女の子が女の子をいじめるお話 その3at EROPARO
女の子が女の子をいじめるお話 その3 - 暇つぶし2ch100:(Φ。。Φ)
07/01/28 17:27:50 S6KryxLS
「あんた、写真映えは良い方?」
にやつきながら、裕美子は携帯電話を取り出した。今時の携帯電話にはほとん
どの機種にカメラがついており、下半身を晒している夏海は、この動作が何を意
味するのかを瞬間的に悟って恐怖した。

「嫌だ!やめて!」
「黙りなよ。痛い目に遭いたいの?」
夏海が暴れるのをものともせず、裕美子は背面に携帯電話を向けてシャッター
を切った。すぐに画面で確認すると、黒々とした若草の繁った少女の下腹部が
しっかりと映っている。

「虫も殺さないような顔してるくせに、やたらと毛深いね。今度は可愛いそのお顔
を激写しとくか」
「やだ、やめて!」
抗うも裕美子の手管によって、シャッターは無闇に何度も切られてしまった。こ
の一連の画像を他人が見れば、誰だって夏海がモデルだという事が分かるであ
ろう。裕美子はこうして、口止めの証しを手に入れたのであった。

「これで良し。間違っても、先公になんか告げ口しないでね」
「ううっ、ひどい・・・どうして、私がこんな目に・・・」
「私は先に帰ってるから、あんたは後で来な」
涙ぐむ夏海を放置し、裕美子は一足先に屋上を出た。罪悪感は募るが、保身の
為には止むを得ないという気持ちの方が強く、また、夏海の持つ被虐者特有の
悲哀が裕美子を逞しくもした。

101:(Φ。。Φ)
07/01/28 17:41:19 S6KryxLS
はたして五分もすると夏海は教室に戻って来たが、目は泣き腫らし、顔もくしゃ
くしゃだった。それを見咎めた彼女の級友が事情を聞いたが、夏海は無理に
笑顔を作って何でもないと答えていた。ちょっと転んでとか、そういう風に級友
の質問をいなしていたが、それを聞いて裕美子は何故か心のうちで笑いがこみ
上げてきて仕方が無かった。

翌日も裕美子は昼食後に屋上で喫煙をしていた。教室を出る時、夏海にそっと
耳打ちをして後からついて来いと言ってある。昼食を摂っていた夏海の顔は青
ざめ、昨日の事を思い出させるのか肩を震わせていた。

屋上の扉が開き、夏海がやって来る。今日も空は青く、裕美子の機嫌同様、好
天であった。
「来たか」
「あの・・・何か用?」
「まあ、こっちへ来なよ」
夏海を手招きし、二本目のタバコに火をつける裕美子。ライターをしまう時、ちょ
っとタバコを勧めてみたが、夏海は横に首を振った。

「昨日は悪かったな」
裕美子が言うと夏海は怪訝そうな顔をした。あんな酷い事をしておいてとでも
言いたそうだったが、さすがに黙り込むだけである。
「写真のメモリー、消しといたから、勘弁してくれよ」
「え・・・?」
「見るか?ほら」
裕美子は携帯電話を放り投げ、夏海に渡してやった。ファイルを開けると、夏海
の映った画像はどこにも無くて、裕美子の友人と思しき男女のショットしか残って
いない。

102:(Φ。。Φ)
07/01/28 17:59:20 S6KryxLS
「あんたが告げ口するような奴じゃないって、後から思い直してね。悪かった」
「・・・うん」
夏海は携帯電話を裕美子へ返した。これで、取り敢えずは一安心という心持
ちだが、そうなれば裕美子とは縁を切りたいのが本音であろう。夏海はすぐに
でもこの場を離れたくなった。

「話はそれだけ?」
「うん」
「じゃあ、次の授業の準備があるから・・・帰るね」
そう言って夏海が背を向けた時、扉付近の物陰から─昨日のこの時間、ちょ
うど夏海がいた場所から、見慣れない女生徒が数人、現れた。皆、口元を歪め、
自分に対して悪意を持っている事が明らかなのを、夏海は悟る。

「な、何?」
「まだ、昼放課は長いよ。ちょっと、遊んでいきなよ」
気がつけば夏海は裕美子に羽交い絞めにされていた。それを合図にしたかの
如く、物陰から現れた女生徒たちも夏海に迫る。
「何をしようっていうの?私、もう関係ない」
「あんたになくっても、私の方にあるの。いいから、黙ってな」

ほとんど強引づくに夏海は引き倒され、両手足を大の字に押さえつけられた。
何せ相手は裕美子を含めて四人もいて、力の差は歴然、抗いようが無い。
「やめて!私、私・・・うむむッ・・・」
口を抑えられ声を上げる事もかなわなくなり、夏海はいよいよどうにもならなく
なった。そして、下半身に何やら怪しい動きを確かめた時、少女は昨日受けた
あの辱めの事を思い出す─

103:(Φ。。Φ)
07/01/28 18:12:49 S6KryxLS
「パンツ、脱がしといて」
裕美子は冷徹に言いながら、指にコンドームをはめていた。そして、他の女生徒
は命令に従い、夏海の足からショーツを脱がし去ってしまう。

「ンーッ!ンンーッ!」
「何言ってるか分からないよ、アハハ・・・」
口ごもる夏海の下半身の方へ回り込み、裕美子は穢れを知らぬ場所を凝視し
た。若草は外気に触れ、さわさわと風にさらわれて良い心持ちであるかのよう。

「やっぱり毛深いね。中身はどうかな?」
「ンーッ!」
裕美子の指が無防備な花弁を掻き分け、女肉に伸びた。まだ薄紅色のそこは
まるで異物の侵入の痕跡がなく、まるっきりの無垢である事が窺える。

「処女だ。間違いない」
「裕美子、あんた、こいつどうする気?私、そっちの気は無いんだけど」
女生徒の一人が尋ねると裕美子は笑って、
「私だって無いよ。ただ、ちょっと遊んでやろうと思ってさ」
そう言って、懐から中細のマジックペンを取り出したのである。

「そいつで膜、破っちまうのかい?」
「それはいくらなんでも可哀想だから、まあ、お尻の穴で勘弁してやろうと思う」
「アハハ。そりゃ、楽しい」
裕美子達の下品な会話を聞き、夏海は慄いた。今から自分の菊蕾に、直径三セ
ンチほどの筒が入れられると知り、体を震わせていた。

104:(Φ。。Φ)
07/01/28 18:27:26 S6KryxLS
「ケツの穴、解してやるか?」
「そんな時間無いわ。無理矢理入れるのよ」
裕美子はコンドームをはめた指で夏海の菊蕾を、ほとんど強引にこじ開けた。その
瞬間、夏海は目を見開いて身を捩ったが、体を押さえつけられているため、排泄穴
に受けている暴力から逃げる事は出来なかった。

「漏らしやしないかな。糞まみれは嫌だよ」
「その為に栓をするのよ。ウフフ・・・ほうら、入っていく」
「ンーッ!ンーッ・・・」
冷たいマジックの感触が、夏海の菊蕾から背骨を通って脳に達した。コンドームに
付着していた粘液のせいで、排泄穴をいくら食い締めてもマジックはずいずいと中
へ入って来る。そうして、異物は先端を僅かに残しただけで、そのほとんどを夏海の
胎内へと埋められてしまったのだ。

「入った、入った。皆、もう良いよ。ちょっと、この子を立たせてやって」
膝が震えっぱなしの夏海を無理矢理立たせ、裕美子はご満悦のご様子である。
「ああ・・・お尻が・・・お尻が・・・」
無理強いをされた尻が疼き、今にも号泣しそうな夏海。しかし、そこへ手をかけようと
した時、裕美子の怒声が飛んだ。

「抜くんじゃないよ!」
「ひッ・・・」
恫喝され、夏海は怯んだ。四方を女生徒たちに囲まれ、ただでさえ生きた心地が
しないというのに、この一言で彼女の心は完全に萎縮してしまう。
「それを入れたまま、午後の授業を受けるんだ。パンツはその後に返してやる」
「そ、そんな・・・どうして、こんなひどい事するの・・・?」
「理由なんてないさ。ただ、あんたいじめやすいからかな」
それを聞き、夏海はその場にしゃがみ込んでしまった。

105:(Φ。。Φ)
07/01/28 18:40:52 S6KryxLS
屋上から教室へ戻るまで、裕美子は夏海の背後にぴったりと張り付き、その
おかしな挙動を見ては笑った。当たり前の話だが夏海は尻をしきりに気にして、
やけに内股で歩くのである。また、下着を奪われている事も不安に拍車をかけ、
万一にでもスカートが捲れぬよう、裾を抑えていた。

「あんた、歩き方がおかしいよ。アハハ・・・」
「・・・酷いわ」
小さくなって歩く夏海に対し、裕美子は堂々たるものである。時に歩みの遅い
夏海の背を突付き、急かしつけたりするのが楽しかった。
「今、スカート捲られたら、あんた終わりだよ」
「お願いだからやめて・・・」
男子生徒の近くを通る時などは、わざとそう言って夏海を嬲るのである。

そうして教室まで辿り着くと、級友たちがこの不自然な組み合わせに不信感を
抱いたのか、全員の目が夏海と裕美子に注がれた。夏海はうつむき加減で席
まで戻り、殊更すました風に次の授業の用意を始め、裕美子はその様子を腹
の中で笑うのである。

「珍しいね、裕美子。あんた、高畑と仲良しだったの?」
裕美子の級友が話し掛けると、こちらも取り澄まし、
「まあね。ちょっと、気が合ってさ」
などと言って、問いをいなすのである。夏海と違ってこっちは役者、どうにでも
受け答えが出来るのであった。

106:(Φ。。Φ)
07/01/28 18:57:13 S6KryxLS
午後一の授業は数学、夏海は優等生という事もあり、普段、教科の担任からも良
く問題を解くよう名指しされている。今日も例外ではなく、授業が始まってすぐ、夏
海は指名を受ける羽目になった。

「高畑。問ニを前に出てやってみろ」
「は、はい」
席を立ち、教壇までの距離、約三メートル。座っていれば菊蕾を締めずともマジッ
クが落ちる心配も無いが、緊張を伴う授業中に、しかも歩いていかなければならな
いのが辛い。

実際、歩くと尻肉が揺れて、マジックの先端が顔を出してきそうだった。せめて下着
があれば心強いが、それすら裕美子の手中にあっては如何ともし難く、夏海は精々、
菊蕾をしっかりと締めて黒板の前に立つしか法が無かった。
「どうした?気分でも悪いのか?」
「いいえ。大丈夫です」
異変に気づいた教師が気遣うのを見て、裕美子はそれこそ腹が捩れるほど可笑し
かった。

まさか担任も夏海が尻の穴にマジックを入れて、授業を受けているとは夢にも思う
まいと、今にも噴き出しそうになる。
「先生、出来ました」
「正解。さすがだな。席へ戻れ」
問いを解き、席へ戻る夏海は歩き方こそぎこちないが、無理に作った澄まし顔が
いつもの優等生然としており、裕美子を楽しませてくれた。彼女が今、必死で尻の
穴を締めている事は、自分以外誰一人として知らぬのだ。これほど愉快な事があ
ろうかと、笑いをこらえるのに必死なくらいであった。

107:(Φ。。Φ)
07/01/28 19:10:35 S6KryxLS
放課後になると同時に、裕美子は夏海の席へ詰め寄った。大分、尻の刺激にも
慣れたのか、顔を赤らめるでもなく澄ました顔で椅子に座っている。
「トイレに付き合ってよ」
「・・・うん」
もはや抗う術はないと、観念した夏海は椅子から立ち上がり、裕美子の後につい
て行った。

トイレの個室へ入ると、裕美子は夏海に壁に手をついて尻を向けろと命じた。夏海
がその通りにすると、すぐさまスカートが捲られ、裕美子の手が尻の肉を掻き分け
て、マジックが入っている場所へと及ぶ。
「あった、あった。ちょっと、頭出てきてるな」
力んだのか、それとも歩いて落ちてきたのか、マジックは先端を覗かせ、それと
共にほのかな異臭を放っていた。

「もう、抜いて良いでしょう?それと、ショーツを返して」
「慌てなさんな」
裕美子がマジックを掴み、そっと引き出した。少し汚物にまみれ、今度ははっきりと
異臭も漂ったが、それほど不快には思わなかった。
「いや!悪戯はやめて!」
「大声出すと、誰かが飛んでくるよ。黙ってな」
「ああ・・・どうして、こんな・・・」

裕美子はほとんど無意識の状態で、マジックを出し入れし始めた。可憐なすぼまり
が異物で捲られ、閉じたり開いたりする様を、飽かずに見ているのだ。
「クリトリスをいじるけど、声出すなよ」
「もう、やめて・・・ああ・・・」
実を言うと、夏海の体には異変が起きていた。尻の穴に異物を入れられてから数時
間、じくじくと悩ましい疼きに苛まれ、女肉に湿り気を帯びていたのだ。

108:(Φ。。Φ)
07/01/28 19:25:52 S6KryxLS
「濡れてる。感じてるんだ」
「嘘、嘘よ、そんなの・・・はあッ・・・」
夏海は首を振って否定した。しかし、女肉をまさぐられてる今、その言葉には空しさ
ばかりが響く。

「私も何か、変な感じ・・・」
同性の尻穴をいたぶる裕美子も、下半身に激しい疼きを覚えていた。異性との性交
では得られぬ、新たな快楽の目覚めであった。
「嫌よ、嫌!早瀬さん、やめてくれないと・・・私・・・」
「いくの?いくのね?」
裕美子はマジックの出し入れをする手を早め、クリトリスを弄る指も激しく揺さぶって
いた。

「ああ、駄目!やめてえ!」
「やめない!そのまま、いって!」
夏海が壁に体を預け、下半身を震わせた時、裕美子は本能的に彼女の体に抱きつ
いている事に気がついた。そして、涙を零す夏海の頬に口づけをしていたのである。

「高畑・・・いや、これからは夏海って呼ぶわ」
目を細め、いやいやと首を振る夏海から、今度は唇を奪う裕美子。その時、彼女は自
分の中に燻っていた嗜虐心を掘り起こされ、怒りのような慈愛のような、その相反す
る矛盾の心地良さに酔い、このまま狂い果てるのではないかと思った。


おすまい

109:名無しさん@ピンキー
07/01/28 20:20:02 jY6LkmLX
支援

110:名無しさん@ピンキー
07/01/28 20:59:46 jY6LkmLX
間違ったわGJ

111:名無しさん@ピンキー
07/01/28 23:28:53 IWIGNL9e
おちまい神キタ━━ヽ(゚Д゚ヽ)(゚∀゚)(σ゚Д゚)σ━━ッ!!


おっきしまくりんぐです。

112:名無しさん@ピンキー
07/02/10 23:16:34 r97YYPex
保守

113:名無しさん@ピンキー
07/02/14 02:14:23 bOpiXoyh
hosyu

114:名無しさん@ピンキー
07/02/17 18:22:21 vmUeKM2h
ほっしんぐ

115:名無しさん@ピンキー
07/02/19 02:30:53 Yg6wBxJa
はじめてこのスレに来た者です。
小説を投稿したいと思うのですが、いじめの内容の中に性的なものがなければ、
ここでの投稿は認められないでしょうか?

