【伝説のバイブ】だんじょん商店会【はじめました】at EROPARO
【伝説のバイブ】だんじょん商店会【はじめました】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
06/08/04 21:07:02 f9ph5zPX
2げと

懐かしい、当時はやり込んだな

3:名無しさん@ピンキー
06/08/04 21:08:42 PgR2hQcy
盗賊グループの無口な娘萌え

4:名無しさん@ピンキー
06/08/05 00:38:38 rrZCgi+s
神ゲー

5:名無しさん@ピンキー
06/08/05 05:18:13 oO/r1tmC
これはまたマイナーなw

6:名無しさん@ピンキー
06/08/05 12:26:48 qfFrfRWP
懐かしいいいいいいい言いいいwww

7:名無しさん@ピンキー
06/08/05 21:14:43 fPARpoPP
こんなスレ成り立つんですキュ?

8:名無しさん@ピンキー
06/08/05 22:18:21 GnoN7gzh
ハニーとの愛さえあれば大丈夫さー!

9:名無しさん@ピンキー
06/08/06 22:42:52 zJbEMg3x
アスカは俺の嫁

10:名無しさん@ピンキー
06/08/06 23:01:49 ozJKqJYb
ハニーは俺の嫁

11:名無しさん@ピンキー
06/08/06 23:53:41 fXE6k9y+
サララ、目が見えないのにあの可愛さは反則。
アスカ、あの少年体型は反則。
チェルシー、媚薬とカエルに対する反応の可愛さが反則。
ハルカ、あの性別は反則。

12:名無しさん@ピンキー
06/08/06 23:58:58 qXqRgsoN
ナユタは俺の嫁

13:名無しさん@ピンキー
06/08/07 05:20:49 i9NgQfcR
あー、これ昔結構ハマッた
携帯とかで復刻しないかなあ

14:名無しさん@ピンキー
06/08/07 19:38:39 ZmdKGR6x
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ヤッコフ!ヤッコフ!
 ⊂彡

15:名無しさん@ピンキー
06/08/07 21:16:57 B5wTlDOH
まったくしっかりしてますね、性欲と友情は別ですか

16:名無しさん@ピンキー
06/08/07 22:06:06 nRMTTnoG
スカピン君、早くSSを投下して

17:名無しさん@ピンキー
06/08/07 22:34:34 qmbnAolF
書きたいけどキャラ思い出せない
ちょっと買ってくるわ

18:名無しさん@ピンキー
06/08/07 22:59:27 ZmdKGR6x
俺も欲しいが…売ってるかなあ。
Amazonのユーズド価格でもプレミアついてるし。くそう。

19:名無しさん@ピンキー
06/08/08 00:55:35 uiqq9Bbe
なぜかサララが一番好きな俺

20:名無しさん@ピンキー
06/08/08 10:03:49 lzIf4LM9
ミニスカートをはいたチェルシーたんがバナナの皮ですべって転んで、地虫に粘液をかけられてる画像かSSマダー?

21:名無しさん@ピンキー
06/08/08 12:28:20 4YdfqRl8
俺用メモ

サララ チョコ

勇者グループ  アスカ、ジェド、ヤッコフ
騎士団グループ  ライアット、ハイライン、フンボルト
研究家グループ  キリール、スカピン、マルローニ
伯爵グループ  ブラム、キュティ、ゴモリ
Vハントグループ  デスモンテ、ガブリン、ミカリン
女盗賊グループ  ルビィ、サファイア、ガーネット
獣人グループ  チャチャ、ガル、グレイホーン
魔法使いグループ  ウィル、チェルシー
魔王グループ  アイオン、ラヴァ、ディス
ドラゴングループ  ナユタ、ハルカ、クォン

その他 マナ ガメッツ グスタフ アスナ オーロラ姫 テレサ
      エンペル フゥル ゴウガシャ
盗賊アジト ゲヒンゴ リンダ スネーク チープ

22:名無しさん@ピンキー
06/08/09 06:13:10 MiDJPQqW
女盗賊グループ×サララが見たい

23:名無しさん@ピンキー
06/08/09 07:27:52 I2Qh6T2n
甜菜
URLリンク(www.youtube.com)

24:名無しさん@ピンキー
06/08/09 07:31:02 mX2ywHeg
目隠し娘がツボ。

25:名無しさん@ピンキー
06/08/09 21:15:41 5ndK2YYo
俺様はナユタ一本なんだぜ

26:名無しさん@ピンキー
06/08/10 00:07:45 asNoYfWg
媚薬の続ききぼんぬ!

27:名無しさん@ピンキー
06/08/10 00:09:37 /DWujwHT
やべえ、マジでソフト売ってないからキャラ思い出せない
台詞集でもあればなんとかなるんだけど・・・

28:やらしい本
06/08/10 00:56:40 eEa+uOvM
「こんにちわ、まじょとねこさん」
「ふたりはワケアリなの? キンダンのカンケイなの?」
「いいなあ、いいなあ」

 子供っぽい魔物たちがそう囃し立てるたびに、サララは苦笑してこう言った。

「ばかね。ただの魔女と使い魔よ」

 それを聞くたびに、ボクの胸はちょっとだけ痛んでた。
 そう、ボクはサララの使い魔。
 あんまり優秀じゃないけど、ずっと一緒にやってきた。
 サララは笑うけど、やっぱり、特別な気持ちぐらい持ってるよ。
 しょせん、猫と魔女でもさ。
 ただのお友達よりは、深い絆があるつもりだよ。

 ちょっと前までは、そんなこと考えなかった。
 でも、サララの周りにいろんな人間が現れて、サララのことを好きな人が増えるたびに
 ちょっとずつ、サララを誰かに渡したくない気持ちが増えていった。
 
 だから、今、目の前で繰り広げられようとしている光景を、ボクは正視することが出来なかった。



29:やらしい本
06/08/10 00:57:30 eEa+uOvM
* 

 最初っから、イヤな予感はしてたんだ。
 なにしろサララときたら、一人でダンジョンにもぐると言って聞かないんだから。

「ボクがついてるからって、危険なことに変わりは無いんだからね!」
 
 しぶしぶボクもついて行った。
 あのとき、もっと強く引きとめておけばよかったって、今は思うよ。

 一応、サララも商人だ。
 危険と報酬の計算ぐらい、出来ないわけじゃない。
 たまたま定額で手に入った神の鉄槌と、偶然見つけた聖なる衣
 それにお守り代わりの竜の珠。
 カエル団子も袋に入れて、万全の備え。
 はっきり言ってボクも、これなら危険は無いって安心してた。

 ケチのつきはじめはダンジョンキッズだった。
 
「よう、ねーちゃん、なんでいつも人の目みて話さないんだよ」

 いつものインネンだ。サララの目なんて、ボクだってめったに見たこと無い。
 ダンジョンキッズはカエル団子をほしがった。
 カエル団子は貴重なダンジョン脱出道具。サララが首を縦に振るはずが無い。
 ダダをこねたキッズは、そのまま襲い掛かってくる。
 もちろん、強力な装備で身を固めたサララの敵じゃない。神の鉄槌でバッタバッタとなぎ倒した。
 女の子の割に、それなりに力持ちなんだよね、サララは。
 でも、ダンジョンキッズはバカじゃなかった。
 サララを倒すのを諦める代わりに、お目当てのものだけを狙い始めた。
 カエル団子だ。
 キッズはカエル団子を盗み取って、そのまま逃走してしまった。
 後を追いかけるサララの脚が微妙に遅い。きっと、神の鉄槌が重くて疲れたんだろうね。

 冒険の出鼻をくじかれて、ちょっとガックリきたボクらだけど
 サララもボクも、これくらいでくじける性格じゃなかった。
 盗まれたアイテムの埋め合わせに、もっといいものを探し出すんだって、
 はりきってダンジョンを進んでいった。
 ここで素直に出直すべきだったよ。



30:やらしい本
06/08/10 00:58:06 eEa+uOvM


 徐々に深い階層にもぐっていく。
 もう、何度も往復した道だ。
 アイテムも着実に回収して、持ち物を盗まれたショックも、そろそろ忘れかけてた頃、
 一匹の魔物が近づいてきた。

 ブラウニー。

 ブラウニーは古い屋敷やダンジョンに住み着く、小柄な精霊の一種だ。
 大して強い魔物じゃない。
 サララも神の鉄槌を身構えたけど、それほど緊張はしていなかった。
 しかしブラウニーはニヤリと邪悪な笑みを浮かべると、ボソっとこう言った。

「こわしちゃうぞ」

 次の瞬間、ボキッ、と、鈍い音。
 続いて、ドオォン、と、何か重いものが地面にぶち当たる音。
 ボクもサララも、何が起きたのかわかっていなかった。
 目の前でニヤニヤと笑い続けるブラウニーに鉄槌を下そうと武器を振りかぶったその時、
 ボクらはようやく、何をされたのか理解した。

 神の鉄槌が、壊れてる。

 サララの手元にあるのは、タダの折れた棒だ。
 重りのついた先端は、へし折られて地面に転がってる。

 焦ったサララはそのまま折れた棒を振り回した。けど、ブラウニーもそんな攻撃じゃ、びくともしない。

「こわしちゃうぞ、こわしちゃうぞ」

 さっきよりいっそう凶悪な表情を浮かべて、ブラウニーが襲ってくる。
 魔物はサララの衣にバサッとしがみつき、むちゃくちゃに引っ張り始めた。

「こ、こらっ、やめなさい!」

 震える声でサララが怒鳴りつけても、お構いなしだ。

 ビリッ!

 絹が裂ける音。

 ビリ、ビリビリビリィィィィィッ!

「きゃぁぁぁぁぁ!!!」

31:やらしい本
06/08/10 00:58:51 eEa+uOvM
 サララの肩と背中がむき出しになった。
 柔らかそうで、傷一つ、しみ一つ無い綺麗な肌。
 ボクの目線から見えたのはその部分だけだったけど、
 正面から服を破いてるブラウニーは、きっともっと、いろんなものを見てるんだろう。
 だって、さっきからこんな声を上げてるんだから。

「小さい胸だなぁ~~! まるでお子様だぁ~~~! でもピンク色のチクビは可愛いな~~~♪」

「あ…ぁ………」
 
 肩を細かく震わせながら、サララは消え入るような声で泣いていた。

 サララ…。裸を見られるなんて、きっと初めてのことだよね…。
 ボクだって、着替えの時は外に追い出されてたんだもん。

「嫌ぁ……!!」

 両手に力をこめて、サララがブラウニーを引き剥がした。
 するとブラウニーは、今度はスカートの部分にしがみついて、同じように服を破り始めた。

「アッ……!!」

 サララの聖なる衣が、あっという間にボロボロの服に変わっていく。
 身を守るどころか、身体を隠す用も果たしてない。

 真っ白の清潔なズロースがスカートの合間から丸見えになった。
 そのズロースさえ、ブラウニーの手が引き裂こうとする。

「いい加減に……してぇっ!!」

 なんとか気持ちを取り戻したサララは、足元にしがみつく魔物を、全力でけりつけた。
 その反動でスカートの半分が千切れ飛んだけど、何とかブラウニーを引き離すことに成功した。

「チョコ、逃げるよ!」

 片手で身体を庇いながら、サララは走り始めた。
 彼女が振り向いた一瞬だけ、ボクにもはっきりと見えた。
 サララの乳首。
 まだ膨らみかけた程度の胸の上で小さく揺れたそれは、
 ボクのような猫にさえ、一瞬、劣情を抱かせるほど可愛かった。

 ボクたちは逃げ続けた。
 ブラウニーの気配がなくなってようやく一息ついたころには、息も切れ切れだった。

 紅潮した頬で、ハァハァと荒い息を吐きながら座り込むサララ。
 なんとか手で抑えてるけど、ボロボロの服は、胸やズロースを完全には隠せない。
 息を鎮めようと、壁に寄りかかって目をつぶる、疲れ果てたサララ。
 半分以上はだけている胸元に、頬を伝った汗が落ちて、流れ込んでいく。
 だらしなく投げ出された脚は破かれたスカートのうちに収まってなくて、
 その根元の、薄いズロースだけに覆われた部分までが丸見えだった。
 はっきりいって、ボクの動悸が激しいのは、走ったせいじゃない。
 彼女の身体が、いつになく艶かしく、可愛らしく、いやらしかった。
 ボクが人間だったら、きっと、襲ってしまってたぐらい。
 いいや、猫だって、もう少し理性が足りなければ、きっと襲ってたに違いない。
 ボクは自分が生まれつき、知性豊かで才知に溢れる猫だったことを悔やんだ。 
 本当に、ボクの手で襲ってあげればよかったよ。
 こんなことになるくらいならね…。

32:やらしい本
06/08/10 00:59:24 eEa+uOvM
 カエル団子さえダンジョンキッズに盗まれてなかったら、とっくに町に帰ってただろうけど
 あいにく、ボクらには最寄のドラゴン駅まで歩くしか、選択肢が無かった。
 不幸中の幸いで、モンスターには出会わずにすんだ。
 サララはずっとうつむき加減だったけど、ドラゴン特急駅が近くなると、
 少しずつ顔に明るさが戻ってきた。
 災難な出来事はこれでもう終わりで、
 サッサとダンジョンから逃げ延びて、後は忘れてしまえるんだ。
 ボクらはそう思ってた。

 でも、ブラウニーの襲撃にあったとき、ボクらの運命は……
 ことに、サララの運命は……もう半分以上、決まってたんだ。

 駅のすぐ側まで来て、サララが急にグズりはじめた。
 どうしたの、と聞くと、身体を隠すものが欲しい、って。
 いつも男の子みたいに冒険を繰り返してても、サララはやっぱり女の子だ。
 それはさっきの一件でよーくわかった。
 こんな格好で人前に出て行くのは、死ぬほど恥ずかしかったんだろう。
 ボクとしても、今のサララのまぶしい姿を見続けるのは、目に毒だ。
 でもあいにく、予備の装備は持ってなかったし、それらしいアイテムも手元に無かった。
 
 偶然、その話をしている最中に宝箱を見つけたのが、最後の不幸だった。

 何か着るものが……北風のまといや夜行服ぐらいなら、入っているかもしれない。
 なんなら、鉄の鎧だっていい。
 とにかく、身体を隠せるアイテムなら何でも良かった。

 今思い出しても、ボクたちの迂闊さが悔やまれる。
 サララは宝箱を開けた。

 そこから、スライムが飛び出してきた。




33:やらしい本
06/08/10 00:59:59 eEa+uOvM
「嫌ぁ…やめ…て……お願い……」

 怯えた声で助けを求める。
 サララは、半透明の粘液に覆いかぶさられて、押し倒された姿だった。
 ボロボロの服の間にジュルジュルと粘液が入り込み、サララの小さなおっぱいは丸見えだった。
 慌てて腕で隠すけど、腕と胸の間にもスライムは簡単に入り込んで……

