10/07/07 23:47:46 izKwmZ8X
>>292
あははっ、誰が年老いてるですってぇ?
――毒盛ってからそこらへんにブチ転がすぞ、ガキ。
(表情は変わらずに、ニコニコニヤニヤしたものではあったのだが声だけはドスが効いていた)
……ま、確かに死んじゃったらもとも子もないからそうねぇ。
正しいわぁ。……死んだらぜーんぶおしまいよぉ。辛いこともぉ、楽しいこともねぇ。
(つられるように窓の外を見る。それからゆっくりと腕時計に視線を戻して時間を確認して)
……あらあらぁ。良い趣味してて素直な性格だなんてぇ、褒めても何も出ないわよぉ?
(そう笑ってから向けられてくる真っすぐな瞳を見つめ返す)
(なるほど、あの子はどうせこういう目に弱いのねぇ、なんてそんなことを考えていたが、
しばらくは静かに彼の「質問」を聞いて――ふ、と唇を笑わせた)
「あたしがあの子を危惧する理由」が質問内容でいいのかしらぁ?
……あたしがあの子を危惧する理由は、あの子が『式持ち』だからよぉ。
うちの深凪にはねぇ、四つの武器が存在するわぁ。零、壱、弐、参―四つの式よぉ。
だから、あたしはあの子のことを危惧してる―で、いいかしらぁ。
それであの子が危ないことに足をつっこんでいると言われたら、深凪なんだからいつでもつっこんでるわよぉ。
(そういうと近くにあった伝票をすっととってから)
これ以上は機密事項だからぁ、少なくともあたしの口からは答えられないわぁ。
せいぜい、葵ちゃんのまわりの人間か、あたしじゃない深凪の人間に聞いて情報を集めることねぇ。
じゃあ、おねーさんそろそろお仕事の時間なのぉ。とおっても楽しかったわよぉ、郡くん?
(席をたつと、唇の端をつりあげて微笑してみせて)