鬼武者・新鬼武者でエロパロat EROPARO
鬼武者・新鬼武者でエロパロ - 暇つぶし2ch348:ロベルト×茜
06/06/23 19:01:36 djMp03Pu
 今まで、チビ、と言われたことは数あれど、蒼鬼も含め、男から『女性』と言われたことはない。女性扱いなどもっての他だったから、当たり前のように女性だと言うロベルトの言葉に茜は嬉しくなる。
 自分の中の女が茜をいつもと違うものに変える。
「そ、そうか? そうかな? なぁ、ロベルト、オレに胸があるか確かめてくれねぇか?」
 この茜の発言にはさすがのロベルトも動揺を隠せないようだ。茜には理解できない祖国の言葉で何かを呟いた後、日本語でこう言った。
「確かめろ、とは?」
「わかんねぇのか? 触ってくれりゃいいんだ」
「しかし……」
 胸を触れと平気で言う時点で、すでに女性の恥じらいというものがない。もちろん、茜はそんなことに気づいてはいない。
 ロベルトもだてにここまで茜たちと付き合ってきたわけではないので、どう断ったところで茜が引かないことはわかっていた。
 ロベルトの大きな手が茜の胸に触れる。いや、触れるというよりは包むといったほうが近い。
 触れられた瞬間、茜の心に何かが湧き上がってきた。
「なんだ、これ?」
 離れようとするロベルトの手をつかみ、茜は再び自分の胸に押し付ける。
 驚いたロベルトが指を動かした。
「んっ……んん?」
 突然もれ出てきた女の声に驚いたのは茜だけではない。
「い、今の、オレの声だったよな? ロ、ロベルト、これって何なんだ?」
 ロベルトの指が今度は意図的に動かされる。ぺったんこではない茜の胸を軽く揉み始めた。
「ん……」
 あの声がまた出そうになり、あわてて茜は口を手でふさぐ。だが、ロベルトによってその手ははずされた。
「怖がらずに声を出すといい。女性が反応しているのだろう」
 茜は何が起こってるのかわからない。でも、声を出そうとすると、どうしてもあの自分のものではない声しか出ないのだ。ロベルトは声を出せ、と言うが、茜にはその『声』を出すのが怖い。
 ロベルトが、茜の羽織や鎧を外し、その小ぶりだがぺったんこではない胸を外気に晒した。
 いつもの茜なら、こんなことをされれば必ず蹴りの一つもいれるのだが、不思議なことに体がロベルトの行為を歓迎していた。大きくて無骨な指を待っている。
「どうしてだ? なんだ、これ? オレ、どうしたらいい?」
 小さい子を抱くように、ロベルトの腕が茜を抱き上げた。これからの行為の邪魔になる、とロベルトは帽子をとり、茜の頭にかぶせた。
「金色の髪、だ……」
 茜はロベルトの髪に触れる。子供が親の頭を触るように、しばらく髪をもてあそんでいた茜は、唐突に胸を襲った甘美な刺激に、思わずロベルトの頭を抱きしめた。

349:ロベルト×茜
06/06/23 19:02:44 djMp03Pu
 抱きしめてもなおロベルトの攻めは止まない。胸の先端を何度も行き来するものが、ロベルトの舌だと気づき、茜は目の前の頭を叩く。
「ど、どこ舐めてんだ。そんなとこ……う、あっ……、ない胸を舐めたって……なに、も、いいことなんか、ねぇ、だろ」
「女らしい、と言葉で言うよりも早い。痛くはないか?」
「痛いも何も……。オレだって、わかんねぇ」
「思う感触に任せればいい」
「お、おぅ……変な声出していいんだな?」
「女の声が、聞きたい」
 ロベルトの声に安堵した瞬間、自分でも抑えられないくらい声が出た。
「ふっ……あ、あ、ん」
 声を聞いたロベルトはさらに激しく先端を攻める。舌で触れてないもう片方の胸の先端を、人差し指の腹でころがした。
「ふっ、はっ……あっ、はっ、んん……」
 今まで一ヶ所の刺激しか味わってなかった茜が、二ヶ所からくる刺激に耐えられるはずもない。ロベルトの髪をかきまわし、荒い吐息の中から声をあげる。 同時に、下半身の中心を流れる何かを感じ取り、太ももをもぞもぞと動かす。
 それに気づいたらしいロベルトが、茜を横抱きにした。赤子を抱くように片手で茜を支え、もう片手で落ち着かなげに動く太ももを撫でる。
 ロベルトの二本の指が、茜の秘所を布の上から押す。撫でているわけではないのだが、過敏になっているそこは触れられるだけで茜に艶かしい声をあげさせる。
「い、いやぁ……あっ、なん、で……そんなとこ触られて、こんな……オレ……」
 すい、と撫でられたとたん、茜は背をそらせた。ロベルトの帽子が落ちそうになり、快感に震えながらも、茜は必死に帽子を押さえる。
「こんな状態なのに……ありがとう」
 全ての刺激からつかのま解放された茜は、帽子をかぶったロベルトを見上げ微笑んだ。
「見慣れてるロベルトのほうが、いいな。アオ兄ぃよりかっこいいぜ」
「いや、蒼鬼のような侍にはかなわない」
「そうかな? オレはロベルトもかっこいいと思う」
 ロベルトは答えず、柔らかかく微笑んだ。
 同じく微笑み返そうとした茜の秘所に、今度は直接、ロベルトの指が触れてきた。布ごしとは明らかに違う感触に茜は、
「あ、はっ、ああ! あっ……」
 と小さな悲鳴をもらす。
 ロベルトは茜が声をあげるごとに、嬉しそうな顔を浮かべ、指の動きを速めていく。その表情に引き寄せられるように、茜はまた『女』の声を出す。

350:ロベルト×茜
06/06/23 19:04:44 djMp03Pu
 最初は、茜の声だけだったが、今ではかすかな水音も辺りに響くようになってきた。茜の秘所が悦んでいる証拠だ。もはや、茜も恥ずかしがることなく、ロベルトの指に反応して声をあげ続けていた。
 一定の快感に身を任せていた茜だったが、急激に襲ってきたものに耐えられず、ロベルトの服を強くつかんだ。
「だめ、だ……ロベ、ルト……オレ、も……うっ」
 刀で斬られた瞬間に襲いくる痛みに似た熱さが、秘所から流れ込み、茜の体を包んでいく。どうなってもいい、とさえ思えるほどの恍惚感。
 茜は体を震わせながら、じっとロベルトの目を見ていた。ロベルトの指を引き止めようとする下半身のうごめきを、じっと受け止めていた。
 やがて、秘所から指を抜いたロベルトが、茜の体を甲板の上に横たえ、鎧や羽織を整えていく。まだ少し震える体以外は、全て元通りになっていた。
 体を起こした茜の前に、ロベルトがしゃがみこむ。それでも、目線はわずかにロベルトのほうが上だ。
「胸はぺったんこなどではない。蒼鬼が何と言おうと、俺は女性だと思っている。……もう、眠れるはずだ。皆のところに戻るといい」
 茜は、立ちあがり、去ろうとしたロベルトの足にしがみつく。
「ロベルトも……ロベルトに、オレ、何かできないか?」
「何か、と言われても」
「オレみたいに、さっきみたいになる、からくり装置……は、ロベルトにもないのか?」
 茜を悦ばせている間、ロベルトはどこか辛そうな顔、何かに耐えるような顔をしていた。茜にはそれが気がかりなのだ。
 だが、ロベルトは茜の言葉に吹き出した。
「からくり、装置……か。ないことも、ない」
「教えろ。どこだ、それ?」
「ここ、に触れてみてほしい」
 ロベルトに手をつかまれ、茜が触れた場所は―。
「固くて、膨らんでる?」
「お前の反応を見て……こうなった」
 茜に、股間に触れている、という意識はない。ただ、物珍しく手の平で形状を確かめていた。筋肉とはまた違った未知の感触だ。
「どうするんだ?」
「出して……触れてくれれば……だが……」
「わかった」
 茜はロベルトのズボンから器用にそれを取り出した。気持ち悪いと思うことも、恥ずかしいと思うこともなく、幻魔のしわざかと思えるほど奇妙な物体を眺める。
「これは、幻魔蟲か?」
 ロベルトは小さく笑った。
「は、はっ……これは、生まれた時から男の体についているものだ」
 男の中で育った茜は、小さい頃に男の子の体についているものは見たことがある。だが、ロベルトのような、こんなものは見たことがない。
「天海にも、アオ兄ぃにも?」
 つめよった茜に向かって、ロベルトがうなずく。
「人間であれば、例外なくついているだろう」
「成長したら、こんな風になるってことかぁ」
 大きさを確かめるべく、茜はそれを手でつかんだ。ぴくりと動くので、あわてて離す。
 そんな茜を見て、またロベルトが笑う。
「お前が触ると、そうなる」
「もっと、触ってみてもいい?」

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とりあえず、書けたとこまで。続きはまた後で……。
もう、読みたくねーって思ったら遠慮なく言ってください。
スレのお目汚しはしたくないので潔く撤退します。

351:名無しさん@ピンキー
06/06/23 21:28:16 xjZC1wmZ
これは・・・意外に萌えるぞw 是非続きを!

352:339 ◆KP0oiqayQE
06/06/23 23:50:16 irJUrDsZ
わぁ~職人さんだぁ~♪
楽しみにしてますね!!
ロベルト×茜いい!!

353:ロベルト×茜
06/06/24 01:24:12 bOtk7Ha8
 ロベルトの返事を待たず、好奇心が先走っている茜は、今度は手でつつんで少しこすりあげてみた。
 ロベルトが彼特有の低い声で、うっ、と言いながら息を吐いた。
 痛みをこらえるようなロベルトの表情に、思わず茜は手を離す。
「大丈夫か? 痛いのか?」
「いや、そうではない。……続けてくれ」
「なら、いいんだけどよ」
 痛くないと言われても、先ほどの顔を見てしまった茜はまだ少し怖い。包み込まず、手で触れてさすってみた。
 痛みを軽減させるかのような茜の手つきに、ロベルトは荒い息を吐きながらも苦笑いをもらす。
「痛くない、と言っているのに」
「でも、オレ、こんなの見たことねぇし、ロベルトのしてほしいこと、言ってくれよ。な?」
 少女である茜の小さな手に、ロベルトの大きな手が重ねられる。ぎゅっと握りこまれれば、茜の手はロベルトのそれを包むことになる。
「このまま、撫でてくれればいい」
 撫でろと一口に言われても、やはりどうすればいいかはわからない。ロベルトを喜ばせたい一心で赤ねなりに『撫でる』を実行した。
「こ、こう、か?」
 震えながら撫でることで、ロベルトにより一層の快感を与えることになるとは、茜が知っているはずもない。
 ただ撫でているだけなのに、ロベルトの吐息は確実に荒くなり、ときおり声ももれてくる。嬉しそうではなかったが、先ほどの自分と同じ気持ちを味わっているのだろう、となぜか茜には感じられた。
 いつも見上げるばかりのロベルトが、自分の小さな手一つに翻弄されている。それが茜の胸と、そして、秘所を再び熱くした。
 やがて、ロベルトの先端から何か汁が出てきた。茜の手に少しついたそれを目の前にもっていって眺めてみる。
「すまない。……もう、いい。これ以上やれば手を汚すことになる」
 ロベルトが茜に背を向けて座る。
 茜は手についたそれをぺろりと舐め、まずい、と顔をしかめてから、ロベルトの大きな背中に呼びかける。
「ロベルト、オレ、もっかい、やってほしいんだ、あれ。だめかな?」
「あれ? 何のことか……わからない」
「ほら、あの、指でさ、オレの……。わ、わかんねぇか?」
 ロベルトの肩が揺れた。笑っているのだ。
「わ、わかってんだろ? なんかさ、もっかい、やってほしくなったんだ」
 茜の本能が、それは恥ずかしいことだ、と告げていた。指が羽織をつかみ、自然と甘えたような声になった。
 ロベルトが体を茜に向けた。ロベルトと同じく大きくそそりたつそれに、茜の目はくぎづけになる。
「指ではなく、今度は別のものを入れてみないか?」
「別のものって?」
 言いながらも、茜はやはりそこから目を離せない。
 そして、ロベルトは茜が見ているそれを指し、
「これを」
 と、言った。
 茜はますます、まじまじとその筒のような物体を眺める。お初の扱う銃ほどの太さがあるのではないだろうか。なによりも……。
「こんなもん、入るのか? オレのは大きいんだか小さいんだか知らねぇけど、さすがにそれは入んねぇだろ」
「指とはまた違う。だが、無理強いするつもりはない。お前が決めてくれ」

354:ロベルト×茜
06/06/24 01:25:16 bOtk7Ha8
 茜は本気で悩んだ。ロベルトのそれを何度も見るが、やはり大きいことに変わりはない。でも、指とは違う感触というものにも興味はあった。
「よし、いっちょ、やってみるか」
 男女の営みも、茜にかかれば剣術の試合と同じである。だが、意気込んだものの、やはり茜にはどうすればいいのかわからない。
「つっても、オレ、やっぱりわかんねぇんだよなぁ」
「ここに座ってくれ」
 ロベルトが自分の太ももを叩く。大きな足は座り心地も良さそうだ。茜はロベルトの腿に座り、
「爺ちゃんに座ってるみてぇだ」
 嬉しそうに笑った。
 こんな少女ではあるが、体はしっかり女性と化しており、秘所へと伸ばされたロベルトの指に艶やかな喘ぎ声をあげ始める。
「ん……ロ、ロベルト……また指で、なの、か?」
「そうではないが、濡らしておかないと、痛い思いをさせることになる」
「そ、か……わりぃな……だったら、いいんだ」
 茜はぎゅっとロベルトの首に腕を回した。
 幻魔を殴り倒す無骨な指がもたらす優しい快感に身を任せるために―。
「そろそろ、だな」
 茜は、ここがどこだかすらわからないくらい、頭を快感に飲み込まれていた。ロベルトの指は抜かれたものの、指がまだ秘所を探っているように感じる。さすがの茜にも、濡れている、ということはわかった。
「も、だいじょ、ぶ?」
 首にしがみついていた腕をゆるめ、茜はロベルトを見る。
「ああ、今から入れるが、無理だったらやめる」
 ロベルトの手に抱き上げられ、茜は彼と向かい合う形となった。ゆっくりと下ろされ、何かの先端が茜の濡れた秘所に触れた。自分の体がロベルトを飲み込んでいくのがわかる。あるところまで到達した時、茜を激しい痛みが襲った。
「いっ!」
 ロベルトが茜を下ろしていた手を止める。
「やはり、無理だろう」
 引き上げようとするロベルトの手を、茜はぐっとつかんだ。
「大丈夫だ。爺ちゃんの稽古に比べたら、こんなの屁でもねぇ。オレはあの柳生十兵衛だからな」
 やはり、男女の営みを剣術と混同している茜ではあったが、ロベルトが己の中に入っていく歓喜はなにものにも勝る、と思っていた。ぐい、と歯をくいしばり、ロベルトに先をうながす。