「あっ、あぁっ、やっ……触るの…嫌……」

 ねちょ、ねちょ、と汚い音を立てて、スライムはサララの胸を舐め回した。
 広く、薄く、粘液を引き延ばすように、小ぶりな胸を覆っていく。
 粘液が乳首にまで達したとき、ピクッ、とサララはのけぞった。

「たすっ、助けてっ! ちょこぉ、だれ、か、ぁんっ!」

 ごめんよ、サララ。ボクはとっくに粘液につかまって、指一本動かせないんだ。
 サララは……きっと生まれてはじめて、胸を舐め回されてる女の子は……
 ついに泣きべそをかきながら魔物に許しを請い始めた。

「ひっく、あぁっ、おねがい、お願いだから、やめてぇっ、
 ぅんっ、はぁ、あ、ぁあっ、あっ、嫌ぁ……ゆるして、許して……」

 涙を流しながら、上半身をしきりにくねらせている。
 きっと、粘液から逃れたがってるんだろう。
 でも、その姿はHな愛撫に身をよがらせているみたいで、余計に魔物を喜ばせるだけだった。

 魔物は棒状にまとめた粘液をサララの顔に持っていくと、
 ベタベタの液でサララの頬を濡らしながら、その棒を彼女の唇にあてがった。

「えっ!? なに…あン…んうぅっ!? やっ、やだ、キスなんか、アッ!?」

 ぴちゃ、ぴちゃぴちゃぁっ!!!
 粘液は強引にサララの唇を犯した。
 口の中でのたうつように、粘液の棒が踊りだす。

「んっ! ふぅっ、ぁんんっ! うぐっ、うぐぅうっ!」

 必死で首を振る。でも、一度自分をくわえ込ませたスライムは、決して離れない。
 サララの唇は、スライムにちゅうちゅうと吸われていた。

 キスをするのも、初めてだよね…。
 しかも、これ以上ないくらいの、ディープ・キッスだ。
 きっと、ショックだろうな。ああ見えて、夢見がちな女の子だから。

 スライムはしばらく口の中を弄り回していたが、
 やがて軟体の身体を極端に伸縮させ、そしてプルプルプルッ! と、震えながら何かを吐き出した。

 ピュッ、ぴゅぴゅぴゅっ!

「んぐぅっ!?」

 白い粘液が、サララの口からあふれ出た。
 スライムが中で出したんだ。

 粘液の半分ぐらいは、サララの小さな口に収まりきらず、彼女の顔を汚した。
 子供っぽいと、いつもからかわれていたサララの可愛い顔。
 今は、涙とスライムの精液で濡れている。 


34:やらしい本
06/08/10 01:01:48 eEa+uOvM
「あ、ひっ、ぁ、ハァ、ハァッ、あ、うぅぅ……ひっく……嫌……」
 
 スライムが口から引き抜かれるとドロリと精液が口から一気に溢れる。
 空ろな瞳で、されるがままに粘液を吐きかけられている。
 サララ……サララのこんな姿、見ることになるなんて、思わなかったよ。

 引き続き胸を触られ、スカートの中にスライムが入っていくと
 サララは再び怯えた声で許しを請った。

「嫌…やだぁ……ひっく、もう、やめてぇ……もう、これ以上…ダメ……」

 スカートの中で、スライムがうごめく。

「やぁんっ! お、お願い……ぁ……」 
 
 じゅぅ……スカートとズロースが溶けていく。
 サララのアソコが……子供みたいな割れ目が僕の目からでも見えた。
 縦一線で、毛は、産毛もよく見えないほど薄い。
 ……ひょっとしたら、全く生えてないのかもしれない。
 汗か、粘液か、それとも…サララ自身のいやらしい液のためか、
 サララの秘所はじゅくじゅくと濡れていた。

「見な…い、で……」
 
 消え入りそうな声。ボクは思わずドキっとした。
 でも、サララはボクに言ったわけじゃない。
 目の前のスライムしか、彼女は見えてないんだ。

「ひどい…もう、嫌ぁ…うぅっ……」

 スライムは聞く耳を持たない。元々、聴覚なんて無いんだ。
 粘ついた体でサララの脚を大きく持ち上げて、
 あられのない股間を強調するようなポーズをとらせる。
 そしてそのまま割れ目にしゃぶりついた。

「ひいいぃぃぃっ!!!!」

 ぐっちゅん、ぐっちゅん……大きな反動をつけながらスライムが体を揺らす。
 そのたびにサララの割れ目はスライムの水圧でねぶられ、擦られ、撫で回される。
 
「は、ぁは、んっ、だめ、なの…ふぅっ、はぁ、はぁっ、ぁあん!」

 透明なスライムごしに、サララの割れ目が開いていくのがわかるよ。
 それに、グチュグチュっていう音がさっきより激しくなってる。
 サララ…サララのアソコから聞こえてくる音だよ…。 

「はぁ、はぁっ、もぉ、あはぁっ、こんなの、知らない……ふあぁんっ!」

 いつの間にか、サララの声が、艶っぽい喘ぎ声に変わってた。 
 初めて聞く声だよ、サララ。
 涙を流しながら、悩ましい表情で首を振ってる。そんな顔も、初めて見たよ。

 逃げようとするみたいに腰を引いていくけど、
 だんだん、腰を振ってるようにしか見えなくなってきた。
 触られるのが嫌で腰を動かしてるのか、
 それとも自分からスライムにアソコをこすり付けてるのか…
 どっちにしても、普段のサララからは想像できないエッチな姿だ。

35:やらしい本
06/08/10 01:02:37 eEa+uOvM
「はぁ、はぁっ、もぉ…ダメ、あ、ぁは、がまん、できない、あ、あぁっ!」

 サララ。サララはこんなにエッチな姿を隠してたんだね……
 きっとサララ自身も、気づいてなかったんだ。
 なのに無理やりそれを引き出されて……
 
 悔しいよね。そんな誰にも見られたことも無いサララを、
 好きなように弄んでるのが、スライムだなんて。

 ボクがもっと優秀な使い魔なら、こんなことさせないのにな……
 ごめんね、サララ。ボクなんかを使い魔にしたせいで、こんな目に遭って……

 割れ目がどんどん開かれていく。
 スライムはそのままサララの中に入り込もうと、粘液を割れ目の前に集めていった。

「あっ!? だめ、だめぇ! ぁんっ、は、入っちゃ、入っちゃイヤ!
 ひ、ひぃっ! や、やめて……ぅんっ! だ、だめぇ………!」

 ずじゅっ、じゅるじゅるっ!
 細かい震動で清らかな秘所を責めると、サララの身体は可愛そうなくらい敏感に反応した。
 ガクガクと身体が震えてる。
 恐怖と快感で、サララの顔はこの上なくいやらしい表情を浮かべている。
 割れ目の上にプクッ、と膨らんだお豆をクリクリと弄られると、
 ピンッ、とのけぞって何かを必死でこらえる顔になる。

「おね、がいぃ……もぉ、ゆる、し…」

 スライムは大きな動きで無理やり処女の割れ目をこじ開けて言った。
 痛々しい。だけど、あっさりと割れ目が押し広げられていく。
 そうやって苛められるほど、サララの息は荒くなっていく。
 こんなことをされて、サララは感じちゃってるんだ…
 もう、スライム越しに中が見えちゃいそうだよ、サララ……

「だめ…入る……入ってきちゃう……もぉ、もぉ……あぁっ!」

 ずちゅるるるるるっ!!
 スライムは一気に身体を押し込んだ。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 悲鳴。破瓜の涙。
 スライムがサララとつながっていくのが、ボクには見えた。

「あぁ……ひどい…ひどいよ……あぁっ! ぅんんっ!」

 赤いものが割れ目から溢れてくる。絶望の声が聞こえる。
 だけど、破瓜の血はすぐに別の液体に変わっていった。
 絶望の声は、喘ぎ声にかき消された。
 スライムはサララの中を……初めて他者を受け入れるサララのアソコの中を
 我が物顔に動き回り、ぬちゃぬちゃと全身をくねらせて入っていった。

36:やらしい本
06/08/10 01:03:10 eEa+uOvM
「ぁんっ! 嫌…嫌ぁっ! 中でぇ…中で、動くのぉ、嫌ぁ………」

 スライムはサララをつつんで、彼女ごと大きく揺れ動く。
 スライムとサララの結合部がグチュグチュといやらしい音を立てて蠢く。

「やめて、もぉ、死んじゃう…死んじゃうぅ……」

 答えの代わりに、スライムは全身から細かな泡を吹き出した。

「あっ!? あぁぁぁぁぁぁっ!」

 ぶつっ、ブチュチュチュチュ……
 ネバネバの泡がサララの肌に当たって弾けていく。
 それも無数に、連続的に。
 乳首に、腰に、お豆に、割れ目に当たって、サララの小さな身体を陵辱する。
 きっと、サララのアソコの中でも……

「ひぃっ、あぁぁあっ! だめ、おかしいっ! へ、変になって…んんっ!!!」

 サララが動かせるのは首だけだ。イヤイヤをするように振っているけど、何の役にも立ってない。
 ピストンが激しくなり、吹き出す泡も激しくなった。
 そして、彼女の口を犯したときのように、
 割れ目に差し込まれたスライムの身体が大きく伸縮した。

「だめ、もぉ、だめっ、あぁっ、だ、だめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 ビクビクゥッ! と、サララの身体がのけぞるのと同時だった。
 スライムがサララの中に精液を吐き出した。
 サララの生まれて初めての絶頂は、スライムの中出しと同時だった。
 
「あぁっ、あぁぁぁっ!! あ、ぁ………」

 どくん、どくん、液体が溢れてく。
 スライムの精液なのか、サララの愛液なのか、ボクにはわからない。
 
 サララ。大切なものを全部、魔物に奪われてしまったサララ。
 ごめんなさい。
 ボクは何も出来なかったよ…

 なんだか、眠くなってきた。
 これが全部、夢だったらいいのにね。
 目が覚めたら元通りならいいのにね。

 オヤスミ、サララ。
 もう二度と目覚めることはないかもしれないけど…
 ボクはサララが好きだったよ…。

 ボクの耳が最後に聞いたのは、
 再びスライムの責めにあうサララの喘ぎ声だった。



37:やらしい本
06/08/10 01:03:48 eEa+uOvM


「と、いう内容の、我が家に代々伝わる"やらしい本"です。
 何も言わずにこれを買いとってください。
 200ゴールドぐらいで」

 真顔でそう言ったライアットを、ボクとサララはまじまじと眺めていた。
 こいつは基本的にマジメなんだけど、たまに何を考えてるのかわからない。
 だいたい、代々伝わってた本にボクらの名前が載ってるのもナゾだ。
  
 …って、あれ? サララ、まさか買うの? しかも定額?
 ホントに? 後悔しない?

「…手厳しいですね。しかしサララさんのつけた値段だ。きっと適正な値段なんでしょう」  

 値段をつけたのはオマエだ!
 …なんかもう、ボクは疲れたよ。

 ねえ、サララ。なんでそんなもの買ったの?

「こんなの、他の人に読まれちゃう方が恥ずかしいよ」

 そりゃ、そうだね。

「じゃあ、これは誰にも見つからないように、魔女の大鍋の中に厳重に保管しておくからね」

 ………。
 焼き捨てちゃったほうがいいと思うけどなあ。
 それとも、あとでひっそり持ち出して読んじゃおうとか思ってる?
 ま、サララがエッチなことに興味を持ったって、ボクは全然かまわないんだけどね。
 そろそろそういうお年頃なんだし、さ。
 
 ねえ、ホントのところ、どうなの? サララ。





       「やらしい本」




       お し ま い


38:名無しさん@ピンキー
06/08/10 06:29:05 bbw0+5Qo
とけねこ先生にあやまれ! ささりょー先生にあやまれ!

……しかし激しくGJだ!
オチが分かっていてもついつい引き込まれて読んでしまったぜ。
思い出すなあ。常連客に泣かされた、あの日々を。
光線銃とミスリルの原石と冒険者の死体に彩られた冒険の日々を……。
ついでに本棚からファミ通文庫のだんじょん商店会を引っ張り出してきちゃったよ。

さあ、次はどんなお話が読めるんだろう?
ねえ。サララ、久しぶりに占いをしてみようよ!

39:名無しさん@ピンキー
06/08/10 07:24:06 Ndb3T0v0
すっごい更新されててびっくりした
後でじっくり読んでみます

グッジョ!

40:名無しさん@ピンキー
06/08/10 09:05:41 br2nsK34
だん商のシステムと世界観を上手く生かした、激しくエロスな極上の作品GJです!!ありがとうございました!!

41:名無しさん@ピンキー
06/08/10 13:54:07 jaAvvhmN
すげーGJっした!
しかしもしかしてライアットは店頭で朗読したんか?

42:名無しさん@ピンキー
06/08/10 14:57:41 8NjNPWvE
>しかしもしかしてライアットは店頭で朗読したんか?
想像して吹いた

43:名無しさん@ピンキー
06/08/10 19:41:28 llwL7nmj
あれだけの数の仲間キャラがいるのに
サララの相手役にスライムを選ぶなんて!
このバカ!ケダモノ!超GJ!

44:名無しさん@ピンキー
06/08/11 04:25:53 IArNt6XO
猫のカード中なら二人は結ばれたんだろうか

45:名無しさん@ピンキー
06/08/11 04:36:30 GozPXNpT
GJ。しかし懐かしい~まさかスレがあるとはw
なかなかやり込めて面白かった。売らなきゃよかった…

46:名無しさん@ピンキー
06/08/11 16:06:03 wbYs1deV
GJGJ!!サララかわええw
そういやライアットってサララと結ばれるEDあるよね?
またやりたくなったww

47:名無しさん@ピンキー
06/08/12 11:20:03 TcutLMj2
アイオンと誰かきぼん

48:名無しさん@ピンキー
06/08/12 13:36:20 QUPycTYv
鍋将軍と誰かきぼん

49:アスカ犯したい
06/08/13 03:52:27 SOJo2kfq
アスカ犯したい

50:名無しさん@ピンキー
06/08/13 08:36:35 Trn33ZOc
この世界にエロを持ち込むなんざ……激しくGJ!!!