116:名無しさん@ピンキー
07/02/19 03:07:28 +Fjl+hDO
エロパロ板だけど、以前にエロなしのSSもあったからいいと思う。

117:名無しさん@ピンキー
07/02/19 16:45:44 WKOAUCWp
でもエロありのほうが俺は嬉しいw


118:名無しさん@ピンキー
07/02/20 20:15:59 4BhI3rsS
誰も書かないよりエロ無し投下のが遥かに嬉しい!
人が増えるのはいい事だぁ

119:名無しさん@ピンキー
07/02/24 00:51:42 Of3XXM4o
hosyu

120:名無しさん@ピンキー
07/03/01 15:46:03 ZwxWk43q
捕囚

121:名無しさん@ピンキー
07/03/01 15:51:37 ZwxWk43q
ってゆかAGE

122:名無しさん@ピンキー
07/03/02 11:17:51 +jqy0xGU
まとめサイトが見られないって、俺だけ?

123:名無しさん@ピンキー
07/03/02 12:47:15 Dch3O/92
俺は普通に見れるなぁ
一応
URLリンク(rinrin.saiin.net)
コレだよ?

124:名無しさん@ピンキー
07/03/02 21:56:23 +jqy0xGU
ありがとう。
見られた。

125:名無しさん@ピンキー
07/03/06 01:28:49 b/k5BzOi
保守

126:名無しさん@ピンキー
07/03/15 22:08:28 MIRdj44q


127:名無しさん@ピンキー
07/03/15 22:46:55 tnRmB9kL
保守
誰か職人さんは来ないものか…

128:名無しさん@ピンキー
07/03/18 04:48:52 4aIDPuLW
保守

129:名無しさん@ピンキー
07/03/19 22:36:25 +HZE7xFa
いじめ増長→嫌々男とセクスさせられる少女
という話でもいいのかな?

130:名無しさん@ピンキー
07/03/20 02:21:43 Q3deb5ZU
そっちがメインになるとややショボーンだがプレイの一環としてならOK

131:名無しさん@ピンキー
07/03/20 07:09:15 tHn6zUmv
そうか、じゃ止めとくわ

132:名無しさん@ピンキー
07/03/23 03:26:11 O9zhH/1r
投下したいんだけど、一回につき何文字で投下すればいいかとか、そんなことをぐだぐだ考えてしまうと止まらない俺はチキンorz

1レス何文字で書けばいいんだろう…?

133:名無しさん@ピンキー
07/03/23 04:24:21 lsXKVny1
多い人で>>101>>103ないし>>101>>104くらいの量。

134:名無しさん@ピンキー
07/03/23 16:27:43 jHzIN/o4
wktk

135:132
07/03/24 01:20:11 YTOak1Zj
>>133
ありがとう、じゃぁちょっと仕上げてきます。

136:132
07/03/24 02:13:58 YTOak1Zj
少しだけ書いたんで、保守代わりに途中まで投下してみます…。

入学シーズンに合わせた話。

137:132
07/03/24 02:14:52 YTOak1Zj
今日から高校生。
憧れの私立高校に無事入学出来た愛(めぐみ)は、期待と不安でいっぱいになりながら、早足で廊下を歩いていた。
歩く度に、肩までのストレートの黒髪が揺れた。
この高校は女子高で、小等部から大学までがエスカレーター式になっているお嬢様学校。外部からの入学は毎年少ないのだが、愛はその可愛らしい制服と魅力的な学食に憧れ、厳しい受験戦争を乗り越え合格したのである。


途中先生に道を聞きながら、やっと自分のクラスを見つけ、立ち止まる。
「…最初が肝心って言うよね。」
勢いよくドアを開け、大きな声で元気に挨拶をした。
「みんなっ、おはよー!!」
教室では、もう既にいくつかの仲良しグループが出来ていた。
みんなが一斉に、ドアに手をかけている愛の方を見た。
「あら、ご機嫌よう…貴女、外部からいらしたのかしら?見ない顔だけど…」
その中で、金髪のパーマに首にはネックレス、そしてモデルでもやっているのではないかと思われる長身の、一際目立つ女生徒―と言っても女しかいないが―が愛の方へ歩み寄ってきた。
「あたくしは麗奈。以後、お見知りおきを…。」

138:132
07/03/24 02:16:50 YTOak1Zj
「う、うん…私、愛。これからよろしくね!!」
今までとの雰囲気の違いに多少カルチャーショックを受けつつも、愛は笑顔で答えた。
「うふふっ。まだ慣れないのね、仕方ないですわね。安心して、あたくし達が慣らしてさしあげますから…」
そう言うと、麗奈はパチンと指を鳴らした。
するとどういうわけか、数人の女子が愛を取り囲んだ。
「えっ、な…なに?」
「うふふふふ、言ったでしょう?慣らしてさしあげる、って。」
その言葉を合図とばかりに、女子達は一斉に愛の手足を掴んだ。
「何を…ぅむぐっ!」
無理矢理ハンカチを口に当てられ、愛は意識が遠のいた。
ヤバい…そう思った時にはもう遅く、どんどん視界が狭くなり、自然と愛を押さえていた女子に体を任せる形になった。



気が付くと、見知らぬ薄暗い場所にいた。
動こうとした…が、それは叶わなかった。何故なら、愛の手首には手錠がはめられ、上からぶら下がる鎖にくくりつけられていたのだから。
驚くのはそれだけではない。なんと、着ていたはずの制服は無く、恥ずかしい部分を隠す下着も無く、ただ紺の靴下を履いているだけであった。

139:132
07/03/24 02:19:00 YTOak1Zj
「あら、お目覚め?」
いつの間にか目の前には麗奈が腕組みして立っていた。
「れっ、麗奈!これはどういう…うぐっ!!」
ピシャリ!!
後ろから、激しい痛みが愛を襲った。麗奈の取り巻きらしき女子に尻を棒で叩かれたのだ。
「麗奈様とお呼びなさい、失礼よ!!」
「れ…麗奈…様…っ!?」
すると今度は麗奈が愛にずいと顔を近付け、囁いた。
「あら、随分と聞きわけがいいのね…可愛い」
「ふぁっ!?」
突然、耳に感じたことのない感覚が走った。
麗奈が愛の耳を舐めたのであった。
愛は耳を真っ赤にして、どうにかこの状況を打開しようと、足をばたつかせた。
「放して!ここはどこなの!?どうしてこんなことをするの!!?」
「…ウザイ」
「え…?」
「足がウザイわ。ちょっと、この子の足どうにかして?」
麗奈がそう言い放つと、女子数名が愛に近付き、都合よく上から垂らされていた縄で縛り上げてしまった。
「ひっ…」
「あぁーら、いいポーズ。まるで赤ちゃんがおしっこするみたいね。ほら、折角だから出したら?」
「やっ、やだ…」
愛は顔を更に真っ赤にして、涙目になっていた。
すると、どこからともなく麗奈は剃刀を取り出した。

140:132
07/03/24 02:21:23 YTOak1Zj
とりあえず、ここまで。
誤字脱字は勘弁してやってください。

141:名無しさん@ピンキー
07/03/24 03:07:13 8H9TDe+L
>>140
続き気になる!!GJ!


何で明日から4月まで日本とさよならしなきゃならないんだ…続き気になるよ…

142:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:10:12 XzzRp0Q0
GJ!!!
続きに期待。

143:名無しさん@ピンキー
07/03/24 23:10:33 fKplIbn8
GJ!!!

続きに期待。

144:132
07/03/25 01:05:23 PGw7ALco
>>142
どんまい(;´・ω・)
海外ですか…帰ってくる頃にはもっと素敵なSSが投下されてるといいですなぁ。

みんな、GJコールありがとう。俄然やる気出ます(`・ω・´)
ってことで、続き(途中まで)投下。

145:132
07/03/25 01:07:13 PGw7ALco
「でもちょっとこれが邪魔ねぇ…」
「なに…が…」
言いながら、愛は嫌な予感を感じた。
「こ の 毛 。見えないじゃない、大事なトコが」
「いやああぁぁぁあぁぁ!!!!」
もう抵抗する術を持たない少女は青ざめ、狂った様に笑う女を前に、今までの人生最大の辱めを受けるしかなかった。

「うっ…うぅ…」
すっかり綺麗に陰毛を剃られ、愛はとうとう泣き出した。
しかし彼女の周りに立つ女達は、ただただ冷たい視線を送り、堪えきれないようにクスクス笑うだけだった。
「恥ずかしい?ねぇ、恥ずかしい?」
心底楽しそうに麗奈は聞いた。
しかし愛は黙ったまま、ただ泣くだけであった。
「…そう、それじゃぁ、まだ足りないみたいね?」
麗奈が傍にいた取り巻きの一人に耳打ちすると、暗がりから何か機械のようなものが運ばれてきた。
その箱の様な機械には、ボタンがいくつかと、線が3本、その先にはそれぞれ洗濯バサミのようなものがついていた。
「これで如何かしら?」
「今度は何を…あっ、やだぁ…!!」

146:132
07/03/25 01:08:59 PGw7ALco
言葉の抵抗は虚しく、愛の乳首は機械から伸びたハサミで挟まれた。
「っ……!!」
「あ~こいつ感じてるよぉ」
「マジでぇ?」
「あはっ、乳首硬くなっちゃってるー」
取り巻きの数人がはやしたてた。
その言葉を否定するように、愛は首を振った…が、取り巻きの言う通り、愛の薄桃色のそれは硬く勃起してしまっていた。
そうして愛は得体の知れない機械と繋がってしまった。
「きゃはは!すごく滑稽!!」
「ちょっと動かせば…ほら」
言いながら、取り巻きの女子は乳首に繋がった線をくいくいと引っ張った。
その刺激に耐えられず、愛はびくっと体を震わせた。
「また感じてる!」
「麗奈様、どうなさいます?」
「ふふっ…それじゃぁ、始めますわ」
その台詞と同時に、麗奈は機械のスイッチを押した。
「ひっ、あっぁああ!!あっあぁん!!!」
乳首に繋がった端末から、いきなり微力な電流が流れ出したのだ。
その光景を、女子達はおかしそうに見ていた…まるで試合か何かを観戦するかのように。

「はぁ…は…ぁ…」
やっとスイッチを止められ、疲れきった愛は肩で息をした。

147:132
07/03/25 01:09:57 PGw7ALco
今日はここまで…明日か明後日また続きを投下します。

148:名無しさん@ピンキー
07/03/25 01:38:40 YMuuTwr7
くそう、焦らしプレイとは……。

149:名無しさん@ピンキー
07/04/02 01:51:36 AA4i7n6i
>>147
海外から帰ってきますた141です。わざわざレスどうもです
GJ!焦らされながらも続き楽しみにしてまつ!

150: ◆vJEPoEPHsA
07/04/05 10:19:26 fyx4TG8i
お久しぶりです。
サーバ引越しのため保管庫も移転します。
URLリンク(library.s12.dxbeat.com)
旧保管庫URLにも移転リンクを残しておくのでブックマークされている方は変更をお願いします。

多分携帯もいけると思いますが、サイト内検索はちゃんと動くか分かりません。


151:名無しさん@ピンキー
07/04/05 23:53:38 2aJ0e/Cg
>>150
報告乙です。
相当下がってるので噂のAGEイジメ

152:名無しさん@ピンキー
07/04/05 23:54:40 2aJ0e/Cg
失敗

153:名無しさん@ピンキー
07/04/07 14:13:52 tONFc8DT
URLリンク(library.s12.dxbeat.com)

どれ、試してみるか

154:名無しさん@ピンキー
07/04/07 14:16:59 tONFc8DT
携帯でも問題無く作動した
ファルシークを通しても同じく

155:名無しさん@ピンキー
07/04/16 22:47:32 RAkMnuP2
保守

156:名無しさん@ピンキー
07/04/18 14:35:58 HG1qWwRw
いじめぇぇぇ!

157:名無しさん@ピンキー
07/04/18 18:52:53 8IGjm+7D
(・∀・)イクナイ!

158:名無しさん@ピンキー
07/04/18 19:10:23 YI6sU4dk
(・∀・)コトハナイ!

159:名無しさん@ピンキー
07/04/19 01:43:00 zw+jEm5K
(・∀・)カモシレナイ!

160:名無しさん@ピンキー
07/04/24 20:46:16 t7ml07zw
いじめられてる娘しか愛せない。

161:名無しさん@ピンキー
07/04/24 23:31:12 +J/A5NxF
でも正直、いじめられてる子って不細工だよな。

162:名無しさん@ピンキー
07/04/28 10:45:16 9gMRjoHb
可愛いから妬まれるっていう

163:名無しさん@ピンキー
07/04/30 04:38:16 QUI/IWGT
女の子が女の子をいじめる時のシチュを考えるだけでも結構萌えられるな
とりあえずお尻ペンペンは大好物

164:名無しさん@ピンキー
07/05/05 21:44:36 pcGxzj2O
保守あGE

165:名無しさん@ピンキー
07/05/09 05:10:57 4anJ7qiH
ho

166:名無しさん@ピンキー
07/05/09 18:26:09 luT3/u1v
mo

167:名無しさん@ピンキー
07/05/10 00:49:16 ensRfrCs
これはひどい

168:名無しさん@ピンキー
07/05/14 22:37:25 2aa7aMkn
ho

169:名無しさん@ピンキー
07/05/15 05:38:56 JCv9PjkB
ri

170:名無しさん@ピンキー
07/05/15 23:29:22 OsJcsg04
e

171:名無しさん@ピンキー
07/05/16 01:28:47 Semt3w50
mo

172:名無しさん@ピンキー
07/05/16 01:45:34 3pDguyNe
e

173:名無しさん@ピンキー
07/05/17 06:04:53 hmOXAdI/
・・・

174:名無しさん@ピンキー
07/05/19 09:20:54 Zow8aBWd
ho

175:名無しさん@ピンキー
07/05/23 17:17:35 w5PMqOjo
shi

176:名無しさん@ピンキー
07/05/27 23:29:31 iK2paXhO
bhvsどlsfkさ;fkじゃふぁ

177:名無しさん@ピンキー
07/06/03 02:39:45 k5bBzVeE


178:名無しさん@ピンキー
07/06/09 04:25:24 GKiNPisD
くぁwせdrちゅj

179:名無しさん@ピンキー
07/06/09 23:19:34 zNjePhNL
お前たちは何を言っているんだ

180:名無しさん@ピンキー
07/06/12 01:02:37 qFu+wjoC
誰か短いので良いから女の子が女の子をいじめるお話を…

181:名無しさん@ピンキー
07/06/12 01:29:16 J3HmZ8MM
久々に来たので活気付けAGE

182:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:04:01 10T+IfO9
下手でもいいなら、今週中に一本かきまつw

183:名無しさん@ピンキー
07/06/13 23:30:18 Pj7srq7m
全裸ネクタイで待ってます

184:名無しさん@ピンキー
07/06/14 01:36:02 1UO0FE40
靴下だけで待ってるぜ

185:名無しさん@ピンキー
07/06/15 00:17:53 8YPKG5e0
メガネ一丁で待ってます

186:名無しさん@ピンキー
07/06/15 00:29:10 9CjzEkPw
貝殻ビキニでお待ちしております

187:名無しさん@ピンキー
07/06/16 23:01:02 dGEeoLQ6
手袋一つで待ってます

188:182さんではないですが…とりあえずさわりだけ
07/06/17 00:28:19 ET2rEPJ5
私、岡田さやかは今、猛烈に腹が立っている。
え、何でかって?
っったっく、語るも涙、聞くも涙のお話よ!
バイトに同期で入った超ドジっ娘、加藤智子のせいでドえらい迷惑を
こうむってるんだから…

智子は、顔はまぁ、そこそこ可愛いし、スタイルも良いはずなんだが
妙におどおど、ビクビクとしてて常に自信なさ気に生きてるって感じ。
同期で入ったよしみで、私が彼女の尻拭い的な存在になっちゃった訳!

