名無しさん@ピンキー
07/03/30 23:39:48 CZiq8iWI
「いいえ!」
リースはそう言うとホークアイの頭をつかむと口付けた。お互いの唾液を交換し舌をからませる。
「きて…。」
リースのその言葉を合図にホークアイは動き出す。
リースの中は暖かくホークアイを包み込む。リースは涙目になりながらもホークアイを愛しそうに見つめる。
しばらく緩く行き来をしていた。
リースは最初のうちは苦痛に耐えていたものの慣れ始めたのか甘い声が聞こえるようになった。
褐色の肌と白い肌が溶け合わないのは何も色の違いだけではない。身分、立場、敵、憎しみ全てを越えてホークアイと繋がるこの瞬間だけは全てを越えていけそうな気がする。
「あっ…んっ…ホッホークアイ!」
「っ…リース!」
お互いの名前を呼び蒼い瞳と紅い瞳が交わる。快感が全身を包みホークアイとリースは同時に達した。
貪るようにお互いの唇をもとめあう。
言葉に出来ない
アイシテル
を表すように。
「私、今夜が終わったらホークアイに会わないつもりでした。」
リースはそう告げる。
「だけど、考えが変わりました。私はホークアイと一緒にいたい。この思いは変わりません。もう戦いは終わりました。憎しみを大好きに変えたい。ローラントとナガールもきっとそう出来ますよね?」
ホークアイは返事の変わりにリースを抱き締めた。
「受け取ってくれないか。」
ホークアイは服の中から銀色のものを取り出しリースの左手の薬指にはめた。
「結婚してくれる?」
リースはホークアイを見、嬉しさのあまり涙した。

238:鎖(ホークアイ×リース)
07/03/31 00:41:02 pzFMJwHA
彼の全てを鎖でつないだ。離れられないように。
「おい、リース冗談だろ?」
そう言ってとまどうようすを見せるのはホークアイ。
「冗談?笑わせないで。」
今日の晩、赤紫の液体を飲んだ。それからおかしい。
「リース、何かおかしいぞ?」
いつもとは違う言葉使い様子。
リースはホークアイの前におもむろに立つと自らの身体を覆う紅い下着を脱いでいく。
ホークアイはあっけに取られてそれを見ていた。
「いつも私は貴方にかきまわされてる。心も身体も。だから今夜は私が。」
リースは鎖で繋がれたホークアイの股間に顔を近づけるとジッパーを下ろし現れた猛る肉棒をむさぼる。
ホークアイは快感に顔をゆがめる。
「リース!やめろ!いつものリースじゃないだろ?こんなの。」
リースは今まで見たこともない程の色香を放つ。
ちゅっじゅる
先のカリの部分に舌を寄せ、茎に手をそえ懸命に奉仕する。
いつもはホークアイに意地悪され飲まされる彼の精液。立場が変わった今だけは私の思うがまま。
「くっ…はぁっリース?」
リースは上目使いでホークアイを見、しごきあげていく。
今だけでいい。
貴方を私の好きにさせて。
紫のジュースのせいということにして、貴方をオカシタイ。いつも犯されるのは嫌。
リースは思いきり吸い上げると同人にホークアイはリースの顔に己の精をはきだした。
「私によくもこんな汚い液体かけてくれたわね?」
リースは薄く笑みを浮かべるとホークアイの少し萎えたそれを手でつかみ自身の中に埋めていく。
「あっ…ん、相変わらず大きいですね。」
リースは紫のジュースが薄れていくのを感じた。ソレが消えればすぐに動悸が高まり、いつものオクテな自分に変わってしまう。演じ続けなければ。
「リース、でも今の積極的なリースもいいかも。SMとかしてくれんの?」
ホークアイはリースの腰に手を添えるとそのまま突き上げた。
「あぁっ…」
リースは快感に顔を上気させる。
「貴方が欲しいんです。」
ホークアイはリースの腰を掴み突き上げ目の前にある唇を奪い吸い付こうとするが鎖が邪魔をする。
「フフッ簡単にイカセマセンヨ?」
リースは薄く笑うとホークアイから己を引き抜き足をあげホークアイの肩に置いた。
「おなめ?」
「はい。」
ホークアイは苦笑するとリースの秘部に顔を寄せペチャペチャと溢れる愛液をなめあげる。

239:名無しさん@ピンキー
07/04/01 19:26:50 TjhWC9Lk
まだ続く?

240:45
07/04/04 04:54:34 o0900/GF
HoM
ロジェ×ジェレミア

捏造にアルコールとカフェインを混ぜて二、三日煮込んでみました。
文法、改行、誤字等おかしな部分もありますが、宜しければどうぞ。


241:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 04:58:43 o0900/GF
――支払わされた代償は高く付いてしまった

 予断を許さぬ状況で、迷いながらも選び取った選択肢。自らの正義に満身する事を決意し、両の手を同胞の血で染め抜いて得た物が悲しみだと言うのは本当に恐れ入る。

「ユハニ…お前は、許してくれないんだろうな……」

 そうして、本当に大切な物までも奪われてしまった。
 …何時かは元の関係に戻れる。そんな根拠の無い夢想に縋り戦い抜いてきたが、マナの女神が気紛れな慈悲をこの男にもたらす事は無かったのだ。
 その失った者の価値が今になって知れる。血を流し続ける心は既に化膿し、その痛みが病んだ精神に拍車を掛けてくる。
―突き進む己の道に間違いは無い。きっと報われる時が来る
 そんな曖昧で脆い土台に立てられた信念が揺らぐのは必定だ。磨がれた剃刀の様なロジェの鋭利で硬い心は錆付き、刃毀れを起し、弛み、また折れそうだった。

――南ブッカ洋沖 空母ナイトソウルズ甲板
 …星を見ていた。雲一つ無い暗黒の夜空には宝石をぶち撒けた様な星々の冷徹な煌きが独り甲板に佇むロジェに言い様の無い虚無感を与えてくる。
 そうしてまた空を見上げれば、下弦の月が嘲笑するに浮かんでいた。
「エレナ……」
 身を切る程に冷たい高空の大気が、刃となって傷心のロジェに吹き付ける。失った女の名を呼んで、乾いた涙の痕がジンジンと痛む。
 救えなかった恋人の名。袂を別ち、斬り合い、殺し合った女の名を。

 …ユハニを殺してしまった事。もう、それが今回のエレナの死に直結していた事は疑い様の無い事実だった。
 エレナの弟であり、ペダン在住時はロジェにとっては本当に仲の良い兄弟みたいだったユハニ。大地の裂け目で一時行方不明になった彼とロジェが再び対峙したのは月読みの塔の内部だった。
 結果、ユハニは死に、ロジェ達は生き残った。…それはある意味、仕方が無かった。ペダン正規軍からすれば、指揮系統から勝手に離反したロジェ一行こそが裏切り者だ。ユハニが彼を憎悪するのもまた当然だった。
 そうして、ロジェを斬る理由があるユハニと斬られる訳にはいかないロジェとの激突は戦争の縮図を如実に映し出した。
 …一個人の意見や思惑などは、大きな渦の前には飲み込まれてしまう。
 それに飲まれた結果、ユハニは死んだのだ。

「俺は…何が、したいんだろうな……」

 …思いを馳せてみても、出てくるのは過去の記憶の残骸と自分に向けられた怨嗟の声のみ。そして、ユハニが残した呪いの言葉がロジェを締め上げる。
―姉さんを頼む
 それが叶えられる事は無かった。愛が反転した憎悪、そして弟を殺された恨みはエレナを変貌させた。ロジェの説得も空しくルジオマリスに戦艦ごと特攻した彼女は弟の後を追った。
 …その事実がどれだけロジェの心を傷つけ、また切り裂いたのかはエレナと深い間にあったロジェ本人にしか判り様が無かった。

242:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:00:31 o0900/GF
「許しを請うつもりはないけど…俺は……」
 
もうかなりの長時間、吹き付ける風の中でロジェは佇んでいる。まるで己を罰するが如くだ。
ユリエルやキュカは今はそっとしておくのが一番と判断し、ロジェを放置していた。掛ける言葉が見つけられず、またそんな資格も無いと言うのが分かっているからこその判断だったのだろう。
 だが、彼らは今のロジェがどれだけ不安定なのかを見破れなかった。
「――もう、疲れた、な」
 疲れ切っていた。夜明け前が一番暗いと言うが、その漆黒の闇に抱かれ、奈落の底に沈むが如く魂は慟哭し、生きる意味も戦う意味も霞んで行っている。
 …ただただ、己を取り巻く世界が悲しかった。
完全に己を見失うロジェは寂しそうに零す。その独白に答える者は居ない。ぎらつく視線が更にその危うさを増した。正気と狂気の狭間。今の彼ならば、翼あるものの父に牽引されるナイトソウルズの甲板から飛び降りる事もあるかもしれない。
 
