10/07/07 19:25:42 9bdyL3FC
>>268
――ぬぁっ!?
(その予感を気にしないでいた彼には、回避することも叶わず、
その背中に抱きつかれ、前につんのめってしまう。)
(もちろん、予感に気を配っていたにしろ、音も気配も感じさせていなかったのだから、
どちらにしろ、彼女の『攻撃』からは逃げられなかっただろう)
いてて……な、何なんだ、一体!
……って、あ。ええと…朱羽さん、か?
(美貌もさることながら、衣装を着飾っている彼女の容姿に加え、あんな大声を出して
抱きつかれてしまえば、当然のことながら、周りの人々からの視線は注がれるわけで)
ちょ、ちょっと、離れてくれよっ! 恥ずかしいだろっ!
……つつ……、一体何だってんだよ?
いきなり飛び掛ってきてから……とってもビックリしたっての!
(そう抗議しながらも、この女性にはそんな言葉など通用しないだろうと思いつつ、苦渋の表情を浮かべる)