51:名無しさん@ピンキー
06/08/14 07:10:18 s7JboVXv
神様おながいします

アイオンとサララ
アスカをレイプ
キュティと神父
レズ盗賊
ナユタとハルカ
チェルシーと誰か
キリール先生とスカピン君(とおっさん)

52:名無しさん@ピンキー
06/08/15 06:43:34 6sYzpOKi
キャラがたってるから書きやすいかも

53:名無しさん@ピンキー
06/08/15 12:33:40 2KTB+t4l
ほのぼのエロが読みたい

54:名無しさん@ピンキー
06/08/16 01:56:35 iqaI1T4d
ほのぼのレイプ禁止↓

55:名無しさん@ピンキー
06/08/16 11:48:44 wHZ/Jags
ヤッコフとライアットのホモホモレイプきぼんう!

56:名無しさん@ピンキー
06/08/17 09:43:40 dDX2xDy+
お前はなにを言っているんだ

57:名無しさん@ピンキー
06/08/17 12:20:59 Gcue+VeQ
伯爵とサララきぼんぬ

58:名無しさん@ピンキー
06/08/17 13:46:35 tu9Icahn
ライアットとサララきぼんぬ

59:名無しさん@ピンキー
06/08/17 14:59:09 dDX2xDy+
サララ意外と人気なんだなー

60:名無しさん@ピンキー
06/08/18 15:51:33 1DhQIfZ4
こいつあまるで火事場
すげえ熱気溜まっちまう島国デンジャー

61:名無しさん@ピンキー
06/08/19 00:49:56 1vds7J8q
お、良ゲーじゃん

62:名無しさん@ピンキー
06/08/20 11:55:34 AQHwCWHQ
サララって何歳なんだろー

63:名無しさん@ピンキー
06/08/20 23:22:18 5yV0LyZK
おそらく年齢は18歳以上で、好きな数字は13か14ぐらいだと思う。

64:名無しさん@ピンキー
06/08/20 23:43:21 TMpkHR8r
アイオンとサララが妙に仲が良いことを不審に思うアスカ
もともと「魔王の卵」であるアイオンには良い印象が無かった上、一番の親友とも言えるサララに近寄る彼に堪っていた不満が爆発
直談判の末、アスカは夜の広場でアイオンに一騎討ちを挑む

両者互角の戦いを見せるがあと少しのところでアスカは負けてしまう。そこに魔王グループの残り2名が現れ、哀れ幼い勇者は凌辱されてしまう羽目に…


ここまで考えた
けど正直アスカよりサララを犯りたい

65:名無しさん@ピンキー
06/08/21 23:21:16 q9Fq7uI8
キリール先生きぼん

66:名無しさん@ピンキー
06/08/22 00:50:03 Su34SPeE
>>63
俺も発育不足の18歳だと思ってる

>>64
じゃあさ、ところがどっこい疲れたアイオンをアスカの妹が打破。ほのぼのレズ

67:名無しさん@ピンキー
06/08/23 23:47:50 KBcLeRJr
調べてみたら健全小説けっこうあるんだな

68:名無しさん@ピンキー
06/08/24 10:35:58 yX699f2K
>>64
おっきした!

69:名無しさん@ピンキー
06/08/24 20:53:40 XPCzE1n1
>>64
ぜひ続きを…

70:64
06/08/24 22:53:57 AJgGpqTP
頑張って書いてみようかと思う



魔王Gによるアスカ凌辱未遂+アスカ×サララorアスナの百合で。

71:名無しさん@ピンキー
06/08/25 03:48:42 ppme93K8
お、期待してるよ

72:名無しさん@ピンキー
06/08/25 12:05:05 Dq5Aa1y6
期待あげ

73:名無しさん@ピンキー
06/08/26 02:45:31 dT1rK8Yp
なんという良スレ・・・
スレタイを見ただけでワクワクしてしまった
このスレは間違いなく伸びる
       
   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/



74:名無しさん@ピンキー
06/08/26 20:37:45 1c+UkETZ
一応途中まで書けたので投下します。
凌辱が魔王Gと書いてたけどアイオン単品になりますた。で、百合部分はサララに。

とは言え今回はまだエロには入りませんw

75:勇者と魔王と魔女の話・1
06/08/26 20:38:57 1c+UkETZ
ボクはベルを鳴らしてドアを開けた。
ここは大親友と言っても過言では無い程の魔女、サララさんのお店。この町で一番の店じゃないかなぁと思う。

「こんにちはサララさん!魔王を倒すための何か良い武器は入りましたか?」
「アスカさん、いらっしゃいませ。…武器?ちょっと待ってください」

この店の品揃えは驚くほど豊富。武器や鎧に薬草だけでなく、甘いお菓子に香水から呪いのアイテムまで売っているのだ。
呪いのアイテムに関しては、いつか取り揃えを止める様に言わなくちゃ…って思ってるけど。
ともかく何でもある。だから、何か欲しい物がある時は必ずここに来ることにしてる。

「こんなのはどうですか?『神の鉄槌』って言うのですけれど」
「んー…」

名前の響きは好きだけれど、こういう大振りの武器はボクの得意なタイプじゃないなぁ。

「他に何か無いですか?」
「…一つだけ。それも、アスカさんにぴったりなのが」
「え?」

そう言ったサララさんが一振りの剣を棚から取り出した。
ボクは目を見開く。それはボクがずっと前から探して止まなかったモノ。

「伝説の…剣!?何でまたこんなものが…えええええ!?」

剣とサララさんとを見比べて、ボクは柄にもなく取り乱してしまった。それに比べ彼女はニコリと笑っているだけ。

「ふふふ、極秘ルートで…です。どうしますか?これにしますか?」
「はい!…あ」

思わず返事をしたけれど、僕は慌てて尋ねた。

「…おいくらですか?」

伝説の部具なんだ。本来なら幾等積んだって買えない代物のはず。
不安を胸におずおず見上げるけれど、サララさんはにっこり笑うだけ。

「3500Gで。」

サララさんは優しい。こんな値段で良いだなんて。だから大好きだ。
躊躇う事もなく財布からなけなしのゴールドを出す。これは伝説の部具を買うための必要経費なのだから、ジュドからのお説教は無い筈だ。
『ありがとうございましたー』というサララさんの声を背中に聞きながら、僕はやたら軽い足取りで飛び出した。

76:勇者と魔王と魔女の話・2
06/08/26 20:40:13 1c+UkETZ
外は既に夕暮れ時で、町が赤く染まっている。今日が終ろうとしているんだ。
そんな事をぼんやり考えながら宿に向かっていたのだけれど、途中で足を止めた。

あ。剣を手に入れた喜びで、呪いの道具なんて置かない方が良い、ってサララさんに言うのを忘れてた。

いつもなら明日にしようって思うのだろうけれど、今日は何故だか違っていた。
僕は来た道をUターンして、赤い屋根のお店を目指した。



昼の目玉商品は聖水に白銀のつるぎ、それに聖なる衣にドラゴンアーマー。ついでに目印の大きな看板。
でも今は変わっていた。聖水は魔物の血に。白銀のつるぎは吸血剣、聖なる衣は返り血のローブ。ドラゴンアーマーは魔界のよろいへ。
これが彼女の店の夜の姿。本当の意味で魔女のお店へ変貌する。ボクはそれが許せなかった。

今日こそ直談判するんだ、と足を踏み出した時だった。
ボクは思わず隠れてしまった。目に飛び込んで来たその光景から。


彼女の店から魔族が出てくる。片方だけの羽が夜に溶ける。
それからサララさんも出てきた。商品を探しに行く時以外、カウンターから離れる事は滅多に無いのに。そんな彼女がお見送りまで?
二人は微笑みを交してから、別段不思議な事は何もしないで別れた。
だけどサララさんの表情は切なそうで、ボクの知らないそれこそ『女の子』みたいな顔をして魔族の背中をずっと見守り続けて……あああああ、こんな分析をしたくはないのに!

離れた魔族はボクの方へ歩いてくる。
ボクはそいつの前に飛び出した。少し驚いたふうだった彼の目に、ボクはどう映ったのだろう。少なくとも怒りと憤りだけは伝わっていると思う。

「キサマは、確か」

ぽつりと呟く魔族。
こんな奴に名を呼ばれる筋合いは無い。ボクはたった今手に入れたばかりの剣をコイツに向けた。

「我が名は勇者アスカ。魔王候補生アイオン、ボクと勝負しろ!」

77:勇者と魔王と魔女の話・3
06/08/26 20:41:40 1c+UkETZ



「此処ならば邪魔する者も居ないだろう」

奴とボクは広場に移動した。此処は今から戦場に変わる。
夜の闇では魔王候補に分が有るだろうが、かと言って昼間に弱ったコイツを叩きのめすなんて卑怯なマネはしたくない。何より、例え不利だとしても勇者が負ける筈は無いし。

「…よく勝負を受けたな」

ボクは奴を見据えながら言う。
正直、相手にされる事もなく横を通り過ぎて行くのでは、とも思ったのだ。だけど彼は勝負を受けた。

「下らない質問だな。お前がオレを憎く思った様に、オレにとってもお前が邪魔だっただけだ」

それは勇者と魔王としてなのだろうか?
それとも、……

「お前には渡さない!」

ボクは剣を震った。奴はそれをひらりとかわした。剣が生んだ風だけがその場に吹く。
そのまま振り下ろされる魔王候補の剣を受け流し、互いに距離をとる。
交した剣はほんの1撃。しかしボクは瞬時に悟る。ボクらに実力差は殆んど生じていないことを。

「…渡さない?何をだ?」
「決まってるだろう。この平和な世界と、ボクの大切な友達をだ!」

サララさんの店に呪いの道具が並ぶようになったのは、丁度コイツが現れた時期だ。
つまりはこういう事だろう。魔王候補が現れてから、魔族や吸血鬼に至るまでが彼女の店を利用する様になった。
当然彼女はニーズに応えて商品を取り揃える。奴らはますますサララさんの店を利用する。
そうして客として親好を深めていくうちに、ボクの大親友は。サララさんはたぶらかされ、魔王候補を……

「お前なんかに渡すものか…お前みたいな、魔族なんかに!」

太刀が見切られ易くなるから、怒りを見せて戦ってはいけない。そうヤッコフに教わった事も忘れ、ボクはがむしゃらに剣を振る。
当然奴はその全てを避ける。しかし、ボクもまた魔王候補の剣を全て避けていた。悔しいが、本当に互角なのだ。

78:勇者と魔王と魔女の話・4
06/08/26 20:43:04 1c+UkETZ
「友達…か」

魔王候補に笑みが浮かんだ。ボクは奴を睨み付ける。

「…何がおかしい?」
「いや。お前がアイツに抱いているものは、本当に友情なのか?」


「何が言いたい」

ボクは剣を強く握り締めた。
奴はただ笑うだけ。だけどサララさんとは違う、侮蔑を含んだ笑み。

「お前は、サララを─」
「気安く彼女の名を呼ぶな!」

とっさのボクの素早い動きに奴は反応しきれなかった。構えた剣を弾き飛ばし、そのまま押し倒す。

奴の表情は変わらなかった。ボクに剣を突き付けられたその瞬間も。

「お前が抱いている感情は友情などでは無いさ」
「黙れ」
「お前はアイツを」
「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れええええ!!」

ボクは剣を振り上げる。しかし、それが下ろされることは無かった。

「ダークスピア」

至近距離で突然打たれた闇の魔法。ボクは剣を落とし、逆に倒れてしまった。
闇の魔法はボクの精神力を著しく削りとり、体の力を一気に抜きさってしまった。そして絶望にも似た虚脱感をボクの胸に植えつける。
外傷こそ目立ったものは無いが、ボクはこの一撃で殆んどボロボロだった。

「な…ッ」

有り得ない。詠晶も無しにいきなり魔法を打つなんて。しかもこんな強力な……!
腐っても、弱小でも、魔王は魔王なのか…?

立ち上がったアイツは笑っていた。最初から最後までボクを見下して笑っていた。

負けるなんて嫌だ、負けるものか、こんなところで負けたりなんて…!
ボクは落とした剣にがくがく震える手を伸ばす。しかし、その手はアイツの足に強く踏みつけられた。

「ぐううう…ッ」
「愚かだな」

奴は剣を蹴り飛ばすと、バサリとマントを脱ぎ捨てた。
それからボクの腹目がけて強烈な蹴りを一撃。

「がはっ」
「…せっかくだ、教えてやろう」


「お前がサララに何をしたいのか、をな」

魔王候補は、本当に魔王の様な顔でボクを見下ろした。

79:名無しさん@ピンキー
06/08/26 20:46:02 1c+UkETZ
以上、エロ直前まででした。
>>28氏の奴を見た後なので自信がかなり無い+しょっぺーが、生暖かく見守って下されば嬉しい。

次回、アイオンによる凌辱部分は明日までに投下します。

80:名無しさん@ピンキー
06/08/27 13:23:49 4wKzMBO4
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 アイオン!アイオン!
  (  ⊂彡

81:名無しさん@ピンキー
06/08/27 18:59:37 NPwMo3GH
wktk! 続き期待。

82:名無しさん@ピンキー
06/08/27 20:24:05 K3+jcOfw
えちぃアイオン、新鮮だ!

83:名無しさん@ピンキー
06/08/28 06:22:11 QUFPJHal
な、懐かしい!
しかもSS投下されてるし。

超GJ! 期待してる!