355:ロベルト×茜
06/06/24 01:26:40 bOtk7Ha8
 やがて、茜の忍耐の甲斐あって、ロベルトのそれは根元まで見事に秘所へおさまった。
「んっ……よっしゃ……やったぜ」
「痛むか?」
「少し、な」
「痛みがおさまるまで待とう」
「暇つぶしに胸でも舐めるか? あれ、嫌いじゃねぇんだ」
 そう言って、へへ、と茜は笑う。
 つられるようにロベルトも笑い、ああ、と着物の中から茜の胸を解放し、そっと先端を口に含む。指でもう一方を刺激してやることも忘れない。
「ん……ん、ふっ……やっぱ、好き、だ、オレ、ロベルトに、こう、される……んん……のっ」
「痛みは……どうだ?」
「な、舐めた……ま、ま、しゃべるな。よ……けいに、やばくなる……」
「少し、動かしてみる」
 大きく、ゆっくりとロベルトが腰を動かす。合わせて茜の体も上下する。
「ん! ふ、んん!」
「やはり、まだ痛みが……」
「ち、が……う。痛く、なんて……ない、から」
 その言葉を機に、ロベルトの両腕が茜の腰に回され、何度も上下に揺すられる。ロベルトも腰を動かしているので、茜の中にあるものの動きも自然と激しくなった。
 まさに、かきまわされるかのような感覚と、止めることすらできない快感が、秘所を通して茜に流れ込む。
「ああっ……はっ、は、あ、はっ……ロベルト……ロベ、ルト」
 揺すられながらも金色の髪を探り出し、茜は無我夢中でしがみつく。
 ロベルトの動きがさらに激しくなった。
 茜は、ただ、体の動きに合わせて声を出すことしかできなくなっていた。
「うっ……」
「あっ……」
 耳元でロベルトのうめき声が聞こえた瞬間、茜の視界は真っ白に光った。
 やがて真っ暗な夜空が視界に戻ってきた時、茜は全身をロベルトに預けていた。
 秘所も、心も、まだ喜びに震えている。
 茜の覚醒に気づいたのか、ロベルトが繋がりを解く。それが抜ける瞬間、強い快感が秘所にはしり、思わず茜は体を震わせた。
 濡れて、役目を終えたそれを茜は愛おしげに見つめた。
「これも、ロベルトなんだな。中に入ったんだな」
 ロベルトは、ハンカチで茜の濡れた箇所を拭き、彼女の服を戻していく。
「小さい体に無理をさせたな。すまなかった」
「オレがいいって言ったんだ。今さら謝るのなんかなしだぜ。それにさ、何度も女だって言ってもらえて、嬉しかったんだ」
「蒼鬼も、ちゃんと、気づいてくれるだろう」
 羽織の帯を結ぶロベルトの腕をぺしりと叩いた。
「な、なんで、そこでアオ兄ぃなんだよ。だいたい、オレはアオ兄ぃのことなんて」
 茜は早口で蒼鬼について抗議する。
 だが、それを聞いているのかいないのか、ロベルトは笑い、
「お前も、気づいてないんだな……」
 と、呟いた。
「なんだ、それ。ロベルトの言うことは、天海と同じくらいわかんねぇや」
 軽く口をとがらせ、茜は星を見上げる。
 ロベルトと繋がった秘所の痛みは、甘く彼女の体を包んでいた―。

 ◇終◇

356:ロベルト×茜…書いた者
06/06/24 01:31:22 bOtk7Ha8
なんだかんだ言ってたが今日中に完成した。長くてすまん。
とりあえず自分的には体格差だったんだ。書けて満足しているw
ロベルトの口調はあんまり自信ないがゲームの低い声は大好きだ。
まあ、なんだ。感想とGjの言葉もらえりゃそれで満足するのさ。
新鬼武者、意外と書いてて楽しかったからこれからも書いていこうかと思うが、読みたくねーって人いたら遠慮するからいつでも言ってください。

357: ◆KP0oiqayQE
06/06/24 10:02:29 1Ym37AfJ
すごい!ロベルト×茜良いですよ!!
意外なカップルにはまってしまいました!
ゲームの中にわりと忠実な感じで
ロベルト良い♪私もゲームの声好きなんです^^
また作品是非見せてください!!

358:名無しさん@ピンキー
06/06/24 14:32:14 BdUUOY6h
>>356
GJ!!!すげぇ燃えたw次回作も期待してるぜ

359:名無しさん@ピンキー
06/06/24 23:46:53 YfTN3enZ
ぐっじょぶ!体格差がなんかどことなく危ない組み合わせなだけに余計に萌えた。
茜に萌えながら、次の作品待ってます。

360:ロベルト×茜…書いた者
06/06/25 00:43:57 o0u+YQDO
>>357-359
マジでありがとう
ゲームクリアした時ロベ×茜なんてカップリング想像もしてなかったし投下したもののすげー不安だった。
でも、温かい言葉にさらなる意欲が湧いた。
プレイ中は茜苦手だったんだが書きやすいな、この娘さん。
次はロベルトの次に声がそそった天海と茜でいこうと思うのだが、これはさすがに邪道か?
私的に天海は天海として好きなんだよ。1しかプレイしてないしもはや記憶も薄れてるからw
茜にとって天海は謎の人っぽいので、そこら辺を活かしたのを考えてみようかと思ってる。いかがか?

361:名無しさん@ピンキー
06/06/25 01:23:26 m/Yo8g6Q
イイじゃないかww天海がエロイ事してる所なんて想像つかないなぁw
期待して待ってる(*´Д`*)

362:名無しさん@ピンキー
06/06/25 01:34:44 x1NYfOE6
天海×茜も是非書いて下さい!

363: ◆KP0oiqayQE
06/06/25 10:50:46 dOeQjdiS
それも燃えますね!
是非見てみたいです!!
楽しみにしてますね~

364:名無しさん@ピンキー
06/06/25 15:57:01 emtKJqKN
>>361-363
了解。需要があってよかったとほっとしている。
書き始めることにします。完成しだい投下するんで。
天海の淡々さと十兵衛の子供っぽさの絡みを押し出す予定。

365:天海×茜
06/06/25 23:44:46 7O/7HplH
書けたとこまで投下。睡魔が襲ってきたので途中で寝てしまうかもしれないから。
自分的天海と茜イメージで書いてはいるのだがイメージ壊してたらすまん。

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 最終決戦となる地での、最後の休憩場所となっている明智塚。
 茜は小さな岩に座りながら、小さな丸薬を指でつまんでもてあそんでいた。
 この丸薬は、天海が用意したいわゆる眠り薬というもので、決戦を前に眠れない仲間たち全員に配られた。疲れというものは思考も動きも鈍らせる。無理やりにでも眠ったほうがいい、という配慮からだった。
 蒼鬼、お初、ロベルトは、すでにこの丸薬を飲んで眠っている。起きているのは、塚の前でじっと座っている天海と、岩に座る茜だけだ。
「天海、眠らなくていいのか?」
 茜は、背中を向けている天海に話しかける。
「私は眠らないことに慣れている」天海が肩をすくめる。「……いや、慣れてしまっているからな」
「長く生きてるから、ってやつか?」
 そう言って、茜は、風に揺れる天海の白く光る髪を見つめる。
「そうだな」
 茜は青白く輝く空を見つめ、ふーん、と返した。
 赤い丸薬はまだ手の中にある。
「そういや、これ、どうしてオレのだけ赤いんだ?」
「苦いと飲み辛いだろうと思い、甘い実を混ぜておいた。十兵衛は体も小さいから蒼鬼たちより量も少なくしてある」
「お初姉ぇのはアオ兄ぃたちと同じだったぞ。オレだけ子供扱いかよ」
「なぜ、そこまで子供にこだわる?」
 拗ねたところで天海にさらりとかわされるだろう、と思っていた茜は彼からの思わぬ質問に驚いた。
 答えを用意していないながらも、しどろもどろで答える。
「アオ兄ぃとロベルトに追いつこうなんて思っちゃいねぇけど、お初姉ぇはオレと同じ女なのにさ、なんかすっげー高いとこにいるっつうか、オレが見ても惚れちまいそうなくらい女っていうか」
「なるほど」
 頷く天海に、茜は岩から離れて詰め寄った。
「オレの言ってる意味がわかったのか? オレ、自分でもどう言葉にすりゃいいのかわかんないんだ」
「私の推測ではあるが……」
 天海が話し始めるので、茜は彼の隣へと座り、聞く態勢へと入る。天海を長く見てきたであろう塚を見上げてから、彼の横顔へと目を移した。
「十兵衛は大人に憧れているのではなくて、女性というものに憧れているのだろう。子供扱いというものは、男として扱うわけでも、女として扱うわけでもない。そこにこそ、まさに十兵衛の不満があるように私は思う」
 天海の言葉に、茜は自身の中を振り返る。

366:天海×茜
06/06/25 23:45:31 7O/7HplH
 じっと考えている間、天海も何も言わず、やはり塚を見上げていた。
「そう、かも、しんねぇ、な……。アオ兄ぃによく言われんだけど、女らしい、って何なんだろう。こんなオレが女らしくなんてできんのかな?」
「恋慕の情が女性を目覚めさせることもある、というが……」
 塚を見ていた天海が、茜を見て言葉を切った。その先は言われなくてもわかる。
「恋慕の情なんて知らねぇぞ、オレ」
「無理やり目覚めさせる妙案があるには……ある」
 茜は天海の鎧をがしっとつかんだ。藁にもすがる思いとはまさにこのことだ。天海の後ろで広がる髪が、菩薩の後光のようにさえ見える。
「教えてくれよ」
「命の行方すらわからぬ戦いの前、教えるなら今しかない、か……」
 茜を見下ろし、天海は呟く。そして、頷いた。
「これだけは聞いておきたい。十兵衛は私にどこを触られても平気か?」
 天海の厳しい目に茜はわずかにたじろいだ。昔、祖父が茜に技を教える前、覚悟の有無を聞く際に見せる目によく似ていた。そうとうの覚悟が必要だ、ということなのだろう。
「へ、平気だ。天海なら、オレは平気だ」
 刀に手を添えて、茜は強くうなずく。
 天海がうなずき、錫杖を手に立ち上がり、歩き出すので、茜はあわてて後を追う。
「どこ、行くんだ?」
「さすがに仲間の前ではやりにくい。少しだけ移動する。塚の気の届かぬ場所へは行かないから安心するといい」
「そ、そうか」
 蒼鬼にはない安心感が天海の背にはあった。茜は黙ってついていく。
 少しひらけた場所へでた時、天海が地面に錫杖をさして何事が呟いた。やがて、赤く光り始めた錫杖をそのままにし、立ち止まった茜を抱き上げる。
「て、天海?」
「大丈夫だ、十兵衛……」
 子供をあやすように、天海がぽんぽんと茜の背を叩く。子供ではない、と言いたかったが、茜は大きな手の動きに安心してしまっていた。
 草の上に横たえられ、鎧をはずした天海が茜を覆うように四つん這いになる。肩から流れた天海の髪が、茜の頬をわずかにくすぐった。
 日頃から茜は天海と祖父を重ねて見ることが多かったが、今は、彼は男なのだ、としか思えない。いとも簡単に抱き上げられたからか、こうして見下ろされているからか……。
「十兵衛、私が怖いか?」
「大丈夫だ。天海は爺ちゃんだからな」
 天海は笑って、茜の耳元へ口を近づける。
「……いい子だ」
 そう低い声で呟かれ、天海に耳たぶを軽く噛まれた茜は、味わったことのない感触に身震いした。

367:天海×茜
06/06/25 23:46:00 7O/7HplH
 両肘をついた天海は、茜の頭を撫でながら、今度は首筋へと口を移動させた。強く吸いつく。
「い、た……」
 痛い、と言おうとしたものの、それと同時におとずれる甘い感覚に、茜はおもわず言葉を止める。
 天海は顔を上げ、片手で茜の羽織の紐を解き始める。不用意に服を乱さぬよう、丁寧に胸元を広げ、発育途上にある茜の胸を外に出してやった。
 今までじっとしていた茜だったが、伸ばされる天海の手を遮るべく、胸を両手で隠す。
「ちょっと待てよ、天海。こんなとこまで触るのか?」
「十兵衛」
「ぺちゃんこの胸まで触る気かよ」
「十兵衛」
「そりゃ、どこを触っても平気って言ったけど、オレだって……」
「十兵衛」
 天海は先ほどから名前しか呼んでいない。その声音は怒気をはらんではいないのだが、なぜか、茜は素直に手を胸から離してしまった。男に何度も名前を呼ばれることなどなかったせいだろうか。それとも、天海の声がどんどん耳に甘く響いてきたせいだろうか。
 胸に伸ばされようとしていた天海の手が引っ込み、かわりに顔が近づいてきた。胸の先端に彼がそっと口付ける。もう片方の胸にも同じように口付けがほどこされる。
 愛おしげに何度も先端に天海の唇がふってくるので、茜は我慢できずに声を洩らした。
「ふっ、ん……」
 触れるだけだと油断していたところへ、今度は先端に天海が歯をたてるので、
「んんっ……あ、あっ」
 茜はさらに大きな声を出してしまった。
 ふだんの自分のものではない声に怖くなり、茜は胸にある天海の頭を抱きしめた。
「天海……オレ、自分で自分がわからない。怖い、んだ……」
 もぞりと天海が頭を移動させ、茜と目線を合わせる。初めて間近で見た天海の顔に、驚くと同時に、しばし見惚れた。
「それこそが女である声だ。大丈夫だ、十兵衛。怖がることはない」
 目線を合わせて微笑みながら、天海は手を茜の胸に添えた。ゆっくりと指の腹と手の平で先端を刺激する。怖がるな、とでも言うかのような動きで。
 目の前で優しく微笑み続ける天海に安心した茜は、胸から送り込まれる刺激に合わせて、吐息と声を洩らす。その声は、幼いながらも艶を帯びていた。
「どうだ? まだ、怖いか?」
 それまで茜の顔を見つめていた天海が胸へと視線を移動させるので、茜も同じく自分の胸を見る。胸の先端は、天海の愛撫によって快感を味わったことを、精一杯に示していた。
「こんな風になるなんて、変だよな、オレの胸。やっぱ、ぺちゃんこだからか?」
 天海の指が先端をつまんでこねる。
「おかしくはない。私が丸薬に混ぜた赤い実のようだ。口に含めば甘いだろう」
 そう言った天海が、快感に震える胸の先端を口に含み、本当に実であるかのように舌で舐めるので、返事しようと開けた茜の口からは喘ぎ声が洩れるだけとなった。

