【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】 at EROPARO
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】 - 暇つぶし2ch11:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  9/16
06/09/14 17:53:39 y0FPq0vo
「色んなAAとの経験的にココとかココ、ココも…ああ、モナーはココが好きなんだ」
 腰をガッチリと掴まれ、逃げられないモナーの首筋から顎のライン、
耳元までをフーンの指先がなぞる。身長差のため耳先まで触れられない指先は、
後頭部で進行方向を反転し、うなじや背中をユックリと辿り始めた。
そして、その指先が尻尾の付け根に達した時、モナーの肉体がビクリと震える。

 モナーの弱点に気付いたフーンは、濡れて普段よりも小さく見える尻尾を嬉しそうに
指先で揉みこむように弄んだ。


「やめ…お願い…やめ…ぁあっ…」
 振り払いたいのか、それとももっと触れられたいのか、モナーの腰が甘やかに揺れる。
「ん? あれ、ベトついてきてる。フーン、感じれば濡れてくるんじゃん。って事は、
狭くてもちゃんと穴は開いてる訳か」
 揺れだした尻を腿の方から撫でようとしたフーンは、モナーのスリットが濡れ始めた事に気付いた。
 粘つくスリットを確かめるために、フーンの手のひらが恥丘の側から柔らかく這わされる。
「当り前でしょ…、あ、穴が開いてなきゃ生理が来なくて、んぅ…もっと…早くに、
婦人科に掛かってたわよ」
 濡れそぼる箇所を確認するように、フーンの人差し指と中指が陰唇の間をいったりきたりした。
巧みな愛撫に翻弄され、モナーの息が上がってくる。
「ああ、それもそうか。…な、少しだけ指、入れてみてもイイか?」
 小陰唇を撫で付けていたフーンの指の腹が、小さな膣口を狙うように止まった。
「それは、ダメ…無理な事されると、かなり、痛いんだからね…」
 フーンの顔を見つめ、イヤイヤと首を振る。
 モナーの不安げな表情に、フーンは股間から手を離し一本の指を立てた。
「無理しないって。それに今まで入れようとしたのだって、どうせ男の指だろ。
俺の指、細いし小指で試すしさ」
 小指を立てたフーンはモナーを安心させるように、その指を握らせた。長く細いフーンの指。
直径1㎝にも満たないようなか細い太さと、長いといってもたった7㎝ほどの指。
「絶対、無理、しないでよ…」
 フーンを受け入れるため、おずおずとした動作で腿を少しだけ開いた。
「無理はしない。俺を信じて」
 フーンの言葉に頷き、モナーはかすかに震える手を開き、小指を離す。
 フーンは離された小指を滲み出す愛液にタップリとまぶし、円を描くように膣口を撫でた。
「モナーの中、ホントきついな。俺ならコレだけ濡れると、何本だってスルッと入っちまうけど…
ああでも、少し入った。痛くないか?」
 狭くかたくなな窄まりは抵抗が強く、華奢な小指は強引に進む事も出来ず苦戦する。
それでもフーンは焦らず丹念に膣口を揉みほぐし、小指がふやけるほどの愛液が
滲み出る狭穴を責めた。遂に弛みはじめた膣口は、フーンが軽く押し進めた小指の先を
ユックリと少しだけ受け入れる。
 入り口以上にギュウギュウと締め付けすぎる狭い肉壁の中、第1関節だけであったが
モナーの膣が初めて異物の侵入を赦した瞬間だった。
「…変な感じはするけど、…ハァ…ぁ…大丈夫、みたい…」
 モナーは少し低い位置にあるフーンの肩に手をかけ、荒い息を吐く。 
「なら、もうちょっと進めてみるか?」
 指をそれ以上進める事なくモナーの様子を窺っていたフーンは、再び小指に力を込め、
ゆるゆるとした速さで肉を犯していった。
「んぅ…フーン…」
 フーンの肩に両腕をまわし、しなだれかかる。
 モナーの腕の中にスッポリと抱え込まれたフーンは、困ったような笑いを浮かべた。

12:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  10/16
06/09/14 17:54:12 y0FPq0vo
                          ケ
「そんな声で呼ぶなって。あんまり、その気はないつもりなんだけど、
こっちまで変な気分になってくるだろ」
 どんな状況でもクールに、相手に引き摺られる事なくマイペース。
それがフーン族であるが、今のフーンはモナーの熱にあてられて、声が上擦ってきていた。
「だって…フーンが…ぁっ…やぁ…深い…」
 フーンが悪いのだと言おうとしたが、それは形になる事なく嬌声に変わる。
小指は遂に付け根まで、モナーを犯していた。
 わずか7㎝程の浅い挿入。それでも今日まで何物にも貫かれる事なく、
処女であり続けた狭穴には十分に深いと感じられるモノだった。
「小指だけなのに、オマンコの中はキツキツで一杯だな」
 カッチリと咥え込まれ、身動きの取れなくなった小指の状態をフーンはわざとらしく、モナーの耳に囁く。
「そういう事、言わないでよ。恥ずかしくて、おかしくなりそう」
 全身に熱が伝わり、カーッと肉体が火照った。
「事実だから仕方ないだろ。なぁ、俺の中にも指、入れてみてよ」
 フーンは肩にまわされていたモナーの手を取ると、自らの股間に導く。
「え、でも…」
「変な気分になってきたって言っただろ。待ちきれなくて濡れ濡れなんだ」
 戸惑うモナーの指に、フーンは音がするほど潤ったスリットを擦りつけた。
「…じゃ、痛かったら言ってね」
 モナーの人差し指が、おそるおそる膣へと挿し込まれる。
「俺は平気だから、一気に3本くらい、突っ込んでくれ。
1本なんて焦らされてるみたいで、逆に耐えられない」
 フーンの求めに応じて、人差し指に中指と薬指を這わせ、挿入した。
 ドロドロに蕩けた膣はヌップリとモナーの指を飲み込み、しっかりと咥えこんだ。
「凄い、こんな熱い…フーンの中って、気持ちが、イイわ…」
 融かされてしまいそうなフーンの熱に、思わず感嘆の声を上げる。
「モナーの中は俺よりももっと狭いけど、似たようなもんだぜ」
 フーンはモナーに微笑みかけ、小指の先を少しだけ曲げた。
「…んっ…そう、なの?」
 内部に軽い衝撃を感じ、掠れた声でモナーはフーンに尋ねる。
「ああ、オナニーをタップリして、自分の膣の状態をよく知ってる俺が言うんだから間違いないって」
 フーンは手練である事を明かすように、モナーの指を自らの意思の下でクッと締め付けた。
「フーンは、そういう事、良くするのね」
 乱れ波打つフーンの内部に驚き、モナーの指は蠢く事も出来ずに固まる。
「モナーは全然、しないんだ?」
 動いてくれないモナーの指に焦れたように、フーンは自ら腰を揺すり始めた。

13:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  11/16
06/09/14 17:55:20 y0FPq0vo
「だって、膣が狭窄していたお陰で、今、初めて小指を受け入れたくらいだもの。
1人エッチなんてとても…」
「さっきも言ったけど、オマンコが使えなくたってエッチは出来るだろ。まさか、イッた事も無いのか?」
 消え入るような声で自分のエッチを否定するモナーに、フーンが疑問を持つ。
「流石にそれは…。膣狭窄だって分かる前、元彼が沢山濡れれば入るかも…って、
頑張ってくれた事があるからオーガズムの経験はあるわよ」
 モナーは顔をやや引き攣らせ、自分の今までの遍歴の一部を明かした。
「イッた事があるなら、普通、したくならない?」
 フーンは絶頂を感じた事があるのに性欲を無視できるモナーの事が分からず、
妙に純粋な表情で尋ねる。
「何だか、怖くて…」
 モナーはフーンの言葉に、小さく首を振った。
「フーン、モナーはエッチに関してはホントに初心者なのか。
…なら、ここはタップリ感じてもらって愉しいって事を肉体に分からせた方がイイかもな」
 フーンはモナーを責める体勢を整えるため、腰を伸ばして自らの膣に埋まっていたた指を抜く。
「身体に分からせるって…ちょ、フーン…あっ…ひあぁ…やぁ…ダメ…ぃあっ…んくぅ……」
 モナーの中に小指だけを伸ばし、握っていた拳をフーンは緩く開いた。
 フーンの指の関節が陰唇を撫で、クリトリスを刺激する。
「狭くても、やっぱオマンコだな。モナーが感じると膣がビクビク波打つみたいに震えてきてる」
 フーンはモナーのスリットを右手で弄りながら、左手は乳首を摘み、舌でもう一方の乳首を転がした。
「そ、なの…? 自分…じゃ。ぁんっ…分からな…ぃっ…い…」
 モナーはフーンと会話をしようと言葉を紡ごうとするが、感じているためかマトモに話す事も出来ない。
「無理して、喋らなくてイイから、とにかく難しい事なんか考えずにイッちゃえって」
 フーンはろれつの回らないモナーを更に激しく責め立てた。
「ん…ふぁ……あっ…やぁ…イク…イッちゃう…それ以上は…
…も、ダメ…イイ…ぅあ…ひぁ…あぁあ――っ!」
 小指が深くまで埋め込まれただけで限界まで拡がっている膣は、
内部からグニグニと壁を押され更に愛液を滲ませる。
 滲み出した愛液を絡らませた親指の腹が、クリトリスを潰しながら弄んだ。
 張り詰めたクリトリスと同じように、舌と指の刺激で勃ち上がった乳首に、
歯と爪が押し当てられる。
 昂ぶらせるために激しく繰り返されるフーンの動きに、モナーは大きく声を上げながらオーガズムに達した。

14:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  12/16
06/09/14 17:55:55 y0FPq0vo
「うわ…。イッた瞬間の締め付け、無茶苦茶キツいなぁ…抜いても小指が痺れてるよ」
 絶頂にいたり、より狭窄を強めたモナーの膣から、フーンはやっとの事で指を抜き出す。
愛液にふやけた指先は、血流が足りないのか、やや白みががっていた。
「…大丈夫? 痛くない?」
 モナーがフーンの指をいたわるように口腔に含み、唇と舌先で柔らかく揉むように刺激する。
「痛みとかは平気、でも、そんなエッチくしゃぶられると、俺の方もイカせて欲しくなっちゃうんだけど」
 モナーにねぶられるまま指を差し出していたフーンだが、少し困ったようにモジモジと腿を擦り合わせた。
 攻めるためにモナーの指を途中で自ら抜いた後、全く構われていなかったスリットがどうにも切ないらしい。
「…どうすれば、イイの?」
 モナーは少し逡巡しながらも、色事に積極的な言葉を発した。
「してくれるのか?」
 フーンが驚いた顔で、モナーの事を見つめる。
「私だけ、イカせてもらってフーンの事を放っておくなんて…。
何だか、それこそサービスしてもらったみたいで悪いわ」
 フーンが勝手に始めた事ではあったが、だからといって何も返さないというのも気が引けた。
「それなら、もうちょっと広い所で。…そうだな、ベッドとかで色々したいな」
 嬉しさと妖しさを混じらせた笑みで、フーンが浴室の扉を開ける。
 モナーは、やや不安な面持ちで浴室外へと誘われた。


「雨が強くなったみたいね」
 浴室からダイニングに戻ったモナーは、ザーザーと外の音を掻き消すほどに降り注ぐ
雨音に耳を傾けた。
「フーン、確かに凄い音だ」
 バスタオルをまとったモナーの背中に抱きつき、フーンも雨音に耳を澄ます。
「ヤダ、フーン。まだ濡れてるじゃない。せっかくシャワーを浴びたって言うのに、
また部屋を汚す気なの?」
 振り返ったモナーは、フーンの頭にかけてやっていたバスタオルを手に取り、その肉体に纏わせた。
「ココで、続きするのか?」
 肉体を拭き始めたモナーの手を握り、フーンは情緒的とは言えない誘い文句を口にする。
「フローリングじゃ冷たいし痛いでしょ。寝室へ行きましょう」
 モナーはフーンをたしなめる事はせず、少し緊張した面持ちで彼女の手を引き寝室へと歩を進めた。
「うわ、ベッドでけぇ」
 6畳ほどの寝室を半分以上占拠する形で、ドンと置かれたキングサイズのベッド。
まさに寝るためだけに用意された部屋の様子に、フーンが思わず驚愕の声を上げた。
「どの方向に寝ても大の字になれるってのが夢で、無駄に大きいのを買っちゃったの。
お陰さまで部屋に運び込むのに苦労したわ」
 ベッドの縁に腰掛け、入り口で止まっているフーンを見上げ苦笑する。
「フーン、確かにこりゃ苦労しそうだ。でも、部屋一杯のベッドってのも悪くないな」
 しばしベッドを眺めていたフーンは、モナーの隣のスペースに倒れこむようにダイブした。


15:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  13/16
06/09/14 17:56:28 y0FPq0vo
「ちょっと、フーン。飛び込んだりしたら埃が立つし、スプリングがおかしくなったりす…んぅ……」
 乱暴な寝転がり方をたしなめようと顔を覗き込んだが、フーンの手が後頭部を引き寄せ唇が触れ合う。
 モナーはフーンのキスに抵抗する事なく応じ、2人の舌が口腔で絡み合った。
「…っふ…なぁ、そんなお小言じゃなくて、もうちょい愉しい事に口は使おうぜ」
 存分に口内を犯してから手を離したフーンは、ニヤリと微笑みモナーの肉体に巻かれたタオルを剥がす。
「うん…。それじゃぁ…」
 全裸となったモナーは、やや戸惑いながらもフーンの肉体を覆うタオルを外した。
 フーンは何を指示する訳でもなく、ただゆるく膝を立て足を開く。
モナーはフーンの腿の間に引き込まれるように顔を近づけ、そこに跪いた。
 既にシーツを汚しそうなほどに潤うフーンのスリットに、モナーの舌が遠慮がちに触れる。
「ぁ…んぅ……」
 小さく喘いだフーンは、モナーから強い刺激を得ようとしているのか、足を肩へと絡めた。
 モナーはフーンのほころび始めたクレバスを舌でなぞり、蜜ごと淫裂をかき回す。
 クリトリスを転がし、ヴァギナへ舌を押し込み、モナーは思いつく限りの様々な愛撫をフーンへと与えた。
「ああっ…モナー…イイ…凄い…あぅ…ハァ…アァ―っ…ァア…」
 クチョクチョという濡れた淫音がグチュグチュと激しくなると共に、フーンの嬌声も高く強くなる。
 モナーの舌が抉りこむように深くフーンの膣を犯した。
「…っ」
 グッとフーンの膣が締め付け、モナーは自分の舌が吸われる感触に戸惑い声なき声を上げる。
 フーンは一気に絶頂に押し上げられた事で声も上げられず、ただビクビクと快感に打ち震えていた。
「…私の感度がイイとか言ってたけど、フーンの方がもっとずっとイイみたいね。
こんなに早くイクとは思わなかったわ」
 クッタリとシーツに身を投げ出したフーンの股間から顔を上げ、
モナーは口元の愛液を手で拭いながら微笑む。
「俺も、こんなすぐイカされるとは思わなかった。風呂場で焦らされてたから…ってのもあるが、
…それ以上にモナーが予想外に上手くて快感に抵抗する間もなく追い込まれた感じで…」
 不覚とばかりに右手で顔を覆ったフーンだったが、何処となく満足気な顔をしていた。
「…なぁ、本当にレズじゃないの? 絶対、経験あるだろ」
 快感の余韻か、しばし荒めの息でおとなしくしていたフーンだったが、モナーを見上げジッと見つめる。
「ホントのホントに違うわよ。クンニされた事はあっても、したのは初めてだし。
まぁ、処女ではあるけど男性経験が無い訳じゃないから、それなりにフェラなら鍛錬も積まされたけどね」
 フーンの隣に身を横たえたモナーは、苦笑まじりに再びレズ疑惑を否定した。
「フーン、じゃ、あの舌技はモナーの前の男の賜物って訳か…」
 半身を起こしたフーンはモナーの上にのしかかり、唇を舌でぺロリと舐め上げる。
「そうとも、言えるわね…」
 モナーはフーンの言葉に答えながら、舌の動きに応えるように自らの舌も差し出した。
 2人は意味を成さない言葉を漏らしながら、互いの唾液を交わしあう。