84:名無しさん@ピンキー
06/08/28 13:21:04 eUK/xChA
>>78
最後の1行だけで抜けた

85:名無しさん@ピンキー
06/08/28 18:11:30 sRUyrC9Q
予告より遅くなったけど続き行きます。
今回は凌辱未遂部分だけ…

86:勇者と魔王と魔女の話・5
06/08/28 18:14:33 sRUyrC9Q
奴の手に握られていた剣がボクの服を裂き、役に立たないボロ布に姿を変えていく。

「貴様、何を…ッ!」

ボクは必死で逃げようと体をよじらせる。しかしそれが叶うことはなく、あっと言うまに下着だけの姿にされてしまった。元・衣服はもう引っ掛かっているだけ。
魔族の前に素肌を晒してしまうだなんて……舌を噛み切って死んでしまおうか。
唇を噛み締めるボクの足に魔王候補の手が触れた。

「気安く触るな!離せ!」
「威勢だけは良い様だな。負け犬程…と言う奴か」
「黙れ!」

ボクは必死に暴れ、幾度か蹴りを入れた。大したダメージにはなっていないようだったが。

「第一、ボクを馬鹿にしているのか!?ボクがこんな事を、サララさんにだなんて」

魔王候補は言った。『ボクがサララさんにしたい事を教える』と。
こんな事、ボクはしたくなんて…

サララさんを押し倒して?
サララさんの服を剥いで?
サララさんに、……

ぞくり、と背中が震えた。
何で?どうしてこんな事を考えただけでボクはドキドキしてるの?
ボクとサララさんはお友達なのに。何より女の子同士なのに。こんなのおかしい、こんな淫らな想像。

ボクは……

「は、あ」

魔王候補はサラシ越しにボクの胸に触れる。止めろ触るな離せ。ボクに触って良いのはお前なんかじゃない。

「一応は女か」
「煩い黙れ、離せ!」

ギリリと噛んだ唇から血が流れた。奴はそれを指ですくいとり、僕になすりつける。

「離すものか。お前の様な奴を今離そうもならオレの命が危ない」

サラシが破かれて胸が外気に触れる。羞恥と恐怖でボクの体が固まった。
そのままアイツの手は胸に伸びる。優しさの欠片も無く、力を込めてそれをわしづかみにした。

「くっ……」

痛みに顔をしかめる。幸いにも体が火照ったりなんて事は無い。
手袋の感触が胸を霞めた。すべすべしたきめ細やかな布に包まれた指は、頂点から下りていく様に膨らみをなぞる。

嫌だ、嫌だ、嫌だ!
ああくそ、何で体がうまく動かないんだ。彼処で魔法を避けてさえいれば……

87:勇者と魔王と魔女の話・6
06/08/28 18:16:17 sRUyrC9Q
「ひうっ」

頼り無い声が喉を通った。こんな情けない声は勇者の出す物じゃ無い。


でも

サララさんなら、きっとすごく…可愛いと思う。


胸がきゅんとなった。

「幼い体の割に感度は十分らしいな。…この膨らみさえ無ければ、少年の様にも見えるのに」
「離…せぇ、もう喋るな!」
「全く。もう少し可愛らしい声で鳴けないのか」
「うるさ…、やァ」

くりくりと先端を弄ばれ、ますます声が高くなっていく。嗚呼、本当に男だったらどれ程良かった事か。
望んでもいない愛撫に屈しそうな自分が腹立たしい。

これも闇の魔法の効力なんだろうか。抵抗しようと勇気を震い立たせる事が出来ない。
どんなに心が拒んでも、体が動かない。

「嫌だっ、離せ…離せ!ひゃっ、く…っうううう」
「他人にこうされるのは初めてか?勇者が魔族に初めてを……ハハハ、滑稽な物だな」
「いっ…いううう!ふぁ、あ」

ぷるぷると震えながら、ボクは自分の手で目を隠した。流れる涙は見られたく無いし、魔王候補を眺める気も毛頭無かったから。
しかしこの判断はマズかった。視覚を失った事により、本来最も目を背けたかった性感が倍増されてしまったのだ。

「はぅ、う…あああああ…っ」

きゅうきゅうと揉みしだかれる痛気持ち良い感覚と、こねくり回される乳首の痺れる様な感覚が背筋を走る。びくびくと身体中が震えて、ボクからは情けない声が次々に溢れる。
すっかり抜けきってしまった体の力では今更抵抗も出来ない。かと言って魔法を使うにしてもこの状況で詠晶するのは無理だ。

「もう…離してくれ……嫌だっ、嫌…」

しゃくり上げて泣き出したボクを、魔王候補は黙って見ていた。


頭がおかしくなりそうだ。割れてしまいそう。

この行為を汚らわしいと、嫌だと拒みたい気持ち。
キモチイイ、と…体がうずくこの感覚に呑まれたいという気持ち。
そしてもう1つ…何故かサララさんを思う気持ち。
それらが深く深く混ざりあって、「ボク」を壊そうとする。壊れるのが嫌なボクは、泣きながら全てを拒絶した。

88:勇者と魔王と魔女の話・7
06/08/28 18:18:18 sRUyrC9Q
「…オレがこんなことをする理由が解るか?」

奴はただ笑っていた。
そして、ボクの胸に爪を立てた。布越しなのに、物凄い痛みが襲う。

「お前が邪魔だからだ。かと言って殺してしまえばサララは泣くだろう。それは望ましくない」
「ア、あ」
「…こうすれば壊れるだろう?女は脆い物だからな」

ビリ。
そんな音が聞こえたかと思ったら、ひんやりした空気が熱く火照った下腹部に伝わる。
ボクが本当に産まれたままの姿にされてしまった証拠だ。

「や…嫌だ……これ以上、は」

お願いだから見ないで。女であることの証拠として、ぐしょぐしょに濡れそぼってしまった其処を。
必死に足に力を込めて閉ざしたけれど、奴はボクの両足に手を置いて。そのまま左右に大きく開いてしまった。

「嫌っ、嫌、嫌…!」
「お前の都合など知らん」

壊れた玩具の様に嫌とだけ繰り返す。
無表情にボクを見据える彼の顔は、魔王そのものだ。背筋が凍りついた。

「お前にはこれで十分だろう」

入り口に固い物が押し当てられる。それは─…奴の、剣の柄だった。
そんな、まさか慣らしもせずに突き込むなんて!しかも、おまけにそんな物を。
絶対痛い。痛いなんてもんじゃないだろう。

ああ、まさかこんな場所で初めてを散らす羽目になるとは。しかも相手は憎き魔王(候補)の剣。

「くっ…ひううう…」

泣きじゃくりながら、全てに絶望したボク。
魂まで汚される前に命を断とうと、舌に歯を立てたその時だった。

89:勇者と魔王と魔女の話・8
06/08/28 18:20:00 sRUyrC9Q
「あらあら魔王候補サマ。少しおいたが過ぎるんじゃありませんの?」

若い女の声が聞こえた。ゆっくりと奴が振り返る。ボクも肩越しにその人の姿を伺った。

ピンクに近い赤い髪と、露出気味の服に身を包んだ女性。
ボクもよく知っている。彼女もまた、サララさんの店の常連だから。

「ルビィ…さん……」

ルビィさんはやんわり微笑むと、ボクらの方に足を進める。

「そんなに御相手が欲しいのなら、私がしてあげてもよろしくてよ?…無事で済むかは保証致しませんけど」

彼女は鉄の扇を構える。途端、ボクの前に居た魔王候補は脱ぎ捨てていたマントを再び纏う。
そして、ボクからも彼女からも一瞬で離れ。

「…気が削がれた。」

それだけ言い残すと、まるで闇に溶けるように……消えてしまった。


「アスカちゃん、大丈夫!?」

ルビィさんが蒼白な顔で駆け寄って来る。抱き起こされ、ぺちぺちと頬を叩かれた。

「剣、を」
「剣?彼処に転がっている奴かしら?」

ボクはコクリと頷いた。ルビィさんは心配そうに早口で尋ねてくる。

「あれ、は…ボクの、たいせ…つ、な……」
「アスカちゃん?アスカちゃん!」

緊張の糸が途切れたボク。意識もまた、そこで途絶えた。

90:名無しさん@ピンキー
06/08/28 18:23:37 sRUyrC9Q
以上です。
次回は今週中には投下します…ルビィ×アスカとアスカ×サララで。もう少しだけお付き合い下さい。



余談だけど今日突然ウィル×チェルシーのネタが浮かんだ。これが終わったらそっちも投下しますww

91:名無しさん@ピンキー
06/08/28 21:15:23 vXkAV5aR
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!

今から読んでみまつ!

92:名無しさん@ピンキー
06/08/29 11:47:47 N9VZNkx5
はげしく期待あげ

93:名無しさん@ピンキー
06/08/29 12:57:09 p5hIyNVi
支援

94:名無しさん@ピンキー
06/08/29 16:33:02 DFSpzxsU
wktk

95:名無しさん@ピンキー
06/08/30 06:00:27 qysFCw54
まだぁん?

96:名無しさん@ピンキー
06/08/30 22:23:56 OxOem+j7
ヤヴァイ、我慢汁が

97:名無しさん@ピンキー
06/09/01 22:38:38 Np+z9ryz
(´・ω・`)

98:名無しさん@ピンキー
06/09/03 00:37:33 xD4U6R8i
アイオン×サララも読みてぇ・・・!

99:名無しさん@ピンキー
06/09/03 01:14:43 YCRfj58u
(・´ω`・)やあ

100:名無しさん@ピンキー
06/09/03 10:54:49 LaOPO0i7


101:名無しさん@ピンキー
06/09/03 10:57:14 YKtK+bGL
今週…経っちまったな。未だぬるっと期待してるお

102:勇者と~の人
06/09/03 21:50:05 77MOEGN7
今週、に間に合いそうも無いので報告だけ。
エロ分は控え目になります…レズ物初めてでよく解らんのです。

逃亡はしてません、待たせて本当申し訳無い。早く投下出来るよう頑張ります。

103:名無しさん@ピンキー
06/09/03 22:22:03 KKcji09v
ぬるっと気楽にがんば

104:名無しさん@ピンキー
06/09/04 03:58:48 kMTJRyVE
焦らないでええよ

105:名無しさん@ピンキー
06/09/04 12:31:22 hX13MNMq
おいちゃんいつまででも待っとるでよ

106:名無しさん@ピンキー
06/09/04 16:58:56 E2++gfMm
( ;´Д`) ハァハァ もう想像しただけで・・・ 
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

  ( *´ω`)ムシャムシャ
  つi'"':
   `、:_i'

107:名無しさん@ピンキー
06/09/06 03:56:00 ZR0GbUT1
まったりほしゅ

108:名無しさん@ピンキー
06/09/11 04:45:18 kCVa1D5W
うは、懐かしいなこのゲーム!期待ほしゅ

騎士のナンパ男が盗賊のクール姉ちゃんを
真剣な顔で口説いてるイベントが印象的だった。
このイベントに続きってなかったんかなー。

109:名無しさん@ピンキー
06/09/11 05:32:02 VGftNZDZ
続きはこのスレで!

110:名無しさん@ピンキー
06/09/11 18:58:35 hr+GVPAK
あげほしゅ

111:名無しさん@ピンキー
06/09/11 19:21:31 IwHVzXh1
あああ今買おうとすると中古でも高い…売らなきゃ良かった
良スレ期待

112:名無しさん@ピンキー
06/09/12 03:42:34 Z9orkpIc
盗賊のアジト?でイケナイことされるサララが読みたい

113:アスカ
06/09/12 09:11:21 7pPqbYsb
サララの人気に嫉妬

114:名無しさん@ピンキー
06/09/14 22:03:29 20oLuWQw
ルビィとサファイアの話を書こうと思ってるんだが
この二人が互いをどう呼び合っていたか思い出せない
覚えてる人いたら教えてくれ

115:名無しさん@ピンキー
06/09/14 22:18:44 jyQBRQYd
たしか
ルビィ→サファイア サファイア
サファイア→ルビィ ボス
だったような希ガス

116:名無しさん@ピンキー
06/09/15 21:19:01 hlyGB4yL
まだだ、まだ終わらんよ!

117:114
06/09/15 23:36:20 pVIkKocX
>>115㌧!
ちょっくら書いてくるよ

118:名無しさん@ピンキー
06/09/16 02:37:49 WDiBFTOx
期待してるw

そういやライアットってサララとケコーンするEDあるんだよな

119:名無しさん@ピンキー
06/09/16 04:44:02 QTENTMZQ
サララって八方イケメンだよなw

120:名無しさん@ピンキー
06/09/17 14:05:37 bTqwVz0m
>>118
へーそういうエンドあったんだ
てっきり普通に姫エンドしかないのかと思ってやってなかった。プレイしたくなってきたw
サララカワイス

121:名無しさん@ピンキー
06/09/17 21:31:31 rPbCZ3zV
姫と結婚するかサララと結婚するか
2パターンあった希ガス

122:名無しさん@ピンキー
06/09/17 22:34:27 2z8iEbLO
>>119
アイオン、ライアット、伯爵と相手は揃ってるんだよなー。


123:名無しさん@ピンキー
06/09/17 23:03:22 HdGzjaKu
一番幸せになりそうなのは伯爵かなぁ

124:名無しさん@ピンキー
06/09/17 23:11:46 2DSsI0xV
伯爵ENDの黒サララかわいい

125:名無しさん@ピンキー
06/09/20 03:06:52 vR0JUIlR
ふいーっ

126:名無しさん@ピンキー
06/09/20 13:10:55 zblT7tgt
サララも可愛いがアイオンも可愛いのだ
ちび薔薇なのだ

127:名無しさん@ピンキー
06/09/20 17:34:24 SaPh0ufT
そうなのだ

128:名無しさん@ピンキー
06/09/23 22:00:21 DvxqmgZ0
小説(ゲームブック)版を発掘したので懐かしーとパラ見したら

サララがアイオンと二人きりで温泉入ってるではないかッ
しかもそのシーンは挿絵つき

・・・アイオンだけしか描かれてないけど。
ということで温泉ネタ希望。

129:名無しさん@ピンキー
06/09/24 06:10:41 dHO0kSVI
挿絵うpきぼん

130:勇者と~の人
06/09/24 10:10:54 5RVPbcEs
あまりにも進まないから出来上がってる部分だけ先に投下します。

131:勇者と魔王と魔女の話・9
06/09/24 10:12:13 5RVPbcEs
目を開いたら、見知らぬ天井が広がっていた。

うまく動かない体を揺り動かす。ゆっくり体を起こせば、ギシリとベッドの軋む音がした。
ボクは小さく頭をゆする。いつの間にかほどかれていた長い髪がバサリと揺れる。

ボクは辺りを伺った。
今ボクが居る場所は非常に女性らしい部屋なのに、どこかアンダーグラウンドな空気が流れる不思議な部屋だった。

「気が付きましたの?」

声のした方を見る。其処には赤毛の美女が居た。

「ルビィさん…」

ルビィさんはボクの方に寄るとやんわり笑って。そして、ボクの隣に腰かけた。

「具合はどうかしら?熱は無いようですけど」

彼女はボクの額に手を伸ばし、自分の其処と熱さを比べた。ボクは小さく首を振る。

「…あまり」
「あらそう。もうすぐサララちゃんが薬を届けてくれるそうだから、それまでは我慢してなさい」
「はい。あの、ありがとうございました」
「気にしなくて良いのよ」