368:天海×茜
06/06/25 23:46:52 7O/7HplH
 舌で愛撫を続けながら、天海の手は茜の下半身へと移る。
 胸に加えて、どこかから突然襲ってきた快感に茜はただ体を震わせる。
「十兵衛のように素直なのだな、ここは」
 自分の中に異質なものが入ってきているのを感じた茜は、足を閉じようとするのだが、天海の指がもたらす快感に抗えず、やみくもに足をバタバタさせる。その動きのせいで、天海の指があちこちに触れることとなり、結果、過度の快感を体に呼び込むだけとなった。
「ふっ、うっ、う、う……」
「十兵衛の体に負担がかからないようにしたいのだ。足の力を抜いて……」
「ふぅ……ん、ん」
 茜は、足を閉じることを諦めた。なるべく力を抜いて天海の指に任せてみると、荒っぽい刺激がなぜか柔らかく感じられるようになった。
 茜が足を動かすと縦横無尽に天海の指が中をかきまぜることとなる。快感に慣れていない茜の体には、かえってそれが負担となるのだ。
「十兵衛、一つ頼みがある」
 胸から口を離し、まじめな顔で天海は言うのだが、指は茜の中をゆっくり動いている。
「てん、かい……な……ん、だ?」
「私を受け入れてはくれないか?」
「んん……、うけ、いれるって……どこに? なに、を?」
 思考は半分以上、快感へと持っていかれてしまっている。だが、かろうじて残っている思考で天海の言葉を必死に理解しようと努めた。
「ここに、私の昂ぶりを挿し入れたい」
「今より……ふ、ん……もっと、よく……あっ……なるか?」
「ああ、今よりよくはなるはずだ。ただ、痛みを伴う。すまないが、私も抑えられそうにない。久しく女性の体に触れていなかったのでな」
「だったら、いいぜ……」
 茜を頷かせたのは、天海の『女性』という言葉だ。いつも、蒼鬼や自分よりも遥か高みにいるような男が、自分を女性扱いし、さらに頼みごとまでしている。近くなったようで嬉しかった。
「ありがとう」
 そう言って、天海は茜から体を離し、膝立ちで下半身から何かを取り出した。上を向いたそれを『挿し入れる』のだろうか。
 天海の左手は茜の片足を持ち上げ、右手は取り出したそれを握っている。
 先ほど、天海の指が探っていた場所に、ぬるりと何かが触れた―と感じたとたん、その何かが中へと潜り込んできた。
 気持ち悪いが、温かなそれは、やがて茜に激痛を与えてきた。
「んっ、いたっ! てん、かい! 天海、天海! いた、い……」
 めったなことでは泣かない茜であったが、この時ばかりはボロボロと涙が出る。小さい子がすがりつくように、天海に向かって名を呼びながら手を伸ばす。
 応えるように、天海が茜を抱きしめる。彼の体へ茜は必死に両腕を回した。
「すまない、十兵衛」
 頭を撫でながら、天海は十兵衛の耳元で囁く。
「名前、もっと、呼んでくれ……天海」

369:天海×茜…書いた者
06/06/25 23:54:35 dDooAAUs
すまん、やっぱ寝る。続きはまた明日……マジですまん。
ここまでで天海と茜のイメージ壊してないか? 大丈夫か?
続き書くな、投下するな、と言うなら今だぞ。まだ書いてないからww

370: ◆KP0oiqayQE
06/06/26 08:23:38 POJPEv2d
すごく良い♪
茜かわいいし、天海もエロかっこいいです(*´ェ`*)ポッ
頑張ってくださいね
続き楽しみです

371:名無しさん@ピンキー
06/06/26 08:27:48 NFXivXcA
GJ!!イメージ崩れてないぞww頑張って続きも書いてくれ(*´Д`*)ハァハァ

372:名無しさん@ピンキー
06/06/26 16:45:08 nvexjF0N
最高。茜かわいいなー。続きカモン!

373:天海×茜
06/06/27 01:17:25 V+XhLayQ
 天海が呼ぶ『十兵衛』は他の誰に呼ばれるよりも心地よかった。『十兵衛』を甘い響きにしてくれるのは天海しかいないと思っている。
「十兵衛……十兵衛」
 耳元に響く低い声、頭には大きな手、体の中には痛みと、天海自身が入っている。温かな充足感が茜の心の中を満たす。
 目の前に広がる天海の髪を手で梳いてみた。
「爺ちゃんの白髪と全然違うな」
 手を引くと、すっ、と指の間を銀色が流れ落ちる。
「十兵衛の黒髪も、綺麗なものだ。過ぎし日の記憶を呼び起こしてくれる」
「過ぎし日?」
「ああ、蒼鬼のように女性を愛したこともある。黒い髪の女性を……」
 天海は黒髪を撫でながら、じっと茜を見ている。だが、その天海の視線の先にある景色はいつの時代なのだろう、と茜は思った。黒髪を通して、愛した人を思い出しているのか。ならば、自分は―。
「その人だと思ってくれてもいいぜ。オレは全然平気だから。オレが黒い髪でよかったな、天海。まあ、乱暴に扱ってる髪だから、その人とは全然違うだろうけどよ」
 こつん、と天海が茜と額を合わせる。茜より遥か長い時を見てきた目がそこにある。
 天海の指が茜の黒髪を梳いた。
「完全に過去のものとできぬは私の未熟だが、十兵衛ならば、今は己を見ろ、とでも言って私を引き戻してくれるのではないのか?」
 少し弱気になってしまったのを天海に見透かされた茜は鼻の頭を掻く。
「お、おぅ、今はオレを見てろ。同じ黒髪でもオレの髪だ。……天海とこんなことしてるから、調子狂っちまったんだな」
「では……」天海が片手を茜の顔の横につき、それを支えにわずかに上半身を浮かせる。
「お互い、余計なことは考えられぬようにしてしまおう」
 天海が体を揺らす。そうすると、もちろんのことだが、茜の中に入っているそれも動く。
 ただ、自分の中に入っているだけだったものが急に動き出したので、茜はまず驚いた。次いで、強く奥を突かれる快感に体をよじる。
 天海の言った通り、頭の中に快感の渦が乱入してきて、何も考えられない。
 腰に添えられた天海の片手が体を動かすので、茜はただじっと快感に身を任せるだけだ。いや、それしかできなかった。
「痛くは……ないか?」
 日頃、幻魔と連戦を繰り広げてもあまり疲れた様子を見せない天海だったが、今は息も絶え絶えになっている。しかも、うっすらと額には汗までにじんでいる。

374:天海×茜
06/06/27 01:19:06 V+XhLayQ
 茜は天海に揺すられながら、手を伸ばし、彼の額に触れた。前髪を梳き、頬に触れる。熱かった。
「いっ、痛く、は、ないぞ。……天海、オレの、なか、いい、か?」
「くっ……あ、ああっ……もちろん、だ」
 だが、天海は苦しそうに顔をしかめている。男性も自分のように痛みを伴うのだろうか、と茜は疑問に思った。
「んっ、ん、天海……本当は、痛い、だろ? そんな……くっ、うっ、くるし、そうな、かお、して」
 苦しそうな中、天海が微笑んだ。
「おしゃべり、は……もう、おしまいにしよう」
 そう言った天海は動きを少し大きく、速くした。
 さきほどよりもさらに体が揺れる。茜の中にあるものも激しく突いてくる。
「んん! ふっ、う、うう……」
「十兵衛」
 耳元で囁く天海の声が、白濁していく思考の中に優しく響く。名前を呼ぶ声が好きだ、と言ったのを天海は覚えてくれていたのだ。
「て……んか……い、ぃぃ」
「じゅう、べえ……」
 天海の言葉も途切れがちになっている。
 そして、激しい攻めに耐えかねた茜の体はついに―果てた。
「くっ、じゅう……」
 直後、名を呼んでいる途中で天海も果てた。


 茜の頭が快感から醒めた時、天海は具足を付けていた。
「オ、オレも……」
 茜も正座になり、着衣を整える。
 立ち上がった天海により、カシャリ、と錫杖が地面から抜き取られた。
「皆のところへ戻ろう」
 天海が手を差し出す。
 茜は駆け寄って手を握る。天海の手は、祖父のものと全く違う感覚を茜に与える。胸がほんのり熱くなった。
 仲間の眠る場所へ二人は戻った。
 天海は変わらず塚の前へ座り、茜はしばらく立ち尽くしていた。やがて、天海の隣へと座る。
「天海、オレ、ここで寝ていいか?」
「塚の気から離れなければ、どこで眠ろうとかまわない」
 あんなことをしたというのに、天海の横顔はいつもと変わらない。塚を見上げたその視線は、茜を振り向くこともない。
 茜は丸薬を口に入れ、天海の甘い気遣いを飲み込み、自分の荷を枕代わりにして寝転んだ。
「……天海」
 自分の目の前にある天海の手を握った。握り返してくれなくてよかった。
 もう少し、天海の顔を見ていたかったが、瞼が勝手に落ちてきて、意識は自然と遠ざかる。
「おやすみ……十兵衛」
 眠る茜に囁きかけ、天海は小さな手をぎゅっと握り返した。


 ◇終◇

375:天海×茜…書いた者
06/06/27 01:27:47 V+XhLayQ
色々と生活のあれこれして、書き終えたらこんな時間になってた。
遅くなってすまん。続き楽しみとか言ってくれてありがとう。
私的に天海って妙に反抗できない雰囲気がある。
そんなわけで茜がかなり天海になついちゃった感じになった。
乙女チック文章になってるのは女だから勘弁してくれwww
エロよりストーリーメインになってる気がするよ、今回の。
GJ感想歓迎だが嬉しくてまた書こうとするから注意しろよww

376:名無しさん@ピンキー
06/06/27 04:58:36 /altDEmq
てst

377:名無しさん@ピンキー
06/06/27 20:42:35 k6LyFl76
>>375
グードゥ!茜可愛いよー。天海のカリスマが表れてる感じも良い。
ふと思ったんだけど、茜と宗矩って昔から仲悪かったのかな。ちょっと絡みが見てみたい気も・・・。
でも茜×宗矩はもう出てたか・・・陵辱モノでw


378:天海×茜…書いた者
06/06/27 21:11:02 RwR7Pe/Z
>>377
感想ありがとうー。
宗矩か……うちは申し訳ないがパスだな。
キャラはマジで最高につかみやすいんだが恋愛対象につかえねーw
悪役として宗矩登場させて茜×男キャラ絡みならたぶん書けるが。
宗矩はエロを匂わせるセリフが多いからな、使いやすいだろな。
次はロベ×お初あたりを狙っている。暴走したロベルトっつーのはどうか?
個人的にロベルトの体格のでかさがどうにもたまらん感じだ。

379: ◆KP0oiqayQE
06/06/27 21:39:25 Alpwfc4C
素敵でした(*´∇`*)
天海良いですね!
愛情たっぷりな終わり方が好きです!
次も楽しみにしてます!

380:名無しさん@ピンキー
06/06/28 00:44:25 PGGGBfBj
>>378
GJ、巧い描写で楽しく読ませてもらった。次回作も待ってる。
ロベルトは確かにガタイ良いな、力士にするみたいに触ってみたい。

つか新鬼武者は鬼武者シリーズの中でも背の高い男が多いような気がしてきた。
中肉中背かなと勝手に思ってた左馬より天海のほうが何故か背が高いように見える。ポニテのせいか。

381:天海×茜…書いた者
06/06/28 01:10:54 UpYfHNWc
>>379-380
お二方、感想ありがとう
キャラ発表時からロベルトの腕のでかさはインパクトあったな。蒼鬼でもぶら下がれるんじゃないかと思える。
左馬と天海は見かけと声優の違いもあってか自分の中では別人物と成り果てている
次回作はちと遅れる。サイトのオリジナル小説を書きたいんで。
みんながGJと言ってくれるので長居してしまったじゃないかw
普段はエロのかけらもない恋愛小説書いてるんだ。よかったら見に…って無理かw
ロベルト×お初をたずさえてまた戻ってくる予定。申し訳ない。

382:名無しさん@ピンキー
06/06/28 23:49:53 1XVRmoY+
茜スレにこんな画像が。無駄にエロいw
URLリンク(syobon.com)

383:名無しさん@ピンキー
06/06/29 21:09:58 48Y9pe7G
こっそり>>381
オリジナルを書き終えたんでロベ×初に入ろうと思うんだがもう不要だろうか?
とりあえず、書き始めてみる…

384:名無しさん@ピンキー
06/06/30 01:31:41 707TYmw5
>>383
是非見たいです!!

385:ロベルト×お初
06/06/30 20:30:35 v6L92/ey
 顔を叩かれて、お初は目を覚ました。目を開けて見れば、隣で眠る蒼鬼の手がお初の頬の上にある。
 蒼鬼は十兵衛に次いで寝相が悪い。朝、目が覚めた時、足が乗せられていたり、抱きしめられていたりすることもしばしばある。だが、お初は、距離をおいて寝ようと思ったことはない。
 愛しい人の手を顔からそっと下ろし、お初は体を起こした。蒼鬼は自分の隣に寝ている。天海は乱れることなく眠り、お腹の上には彼の隣で眠る十兵衛の足がのっかっている。いつも、そんな十兵衛から仲間を守るように寝る大きな体の持ち主―ロベルトがいないからだ。
 立ち上がったお初は、天海のお腹から十兵衛の足を下ろしてやり、彼女の乱れた服も直してやる。
 眠ろうかどうか迷ったお初は、浜辺にある粗末な桟橋の先に大きな背中を見つけた。帽子をかぶったその人物の背後へと近寄る。
「お初……?」
 そう言って、桟橋に座っていたロベルトが振り返った。
「どうして、見ていないのに私だってわかったの?」
 隣に座ったお初に向かって、ロベルトは肩をすくめてみせる。
「わかるに決まってるさ。お初は俺の」彼はそこまで言って首を振る。「……いや、偶然だ」
 呟いたロベルトは、両の拳へと目を落とす。
 二つ目の魔空石を壊したその拳は、わずかに変色していた。
 お初はそっとその手に触れる。ぴくりと震えた。ロベルトの痛みに触れてしまったのだと思い、お初は手を引っ込めた。
「ごめんなさい。痛くないはず、ないのよね」
「いや、触れてくれてかまわない。お前が触れると痛みも少し薄れる」
 お初は、痛々しげな拳に再び手を添えた。本当に痛みが薄れるのかはわからないが、ロベルトの表情が少し和らいだのは確かだった。
「手が痛むのか……心が痛むのか……わからない。パパの笑顔だけがずっと離れない……」
 誰に聞かせるわけでもなく、ロベルトが独り呟く。
 大きな彼の手を、お初は両手で包み込んだ。
「お父様の笑顔を信じられないの?」
「信じる?」
「嬉しいから、楽しいから笑うのよ。……幸せだから笑えるのよ」
「パパは……ルイスは幸せだったのだろうか」
「お父様は幸せだった。そう思わないと……あなたも辛いわ」
 お初の両手の上に、ロベルトのもう片方の手が重ねられる。