バイトってゆーのが、まぁ、普通のカフェなんだけど、ここいらじゃ
カフェの存在が珍しくて(どんな田舎よ!)結構、繁盛してるわけ。
まぁ、店長も若い女性でその人目あてに来るっていうお客が
多いのよね。


189:名無しさん@ピンキー
07/06/17 01:20:16 mcWXGfDc
ゴクリ・・・

190:名無しさん@ピンキー
07/06/17 02:08:52 JmImmNfc
こりゃあ楽しみだ…

191:182
07/06/18 00:06:59 broBXo5D
「つまらない。」
昼休みに瀬暮 優華は生徒会に置かれているソファに座り伸びをしながら言った。
「"ブス美"を呼び出しましょうか?」紅茶を入れたカップを盆にのせそれを優華の前に置きながら林道 美恵が媚を売るような笑顔でたずねた。

ブス美というのは大鳥 琴美という少女だった。
優華が気に入らないと言った、ただそれだけの理由で目をつけられた少女だ。
もともとは器量も良く活発だったので友人も多く、後輩からも慕われていたが、たった2ヶ月も経たないうちに彼女は全てを失った。
優華が一瞬にしてそれらを奪ったのだ。

「そぉおねえ。」
優華は机の上に置かれている花瓶に刺さっている花を抜き取り花びらを一枚一枚取りながら考えた。
「何か新しい芸でも覚えたの?」
花びらを全部取り終わってから美恵とは目も合わせず独り言のようにたずねた。
「宿題はいくつか課しました。“私たちを笑わせる芸”を覚えて来なさいと。」
「いつ?」
「昨日です。」
サディスティックな笑みを浮かべた優華は満足そうに肯いてから言った。
「へえ。それじゃ、発表会でもしてもらいましょうか。」
「では呼び出しますね。」
そういうと美恵は放送マイクを取り出し、スイッチをオンにして放送を流した。

『ブス美、ブス美。命令です。今すぐ"私たちがいる場所"に来なさい。』

1年校舎全体に流れる放送でわざとそう呼ぶのはもちろん琴美に恥をかかせるためだ。
そして、十分に間を置いてから続けた。

『それと笑いを求めている方は"メールで送った場所"までいらしてください。先着25名です。』
『ブス美を見かけた方は、汚くて嫌かも知れませんが、連行してきてください。』

そして美恵はマイクをオフにしてから優華に尋ねた。
「何分位出来ますかね。」
「さぁ?でも放送してから1分立つごとに1ランクずつキツイ罰ゲームを用意しておいてね♪」
優華は茎をクルクルと回しながらソファに寄りかかってそう言った。

5分ほど経ってから、1人そしてまた1人と集まり、生徒会室に芸を見るための観客が集まってきた。
集まっているのは優華と同じクラスにいる女子たちばかりだった。
彼女たちは一部を除き決して琴美の"芸"を見に来たわけではない。
集まらないことによって優華の反感を買うのを恐れているのだった。
それだけ琴美を貶めた優華の恐ろしさを知り尽くしていたのだ。

そして暫くしてから廊下の方から「おらぁっ!早く歩けよっ」という叫び声が聞こえてきた。

「とろいなぁっ!早く入れよっ!」
女子たちの一人に強く押された琴美は前のめりになりながら生徒会室に入ってきた。

「ブス美を連れてきました。」
琴美を突き飛ばした
「ご苦労様。」優華はわざとらしい優しい声でそのクラスメートに声をかけてから本性を表したような冷たい声で「ずいぶん遅かったのね。」と琴美に言った。
「うぅっうぅ、、、」クラスメートに引きずられ、多くの生徒達に晒し者にされてつれてこられたことの悔しさと、優華の恐ろしさから抑えきれない唸り声を上げるので精一杯だった。
そして、沈黙を維持する優華の重圧に目を合わせることが出来ず、「も、申し訳ありませんでした。申し訳ありませんでした。」と只管謝った。



ごめんなさい。私が投稿する前に188さんが作品作ってしまったようです。
私は遅筆なので、少しずつ投稿しようと思っていたのでが188さんを邪魔するようであれば、188さんが完結してから投稿します。

192:名無しさん@ピンキー
07/06/18 02:36:02 ua/xDp35
どっちの作品も超wktk
>>191
気になるならある程度まとめて投稿でも良いんじゃないかな

193:188
07/06/18 22:39:48 mz7cQVWc
>>191さま
ストーリーをまとめずに勢いで書き出したので、きちんとした形にするのに
時間がかかりそうです。
当方の事は考えずにお先にどうぞ。

続きをwktkで楽しみにしております。

194:名無しさん@ピンキー
07/06/21 05:58:44 ByfcY7xc
楽しみにせざるを得ない!

195:名無しさん@ピンキー
07/06/23 03:20:01 Jw3znYDU
ここはふたなりっ娘をいじめるのはおk?

196:名無しさん@ピンキー
07/06/23 04:51:29 PB6ld5Bs
ふたなりはこっちの方がいいと思う↓
スレリンク(eroparo板)

197:名無しさん@ピンキー
07/06/23 14:42:07 Vm1y7krs
>>196
らじゃ

198:名無しさん@ピンキー
07/06/26 13:21:30 AIsUmBaT
wktk

199:名無しさん@ピンキー
07/06/30 00:21:00 HA7lqm84
182氏と188氏、マダー?

200: ◆UFOzdkZrms
07/07/06 02:21:31 ytwTML78
自分も小説を書いているのですが、こちらのスレの趣旨に合うと思いますので
リンク貼らせていただきます。
「小説読んでくれ 第9章」
スレリンク(pinkcafe板)
感想やご意見などお気軽にどうぞ。

201:名無しさん@ピンキー
07/07/12 01:47:52 9QT5m0ML
だれかいるか

202:名無しさん@ピンキー
07/07/12 01:57:32 advruivK
いるぞ

203:名無しさん@ピンキー
07/07/13 23:24:44 3T0VXTcb
保守age

204:名無しさん@ピンキー
07/07/17 00:49:20 xuxQMAeD
>>200
ちょwこんなスレあったなんて5年間気づいてなかったw

205:名無しさん@ピンキー
07/07/24 10:15:45 AHwXjlYS
保守

206:名無しさん@ピンキー
07/07/27 02:37:04 wDsYTVYQ
保守

207:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:13:41 VgauvXcP
誰かいるかい?

208:名無しさん@ピンキー
07/08/03 22:42:22 plBsH1yW
>>207
いるよ。しっかりと更新のリストに入ってるから動きがあればすぐ分かる
たまには自分がネタを振るべきなんだろうけど

209:名無しさん@ピンキー
07/08/04 03:10:29 7wGNkdkg
久しぶりに愛のあるいじめが見たいな…こう、好きだからいじめるみたいな

210:名無しさん@ピンキー
07/08/06 05:03:51 ZTaXJEdk
それっぽいの
スレリンク(eroparo板:217番)-227

211:名無しさん@ピンキー
07/08/14 17:38:53 9yoX+sYj
エロいイジメね

212:名無しさん@ピンキー
07/08/15 00:33:35 tPxqJmUD
オリジナルがあるが
自作はどの様に貼るの

誰か、オオ シエテ クダサイ マセ

213:名無しさん@ピンキー
07/08/15 13:00:28 NAYkFCG3
>>212
なんで?30行くらいで区切ってけいばいいのでは?

214:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:19:14 xeC14ch8
あの、SSがあるんですが長いです。
もともと大勢に見られながら尋問って状況を書いてたので、後から板に沿わせた形ですが、よろしいでしょうか?

衝動で書いたんで矛盾や「ありえない!」っていう指摘も多々あると思います。
適当なところまで載せるので、まぁ試しにってこと読んでみてください。

215:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:21:53 xeC14ch8
『女子校裁判』


ある日、トモと呼ばれる女子校の生徒が万引きしたかもしれないと、彼女の同級生から学校に報告があった。
学校側はその真偽を問いただすために『裁判』を行うことにした。
『制裁裁判』というお仕置きの伝統に従って…


その『裁判』は特殊で、誰にでも開かれるものではなかった。毎回被告人として選ばれるのは可愛いくて先生や規則に従順な生徒ばかりだった。今回6年ぶりに行われる『裁判』でも、可愛いくていつも友達にいじられていたトモが標的となった。
(もっとも、今回は生徒会長の強い要望で、『裁判』のためにトモは仕組まれて無実の罪を着せられた)

裁判長はその年度の生徒会長が担い、裁判官には裁判の「事情」を知っている生徒や先生が50人集められた。(危ないクラブの集会みたい)


216:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:25:07 xeC14ch8
トモは裁判の日、心配でたまらなかった。親友のミオたちに打ち明けたが、「大丈夫よ」とどこか嬉しそうに言うだけだった。

裁判は放課後に「法廷」と呼ばれる裁判のための建物で、密かに行われた。

「それでは、尋問を行います」
裁判長の声が広い法廷に響いた。
「被告人は前へ」
トモは黒い椅子に腰掛けた。緊張して背筋がのびている。
「被告人は昨日●月○日午後5時30分頃、アカフジスーパーマーケットでハサミ、女性用の下着、帽子の3点を万引きした罪に問われてます。被告人はその罪を否定しています。そうですね?」
「…はい」トモは頷いた。
50人の裁判官がトモを見下ろしている。


217:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:27:22 xeC14ch8
「盗んでいない証拠はありますか?」
トモは俯いた。
「ありません…」
「では、罪を認めるということですね」
「…違います!あたし、確かに商品を持ってたけど、それを持ってレジを探して歩いてただけなんです」
「同伴者は?」
「…いません」
「ちょっといいですか?」
国語の美人な先生が挙手した。
「あそこのレジは比較的分かりやすいところにあると思うんですけど。被告人は初めてあのお店へ?」
「いいえ」
「だったら不自然じゃない?本当に知らなかったの?探してたんじゃなくて、物色してたんじゃないですか?」
「ち、違います…!」
トモは立ち上がろうと腰を浮かした。すると仲良しのマユとミオが後ろから現れて、紐でトモの手足と体をぐるぐると拘束した。
「マ、マユちゃん、ミオちゃん…?」
「被告人は席を立たないように。証拠がなければ、被告人の無実は確定できませんね」
マユとミオはトモの両わきに立っていた。トモは困惑しながら呟いた。
「でも、やってないんです…」
「こういうものを盗む行為って、癖になってる場合が多いじゃない。他にも盗んでないか、調べてみたら?」
同じテニス部のカオリが言った。
「そうですね…」
裁判官たちの視線がトモの体を舐めまわした。
「他に何か罪を裏付ける証拠が見つかるかもしれません」


218:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:30:53 xeC14ch8
マユとミオが手を拘束していた紐を解いて、今度は腕を持ち上げて背もたれにくくりつけ、万歳の格好に固定した。
「…な、何するの」
「持ち物を調べるんですよ。何か隠していないかをね。調べながら質問をいくつかするので、きちんと答えてください」
ミオがトモの後ろに立つと、手をトモの両脇に当てた。そして脇から腰にかけてさすり始めた。
「…あ…」
トモはくすぐったくて声が出そうになった。さすっていた手が、だんだんと激しく、脇腹や脇をもんだり、さすったりして刺激する。
「あ…あははっ、ミオ、やめっ…」
くすぐったくて出た声が、法廷に響く。
「被告人は他に商品を盗み、隠し持っていますか?」「あっ…持ってな…」
「シャツの胸ポケットにある棒状のものは何ですか?」
「…くっ、口紅…っ」
「確かめてください」
ミオは胸の膨らみの淵をなぞるようにさすって、トモの胸はフニフニと谷間を作ったり、上下したりした。手は少しずつ膨らみにかかり、トモは後ろから胸をもまれる形になった。
「…っ」
トモは恥ずかしくて俯いた。いつも悩みを聞いてくれるミオの手が、胸をもみまわす。ポケットの周りを指で探るように触って、乳首をクリクリと指でつまんだ。しつこくつままれて、ビクンと体が動いた。トモは逃げるように体をくねらせた。
そのうちようやくミオは胸ポケットから口紅を取出し、裁判官に見せた。
「商品ではないですね?」
トモはこくんと頷いた。顔を赤くして、何とか快感で声が出ないよう奥歯を噛んだ。(ミオ、うまいよぅ…)
「もしかしたら、他にも下着類を盗んでいるかも」


219:名無しさん@ピンキー
07/08/16 16:35:57 xeC14ch8
一応ここまで載せてみました。萌えたぜ~っ今後萌えそうだぜ~って声があったら、続きを…
携帯から失礼しました。

220:名無しさん@ピンキー
07/08/16 19:32:44 kXdfJAlR
書きなれてない感じはするが、そのうち慣れるだろうから楽しみに待っておく。
(もっとも、今回は生徒会長の強い要望で、『裁判』のためにトモは仕組まれて無実の罪を着せられた)
(危ないクラブの集会みたい)
この部分は括弧つきにせず、普通に地の分に組み込んでも良いと思う。
それから、ここまでの過疎スレなんだから、読み手の反応を窺う必要はないよ。
投下があるだけ有難い。頑張って。


221:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:08:39 Cueyvffm
慣れてないって分かるものなんですね。小説書くの初めてです。

じゃあ、続きです。

222:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:14:01 Cueyvffm
「トモの持ち物からは他に見つからなかったらしいけど?」
「身につけているかもしれないよ」
裁判官が話している間にも、トモはまた胸の周りや脇腹を小刻みにもまれ、喘いでいた。
「あぁ、あっ…」
くすぐったさがだんだんと快感に変わってきて、あそこが少し濡れてきたのを感じた。
「…トモ可愛いよ。胸の横が弱いみたいね」
耳元で、ミオがささやいた。
「ミ、ミオちゃ…」
「では、下着を調べてみましょう」
裁判官の声で、今度はマユがトモのシャツのボタンを外していった。
後ろのミオはシャツを左右に開いて、ブラを見えやすくした。下はミニスカートをまくられ、下着が丸見えになった。
ほとんど下着だけの姿を50人余りに見られて、トモは泣きそうになった。
両手は万歳状態で、さっきのくすぐりで呼吸は乱れていた。
裁判官が3人席を立ち、トモの周りに集まって下着をしげしげと観察した。
「ピンクね」「見て、濡れてない?」「どうかな?」「調べてみないと…」
と股を開かされて匂いを嗅がれた。鼻先が股間につんつんと当たる。
「アカフジの商品ではないみたいだけど、念のためね。撮影して業者に送りましょう」
その時、トモは初めて自分の正面に小さなレンズが光っているのに気付いた。今の自分の姿を撮られていると知って、恥ずかしさがこみ上げてきた。
カオリが別の場所からカメラを持ってきて、胸や股間にレンズを近付け、ゆっくりと撮影した。
レンズが足の間に入ってじっくり自分の股間を映しているのを見て、なぜか恥ずかしさと同時にムズムズした感覚が沸き起こった。
「もしもの場合があります。被告人が他に商品を隠し持っていないか、調べてみてください」
トモはまさかと思った。

223:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:22:26 Cueyvffm
すると案の定、ミオはブラの中に手を入れた。親指で脇をくすぐりながら、残りの指で胸をもんだ。
「…ミオ、やめて!」
抵抗したら、ミオは激しく胸を揺さ振って、プルンと胸を露にした。
薄茶色の乳首が、突如巨大なスクリーンに映し出された。
「こうした方が見えやすいでしょう?」
カオリの持つカメラが、至近距離でもまれている胸を撮っている。
「や…やめて!」
しかし、クリクリと乳首を弄ぶ指も、カメラもとまらなかった。
マユがトモの前にしゃがんで、股間に手を当てた。
足を閉じようとすると、他の生徒に紐を足に巻き付けられて阻止された。
「くっ…あ!」
マユはものすごい勢いで股間をこすり始めた。指先を割れ目にそって上下に動かす。
「あ、あぅ、やめ…」
クリトリスに指が当たるたび、腰が無意識に動いた。喘えぐ自分の顔と、揺れる胸、股間が順番に映される。
「商品を持っていないと断言できますか?」
「あ、あ」
「どうなんですか?」
「もっ、持ってないっ」
「ではなぜ『やめて』などと抵抗したのですか?」
「あぐっ、う…」
トモは股間が熱く、意識がもうろうとしていて考えられなかった。
マユは緩急をつけてトモの股間を小刻みにこすった。(き、気持ちい…)
「答えられませんか?」
「い、いえ…んっ、…あ、あっ!」
マユはクリトリスを引っ掻くように刺激し始めた。今までにない強い感覚がトモの股間を襲った。
「あっ、やだ、や、め…」
「どうしましたか?」
「あっ、あ!」
「答えてください」
「あっ、あぃ、い…いぁ、…やめっ、あぁ、あぁっ!」
50数人の視線を感じながら、トモの体はビクン、ビクンと跳ねた。


224:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:27:23 Cueyvffm
「イっちゃったね」
「ヒクヒクしてる」
「…答えられないとなると、仕方ありませんね」
裁判官が合図すると、ミオたちはトモの下着をハサミで切った。
ついでにブラも切られて、シャツとスカートの他には何も体を隠すものがなくなった。
イったばかりの濡れた股間が露になった。
「順番に下りてきてください」
大勢の裁判官が、トモの周りを囲んでいく。
「何らかの手がかりが見つかるかも知れません。各自で十分に撮影して、後の会議で発表してください。必要があれば直接調べても結構です」
トモの撮影会が始まった。
フラッシュがたかれる中、みんなの手が体をなでまわした。
「あ、あっ、あ」
誰かがクリトリスをつまんでクリクリしている。
「やぁ…めて、あっ」
「トモちゃん、万引きしたんでしょ?認めたらやめたげるよ」
「カオ…あぁっ、あぁぁ!」
「またイっちゃったぁ…今度はミオっていっぱい呼んでー」
ミオはペロペロとクリトリスを舐めた。
「ひぃん…っ、も、おねが」
「万引きしたんでしょ?ほら」
ミオはクリを甘噛みした。
「あぅっ!あ、あ、あぁぁ!」

何度も噛まれ、トモはまた絶頂を迎えそうになった。
「ミオって呼んで」
「ミオちゃん…ミオちゃ…あ、あ」
「毎日噛んであげるね、トモ」
「あぁぁあっ!あぁ!」


…こうしてトモは何時間もイかされた。後日からいろんないたずらの標的になったのは言うまでもない…



(´ω`;)終わり方微妙ですいません。
むずかしー

225:名無しさん@ピンキー
07/08/17 00:51:28 EeZ8I6J8
GJ!
最初としてはかなり良い物だった。せがれが反応したよ。
文才あるタイプだと思うんで、これからも書きたい物があったらどんどん書いてみて下さい。
ここであっても無くても。
成長に期待しております。

226:名無しさん@ピンキー
07/08/17 02:43:11 1/MfxCPY
面白かったよー。
衆人環視は興奮するねw

書きなれてない感じはするけどけっこう読書してるのでは?
言葉のセンスはこなれてるからちょっと練習すればすぐ形になると思う。
成長していくあなたとその作品を見たいなぁ。

227:名無しさん@ピンキー
07/08/26 03:29:10 zC6v4mDQ
ho

228:名無しさん@ピンキー
07/08/27 02:55:03 YU+pFJB2
mo

229:名無しさん@ピンキー
07/08/27 14:55:52 rmZRyk1K
ま た ホ モ か 

230:名無しさん@ピンキー
07/08/28 00:31:54 I1owz0Np
>>229
阻止すれば良かったじゃんか

231:名無しさん@ピンキー
07/08/31 03:42:41 T84W/cJ4
ho

232:名無しさん@ピンキー
07/08/31 16:25:18 SlRFoj8f
mo

233:名無しさん@ピンキー
07/09/02 01:03:16 PGo3c6KS
>>231-232
牛乳

234:名無しさん@ピンキー
07/09/10 12:09:10 O+STiLGR
ほしゅりますつ

235:名無しさん@ピンキー
07/09/14 00:34:09 Dznp4S1A
ビンタっていいよな

236:名無しさん@ピンキー
07/09/14 23:50:11 rRIoEkNS
顔は止めておきな、ボディにしな

237:名無しさん@ピンキー
07/09/15 20:33:24 1K2n9WZ/
お尻が一番影響ないとか…。

238:名無しさん@ピンキー
07/09/21 04:17:17 lC2P16FJ
ほしゅ

239:名無しさん@ピンキー
07/09/24 20:19:53 Tj7FJzvW
182の続きは?

240:名無しさん@ピンキー
07/09/28 23:03:30 RKF49nIY
ない

241:名無しさん@ピンキー
07/09/29 01:20:50 npLuVRQk
>>240
なんと!非情な…

242:名無しさん@ピンキー
07/09/29 04:08:55 sj8zFcuJ
>>240
そ、それは暴言でございましょう!!

243:名無しさん@ピンキー
07/09/29 14:01:55 ShmLwpee
好きな相手は…いじめたくなるの

244:名無しさん@ピンキー
07/09/30 22:58:58 iJHSSOuU
>>243

(*´Д`*)ハァハァ


245:名無しさん@ピンキー
07/09/30 23:06:01 U2JuLC5c
このスレは百合板でないのに大丈夫なの!?

246:名無しさん@ピンキー
07/10/01 16:36:05 UfRxudL2
性的に大丈夫じゃないです

247:名無しさん@ピンキー
07/10/06 22:46:00 QGjU3zV/
続きまだかなぁ

248:名無しさん@ピンキー
07/10/07 02:42:55 y0o8djJx
保守

249:名無しさん@ピンキー
07/10/08 15:25:35 qG/CJtHa
>>245-246
エロパロ板って基本ノーマルと百合のみ、おkな板かと思ってたけど違うの?

250:名無しさん@ピンキー
07/10/08 16:55:13 33jkubT9
小説媒体であればノーマル百合SMグロ何でもあり。
ただ801は荒れやすいから専用板でどうぞ、という感じ

251:249
07/10/08 22:18:55 ALhWfC7/
>>250
そっか、マリガ㌧

252:名無しさん@ピンキー
07/10/10 23:35:03 yOuxITlS
もう何でもいいからネタをくだしあ
できれば甘目がいい

253:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:58:44 FkNppOe0
もうここには誰もいないのか…

254:名無しさん@ピンキー
07/10/16 23:08:40 cU0VkeWN
私は恐懼してお答えした エロ書きを全力を投入します。

255:名無しさん@ピンキー
07/10/18 01:18:11 HUO+6GdW
>>252
ちゅっ
A「うわっ!何するのよ!」
B「よくもいつもいきなり脱がせたり変な事したりといじめてくれたわね!仕返しよ!」
A「はぁ?何でいきなりキスすんのよ、最低!ていうかあんたなんかに何が出来るのよ!」
B「貴方を愛するわ!」
A「…は?」
B「どう、悔しいでしょう!いじめの対象の私なんかに愛されるだなんて、屈辱でしょう!」
A「……」
B「私は貴方を全力で愛し続ける!それが私が考えた貴方へのいじめ!どう、言葉も出ないでしょう?」
A「…あほらし」
B「な、何ですって?」
A「貴方の事嫌いだったら、貴方の事なんか気にかけないわよ」
B「え…?」
A「私だって人くらい愛せるわ。その…貴方の事が好きなのよ」
B「そ、そんな…!私が…2ヶ月もかけて考えた作戦が…お、覚えてろよー!」
A「あ、ちょっと」
ガラガラ、ピシャン


A「せっかく勇気出して告白したのに…」

こうですか?分かりません(><)微妙にずれてる気がするけど
文章思い浮かばねー。ss書きって凄いね

256:名無しさん@ピンキー
07/10/18 02:16:36 7HJWOS5E
そこに少しの状況説明と心理描写を加えれば立派なSSさ

257:名無しさん@ピンキー
07/10/22 17:21:29 Rhwm9pAM
好きだからいじめちゃう
自分もいじめてほしいからいじめちゃう

258:名無しさん@ピンキー
07/11/03 05:22:57 KrnBKbaq
誰か書き手はおらんのかー

259:名無しさん@ピンキー
07/11/07 17:18:40 AwN5BsV4
いないようですネ

260:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:07:49 Frav23IW
うわーんそんなの嫌だー

261:名無しさん@ピンキー
07/11/08 00:37:14 Rz5Z3OaU
そんな ことは い や だ
だから きみは かくんだ SSをー♪
アッー!アッー!アンパンマn

262:名無しさん@ピンキー
07/11/13 01:26:42 Jay1oBwK
>>261
>>261

263:名無しさん@ピンキー
07/11/13 03:02:52 S+Bl+MS+
>>262
シッ! 目を合わせちゃいけません!
ほら、指もささない!

264:名無しさん@ピンキー
07/11/14 00:15:34 VKiaEkrF
すごいどうでもいいけど、バンブーブレード見てるとなんか楽艶祭を思い出してまう。
タマちゃんは結花っぽいし、ミヤミヤは灯っぽいし、メンチカツネタ出てきたし

265:小説に挑戦者
07/11/15 00:35:16 t6K1I6ny
柳 佐奈にとって、学校というものは辛いもの以外何者でもなかった。
それは幼馴染であり親友でもあった、佐野里香による執拗なイジメが原因だった。

柳佐奈と佐野里香は以前は親友同士だったが、中学生の頃、『ある事件』が原因で里香と溝が出来始め、大人しかった佐奈の性格が災いして、いつの間にかいじめっ子といじめられっ子という構図が出来上がってしまった。

その日も佐奈にとって憂鬱な一日だった。
「おはよう。柳さん。」
佐奈が玄関で上履きに履き替えているところで声をかけられた。
「お、おはよう。佐野さん。」
声の主が里香であることを悟ると、語尾がかすれて聞こえなくなるような声で挨拶を返した。

「この間はごめんね。掃除当番を押し付けちゃって。彼氏と約束があったから。」
言い訳になってない言い訳をしながら、佐奈に歩調を合わせながら、教室へ向かっていった。
「うん、いいよ。気にしないで。」
佐奈は里香の言い分を気にしないそぶりを見せながらフォローした。
これは佐奈にとって本音でもあった。
“掃除当番の代わりをする。”この程度、中学時代から2週間前までのいじめないように比べるとなんでもなかった。
むしろ、この程度の代償で、里香の機嫌が保たれるのであれば、安い代償だと思えた。

そんな佐奈の内心を知ってか知らずか、里香は調子に乗って軽く言った。
「そっ?良かった。それで悪いんだけど、今日の掃除番も変わってくれないかな?」
「理由は?」
肯定の返事のみを期待し、それ以外の返答はないものと決め付けて言葉を発した里香は、思わぬ方向から声のしたので視線を向けた。
佐奈も里香同様、声の主のほうを見た。

「委員長。」
先に声を発したのは里香だった。
「佐野さん。昨日も柳さんに掃除当番を押し付けてたでしょ。今日も柳さんに変わってもらう理由はなに?」
背筋をピンとのばし、鋭い詰問口調でそう里香に迫った。
里香は内心のおびえを隠すように、さやかに切り替えした。
「委員長、それは誤解よ。」
「私の名前は仲井さやかだっ!委員長なんて名前じゃない。」

さやかは、委員長と呼ばれるのを嫌っていた。
それは仲井という苗字と、さやかという名前に対する誇りが人一倍あったからだ。
そのことを知る者達は基本的に仲井さん、さやかさん。と呼ぶが、一部、仲井さやかのことを快く思わない生徒達は揶揄した意味で委員長と言った呼び方を本人のいないところでしていた。
里香もそのクチで、影でいつもさやかのことを委員長と呼んでいた。

「ごめんなさい。」
習慣で思わず本人の前で、さやかのことを委員長と呼んでしまったことを後悔した。


「でも、仲井さん。誤解なんです。べつに私は佐奈さんに掃除当番を押し付けるような真似はしていません。」
言葉に気をつけながら里香はさやかに弁解を進めると、
「そうなの?」
疑いをこめた口調で、佐奈にそう確認した。
さやかの後で鋭い視線を送っている里香に内心の怯えを交えながら、小さくうなづいた。

「そうか・・・悪かった。でも、今日の掃除当は大野さんが自分でやれよ?」
佐奈は里香の報復に怯えて、真実とはことなることを口にしたことを一瞬で見抜いたが、それ以上は追求しなかった。
それは事実を言うことの出来ない、佐奈への非難も少なからずこめてそう言った。
そして、さやかは踵を返し、自分の教室へと戻っていった。

さやかの姿見えなくなると、里香は態度を一変させた。
どうしてくれるんだ?お前のせいでアイツに怒られただろ?
さやかの姿が見えなくなるなり、憎しみをこめた視線を佐奈に送りつけ、どすの利いた声でそうつぶやいたのだった。


266:名無しさん@ピンキー
07/11/15 16:31:36 B0NE5rnM
お、投下キテルー!
期待期待

267:名無しさん@ピンキー
07/11/15 23:54:46 Qv2gwhjC
これは期待せざるを得ない

268:名無しさん@ピンキー
07/11/16 00:12:53 Usser50v
勇気を振り絞ってAGE

269:名無しさん@ピンキー
07/11/17 03:28:31 m38pMVmQ
続き待ってる~

270:小説に挑戦者(第2話)
07/11/17 22:25:23 XaWh9+nY
「あ~っ!!、委員長のヤツ邪魔ぁっ!」
放課後、里香を中心とした3人組に里香は机の上に座りながら愚痴をこぼしていた。
当然教室の掃除など全く行っていない。