彼女はやんわり笑う。
その会話の後、暫くは沈黙がその場を支配した。

ボクは正直何かを話したい気分では無かったし、ルビィさんだって事情を突っ込んでくるほどヤボな性格はしていない。
これでボクと魔王候補とが深く愛しあっていて、それを目撃した…となれば事情は別なんだろうけど。
そもそも、ボクらはただの顔見知りに過ぎないのだ。話すような事は、実はあまり無かった。

頬杖をついていたルビィさんは、足を組み変えて僕を覗き見た。

「一つだけ聞いても構わないかしら」

少し考えたけど、どんな質問が来てもボクは困らないからと頷く。それを確認してから、彼女は口を開いた。

「何でサララちゃんじゃなくて、貴方が…?」

そう思うのも無理はない、んだろうか。この人から見ても、あの二人が…というのは明らかなのか。
ボクはほどけた髪の一束に指を絡ませながら、小さく自嘲して答えた。

「邪魔だった、みたいです」

132:勇者と魔王と魔女の話・10
06/09/24 10:14:23 5RVPbcEs
「…邪魔?」
「はい。ボクは勇者でアイツは魔王ですし…何より」


「ボクは、サララさんの事が好きだから」

ルビィさんの表情が固まった。
そりゃそうだ。突然こんな話になれば誰だってドン引きだよね。
女の子なのに女の子が好きになった、なんて。

「…あたくしも、サララちゃんが好きよ」

うつむいたままボクは首を振った。何でか、泣きそうになった。

「そういう意味じゃ…ないんです」
「でしょうね」
「…おかしいのは、解ってるのに……」

後半は言葉になってなどなくて、まるでただ音を垂れ流しているよう。
だけどルビィさんは何も言わず、ただボクの話を聞いてくれていた。優しく頭を撫でてくれた。

「こんな気持ち、神は、許さないのに…」
「良いのよ。アスカちゃんは神様じゃないもの」
「…ルビィ、さん」

ボクはすがるように彼女に抱きついた。

柔らかいなぁ、と思った。
すごく女の人らしい感触だった。ボクの様に筋肉質な訳でもなくて、……ボク、何考えてるんだろう。顔が熱くなった。

ふと、額に柔らかい感触がした。
何かと思えば、ルビィさんがボクの額にキスをしていたのだ。訳が解らない。顔は一気に赤くなり本日の最高温度を示す。

「な、ななななな、何を…」
「ただのおまじないでしてよ?可愛い勇者様にご武運あれ…という」
「え」

柔らかく微笑む彼女に、ボクの胸が大きく高鳴る。
……もしかして、ボクってそういう性癖が………考えない事にした。

「どうなるかはサララちゃん次第ですもの、あたくしの知った事では有りませんわ。でも、貴方の応援はしていてよ」

それからルビィさんは適当に荷物をまとめて、夜の町へと繰り出して行った。
仕事なのだそうだ。勇者としてそれは止めねばならない気がしたんだけど、そうする気力すら沸かなかった。

ボクは再び、柔らかなシーツの海へ体を投げ出していた。

「アスカさん!!」

心配そうに叫ぶ、彼女の声が聞こえるまで。

133:名無しさん@ピンキー
06/09/24 10:15:52 5RVPbcEs
この後もう一回エロ入って終了です。百合初挑戦だから勝手が解らなくて挫折してるけど。

間空きまくってて申し訳無い。

134:名無しさん@ピンキー
06/09/24 14:39:15 guqHzMAT
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!

135:名無しさん@ピンキー
06/09/25 01:11:05 2C0osj0n
なんかもう、ああ!

136:名無しさん@ピンキー
06/09/25 05:07:45 ax2K/klq
やっべえ、ルビィ姐さんの頬キスがなんかキタ。
アスカ可愛いしルビィは大人だし、GJGJ!

137:名無しさん@ピンキー
06/09/25 12:37:28 rJ1gjuIV
アスカって♀だったんだorz

138:名無しさん@ピンキー
06/09/26 00:36:44 oT8TIp7P
アスカとサララの百合のあとは
嫉妬に狂ったアイオンに敏感な身体になったままのサララが犯されるのキボン!

139:名無しさん@ピンキー
06/10/01 02:03:14 OeeMTeoL
久しぶりにプレイしてみた。
延々と店番だけしてるのも楽しいのがイイ。
色々と記憶が蘇ってきたですきゅ。

140:名無しさん@ピンキー
06/10/01 06:51:46 1cMUJlkj
デスモンテ神父とガブリンとミカリンの愛憎劇きぼんぬ

141:名無しさん@ピンキー
06/10/04 22:22:41 9nKtxByt
ヤバイヨヤバイヨ

142:名無しさん@ピンキー
06/10/05 00:25:23 z1weqFXa
スレ見てたらソフト欲しくなってきた
過去に売却したものの中古ソフトを新品同様の価格で買うのは悔しい
しかし欲しい。買うか…

143:名無しさん@ピンキー
06/10/06 19:08:10 op9R8Xdm
イーンダヨ!!

144:名無しさん@ピンキー
06/10/10 23:10:58 ClLhmmWa
ほしゅですきゅ

145:名無しさん@ピンキー
06/10/13 02:31:51 vM33EdXw
禿げ増すほど保守

146:名無しさん@ピンキー
06/10/14 19:54:23 GAN5O4aY
サララカワイイよサララ
そんな自分は伯爵×サララがマイブームです
ライアットは黒そう。(誉め言葉)
あとこっそりハイライン×サララも好きなんだが

てゆうかサララはみんなに愛されてるといいよ。
チョコ×サララもおいしい

147:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:04:42 TGEoyr8X
ふう~。
やっぱり部屋は落ち着くね。

…こんなヤツさえいなければ。

とにかくソイツときたら生意気だった。
魔女の店の屋根裏部屋。サララのベッドの隣。そこがボクの特等席。
だというのに、だらしなく四肢を伸ばしてソイツが寝そべってるもんだから、
温厚なボクもちょっと怒った。

「ちょっと…あつかましいんじゃないの?」

ちょんちょん、と叩いてみた。
だけどソイツは寝返りすら打たなかった。

「あのね! そこはボクの指定席なの」

耳元で怒鳴っても起きやしない。
こうなったら、ボクだってツメをむき出しするぐらい、するよ。

「どいてほしいんだけど!」

ザクッ! 飛び掛った!

  ・
  ・
  ・

ソイツは音もなく転げ落ちた。
そして、ボクがツメをつきたてたところからは…
ま、真っ白なはらわたが!!

148:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:05:34 TGEoyr8X
そ、そこまでやるつもりはなかったのに……
あーあ…皮が裂けて真っ白な……真っ白な…?

…なんだ、ぬいぐるみじゃないか。

「チョコ~~」

サララの声がする。屋根裏に上がってきた。

「お得意さんから頼まれてた猫のぬいぐるみ、そこにおいといたんだけど……」

えっ…?
…………
ボクの視線は宙を彷徨った。ボクが人間なら、口笛でも吹いてるところかな……
サララが引き裂かれたぬいぐるみを見つけるまで、そんなに時間はかからなかった。

「チョ~~~コ~~~~ォ」

ピンク色の髪の毛の下で、サララの目が光る。こ、こわいからやめてね…。
だ、だいたい商品だったらちゃんと魔女の大鍋に保管……

「サララさん、お願いした猫のぬいぐるみ、受け取りに来ましたできゅ」

うわっ、このタイミングでキュティ…。
サララの視線が冷たい。
ごめん、サララ。なんでもするから許してよ……

「サララさん…お留守ですきゅ?」
「…チョコ」

え、サララ、どうしたの。ぬいぐるみとボクを見比べたりして…

「…なんでもするって、言ったよね?」

い…言ったけど……?

____________________________

149:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:06:21 TGEoyr8X
「うん、似てる」

そうかなあ……。
ぬいぐるみと同じ格好にされたボク。正直、ボクの方が数段男前だと思うんだけど。

「すぐぬいぐるみを修理して取り替えに行くから、それまで我慢してね」

リボン付の箱に包装されてボク。剥製にでもなった気分…。

「いい? 絶対、動いちゃダメよ」

息は?

「できるだけしないで」

………。

「キュティさん、もうすぐ包み終わりますから」
「はいできゅ。伯爵さまもきっとお喜びになりまきゅ」

ねえ…ホントにやるの…?

____________________________

暗いお屋敷の暗~~い部屋。棚の上に飾られたボク。
窓の外には満月。光といえばそれくらいで、クラシック調のベッドは薄暗闇の中だ。
おかげでちょっとぐらい動いてもバレないのはいいんけど、
あらためてココって吸血鬼の屋敷なんだな、って感じちゃうね。

キュティは明かりもつけずにベッドに腰掛けて、たまに時計に振り向く。
まるで待ち合わせでもしてるみたいだけど…まさか寝室で待ち合わせなんて、ねえ?

…と、思ってるとノックの音。

「伯爵様…お待ちしていましたできゅ」

入ってきたのはブラム伯爵だった。

「キュティ…今日も…」
「はいできゅ。伯爵様」

そして二人は抱き合った…?
こ、この二人、そんな関係だったの?
伯爵の手がキュティの肩からドレスをずらして……
細い首筋からうなじにかけて、透き通るような肌が空気にさらされた。
伯爵の真っ赤な舌がその柔肌をチラ…と舐め上げると、キュティはピクッと震えた。
そして……伯爵は首筋に唇を押し当てた。

150:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:06:54 TGEoyr8X
「あ…あぁ……」

キュティの紫色の唇が切ない声をもらす……。
伯爵を抱きしめていた手も、だんだん力を失って、だらんとぶら下がった。
身体をのけぞらすように、伯爵にもたれかかって…

「ん…ぅ……」

つま先からも力が抜けてる。
ドレスが肩からずれ落ちて、キュティの小さな乳房があらわになった。
ボクは……
ぬいぐるみだから、顔を背けるわけにもいかず、じっとそれを見つめてた。

伯爵がキュティの肌を吸うたびに、小さなふくらみがプルプルと震えて……

「ぅん……はぁ…ぁ……ぁ…、あぁ…うぅ……」

キュティの息が乱れてきた。ガクガクと体が震えてる。
なんて濃厚なキス……。思わずボクもドキドキして震えちゃうくらい…。

ん……?

伯爵の口から血が一筋、流れてる…
それをみてボクはようやく二人のやっている意味がわかった。

これって……「お食事」ってこと……。

やがて伯爵が首筋から牙を離すと…

「あ……んぅ……」

力を使い果たしたみたいに、キュティは伯爵の胸に倒れこんだ。
伯爵はそれを優しく抱きしめると、一言「すまん…」と呟くと、彼女をベッドに寝かせてあげた。

「いいんできゅ…。私は…伯爵様のためなら……」

伯爵が去っていく。
血を吸わなきゃいけない吸血鬼がどうして人間も襲わずに元気でいられるのか
不思議に思ったこともあったけど、こういうことだったんだ……。

151:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:07:28 TGEoyr8X
「はぁ…はぁ…はぁ……」

ベッドの上、荒い息のまま寝そべったキュティの胸ははだけたままだ。
月明かりの中、薄闇から浮かび上がった肌は美しかった。
少し汗ばんで、湿り気を帯びた肌が夜の光にさらされて………。
ボクの視線は、彼女の胸に吸い込まれていった。

「伯爵様……」

キュティは、夢の中にいるような、熱を帯びた声で呟き始めた。

「伯爵様……本当は、私なんかより…サララ様の……」

サララの血!? いっぺんでボクは目が覚めた。まさか、そんなこと……
でも、キュティは目が覚めるどころじゃないみたいだった。

「はぁ…は、伯爵様…それでも、私は…キュティは……」

キュティが自分自身を抱きしめて…そして、そのまま自分の体からドレスを剥ぎ取っていった。
胸に…乳首に……指を重ねて……
そしてショーツの中にも指を入れて……

「あぁ…伯爵、さま…ぁ」

アイマスクから涙がこぼれて、キュティの両手は激しく身体をまさぐり始めた。
つまり、その……
お、おなにぃを、はじめちゃった……。
ボクは…ボクは、ムラムラする気持ちを抑えて、必死で動かないように耐えてた。

キュティのショーツの中で、指がうごめいてる。
あの中できっと、キュティの割れ目を、細い指がなぞってるんだ……

「んんっ! あぁ…わたし、ほんとはぁ、こんなに、はぁ、はぁ…され、たい…で、きゅ…ふぅ……」

ピクン、ピクン、と体が震えて…

「あ、あぁっ!」

喘ぎ声と同時に、うずくまるように背を丸めた。
お尻を突き出すような姿勢になって、アソコをいじってる。
だんだん、指に腰をすり当てるように動かすようになって、
ボクの前で、キュティの小さいお尻が何度も何度も揺れて…

「ふぅっ、うぅん…あぁ、あぁ……わたし、はくしゃく、さま、もっと…きゅ……んうぅっ!!」

ビクビクッ! お尻が大きく突き上げられて、キュティのショーツにシミが広がった。
キュティ、イッちゃったんだね…。
愛液の半分ぐらいはショーツを通り越して、糸を引いてたれていく……。

「ン……」

力なくキュティのお尻がベッドの上に落ちていく。
小刻みに震えたまま、しばらく彼女はうつぶせになっていた。

152:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:08:47 TGEoyr8X
…やがて、ゆっくり起き上がると、彼女は下着まで全部、服を脱ぎ始めた。
きっと身体を洗うつもりなんだろう。
絶頂を迎えた直後のキュティの裸を月光が照らしてる。

そして湯を使うために、隣の浴室に……
…浴室に通じるドアって、ボクのいる戸棚の隣だよね…。
ボ、ボクに近づいてくる。裸のキュティが……

近くで見ると、まだ割れ目の中に残ってる愛液が、糸を引いて内股に垂れてるのが見えた。
な、なんて…えっちな……

「……? おかしいできゅ」

えっ!?

彼女はボクの方を見てる。

ま、まさか…バレた…とか…?

「さっきと形が違いますできゅ……」

首を傾げてる。
……や、やばいよ。でも、ボクはさっきから、ちっとも動いてないのに、どうして…
…………。

彼女の視線を追いかけて、ボクは理解してしまった。
つまり、動かさないようにしてもどうしても動いちゃう、オトコのどうしようもない部分……

ボクのアソコがビンビンに膨れ上がって起き上がってたんだ。とほほ……情けない……

「こんなトコが…どうして…。このぬいぐるみ、おかしいできゅ…」

あぁっ、顔を近づけないで。息が当たると……ますます興奮して……
ぼ、ボクのいきり立ったアレの目の前に、キュティの顔が…唇が……

「どうして、こんなモノがついてるんですきゅ…?」

あっ? ま、まさか、そんな大胆な……
キュティが、ボクのアソコに手を伸ばした。
彼女、ボクをぬいぐるみだと思ってるから、遠慮が無いんだ……
ダメだよ、さわられたら、本当に……アッ……!