386:ロベルト×お初
06/06/30 20:31:40 v6L92/ey
「パパは確かに笑っていた。幸せだから笑っていた」
 ロベルトは、自分の言葉を耳に聞かせ、心に言い聞かせる。
 お初はロベルトの笑顔を見て、安心した。体は大きくても、心は仲間の誰よりも小さいのではないだろうか。そんな気さえした。
「そろそろ、寝ましょう」
 お初は、ロベルトの手の間から、自分の手を抜き取ろうとした。だが、その手を彼につかまれ、突然引っ張られる。
「えっ……ロベルト?」
 一般女性の体型を持つお初であったが、ロベルトに比べれば小さくて軽い。引っ張られれば、当然、彼の体に倒れこむこととなる。
 ロベルトの手に口を塞がれた。
 もがくお初の首を甘く吸い上げたロベルトの唇が、今度は耳元へと寄せられる。
「静かにしないと蒼鬼が起きてしまう」
 お初の弱みをついた的確な言葉だった。蒼鬼が起きれば、ロベルトと抱擁しているかのようなこの光景を見られてしまう。それだけは避けたい。
 お初は数回頷いた。ロベルトの手が口から離れる。
「嫌いに、なる」
 ロベルトを睨みつけると、彼は辛そうに目をそらした。
「……好きにしてくれ。もう、止められない」
 桟橋に押し倒されたお初の胸元に、ロベルトの手が潜り込んでくる。引き離そうとロベルトの手をつかんだが、まるでお初の妨害などないかのように、手は胸を撫でている。
「んっ……」
 声を出すつもりも、感じるつもりもなかった。だが、ロベルトの指がふいに触れたそこは、お初が思う以上に敏感だった。
 隣で眠る蒼鬼の腕を見ながら、抱かれたい、と思ったことは何度かある。だが、今がそれどころではないこともわかっていたし、蒼鬼に言えるほどの勇気もなかった。
 そんなお初の欲望と恋情を抑えこんでいた体は、今、男の手に屈しようとしている。
 唇を噛みしめ耐えようとしたが、強い力とは対照的に、お初の胸を撫でるロベルトの手は優しい。それがかえって、お初の中の官能を煽りたてる。まるで、蒼鬼に優しく触れられているかのような錯覚さえ起こしてしまう。
「秀康……秀康……」
 蒼鬼の名を声にしたとたん、ロベルトの手が止まった。不思議に思いながらも、解放してくれるかもしれない、という期待を抱き、もう一度、蒼鬼の名を呼んだ。
「ひでやす」
 顔を上げたロベルトが、鋭い目でお初を睨みつける。
「俺を蒼鬼に置き換えようとしているのか?」
 彼の気持ちを知らないお初は、ロベルトの声がなぜ怒りに震えているのかわからなかった。
 あわてて否定の意をこめて首を振る。
 だが、ロベルトの鋭い目が和らぐことはなかった。
「お前の気持ちなど……どうでもいい」

-----------------------------------
また例のごとく書けているところまで。
まだまだ導入部ですまん。じらしてるわけじゃないんだw
いつも不安なのだがイメージは壊してないか?
大丈夫なようなら安心して続き書くぞ

387:名無しさん@ピンキー
06/06/30 23:46:00 AUyYZbSo
大丈夫大丈夫、ちゃんとキャラを崩さず書いててくれてるから。

388:ロベルト×お初
06/07/01 13:00:56 heMVQmT+
 冷たく言い放ち、ロベルトは、布をたくしあげお初の胸を晒した。まだ、何も感じていない先端へ唇を添え、舌先で集中的に攻める。
「やめて、ロベルト」
「本気で嫌がるのであれば、やめる」
「さっきから、嫌がってるわ」
 言いながらも、お初はロベルトを強く拒絶することはできなかった。ロベルトの舌を気持ち悪いと思うどころか、求めようとさえしている。でも、何かの間違いだ、と内心で強く自分に言い聞かせる。
 右の先端は舌から、左は指からの刺激を受け、お初のふんばりも空しく、それらは徐々にロベルトに快感を訴え始めていた。
「これがお前の、嫌がっている、なのか?」
 冷笑しながら、ロベルトはつんと突っ張った先端を指で弾いた。
 過敏になってる箇所を指先で弾かれれば、受ける刺激も半端ではない。お初の口から喘ぎが洩れそうになったが、自分の指を噛むことで未遂にとどめる。
「お初が悦ぶのなら、何度でも……」
 大きな手の親指と小指を巧みに操り、ロベルトが、お初の両胸の突端を何度も弾く。
 声はなんとか出さずに済んでいるが、吐息は歯の、指の間から溶け出していく。
 体が快感へと傾いているのは明らかだったが、声を出して全てをゆだねることだけはできない、との一念だけでお初は懸命に耐えた。
「うっ……ふっ……」
「お初、そんなに噛んではいけない」
 ロベルトが力ずくで口から手をはずそうとしてきたが、お初はさらに強く噛むことで抵抗した。
 睨むお初と、じっと見つめるロベルト。
「……仕方がない」
 嘆息と共に、ぎり、と聞こえそうなくらい強くつかまれ、お初は、痛い、と口を開いた。もう、お初の手を阻むものはない。ロベルトの手によって口からはずされた。
 お初の指に残った赤い歯型をロベルトの唇が覆う。
「嫌なら、俺の指を噛め」
 お初の口の中に、ロベルトの指が三本ねじこまれた。
 そのまま、ロベルトは、お初の胸への愛撫を再開する。
 やめて、の気持ちをこめ、わざと強く口内の指に歯を立てた。やがて、甘い鉄の味が喉を通る。それは指から流れるロベルトの血―。
 胸に顔をのせたままロベルトが微笑んだ。
「お前が与えた痛みなら甘んじて受けよう」

389:ロベルト×お初
06/07/01 13:02:24 heMVQmT+
 お初は、ロベルトの指から歯を離した。少量ではあったが、あいかわらず血は喉を流れていく。傷のついた箇所を探ろうとわずかに舌を動かした。
 直後、ロベルトが貪るように胸を激しく舐め始めた。
「お初……初……」
 名を呼ぶ低い声は耳をくすぐり、ぴちゃぴちゃと舐める音は、お初の理性を蒼鬼の傍から引っ張り出そうとする。荒っぽいながらも、決して自分を痛めつけてはこないロベルトの行為。
 愛おしげに何度も名を呼ぶ声と、哀しげな顔で胸を舐めるロベルトに、お初の中の母性が少しずつ目覚め始める。
「ロベルト、大丈夫よ」
 ふいに出た言葉にお初自身も驚いた。
 ロベルトも顔を上げる。
「どういうことだ?」
「えっ、あ、あのっ……私……その」
 どういうことだ、と問いたいのはお初のほうだった。自分で言っておきながら、その真意がわからない。だから、ロベルトに返すべき答えも見つからない。
 ふぅ、と息をついたロベルトは、呆れるように頭を振って、お初の体から離れた。
「残念なことに冷めたようだ。いや、お初には喜ばしいことか」
 解放されたにもかかわらず、胸をさらけ出したままお初は呆然としている。やがて、おもむろに上半身を起こしたが、胸の先端はまだ快感から覚めていない。
「ロベルトが、あまりにも辛い顔してるから、私、思わず……」
 見つめ合う状況に耐えられず、お初はとりあえず思いついた言葉を並べる。
 ロベルトが哀しげに微笑んだ。
「どうかしていたんだ。勝手な言い分だとは思うが、今宵のことは忘れてほしい。……すまなかった」
 行為の最中、無我夢中で胸の上にたくしあげたお初の布を、ロベルトがそっと戻した。
 ロベルトの表情はあいかわらず痛々しい。自業自得といえばそうなのだが、目覚めた母性は彼の笑顔を見るまで引っ込みそうにない。
「ロベルト、もう、ああいうことしない?」
「もう、大丈夫だ」
「じゃあ、少し、頭を下げてくれるかしら?」
 けげんな顔でロベルトは座ったまま、お初の顔の位置まで頭を下げた。
「もう、少し……」
 桟橋に手をついて、さらに顔を下げるロベルト。
 胸のあたりまできた時、お初はロベルトの頭をそっと抱きしめた。
「お、お初?」
 戸惑いの声をあげるロベルトの頭に手を添え、子供をあやすように優しく撫でる。
「大丈夫。あんなことされたけど、私は逃げないわ」

390:ロベルト×お初
06/07/01 13:03:08 heMVQmT+
「だが、お前はまた蒼鬼の傍へ行く」
「あ、え、と……」動揺したお初だったが、気を落ち着かせた。「じゃあ、今だけ」
「……ありがとう」
 頭を抱くお初の腕に、ロベルトがそっと手を添えた。やがて、その手が、お初の胸へと移る。
 驚いたお初は、ロベルトの頭を叩いた。
「ロ、ロベルト、もうしないって言ったでしょう?」
 だが、ロベルトは胸をまさぐる手を止めない。
「約束を守りなさい」
 頭を強く突き放せば、ロベルトは温かい笑みを浮かべてお初を見ていた。
 先ほどのように襲われることはない、とは思ったが、では、なぜロベルトは胸を撫でているのか。安心はできなかった。
「ママを……お初を悦ばせてあげたいんだ」
 そう言って、ロベルトはお初の胸を覆う布をずらし上げた。胸の先端には快感の跡がまだわずかに残っていた。その突端をロベルトは口に含む。
 忘れていたあの感覚が、お初の体にはしる。
「んっ……だから、ロベルト、やめ……て」
「挿れない、と約束する。お前の体を最後まで導いてやりたい」
 そう言うと、ロベルトはお初の胸を激しく攻め立てた。
 先ほど快感に飲まれそうになっていたお初である。抗う間もないほどに、甘美な刺激が体を幾度も通り抜ける。
「ん、ふっ……」
「もっと、声を出してくれ、お初」
「い、や……」
 言葉での抵抗はしているが、お初の息はどんどん荒くなっていく。
 ロベルトの指が、お初の秘所をふいに撫でた。確かめるかのように、その指は布の間から中へと滑り込んできた。
「痛くない。苦しくもない。少しの間、体をあずけてくれればいい」
 ロベルトの手は、秘所の周りをおおう襞を撫でている。周りの液を指にすりつけているのだ。
「痛くない……」
 異物がお初の中へ入ってきた。
「ん、んん!」
「お初、どうだろうか?」
「ん、ふ、うう……」
 異物がもたらす快感に、お初は言葉も紡げない。だが、秘所から流れ出るお初の愛液は確実にロベルトの指を濡らしていた。
「こんなものしか入れられないのが残念だ」
 さらにもう一本、指が侵入してきた。
 ぬるりと内壁にそって潜り込んでくる指に、お初は大きな喘ぎ声を上げた。胸を愛撫していた手が、あわててお初の口を塞ぐ。
「本当に蒼鬼が起きてしまう。お初、少しだけ声を抑えるんだ」
 ロベルトの言葉に頷いて、お初は懸命に声を押し殺そうと努めた。
 吐息と共に洩れるお初のわずかな声だけが、しばし二人を包んでいた。
 大きな刺激を与えないよう、ゆっくりとロベルトは指を動かしながら、お初の口を塞いでいた手を離す。

391:ロベルト×お初
06/07/01 13:04:04 heMVQmT+
「ん、んん、ん……」
 ロベルトの指の動きに合わせて、お初の声が漏れ出る。
「あまり時間をかけすぎてもいけないな」
 ロベルトの指が徐々に速度を上げる。
 快感を引きずり出すかのようなロベルトの指の動きに、座っていられなくなったお初は桟橋に背をあずけた。
 お初が寝転んでしまっても、ロベルトは指を抜かない。
 腰を浮かせて、お初はただ体を震わせる。
「すまない、お初。……耐えられないなら噛め。俺はかまわない」
 果てる寸前なお初の口に、ロベルトの指が入ってきた。
 快感の波へ入ろうとしている理性のかけらをかき集め、お初はロベルトの指を噛んだ。
 ロベルトが痛みに顔をしかめる。
 理性を使い果たしたお初に、それを気遣う余裕はない。
 ロベルトの激しい攻めに、声を出せないお初は快感のため息を洩らし―果てた。


 着衣を整えたお初が、ロベルトの指を見て顔を赤らめた。
「汚してしまったのね。ごめんなさい」
「汚れなどと……とんでもない。洗うのも惜しいほどだ」
 ロベルトは、愛おしげに自身の指を舐めて見せた。
「きちんと、洗って。それから……あの……今宵のことは……」
 ロベルトには、お初の言いたいことはもうわかっていた。彼女の想い人は自分ではない。立場もわきまえていた。
 だから、頷く。
「ああ、忘れよう。蒼鬼にも言わない。お前にも忘れてほしい」
「悲しみを背負っていることだけ、覚えておくわ」
 お初が背を向ける。数歩、歩いて振り向いた。
「おやすみなさい」
 そう言って、彼女は駆けていった。蒼鬼のもとへ。
『じゃあ、今だけ』
 見送るロベルトの脳裏にお初の言葉がよみがえる。
 お初の愛液が残る手を、海の中へと潜らせた。
 届くことのない恋慕の情も流してほしい。
 そう、願いながら―。


 ◇終◇

392:ロベルト×お初…書いた者
06/07/01 13:10:29 heMVQmT+
なんとか完成。最後まで暴走ロベルトの予定だったが限界があったようだw
ラストなんて完全にロベルトの切ない恋愛小説だな……
まあ、これでも書いた本人は実は気に入ってたりするんだ
だんだんエロが薄れてきてるんだが、こんな調子でいいか?ww
接合がなくてロベルトの奉仕に近いのでお気に召さない方いたらごめん
ま、イメージ崩れてないことを祈る。楽しんでもらえりゃ幸いだ

393:名無しさん@ピンキー
06/07/01 20:29:13 j8SvvZ9H
gj!!お初カワイイよ(*´Д`*)ハァハァ

394:名無しさん@ピンキー
06/07/01 23:17:59 uQTv9+X0
イメージ通りというかむしろこっちの方が良いというかw とにかくGJ!

395:ロベルト×お初…書いた者
06/07/02 00:51:14 cdBkvEqt
お二方、GJのお言葉ありがとう
>>393 自分的にはロベルトに力を入れているのだがお初に負けたかww
かわいいオナゴを書くのは実は得意なんだ オナゴ視点は書きやすい
>>394 こっちのほうがいいと言ってもらえてマジで嬉しい
気にいってもらえるだけでも嬉しいのに過分なお言葉ありがとう

396:ロベルト×お初…書いた者
06/07/03 01:09:30 lEm+4OSG
次作は天海×お初×ロベルトを書こうかと思ってる。
つまりはお初が天海とロベルトの二人に攻められるというようなもの。
今回のロベ×初の続きみたいな感じでいこうかと……。
とりあえず読みたい人いるか?という確認だったりするww
妄想吐き場所にしてスマン……そろそろ撤退したほうがいいか……

397:名無しさん@ピンキー
06/07/03 01:24:42 MrFktENY
読みたいっす!!どんどん投下しちゃって下さい!