もともと掃除を押し付けられる役目だった佐奈は、放課後さやかと共に帰宅してしまった。
今朝の一件から、授業中できる限りさやかの目のつかないよう佐奈に対する嫌がらせを続けていたが、さやかは目を光らせ、ことあるごとに介入してきた。
今年の春に高校生になってから知り合ったさやかは里香たちが佐奈をいじめているのを全く知らなかったようだ。
しかし、その事実を知るようになった最近は今朝のように気づかぬところから現場に現れ、佐奈たちに釘をさしていくのだ。

そんなことを考えていると里香と仲良くしている3人組の一人、金城が里香の表情を伺いながら言った。
「あいつ、委員長に守ってもらえると思って調子に乗り出してんじゃない?」
里香は、つと金城を見ると脱色した長い髪をかきあげながら鋭い目つきをしていた。
一応手に箒を手にしているが、掃除をする気はさらさらないようだ。

その言葉を受けて、一人で掃除らしきものをしていた大衛も調子を合わせるように言った。
「そうですよっ。帰り際もなんかもう、、、口元に笑みとか浮かべてましたよ。」
里香は大衛の言葉は聞こえないフリをした。
あまりにもばかばかしい発言内容で里香の機嫌を取ろうとしているのが見え見えで不愉快だったからだ。
自分の発言が無視され、里香の機嫌を取ることが出来なかった大衛は雑に目立つゴミを箒で掃きながら、ごまかすよう掃除を続けた。

大衛の発言を無視してから、一拍置いて
「おもっっしろくないなぁっ!」
そう里香が叫んだ。
大衛は自分の発言が原因で里香を起こらせたのかと一瞬びくっとしたが、金城は一呼吸置いてから言った。
「仲井のこと私の知り合いの男達に襲わせようか?」
とんでもないことを平然と言う金城を驚いたように里香と大衛は見て冗談っぽく言った。
「無理無理。委員長は合気道で全国大会ベスト8に入ってるし、」
「うん、それで有名で、知り合いの馬鹿共があーいう女を凹ましたいとかよく言ってるよ。」
金城は付き合っている友人の悪さが原因か、生まれの悪さが原因か、こういうことを平然と口にするのだ。
里香は一瞬唖然としたが、すぐに自分もそのうちの一人か・・・。と含み笑いした。
「でも委員長は絶対に泣き寝入りしないよ。」
「それに、私は別に犯罪者になりたいわけじゃないの。沙那の仲間に襲わせたところで私達に火の粉が負う可能性もあるでしょ。」
「なんでよ。」
「男達に襲わせたところで段取りした段階でかかわるわけだから、事件になったら絶対に警察にばれるよ。」
「日本の警察は無能だって聞いてるけど?」
金城は里香の被害妄想が過ぎているというような目つきで返すと
「日本の警察が無能だといえるのは犯罪を犯そうと思わない一般人がそう思ってるだけ。犯罪を犯そうとするものが警察を舐めたら一発でつかまるよ。」
里香はすぐさま切り替えした。
ばかばかしいと、言うように金城は軽くため息をついてから
「じゃぁ、佐奈にその段取りを組む犯人に仕立てるのは?」
と言った。
「へ?」
「例の彼氏に薬貰ってきてよ。」
だんだんと金城は目を光らせてきた。
「委員長は男共の慰み者に。そして佐奈は中学のときみたいにクラス全員のイジメられるようしむける良い案があるんだ。」
金城は、そのとき悪魔のような笑みを浮かべていた。



イジメの話になかなか入っていけないっす・・・

271:名無しさん@ピンキー
07/11/17 22:43:47 2vn4V/hA
イイヨイイヨー

272:名無しさん@ピンキー
07/11/18 14:47:05 FUlVTShq
激しくwktkッ!!

273:小説に挑戦者(第3話)
07/11/19 01:07:29 3Sarq872
~翌日~
「佐っ奈ちゃん。」
翌日登校すると再び下駄箱で声をかけられた。
反射的に佐奈は体を震わせた。
そして後を振り向くと上機嫌そうな表情の金城が立っていた。
「ちょっと、こっち来てくれる?」
疑問形だったが、口調は命令形だった。
金城を目の前にした怯える佐奈に断ることは当然出来るはずもなく、目を伏せ、おそるおそる金城の後ろに従ってついて行った。
金城は佐奈のほうを振り向きもせず、当然ついてくるといったように、旧校舎のほうへ向かって歩を進めていった。
目の前が暗くなるような嫌な予感に襲われつつも、金城のあとを歩く佐奈は突然昔の記憶が蘇ってきた。
中学の頃、散々いじめられた記憶だ。

『今日は佐奈ちゃんに告白したいと頼まれたのぉ。』
中学時代の金城が意地悪そうに笑いながら言った。
『こっちこっち。』
大衛が個室のドアを開けて手招きをする。
何かあるかと恐れながら、足を震わせている佐奈の背中を突き飛ばすように里香が押した。
『ほらっ照れてんじゃねえよっ!』
『ぐっ』
背中を押されてうめいた佐奈に金城は嬉々としていった。
『じゃーんっ!便器君です。』
金城がオーバーアクションで言うと、里香と大衛が馬鹿みたいに大きな声で笑いたてた。
佐奈はまだ状況が飲み込めず、呆けていると里香が佐奈の髪を掴んだ。
『せっかく私達がお前に彼氏を紹介してんのに感謝の言葉もないのかよっ!?』
『痛っ』
急に髪を引っつかまれて声を上げると、金城が顔を近づけてきて「嬉しくないのぉ?」とわざとらしく聞いた。
体が恐怖を覚えてしまっている。金城と里香に逆らうことは出来ない。
髪を引っ張られながら、佐奈は徐々に状況が理解できてきた。そして蚊の鳴くような声で呟いた。
『嬉しいです。』
そういうと、里香は佐奈の髪から手を放し、機嫌良さそうに笑った。
『よかったぁ』
『私達も引き受けた手前、断られたら立場ないもん。』
里香がそういうと、金城は言葉を引き継いだ。
『それじゃ、せっかくのカップル誕生を祝ってキスしてもらいましょうか』
佐奈が絶句していると、大衛が鞄からカメラを取り出した。
『よかったね。大衛サンがちゃんと愛の記録を残してくれるって。』
『そ、それと、素敵なクリスマスソングをかけてあげる。』
そういってテープレコーダーを流した。クリスマスシーズンになると必ず流れる曲だ。
『良かったねぇ。これからこの音楽が流れるとたぶん絶対このファーストキスのことが思い出として蘇るよ。』
金城の悪魔のような笑み。
事実、テレビを通してこの音楽を聴くたびに、この記憶が佐奈には蘇ってきた。
『早くキスしてくれないと待ちくたびれるわ。』
金城と里香にこびへつらい、佐奈をいじめることで優越感に浸った大衛の笑み。
『ギャラリーをあまり待たせるもんじゃないよ。』
佐奈をいじめることを至上の喜びとしている里香の笑み。
『さぁっ!やりなっっっ!』
金城と、里香の命令が下った。
逃げ場はない。この場を治めるために出来ることはひとつしかない。
中学時代の佐奈は諦めて、徐々に唇を、便器に近づけていった・・・



274:小説に挑戦者(第3話つづき)
07/11/19 01:08:11 3Sarq872
一瞬フラッシュバックして流れてきた中学時代の事件から、現実に戻したのは金城の言葉だった。
「無視するとはずいぶん偉くなったなっ!」
目の前には鋭い目つきで睨んでいる金城が立っている。
「えっ?」
辛い記憶が蘇り、その記憶の渦に飲み込まれていた佐奈は青ざめた顔で目の前の人間の皮をかぶったモノを見た。
呆けた返事から金城の機嫌はいっそう悪くなったようにみえた。
「昨日は委員長と、どんな話をしたのか聞いてるんだよ。」
旧校舎の中で、階段を上がりながら見下ろしている金城に対し、あわてて佐奈は手を振り、弁解した。
「何もっ、何も話してない。」
そういうと金城は佐奈の首下を掴みかかろうとした。しかしすぐに思い直し、侮蔑したような視線だけを投げかけた。

「ほらっ。ここだよ入りな。」
金城が立ち止まり、案内された場所は、旧校舎の女子トイレだった。
来年取り壊すことで殆どの人は寄り付かない。しかも掃除は全くされていない場所だ。
急激に膨らみ一瞬で爆発した中学時代の恐怖と屈辱から佐奈は叫び声をあげた。
「いやああああああああああああああ」
しかし、金城はその反応を楽しむように佐奈の背中を強く押した。



275:名無しさん@ピンキー
07/11/20 06:58:52 JbAPzApS
わくわくが止まらない!

276:名無しさん@ピンキー
07/11/20 19:22:07 3NVEd46s
wktkwktk!

277:名無しさん@ピンキー
07/11/20 19:57:30 C3sCngZ6
wkkr!wkkr!

278:小説に挑戦者(第4話)
07/11/22 23:25:16 Xur9ArAW
ピシャッ、ピシャッ
金城に押され、つんのめる様にトイレの中に入れられると、中は不自然なほど水浸しだった。
「柳さん。私とても残念だわ。」
頭越しにそう聞こえ顔を上げると、いやらしい笑みを浮かべている佐野里香と大衛千裕が立っていた。
「私達お友達だと思っていたのに。」
妙に猫なで声で話しかける里香の言葉の意味を佐奈は分からなかった。
(友達・・・?)
「ねえ?どんな'デタラメ'を委員長にチクったりしたの?」
猫なで声から、低いどすの利いた声にビクッと体を震わせ佐奈は手を振りながら
「わたっ私何も悪いことなんて言ってない」
と弁解した。
「そうよね?私、"裏切り者"の柳さんにひどいことしていないもの。そうよね?」
佐奈の慌てる様をいたぶり楽しむように、里香は笑顔でそう言った。
その台詞は佐奈の自尊心をひどく傷つけた。
ここで反論する勇気がないことを自分で認めることに直面させられたからだ。
里香の横に立っている大衛が"はい"と言えという感じで問いかける。
「そうよね?」」
佐奈は叫びだしたい気分だった。
頷いたら、何度も砕かれた自尊心を、自分でさらに壊すことになる。
過去に何度も経験したが、それが他人に打ちのめされるよりも自分で自分を打ちのめすのが一番つらかった。
そう葛藤していると
ガシッ
背中越しに力強く両肩をつかまれ、金城がさらに問いかける。
「そ・う・よ・ねっ?」
「うぅっっっ」
一度金城の顔を見たがその鋭い視線に押され、一瞬で視線を下に落とし、かすかに頷いた。
満足そうな顔を浮かべる金城と、優越感に浸るような笑みを浮かべる大衛が目を合わせると、里香が明るく言葉を続けた。
「あ~っ。良かった。それでプレゼントがあるんだけど、友情の思い出って言うのかな。」
里香のその台詞と仕草だけを見ると雑誌のモデルをしていた容姿からとても可愛いものに見えたが、佐奈にはその仕草からいやな予感しか浮かんでこなかった。
そういうと、大衛に視線を向け、大衛がかばんの中を探りだした。
悔しさと情けなさで一杯になりながら必死に涙をこらえながら、これから何が起きるのか不安になった。
「あ、あった。」
大衛が一冊の手帳サイズのノートを取り出し、里香に渡す。
里香は、中をパラパラめくり、苦笑しながら、それを佐奈に手渡す。
見下すような笑い方を浮かべる里香からそのノートらしきものを受け取ると、佐奈は絶句した。
それは携帯サイズのアルバムだった。
中には先ほど突然思い出した「トイレでいじめ」の記録だった。
タイトルには“私の彼氏♪by柳佐奈♪”と書かれている。
「どうしたの?せっかくのプレゼントなのに。」金城が不思議だ。といった表情を作って問いかける。
「う、う、ウレシイで、、、す」
「あ、そっっか。うれしくて固まっちゃったんだ」
馬鹿にしたように金城が言葉を続け、ボロボロに打ちのめされたように佐奈はまた小さく頷いた。
「いいわよ。ゆっくり見ていて。彼氏の便器君とのお・も・い・で♪」
大衛が、そういうと
「だからゆっくり見てなってっ」
里香がいらだつ様な口調で言った。佐奈は泣き出したく正常な判断が出来なかった。そして里香が苛立つ意味が分からなかった。
「立ってちゃゆっくり出来ないでしょ?座りなよ。」
金城がそういうと、ごみが水の上に浮き、茶色く濁った床を指差してそう言った。
出入りのない旧校舎の女子トイレが水浸しになっていたのは、そのためだったのだ。



次は11月24日の予定です。

279:名無しさん@ピンキー
07/11/23 03:20:30 mEZuvve5
お!来てた!
楽しみにしてるぜー

280:名無しさん@ピンキー
07/11/23 13:03:48 sQf1M2I2
同じく。半裸で待ってる

281:小説に挑戦者(第5話)
07/11/24 16:15:22 5JeymmIW
スカートと靴下、そして上履きに床のにごった水が染みこんでくる不快感が襲ってくる。
5月下旬で平年と比べ気温は暖かかったが、それでも佐奈の中では酷く寒く感じた。
それに加え、例のアルバムを最後まで見なければならない。
さらにその写真の横には佐奈の神経を逆なでするようなコメントがご丁寧に乗せてあげる。

便器を抱させられ、無理やり作らされた笑顔の写真の横には「これが私の自慢の彼氏ヾ(*'-('-'*)ノピトッ 」、
便器に口をつけさせられた写真の横には「初めてのファーストキス(〃д〃)きゃ~♪ 」

悔しさと屈辱で気が遠くなりそうになりながら、涙で震えた。
正座をする佐奈が悔しさを十分に噛み締めるだけの間を十分においてから、里香を中心とする3人は例のニヤニヤ笑いを浮かべながら口々に言い出した。
「どう感想は?」
「懐かしくない?」
佐奈にはどうにも答えられなかった。
口を開けば、涙を堪えきる自信がなかったからだ。
そんな内心を知ってかしらずか、里香が追い討ちをかけるようなことを言い出した。
「でも私、付き合いが長い佐奈さん達はそろそろ次の段階に進んでもいいと思うんだよなぁ~」
佐奈は里香のその妙な台詞にビクっと顔を上げた。
すると金城も大衛も言葉を続けた。
「そうそう、私も思ってた。」
「いまどきの高校生にしては遅すぎるくらいよね。」
うんうん、と、そう頷きながら満足そうに聞いている里香は佐奈に視線を向けかわいらしい笑顔を向け命令した。
「ってことで柳さん脱いで」
いったい何を言っているのか分からなかった。ただ絶句して呆けた顔をしながら里香の顔を見た。
「呆けた顔してないで、ほらほら脱ぎなって」
そういうと後から正座している佐奈を引っ張り床に倒してから、スカートをグイっと引っ張り上げ、強引にスカートを引き抜いた。
「きゃぁっ、やだっやだっ」ブレザーにも床の水を染みこませながら必死に抵抗するもいとも簡単に脱がされた。
「ぷっ、色気ない下着。小学生かよ」そう笑いながら、大衛は佐奈の姿を写真に収める。
「こいつもう塗れてるじゃん」金城が佐奈の下着を指差しながら嘲る。
当然塗れているのは床の水が染みこんだからに過ぎない。
けれど彼女達にとってそれは侮蔑する言葉を投げかけることが出来ればどんなものでも良かった。
「や~らしぃ。興奮するの早過ぎっ」大笑いしながら金城は続いて佐奈のブレザーに手をかける。
佐奈は金城から這うように逃げながら「やめてっ許してっやだっ」と叫び許しを乞うが金城はその様を楽しむように佐奈を追い回し
ブレザー、ベスト、YシャツにTシャツと次々と佐奈を剥いていく。
むろん大衛もそのつどパシャっパシャっと必要もないフラッシュを炊きながら写真に取られているということを認識させていた。