 喘ぎ混じりの睦言が、激しい雨の音に囲まれて部屋の中だけで響いていた。

16:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  14/16
06/09/14 17:57:05 y0FPq0vo

「いつの間にか、朝だ」
 ベッドの中でまどろみながら抱き合い、絶える事なく熱を共有し続けていたが、
フーンはカーテンの隙間から射し込む光に寂しそうに半身を起こした。
「ええ」
 モナーはフーンの背を見つめ、小さく頷く。
「もう、雨も止んだし、俺、行くわ」
 毛布から抜け出し、フーンは裸身を気にする事なく立ち上がった。
「行くあて、あるの?」
 毛布を胸にあてながら起き上がったモナーは、静かに問い掛ける。
「無いけど、ココに居続ける訳にもいかないだろ」
 モナーを振り返り、フーンが仕方ないだろと笑った。
「この家ね、3DKあるの。ちょっと広いくらいがイイと思って奮発したけど、
思ったより女の1人暮らしってこじんまり済むものだったらしいわ。良ければ、
一室ぐらいシェアしてみない?」
 寝室の外へ出ようとドアに手を掛けたフーンに、モナーが一つの提案を持ちかける。
「イイのか?」
 フーンは少し驚いた顔で、モナーの様子を窺った。
「構わないわ」
 モナーの言葉は、とても素っ気ない。だが、表情は渋々ではなく、フーンを歓迎する笑顔だった。
「アリガト、モナー。俺、あんまり上手くないけど掃除とか洗濯とか頑張るよ」
 クールな種族が、まず普段見せる事の無い明らかな満面の笑顔で、フーンは大きなベッドへと飛び込む。
「それは嬉しいわ」
 モナーはフーンの粗野な動作をたしなめず、ニコニコとした笑顔のまま頭を撫でる。
「料理はそれなりに出来るから、朝食も夕飯も、欲しいなら弁当だって用意する」
 頭を撫でられながら、フーンは短い尻尾を楽しそうに振ってモナーにじゃれ付いた。
「頼もしいわね」
 フーンの喜び方にやや圧倒されつつも、モナーは元気な同居人の様子を微笑ましく見つめる。
「もちろん、夜は毎晩満足させるから期待してくれ」
「それは、結構です」
 真剣に拳を握って力を入れた言葉を発したフーンに、モナーは即座に断りを入れた。
「何だよ、良かったんだろ?」
 撫でるのをやめ、シーツの上に戻ろうとしたモナーの手を掴み、フーンが指先を口に含む。
「…良かったのは否定しないけど、爛れた生活は好みじゃないの」
 エロティックに小指を吸われ、昨夜、自分の中に埋められたフーンの指を思い出し
モナーは顔を朱に染めた。
「モナーってば堅い奴だな」
 フーンの笑みがいつも通りのからかうようなものになると、
モナーはサッと手を引きベッドの下に落ちていたバスタオルを拾い上げる。
「フーンがおおらか過ぎなの。さ、着替えましょ。乾燥もさせておいたから、服も乾いているはずよ」
 所々にフーンのキツい口付けの痕跡を残した肉体にタオルを巻いて、
モナーはスッとベッドから立ち上がった。



17:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  15/16
06/09/14 17:57:41 y0FPq0vo

 着替えと朝食を済ませ、モナーはフーンを連れて一つの部屋のドアを開けた。
「うわ、凄ぇ量の本だな」
 壁の一角が嵌め込み式の本棚となっているのかと見まがうほど、本が積まれた部屋。
地震が来ても動く余地も無いほど、本棚と天井の隙間にもみっしりと本が詰まっていた。
「ここは一応、私の書斎として整えてみたんだけど、仕事が忙しくて全然使ってないから、
ただの本棚部屋になっちゃってたの。使うのに狭ければ、本を別の部屋に移すけど…」
 書斎と言うだけあって、本棚と対面の壁には机と椅子が置かれている。
使われていない部屋は少し埃っぽいが、キチンと整えられていた。
「いや、十分。つーか、過ぎる位。だって俺、自分の部屋なんか無くてもイイし。
普段過ごすのはダイニングやキッチンだろうし、寝るのだってモナーのベッドの予定だから」
 フーンは腕に絡み、妖しげな目でモナーを見上げる。
「日がな1日、家事だけで過ごす訳にもいかないでしょ。フーンには、
まだまだ勉強が必要そうな気がするしね」
 夜のお勤めを匂わすフーンの言葉を無視し、モナーは家事と勉強の両立についてを心配した。
「学校は、ちょっと…」
 モナーから離れ、フーンが視線を宙に彷徨わせる。
「別に学校にまで通えとまでは言ってないわよ。自宅学習に集中出来る場所、
確保しておきましょ、って言ってるの」
「確保してもらっても、しない気がするけど…」
 机をポンポンと叩いて促すモナーに、フーンは苦笑を浮かべた。
「ま、勉強とか学習なんて、気が向いた時にすればイイのよ。本を読むだけだって
結構立派なお勉強よ」
 身を翻したモナーは、コンと本棚を叩く。
「フーン、そりゃ、これだけ読めば勉強にはなるだろうな」
 フーンは壁一面に詰まった本棚と、その中に収められた分厚い本の数々を見つめて嘆息した。
「あ、そういや、フーン。貴女の年齢、まだ聞いてなかったわね」
 勉強を勧められた事で意気消沈しいているフーンに、モナーがずっと気になっていた事を尋ねる。
「う、うん。そういや、言ってなかったな…」
 フーンは困り顔で目を泳がせ、後ろ頭を掻いた。
「どうしたの? 急に歯切れ悪くなって。イイわよ。どうせ、未成年なのは分かってるし、
だからって親元に送り返したりしないわ。帰りたくない…っていうか、
何か帰れない特別な事情があるんでしょ?」
 モナーは物分りの良い口調で、フーンの言葉を待つ。
「ああ。だけど、本当に、やっぱり一緒には住めないとか言わないよな」
 フーンは妙に念入りにモナーの意思を確認した。
「我が家で禁煙を徹底してくれるって言うなら、追い出さないわ。で、幾つなの?
18? 17? まさか私と一回り違うとかは無いわよね?」
 幾らなんでもあり得ないと思い、冗談交じりに一回りと口にする。
「……俺、実は14なんだ…」
 だが、フーンはモナーの言葉に更に顔をしかめながら、真実を打ち明けた。


18:囲い雨  ~ 少女フーン×♀モナー ~  16/16
06/09/14 17:58:16 y0FPq0vo
「は?」
 モナーは笑っていた顔を凍りつかせ、フーンを凝視する。
「だから、14」
 フーンは開き直ったように、少し怒気混じりで言い切った。
「嘘、フーンってば私の半分しか生きてないの! こ、こんな子に
良いようにされちゃったなんて…」
 現実の深刻さに打ちのめされて、頭を抱え込みモナーがしゃがみ込む。
「プッ、そんな落ち込むなって、経験積めばモナーだって上手くなるから。
毎晩すれば、テクは磨けるぜ」
 しゃがみこんだモナーの肩に手を置き、フーンが見当違いな慰めをかけた。
「する訳ないでしょ! 淫行になるじゃない! もう、一切、エッチ禁止。
厨房はおとなしく勉強でもなさい!」
 すくっと立ち上がると、フーンの鼻先に人差し指を突きつけキッパリと言い切る。
「な、エッチ無しじゃ俺、死んじゃうよ」
 モナーの強気な態度に、余裕を見せていたフーンが慌てた。
「いっそ死んで生まれ変わって心を入れ替えたらイイんだわ」
 モナーは舌を出して、フーンの不真面目さに否を唱えた。
「酷ぇ…」
「追い出さないだけマシでしょ?」
 落ち込むフーンを突っぱねるように、腕組みをして余裕の笑みを見せる。
「追い出された方がマシだったかも…」
 フーンは大袈裟な溜息をついてみせたが、その表情は明るかった。
「雨の日にも濡れない場所が出来たのよ。良かったじゃない」
 モナーはトンと、フーンの肩を叩いて励ます。
「それは、確かに喜ばしい事かもしれないけど…でも、やっぱ……」
 肩に置かれた手を掴み、フーンは淫猥な笑みを浮かべた。
「…きゃ、ちょ…フーン! 何するの!」
 腕を掴まれ、腰を抱き寄せられ、一気に主導権を取られたモナーが慌てる。
「いや、モナーがエッチ無しじゃいられない肉体になれば、俺のエッチも解禁かなって?」
 フーンはモナーの首筋に唇を寄せ、キスマークを増やそうと肌を吸った。
「うわ、やめ…ひぁ……せっかくの休日だってのに、こんな不健康な…」
 何とか逃げ出そうともがくが、一晩睦みあい弱点を知るフーンは、
的確にモナーを攻め立てる。
「へー、モナー今日、休みなんだ。それなら心おきなく遊べるな」
 フーンはニタリとした笑みを浮かべ、モナーをフローリングに押し倒した。
「張り切らないで、フーン。ホント、ダメ…っあぁ…」

 その日の外は雲一つない青空だったが、
モナーの家からは濡れた声と水音が一日中、鳴り止まなかったという。

19:名無しさん@ピンキー
06/09/14 18:00:41 y0FPq0vo
>>11 9/16の所の空白改行だけは意図しない改行、ステルス改行です…orz
どうぞ、無いものとしてお読み下さい。

それでは、お粗末さまでした。

20:名無しさん@ピンキー
06/09/14 18:40:38 IG0HA42m
おおおお新スレに早速神ktkr!

21:名無しさん@ピンキー
06/09/14 19:47:49 zJzJLH7M
スレ立て乙&新作gj!

22:名無しさん@ピンキー
06/09/16 21:56:22 qJwJ/zAL
GJ!神!
いいもの読まさせてもらいました。


23:名無しさん@ピンキー
06/09/21 22:58:03 lSKCLBNr


24:名無しさん@ピンキー
06/09/24 19:35:30 qLLRRP8u
  ,,,.,.,.,,,
  ミ・д・ミ ホッシュ
  "''''''"

25:名無しさん@ピンキー
06/09/25 18:27:48 nUmxHiVg


26:名無しさん@ピンキー
06/09/26 21:27:58 xtrnOsak


27:名無しさん@ピンキー
06/09/27 23:27:37 Ljft0nVX


28:名無しさん@ピンキー
06/09/27 23:30:14 T+T50ZG3


29:名無しさん@ピンキー
06/09/29 19:58:43 gh/6qOcw
前スレ633-644様、乙彼様でした。

30:名無しさん@ピンキー
06/09/29 22:00:07 wLyZrbZC
ottu-!!

31:名無しさん@ピンキー
06/09/30 08:42:05 s9kUGqui
ホシュ

32:名無しさん@ピンキー
06/09/30 13:42:51 RCj3R1DP
>>前スレギコつーの人
何この俺のツボクリティカルヒットなシチュは
寝る直前に見たもんでしばらく寝れなかったw

33:名無しさん@ピンキー
06/10/01 04:20:58 Ita4RNu4
素晴らしくGJ!

34:名無しさん@ピンキー
06/10/07 23:28:16 a4kJzr/4
  ,,,.,.,.,,,
  ミ・д・ミ ホッシュ
  "''''''"

35:名無しさん@ピンキー
06/10/11 18:18:54 G778u7rU
  ,,,.,.,.,,,
  ミ・д・ミ ホッシュ
  "''''''"




36:名無しさん@ピンキー
06/10/16 16:50:30 8YGhiEr/
♀八頭身(数人)×♂1さん

37:名無しさん@ピンキー
06/10/17 18:28:54 jiTyDLps
ここはお初の人も投下しちゃってOKなのですか?

38:名無しさん@ピンキー
06/10/17 19:29:38 BlFjb6Dk
もちろんOK

39:名無しさん@ピンキー
06/10/17 22:00:34 ov+yNBHA
>>37
sageとか書きながら投稿しないとかに気をつけて、いつでもどうぞ
ワクテカしながら、お待ちしてます

というか初書きの職人増えないと、作品だって増えませんよ
皆、もっとAAのエロ小説書こうぜ!

40:名無しさん@ピンキー
06/10/20 16:03:32 tN23AUVT
>>36
逆レイプ希望?