キュティの小さな、柔らかい手がボクのアソコを掴んだ。
細い指がアソコをギュッと包み込んで……
ボクは……

思わず腰を突き出していた。

ビュッ! ビュビュビュビュビュッ!!

153:猫のぬいぐるみ
06/10/15 02:09:20 TGEoyr8X
「!?」

キュティの青白い顔が、ボクの精液で汚れていく……
ボクはもぉ、気持ちいいやら、情けないやらで……はぁ……
ポカンと開いたキュティの口の中にも、勢いよく液体は飛び込んでいった。

「ぁン…?」

ごっくん。思わず飲み込んじゃったみたい。
ややあって、キュティはヘナヘナと床に座り込んだ。
その髪の毛に、残った精液がダラダラと降り注いだ。

…………どーしようかな、この状況を………。

キュティは何が起こったのかわからず、座り込んだまま呆然としてる。

呼び鈴が鳴ったのは、その時だった。

____________________________

「ごめんなさい、キュティさん。あのぬいぐるみ、手違いで別のものを渡してしまって…」
「そ、そうなんですか。きゅ…。へ、ヘンだと思ってましたできゅ」
「えっ? ヘンって、何か…?」
「い、いえ、なんでもありませんできゅ。ちょ…ちょっと、オトナ向けなだけで……きゅ……」
「????」

サララの視線がまた冷たい。
はぁ……深くは聞かないでよ。ボクだって、大変だったんだから。

ボク、もう二度とぬいぐるみの代わりなんてしないからね。





      「猫のぬいぐるみ」




       お し ま い

154:名無しさん@ピンキー
06/10/15 02:20:20 GlUGiMop
キタ━━(゚∀゚)━━!!
GJ!GJ!いいものをありがとう!!

155:名無しさん@ピンキー
06/10/15 09:31:36 ivLczwrV
>147
素晴らしい! 素晴らしいSSです!
途中、伯爵×キュティかと思わせておいて、キュティの片思いだったと肩透かしするなん
て、憎い憎い!
そしてまた、チョコがぬいぐるみの代わりをする、という設定は、キュティを覗き見させ
るためだったんだな、と思わせておいて、オチが……。そうくるかーっ!? て感じで。
切なさと笑いどころが満載でした。いい仕事してますね!

156:名無しさん@ピンキー
06/10/15 15:06:06 ce+4K9EN
魔女の宅(ry

157:名無しさん@ピンキー
06/10/15 19:51:26 YwRTV6lN
キテタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!

158:名無しさん@ピンキー
06/10/16 01:32:33 oKV7ZTk+
GJ

159:名無しさん@ピンキー
06/10/16 02:23:02 XOw3T6QX
チョコ視点の語りがゲームの雰囲気から
はなれてなくてすんなり読めたよ。
GJ ! キュティかわいいよキュティ。

160:名無しさん@ピンキー
06/10/17 13:38:24 3ZXFC08o
ぶっちゃけチョコのエロさは異常

161:名無しさん@ピンキー
06/10/17 16:11:55 +3soVzrj
チョコかいw

激しく同意

162:名無しさん@ピンキー
06/10/18 05:18:47 FCVQcEWG
今なら思う、サララ猫になったときチョコに会わなくて良かったな
襲われてんぞw

163:魔女の人形
06/10/19 22:39:33 PfdUtuE5
 魔女のサララはこの小さな町の、小さなお店の、小さな店長さん。
 チョコはサララのお手伝いをする、チョコレート色の毛並みをした、とても賢い猫です。
 二人は…いいえ、一人と一匹は、今日はお得意様の騎士団グループと会いに、お城までやってきました。
 サララは前に垂らしたピンク色の髪の毛の内側から、キラキラした視線をのぞかせてチョコとお話します。

「…それでね、チョコ。ライアットさん、意外と可愛い小物が好きなのよ」
「はいはい、知ってるよ。いつも一緒に店番してるでしょ?」

 チョコは呆れ顔で相槌を打ちました。サララはお得意様の話をするとき、いつも嬉しそうです。

「この前選んであげた綺麗な人形、大事にしてくれてるといいなあ。
 ライアットさん、いつも顔を真っ赤にして買っていくのよ」
「だから知ってるって…アレ? あそこにいるの、ライアットじゃないの?」

 サララは王宮の中庭に視線を移しました。
 白い花が池の周りを飾り、水面は太陽を映して輝きます。
 庭を取り巻くお城の真っ白な壁はとても清潔な色で、
 高い塔の窓辺まで、長いつる草が花を咲かせながらその壁を伝って伸びているのは、
 まるでおとぎ話のお城そのものの光景で、思わずうっとりしてしまうくらいでした。

 そしてその中庭から、空を見上げている金髪の青年が一人います。名前をライアット。
 サララの店にやってくる騎士達の中でも、一番のお得意様です。
 駆け寄ろうとして、サララは途中で立ち止まりました。
 ライアットが空に向かって、手を振っているのが見えたのです。
 サララが視線を上に上げると、高い高い窓の中から、白くて細い腕が手を振り返していました。

「オーロラ姫だ」
「ああ、あのお姫様」

 オーロラ姫は、この王国のお姫様です。
 器量よしで、偉ぶったりしない優しい女の子なのですが、
 もうお年頃だというのに、サララでさえ首を傾げてしまうくらい子供っぽい性格がたまに傷でした。
 そんなオーロラ姫ですから、窓から首をのぞかせて「すぐそこに行くわ」と大きな声で叫ぶのが、
 ライアットだけでなく、サララにまで聞こえてしまいます。
 ついつい、サララは近くの木陰に隠れて、お姫様が中庭に降りてくるのを待ちました。

「なんで隠れる必要があるのさ。ねえ」

 チョコが何と言おうとも、こういうときは隠れて見守ることになっているのです。
 木陰から首をのばしている小さなサララの後姿を見て、お城の侍女たちがハテ、と首を傾げました。


164:魔女の人形
06/10/19 22:40:36 PfdUtuE5
「オーロラ姫、わざわざすみません」
「いいえ、せっかくライアットがプレゼントしてくれるんですもの」

 じりじりっ、と、サララは身を乗り出します。
 お店で見せたより十倍も真っ赤な顔のライアットが、オーロラ姫に綺麗な包みを差し出しました。

(あっ、あれ……!)

 サララはその包みに見覚えがありました。
 包みの色から大きさ、リボンの結び方まで、サララはよーく知っていました。
 もちろん、その中身だって知っています。
 だって、それはサララが小さな手で、心をこめて包んだ人形だったのですから。

「まあ、ステキな人形!」
「よかった、気に入っていただけて」

 オーロラ姫が嬉しそうに笑い、ライアットはもっと嬉しそうに笑いました。
 
「あーあ、だらしない顔しちゃってさ。鼻の下が伸びるって、ああいうのをいうんだよね」

 チョコは軽口を叩きましたが、サララの口からはため息がこぼれただけでした。
 チョコに相槌も打たずに、そっと二人に背を向けます。
 目元を覆っているふわふわの髪の毛が、少しだけ湿って滲んでいました。

「あれっ? サララ、もう帰っちゃうの? 騎士団の人達に挨拶するんじゃなかったっけ?」

 チョコにはサララの考えていることが全然わかりませんでした。
 チョコはオスの猫で、サララは女の子だったのですから、それは、当たり前のことでした。

___________________________________

165:魔女の人形
06/10/19 22:41:14 PfdUtuE5
 一人と一匹が魔女のお店に帰り着くころ、日はもう暮れかかり、空は真っ赤でした。
 サララの頬も、それに負けないくらい真っ赤なのは、別に恥ずかしがってるからではありません。
 青い空が夕焼けの色に変わるように、悲しい気持ちはいつの間にかイライラした気分に変わっていました。
 迷惑したのはもちろん、隣を歩くチョコでした。

「失礼しちゃうと思わない?」

 鼻息の荒いサララなんて、とても珍しいものなのですが、面白がってはいられません。
 ヒステリー気味の女の子のなだめ役なんて、
 きっとこの世で一番そんな役回りに違いないと、チョコは思いました。
 
「私、ライアットさんが喜んでくれると思っていつもは扱わない商品を仕入れてきたのよ。
 なのに人にあげちゃうなんて、ライアットさん、みそこなったわ」
「あのね、サララ」

 小さな額に汗を浮かべながらチョコはゆっくり諭しました。

「サララはお店の店長さん、ライアットはお客さんでしょ。
 お客さんが店で買ったものをどうしようと、勝手じゃないか」

 サララはまだ不満そうな顔をしながらも、口を閉じました。
 サララのお店。魔女の店。帰ってきた我が家の看板は、
 チョコが正しいよ、と、少女の膨れっ面を笑っているようでした。

「でもね」

 と、サララがもう一度口を開いたのは、屋根裏のベッドに転がった後のことです。
 白いブラウス姿になったサララがぼんやりと見つめた窓の外は、もう、星の世界でした。

「やっぱり傷つくのよ。こういうの」

 にゃあ、とあくび交じりにチョコはサララを見上げました。

「もういいじゃない、サララ。別にあいつのことが好きなわけじゃないでしょ」
「そうだけど…」

 そうだけど、と、口の中で呟いて、サララは大きくため息をつきました。

「だけど、これは乙女心の問題なの」
「オトメゴコロぉ?」

 チョコが素っ頓狂な声をあげます。サララはプイ、と顔を逸らしたまま、大きく頬を膨らまします。

「私だって女の子なんだから。女の子扱いしてほしいもん」
「それが、オトメゴコロ?」

 チョコにはさっぱりわかりません。

「どうでもいいけどサララ、あんまりほっぺた膨らましてると、太るよ」

 乙女心のことがわからなくても、チョコは賢い猫でした。
 何しろ、言い終わるや否や、すぐにその場を飛び跳ねて、窓の外に逃げていったのですから。
 その直後、チョコのいた場所に真っ白な枕が飛んでいきました。
 さらにしびれ草、毒草、毒リンゴまで飛んでくるのを見て、
 チョコはしばらく外で寝た方が安全かな、と、思いました。

____________________________________

166:魔女の人形
06/10/19 22:42:44 PfdUtuE5
 次の日になっても、サララは不機嫌でした。
 いいえ、なにも、ずっと怒っていたわけではありません。
 お客さんには、いつも笑顔のサララです。
 でも、ちょっとした隙に大きなため息が口をついて出たり、
 いきなり商品の血塗られた剣を思い切り握り締めたり、
 魔女のお店は、ちょっと憂鬱な雰囲気に包まれていたのです。
 もしこれが乙女心なら、人間の女の子って、とっても不幸な生き物なんだな、と、チョコは思います。
 でも、もっと不幸だったのは、そんなサララのお店に何食わぬ顔で入ってきたライアットでした。
 
「コホン、じ、実は……」

 ライアットの顔が真っ赤なのは、可愛いものを買いに来た証拠です。チョコは思わず前脚で目を覆いました。

「か、かわいい小物とかあtgyふじこ」

 べちゃっ。
 カビくさいゴミ。
 地下生活が長かったため、マリモ状になったゴミがライアットの顔に張り付きました。

「ごめんなさい、手が滑って」

 全力で投げつけた姿勢のまま、サララは言いました。
 チョコは背筋がピリピリ震えて、全身の毛が逆立つのを感じました。

167:魔女の人形
06/10/19 22:43:23 PfdUtuE5
「ぶっ…コホン…い、いえ。誰でも手が滑ることはありますからね」

 ゴミを被ってもライアットは爽やかです。チョコはちょっとだけ、この若い騎士を見直しました。
 
「そ、それで、その…なにか、可愛いものとか…」

 サララは手元に目をやります。
 魚のホネ、牛のフン、ネズミの死骸、こわれたガラクタ。投げるものはたくさんあります。
 けれど、イライラの後に必ずやって来る大きなため息と、
 目の奥に滲んだ熱いものがサララの気持ちを沈ませます。
 そして小さな魔女の小さな掌は、まるで何かに導かれるように、一つの商品を選んでいました。

「………!」

 上目遣いで、何も言わずにライアットの胸の前に突き出します。
 それは魔女の人形。
 緑色の帽子に白いエプロン、ピンク色の髪の毛が可愛らしい、
 誰が作ったのかわからないけれど、サララとそっくりの人形です。

「………」

 ライアットの胸を突くように、さらに人形を突き出します。
 ライアットは、少し困った顔をしました。だって、これはサララの意地悪なのですから。
 サララの人形をオーロラ姫に贈るなんて、できるはずがありません。

「これ……どうですか?」

 サララがやっと口から漏らしたのは、蚊の鳴くような細い声でした。

「ええと、そうですね…」
「可愛くないですか?」

 下から覗き込んでくるサララの姿に、ライアットは思わず、ドキリとしてしまいました。
 サララは髪の毛の間から、じっとライアットを見つめています。
 チョコはその二人の姿を、不思議なものでも見るかのような顔で眺めています。

 魔女の人形を抱きすくめるように受け取ると、
 ライアットは自分がサララの肩を抱きしめたかのような気分に襲われました。
 そしてサララも、まるでライアットに抱きしめられたみたいに、胸がドキドキするのを感じました。

「ええ、サララさん、可愛いですよ。この人形、頂きます」

 可愛いといわれたのが自分なのか人形なのか、サララは一瞬、戸惑いました。
 値段は割増でしたが、ライアットは嫌な顔一つせずに買っていきました。
 そしてライアットの姿がドアの外に消えて、ショーウインドウの前を通って小さくなっていくのを目で追って、
 サララはこの日、一番大きなため息をついたのでした。

__________________________________

168:魔女の人形
06/10/19 22:43:58 PfdUtuE5
 早々と、日が沈みます。
 サララはため息ばかりで一日を終えました。
 こういう時、夜はいつもより早くやってくるものです。

 サララのヒステリーを恐れて、チョコは窓の外。
 いつもより広い屋根裏部屋は、いつもより空っぽなサララの気分をよりいっそう切なくします。
 白いブラウス一つの姿になっていつものベッドに倒れこむと、やっぱりライアットの顔が浮かんできました。