282:小説に挑戦者(第5話)つづき
07/11/24 16:15:55 5JeymmIW
佐奈はそれでも逃げながら必死に抵抗し、写真を回避しようとするが、逃げ道を絶妙に里香に抑えられ、結局は無駄な抵抗に終わり、とうとう下着も剥ぎ取られ全裸にさせられた。
「うぅっあぁぁっあああああああああっっっ」
佐奈は恥ずかしさにどうすることも出来ず、顔を両手で必死に押さえながらとうとう号泣をした。
しかしその行為は、里香も金城も大衛も何一つ罪悪感も感じず、かえって加虐心が一層あおられるだけだった。
その間、里香ほど大人びてはいないが、普通の高校生並みの発育をしている佐奈の裸体を大衛は写真に収め続けた。
それから、ひとしきり佐奈に屈辱感と恥辱感を味あわせた後で金城は、泣き崩れる佐奈の髪を引っ張り上げた。
「おらっ」
「うぅっぅっぅ、もうっもうやだぁぁあぁ、やめて下さいぃ」
涙で顔をゆがめ哀願する佐奈の顔を満足そうにしながら満面の笑みを浮かべた。
「それじゃ入って」里香がトイレの個室を開けると、駄々っ子のように泣き叫んだ
「やぁーーっいやぁぁぁっ、やーーーーーーーっっっ」
金城と里香は泣き叫ぶ佐奈を完全に無視して、トイレの個室に押し込み、ドアを強引に閉めるとすかさず大衛がドアを釘で打ちつけた。
「いつまでも泣いてたら"彼氏"が引いちゃうよぉ」
「それに私達も他人のセックスシーンに立ち会うほど野暮じゃないから安心して」
「そうそう、個室で存分に・・・ね♪」
「お願い返してっ許して、許してぇっ」
里香は、トイレの個室の中に閉じ込められた後もドアを叩き必死に許しを請い続ける佐奈にさらに追い討ちをかけた。
「あ、そうそう、あまり叫ぶとそのうち用務員のオッサンが見回りにくるよ。」
その言葉を聴いた瞬間、佐奈が息を呑むのが顔を見ずともわかった。
「誰も来ない旧校舎で全裸の女子高生がトイレにいるシーンか・・・」
そういいながら里香は蛇口でバケツ一杯に入れ始めた。
「何かAVに出てきそうなシチュエーションね」
金城と大衛は、佐奈が現実から目をそらすことが出来ないように丁寧に説明を加える。
里香はバケツに一杯にたまった水を金城と大衛に手渡すと二人は反動をつけ中の水を佐奈の入っている個室の中へ浴びせかけた。
バシャーーーンッ
勢いよく落ちる大量の水音と佐奈の悲鳴が響いたのを聞くと金城は「はいっ!おまけっ。それじゃ、ごゆっくりい♪」とバケツを中に放り投げ入れた。
バケツの音が響き渡るのを後に、もはや許しを請うための叫ぶことも出来ずに全裸で個室に閉じ込められた佐奈をそのまま残し、3人は佐奈の制服を紙袋に入れ旧校舎から持ち去っていった。


283:名無しさん@ピンキー
07/11/24 23:52:40 bqKBJWe5
エレクトしてしまう!

284:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:33:19 fNGKjXqJ
仲井さやかは2時間目の授業終了間際、ふと窓の外を見ると、
佐野 里香、金城 沙那、大衛 千裕の3人組が、大きな紙袋を
抱えながら焼却炉のほうへ向かっていくのが目に入った。
(なんであの3人が?)
ハッとしてさやかは授業中であることも忘れ、窓の外を食い入るように見た。
今朝、佐奈と別れてから、柳佐奈の姿が消えたその日に、里香たち3人も教室に居らず、
しかも3人が群れて歩いている。
さやかは、一瞬物凄く嫌な予感がした。
もし、今が授業中でなければ、真っ直ぐ3人のところに飛んで行き問い詰めるところだ。
しかし、今は授業中なのでそうするわけも行かない。黒板のほうへ視線を戻すと、
担任の大野が面白そうに、さやかを眺めていた。
「仲井。窓の外に面白いものでもあるのか?」
優等生のさやかが、授業中に放心して窓の外を眺めているのが珍しかったのだろう。
他の生徒達も注目していた。
「あっ、すみません。」
さやかは授業中だということを思い出し、恥ずかしそうに謝った。

そっか、「仲井が余所見するのは珍しいからな。何かあるのかと思ったよ。」
そう言ってわざとらしく大野も窓の外を眺めた。

おそらく3人の姿は見えただろう。
「佐野達か?」

もともとは、さやかに対する皮肉のつもりで外を眺めたのだけろう。
しかし、素行の悪いグループ3人が目に入ったためか、大野の顔色が変わった。
「あいつら・・・」
さやかは、大野の反応を訝しげに見ながら、罰の悪そうに大野に声をかけようとした。

「お前ら、2時間目の残りの時間は自習だ」
そう言って、大野は教室から走って出て行った。

さやかは、すかさず大野について行こうとしたが、教室から出た瞬間、
「仲井、委員長として静かに自習するように注意しておいてくれ」
と大野に釘を刺された。
教室内は急な自習に驚き一瞬静寂が訪れたが、すぐに騒々しくなった。

「え?なになに?何が見えたの?」
「佐野さんたちがいたんだって」
「まじでー?」
「高校になって授業エスケープって、、、」

確かに、さやかは自分がいなければ教室内の喧騒が酷くなるだけだと諦め、
騒々しいクラスメート達のまとめを行うことにした。



焼却炉前にて、そんな教室内の小事件など知らぬ里香たちが佐奈の制服や
鞄を色々漁り、不要なものはどんどん焼却炉の中に捨てていた。

金城は佐奈の携帯をいじっていた。
「里香、面白いものあるよ。」
金城は心底楽しそうに里香に声をかけた。
「なになに?」
佐奈の鞄を漁っていた里香は金城の方を向き、興味を示した
「委員長の携帯の番号」
「え、まじで?」
大衛と里香は、金城のほうへ近づき、佐奈の携帯を覗き込んだ。
そして、心底楽しそうに笑みを浮かべ顔を見合わせた。
「委員長にも面白い経験プレゼント出来そうじゃん」
金城はそう言って底意地の悪そうな目つきで笑みを浮かべ里香と大衛の顔を交互に見た。

285:小説に挑戦者
07/11/26 00:36:09 fNGKjXqJ
うが、焦って投稿してしまった。
上の話は第6話です。

一応、かなり長い小説にする予定ですが、読者いるかな?

もし読んでくれている人がいるなら聞きたいのですが、
大体どの程度で完結したほうが良いでしょうか?

↑ちょっとしたアンケートさせてください↑

286:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:48:59 3WRTC8D/
GJ!

自分はどんだけ長くてもいいけど、未完放置だけは勘弁・・・
聡美より速いペースで投下してもらえるならwktkしながら待ってる

287:名無しさん@ピンキー
07/11/26 01:24:49 GuIJ+pYU
終わるまで絶対生存しますから!

288:名無しさん@ピンキー
07/11/26 01:37:30 yWrV/UR0
グッジョブ、おもしろい!
1000までに完結くらいでいいんじゃない?
でも書きたい事を削ってまで短くする事はないと思うよ

289:名無しさん@ピンキー
07/11/26 16:35:28 qqvyBnFg
このスレを全て使い切っても何ら問題なし
いつまででも読みますよ

290:名無しさん@ピンキー
07/11/26 21:21:49 Jj7pcADK
GJだ!!!
マジで楽しみ
書きたいことを書いてくれればいい
そうすればあなたもおれもハッピー



291:名無しさん@ピンキー
07/11/26 23:36:48 fNGKjXqJ
お~5人もいたw
了解っす。
未完放置はしないんで、生暖かく見てやっててください。

一応週2~3本、最低2本で1本1000~1500字を目処に進めます。
ただ、年末年始は無理かもしれないけれど、それ以外はそのペースは守りますね。

292:小説に挑戦者(第7話)
07/11/28 00:05:04 eDKBF0rR
「どうするの?それ、出会い系のサイトにでも投稿する?」
大衛がそう尋ねると、金城は'ちっちっち'と大げさに振る舞い、一拍置いてから言った。
「もちろん、それ"も"するけど、他の用途もあるんだ♪」
金城の言葉に里香と大衛は顔を見合わせた。
「それと、"順"から面白い情報貰ってるから、まぁ、お楽しみ♪」
里香は金城がこの顔をするときは、何か泥沼のような策略を巡らしているときだと知っていたし、
下手に追求しても怒り出すことも知っていたので、何を企んでいるか追及をやめることにした。

里香たちが佐奈の所持品の物色し終え、手帳と財布、携帯を除きすべて焼却炉に放り込み終わると、
ひと仕事終えたように手を叩き、これからどうしようかと相談始めた。

「私は授業に出るわ。」
金城が宙を見ながらつまらなさそうに言うと、
「そ?」
と気のなさそうに里香が相槌を打った
大衛は里香と金城の、どちらかの意見に従うだけだったので待ち
順の顔を立ててあげないと。サボってばかりじゃね。
金城がそう言うと、“お前らぁっ。”と声が飛んできた。

その声3人は、一瞬タバコを見つかった学生のようにビクッとして声のしたほうを同時に顔を向ける。
しかし、そこに立っている人物を金城が見止め、
「あっ、順っ。」
と、先ほどの陰湿な表情から、年頃の少女らしい可愛らしい笑顔に豹変した。
そこには担任の大野順也が立っていた。

大野は訝しげに金城達を眺めてから、蓋の開いている、焼却炉の中身を覗いた。
里香たちは、そろってばつの悪そうな笑いを浮かべたが、反省している様子は見せなかった。

「また、柳にちょっかい出してたのか?」
大野は焼却炉に捨てられている、制服を見て仕方なさそうに言った。

「まぁまぁ、気にしなさんな。」
金城は軽いノリで恋人の大野の肩をたたきながら、
「順には迷惑かけないって♪」
と世間話のように言った。
まったく悪びれた様子はない。
仕方のなさそうに、大野はため息をついてから、金城の頭に手を置き、「頼むぜホントに」と言った。

「まったく、仲居がお前らを見つけて、今にも飛び出しそうだったから抑えて俺が先に来たんだけど
良かったよ。」
独り言のようにそうつぶやくと
「委員長が?」
里香が耳ざとく聞き返した。
「ああ、処分するなら燃やしておかないと、次の休み時間にでも探しに来るぜ」
大野は目を焼却炉の中に向けてそう言った。
「んじゃ順也は焼却炉の中身が燃え終わるまで適当に理由つけて委員長の足止めしててよ。」
甘えるように大野の腕の中に納まりながら金城は上目遣いにそういっている。
大野は肯定も否定もしなかったが、委員長の足止めは確実にやるだろうと思えていた。

里香は、このとき、仲居さやかという存在を今までとは比較にならないほど、邪魔に思った。
そしてそれと同時に、この鬱陶しさから来るストレスのはけ口として、佐奈に対するイジメを
一層エスカレートさせてやろうと理不尽な憎悪を膨らませていった。

293:小説に挑戦者(第8話)
07/11/28 20:59:30 eDKBF0rR
柳 佐奈が旧校舎の女子トイレに閉じ込められてから、2時間近くが経過していた。
学校という環境の中で一糸纏わぬ姿で閉じ込められ、酷く無防備で得たいの知れぬ不安感に襲われる。
あれも見ているものはいないのに、何百人もの瞳に見られ晒されているような無防備感に加え、
この2時間の間、佐奈は一人で絶望のループを何度も繰り返して過ごしていた。
(もしこのまま里香たちが戻ってこなかったら、このまま朽ち果ててしまうのかな。)
(まさか、そんなことはない)
(でも、こんな格好じゃ助けを呼ぶことも出来ない)
(万一、男子が来たら何されるか分からないし、女子はもっとヤダ。怖い)
不幸にも佐奈にとって女子の知り合いで、一番付き合いが長いのが里香であった。
そして、里香を基準とした判断材料しかないから男子に見つかる以上に女子に見つかることを佐奈は恐れていた。
(先生だって信用できない。誰かに助けてほしいけど、誰にも来てもらいたくない)
どうしようもない絶望感に襲われ、葛藤を続ける。
(それにしても、里香たちなら本当に戻ってこない可能性もある。)
(里香たちに制服を持っていかれたのは知っている。どこかに隠したのかもしれない。自分が慌てふためくのを見るために)
(深夜になって学校から誰もいなくなったら。教室にジャージを取りに行こう)
(ジャージ姿で帰ったら叔母さんになんて言われるだろう。)
(それより、深夜に見回りの先生とかに見つかったらどうなるんだろうか。)
(万一事件になっても警察にも深夜で全裸でいた自分が悪く佐奈が悪いことにされる可能性もある。)
(それに何よりこんなことが世間に知られてしまったら生きていけない。)
誰もいない旧校舎、女子トイレの個室の中で孤独に押しつぶされそうになりながら佐奈はそうした無意味な
自問自答を繰り返していた。
「なんで、なんでぇ、、、っうっぅ」
佐奈はそんな言葉が口から漏れる。涙があふれて止まらない。悔しい。
泣き叫びたくて仕方がなかった。けど声を出して泣くことも出来ない。
『あまり大きい音出すと用務員のオジサンが見回りに来るよ~』
去り際にそう吐いた金城の呪いの台詞が、佐奈の絶叫を封じ込めていた。
そんな救いのない葛藤は高校になったばかりの少女にはあまりにも辛い拷問だった。
当然のごとく、佐奈の孤独と不安感と戦い続けていた緊張感も限界に近づいて来ていた。
(マサル君が助けてくれたらなぁ))
佐奈はもう何度も自問自答を繰り返し続け、神経がすり減らし尽くした佐奈が、中学時代恋めぐらせていた男子が
颯爽と助けてくれるような支離滅裂な夢のような想像をした直後には
(駄目だ。もう駄目だよ。どうせ、どうせなら反撃しよう。そうだ。次に里香たちが来たら毅然とした態度で接してやる)
(そう、そうよ、どうせ抵抗しなくたって酷いことされるんだもの。だったら、思い切り抵抗してやる。そうしよう!)
まとまらない思考をぐるぐる思考を巡らせていると、トイレのドアから地獄の門が開く絶望の音が聞こえてきた。
"コンコン"
「佐ぁ~奈ぁ~っちゃん」
便座の蓋の上で体育すわりをしながら丸まるよ格好で新たな決意と葛藤を続けていた佐奈は数秒前の強気が一瞬で消え失せ
心臓が口から飛び出てくるほど驚いた。
里香の声だ。佐奈の意識とは裏腹に足が震え出した。
"コンッ、コンッ、、、ドンッッッ"
「シカトこいてんじゃねえよっっぅt」
ドカッドカッとトイレのドアを思い切り蹴りつける音と金城の怒声が響き、佐奈は体全体をビクッと震わせた
「は、はいっ!」
せめて、気丈に構えようとしながら、脅えを隠し切れない泣き声が混ざり合った発音でで返事をすると
「どう?お楽しみは終わったぁ?」
と金城は猫なで声で聞いてきた。
その口調での聞き方が一番佐奈の心を傷つけると知っていたからだろう。
佐奈に答えられるわけがない。
「ちょっとぉ質問してるんだけどぉ」
語尾のイントネーションを上げ、苛立ちを表現しながら金城が繰り返し聞いてきた。
「終わり、ました」
先ほど芽生えた気丈さは金城の声、現在の立場を認識すると泡のように消え去っていき、消え入るような声でそう答えた。
瞬間、ドアの外側がドッと湧き上がった。
「聞いた聞いた~?」
「佐奈ちゃん、便器とヤったんだってっ」
「やっだぁマジでサイテ~♪でもお似合いだね♪」
金城と大衛が次々と嘲笑の言葉を浴びせる。
佐奈はギュッと膝を抱きかかえ、ひたすら今が過ぎていくのを待ち続けた。