398:名無しさん@ピンキー
06/07/03 12:11:22 BGo7R2P8
3Pめっちゃ見たいw

399:名無しさん@ピンキー
06/07/03 13:19:10 8ko56BnX
何も遠慮すること無いっすよ!!!

400:ロベルト×お初…書いた者
06/07/03 14:47:40 KGevhBPD
むちゃくちゃ反響あって驚いてる。サンキューですww
今はオリジナルの書いてるからそれ終わってから……
3Pと言われると元も子もないのだが3Pか…3Pだな…うん
愛のある3Pというジャンルでよろしくwwwww

401:名無しさん@ピンキー
06/07/03 15:36:15 3LAnzThJ
>>400
3Pすげぇ楽しみ(*´Д`*)wktk

402:天海×お初×ロベルト
06/07/05 00:37:37 tmAkmeqe
 まだ、わずかにぬめりを見せる下半身を気にしながらも、お初は蒼鬼たちのもとへと戻った。空の闇は深く、皆、まだ寝ている。
「お初……」
 突然、足元からあがった声にお初は驚いた。見れば、天海が目を開けて見上げている。彼の腹には、今度は十兵衛の手がのっかっていた。
 ロベルトとの行為の余韻が抜けきらないお初は、まだ、はっきりと現実に戻れてはいない。なぜ、天海が声をかけてきたのかもわからず、ただただ動揺する。
「天海、さん?」
 小声で呼びかけると、十兵衛の手をのけながら、天海が体を起こした。
「先ほどのロベルトとの行い、蒼鬼には決して言えない行為―とお見受けした」
「み、見てたんですか?」
「いや、私からは影しか見えなかったが、あれが何かわからぬほど子供でもないのでな」
「や、やだ……」
 お初は自身の体を抱きしめた。天海の目に気づかないほど没頭していたことに、激しい羞恥が湧き上がる。
「蒼鬼の耳に入れば、本人も止められぬほどの鬼となろう」
「え……天海さん?」
 天海が眠る蒼鬼へ目を移す。
 お初もそちらを見れば、蒼鬼はあいかわらず手足を投げ出して寝ていた。
「無論、私とロベルトが黙っていれば、蒼鬼の耳に入ることはまずない」
 ロベルトは必ず黙っていてくれる。お初は確信していた。だが、天海の意図はわからない。蒼鬼はもう鬼武者となっている。それに、蒼鬼さえも止められぬほどの鬼は日の本に住まう民の災いにもなるはずだ。天海がそんなことをするはずがない。
「秀康―蒼鬼には決して言いません」
 天海からの忠告だ、とお初は判断した。鬼にはさせません、との意味も込め天海に向かって言い切る。
「お初、私の口を封じる良い方法があるのだが、試してはみないか?」
「良い方法?」
 天海が、ふっ、と笑った。それはいつもの笑みに変わりないはずだが、説明された方法の内容は天海らしからぬものだった。
「それが……良い方法なのですか?」
 お初は己を抱きしめる手に力を込める。
 天海の微笑みは崩れない。
「そうだ。秘密を共有すれば、私もうかつに話せない。己の首をも締めることになるからな」
「でも、それはロベルトと同じことを私に……」
「つかの間、聞こえた悦びの声を私の耳は覚えている」
 ロベルトの攻めに耐えかね、お初は一度だけ大きな声をあげたことがある。ロベルトが慌てて口を塞いでいた。天海はそのことを言っているのだ。
 天海が淡々と話す分、お初はどんどんと恥ずかしくなる。
「蒼鬼に抱かれておらぬ体は―もう、限界ではないのか?」
 つい、と天海は、露わになっているお初の内ももを指で撫で上げた。

403:天海×お初×ロベルト
06/07/05 00:43:42 +VY3UMd2
「ん……」
 体を震わせたお初は、天海の指を挟むように、太ももをぴたりとくっつけた。
 太ももの間にある手をもぞもぞ動かし、天海はにやりと笑った。顔だちの整っている天海は、笑うと女性以上の艶を見せる。
「私が触れただけでこの有様だ。決断はお主にゆだねよう。さて、どうする?」
 お初が蒼鬼を想っていることに変わりはないのだが、体は天海の指の感触をなおも求めている。ロベルトとはどのような違いを見せるのだろうか、天海はどのように女を抱くのだろうか。そんなことばかりがとまどうお初の脳裏に浮かぶ。
 天海はするりと手を抜き取った。指が股の間を滑るおかしな感覚に、また、お初の体は震えた。
 もう、抗えない―。そんな諦めが去来する。
 ゆっくり、小さく、お初はうなずいた。
「では、あの岩場へ移ろう。ロベルトはこちらを見ていない。大丈夫だ」
 錫杖を手に立ち上がった天海は、お初の背を押す。
 岩場の影へ着いたとたん、天海の指が、お初の背で結われている紐を解いた。胸元を覆っていた布が、潮風にひらりとあおられる。
「私の指一本、か。頼りないもので隠しているのだな」
 天海が笑いながら座った。脇に錫杖を置く。お初を見上げる目には、布から解放された二つの頂が見えているのだろう。
 揺れる布がお初の胸の先端を時折かすめる。
 お初を見上げる天海の目は、やはりいやらしいとは程遠く、かえって気恥ずかしくなり直視できない。
 天海が自分の太ももを叩いて示した。
「お初、私に背を向けて、ここに座るといい」
 言われたとおり、背を向けて天海の膝に座ると、彼と顔を合わせなくて済むのだ。天海の気遣いに気づいたお初は、自分の嫌がることはしないだろう、と少なからず安堵した。
 お初のわきをくぐりぬけて、後ろから天海の手が両方の胸を包む。まだ、動いてはいない。
「確かに、ある、な」
 大きさを確かめるように、天海の手が一度お初の胸を握りこむ。
「何が、ですか?」
「蒼鬼が言っていた。お初はああ見えて胸がある。手を出すなよ、と」
 思い出したのか、くく、と天海が笑う。お初の背にあたる彼の体がわずかに揺れる。
 お初は、蒼鬼が自分の胸を見ていたことに、そういう対象として見ていることに、驚いた。

-----------------------
書けたとこまで投下。とりあえず寝る。
ロベルトは近々乱入してくるので3Pはもう少し待っていてほしい
お初にアレを咥えさせることは絶対にしないので過度の期待に要注意
とりあえず乱暴にすることは好かんのであまり期待しないように
お初が天海にどういう口調で話しかけるのか全然わからん……

404:名無しさん@ピンキー
06/07/05 11:12:41 GaxRed4h
神キテタ――!!続きwktk(*´Д`*)

405:天海×お初×ロベルト
06/07/06 01:03:34 q69fZP7e
 お初は、蒼鬼が自分の胸を見ていたことに、そういう対象として見ていることに、驚いた。さらに、天海たちに忠告をしていてくれていたことにも―。お初の胸が温かくなる。
 そんな彼女を現実へ引き戻したのは、胸を撫で始めた天海の手だ。
「私やロベルトが先に手を出すことになるとは、蒼鬼も予測してはいまい」
 天海の吐息が耳にあたり、お初は彼の腿をきゅっと握った。
 しかも、と言い、天海がお初の胸の先をつまむ。
「こうして、お初が私の指に感じることも……」
 一番過敏な両方の胸の先を指でこねられ、お初は何度も背をそらした。痛いとは思わない。驚くほどほどよい強さで天海の指は胸をつまみあげる。さらに、爪で先をつつかれる。
「ふっ、んん」
「いい声だ、お初。私に遠慮することはない」
 低く、甘く、天海の声が耳を通して頭に響く。
「て……ん、かい……さっ」
 そこまで言って、お初は言葉を飲み込むように息を吸った。
 お初の視界に突然、黒い影が現れたのだ。大きなその人は、とりわけ後ろの人物へ殺気を放ちながら、二人を見下ろしている。
「ロベルト……」
 天海がその影の名を呼ぶ。
「お初の体から手を離してもらおう」
 黙って天海はお初の胸から手を離した。
 ロベルトが、腕をつかんでお初を天海から離す。そのまま、彼がぱっと手を離したので、お初は勢いこんでよろけそうになったが、近くの岩に手をついて耐えた。
「天海、どういうつもりだ?」
「見たままの通りだ」
 ロベルトの拳が天海へ向けられる。あとは勢いをつけるだけだった。
「やめて、ロベルト!」
 お初は慌ててロベルトに背後から抱きつく。さすがのロベルトもお初を引きずってまで天海を殴るわけにもいかず、ゆっくりと拳を下ろす。
「殺気を放ちすぎだ。蒼鬼のような武士は大きな声では目覚めなくても、殺気には敏感だろう。考えてみろ。この状態で蒼鬼が目覚めれば、傷つくのはお初だ。わかるか、ロベルト?」
 ロベルトの背で天海の言葉を聞いていたお初は、冷静に相手の弱みをつく話術は彼の戦い方にも似ている、と思った。蒼鬼のような手数の多さも、ロベルトのような力もないが、天海は的確に相手の急所を突く。長年の経験の成せるわざなのだろう。
 ロベルトが振り返ってお初を見る。
「すまない。お前のことを考えず俺は……」
 苦しそうに言って、彼はお初の手から離れる。
「待て、ロベルト。私が察するに、お前はまだ最後まではしていない。そうだな?」
 去ろうとしていたロベルトは立ち止まって頷く。
「ああ、子を成す危険がある。お初を苦しめることはしたくない」
「子を成す危険がなければ、どうだ?」
「……なんだと?」
「どうして……」
 これには、ロベルトと共にお初も驚いて聞き返した。
 天海が懐から小さな何かを取り出して見せる。
「お初の中に入る前に、これで男性のものを覆えばいい。世界を旅して見つけたものだ。これを使えば子を成す可能性は大幅に減る。確実、ではないが」
「お初の中に、入れる……というのか?」
 ロベルトは天海の手にあるそれをじっと見つめる。
「ああ、そういうことだ」
 力強く天海が頷く。この頷きこそが、確信がある、という証拠だ。
 男たちの問題は解決した。あとはお初の返事次第。二人の目がお初の返事を待っていた。

406:天海×お初×ロベルト
06/07/06 01:36:45 xzm+Aybv
「あの……でも、私、それは……」
 天海が立ち上がって、お初の手に指を絡ませる。
「先ほどの私の手にどう反応していた? 嫌なら途中で止めればいい。私も、ロベルトも無理強いはしない。お初は大切な我々の仲間だからな」
 お初の前へ来たロベルトは帽子をとって、祈るように胸にあてる
「お前を傷つけるようなことはしない。止めろと言えば止める。俺はお前の言葉に従う。神に―いや、お前にそう誓おう」
 こう言ったからには、ロベルトは決してお初の嫌がることはしないだろう。同じく、天海の言葉も信用できる。今後の戦いのためにも、ここで仲違いするわけにはいなかいのだ。
 お初は、寝ている蒼鬼を見ると、天海とロベルトも同じほうへ目を向けた。
「蒼鬼には敵わない、か……」
「そのようだな」
 二人は顔を合わせて苦笑いを浮かべる。しかたがないな、という風に。
 お初が蒼鬼に目を向けたのは、彼を選んだから、というわけではない。今だけ二人を選んでしまうことを許して、とそんな言葉が内心で呟かれていた。
 お初はゆっくりと二人へ目を移す。
「天海さん、蒼鬼には本当に言わないでください。十兵衛ちゃんにも。ロベルト、あなたは力が強いけど痛くはしないでくれる?」
「お初にここまで言わせて、蒼鬼に言うのは男として野暮というものだろう」
「愚問だ。俺がお初を痛めつけるはずはない」
 二人の男は同時に頷いた。
「じゃあ、あの……はい」
 自分を抱いてもいい、と男たちに言うのは淫乱な気もして、無意識にお初は顔をうつむけていた。頷いたものの、そこからどうすればいいのかわからず、お初はじっと岩場近くに立っていた。
 まず、ロベルトが手を差し出してきた。
「さあ……愛しいお初」
 告白にも等しいロベルトの言葉だったが、緊張しているお初は、差し伸べられる手にそっと体を預ける。ロベルトの腕がお初をぎゅっと抱きしめた。
「ロベルト、独り占めか?」
 後ろで天海が笑う。
 ロベルトがお初を離し、天海へと押しやった。だが、お初の足は天海の前で止まる。旅の中で、彼と話したことはほとんどない。ロベルトと同じようにしていいものか、お初はしばし迷った。
「私も一人の男だ。女性を抱いたこともある」
 とまどうお初に焦れたのか、天海の腕が強引に引き寄せ、抱きしめる。
「お初、怖がらないで、くれないか……」
 耳元に天海のあの甘い声が入り込む。
「ご、ごめんなさい」
「慣れた女では興も醒める。お初くらいがかわいくてちょうどよい」
 この自称長く生きている男は、口説く言葉まで会得しているようだ。蒼鬼では絶対に聞けない言葉に、お初の頬も熱くなる。
「あっ」
 唐突にお初の口から声が洩れた。
 恋情があるかのような顔でお初が天海を見つめるのに苛立ったロベルトが、彼女の胸を後ろから強引にわしづかんだのだ。指がお初の胸の先端をリズミカルに弾く。
 お初はたまらず、天海の胸に顔を預けた。
「子供のようだな、ロベルト」

407:名無しさん@ピンキー
06/07/06 11:59:51 sHmQWNe7
続きマダァ(*・∀・*)??

408:天海×お初×ロベルト…書いた者
06/07/06 14:53:05 XnViJaU0
続き待ってくれるのは嬉しいが時間の都合で毎日少しずつしか書けないんだ。
気長に待ってくれると助かる。
出来上がってから一気に投下したほうがいいのなら2~3日待ってくれ

409:名無しさん@ピンキー
06/07/06 17:19:37 sHmQWNe7
急かしてスマンorz職人さんのペースで書き上げてくれww
気長に待ってる!!

