10/12/20 02:25:02 5QL8+bd7
>>5
> ふんっ……
> (ボロボロに傷ついて泥にまで塗れた蜂怪人に向かって悠然と歩み寄る、鈍く黒い光沢を持つコンバットスーツ)
> (側にまで来ると目に当たる部分を赤く輝かせた無機質なデザインのフルフェイスヘルメットが、まるで何の興味もない…例えば
> 路上のゴミを見るかのように機械的な動作で相手を見下すと共に、低い男の声を発した)
>
> さんざん悪事を働いて人々を苦しめてきたバケモノが今度はこうやって見苦しく這いつくばっている…いい気分だな?
> だけど貴様らに苦しめられてきた人たちの痛みはこんなもんじゃなかったん…だっ!
> (片足足をゆっくりと上げたかと思うと次の瞬間、ハンマーのようにメタルブーツが怪人の腹の上に振り下ろされた)
> (そのまま相手をいたぶるように、踏みつけたままグリグリと踵を回して)
>
> 言っておくが今更謝ってもどうにもならないし、するつもりもないぞ?俺は面倒な手続きなしで貴様らを抹殺することを
> 許されている……すぐにあの世に送ってやる。せいぜい死の間際にだけでも自分の悪事を悔いて反省する事だ
> (再び女怪人の頭を掴んで、そのまま片手で体ごと持ち上げるように引き上げる)
> (男性から見れば魅力的な見事な形であろう乳房や陰部が晒されているにもかかわらず全く気にするそぶりもなく)
> (相手を持ち上げたまま、もう片方の手で青く輝く刃を生み出し、今にも女蜂怪人に止めをささんと振りかぶる)
>
> (この時…絶対的有利な体勢とボロボロに傷ついた敵、そして怪人を痛ぶった事による興奮と目の前の勝利への安堵で)
> (完全に油断しきって警戒心はあってないようなものになってしまっていた)