41:名無しさん@ピンキー
06/10/20 17:37:35 cy8tgREI
>>36
リクに気付かずノネ偽を書いてしまったorz


42:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】
06/10/21 09:12:15 329FOx5U
朝っぱらから投下させていただきます。
 八頭身性別転換スレですら♀化する事がなかった百合厨さん。
 偽モナ好きな自分はショック受けまくりだったので、自分で作って
 しまいました。この絡みがお嫌いな方はスルーしてくだされ。


   マチタマエ.
                         ィヤンッ..
         λ_λ      ∧_∧ て
        (* ノー)     (;  ¥)
        /   ヽ     / i i_,i:iヽ
       /  ,    l|     | l ;;;:;:::;)l
       /  / ♂ lヽ___, / ./:::♀:〈 ヽ
      〈  〈    l、___`)/l;;::;;:;:;:;l 、ヽ
       ヽ ヽ   |     (,_ノ<;;:;/ ,ヽ> 、_)
       (__/  ,  |       ヽ 丶l
        |  |  |       , ヽ ヽ
          |  |  .|       /  ヽ ヽ
        .|  |  .|      /  / .ヽ ヽ
        |  |l  .|      /  /  ヽ ヽ
        .|  |.l  |     /  /    ヽ `,-、
         (__,>、__>     ヽ_>     、_/


 ※本編とAAの服とは関係ありません

43:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】1/8
06/10/21 09:13:03 329FOx5U
まな板を叩く音。薄っぺらく固い物を切る音。
二種類の音がリズム良く響くキッチンに立つ、ほっそりとした体型の女。
おしゃれにあまり拘らない彼女は、何時も似たような服を着ている。
今日は、長袖の純白服に膝丈の薄いピンク色のスカート。
組み合わせ方は別として、清楚なその格好がノーネは気に入っていた。
ただ気になるのは、彼女の袖から覗く藍色の腕が、今日に限ってやけに
濃く浮き出ているように見えることである。

「…偽モナ」

急に名を呼ばれて驚いたのか、偽モナーは手に持っていた人参を指先から
滑らせ、床にころりと転がしてしまった。
先程洗ったばかりのそれを慌てて拾うと、何事もなかったかのように彼と
向き合い、微笑した。

「何だ、兄さんですか…びっくりした……」
「す、すまん。…その、なんだ……袖―」
言いかけて、ノーネはピクッと閉口した。
偽モナーの近くまで歩み寄って初めて気が付いたが、彼女が着ている服は、
袖だけではなく全体的にしっとりと濡れていた。
胸の部分は幸いエプロンを着ていた事もあり、布地で隠す事ができているが、
その隙間から時折チラリと覗く箇所に、小さめの下着の形に線がうっすらと
浮かび上がっているのが分かる。
差ほど寒くもなく、また暑くもない微妙な温度に合わせて作られたらしい
中途半端なその服は、厚手というより薄めの生地。
無論、濡れてしまえば微かにとはいえ、内側が透けて見えてしまう訳で…。


44:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】2/8
06/10/21 09:13:45 329FOx5U

「…濡れてないか?」
恐る恐る、といった口調でそう問うと、偽モナーははっとしたように袖を見やり、
恥ずかしそうに小さく笑いながら頬を赤らめ、小声で答えた。
「…先程までお風呂掃除をしていて、蛇口から水を出すつもりだったのですが、
設定がシャワーになっていたのに気付かなくて…」
頭から水を被ってしまった、と付け加える偽モナーの姿を見ながら、ノーネは
その時の光景を想像した。滑稽に思えて、自然と笑みがこぼれる。
「……ぷっ。」
「わ、笑わないでくださいよッ!誰にでも失敗ってのはあるわけで云々(ry」
偽モナーは顔を真っ赤にして、半ば叫ぶようにそういった。が、途中で
ノーネがそれを遮るように口を開く。

「それならそうと早く着替えをすればいいんじゃないのか?」
『着替え』という単語を聞いた時、偽モナーはすぐに反応した。
無表情のまま彼女が指で指し示した方向に視線を転じたノーネは、
偽モナーがずぶ濡れのまま着替えもしないでいる理由を察した。

「…全部洗濯しちまったのか……」

苦笑しながら確かめるようにそう問うと、偽モナーは返事の代わりに
溜息をついた。
「着られる服といえば、これだけしかないんですよ。」
濡れている服を着たままでは寒いだろう。偽モナーは小さく身震いをした。
「…何か着替えないですかね?寒すぎます、超寒いです」
早口にそう言いながら部屋に戻っていこうとする偽モナーの腕をさりげなく
掴み、ノーネは彼女の耳元でそっと囁いた。


「― 俺が暖めてやろう。」

45:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】3/8
06/10/21 09:14:25 329FOx5U
「…はいッ!?」

予想もしていなかった言葉に、偽モナーの声が裏返った。
直感的に危険を感じ、慌ててその手を振りきろうとするが、女性と男性の力と
いうのはどうしても男性の方が勝るもの。まぁ例外もあるだろうが、偽モナーは
握力や腕力には全く自信がないのだ。
腕を強く引っ張られて後方へよろけた偽モナーの胸を、ノーネの掌が素早く
捕らえた。
「ちょ、っと…兄さん、止めてくださいってば…!」
「そう言うな。寒いまま放っておくと、風邪引くぞ」
自分の豹変に困惑する偽モナーにはお構いなしに、ノーネは彼女の胸に
かけた手を徐にそっと動かし始めた。

撫でるように少し手を浮かし、焦らすように指を全体に這わせる。その
指使いはかなり器用なもので、手先だけまるで女性のように思えた。
「いや、本当ッ、食事の当番だからッ……わ゛――ッ!」
右手で胸を揉み上げたり揺さぶったりしながら、ノーネは偽モナーの肩に
手を置き、エプロンを脱がし始めた。柔らかく厚めの生地が、肌の感覚を
感じる際、鬱陶しく感じたのだろうか。背中の紐を解いた途端、エプロンは
二人の足下に音もなく落ちた。
「兄さん、なんか変ですって。変な物食べたんじゃ……ひぁッ!?」
首筋に生暖かい感触を感じ、偽モナーは思わず小さく声を漏らした。


線を書くようにゆっくり舌を這わせ、僅かに肌に残っていた小さな水滴を
舐め取る。忙しくてきちんと拭いている暇もなかったのだろう。だが、
そんな事は今のノーネにとってみればどうでもいい事に変わりはない。


46:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】4/8
06/10/21 09:15:08 329FOx5U

偽モナーといえば、普段と全く違う表情のノーネを半ば恐れ、半ば不思議に
思った。まだ彼の手つきは本格的な所までいっていない為、彼女の理性は
働けている。少しくらいなら思考を巡らせる事ができるくらいの余裕があった。

あれこれ考えながら、ふと視線を居間へと向ける。
襖が開きっぱなしの居間に置かれたテーブルの上に、半分くらい
まで中身が減った一本の焼酎瓶がぽつりと立っているのが見えた。
全身を押さえられている為、身体の向きを変える事はできない。
横目でチラリとノーネの顔を窺った時、偽モナーははっとした。


― 酔ってる?


その結論に達した時は、既にノーネの手が偽モナーの服の中へと滑り込んでいく
所だった。自分の状況を何とかしなければ、と今更気が付いた所で、もう遅い。
「や、駄目ですッ…!」
慌てて服の上から胸を押さえるが、ノーネの手はするりと素早く下着の奥へ
潜り込んでいく。まるで蛇か鰻並みの素早さだ。
「でも…さっきまでは普通に話して…―あッ!?」
強めに乳首を掴まれた途端、偽モナーの身体がビクンと痙攣した。
上から手で抑えられる力が弱まった隙を見計らい、ノーネはもう片方の
手も下着の中へと滑らせる。
横目でチラと表情を窺った時、偽モナーは先程自分が出した結論に間違いが
ないことを確信した。

目の焦点が合ってない。『据わっている』ともいえそうな感じだ。
酒に酔った時に大抵の人が見せる、目の形。
間違いない。彼は珍しくも、『酔っている』。

47:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】5/8
06/10/21 09:15:58 329FOx5U

「ふァ…や、兄さ……ダメ…んぅッ!」
口を無理矢理開けられた事に驚く暇も無しに、ノーネの右手が胸を離れ、
偽モナーの口の奥へと入っていった。口内で逃げ回る舌をしっかりと掴み、
柔らかいパン生地を捏ねるように、舌を掴んだ指をくにくにと器用に動かす。
声を出す事すら出来なくなったこの状況で、逃げ出す事はもはや不可能。
「ん・ふぅ……ッんむ…!」
硬くしこる乳首を爪で押しては、それを摘んで引っ張ったりこねたり…といった
動作を繰り返す。無意識のうちに声が漏れてしまい、必死にそれをノーネに
聞かれないよう偽モナーは喉に力を入れる。だが、無駄な事に代わりはなかった。


「感度が良いな―」

ここにきてようやく喋ってくれたノーネだが、その言葉も偽モナーの小さな恐怖を
大きくさせるだけだった。ノーネは偽モナーの舌から指を離して、ゆっくりと口内から
唾液に濡れた指を抜いた。透明な液が糸を引く。
「ふは・ッ……」
「少しは暖まっただろう。」
口調は普段と変わらぬ優しいものに聞こえなくもないが、この状況ではどんな
言葉でも耳にする度ぞっとする。
しかも意志からなら悪い気がしなくもないが、酔った上での行動だ。理性からの
判断ができない状態でいる彼は、酔いが醒めた時どういった反応を
見せるのだろう。とてつもなく、不安で仕方がない。
「……兄さん…酔ってるでしょ……」
荒くなってきた息を整えながら、偽モナーは必死の声を絞り出してそう問う。
「足に力が入らない所からして、少しは酔っているのかもしれんが」
「少し、って……アノネ..」
小馬鹿にしたように一言で片づけると、ノーネの視線は偽モナーの
下腹部へと向けられた。

スカートは、足にぴっちりと合っているわけではない。きつく感じないように、
少しゆるやかに作られているらしい。
膝丈。脱がせずとも捲る事はできる長さだ。


何が言いたいかって、    『やろうと思えばやれる』 と、いうこと。

48:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】6/8
06/10/21 09:16:30 329FOx5U

ノーネの手がスカートの下へと伸びていくのを見た時、ようやく偽モナーは
彼が考えていた事を察した。だが、今更気が付いても後の祭り状態。
それでも、偽モナーはスカートの中へするりと忍び込んでいく手を足で挟んで
制そうとした。

「や、ちょっと、そこは絶対駄目ッ…!」
「ここまできといてそれはないだろう。大丈夫だ、優しくするから」
慌てて手の侵入を止める偽モナーに対して穏やかに声をかけながらも、ノーネの
指は先を急いでいる。スカートの中に忍び込んだ直後、すぐに彼の手は下着を
擦り始めた。先程から偽モナーの体温が若干上昇してきている事もあってか、
下着に冷たく湿った感触を覚えた事に対して、ノーネは差ほど疑問を抱かなかった。

「……お漏らしk」 「違いますッ!」

頬を引っぱたかん勢いで否定した直後、偽モナーは『しまった』という顔をした。
いや、間違った返答をしたわけではない。これはこれで否定しなければ勘違い
されたまま数日は茶化されるだろう。
だが、これはノーネが仕掛けた引っかけだったのだ。
「…あ……。」
「否定したな。じゃあ、どうしてこんなにぐっしょり濡れているんだ…?」
分かっていながらわざと答えさせようと、ノーネはニヤニヤしながらそう訊いた。
羞恥心からか、偽モナーの頬が赤く染まった。ノーネにまじまじと顔を見られるのが
恥ずかしくて、すぐ顔を背けて誤魔化す。

ノーネの頬からは既に赤みが引いていた。
据わっていた目も今は普段と変わらない、焦点の合った目だ。
酔いが冷めてきたのか、それとも始めから酔ってはいなかったのか。
そのどちらかなのかも、今こうして抱かれている理由も、両方とも分からなく
なってきていた。
再び考え直そうとしている偽モナーに気付いてか気付かないでか、ノーネは下着を
擦る速度をだんだんと速めていった。
「ん、ぁんっ…」
思いもかけない甘い声が自分の口から飛び出すのを、偽モナーは止める事が
できなかった。

49:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】7/8
06/10/21 09:17:09 329FOx5U

胸への愛撫を再び始めると同時に、下着の中へと指を突っ込む。
そろそろ指一本くらい、難無く入るだろう。ノーネの指先はしなやかに彼女の
胸と秘所をじわりじわりと攻め続けた。
「ふぁ…ッ…」
激しすぎないよう、焦らすように。
その度に、偽モナーの口からは小さな甘い声が漏れる。
初めは指と肌が擦れる音だけだったが、すぐにちゅぷちゅぷと水の音が
聞こえてくるようになった。焦らしが効いたらしく、既に中は愛液でぬるぬるしている。
「だ、誰か来たらどうすr―…んぁぁッ!」
指が奥へ一気に突き入れられた途端、それまで我慢していた分の声がついに
口から出された。身体は一度だけビクンと大きく震え、鼓動の速さが普段の倍になる。
「はぁ…はぁッ…」
「平気さ、まだ皆起きてこない。」

そう―
まだ、皆が起きてくる時間ではなかった。母親が家内の朝食を作る為に、早起きして
前もって料理を作っておく時と同じような時間帯なのだ。
だから、助けを求めるには大声を出す他ないのである。
しかし、疲れて眠っている所をわざわざ起こすというのも気が引ける。かといって、
ずっとこのままというのも、どのみち時間がくれば皆起きてくるのだから、見つかった
時の事をつい想像してしまう。―


「や、兄さ…そんな・ァン…激しくやっちゃやだ……あッ…!」
だんだんと性器を出入りするスピードを増すノーネの指から手の甲へと、愛液が滴る。
あまり激しく出し入れするものだから、雫が辺りに飛び散った。
掃除が大変だとか考える余裕など、その時の偽モナーには全くなかった。

「ん・ふぁ…ッぁあ―ッ!!」
軽くイったらしく、偽モナーは大きく体を痙攣させて一声高く喘いだ。
その間も指の出し入れは続いていたのだが、あまりの締め付けに逆に驚いたらしい
ノーネは、スピードを少し遅くした。
床に飛び散った液体を誰が処理するのか、という考えの答えに、自分自身の姿が
浮かび上がる。これはやはり、自分の責任というものだろう。


50:悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】8/8
06/10/21 09:17:47 329FOx5U

全身の力が抜けて、偽モナーは自らの足で立つこともできずにノーネの腕に
抱かれた。荒く短い呼吸を必死で整えようと、深呼吸を何度かする。
「……ひ・酷いですッ兄さん…」
やっとのことで喉から絞り出した声は、若干涙声だった。暫くノーネは無言のまま
だったが、落ち着いてきたのか、偽モナーの身体を優しく抱きしめた。
「悪かった。……でも少しくらいは暖まっただろ?」
「………まぁ……少しは…」
暖まるどころか、うっすらと汗ばむ程体温が上がっている。服はほとんど乾ききっていた。
恥ずかしそうに小声でそう答えると、偽モナーはすぐに俯いた。まだ呼吸が若干荒い。

偽モナーの呼吸が自分と合ってきた所で、ノーネは腕を置く位置を移動した。
後ろから腕を回して胸に手を置く。偽モナーがそれを制そうとするような素振りは
見られなかった。深い意味はなく、ただ単に呼吸を整える事で精一杯なのだろう。
再び、ゆっくり優しく揉み上げる。弾力のある柔らかい胸は、横から軽く叩いてみるだけで
すぐにぷるんぷるんと動く。

「んぁ、もッ…駄目です、二回も……」
下から上へと全体的に胸を愛撫する。やっと落ち着いてきたばかりだった偽モナーの
鼓動は再び早まってきた。


― 乳房に手をかけた時、テナーの部屋から微かに物音が聞こえた。
気のせいかと思いながらも二人揃って固まったまま様子を窺っていると、掛け布団を
畳むようなボフッという音が数回、はっきりと聞こえてきた。


「……今度時間がある時、ゆっくり…な。」
そっと偽モナーの耳元でそう囁くと、ノーネは何事もなかった風を装い、居間に戻った。
早まる鼓動を落ち着かせることができないまま、偽モナーは暫くその場に棒立ちしたまま
動けなかった。だが、『酔っぱらっていたわけではない』という事に改めて気が付いた時、
彼女の心はふんわりと安堵感に包まれた。

それでも先程までの行為を思い出すだけで、偽モナーの頬は真っ赤に染まってしまい、
一家達の前でも誤魔化すのに暫し大変だったようである…。


―End―

51:名無しさん@ピンキー
06/10/21 10:09:37 srHFTm5J
ktkr!!!