「ロジェ―」

 だが、そんな死神に憑かれたロジェを放って置けない輩もまた存在した。その人物は闇を背負うロジェの姿に居ても立っても居られなくなり、バタバタした足音と共に彼に近付いた。
「ロジェ…おい」
「…ジェレミア」
 ペダン離反組の紅一点。歩く地雷とまで言われる女がロジェに接触を図った。

「何を…しているんだお前は」
「何を?…さあなあ。何をしているんだろうな、俺は」
 ジェレミアは咎める様な声色でロジェを責め立てた。だが、ロジェ本人としては取り合うつもりも相手にする気も無い。気の抜けた声で返事をした。
「何だって?」
「何かしらの意味はあった様な気はするけど、今はそれもどうでも良くなったよ」
 それが一番真実に近い。
…ただ独りになりたくて、人の寄り付かない甲板で星を見ていた。
最初はそうだったが、今のロジェは星等見てはいない。ただ自責と後悔の念で押し潰されそうな心と体を必死に繋ぎ止めているだけ。何をするでもなく、身を切る高空の夜風に身を晒しているだけだった。
「お前……」
「悪いけど…今はお喋りする気分じゃない。独りにしてくれよ」
 邪魔をしないでくれ。ロジェは声無き声でジェレミアに告げた。だが、ジェレミアはこの程度の事で引き下がる女ではない。
「駄目だな」
「…何だと?」
案の定、ジェレミアはロジェを突っ撥ねた。
「鏡でも見れば判ると思うが、今のお前は酷い顔をしている。独りになど出来んな」
「知った事じゃない。なあ…頼むから消えてくれ。お前がこの場に居るだけで気が滅入るんだよ」
「っ!」
 自分がどれだけ酷い事を言っているか、ロジェは気付けない。目の前に居る女の声は内部を掻き乱すノイズにしか聞こえない。それだけロジェの精神が参っている証だが、ジェレミアは目を釣り上げてロジェを睨んだ。
「何なんだ、その態度…?こっちは心配して見に来ているのに…っ」
「要らん節介だな。それ以前に頼んでない。親切の押し売りはうんざりなんだよ」
 共に戦場を駆け、背中を預けあった戦友同士にあって此処まですれ違う事などは滅多に無い。普段のロジェからは想像出来ない態度がジェレミアの温度をあっと言う間に沸点近くまで持っていった。

「さっさと失せろ。話す事も無ければ聞く義理だってないんだからな、俺には」

「ロジェ!」
――パンッ
 その言葉が止めになった。これみよがしに邪険にされたジェレミアの心は臨界を突破し、爆裂する。スナップの利いたナイスな平手がロジェの横っ面に叩きつけられた。

243:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:01:24 o0900/GF
「痛…」
「お前には無いだろうが、あたしにはある!そして黙って聞け!」
 叩かれた頬を撫で擦るロジェの口元から赤い筋が一本伝う。口内を切ってしまった事を示す様に口の中に錆付いた臭いが充満してくる。
 危険人物と恐れられるジェレミアの気性の荒さが発露した。普段は無口だが、一端火が点くと、その爆発の余波は仲間にも平気で及ぶ。ロジェがまともな状態ならば、そんな危険を冒す真似はしないのだろうが、今回ばかりは勝手が違ってしまった。
「何時まで腐ってる気なんだ、お前!?もう本国に攻め入ろうって時にお前がそんなんじゃ死人が増えるんだよ!」
「っ」
 頭一つ分以上大きいロジェの胸倉を掴んで怒鳴りつけるジェレミアは完全にキレていた。彼女がここまで激しく爆発する事などは滅多に無い。文字通りロジェは地雷を踏んでしまったのだ。
「お前は自分の立場が分かってるのか!?お前は連合軍の要なんだぞ!ただでさえ分が悪い戦いなのに、お前は仲間を殺す気なのか!?」
 ジェレミアの言う事は正しい。連合軍の中核を成すロジェが倒れては、作戦行動そのものが立ち行かなくなるだろう。その果てに待っているのは味方全員の壮絶な討ち死にしかありえないのだ。
 自分達の母国であるペダンがどれだけの戦力を蓄えているかは判らないが、そのペダンにはもう一両日中には着いてしまう距離に今のロジェ達は居る。ジェレミアが多少強引にもロジェを奮い立たせようとするのはある意味で死活問題だったのだ。

「昔の女だか何だか知らんが、気持ちを切り替えて貰わねば困る。お前はあたし達の…」
…そこまでは良かった。だが、熱くなっていたジェレミアはロジェの踏み入ってはいけない部分に踏み入ってしまった事に気付けなかった。
「ジェレミア」
「!?」
 周囲の温度が下がった気がした。薄ら寒い甲板にありながら、それを超える零下の雪原に裸で放り込まれた気分をジェレミアは味わった。
「言われずともそんな事は判ってるさ。これでも責任ある立場だから、さ」
 抑揚の無い無機的な声色でロジェが語る。その顔を見てジェレミアは一歩退いた。
 ロジェは薄く哂っていた。だが、その瞳は直視できないほどの危険な眼光をしていたのだ。
「だが…」
「え…」
 スウ…とロジェが体を沈める。その自然な動きにジェレミアは警戒らしい警戒を取る事も出来なかった。
「その傲慢さは頂けないよな」
 耳元で囁くロジェの甘い声。それが耳小骨を振るわせた刹那…
「う…っ…!?」
―ドス
 鈍器で叩き付けた様な衝撃が襲ってきた。ジェレミアはその痛みと不快感に顔を歪める。ロジェの掌底がジェレミアの鳩尾に突き刺さっていた。
「く、ぁ…!」
―ドッ!
 そうして、次の瞬間に襲ってきたのは腸を容赦無く抉るロジェの膝だった。ゴブリ、と逆流する胃の内容物を吐き散らかしてジェレミアは無様に甲板を汚しながら膝を付いた。だが、そこでロジェの追撃は終わらない。
――ゴシャ!!
 膝を付き前屈みになったジェレミア。止めになったのは脳天に走るハンマーじみた踵落しの痛み。満足な受身も取れずジェレミアは顔面から地面に着地。自分の吐いた汚物に熱烈なキスをした。
 ジェレミアはロジェの逆鱗に触れてしまい、その対価を身を以って味わった。

244:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:02:43 o0900/GF
「粋がるのも体外にしろ。お前は俺の何だ?女房か?恋人か?女か?…違うよな?」
「ぐ…ぅ、うあ…ぁっ」
 咳き込み、呼吸も侭ならないジェレミアの首根っこを掴んで、無理矢理ロジェは顔を上げさせた。呼吸を阻害されたジェレミアは涙を零しながらロジェの所業を受け入れるしかなかった。
「そんな貴様がどの面下げて俺の事情に入り込む?…俺には許容出来んな」
「…っ、っ」
 グローブ越しの節くれ立ったロジェの指が細いジェレミアの首を締め上げる。つい先程まで真っ赤だったジェレミアの顔は青く染まり、呼吸困難一歩手前だ。
ロジェは指に力を込め続け、ジェレミアの土気色の顔を眺めながら言い聞かせる様なゆっくりした…それでもドスの利いた口調で謂う。
「良いか、小娘さんよ?俺は誰の駒でも無い。自分の意志で戦ってる。お前さんがそれに入り込むのはお門違いなんだよ…!」
「きゃっ!」
―ドサ
 これ以上は命の危険があるとロジェは判断した。泡を吹きかねないジェレミアを乱暴に放り投げてロジェは吐き捨てる。戦場に於いては誰よりも絆が色濃いと思っていた男にされる仕打ちにジェレミアは呼吸する事も忘れ、ただ呆然としていた。

「げほ…けほっ…」
「もう一度言う。消えろ。…それとも、俺と闘るかよ。…んん?」
 そして、漸く呼吸する事を思い出し、急いで肺に酸素を溜め込むジェレミアの眉間にロジェの持つ大刀の切っ先が向けられる。ギラリとした、氷より冷たそうな白刃の凍てついた輝きがジェレミアを怯えさせた。
 
