鬼武者・新鬼武者でエロパロat EROPARO
鬼武者・新鬼武者でエロパロ - 暇つぶし2ch31:名無しさん@ピンキー
06/02/04 00:00:46 NRM0NAPy
なんかね、ああいう重いの書くと腹にどっかりもたれるので
つい今度は別方向に全速力で突っ走る。公式風呂萌えハアハア(;´Д`)
注意。
本番とか全然ない。本番とか全然ないのに長い。
「女としての自覚がねえのか」
>>28>>29ごめんね180度違う話でごめんねJ( 'ー`)し
あとこの時代の風呂は普通蒸し風呂。


 この辺り一体の宿場は湯治場も兼ねており、今宵秀康らが求めた宿も
温泉が売りで、源泉からのかけ流しという贅沢な風呂を味わえる、
というのが呼び込み文句の一つだった。
 別に温泉に惹かれた訳でもないのだが、風呂釜で薪を焚く必要がないので、
夜半でも自由に内湯を楽しめるとの説明を聞き、茜が歓声を上げた。
「アオ兄ぃ、オレが背中流してやるよ」
 茜のそんな台詞も、喜ぶ彼女の軽口の一つだと適当にいなした秀康だったが、
その後とんでもない事態に遭遇する羽目になる。
 その夜、秀康は一人旅籠自慢の檜の湯船に浸かっていた。
 朦々と真っ白な湯気が湯殿一杯に広がっている。道中、幻魔との
闘いで受けた傷も、この湯に浸かれば多少は治りが早まるだろうか。
 新しい肉が盛り上がって、治りかかっている二の腕の傷にばしゃりと湯を掛ける。
 大きく取られた明かり取り用の格子組の向こうには、
見事な満月が掛かっていた。
 過酷な道中だ。たまにはこんなゆっくりとした時間を味わうのも
悪くない――――。
 秀康はちゃっかりお勝手から湯殿に持ち込んだ盆の上の銚子を傾け、
盃に並々と酒を注ぎ、ぐっとひと息に呷った。
 丁度その時、がらら、と湯殿の引き戸の開く音がした。自分と同じように
夜の風呂を楽しみに来た奇特な客だろうか。一人で広い風呂を
満喫したかったんだろうが、生憎俺という先客が・・・
「おーいアオ兄ぃー居るかあー?」
 ぶぼはっ。
 秀康は盛大に吹いた。
「じゅ、十兵衛ぇ!?」
 慌てて口から吹き出した酒を手の甲で拭い・・・尾篭な話だが
鼻からもちょっと出た・・・秀康は動転しまくった声を上げた。
「あー居た居た。どこだ、湯船か?こう湯気が立ってちゃなんにも見えねえよ」
 茜の声とともに、ぺたぺたと軽い足音が湯殿に響く。
「ちょーっと待て待て待てえ!!おまっ、お前、ここ・・・男湯だぞ!?」
「アオ兄、オレを馬鹿にすんなよ・・・?暖簾の字くらい読めらい!」
 じゃあ尚更なんで入って来るんだよ!!
 うら若い乙女が入浴の最中を覗かれたような有様で青くなったり
赤くなったりしながら秀康はおたおたと湯船を右往左往し、檜の縁に無駄に波を立てた。


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