GJ!でした。偽モナは好きだったが、萌えに変換されてしまうほどだ

52:名無しさん@ピンキー
06/10/23 23:06:12 /9mVEryk
>>42
遅くなりましたがGJ

53:名無しさん@ピンキー
06/10/24 23:12:47 gBC17hrC
GJ!
偽モナ好きだーーーー

54:名無しさん@ピンキー
06/10/31 23:26:28 h6mgWdjc
  ,,,.,.,.,,,
  ミ・д・ミ ホッシュ
  "''''''"

55:名無しさん@ピンキー
06/11/01 09:26:10 czh6Hr75
次は>>36をおね

56:名無しさん@ピンキー
06/11/01 11:08:01 NE4CqSQT
自分で書いてみろ

57:42の者
06/11/01 18:24:29 PkL4dFqr
>>55
書けたら自分が書かせていただきますか、よろしいでしょうか?

58:名無しさん@ピンキー
06/11/02 21:39:33 +Qn0H1xq
>>57
55じゃないけど、もちろんおk

59:名無しさん@ピンキー
06/11/02 23:14:54 bovXd7sa
hoshu

60:名無しさん@ピンキー
06/11/10 14:38:47 qN8t3Voi
>>57
マアダディスカー?

61:名無しさん@ピンキー
06/11/10 19:08:57 jZvxApAL
保守

ついでに、こんなスレみつけた。

AAなりきりpart2
スレリンク(erochara板)

過疎ってるけど。

62:名無しさん@ピンキー
06/11/10 23:33:07 OxXRtswB
>>60
書けたら、って書いてあるだろ。
書けないかもしれないけど、って意味もあるってこと読もうぜ。
そして気長に祈って待とうぜ。

63:名無しさん@ピンキー
06/11/13 23:37:42 CV6BUARS
しつもーん。
ここって、フェチなヤツって書いてもいいの?

64:名無しさん@ピンキー
06/11/14 00:10:02 nL59egbq
注意つければいいんじゃね

65:名無しさん@ピンキー
06/11/15 17:34:40 8pTFjj0x
>>18
少女フーンに♂づーを絡ませるのも・・・

66:名無しさん@ピンキー
06/11/23 21:14:56 /e8SpINf
保守

67:名無しさん@ピンキー
06/11/29 00:42:47 wBbF91SX
オソー

68:名無しさん@ピンキー
06/12/04 21:26:52 SIhFG0sX
ほしゅ

69:名無しさん@ピンキー
06/12/07 18:27:29 v0Wyvash
マーダー

70:名無しさん@ピンキー
06/12/07 20:22:01 2mAMkuB+
murder!?

71:名無しさん@ピンキー
06/12/08 07:05:20 zgT/PDf5
てか、誰か別の人書けばいいんじゃないか?
もしかしたら事情があって書けなくなったのかもしれないし。

72:名無しさん@ピンキー
06/12/09 10:22:10 8ZySWcNN
オソー

73:名無しさん@ピンキー
06/12/09 13:03:31 /D4Ldfzb
スイマセイン、ss投下したいんですが注意書きです。
※放尿
苦手な人はスルーしてください
キャラ紹介です。
つー:ツーナ・アフィンド
ギコ:ギコル・ファイリー
よろしくお願いします。

74:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:11:36 /D4Ldfzb
      ※放尿、オリジ、学園物、読みづらい 嫌いな人はスルーしてください



「ギコル、居ルノ?」
美しい女性は、男の名を呼んだ。
そのギコル、と呼ばれた男はガチャ、とドアを開けて出て来た。
「ツー姐っっw!!」
がばっとツーと呼ばれた女性に抱きつく。
男の名は、ギコル・ファイリー。
そして、女性の名は、ツーナ・アフィンド。
ツーナは別名、紅き鬼姫。チャネラ学院生徒会長。
ギコルは別名、地獄耳の王者。チャネラ学院情報委員会会長。
「ヤメて頂戴ッ!フザケナイで欲しいワ」
ばしっとギコルの腹を蹴り上げる。
「ごふうっ!?ツー...........姐えッ.............」
腹を抱えて悶絶するギコル。
「アんタノ、出番ガあるデショ?」
今日は、文化祭。生徒会長も情報委員も出番がある。
パーティーの司会も情報委員だし、会場に集まれと放送をかけるのはその二人。
「そーだけどよお.........」
面倒くさそうにギコルが言う。
「ダケド、何ヨ?」
素早くツーナが返す。
一瞬、あたりがしん、と静まり返る。


75:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:13:16 /D4Ldfzb
「だって、さ。ツー姐に触れたかったんだよ。」
その言葉にツーナはカアッと紅潮し、言った。
「馬鹿じゃナイ!?ホラ、サッサと放送室に行くワヨ!!」
その言葉に、ギコルはとてつもなく可愛い、と思った。
いつもは、とても強く、恐ろしい存在だったツーナ。
そんなツーナなのに、可愛いと感じてしまった。
否、そんなツーナだからこそだからかも知れない。
「行こうぜ?ツー姐。」



その後二人は放送室に着いた。
放送室は、ガラス張りの綺麗な部屋。
『コレカラパーティー会場ニ来てクダサイ』
無事に放送は終わった
....が、俺は居なくて良かったんじゃないか?と思うギコルだった。
「であるからして、.....なのである。だが~」
長い長~い校長の話を30分程で強制終了させた。
そして、お待ちかねのゲームだ。
「え~......これからパーティーゲームを..........うおああっっっ!!!??」
「はぁ~いwコ・ン・ニ・チ・ワ~~ッッwww」
急に乱入して来たしぃ。その子の名はシィナ・シィール。
「シィがゲーム説明するよw題名は~....」

76:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:14:19 /D4Ldfzb
「紅き鬼姫捕まえゲーーーーームw」
それは、ツーナにとってもギコルにとっても衝撃的だった。
シィナは簡単に説明始めた
「このゲームは簡単♪『紅き鬼姫』こと生徒会長、ツーナを捕まえろ!!」
続けるシィナ。
「ツーナを捕まえた人は、ツーナを好きなコトしてイイですっw」
「「「「エエーーーーーーーーー!!????」」」」
全員がわき上がる。
そして、股間を膨らませて待っている者までいた。
「ナ、許さナイワ!!ソンなノ!!!」
ツーナが怒って言うも、周りは待ってくれない。
「いただきまあ~~~~~~す!!!」
がばっと突撃されたがそれをヒラリとかわすツーナ
「さ~~~~あ紅き鬼姫はそう簡単に捕まらないよ~」
1時間ぐらい逃げ回っていたツーナ。
だが.......もう彼女は疲れきっていた。
「キャアアッ!!!!」
 ツーナはとうとう捕まった。


77:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:15:12 /D4Ldfzb
「ツー.......姐....え」
それはギコルだった。
「嫌.....嗚呼モウ駄目ナノ.....?」
嫌がった。処女をこんな所でなくすわけにはいかないと。
そしてこんな大勢の前で、恥ずかしい姿を晒すわけにはいかない。
「頂きます。」
いきなりギコルがツーナの唇を奪う
「グ.......ッ」
ギコルに何か言おうとしたが、いきなり舌を入れられ
声にならないツーナ。
「フッ.....ん.プハッ.......」
唇を離し、大げさに息をつく。そして服を脱がして全裸にした。
そして休む間もなく
「ヒャあン!!何.......ああッヤメテ...クゥンッ」
ギコルが胸を揉んだ。
「ツー姐って敏感なんだなゴルァ」
ふーん、とギコルは感心した
その言葉にカァっと紅潮した。
服を脱がせ、ブラジャーも外した。
胸がぽろっとこぼれる。
「ア......ヤメテッ!!」
恥らい、両手で胸を隠す。
そのままツーナをゆかに転がした。
胸をゆかにくっつけ、腰を浮かせる。
つまり、尻を突き出すかっこうだ。
「ヤダッ!!皆見てル.....ッ!!」

78:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:22:19 /D4Ldfzb
ショーツに、丸く染みが広がる。
「(ヤダ......濡れテル。)」
ギコルは、その染みに気付いた。
「濡れてる。」
ショーツを脱がすとトロリとした愛液が溢れる。
その陰部に指を差し込む。
「痛い?ツー姐」
その問いに、ツーナは答える
「ヒャアンッ!!!痛く無いケド、何か変....」
「じゃあ、太くするぞ。」
陰部に、生温かいぬめりとした物が入る
「アヒャン!!何.....ヤアッ汚イ!」
恥じらうツーナ。
その姿は、とても可愛い物だった。
そして、舌がある部分を擦った途端、声が違う物になった
「ヒャアン!キャウッ....クゥゥゥン!!」
「ソコがGスポット?」
ソコを限界まで擦り絶頂を迎えようとした瞬間。


79:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:23:05 /D4Ldfzb
「はい、お預け。」
絶頂を迎えようとした瞬間、お預けされた
「エエ....ッ??」
ツーナはいじって欲しかった。イきたかった。
「すげ......直前でやめたからひくひくしてるぞ。」
間髪入れずにツーナは言った
「イカセテヨ!」
はっと気がつき、口を抑える。
言ってしまった.......
「まあその代わりにコレ飲めよ。」
ギコルは正直驚いた。
だがそのまま態度を変えず言った
ツーナはギコルに渡された飲み物を一気に飲んだ。
「何コレ。何二モナンナイワ。」
ギコルに渡された飲み物は利尿剤だった。
そしてツーナを縄で拘束してM字開脚させた。
「見てもらえよ」
ツーナの尿意は高まって来た。
「待っテ!トイレに行キタイノ!」
もう我慢出来なくなり、
プシャアアアアアアッと大きな音を立て放尿してしまった
「ギコル!!!」
カアっと紅潮した。気高いツーナに取っては相当の屈辱だった
「良くできました!ほらやるよ。」


80:パーティーゲーム(ギコ×つー)
06/12/09 13:23:57 /D4Ldfzb
ギコの股間には痛い程膨張しきった男根があった。
そしてそれは..........
グチュッと音をたててギコルの男根がツーナの陰部に入った
「アアアアア!」
ピストン運動を始めた。
そして二人は同時に絶頂を迎えた。
「ヒャアアアアアアアアアア!!!!」
「くう.........っ!!!!!」
「許サナイワ........ギコルノ馬鹿!!!」
その後ギコルはツーナのボコボコにされたのでしたw
「楽しませてもらったヨw紅き鬼姫さん☆」

END

81:名無しさん@ピンキー
06/12/09 21:10:09 Z/iVZV4V
おっつー

82:名無しさん@ピンキー
06/12/10 16:40:37 hVtyk7mo
すいません。字、間違えました。
×その後ツーナの  ○その後ツーナに
すみませんでした!!!

83:名無しさん@ピンキー
06/12/10 22:49:30 H8seVTJ2
>>82
誤字脱字はもっとあると思うが…

まあ、とりあえず乙

84:名無しさん@ピンキー
06/12/11 18:04:34 4BNGUTdR
乙!

85:名無しさん@ピンキー
06/12/13 01:36:32 sk+qfuOD
GJ!
つーがツンデレじゃないのもいいな。

86:名無しさん@ピンキー
06/12/13 20:45:20 C02OMZzf
>>36は結局どうなったんだろうか

87:名無しさん@ピンキー
06/12/14 00:35:56 /B3XhzYj
只のリクか萌えシチュを語っただけだろ?
どうなったもなにも無いと思うが…。

88:名無しさん@ピンキー
06/12/14 11:43:36 sMDpiCyS
違うよ誰か書くって言ってなかったか?

89:名無しさん@ピンキー
06/12/14 11:58:02 0sVWuL4b
>>88
♀偽モナの人じゃなかったっけ?

90:名無しさん@ピンキー
06/12/15 18:03:25 gpgsXpt9
gj!!!!!!!!


91:名無しさん@ピンキー
06/12/21 21:22:25 8Xd469kg
ありったけの愛情で

92:名無しさん@ピンキー
06/12/23 13:20:17 zPavutFm
前スレの神職人さん達来てくれないかな
新しい方も含めて

93:名無しさん@ピンキー
06/12/23 14:03:29 WCQUM7Bx
>>92
じゃあお前が職人になればいいじゃないか

94:名無しさん@ピンキー
06/12/23 22:12:12 XerPkFYM
>>93
じゃあオメーがなれよ

95:名無しさん@ピンキー
06/12/23 22:22:37 /pZzPXxp
皆で職人になればイイじゃない

96:名無しさん@ピンキー
06/12/24 00:09:30 rRVlIM4o
>>95
つまりリレー小説をやれと

97:名無しさん@ピンキー
06/12/25 13:17:53 JrBLfeTq
アトリエスレでモナーが女体化したやつを見た
巨乳だったので普通にモエタ

98:名無しさん@ピンキー
06/12/25 19:04:26 XgKXI0RD
待て、それは萌えなのか?

99:名無しさん@ピンキー
06/12/29 16:16:17 Iwk5etRW
取りあえずアトリエのまとめを見てみるんだ。


巨乳のモナー♀ってイイナ!!俺も現場で( ゚∀゚)彡おっぱいおっぱいしたいぜ!!

100:名無しさん@ピンキー
06/12/31 18:45:24 loQ5sklY
>>65
凄い遅レスですが、俺はづーの出てくるスレを全然読んでいないので
づーの性格とか把握できてないんで書けません。
後、もしソレの続きを書く事がある場合は
フーンに絡む男キャラでなく、モナーの昔の男としてノーネとかは
考えていた事もありました…が、現在の所は書く気力はありません。

レズ物は急に書きたい衝動に駆られる事があって書くんですが
そういう衝動に駆られない限りは、何か上手く書けないんです。スイマセン。

101:終末の過ごし方 0/25
06/12/31 19:18:18 loQ5sklY

週末の年の瀬を皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
週末と終末をちょっと掛ける意味もあって、【 終末の過ごし方 】
という話を今から投下させてもらいます。
元ネタというか話が浮かんだキッカケは…

明日地球が滅ぶとしたら、あなたなら何をやりますか?