『…これ以上踏み入るならば、斬る』

「っ、ぁ…ぁ…」
そんな声が聞こえてきそうな気迫にジェレミアは情けない声を出すしかない。
「返事はどうした小娘。…本当に死ぬか?」
 ロジェの変貌振りは筆舌に尽くしがたい。普段は利発で物腰の柔らかい、正義感が強い好青年のイメージがある彼だが、内に滾るものが爆発すればその威力はジェレミアのそれを軽く凌駕する。…それこそ仲間の命を奪いかねない程に、だ。
 普通ならばありえない事だろう。だが、恋人の死とそれを救えなかった自分の弱さと脆さ、ジェレミアの辛言が彼を此処までイカれさせてしまったのだ。

「チッ・・・胸糞が悪い」
 ロジェは漸く剣の切っ先をジェレミアから離した。怯えきった彼女は最早無害で、斬る価値すら無い存在だと理解したのだろう。舌打ちしながら後味の悪さを味わうロジェは疲れ切った顔をしていた。
「ロジェ…」
「…煩いぞ」
 そんな冷たいロジェの背中に声を掛けるジェレミア。案の定、ロジェは背中を向けたまま腹立たしげな声を返すだけだった。
「ロジェぇ…っ」
「何だってんだ…」
 だが、ジェレミアはそれでも声を掛け続ける。自然と涙腺が緩み、塩辛い液体が頬を伝い、声帯を普段以上に震えさせていった。その声色と様子が異常だと感じたロジェは流石に放って置けなくなり、漸く振り返った。そこには…
「ひっく…っ、ぐす…」
「う…え……?」
泣いている女の子が独り居た。


245:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:04:07 o0900/GF
「ぅ…うう…ふええ…」

「なっ…ぁ」
 その光景にロジェも面食らう。歩く地雷と仲間内からも恐れられる狂犬が玉の涙を零して泣いているのだ。
「っ……そんな強く打ったつもりは無いぜ?今更、か弱い女を気取って泣く気かよ。…ふざけるな」
 ロジェの言葉がジェレミアに追い討ちを掛けた。…泣いている女は好きになれない。寧ろ今は、心を掻き乱す存在にしか成り得ない事を知っているからこそ、ロジェは冷酷な態度を取り続けた。
「そんな…そんな、つもり…ないよ…っ」
「じゃあ何故泣く?痛いのか?それとも悲しいのか?」
「悲しいのよ…」
 さめざめと泣くジェレミア。その風体には普段の凛とした面影はまるで無く、年相応…寧ろそれ以下しか見えはしなかった。ロジェはそんな小さくなって泣くジェレミアを忌々しげに、それこそ親の敵でも見る様に一瞥した。
「あっそ。俺には関係ないな。泣くだけ泣いてとっとと失せろ」
「ロジェ…あたし、は…っ」
―ハア
 額を片手で覆い、大きな溜息を吐く。ロジェとしてはもうこれ以上ジェレミアを構いたくは無い。だが、そんな彼女は泣きながらも何か言葉を掛けようとしていた。
 …取り合わなければ、独りになる事すら出来ない。ロジェは半ば泣き落とされる形でジェレミアの言葉に耳を傾ける。
「…煩わしいったりゃありゃしない。…判った、聞いてやる。何がそんなに悲しい」

「あたし…自身がだよ…!」

「え」
 母音が一つだけ喉を通過した。泣き腫らしたジェレミアは本当に悲しそうにロジェの瞳を的確に射抜いてくる。どうせ、文句の一つでも投げてくるのだろうと思っていたロジェは自分が予想していた話の内容と違う展開に眉を顰める。
「そ、それ…は何だ」
 ロジェは話の内容が理解できなかった。悲しいのは判る。だが、その理由がジェレミア自身にあると言うのが判らない。それは一体何故なのか?少し興味を惹かれたロジェはジェレミアに問うた。
「あたしじゃあ…ロジェを…元気にしてあげれないって…」

「…はあ?」
「情けなくて泣けてくるよ…!…ねえ、あたしじゃあ…駄目なのかな」
「……待ってくれ。は、話が見えん」
 話の内容が更に複雑になった気がした。ロジェは嗚咽交じりのジェレミアの言葉にただオロオロするばかりでその本質に気付けない。
「ロジェに…そんな顔して欲しくないんだ。…笑って欲しい。また一緒に馬鹿やって、駆け抜けたいんだよ。アンタとさ…」
「っ!そ、それって…おい」
 心に閃く物があった。それに気付いた途端に今迄の疑問が全て氷解する。基本的に他人に無頓着なジェレミアが此処まで己に世話を焼きたがる理由。そうして悲しいと言った理由も全て。半ば口説かれている感じがロジェにはしたのだ。

246:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:05:18 o0900/GF
「ロジェ…あたし……」

「お前…俺に、惚れてたか?」
「…ん」
 つまり…そう言う事ではないのか?ロジェは少し顔を赤くして尋ね、ジェレミアは顔をロジェの倍以上赤くして頷いた。
「まさか…冗談、だろ?」
「本当だよ。でも…アンタにはエレナが居たし、あたし自身確証が持てなかったから、放置してた。…でも、駄目だったんだ」
 ロジェ自身としてはジェレミアの気の迷いと思いたかった。だが、その顔を見る限り、ジェレミアの思いは気のせいではありえないのだろう。潤んだ瞳には涙が浮かび、熱っぽい視線でジェレミアはロジェを求めている様だった。
「気付いてしまった…のか?…心の底に」
「気付いたら、もう手遅れだったんだよ。あたしは…本気でロジェの事が、好きだって」
…冷静に考えてみれば、そう言う視線を向けられた事が何度かあった気もする。何時からかはハッキリ判らないが、戦場に於いてロジェの隣には常にジェレミアの姿があった。
それだけの理由があれば後は簡単だ。戦争と言う異常な状況にあって、ジェレミアがロジェに想いを寄せたとしても何ら不思議はない。
「・・・」
―性質の悪い女だ
 ロジェは目を閉じて心の中でそう呟く。何だってこんなタイミングに告白をしてくるのか?恋人を失ったばかりのロジェにはジェレミアの言葉は甘美な毒以外の何物でも無い。目の前の年下の女を力の限り抱き締めたいと言う衝動が湧き上がって来る。
「こんな聞き方…あたし自身でも卑怯だと思う。エレナが死んだばかりだって言うのに」
「うっ」
スッと、ジェレミアがロジェに近付き、体を寄せた。ビクッ、とロジェは身を震わせる。冷たい風に乗ってジェレミアの甘い体臭が鼻を突いた。

「あたしの事…嫌い?」

「そ、それは」
 軽く奥歯を噛み締めるロジェ。言葉を詰まらせ、決まりの悪そうな顔をした。仲間としては信頼している。だが、女性としてはどう思っているかと問われても、ロジェとしてはジェレミアをその様には見た事が無かった。何も言えなくなるのは必定だった。
「いや…分かるよ?こんな一方的に言われたってロジェとしても困るよね。でも…あたしは、本気だよ」
「ジェ、ジェレミア…?」
 だが、ジェレミアはそんな態度をロジェが取る事を承知していたのだろう。固まって動けないロジェに駄目押しを仕掛ける。ギュッと、強い力でロジェの背中に両手を回す。正面からジェレミアは抱き付いた。
「嫌われても良い。嫌な女だって思われても良い。それでも一度だけ…我侭を、聞いて欲しい」
「お前、まさか」
 その言葉の意味がロジェには分かった。渋い顔付きで睨むロジェに対し、ジェレミアは恋する女と言った顔付きで微笑みながら言った。
「今だけで良いんだ。あたしを…女として扱ってくれないかな?」
「っ」
 精一杯の上目遣い。女の武器の扱いに長けていないジェレミアにしては良く頑張った方だろう。事実、それの仕草がロジェにとっては大ダメージだったのだ。