「はぁ……」
 
 ため息と共に自分の身体を抱きしめると、ライアットに人形を渡したときのことを思い出しました。
 ライアットに抱かれていったサララの人形は、今はどうしているのでしょう?
 サララの両腕が、自分の肩をぎゅっと握り締めます。

「ライアットさん……」

 その頃、お城のライアットも、あの人形のことを考えていました。
 オーロラ姫へのプレゼントにするわけにもいかず、自分の部屋のベッドの隣に飾っておいたのです。
 ボタンの瞳はとてもつぶらで、窓辺に腰掛けた小さな魔女は、本当にサララとそっくりでした。

 こんな話を知っていますか?
 心をこめて、大切に扱われた人形には、魂が宿るのです。
 だから、魔法の品を欲しがる人に人形を薦めると、大喜びで買っていくのです。

 サララは魔女です。そして、この人形にはサララの色々な気持ち…
 イライラとか、悲しさとか、甘酸っぱさ。サララの乙女心が、いっぱいに詰まっていたのです。
 だから、サララが自分を抱きしめたのと同じ時間、
 魔女の人形が小さく柔らかい腕で、自分の身体を抱きしめたとしても、何の不思議もありませんでした。
 
「ライアットさん……」

 人形の口が、ライアットの名前を呼びました。
 ライアットの目は、サララの人形に釘付けになってしまいました。
 ライアットには、まだ、何が起こっているのか、わからないのです。
 ただ、サララの声だけは、はっきりと聞こえました。

「ライアットさん…私だって……」

 そして人形は肩を抱きしめていた手を少しずつずらしていきました。
 
 サララの掌が、薄いブラウスを通して自分の胸を触っていきます。
 まだ小さいけれど、形よく膨らんだ二つの胸。
 サララは恐る恐る、ゆっくりと揉みほぐしていきました。
 
「ン……わ、私だって、女の子…む、胸だって……」

 薄い絹の感触が、肌と擦れあいます。
 柔らかくて、滑らかな刺激が、サララの小さな胸を撫で回していきます。
 そして桜色の突起…乳首が指と触れ合うたびに、サララは両目をつぶってピクッと震えます。

「あン……っ!」

169:魔女の人形
06/10/19 22:44:43 PfdUtuE5
 サララはこんなことをするのは初めてでした。
 けれど、自分が女の子だと証明したいと思ったら、自然と体が動いていたのです。

「あっ……ハァ…ぁ……ら、ライアット…さん……っ…くぅっ!」

 どうしてこんな声を出しているのか、サララにはわかりません。
 けれど、だんだん息が乱れてきて、乳首を何度もいじりまわしているうちに
 サララの声はうわずった切ないものに変わっていったのです。

「んん………っ! は、はぁっ、はぁ、ぁん……っ!」

 ライアットの耳も目も、サララの人形に釘付けです。
 ライアットの目の前で、サララそっくりの人形が、サララそっくりの声で艶かしく喘いでいるのです。
 
「さ、サララさん…?」

 思わず両の手で、人形をわしづかみにしてしまいました。

「きゃっ!?」

 サララは悲鳴を上げてしまいます。
 突然、見えない手が自分の身体を抱きしめたように思ったからです。
 けれど、強い力で押さえつけられながら自分の身体を触っていくのは、とても刺激的に感じてしまって
 サララはブラウスの中にまで手を入れて、胸を直接触り始めました。

「あ…ァ……! ライアット…さん…わたし、女の子だって…はぁ…ぁ…なのに、なのにぃ……」

 ますます激しく身をくねらせる魔女の人形に、ライアットは顔を近づけていきます。

「サララさん…サララさんの……」

 ライアットの指が、人形の胸をなぞっていきます。

「ひっ!? あ、ぁ、ぁ……あぁっ、何っ? アッ!?」

 ライアットがどんなに優しく触れていても、サララには激しすぎる愛撫でした。
 自分自身の、まだ知らない感覚に恐る恐る撫で回していたサララと違って、
 ライアットの愛撫には遠慮がありません。
 痛いくらいにサララの胸はぐりぐりと揉まれてしまいました。

「あぁっ、だ、ダメッ、こ、怖い…怖いよっ…ぁ…んんっ…!」

 誰かに胸を触られている……。急に恥ずかしさと怖さがサララの頭に入り込んできました。
 けれど、怖いのと同じくらいに、体の奥から……
 足の付け根の奥の方から、熱いものがにじみ出ていたのです。

「はぁ、はぁ、あ、あぁっ…!」

 内股に閉じた両脚の間に腕を滑り込ませて、サララは綺麗な割れ目に指を伸ばしました。
 割れ目は糸を引く粘ついた液体で湿っていて、軽く触れるだけだったというのに、
 ヌルリと割れ目の中にまで指が入り込んでしまいました。

「んぅーーーーーっ!!」

170:魔女の人形
06/10/19 22:45:47 PfdUtuE5
 ビリビリと痺れるような感覚が全身を走ります。
 サララは、そこがエッチな場所だということも、よく知らない女の子だったのです。

「んっ、あ、あっ、わ、私、わたし……ひぃんっ!」

 サララの指は、本当は割れ目の一番浅いところで止まっています。
 けれど、この小さな魔女には、まるで体の奥まで貫いてしまったような刺激的な体験でした。
 そのまま小刻みに指を曲げたり伸ばしたりして、サララはガクガクと身体を震わせました。

 ライアットにも、それが良く見えました。
 人形のアソコの部分が、じんわりと濡れていきます。
 それは、サララの恥ずかしい液体そのものでした。
 ランプの光でキラキラ輝いたその可愛らしい水を、ライアットは舐めてみたいと思いました。
 それは、サララの一番恥ずかしい、一番大切な、一番女の子らしい液体だからです。

「サララさん…私は…あなたを……」

 ライアットは人形の両脚を、グッと押し上げて、大切な場所を丸見えにしました。

「あぁっ!!」

 サララの脚が強い力で押さえつけられ、まるで子供のおしっこの体勢のような、あられのない姿になってしまいます。

「あっ!? だ、誰なのっ、ダメ、ダメダメだよっ、恥ずかしいのっ、嫌ぁ…!」

 ライアットの舌が、人形のアソコをペロリと舐めます。
 サララの割れ目に、生暖かい、濡れた柔らかい感触がベロッと走りました。

「ひぃぃぃぃっ!!」

 初めての感覚がサララのアソコを襲います。
 サララの指は、とっくに動きを止めています。
 いやいやと首を必死で振っています。
 サララは、もうこれ以上の気持ちよさはいらないのです。
 怖くて怖くてたまりませんでした。
 けれど、サララの女の子の部分を知ってしまったライアットは、止まりません。

「あぅっ! も、もう、もうやめて…これ以上、怖いの……お願い……ひぃっ、あ、やン…っ!」

171:魔女の人形
06/10/19 22:46:29 PfdUtuE5
 ライアットの舌が何度も何度も、サララの割れ目に押し付けられました。
 べちゃ、べちゃ、と、いやらしい音が響きます。
 サララはそのたびにビクビクと身体を痙攣させて、逃げ出すように腰を揺らしました。
 サララのアソコは、もうエッチな液でいっぱいです。
 そこをいやらしい舌が容赦なく弄んで、サララの恥ずかしい気持ちと身体を苛めるのです。

「あぁっ、こ、怖いのっ、怖い、怖いぃっ、あっ…ふぅっ! はぁ、ら、ライアットさんっ、助けて……ひぅぅっ!」
「大丈夫ですよ、サララさん。怖くありませんから…」

 ライアットはさらに舌を押し当てました。

「ぃやぁぁっ! アッ! 中が、ダメ、ダメぇっ、おか、し、くぅっ!」

 サララは、まるで舌が割れ目の中にまで入って、奥まで舐め回されているような快感に責め立てられます。
 どうしていいのかわからなくて、泣きながらビクビクと震え続けていました。

「嫌ぁ、だめ、だめぇ…死んじゃう、あぁっ! ハァ…ハァ…もぉ、もぉダメなの…ひっく…あぅっ…うっ…!」

 人形のアソコも、エッチな液でいっぱいです。
 ライアットは舌をクリクリとそこに押し当てながら、一気にその液を吸い上げました。

「ひゃっ!? あぁっ! 嫌ゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!!」

 ちゅう…チュウ…ズジュゥウ……ライアットの口がサララの割れ目を吸っていきます。
 サララのアソコが潮を吹くように、勢いよく恥ずかしい液を漏らします。
 漏れた液体の全てを吸い尽くそうとライアットがさらに吸い上げるので、
 サララの絶頂は簡単には収まらせてもらえませんでした。

「あぁ…あぁ………」

 最後にはもう、気落ちいいのか、苦しいのか、わからないくらいに吸い上げられて、
 サララは泣きながら果ててしまいました。

172:魔女の人形
06/10/19 22:47:35 PfdUtuE5
 ライアットは最後の一滴までサララのアソコを吸い上げると、大きく息を吐きました。
 そして、とても優しい目で人形のボタンの目を覗き込むと、

「サララさんは立派な女の子ですよ」

 と、微笑みかけました。

 けれど、ライアットはとても運の悪い青年でした。
 何しろ、こんな時に限って、悪いことが二つも続いたのですから。
 
 一つ目の不幸は、たまたまドアの鍵をかけ忘れていたこと。
 もう一つは、オーロラ姫がとてもおおらかな性格で、
 何も考えずに男の人の部屋に入ってしまうような女の子だったことです。

「ライアット、話し声が聞こえたけど、誰か来てるのかしら?」

 ばたん、と、ドアが開きます。
 そこでオーロラ姫が見つけたのは、人形のアソコに顔を埋めた、金髪の青年の姿でした。
 ばたん、と、ドアが閉じます。

「えっ…? ひ、姫様…?」

 慌ててライアットが振り向きます。
 
「ちょ、ちょっと待ってください。これは…」

 と、またもや、ばたん。
 ドアの向こうには、慈しみに満ちた笑顔のオーロラ姫の姿がありました。
 オーロラ姫は、汗を滲ませたライアットにゆっくりと微笑みかけて、優しい口調で言いました。

「大丈夫、ライアット。私は貴方の味方よ」
「い、いえ、何かソノ…ひ、姫は誤解なさっています」

 うろたえた口調のライアットとは反対に、オーロラ姫は静かに瞳を閉じて、ゆっくり首を振りました。

「いいのよ、ライアット。私にはわかってます。だから隠さなくても大丈夫」
「ひ、姫! 何がわかったんですか!」
「でもね、ライアット」

 ライアットの言うことを全く聞かずにオーロラ姫は続けました。

「お人形さんはお話もしてくれないし、結婚もできないのよ」
「そうではなく…はっ! そ、そうだ!」

 思い出したようにライアットは人形を揺さぶって、大声で話しかけました。

「サララさん! サララさん! 返事してください! 私の無実を証明してくださいよ!」

 魔女の人形は、だんまりです。
 だって、人形なのですから。
 気がつくと、オーロラ姫はドアの後ろに隠れていました。

173:魔女の人形
06/10/19 22:48:10 PfdUtuE5
「あ、あの…姫…?」
「私…貴方の味方です…でも……」

 悲しそうにオーロラ姫はうつむきました。

「貴方は遠いところにいるのね…さようなら……」
「ちょ…ちょっと? 姫ぇ!? ね、ねえサララさん! なんで返事してれないんです!?」

 サララがだんまりなのも、仕方の無いことでした。
 サララはあんまり激しく責め立てられて、気持ちよすぎて気を失っていたのです。 
 ライアットくん、自業自得ですね。

 次の日の朝、窓の外から帰ってきたチョコは、
 サララがとんでもない姿で眠っているのを見て、たいそう驚いたそうです。

「ねえ、サララ。どうなってんの?
 これがオトメゴコロだったら、ボクはやっぱり理解できないね…」

 だけどこれも、オトメゴコロなのでした。





       「魔女の人形」




       お し ま い

174:名無しさん@ピンキー
06/10/19 22:55:04 1UrIffB0
面白かったw
ライアットひどいなw

175:名無しさん@ピンキー
06/10/20 01:59:48 FgfnoS6x
マタキテタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!!!!

176:名無しさん@ピンキー
06/10/20 10:37:11 c3Rkkz/x
なんでこんな変化球思いつくんだw
ぐっじょぶ!

177:名無しさん@ピンキー
06/10/21 07:51:24 p0OcvRH6

オオーッと! ここで物言いです!


    ∧,,∧ ∧,,∧ ./⌒ヽ
 ∧ (´・ω・)(´・ω・`)(・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ U U (・ω・`)
| U (  ´・)(     )(・`  ) と ノ
 u-u (l    )(    ) (   ノu-u
     `u-u' `u-u' ..`u-u'


178:名無しさん@ピンキー
06/10/21 17:42:46 5iQ6+U5Z
ここでハルカ女体化SSを希望してみる。

179:名無しさん@ピンキー
06/10/22 02:26:21 UtXbhXal
遅れたけどGJ!!
ライアットいいよライアット
あー、ゲームやりてぇ・・・なんで手放してしまったんだ・・・

180:名無しさん@ピンキー
06/10/23 18:02:16 B+9iSqr/
このスレ見て押入れからソフト発掘して数年ぶりにやってみた
「変化の鍋」だけが見つからなくてやきもきした当時を思い出したよ
まさかレアゲーになるとはね…

181:名無しさん@ピンキー
06/10/23 22:57:33 ilHB/SJ8
媚薬ってストーリーがあったから
媚薬を盛られる話きぼん

182:名無しさん@ピンキー
06/10/24 01:41:36 n2lAn1bq
エロ以外も読みたいと思ったり……。
とにかく二次創作に飢えてる。

183:名無しさん@ピンキー
06/10/26 20:23:47 I+kZEwhH
>>181
キリール先生に媚薬盛りまくる話か

184:名無しさん@ピンキー
06/10/26 20:57:38 k7vTotSY
え?チョコが媚薬盛られてサララに発情する話じゃない?