という>>1の呼びかけから始まる長編AA板にある、とあるスレです。
そんな訳で終末ネタのオムニバスを御送りします。


カプはそれぞれ以下の通りです。

第1話 ♂モララー×♀しぃ
第2話 ♂フサ×♀つー ※放尿というか聖水というか…とかく苦手な方は注意
第3話 ♂モナー×♀ガナー


    ∧_/∧∧       ∧∧    ∧∧     ∧_∧_∧
   ( ・∀(゚ー゚*)    ミ゚Д゚,,彡  (*゚∀゚)    (*´(∀‘*)
   (. ニ^)(^ニ )     (ミ   ヾSノィ  〉    (.,‐とニ O
    |  ll  | 、, )~    ミ  ミ~~( 、|     |ししつ‐'
   (__)_)_|_/      し´l_j     |_/_|     (__)_)


 終末の空の描写は、勝手な想像で科学的根拠は何処にもありません。
 その辺はどうぞ、ファンタジーとして御了承下さい。

102:終末の過ごし方 第1話  1/7   ♂モララー×♀しぃ
06/12/31 19:19:19 loQ5sklY

 世界は終わりを受け入れられない人達が救いを求めて、ザワザワと落ち着かない。
 喧騒は終わりを告げられた時から日ごとに増すばかりで、犯罪率も死亡率もかつてない勢いで伸びているそうだ。
「お金、ここに置いておきますね」
 店の中は当たり前のように窃盗する人々や住み込んでしまった人達でごった返すが、レジ付近には誰もいない。
 食材を調達しに来た私は、誰が受け取るでもない代金を自分の良心に従うために支払った。
「不思議な感じ、本当なら学校にいる時間よね」
 店から出て空を見上げれば、澄み切った青空が目に沁みる。
「あら? でも今日って何曜日だったかしら? 平日? 休日?」
 空に不思議な星が視認出来るようになってからは、曜日の感覚なんて吹っ飛んでしまった。それどころか、
ずっと考えていなかったせいで日付すらも分からない。
 それもこれも今では太陽よりも大きく見える、あの塊のせいだ。
「あれでもまだ、結構な距離があるって言うんだから。そりゃぁ、地球も滅びるわよね」
 なるべく治安の良さそうな道路を選びながら帰ろうとすると、自分の通い慣れた、でも、
もう通る事は無いだろう通学路へ出る。
「せっかくだから、学校。見て行こうかな」
 帰り道から少し遠回りになるけれど、明日に備えて見ておきたい気分だった。
 学校は色々と破壊されていたが、そこそこ原形を留めた色と姿をしていて何だかホッとする。
「…しぃちゃん! 良かった、終わる前に会えて」
 学校を見上げていると、後ろから声が掛かった。
「フサ君、お久しぶり」
 クラスメートのフサ君は、いつも通りの元気そうな姿と少しオドっとした声。終末が迫っているというのに
何も変わっていなくて、ちょっと嬉しかった。
「うん、久しぶりだから。もう、明日だね」
「ええ、明日ね。フサ君は家族と過ごすの?」
 終末が…という具体的な言葉を伏せた会話。
「いや、親父もお袋も2人きりになりたいって出て行ったから」
 終末に向けて死に場所や思い出を求めて、何処かへと消えてしまうAAは多いと聞いた。
 子供を残して夫婦2人の旅路。フサ君は可哀想かもしれないけれど、仲の良い夫婦は素敵だと思った。
「じゃあ終末はどうするの?」
 学校へ来たのは、もしかして1人、家で終わるのが寂しかったのかしらと頭によぎる。
「しぃちゃん、あの、お、俺と終末を一緒に過ごして欲しいから」
 フサ君は私の目を射抜くように見つめながら、ちょっと上擦った声で言い切った。

103:終末の過ごし方 第1話  2/7
06/12/31 19:20:00 loQ5sklY
「ごめんなさいフサ君、私、一緒に過ごす人がいるの」
 ビックリしてフサ君の顔をジッと見つめてしまう。でも私の口は、考えるより早く条件反射のように断りを入れた。
 フサ君の顔が私の答えに寂しそうに歪む。
「……やっぱり、家族と?」
 しばしの間をおいて、彼は辛そうな笑顔で私に問い掛けた。
「家族、といえば家族かな。こんな状態で役場にはちゃんと届けられなかったけど。モララーと私、結婚したから」
 左手に持っていたレジ袋を右手に持ちかえ、薬指に嵌めた彼と揃いの指輪をフサ君に見せる。
 星が堕ちる混乱の中、2人で役場に置いてきた婚姻届を思い出し胸が熱くなった。
「モララーと? だって、しぃちゃんの家、モララーの家と仲、悪いんだろ」
 フサ君の当たり前の疑問に、私は静かに頷く。
「ええ、スゴクね。さっき、買い物前にチラッと様子を窺いに行ったら、
終末が間近だっていうのに親族同士が言い争ってたわ。私とモララーが駆け落ちしたのは、
どっちの責任か…って。どうせ終わるのにバカみたいよね」
「そりゃぁ、何とも悲しい話だから」
 フサ君はとてもとても悲しそうな顔をしていた。私達の親族の話のためなのか、
それとも私が振ってしまったためなのかは分からない。
 でも、私には彼の顔を明るくするような言葉は何も紡げなかった。
「うん、でも、私がモララーと一緒にいたいって気持ちは変わらないし、
親族のエゴで終末の日を不幸せに過ごすなんてイヤだから。フサ君には悪いけど、本当にごめんなさい。
私なんかを誘ってくれてアリガトウ。イイ終末をどうか過ごしてね」
 そう、私は今、誰よりもモララーといたい。その気持ちに嘘はつけない。だから、フサ君に
出来る限りの笑顔で手を振った。
「しぃちゃんも、イイ終末を過ごして欲しいから…」
 悲しそうな背中をこちらに向けて、トボトボと歩き出したフサ君。
私は彼の姿を小さくなるまで見送る事もせず、2人で終の住み処と決めたモララーの待つホテルへ急いだ。

104:終末の過ごし方 第1話  3/7
06/12/31 19:20:45 loQ5sklY

「ただいま、モララー」
 廃墟の一角、既に従業員は全て逃げてしまったホテル。その一室の扉を私は元気よく開けた。
「しぃ、おかえりだからな」
 モララーが私の声に気付いて、読みふけっていた新聞から顔を上げる。
「ヤダ、またそんな古新聞読んでるの?」
 私は日の光射し込むソファーに近付き、後ろからモララーに抱きついた。
終末など誰も予想していなかった頃の日常の新聞は、モララーが繰り返し繰り返し読み込んだせいか、
すっかりくたびれている。
「だって、電柱が倒れて電気が来ないからテレビも見れないしな」
 モララーは溜息混じりにテレビの方に視線を向けた。
「ガスも電気も止まっちゃって…最期の晩餐だっていうのに、こんな物しか用意できなくてゴメンネ」
 旦那様に手料理も振舞えず、カップ麺やインスタントしか食卓に載せられない自分が情けない。
「しぃが謝る事は何も無いんだからな。電池で動く湯沸しポットを見つけてきてくれたから
温かいものが食べられるし、それに君と一緒ならどんな食卓でも僕は幸せなんだからな」
 モララーが後ろを振り返り、私の頬に手を触れた。優しく壊れ物でも扱うみたいな彼の手にまかせて、
私達は986回目のキスを交わす。
 2人だけの部屋の中に最期の夕日が差し込むまで、私達は強く強く抱き合った。

「そろそろ、夕飯にしましょうか」
 ソファーから立ち上がり、買ってきたミネラルウォーターをポットへ注ぐ。お湯が沸くのを待つ間、
少しでも夕飯を豪華にしようと買い求めた瓶詰めのシナチクやキムチ、
レトルトパウチに入ったチャーシューや煮玉子を食卓へと並べた。
「今夜は随分と豪華だからな」
 モララーは懐中電灯とロウソクに明かりを灯して、電気の通わない部屋を
少しでも明るくしようと努めながらニコニコと笑う。
 こんな貧しい晩餐に本当に嬉しそうな笑顔を向ける彼が眩しくて、私は何だか目頭が熱くなった。
「ええ、奮発したのよ。宵越しの銭なんていらないしね」
 財布に残るのは、もう小銭だけ。この国の住人は全て明日の朝日を見れないと言われている以上、
お金なんてどうでも良いものだった。
 ポットが沸騰を告げ、湯を注いで3分。私達はお互いを見つめ合いながら食卓を囲んだ。
「いただきます!」
 モララーはパチンと綺麗に割り箸を割ると、美味しそうに麺を啜る。
「いただきます」
 ちょっといびつに割れた割り箸で、私も麺を啜った。

105:終末の過ごし方 第1話  4/7
06/12/31 19:21:49 loQ5sklY

「御馳走様でした」
 丼の中の汁も綺麗に啜ったモララーがパンと両手を合わせる。
「御粗末様でした」
 彼の言葉に笑って応じながら、私は食事の残骸をゴミ袋の中へと放り込み始めた。
「しぃ、片付けはイイから僕の腕の中に来て欲しいんだからな」
 立ち上がったモララーが私を抱きしめるべく両腕を広げる。
「…立つ前になるべく跡を濁したくなかったんだけどなぁ……」
 ちょっと困った風を装いながら、私はテーブルを簡単に離れ、モララーの腰に手をまわした。
 そのまま2人、もつれるようにベッドへと倒れこむ。
「大好きだからな、しぃ」
 モララーはベッドの上でギュッと私を抱きしめた。
「私も大好きよ、モララー」
 彼を抱きしめ返しながら、記念すべき1000回目の口付けをするため自分から唇を合わせる。
 一番最初の震えながらした、あの触れ合うだけのキスも素敵だった。けど、セックスの中にある、
この濃厚な絡み合うキスは恋人同士なのを強く感じさせてくれるから、もっと素敵だと思う。
「しぃ…」
 モララーの手のひらが、私の乳房に柔らかくのせられた。やわやわと揉みこまれれば、
今までの48回のセックスの経験が私の肉体を熱くさせてくる。
 最初はくすぐったかったり痛かったり、彼と一つに繋がれる嬉しさ以外は大変な事ばかりだった。
それが回数を重ねるほどに気持ち良くなってしまったのだから、不思議なものである。
「…しぃ? また、回数を数えてるの? 数えるのは禁止って前も言ったはずなんだからな」
 気持ち良かった愛撫がいつの間にか止まり、モララーがちょっと怒った様子で私を見つめていた。
「え? 私、上の空になってた?」
 キスやセックス、他にも色々と恋人らしい事をする度に、私はどうしても回数を確かめたくなってしまう。
だけどソレをする度に私の集中が明後日に飛ぶらしく、モララーはイイ顔をしなかった。
「なってたからな。数字を数えるよりも僕の事に集中して欲しいんだからな」
 モララーが既に尖りだし、短毛の中からしっかりと存在を主張し始めていた私の左乳首を軽く爪弾く。
「ひあっ。ゴメンなさい…もうしないから、許して」
 私が左の乳首の方が敏感なのを知っていて、イジワルモードになったモララーはわざと
そっちばかり弄ったりする。
「どうしよっかな~」
 モララーはニヤニヤ笑いを浮かべながら、左乳首を根元から先端までユックリと舐め上げた。
 自分の胸に視線を下ろせば、もっと舐めてと言うみたいに左の突起がすっかり勃ち上がってしまっている。
 右乳首は乳輪の中で殆ど普通の状態と変わらない感じでおとなしくしているのに、
片方だけピンとしているソレは、自分の身体の一部だと認めたくないくらい卑猥だった。

106:終末の過ごし方 第1話  5/7
06/12/31 19:22:23 loQ5sklY
「お願い、モララー…」
 視線をモララーの顔に戻して、手を合わせて懇願する。
「そうだな。じゃあ、こっちの乳首も自分で同じ大きさに出来たら許してあげる。
出来なかったらオシオキしちゃうからな」
 モララーは絶好調のニヤニヤ具合で私の右乳首を指の腹で転がした。
 その愛撫が気持ち良くて、思わず肉体がピクンと反応してしまう。それと同時に頷いてしまったけど、
モララーの言ってる事はとってもイジワルだった。
 だって、感じやすいからって集中して嬲られているせいで、最近、私の乳首は明らかに
右よりも左の方が発達している。
 どんなに摘んでも引っ張ってみても、完全に勃ち上がってしまった左乳首ほど、
右乳首が大きな粒になる事は無いのだ。
「モララー…ねぇ…も、イイ? 同じ、くらい…大きくなった?」
 自分で一生懸命に右乳首をこねまわし、時に唾液をまぶした指で撫で上げてもみるが、
大きさは一定以上にはならない。それが分かっていながら、私は荒い息を吐きつつ乳首を弄り続けた。
「ダメだね。まだまだ左の方が大きいんだからな」
 モララーの指が大きさを確かめる為に両乳首を摘み、指の腹でギュッと擦り上げる。
 大好きな刺激に肉体が跳ね、下肢がジンッと熱く痺れた。
「モララー、オシオキされてもイイから…。もう、堪らないの…お願い、入れて…」
 モジモジと内腿を擦り合わせれば、ヌルヌルとアソコから愛液が滲んでいるのが感じられる。
 我慢できなくて、私はモララーに貫かれる事をねだった。
「それじゃあオシオキとして、ちょっと手を縛らせてもらうんだからな」
 モララーはニヤニヤ笑いのままベッドから下りると、近くにあったビニール袋を拾い上げ、
ソレをねじって縦長のひも状にする。そして私をベッドに膝立ちにさせると、後ろに腕をまわさせた。 
 モララーはこの頃、こんな少しSMっぽい事をする。きっと興味のある事を遣り残しておきたくないに違いなかった。
 だけど大抵においてモララーのやってみる事は、実は私も興味のあった事だったりもする。なので、もし、
もっと長い付き合いが出来る環境だったなら、私達のセックスは最終的に凄い所へ逝っていたかもしれなかった。
「何を笑ってるんだ、しぃ?」
 未来があった場合の私達の逝き着く先を想像して、クスっとしてしまったのをモララーに気付かれたしなめられる。
「縛られても余裕があるみたいだね。それなら、しぃが自分で入れるのを見たいんだからな」
 後ろ手に私を縛り終えたモララーは、ゴロリとベッドに寝転がった。1人、ベッドの上で膝立ちになった私は、
モララーを見下ろし困ってしまう。
「でも、モララーのまだ…大きくなりきってないから、入れられないよ…」
 セックスに慣れてきたといっても私のアソコはユルユルという訳では無いので、
半勃ちの柔らかいアレでは入れるのは容易な事ではなかった。

107:終末の過ごし方 第1話  6/7
06/12/31 19:22:54 loQ5sklY
「大きくすればイイんだからな」
 モララーはニヤニヤ笑いで私の行動を待っている。
 後ろ手にされ、入れたくて仕方ないアソコを満たすため、私は自由な唇を使ってモララーに奉仕した。
 フェラチオの経験は、まだこれで7回目。モララーにクンニしてもらった回数よりもずっと少ないし、
手を使えないのでは、いつも以上に上手くないはずだ。
 だけど、モララーのアレは過去6回のフェラの時と同じように、私が唇で含むだけですぐに大きくなり、
舌を動かせばあっという間に硬くなる。私の口腔を押し広げるモララーの感触が、アソコの潤みを倍増させた。
 縛ってフェラをさせる…こんなSMチックな事をするくせに、モララーを見上げてみれば、その表情は凄く優しい。
 愛しそうに私を見てるモララーを見ると、何だか嬉しくて、もっと一生懸命やらなくちゃってフェラに力が入った。
「もう…十分なんだからな…」
 手を縛られていても唇や口腔でフェラは結構、出来るものである。
すっかり硬く大きく上を向いたモララーのアレに満足しながら、私は彼の腰をまたいだ。
「じゃあ、もう、入れてイイよね…」
 モララーの許しを待たず、腰を揺らしてアソコとアレを触れ合わせる。止められる前に入れてしまおうと
腰を下ろしてみるが、手で軌道修正出来ない結合はなかなか難しかった。
「焦らず、ユックリした方がイイはずだからな」
 モララーの言葉に、私の凹と彼の凸をもう一度重ね、何度か深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから
腰を沈めてみる。
 さっきまでのカスリっぷりが嘘のように、ピッタリと互いの凹凸が繋がりあった。
「奥まで…モララーが、来てるよ…」
 腰を落としきり、アソコ一杯に彼を感じる。
「しぃの中、熱くて狭くて、気持ちイイからな」
 モララーの手が私の手首に触れ、拘束を解いた。私を縛っていたビニール袋は少し伸びてイビツになり、
カサカサと音を立てながらヒラヒラと床に落ちる。
 私達はソレを気にする事も無く、手を重ね、口付けを交わし、抱き合い、ペニスとヴァギナ以外の部分でも
深く繋がりあった。
 始めは穏やかだった動きが段々と激しくなり、私はあっという間に高みへと押し上げられる。
「モララー、もう、ダメ…イッちゃう…私、我慢、できない…モララーも…一緒に……」
 私が彼と共に昇る事を願って、ギュッと手を握り合う指に力をこめた。
「僕もイキそうだからな…」
 モララーの上擦った声を聞きながら、私は激しく腰を振る。
 モララーも私の喘ぎに応えるように、強く腰を突き上げてきた。
「「イク…」」
 どちらが早いとか遅いとか感じる隙もないくらい同時に最後の声を上げ、一緒に昇りつめる。
「体位を変えて、すぐに…、次を、したいんだからな」
「喜んで、お受けするわ」
 荒い息を混じらせながらも精力的なモララーの言葉に、私は少しおどけて返した。
「それじゃ、このまま今度は、僕が上になるからな」
 モララーが私を抱きしめ、クルリと反転する。彼にのしかかられる形になって、そのまま次のセックスが始まった。

