06/02/19 19:00:09 AGXvlMSa
>>330
アデュー達が邪竜族を打ち倒してからはや半年。アデュー、パッフィー、
サルトビ、イズミの四人はいまだアースティアを旅して回っていた。別れを
惜しむ気持ちの大きさが、この旅をささえているのかも知れない。
アデュー＝ウォルサムは真夜中のバルコニーでちょっとした物思いに
沈んでいた。ふう、とため息をつくアデューの横顔には若干の疲れの
ようなものが浮かんでいる。あれから剣術の腕前、リューの乗り手としての
腕前いずれも大きく成長を果たした彼に疲労を浮かばせる原因とは･･･
ふと、風の揺れるのを感じて後ろを振り返ると、僅かに彼は顔を
ゆがませてしまう。そこにいたのは、美しいパフリシアの姫君だった。
目を潤ませ、年齢の割りに大いに発育した身体を見せられると、
男ならば誰でも欲情してしまうだろう。パッフィーはアデューに優しく
身体を寄せる。
「パ･･･パッフィー？･･･あの、どうかしたのか？」
「アデュー･･･その･･･」
瞳をうるうるさせて上目遣いに、豊満な身体をよじらせるように
する。アデューはその仕草に厭な予感が当たったことを確信した。
「パ･･･パッフィー？･･･そ、その、今日は疲れているから･･･」
そう慌てて言うと、パッフィーは、はっとした様子で顔を伏せる。
「え？･･･昨日もそんなことを仰ってました･･･ひょっとして、もう
飽きてしまわれたのですか･･･」
涙声でそういわれて、普通でいれる人間は中々居ない。慌ててアデューは
前言を撤回する。
「ち、違うよ･･･そんなわけないだろ？」
「では･･･今日もお相手してくれるのですね？」
そうして笑みを浮かべて返されると、もうアデューは言葉につまって
しまう。ここ最近彼を悩ませていたのは、恋人となったパッフィーとの
夜の営みのことだった。初夜以来、経験を重ねていった二人だったが、
パッフィーはその度に、貪欲に、そして淫らな本性を開放していった。
アデュー自体、パッフィーとのセックスは好きだし、その身体の
魅力も溺れるほどに知っているのだが、最近のパッフィーには流石に
身体がついていかない、というのが実情のようである。とはいっても、
「今日も、たっぷり愛してください･･･」
そう甘い声でねだられると、はしたなくモノを立たせてしまい、
結局行為に及んでしまうのであるが。
こうですか？わかりま(ry 続きは頼みます