410:天海×お初×ロベルト
06/07/06 20:11:11 Ps5W5y8x
 もたれたお初の首筋を天海の唇が襲う。さらに、耳たぶを噛まれた。
「う、ん」
 胸から与えられる刺激のため体が過敏になっているお初は、すい、と天海の舌に耳を舐められ、その思わぬ感触に声をあげた。
「耳が弱いのか?」
 天海の声が間近に聞こえ、彼の息が耳の中を通る。お初の中の女性が、甘い男の声に悦び震える。
「そうなのか?」
 ロベルトの歯が空いているほうの耳を噛む。胸への攻めはあいかわらず続けられたまま。
 耳が弱いかどうかなどお初にわかるはずもなく、ただ、男たちから与えられる刺激に翻弄されている。
 お初を支えていた天海の片手が、秘所へと伸ばされる。
「もう、そろそろ、いいのではないか?」
「まだ、早いと思うのだが?」
 天海の指がまず秘所を探った。続いて、ロベルトの手も確認のためか秘所へ触れる。
 快感を与えるためではなく、確認のために探ってくる二人の手に、お初は身をよじりながらただ秘所を潤ませるしかなかった。
「ふっ、うっ、うう……」
 ちゅ、という音と共に、ロベルトの指が中へと入り込んできた。
 お初が小さな悲鳴を上げる。
「ロベルト、入れたな?」
「このお初の反応が見たくて」
「なるほど。では、私はこちらを……」
 天海の指が秘所にある小さな粒をとらえた。
「や、ぁ」
 指はまだ粒に触れただけだったが、お初のそこはロベルトの指をきゅっと締める。
「きつくなった」
「濡れているか?」
「ああ、太ももにまで流れてきている」
 お初自身が見ることのできない秘所の光景が、男たちによって伝えられる。その淡々とした口調が、さらにお初の羞恥をかりたてる。
 天海がお初の内ももを撫で、手を彼女の眼前に示す。彼の手の平はうっすらと濡れていた。
「お初、私とロベルトにここまで濡らしてくれるのだな」
 嬉しそうに微笑む天海だったが、お初は自分の愛液を見て軽く衝撃をうけていた。何かが秘所から流れ出ているのはわかっていたが、まさか、天海の手をここまで濡らすほどの量だとは思ってもいなかったのだ。
「わ、私は……知りません」
 お初は天海の手から目をそむけた。
 彼女の背後に立つロベルトが天海を睨む。
「天海、お初をいじめるのはやめてくれないか」
「濡れた手が愛おしくてつい、な。では、ロベルトからいくか?」
 ロベルトがお初の秘所から指を抜く。
「もう、いいのか?」
「私が先に挿れてもいいが?」
「……いや、俺がいく」
 ロベルトに先を譲ったのは、お初を想う気持ちを知っている天海なりの配慮だった。
 天海が、お初を支える手に力をこめる。
「お初、恥ずかしいとは思うが、ロベルトに尻を突き出してやってくれないか?」
「どう、やって……?」
 お初も女性だ。自分から尻を突き出す行為などしたことがない。天海に言われたものの、動き出せないでいた。
「ロベルト」
 天海の呼びかけにロベルトが動いた。ロベルトはお初の腰を浮かせ、倒れないようにゆっくりと後ろへ引っ張った。
 天海はお初をしっかりと支えている。
 浮いていた足が地面へ着く。急な態勢の変化に驚いたお初は、天海に強くしがみついた。
「お初、辛くはないか?」
 お初の尻に手を添えたロベルトが後ろから問う。
 恥ずかしくはあったが、なんとか頷くことで、お初は彼に答えた。
「これを着けるのだ。根元まで」
 天海から渡されたものを慎重に破らないよう、自分のものに被せる。子のできる仕組みを知っているロベルトは、その形状に感心した。
「そういうこと、か」
「これで子を成す不安は減っただろう?」
「いいものだ」
 ロベルトの指がお初の秘所を探ってきた。かすかに静まりかけた快感がまた呼び起こされる。
 秘所をまさぐるロベルトの指とは違う大きさのものがゆっくりと侵入を開始した。

411:天海×お初×ロベルト
06/07/06 20:15:39 ++e5BRdY
「ん、んんっ」
「くっ、うっ……」
 きつそうな二人の声が、挿入の音と共に岩場に響く。
 見守りながら、天海は顔をしかめるお初の頬や頭を撫でた。
「……入った」
 やがて、ロベルトが呟いた。
「お初、もう大丈夫だ」
 見上げたお初に、天海が微笑みかけた。
 お初は大きく息を吐き、体からよぶんな力を抜く。秘所の締め付けも少しましになった。
 ロベルトが腰を動かし始めると、秘所の鈍痛はゆるい快感へと変わっていった。
「はっ、あっ、あ、あ……」
 揺すられるリズムに合わせるように、お初の口から吐息が洩れる。
 天海にしがみついている手から徐々に力が抜ける。
「てん……かい、さ……だ……め」
 途切れるお初の言葉を理解した天海は、
「わかった。私が支える」
 と、彼女のわきに手を入れ、力を込めた。
「ロベルト、早く頼む。私も限界が近い……」
「わかった」
 お初の尻にロベルトの腰が強くぶつけられる。奥を突いたかと思えば、右側を滑り、浅いと思えば深いところへ入り込む。お初の中でロベルトのものが縦横無尽に暴れまわっていた。
 波の音とは異質の水音が三人の間に響いている。
「ふっ、はぁ、あ、あああ……!」
 背をそらし、足を伸ばし、お初は高々と声をあげて果てた。
 直後、無言でロベルトが顔をしかめる。そして、己のものを抜き取った。
 天海は、倒れこもうとしたお初を抱きとめた。彼女の体を支えたまま座る。
 お初は、天海の胸の中で荒い呼吸を繰り返していた。額には汗もにじんでいる。
「お初、休ませてやりたいのだが」
 疲れと快感の引かないお初は、天海にされるがままとなっていた。気づけば、挿入しやすい態勢へと変えられている。お初の秘所を見上げるように天海のものが勃っている。
「え、ま、待って、ください。まだ、私、そんな……」
 抗議するが、天海の指が秘所にあてられたとたん、お初は小さく喘いだ。達して間もないせいか、ささいな刺激にも体は反応する。

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まとめる意味も込めてエロ可ブログを借りてみた。
URLリンク(satsuki178.blog73.fc2.com)
今までのはここにまとめて置いたのでよかったらどうぞ。
職人さんのことが少し詳しくわかるぞorz

412:天海×お初×ロベルト
06/07/07 01:37:00 GLj6erk5
「準備は十分すぎるほどできている」
「でも……」
 先ほどロベルトの大きさを受け入れたばかりで、秘所にはわずかな鈍痛が残っている。なにより、達してすぐに別の男のものを受け入れたことなどお初には経験ないことだった。
「少し急がせてもらう」
 天海が5本の指を器用に使って、お初の秘所とその近くの突起を撫で、もう片方の手で胸の先端を緩急をつけて揉み始める。
 天海の言った通り、少し性急な愛撫ではあったが、お初の秘所に絶大な効果があった。先ほどあれだけ濡らし、ロベルトのものを迎えていたというのに、新たな蜜が天海のものを受け入れられるほど流れている。
 お初は恍惚とした意識の中、天海の首に腕を回した。彼の首に、耐え切れぬほど溢れる吐息を吹きかける。
「見ているだけというのも、なかなか辛い、な」
 ロベルトが天海と向き合って座る。大きな手を伸ばして、お初の乳房を包み込んだ。
「では、私もそろそろ挿れさせていただこう」
 胸をロベルトに譲り、天海は、お初の腰を浮かし、装着の済んでいる己のものを挿入させた。
「は、あっ……あ、んん」
 吐息だけだったお初の口から声が洩れる。すんなりと秘所は天海のものを飲み込んだ。
「俺の時と違って、天海を簡単に飲み込むんだな、お初のここは」
 後ろからロベルトが、お初の尻の谷間を撫でた。
 くすぐったいやら、甘く響くやら、でお初は体を震わせる。
「くっ、きつい、な」
 ロベルトからの刺激に反応したお初の秘所が天海のものを締める。
 お初の秘所より後ろの穴にロベルトの指が一本入ってきた。
「天海、もう一つ穴がある。ここはどうだ?」
「いや、やめておいたほうがいい。お初を痛めつけたくないなら」
「そうか。指で我慢しよう」
 小さくすぼむお初の穴はロベルトの指一本でもきつい。下半身の穴を両方とも塞がれ、お初はどう力を入れたらいいのか困った。前に力を入れれば天海を締め付け、自分にも快感が訪れる。後ろに力を入れれば異物感に圧迫される。
 だが、不思議なことに、後ろの指が徐々に快感をもたらすことにお初は気づいた。天海はまだ動いていない。ただ、ロベルトの指だけが抜き挿しされている。
「ん、ん、ふぅ」
「お初、俺の指で感じているのか?」
「わ……わから、ない……わ、で……も」
「気持ちいいのは確かなようだ。私のものを締め付ける力が強くなった」
 天海が腰を浮かし、下ろす。上下させる速度を徐々に早めていく。
 お初は、下半身の圧迫がもたらす快感に、天海の手に揺られるがままに、がくがくと体を震えさせることしかできずにいた。
 何かが迫ってくる。そう感じたとたん、天海の動きが急激に速くなった。天海とお初の腿がぶつかる音が小刻みに響く。
「い、いや、ぁ、ああ……」
 お初は全ての体重を天海の体へと預けた。
 果てながら、天海は、ぐったりとしたお初の体を抱きしめる。

413:天海×お初×ロベルト
06/07/07 01:41:33 gvnHTcla


 最初はロベルトの指で、そして、二人の男のもので果てたお初に、もう立ち上がる気力も体力も残されていなかった。
 下半身を戻す天海に代わり、ロベルトが赤子のようにもたれてくるお初を腕に抱いている。汗で額にはりついているお初の前髪をロベルトの指が払う。
「お初、大丈夫か?」
「ご、ごめんなさい。わ、たし……立て、なくて」
「いいさ。俺が運ぶからお前は寝ていればいい」
「でも、着ているものを整えない、と」
 お初は体を起こそうとしたが、支えるはずの手ががくりと折れる。
「俺が整えるから」
「私も手伝おう」
 ロベルトがお初を支えながら、片手で乱れを直し、天海が紐などを結んでいく。
 お初の秘所も拭き取られ、着衣も元に戻された。
「二人とも……ありがとう」
 お初を抱く態勢を変え、ロベルトが立ち上がる。
 天海がお初の顔を覗き込んだ。
「天海、さん?」
「お初、このようなことをして言える立場でもないが、今宵はゆっくり眠るといい」
 ロベルトがうなずく。
「明日の戦いではなるべくお前の傍を離れないようにする」
 では、と言い、天海が先に皆のもとへ戻っていった。
 ロベルトが、お初の額に口付け囁いた。
「お前の中、温かかった。俺は……忘れない」
「やだ、ロベルト。そのことは忘れて」
 ぺし、とお初はロベルトの胸を叩く。
「明日、辛かったら俺に言え」
「でも、みんなの足手まといになりたくないから、よほどでない限りは放っておいてね」
「強いな、お前は。だから、俺は……」
 ロベルトの目が空を見つめる。
 お初も、同じように上を見上げた。
「いや……。さあ、行こう」
 空を見るお初の視界がふいに動いた。
 ロベルトの砂を踏みしめる足音が、波の音と共にお初の耳に優しく響いていた。


 ◇終◇

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日数がかかったうえに長いけどようやく完成。
何回も分けて投下して…かえって続きを気にさせたよな。悪かった。
今までで一番長いのはやっぱ3Pだからだろうなorz
次は茜あたりをまた書きたいかも……。ロベ×初も結構気に入ったぞ。
そろそろ蒼鬼を絡ませていかんとな。でも、蒼鬼はゲーム中であんま喋りないからいまいち口調を覚えてないんだよなぁ。
まあ、とにかく、毎度のことながら感想求ムwww

414:名無しさん@ピンキー
06/07/07 14:17:32 1A/XrdFA
gj!!スゲェ良かったよw次は蒼鬼と茜のほのぼのエロが読みたいお(*´Д`*)

415:天海×お初×ロベルト…書いた者
06/07/07 14:43:29 2GTNgx/c
>>414
感想サンキューです。
…蒼鬼は辛いな。ゲーム中は天海とロベルトに集中してたから蒼鬼をあんまり覚えてないんだorz
今ちょっとゲームできないからゲーム再開してみて書けそうならってことで、な。
ここ、字数制限あって投下しづらいから今後は自ブログで更新していく。
URLリンク(satsuki178.blog73.fc2.com)
今まで世話になりました。感想くれた人ありがとう。
今後はよかったらこっち見てください。リクエストも受け付けるぞ。

416:名無しさん@ピンキー
06/07/08 12:28:06 CPsg97LM
…なんだろう、このもにょり感は…

417:名無しさん@ピンキー
06/07/08 15:32:52 Gg5+V03T
そして、また過疎化…神のご降臨を待つ…

418:名無しさん@ピンキー
06/07/08 18:47:13 6RMCg4ar
過疎ってなんかない。過疎ってなんかないぞ…

419:名無しさん@ピンキー
06/07/08 19:37:33 /g8XwXUR
カワイイ茜を俺に読ませてクレ(*´Д`*)ハァハァ

420:名無しさん@ピンキー
06/07/09 00:22:45 /f+3jI5b
漫画二巻じゃ普通に素っ裸で戦ってるんですけど、あの小娘ったら。
しかしあのムサシはバサラMUSASHIを髣髴とさせるな。

421:名無しさん@ピンキー
06/07/09 00:42:54 oUZMRT5h
天海X阿倫タン(*´Д`*)ハァハァ

422:名無しさん@ピンキー
06/07/10 23:24:11 cXwiMY+V
本当にムサシに裸見られて「どうした?」ってどんな娘だ、茜w

423:名無しさん@ピンキー
06/07/23 00:22:23 uZatJYkP
27日になったらここ来てたヤシはバサラへ移るんだろうなww

424:名無しさん@ピンキー
06/07/24 09:58:45 8ej0vvKr
イエーイ

425:名無しさん@ピンキー
06/07/25 16:43:43 rd/DC3ET
イエーイ('A`)

426:名無しさん@ピンキー
06/07/29 15:44:13 qyEHF1NH
遅くなったけど、DVD発売age

現代パロで良いなら書きたい…。

427:名無しさん@ピンキー
06/07/29 17:28:30 FNXQstU1
>>426
現代パロw それはそれで面白そうだ。頼む

428:名無しさん@ピンキー
06/07/30 21:02:27 F3giRgrf
>>426
現代パロ書いてくれ

429:426
06/08/01 10:01:03 UsPjk4sG
>>427-428
反応マリガ!!蒼鬼×十兵衛になるけど良い?
自分、好きカプがそれしかないもので…スマソ

430:名無しさん@ピンキー
06/08/01 15:18:09 jnc2bYEX
大好物だぜ!!蒼鬼×十兵衛ww

431:名無しさん@ピンキー
06/08/01 17:24:21 hcy2I45m
>>429
頼んだぞ!期待して待ってる

432:426
06/08/08 21:56:27 E3Q0udf+
最近忙しくて、話は頭の中で出来てるのに、纏めたいからPC開きたいのに開けない。(´・ω・`)セツナス
携帯からごめんよ。も少し待っててね。

433:名無しさん@ピンキー
06/08/08 23:32:09 Au5osB4x
>>432
好きな時でOK。ゆっくりやってくれ

434:名無しさん@ピンキー
06/08/09 14:19:54 1t7+vxjv
ずっと張り付いてるんで頼んだ~。茜(*´Д`*)ハァハァ

435:名無しさん@ピンキー
06/08/11 00:51:05 2Cpt7gQS
気長に待ってるよ~

436:小鬼武者
06/08/12 15:07:04 sePcU0Yl
流れを読まずに新参者ですが蒼鬼×茜を…。

比叡山でロベルトの回復を待つ一行。
早朝、茜がいつもの稽古から帰って来た。
茜「ああ~つっかれた~!お初姉ぇ朝ご飯出来てる~?」
しかし返事が無い。
まだ準備してる途中か…と少しがっかりしながら寺の中に入るとまだ蒼鬼は熟睡していた。
茜「なんだよ。まだ寝てんのか…しょうがねぇなぁ。」
勢いよく起こしてやろうと思ったが蒼鬼の寝顔を見てもう少し寝かせてやるか…とそのままじっと寝顔を見ていた。
ふと目線を下げると太腿の間に棒状の形が見えた。
茜「アオ兄の奴…いつから小刀なんか持ってたんだ?」