「ロジェを…元気にしてあげたいんだ。あたしを…ロジェの女にして…」


247:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:06:22 o0900/GF
「っ、っ!…くっ」
「きゃっ」
 激攻陣+攻防強化陣付きのエインシャントを喰らったかの様な衝撃がロジェの心を揺さぶってくる。だが、ロジェはその誘惑に何とか耐えた。これ以上は罷りならないとロジェはジェレミアを突き飛ばした。
「気持ちは嬉しいけど…やっぱり、駄目だ。エレナとの事は終わったけど、お前はエレナじゃあ、ないんだ」
 此処でジェレミアの言葉に頷けば、そこで何かが終わってしまう。そんな予感がロジェにはしていた。幾ら何でも、乗り換えるのが早過ぎる。個人を偲ぶ意味合いでも、今のロジェにはジェレミアは抱けない。
「…そっか。未だ、アンタの心には…」
 突き飛ばされた拍子に倒れたジェレミアが寂びしそうに零す。未だにロジェの心にはもう既に過去の女となったエレナの幻影が巣食っていたのだ。
「済まん。こればっかりは…な」
 心底済まなそうに言うロジェの言葉には様々な感情が混じっている様だった。ジェレミアへの謝罪やエレナやユハニへの哀悼、その他諸々の雑多な念が泣きそうなロジェの体全体から滲んでいた。
「…ううん。それが、当然だよ。アンタがそう言う奴だって事は誰よりも知ってるからさ」
「済まない」
倒れた体を起し、体に付いた埃をパンパン払うジェレミア。そんな彼女に向けられる顔が無くてロジェは視線を外したまま俯いていた。
「でも…さ」
「え?」
 ここでロジェは致命的なミスを犯した。何故ならば、ジェレミアの瞳には未だに決意の炎が宿り、その熱は未だに失われていなかったのだ。普段の彼ならばそんなジェレミアの様子に気付けない筈は無いのだが、今この場でロジェはそれを見逃してしまった。
―ドンッ
「うお!?」
 ジェレミアが低い姿勢から渾身のタックルを見舞う。不安定な状態で立っていたロジェはそれをモロに喰らって転倒。ジェレミアがロジェの体に圧し掛かる。
「っ!ジェ、ジェレミア…!」
「ゴメン、ロジェ。あたしも…引き下がるつもりは、ないんだよ」
 見下ろすジェレミアに批難めいた視線を向けるも、そこで積みだった。元々がギリギリの処で理性を保っていたロジェ。ジェレミアの攻撃をこれ以上受け流す事などは精神的に無理だったのだ。
 千載一遇の期は逃さない。どの様な手を使っても本懐を遂げる。女の打算が入り混じった狂おしい胸中を開放するジェレミアは確かに地雷と称されるに相応しい女だった。
――チュ
脆くなった心を倒壊させる様な強烈な一撃がロジェを襲った。
「ぁ…っ」
 ただ浅くお互いの唇が触れ合っただけ。だが、それだけでもロジェの心を折るには十分だったのだ。事が成った事を確信したジェレミアはロジェの胸板に顔を埋める。
「体はさ…正直、だよね」
「うお…っ」
 女性特有の柔らかく、繊細な掌がロジェの股間を撫でる。彼のそこは十分に血が巡り、既に準備が完了していた。
「苦しかったんだよね。エレナと離れてから、ずっと」
「っ…!」
 耳元で囁くジェレミアの声が甘く脳髄を痺れさせる。理性を保ち、鉄の意志で女を拒んだ処でロジェの体は健康な成人男子。女を求めて已まない。発散する事もなければ自分で処理する事も無い男の情欲の塊はかなり長い間、ロジェの内部に蟠っていた。
 そんな折に色仕掛けで迫る女が居る。自分を許容し、包んでくれる…そんな輩が、だ。折れたロジェの心ではその誘惑を断ち切る事は出来なかった。
「お前…とんでもない女だな…っ!」
「それでも良いって言ったよ?あたしで…元気になって、欲しいのよ」
 もうそれが止めだった。心以前に体がジェレミアを欲しがっている事を理解したロジェは一度大きく深呼吸し、捨て台詞を吐いた。
「俺の…負けだ」
「聞こえない。もっと大きな声で言って?」
「俺の負けだと言った!…お前に目を付けられた時点でな」
「ロジェ…」
――済まない、エレナ
 間違いなく草葉の陰で泣いているエレナに謝罪するロジェ。ジェレミアは勝利を得た女の顔でロジェの顔に何度もキスをする。圧し掛かられて重たそうに顔を顰めるロジェだったが、何故か嫌悪の表情は浮かんでいなかった。

248:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:07:49 o0900/GF
―ガタガタと周囲の壁と言う壁が音を出していた
 度重なる出撃で新鋭空母のナイトソウルズにも相当のガタが来ている事を示す様な不穏な音だった。翼あるものの父に牽引されている為に、内燃機関の殆どをシャットダウンしているにも関わらず、この様な音が鳴る。
 それはこの空母の未来を予見している様でロジェは薄ら寒く感じる。…或いは、これは自分の心の声なのかと己の胸に問うてみるも、返ってくる答えは何も無かった。
「・・・」
 そうして後ろをチラと振り返ると、俯いたジェレミアが一言も発しないでトコトコと付いて来ている。何を考えているのかは判らないし、表情からそれを読み取る事も出来ない。
 …これから自分が彼女に成そうとしている事に、ジェレミア自身は何を思っているのか?
 それ位は見出したかったが、結局ロジェはジェレミアの心を覗く事は出来ずに、自分の部屋に辿り着いてしまった。
「さあ、此処だ」
「あ…」
 ロジェは一瞬戸惑ったジェレミアを自室へと招き入れる。…気のせいだろうか?あれだけ激しく求愛してきたさっきまでの彼女が嘘の様に、今のジェレミアは怯えている様にも見えた。

――ナイトソウルズ 居住区 ロジェ私室
 空母であるナイトソウルズは居住区のスペースはそう広く取られては居ない。元々はペダン離反組の五人に与えられた艦である為にその人数で運用するのならば、十分過ぎる広さを誇っていた。だが、過去と現在では状況が違う。
「此処が…ロジェ、の?」
「かなり狭っ苦しいけど、野郎一人使うには十分な部屋さ」
 今ではその五人に加えて、ビーストキングダムやアルテナの重鎮達が戦う為に乗っているのだ。そんな切実な生活空間の狭さに苦しむ一行に在って、個室を与えられると言うのは贅沢以外の何物でもない。
 個室を与えられているのは隊長であるユリエル、そしてロジェの二人だけだ。ユリエルの場合は執務室を兼ねて、ロジェはその働き振りによる評価故である。
 ロジェの最近の働き振りは目を見張る。ウィスプの加護を得てからと言うもの、その戦い振りは敵味方からも鬼神と恐れられる程だった。
 …彼の死が即、破滅に繋がるタイトロープ的な現状にあって、ヒールライトを得てからのロジェは本当に強かったのだ。殿、斬り込み、遊撃…どの局面にあっても敵を蹴散らすロジェに、その彼の直援であるジェレミアの立場は殆ど無かった。
「…さて」
「っ」
 小さな一人用の寝台に腰を下ろしたロジェは羽飾りの付いたトレードマークの羽根付き帽子を脱いでジェレミアを見た。
「お前をお持ち帰りした俺が言う台詞じゃ無いが…」
「な、何?」
 ロジェの風体に息を呑むジェレミア。彼の姿は普段からはかけ離れて脆く、また闇を孕んで見えたからだ。

「するんだよな?」

「…!」
 そのくすんだブルーの瞳を向けられて言葉を失う。それを成す事が本懐。その為に、無い頭を絞ってロジェを誘惑した。だが、その直前にあってジェレミアは恐怖心を拭えない。
「どうした?…哀れな俺に活力をくれるんだろ?…こっちに来なよ」
「う、うん…」
 …自分から誘ってそれの第一歩を踏み出せないのはおかしい。静かな声で近くに来いと催促するロジェにジェレミアは重い足取りで近付いてゆく。内面に恐怖を抱えたまま。
―グイッ!
「きゃあ!」
…ぽすっ。急にジェレミアの腕を取ったロジェが彼女を強引に抱き寄せた。ロジェの胸の中に納まったジェレミアが不安そうにロジェを見上げる。
「…ふっ」
 その顔を見たロジェが薄く笑った。
「な、何…?」
「する前から力を入れ過ぎじゃないのか?こんなに体を強張らせてさ。…別に取って喰うって訳じゃないし、もっと力を抜けよ」
「た、食べる…つもりなんだろ?」
「くっ…くく!」
 そのジェレミアの言葉にロジェは含み笑いを漏らしつつ、口元を歪めた。…中々に気の利いた言い回しだ。ロジェは強くジェレミアを抱く。
「っ…!」
「別の意味でだが、確かになあ。…でも、構わないんだろ?」
 少しばかり熱烈な抱擁に、窮屈そうにするジェレミア。…もう既に闘いは始まっていた。ロジェはジェレミアのバンダナを取り去り、頭を撫で始めた。

249:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:16:24 o0900/GF
「ちょ、ちょっと…」
 頭を撫でられて喜ぶ歳でもないのか、こっ恥ずかしそうにジェレミアは身を捩る。だが、ロジェはそんな彼女を無視し、頭を撫で続ける。
「ろ、ロジェ…っ、するなら早く、始めようよ…!」
「駄目だ。…お前は先ず落ち着け」
 ジェレミアは頭に描いていた構図とは違う展開に混乱した様に言うが、ロジェがそれを聞き入れる事は無かった。ゆっくりとした手付きでジェレミアの頭を愛撫していくロジェは三つ編みを丁寧に解きながら、耳元で囁いた。
「怯える女を抱く趣味は俺には無い」
「なっ…お、怯えてなんか!」
 その台詞が癪に障ったジェレミアが吼えた。ロジェは猛獣を手懐ける様に凛とした…それでも甘い声色で呟く。
「別に恥ずべき事じゃない。全く男慣れしてないなら、そうなって当然だからな。…経験、無いだろ?」
「あ…ぅ///」
 ロジェの眼力は正確だった。確信を突かれたジェレミアが紅葉を散らす。地雷女と言われる彼女だが、これでもペダン大臣の姪に当たる良家の娘さん。男に縁遠くなるのは必然だった。…その気性がそれに輪を掛けていた。
「こう言う場面で虚勢を張って、後で泣くのはジェレミアだからな。今は素直になってくれ」
「で、でも…それじゃ、ロジェが辛いんじゃあ」
 言葉の語尾を濁らせたジェレミアの言葉にロジェはニヤリ、と哂う。
「未だ許容範囲だ。泣き叫ぶお前を組み伏せるよりは遥かにマシだと思える。…こうしていると、落ち着かないか?」
「う、うん。そう…かも」
 なでなでするロジェの手が何故か心地良く感じてしまったジェレミアは弱々しい声で返した。
「素直で宜しい」
「ぅ…ずるいぞ…?ロジェ…」
「何が?」
「これじゃあ…あたしが、アンタに気を遣わせている…」
 …ロジェに元気になって欲しいのに、こんな事をされては己の内に燻る恋心が更に燃え上がりそうだったのだ。…上目遣いの赤い顔。今まで使った事も無い色目をこう言う場面で発動出来る彼女はやはり女だった。
ロジェはそれに対し、微笑みで返した。
「そんな事、どっちだって良いだろ?…それとも、手荒く扱われたいとか?」
 意地悪っぽく言うロジェにジェレミアは漸く素直になった。

「……やだ。優しくしてくれなきゃ」

 それがジェレミアの本音。今まで鍍金塗装していた化けの皮が剥れ、露呈したのは二十歳に満たない女の子の顔だった。
「ああ、良いぞ」
 …為らば、それに答えるのも三つ上の男である己の器量…と言うか責任なのだろう。ロジェは優しく年下のジェレミアを包み始めた。

 …そうして、十分程時間が経った処でジェレミアに変化が見られ始めた。
「ふう…っ、うぅ///」
 じっとりと汗ばんだ肌が彼女の滾る内面を表している様だった。吐息も甘く切ないモノへと変化している。…それも彼女の置かれている状況を鑑みれば仕方が無い事かもしれない。
…何故ならば彼女の腹部には布越しだが、ロジェの硬く屹立した一物がその存在を主張し、当てられていたからだ。宥められる事で落ち着いてきた彼女にとって、その男性器から伝わってくる熱は身を焼く熱さに感じられて仕方が無かったからだ。
「大分、堪らなくなってきたか?…ん?」
「ハア…っ、ぁ…ロジェぇ…」
 もどかしくて狂う。…そんな悲鳴が聞こえてきそうだった。残念ながら、ジェレミアはロジェの手並みにより陥落してしまったのだった。
「もう…平気なのか?」
「う、うん…怖く、なくなった」
 この男を信じれば間違いない。…そんな根拠の無い自信がジェレミアの内部には満ちている。その言葉を聴いたロジェはフッ、と鼻で笑い言った。
「じゃあ…次に進んで良いな?」
「は、はい…」
 熱にうかされた様な紅潮した顔でジェレミアは頷く。その従順な態度は普段の彼女とはかけ離れていて、ロジェの内部で何かを煽った。
「脱がすぞ」
「あっ…!ぁ、あうう…///」
 ロジェの動きは早く、一切の抵抗を与える暇も無く、ジェレミアの装いを剥いでいく。ビスチェに始まり、ブーツ、グローブ、よくよく見ればかなり際どいパンツ等々…行為に必要ない物をぽんぽん取り外していく。
 …一瞬、ニーソは残そうかと思ったロジェだったが、そんな物に萌える性的嗜好は無いのでそれすらも取り払う。そして…
「…完成だ」
 一分足らずで料理は完成した。その名も地雷女の剥き身。裸に剥かれたジェレミアは中々に美味そうな女だった。…後はそれを喰らうだけだ。

250:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:18:51 o0900/GF
「う///」
 沸騰した顔、そして半分泣きそうな視線で何かを訴えてくるジェレミア。彼女の両の腕は乳房を隠していた。だが、その分下の防衛は手薄で、彼女のぴったりと閉じた太腿に隠された秘密の場所の情報漏洩は避けられなかった。
 薄く生い茂るヘアは髪色と同じプラチナブロンドだった。
「こりゃあ…参ったね」
「何か…問題あるの?」
ロジェが自分の緑髪を掻き上げながら困った様に零した。その態度が良く理解出来なかったジェレミアは聞き返す。
「無いさ。…こんな上物だったとは、思いもしなかった」
「ほ、褒めて…くれてる?」
「ああ」
 値踏みする様にほんのりと紅いジェレミアの肢体を凝視するロジェ。彼女の体はロジェの予想以上に華奢だった。以前から線の細い女と思っていたが、剥いてみればその美しさが際立った。
 軽装歩兵と言う都合上、無駄な肉は削ぎ落として然るべきなのだろう。薄いしなやかな筋肉は全身に行き渡っているが、その分脂肪は申し訳程度にしかジェレミアの体を覆っていない。
だが、決して丸みが無いわけではなく、出る部分は出ているし、その脚線美は唾をロジェの口腔に溢れさせた。…きつく抱けば折れる。そんな儚さがジェレミアを包んでいた。
―ギュ
「アンっ!」
 ロジェはそんなジェレミアに堪らなくなって再び裸の彼女を抱いた。
「ロ、ジェ…?」
「こんな…こんな頼りなさげな体でお前は戦場を駆けていたんだな…」
 そう零すロジェの言葉は誰に向けられたモノでもない。唯の独白だった。隣で見てきたからこそ、それがどれだけ難物だったのかが彼には知れる。ロジェの内に暖かいものが湧いてきた。
「そんなお前にここまでさせた。…責任は、果たさなきゃな」
 同時に決意も、だ。先ほど、衝動に任せて暴力を振るってしまった事。…それについて釈明する気も謝る気も更々無いが、借りを返すには彼女を愛でるしかない。それこそが男の甲斐性の見せ所だと結論付けたロジェは益荒男だった。
「…?」
 だが、そんなロジェの内面の変化にジェレミアは女と言う一点で気付けない。きょとん、とした視線を向けるだけだった。

「何か、注文はあるか?」
「…え?」
 攻勢に踏み出そうとするロジェは最初にジェレミアの願いを聞き、様子を見る事にした。本当なら今直ぐにでも、いきり立つ怒張をジェレミアの膣に捻じ込みたいのだが、その獣性をグッと抑えた。
 年下の女に負担は掛けたくないし、年上なのだから出来る限りリードしてやりたい。いきなりがっつくと言うのはロジェのプライドが許さないのだ。
「あ…う///」
 そんなロジェの漢気溢れる言葉にジェレミアは困った様に身をくねらせた。何かお願いがある事は明らかな態度。ロジェは何も言わずにジェレミアが心を開くのを待った。
―数分後
「ロジェ…!」
「ん?…決まったか?」
 …喰い付いて来た。魚が餌に掛かった事を確信したロジェはにこやかな笑みを口元に引いた。

251:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:21:18 o0900/GF
「き…キス!」

「…む」
「キス……したい」
 それが彼女のお願いだった。これからする事に比べて何とも小さい懇願で笑いそうになったが、ロジェはその笑いすら抑えて真摯な目でジェレミアを見た。…きっと、彼女にとっては重要な事なのだろう。それを推し量る術はロジェには無かった。
「…良いよ?」
「ぁ…っ、んん」
 穏やかな口調と共にジェレミアの顎に手を添えるロジェ。鼻柱を傾かせて、唇を彼女の濡れたそれに覆い被せた。すると…
―ちゅうううう
「ぬっ!?…っ??!」
「ふっ!んっ!んん~!!」
 待っていたのはジェレミアの熱烈な歓迎だった。唇を重ねた直後、ロジェのそれがおもいっきり吸われる。口腔内の唾液や空気、舌等を全て。途端にロジェの口の中は真空になった。
「っ…!」
「はふ…!ふうううっ!」
 先ほど甲板で交わした子供じみたキスではなく、これは大人のキス…否、口淫と言っても良い程の激しさだった。ジェレミアのキスに一瞬戸惑ったロジェだったが、直ぐに反撃体制を整え、逆にジェレミアの口を犯し始める。
 ぐちゃぐちゃと淫らな音を立てながら、唾液が口元を汚す事も構わずに二人は口を使った目交いを行っていた。舌を絡ませ、唾液を送り合い、咀嚼して嚥下する。
歯の裏や粘膜までもしゃぶり尽くす舌の動きはロジェは兎も角として、小娘であるジェレミアには考えられない激しさだった。…それだけ、彼女が昂ぶっていた事の証かもしれない。
「っづう…」
「んはっ!…は、はあぁ」
 息苦しさを感じた二人は漸く貪っていた互いの唇を離す。唾液の糸が何本も伝い、宙空でふつりと途切れた。
「ふうう…ちょっと、驚いた」
「んっ、っ…っ」
未だ己の口腔に残っていたロジェの唾液を飲み込むジェレミア。ロジェはジェレミアがしてきた刺激的なキスに驚嘆を隠そうとしなかった、そして、完全にロジェの唾液を飲み干したジェレミアは満足気に呟く。

「甘い…。キスって、こんなに甘いんだぁ」

 虚ろな視線を彷徨わせるジェレミアはきっと、正常な精神状態ではない。物理的に甘いキス等は有り得ないのに、それに酔っているのが何よりの証だった。
…甘く感じられたと言うのなら、味覚がおかしいか、何かあるのかの二択だろう。ロジェはそんなトリップしているジェレミアの心を現世に無理矢理召還した。

「あー、さっきまんまるドロップ喰ったからな。その所為だろ」

 それが真実だった。
「……あっ、そう…なんだ」
 天井近くまで行っていたテンションがストン、と正常値に戻った。…何時の間にロジェがそんな物を食べたのかは定かではない。恐らくは、部屋に戻ってからなのだろうが、ジェレミアは突っ込む気は全く起きなかった。

「…気を取り直してっと」
 予想外の反撃にあって出鼻を少し挫かれたロジェは少し沈んでいるジェレミアの間隙を突いて進撃の第二波を仕掛ける。無造作に、何の通達も無しに彼が腕を伸ばした場所はジェレミアの乳房だった。
―ふにっ
「ふああぁ」
 ほんの少しだけ指がそこに食い込むとジェレミアが甘い声を上げる。汗ばんだジェレミアの肌は吸い付く様な肌触りで触るだけで気持ちが良い。
「ひゃんん!」
 指に力を込めると上がる声の量が増した。寝台に仰向けになった彼女は気持ち良さそうに身を振るわせる。
「随分、感度が良いな」
「そ、そんな事…し、知らないっ!…わよぉ」
 弱々しく返すジェレミアの声には余裕が全く無かった。キュッキュッと搾る様に乳を揉むロジェの動きにジェレミアは虜になっていた。
「…エレナとは大分、勝手が違うよな」
 ふと、ロジェはそんな言葉を口走る。…思い返せばエレナはかなり淡白な女だった。どれだけ乱れようが、今のジェレミアの様に媚びる仕草は一切しなかった。だからこそ、ジェレミアのそれはロジェにとっては未知の領域だったのだ。
 ジェレミアが普段している仮面を剥いだ事で見えてきた一面。案外男好きする性質だったのか、それとも性に対して貪欲なのかは判らない。だが、例えそうだとしてもそうでなくても、そんな考察に何ら価値はない。
「…甘えられるって言うのも、悪くなかったんだな」
 重要な一点はそれだ。媚びる女は好かないロジェだが、あのジェレミアが精一杯自分に甘えてくれている現状を見れば、実はそれも悪くは無いと思ってしまうロジェだった。理屈や打算、建前でもない。本能でそう思ってしまったのだ。
「うう…」
 ジェレミアはそんなロジェの言葉に恨めしそうな視線を向ける。ブルーの瞳が、自分をもっと構ってくれと告げていた。

252:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:22:25 o0900/GF
「っと、お前以外の女の事考えるのはマナー違反だよな」
 今のは自分が悪い。そう認識したロジェは悪いと思いつつも、頭からエレナの事を締め出した。拗ねる様に顔を背けるジェレミアが何だか可愛くて、両の乳首を強く捻り上げた。
「ぎっ!?ひ、ィッ!!」
 引き攣った声で体を強張らせたジェレミア。硬くしこり、芯が通った乳首をジリジリと指の腹で擦り、ジェレミアの快楽のボルテージを上げていくロジェ。その手馴れた手付きにジェレミアは融けそうになっていた。
「アッ!あううっ!!」
「良い声で鳴く。…可愛いなあ、ジェレミィは」
 クリクリ突起を圧迫し、乳輪をなぞるロジェは優しい声で囁く。自分の手によって、男を知らないジェレミアの体が開かれていく。その過程にロジェは確かに悦を見出していた。
「ろ、ロジェ……♪」
 可愛い、と言う言葉がジェレミアの欲動に油を注いだ様だ。両目一杯に涙を溜めて縋る様な視線を投げてくる彼女は凶悪だった。きゅうぅ~ん…と、まるで主を待つ子犬の様な、これでもかと言う位に保護欲を誘ってくる仕草にロジェは眩みそうになった。
「くっ…」
 普段の姿とのギャップが有り得ない破壊力となって襲い掛かる。…女は魔物だと言う言葉をこの局面になって知ったロジェ。彼の戦列は足並みが乱れそうになりながら、何とか理性を保つ事でそれを再び統制した。

―余り時間は掛けていられない
 下半身に滾るモノの抑えの限界が刻々と近付いてくる。加えて、ジェレミアの可愛い仕草に理性が跳びかねないと言う現状にあり、ロジェはジェレミアの最終防御陣地に進撃する事を決意する。
 これ以上、乳を揉んだ処で戦果は上がらない。為らば、彼女の女の子を直接弄って、最終決戦へとなだれ込む。ロジェは再び通達無しでジェレミアの太腿に手を遣って、脚を大きく開いた。
「・・・」
 抵抗らしい抵抗は無く、御開帳したジェレミアの其処を覗き込むロジェは言葉を失う。口の中に溜まった唾をぐびり、と飲み干した。
「見ちゃ…見ちゃ…やあ」
 両手で顔を覆い、可愛らしくイヤイヤするジェレミア。
彼女の其処はとっくにロジェを迎え撃つ準備が完了していた。ピッチリ閉じた可憐な縦筋はだらしなく痙攣し、陰唇の奥からは小水でも漏らしたかの様な大量の愛液が溢れ出し、ベッドシーツに染みを付けていた。
「こいつは…」
 流石のロジェとて面食らう。特に念入りに弄った訳ではない。だが、現にジェレミアの女はロジェの男を求めているのだ。その様を見せられたロジェは自分を律するモノが離れていっている事に気付く。
―今直ぐにでも組み伏して、目の前の女を喰らいたい
 そんな暗い欲望が堰を切って溢れ出す。
「だけど…っ」
 …並の男なら、撃墜されていておかしくない状況だ。だが、それでもロジェを押し留めるモノはあったのだ。見た目では準備完了しているジェレミア。だが、彼女が男を知らない性的に未熟である女である事は疑い無い事実なのである。
「俺が…初めての男になるんだよな」
 それが女性にとってどれだけ重要な事か、男であるロジェだって判る。その体験を歪なモノにする事は出来ない。ロジェはギッ、と唇を噛んで、平常心を取り繕う。…一組の雌と雄になるのはもう少し後で良い。そうロジェは心に決めた。
「失礼するぞ」
「なっ!ロジェ!?」
 心に迷いが生まれる前に、ロジェは動いた。自分の顔を剥きだしのジェレミアの股座の前に持っていく。そして、その後にロジェが取った行動にジェレミアは慌てた。
―スンスン
 鼻を鳴らしてロジェがジェレミアの香を嗅ぎ始めたのだ。
「ば、馬鹿ぁ!な、何やってるんだお前/////////」
「見ての通り、だ」
 泣き出しそうなジェレミアを無視して、彼女の香りを肺一杯に満たす。その濃密な香りは彼の頭に霞を掛け、一切合財の瑣末な思考を拭い去っていった。
「…むう、発情している香だ。敢えて言うなら、柘榴とヨーグルトをかけ合わせた薫り…って処か。…プロゲステロン分泌過剰なんじゃないのか?」
「っ…ぅ、えう…!ぅ…うう~」
 嗜虐的に言うロジェにジェレミアは羞恥から泣き出してしまった。女性ホルモンの臭いを嗅ぎ分けられるほどロジェの嗅覚は鋭くないが、ジェレミアを煽るには十分過ぎる威力を持っていた。
 そんなすすり泣くジェレミアを見ながら、ロジェは口元を歪める。…可愛い女を泣かせるのは実に気分が良い。その相手がジェレミアだと言うのがまた更にツボだ。
 ロジェはS気質の持ち主と見て間違いが無かった。

253:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:26:03 o0900/GF
「味も見ておこうかな…」
「っ!お、お前っ!そ、それ以上の辱めは許さんぞ///」
 声を荒げるジェレミアだったが、ロジェの行動を止めるには力も迫力も足りなかった。そして、ジェレミアはまたロジェに泣かされる。
―チュク
 ジェレミアの陰唇にロジェは口で蓋をした。
「きゃひィ…!」
 その感触に戦慄くジェレミアを上目で見ながら、その蜜を吸い上げるロジェ。ズズズ…と、ダラダラ滲む自分の汁を飲んでいるロジェの姿にジェレミアの子宮がジンジンと疼き始めた。
「む…」
「んはっ!かっ、ぁ…!んあぅ!!」
 完全にジェレミアから羞恥の心が吹っ飛んだ。どれだけ自分を飾っても、下の口から与えられる刺激には抗えない。自分の女の性を目の当たりにして、ジェレミアは防衛ラインを自分の思考ごと放棄した。
 チュッチュ…淡い口付けを交わす様な音が鳴り響く。ロジェの唇とジェレミアの下の唇が触れ合っているのだから、それは強ち間違いではない。問題なのは、ジェレミアにとってそれが気持ち良かった事。そして…
「っっ!?…ぐ、ぐう!」
「ロジェ…!も、もっとペロペロしてぇ…!」
 それに味を占めたジェレミアがガシッ、とロジェの頭を凄い力で股座に固定した事だった。呼吸が阻害され、窒息の危険に向き合うロジェは貧乏籤を引いていた。
 甘く悶えた声で泣くジェレミアの声を聞いていると、もう少し愛でてやりたくなるが、命の危機が間近に迫っているロジェは何とかジェレミアの腕の拘束を緩めようと躍起になる。
吸うだけに留めていた口の動きを激しくし、舌を膣口に打ち込んで責め立てる。襞と壁が侵入してきた舌を迎え撃つべく、火線を布いて来た。
「ぐっ…くっ、ぬう」
 舌先が捻り切られそうな猛攻と酸素不足に悩ませられるロジェは分の悪い立場に居た。だが、それを何とかしてこそ男の子。なりふり構わず膣を舐る彼は何かに憑かれている様に一心不乱だった。
「ふあ!んあぁ!っあああああ!!!」
 当然、それに抗えないジェレミアは腰を激しく浮かし、ベッドで暴れる。吸い上げながら、襞の翳に溜まる痴垢をも舐めとり、更に汁を掻き出すロジェの舌にジェレミアはトロトロになった。
「ロジェぇ!それイイ!もっとぉ…!!」
 泣いて喘ぐジェレミアが更なる注文を付けてくる。少しは呼吸がマシになったロジェはその注文を捌く為に、口全体でジェレミアの膣を強く吸い上げた。
「ひっ!…ぁ、ああ…!」
 ビクッ、とジェレミアが痙攣し、その刹那には大量の滑った粘液がロジェの口腔に流れ込んできた。
「んああああああああ!!!!」
 絶頂を極めてしまったジェレミアは四肢を張り詰めさせ、くったりと寝台に沈む。ロジェはやっと自由になった頭をジェレミアの股座から離し、大きく息を吐いた。
「ふゆうう…死ぬかと思った」

254:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:28:45 o0900/GF
 ジェレミアの愛液でベトベトになった口を拭い、少し疲れた顔でロジェはジェレミアを見た。不随意的に体を振るわせる彼女は目を閉じて肩で大きく息をしている。襲ってきたアクメはかなり大きかった様だ。もう、今の彼女に取り繕うだけの正体は無かった。
「中々…っ、美味かったぜ?お前の味」
「ぁ…あうう」
 ジェレミアの解けた長い髪がロジェの寝台に白金色の花を咲かせていた。脱力しきったジェレミアの前髪を撫で上げながら褒める様に言うロジェにジェレミアは恥ずかしそうに身を寄せる。スリスリと自分の匂い刷り込む様に体を擦り付けた。
「基本は甘酸っぱいんだが、ちょっとしょっぱかったな。小便か汗の味だな、アレは」
「仕方…無いだろ?シャワーを、浴びられなかったんだから」
 そんな事を言われても困るジェレミアがまた拗ねた顔をした。その若干だがプリプリした仕草にロジェはいきり立つ自分の分身が悲鳴を上げている事を理解する。
―抑えはもう限界。正直、此処まで良く自戒したものだ…
 自分を褒める様に、顔を綻ばせるロジェは漸く服を脱ぎ始める。肩当とグローブを外し、その上半身をジェレミアの前に晒した。
「シャワー?…そんなの俺も同じさ。でも、もう此処まで来たらどうでも良くないか?」
「ぁ…あぁ//////」
 切ない溜息が漏れ、潤んだ瞳を向けられる。脱げば意外とガタイが良いロジェの体に魅入られているのだろう。ポウ、と酒でも飲んだ様に惚けた面を晒すジェレミアはその時が来た事を理解する。
「あたしを…食べる、の?」
「これ以上は流石に先延ばしに出来ん。…お前ももう十分だろ?」
「う、うん。平気、だけど」
「宜しい。それなら、今度はお前が…」
 ジジ…とジッパーをズリ下げて、封印されていた暴れん棒将軍を解き放つ。
「ヒィ!?」
 ブルンッ!…飛び出したその一物にジェレミアが驚きと恐怖が入り混じった声を上げた。
「お前が、俺を愛してくれ」
 先走りでテラつく先端は赤黒く雁高、そそり立つ幹には青筋が立ち、その太さは子供の腕位はある。その長さは直立した状態でロジェの臍にまで届く。女を泣かせるデスブリンガーがジェレミアの処女膣に狙いを定めた。

「うそ…こんな、お、大きくて…太い、の?」
「他の野郎のサイズは知らんが、これが俺の竿だ。…こいつが欲しかったんだろ?」
「そうだけど…!は、入るの?それ…」
「其処からは赤ん坊だって出てくるんだ。挿入らない道理は無い」
 怯えきった表情を張り付かせるジェレミアにロジェは淡々と告げる。ジェレミアが男のそれにどの様なイメージを抱いていたかは判らないが、もう彼女はロジェの肉棒を咥え込まなければならない事が決定付けられている。
「あー…また引き合いに出して悪いが、エレナはこいつが大層お気に入りだったぞ?」
「え!」
「根元まで飲み込んでくれた。最初は…かなり青い顔してたけど」
「ぁ…っ、……っ!」
 前の女が自分の肉棒にどれだけ狂っていたかをジェレミアに示すロジェ。あまりこう言う露骨な挑発は使いたくないのだが、彼女が乗り気でないのならばそれすら使わざるを得ないのが現状だった。
 案の定、その言葉に闘志を刺激されたジェレミアは自分から大きく脚を開き、手を添えて自分の大事な場所を曝け出す。奥の奥…処女の証まで丸見えの構図はロジェの食欲を掻き立ててきた。
「…来なよ、ロジェ」
「ほう?」
「あの女に出来たんなら…あたしにだって…!」
「くっ…!」
 その稚拙な対抗心に堪らずに噴出す。それだけ故人であるエレナに負けたくないのだろう。…まあ、細かい事はどうでも良い。彼女がやる気を出した事が一番重要な事なのだ。ロジェはそんなジェレミアの覚悟を汲み取り、先端を入り口に宛がう。
「う…」
 だが、空元気な部分もあったのだろう。宛がった箇所を中心にして、ジェレミアはカタカタと震えていた。穿たれる恐怖は完全には拭えない。腰骨を掴み、入り口から少し進ませた所でロジェは動きを止めた。
「ジェレミィ」
「くぅ…っ、…?」
 突然動きを止めたロジェにジェレミアは警戒した視線を向ける。ロジェはそれを予期していた様に会心の笑みを浮かべて囁いた。