108:終末の過ごし方 第1話  7/7
06/12/31 19:23:32 loQ5sklY

 触れ合うのも絡み合うのも気持ち良くて、何度も何度も私は彼を貪る。
 感じ合い、繋がり合い、昂ぶりを隠さずに彼も私を幾度も幾度も求めてくれた。


 私達は2人だけの愉しみを十二分に味わった沢山の絶頂の後、静かにベッドに横たわる。
 小さくなってしまった数本の蝋燭が照らす薄暗い部屋の中、先程までの濃密な睦み合いとは一味違った、
穏やかな満たされる感覚が肉体中に行き渡っていた。
「モララー、私、幸せよ」
 彼の腕の中で、私は自分に言い聞かせるみたいに、そう、口に出す。
「僕も、しぃと一緒に居られて幸せだよ」
 彼が私の耳元に優しく囁いた。

 もしも終末を世界が迎えなかったら、きっと優しい彼は私をさらって暮らすなんてしなかっただろう。
 もしも終末を世界が迎えなかったら、きっと臆病な私は彼について暮らすなんてしなかっただろう。
 だから、この2人だけの幸せは、終末がもたらしてくれたものなのだ。
 他人からすれば世界が終わるという地獄みたいな現実が、私達2人には幻想みたいな幸せで、
何て罰当たりな考えだろうって思うけど、でもやっぱり幸せで。

 考える程にどうしてなのか心に不安が満ちてくる、それを振り払いたくて私は強く彼にしがみついた。
 モララーは、そんな私を宥めるみたいに強く優しく抱きしめてくれる。
「怖がらなくていいよ、僕がいるからな」
 震える腕で私をさらった彼の面影もないほど、落ち着いた彼の腕に抱かれ胸が熱くなった。
「怖くなんてないわ。アナタがいるから」

 それから程なく、朝日が昇ったのかと思うほどの光が私達を包んで、全てが終わる。
 光の中で、愛し合う彼と一緒に居られた私はとても幸福だったと思う気持ちが溢れだして、
何故だか涙がこぼれた。

109:終末の過ごし方 第2話  1/11   ♂フサ×♀つー ※聖水注意
06/12/31 19:25:00 loQ5sklY

 一世一代の告白はあっさりと退けられ、俺はトボトボと家路を歩く。
 誰も居ない家、これから終末を1人で失恋の痛手にむせび泣きながら迎えるなんて、
何て悲しい終わり方だろう。
「「ハァーッ」」
 大きく溜息をつくと、向こうから歩いてくるAAと丁度、それが重なった。
「つーちゃん」
 視線を上げると、隣家で幼馴染のつーちゃんが珍しくションボリした顔で歩いている。
「何だよ毛玉、しけた顔してんなー」
 お互いの顔がハッキリ見えるほど近付くと、つーちゃんはいつも通りの調子で
俺をからかうようにアヒャッと笑った。
「つーちゃんこそ涙の跡、ほっぺに付いてるから」
 実際、彼女の顔には明らかな泣き跡があって、それが笑顔を少し痛々しく感じさせる。
「うるせー、コレは目にゴミが入って……畜生、オレは何で終末まで、こんな意地を張っちまうんだ。
こんなだから、こんなだから…」
 つーちゃんは仁王立ちの姿勢でワーワーと泣き出した。
「どうしたの、つーちゃん」
 どんな怪我をしても、どんな辛く悲しい事があっても、誰かの前でつーちゃんが泣くなんて前代未聞である。
強がらせたら右に出る者はいない彼女が、人目を気にせず泣き出すなんてと、
俺は困ってワタワタと腕で空を掻いた。
「オレ、今、モナーにフラれたんだ。あのタヌキ野郎、終末はガナーと過ごすって」
 つーちゃんは泣きながら、涙を拭う事もせず、怒気混じりの声で俺に理由を訴える。
 つーちゃん家のレストランで働き始め1年になるモナーは、俺らのクラスに転校してきたガナーの兄だ。
元々よく手伝いをするつーちゃんだったけれど、モナーが来てからはより積極的に
レストランの手伝いをするようになったと思ったのは、どうやら気のせいじゃなかったらしい。
「あの家は色々あって兄妹二人暮らしになったらしいし、凄く仲イイし、やっぱり終わりは
2人で過ごしたかったんだと思うから。そんな落ち込まないで欲しいから」
 終末を家族で過ごす人達も多いと聞く。つーちゃんはモナーにフラれたなんていうが、きっと、
今回の事情だってそんなはずだと励ました。
「タヌキは妹じゃなくて、恋人のガナーと過ごすって言ったんだ。モナーの奴、
終末だから話すけど兄妹で出来てたって…」
 あり得ないはずの所がカップルになっていたという失恋の衝撃としては、俺よりも明らかに
つーちゃんのショックの方がデカイだろう。
 終末ってのはホント、色んな所にどんでん返しが待ち受けているもののようだ。
「……そりゃ、また何とも壮絶だから…」
 俺は、しばらく泣いているつーちゃんを見つめた後、やっとの事でそう、言葉を紡ぐ。
「…アヒャ、悪いなフサ。オレは今、慰めを聞くより、一人になりたい気分なんだ。またな」
 つーちゃんは泣き顔のまま俺に軽く手を上げて、逃げるように家の中へと入っていった。
「俺も帰るか…」
 家を出た時のウキウキとした緊張感とは裏腹の、重く沈んだたこの糸でも切れてしまったようなプッツリ感。
 深く溜息を吐き、ギギッと音を立てる立て付けの悪い家の扉を開けた。

110:終末の過ごし方 第2話  2/11
06/12/31 19:25:51 loQ5sklY

 一人の部屋で嗚咽が外に漏れないように曲をかけながら、俺は寂しく膝を抱えた。
 電気の通わない部屋でステレオは動かず、充電の切れたipodもMDも使えない。
仕方なく納戸を探って見つけ出したのは、電池で動くカセットデッキだった。
 親が大事に取っておいていた、俺が生まれた頃や生まれる前の懐メロの失恋ソングのカセットを
延々とリピート。何十回、何百回と聞かれてきたらしいテープは時折かすれ、くぐもり気味の音質だったが、
今の自分の気持ちには丁度イイ情けなさだった。
 近付いてくる隕石を見るのがイヤで、カーテンも閉めきった真っ暗な部屋。そんな中で、
きっと俺は一人淋しく死んでいくのだ。
 どのくらい、落ち込んでいたのだろう。トントンと窓が鳴った気がした。
「…?」
 その音が気になり涙を拭い曲を止めた俺は、息を殺して窓の向こうの様子をジッと窺う。
 遮るもののない空間で感じる音はどう考えても気のせいでなく、窓が確実にわなないていた。
 ビクビクと窓の震えを見つめていると、もっと大きくドンドンと部屋の窓が外から叩かれ振動する。
 1階ならともかく、この2階の部屋に訪ねてくる相手など居ないはずだ。
 窓から伝わり、家中を震わせるような勢いで響くノックの音。何とも不気味だが
鳴りっ放しにさせておくわけにもいかない。
 それにどうせ、明日の朝が来る前に死ぬのだ。何を恐れる必要があると手近の懐中電灯を握り、
カーテンに手を掛ける。
「あ、何だ、つーちゃんか」
 窓の向こう、懐中電灯の光に浮かび上がったのはつーちゃんで、俺は拍子抜けしてホッとしながら鍵を開けた。
「何、間抜けな顔してんだフサ。鶏鍋食おうぜ、鶏鍋!」
 隣の家から屋根伝いにやってきたらしいつーちゃんは、俺の家の屋根でアヒャッとした笑顔を見せる。
「鶏鍋? 鶏肉なんて…そ、それ、ど、どうしたの?」
 つーちゃんを下まで見下ろすと、いかにも今、羽をむしってきましたといった感じの
首無しの鶏とネギを持っていた。
「オレの家で飼ってた鶏をしめてあったんだ。実はタヌキと鍋でもつついて終わろうと思っててさ。
丁度、夜に食べ頃になるように朝にしめて熟成させて…、こんな大きな鶏、1人じゃ食べ切れなくて勿体無いだろ。
だから、お前と食べようかと思ったんだが…迷惑だったか?」
 つーちゃんの家は、自家製の野菜や飼っている鶏の玉子なんかが売りのレストラン。
その店でつーちゃんは小さな頃から懸命に腕を磨き、今ではどんな料理も美味しくこなせる技術の持ち主なのだ。
「ううん。嬉しいから! だけど、どうして玄関から来ずに、俺の部屋の窓なの?」
 俺の家と隣にあるつーちゃんの家の距離は、場所によっては向こうの壁に触れられるほど近い。
でも、俺の部屋はベランダが無いから、外から訪ねるにはちょっと大変な立地場所なはずだ。
「アヒャ、それをテメーが言うのか? チャイム押しても出てこなかったせいだろ!」
 つーちゃんは何処に隠し持っていたのか、いつもの調子で包丁を取り出して俺に突きつけて脅す。
「チャイム…ああ、そっか。電気切れてるもんね」
 近所の電線が切れているせいで停電し、チャイムを鳴らす電力も我が家には無かったのだ。

111:終末の過ごし方 第2話  3/11
06/12/31 19:26:25 loQ5sklY
「つーわけで、ここから邪魔するぞ」
 つーちゃんはネギや鶏を持っているくせに身軽な動作で窓枠を飛び越え、部屋の中へと入ってくる。
「いらっしゃい。歓迎するから。だけど、そんな新鮮なネギがよくあったね」
 懐中電灯の明かりでつーちゃんの手元を照らせば、しなびた所のない美味そうなネギから
パラパラと泥がこぼれていた。
 部屋が泥だらけになるのはちょっと気になるが、美味しい物を食べさせてもらえる幸せのためなら多少の犠牲は
仕方ないだろう。つーちゃんが来なければ俺は空腹か、よくてカップラーメンを詰めた腹で死ぬ所だったのだ。
「ああ、コレか。コレは家の畑に一本だけ残ってたのを見つけてきたんだ。ネギ以外の野菜も無いか探したんだが、
どうも誰かに持っていかれちまったみたいでな。白菜でもあればもっと、イイ鍋になると思ったんだけどよ」
 そう言って笑うつーちゃんの身体は、よく見れば泥にまみれている。きっと、日が沈むまで一生懸命、
野菜を探すために土を掘り起こしていたに違いなかった。
「ネギと鶏肉だけでも十分に豪華だから。確か携帯コンロあったはずだから探すから、ちょっと待って。
つーちゃんは手でも洗って待ってて欲しいから」
 俺はネギと鶏肉をつーちゃんから受け取ると、懐中電灯を彼女に渡す。
「手を洗えっていっても、この辺の水道は何処も断水中でマトモに働いてねぇだろ? 水道ひねったって、
出るのは精々、錆びた赤水じゃねーか」
 台所に行くため、部屋を出て階段を下りる俺の後ろから、つーちゃんが懐中電灯で足元を照らしてくれた。
言葉はキツイが、つーちゃんのこーいう、さりげない気遣いが出来る所は、凄く素敵だと思う。
「俺の家は貯水槽だから、多少の水は使えるんだ。自家発電じゃないから、
水道ひねって出るほど簡単じゃないけど、水場には色々汲み置いてるから好きな場所で手、洗ってイイから」
 台所に着いた俺はネギと鶏を流しに置くと、携帯コンロとガスボンベを探すため棚を探り始めた。
「そっか、お前の家、床屋で水の使用量が多いから貯水槽を置いてたっけ。
オレの家はこだわりレストランのせいか、料理のために名水なんぞ毎日、汲んで来てたもんだから、
料理以外に使う普通の水は水道で、3日前からマトモに使えねぇーんだもん。まいってたんだよ」
 つーちゃんは俺の手元に光が当たるよう懐中電灯を上向けて置くと、辺りをキョロキョロと見回す。
 バケツに汲んでおいた水を見付け、つーちゃんはその中でジャブジャブと嬉しそうに手を洗った。
「大変だったね。あ、コンロあったよ。コレで鍋出来るかな?」
 見つけ出したコンロに携帯ガスボンベを嵌め込み、火の勢いを確認する。ボッと音を立てて燃えた火が、
懐中電灯が唯一の光源だった部屋を少し明るくした。
「アヒャ、十分だ任せろ。鍋は…ああ、コレでイイな。2人分だし」
 つーちゃんは、供給がストップした都市ガスのせいで使い物にならないコンロに掛けられた、
水の溜められている20cmほどの両手鍋を手に取る。
「パック入りのご飯あるけどコレも温める?」
 我が家の溜め水やまな板を使って、自らの包丁による調理を始めたつーちゃんの横で、
俺はゴソゴソと料理に使えそうな保存食を探した。
「いや、飯は鍋のしめの雑炊の時だろ」
 つーちゃんは楽しそうに、暗い中でも淀む事なく慣れた手つきで鶏肉を捌いている。
「ん、じゃ、ココに置いておくから」
 料理を愉しむ彼女を手伝うために、俺は懐中電灯をつーちゃんの手元へと向けた。