185:名無しさん@ピンキー
06/10/28 09:06:09 tXXYXwRR
規制された…

186:名無しさん@ピンキー
06/10/30 12:43:07 Ozmi1jrQ
ほし

187:名無しさん@ピンキー
06/11/01 19:02:55 52DyWbRI
これ買い取ってください
____
\^o^/ おちゃわん
  ̄ ̄

188:名無しさん@ピンキー
06/11/01 20:49:30 Iti0gLSx
いやですw

189:名無しさん@ピンキー
06/11/02 09:21:35 P1UpspHb
え、じゃあ半額で

190:名無しさん@ピンキー
06/11/02 22:32:33 mHr6ZsWq
 春のような穏やかな日差しの下、今日も小さな魔女のお店には『OPEN』の札が下がっています。
 通りを行き交う人々は、時々そのお店の前で足を止めては目玉商品を眺めたり、小さな魔女を見つめたり……そんなある日の午後のことでした。
 
 お客が途絶え、無人になった店内で、小さな魔女―サララは大きな溜息を吐きました。
 彼女のパートナーである猫のチョコは、「またか」とこちらも溜息を吐きたくなる思いでした。
 そう。この所サララはずっとこの調子なのです。
 お客様が居るときはいつも通りの可愛らしい笑顔なのですが、こうして無人になると一人ひっそり溜息を吐くのです。

「元気ないけど、どうしたのさ? サララ」
「ううん。なんでもないのよ」

 サララは首を振りますが、その表情にはどこか憂いが漂っています。
 悩みがあるのなら自分に言ってくれればいいのに―とチョコは思うのですが、それと同時に自分には言えない悩みなのかも、と
思うのでした。
 というのも、どうやら彼女の悩みの種はあの爽やかな青年騎士、ライアットにあるようなのです。

 ほんの数日前のことです。
 この国の王女であるオーロラ姫が大事にしていた金色の小鳥がお城から逃げ出してしまいました。
 鳥の言葉が分かるようになったり、盗賊ギルドの奴らをやっつけたり……
 色々な事がありましたが、本物の小鳥を見つけたサララは直接オーロラ姫に届けに行きました。

 ―この後が問題なのです。

 小鳥を見つけ出してくれたサララに、ライアットがお礼を言いにやってきました。
 その時のライアットは少し元気がなかったので、彼が去ったあとチョコは言ってしまったのです。「本当はライアットが届けたかった」のではないかと。
 ライアットの想い人がオーロラ姫だというのはもっぱらの噂ですし、チョコも軽い気持ちで言ったのです。
 しかしその日からサララは元気がなくなっていったのです。
 チョコは一体どうしたらサララを元気付けられるのか、まったく分かりませんでした。

191:名無しさん@ピンキー
06/11/02 22:33:46 mHr6ZsWq
 
 結局この日はその後も客が来ず、やむなく店を閉めることにしました。
 サララは相変わらず元気がなく、夕食のスキヤキも少ししか手をつけていませんでした。
 いつもなら夕食の後、商品の在庫をチェックして仕入れに出たりするのですが、その気力すらないのか早々にベッドに潜り込んでしまいます。
 「サララ……」
 サララが悲しそうにしているから、チョコもなんだか悲しい気分になってきました。
 しかし、いつまでもこんな状態では商売だって上手くいかないし、冒険のときが心配です。
 散々頭を捻った後、チョコは机からカードを引っ張り出しました。こういう時は占いでもして気分転換するのが一番だと思ったのです。

「ねえ占いしようよ、サララ!」
「この前したばかりじゃない」
「いいじゃない、気分転換にさ」
 チョコがそう言うと渋々といった様子でシーツの中から腕だけが伸びてきました。
 サララが選んだカード。
 それは――『媚薬』でした。
 


192:名無しさん@ピンキー
06/11/02 22:35:08 mHr6ZsWq
流れを読まず趣味に走ってライサラです。
とりあえず導入部分だけでスマソ

193:名無しさん@ピンキー
06/11/03 01:50:38 wAyoI8c/
媚薬キター---!!!

194:名無しさん@ピンキー
06/11/03 02:09:57 vohhtDkq
媚薬キタw

195:名無しさん@ピンキー
06/11/03 14:07:49 ly9LQ0L/
ほっほ期待

196:名無しさん@ピンキー
06/11/03 22:16:25 w+ud09cI
いいねえ

197:名無しさん@ピンキー
06/11/04 08:46:57 jU7sF34I
ハイスクールロケンロー


198:続き
06/11/04 19:18:40 hg4Rzrtx
 「はあ……―と、いけない」
 本日何回目か分からない溜息を吐きかけて、サララは慌てて口を塞ぎました。
 近頃自分が落ち込んでいるのをチョコが気にかけている事を、サララ自身気付いていたのです。
 だから溜息を吐かないよう気を付けていたのですが……
 「はあ……」
 どうしても溜息が零れてしまいます。

 今サララはスカピンに頼まれた『ほれ薬』を作っている最中でした。
 とは言っても、後はウィルが作り上げるのを待つばかりで、チョコがその様子を見に行っていてサララは一人店で待っているのでした。
 空は夕焼けの茜から、紺色の夜空に変わりつつあります。
 もし今日中に薬が完成しても届けに行くのは明日になるでしょう。
 サララはぼんやりとほれ薬を求めていた二人のことを考えました。
 少し前のサララなら「そんなものを使うなんてずるい」と考えたかもしれませんが、今は痛いほど二人の気持ちが分かりました。
 ライアットとオーロラ姫が並ぶと、まるでおとぎ話のワンシーンのように絵になって、サララはとても惨めなキモチになるのです。
 (わたしなんて子供っぽいし、前髪で顔隠れてるし、全然ライアットさんと似合わないよ)
 
 だけど、
 (だけどもし、わたしがライアットさんにほれ薬を使ったら、ライアットさんは私を見てくれるのかな?)
 オーロラ姫でなく、自分だけを……
 そう考えたとき、サララの身体は店を飛び出し秘密の店へと向かっていました。
 
 サララが秘密の店へつく頃、空はすっかりと濃紺の夜空へと変わっていました。
 ほれ薬を買い求めたサララに、怪しい店主はいつもより一層怪しい笑みを浮かべたので、サララは逃げるように店を出ました。

 (ああ、遂に買ってしまった)

 ほれ薬を買うというそれだけの行為でしたが、サララはよほど緊張していたのでしょう。
 店から離れ、辿りついた広場で崩れ落ちるようにへたりこんでしまいました。薬を握りしめる手が汗ばみ、震えます。
 (わたしは、これで、これで―)

 ―これでライアットさんに振り向いてもらえるんだ!

 それは天にも昇るほど、嬉しいことのはずでした。
 だと言うのにサララの胸に湧き上がったのは、一人溜息を吐いていた時とは比べ物にならない切なさでした。
 喉に何かがせり上がり、視界がぐにゃりと歪みます。頬を伝う熱いものを感じて、サララは自分が泣いているのだと気付きました。
 「ライアットさん……」
 どうしようもない切なさに耐え切れず、サララが彼の名前をつぶやいたその時でした。

 「サララさん!!」

 こんなことがあるのでしょうか? 今一番会いたいと思っていた人が、サララの元へ駆けてきたのです。
 サララは自分の肩が掴まれるのを呆然と見つめていました。
 「大丈夫ですか!? どこか具合が悪いんですか?」
 「えっ?」
 「それとも誰かに何かされたんですか?」
 「ち、違います違います!」
 どうやらライアットはサララが泣いていたので何かあったのではと勘違いしているようです。
 サララは慌てて暴走しているライアットに制止をかけました。
 「ちょっと嫌なことがあっただけですから、大丈夫です」
 「コホン。そうでしたか。取り乱してすいません」
 照れたように咳払いライアットはサララの肩から手をどけようとしました。
 しかしサララは肩に置かれた温もりを離したくなくて、無意識に彼の片方の手を掴んでいました。


199:続き
06/11/04 19:20:01 hg4Rzrtx
 「!? サララさん?」
 「……あ」
 自分のとった行動が信じられず、サララは目を瞬かせました。
 ライアットに触れている手から身体全体がかぁっと熱くなっていきます。
 「ごめんなさい、つい」
 謝りながらサララは手を離すことが出来ませんでした。今この手を離したら二度とライアットに触れられない気がしたのです。
 困ったように自分を見つめている視線をまっすぐ見つめ返して、サララは思い切って尋ねました。
 「ライアットさんは、オーロラ姫のことが好きなんですか?」
 「…………」
 握っているライアットの手がぴくりと震えました。彼は何も答えませんでしたが、サララはそれを肯定と受け止めました。
 サララは握りしめていた薬のビンをライアットの眼前に突きつけ、
 「じゃあ、これあげますね」
 と無理やり作った笑顔で言いました。
 何故こんなことをしたのか、サララ自身分かりませんでした。色んな感情が胸でぐちゃぐちゃに渦巻いて、ひどく痛みます。
 「それは?」
 「ほれ薬です。これでオーロラ姫もイチコロですよ♪」
 ふふっ。といつものように笑おうとして、出来ませんでした。止まっていたはずの涙が再び溢れ出してきたからです。
 「サララさん……」
 ライアットは困り顔のまま、暫しほれ薬を見つめていましたが、意を決したようにビンを押し返しました。
 「これは頂けません」
 「どうして……ですか?」

 「こんなものに頼らなくても、私は自分自身の力で振り向かせます」

 力強く言い切るライアットに、サララは身体全体の力が抜けていきました。
 『こんなもの』を跳ね返すほど、彼の思いはまっすぐで強いものなのだと感じたからです。

 サララは悲しくて悔しくて……握りしめていた『ほれ薬』を口に流し込みました。
 半ば自棄になっての行動でした。ライアットが止めようとサララの腕を掴みましたが、もう遅すぎました。
 「何を考えてるんですか!? そんなものを飲んで、一体どうするつもりなんです!!」
 「そんなに慌てなくても、大丈夫ですってば」
 慌てたライアットがサララの肩を揺さ振りますが、彼女は落ち着き払っています。
 泣き笑いのような表情を浮かべて、長い前髪の下からまっすぐとライアットの瞳を射抜きました。
 
 「私は元からライアットさんのことが好きですから、何も変わりませんよ」
 ライアットはぴたりと動きを止めて、面白いくらいに目を丸くしました。
 「えっ……?」
 「……大好き……です」
 サララはライアットの胸に倒れこみました。
 本当はそんなことをするつもりはなかったのですが、急激な眠気に襲われて、立っていることも出来なくなったのです。
 耳元で早鐘を打っているライアットの鼓動を聞きながら、サララの意識は闇に落ちていきました。

200:名無しさん@ピンキー
06/11/05 00:10:42 CfixCVin
おおう!

201:名無しさん@ピンキー
06/11/05 00:18:55 7zErIPfI
続く…のかな?
とりあえずGJ!
そして

> (わたしなんて子供っぽいし、前髪で顔隠れてるし、
ねえ、サララ。
二つ目の理由は髪型変えれば解消されるんじゃないかな。

202:名無しさん@ピンキー
06/11/06 21:41:42 9MlUxQMG
きたいあげ

203:名無しさん@ピンキー
06/11/07 02:23:53 Jj/jF788
上げてないしw

204:名無しさん@ピンキー
06/11/08 14:17:42 E9EpAfNO
初プレイは騎士団EDだった…ぺド騎士ライオット、永久に…

所でサララの家系にホビットか何かの血が混ッている事にすれば
年が幾つだろうとあの容姿になるのだが…

カード『大鍋』

ネタ:依頼達成後、獣人たちの宴に御呼ばれしてみると…発情期の真っ最中でした。

205:名無しさん@ピンキー
06/11/08 20:19:47 NP0QjEBz
チャチャも健気で(・∀・)イイ!よね

206:名無しさん@ピンキー
06/11/08 20:57:39 qIm1EoHy
 「―熱い」
 目覚めたサララの第一声はそれでした。
 自分が今横たわっているこの見知らぬ部屋はどこなのか、なぜこんな所にいるのか、
そんな疑問よりも尋常でない身体の熱さに声を上げてしまったのでした。
 その声が聞こえたのでしょう。ずっと傍で控えていたライアットがサララの顔を覗き込みました。
 「サララさん大丈夫ですか?」
 「多分、大丈夫です」
 そう答えて起き上がろうとしたのですが、どうも身体に力が入りません。
 (どうしたんだろ? 風邪をひいた覚えはないけど……熱かな?)
 「無理しないでください。そのままで構いませんから」
 見透かした様にライアットにそう言われ、サララは仕方なくその言葉に甘えることにしました。
 「ここは私の部屋です。広場で倒れたことは、覚えてますか?」
 「はい……一応」
 おぼろげながら自棄になってほれ薬を飲んだことは覚えていました。その後告白めいたことを口走ったことも。
 恥ずかしくなったサララは思わずライアットから顔を背けました。
 「迷惑かけてごめんなさい。わたし、すぐに帰りますから」
 再び起き上がろうとするのですが、やっぱり思うようにいきません。
 一体どうしてだろうとサララが首を捻っていると、ギシッとベッドが軋みました。
 ライアットがサララのすぐ傍に腰掛けたのです。
 「起き上がれませんか?」
 溜息交じりにライアットが尋ねてきました。こくりとサララが頷くと、ますます溜息を深くして、
 「こういうことは順序を守ってしたかったんですけど……」
 と、サララの頭の両脇に手を置きました。
 見下ろされる形になったサララはライアットがとても真剣な顔をしているのに気が付きました。
 どうしてこんなことをするのかサララはよく分かりませんでしたが、何故か鼓動が激しくなってきました。
 「サララさん……その、まことに申し上げにくいことなんですが」
 「はい?」
 「あなたの飲んだ薬はですね、誰かを好きになる効果だけでなくて……」
 サララはじわりと背中に嫌な汗をかきました。なんだか非常に悪い予感がします。
 ライアットはコホンと咳払いすると、本当に言いにくそうに続けました。
 
 「せ……性欲を呼び起こすもののようです」
 「………………………」
 
 サララはぽかんとライアットを見上げ事しか出来ませんでした。
 あまりにも自分と無縁な言葉だったので、上手く情報処理が出来なかったのでした。
 (せーよく!? 制欲??)

 思い切りクエスチョンマークを浮かべているサララにライアットは囁きます。
 「今言っても、信じてもらえないかもしれませんが―」
 ライアットの顔が近付いて、サララにそっと口付けます。
 混乱しているサララを安心させるかのように、彼は優しく微笑みました。

 「私もあなたのことが好きです」 
 いつもより少し低めの声で囁かれて、サララは背筋がぞくりとしました。
 いつの間にかシーツが取り払われていましたが、寒気を感じるどころか一層サララの身体は熱くなりました。
 「こんな事がきっかけになってしまいましたけど……あなたが欲しいです」
 再びライアットはサララの唇を塞ぎました。今度は深く、サララの息を奪うように。
 (これって……夢だよね?)
 苦しくも心地よい口付けを受けながら、サララはライアットの背に腕を回しました。


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