しかし、さやかの介入によって高まったストレスを解消すべく現れた里香は、佐奈をさらに貶めるつもりでいた。

294:名無しさん@ピンキー
07/11/28 22:23:34 i/ul73Wd
期待

295:小説に挑戦者(第9話)
07/11/29 23:57:14 ZeeObsjB
3人は柳佐奈を囲み大声でひとしきり笑った後、金城沙那は楽しそうに言った。
「そっかそっか、佐奈ちゃんも漸くヴァージン卒業したんだ」
「それじゃ、出てこようか。どんな風に大人の表情になったのか見せてぇん」
金城がそういうと、大衛千裕は個室のドアに打ちつけた釘を引き抜き、乱暴に個室のドアを開けた。
「ごたーいめーん☆」
佐野里香と金城沙那がわざとらし過ぎるほど明るくそう言った。
便座の蓋の上で体育座りで脅えるように震えている佐奈の姿があった。
佐奈のその姿を見て里香は満足そうに微笑んだ。
先ほど委員長に溜めさせられたストレスがスーッと消えていく心地だった。
「あ~れぇ~?佐奈ちゃんヴァージン捨てたのに全然変わってないじゃん。」
大げさに不思議だとか言わんばかりに金城が大声でそういう。
(なにが、何が"変わってないじゃん"よ。ふざけないで制服返してっ!)
と佐奈は震えながらも先ほど決心した気持ちに従い、強く返そうとした。
しかし今までに受けた恐怖と屈辱で佐奈の心は里香と金城に対して刷り込みを植え付けられていため
言葉にならず。結局「なっ、、ぁ、、ゃ・・・」と蚊の泣くような声が漏れるだけだった。

金城は、そんな佐奈の言葉を完全に無視し、侮蔑に満ちた目つきで佐奈を睨みつけた。
「まさか、あんた"恋人"と裸で密室に二人でいて、何もさせなかったんじゃないでしょうね?」
里香は金城の話の持っていこうとする方向を敏感に察知し、すかさず話を合わせた。
「沙那。柳さんがいくら奥手で純情でも、それはないよ。」
金城は里香が、話を合わせてきたのを幸いと、わざとらしい小芝居を演じ始めた。
「あ、そっかぁ~。わたしてっきりウブでカマトトぶって焦らしてんだと思ってた」
「まっさかぁ、中学時代は私と一緒にモデルにスカウトされたのにさ。落ちたけど。」
そう言って自分は合格したけど、と侮蔑するような目つきで佐奈を見下ろす。
佐奈はこの言葉に過剰反応した。里香と決別した原因、いや里香が佐奈をいじめるようになった原因だからだ。
けれど、そのこと以上に佐奈には里香たちの話の方向性が見えず、いやな予感が増すばかりだった。
「だよね。控えめだけど顔とスタイルそのものは結構いいし、男好きそうだものね」
金城は佐奈のそんな心理など関係ないと言ったようにそう言ってから舐めるように佐奈を眺め回した。
「でも可能性は捨てきれないじゃない?」
「なんの?」
「オトコの喜ばせ方を知らないって可能性」
「まっさかぁ~でもそれだったら"彼氏"が可愛そう過ぎるよ」
里香は笑いをこらえながらそう言った。
「だったら、後学と彼氏君の為に私たちが教えてあげよっか。」
金城と里香のやり取りから、佐奈に何をさせようとする意図が明確になると佐奈は顔を真っ青にした。
二人の腰巾着役の大衛は、今までぼーっとしていたが、里香たちの行動に移る気配になると
鞄からデジタルビデオカメラを取り出した。
「千裕、今回は写真じゃなくて動画の方で録画してね。」
金城は、大衛にそう指示をした。

296:小説に挑戦者(第10話)
07/11/30 23:50:32 pxQ4XwhH
「っっっ!や、やだぁぁああっっっ」
佐奈は裸であることも忘れ、必死に逃げようと出口へ走り出したが、金城がすばやく足を掛けた。
びしょ濡れになっている床の水がとび散り、佐奈は汚れで茶色くなった水床の上に豪快に転がった。
「そんな色っぽい格好でどこ行くの?わいせつ罪でつかまっちゃうぞぉ」
金城が佐奈に自分自身の現状を認識させるべくそういうと、一瞬佐奈は羞恥の表情を浮かべたが、それでも
目先の恐怖に脅え、隠すところも隠さず、今は必死に逃げようと這って出口に向かおうとした。
「もう、佐奈ちゃんたら、女の子がはしたない。丸見えじゃん♪こっちに来ましょうねぇ」
芋虫のように這って逃げようとする佐奈は、両足を金城に掴まれ先ほどまで閉じ込められた個室トイレの
ところまで引きずり戻された。
「あああああ、っあっあわああああ、誰かぁっ誰かぁああっっ」
佐奈はがむしゃらに叫び、必死に助けを求めたが、もちろん誰も来ない。
「素っ裸で引きずられながら、叫び声あげて、間抜けもいいとこ」
里香は笑いを必死にこらえようと耐えながら、そう呟いた。もちろん佐奈の耳に入るような大きさの声で。
「もう♪佐奈ちゃんったら、いま人に来られたら一番困るの佐奈ちゃんでしょ?」
そういって、ペシッと佐奈の尻を叩くと、その間抜けな音に3人が噴出した。
「ああああ、ああああっっうあああああっっっ」
惨めで、情けなくて、絶望的でどうしようもない感情に飲まれとうとう佐奈は駄々っ子のように泣き出した。
それでも泣き暴れる佐奈に同情を示さずトイレの個室の中まで引きずり戻していった金城は、トイレの個室に
押し詰めるように佐奈の足首を持って投げ飛ばした。
その乱暴な扱いに佐奈はバランスを崩し、悲鳴をあげ便器を抱きかかえるように倒れこんだ。
「やっぱり彼氏にすぐ抱きついちゃうんだね」
珍しく、一番初めに大衛が口を開いた。
悔しそうに佐奈が大衛の方を見ると、まだ起動し終わっていない大衛の持っているビデオカメラが視界に入り、
さらに惨めな感覚が増した。
金城は佐奈を引き起こし、再び髪を引っぱり顔を上げた優越感に浸りきった目つきで佐奈の目を覗き込む。
「うぅ、、、うううぅっ、。いっ痛ぃっ」
痛みと恐怖に襲われている佐奈は先ほどとは異なり全力で金城の手を振りほどこうとしたが、女子の中でも
非力な佐奈の力では、一般男子並みの腕力の金城の手はビクともしなかった。
大衛がビデオのスタンバイが整い終わったという合図を出すと、金城は。
「それじゃレッスン始めるねぇ。まず!」
そう掛け声を掛け、必死に叫び助けをあげ続ける佐奈の髪を強く引き上げてから
「体の汚れを落とします。」
そう言って、便器の中に佐奈の顔を便器の中に沈めた。
「やぁあああっやめっがぐぼぼヴぉぶぉぶぉぼ・・」
必死に叫ぶ佐奈に金城達は余計に攻め甲斐を感じたのか、金城は心底楽しそうに便器の水槽の中で
もだえ声をあげる佐奈を見下ろしていた。

297:小説に挑戦者(第11話)
07/12/01 23:13:50 SY7UXtYh
「げほっっげほっっぅええっっっごぼっ」
金城沙那が便器の中から髪を引っ張り上げ柳佐奈の顔を上にあげると佐奈は激しくむせこんだ。
「うぅぅうっぅうううう、ごほっごほっ」
顔中が塗れているが、涙と鼻水のあとははっきりと分かる。
「どう?綺麗になった気がする?」
金城が佐奈の顔を佐野里香のほうに向け、確認すると里香は悩ましそうな顔をした。
「そうよね。もう一回位洗わないと汚いよね?」
里香の表情を勝手にそう解釈し、もう一度沈めようと手に力をこめる。
「もっ、やぁっ、やなのぉぉっ、ゅるして」
顔を涙でクシャクシャにしながら哀願し、髪を引き上げる金城の腕を必死に離そうとする。
しかし、力勝負ではまったくかなうはずもなく金城は容赦なく再び便器の中に佐奈の顔を沈める。
「や゛め゛っぶぁぁぼぼぼぼぼぼっ」
またも便器の水の中に溺れるように咽び声を上げながら、便器の両淵を両手で支え何とか顔を出そうと抵抗した。
金城は、頭を何とか便器から顔を上げようと力をこめる佐奈をものともせず片手で押さえつけ、空いたほうの手で
トイレの水を流した、

ジャァーーーーーーー

ただでさえ溺れて水に溺れて辛いのにさらに強い水流があふれ出て来たため佐奈は大量の水を飲み今まで以上に
大きく咽び声を上げた。
「ん゛っーーーーーーがぼぼbヴぉおヴぉあqgqふえqぴq」
トイレの水流に流され、声にならない叫びを上げる佐奈を強く抑えながら加虐的に金城は喜びの声を上げた。
「あはははははは、髪が、髪が流されてる~~~気持ちわりぃぃぃワカメみてぇ」
佐奈の長い髪がトイレの奥のほうへ吸い込まれるように漂っていく。
その様を目に涙を浮かべ爆笑しながら、里香と大衛の表情を伺い見る。
大衛はその様を金城同様に笑いながらビデオに収めていた。
しかし、里香の表情からは外見的には笑っていたが、それでも数瞬前と異なり別の気配が浮かんでいたのを金城は読み取った。

事実、里香は例えようのない感覚に襲われていた。
里香は今まで積極的に佐奈のいじめに参加していた、いや、率先的に主犯として佐奈いじめていた。
そして、今回初めて従犯として佐奈のいじめに加担している。
確かに少し前までは金城が佐奈を貶めていくことでストレスが解消されていく爽快感があった。

今回は、仲井さやかに対するストレスのはけ口として佐奈を選び、酷い行為を平気ですることが出来る金城に全てを任せたのだ。
しかしその結果、金城が今やっている行為をだんだんと客観的に見てしまえ、不意に魔が差したように冷静になってしまった。

それでも今回さやかに邪魔をされ、ストレスが溜まって金城に"容赦なくやろう"と持ちかけたのも里香だ。
だから、里香は佐奈の惨めな姿を見て優越感に浸ろうと内から沸きあがるわけの分からないそんなモヤモヤを強引に押さえつけた。

298:名無しさん@ピンキー
07/12/02 00:06:27 x0BAKT/t
まさかこんな良作が投下されてたとは・・・
超GJです!

299:名無しさん@ピンキー
07/12/02 04:42:50 0FFoUaH2
汚辱に期待せざるを得ない!!!

300:小説に挑戦者(第12話)
07/12/03 00:39:33 Qh7Viy/x
金城は佐奈を便器の水槽の中から引っ張り出し、乱暴に髪から手を離した。
「げほぉっ、ぜぇっぜぇっ、げほっごほっ、、、、はぁっはぁっ、うぅっおぇぇぇぇ」
便器の水槽の中に溺れていた時間は15秒ほどだったが、大量の水を飲まされた佐奈は便器にもたれながら飲んだ水を
吐き戻した。
佐奈の口から吐き戻された液体は佐奈の体を汚し、床を汚し、便器周りを汚した。
「きたねぇぇぇ」
金城は侮蔑の念をこめた口調で佐奈の耳元でそう呟き、屈辱に満ち溢れしゃくり泣き、金城を睨み返す気力も失せた
佐奈を突き飛ばして里香のほうに向き直った。

「里香」
「ん?」
「どうしたの?つまらない?」
「そんなことないよ」

里香は心外だという表情を大げさにつくり返事をするが、金城は訝しげに里香の顔を見つめた。
「そうよね。もともと先行して始めたのは里香だもの。」
里香は頭の中で分かりきった事実を指摘され、いらだちを感じたが、あえて黙ってうなずいた。
「まだまだ、これからが楽しみの始まりなんだから、もっと楽しそうにしてよ」
金城は里香に釘を刺してから、言葉を続けた。
「どうせ、こいつは私たちのストレス解消のための玩具であって暇つぶしのペットなんだよ?」
金城は里香の顔を見据えて、まだ便器に寄りかかり、むせ続けている佐奈を指差しながら
「里香がストレス溜めたのなら、そのストレスを解消させるのは、こいつの当然の義務なんだから」
と平然と言い切った。

そして今度は佐奈の耳元に口を近づけ金城は猫なで声で言った。
「佐奈ちゃんが今、こんな目にあってるのは全部委員長のせいなんだよ。」
佐奈は咽びながら(なに?)と視線だけを金城に向けた
「思い出してごらんよ。もともとは私たち掃除当番の交代を頼んだだけなのに委員長が絡んできたのが始まりなんだから」
委員長こと仲井さやかを貶める算段をつけている金城は、佐奈にもさやかに対するマイナス感情を育てようと
佐奈の心の隙間に呪いの言葉を吹き込んでいく。
「恨むんなら、"委員長"を恨みな♪」

金城が楽しそうに佐奈を洗脳している姿を見ながら里香はなんとも言えない感覚が沸き続けた。
里香も金城の言うことはその通りだと思い続けていていた。何の疑いもなく。

「それじゃ、掃除用具の中から雑巾持ってきて。あとバケツに水入れて、とホースも持ってきて。」
金城は佐奈に引き続き、里香の葛藤を押し込めるよう里香にそう指示した。
それに従い、ボロボロになった雑巾とさび付いたバケツ、黒い汚れがこびり付いたホースをを用具箱から取り出し、
金城に手渡し、金城は受け取った雑巾で塗れた床を拭き、雑巾をさらに汚し湿らせてから
「それじゃ、洗った体を拭き拭きしましょうね♪」
と言って佐奈の顔に近づけていった。
水にぬれたため、雑巾特有のいやな臭いがツンと佐奈の鼻をかすめ、涙でクシャクシャになった顔をさらに歪ませて
何度も叫び、全てを無視され続けた絶叫を再び繰り返した。
「っっッっい"やあああああああああああああ」