112:終末の過ごし方 第2話  4/11
06/12/31 19:27:12 loQ5sklY

「アヒャ~、美味かったー」
 雑炊の最後の一粒まで食べ切り、互いに満足気な溜息をつく。
「ああ、美味かった。アリガトな、つーちゃん。ホント、ありがとう。嬉しかったから」
 俺はだらけて座っていた姿勢を正し、深々とつーちゃんに頭を下げた。
 最期の日に、こんなイイ晩餐を用意してくれたつーちゃんには礼を幾ら言っても言い尽くせない。
「よせやい、フサ。そんな改まった礼を言うなよ。オレとお前の仲だろ」
 つーちゃんは照れた様子で鼻の頭を掻き、そっぽを向いた。
「何か礼をさせてくれよ。つーちゃんが今、したい事ってなんだ? 俺に出来る事なら何でも協力するから」
 空になった鍋の前で、最期を前につーちゃんが叶えたい事を尋ねる。
「ん~オレが今、したい事…。そーだな。ここの所、オレの家には水が通ってなくて風呂に入ってなかったから、
風呂に入りたいな。消えるように死ぬらしいけどさ、やっぱ、綺麗な身体で逝きたいし」
 つーちゃんはちょっと考えた後、寂しそうな笑みで答えた。
 風呂に入りたいなんて、つーちゃんも結構、女の子らしい事を思うんだなと不思議な気持ちになる。
「風呂か。俺の家、都市ガスだから湯は沸かせないけど、溜め水してるから湯船に入れるし、
体も洗えるはずだから」
 俺は立ち上がり、懐中電灯を持ってつーちゃんを風呂場の方へと案内した。
「水が止まって以来だから、風呂なんて4日ぶりだよ。家じゃ濡れタオルで体を拭くのが精々だったから、
水風呂だって嬉しいなー」
 つーちゃんはウキウキと俺の後ろをついてくる。
「えーと、懐中電灯、俺の家、一本しか無いんだよ。濡れて壊れると困るから、
悪いけど風呂場には持ち込まないで欲しいから」
 洗面所の前でつーちゃんに懐中電灯を渡し、俺は部屋にでも行こうかと廊下を戻る事にした。
「アヒャ…待てよ、毛玉。風呂場に持ち込めない懐中電灯で、どうやって風呂場を明るくするんだよ。
お前、扉の向こうからコッチ照らしてろ」
 つーちゃんは俺の手元に懐中電灯を返すと、ちょっと怒った様子で風呂場の扉へと続く洗面所の扉を開ける。
 風呂場の扉の磨りガラスの向こう、出来るだけ明るくなるようにつーちゃんに向かって懐中電灯を向けた。
 人型AAと違って、俺らは何か特別な事でもない限りは衣服を身につける習慣は無い。
だから、相手の裸を見るとか意識はしなくてイイはずである。だけど、風呂というのは
何だか非常にプライベートな感じがして、俺は何となく扉に背を向け、磨りガラスを照らしていた。
「アヒャァ~。水だから冷たいけど、やっぱ体が綺麗になるってのはイイもんだよなー。
風呂場、使わせてくれてアリガトな。フサ」
 バシャバシャと水の跳ねる音混じりに、つーちゃんの感嘆の声が響いてくる。
「喜んでもらえて嬉しいから」
 俺の声に軽く応じ、つーちゃんは水浴びを愉しみ始めた。

113:終末の過ごし方 第2話  5/11
06/12/31 19:28:43 loQ5sklY

「…えーと、シャンプーは…ウワッ! な、何触ったんだ? …アヒャ…ヒッ! イヤァ―ッ!」
 つーちゃんが棚をゴソゴソと探る音を聞き流し、ボーっとしていた俺の耳を悲鳴が貫く。
「だ、大丈夫、つーちゃん?」
 俺はつーちゃんの叫び声に驚き、風呂場の扉を勢いよく開けた。
「…アヒャ、何か、今、モサっとしたのが手に触れて…そしたら今度はソレが飛び出して足元に…」
 風呂場に踏み込むと、つーちゃんは尻餅をついた格好で震えている。
彼女の指差す方向に懐中電灯を当てると、カサカサと動く何かがいた。
「え? …あ、ホッシュだ…そうか、この風呂も長い事、使ってなかったから保守してくれていたのか」
 手のひらに乗っかるほどの小さなホッシュ。オレはソイツを確認させるようにつーちゃんの目の前に掲げた。
「アヒャ…何だ、ホッシュだったのか、叫び声で驚かしちまってすまなかったな」
 つーちゃんはホッとしたような溜息と共に、オレからホッシュを受け取る。
そして立ち上がって風呂場の窓をガラリと開けると、そのホッシュを外へと離した。
 こんな風呂場で終わるのは寂しいだろうから、外で仲間と会えるとイイな…
そんな事を言いながら振り返ったつーちゃん。その少し悲しそうな笑顔は、
いつもの強そうに笑うつーちゃんと違って、とても綺麗だった。
 綺麗だなんて思ってしまうと情けないほど雄ってのは正直なもんで、俺のペニスはフサ毛を押しのけ
ググッと勃ちあがってしまう。
「つーちゃん…」
 搾り出した声こそ戸惑い混じりだったけど、俺は欲情を隠す事も出来ず本能のままつーちゃんに抱きついた。
「何すんだ毛玉! アフォみたいにサカってんじゃねー」
 水を浴びていたつーちゃんの肉体は冷たくて、擦りつけた熱いペニスには心地良い。
「つーちゃんだって、興奮してるくせに…」
 懐中電灯で一瞬照らしてしまったつーちゃんの肉体、その乳首はツンと上を向いていた。
オレはそれを指摘するように、水に濡れた毛並みの中から赤く色付いていた突起を摘み上げる。
「ヒャンっ…こ、これは、水を浴びて、ちょっと寒かったから勃っただけで…」
 手に伝わる感触は、ほとんど平らな膨らみだ。だけどやっぱり雄の俺とは違う柔らかな肌。
ささやかでもかすかでも、つーちゃんの乳房を手のひらに感じるのは気持ち良かった。
「どうしても、ダメ…?」
 最期だからというのもあるのかもしれないが、俺はつーちゃんとしたくてしたくて堪らなくなる。
「…あんまり、痛くするなよ…オレ、初めてなんだから」
 胸を隠しながら振り返り、俯き加減で恥らうつーちゃんは、何だか凄く可愛らしくて胸がキューッと締め付けられた。

114:終末の過ごし方 第2話  6/11
06/12/31 19:29:16 loQ5sklY
「う、うん。俺、頑張るから」
 つーちゃんを抱きしめ、その肉体を感じる。薄暗い風呂場で2人きり、
緊張で硬くなるつーちゃんの肉体に恐る恐る、エロ雑誌やDVDで学んだ愛撫を始めてみた。
 恋愛感情でエッチをする訳じゃないから、唇にキスをするのは悪い気がして、その首筋に口付けてみる。
「…ン」
 くぐもった甘い声がつーちゃんの口から漏れた。俺はそれに気を良くして、今度は鎖骨や胸元の方へと
口付けを下ろしていく。
「ひぁ…っ…ひゃんっ…」
 口付けだけでなく、舌の動きも加えてみると、つーちゃんはますます可愛らしい声をあげた。
ユックリと舌を下ろしていけば、小さな乳首へと辿りつく。乳首を口に含めばコリッとした硬さが増し、
つーちゃんの声も更に高くなった。
「つーちゃん、気持ちイイんだね。ここ、濡れてきてるよ」
 両の乳首を味わい、舌を腹に滑らせながら膝立ちになる。つーちゃんの股間まで口を運べば、
柔らかなオマンコは興奮してきているのか、少しずつほころび始めていた。
「フサァ…オレ、もう、立ってるの辛い……」
 花びらを開き舌を滑り込ませようとした時、つーちゃんが俺の頭を抱えて訴える。
「それじゃ、ココに座って欲しいから…」
 つーちゃんを湯船の縁に座らせ、俺はその前に跪いた。
「恥ずかしいから、あんま…見るな」
 つーちゃんは足をピッタリと閉じ、俺から大事な所を隠すように手で股間を押さえる。
「こんなに暗くちゃ、よく見えないよ。もっと濡らしとかないと、多分、辛いのは、つーちゃんだから…」
 俺はもっともらしい事を言いながら、つーちゃんの膝を割り開き、腿の付け根に顔を突っ込んだ。本当は、
つーちゃんの身体のためでなく、自分の欲望がソコを舐めたいと思っているのに。
「う、うん…分かってる…」
 つーちゃんはおずおずと手をどけ、風呂の縁をギュッと握った。
「風呂じゃなくて、俺の耳とか頭とか持っても構わないから」
 股の間からつーちゃんを見上げた後、俺は秘めやからな器官へと舌を伸ばす。
少しだけほころんでいる陰唇に舌を潜らせれば、感じた事の無い感触が舌へと触れた。
 あえて形容するなら酸味と塩味のまじった、生温かい刺身のような肉。
それは、美味いとか不味いとかは分からないが、妙に堪らない…熱いペニスを一際奮い立たせてくるような
脳髄を痺れさせる香りと味をしていた。
 舌を動かせば、ヌルリとした液を滲み出す切れ込みのようなモノが感じられる。きっと、ココが、
これから俺を受け入れてくれる所なのだろう。
 酷く狭く熱く閉じられた場所に、もっと穴らしいモノを想像していた俺は少し驚きながら、つーちゃんを味わった。

115:終末の過ごし方 第2話  7/11 ※聖水注意
06/12/31 19:30:09 loQ5sklY
「…っ…あ…」
 小さく声を漏らすつーちゃんに頭を抱えられ、俺は熱心にオマンコをほぐす。
どうしたらもっと感じてくれるだろうかと、少ない知識を総動員して懸命に舐めた。
 舌を下から上に舐め上げた時、割れ目の頂点のほうで硬いモノに触れる。コレが噂に聞く
クリトリスというものだと思って、つーちゃんにもっと感じてもらおうと重点的にソコを優しく、
でも執拗に舌と唇で嬲った。
「フサ、そこ…凄く…イイ……」
 つーちゃんは甘えるような濡れた声で俺を呼びながら、もっととねだるように腰を押し付けてくる。
「気持ちイイの? もっと強くしてみようか」
 漫画やDVDの中では激しくクンニをされている事が多いが、雑誌の特集記事なんかでは
クリトリスへの強すぎる愛撫は嫌われるとあったので、出来る限り優しく舐めていた。
だけど感じて乱れ始めたつーちゃんの様子だと、もう少し激しくしても良さそうである。
「ぅん…もっと良くして欲しい…、ソコ、吸われてみたい…」
 つーちゃんの言葉に、俺は唇でクリトリスを挟み込み、チューチューと吸い上げた。
 最初は優しく、少しずつ激しく。
「アヒャァ…イイ…ッヒァ…ヤァッ…ヒッ……」
 時に歯を立て、吸いながら舌を蠢かせば、クリトリスは一層激しく勃ち上がり、プックリとした硬さをみせた。
硬直が増すほどにつーちゃんの声は激しく大きく、意味をなさない嬌声へと変わっていく。
「モ、ダメ…イキソウ…フサ…ドケ… モウ、イク…タノム……ハナレテ…クレ…」
 つーちゃんの声が切羽詰ったものになり、俺から解放されようともがいた。俺は最後までイカせてやろうと、
腰を掴んで抱え込み離さない。
「ホント マズイッテ…ッアヒャン…ダメダ ガマン…デキネェ…イク…イッチマウ…」
 半角の叫び声を上げながら、つーちゃんがのけぞった。
 その瞬間、プシャッと音を立てて液体が飛び出す。
 突然の事に訳も分からず、液体が止まるまでつーちゃんのクリトリスに舌を当てていた。
「……オシッコ?」
 独特の匂いで自分に掛かった液体が尿だと気付く。
 オマンコの上部、尿道より上を責めていたから、飲み込みこそしなかったが唇や舌の裏、
身体にはしっかりとつーちゃんの尿が掛かってしまった。
「だから、どけって言ったのに…お前がどかないから…。オレ、イクと漏らすクセがあるんだよ…」
 つーちゃんが消え入りそうな声で、顔を覆って恥らう。
「気にしなくて、イイから。俺、匂いで余計に興奮したし…凄ぇ、今、嵌めたい気分だから」
 つーちゃんの尿の匂いは、俺のと違って、確かな雌を感じさせた。犬の生態を持つフサギコは、
発情を刺激される物質にも犬と同じ素養が絡む。
 雌の尿の匂いは、どうしようもない位、激しい催淫効果を俺にもたらした。

116:終末の過ごし方 第2話  8/11
06/12/31 19:30:43 loQ5sklY
「フサ? え? ヒャン…あ、まだ…オレ、覚悟が…ヒッ…痛っ…ダメ…イタイ……ヤダァ…」
 イッたせいで脱力し、風呂の縁でグッタリとしているつーちゃんを床へと引き摺り下ろす。
後ろ向きに膝立ちにさせると、濡れたオマンコにペニスをあてがい、グッと押し進めた。
 痛がって暴れるつーちゃんを後ろから押さえつけ、風呂の湯船をつかませて体勢を整えさせる。
悪いけど、その程度の気遣いが、今の俺の理性の限界だ。
 もう、止まれない。昂ぶりを早く開放したくて、嫌がるつーちゃんを慰める事も出来ずに、
一気に腰を打ちつけた。
「ゴメン、ゴメンな。終わったら、殴られても毛刈りされても構わないから。今だけ、我慢して欲しいから…」
 鎮めないとおかしくなりそうな興奮を早く何とかしたくて、ガンガンと腰を振りたてる。
 イッて濡れているとはいえ、やはり処女の穴だ。酷く狭くて抵抗の多いオマンコを抉るみたいに貪る。 
「ケダマノ アフォ…イタイ…イタイヨォ…バカヤロウ…ゼッテー ユルシテナンカ…ヤラネーカラナ!! オワッタラ…マジ…マルガリニシテ、
ボコボコニ タタキノメシテヤル!」
 つーちゃんは俺の必死な様子に暴れず、風呂の縁につかまって言葉だけで俺を拒んだ。
 手前勝手なセックスで、アッと言う間に絶頂がこみ上げる。
「つーちゃん、イクよ!」
 俺は最初の射精をつーちゃんの奥深くに放った。
「…アヒャァ…もう、終わったのか…何か凄い、ドロって感触が…」
 つーちゃんは安堵の溜息を付きながら、俺を振り返る。
「…つーちゃん、ゴメンネ。俺は犬だから…簡単には終わらないから」
 ホッとしたような顔を見せたつーちゃんに、俺はこれから起こる事が申し訳なくて、
少し落ち着いてきた頭を下げた。
「それって、どうい…ヒャンッ! な、フサ…コレ、どうなって…イヤだ…苦しっ…頼む…抜け…ヌテイクレ…
コノ アフォ…ケダマ…ヤメロヨォ…」
 涙目になって身体を反り返らせ、再びつーちゃんが俺をなじり始める。
力なく弱弱しい半角の言葉で訴えられて、止めてあげらるのなら止めてあげたいが、こうなってしまった以上、
どうしようもなかった。
 だって、俺は犬の生態と同じフサギコだから。何と言われても暴れられても、
こっちにだって抜き方なんて分からないのだ。
「フサギコが犬だって言ってるのは、こういう事も含めてだから…。今、つーちゃんの膣を押し拡げてるの
亀頭球って奴だから」
 今までセックスした事が無かったから、どういう風になるのかを実感したのは俺も初めてである。
だけど本当の意味で埋まりきったペニスから伝わる感触は、オナニーなんか目じゃないほど最高だった。
 さっきまでの激しい射精への焦燥は消え、でも、さっき以上の興奮が全身を包んでいる。
感じる余裕が出て来た分、射精前よりも気持ちが良かった。
「ナンダヨ、ソレ…」
 つーちゃんは半角と全角のまじった不安定な声で、俺を困ったように睨む。
「交尾中の犬って何しても離れないだろ。それはさ、1回目の射精の後、ペニスの根元が膨らんで抜けなくなって、
そこから2回目、3回目の射精をするからなんだよ。で、その膣から抜けないように入ってる
根元が膨らんでる部分が亀頭球って奴だから…」
 つーちゃんに説明しながら、俺は膣の入口で膨らみしっかりと固定されているペニスを
確認のために揺すってみた。結合はしっかりと嵌りきり、このままどんな体位になっても外れる事はなさそうである。
 つまり俺らは、交尾中の犬のように蹴られようが何しようが、
射精が全部終わるまでは結合し続けるしかないのだ。

