10/12/28 23:03:44 7DGPOSJE
はっ!?
(冷静さを欠いた。そう気づいたときには手遅れで)
(鎧ごと地面に倒れ付し、持っていた斧も奪われた)
くっ、この……!
(力任せにエステルを跳ね飛ばそうとする)
(自分の体力ならできるはず、なのだが)
認める、だと……? 何も認めることなんて無い!
私は私、お前ら淫魔を狩る狩人! それ以外のなんでもないんだ!
(月を思わせる銀色の目でエステルを見る)
(睨みつけるには、至らなかった。母が死んだ今となっては、
しがらみらしいしがらみもなくなっている)
(憎しみに裏打ちされたハンターの活動も、認めてくれる人は居ない)
(人間の何にこだわるのかと、自分の淫魔の部分が囁きかけてくるような気がして)
【淫魔同士でもできるんだし……心を折ってその気になれば、耐性を消して……
なんてのもアリかもよ?】