437:小鬼武者
06/08/12 15:19:06 sePcU0Yl
蒼鬼が小刀なんか使ったのは見たことが無い。じゃあ何でこんな大事そうに…?
茜「もしかして…俺にくれる為に買ってきてくれたのか!?」
そうだ、きっとそうに違いない。後で俺を驚かせようと内緒で買ってきてくれたんだ。
茜「なんだよ~。照れるじゃねぇか。さてはこの前の里芋の味噌煮の御礼だな?じゃあ早速拝見させてもらうぜ!」
そう言うと蒼鬼の布団をひっぺがした。しかし刀が無い。服の中に入れているようだ。
茜「アオ兄…いくら驚かせたいからって服の中にまで入れるか?しょうがねぇ…そーっと…そーっと…。」

438:小鬼武者
06/08/12 15:29:25 sePcU0Yl
茜は蒼鬼を起こさぬ様慎重に袴を脱がしていった…。
茜「う、うわっ!?なんだこれ?」
初めて見るそれは茜にとっては物の怪の様に見えた。
茜「これはもしかして…鬼武者の証みたいなもんか?俺には付いてないし…。」
初めは萎えていたそれは急に外気にさらされた為に緊張し、しだいに堅くなっていった。
茜「マズい!!アオ兄が起きちまう!な、なんとかしないと!!」
しかしどうしていいか解らず触ってみたりするが全く元の形に戻る気配が無い…。
それどころか余りに触り過ぎた為、下腹部に違和感を感じた蒼鬼が起きてしまった。
蒼鬼「…お前何やってんだ!!!?」

439:小鬼武者
06/08/12 15:40:39 sePcU0Yl
茜「やべぇ!起きちゃった!!アオ兄!俺小刀を探してたら鬼武者の証が堅くなって慌ててなんとかしようと…」
蒼鬼「な、何言ってんだお前!?これは鬼武者の証とかそんな立派なもんじゃねぇ!!男には皆付いてるもんだ!」
茜「そ、そうなのか!?じゃあじぃちゃんにも!?」
蒼鬼「付いてる!!!」
茜「なんだよ~。てっきりこれには鬼の力が宿ってるのかと思ったよ…。じゃあなんでこれは堅くなるんだ?」
蒼鬼「…一応確認しとくが子供の作り方って知ってるか?」
茜「前にじぃちゃんに聞いたけど教えてくれなかった…。アオ兄は知ってるのか?」
蒼鬼「そりゃあ…知ってるけど…。」

440:小鬼武者
06/08/12 15:50:05 sePcU0Yl
茜「教えてくれ!!ずっと気になってたんだよ~俺。」
蒼鬼「教えてくれって本気か!?俺だってどう説明したらいいか解かんねえよ!」
茜「知ってる事教えてくれたらいいから!!た~の~む~よ~!!」
そう詰め寄ると蒼鬼の肩を掴んで激しく揺さ振った。
蒼鬼「わかった!わかったから落ち着け!!…っつっても何処から話せばいいか…お前、男女が交わる事は知ってるか?」
茜「…ってどんな風に?」
蒼鬼「こう…女と男が裸で抱き合うような感じだよ。」
茜「ああ!あれなら柳生の庄で一回見たことがあるよ!でも暗くて何やってるか解らなかったな…。」

441:小鬼武者
06/08/12 16:00:11 sePcU0Yl
蒼鬼「それが子供を作る儀式だよ。」
茜「あれが!?でもただ寝転がってるだけだぞ?」
蒼鬼「そこでこいつの出番だ。こいつは普段は柔らかいが儀式になると堅くなり、女の股に入る様になっている。」
茜「ま、股ぁ!?そんなの刺したら死んじゃうだろ!俺が知らないからって出鱈目教えるなよ!!」
蒼鬼「本当だって。実際子供を宿した女は腹が膨れてるだろ?」
茜「…確かに。じゃあそれを刺したらあんなに腫れ上がるのか!?」
蒼鬼「まぁ入れるだけじゃあそこまではならん。儀式が終わりに近づくとこの棒から液体が出るんだ。この子種を腹の中で出すと子供が出来るって事だ。」

442:小鬼武者
06/08/12 16:10:11 sePcU0Yl
茜「そんな簡単なのか!じゃあ俺とアオ兄の子供も作ろうぜ!!」
蒼鬼「馬鹿か!?そんなホイホイ作っていいもんじゃねぇよ!!」
茜「でもアオ兄の棒は儀式が始まってんじゃん。」
蒼鬼「うっ!?」
今まで破廉恥な話をしていたせいか、最初の時よりも大きくなってしまっていた。それでも慌てて隠し、
蒼鬼「駄目だ駄目だ!!この儀式はお前がもっと大人になってからだな…。」
茜「え~。なんでだよぅ…。」
蒼鬼「駄目なもんは駄目だ!」
茜「わかったよ…。じゃあせめて小種ってやつを見せてくれよ!」
蒼鬼「なっ!小種を!?」
茜「いいだろ~?子供の種がどんなのか見たいんだよ。頼むよ!」

443:小鬼武者
06/08/12 16:19:51 sePcU0Yl
このまま放置したら寝ているロベルトにちょっかいをだしかねん。観念した様子で蒼鬼は言った。
蒼鬼「…解ったよ。そのかわり俺がやると疲れるからお前がやってくれ。」
茜「おぅ!まかせとけ!!」
蒼鬼は渋々ながらも袴を脱ぎ、立ち上がってみせた。
蒼鬼「んで、お前はこの棒を握って上下にさするんだ。」
茜「なるほど…これでいいのか?」
蒼鬼「ああ。いい感じだぜ。」
茜「なんか鞘から刀抜いてる感じがして面白いな!」
蒼鬼(本当はこんな雰囲気でするもんじゃないんだけどな…。)
茜「この棒すごい熱いな…。おっ?なんか出て来た。ネバネバするなぁ…これが小種か?」

444:小鬼武者
06/08/12 16:30:59 sePcU0Yl
蒼鬼「それは後少しで小種が出るって印だ。あともうちょっとで出るぜ。」
茜「本当か!?なんかワクワクしてきたぜ!!」
蒼鬼「お、おい!!そんなに激しくさすったら…。」

もうまずい!出そうだ!!

と、その時、

お初「秀康、十兵衛ちゃん。朝ご飯が出来…た…」
蒼鬼「うっ!!?お、お初!!??」
その時、体が緊張し、絶頂を迎えてしまった。
茜「う、うわっ!!?熱っ!!か、顔にかかっちまった!!!」
蒼鬼も久しぶりの事でその量は普段より多く、茜の髪、頬、更には唇までを汚していった。
茜「うわ~…。顔中ベタベタだぁ…。これが小種かぁ。なんか白くて小さい泡が沢山あるなぁ…」

445:小鬼武者
06/08/12 16:40:40 sePcU0Yl
お初「…秀康…これは…??え…?」
お初も自体が飲み込めずただ混乱するばかりだった。
蒼鬼「いやお初よく聞いてくれこれはあの小刀が鬼武者の証で子作りが教えててその…」
最早先程の茜と同じ状態になっていて説明が全く出来なくなっていた。
お初「あ、あのロベルトの薬草摘んでくるからちょっと先に御飯食べててね!」

蒼鬼「いや違うんだお初!!これは十兵衛が…」
茜「アオ兄~なんだこれ~!!すっげぇ苦いじゃないか~!!匂いも取れねぇよ~!!」
もう事態の収拾がつかずにただ蒼鬼は立ち尽くしていた…。

蒼鬼「…終わった…もう全部終わった…」

446:小鬼武者
06/08/12 16:41:57 sePcU0Yl
以上、駄文すいませんでした。携帯からだったんで細かくなってしまって読みづらくなってしまいました…。

447:名無しさん@ピンキー
06/08/13 10:32:56 tktW+cMz
キターーー!茜の無知さが萌える(*´Д`*)ハァハァ

 蒼鬼カワイソスww

448:名無しさん@ピンキー
06/08/14 01:46:23 7NjOOAy6
>>446
GJ!!久しぶりに茜タンに萌えたよ~(*´Д`*)

449:名無しさん@ピンキー
06/08/15 15:30:09 Ak0xNN0i
gj!!なんか蒼鬼笑えるw

450:名無しさん@ピンキー
06/08/16 01:41:42 kg+ePIuE
た~の~む~よww

451:426
06/08/17 01:04:10 FUSpzeA7
凄くお待たせしてごめん。やっと前半部分が書けた…orzでも、なんか変な感じ。文章力ないんだなぁ…って思って更に鬱。
えっと、設定的には
蒼鬼:高2
十兵衛:中2くらいで。
で、2人は幼なじみで家が隣で、恋人同士となんか典型的な幼なじみ。笑
なんか、話的には前半~真ん中辺りがちょっとシリアスかも。そんなんでも、楽しんで貰えると嬉しいよ。
今出来てるとこから後は、出来次第載せるね。
んじゃ、次から行きまーす。

>>436-445
萌えさせてもらったよ。ありがとう!!

452:426
06/08/17 01:05:44 FUSpzeA7
「…く………ん、ぅ…」
目の前で曝される、痴態。
「気持ち良いのか?」
呼び掛ける声は、普段の自分のそれとはまるで違う程低く聞こえた。
「ゃ…違っ……あ、ぁ…」
本人は精一杯否定しているつもりだろうが、桜色に染まる肌と、蜜を滴らすソコを見るだけで、それは只の虚勢に過ぎないとわかる。
「ゃ……こんなの、ヤだよぉっ…」
何度この言葉を聞いた事か。
それでも止めない。止められない。
理性が、効かない。





いけないものを見てしまった。

付き合い始めて半年。出会ったのはガキの頃。
惚れたのは、…何時からだったか。
昔からの付き合いだったからか、未だに付き合っているという実感がない。
それでも、コイツを好きだという気持ちに嘘はない。それは十兵衛も同じだろうと、なんとなくではあるが確信している。

453:426
06/08/17 01:07:24 FUSpzeA7
勿論、俺にだって欲というものがある。一般的にいう、性欲というものも勿論持ち合わせている。
でも今は、十兵衛を抱こうとは思わない。そういう行為は、俺が学を学び、きちんと就職し、食わしていけるようになってからする事と思っているからだ。
周りの奴は、それを「古臭い」と笑う。確かに、今の時世ならそれは何十年も前の考え方だろう。
単に「周りが経験しているから」とか、「快楽に溺れたいから」等という安直な理由でセックスをするのは、猿と同じだというのが、俺の考えだ。
なにより、『十兵衛を大切にしたい』という思いが1番にある。
例えそれが、恋仲は恋仲でも友達のような関係が良いという、俺の自己満足な願いだったとしても。
それでも、多少なりとも欲に負けてしまうこともあって。
そんな時は、十兵衛の事を考えながら、己の欲を沈めるのだ。
という訳で、十兵衛とは、未だにキスは愚か、手も繋いでいない。


しかし、そんな思いも崩れてしまった。

退屈な学校が終わり、十兵衛が通う学校へと足を運ぶ。
俺の学校と十兵衛の学校は、さほど距離があるわけでもなく、ほんの10分も歩けば着いてしまう。
校門前。そこが、俺達の待ち合わせ場所だ。
そこで待ち合わせ、街へ行くなり家へ帰るなりしている。

454:426
06/08/17 01:08:13 FUSpzeA7
コンビニに入り、ひんやりとした空気の中、雑誌コーナーへと足を運ぶ。そこからなら、窓が硝子張りになっている為に十兵衛が出て来たらすぐに顔を合わせることが出来るからだ。
適当に雑誌を選び、ぱらぱらと読む。どれもこれも低俗な物ばかりだ。小さく溜息をついて、窓の外を見る。すると、校門の前で立っている十兵衛が目に入った。
「なんだ、もういたのか」
小さく呟いて、雑誌を閉じる。すると、十兵衛は自分の横にいた男の体を叩き、俺の事を指差しながら嬉しそうに何かを話していた。
声は聞こえないものの、自分以外の男と話している十兵衛を見ただけでムカムカする。
いつから、こんなにガキっぽい感情が生まれたんだろうか。

その時だった。
男が、十兵衛と同じ視線になるように屈む。十兵衛が、なんだ?というように、首を傾けて不思議そうに男を見る。当然、俺の視線も男から離れなくなる。
男は十兵衛の顎を指で挟み、自らの首を傾けると、俺の方からは見えないように顔を重ね合わせた。

何があったのか、わからなかった。

思考が停止する。
あの角度では、何をしているかが明らかだった。
俺がしたくても、出来なかった事。
十兵衛を大事にしたいという、思い。
それが、1人の男の勝手な行動で崩されてしまった。
「………くそッ!!」
突然の事だったせいで、未だに思考が纏まらない。
近くにある雑誌を蹴りあげたい気持ちを必死に押さえてコンビニを出た。

455:426
06/08/17 01:24:04 FUSpzeA7
校門に目を移すと既に男はいなくて、十兵衛だけが立ちすくんでいた。
一見見れば普段とは何も変わって見えないものの、ほんのりと赤くなっている頬はさらに俺を苛立たせた。
「おい」
小さく、それでいて低い声で十兵衛に声をかける。
その声に気付いたのか、俺ににっこりと笑いかけてくる。それが嬉しいはずなのに、今は何故か、笑い返す事が出来なかった。
「おぉ、アオ兄ィ!なんだよー、もう来てたなら早く来てくれれば良かっ「今の、誰だ」
言葉を遮り、静かに問う。
腹の中は煮え繰り返っているのに、どうしてこんなにも冷静でいられるのか、不思議だった。…否、こんなのは、“ふり”に過ぎないのだろうが。
「え?…あぁ、友達!そうそうそう、友達なんだ!」
明らかに取って付けた様な答えが、余計に俺を煽った。
『ただの友達が、キスをするのか?』
大声で叫び、出来る事ならばあの男を殴りたかった。殴っても殴り足りない程、十兵衛の唇に触れたあの男の唇が切れて腫れ上がるまで、殴り倒したかった。
だから、俺は十兵衛の体を何も言わず抱き上げて、自分の家を目指して走った。
頭の上から驚きと不満の声があがっても、何も言わないまま。

456:名無しさん@ピンキー
06/08/18 11:48:56 JpDvA25n
>>451 
    現 代 パ ロ 待 っ て た ぞ !