117:終末の過ごし方 第2話  9/11
06/12/31 19:33:01 loQ5sklY
「じゃ、コレ、まだ繋がったまんまなのか? しかももっと射精するっていうのか、冗談だろ?」
 状況が分かって落ち着いてきたのか、それとも俺が激しく腰を振らなくなったせいか、
つーちゃんはいつも通りの口調で俺に向かって怒鳴る。
「冗談じゃないから。悪いけど、後、30分位は続くと思うから」
 オナニーしている時の自分の持続時間の平均値は、まぁ、大体、そんなもんだった。
 だから多分、今回もそんな感じになるはずである。
「そんなに? こんな事なら、毛玉に同情してエッチなんて…ひぁ…ひゃん…フサ、やめ…アヒャ…ぅあ…」
 つーちゃんのそしりを受けて、気持ち良くなれる性癖は俺には無い。このまま、何もせずに話していても
エッチが長引くだけだ。
 それに気づいた俺は、文句を遮るように腰を動かし始める。
「するからには、つーちゃんにも気持ち良くなって欲しいから」
 亀頭球が邪魔して膣口から抜く事は出来ないが、1回目に出た液が潤滑油がわりになって、
奥の方へ擦り上げ肉壁を堪能する事は出来そうだった。
 俺はつーちゃんに少しでも感じてもらおうと、首筋や耳、肩口を舐めてみる。
 手を伸ばして胸に触れ、ささやかな膨らみを撫でたり、背中に唇を寄せて腰の方から項まで、
ヌロヌロと舐め上げてもみた。
 亀頭球で押し広げられて、つーちゃんは最初よりも結合してるのが辛そうだったが、愛撫をすればするほど、
肉体の緊張が解けて甘い声があがり始める。
「どっちにしろ、しばらくはこのままなんだよな。なら、確かに気持ち良くならないと辛いだけだもんな。
なぁ、フサ…コッチも弄って…くれ…」
 覚悟を決めたらしいつーちゃんは恥ずかしそうに俺を呼びながら、胸を弄っていた手をオマンコの方へと導いた。
 さっき散々吸いながら嬲ったクリトリスが指先に触れ、刺激を待っているのに気付く。
「どうやって、弄られたいの?」
 わざと触れる以上の事をせず、つーちゃんの言葉を待った。
「…ン……オレは、根元の方を、指の腹で転がすのが好き…。だから、そうして欲しい…」
 指先に愛液をまぶし、つーちゃんのねだった方法でクリトリスの下の方を円を描くように押し撫でる。
「こう、でイイの?」
「アヒャァ…ン…イイ…もっと……」 
 つーちゃんは肉体を震わせ、濡れた声を上げた。俺は腰をユックリとまわして
膣の感触を味わいながら、愛撫を続ける。
 つーちゃんが感じるたびに膣がキュゥッと俺を刺激し、甘く下肢から痺れた。
「俺も、気持ちイイよ、つーちゃん…」
 自分だけで高まるオナニーと違って、互いに気持ちよくなろうとするセックスは
相手の快感もこちらに伝わってくる気がする。
 相手が気持ちイイと悦ぶ事が、自分の気持ちイイ事に繋がるセックス。最期を前にした刹那とはいえ、
こういう事を知らずに終わらず、今こうして繋がっていられる事がとても嬉しかった

118:終末の過ごし方 第2話  10/11 ※放尿有
06/12/31 19:33:47 loQ5sklY
「フサ、オレ、また…イキそう……」
 風呂の縁から手を離し半身だけ振り返ったつーちゃんが、左手を俺の首へと伸ばしてくる。
「俺も、もうすぐ、二回目が来そう…」
 首に抱きついてきたつーちゃんの肉体を半転させ、あぐらの上に彼女を乗せ対面に抱き合った。
グッと腰を抱いて、より近くにつーちゃんを感じると、その肉体は俺が普段想像していたよりも、
ずっと華奢で軽く小さい。
「フサ…アァッ……ハァ…ヒャン…」
 つーちゃんは俺の首に両腕を絡め、腰を動かすたびに半角の嬌声を上げた。
 あれほど痛がっていたのも嘘みたいに、つーちゃんはペニスを締め上げながらよがっている。
「つーちゃん、イクよ…」
 ギュッとつーちゃんを抱きしめれば、2回目の射精が込み上げた。
「…フサ…オレモ…」
 俺の膝の上で、つーちゃんが絶頂に震える。さっきあんなに出したくせに、つーちゃんはまた、
漏らしてしまっていた。
「3回目は、多分、すぐだから…コレが終われば亀頭球も萎むから…」
 イッて疲れたのか、つーちゃんは俺の肩にしなだれかかるように脱力している。
その肉体を悪いなーと思いつつも揺さぶって、最後の射精に向けて自分を高めた。
 親に習った話だと、最初は潤滑と環境の整え、2回目は受精、3回目は受精の手助けのための射精らしい。
 ゴムもせずにしたのはマズったかなーと一瞬だけ頭によぎったが、
終わるのに妊娠の心配をするなんて馬鹿らしいと気付いて、俺は3回目の射精に向けて集中した。
「コレが、最後だから…イクよ、つーちゃん」
 揺さぶられるまま、たまにピクンと肉体を震わせ声をあげていたつーちゃんが、俺の肩でコクンと頷く。
 俺は最後までつーちゃんの奥に精液を吐き出しきると、やっとしぼんだ亀頭球にちょっとホッとした。
「大丈夫、つーちゃん?」
 ペニスを抜き、つーちゃんの肉体を抱き上げ、なるべく丁寧な動作で風呂場の床に下ろす。
 つーちゃんの膣からは、入りきらなかった精液が溢れて零れだしていた。
長い間拡げた状態にさせていたオマンコは、肉がほころんだまま元のピッタリとした状態には戻れないのか、
卑猥な秘裂を曝している。
「…疲れた。もう、テメーの毛を刈る気力も残ってねーよ。だから、毛刈りはしねー。
殴るのも疲れるから勘弁してやる」
 ヨロヨロと四つんばいの姿勢に起き上がり、つーちゃんは俺を軽く睨んだ。
 フラフラしながら湯船から風呂桶に水を汲むと、つーちゃんはソレをバシャッと床に撒いた。
どうやら、床に自分の漏らした尿があるのが気になっていたらしい。
「アヒャ、お前も、水浴びろ。毛玉は毛足が長いから、そこに小便が絡むとクサい臭いが染み付きそうだ」
 ボーっとつーちゃんを見ていると、頭から水を掛けられた。
 フラついてはいたが、つーちゃんはいつものつーちゃんのまま、俺に笑いかける。
「臭いって言うけど、つーちゃんのだから。まるで俺が汚いみたいに言うの止めて欲しいから」
 俺は立ち上がって全身シャンプーを手に取ると、つーちゃんと自分にふりかけた。

119:終末の過ごし方 第2話  11/11
06/12/31 19:34:37 loQ5sklY

 頼めば、もしかしたらもう1回エッチは出来たかもしれない。だけど、何となく頼まなかった。
 したくなかった訳じゃないけど、お願いしなかったのは、
つーちゃんとズルズルとかグダグダとかな関係になるのを、避けたかったからかもしれない。


 風呂から上がって時計を見ると、終わりまでは後、2時間を切っていた。
 外を眺めながら思い出話でもしようかと、試しに2人でベランダに出てみる。けど、隕石が迫るのを
遮るモノなしで見るのはマジで怖かったので、俺の部屋でダベるのが一番マシと気付いた。

 5日前に旅行に行ったまま帰ってこなかった、俺の両親の事。
 1週間前に刺し違えて心中した、つーちゃんの両親の事。
 互いの失恋話と、どれだけ相手が好きだったか。
 俺らの小さな頃から今までの思い出。
 話題は尽きる事が無く、楽しい時間が過ぎた。

 だけど、ふいに会話が途切れ、思わず時計に目が吸い寄せられる。

「オレ達、どんな事があっても友達だよな」
 つーちゃんがニッコリ笑って俺に握手を求めた。
「もちろん。俺らはずっと、友達だから」
 俺も笑って握手をする。

 その動作の間もカチコチと秒針が動き、終わりは直ぐ傍に来ていた。

 2人、握手した手をしっかりと握り合い、終わりを静かに待つ。
 最期まで友達。
 それが幸せなのか、寂しい事なのか、答えを出す時間も貰えないまま、俺達は明けない夜の中に消えた。

120:終末の過ごし方 第3話  1/7   ♂モナー×♀ガナー
06/12/31 19:35:15 loQ5sklY

 買い物袋を提げて道を歩くモナーに、土手に座っていたつーが立ち上がり駆け寄る。
「タヌキ、久しぶりだな」
 つーは少し上気した顔で、モナーに話し掛けた。
「コンニチワ、つーちゃん。そうだね、確か4日ぶりモナ。前はレストランで毎日会ってたから、
ちょっと会わなかっただけでも久し振りな感じになるね」
 モナーは笑みを浮かべ、友達を懐かしそうに見つめる。
「…おい、タヌキ。お前の事だから、どうせ終末を過ごす相手もいないんだろ? オレが過ごしてやるよ」
 つーはグッと拳を握り、何かを決心したように早口で用件を告げた。
「……ありがと、つーちゃん。でも、ごめん。モナ、ガナーと終末を過ごすんだ」
 モナーはつーの言葉にびっくりして固まったが、しばらくしてちょっと困ったように笑って、謝る。
「妹と終末…ああ、そうか。お前らの所、親もいなくて兄妹2人きりだもんな」
 つーはモナーの答えに、残念そうな顔で物分りの良い言葉を紡いだ。
「それもある…けど、終末だから告白するモナ。モナ、ガナーと恋人同士なんだ」
 モナーはマジメな顔でハッキリと、つーに向かって衝撃の告白をする。
「へ? 兄妹っての、嘘だったのか?」
 モナーの言葉の意味が混乱を生み、つーは自分の常識に合うよう、状況を飲み込もうとした。
「違うモナ。兄妹も恋人同士も本当。モナとガナーはそういう関係だったモナ」
 モナーは笑っていたけれどマジメな声で、つーに言い聞かせるように、自分の事を説明する。
「何だよ、ソレ」
 つーは静かに、でも、怒鳴る以上に怒りを感じさせる声を地面を見つめながら吐き出した。
「つーちゃんの事は好きだよ。それにとても素敵だと思う。モナにキツくあたるけど、
だけど本当の所では優しい子だってのも知ってるモナ。もしも、モナがガナーと恋人同士になっていなかったら、
一緒にいられたかもしれない。でも、モナはガナーといたいんだ。ゴメンね、つーちゃん。
モナは君と恋人同士にはなれない。だから、終末を一緒には過ごせないモナ」
 モナーはつーの事を真っ直ぐに見つめ、彼女を褒め、可能性の話をし、けれど確実につーを突き放す。
「……タヌキの馬鹿! アフォ! 死んじまえ!」
 つーはモナーの真剣な声を震えながら聞き、そして目に一杯涙を溜めながら突然、走りだした。
ある程度の距離をとった後、振り返ったつーは大声でモナーに向かって罵詈雑言をぶつける。
そして再び走っていってしまった。
「つーちゃん、イイ終末を!」
 モナーは去っていくつーの背中にそう、叫ぶ。声が届いたかどうかは定かではないが、
つーの姿が見えなくなるまで見送った後、モナーは再び歩き出した。
「モナ達、どうせ明日には本当に死んじゃうモナ」
 モナーは家路に向かいながら、つーにぶつけられた言葉を脳裏に浮かべ独りごちた。

121:終末の過ごし方 第3話  2/7
06/12/31 19:36:10 loQ5sklY

「お帰りなさい、お兄ちゃん!」
 モナーがアパートの2階への階段をのぼりきると、手前の部屋のドアが勢いよく開かれ
ガナーが飛び出してきた。
「ただいま、ガナー。モナが帰ってきたのよく分かったね」
 飛びついてきたガナーをモナーは愛しそうに抱きしめ、帰宅の挨拶を交わす。
「だって、お兄ちゃんの足音がしたんだもの」
 ガナーが甘えた仕草でモナーの腕に絡まる。モナーはそんなガナーの頭を撫で、嬉しそうな笑顔になった。
「モナの足音だけで分かるなんて、凄いモナ」
 モナーはガナーの耳に舌を這わせ、ペロリと内側をなぞる。
「ヤダお兄ちゃん、ココでするの?」
 エロティックな舌の蠢きに、ガナーがクスリと妖艶な笑みを見せた。
「イヤモナ?」
 今度はモナーがガナーに甘えた仕草で、妹を背中から抱きしめる。
「だって、誰かに見られちゃうかも…っあ…」
 ガナーの視線がアパートの他の部屋のドアへと向けられた。住人がいるのかいないのか分からない
静まりかえった部屋の群れ。
 自分以外に注意を向けるガナーにモナーは少し面白くない風で、妹を責めるように大きな乳房を握った。
「ガナーのエッチな姿を誰かに見せるのは確かに勿体無いモナ。じゃ、ドアの中に入ろっか」
 手の中で乳房を散々弄んでから、モナーはガナーの手を引いて玄関の中へと入る。狭い下足スペースの中、
買い物袋を適当に部屋に投げ入れたモナーは、家の鍵もかけずにガナーの肉体を煽るように触れた。
「まだ、鍵…やぁ…お兄ちゃん……」
 鍵をかけようとガナーがドアノブに手を掛ける。兄を押しのけ、ドアを向き背中を見せたガナーの様子に
モナーはやや不満げな顔を見せた。
 しかし、肉付きの良い尻が自分に向けられているのに気付いたモナーは、ニヤリと微笑み、
中身を割り開くように尻肉を掴む。
 外気に曝された粘膜にガナーが批難の声をあげるが、既にそこはモナーを待ちわびて潤っていた。
「もう、濡れてるモナ。ガナー、入れてイイ?」
 濡れた粘膜にモナーが触れ、滲み出す愛液をクチュリとかき回す。
「ちょっと待って。イイよ、お兄ちゃんので貫いて…」
 ガナーは勃ちあがった兄の逸物を押し留めるように触れながら、クルリと肉体を反転させた。
 ドアに背を預けたガナーの左膝裏にモナーの手が差し込まれ、片足を抱え上げた姿勢で
ペニスとスリットが触れ合う。
「ガナーが凄い、絡み付いてくるモナ」
 モナーはさしたる愛撫も行わないまま、ヌルリとガナーの中へと入り込んだ。


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