「お前…やっぱり可愛いな」


255:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:30:02 o0900/GF
「っ/////////」
 目を見開いてボッと染まるジェレミアは面と向かった台詞には極端に弱かった。
「か、かっ…」
「か?」
「か、可愛い言うな!恥ずかしいな!!」
「んな事言われてもな。俺がそう思っちまってるんだから仕方ないだろう」
 照れ隠しの様に怒鳴るジェレミアは、もう飼い慣らしたいほどにロジェには可愛く映っていたのだ。その心には嘘は無かった。
「ぅ///…嬉しい、けどさ」
―ニヤリ
 フッと視線を背けたジェレミア。それを待っていたかの様にロジェはジェレミアを貫く。
恥骨に骨盤をぶつける様に思い切り腰を叩き付けた。
「あ!?っ!!んっ、くうう――!!!」
 途中にあった肉の膜など障害にすらならない。それを易々と通過し、ロジェはジェレミアの最奥へと到達した。
「余所見は…っ、余所見は良くないな?」
「アぁ…アンタ…このぉ!」
 戦場に於いて、騙まし討ちや伏兵などは普通にある事柄だ。ある意味でロジェとジェレミアのそれも戦闘と言って差し支えないモノだろう。それを失念していたジェレミアの手抜かりだった。
 恨みがましい視線を投げてくるジェレミアの頬には一筋の涙の筋が伝っていた。破瓜の痛み…にしては随分と情の篭った涙。恐らくそれは、ロジェに貫かれた事による歓喜の涙と見て間違いは無かった。
「何だ?」
「……馬鹿ぁ!」
 受け入れた痛みも特に無いらしい。寧ろジェレミアを占めるのは喜びで、顔一杯に笑みを浮かべ、ロジェの裸の上半身に抱き付いた。
「お、おいおい…しょっぱなからとばし過ぎだろ?」
「んんぅ…好きぃ…ロジェぇ……大好き♪」
 感極まった様に自分の内面を曝け出すジェレミアに困った様な表情をするロジェ。彼女に此処まで思われていたとは、今の今迄気付く事すら出来なかった。だが、それが知れてしまえば湧いて来るのは一抹の情だった。
 …自分は果報者だと。そう思うロジェ。…だったが。

「え…?」

 そんな間抜けな声が出た。そう思ったのも束の間、不意討ちにも似た快感がロジェの竿を包み込んだ。
「んっ!んんうぅ…!」
「なっ!?お、おい!ちょ、待っ…!?!?」
 腹圧が掛けられてギュウギュウと搾られる。事前に察知出来たのなら対策の立て様もあったのだろうが、何の準備もしていなかったロジェはそれに抗えなかった。甘かったのはロジェも同じだった。
「う、うわぁ」
 乾いた、それでいて気の無い声がロジェの喉を通過する。…こりゃあかん。そう思った直後、下半身に蟠っていたしこりが強制的に解き放たれた。
「く、く…ぉ…!!」
「ふうう!!?ぁ…ふええ?」
 どれ程の間溜まっていたか判らないロジェの熱い澱がジェレミアの穢れない子宮をその色と香りで染め抜いていく。生暖かい奔流が突然奥に流れ込むのを感じたジェレミアはその感触に酔いながらロジェを見た。
「お、お前…!マジかよ!?…ぅ、ぐっ…信じられねぇ……!」
「ふ…ふ、ふふふ!さ、さっきの、お返しだよ…うあ♪」
 射精しながら、そして注がれながら不毛な会話を交わすロジェとジェレミア。何処からどう見ても馬鹿丸出しだった。

256:ミラージュ・レジデンス
07/04/04 05:31:44 o0900/GF
「もう…あんん…ま、満足したの?」
 最奥に叩き付けられた精液の硬さが判る。内側から燃やす様なその熱にくねくね体を動かしながら、無意識的に腰を振ってしまうジェレミア。その言動はまだまだ飲み足りないと言っている様にしかロジェには聞こえなかった。
「…こんな展開で終れると思うか?」
 不覚を取ったのは己の落ち度だが、こんな無様を晒してしまった事はロジェにとっては汚点以外の何物でも無い。それを返上する機会は欲しかったし、何より彼の残弾は消費し尽くされていなかった。
―グリッ
「ひゃあああああんんっ!!!」
 男を潰してくれたジェレミアにお仕置きする必要が生じていた。子宮口に先端をめり込ませて強く擦ると、ジェレミアは気持ち良さそうな声で鳴いた。
「男を咥えたばかりなのに、もうそこで感じてるのか?…大した奴だ」
 嗜虐的に微笑むロジェ。腹膜で得られる快楽は相当の修練を積まなくては得られないものだ。それに鋭敏に反応する彼女は滅多に無い一材である事は明白だった。
「未だ俺はくたばってないからな。…ジェレミィ?お前に、女に生まれた幸せを噛み締めさせてやるよ」
「っ…や、やあ…」
 ゴキゴキ関節を鳴らしながら、ドスの利いた声で言うロジェはマジだった。ジェレミアはその魔手から逃れようとするが、下半身で繋がっている状態なので逃げ様が無かった。

「や、優しく…してよ?」

「ああ。優しく…お前の精気を頂くぞ」
改めて釘をさす様に言うジェレミアにロジェは当然だと言う風に言う。躾ける為でも、仕込む為でもない。元々がその為に始められた闘いだ。
が、もう、はっきり言ってそんな言葉に意味などは無い。だがそれを強調する様にロジェは言う。…俺を満足させろ。そんな声を確かにジェレミアは聞いていた。

―約一時間経過
 もう日の昇る時間にあって、二人は尚も抱き合っていた。
「どうした?もう、鳴く余力すらないか?」
「っ…ぁ…ふ、あっ……っ」
 抱き合っていると言うのは間違いかも知れない。瀕死のジェレミアを一方的にロジェが蹂躙しているのが正しい表現なのだろう。
 お互いの汗の匂いとジェレミアの雌の臭いが充満した室内は気を抜けば吐き気を誘う空気が漂っている。
「んぃ…ぃっ…んんぅぅぅ!!!!」
「…お?また、逝ったなお前」
 ざらつく襞の動きが一瞬これでもかと言う程に激しくなり、壁だって竿を握る様に締まって来た。そんなジェレミアは涎を垂らしながら絶頂の快楽に浸っていた。
「……こっちは未だ一発しか出してないって言うのに、羨ましいなあ」
「ろ、ロジェ…♪」
 嫌味ったらしく言いながらも、ロジェは優しい手付きでジェレミアの頬を撫でて、顎に手をやって顔を向けさせる。下半身の責めは止めずに、緩急を付けた普通の動きでジェレミアの膣を往復し、開拓していた。
「まあ、お前が満足してるんだったら、俺も実はそれで良いんだけどさ」
 ほんの少しロジェが寂しそうに言った。無論、本心は別であり、本当は力の限り腰を振ってガツガツとジェレミアの最奥を抉りたいのだ。だが、優しくすると言ってしまった以上、それを反故出来ないのがロジェだった。
「好き…好きだよぉ♪ロジェぇ…!」
「好き、ねえ」
 そんなロジェに愛されているジェレミアの心はメロメロで体もトロトロだった。先程からうわ言の様に愛の言葉を囁いているが、ロジェはその言葉が耳に入る度に顔を顰めていた。
 …心が掻き乱される様だった。どれだけジェレミアがロジェに惚れていようが、ロジェがその事実を知ったのはつい先程だ。本来なら、まともに取り合う事などは出来ない事柄だろう。
 彼の心には未だにエレナが居て、その彼女への思いがロジェの心を軋ませるからだ。死んだと言っても、愛を交わした女。その女に操を立て、偲び続ける事こそが自分の贖罪だとそう思っていた。
「ロジェ…ろ、ロジェは?あ、あたしの、事…?」
「…っ!」
 今、最も聞きたくない質問をされた。自然と眉間に皺が寄り、顔が歪む。…さっきまでならば、判らないの一言で済ませられたのだろが、今のロジェはその問いにどう答えて良いのか検討も付かなかった。その理由は単純だ。
「…ジェレミィ」
 ジェレミアに情が移りつつあったのだ。どの時点からかは判らないし、それを探ったとしてもどうしようもない事だ。…ただ、可愛いとジェレミアにそう思ってしまった時に湧いた感情は、ロジェの胸に空いた空洞を確実に満たしたのだ。
「ねえ…ロジェ?…答えてよぅ」
 その事実に気付かされ、心に開いた穴から血が流れた。エレナを失った直後、今度はジェレミアにときめいている節操のない自分が腹立たしかった。


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