10/07/10 22:40:25 eLabXfBw
>>354
――ん……、はぁ……ふ、んぅ……っ、……!
(抗議しようと口をひらいても、舌を絡め取られて、唇を奪われてしまう。
しゃぶられ、舐められ、絡み合い、濡れて―唇の端から零れた唾液が口元を濡らして、
彼女はそれを見つけると、いつもより小さな指先でそっと彼の口元をぬぐって、大きく息をつく)
っ、……はぁっ、あっ……そんなに、胸、触って……ッ、ぐにぐにってしてるのに、
下の方も指で、かきまぜられたら……ッ、…はぁ、……―んっ……太一朗さんのゆび、
上も下も、あたらしく、太一朗さんの指のかんかく―覚えて………ぁ、んっ……!
(息も絶え絶えに小さな声で言葉を紡ぐ。しかし、その言葉も徐々に途絶えがちになり、
彼の腕の中で悶えるその動きが徐々におおきくなって、背の中間くらいまで伸びた髪が揺れる)
(首筋に彼の吐息がかかるだけでもぞくっとしたものが背筋に走り、だんだんと体の力がぬける。
くったりと小さな体が彼の胸にあずけられて、彼の指の動きに従ってぴくぴくっと跳ね、甘い声をあげるだけ)
――ぁ……。
(腰のところに熱いそれが強く押し付けられると、恥ずかしそうに目を俯かせる)
(興奮してくれている、というのが嬉しい一方で恥ずかしい。
そして彼のそれをあてられただけで、下腹部がきゅんと疼いて彼の指をきゅっと咥えるのも―浅ましくて)
……限界、だから、どうしてほしいの―ですか?
(はあ、と大きく息をつきながら、彼の唇を指先でなぞって、潤んだ黒の瞳をむけた)