追伸
長くても構わないということなので、溜めてた分を圧縮せず毎日投げ込みましたが
今後このペースは多分ないと思います。
一応私も仕事があるんで…
今後、週2くらいを目処に更新していけたらなぁと思ってます。
といっても、調子良いときは一気に書けるんで、書き溜め出来たら、コンスタントに投稿しますけどね

301:名無しさん@ピンキー
07/12/04 06:39:18 lPJf1APx
3行目あたりでパンツをおろした俺

302:名無しさん@ピンキー
07/12/06 14:30:49 U/bA2c2w
久しぶりだもんでチンポ扱きつかれた

303:小説に挑戦者(第13話)
07/12/06 23:12:56 Z589NWBR
金城は、嫌がる佐奈を強引に押さえつけ、汚臭のする雑巾で佐奈の体中を拭き終わると汚そうにその雑巾を床の上に捨てて言った。
「うっ、ぐっ、あぁぁ、ああああああああああん」
佐奈は肩を震わせ、両手で目頭を押さえ、声を抑えることも出来ず駄々っ子のように泣き崩れた。
言葉による哀願も抵抗も全てを無視された佐奈にとって泣くことは自分の感情を表現する唯一の手段だった。

どんなに頼んでも決して責める手を緩めない金城達に
抵抗する術も力も勇気も持っていない自分自身に対して
雑巾に染み付いていた嫌な臭いが自分の体から漂ってくることに
全てが佐奈にとって悔しくて、情けなくて、惨めで、悲しくて、絶望的だった。
その様を金城はどこ吹く風といったように楽しそうに見下ろし、
里香は自分の葛藤を押さえつけるために、こうなった原因は佐奈にあるのだと思考を強引に押さえつけ、
大衛は、ただ自分より惨めな佐奈の様を優越感に浸りきった満足そうな笑みを浮かべ、ビデオをまわし続けていた。

佐奈の号泣が始まってから、佐奈の嗚咽以外は誰も声を発しなかったが金城がポツリと吐き捨てた。
「もう、うるっさいなぁ」
そして、佐奈のほうへ歩み寄りドス聞かせて言った。「なに嘘泣きで被害者ぶってんだテメーはぁっ!?」
「うぐっぅっうぅっ」佐奈はしゃくり上げながら、もの凄い目つきで睨みつける金城の顔を見た。
そして今の自分が被害者でなければ、何だというのかといった目つきで睨み返したが、言葉に出すことは出来なかった。
「あっ?何その目つき。ガン飛ばしてんだ…」
言葉のトーンを下げながら、黙って佐奈の目に睨み返し続ける。数秒後、視線をはずしたのは佐奈だった。
すると金城は佐奈の髪を引っ掴み、大きく振り回しながら怒鳴った。
「も・と・は・と・い・え・ば、お前が里香を裏切ったのが原因だろうがっっっ」

そう、中学2年のとき、佐奈は里香に対して大きな裏切りを働いた。
中学入学の頃から、スタイルもよく顔もよく目立っていた里香と佐奈は意気投合し親友同士だった。
そして、この年代の女子によくある例に漏れず里香も佐奈も芸能界という華やかな舞台で活躍したいと夢見ていた。
互いに夢に向かい努力し、芸能プロダクションのオーディションで二人は順調に審査を通過し、最終選考まで勝ち抜いた日のことだ。

佐奈の自宅に一通の封筒が届いた。
中には数枚の写真が入っていて、そこに写っているものを見て佐奈は息を呑んだ。里香の喫煙シーンが克明に写っている。
これを選考会の審査員たちが知れば、里香が合格することは、まずない。
芸能人の未成年喫煙飲酒は珍しいことではないが、それは選考オーディションに通り、事務所に金を運ぶことの出来る人間である。
合格する前、ましてオーデションの途中にもかかわらず不祥事を抱えている人間など特別なコネがない限り、大抵の審査員にとって
世間知らずな田舎者以外何ものでもない。
(里香だったら、里香だったら今回駄目でも次回絶対通る。)
(それに引き換えスタイルで里香に劣る佐奈は次回最終選考に残ることすら厳しいかもしれない。)
精神的に幼かった佐奈は、何かに取り付かれたようにその悪魔の囁きに耳を貸してしまった。
将来に対する夢があまりにも強すぎたことと、年相応の浅はかさが働きかけていたのだ。
当然佐奈はその行為に対し、激しい後悔に襲われ続けた。
最終オーディションを棄権し、芸能界での夢も捨て、里香に謝罪しようと思いながら月日が流れていった。
しかし結果的に、里香はオーディションに通過した。
実際に通過した里香以上に佐奈は喜び、里香に心からの賛辞を送った。

304:小説に挑戦者(第13話)
07/12/06 23:14:01 Z589NWBR
芸能プロダクションに入りモデル活動をしながら、学校生活と両立している里香と佐奈は親友同士のままだったが、
そんな中、佐奈は里香に対して常に罪悪感を持ち続け、自分の罪を告白し、里香に許しを乞おうと思っていた。
しかし、その日は来なかった。
芸能活動を続ける里香は、当時審査員をしていたという人間と知り合い、密告文書のことを聞かされたからだ。
『最終オーディションのときさ、里香ちゃんの'酷い'写真が密告文として送って来たんだよ。』
そういってタバコを口にくわえた元審査員から渡された写真を里香は見た。
佐奈のような素人には見抜くことが出来なかったが、プロから見れば簡単に見破れる合成写真だったのだ。そしてその関係者は言った。
『最終選考会、ドタキャンした娘がいたでしょ。あの娘が怪しいって話なんだ。やった後、罪滅ぼしで棄権するのはある話だからね。』

その事実を信じたくなかった里香は後日佐奈を中学の屋上に呼び、問い詰めると佐奈は白状した。
それを聞いた里香は愕然として『裏切り者…私、絶対に許さないから』とだけ言った。
このとき佐奈と里香は完全に決別し、2人の間に決して埋めることが出来ないほどの深い溝が出来た。
その後しばらくして、里香は金城と付き合うようになり、それから佐奈にちょっかいを出すようになったのだった。
里香と金城を中心とした、佐奈に対する嫌がらせ行為はクラス中からすんなり受け入れられ、積極的に参加する者も多くいた。
生まれ持った容姿と、控えめななため人気があり、嫉妬の対象であった佐奈は、転落することを祈っているクラスメート達から見て
格好の餌食だったからだ。



んじゃ、こっから10日ほど連続投稿で行きますね
話を進めないとまとまりがつかないんで。

305:名無しさん@ピンキー
07/12/07 04:16:14 gUqXefkQ
楽しみに拝読しますです

306:小説に挑戦者(第14話)
07/12/07 23:32:40 67a5FmpJ
金城が口にした、「こんな目にあうのは佐奈に原因がある」という言葉より、佐奈と里香は同時にその記憶が鮮明に蘇った。

これは、佐奈には2年たっても軽減されることのない自分自身の罪の意識を増大させ、
里香には自分には"こうする権利がある"という見当違いの正当性を主張させた。

もとより佐奈は気弱な性格も祟って何も言えなくなってしまった。
明らかにただの理不尽で陰湿ないじめであるにもかかわらず、罪の意識から"全ての原因は自分にある"という被害妄想と
クラス中から受けた、いじめの経験から何年もかけてそんな妄想が佐奈の意識化に根付いてしまったのだ。

「分かったら、とっとと彼氏の掃除しな。」
金城はそういって佐奈を恫喝した。
「テメーが吐いた薄汚いゲロでびしょ濡れだろ」
先ほど大量に飲まされた便器の水を吐き散らしたことをワザと侮辱的に思い出させた。
「それとも佐奈ちゃんは始めての相手とスカ吐露プレーでも楽しんじゃうの?」
大衛のあまりに下品な言い方に佐奈は屈辱感で一杯になり、顔をあげられなくなり、唇を噛んで下を向いた。
「うっっわ、マジ?可愛い顔してえげつねぇ~。」
大げさに演技しながらちくちくと口撃をする金城と大衛の言葉に、大衛が声を立てて笑い出した。

(死んじゃいたい・・・)

あまりの屈辱と恥ずかしさから、そう思いながら、おずおずと先ほど金城が床に捨てた雑巾に手を伸ばした。
「おいっ!」
その怒声にビクッと佐奈は手を引っ込めた。金城が馬鹿にしたように佐奈の頭の上から言った。

「おめー自分の彼氏をそんな、くっっっさい雑巾で拭こうっつうの?」
先ほど佐奈の体を拭いた雑巾が汚いことを強調するつもりで金城は言葉を続けた。
「どこの世界に自分の彼氏を雑巾で彼女がいるんだよ?」
金城の言わんとしているところを理解出来なかった佐奈は脅えた子犬のような目つきで震えた。

「里香ぁ。この頭の弱いペットにどうすりゃ良いか教えてやってよ。」
先ほどから、妙な倫理観で葛藤している里香を無理やり自分側に堕とすべく金城は里香を参加させた。
一瞬、妙な間を空けたが里香は頷いて今まで通りの醜悪な面に支配されて佐奈に指示した。
大股で佐奈に歩み寄ると、腕を取り、引き起こしてから便座の上に佐奈を押し倒し、
「こうやって、顔で拭くんだよ」と、便座に佐奈の顔を顔をこすりつけた。
「ぶっぐぅぅっ」
あまりに奇抜な方法だったので顔を押し付けられた佐奈は反射的に必死に顔を起こそうと力をこめるが、上からの圧力は増すばかりだった。


307:小説に挑戦者(第14話)
07/12/07 23:33:27 67a5FmpJ
「そうそう、あっはははは。でもぉもっとこう、体全体を使ったほうが良くない?」
金城はほころばせ、今度はこの場の支配権が自分にあることを強調すべく、引き継いだ。
急に里香の力が緩んだので危うく後ろに倒れそうになったかと思うと、今度は体が浮くような感覚がした。
「よっ」
金城はするっと佐奈の両膝の裏に手を滑り込ませ、赤ちゃんにおしっこさせるポーズで抱きかかえた。
そしてそのまま、ビデオを撮っている大衛の正面の方向に振り返り、静止して「ハイっちーず☆」と小馬鹿にした口調で言った。
「~~~~っ!?」
一瞬のことで言葉の出なかった佐奈の思考がまとまる前に金城は佐奈を抱きかかえたまま、再び方向転換すると力強く佐奈を突き落とした。
「ぎゃっ」突然の衝撃に佐奈がうめき声をあげるのを構わず金城はレッスンを再開した。
「そうそう。そうやって大切な彼氏にしっかりと抱きついてぇ」
佐奈の体全身で便器を抱き抱えさせるような体勢をとらせてから、手を離し、
「はい、ごっし、ごっし、ごっし」
と声を立てながら、佐奈の両肩を掴み、お尻の上を上履きを履いた靴で押さえつけながら、佐奈の体を上下に揺らすように動かした。
体全体に感じる不快な冷たさと、湿気に悪寒が走るのを感じ、
「いっがっ、うっいやっ、あ」混乱し意味不明な言葉を漏らしながら体を便器から剥がそうと力をこめて抵抗した。。
「ほらほら、もっと足開かないとタワシ(陰毛)があたらないでしょ?、もうっ鈍いなぁ!」
と佐奈の抵抗などモノともせず佐奈のお尻を上履きで強く踏みつけ両足を大きく開かせられる。
金城に押し付けられ、一瞬、股間を掠めた刺激に佐奈は短い悲鳴をあげ、ビクッと反射的に海老のように上半身をのけぞらせるが
「一人で猿みたいにさかってないで、ちゃんとその少ない胸も使ってぇ、はいっ!!」
すかさず金城に上半身を押さえつけられ便座に密着させられた。
カエルのような格好で便器にしがみつかされた佐奈に金城はすかさず
「はい、オイッチニィオイッチニィ」とリズムを取りながら佐奈の体を便器に密着させ、上下に揺らさせた。
それはまるでソープ嬢が客の体を全身を使って洗うサービスをそのまま便器相手に佐奈にさていた形だった。
佐奈は不快で気持ち悪い感覚が全身を駆け巡り、佐奈はもはや思考の混乱を超越した感覚に陥っていった。

308:名無しさん@ピンキー
07/12/08 01:10:41 E2qWomKV
佐奈の反撃キボン

309:名無しさん@ピンキー
07/12/08 10:28:41 WcqBVvF2
毎回乙であります!

今後里香の心がどう動いていくのか楽しみです。

310:小説に挑戦者(第15話)
07/12/09 01:05:13 NTHCt+lf
「はーい。佐奈ちゃんの彼氏さん気持ちいいでちゅかー?」
金城は佐奈が胸を便器から少しでも離そうとすると頭からバケツに入った水をかぶせ、足を閉じようとすると金城が上履きで踏身ながら言った。
また、里香と大衛もここぞとばかりに、
「蛙みたいな格好で便器相手にパイずりしてるなんて人間として終わってるぅ」
「佐奈ちゃん笑顔笑顔っ」
「ほらほら、ここ汚れてるよ。佐奈ちゃんのタワシでこすらないと落ちそうもないよ♪」
「これさっき佐奈ちゃんがはいたゲロじゃない?汚いから早く綺麗にしてよっ」
といった感じで、はやしたて佐奈の惨めさを増す演出を担っていた。
佐奈には、口から漏れた悔しさのうめき声と泣き声以外で応じることは出来なかった。

佐奈の便器に対する奉仕活動は1時間近くに及んで続いた。
ようやく解放された今は、無機質の陶器相手に馬鹿みたいな風俗行為を延々とさせられ、精魂も果てたといった感じで佐奈が
黒ずんだ汚れがこびり付いたホースで後ろ手に硬く縛り付けられた姿で息を切らせてもたれかかっている。
もはや佐奈にはプライドも、意地も、涙さえもボロボロに根こそぎ奪われていかれていた。

今は、佐奈の痴態がどのよう撮影されたか、佐奈の目の前で3人が大衛のビデオカメラを眺めている。
どっという笑い声が断続的に聞こえ、「やだ~」「さいてぇ」「蛙みてぇ」という単語がこれ見よがしに佐奈の耳に届き、佐奈の
神経を蝕んでいった。

なぶり続けた時間をそのままゆっくりビデオ再生して佐奈を十分に傷つけた後で金城は
「あ~っ笑った笑った。」
飲み屋の中年親父のような台詞を吐きながら、金城が立ち上がり佐奈の元へ歩いてきた。
「彼氏も満足してくれたかな?」
「はぁ、、、はぁ、、、」金城の馬鹿にした問いに答える気力もない佐奈は息をあえぎながら下を向いてただ、黙っているだけだった。
自分の質問を無視された金城は、特に気を悪くした様子もなく、精根尽き果てた佐奈を見下した目つきで微笑んで里香を見やった。
「佐奈ぁ、無視は良くないな」
里香が、金城の視線を受け、言葉を引き継ぐ。

つい先ほど、いじめられる佐奈を見て襲われた罪悪感は、過剰に佐奈をいじめることでまともな感覚が麻痺してしまい、完全になくなっていた。



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