むちゃくちゃ先が気になるんですが。続きをどうか・・・

457:名無しさん@ピンキー
06/08/18 23:48:14 bnibjcbV
ワクワクテカテカ

458:426
06/08/19 00:53:53 50kjxm4z
>>456
>>457
楽しんで貰えてるみたいで嬉しいよ。ありがとね。
また長くなっちゃったけど、次回からエチ部分が入る…はず。
じゃ、これからまた続き貼ります。

459:426
06/08/19 00:55:18 50kjxm4z
学校からさほど離れていない、人通りの少ない住宅街。そこが、俺達の家のある場所だ。
十兵衞を抱き抱えたまま、家までの道を行く。自分の家が見えてくると同時に歩調が速くなり、扉を荒々しく開けて家に入る。
駆け足で階段を昇る。振動がいくのか、十兵衞が小さく悲鳴をあげている。
が、そんな事を気に出来るほど、俺は落ち着いていなかった。
自分の部屋の前に立ち、荒々しく扉を開ける。それと同時に、俵を担ぐように肩に抱き抱えていた十兵衞をベッドへと放った。
「あいたっ!何すんだよ、アオ兄ィ!!」
不満を更に濃くして、俺を睨むように見る。そんな視線を浴びせられても、今の俺には何も感じるものはなかった。
ただ、あるのは怒りと憤り。真っ黒な気持ち。
投げ掛けられる不満等ものともせず、自分からベッドに飛び込み、十兵衞の両腕をがっちりと掴む。
その行動が何を意味するのかわからなかったのだろう、相手の瞳から不満や少しの怒りが消えた。代わりに沸き上がったのは、小さな疑問。
「…アオ兄ィ、なんで怒ってんの?」
俺が普段とは違う事にやっと気付いたらしい十兵衞は、そう問いた。
だから、俺は言った。
「キス、されたか?」
聞いてから、今更何を、と思った。
俺は普段から、自分の目で見た物が正しいと思っている。百聞は一見に如かずとは、まさに俺のような事を言うのだろう。
だから、さっき見た事は現実であり、真実なのだ。自分が普段から信じて違わない事を、俺は今、自ら否定しようとしていた。
そこまでしてでも俺が欲しい言葉は、一つだけだったのだ。
ぎり、と腕を掴む力を強める。まるで、俺の欲している言葉を言え、と強要するように。

460:426
06/08/19 00:57:36 50kjxm4z
しかし、現実は無慈悲だった。
俺の言葉を聞いて、だんだんと十兵衞の頬が朱に染まり始める。それが、答えだった。
――愕然とした。
そんな訳無いだろ、と言って欲しかった。ばかだなぁ、アオ兄ィは、と。
あの男が十兵衞に口付けた事は、間違いではなかったのだ。
途端に、腹の底から渦巻いていたどす黒い感情が俺を包んだ。
その矛先は、男にでは無く、十兵衞に向いた。
何故拒まなかったのだ、と。
お前はあの男にどうして隙を見せた、と。
理不尽な意見だとはわかっていた。拒まなかったのではない。突然の事故、拒めなかったのだ。そんな事はわかっている。
それでも、吐き出さなくては治まらなかった。
ぎり、と奥歯を噛み締める。
顔が歪んだ事に怯えたのか、十兵衞は俺に不安げな視線を送った。
今は、それすらが演技に見えた。普段は活発な十兵衞が時折見せるか弱さ。それは、男を騙す武器なのだ、と。
俺は、長い間それに躍らされていた、くだらない男に過ぎないのだ、と。

461:426
06/08/19 00:58:41 50kjxm4z
そう思った刹那、俺の手は十兵衞の腕を離していた。
十兵衞の腕に、俺の手の痕がくっきりと残っていた。
相手が開放感に溜息を吐いたのも束の間、俺は制服のネクタイを引き抜き、十兵衞の腕に巻いた。
素早い行動に呆気に取られてしまったのか、十兵衞は成すがままだった。
ネクタイの端を、ベッドに結ぶ。これで、腕を使う事が出来ないだろう。そう思っただけで、ふ、と自然に笑みが浮かんだ。
そこには、普段から生意気な十兵衞を、屈服させる良い機会だと思う自分がいた。
勿論、十兵衞のその生意気で勝ち気な口ぶりや行動は、照れ隠しであったりする事等はわかっていた。同世代特有の、恋人同士の間で起こる、擽ったいような気持ち。相手の事が好きだからこそ起こり得る、優しい感情。
それまでもが、巧みな演技なのだ、と思い認識する自分がいた。
こんな感情を持つ自分は、俺自身知らなかった。
自分は、周りよりも好きな人間の事を考えられると思っていた。
何があっても、十兵衞を好きでいられる、と。
周りの環境に流されて人と付き合うというような愚かな事はしない、と。心から好きな奴とだけ付き合い。そして、相手に触れたい、と。
それがどうだ。自分の考えを覆されれば、暴走する。相手を信頼しなくなる。好意を、忘れる。
所詮、自分は井の中の蛙だったのだ。流行りの歌手が軽々しく口ずさむような愛情程度しか、好きな相手に向けていなかったのだ。
自己嫌悪の感情が、爆発した。
更に強く奥歯を噛み締める。視線をおろおろと様々なところへ動かしながら、十兵衞が俺を見つめている。
――汚してしまおう、と思った。
今の俺から見れば、不可抗力とはいえ、他の男の体に触れたコイツは既に汚れたも同然だった。
なら、更に汚してしまえば良い。そう思った。
黒は他の色に染まらない。どんな色が混じっても、黒であり続ける。
それならいっそ、黒をもっと深くしてしまえば良いのだ。
この手で、十兵衞を汚すと決めた。
それは自分の都合の良い解釈だ。十兵衞を信じろ。今すぐ戒めを解け。そう叫んだのは、きっと俺の声ではない。言い聞かせるように、繰り返し頭の中で呟いた。
ふぅ、と息を吐く。それを見て、アオ、と十兵衞の唇が動いた。
名前なんて、呼ばせない。今の俺は、十兵衞が知っている俺では無いのだ。
せめて普段から十兵衞が良く言っている、『優しくて恰好良い』という印象の俺のままで汚してやるのが最良だ。
十兵衞の胸元に手をかける。セーラー服の胸で呼吸に合わせて揺れるリボンの下に手をつけると、そのまま薄い布地を引き裂いた。
ビリビリという音が、やたらに耳に心地良かった。
「…………は?」
ぽかんとした十兵衞の顔と、その場に似合わない間抜けな声は、俺の知っている柳生十兵衞茜そのものだった。

462:426
06/08/19 01:03:24 50kjxm4z
そう思った刹那、俺の手は十兵衞の腕を離していた。
十兵衞の腕に、俺の手の痕がくっきりと残っていた。
相手が開放感に溜息を吐いたのも束の間、俺は制服のネクタイを引き抜き、十兵衞の腕に巻いた。
素早い行動に呆気に取られてしまったのか、十兵衞は成すがままだった。
ネクタイの端を、ベッドに結ぶ。これで、腕を使う事が出来ないだろう。そう思っただけで、ふ、と自然に笑みが浮かんだ。
そこには、普段から生意気な十兵衞を、屈服させる良い機会だと思う自分がいた。
勿論、十兵衞のその生意気で勝ち気な口ぶりや行動は、照れ隠しであったりする事等はわかっていた。同世代特有の、恋人同士の間で起こる、擽ったいような気持ち。相手の事が好きだからこそ起こり得る、優しい感情。
それまでもが、巧みな演技なのだ、と思い認識する自分がいた。
こんな感情を持つ自分は、俺自身知らなかった。
自分は、周りよりも好きな人間の事を考えられると思っていた。
何があっても、十兵衞を好きでいられる、と。
周りの環境に流されて人と付き合うというような愚かな事はしない、と。心から好きな奴とだけ付き合い。そして、相手に触れたい、と。
それがどうだ。自分の考えを覆されれば、暴走する。相手を信頼しなくなる。好意を、忘れる。
所詮、自分は井の中の蛙だったのだ。流行りの歌手が軽々しく口ずさむような愛情程度しか、好きな相手に向けていなかったのだ。
自己嫌悪の感情が、爆発した。
更に強く奥歯を噛み締める。視線をおろおろと様々なところへ動かしながら、十兵衞が俺を見つめている。
――汚してしまおう、と思った。
今の俺から見れば、不可抗力とはいえ、他の男の体に触れたコイツは既に汚れたも同然だった。
なら、更に汚してしまえば良い。そう思った。
黒は他の色に染まらない。どんな色が混じっても、黒であり続ける。
それならいっそ、黒をもっと深くしてしまえば良いのだ。
この手で、十兵衞を汚すと決めた。
それは自分の都合の良い解釈だ。十兵衞を信じろ。今すぐ戒めを解け。そう叫んだのは、きっと俺の声ではない。言い聞かせるように、繰り返し頭の中で呟いた。
ふぅ、と息を吐く。それを見て、アオ、と十兵衞の唇が動いた。
名前なんて、呼ばせない。今の俺は、十兵衞が知っている俺では無いのだ。
せめて普段から十兵衞が良く言っている、『優しくて恰好良い』という印象の俺のままで汚してやるのが最良だ。
十兵衞の胸元に手をかける。セーラー服の胸で呼吸に合わせて揺れるリボンの下に手をつけると、そのまま薄い布地を引き裂いた。
ビリビリという音が、やたらに耳に心地良かった。
「…………は?」
ぽかんとした十兵衞の顔と、その場に似合わない間抜けな声は、俺の知っている柳生十兵衞茜そのものだった。

463:426
06/08/19 01:08:12 50kjxm4z
うわ、同じ文続けて連投しちゃった…(´・ω・)ゴメンヨ

464:名無しさん@ピンキー
06/08/19 10:07:59 lz7rKRH8
続き待ってます ハァハァ

465:名無しさん@ピンキー
06/08/19 22:59:05 TPUUNGSn
続きまだですか。楽しみです

466:PSPで頑張る男
06/08/19 23:27:47 TPUUNGSn
こんなの考えちゃいました

時期は左近を倒して船で目的地に向かっているころです。
茜が海上に浮かんでる薬品入りの瓶を飲んでしまって、3日間、お初に負けない体になってしまいます。
旅によってガマンしていた性欲の飢えた男3人が黙っているはずはない。
茜(の体)をめぐって男3人がバトルロワイアルをする、という話です。
このシリアス(?)な話が終わったら書き込んでいいですか?

467:名無しさん@ピンキー
06/08/19 23:51:05 lz7rKRH8
おねがいします

468:名無しさん@ピンキー
06/08/20 15:38:32 22+oBsST
ム リ ヤ リ ネ タ で す か

続きを待ってます・・・・・。

469:名無しさん@ピンキー
06/08/21 10:20:45 g2v3o8Wf
現代パロの続き待ってます

470:名無しさん@ピンキー
06/08/21 15:00:21 Zkl4ADyx
ゴーガンダンテスのエロパロキボン

471:名無しさん@ピンキー
06/08/21 21:22:32 g2v3o8Wf
ダンテスは難しいんじゃ・・・


472:名無しさん@ピンキー
06/08/21 21:23:36 g2v3o8Wf
それより続きキボン


473:426
06/08/22 09:55:58 PyCbovsb
暫く投下してなくてスマソ。少し忙しい今日この頃…。
でも、今日辺りからまた出来る筈だから、待っててくれると嬉しいな。

>>466
是非お願いします。
自分が遅いから、中々投下出来ないかな?ごめんね、なるべく早く終わらすから。

474:名無しさん@ピンキー
06/08/22 14:31:33 3l/S3Phm
楽しみにしてます

475:名無しさん@ピンキー
06/08/22 17:51:07 Qy/jwX6r
>>470
ダンテス×初代十兵衛か。 まさに 阿 鼻 叫 喚

>>473
投下待ってるぜええぇ

476:名無しさん@ピンキー
06/08/24 16:47:31 6iKr7mTv
1~3と通してプレイしてきて、最近になって新を始めたら萌え萌え路線でびっくりしたww
十兵衛可愛いよ十兵衛w

477:PSP
06/08/26 20:36:21 eDR5kMIT
473さん 続き楽しみに待ってるよ。急がず焦らずに頑張って下さい。

478:名無しさん@ピンキー
06/08/27 08:47:30 ICMXZRMz
鬼武者eroart URLリンク(pksp.jp)

479:pokm pakl palepoli
06/08/27 08:50:06 ICMXZRMz
URLリンク(www2.ocn.ne.jp)

480:名無しさん@ピンキー
06/08/28 01:02:00 TNBYGaDI
>>478
GJGJGJ!
十兵衛のエロ画初めて見たかも

481:名無しさん@ピンキー
06/08/28 04:55:35 M75ueAbq
あこ無いの?

482:名無しさん@ピンキー
06/08/28 21:31:32 4SQ3QTQz
あるよ

483:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:44:14 mqH2YaGa
URLリンク(www.deviantart.com)

484:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:46:47 mqH2YaGa
URLリンク(fapomatic.com) 鬼武者eroart 18

485:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:49:07 mqH2YaGa
URLリンク(fapomatic.com) 鬼武者eroart 18
URLリンク(fapomatic.com)

486:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:52:49 mqH2YaGa
URLリンク(fapomatic.com) 鬼武者eroart 18

487:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:53:21 mqH2YaGa
URLリンク(fapomatic.com)

488:名無しさん@ピンキー
06/08/29 10:58:07 mqH2YaGa
URLリンク(fapomatic.com)
URLリンク(fapomatic.com)
URLリンク(fapomatic.com)
URLリンク(fapomatic.com)
URLリンク(fapomatic.com)


489:名無しさん@ピンキー
06/08/29 11:01:25 mqH2YaGa
URLリンク(img9.imagevenue.com)
鬼武者eroart 18 URLリンク(img14.imagevenue.com)
URLリンク(img148.imagevenue.com)
URLリンク(img148.imagevenue.com)


490:名無しさん@ピンキー
06/08/29 11:03:43 mqH2YaGa
鬼武者eroart 18
URLリンク(img46.imagevenue.com)

491:名無しさん@ピンキー
06/08/29 11:05:54 mqH2YaGa
URLリンク(www.deviantart.com)
鬼武者xgenjieroart 18

492:名無しさん@ピンキー
06/09/04 14:31:36 csLizjy9
ほしゅ

493:名無しさん@ピンキー
06/09/06 21:27:38 s66Lli6v
保守

494:名無しさん@ピンキー
06/09/07 21:48:31 9AZB/ZEB
エロパロ師が帰って来ないな・・・ほしゅ

495:oloooo
06/09/10 15:30:05 YQX8j5lN
[url=URLリンク(fapomatic.com)

496:名無しさん@ピンキー
06/09/10 20:26:41 Hd7lgzib
続きマジで頼むよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

497:名無しさん@ピンキー
06/09/13 23:20:27 0Btqu5JP
保守

498:名無しさん@ピンキー
06/09/14 11:45:24 inyO8fo9
URLリンク(eg.nttpub.co.jp) ?''


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